JPH1057356A - バイ・ディジタルoリングテスト装置 - Google Patents

バイ・ディジタルoリングテスト装置

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JPH1057356A
JPH1057356A JP9170926A JP17092697A JPH1057356A JP H1057356 A JPH1057356 A JP H1057356A JP 9170926 A JP9170926 A JP 9170926A JP 17092697 A JP17092697 A JP 17092697A JP H1057356 A JPH1057356 A JP H1057356A
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光則 横大路
Osamu Nio
理 仁尾
Michio Hanada
道雄 花田
Hiroyuki Maezawa
宏之 前澤
Yasuhiro Shimotsuura
康裕 下津浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者の病変を診断するOリングテスト装置に
おけるOリングを引き離すアクチュエータの改良と、初
期設定圧力の設定に容易性と正確性を備えたアクチュエ
ータの駆動回路を得ることを目的とする。 【解決手段】 シリンダ19で開閉する鋏形のアクチュ
エータ40aを具備し、初期設定圧力の設定に電動化し
た駆動回路25を設け、排気管路に流体(圧搾空気)の
速度を計測する熱線風速計50を備え、給気管路に微細
な流体の流量の調節が可能な流量調節気16を配設して
成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療に用い患者
(被検体)の親指と他の1指の2本の指(バイ・ディジ
タル)でOリングを作らせ、この輪を離反する方向の力
を加えたときの輪を維持しようとする指の抵抗力を測定
して、患者の体調を診断するテスト用アクチュエータに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の技術として、米国特許第
5,188,107号が見られる。これの特長とするところは検
査を施行する者(医師等医療従事者)の「力」と「判
断」により実施されており、Oリング診断方法の基礎的
手段である[以下、これを『従来例1』という]。その
従来例1の説明図を図9に示す。患者である検査を受け
る者の腕45の親指と他の1指を円形状にしてOリング
39を作り、検査をする者(医療従事者)の第1の腕4
6の第1の力46fと第2の腕47の第2の力47fと
で、先のOリング39を引き離すときの、力46fと力
47fの大きさから患者の病変を診断しようとする手段
である。
【0003】また、一歩進んだ従来のバイ・ディジタル
Oリングテスト装置としては、特開平7-163552がある。
それは、装置自体の生体反応に対する影響を未然に防止
してOリングテストの結果を正確に得ることを目的とす
るものであり、圧入手段を制御して袋手段を膨張させ、
Oリングを開放させようとする外力を発生させた後、環
指と他の指を接離状態が、期待の流出入状態に基づく接
離検出手段によって検出され、親指と他の指が離れたこ
とが検出された時点の前後における随意筋の筋力変化
が、圧力検出手段の出力に基づいて2次的に測定され、
かくして接離状態を検出するために電気的手段を用いて
いないことにより、装置自体の生体反応に対する影響を
未然に防止して、Oリングテストの結果を正確に得るこ
とができるとしている[以下、これを『従来例2』とい
う]。
【0004】さらに、従来例3として、特開平8-601 に
記載されたものが知られている。これは検査を施行する
者を必要とせず、患者自身で安全にかつ簡単にOリング
テストを実施可能にすることを目的とし、圧搾空気によ
りピストンを押圧摺動するエアシリンダと、復元力を付
与した伸縮自在な蛇腹胴部を円筒体に形成し、円筒体に
患者が腰掛けたときの体重で胴部を圧縮して前記シリン
ダの近傍に固定して設けた第1指T挿入用の固定リング
と、このリングに対して接近・離反自在に作動レバーの
先端に取り付けた第2指F挿入用の可動リングを設け、
前記レバーの基端をシリンダのピストンロッドの突出先
端部に連係し、ピストンの摺動運動をレバーに伝達させ
るようになし、ポンプPからシリンダに圧搾空気を導入
することにより、可動リングを固定リングに対して離反
させるように構成するとしている。
【0005】さらにまた、本発明の一部の発明者らが先
に開発した図10に示すこの種の装置[以下、これを
『従来例4』という]がある。これは、設定圧力のイニ
シヤライズは手動の精密減圧弁により昇圧し、Oリング
「開」を目視でキャッチして手を離し、回し過ぎれば、
元に戻してやり直し、またエアシリンダの昇圧速度の調
節は半固定のスピードコントローラで大まかに行う手段
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来例1は
全てが人力のOリング離反外力による診断方式であり、
外力の強さの物理的計測が不十分で不正確であり、その
診断も経験則に頼る他かない。また従来例2は、圧入手
段を制御し袋手段を膨張させOリングを開放させるよう
とする外力発生機構であり、必ずしもすべての患者の病
辺に適応するものでは無い。さらに従来例3の主眼とす
るところは、患者の自己診断のための設備装置であり、
構成と取扱に自ずと限界がり、その診断精度においては
他に比べて遜色のある手段であると言わざるを得ない。
さらにまた従来例4では、イニシヤライズは人の判断,
操作によるため、圧力精度が悪るかったり、やり直しで
時間がかかったりし、さらに、半固定のスピードコント
ローラでは、微妙な調整や再現性に欠ける嫌いがある。
すなわち、イニシアライズ(初期設定圧力)は手動の精
密減圧弁により昇圧し、Oリング「開」を目視でキャッ
チして手をイニシアライズ設定手段から離すので、回し
過ぎれば元に戻してやり直しており、またOリング引き
離し外力発生手段のエアシリンダの昇圧速度の調節は半
固定の(流体の速度を調節する)速度調節器で大まかに
行っている。
【0007】ここにおいて、本発明は、従来例1が人力
により多大な判断知識と労力を要するのを自動化すると
共に、従来例2の袋手段を膨張させOリングを開放させ
るという手法より操作もし易くし、また従来例3より正
確度が得られ、さらに従来例4の設定圧力の決定の調整
を円滑にし、Oリングへ印加する離反外力を伝達するア
クチュエータも検査測定に適合させるように構成したた
バイ・ディジタルOリングテスト装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、患者が親指と他の1指の2本の指先で円形状に作る
Oリングを、離反させる外力により前記2本の指先を引
き離し、そのときの前記外力の大きさから前記患者の病
変等を診断するバイ・ディジタルOリングテスト装置に
おいて、それぞれの一端が回動可能にピンで結合され、
他端が前記Oリングを形成する2本の指先で挟む個所を
設けた2枚の部材で構成される鋏状の機構と、前記ピン
の結合点と前記指先で挟む個所の中間部に前記鋏状の機
構を開く方向に作動させる前記外力を発生指せるエアシ
リンダと、を備えることを特徴とするバイ・ディジタル
Oリングテスト装置としたものであり、患者の作るOリ
ングを引き離なそうとする動力としてエアシリンダを用
い、その外力の検出をエアシリンダの給気・排気の圧力
の測定によって行うことから、その外力の検出が正確に
行われて検査精度が高く、従って患部の判別・診断に適
切なデータが得られるという作用を有する。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、前記一
端と前記ピンを支点にして開閉される他端との中間部を
前記Oリングの内周面で握る個所を設け、前記中間部に
前記エアシリンダを備えることを特徴とする請求項1記
載のバイ・ディジタルOリングテスト装置としたもので
あり、Oリングの引き離しのための外力が指先と根元の
中間部位で施行され、Oリングの原理形体に近づけた理
想的な診断が行えるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、患者が
親指と他の1指の2本の指先で円形状に作るOリング
を、離反させる外力により前記2本の指先を引き離し、
そのときの前記外力の大きさから前記患者の病変等を診
断するバイ・ディジタルOリングテスト装置において、
一端に親指で押圧する釦と、他端にエアシリンダのピス
トンロッドを中間ロッドで連結し他の指で把握する棒状
のグリップ部と、前記一端を親指で押圧し、前記棒状の
グリップ部を他の指で把握し、前記親指と前記他の指の
指先で形成している疑似的なバイ・ディジタルOリング
を、前記釦を前記ピストンロッドで押し上げ、Oリング
を開く方向に作動し前記外力を発生させるエアシリンダ
と、を具備することを特徴とするバイ・ディジタルOリ
ングテスト装置としたものであり、Oリングを形成する
一方が4本の指でグリップ部を把持するという安定した
かつテストによる疲労も生じないという有利な効果を奏
することができる。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、前記エ
アシリンダは複動形で、給気・排気それぞれの圧力が測
定できること特徴とする請求項1または請求項2記載の
バイ・ディジタルOリングテスト装置としたものであ
り、Oリングの引き離しのための外力が給気・排気それ
ぞれの圧力が測定でき検査精度が的確になるという作用
を有する。
【0012】請求項5に記載の発明は、前記2本の指先
との接触部は、鋏状の前記2枚の部材に穴を有し前記2
本の指先同志が接触できる構造を備えることを特徴とす
る請求項1または請求項2あるいは請求項4に記載のバ
イ・ディジタルOリングテスト装置としたものであり、
鋏み形にもかかわらず指が接触して、Oリングの原理が
実現できたという作用を有する。
【0013】請求項6に記載の発明は、前記エアシリン
ダが発生する外力が前記Oリングに印加されて前記Oリ
ングが開放され、前記外力の減少状態を排気圧の立上り
の傾斜波形から読み取る空気圧回路を備えることを特徴
とする請求項1ないし請求項4のいずれかの項に記載の
バイ・ディジタルOリングテスト装置としたものであ
り、Oリングが引き離されたときの外力の確認が容易に
しかも確実にできるようになるという作用を有する。
【0014】請求項7に記載の発明は、前記Oリングに
印加する前記外力の大きさを予め設定する設定圧力を、
ポテンションメータと電圧→空圧レギュレータで昇圧す
る手段と、前記Oリングが前記外力に負けて開いたとき
に発生させる開信号を受けて、前記昇圧を停止する手段
とを有し、2つの前記手段を用いて前記設定圧力を決定
するアクチュエータ駆動回路とを備えたことを特徴とす
る請求項1記載のバイ・ディジタルOリングテスト装置
としたものであり、停止したい圧力値をメモリし、補正
値を演算することにより、速やかに設定圧力が得られ
る、流量調節器を付加すれば、エアシリンダの昇降速度
を微妙にかつ再現性良く設定でき、例えば電気→空圧調
整器により一定速度で昇圧され、Oリング「開」の電気
信号を受けて速やかに停止できるOリングの引き離しが
円滑になされ、Oリングが引き離されるときの外力を予
め設定する困難性を克服でき、かつその確認が容易に適
切にできるようになるという作用を有する。
【0015】請求項8に記載の発明は、前記Oリングが
開いたときの前記開信号を、前記エアシリンダからの排
気圧力を熱線風速計で検出することを特徴とする請求項
7記載のバイ・ディジタルOリングテスト装置としたも
のであり、Oリングが引き離されたときの外力を排気圧
力で計測し、その測定手段に熱線風速計を適用してより
良いデータが得られるという作用を有する。またOリン
グ「開」の電気信号は圧力変換器によることもできる
が、エアシリンダの性能を自由に選択したい場合の手段
として、熱線風速計による風速測定で決定することがで
きる。
【0016】請求項9に記載の発明は、前記Oリングが
開くときの前記開信号を、前記エアシリンダの排気管路
を閉じて、エアシリンダのピストンの位置の変化に応じ
て生じる排気圧力の変化を測定することによって検出す
ることを特徴とする請求項7記載のバイ・ディジタルO
リングテスト装置としたものであり、センサからの直接
的なデータである経時的な給気の昇圧データとOリング
開度データから、演算による圧力(力)−開度のチャー
トが作成でき、より適正にして迅速なテストが可能にな
る。
【0017】請求項10に記載の発明は、前記エアシリ
ンダへの給気量を流量調節器で制御し、昇圧速度をコン
トロールすることを特徴とする請求項7記載のバイ・デ
ィジタルOリングテスト装置としたものであり、Oリン
グが引き離しのための外力がエアシリンダへの給気量を
流量調節器で制御され、昇圧速度をコントロールできる
という作用を有する。
【0018】請求項11に記載の発明は、前記エアシリ
ンダへの給気量の調節による給気の経時的な昇圧データ
と、Oリングの経時的な開度データとをそれぞれセンサ
から取込み、演算により圧力−開度チャートを作成する
手段を設けたことを特徴とする請求項7記載のバイ・デ
ィジタルOリングテスト装置としたものであり、精緻な
検査結果を取得できるという利便が認められ、より適正
にしてかつ迅速で患部の診断が可能になり、Oリングテ
ストの利用範囲を拡大するという効果を奏することがで
きる。以下、本発明の実施の形態について、図面に基づ
いて説明する。なお、各図面において、同一符号は同一
もしくは相当部材を表す。
【0019】(実施の形態1)初めに本発明は、患者が
親指と他の1指の2本の指先で円形状に作るOリング
を、離反させる動力(外力)としてエアシリンダを用
い、その外力の検出をエアシリンダの給器圧力・排気圧
力の測定によって行う。図1は、本発明の実施の形態1
における基本的回路構成を示すブロック図である。
【0020】図1において、給気系統として、1は圧搾
空気を充填したボンベ、2は逆止弁、4は圧力調整器、
5は空圧測定のメータ、7は流体の流れの方向を切り換
える切換弁、8は圧力制御弁、15は流量調節器、16
は流体の流れの速度調節器、23は第1の圧力変換器、
19はOリングを離反させる動力(外力)を発生するシ
リンダ、40aはシリンダからの外力を指先へ伝達する
アクチュエータ、40cはアクチュエータ40の一端に
両指先がOリングを形成したとき接触可能に開設された
穴、41は2枚の板の端部を回動自在に枢支して鋏形状
を作る枢軸となるピン、39は患者が作るOリング、ま
た排気系統として、18は圧力スイッチ、24は第2の
圧力変換器、17は排出空気の速度を調節する速度調節
器、20は信号処理回路(例えばパソコン)、45,4
6…はパソコンに収納されて入出力の情報のA/D変換
を行うA/D変換ボード、50は熱風風速計、51は排
気口である。
【0021】このような図1の回路構成により、給気系
統での給気圧が制御・計測され、かつ排気系統での排気
圧の調整・測定が行われ、給気圧と排気圧を圧力変換器
23,24で検出し、AD変換器ボード45,46に取
込みデータ収集を行う。この状態で通常では、開放しな
い予め設定された圧力の給気がなされている。そこで、
患者の内部器官のサンプルを手に載せたり、内部器官の
辺りをプローブで探ったりして生じる”力”の変化(低
下)によって、Oリングは開放される。図2はOリング
開放までの給気圧と排気圧の時間経過を示す特性図であ
り、図2(a) は通常どうりに排気を行いながらのOリン
グ開放までの給気圧と排気圧の時間経過を表す図、図2
(b) は排気管路を閉じて得られた排気圧の計測出力波形
を示す図である。
【0022】図2において、48a,48bは給気圧、
49a,49bは排気圧、49nはノッチ部分、52は
傾斜角θ、53はOリングが全開したさいの空気圧力、
54は排気管路を閉鎖状態から開放した時点である。先
ず、給気圧および排気圧をOリング39の開放までCP
U[処理装置・パソコン20に内蔵している]でサンプ
リングし、図示しないメモリに格納する。図2(a) に示
すように、このメモリ情報のうち、特に排気圧のノッチ
部49を、Oリング39開放の瞬間を表す情報として着
目し、(1) それまでの排気圧の時間積分値、(2) 給気圧
の時間積分値、(3) 排気圧ピーク値、(4) 給気圧ピーク
値等その情報を基にして患部の判断を行う。
【0023】図2(b) の計測例では、排気管路を閉じて
得られた排気圧の出力波形のを見るに、傾斜角θはOリ
ング39の開放の減少、すなわち開放速度を表してい
る。この出力波形から直接的に患部の具合を診断するこ
とが期待できる。次に、この実施の形態1で適用するア
クチュエータの一つの形状を図3に表し、図3(a) は一
部を切り欠いた平面図、図3(b) は側断面図、図3(c)
は一部を切り欠いた正面図である。
【0024】図3において、40aはアクチュエータ
(全体)、41は2枚の部材を鋏状に形成するための開
閉支点となるピン、42は複動形シリンダ19へ圧搾空
気を送るナイロンチューブ、43aは鋏を作る板状の2
枚の一方の部材、44aは鋏を作る板状の2枚の他方の
部材である。A部をOリング39を形成する2本の指で
挟んでいる。このアクチュエータ40aを駆動する基本
回路は、先に示した図1である。
【0025】このように、この実施の形態1は外力によ
り2本の指先を引き離し、そのときの外力の大きさから
患者の病変等を診断する方式において、2枚の部材で構
成される鋏状の機構43a,44aを具備し、一端をピ
ン41で両者を回動自在に結合し、中間点に外力を発生
させるエアシリンダ19を設置し、他端がOリング39
を形成する2本の指先で挟む個所のあるアクチュエータ
を備える。そうして、患者の作るOリング39を引き離
なそうとする動力としてエアシリンダ39を用い、その
外力の検出をエアシリンダの給気・排気の圧力の測定に
よって行うことから、その外力の検出が正確に行われて
検査精度が高く、従って患部の判別・診断に適切なデー
タが得られる。
【0026】また、エアシリンダ19は複動形で、給気
・排気それぞれの圧力が測定できるようにしており、O
リング39の引き離しのための外力が給気・排気それぞ
れの圧力が測定でき、検査精度が的確になる。さらに、
2本の指先との接触部は、鋏状の2枚の部材に穴40d
を開設しており、2本の指先同志が接触できる構造を備
えるから、Oリング39の形成の確認と引き離されたと
きの外力の確認が確実になり、鋏み形にもかかわらず指
が接触してOリングの原理が実現できる。しかも、エア
シリンダ19の発生する外力がOリング39に印加され
て、Oリング39が開放され、外力の減少状態を排気圧
の立上りの傾斜波形(ノッチ49)から読み取る空気圧
回路を備える。
【0027】(実施の形態2)図4は実施の形態2で適
用するアクチュエータの他の一つを示し、図4(a) は側
断面図、図4(b) は実施の形態を示す斜視図である。こ
の実施の形態は、図4(b) に示すように親指を図4(a)
最上部に備える釦の上に置きこれを押圧してOリングを
形成し、反対側からエア圧力で釦の位置を元に戻して、
Oリングを開放するときの外圧を測定し、患部の検査を
行おうとするものである。
【0028】図4(a) において、40cはアクチュエー
タ、55は釦、55a親指押圧部、56はグリップ部、
57は中間ロッド、58はスプリング、59はストッパ
である。スプリング58は釦55の初期位置状態を保持
するための弱い弾性体で、予めそのスプリング圧力は計
測される外圧に加算されれている。これまでの実施の形
態1では親指と人指し指の2本の指でOリングを形成・
保持するため、安定性に些か難があり、かつ患者が疲れ
るという問題があり、本発明の請求項3に記載の発明
は、これを簡潔に解決している。
【0029】すなわち、一端に親指で押圧する釦55を
有し、他端にエアシリンダ19のピストンロッド[不図
示]を中間ロッド57で連結した棒状のグリップ部56
を形成し、スプリング58の反力に抗して釦55の親指
押圧部55aを下端まで下げ、4指でグリップ部を把握
して、近似的なOリングを形成し、外圧で釦55を押上
げて、先のOリングを開放し、そのときに必要な外力か
ら患部の状態を検査するようにしたことを特徴とするバ
イ・ディジタルOリングテスト装置ある。
【0030】かくして、Oリングを形成する一方が親指
の握り順方向の押圧であり、他方が4本の指でグリップ
部を把握するという安定した、かつテストによる疲労も
生じないという有利な効果を奏することができる。な
お、アクチュエータ40cは右左共通で、つまりどちら
側からも把握可能であり、患者の利腕が左右いずれかに
よりその握り方向を選択すればよい。
【0031】(実施の形態3)図5は実施の形態3で適
用するアクチュエータの別の一つを示し、図5(a) は一
部を切り欠いた平面図、図5(b) は側断面図、図5(c)
はOリングでこのアクチュエータを握って検診を行なお
うとする状態を示す斜視図である。これはB部をOリン
グ39で握るようにして、Oリング39開放の外力を計
測して、病変を診断する手段に使うアクチュエータであ
り、図3におけるアクチュエータのB部を、2本の指先
で形成するOリング39の内周面で握るような、握り形
状に形成したアクチュエータ40bを備えるから、Oリ
ング39の引き離しのための外力が指先と根元の中間部
位に印加され、Oリングの原理形体に近づけたより良い
検査精度の理想的な診断が行える。37a,37bはエ
アシリンダ19への給気・排気を行うエアホースであ
る。
【0032】(実施の形態4)図6は空気圧回路におけ
る流体(圧搾空気)の操作機器・流路を示す空気圧回路
構成図、図7はその操作機器等の動作を制御する電気配
線の系統図である。図6において、3は第1の空圧計測
用のメータ、6は第2の逆止弁、8aは電圧→空圧変換
器(以下『電・空レギュレータ』という)、9は圧力
計、10はサポート電磁弁、11はメカニカルバブ、1
2は第1のエアオペレートバルブ、13は第2のエアオ
ペレートバルブ、14はシャトルバルブ、21は第3の
空圧計測用のメータ、22は第4の空圧計測用のメー
タ、25aはエアシリンダ19(つまりアクチュエータ
40a,40b等)の駆動回路、50は熱線風速計、5
1はエア放出の排気口である。
【0033】また図7において、26は商用電源(例え
ばAC100V)からの電力を本装置へ受け入れる電源
スイッチ、27はAC/DC変換器、28はサーボアン
プ、29は空圧の増加・減少を切り換えるスイッチ、3
0は電・空レギュレータへの指令電圧を調整するモータ
ポテンシオ[モータの回動で抵抗器上の刷子を摺動させ
て抵抗値を調整し出力電圧を制御する手段]、31はモ
ータポテンシオ30の可動・停止を行うスイッチ、32
aは過電圧(焼損)防止ダイオード、32bはシールド
・ツイスト・ケーブル、33はスイッチ30を運転状態
にするか否かを決める手動スイッチ、34は図5に図示
する空気圧回路、35,36,38はエアホースであ
る。
【0034】次に本発明の実施の形態4の回路動作につ
いて説明する。図7において、スイッチ29を「Up」
・上昇側へ倒すことで、モータポテンショ30からの出
力電圧が上昇し、その電圧で電・空レギュレータ8の空
気圧が上昇する。その空気圧がエアシリンダ19(図6
参照)に送気され、Oリング39(図1参照)を引き外
そうとする値として作用する。その後モータポテンショ
30の回動から徐々に昇圧し、遂にOリング39による
力よりエアシリンダ19による力が上回ったとき、Oリ
ング39「開」となり、圧力スイッチ18からの信号に
より、モータポテンショ30を停止せしめる。そのとき
の圧力計9の圧力値を信号処理回路20(図6・図1参
照)に記憶し、補正値を演算し、それをもって予め設定
する圧力値(つまりイニシアライズ)とする。
【0035】先のOリング39「開」の信号は、図6に
おいて第2の速度調節器17を閉じて、圧力の上昇を検
出しているが、エアシリンダ19のピストンにエア漏れ
があるタイプの場合は不適である。そこで、第2の速度
調節器17を開いて、排気口(エア放出)50の風を熱
線風速計で検出すれば、その出力をOリング39「開」
の信号とすることができる。半固定で使用する第1の速
度調節器8に直列に、ダイヤル付の精密な精度の高い流
量調節器15を配設して、流体(圧搾空気)の速度の微
調整を行う。
【0036】このように実施の形態4は、Oリング39
に印加する外力の大きさを予め設定する設定圧力を、ポ
テンションメータ30と電・空レギュレータ8で昇圧す
る手段を設け、Oリング39が外力に負けて開いたとき
に発生させる開信号を受けて、昇圧を停止する手段を有
し、2つの昇圧とその停止の手段を用いて設定圧力を決
定するアクチュエータ40a・40bの駆動回路を備え
ている。さらに、Oリング39が開いたときの開信号
を、エアシリンダ19からの排気圧力を熱線風速計50
で検出する。さらにまた、エアシリンダ19への給気量
を流量調節器15で制御し、昇圧速度をコントロールす
る。
【0037】従って、Oリングが引き離されるときの外
力を予め設定する困難性を克服でき、かつその確認が容
易に適切にできる。Oリングが引き離されたときの外力
を排気圧力で計測し、その測定手段に熱線風速計を適用
してより良いデータが得られる。またOリング「開」の
電気信号は圧力変換器によることもできるが、エアシリ
ンダの性能を自由に選択したい場合の手段として、熱線
風速計による風速測定で決定することができる。Oリン
グが引き離しのための外力がエアシリンダへの給気量を
流量調節器で制御され、昇圧速度をコントロールでき
る。
【0038】図8は、請求項9と請求項10のデータ例
を示し、さらにそれらのデータを処理した結果を示して
いる。図8(a) は給気の昇圧データを示し、時間t1
2 で圧力f1,f2 を表し圧力f3で飽和して、釦は最上
部に至る。
【0039】一方、図8(b) は開度データであり、時間
1 ,t2 の開度をサンプリングする。このようにし
て、図8(a) と図8(b) に示す各データをセンサで拾
い、それらの各データから演算手段(CPU)で算出し
たデータが、図8(c) に示す圧力(力)−開度チャート
である。これを使い患者の診断を行う。
【0040】このようにしてエアシリンダへの給気量の
調節による給気の経時的な昇圧データ図8(a) と、Oリ
ングの経時的な開度データ図8(b) とをそれぞれセンサ
から取込み、演算により圧力(力)−開度チャート図8
(c) を作成する手段を設けたことでバイ・ディジタルO
リングテスト装置が得られ、このようにして、センサか
らの直接的なデータである経時的な給気の昇圧データと
Oリング開度データから、演算による圧力(力)−開度
のチャートが作成でき、より適正にして迅速なテストが
可能になる。精緻な検査結果を取得できるという利便が
認められ、より適正にしてかつ迅速で患部の診断が可能
になり、Oリングテストの利用範囲を拡大するという効
果を奏することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、 検査をする者の訓練が低減できる、 検査をする
者の労力が低減できる、 小形軽量のハンディタイプ
なので患者の負担が小さい等特段の効果を奏することが
できる。しかも、予め設置する圧力値(イニシャライ
ズ)を正確かつ短時間に得ることができ、
【0042】またピストンにエア漏れのあるエアシリ
ンダ極低摩擦でもOリング「開」の信号を得ることがで
き、さらに人に優しいソフトな昇圧を得ることができ
るという有利な効果が得られる。そして、Oリングの
形成が親指で釦を押さえ4指でグリップ部を把握する形
態のアクチュエータを適用することで、患者の疲労を防
ぎ、かつOリングの形成が容易になるという手段をもも
たらされる効果がある。そしてまた、給気の昇圧デー
タと開度データのセンサ情報から圧力(力)−開度チャ
ートが得られるという手法から、精緻な検査結果を取得
できるという利便が認められ、より適正にしてかつ迅速
で患部の診断が可能になり、Oリングテストの利用範囲
を拡大するという効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における基本的回路構成
を示すブロック図
【図2】図2はOリング開放までの給気圧と排気圧の時
間経過を示す特性図であり、 (a) は通常どうりに排気を行いながらのOリング開放ま
での給気圧と排気圧の時間経過を表す図(排気管路を開
いている場合) (b) は排気管路を閉じて得られた排気圧の計測出力波形
を示す図
【図3】本発明の実施の形態1で適用するアクチュエー
タの一つの形状を表し、 (a) は一部を切り欠いた平面図 (b) は側断面図 (c) は一部を切り欠いた正面図
【図4】本発明の実施の形態2として適用するアクチュ
エータの他の一つを示し、 (a) は側断面図 (b) アクチュエータの使用を示す状態図
【図5】本発明の実施の形態3として適用するアクチュ
エータの他の一つを示し、 (a) は一部を切り欠いた平面図 (b) は側断面図 (c) はOリングでこのアクチュエータを握って検診を行
なおうとする状態を示す斜視図
【図6】本発明の実施の形態3の空気圧回路における流
体(圧搾空気)の操作機器・流路を示す空気圧回路構成
【図7】本発明の実施の形態3の操作機器等の動作を制
御する電気配線の系統図
【図8】本発明の昇圧データと開度データから圧力−開
度チャートを得る情報の関係説明図
【図9】従来からのOリングを形成した構造図を表し、
それに対応する従来1の診断手段の説明図
【図10】従来例4の空圧回路における流体(圧縮空
気)の操作機器・流路を示す空圧回路構成図
【符号の説明】
1 電源 2 第1の逆止弁 3 第1のメータ 4 圧力調節器 5 第2のメータ 6 第2の逆止弁 7 切換弁(メカニカルバルブ) 8 圧力制御弁 8a 電圧→空圧変換器(電・空レギュレータ) 8b 減圧弁 9 圧力計 10 Oリングテスト用サポート電磁弁 11 Oリングテスト用メカニカルバルブ 12 第1のエアオペレートバルブ 13 第2のエアオペレートバルブ 14 シャトルバルブ 15 流量調節器 16 第1の速度調節器 17 第2の速度調節器 18 圧力スイッチ 19 エアシリンダ 20 信号処理回路(例えばパソコン) 21 第3のメータ 22 第4のメータ 23 第1の圧力変換器 24 第2の圧力変換器 25a 本発明の駆動回路 25b 従来例4の駆動回路 26 電源スイッチ 27 AC/DC変換器 28 サーボアンプ 29 空圧上昇・減少切換スイッチ 30 モータポテンショ 31 モータポテンショオン・オフスイッチ 32a ダイオード 32b シールド・ツイスト・ケーブル 33 モータポテンショオン・オフスイッチ31の運転
用手動スイッチ 34 空気圧回路 35,36,37a,37b,38 エアホース 39 Oリング 40a,40b,40c アクチュエータ 40d 穴 41 ピン 42 ナイロンチューブ 43a,43b 鋏を形成する2枚の一方の部材 44b,44b 鋏を形成する2枚の他方の部材 45 検査を受ける者の第1の腕 46 検査をする者の腕第1の腕 46f 第1の力 47 検査をする者の腕第2の腕 47f 第2の力 48a 排気管路を開いている場合の給気圧 48b 排気管路を閉じている場合の給気圧 49a 排気管路を開いている場合の排気圧 49b 排気管路を閉じている場合の排気圧 49n ノッチ部分 50 熱線風速計 51 排出口 52 排気圧49bの傾斜角θ 53 排気圧49bのOリング前開の際の空気圧力 54 排気管路を開放時点 55 釦 55a 親指押圧部 56 グリップ部 57 中間ロッド 58 スプリング 59 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仁尾 理 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 (72)発明者 花田 道雄 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 (72)発明者 前澤 宏之 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 (72)発明者 下津浦 康裕 福岡県久留米市通町111−18番地

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者が親指と他の1指の2本の指先で円形
    状に作るOリングを、離反させる外力により前記2本の
    指先を引き離し、そのときの前記外力の大きさから前記
    患者の病変等を診断するバイ・ディジタルOリングテス
    ト装置において、 それぞれの一端が回動可能にピンで結合され、他端が前
    記Oリングを形成する2本の指先で挟む個所を設けた2
    枚の部材で構成される鋏状の機構と、 前記ピンの結合点と前記指先で挟む個所の中間部に前記
    鋏状の機構を開く方向に作動させる前記外力を発生させ
    るエアシリンダと、を備えることを特徴とするバイ・デ
    ィジタルOリングテスト装置。
  2. 【請求項2】前記一端と前記ピンを支点にして開閉され
    る他端との中間部を前記Oリングの内周面で握る個所を
    設け、前記中間部に前記エアシリンダを備えることを特
    徴とする請求項1記載のバイ・ディジタルOリングテス
    ト装置。
  3. 【請求項3】患者が親指と他の1指の2本の指先で円形
    状に作るOリングを、離反させる外力により前記2本の
    指先を引き離し、そのときの前記外力の大きさから前記
    患者の病変等を診断するバイ・ディジタルOリングテス
    ト装置において、 一端に親指で押圧する釦と、 他端にエアシリンダのピストンロッドを中間ロッドで連
    結し他の指で把握する棒状のグリップ部と、 前記一端を親指で押圧し、前記棒状のグリップ部を他の
    指で把握し、前記親指と前記他の指の指先で形成してい
    る疑似的なバイ・ディジタルOリングを、前記釦を前記
    ピストンロッドで押し上げ、Oリングを開く方向に作動
    し前記外力を発生させるエアシリンダと、を具備するこ
    とを特徴とするバイ・ディジタルOリングテスト装置。
  4. 【請求項4】前記エアシリンダは複動形で、給気・排気
    それぞれの圧力が測定できること特徴とする請求項1な
    いし請求項3記載のバイ・ディジタルOリングテスト装
    置。
  5. 【請求項5】前記2本の指先との接触部は、鋏状の前記
    2枚の部材に穴を有し前記2本の指先同志が接触できる
    構造を備えることを特徴とする請求項1または請求項2
    あるいは請求項4に記載のバイ・ディジタルOリングテ
    スト装置。
  6. 【請求項6】前記エアシリンダが発生する外力が前記O
    リングに印加されて前記Oリングが開放され、前記外力
    の減少状態を排気圧の立上りの傾斜波形から読み取る空
    気圧回路を備えることを特徴とする請求項1ないし請求
    項5のいずれかの項に記載のバイ・ディジタルOリング
    テスト装置。
  7. 【請求項7】前記Oリングに印加する前記外力の大きさ
    を予め設定する設定圧力を、ポテンションメータと電圧
    →空圧レギュレータで昇圧する手段と、 前記Oリングが前記外力に負けて開いたときに発生させ
    る開信号を受けて、前記昇圧を停止する手段とを有し、 2つの前記手段を用いて前記設定圧力を決定するアクチ
    ュエータ駆動回路とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載のバイ・ディジタルOリングテスト装置。
  8. 【請求項8】前記Oリングが開いたときの前記開信号
    を、前記エアシリンダからの排気圧力を熱線風速計で検
    出することを特徴とする請求項7記載のバイ・ディジタ
    ルOリングテスト装置。
  9. 【請求項9】前記Oリングが開くときの前記開信号を、
    前記エアシリンダの排気管路を閉じて、エアシリンダの
    ピストンの位置の変化に応じて生じる排気圧力の変化を
    測定することによって検出することを特徴とする請求項
    7記載のバイ・ディジタルOリングテスト装置。
  10. 【請求項10】前記エアシリンダへの給気量を流量調節
    器で制御し、昇圧速度をコントロールすることを特徴と
    する請求項7記載のバイ・ディジタルOリングテスト装
    置。
  11. 【請求項11】前記エアシリンダへの給気量の調節によ
    る給気の経時的な昇圧データと、Oリングの経時的な開
    度データとをそれぞれセンサから取込み、演算により圧
    力−開度チャートを作成する手段を設けたことを特徴と
    する請求項7記載のバイ・ディジタルOリングテスト装
    置。
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