JPH1077754A - 建 具 - Google Patents

建 具

Info

Publication number
JPH1077754A
JPH1077754A JP24860196A JP24860196A JPH1077754A JP H1077754 A JPH1077754 A JP H1077754A JP 24860196 A JP24860196 A JP 24860196A JP 24860196 A JP24860196 A JP 24860196A JP H1077754 A JPH1077754 A JP H1077754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyhole
key
lock
synthetic resin
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24860196A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Hozumi
良一 穂積
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tostem Corp
Original Assignee
Tostem Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tostem Corp filed Critical Tostem Corp
Priority to JP24860196A priority Critical patent/JPH1077754A/ja
Publication of JPH1077754A publication Critical patent/JPH1077754A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鍵穴の位置を容易に見付けることができ、し
かも鍵穴案内部が鍵の接触で剥がれることがない建具を
提供する。 【解決手段】 戸体4に、鍵6を挿入して施解錠する鍵
穴7を有する錠8を設け、その鍵穴7の周囲に鍵穴7の
位置を知らせるための周辺部とは異色の合成樹脂製の鍵
穴案内部11を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の玄関等に設
けられるドアや引戸等の建具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の玄関等に設けられるド
ア、引戸等の建具においては、防犯のために、戸体に、
鍵を挿入して施解錠するための鍵穴を有する錠が設けら
れている。しかしながら、上記鍵穴は小さくて目立ちに
くいことから、特に夜間の暗闇では見付けにくいという
問題があった。
【0003】そこで、このような問題を解決するため
に、上記鍵穴の周囲に夜光塗料を塗布してなる錠が提案
されている(実開昭51−111489号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記錠
においては、鍵穴の周囲に鍵が接触したときに、夜光塗
料が剥がれやすく、耐久性が低いという不具合がある。
また、従来の建具においては、特に高齢者等の場合、昼
間の明るい時でも、鍵穴の位置を見付けにくいという欠
点があった。
【0005】そこで、本発明は、上記課題を解決すべく
なされたもので、その目的とするところは、鍵穴の位置
を容易に見付けることができ、しかも鍵穴案内部が鍵の
接触で剥がれることがない建具を提供することにある。
また、本発明の目的は、夜間でも容易に鍵穴を見付ける
ことができると共に、その鍵穴に鍵を容易に案内するこ
とができる建具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載の建具は、戸体に、鍵を挿
入して施解錠する鍵穴を有する錠を設け、その鍵穴の周
囲に鍵穴の位置を知らせるための周辺部とは異色の合成
樹脂製の鍵穴案内部を設けたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の建具は、戸体に、鍵を挿入
して施解錠するための鍵穴を有する錠を設け、その鍵穴
の周囲に鍵を鍵穴に案内する傾斜面を有し、夜光、蛍光
もしくは発光機能を備えた合成樹脂製の鍵穴案内部を設
けたことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の建具は、戸体に、鍵を挿入
して施解錠するための鍵穴を有する錠を設け、その鍵穴
の周囲に鍵を鍵穴に案内する傾斜面を有し、夜光顔料を
含む合成樹脂製の鍵穴案内部を設けたことを特徴とす
る。
【0009】
【実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添付図面
に基づいて詳述する。図1は本発明の実施の形態を示す
建具の屋外側正面図、図2は図1のA部拡大図、図3は
図2のB−B線断面図、図4は鍵穴案内部の斜視図、図
5は鍵の正面図である。
【0010】図1において、1は建具として例示した玄
関ドアである。このドア1は、建物の躯体に取付固定さ
れる方形枠状のドア枠2と、このドア枠2内にヒンジ3
を介して開閉可能に取付けられた戸体(ドア体)4とか
ら主に構成されている。上記ドア枠2は、上枠2a、下
枠2b及び左右の縦枠2c,2dにより方形に組立てら
れている。上記下枠2bは、床面から突出しないように
床内に埋設され、車椅子の通過が容易にできるように構
成されていてもよい。
【0011】上記戸体4には、これを開閉するための取
っ手5が設けられていると共に、図5に示すような鍵6
を挿入して施解錠するための鍵穴7を有する錠8が設け
られている。図示例の場合、上記錠8は、防犯機能を高
めるために、主錠8aおよび補助錠8bからなる二重ロ
ック構成になっているが、一重ロック構成であっても、
三重以上のロック構成であってもよい。この場合、主錠
8aおよび補助錠8bは、同一の鍵で施解錠される同一
構造になっているが、別の鍵で施解錠されるように構成
されていてもよい。
【0012】上記錠8は、戸体4の表面に露出して設け
られる錠台座9を有しており、図2ないし図3に示すよ
うに、上記鍵穴7を有するシリンダ部10の端部が上記
錠台座9より突出している。そして、上記鍵穴7の周囲
には、この鍵穴7の位置を知らせるための鍵穴案内部1
1が設けられている。この鍵穴案内部11は、夜光顔料
を含む合成樹脂により形成されており、昼間の明るいと
きには周辺部(例えば錠台座9)の色(例えば金属色)
とは異色(例えば白色)であることにより、夜間の暗い
ときには例えば緑色に発光することにより、鍵穴7の位
置を案内表示するようになっている。
【0013】また、上記鍵穴案内部11は、図4にも示
すように、鍵6を鍵穴7に案内する傾斜面12を有し、
すり鉢状に形成されている。上記鍵穴案内部11は、上
記シリンダ部10の端部とほぼ同じ径の円形に形成され
ており、シリンダ部10の端部に円筒状の取付金具13
を介して取付けられている。上記鍵穴案内部11の中央
部には、鍵穴7を露出させ、鍵6の回転を許容する開口
部14が形成されており、この開口部14から表面側の
周縁部に向って漸次拡径した傾斜面12を有するすり鉢
状に形成されている。
【0014】なお、上記開口部14の周縁部と傾斜面1
2との間には、平坦部が形成されていてもよい。また、
上記錠8のサムターン摘み、鍵6および鍵穴7、鍵穴案
内部11等は、高齢者等に扱いやすいように大きく形成
されていることが好ましい。更に、鍵6は、鍵穴7への
挿入時における表裏の方向性がないよう、すなわち表裏
何れの向きでも鍵穴7に挿入できるように対称に形成さ
れていることが好ましい。
【0015】以上の構成からなるドア1によれば、戸体
4に設けられた錠8の鍵穴7の周囲に鍵穴7の位置を知
らせるための夜光顔料を含む合成樹脂製の鍵穴案内部1
1が設けられている。この鍵穴案内部11は、昼間の明
るいときには周辺部(錠台座9)の色(例えば金属色)
とは異色(例えば白色)であることにより、また夜間の
暗いときには例えば緑色に発光することにより、鍵穴7
の位置を案内表示するため、高齢者等でも鍵穴7の位置
を容易に見付けることができる。
【0016】しかも、上記鍵穴案内部11は、合成樹脂
製であるため、夜光塗料と異なり、鍵6が接触しても剥
がることがなく、耐久性の向上が図れ、メンテナンスを
要しない。また、上記鍵穴案内部11は、鍵6を鍵穴7
に案内する傾斜面12を有するすり鉢状に形成されてい
るので、鍵6の先端部を傾斜面12に当てると、傾斜面
12によって鍵6の先端部が鍵穴7へ導かれ、鍵6を鍵
穴7に容易に案内して挿入することが可能となり、操作
性の向上が図れる。
【0017】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、本発明が適用される
建具としては、片開きドアに限られず、親子ドア、両開
きドア等であってもよく、また玄関ドアに限られず、勝
手口のドア、室内用のドア等であってもよい。また、ノ
ブに鍵穴を有するものであってもよい。更に、本発明が
適用される建具としては、引戸等であってもよい。
【0018】鍵穴案内部は、蛍光顔料を含む合成樹脂に
より形成されていてもよい。発光機能を備えた鍵穴案内
部としては、それ自体が発光するものに限られず、内部
に組込まれた電球もしくは発光素子から発する光を透過
するものも含まれる。また、蛍光機能を備えた鍵穴案内
部としては、それ自体が発光するものに限られず、反射
光で反射するものも含まれる。周辺部とは異色の鍵穴案
内部の色としては、周辺部の色以外の色、例えば赤、
黄、緑等であってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果が得られる。
【0020】(1)請求項1記載の建具によれば、戸体
に設けられた錠の鍵穴の周囲に鍵穴の位置を知らせるた
めの周辺部とは異色の合成樹脂製の鍵穴案内部を設けた
ので、高齢者等でも鍵穴の位置を容易に見付けることが
でき、しかも上記鍵穴案内部は合成樹脂製であるため、
鍵が接触しても剥がることがなく、耐久性の向上が図れ
る。
【0021】(2)請求項2記載の建具によれば、戸体
に設けられる錠の鍵穴の周囲に鍵を鍵穴に案内する傾斜
面を有し、夜光、蛍光もしくは発光機能を備えるか、ま
たは夜光顔料を含む合成樹脂製の鍵穴案内部を設けの
で、夜間でも容易に鍵穴を見付けることができると共
に、その鍵穴に鍵を容易に案内することができ、しかも
鍵穴案内部が鍵の接触で剥がれることがなく、耐久性の
向上が図れる。
【0022】請求項3記載の建具によれば、戸体に、鍵
を挿入して施解錠するための鍵穴を有する錠を設け、そ
の鍵穴の周囲に鍵を鍵穴に案内する傾斜面を有し、夜光
顔料を含む合成樹脂製の鍵穴案内部を設けたので、夜間
でも容易に鍵穴を見付けることができると共に、その鍵
穴に鍵を容易に案内することができ、しかも鍵穴案内部
が鍵の接触で剥がれることがなく、メンテナンスが不要
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す建具の屋外側正面図
である。
【図2】図1のA部拡大正面図である。
【図3】図2のB−B線断面図である。
【図4】鍵穴案内部の斜視図である。
【図5】鍵の正面図である。
【符号の説明】
4 戸体 6 鍵 7 鍵穴 8 錠 11 鍵穴案内部 12 傾斜面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸体に、鍵を挿入して施解錠する鍵穴を
    有する錠を設け、その鍵穴の周囲に鍵穴の位置を知らせ
    るための周辺部とは異色の合成樹脂製の鍵穴案内部を設
    けたことを特徴とする建具。
  2. 【請求項2】 戸体に、鍵を挿入して施解錠するための
    鍵穴を有する錠を設け、その鍵穴の周囲に鍵を鍵穴に案
    内する傾斜面を有し、夜光、蛍光もしくは発光機能を備
    えた合成樹脂製の鍵穴案内部を設けたことを特徴とする
    建具。
  3. 【請求項3】 戸体に、鍵を挿入して施解錠するための
    鍵穴を有する錠を設け、その鍵穴の周囲に鍵を鍵穴に案
    内する傾斜面を有し、夜光顔料または蛍光顔料を含む合
    成樹脂製の鍵穴案内部を設けたことを特徴とする建具。
JP24860196A 1996-08-31 1996-08-31 建 具 Pending JPH1077754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24860196A JPH1077754A (ja) 1996-08-31 1996-08-31 建 具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24860196A JPH1077754A (ja) 1996-08-31 1996-08-31 建 具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1077754A true JPH1077754A (ja) 1998-03-24

Family

ID=17180553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24860196A Pending JPH1077754A (ja) 1996-08-31 1996-08-31 建 具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1077754A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004124457A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Uchida Yoko Co Ltd デスクの錠装置
JP2007321405A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Alpha Corp 錠装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004124457A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Uchida Yoko Co Ltd デスクの錠装置
JP2007321405A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Alpha Corp 錠装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7248163B2 (en) Knob assembly with a lock and a status indicator
FR2739240B1 (fr) Combine radiotelephonique ayant une plaque frontale de verrouillage amovible permettant de revetir une pluralite d'aspects de telephone differents
USD435003S (en) Interior door panel for a vehicle
JPH1077754A (ja) 建 具
JP4827660B2 (ja) 表示錠およびそれを取り付けた扉
KR200259221Y1 (ko) 화재시 용이하게 열 수 있는 비상문
JPH1082219A (ja) 表示錠
CN219587376U (zh) 卫生间门锁扣组件
JP2001032581A (ja) ドアー錠の軸固定式二重ロック
JPH11101030A (ja) 取手付き扉
CN2298308Y (zh) 一种夜光锁
JPH10196172A (ja) 鍵孔シャッター付のキーガイド
JPH09195480A (ja) 玄関インテリジェントパネル
RU21061U1 (ru) Дверь
JP4596529B2 (ja) 施解錠表示装置
JPH11173030A (ja)
KR200227908Y1 (ko) 열차객실용 형광등 커버
JPS5815968Y2 (ja) 表示板照明装置
JP2012067528A (ja) 扉用錠装置
JPH0731823Y2 (ja) パチンコ機の前面金枠における外枠の上辺枠部の構造
JP2023045539A (ja) 玄関ドア照明装置
JPH09261808A (ja) 分電盤
JPH087025Y2 (ja) 室内の内視筒
JP2538114Y2 (ja) 照明装置
JP2002161630A (ja) 蓄光剤を施したタイル

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051129

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060711