JPH1076038A - ゴルファ用視線誘導装置、ヘッドピース、およびアイピース - Google Patents

ゴルファ用視線誘導装置、ヘッドピース、およびアイピース

Info

Publication number
JPH1076038A
JPH1076038A JP9922797A JP9922797A JPH1076038A JP H1076038 A JPH1076038 A JP H1076038A JP 9922797 A JP9922797 A JP 9922797A JP 9922797 A JP9922797 A JP 9922797A JP H1076038 A JPH1076038 A JP H1076038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guidance device
headpiece
edge
golfer
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9922797A
Other languages
English (en)
Inventor
A Noburusu Anthony
エー.ノブルス アンソニー
G Adams Michael
ジー.アダムス マイケル
H Noburusu Byrne
エイチ.ノブルス バーン
P Shuroodaa Thomas
ピー.シュローダー トーマス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INTEC PROD Inc
Original Assignee
INTEC PROD Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INTEC PROD Inc filed Critical INTEC PROD Inc
Publication of JPH1076038A publication Critical patent/JPH1076038A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Golf Clubs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストロークの間、ゴルファが終始ボールから
目を離さないようにさせるゴルファ用の視線誘導装置、
ヘッドピース、およびアイピースに関する。 【解決手段】 本装置はこれを着用するゴルファの視野
の一部を囲む見掛けフレームを画定することによってス
トロークの間、ゴルファがボールから目を離さないよう
に補助する。見掛けフレームの頂辺は例えば帽子のひさ
し、またはヘッドピース、アイピース等から成る別設の
上縁から成る上部部材によって形成され、見掛けフレー
ムの左右辺は帽子のひさしに取付けたアラインメントバ
ーまたは両側辺部材によって形成され、見掛けフレーム
の底辺はクロスバーまたは下縁部材によって形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスポーツマンの技倆
を上達させるスポーツ器具、具体的には技倆を上達させ
るゴルファのための視線誘導装置、ヘッドピース、およ
びアイピースに関する。ゴルフは普及の一途をたどって
いるスポーツである。ゴルフの主な魅力の1つはスコア
を伸ばす終わりのないチャレンジにある。事実、プロの
レベルにおいてさえ、パーフェクトラウンドをプレーす
ることは不可能に近い。
【0002】ゴルフがこのようにマスターし難いスポー
ツである第1の理由は、すぐれたゴルファであるために
ヘッド(ゴルファの頭部)と視線の間に高度の整合が要
求されることである。ヘッドと視線を有効に整合させる
にはゴルフストロークの間、終始、ゴルフボールから目
を離さないことが特に重要である。ところが、多くのゴ
ルファにとって“ボールから目を離すな”と口で指示す
るだけでは、ストロークが終わらないうちにヘッドアッ
プしたりヘッドを動かすという自然な傾向を克服するこ
とはできない。この傾向はゴルファの目をストロークの
終わらぬうちにボールから逸らせる種々の要因による。
例えば、ストローク時のゴルファの身体の動きがゴルフ
ァのヘッドを動かし、その結果、ゴルファの目をボール
から逸らさせ易い。さらにまた、ゴルファの多く、特に
ビギナーはクラブヘッドがボールと接触する前にフェア
ウェイを転がるボールを見る段階を想定してヘッドアッ
プする傾向がある。
【0003】従って、ストロークをほぼ終了するまでゴ
ルフボールから目を離さないようにゴルファを補助する
手段を提供することが望ましい。このような手段が比較
的軽量で、使用し易いことも望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はゴルフストロ
ークの間、ゴルファが終始“ボールから目を離さない”
ようにさせる視線誘導装置、ヘッドピース、およびアイ
ピースを提供することを課題とする。本発明による視線
誘導装置はこれを着用するゴルファの視野の一部を中心
に見掛けフレームを画定することによって、ゴルフボー
ルから目を離さないようにゴルファを補助する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の視線誘導装置を例えばゴルフ帽のようなヘ
ッドピースに取付ける。ヘッドピースは頭部係合部材、
前記頭部係合部材に取付けられて該部材から外方へ張出
すひさし、および前記ひさしから垂下し、使用時に着用
者の視野の一部を囲む見掛けフレームを画定するように
前記ひさしに取付けた視線誘導装置から成る。前記視線
誘導装置は前記ひさしに枢動自在に取付けたアラインメ
ントバー、および前記アラインメントバーに対して略直
角に前記アラインメントバーの1端に取付けたクロスバ
ーを含み、それにより前記見掛けフレームは着用者が視
線誘導装置から距離をへだてた場所に目の焦点を合せる
と前記ひさしによって形成される上方基準線と、前記ク
ロスバーによって形成される下方基準線と、前記アライ
ンメントバーによって形成される両側方基準線から成る
ことを特徴とする。前記アラインメントバーは三角形断
面を有して互いに斜角を挟んで交差する第1、第2及び
第3長手面を形成し、前記長手面のうちの2つの面がヘ
ッドピース着用者に見えることを特徴とする。ヘッドピ
ース着用者に見える前記2つの長手面は互いに異なる色
を有し、それにより着用者が着用者及び前記視線誘導装
置から距離をへだてた場所に目の焦点を合せると、色の
異なる両側方基準線が形成されることを特徴とする。
【0006】前記視線誘導装置は、第1側縁、前記第1
側縁と対向する第2側縁、および前記ひさしとは反対側
の底縁を含み、前記第1側縁、第2側縁、底縁及びひさ
しの組合わせによって前記見掛けフレームが画定され、
前記視線誘導装置を通って該視線誘導装置により枠取り
された着用者の視野部に至る視線が決定される構成であ
ってよい。
【0007】前記視線誘導装置は一部が前記ひさしの前
縁を越えて張出すように前記ひさしの上面に取付けた箱
体、操作することによって前記ひさしから垂下するよう
に前記箱体に枢動自在かつ往復動自在に取付けたアライ
ンメントバー、前記アラインメントバーに対して略直角
に該アラインメントバーの下端に取付けたクロスバー、
および前記箱体に対して前記アラインメントバーを枢動
させる手段を含んでよい。このアラインメントバーが三
角形断面を有して互いに斜角を挟んで交差する第1、第
2及び第3長手面を形成し、前記長手面のうちの2つの
面がヘッドピース着用者に見える構成であってよい。ヘ
ッドピース着用者に見える前記2つの長手面が互いに異
なる色を有し、それにより、着用者が視線誘導装置から
距離をへだてた場所に目の焦点を合せると色の異なる両
側基準線が形成される構成であってよい。前記クロスバ
ーはスリーブ、および前記クロスバーの長さを調節でき
るように前記スリーブ中に往復動自在に設けた第1及び
第2内側シャフトを含んでよい。
【0008】使用に際して、視線誘導装置がひさしと協
働して、ゴルファの顔の真正面における視野の一部を囲
む見掛けフレームを画定する。従って、ヘッドピースを
使用するゴルファは地上のゴルフボールを見つめ、スト
ロークの間、ゴルフボールを見掛けフレーム内に維持し
ようと試みることができる。こうしてゴルファはストロ
ークの間、終始“ボールから目を離さない”ように誘導
される。
【0009】本発明の視線誘導装置は通常の眼鏡または
サングラスと一体に形成するか、または併用することも
可能である。一態様では、眼鏡のレンズ上に左垂直部
材、右垂直部材及びクロス部材を溶着する。他の態様で
は、通常の眼鏡のレンズと嵌合するように構成したアー
ムレスフレームに視線誘導装置を取付ける。2本の垂直
部材と、垂直部材と直交する1本のクロス部材とをフレ
ームへ摺動自在に係合させる。垂直部材とクロス部材が
組合わされて見掛けフレームが画定され、該見掛けフレ
ームを利用することによって上述したのと同様に“ボー
ルから目を離さない”ようにゴルファを誘導することが
できる。
【0010】さらに他の実施態様においては、視線誘導
装置をゴーグルのように構成して使用者の頭部周りに取
付けることができる。ゴーグルの正面は長方形ボックス
の形状を呈し、ゴルフボールを囲む狭い視野を確定す
る。好ましい態様では、ボックスの底を枢動自在に取付
けることにより、チップショットやパットのようなプレ
ースメントストロークを行う時に視野をさらに狭めるこ
とができる。
【0011】より具体的には本発明によるアイピース
は、第1及び第2開口部を有し、第1視線が前記第1開
口部によって決定され、第2視線が第2開口部によって
決定されるように着用者の顔面の直ぐ前方に配置できる
透視部材、および第1開口部内に第1垂直不透明部材
が、そして第2開口部内に第2垂直不透明部材が配置さ
れるように前記第1及び第2開口部内にそれぞれ配置し
た第1及び第2不透明垂直部材から成ることを特徴とす
る。前記開口部内に前記垂直部材と直交するように配置
した不透明クロス部材を含んでよい。第1及び第2開口
部内にそれぞれ配置された第1及び第2透明レンズを更
に含み、前記第1及び第2垂直部材を前記第1及び第2
透明レンズ上にそれぞれ設け、前記クロス部材を前記第
1及び第2レンズ上に設けてよい。前記垂直部材が前記
透視部材と摺動自在に係合するのが好ましい。前記垂直
部材と直交するように前記開口部内に配置され、かつ摺
動自在に前記透視部材と係合する不透明クロスバーを更
に含んでよい。前記透視部材が眼鏡と係止可能であり、
眼鏡とスナップ式係止が可能なクリップを含むのが好ま
しい。
【0012】更に、本発明の他の態様によるゴルファ用
視線誘導装置は(A)上縁、右側縁、左側縁、及び枢動
自在に取付けた下縁を含み、前記上縁が見掛けフレーム
の頂辺を設定し、前記右側縁が見掛けフレームの右辺を
設定し、前記左側縁が見掛けフレームの左辺を設定し、
前記下縁が見掛けフレームの底辺を設定するように構成
されたフレームを有する箱体、および(B)前記箱体に
取付けられた2本の耳掛け部を含むことを特徴とする。
前記箱体のフレームが鼻当接部及び鼻形切欠き部を含む
のが好ましい。前記箱体のフレームは左眼用開口部及び
右眼用開口部を更に含んでよい。前記右側縁及び前記左
側縁に、本ゴルファ用視線誘導装置の使用者が着用する
眼鏡に嵌合するように寸法設定された突起を設けるのが
好ましい。
【0013】前記箱体の底部に歯を設け、前記左右側縁
に複数の孔を設け、前記底部を枢動自在に前記箱体に取
付け、前記歯が前記左右側縁にそれぞれ設けた別々の対
の孔と係合するように前記底部を枢動させることによっ
て調節できる構成であってよい。また、前記耳掛け部に
調整自在の紐を取付けるための長孔を設けてよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明はストロークの間、終始
“ボールから目を離さない”ようにゴルファを仕向ける
ように構成したゴルファのための技倆向上用視線誘導装
置に関する。本発明のゴルファ視線誘導装置をいくつか
の態様に基づいて以下に開示する。詳しくは以下に述べ
るように、本発明の視線誘導装置はこれを着用するゴル
ファの視野の一部を囲む見掛けフレームを画定すること
により、ストロークの間、終始ゴルフボールから目を離
さないようにゴルファを補助する。
【0015】図1には本発明の視線誘導装置を有するヘ
ッドピース10を示した。図示態様ではヘッドピースは
帽子であるが、他の形式のヘッドピース(例えば、バイ
ザー、キャップ、など)を使用してもよい。図示のよう
に、ヘッドピース10は軽量の頭部係合部材12及び前
記頭部係合部材に取付けられて外方へ張出す軽量のひさ
し14を含む。ひさし14は頭部係合部材12と一体に
形成してもよいし、帽子の分野で公知の他の手段を介し
て取付けてもよい。好ましくは、ひさし14を厚紙材ま
たは低コストのプラスチックで被覆した布で形成する。
【0016】頭部係合部材12は着用者の頭部と係合す
るように形成されている。好ましい態様では、頭部係合
部材12は調整自在の弾性ストラップである。ただし、
頭部係合部材として、帽子の分野で公知の他の構造を使
用してもよい。必要なら、頭部係合部材12の内面を
(図示しないが)汗取りバンドで被覆してもよい。図1
には本発明の視線誘導装置20をも示した。視線誘導装
置は使用中、ひさし14から外方へ張出させ、下方へ枢
動させてひさしから垂下させることができるように、ひ
さしの前縁24に近い位置で該ひさしの上面22に枢動
自在にかつ往復動自在に取付けられている。当業者には
明らかであると考えられるが、視線誘導装置はひさし1
4の上面にではなく、下面に取付けることもできる。図
1に示す態様例の場合、視線誘導装置は箱体26、細長
いアラインメントバー28、クロスバー30、及びひさ
しに対してアラインメントバーを回転させるためのピボ
ット手段32を含む。
【0017】箱体26は非使用時にアラインメントバー
28を収納する、一体形成された開放溝27を含む。箱
体の底面31及び該底面から直立する1対の側壁34,
36が箱体のほぼ全長に亘ってU字形断面を有する開放
溝を形成する。図1に示す態様例では箱体がその底面を
貫通するリベット37によってひさしに取付けられてい
る。ただし、視線誘導装置をひさしに取付けるのに公知
の他の固定手段(例えば、接着剤、ベルクロ(商標名)
ファスナ、など)を使用してもよい。箱体26はその一
部がひさし14の前縁24を越えて張出すようにひさし
に取付ける。箱体の底面31は使用中、アラインメント
バーを回転させてひさしから垂下させることができるよ
うにひさしの前縁から張出していない。必要ならば、視
線誘導装置が引込み位置になる非使用時にクロスバー3
0を収納するための小さい弧状切欠き35を各側壁3
4,36の前端に形成してよい。
【0018】好ましい態様では、図1(a)及び(b)
から明らかなように、アラインメントバー28は上端4
4から下端部材46に至るほぼ全長に亘って三角形の横
断面を有する。アラインメントバーは第1、第2及び第
3の長手面38,40,42を有する。アラインメント
バーの長手面のそれぞれは他の長手面と互いに斜角を挟
んで交差する。第1長手面38と第2長手面40との間
の頂縁を、視線誘導装置の使用者を指すように整列させ
る。第1長手面38は使用者の左眼だけに見えるように
角度設定され、第2長手面40は使用者の右眼だけに見
えるように角度設定されている。第3長手面は、視線誘
導装置の使用中、ヘッドピース10の着用ゴルファとは
反対の側に位置するからこのゴルファには見えない。第
1及び第2長手面38,40は互いに識別し易いように
異なる色で着色し、色の違いによって一方の目が支配す
るのを防止することが好ましい。
【0019】アラインメントバー28はプラスチック材
で形成するのが好ましいが、軽金属(即ち、アルミニウ
ム)、木材などで形成してもよい。クロスバー30は下
端部材46に配置され、円形断面の突起49に連結さ
れ、アラインメントバー28と直交する。図1に示す態
様例では、下端部材46が立方体であり、クロスバー3
0がその両側から突出している。ただし、アラインメン
トバー28に沿って往復動させることができるように、
クロスバー30を摺動自在にアラインメントバー28と
係合させてもよい。図示態様例の場合、クロスバー30
は2本の内側シャフト48,50及び2本のスリーブ5
2,54から成る。シャフト48,50は必要に応じて
クロスバー30の長さを調整できるように、スリーブ5
2,54内へ往復動自在に挿入されている。ただし、シ
ャフトがスリーブ内で容易には摺動せず、クロスバーの
長さを調整するには最小限の力で手動操作が必要となる
程度に遊びを少なく挿入することが好ましい。また、ス
リーブ52,54に挿入されるシャフトの内端に(図示
しないが)突起を形成し、クロスバーの長さを伸ばす際
に誤ってシャフトが抜け落ちないように前記突起がスリ
ーブの外端56に係止するように構成するのが好まし
い。さらにまた、各シャフトの外端に円形ストッパ55
を設け、シャフトを完全にスリーブ内へ引込まないよう
にする。下端部材46には、見掛け視線フレームの画定
を助けるため、使用者と対向する側に明るい色の帯状部
47を設けることが好ましい。下端部材46及びクロス
バー30はアラインメントバー28と同じ材料で形成す
ることが好ましい。
【0020】図1に示す態様では、ひさし前縁24を越
えて張出している箱体26の部分において該箱体の溝に
沿ってピボット手段32を受ける2つの円形凹部66を
設け、これにピボット手段を回転自在に嵌入する。ピボ
ット手段32はアラインメントバー及びピボットシャフ
ト60,62を受ける立方体状取付け具58から成り、
ピボットシャフト60,62は取付け具58の両外壁に
取付けられて、ひさし14に対するアラインメントバー
28の枢動を可能にする。取付け具58にはアラインメ
ントバー28を挿入するための孔64を形成してある。
孔64はアラインメントバー28の三角形横断面の形状
に対応する形状を有する。アラインメントバー28は取
付け具58と摺動自在に係合するように孔64を貫通し
ている。従って、必要に応じて取付け具58(及び箱体
26)に対して進退させることができる。
【0021】必要ならば、アラインメントバー28の第
3長手面42に複数の刻み目59を形成してもよい。こ
の刻み目は孔64の内側に設けた係止手段65と協働し
てアラインメントバーを取付け具に対して固定保持す
る。刻み目と係止手段との界面は、アラインメントバー
が取付け具内を容易に摺動しないが、アラインメントバ
ーを進退させる必要が生じた際には最小限の力を加える
ことにより手動操作できるように形成するのが好まし
い。
【0022】アラインメントバーの上端44にストッパ
61を一体形成するか、または取付けることもできる。
ストッパ61はアラインメントバーを箱体26から突出
させる際に、取付け具58から抜け落ちるのを防止す
る。取付け具58(及びアラインメントバー28)は箱
体26に対して回転自在である。ピボットシャフト6
0,62をピボットシャフト受部66と係合させると、
取付け具58は箱体26に対して回転自在となり、その
結果、アラインメントバー28がひさし14に対して枢
動自在となる。ただし、取付け具が箱体に対して容易に
回転しないが、最小限の力を加えることにより手動で回
転するように、シャフト60,62が受部66にぴたり
と嵌入することが好ましい。
【0023】以上のような構成により、アラインメント
バー28を箱体26から突出させ、下方へ枢動させるこ
とによって視線誘導装置をゴルファの視野内に位置させ
ることができる。同様に、アラインメントバー28を上
方へ枢動させ、箱体内に引っ込めることによって視線誘
導装置をゴルファの視線から除外することができる。図
2に示す本発明の他の態様例では、サンバイザー70が
頭部係合部材72とひさし74を有する。また、視線誘
導装置76がバイザー70から垂下している。視線誘導
装置76は第1側壁78及びこれと対向する第2側壁8
0を有する。視線誘導装置76は第1及び第2開口端8
2,84及びひさし74から遠い底面86を有する。即
ち、視線誘導装置の側壁78,80及び底面86がひさ
し74と協働して中空ボックス構造を画定し、開口端8
2,84を通過する視線が決定される。視線誘導装置を
成形加工によって製造し、プラスチック等の軽量かつ剛
性の材料から成る一体構造とすることが好ましい。
【0024】本発明の作用について図3及び4を参照し
て説明する。具体的には、図1に示す態様の作用は図3
を参照して、図2に示す態様の作用は図4を参照して説
明する。先ず図3から明らかなように、ゴルファ87は
ひさし14が前向きになるようにして頭部係合部材12
を頭にかぶせることによってヘッドピース10を着用す
る。使用しない時には、アラインメントバー28は箱体
26に収納され、ゴルファの視野外にある。使用の際に
は、ゴルファはアラインメントバー28を箱体26から
所要の位置まで突出させ、ひさしに対してほぼ垂直にな
るまで箱体26に対して下方へ回転させる。必要に応じ
てクロスバー30の内側シャフト48,50を利用して
クロスバーの長さを調整することにより、矩形見掛けフ
レームの下方基準線94を設定する。ひさし14の縁端
は上方基準線96を設定する。
【0025】アラインメントバー28は上述したような
形状及び位置により、ゴルファ87が地上のゴルフボー
ル100に目の焦点を合わせると、ゴルファはアライン
メントバー28の互いに間隔を保つ2つの像を見ること
ができる。ゴルファの左目にはもっぱらアラインメント
バーの第1長手面が“見え”、ゴルファの右目にはもっ
ぱら第2長手面が“見える”。その結果、ゴルファがア
ラインメントバー28から遠い位置に目の焦点を合わせ
ると、アラインメントバー28は(第1及び第2長手面
に対応する)2本の側方基準線90,92を設定する。
アラインメントバーの第1及び第2長手面38,40は
互いに異なる色で着色されているから、両側方基準線9
0,92も同様に異なる色を呈する。
【0026】視線誘導装置20によって画定される見掛
けフレーム88のサイズはゴルファの特殊な需要に応じ
て調整することができる。ドライバーを使用する際に
は、スウィングに伴なう身体の動きを部分的に補整する
ため比較的広い見掛けフレームが望ましい。逆に、パッ
トの際には、ストローク中のゴルファの身体の動きが全
くないか、あっても比較的小さいから、比較的小さい見
掛けフレームが望ましい。見掛けフレームのサイズを調
整するにはアラインメントバーを利用すればよい。箱体
に対して回動する前にアラインメントバーを大きく突出
させれば、側方基準線90,92が長くなるから、見掛
けフレームが広くなる。回動する前に所定位置へのアラ
インメントバーの突出量を少なくすれば、見掛けフレー
ムがその分だけ狭くなる。
【0027】このようにして視線誘導装置20はゴルフ
ァの顔の直ぐ前方に、ゴルファの視野の一部を囲む見掛
けフレームを画定する。従って、ゴルファはストローク
の間、地上のゴルフボールを見つめ、見掛けフレーム内
にゴルフボールを維持しようとすることができる。これ
により、ゴルファはストロークの間、終始“ボールから
目を離さない”ように誘導される。
【0028】ストロークが終了したら、ゴルファはアラ
インメントバーを上方へ枢動させ、箱体内に収納するこ
とにより、次のストロークのために必要となるまで視線
誘導装置を視野から外すことができる。次に、視線誘導
装置76の作用を図4を参照して説明する。視線誘導装
置76は見掛けフレーム89を画定する。具体的には、
ゴルファがバイザー70を着用し、開口端82,84を
通して外を見ると、視野を囲む見掛けフレーム89が見
える。さらに具体的には、視線誘導装置の側壁78,8
0が両側方基準線91,93を形成し、視線誘導装置の
底面86が下方基準線95を形成し、ひさし74が上方
基準線97を形成する。即ち、視線誘導装置76は上記
視線誘導装置20と同じ原理に従って作用し、ゴルファ
はストロークの間、終始ゴルフボールを見掛けフレーム
内に維持しようとするから、“ボールから目を離さな
い”ように誘導される。
【0029】本発明の他の態様では、バイザーを省き、
ゴルファが掛けている眼鏡に視線誘導装置を配置する。
さらに詳しくは後述するように、本発明の視線誘導装置
は通常の眼鏡またはサングラスと一体形成するか、また
は併用することもできる。図5に本発明のアイピース1
10を示した。このアイピースはフレーム112を有す
る透視部材111を含む。フレーム112は通常の眼鏡
またはサングラスのフレームと同様に着用者の顔面と合
うように形成されている。具体的には、フレーム112
は左右開口部114,116、及び鼻パッド119を含
む鼻ブリッジ118を有する。従って、左開口部114
が使用者の左目の前に、右開口部116が使用者の右目
の前に位置し、パッド119が使用者の鼻に当接するよ
うにフレームを使用者の顔面に装着することができる。
【0030】図5に示す開口部114,116は互いに
分離されているが、開口の一部が使用者の一方の目の前
に、開口の他の部分を使用者の他方の目の前に位置決め
することができるなら、フレーム112で囲まれた単一
の大きい開口部であってもよい。フレーム112は通常
の眼鏡やサングラスの製造に広く使用されているプラス
チック材及び金属、またはいずれかの材料のような軽量
材料で形成するのが好ましい。
【0031】図5に示す態様例では左アーム120及び
右アーム122をそれぞれの蝶番124,126のとこ
ろで枢動自在にフレーム112に連結してある。アーム
120,122は使用しない時には折たたむことがで
き、図示されたように展張すれば、使用者の頭部と係合
してフレームを使用者の顔面に固定保持することができ
る。好ましい実施態様として、眼鏡の分野で公知の適用
な蝶番を蝶番124,126として使用できる。
【0032】好ましい態様例としては、公知手段によっ
て左の透明レンズ128を左開口部114に、右の透明
レンズ130を右開口部に配置する。レンズ128,1
30は可視スペクトル光を透過させる適当なプラスチッ
クまたはガラスで形成してよい。必要ならば、レンズ1
28,130が拡大レンズであってもよいし、レンズを
透過するときに可視スペクトル光を減衰させる色付きレ
ンズであってもよい。
【0033】同じく図5から明らかなように、左開口部
114内に左垂直部材132を、右開口部116内に右
垂直部材134をそれぞれ配置する。さらに、開口部内
にクロス部材136を設けることもできる。図5に示す
ように、左右の垂直部材132,134は正しくアイピ
ースを着用し、前方を直視して使用者が直立している状
態でほぼ垂直な向きとなる。クロス部材136は垂直部
材とほぼ直交する。図5に示す態様の場合、部材13
2,134,136は不透明であり、フレームの対向縁
間に延設されている。
【0034】好ましい態様では、部材132,134,
136を公知の手段(例えば、シルクスクリーニング)
によってレンズ128,130に溶着する。従って、眼
鏡分野で公知の溶着方法でレンズ128,130に溶着
できる金属、プラスチック、インクなどのような不透明
材料で部材132,134,136を形成することがで
きる。
【0035】図6は本発明のアイピース150の他の態
様を示す。アイピース150はフレーム152を有する
透視部材151を含む。アイピース110と異なり、ア
イピース150には耳掛け部がない。アイピース150
は耳掛け部に代わる手段としてフレーム152と一体形
成した、またはフレーム152に固定接合したクリップ
154を含む。フレーム152は通常の眼鏡のフレーム
をアイピースのフレーム152とクリップ154のフラ
ンジ156との間に挿入することにより、(図示しない
が)通常の眼鏡またはサングラスとスナップ係止させる
ことができる。クリップ154のサイズは通常の眼鏡の
フレームとアイピース150のフレーム152とが密着
嵌合するように設定する。
【0036】図6から明らかなように、透視部材151
は左開口部158及び右開口部160を有し、左垂直部
材162が左開口部と、右垂直部材164が右開口部と
それぞれ連携している。図6に示すように、開口部15
8,160は実質的には透視部材151に形成した単一
の大きい開口部のそれぞれ左右部分である。両垂直部材
162,164間にクロス部材166が配置されてい
る。必要に応じて開口部に透明レンズを装着することが
できる。
【0037】部材162,164,166は特定使用者
に合わせるため透視部材に対してこれらの部材を移動さ
せることができるように、透視部材151とスナップ係
止する細長いバーである。従って、部材の各端部は透視
部材と強く係合するフック状に曲げられている。右垂直
部材164の上端168が弯曲してフックを形成してい
る。垂直部材164の上端168は透視部材151の上
縁部172とスナップ係止し、透視部材の前記上縁部1
72と上端168のフックとの間に係止効果が得られ
る。同様に、垂直部材164は上端168とは反対側に
下端174を有し、該下端174は透視部材の下縁部1
76とスナップ係止する。垂直部材164の両端16
8,174と透視部材151との間に得られる係止効果
は、垂直部材にこれを動かす力が作用しない限り、垂直
部材を固定するのに充分である。その反面、アイピース
の使用者が垂直部材を操作して透視部材上を摺動させる
場合、この操作に抗して垂直部材を透視部材に固定する
ほど強力な係止効果ではない。
【0038】もう一方の垂直部材162も透視部材15
1とスナップ係止することはいうまでもない。いずれの
垂直部材162,164も、アイピースの使用者が必要
に応じて透視部材151上を摺動させることができる。
透視部材151と一体的に2つの頂部内側ストッパ18
0,182と2つの頂部外側ストッパ184,186を
形成して、透視部材上における垂直部材162,164
の摺動範囲を制限する。また、透視部材の上下縁端部1
72,176に複数の歯188を形成することにより、
透視部材上における垂直部材162,164の摺動量を
触知できるようにする。このように構成することによ
り、垂直部材162,164が歯を乗り越えて移動し、
摺動力を解除すると、隣接する歯の間に形成された溝1
90の1つに係合するように垂直部材162,164を
操作することができる。
【0039】クロス部材166も垂直部材162,16
4をほぼ同様に透視部材と係合する。具体的には、クロ
ス部材166は垂直部材の端部とほぼ同様に弯曲した左
端192及び右端194を有し、クロス部材の両端と透
視部材の左側縁196及び右側縁198との間にスナッ
プ係止関係が得られるように形成されている。必要なら
ば、透視部材の両側縁196,198に(図示しない
が)歯を形成することによって、透視部材上におけるク
ロス部材の摺動量を触覚により使用者に知らせることが
できる。
【0040】クロス部材166は弧状を呈する中央部1
02をも有する。従って、中央部102は、透視部材に
沿ってクロス部材を上下方向に摺動させる時、使用者の
鼻の上を通過させることができる。頂部ストッパ107
及び底部ストッパ109を透視部材に取付けるかまたは
透視部材と一体形成することにより、透視部材に沿った
クロス部材の摺動範囲を制限することができる。
【0041】アイピース150の使用に際して、ゴルフ
ァ206はクリップ154を通常の眼鏡またはサングラ
ス208のフレームへ係合することによってアイピース
を眼鏡に取付ける。次いで、ゴルファが開口部158,
160を通してゴルフボール210に視線を合わせる
と、視線誘導装置が上述したように見掛けフレームを画
定する。垂直部材162,164が使用者の視野の中に
側方基準線を形成する。
【0042】クロス部材166は使用者の視野の中に下
方基準線を形成する。必要ならばクロス部材166をア
イピースから省き、透視部材の下縁端部176によって
下方基準線を形成する。また、透視部材の上縁端部17
2は上方基準線を形成する。すべての基準線が組合わさ
れて使用者の視野の中にゴルフボールの像を囲む見掛け
フレームが画定される。
【0043】アイピース110の作用はその部材13
2,134,136をフレーム112に対して移動させ
ることができないという点を除いてアイピース150の
作用と同じである。図7−10には他の態様202を示
す。この態様の場合、ゴルファ視線誘導装置はゴルファ
がプレー中に着用するゴーグルと似ている。視線誘導装
置は眼鏡フレーム205と一体のゴーグル箱体203に
枢動自在に取付けた2本の耳掛け部204を含む。箱体
は耳掛け部の一体的なピボットピン238を受けるため
の4個の孔207を有する。ゴルファ頭部に視線誘導装
置を装着し易くするため、耳掛け部に(図示しないが)
ゴルファの頭部周りに張架される調節自在の紐の挿通ス
リット206を形成する。調節自在の紐としては、弾性
紐、フックとループ紐、またはヘッドギヤ分野で公知の
適当な調節自在紐を使用することができる。
【0044】箱体203は2面の対向壁を欠く直方体を
形成する4面の壁から成る。頂壁(または頂面部材)2
10はほぼ扁平であり、矩形を呈する。頂壁の両側に右
側壁212(または右側面部材)及び左側壁214(ま
たは左側面部材)が接続している。左右側壁にはそれぞ
れ1個のピボット孔220と複数の調節孔222が形成
されている。左右側壁に底壁216(または底面部材)
が枢動自在に連結されている。底壁には該底壁の角度を
調節するため2個のピボットピン延長部232及び2個
の止金234が設けられている。ピボットピン延長部を
ピボット孔220に挿入し、2個の止金を左右1対の調
節孔222に挿入する。図7から明らかなように、頂壁
210と底壁上縁217との間の開口を調節するには、
止金234が異なる対の調節孔222に嵌入するように
底壁を枢動させればよい。視線誘導装置の使用中、使用
者の鼻を底壁の下面と当接させることができるように、
底壁に切欠き218が形成されている。頂壁、右側壁、
左側壁及び底壁はいずれも使用者の顔面から前方へ張出
すことによって使用者の視野をゴルフボールを囲むよう
に狭める。好ましい態様では、各壁が約5cm(2イン
チ)前方に張出す。
【0045】特に図8から明らかなように、箱体203
は一体的なフレーム205を有する。フレーム205は
右目用開口部228および左目用開口部226から成
る。フレーム208は切欠き225および2つの鼻掛け
224を有する。選択的に、このフレームは、視線誘導
装置を軽量化するため、この切欠きの上方に切欠き23
0を有してよい。
【0046】ゴルファ視線誘導装置は4個のプラスチッ
ク射出成形部品、即ち、2個の耳掛け部、1個の箱体、
及び1個の底壁から成ることが好ましい。これら4個の
部品を、それぞれの上記枢軸点においてスナップ係止す
る。視線誘導装置を他の材料例えば、金属、木材などで
形成し、スナップ結合ではなく、標準的な眼鏡のように
ねじ結合してもよい。
【0047】図11〜12に示した態様250は図7〜
10の態様と類似しており、類似の構成要素にはそれぞ
れ同じ参照番号を付してある。態様250は矯正眼鏡、
サングラス等の別の眼鏡をかけているゴルファが使用す
るものである。ゴルファ視線誘導装置は箱体241に連
結された2本の耳掛け部204を有する。この耳掛け部
は図7〜10の態様における耳掛け部と実質的に同じで
ある。
【0048】箱体241はフレーム244、頂壁21
0、左右側壁214,212、及び底壁216から成
る。左右側壁は眼鏡の上下方向中間高さから外方へ突出
する突起240を有する。この突起はゴルファが掛けて
いる別の眼鏡の耳掛け部が視線誘導装置内にフィットす
るように寸法設定されている。突起240を除いて、頂
壁、左右側壁、及び底壁は図7〜10に示した態様にお
ける対応の構成要素と実質的に同じである。頂壁210
と底壁上縁217との間の高さを調節できるように底壁
は枢動自在に取付けられている。
【0049】箱体241のフレーム244は開放してい
て、図7〜10に示した態様の左右開口部は存在しな
い。フレームはゴルファが掛けている別の眼鏡の鼻ブリ
ッジよりも下方でゴルファの鼻と当接する鼻ブリッジ2
42を有する。視線誘導装置202及び250はゴルフ
ァのゴルフボールを囲む見掛けフレームを画定する。頂
壁210は見掛けフレームの頂辺を形成する。右側壁2
12は見掛けフレームの右辺を、左側壁は見掛けフレー
ムの左辺を形成する。底壁216は見掛けフレームの底
辺を形成する。底壁は調節自在であるから、ドライバー
ショットのようなストロークには見掛けフレームの高さ
を高くし、パッティングのようなストロークには狭くす
ることができる。ゴルファは先ずは練習ラウンドや練習
場で視線誘導装置を利用すると考えられる。
【0050】以上、複数の構造部品を利用することによ
ってゴルフボールを囲む仮想フレームを形成するゴルフ
ァ用視線誘導装置を種々の態様に基づいて説明した。本
発明の好ましい実施態様と特定の用途を図示、説明した
が、当業者には明らかなように、本発明の思想を逸脱す
ることなくさらに多様な実施態様が可能である。従っ
て、特許請求の範囲内で、上述した態様以外の態様で本
発明を実施することが可能である。本発明の思想を逸脱
することなく本発明の構成及び作用に種々の変更を加え
得ることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のゴルファ視線誘導装置の上方
から見た斜視図である。(b)はピボット手段の斜視
図、(c)はピボット手段の1b−1b線における断面
図、および(d)はアラインメントバーの正面図であ
る。
【図2】本発明のゴルファ視線誘導装置の他の態様を示
す下方から見た斜視図である。
【図3】図1の態様を利用するゴルファの簡略図であ
る。
【図4】図2の態様を利用するゴルファの簡略図であ
る。
【図5】本発明のゴルファ視線誘導装置のもう1つの態
様の斜視図である。
【図6】本発明のゴルファ視線誘導装置のさらに別の態
様の斜視図である。
【図7】本発明のゴルファ視線誘導装置のさらに他の態
様の前方から見た斜視図である。
【図8】図7に示したゴルファ視線誘導装置を後方から
見た斜視図である。
【図9】図7に示したゴルファ視線誘導装置の枢動自在
な底部の平面図である。
【図10】図7に示したゴルファ視線誘導装置の耳掛け
部を側方から見た斜視図である。
【図11】本発明の他の変更態様を前方から見た斜視図
である。
【図12】図11に示した態様を後方から見た斜視図で
ある。
【符号の説明】
10…ヘッドピース 14…ひさし 20,76…視線誘導装置 26…箱体 27…開放溝 28…アラインメントバー 30…クロスバー 32…ピボット手段 35…切欠き 46…下端部材 82,84…開口端部 88,89…見掛けフレーム 102…中央部 107,109,180,182,184,186…ス
トッパ 110,150…アイピース 111,151…透視部材 112,152…フレーム 114,116,158,160…開口部 128,130…レンズ 162,164…垂直部材 166…クロス部材 188…歯 203…ゴーグル箱体 205…眼鏡フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル ジー.アダムス アメリカ合衆国,カリフォルニア 91358, ソーガス,ジェファーズ レーン 22024 (72)発明者 バーン エイチ.ノブルス アメリカ合衆国,カリフォルニア 90004, ハンコック パーク,ウィルコックス636 (72)発明者 トーマス ピー.シュローダー アメリカ合衆国,カリフォルニア 92663, ニューポート ビーチ,シックスティーン ス ストリート 2327

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部係合部材、 前記頭部係合部材に取付けられて該部材から外方へ張出
    すひさし、および前記ひさしから垂下し、使用時に着用
    者の視野の一部を囲む見掛けフレームを画定するように
    前記ひさしに取付けた視線誘導装置から成ることを特徴
    とするヘッドピース。
  2. 【請求項2】 前記視線誘導装置は前記ひさしに枢動自
    在に取付けたアラインメントバー、および前記アライン
    メントバーに対して略直角に前記アラインメントバーの
    1端に取付けたクロスバーを含み、 それにより前記見掛けフレームは着用者が視線誘導装置
    から距離をへだてた場所に目の焦点を合せると前記ひさ
    しによって形成される上方基準線と、前記クロスバーに
    よって形成される下方基準線と、前記アラインメントバ
    ーによって形成される両側方基準線から成ることを特徴
    とする請求項1のヘッドピース。
  3. 【請求項3】 前記アラインメントバーは三角形断面を
    有して互いに斜角を挟んで交差する第1、第2及び第3
    長手面を形成し、前記長手面のうちの2つの面がヘッド
    ピース着用者に見えることを特徴とする請求項2のヘッ
    ドピース。
  4. 【請求項4】 ヘッドピース着用者に見える前記2つの
    長手面は互いに異なる色を有し、それにより着用者が着
    用者及び前記視線誘導装置から距離をへだてた場所に目
    の焦点を合せると、色の異なる両側方基準線が形成され
    ることを特徴とする請求項3のヘッドピース。
  5. 【請求項5】 前記視線誘導装置は第1側縁、 前記第1側縁と対向する第2側縁、および前記ひさしと
    は反対側の底縁を含み、前記第1側縁、第2側縁、底縁
    及びひさしの組合わせによって前記見掛けフレームが画
    定され、前記視線誘導装置を通って該視線誘導装置によ
    り枠取りされた着用者の視野部に至る視線が決定される
    ことを特徴とする請求項1のヘッドピース。
  6. 【請求項6】 前記視線誘導装置は一部が前記ひさしの
    前縁を越えて張出すように前記ひさしの上面に取付けた
    箱体、 操作することによって前記ひさしから垂下するように前
    記箱体に枢動自在かつ往復動自在に取付けたアラインメ
    ントバー、 前記アラインメントバーに対して略直角に該アラインメ
    ントバーの下端に取付けたクロスバー、および前記箱体
    に対して前記アラインメントバーを枢動させる手段を含
    むことを特徴とする請求項1のヘッドピース。
  7. 【請求項7】 前記アラインメントバーが三角形断面を
    有して互いに斜角を挟んで交差する第1、第2及び第3
    長手面を形成し、前記長手面のうちの2つの面がヘッド
    ピース着用者に見えることを特徴とする請求項6のヘッ
    ドピース。
  8. 【請求項8】 ヘッドピース着用者に見える前記2つの
    長手面が互いに異なる色を有し、それにより、着用者が
    視線誘導装置から距離をへだてた場所に目の焦点を合せ
    ると色の異なる両側基準線が形成されることを特徴とす
    る請求項7のヘッドピース。
  9. 【請求項9】 前記クロスバーはスリーブ、および前記
    クロスバーの長さを調節できるように前記スリーブ中に
    往復動自在に設けた第1及び第2内側シャフトを含むこ
    とを特徴とする請求項6のヘッドピース。
  10. 【請求項10】 第1及び第2開口部を有し、第1視線
    が前記第1開口部によって決定され、第2視線が第2開
    口部によって決定されるように着用者の顔面の直ぐ前方
    に配置できる透視部材、および第1開口部内に第1垂直
    不透明部材が、そして第2開口部内に第2垂直不透明部
    材が配置されるように前記第1及び第2開口部内にそれ
    ぞれ配置した第1及び第2不透明垂直部材から成ること
    を特徴とする着用者用アイピース。
  11. 【請求項11】 前記開口部内に前記垂直部材と直交す
    るように配置した不透明クロス部材を含むことを特徴と
    する請求項10のアイピース。
  12. 【請求項12】 第1及び第2開口部内にそれぞれ配置
    された第1及び第2透明レンズを更に含み、前記第1及
    び第2垂直部材を前記第1及び第2透明レンズ上にそれ
    ぞれ設け、前記クロス部材を前記第1及び第2レンズ上
    に設けたことを特徴とする請求項11のアイピース。
  13. 【請求項13】 前記垂直部材が前記透視部材と摺動自
    在に係合することを特徴とする請求項10のアイピー
    ス。
  14. 【請求項14】 前記垂直部材と直交するように前記開
    口部内に配置され、かつ摺動自在に前記透視部材と係合
    する不透明クロスバーを更に含むことを特徴とする請求
    項13のアイピース。
  15. 【請求項15】 前記透視部材が眼鏡と係止可能であ
    り、眼鏡とスナップ式係止が可能なクリップを含むこと
    を特徴とする請求項10のアイピース。
  16. 【請求項16】 (A)上縁、右側縁、左側縁、及び枢
    動自在に取付けた下縁を含み、前記上縁が見掛けフレー
    ムの頂辺を設定し、前記右側縁が見掛けフレームの右辺
    を設定し、前記左側縁が見掛けフレームの左辺を設定
    し、前記下縁が見掛けフレームの底辺を設定するように
    構成されたフレームを有する箱体、および(B)前記箱
    体に取付けられた2本の耳掛け部を含むことを特徴とす
    るゴルファ用視線誘導装置。
  17. 【請求項17】 前記箱体のフレームが鼻当接部及び鼻
    形切欠き部を含むことを特徴とする請求項16のゴルフ
    ァ用視線誘導装置。
  18. 【請求項18】 前記箱体のフレームは左眼用開口部及
    び右眼用開口部を更に含むことを特徴とする請求項17
    のゴルファ用視線誘導装置。
  19. 【請求項19】 前記右側縁及び前記左側縁に、本ゴル
    ファ用視線誘導装置の使用者が着用する眼鏡に嵌合する
    ように寸法設定された突起を設けたことを特徴とする請
    求項16のゴルファ用視線誘導装置。
  20. 【請求項20】 前記箱体の底部に歯を設け、前記左右
    側縁に複数の孔を設け、前記底部を枢動自在に前記箱体
    に取付け、前記歯が前記左右側縁にそれぞれ設けた別々
    の対の孔と係合するように前記底部を枢動させることに
    よって調節できることを特徴とする請求項16のゴルフ
    ァ用視線誘導装置。
  21. 【請求項21】 前記耳掛け部に調整自在の紐を取付け
    るための長孔を設けたことを特徴とする請求項16のゴ
    ルファ用視線誘導装置。
JP9922797A 1996-08-19 1997-04-16 ゴルファ用視線誘導装置、ヘッドピース、およびアイピース Pending JPH1076038A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US2500496P 1996-08-19 1996-08-19
US60/025004 1996-08-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1076038A true JPH1076038A (ja) 1998-03-24

Family

ID=21823518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9922797A Pending JPH1076038A (ja) 1996-08-19 1997-04-16 ゴルファ用視線誘導装置、ヘッドピース、およびアイピース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1076038A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030094630A (ko) * 2002-06-07 2003-12-18 조범석 퍼팅라인지시기구
JP2010510537A (ja) * 2006-11-16 2010-04-02 フランソワ・メルツ 両眼用目視装置
US20140085720A1 (en) * 2012-09-21 2014-03-27 Francois Merz Binocular Viewing Device
JP2016147650A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 ミンホ ジョン 船舶の衝突予測器具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030094630A (ko) * 2002-06-07 2003-12-18 조범석 퍼팅라인지시기구
JP2010510537A (ja) * 2006-11-16 2010-04-02 フランソワ・メルツ 両眼用目視装置
US20140085720A1 (en) * 2012-09-21 2014-03-27 Francois Merz Binocular Viewing Device
JP2016147650A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 ミンホ ジョン 船舶の衝突予測器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5444501A (en) Golf stabilizer for less dominant eye
US4531743A (en) Golfer's aid
US7322693B2 (en) Focus-enhancing blinders
US7328997B2 (en) Training aid using vision restriction and method of use
US7340781B2 (en) Headwear
US4824234A (en) Putting glasses
US20090290120A1 (en) Focus-enhancing blinders
US20050150028A1 (en) Face mask with detachable eye shield
US10379385B2 (en) Head alignment eyewear devices for sports applications and methods of using the same
US2663021A (en) Optical device for golf instruction
US5413346A (en) Dominant eye sight training apparatus
US5675398A (en) Sports training eyeglasses having adjustable lenses and method for training therewith
US10827793B2 (en) Headwear with movable brim
US4969649A (en) Performance enhancement apparatus
JPH1076038A (ja) ゴルファ用視線誘導装置、ヘッドピース、およびアイピース
US6089988A (en) Putter alignment device and method of using same
KR101093822B1 (ko) 각종 스윙의 오류와 헤드업 교정 기능을 갖는 골프 전용 안경
KR101355660B1 (ko) 퍼팅 향상을 위한 골프 전용 안경
US5722898A (en) Pointer rod golf club swing trainer
US20210205683A1 (en) Swing training device, system and method
US5752887A (en) Golf aid device
US20080010722A1 (en) Focus-enhancing blinders
KR200412489Y1 (ko) 골프 스윙 자세 교정구
KR200351174Y1 (ko) 골프용 모자
AU658520B2 (en) Eye shield viewing device