JPH10512525A - ブリック型容器のキャリア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ブリック型の容器（１０）を収容するキャリア（２１）が提供される。ブリックは、互いに接続された側壁（１２）および端壁（１４）と、上記各端壁の一部に重ねられるとともに上記各端壁の一部に沿って下方へ延在する折曲げ部（２０）を有する上部閉塞構造とを備えている。キャリアは、頂壁パネル（２２）と、上記頂壁パネルに折曲げ自在に接続された一対の側壁パネル（２４）と、上記側壁パネルの間に延在してほぼ垂直に配置される一対の保持ストリップ（２６）を備えている。各保持ストリップは、上記頂壁パネルから離間した上縁を有している。上記保持ストリップは、上記側壁パネルに折曲げ自在に接続され、上記側壁パネルおよび保持ストリップは上記ブリックを取り囲み、上記上縁は、上記ブリックの上部閉塞構造の折曲げ部（２０）の下縁に係合している。

Description

【発明の詳細な説明】 ブリック型容器のキャリア 本発明は、一般にはブリック型の容器の厚紙製のキャリアに係り、具体的には 、１または２以上のブリックの頂部に係合するキャリアに関する。 ジュースやミルクあるいは果汁飲料などの液体製品は、ブリックと呼ばれるコ ーティングされた厚紙製の直筒状容器に充填されることが良くある。ブリックは 、矩形の筒を構成するほぼ垂直な側壁および端壁を備えている。筒の底部は折り 畳まれて密封され、筒の頂部は中身を充填するために開放されている。充填後は 、筒の頂部を平たくつぶすことにより頂部の向き合う部分が互いに密封状態に重 なり合ったシームを形成する。このようなシームは、側壁と平行である。次いで 、シームを下方へ折り曲げてこれを容器の頂壁の上に重ねる。この状態において シームの両端は筒の頂壁から突出する。この突出したシームの端部を下方へ折り 曲げることにより、容器の端壁に沿う三角形状の端フラップが形成される。 ブリック型の容器の例は米国特許5,118,036、5,188,285に開示されている。 他の一次容器の場合と同様に、複数のブリックをカートンに装填するかあるい は複数のブリックにキャリアを適用してパッケージを構成することが望まれてい る。ブリック用に開発された多くのラップアラウンド型カートンが知られている 。米国特許4,989,778と5,004,104にその例を見ることができる。 種々の一次容器を包装するのにクリップ型キャリアを利用できる場合がある。 このようなキャリアは、１または２以上の容器の上部と係合し、容器の下部は通 常露出させられる。そのようなクリップ型キャリアは、例えばボトルやカップ状 容器を包装するのにしばしば用いられる。クリップ型キャリアは収容された容器 全体を覆うわけではないが、それにより、厚紙材料の使用量が少なくてすむので 、紙代ないし製造コストを節約することができる。さらに、収容された容器の露 出した部分は、たとえば、人の目を引く図柄が印刷されていたり特徴のある形態 を持っていたりす るので、当該商品の販売促進に効果的である。クリップ型キャリアの例は米国特 許3,860,281や4,318,476に開示されている。 しかしながら、ブリックに対して都合良く使用することができるクリップ型キ ャリアの要望がある。そのようなクリップ型キャリアは、経済性や収容した製品 の高い視認性というクリップ型キャリアに一般的に備わった利点を保有しなけれ ばならないし、また、収容するブリックの上部に簡単かつ確実に取り付けうるも のでなければならない。 本発明の一つの特徴によれば、ブリック型の容器のパッケージが形成される。 容器は、一対の端壁によって互いに接続された一対の側壁と、各端壁の一部に重 ねられるとともにその端壁の一部に沿って下方へ延在する折曲げ部を有する上部 閉塞構造とを有している。このパッケージは、上部閉塞構造の折曲げ部に係合す ることにより上記キャリアが持ち上げられたときに容器とキャリアを一体に保持 する手段を備えている。 本発明の他の特徴によれば、ブリック型容器用のキャリアが提供される。ブリ ックは、互いに接続された側壁および端壁と、各端壁の一部に重ねられるととも に各端壁の一部に沿って下方へ延在する折曲げ部を有する上部閉塞構造とを備え ている。キャリアは、頂壁パネルと、頂壁パネルに折曲げ自在に接続された一対 の側壁パネルとを備えたものであり、さらに、側壁パネルの間に延在してほぼ垂 直に配置される一対の保持ストリップを備えている。各保持ストリップは、頂壁 パネルから離間した上縁を有している。キャリアは、保持ストリップと側壁パネ ルとを折曲げ自在に接続する手段を備え、側壁パネルおよび保持ストリップは、 ブリックを取り囲み、保持ストリップの上縁は、ブリックの上部閉塞構造の折曲 げ部の下縁に係合する。 折曲げ自在に接続する手段は、各保持ストリップに対して設けられた一対のガ セットパネルを有し、ガセットパネルの一方は、保持ストリップを側壁パネルの 一方に接続している。ガセットパネルは、ほぼ三角形状をなし、かつ、保持スト リップに折曲げ自在に接続されることにより、側壁パネルの隣接した方に重なり 合う。 本発明のさらに他の特徴によれば、複数のブリック型容器を収容するキャリア が提供される。これら複数のブリックは、それらの端壁どうしを付き合わせて直 線状に配置されている。キャリアは、頂壁パネルと、頂壁パネルに折曲げ自在に 接続された一対の側壁パネルとを備えている。キャリアは、一対の側壁パネルの 両端部において上記側壁パネルの間に延在してほぼ垂直に配置される第１および 第２の保持ストリップを備えている。また、キャリアは、ほぼ垂直に配置される とともに互いに重なり合うように配置された第３及び第４の保持ストリップを備 え、第３および第４の保持ストリップは、側壁パネルの間に延在するとともに第 １および第２の保持ストリップの中間に配置されている。各保持ストリップは、 頂壁パネルから離間した上縁を有する。また、キャリアは、保持ストリップと側 壁パネルとを折曲げ自在に接続する手段を備え、側壁パネルおよび第１および第 ３の保持ストリップはブリックの一つを取り囲み、上記側壁パネルおよび上記第 ２および第４の保持ストリップは、他のブリックを取り囲み、各保持ストリップ の上縁は、それぞれブリックの上部閉塞構造の折曲げ部の下縁に係合する。 この例によれば、折曲げ自在に接続する手段は、各保持ストリップに対して設 けられた一対のガセットパネルを有し、ガセットパネルの一方は、保持ストリッ プを側壁パネルの一方に接続する。ガセットパネルは、ほぼ三角形状をなし、か つ、保持ストリップに折曲げ自在に接続されることにより、側壁パネルの隣接し た方に重なり合う。加えて、第３および第４の保持ストリップは、それらの下縁 において折目線によって互いに接続されている。 キャリアは、容器の側壁と並んで配置された一対の側壁パネルを備えている。 係合手段は、側壁パネルの間に延在して両者を接続し、かつ、容器の上部閉塞構 造の折曲げ部の下縁の下側にそれぞれ配置される一対の保持ストリップを備えて いる。 本発明をさらに詳細に説明するために、ここで添付した図面を参照する。 第１図は本発明のキャリアに把持されるブリック型容器を示す斜視図である。 第２図は本発明のキャリアを使用したパッケージを示す斜視図である。 第３図は第２図に示すキャリアを形成するためのブランクを示す平面図である 。 第４図は複数のブリックに被せられる途中のキャリアを示す斜視図である。 第１図は液体やその他の流体を充填するための典型的なブリック型の容器を示 す図である。ブリック１０は、ほぼ垂直な２つの側壁１２とこれに接続された２ つの端壁１４とを備えている。側壁１２の上端部は互いに重ね合わされて容器の 上端を密封するシーム１８を形成する。このシーム１８は、二つ折りにされて、 さらに密封性が高められる。このようにして容器の上端に閉塞構造１６が形成さ れる。シーム１８は、その後ブリックの頂部の上に折り重ねられる。こうして形 成された閉塞構造１６の三角形状の端部２０は、端壁１４の上部に沿って延在す るように下方へ向けて折り曲げられる。 第２図は、上記のような構造のブリックを複数収容するキャリア２１を示す。 このキャリア２１は、上部把持式ないしはクリップ型のもので、収容する複数の ブリックの頂部を覆うように配置された頂壁パネル２２を備えている。ブリック の側壁に沿って下方へ向けて延在する側壁パネル２４も備えている。ブリックの 端部に端部構造２６が配置されている。この端部構造２６は、後述するように側 壁パネル２４に接続されている。 第３図は、上記キャリアを形成するためのブランクを示す。側壁パネル２４に は、頂壁パネル２２が折目線２８に沿って接続されている。ブランクの反対側の 端部では、もう一つの側壁パネル３２に糊付けフラップ３０が折目線３４に沿っ て接続されている。 側壁パネル２４と３２は、複数の保持ストリップ３６，３８，４０，４２，４ ４，４６によって互いに接続されている。保持ストリップ３８と４０は折目線５ ０に沿って互いに接続され、保持ストリップ４２と４４は折目線５２に沿って互 いに接続されている。複数の三角形状の接続部５４，５６，５８，６０が側壁パ ネル２４の縁部から延在し、同様の複数の三角形状の接続部６２，６４，６６， ６８が側壁パネル３２の縁部から延在している。 保持ストリップ３６には折目線７４によってガセットパネル７０が接続され、 ガセットパネル７０には三角形状の接続部５４が折目線７２によって接続されて いる。同様に、ガセットパネル７６は、三角形状の接続部５６と保持ストリップ ３８の間を接続し、ガセットパネル７８は、三角形状の接続部５６と保持ストリ ップ４０との間を接続している。同様に、ガセットパネル８０，８２は、三角形 状の接続部５８と保持ストリップ４２，４４の間をそれぞれ接続している。さら に、第３図に示すように、ガセットパネル８４，８６，８８，９０，９２，９４ ，９６は、三角形状の接続部６０，６２，６４，６６，６８とそれらに対応する 保持ストリップとの間を接続している。 第４図は複数のブリック１０に上記キャリアを被せる手順を示す図である。保 持ストリップ３８，４０は折目線５０に沿って互いに重なり合うように折り曲げ られる。この折曲げにより、ガセットパネル７６，７８，８８，９０は、対応す る三角形状の接続部５６，６４に面接触し、これにより、保持ストリップ３８， ４０は、完成されたキャリアの中で側壁パネル２４，３２に対して直交するほぼ 垂直な姿勢に配置される。 同等の折曲げ動作は保持ストリップ４２，４４に対しても行われる。 保持ストリップ３６は、ガセットパネル７０，８６を対応する三角形状の接続 部へ向けて折り曲げる同様の操作により、ほぼ垂直方向に起立する。同様の操作 により、保持ストリップ４６が所定の位置に起立させられる。 保持ストリップを起立させることにより、第４図に示すように、ブリック１０ を挿入するための開口が形成される（判り易くするために図には中央のブリック １０が示され、他のブリックは二点鎖線で示されている）。相対向する保持スト リップ４０，４２（ストリップ４２は第４図では見えない）は、ブリック１０の 端壁に隣接して配置され、キャリアの側壁パネル２４，３２は、その後、ブリッ ク１０の２つの側壁１２に隣接するように移動させられる。保持ストリップ４０ ，４２は、ブリック１０の頂部閉塞構造１６の三角形状の端部すなわち折曲げ部 ２０の下端の下側に係合する。 キャリアを完成させるために、側壁パネル２４，３２はブリック１０へ向けて 移動させられる。糊付けフラップ３０は、ブリック１０の頂部を覆うように折り 曲げられ、次いで頂壁パネル２２は、その一部がフラップ３０に重なるように折 り曲げられる。糊付けフラップ３０と頂壁パネル２２との間が互いに接着され、 これにより、キャリアは、適切にブリック１０に固定される。 保持ストリップ３６，３８，４０，４２，４４，４６の各々は、完成されたキ ャリアの中で各ブリックの閉塞構造１６の三角形の両端部の下側に係合する。こ れにより、キャリアは、収容されたブリックに対して上方へ相対移動しない状態 となり、キャリアが用い上げられたときに、ブリックはキャリアの中に保持され る。同時に、頂壁パネル２２は、キャリアがブリックに対して下方へ相対移動す るのを阻止し、これにより、このパッケージが例えば平面に置かれたときにキャ リアがブリック１０からはずれないように適切に保持される。 上記キャリアは、予め適当に並べられた複数のブリックの頂部に上から被さる ような用い方が好ましい。この場合、キャリアは、保持ストリップがブリックの 折曲げ部２０下端を通過するまで下方へ移動させられる。次いで、キャリアは、 保持ストリップが折曲げ部２０と係合するように持ち上げられ、その後、フラッ プ３０とパネル２２が折り曲げられてキャリアの頂部が閉塞させられる。このよ うな操作は人手で行っても良く、あるいは適当な包装装置によって行っても良い 。 本発明の範囲内で前記構成に種々の変更を加えることができる。たとえば、キ ャリアに、ハンドルや広告掲示用のフラップなどこの技術分野で公知の構造を用 いることにより、キャリアの機能を高めることができる。また、前述のようなブ リックを一列にして収容するものに代えて、２列のブリックを収容するような変 更も可能である。そのようなハンドルや広告掲示および／または２列の物品用の 構成については、米国特許2,82:3,062、2,946,436、5,135,104に開示されている 。 頂壁パネル２２に代えて、収容されたブリックの列の上を横切るように延在し て側壁パネル２４，３２の上縁どうしを接続するハンドルストラップを設けるこ ともできる。 また、各保持ストリップ３６，３８，４０，４２，４４，４６は、その直線状 の上縁が折曲げ部の下側に係合するようになっているが、このような構成に代え て、各保持ストリップの上縁を折曲げ部２０の下縁の形状に合わせてＶ字状に形 成し、このＶ字状の部分に、折曲げ部２０がぴったりとはまり込むようにしても 良い。 前記した構成に対しては、請求の範囲に記載された発明の思想の範囲内で種々 の変更が可能である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 一対の端壁（１４）によって互いに接続された一対の側壁（１２）と、 上記端壁の一部に重ねられるとともに上記端壁の一部に沿って下方へ延在する折 曲げ部（２０）を有する上部閉塞構造とを有する容器（１０）と、この容器のキ ャリアとを備えたパッケージにおいて、 上記キャリアは上記容器の上に配置され、上記キャリアは、上記キャリアを持 ち上げたときに上記容器とキャリアとが一体に保持されるよう上記上部閉塞構造 の折曲げ部に係合する係合手段（２６）を備えていることを特徴とするパッケー ジ。 ２． 前記キャリア（２１）は前記容器の側壁（１２）と並んで配置された一 対の側壁パネル（２４，３２）を備え、前記係合手段（２６）は、前記側壁パネ ルの間に延在して両者を接続し、かつ、前記各折曲げ部（２０）の下縁の下側に 配置される一対の保持ストリップ（３６，４６）を備えていることを特徴とする 請求項１記載のパッケージ。 ３． 前記保持ストリップ（３６，４６）は、前記容器の端壁（１４）に沿っ てほぼ垂直に配置され、かつ、前記折曲げ部（２０）の下縁に係合する上縁を有 していることを特徴とする請求項２に記載のパッケージ。 ４． 前記容器の頂部の上に配置されるとともに前記側壁パネル（２４，３２ ）の上縁に沿って折り曲げ自在に接続された頂壁パネル（２２）を前記キャリア （２１）が備えていることを特徴とする請求項２または３に記載のパッケージ。 ５． 前記キャリア（２１）は、前記保持ストリップ（３６）と前記側壁パネ ル（２４，３２）とを接続する対になされた複数のガセットパネル（７０，８６ ）を備えていることを特徴とする請求項２〜４のいずれかに記載のパッケージ。 ６． 前記各保持ストリップのガセットパネルは、前記側壁パネルにそれぞれ 折曲げ自在に接続され、これにより、ガセットパネルは、上記側壁パネルに重な るように配置されることを特徴とする請求項５に記載のパッケージ。 ７． ブリック型の容器（１０）を収容するキャリア（２１）であって、上記 ブリックは、互いに接続された側壁（１２）および端壁（１４）と、上記各端壁 の一部に重ねられるとともに上記各端壁の一部に沿って下方へ延在する折曲げ部 （２０）を有する上部閉塞構造とを備え、上記キャリアは、頂壁パネル（２２） と、上記頂壁パネルに折曲げ自在に接続された一対の側壁パネル（２４，３２） とを備え、さらに、 上記側壁パネルの間を延在してほぼ垂直に配置される一対の保持ストリップ（ ３６，４６）を備え、各保持ストリップは、上記頂壁パネルから離間した上縁を 有し、 上記キャリアは、上記保持ストリップと上記側壁パネルとを折曲げ自在に接続 する手段（７０，８６）を備え、上記側壁パネルおよび保持ストリップは上記ブ リックを取り囲み、上記上縁は、上記ブリックの上部閉塞構造の折曲げ部（２０ ）の下縁に係合することを特徴とするキャリア。 ８． 前記折曲げ自在に接続する手段は、各保持ストリップに対して設けられ た一対のガセットパネルを有し、上記ガセットパネルの一方は、上記保持ストリ ップを前記側壁パネルの一方に接続していることを特徴とする請求項７に記載の キャリア。 ９． 前記ガセットパネル（７０，８６）は、ほぼ三角形状をなし、かつ、前 記保持ストリップに折曲げ自在に接続されることにより、前記側壁パネル（２４ ，３２）の隣接した方に重なることを特徴とする請求項８に記載のキャリア。 １０． 複数のブリック型容器を収容するキャリアであって、各ブリックは互い に接続された側壁（１２）および端壁（１４）と、上記各端壁の一部に重ねられ るとともに上記各端壁の一部に沿って下方へ延在する折曲げ部（２０）を有する 上部閉塞構造とを備え、上記複数のブリックは、それらの端壁どうしを付き合わ せて直線状に配置され、 上記キャリアは、頂壁パネル（２２）と、上記頂壁パネルに折曲げ自在に接続 された一対の側壁パネル（２４，３２）とを備え、さらに、 上記一対の側壁パネルの両端部において上記側壁パネルの間に延在してほぼ垂 直に配置される第１および第２の保持ストリップ（３６，４６）と、 ほぼ垂直に配置されるとともに互いに重なり合うように配置された第３及び第 ４の保持ストリップ（３８，４０）とを備え、上記第３および第４の保持ストリ ップは、上記側壁パネルの間に延在するとともに上記第１および第２の保持スト リップ（３６，４６）の中間に配置され、 上記各保持ストリップは、上記頂壁パネルから離間した上縁を有し、 上記キャリアは、上記保持ストリップと上記側壁パネルとを折曲げ自在に接続 する手段（７０，７６，７８）を備え、上記側壁パネルおよび上記第１および第 ３の保持ストリップ（３６，３８）は上記ブリックの一つを取り囲み、上記側壁 パネルおよび上記第２および第４の保持ストリップ（４０，４６）は他のブリッ クを取り囲み、上記保持ストリップの上縁は、それぞれ上記ブリックの上部閉塞 構造の折曲げ部の下縁に係合することを特徴とするキャリア。 １１． 前記折曲げ自在に接続する手段は、前記各保持ストリップに対して設け られた一対のガセットパネルを有し、上記ガセットパネルの一方は、上記保持ス トリップを前記側壁パネルの一方に接続していることを特徴とする請求項１０に 記載のキャリア。 １２． 前記ガセットパネル（７０，７６，７８）は、ほぼ三角形状をなし、か つ、 前記保持ストリップに折曲げ自在に接続されることにより、前記側壁パネルの隣 接した方（２４）に重なることができることを特徴とする請求項１１に記載のキ ャリア。 １３． 前記第３および第４の保持ストリップ（３８，４０）は、それらの下縁 において折目線５０によって互いに接続されていることを特徴とする請求項１０ 〜１２のいずれかに記載のキャリア。