【発明の詳細な説明】
除草剤としての置換ピロリドン、チアゾリドン
またはオキサゾリドン
本発明は、除草剤として有用な化合物、それらの製造方法、ならびにそれらを
用いた除草用組成物およびそれらの使用方法に関するものである。
置換窒素を含む複素環を基礎とする種々の化合物が、たとえばドイツ特許出願
公開DE−A−2212558号明細書から知られている。AU−A−8656
417にも窒素含有複素環を基礎とする化合物が開示されており、これらは植物
生長調節剤として有用であると述べられている。除草活性については述べられて
いない。
本出願人は、特別な置換パターンをもち、かつ除草剤として活性である、一群
の化合物を見出した。
本発明の1観点においては、一般式Iの化合物が提供される:
式中、
XはO、SまたはCR4R5であり;
ZはO、SまたはNR4であり;
nは0または1であり;
YはO、S、NR6またはCR4R5であり;
R4およびR5はそれぞれ独立して水素またはC1〜C4アルキルであり;
R6はH、OH、CHO、NR16R17またはC1〜C10ヒドロカルビル、O−
(C1〜C10ヒドロカルビル)であり、これらはいずれも以下のものから選択さ
れる1個または2個以上の置換基で置換されていてもよく:OR16、COR16、
COOR16、OCOR16、CN、ハロゲン、S(O)pR16、NR16R17、NO2
、NR16COR17、NR16CONR17R18、CONR16R17またはヘテロサイク
リル;
R16、R17およびR18はそれぞれ独立して水素、C1〜C6ヒドロカルビルま
たはC1〜C6ハロヒドロカルビルであり;
pは0、1または2である;
あるいは:
YがNR6またはCR4R5であり、かつ以下の場合:
a)ZがNR4であるか;または
b)nが0である;
YとZの、またはYとR1の置換基が一緒になって、式−Q1−Q2−または−Q1
−Q2−Q3−で表される橋を形成していてもよく、ここでQ1、Q2およびQ3は
それぞれ独立してCR12R13、=CR12、CO、NR14、=N、OまたはSを表
し;
R12およびR13はそれぞれ独立して水素、C1〜C4アルキル、OHまたはハ
ロゲンを表し;
R14は水素またはC1〜C4アルキルを表し;
WはOまたはSであり;
R1は水素またはC1〜C10ヒドロカルビル、または3〜8個の環原子を有する
ヘテロサイクリルであり、これらはいずれも以下のものから選択される1個また
は2個以上の置換基で所望により置換されていてもよく:ハロゲン(すなわち塩
素、臭素、フッ素またはヨウ素)、ヒドロキシ、SO2NRaRb(ここでRaおよ
びRbはそれぞれ独立してHまたはC1〜C6アルキルである)、SiRc 3(ここ
でRcはそれぞれ独立してC1〜C4アルキルまたはフェニルである)、シアノ、
ニトロ、アミノ、モノ−およびジアルキルアミノ(ここでアルキル基は1〜6個
またはそれ以上の炭素原子を有する)、アシルアミノ、C1〜C6アルコキシ、C1
〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル
、C1〜C6アルキルスルホニル、カルボキシ、カルボキシアミド(ここでN原子
に結合している基は水素または所望により置換された低級ヒドロカルビルであっ
てもよい);アルコキシカルボニル(ここでアルコキシ基は1〜6個またはそれ
以上の炭素原子を有しうる)、またはアリール、たとえばフェニル;
R2およびR3はそれぞれ独立して水素またはC1〜C4アルキルであり;
Aは芳香族またはヘテロ芳香族の環系であり、これらは以下のものから選択さ
れる1個または2個以上の置換基で所望により置換されていてもよく:ハロゲン
またはC1〜C10ヒドロカルビル、−O(C1〜C10ヒドロカルビル)、−S(C1
〜C10ヒドロカルビル)、−SO(C1〜C10ヒドロカルビル)または−SO2
(C1〜C10ヒドロカルビル)、シアノ、ニトロ、SCN、SiRc 3(ここでRc
はそれぞれ独立してC1〜C4アルキルまたはフェニルである)、COR7、CR7
NOR8、NHOH、ONR7R8、SF5、COOR7、SO2NR7R8、OR9ま
たはNR10R11;また環窒素原子はいずれも第四級化または酸化されていてもよ
く;あるいは基Aの置換基2個以上が結合して縮合5員または6員−飽和または
部分飽和−炭素環または複素環を形成していてもよく、その際いずれの炭素原子
もしくは第四級化窒素原子も前記にAにつき述べたいずれの基で置換されていて
もよく、または環炭素原子はカルボニル基の一部であってもよく、または窒素原
子は酸化されていてもよく;
R7およびR8はそれぞれ独立して水素またはC1〜C10ヒドロカルビルであ
り;
R9は水素、C1〜C10ヒドロカルビル、SO2(C1〜C10ヒドロカルビル)
、CHO、CO(C1〜C10ヒドロカルビル)、COO(C1〜C10ヒドロカルビ
ル)またはCONR7R8であり;
R10およびR11はそれぞれ独立して水素、C1〜C10ヒドロカルビル、O(
C1〜C10ヒドロカルビル)、SO2(C1〜C10ヒドロカルビル)、CHO、C
O(C1〜C10ヒドロカルビル)、COO(C1〜C10ヒドロカルビル)またはC
ONR7R8であり;
基A内のヒドロカルビル基はいずれも以下のもので所望により置換されていても
よく:ハロゲン(すなわち塩素、臭素、フッ素またはヨウ素)、ヒドロキシ、S
O2NRaRb(ここでRaおよびRbはそれぞれ独立してHまたはC1〜C6アルキ
ルである)、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ−およびジアルキルアミノ(ここで
アルキル基は1〜6個またはそれ以上の炭素原子を有する)、アシルアミノ、C1
〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6
アルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、カルボキシ、カルボキシ
アミド(ここでN原子に結合している基は水素、またはハロゲンで所望により置
換された低級ヒドロカルビルであってもよい);アルコキシカルボニル(ここで
アルコキシ基は1〜6個またはそれ以上の炭素原子を有しうる)、またはアリー
ル、たとえばフェニル;
ただし:
i)Aがフェニル基または置換フェニル基であり、それらにおいて隣接する2
置換基が結合して部分飽和または完全飽和した環を形成しておらず、かつYがO
である場合には;ZはNR4ではなく;
ii)XがSであり、R2およびR3が両方ともHであり、かつYがCH2である
場合には;基(Z)n−R1はOH、OC1 〜4アルキル、NHN(C1 〜2アルキル)2
以外のものであり;
iii)XがCH2であり、R2およびR3が両方ともHであり、YがNHまたはN
CH3であり、Aが非置換フェニル、またはハロ、メトキシ、CF3もしくはNO2
で置換されたフェニルであり、かつnが0である場合には;R1はピリジル、ト
リメトキシフェニルまたはジハロフェニル以外のものである。
英国特許GB1345159号明細書には、本発明のものに若干類似する化合
物が開示されている。この明細書には、それらの化合物が除草剤として有効であ
るかもしれないと示唆されているが、ほとんど実例がなく、それらの化合物の活
性の程度を明らかにするデータもない。
本出願の優先日の後に公開された国際特許出願公開WO−A−9413652
号明細書には、同様に除草活性をもつ類似の化合物が開示されている。しかしこ
れらの先行技術化合物の構造には一定の相異があり、特に本発明のZに相当する
原子は、この先行技術明細書の化合物においては常に窒素である。
上記の定義において“C1〜C10ヒドロカルビル”という表現は、この表現が
それ自身で用いられていても、またはより大きな基の一部として用いられていて
も(たとえばC1〜C10ヒドロカルビルオキシ)、最高10個の炭素原子を有す
るヒドロカルビル基を含むものとする。そのようなヒドロカルビル基のサブクラ
スには、最高4個または最高6個の炭素原子を有する基が含まれる。“ヒドロカ
ルビル”という表現は、その範囲に脂肪族、脂環式および芳香族ヒドロカルビル
基、ならびにそれらの組合わせを含むものとする。したがってそれには、たとえ
ばアルキル、アルケニルおよびアルキニル基、シクロプロピル、シクロプロピル
メチル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシル基、アダマンチル
基ならびにフェニル基が含まれる。
上記の定義において“ヘテロサイクリル”という表現は、芳香族および非芳香
族の両方の基を含むものとする。ヘテロ芳香族基の例にはピリジル、ピリミジル
、トリアジニル、チエニル、フリル、オキサゾリル、イソオキサゾリルおよびチ
アゾリルが含まれ、非芳香族基の例には上記のものの部分飽和および完全飽和変
異体が含まれる。
“C1〜C6アルキル”という表現は、1〜6個の炭素原子を有する完全飽和の
直鎖または分枝鎖炭化水素鎖を意味する。その例には、メチル、エチル、n−プ
ロピル、イソ−プロピル、n−ブチル、t−ブチルおよびn−ヘキシルが含まれ
る。“アルコキシ”、“シクロアルキル”、“アルキルチオ”、“アルキルスル
ホニル”、“アルキルスルフィニル”および“ハロアルキル”などの表現はこれ
に応じて解釈すべきである。
“C2〜C6アルケニル”という表現は、2〜6個の炭素原子および少なくとも
1つの炭素−炭素二重結合を有する直鎖または分枝鎖炭化水素鎖を意味する。そ
の例には、エテニル、2−プロペニルおよび2−ヘキセニルが含まれる。シクロ
アルケニル、アルケニルオキシおよびハロアルケニルなどの表現はこれに応じて
解釈すべきである。
“C2〜C6アルキニル”という表現は、2〜6個の炭素原子および少なくとも
1つの炭素−炭素三重結合を有する直鎖または分枝鎖炭化水素鎖を意味する。そ
の例には、エチニル、2−プロピニルおよび2−ヘキシニルが含まれる。シクロ
アルキニル、アルキニルオキシおよびハロアルキニルなどの表現はこれに応じて
解釈すべきである。
本明細書に関して“アリール”および“芳香族環系”という用語は、単環、二
環または三環のいずれであってもよい環系を意味する。それらの環系の例には、
フェニル、ナフタレニル、アントラセニルまたはフェナントレニルが含まれる。
環中の窒素原子は第四級化または酸化されていてもよい。
本明細書に関して“ヘテロアリール”という用語は、少なくとも1個の異種原
子を含有し、かつ単環または2以上の縮合環からなる芳香族環系を意味する。
好ましくは単環は最高4個、二環系は最高5個の異種原子を含み、それらは好
ましくは窒素、酸素および硫黄から選択されるであろう。それらの基の例には以
下のものが含まれる:フリル、チエニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル
、1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、テトラゾリル、オキ
サゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、1,2,3−オキ
サジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル
、1,2,5−オキサジアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−
チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、
1,2,3,4−オキサトリアゾリル、1,2,3,5−オキサトリアゾリル、
1,2,3,4−チアトリアゾリル、1,2,3,5−チアトリアゾリル、ピリ
ジル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル、1,2,3−トリアジニル、
1,2,4−トリアジニル、1,3,5−トリアジニル、1,2,4,5−テト
ラジニル、ベンゾフリル、ベンゾイソフリル、ベンゾチエニル、ベンゾイソチエ
ニル、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾ
イソチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイミダ
ゾリル、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリ
ニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、ベンゾトリアジニル、プリニル、プテ
リジニルおよびインドリジニル。
本明細書に関して“縮合した飽和または部分飽和炭素環または複素環”という
用語は、芳香族性でない5員または6員の炭素環または複素環が芳香族またはヘ
テロ芳香族の環系に縮合した環系を意味する。そのような系の例には、ベンゾイ
ミダゾリニル、ベンゾオキサゾリニルおよびベンゾジオキソリルが含まれる。
基Aの置換基の具体例には以下のものが含まれる:メチル、エチル、n−プロ
ピル、イソ−プロピル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ペンタフルオ
ロエチル、トリクロロメチル、エトキシビニル、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨ
ード、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソ−プロポキシ、ジフルオロメ
トキシ、トリフルオロメトキシ、テトラフルオロエトキシ、シアノ、ニトロ、ア
ミノ、モノ−またはジアルキルアミノ(ここでアルキル基はそれぞれ1〜6個ま
たはそれ以上の炭素原子を有しうる)、ヒドロキシルアミノ、アシル(たとえば
アセチルまたはトリフルオロアセチル)、メチルチオ、メチルスルフィニル、メ
チルスルホニル、トリフルオロメチルチオ、SCN、SF5、トリフルオロメチ
ルスルフィニル、トリフルオロメチルスルホニル、スルホンアミド、カルボキシ
、アルコキシカルボニル(ここでアルキル基は1〜6個またはそれ以上の炭素原
子を有しうる)、カルボキシアミド(ここでN原子に結合している基は水素また
は所望により置換された低級ヒドロカルビルであってもよい);またはアシルア
ミノ(たとえばアセトアミド)。1個より多くの置換基がある場合、それらの置
換基は同一でも異なってもよい。
基Aの好ましい置換基にはC1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、O(C1
〜C4アルキル)、O(C1〜C4ハロアルキル)、S(C1〜C4アルキル)、S(
C1〜C4ハロアルキル)およびハロが含まれる。これらの好ましい置換基の具体
例は以下のものである:トリフルオロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロ
メトキシ、トリクロロメトキシ、ジフルオロメトキシ、ジクロロメトキシ、フル
オロメトキシ、クロロメトキシ、トリクロロエトキシ、トリフルオロエトキシ、
ジクロロエトキシ、ジフルオロエトキシ、フルオロエトキシ、トリフルオロメチ
ルチオ、エトキシ、メトキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨードおよびメチル
。
好ましい化合物には、R1が水素またはC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニ
ル、C2〜C6アルキニル、CO(C1〜C6アルキル)、CO(C2〜C6アルケニ
ル)、CO(C2〜C6アルキニル)、C3〜C8シクロアルキル、ベンジル、フェ
ニル、または5員もしくは6員の複素環であるものが含まれる。これらのR1基
はいずれも、ハロ、SiRc 3、CN、COOH、COO(C1〜C4アルキル)、
COHN(C1〜C4アルキル)2またはCO(C1〜C4アルキル)から選択され
る1個または2個以上の置換基で置換されていてもよく、シクロアルキル、ベン
ジル、フェニルまたは複素環式R1基はC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル
またはC2〜C6アルキニルでさらに置換されていてもよい。
好ましい基R1の具体例には、以下のものが含まれる:所望により置換された
C1〜C6アルキル、たとえばメチル、−C(CH3)3、−CH(CH3)2、−C
H2C(CH3)3、−CH2CH3、−C(CH3)2CN、−CH2CH(CH3)2
、−CH2CH2C(CH3)3、−CH2CH2CH3、CH2C(CH3)2またはC
(CH3)2CH2Cl;C2〜C6アルケニル、たとえばC(CH3)2CH=CH2
およびCH2C(CH3)2CH=CH2;アルキニルたとえばCH2C≡CHまた
はC(CH3)2C≡CH;C1〜C6アルキル−OH、たとえばC(CH3)2CH2
OH;所望により置換されたC3〜C8シクロアルキル、たとえばシクロブチル、
1−メチルシクロブチル、1−メチルシクロプロピル、1−メチルシクロペンチ
ル、1−メチルシクロヘキシル、1−シアノシクロプロピル、1−シアノシクロ
ブチル、1−シアノシクロペンチル、1−シアノシクロヘキシル、1−アセチレ
ニルシクロプロピル、1−アセチレニルシクロブチル、1−アセチレニルシクロ
ペンチル、1−アセチレニルシクロヘキシル;所望により置換されたフェニル;
所望により置換されたヘテロサイクリル、たとえばピロリル、メチルイソオキサ
ゾリルまたはメチルピリジル;COC1〜C6アルキル、たとえばCOC(CH3)3;
C1〜C6アルキルCOO(C1〜C4アルキル)、たとえばC(CH3)2COOC2
H5;またはSiRc 3、たとえばトリメチルシリル。
他の好ましい化合物は、独立して、またはいかなる組み合わせであってもよい
が:
XがS、OまたはCH2であり;
YがS、O、CH2、CH(CH3)またはNR6であり;
ZがNHもしくはOであるか;またはnが0であってZが存在せず;
R2およびR3が両方とも水素であり;または
Q1、Q2およびQ3が存在する場合には、それらがCH2またはC=Oである
化合物である。
Yが基NR6である場合、R6は以下のものであることが好ましい:水素、−C
HO、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C8
シクロアルキル、アリール、たとえばベンジル:所望により以下のもので置換さ
れていてもよい:C1〜C4ハロアルキル、またはC1〜C4ハロアルコキシ、(C1
〜C6アルキル)アリール、(C1〜C6アルキル)ヘテロサイクリル、−O(C1
〜C6アルキル)、−O(C1〜C6アルキル)アリール、−O(C1〜C6アルキ
ル)ヘテロサイクリル、−C1〜C6アルキル−OH、−(C1〜C6アルキル)−
O−(C1〜C6アルキル)、−(C1〜C6アルキル)−S−(C1〜C6アルキル)
、−C1〜C6アルキル(OC1〜C6アルキル)2、−C1〜C6アルキル−NH(
C1〜C6アルキル)、−C1〜C6アルキル−N(C1〜C6アルキル)2、C1〜C6
ア
ルキル−COO(C1〜C6アルキル)、−C1〜C6アルキル−OCONH(C1
〜C6アルキル)および−C1〜C6アルキル−OCO(C1〜C6アルキル)。
そのような好ましいR6基の例には以下のものが含まれる:水素、CHO、メ
チル、エチル、イソプロピル、n−プロピル、イソブチル、シクロプロピル、C
H2−シクロプロピル、ベンジル、置換ベンジル、たとえばp−トリフルオロメ
トキシベンジル、フェニル、メトキシ、2−ヒドロキシエチル、2−メトキシエ
チル、2,2−ジメトキシエチル、3−プロペン−1−イル、3−プロピン−1
−イル、2−(N,N−ジメチルアミノ)エチル、CH2CO2CH3、CH2CO2
CH2CH3、CH2CH2OCONHC(CH3)3、CH2CH2COOCH2CH3
、2−アセトキシエチルおよび2−チオメチルエチル。
前記式Iには、記載した構造の互変異性形、およびたとえば分子が結晶格子中
に配置される様式の相異、または分子の一部が他の部分に対して自由に回転しえ
ないこと、または幾何異性、または分子内もしくは分子間水素結合などにより生
じる可能性のある、物理的に識別できる化合物の変異形が含まれるものとする。
本発明化合物のあるものは、鏡像異性体またはジアステレオマーの形で存在す
る可能性がある。本発明は、すべての個々の形態およびそのあらゆる割合の混合
物を包含する。
一般式Iの化合物の具体例を表Iに示す。これらの化合物すべてにおいてR2
およびR3は両方とも水素である。表Iおよび本明細書全体において、Meはメ
チル、Etはエチル、Prはプロピル、Phはフェニル、Bzはベンジル、Ac
はアセチルを表す。
式Iの化合物は多様な方法で好適に製造される。それらのうちの幾つかにつき
以下に述べる。
たとえば一般式Iの化合物は一般式IIの化合物(式中、A、R2、R3および
Xは一般式Iにつき定めたものであり、かつR15はOH、SHまたはNHR6で
あり、ここでR6は一般式Iにつき定めたものである)から合成できる。R15が
OH、SHおよびNHR6である一般式IIの化合物は、それぞれYがO、Sお
よびNR6である一般式Iの化合物を生成する。
一般式IIの化合物と一般式R1COCl、R1OCOCl、R1−N=C=O
およびR1R4NCOClの化合物との反応により、一般式IにおいてそれぞれW
がOでありかつnが0である化合物、ZがOである化合物、ZがNHである化合
物、およびZがNR4である化合物が生成する。
一般式IにおいてWがSであり、かつZがNHである化合物は、一般式IIの
化合物と一般式R1−N=C=Sの化合物を反応させることにより製造できる。
R15がOHまたはNR6である一般式IIの化合物は、式R1O(C=O)O(
C=O)OR1化合物との反応により、YとWの両方がOである一般式Iの化合
物に変換することもできる。
一般式IIの化合物から一般式Iの化合物への変換は、有機溶剤、たとえばク
ロロホルム、ジクロロメタンまたはトルエン中で0〜50℃の温度、好ましくは
室温で実施できる。この反応は一般に塩基の存在下で最も好都合に進行する。塩
基はたとえば4−N,N−ジメチルアミノピリジン(DMAP)またはトリエチ
ルアミンのようなアミンである。あるいは、一般式IIの化合物をイソシアネー
トと反応させる場合、塩基の代わりに触媒量の三フッ化ホウ素エーテレートを用
いてもよい。
一般式IにおいてXがCR4R5であり、ZがNH4であり、WがOであり、Y
がNR6であり、かつnが1である化合物は、一般式IIの化合物(式中、R15
はNHR6である)を一般式R1R4NCOClのカルバモイルクロリドで、好適
な溶剤、たとえばN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)中において、好適な
塩基、たとえばDMAPの存在下に、0〜100℃の適切な温度、通常は室温で
処理することにより製造できる。式R1R4NCOClの化合物は当該技術分野で
既知であり、または式NHR1R4のアミンをホスゲンで、好適な溶剤、たとえば
トルエン中において処理することにより製造できる。
一般式IIの化合物は一般式IIIの化合物(式中、A、R2、R3およびXは
一般式Iにつき定めたものであり、かつR20は脱離基、たとえばCl、Br、I
、メタンスルホニルオキシまたはトルエンスルホニルオキシである)から種々の
経路で合成できる。
一般式IIにおいてR15がNHR6であり、かつR6がHである化合物は、一般
式IIIの化合物から、アルカリ金属アジド、たとえばナトリウムアジドと反応
させて相当するアジド化合物にしたのち、このアジドを既知の方法で、たとえば
1,3−プロパンジチオールを用いて塩基性溶剤中で還元して、一般式IIの適
切な化合物にすることにより製造できる。この反応の第1工程は0〜30℃の温
度、好ましくは室温で、溶剤、たとえばジメチルホルムアミド(DMF)中にお
いて実施できる。アジドから一般式IIの化合物への変換は、好ましくは不活性
雰囲気、たとえば窒素中において、0〜30℃、最も好適には室温で実施される
。溶剤はアミン、たとえばトリエチルアミンであってもよい。
一般式IIにおいてR15がNHR6であり、かつR6が水素以外のものである化
合物は、一般式IIIの化合物から、式NH2R6の化合物(式中、R6は一般式
Iにつき定めたものである)との反応により製造できる。この反応は0〜80℃
の温度、好ましくは0℃から室温までの温度で実施することができ、反応を0℃
で開始し、次いで大部分の反応体が生成物に変換されたのち室温にまで昇温させ
ることが特に好ましい。この反応は一般に有機溶剤、特にエーテル類、たとえば
テトラヒドロフラン(THF)中で実施される。
一般式IIにおいてR15がOHである化合物は、一般式IIIの化合物(式中
、R20はClである)から、水性塩基、一般に弱塩基、たとえばアルカリ金属重
炭酸塩との反応により製造できる。しかし場合により、特に基Aが複素環基であ
る場合には、たとえば水性リン酸水素カリウムにより与えられる緩和な酸性条件
を用いることが好ましい。典型的には、エーテル類、たとえばTHFなどの溶剤
中における一般式IIIの化合物の溶液を、水性試薬と共に0〜50℃の温度、
好ましくは室温で撹拌する。
一般式IIにおいてR15がOHである化合物は、一般式IVの化合物(式中、
A、R2、R3およびXは一般式Iにつき定めたものである)から、強塩基、たと
えばLiN(Si(CH3)3)2またはLiN(CH(CH3)2)2と反応させ、
次いで活性酸素を有する化合物、たとえば式Vの化合物(式中、たとえばArは
p−トリル基であり、かつAr′はフェニル基である)と反応させることにより
製造することもできる。この反応は好適には溶剤、たとえばTHF中において、
約−100〜30℃、好ましくは−80〜0℃の温度で行われる。
一般式IIにおいてR15がOHであり、かつXがCH2である化合物の製造方
法は、一般式VIの誘導体(式中、Aは一般式Iにつき定めたものである)を一
般式VIIの化合物(式中、R2およびR3は一般式Iにつき定めたものであるが
、好ましくは水素であり、R4およびR5は水素である)と反応させることによる
。この反応は溶剤の不在下に、約100〜300℃、好ましくは約150℃の温
度で行うことができる。この反応は新規であり、本発明の他の観点をなす。
この反応はAがフェニルまたは置換フェニルである化合物につき特に良好に行
われる。
一般式VIおよびVIIの化合物は一般に容易に入手できるか、または当該技
術分野で知られている方法により製造できる。一般式VIの化合物の幾つかの合
成例を後記の実施例に示す。一般式Vの化合物はJ.Org.Chem.,(1
988)53,2087の記載に従って製造できる。
一般式IIIにおいてR20がClまたはBrである化合物は、前記に定めた式
IVの化合物から適宜、塩素化または臭素化により製造できる。個々のハロゲン
化法は基AおよびXの性質に依存するが、熟練した化学者は適切な経路を決定す
ることができるであろう。たとえばXがSである場合、塩化スルフリル、N−ク
ロロスクシンイミドまたは塩素などの試薬を用いて塩素化を行うことができる。
この反応は塩素化された溶剤、たとえばジクロロメタン中で行うことができる。
塩素化反応は、−15〜5℃、好ましくは−5〜0℃の温度で実施することが好
ましいであろう。XがCH2である場合、臭素化は一般に、三臭化リンの存在下
で臭素と反応させるか、またはハロゲン化された溶剤中でN−ブロモスクシンイ
ミドと反応させることにより実施される。この反応はしばしば約70〜150℃
の温度で行われ、このため高沸点溶剤、たとえばクロロベンゼンを用いることが
必要であろう。不活性雰囲気、たとえば窒素が一般に用いられるであろう。
一般式IIにおいてR15がOHであり、かつXがCH2である化合物を、塩素
化剤、特に塩化チオニルで処理することにより、一般式IIIの化合物(式中、
R20はClであり、かつXはCH2である)に変換できる。この反応は室温で開
始し、室温に約2〜14時間維持したのち、好ましくは溶剤の還流温度に加熱す
ることができる。
一般式IIIにおいてR20がBrであり、かつXがCH2である化合物も、一
般式IIの化合物においてR15がOHであり、かつXがCH2である化合物から
製造できる。この場合、一般式IIの化合物を1,2−ジブロモテトラクロロエ
タンおよびトリフェニルホスフィンなどの試薬で処理することができる。用いる
溶剤は、好ましくはエーテル類、特にジエチルエーテルであり、反応を約−10
〜5℃、好ましくは約0℃の温度で開始し、次いで室温にまで昇温させることが
できる。
一般式IIIにおいてR20がメタンスルホニルオキシまたはトルエンスルホニ
ルオキシである化合物は、一般式IIの化合物(式中、R15はOHである)から
、適宜、メタンスルホニルクロリドまたはトルエンスルホニルクロリドとの反応
により合成できる。この反応は0〜30℃、通常は約5℃の温度で、溶剤、たと
えばジクロロメタン中において、塩基、たとえばトリエチルアミンの存在下に行
うことができる。
一般式IIIにおいてR20がIである化合物は、R20がClまたはBrである
一般式IIIの化合物から、溶剤、たとえばアセトン中でのヨウ化ナトリウムと
の反応により製造できる。
一般式IIIおよびIVにおいてXがCR4R5である化合物は、式XXIII
の化合物(式中、A、R2、R3、R4およびR5は一般式Iにつき定めたものであ
り、R26はH、ClまたはBrであり、かつR27はハロゲン、たとえば臭素また
はヨウ素である)を塩基、たとえばアルカリ金属のアルコキシドまたは水素化物
の存在下に、適切な溶剤中において、0〜70℃の温度、好適には周囲温度で環
化することによっても製造できる。塩基がアルカリ金属アルコキシド、たとえば
ナトリウムメトキシドである場合はアルコール類が好適な溶剤であるが、アルカ
リ金属水素化物、たとえば水素化ナトリウムを選ぶ場合は非プロトン溶剤、たと
えばTHFを選ぶ方が適切である。
式XXIIIの化合物は前記に定めた式VIの化合物から、式XXIVの化合物
(式中、R2、R3、R4およびR5は一般式Iにつき定めたものであり、かつR26
およびR27は一般式XXIIIにつき定めたものである)と、塩基、たとえばト
リエチルアミンの存在下に、溶剤、たとえばジエチルエーテル中において、0〜
100℃、好適には周囲温度で反応させることにより製造できる。一般式XXI
Vの化合物は容易に得られるか、または既知の方法で、たとえばIkutaら,J.Med.Chem.
,30,1995(1987)の記載に従って製造でき
る。
一般式IVにおいてXがSである化合物は、一般式VIの誘導体(式中、Aは
一般式Iにつき定めたものである)より、反応物から連続的に水を除去しながら
チオグリコール酸および一般式R2R3COの化合物と反応させることによって製
造できる。
しかし場合により、環化が起こらないか、または不完全であり、反応生成物の
一部または全部が一般式XXXの化合物(式中、A、R2およびR3は一般式Iに
つき定めたものである)である。
一般式XXXの化合物を有機溶剤、たとえばジクロロメタン中において、弱塩
基、たとえばトリエチルアミンで処理し、次いでハロゲン化剤、たとえば塩化チ
オニルで処理し、さらに弱塩基で処理することにより環化して、一般式IVの化
合物を得ることができる。
一般式IVにおいてXがCH2である化合物は、一般式VIの化合物から2工
程で製造できる。まず式VIの化合物を一般式VIIIの化合物(式中、R2お
よびR3は一般式Iにつき定めたものである)と反応させて一般式IXのカルボ
ン酸(式中、R2およびR3は一般式Iにつき定めたものである)を得る。この反
応は、好ましくは約15〜50℃の温度で溶剤の存在下または不在下に実施され
る。一般式VIIIの化合物の製造方法はOrganic Synthesis
,60,66−68に記載されている。
一般式IXの化合物は脱カルボキシル化により一般式IVの化合物に変換する
ことができ、これは単に融点にまで加熱して脱カルボキシル化を行わせることに
より達成できる。
あるいは式IVにおいてXがCR4R5である化合物は、式XXVの化合物(式
中、Aは一般式Iにつき定めたものであり、かつR13はハロゲンである)から、
式XXVIの化合物(式中、R2、R3、R4およびR5は一般式Iにつき定めたも
のである)と、金属または金属酸化物、好適には銅または酸化銅(I)の存在下
に、30〜250℃、好適には130〜180℃の温度で反応させることにより
製造できる。別法には、XXVを溶剤、たとえばジメチルスルホキシド中で0〜
100℃、適切には周囲温度においてXXVIのアルカリ金属塩で処理すること
が含まれる。この経路はAが複素環基である化合物に特に有用である。
一般式IIにおいてXがOであり、かつR15がOHである化合物は、一般式X
IIIの化合物(式中、A、R2およびR3は一般式Iにつき定めたものであり、
かつ各々のR19は独立してベンジルまたは置換ベンジルである)から、酸、たと
えばトリフルオロ酢酸の存在下で、還元により、好適にはパラジウムまたは白金
触媒上での水素添加により製造できる。
一般式XIIIの化合物は、一般式XIVの化合物(式中、R19は一般式XI
IIにつき定めたものであり、かつAは一般式Iにつき定めたものである)から
、式R19OCR2R3Xの化合物(式中、Xはハロゲン、特に塩素であり、かつR2
、R3およびR19は前記に定めたものである)との反応により製造できる。最適
結果を得るために、反応を混合水性溶剤/有機溶剤、たとえば水/ジクロロメタ
ン中で、塩基、たとえば水酸化ナトリウム、および層間移動触媒、たとえばヨウ
化テトラブチルアンモニウムの存在下に実施する。
一般式XIVの化合物は、一般式VIの化合物から、一般式XVの化合物(式
中、R19は一般式XIIIにつき前記に定めたものである)との反応により製造
できる。通常は一般式XVの化合物を、一般式VIの化合物と反応させる前に塩
素化剤、たとえば塩化オキサリルにより、N,N−ジメチルホルムアミド(DM
F)の存在下で酸塩化物に変換する。この反応は有機溶剤、好ましくは塩素化さ
れた溶剤、たとえばジクロロメタン中で行うことができる。
一般式XVのカルボン酸は、一般式XVIのエステル(式中、R19は一般式X
IIIにつき定めたものである)から既知の方法で、たとえば溶剤、たとえばテ
トラヒドロフラン(THF)中において炭酸カリウム水溶液で処理することによ
り製造できる。
一般式XVIのエステルは、ジクロロ酢酸から一般式R19OHのアルコール(
式中、R19は一般式XIIIにつき前記に定めたものである)およびそれに対応
するアルカリ金属アルコキシドの混合物との反応により製造できる。この反応は
通常は適切なアルコール類中で行われる。この反応の出発原料はすべて容易に入
手できる。
あるいは一般式IIにおいてXがOであり、かつR15がOHである化合物は、
一般式XIIの化合物(式中、R21はC1〜C6アルキルであり、かつA、R2お
よびR3は一般式Iにつき定めたものである)から、酸、たとえば塩酸と、有機
溶剤、たとえば1,4−ジオキサン中で反応させることにより合成できる。
一般式XIIの化合物は、一般式XVIIの化合物(式中、A、R2およびR3
は一般式Iにつき定めたものであり、R21は前記に定めたものであり、かつR23
はC1〜C6アルキルである)から、2段階反応で合成できる。その際、この化合
物をまず強酸、たとえばトリフルオロ酢酸で処理し、次いで弱塩基、たとえば重
炭酸ナトリウムと共に加熱する。
場合により、一般式XVIIの化合物を強酸で処理すると、一般式XIIの中
間体を単離する必要なしに一般式IIの化合物が得られるであろう。
一般式XVIIの化合物は、一般式XVIIIの化合物(式中、A、R2、R3
、R21およびR23は前記に定めたものである)を、たとえば過ヨウ素酸ナトリウ
ムなどの酸化剤で酸化することにより得られる。この反応は、好ましくは極性溶
剤、たとえば水とアルコール類、たとえばメタノールまたはエタノールとの混合
物中において、0〜100℃の温度、好ましくは室温で実施される。
一般式XVIIIの化合物は、一般式XIXの化合物(式中、AおよびR23は
前記に定めたものである)および一般式XXの化合物(式中、R2およびR3は一
般式Iにつき定めたものであり、R21は一般式XIIにつき定めたものであり、
かつXは脱離基、特にハロゲン、たとえば塩素である)から製造できる。この反
応には、たとえば水酸化ナトリウム水溶液により与えられる塩基性条件が必要で
あり、これを有機溶剤、たとえばジクロロメタンと混合してもよい。この場合、
層間移動触媒が存在してもよい。一般式XXのエーテル類は容易に入手できるか
、または熟練した化学者が容易に合成できるであろう。
一般式XIXの化合物は、一般式VIの化合物を一般式XXXIの化合物(式
中、R23は前記に定めたものであり、かつR22はC1〜C6アルキルである)と反
応させることにより合成できる。これらの化合物は容易に入手できる。この反応
は塩基性条件下で、たとえば水素化ナトリウムの存在下で実施することが極めて
好ましい。極性有機溶剤、たとえばDMSOを使用できる。
式IIにおいてXがSであり、かつR15がOHである化合物は、式XXIの化
合物(式中、A、R2およびR3は式Iにつき定めたものである)の加溶媒分解に
より製造できる。この反応は、溶剤、たとえばジクロロメタン中の水性アルコー
ル、たとえばメタノールの存在下に、0〜50℃の温度、好ましくは周囲温度で
実施するのが好都合である。この反応は、弱塩基、たとえば重炭酸ナトリウムま
たはカリウムの存在下で行うと、より効果的に進行することが多い。
式XXIの化合物は、式XXIIの化合物(式中、A、R2およびR3は式Iに
つき定めたものである)から、無水トリフルオロ酢酸と、溶剤、たとえばトリフ
ルオロ酢酸中において−10〜70℃の温度、好適には周囲温度で反応させるこ
とにより製造できる。
式XXIIの化合物は、式IVの化合物(式中、XはSである)から、たとえ
ば過ヨウ素酸塩との反応により製造できる。好適な溶剤は水性アルコール、たと
えばエタノールまたはメタノールであり、好適な温度は周囲温度である。Aが酸
化されやすい基を含まない場合、溶剤、たとえばジクロロメタン中の1当量の過
酸、好適にはm−クロロ過安息香酸を使用できる。
一般式IIにおいてR15がSHである化合物は、一般式IIIの化合物(式中
、R20はBrである)から、一般式HS(C=O)R1のチオ酸(式中、R1は一
般式Iにおいて定めたものである)と先ず反応させて一般式Iの化合物(式中、
YはSであり、WはOであり、かつnは0である)となし、次いでプロトン溶剤
、たとえばメタノール中でアンモニアと反応させることにより製造できる。第2
工
程は、好ましくは−10〜+10℃、通常は約0℃の温度で実施される。
一般式IにおいてXがCR4R5であり、YがOであり、WがOであり、かつZ
がNHである化合物を製造するための別法は、一般式XXVIIの化合物(式中
、A、R1、R2、R3、R4およびR5は一般式Iにつき定めたものであり、かつ
R25はハロゲン、たとえばクロロ、ブロモまたはヨードである)の環化による。
この反応には塩基性条件が必要であり、これはたとえばアルカリ金属の水素化物
またはアルコキシドにより与えられる。溶剤は、選ばれる塩基によってある程度
左右され、水素化物系の塩基にはTHFなどの溶剤が好ましく、アルコキシド系
塩基にはアルコール系溶剤の方が適切である。一般式XXVIIの化合物も除草
活性を示し、本発明のさらに別の1観点をなす。
一般式XXVIIの化合物は、一般式XXVIIIの化合物(式中、A、R1
、R2、R3、R4およびR5は一般式Iにつき定めたものであり、かつR25は一般
式XXVIIにつき定めたものである)と式R1−N=C=Oの化合物の反応に
より製造できる。
この反応は、一般式IIの化合物を式R1−N=C=Oの化合物との反応によ
り一般式Iの化合物に変換することにつき先に記載したものと同様であり、同一
または類似の反応条件が適用される。
この方法の変法では、一般式IにおいてXがCR4R5であり、YがOであり、
WがOであり、かつZがNHである化合物を、一般式XXVIIIの化合物から
前記と同じ工程を用いて、ただし逆の順序で実施して製造できる。したがって、
一般式XXVIIIの化合物を一般式XXVIIの化合物の環化の場合と同じ反
応条件で環化して、一般式IIの化合物(式中、R15はOHである)となす。次
いでこの一般式IIの化合物を前記に従って式R1−N=C=Oの化合物と反応
させて、一般式Iの目的化合物(式中、XはCR4R5であり、YはOであり、W
はOであり、かつZはNHである)となすことができる。
一般式XXVIIIの化合物は、一般式VIのアニリン誘導体を一般式VII
の化合物(式中、R2、R3、R4およびR5は一般式Iにおいて定めたものである
)と、三臭化ホウ素、三塩化アルミニウム、四塩化スズまたは四塩化チタンなど
の試薬の存在下に、溶剤、たとえばジクロロメタンまたはジクロロエタン中で反
応
させることにより製造できる。
あるいは、一般式XXVIIにおいてR25がヨードであり、かつA、R2、R3
、R4およびR5が一般式Iにつき定めたものである化合物を、一般式XXIXの
化合物(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は一般式Iにつき定めたものであ
る)から製造できる。まず、溶剤、たとえばジクロロメタン中における一般式X
XIXの化合物の溶液を、ワンポット反応においてヨウ化トリメチルシリル、塩
化トリメチルシリルおよび塩化オキサリルで順次処理する。次いで反応混合物に
一般式VIの化合物を、溶剤、たとえばジクロロメタン中で塩基、たとえばピリ
ジンの存在下に、かつ所望によりジメチルアミノピリジン(DMAP)の存在下
に添加して、一般式XXVIIの生成物(式中、R25はIである)となす。
一般式XXIXの化合物は、前記に定める一般式VIIの化合物から、ジクロ
ロメタン中においてトリメチルアミンまたは好ましくは三フッ化ホウ素エーテレ
ートの存在下に、式R1−N=C=Oの化合物で処理することにより製造できる
。この反応は一般式IIの化合物から一般式Iの化合物への変換につき記載した
ものと同様であり、同様な条件下で実施される。
一般式XXVIIの化合物となし、次いで一般式Iの化合物となすこの経路は
、Aが複素環基である化合物および他の経路では製造するのが困難である化合物
に特に有用である。
一般式IにおいてYがSであり、WがOであり、かつnが0である化合物を得
る経路については先に簡単に述べた。これは一般式IIIの化合物(式中、R20
はBrである)を一般式HSC(=O)R1のチオ酸と反応させることによる。
この反応は好ましくは塩基性条件下で実施され、これらの条件は弱塩基、特にア
ミン塩基、たとえばトリエチルアミンを用いることにより供給される。この反応
は不活性雰囲気、たとえば窒素またはアルゴン下に−20〜5℃の温度、好まし
くは約0℃で実施できる。
一般式Iの化合物への別経路は、一般式IVの化合物と一般式BrCR4R5C
(=O)OR1の化合物(式中、R1、R4およびR5は一般式Iにつき定めたもの
である)との反応による。この反応により一般式Iの化合物(式中、YはCR4
R5であり、ZはOであり、かつWはOである)が生成する。この反応は有機溶
剤、たとえばエーテル類、たとえばTHF中において、−100〜30℃、最も
好適には−80〜0℃までの温度で実施できる。一般式IVの化合物をまず強塩
基と反応させることが極めて好ましく、リチウムヘキサメチルジシラジドなどの
塩基がこの目的に特に好適であることが証明された。次いで式BrCR4R5C(
=O)OR1の化合物を反応混合物に添加することができる。不活性雰囲気、た
とえば窒素またはアルゴンもこの反応に必要であろう。
一般式IにおいてXがCR4R5であり、ZがNR4であり、WがOであり、Y
がNHであり、かつnが1である化合物は、一般式XXXIIの化合物から、好
適な溶剤、たとえばトルエン中において0〜110℃の適切な温度、より一般的
には70℃で、適切なアミンHNR4R1により処理して製造することができる。
一般式XXXIIの化合物は一般式XXXIIIのアジドから、好適な溶剤、た
とえばトルエン中において20〜120℃、より一般的には90〜100℃の適
切な温度で、クルチウス転位反応により製造できる。
一般式XXXIIIの化合物は、一般式IXの化合物から文献に記載の方法で
製造できる(March,“Advanced Organic Chemis
try:Reactions,Mechanisms & Sructure”
,第4版,John Wiley & Sons,1992,p.1092を参
照されたい)。あるいは一般式IXの化合物を1工程で、ジフェニルホスホリル
アジドなどの試薬によって、好適な溶剤、たとえばトルエン中で好適な塩基、た
とえばトリエチルアミンの存在下に、20〜120℃、より一般的には90〜1
00℃の適切な温度で、一般式XXXIIの化合物に変換できる。
一般式IにおいてYがNR6である化合物は、YがNHである式Iの化合物か
ら、塩基で処理したのち式R6−Lの化合物(式中、Lは脱離基である)を用い
てアルキル化することにより製造できる。
一般式IにおいてYがCR4R5であり、かつZがNR4である化合物は、一般
式Xの化合物(式中、A、X、R2、R3、R4およびR5は一般式Iにつき定めた
ものである)から一般式NHR1R4のアミンとの反応により製造できる。この反
応は乾燥条件下に有機溶剤、たとえばジクロロメタン中において−20〜30℃
の温度で実施することが好ましい。試薬を約0℃で順次添加し、次いで反応混合
物を室温にまで昇温させることがしばしば好ましい。
一般式Xの化合物は母体酸、すなわち一般式IにおいてYがCR4R5であり、
ZがOであり、かつR1がHである化合物から、塩化オキサリルまたは塩化チオ
ニルなどの試薬と反応させることにより製造できる。この反応は一般に乾燥条件
下で行われるであろう。塩化チオニルを用いる場合、それを一般式Iの化合物に
添加し、この混合物を加熱還流することができる。一方、塩化オキサリルを用い
る場合はこれよりはるかに低温の条件を一般的には採用し、反応温度は約−20
〜20℃、一般に約0℃であろう。大部分の場合、反応溶剤も使用し、一般的な
溶剤はハロゲン化された溶剤、たとえばクロロホルムである。多くの場合、反応
は触媒量のDMFの存在下ではより急速に進行する。
一般式IにおいてYがCR4R5であり、ZがOであり、かつR1がHである母
体酸は、対応する一般式Iのエステル(式中、YはCR4R5であり、ZはOであ
り、かつR1はアルキル基である)から製造できる。このエステルを有機溶剤も
しくは水性溶剤中で有機酸と、または有機溶剤、たとえばアルコール類と水の混
合物中で無機酸と反応させることができる。R1がt−ブチルなどの基である場
合、強酸、たとえばトリフルオロ酢酸(TFA)が好ましく、反応を有機溶剤、
たとえばジクロロメタンまたはクロロホルム中で行うか、または溶剤の不在下で
実施できる。反応温度は0〜50℃であってよく、室温が好ましい。
一般式IにおいてYがCR4R5であり、ZがOであり、かつR1がHである母
体酸を製造するための別法は、対応する一般式Iのエステル(YはCR4R5であ
り、ZはOであり、かつR1はベンジル基である)の水素添加分解によるもので
ある。この反応は水素雰囲気下に、触媒、たとえば木炭上5%または10%パラ
ジウムの存在下に、有機溶剤、たとえば酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサンまたはアルコール類、たとえばメタノールもしくはエタノール中で実施さ
れる。反応は酸触媒の不在下でも起こるが、触媒量の酸、たとえばトリフルオロ
酢酸の存在下ではしばしばより急速に進行するであろう。反応温度は0−50℃
であってよく、室温が好ましい。
一般式IにおいてXがSであり、YがCH2であり、WがOであり、ZがOで
あり、かつR1がHである母体酸を得るための別の合成経路は、一般式VIの誘
導体とメルカプトコハク酸および一般式R2R3C=Oの化合物との反応による。
この反応は溶剤、たとえばトルエン中において溶剤の還流温度で実施できる。
一般式IにおいてYがCR4R5であり、WがOであり、ZがOであり、かつR1
がアルキル基であるエステルは、ルイス酸触媒、たとえば三塩化アルミニウムの
存在下でアミンと反応させることにより、一般式Iのアミド(式中、YはCR4
R5であり、かつZはNR4である)に直接に変換してもよい。この反応は乾燥条
件下に非プロトン溶剤、たとえばトルエン、ジクロロメタンまたはクロロホルム
中で実施すべきである。場合により、反応中にハロゲン交換がある程度起こる可
能性もある。たとえば触媒がAlCl3であり、かつ出発原料中の基A上の置換
基の1つがハロゲン化部分、たとえばCF3を含む場合、CF3を含む生成物のほ
かにその置換基がCCl3である生成物も単離される可能性がある。
一般式IにおいてWがOであり、ZがOであり、かつYがCR4R5であり、R4
およびR5のうち少なくとも1つが水素以外のものであるエステルは、YがCH2
である一般式Iの対応するエステルから、強塩基、たとえばリチウムヘキサメ
チルジシラジドとの反応、次いで適切な化合物R4−Hal(式中、Halはハ
ロ置換基、一般にヨードである)との反応により製造できる。この反応は好まし
くは乾燥条件下に−100〜0℃、通常は約−78℃の反応温度で実施すべきで
ある。好適な反応溶剤は非プロトン有機溶剤、たとえばTHFである。この反応
により、目的とするアルキル化生成物および異なる部位でアルキル化された生成
物の両方が生成する可能性がある。これらの生成物は必要ならば直ちに分離でき
るが、そのエステルが一般式Iの他の化合物への中間体として用いられる場合、
その生成物を分離する前に残りの反応工程を実施する方が好都合であるならばそ
うすることができる。必要ならば化合物R5−Halを用いてさらにアルキル化
を実施して、ジアルキル化生成物を得ることができる。
既に述べたように一般式Iのエステルは一般式IVの化合物から製造できる。
一般式IにおいてXがOであり、YがCH2またはCHR4であり、WがOであ
り、かつZがOである化合物を合成するための他の方法は、一般式XIの化合物
(式中、R1およびAは一般式Iにつき定めたものである)からのものである。
一般式XIの化合物を一般式R2R3C=Oの化合物と、極性溶剤、たとえばDM
F中で、強塩基、たとえばアルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物また
は水素化ナトリウムの存在下に反応させることができる。この反応は10〜50
℃の温度で行うことができるが、好ましくは室温で実施されるであろう。この方
法は一般式IにおいてR1がアルキル基である化合物のエステルの合成に特に好
適である。これらのエステルを必要ならば前記方法のいずれかにより一般式Iの
他の化合物に変換できる。
一般式XIにおいてA、R1およびR4が式Iにつき定めたものであるフマル酸
エステルは、対応する一般式XXXVのフマル酸モノアルキルエステル(式中、
R1およびR4は式Iにつき定めたものである)から製造される。一般式XXXV
のフマル酸モノアルキルエステルを一般式VIの化合物(式中、Aは一般式Iに
つき定めたものである)と、脱水剤、たとえばジシクロヘキシルカルボジイミド
の存在下で反応させる。この反応は非プロトン有機溶剤、たとえばジクロロメタ
ンまたはクロロホルム中において、0〜50℃の温度、好ましくは室温で行われ
る。あるいは、一般式XIにおいてA、R1およびR4が式Iにつき定めたもので
あるフマル酸エステルは、一般式XXXVのフマル酸モノアルキルエステル(式
中、R1およびR4は式Iにつき定めたものである)を、類似の変換につき先に記
載したものと同様な方法で、塩化チオニルまたは塩化オキサリルにより処理して
対応する酸塩化物に変換し、次いで一般式VIの化合物(式中、Aは一般式Iに
つき定めたものである)と反応させることによって製造できる。この反応は有機
溶剤、たとえばジクロロメタンまたはクロロホルム中で、塩基、たとえばトリエ
チルアミンの存在下に実施される。この反応は0〜70℃の温度で実施できるが
、室温が好ましい。
あるいは一般式XIにおいてAおよびR4が式Iにつき定めたものであり、R1
がベンジルであるフマル酸エステルは、対応する一般式XIのフマル酸(式中、
AおよびR4は式Iにつき定めたものであり、かつR1は水素である)から製造で
きる。R1が水素である一般式XIの化合物をベンジルアルコールと、アゾジカ
ルボン酸ジエチルおよびトリフェニルホスフィンの存在下で反応させることがで
きる。この反応は好ましくは非プロトン有機溶剤、たとえばジクロロメタンまた
はクロロホルム中において−20〜50℃の温度で行われる。
あるいは一般式XIにおいてAおよびR4が式Iにつき定めたものであり、か
つR1がt−ブチルであるフマル酸エステルは、対応する一般式XIのフマル酸
(式中、AおよびR4は式Iにつき定めたものであり、かつR1は水素である)か
ら製造できる。R1が水素である一般式XIの化合物をジメチルホルムアミド(
ビス)t−ブチルジメチルアセタールと、有機溶剤、たとえばトルエン中で反応
させることができる。この反応は、室温から120℃までの温度、好ましくは8
0〜100℃の温度で行うことができる。
一般式XIにおいてAおよびR4が式Iにつき定めたものであり、かつR1が水
素であるフマル酸は、一般式XIにおいてAおよびR4が式Iにつき定めたもの
であり、かつR1がアルキルであるフマル酸から、アルコール類、好ましくはメ
タノールまたはエタノール中での無機塩基、たとえば水酸化ナトリウムまたは水
酸化カリウムとの反応により製造できる。この反応は0〜100℃の温度で行う
ことができる。
一般式XXXVにおいてR1およびR4が式Iにつき定めたものであるフマル酸
モノアルキルエステルは既知の化合物であるか、または既知の化合物から標準法
により製造できる。
一般式Iにおいて、YがNR6であり、ZがNR4であり、かつR4とR6が橋を
形成している化合物は、多様な方法で合成できる。
橋が式−Q1−C(=O)−で表される化合物は、一般式IにおいてZがNH
であり、かつYがN−Q1−C(=O)−L(ここでLは脱離基、たとえばメト
キシ、エトキシ、クロロであり、かつQ1は前記に定めたものである)である化
合物から合成できる。この反応は好ましくは、強塩基、たとえば水素化ナトリウ
ムの存在下に、好適には溶剤、たとえばTHF中で実施される。通常は反応温度
は0〜80℃の範囲内、好ましくは室温であろう。あるいはそれらは一般式(I
II)の化合物(式中、R20は脱離基、たとえばIまたはBrである)から、一
般式XXXVIのイミダゾリンジオン(式中、R12およびR13はそれぞれ独立し
て水素またはC1〜C4アルキルを表す)との反応により合成できる。この反応は
有機溶剤、たとえばN,N−ジメチルホルムアミドまたはテトラヒドロフラン中
で、強塩基、たとえば水素化ナトリウムの存在下に実施される。
橋が式−C(=O)−C(=O)−または−C(=O)−Q2−C(=O)−
で表される化合物は、一般式IにおいてYおよびZの両方がNHである化合物か
ら、式LC(=O)−C(=O)LまたはLC(=O)−Q2−C(=O)Lで
ある化合物(式中、Q2およびLは前記に定めたものである)との反応により合
成できる。この反応は有機溶剤、たとえばトルエン中において30〜120℃の
温度で実施できる。この反応は約80℃の温度で行われることが多い。
橋が式−HC=CH−で表される化合物は、一般式IにおいてZがNHであり
、かつYがNCH2CHL2(ここでLは前記に定めた脱離基である)である化合
物から合成できる。この反応は溶剤、たとえばTHF中で、水性無機酸、たとえ
ば塩酸の存在下で与えられる酸性条件下に実施できる。反応温度は5〜50℃で
あってよいが、大部分の場合、室温であろう。
橋が式−HC=CH−で表される一般式Iの化合物は、還元、たとえばパラジ
ウムまたは白金触媒上での水素添加により、一般式Iにおいて橋がCH2−CH2
で表される化合物に変換できる。接触水素添加は溶剤、たとえば酢酸エチル中で
実施できる。この反応は通常は室温および1から5バールの圧力で、許容できる
速度で進行する。
橋が式−C(=O)CH2−で表される化合物は、一般式IにおいてYおよび
Zが両方ともNHである化合物から、CHO−CHOとの反応により合成できる
。反応は触媒量の、たとえばp−トルエンスルホン酸の存在により提供できる酸
性条件下で行うことができる。好適な反応溶剤の例はトルエンであり、反応は好
ましくはディーン・アンド・スターク条件下に約80〜120℃の温度、一般に
110℃で実施される。橋が−CH2−OCH2−で表される一般式Iの化合物の
合成のために同様な反応条件を用いることもできる。ただしこの場合、CHO−
CHOの代わりにパラホルムアルデヒドを用いる。この特別の反応を当業者は他
の架橋化合物の合成に適用できるであろう。
一般式Iの化合物を、たとえば基A上の置換基の変更により他の一般式Iの他
の化合物に変換することができる。
一般式IにおいてXがCR4R5であり、YおよびZ(存在する場合)がS以外
のものであり、かつAが置換基OR28(ここでR28はC1〜C4アルキルまたはハ
ロアルキルである)を有するフェニル基である化合物は、溶剤、たとえばN,N
−ジメチルホルムアミド(DMF)中においてハロゲン化剤、たとえばN−クロ
ロスクシンイミドで処理することにより、一般式Iにおいてフェニル環がジ置換
され、かつ第2置換基がハロ、特にクロロ基である化合物に変換できる。この反
応は15〜80℃、より一般的には20〜60℃の温度で実施できる。基OR28
が3位にある場合、この反応の主生成物は通常は3,4−置換化合物であり、3
,6−置換化合物が副生成物である。
一般式IにおいてXがCR4R5であり、YおよびZ(存在する場合)がS以外
のものであり、かつAがS(C1〜C4アルキル)またはS(C1〜C4ハロアルキ
ル)置換基を有するフェニル基である化合物を酸化して、A基上に対応するスル
ホキシド置換基を有する一般式Iの化合物を得ることができる。酸化はたとえば
、ハロゲン化された溶剤、たとえばクロロホルム中でメタクロロ過安息香酸(M
CPBA)などの試薬1当量を用いて実施できる。この反応は、好ましくは0℃
から室温までの温度で行われる。
同様な方法を用いて当量のスルホンを得ることができる。ただしこの場合、2
当量のMCPBAを用いることができ、反応混合物を好ましくは30〜90℃の
温度、通常は用いる溶剤の還流温度に加熱する。
官能基CO(Z)mR1をエステル化、エステル交換、加水分解およびアミド化
の技術で異なる官能基に相互変換できる。これらのうち幾つかについては前記に
述べた。他のこのような方法は当業者に周知である。
以上の方法の変法が、本発明の化合物を製造するための別法と同様に当業者に
自明であろう。本発明の化合物を製造するための他の方法は、国際特許出願公開
WO−A−9413652号に記載された方法と類似する。
前記式Iの化合物は除草剤として有効であり、従って本発明は他の観点として
、目的外の植物に著しい損傷を与えるか、またはそれらを死滅させる方法であっ
て、それらの植物に、またはそれらの植物の生育培地に除草剤として有効な量の
前記式Iの化合物を適用することを含む方法を提供する。
式Iの化合物は、単子葉植物種および双子葉植物種を含めた広範な種の雑草に
対して有効である。それらは特定の種に対してある程度の選択性を示し、たとえ
ばダイズ、イネおよびトウモロコシなどの作物において選択的除草剤として使用
できる。式Iの化合物は目的外の植物に直接に適用される(発芽後適用、pos
t−emergence application)が、それらは好ましくは目
的外の植物が発芽する前に土壌に適用される(発芽前適用、pre−emerg
ence application)。
式Iの化合物は植物を死滅させるか、またはそれらに著しい損傷を与えるため
に単独で用いることができるが、好ましくは固体状または液状の希釈剤を含むキ
ヤリヤーと混合して式Iの化合物を含む組成物の形態で用いられる。
式Iの化合物を含む組成物には、そのまま使用できる希釈組成物、および使用
前に通常は水で希釈する必要がある濃縮組成物の両方が含まれる。好ましくは組
成物は0.01〜90重量%の有効成分を含有する。そのまま使用できる希釈組
成物は好ましくは0.01〜2%の有効成分を含有する一方で、濃縮組成物は2
0〜90%の有効成分を含有することができるが、通常は20〜70%が好まし
い。
固体組成物は顆粒または散布用散剤の形であってもよく、その場合有効成分を
微粉状の固体希釈剤、たとえばカオリン、ベントナイト、けいそう土、ドロマイ
ト、炭酸カルシウム、タルク、マグネシア粉末、フラー土およびセッコウと混合
する。それらは分散性の散剤または顆粒剤の形であってもよく、それらは液体中
への粉末または顆粒の分散を促進するために湿潤剤を含む。また、散剤の形の固
体組成物を薄片状散布剤として適用できる。
液体組成物は、所望により界面活性剤を含有する水中における有効成分の溶液
もしくは分散液を含むか、または水中に液滴として分散した水−非混和性の有機
溶剤中における有効成分の溶液もしくは分散液を含むことができる。
界面活性剤はカチオン、アニオンもしくは非イオン型またはその混合物であっ
てもよい。カチオン活性剤は、たとえば第四級アンモニウム化合物(たとえば臭
化セチルトリメチルアンモニウム)である。好適なアニオン活性剤は、セッケン
;硫酸の脂肪族モノエステルの塩類、たとえばラウリル硫酸ナトリウム;ならび
にスルホン化芳香族化合物の塩類、たとえばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、リグノスルホン酸ナトリウム、カルシウムおよびアンモニウム、ナフタリ
ン
スルホン酸ブチル、ならびにナフタリンスルホン酸ジイソプロピルおよびトリイ
ソプロピルのナトリウム塩の混合物である。好適な非イオン活性剤は、エチレン
オキシドと、脂肪族アルコール、たとえばオレイルアルコールおよびセチルアル
コールとの縮合物、またはアルキルフェノール、たとえばオクチル−もしくはノ
ニル−フェノールとの縮合物(たとえばAgral 90、登録商標)またはオ
クチル−クレゾールとの縮合物である。他の非イオン活性剤は、長鎖脂肪酸およ
び無水ヘキシトール類から誘導される部分エステル、たとえばソルビタンモノラ
ウレート;この部分エステルとエチレンオキシドの縮合物;レシチン類;ならび
にシリコーン系界面活性剤(シリコーン鎖を含む骨格をもつ水溶性界面活性剤、
たとえばSilwet L77、登録商標)である。鉱油中の好適な混合物はA
tplus 411F(登録商標)である。
水性の液剤または分散液剤は、所望により湿潤剤または分散剤を含有する水ま
たは有機溶剤に有効成分を溶解し、有機溶剤を用いた場合にはこうして得た混合
物を次いで所望により湿潤剤または分散剤を含有する水に添加することにより調
製できる。好適な有機溶剤には、たとえば二塩化エチレン、イソプロピルアルコ
ール、プロピレングリコール、ジアセトンアルコール、トルエン、灯油、メチル
ナフタリン、キシレン類およびトリクロロエチレンが含まれる。
水性の液剤または分散液剤の形で用いられる組成物は、一般に高い割合の有効
成分を含有する濃縮液の形で供給され、次いでこの濃縮液を使用前に水で希釈す
る。濃縮液は通常は、長期間の貯蔵に耐え、かつその貯蔵後に水で希釈して、一
般的な噴霧器具で適用できるのに十分な時間均質に保持される水性調製物を形成
できることが要求される。濃縮液は通常は20〜90重量%、好ましくは20〜
70重量%の有効成分(1または2以上)を含有する。そのまま使用できる希釈
製剤は、意図する目的に応じて種々の量の有効成分(1または2以上)を含有す
ることができる。普通は0.01〜10.0重量%、好ましくは0.1〜2重量
%の有効成分(1または2以上)を用いる。
好ましい形態の濃縮組成物は、微細な、かつ界面活性剤および懸濁化剤の存在
下で水に分散させた有効成分を含む。好適な懸濁化剤は親水性コロイドであり、
これにはたとえばポリビニルピロリドンおよびカルボキシメチルセルロースナト
リウム、ならびに植物性ゴム、たとえばアラビアゴムおよびトラガントゴムが含
まれる。好ましい懸濁化剤は、濃縮液にチキソトロピー性を付与してその粘度を
高めるものである。好ましい懸濁化剤の例には、水和コロイド状鉱物ケイ酸塩、
たとえばモンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、ヘクトライト、サ
ポナイトおよびサウコライトが含まれる。ベントナイトが特に好ましい。他の懸
濁化剤にはセルロース誘導体およびポリビニルアルコールが含まれる。
本発明化合物の適用率は多数の要因に依存し、これらには、たとえば使用する
ために選択した化合物、その生長を阻害したい植物の種類、使用するために選択
した配合物、およびその化合物を葉に適用する予定か、または根から吸収させる
予定かということが含まれる。しかし一般的な指針としては、0.001〜20
kg/haが適しており、0.025〜10kg/haが好ましいであろう。
本発明の組成物は、本発明化合物1種類または2種類以上のほかに、本発明化
合物ではないが生物学的活性をもつ化合物1種類または2種類以を含むことがで
きる。したがってさらに他の態様においては、本発明は前記に定める式Iの除草
作用化合物少なくとも1種類と少なくとも1種類の他の除草剤との混合物を含む
除草用組成物を提供する。
他方の除草剤は式Iの構造をもたないいかなる除草剤であってもよい。それは
一般に個々の用途において相補作用をもつ除草剤であろう。
有用な相補的除草剤には以下のものが含まれる:
A.ベンゾ−2,1,3−チアジアジン−4−オン−2,2−ジオキシド、たと
えばベンタゾン(bentazone);
B.ホルモン系除草剤、特にフェノキシアルカン酸、たとえばMCPA、MCP
A−チオエチル、ジクロルプロプ(dichlorprop)、2,4,5−T、MCPB、
2,4−D、2,4−DB、メコプロプ(mecoprop)、トリクロピル(trichlopyr)
、クロピラリド(clopyralid)およびそれらの誘導体(たとえば塩類、エステルお
よびアミド);
C.1,3−ジメチルピラゾール誘導体、たとえばピラゾキシフェン(pyrazoxyf
en)、ピラゾレート(pyrazolate)およびベンゾフェナプ(benzofenap);
D.ジニトロフェノール類およびそれらの誘導体(たとえばアセテート)、たと
えばジノターブ(dinoterb)、ジノセブ(dinoseb)およびそのエステル、ジノセブ
アセテート;
E.ジニトロアニリン系除草剤、たとえばジニトラミン(dinitramine)、トリフ
ルラリン(trifluralin)、エタルフルロリン(ethalflurolin)、ペンジメタリン(p
endimethalin)、オリザリン(oryzalin);
F.アリール尿素系除草剤、たとえばジウロン(diuron)、フルメツロン(flumetu
ron)、メトキシウロン(metoxuron)、ネブロン(neburon)、イソプロツロン(isopr
oturon)、クロロトルロン(chlorotoluron)、クロロキシウロン(chloroxuron)、
リヌロン(linuron)、モノリヌロン(monolinuron)、クロロブロムロン(chlorobro
muron)、ダイムロン(daimuron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron);
G.フェニルカルバモイルオキシフェニルカルバメート類、たとえばフェンメジ
ファム(phenmedipham)およびデスメジファム(desmedipham);
H.2−フェニルピリダジン−3−オン、たとえばクロリダゾン(chloridazon)
およびノルフルラゾン(norflurazon);
I.ウラシル系除草剤、たとえばレナシル(lenacil)、ブロマシル(bromacil)お
よびテルバシル(terbacil);
J.トリアジン系除草剤、たとえばアトラジン(atrazine)、シマジン(simazine)
、アジプロツリン(aziprotryne)、シアナジン(cyanazine)、プロメツリン(prome
tryn)、ジメタメツリン(dimethametryn)、サイメツリン(simetryn)およびテルブ
ツリン(terbutryn);
K.ホスホロチオエート系除草剤、たとえばピペロホス(piperophos)、ベンスリ
ド(bensulide)およびブタミフォス(butamifos);
L.チオカルバメート系除草剤、たとえばシクロエート(cycloate)、ベルノレー
ト(vernolate)、モリネート(molinate)、チオベンカーブ(thiobencarb)、ブチレ
ート(butylate)*、EPTC*、トリ−アレート(tri-allate)、ジ−アレート(di-
allate)、エスプロカーブ(esprocarb)、チオカルバジル(tiocarbazil)、ピリデ
ート(pyridate)およびジメピペレート(dimepiperate);
M.1,2,4−トリアジン−5−オン系除草剤、たとえばメタミトロン(metam
itron)およびメトリブジン(metribuzin);
N.安息香酸系除草剤、たとえば2,3,6−TBA、ジカンバ(dicamba)およ
びクロラムベン(chloramben);
O.アリリド系除草剤、たとえばプレチラクロル(pretilachlor)、ブタクロル(b
utachlor)、アラクロル(alachlor)、プロパクロル(propachlor)、プロパニル(pr
opanil)、メトアザクロル(metazachlor)、メトラクロル(metolachlor)、アセト
クロル(acetochlor)およびジメタクロル(dimethachlor);
P.ジハロベンゾニトリル系除草剤、たとえばジクロベニル(dichlobenil)、ブ
ロモキシニル(bromoxynil)およびイオキシニル(ioxynil);
Q.ハロアルカン酸系除草剤、たとえばダラポン(dalapon)、TCAおよびその
塩類;
R.ジフェニルエーテル系除草剤、たとえばラクトフェン(lactofen)、フルログ
リコフェン(fluroglycofen)またはその塩類もしくはエステル、ニトロフェン(ni
trofen)、ビフェノックス(bifenox)、アシフルロフェン(aciflurofen)およびそ
の塩類もしくはエステル、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、フォメサフェ
ン(fomesafen)、クロルニトロフェン(chlornitrofen)およびクロメトキシフェン
(chlomethoxyfen);
S.フェノキシフェノキシプロピオネート系除草剤、たとえばジクロフォプ(dic
lofop)およびそのエステル、たとえばメチルエステル、フルアジフォプ(fluazif
op)およびそのエステル、ハロキシフォプ(haloxyfop)およびそのエステル、キザ
ロフォプ(quizalofop)およびそのエステル、ならびにフェノキサプロプ(fenoxap
rop)およびそのエステル、たとえばエチルエステル;
T.シクロヘキサンジオン系除草剤、たとえばアロキシジム(alloxydim)および
その塩類、セトキシジム(sethoxydim)、シクロキシジム(cycloxydim)、トラルコ
キシジム(tralkoxydim)およびクレトジム(clethodim);
U.スルホニル尿素系除草剤、たとえばクロロスルフロン(chlorosulfuron)、ス
ルフォメツロン(sulfometuron)、メトスルフロン(metsulfuron)およびそのエス
テル、ベンゾスルフロン(benzsulfuron)およびそのエステル、たとえばDPX−
M6313、クロリムロン(chlorimuron)およびそのエステル、たとえばエチル
エステル、ピリミスルフロン(pirimisulfuron)およびそのエステル、たとえばメ
チルエステル、2−[3−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジ
ン−ジル)−3−メチルウレイドスルホニル]安息香酸エステル、たとえばその
メチルエステル(DPX−LS300)およびピラゾスルフロン(pyrazosulfuro
n);
V.イミダゾリジノン系除草剤、たとえばイマザキン(imazaquin)、イマザメタ
ベンズ(imazamethabenz)、イマザピル(imazapyr)およびそのイソプロピルアンモ
ニウム塩、イマゼタピル(imazethapyr);
W.アリールアニリド系除草剤、たとえばフラムプロプ(flamprop)およびそのエ
ステル、ベンゾイルプロプ−エチル(benzoylprop-ethyl)、ジフルフェニカン(di
flufenican);
X.アミノ酸系除草剤、たとえばグリホセート(glyphosate)およびグルフォシネ
ート(glufosinate)ならびにそれらの塩類およびエステル、スルホセート(sulpho
sate)およびビアラホス(bialaphos);
Y.有機ヒ素系除草剤、たとえばメタンアルソン酸−ナトリウム(MSMA);
Z.除草性アミド誘導体、たとえばナプロパミド(napropamide)、プロピザミド(
propyzamide)、カルベタミド(carbetamide)、テブタム(tebutam)、ブロモブチド
(bromobutide)、イソキサベン(isoxaben)、ナプロアニリド(naproanilide)およ
びナプタラム(naptalam);
AA.以下のものを含めた種々の除草剤:エトフメゼート(ethofumesate)、シン
メチリン(cinmethylin)、ジフェンゾカット(difenzoquat)およびその塩類、たと
えばメチル硫酸塩、クロマゾン(clomazone)、オキサジアゾン(oxadiazon)、ブロ
モフェノキシム(bromofenoxim)、バーバン(barban)、トリジファン(tridiphane)
、フルオロクロリドン(flurochloridone)、キンクロラク(quinchlorac)、メファ
ナセット(mefanacet)、およびトリケトン系除草剤、たとえばスルコトリオン(su
lcotrione);
BB.有用な接触除草剤の例には以下のものが含まれる:
ビピリジリウム系除草剤、たとえば有効成分がパラカット(paraquat)である
もの、および有効成分がダイカット(diquat)であるもの;
★ これらの化合物は、安全剤、たとえばジクロルミド(dichlormid)と併用す
ることが好ましい。
本発明を以下の実施例により説明する。実施例で用いた略号は以下の意味をも
つ:
−THF =テトラヒドロフラン
−DMF =N,N−ジメチルホルムアミド
−HPLC=高速液体クロマトグラフィー
−NMR =核磁気共鳴(別途明記しない限り270MHzで溶剤としてのCD
Cl3中において実施)。NMRスペクトルのピークの多重度を示すために以
下の略号を用いる:s(一重線);d(二重線);t(三重線);q(四重線);
q(五重線);m(多重線);br(幅広いピーク)。
−ppm =百万分率
−m.p.=融点
−クロマトグラフィーは別途明記しない限りシリカゲルのカラム上
−溶液は別途明記しない限り硫酸マグネシウムで乾燥させた
−溶液は減圧下で濃縮された
−IRスペクトル:赤外線吸収スペクトル
−MS:質量スペクトル
−GC:ガスクロマトグラフィー
−TLC:薄層クロマトグラフィー
−b.p.=沸点実施例1
化合物1:5−t−ブチルカルバモイルアミノ−3−(3−トリフル
オロメチル)フェニル−4−チアゾリジノンの製造工程1
3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリジノンの製造
3−トリフルオロメチルアニリン(43.50g)の、トルエン(275ml
)中における撹拌された溶液を、チオグリコール酸(24.90g)で処理した
。10分後に溶液を37%ホルムアルデヒド水溶液(20.8ml)、次いでp
−トルエンスルホン酸(30mg)で滴加処理した。次いでこの混合物を加熱還
流し、水をディーン・アンド・スターク装置に採集した。23.5mlの水を採
集したのち、混合物を冷却し、エーテルで抽出し(100mlで2回)、抽出液
を合わせて飽和重炭酸ナトリウム水溶液(100ml)で洗浄し、乾燥させた(
MgSO4)。減圧下で蒸発させると黄色の油が残留し、ヘキサンで摩砕処理す
ると、これから表題化合物が白色固体として得られた。収量44.50g、融点
59〜60℃。1
H NMR(CDCl3):δ 3.76(2H,s),4.85(2H,s),7.47-7.58(2H,m),7.68-7.76
(2H,m).工程2
5−クロロ−3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリ
ジノンの製造
3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリジノン(上記の工程
1に従って製造)(10.00g)の、ジクロロメタン(150ml)中におけ
る撹拌された溶液を、氷浴中で冷却した。窒素流を溶液に吹き込み、塩化スルフ
リル(5.47g)の、ジクロロメタン(5ml)中における溶液を滴加した。
添加後に溶液を室温にまで昇温させ、窒素流を維持しながらさらに1時間撹拌し
た。溶液を減圧下で蒸発させると、生成物が固体残渣として残留した。この生成
物をそのまま後続反応に用いた。1
H NMR(CDCl3):δ 4.72(1H,d),5.24(1H,d),5.77(1H,s),7.50-7.61(2
H,m),7.70-7.82(2H,m).工程3
5−アジド−3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリ
ジノンの製造
工程2で得た5−クロロ−3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チ
アゾリジノン(3.80g)の、ジメチルホルムアミド(40ml)中における
撹拌された溶液を、ナトリウムアジド(0.88g)で処理した。10分間撹拌
したのちブラインを添加し、得られた混合物をジエチルエーテルで抽出した(5
0mlで2回)。エーテル抽出液を合わせてブラインで洗浄し、乾燥させ(Mg
SO4)、真空中で蒸発させると褐色の油が残留した。これを酢酸エチル/ヘキ
サン混合物で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより分離して、表題化合
物を得た。収量3.60g。1
H NMR(CDCl3):δ 4.73(1H,d),5.07(1H,d),5.40(1H,s),7.51-7.60(2
H,m),7.69-7.77(2H,m).MS:m/e 288(M+).工程4
5−アミノ−3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリ
ジノンの製造
5−アジド−N−トリフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリジノン(工程
3に従って製造)(1.00g)の、トリエチルアミン(1.4ml)中におけ
る溶液を、窒素雰囲気下で撹拌し、1,3−プロパンジチオール(1.00ml
)で処理した。混合物をさらに1時間撹拌し、次いでジエチルエーテルに溶解し
た。
この溶液をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、真空中で蒸発させると
油が残留した。これを酢酸エチル/ヘキサン混合物で溶離するシリカゲルクロマ
トグラフィーにより分離して、表題化合物を無色の油として得た。これは放置す
ると徐々に結晶化した。収量0.77g。1
H NMR(CDCl3):δ2.12(2H,br s),4.72(1H,d),4.83(1H,d),5.08(1H,s),
7.49-7.60(2H,m),7.70-7.79(2H,m).工程5
5−t−ブチルカルバモイルアミノ−3−(3−トリフルオロメチル)
フェニル−4−チアゾリジノンの製造
工程4で得た5−アミノ−3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チ
アゾリジノン(0.655g)の、トリエチルアミン(0.38ml)中におけ
る撹拌された溶液を、t−ブチルイソシアネート(0.272g)で処理した。
さらに30分間撹拌したのち、固体をヘキサン下で破砕し、濾過すると灰白色固
体が残留し、これをトルエンから再結晶した。得られた固体をクロロホルム(4
0ml)に添加し、混合物を加熱還流し、この時点で不溶性物質(A)を濾別し
た。濾液を冷却すると沈殿が生じ、これを濾別した(B)。固体試料(A)およ
び(B)、すなわち表題化合物を合わせた。収量0.249g、融点203〜2
04℃。
工程3〜5に記載した方法を用いて、同様に表Iの化合物28(融点175〜
176℃)、53(融点175〜176.5℃)および55(融点155〜15
7℃)を製造した。実施例2
化合物2:5−イソプロビルオキシカルボニルアミノ−3−(3−ト
リフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリジノンの製造
5−アミノ−3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリジノン
(実施例1の工程1〜4に従って製造)(0.655g)の、乾燥トルエン(2
.5ml)中における溶液を、窒素雰囲気下で撹拌し、トリエチルアミン(0.
38ml)で処理した。得られた溶液を0℃に冷却し、トルエン中のクロロギ酸
イ
ソプロピル(1.0M;2.5ml)を添加した。沈殿が生じ始めた。混合物を
室温にまで昇温させ、沈殿を濾別し、乾燥させて、表題化合物を白色固体として
得た。収量0.350g、融点187〜188℃。
実施例3 化合物3:5−t−ブタノイルアミノ−3−(3−トリフルオロメチ
ル)フェニル−4−チアゾリジノンの製造
5−アミノ−3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリジノン
(実施例1の工程1〜4に従って製造)(0.800g)の、トルエン(5ml
)中における撹拌された溶液を、トリエチルアミン(0.42ml)、次いで塩
化ピバロイル(0.37ml)で処理した。この混合物を4時間撹拌し、次いで
沈殿を濾別した。これをクロロホルム/ガソリンから再結晶して塩酸トリエチル
アンモニウムを除去し、母液から得た物質をクロロホルム/ガソリンから再結晶
して、表題化合物を白色固体として得た。収量0.285g、融点136〜13
7℃。
実施例4 化合物4:5−t−ブタノイルオキシ−3−(3−トリフルオロメチ
ル)フェニル−4−チアゾリジノンの製造工程1
5−ヒドロキシ−3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チア
ゾリジノンの製造
5−クロロ−3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリジノン
(実施例1の工程2に従って製造)の、テトラヒドロフラン(100ml)中に
おける撹拌された溶液を、重炭酸ナトリウム水溶液(100ml)で処理し、混
合物を3時間、激しく撹拌した。有機層を分離し、酢酸エチル(50ml)で希
釈し、ブライン(50ml)で洗浄し、次いで乾燥させた(MgSO4)。溶剤
を減圧下で蒸発させるとガムが残留した。ヘキサンで摩砕処理すると、黄褐色固
体が生じ、これを酢酸エチル/ヘキサンから再結晶して、表題化合物を白色結晶
質固体として得た。収量7.08g、融点87〜88℃。
工程2 5−t−ブタノイルオキシ−3−(3−トリフルオロメチル)フェニル
−4−チアゾリジノンの製造
工程1で得た5−ヒドロキシ−3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4
−チアゾリジノン(0.110g)の、クロロホルム(10ml)中における撹
拌された溶液を0℃に冷却し、トリエチルアミン(0.056ml)、次いで塩化ピバロイ
ル(0.052ml)で処理した。この混合物を3時間撹拌し、次いで2M塩酸お
よび飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、次いで乾燥させた(MgSO4)。溶剤を
真空中で蒸発させると表題化合物が透明なガムとして残留した。収量0.121
g。
実施例5 化合物5:5−(3,3−ジメチルブタノイルオキシ)−3−(3−
トリフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリジノンの製造
実施例4に記載したものと同様な方法で、ただし5−ヒドロキシ−3−(3−
トリフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリジノン(実施例4の工程1に従っ
て製造)(0.200g)、3,3−ジメチルブタノイルクロリド(0.106m
l)、トリエチルアミン(0.106ml)および溶剤としてのジクロロメタン
(10ml)を用いて、表題化合物を透明なガムとして得た。収量0.257g
。
この実施例の方法を同様に表Iの化合物29(融点138〜139℃)、51
(融点66.5〜68.5℃)、54(融点135〜136℃)、63(ガム)
、
72(ガム)、89(融点72〜73℃)、96(融点115〜116℃)、9
7(融点87〜88℃)、102(融点69〜71℃)、103(融点91〜9
3℃)、104(ガム)、110(ガム)、113(固いガム)、123、12
5、126、305、306、307、310、313、322、324および
325の合成に用いた。実施例6
化合物6:N−t−ブチル−[3−(3−トリフルオロメチル)フェ
ニル−4−チアゾリジノン−5−イル]アセトアミドの製造工程1
[3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリジノン−5
−イル]アセチルクロリドの製造
2-[3-(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チアゾリジノン−5−イル]
酢酸(1.45g)(後記実施例14に従って製造)を、撹拌棒、還流冷却器お
よびシリカゲル乾燥管を備えたフラスコに装入した。塩化チオニル(2.25m
l)を添加し、反応混合物を徐々に還流させた。1.5時間還流させたのち、暗
色を呈した反応混合物を室温にまで放冷し、過剰の塩化チオニルを減圧下で除去
して、祖製酸塩化物を暗色の油として得た。1
H NMR(CDCl3):δ 3.55(1H,dd),3.74(1H,dd),4.29(1H,m),4.82(2H,m),
7.50-7.75(4H,m).IR(フィルム):1790cm-1,1690cm-1 工程2
N−t−ブチル−[3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チ
アゾリジノン−5−イル]アセトアミドの製造
工程1で得た粗製酸塩化物を乾燥ジクロロメタン(30ml)に溶解し、0℃で攪拌した。t-ブチ
ルアミン(1.05ml)を添加した。著しい発煙が生じ、反応混合物を室温で一夜攪拌し
た。翌日、さらにt−ブチルアミン(0.5ml)を添加し、1時間後に反応混
合物をジクロロメタンで希釈し、2M HCl水溶液、飽和NaHCO3(水溶
液)および水で順次洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO4)、真空中で蒸発
させて、粗生成物を褐色固体として得た。これをシリカゲル上においてヘキサン
中の酢酸エチル(酢酸エチル35%から40%までの濃度勾配)で溶離するフラ
ッシュクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体を得た。これを酢酸エチル
/ヘキサンから再結晶して、純粋な表題化合物を淡黄色固体(0.56g)とし
て得た。融点144.5〜145.5℃。
実施例7 化合物7:t−ブチル[1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−
2−ピロリジノン−3−イル]アセテートの製造工程1
1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノン−3−カ
ルボン酸の製造
6,6−ジメチル−5,7−ジオキサスピロ[2.5]オクタン−4,8−ジ
オン(Organic Syntheses,vol.60,p66−68の記
載に従って製造)(8.00g)の、3−トリフルオロメチルアニリン(8.0
5g)中における懸濁液を、室温で24時間撹拌した。混合物を濾過し、不溶性
固体をクロロホルムで洗浄した。濾液を合わせて、2M 塩酸、ブラインで洗浄
し、次いで乾燥させた(MgSO4)。溶剤を減圧下で蒸発させると褐色固体が
残留した。これをクロロホルム/ヘキサンから再結晶して、生成物を白色結晶質
固体として得た。収量4.10g、融点135〜136℃(分解)。
工程2 1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノンの製造
工程1で得た1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノン−
3−カルボン酸(3.60g)をその融点にまで加熱し、泡立ちが止むまで(約
50分)加熱を続けた。溶融物を冷却し、ジエチルエーテルに溶解し、脱色用木
炭で処理した。木炭を濾去し、溶剤を減圧下で除去すると、固体残渣が残留した
。これをヘキサンから再結晶して、生成物を無色針状晶として得た。収量2.2
0g、融点67〜68℃。
工程3 t−ブチル[1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジ
ノン−3−イル]アセテートの製造
THF中におけるリチウムヘキサメチルジシラシドの溶液(7.86ml,1
.0M)を、THF(15ml)中の工程2で得た1−(3−トリフルオロメチ
ル)フェニル−2−ピロリジノン(1.5g)に、注射器で−78℃において窒
素雰囲気下に添加した。この黄色溶液を−78℃で30分間撹拌し、次いでt−
ブチルブロモ酢酸(1.58ml)を注射器で速やかに添加した。20分後に反
応物を徐々に室温にまで昇温させたのち、水(100ml)に注入し、酢酸エチ
ルで抽出した(100mlで2回)。抽出液を合わせてブライン(100ml)
で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、真空中で蒸発させた。残渣をシリカゲル上
においてヘキサン中の40%酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィ
ーにより精製して、表題化合物を黄色の油(0.91g)として得た。1
H NMR(CDCl3):δ 1.46(9H,s),1.94(1H,m),2.48(1H,dd),オーバーラ
ップ 2.49(1H,m),2.89(1H,dd),3.13(1H,m),3.84(2H,m),7.39(1H,d),7.49(1H,dd
),7.89(1H,s),オーバーラップ7.90(1H,d).MS:m/e 344(MH+).実施例8
化合物8:N−t−ブチル−[1−(3−トリフルオロメチル)フェ
ニル−2−ピロリジノン−3−イル]アセトアミドの製造
塩化オキサリル(0.127ml)を、2−[1−(3−トリフルオロメチル
)フェニル−2−ピロリジノン−3−イル]酢酸(0.380g)(後記実施例
13に従って製造)の、クロロホルム(15ml)中における懸濁液に、室温で
添加した。ジメチルホルムアミド(1滴)を添加し、90分間撹拌を続けた。そ
の間に泡立ちが止み、固体が溶解した。t−ブチルアミン(0.41ml)を0℃
で滴加して直ちに沈殿させた。反応混合物をクロロホルム(100ml)で希釈
し、水(100ml)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、真空中で蒸発させた。
残渣をシリカゲル上において酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィ
ーにより精製して、少量の出発酸で汚染された上記アミドを得た。この固体をエ
ーテル(100ml)に溶解し、飽和NaHCO3(水溶液)(50ml)で洗
浄し、乾燥させ(Na2SO4)、真空中で蒸発させて、純粋な表題化合物(0.
270g)を無色結晶質固体として得た。融点127〜129℃。
オーバーラップ7.89(1H,s).MS:m/e 342(M+).
この例の方法を、同様に表Iの化合物16(融点128〜129℃)、化合物
22(融点137〜138℃)、化合物23(融点110℃)および化合物31
(融点87〜90℃)の合成に用いた。実施例9
化合物9:3−(2−ピロリルカルボニルオキシ)−1−(3−トリ
フルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノンの製造工程1
3−ヒドロキシ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロ
リジノンの製造
1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノン(前記実施例7
の工程1および2に従って製造)(1.10g)の、乾燥テトラヒドロフラン(
5ml)中における撹拌された溶液を、窒素雰囲気下で−70℃に冷却し、ヘキ
サン中のリチウムヘキサメチルジシラジドの溶液(1.0M,4.9ml)を滴
加した。次いで得られた淡黄色懸濁液をN−トルエンスルホニル−3−フェニル
オキサジリジン(Journal of Organic Chemistry
,(1988),53,2087)(2.00g)の、乾燥テトラヒドロフラン
(5ml)中における溶液で処理した。得られた淡黄色溶液を室温にまで昇温さ
せ、次いで水で急冷し、2M塩酸でpH5に酸性化した。混合物をジエチルエー
テルで抽出し(2回)、抽出液を合わせて水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)
、減圧下で蒸発させると油が残留した。これを酢酸エチル/ヘキサン混合物で溶
離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を透明なガム
として得た。収量0.26g。
工程1a 3−ヒドロキシ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピ
ロリジノン製造のための別法
α−ヒドロキシ−δ−ブチロラクトン(2.04g)および3−トリフルオロ
メチルアニリン(2.74ml)を、溶剤なしに撹拌しながら100℃に加熱し
た。4時間後に温度を150℃(油浴温度)に高め、さらに20時間撹拌を続け
た。冷却後に暗赤色液体をジクロロメタン(5ml)に装入し、シリカフラッシ
ュカラムに付与した。ヘキサン中の酢酸エチル(酢酸エチル40%から60%ま
での濃度勾配)で溶離して、表題化合物を淡橙色結晶質固体(2.42g)とし
て得た。
物理的データは工程1で製造した物質のものと一致した。工程1b
3−ヒドロキシ−1−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピロリジ
ン−2−オン製造のための他の別経路
i)4−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)ブ
タンアミドの製造
四塩化チタン(11.0ml,1.0Mジクロロメタン溶液)を、3−ヒドロ
キシテトラヒドロフラン−2−オン(1.0g)および3−トリフルオロメチル
アニリン(1.58g)の、乾燥1,2−ジクロロエタン(20ml)中におけ
る撹拌された溶液に滴加した。初期発熱が鎮まったのち、混合物をエチレンジア
ミン四酢酸水溶液と共に5時間加熱還流し、30分間激しく冷却および撹拌した
。次いでこれをジクロロメタンで数回抽出した。抽出液を塩酸(2M)およびブ
ラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシ
リカ上でジクロロメタン−エタノール(49:1)を用いてクロマトグラフィー
処理して、表題化合物を得た(0.63g,融点98〜100℃)。
対応するジオール(0.08g)を同様に無色ガムとして得た。それは中間体
と考えることもできる。他のルイス酸を用いた場合も同様な結果が得られた:塩
化アルミニウムはクロリド−ジオール(1:4)を与え、塩化第二スズおよびチ
タンテトライソプロポキシドはジオールを与え、塩化亜鉛はクロリド−ジオール
(1:2)を与え、臭化マグネシウムはブロミド−ジオール(9:1)を与た。
ii)4−ブロモ−2−ヒドロキシ−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)ブ
タンアミドの製造
三臭化ホウ素(11.0ml,ジクロロメタン中の1.0M溶液)を、3−ヒ
ドロキシテトラヒドロフラン−2−オン(1.0g)および3−トリフルオロメ
チルフェニルアニリン(1.58g)の、1,2−ジクロロエタン(20ml)
中における撹拌された溶液に滴加した。混合物を室温で一夜撹拌し、水に注入し
、ジクロロメタンで抽出した。抽出液を塩酸(2M)およびブラインで洗浄し、
硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上で、ジクロ
ロメタン/エタノール(49:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処
理して、表題化合物を得た(0.74g,融点67〜69℃)。
iii)3−ヒドロキシ−1−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピロリジン−
2−オンの製造
水素化ナトリウム(0.016g,鉱油中の60%懸濁液)を、基質(0.1
0g、前記工程(i)の記載に従って製造)の、乾燥テトラヒドロフラン(10ml
)中における撹拌された溶液に、温度を5℃より低く維持しながら添加した。混
合物を15分間撹拌し、水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。抽出液をブラ
インで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させて、表題化合物
を得た(0.08g)。
この物質は国際特許出願公開第WO 94/13652号、製造例42、工程3
における別法により製造されたものと一致した。
前記工程(ii)の記載に従って製造したブロモアルコールを、同様に使用でき
る。工程2
2−ピロールカルボン酸塩化物の製造
塩化オキサリル(0.48ml)を2−ピロールカルボン酸(0.45g)の
、
クロロホルム(10ml)中における懸濁液に室温で添加した。2時間後に泡立
ちが止み、溶剤を真空中で蒸発させて固体を得た。ヘキサンで摩砕処理すると粗
製結晶質の酸塩化物が残留し、これをそのまま使用した。工程3
3−(2−ピロリルカルボニルオキシ)−1−(3−トリフルオロメチ
ル)フェニル−2−ピロリジノンの製造
工程2で得た2−ピロールカルボン酸塩化物(0.25g)を、工程1で得た
3−ヒドロキシ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノン
(0.38g)と共にジクロロメタン(10ml)に溶解した。トリエチルアミ
ン(0.26ml)を添加した。溶液は赤橙色に変化し、これを室温で一夜撹拌
した。ジクロロメタン(100ml)で希釈したのち、溶液を飽和NaHCO3(
水溶液)(50mlで2回)、ブライン(50ml)で洗浄し、乾燥させ(Na2
SO4)、蒸発させた。残渣をシリカ上においてヘキサン中の30%酢酸エチル
で溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、淡黄色の油を得た。
これは結晶化した。酢酸エチル/ヘキサンから再結晶して、純粋な表題化合物(
0.21g)を無色結晶として得た。融点127.5〜128℃。
オーバーラップ7.95(1H,s);9.20(1H,br s).
実施例10 化合物10:3−(t−ブチルカルバモイル−N−メチル)アミノ
−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノンの製造工程1
3−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジ
ノンの製造
200mlの三つ口フラスコに、栓、滴下漏斗、温度計、窒素バブラーおよび
磁気撹拌機を備えつけた。このフラスコに15.0gの1−(3−トリフルオロ
メチル)フェニル−2−ピロリジノン(前記実施例7の工程1および2に従って
製造)、三臭化リン(1.0ml)およびクロロベンゼン(65ml)を装入し
た。これを105℃に加熱した。滴下漏斗に臭素(10.6g)を装入し、これ
を70分かけて添加した。165分後に反応物を冷却し、室温に16時間放置し
た。TLCは反応が不完全であることを示したので、混合物を105℃に加熱し
、
追加量の臭素(0.73g)を添加した。100分後に反応物を冷却し、75%
Na2S2O3溶液で洗浄し(25mlで3回)、MgSO4で乾燥させ、蒸発させ
て17.7gの物質を得た。これは結晶化した。固体を25mlのメタノールか
ら2回再結晶して、純粋な表題化合物を結晶質固体(9.0g)として得た。融
点82〜87℃。工程1a
3−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリ
ジノン製造のための別法
後記実施例68に記載したものと同様な方法で、ただし3−トリフルオロメチ
ルアニリンを用いて、順次2,4−ジブロモ−N−(3−トリフルオロメチルフ
ェニル)ブタンアミドおよび3−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチルフェニ
ルピロリジン−2−オン)を製造した。後者の化合物をNMRスペクトルにより
同定したところ、前記工程1の生成物と一致した。工程2
3−(t−ブチルカルバモイル−N−メチル)アミノ−1−(3−トリ
フルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノンの製造
メチルアミンガスを、工程1で得た3−ブロモ−1−(3−トリフルオロメチ
ル)フェニル−2−ピロリジノン(0.20g)の、THF(25ml)中にお
ける溶液に0℃で吹き込んだ。15分後に反応物を室温にまで昇温させた。1時
間後にメチルアミンをなお溶液に吹き込んだ状態で、TLCは残留臭素を示さな
かった。溶剤を真空中で蒸発させ、残渣をジクロロメタン(10ml)に再溶解
した。t−ブチルイソシアネート(0.22ml)およびトリエチルアミン(0
.27ml)を添加し、黄色溶液を室温で一夜撹拌した。次いで溶剤を真空中で
蒸発させ、残渣をシリカ上においてヘキサン中の50%酢酸エチルで溶離するフ
ラッシュクロマトグラフィーにより精製した。表題化合物を無色固体(0.18
5g)として得た。
オーバーラップ7.92(1H,s).MS:m/e 357(M+).
この例の方法を同様に、表Iの化合物20(融点146〜147℃)、36
(融点132〜133℃)、37(フェニルイソンアネートをt−ブチルイソシ
アネートの代わりに使用)(融点167〜169℃)、43(融点127〜12
8℃)、44(融点136〜137℃)、52(融点135.5〜136.5℃
)、60(融点134〜135℃)、70(融点133〜135℃)、71(融
点122〜123℃)、124および282の合成に用いた。実施例11
化合物11:N−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)−[
1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノン−3−イル]アセ
トアミドの製造
塩化オキサリル(0.127ml)を、[1−(3−トリフルオロメチル)フ
ェニル−2−ピロリジノン−3−イル]酢酸(後記実施例13に従って製造)(
0.38g)の、クロロホルム(6ml)中における懸濁液に室温で添加した。
ジメチルホルムアミド(1滴)を添加し、泡立たせた。2時間後に反応物を0℃
に冷却し、5−アミノ−3−メチルイソオキサゾール(0.14g)を添加し、
次いでトリエチルアミン(0.36ml)を添加した。反応物が暗色化し、褐色
の固体が現れた。6時間後に混合物を酢酸エチル(100ml)に注入し、飽和
NaHCO3(水溶液)(100ml)、ブライン(100ml)および1N
HCl(50ml)、ブライン(100ml)で洗浄し、次いで乾燥させた(N
a2SO4)。溶剤を真空中で蒸発させ、残渣をシリカ上において酢酸エチル/ヘ
キサン(酢酸エチル40%から50%までの濃度勾配)で溶離するフラッシュク
ロマトグラフィーにより精製して、粗生成物を得た。酢酸エチル/ヘキサンから
再結晶して、表題化合物(0.14g)を無色固体として得た。融点182〜18
3℃。
実施例12 化合物12:2−([1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−
2−ピロリジノン−3−イル]アセトアミノ)−2,2−ジメチルエタノールの
製造
塩化オキサリル(0.190ml)を、[1−(3−トリフルオロメチル)フ
ェニル−2−ピロリジノン−3−イル]酢酸(後記実施例13に従って製造)(
0.
570g)の、クロロホルム(10ml)中における懸濁液に室温で添加した。
ジメチルホルムアミド(1滴)を添加し、2時間撹拌を続けた。溶剤を真空中で
蒸発させ、残渣をジクロロメタン(20ml)に再溶解し、0℃に冷却した。ト
リエチルアミン(0.55ml)を添加し、次いで2−アミノ−2,2−ジメチ
ルエタノール(0.55ml)を添加し、この混合物を0℃で1時間撹拌したの
ち、室温にまで昇温させた。反応物を酢酸エチル(100ml)で希釈し、水(
50mlで2回)、ブライン(50ml)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、
蒸発させた。残渣をシリカ上において酢酸エチルで、次いで酢酸エチル中の5%
メタノールで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、表題化合
物を黄色のガムとして得た。1H NMR(CDCl3):δ 1.30(6H,s),1.90-2.05
(1H,m),2.48(1H,dd),オーバーラップ 2.49(1H,m),3.04-3.15(1H,m),3.53(1H,vb
r d),3.67(br d),3.78-3.94(2H,m),4.72(1H,br m),6.44(1H,br s),7.42(1H,d),7
.50(1H,t),7.85-7.90(2H,m).
この例の方法を同様に、表Iの化合物26(融点128〜131℃)、27(
油)、30(油)おび33(油)の合成に用いた。実施例13
化合物13:[1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピ
ロリジノン−3−イル]酢酸の製造
トリフルオロ酢酸(1ml)を、t−ブチル−[1−(3−トリフルオロメチ
ル)フェニル−2−ピロリジノン−3−イル]アセテート(実施例7に従って製
造)(0.70g)の、ジクロロメタン(10ml)中における溶液に室温で添
加した。黄色溶液を24時間撹拌し、溶剤を真空中で蒸発させた。残渣をエーテ
ル/ヘキサンで摩砕処理して、黄色結晶質固体を分離させた。これを濾別して、
純粋な表題化合物(0.48g)を得た。融点126〜128℃。
実施例14 化合物14:[3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−4−チ
アゾリジノン−5−イル]酢酸の製造
メルカプトコハク酸(7.5g)を、ディーン・スタークトラップおよび冷却
器を備えた三つ口フラスコ中へ秤量した。3−トリフルオロメチルアニリン(8
.05g)、トルエン(100ml)および37%ホルムアルデヒド水溶液(4
.25ml)を、撹拌棒と一緒に導入した。撹拌された反応混合物を徐々に還流
させ、この間に残りの固体すべてが溶解した。還流が達成された時点で水がディ
ーン・スタークトラップに採集され、15分後に固体が沈殿し始めた。3時間の
還流後に熱溶液をフィルター(sinter)で濾過し、濾液を室温に冷却した
。次いで沈殿した固体をポンプで採集し(7.34g)、熱トルエンから再結晶
して表題化合物(3.78g)を得た。1H NMR(CDCl3/d6DMSO)
:2.95(1H,dd),3.19(1H,dd),4.27(1H,m),4.82(2H,m),7.53(2H,m),7.71(1H,m),7.
79(1H,s).IR(ヌジョールマル):3500-2500(br),1700cm-1(br).MS:m/e
305(M+).実施例15
化合物15:エチル[3−(3−トリフルオロメチル)フェニル−
4−オキサゾリジノン−5−イル]アセテートの製造
N−(3−トリフルオロメチルフェニル)フマル酸アミドエチルエステル(1
0.0g)の、DMF(50ml)中における溶液を、水素化ナトリウム(60
%油分散液0.14g)の、DMF(25ml)中における撹拌された懸濁液に
添加した。反応混合物は明るい橙色に変化した。次いでパラホルムアルデヒド(
5.80g)を一度に添加した。反応物は褐色に変化した。15分後に反応物を
、2N HCl(水溶液)約10mlを含む水(250ml)に注入した。この
水性混合物をエーテルで抽出した(200mlで2回)。有機抽出液を合わせて
ブラインで洗浄し、次いでMgSO4で乾燥させ、濾過し、溶剤を減圧下で除去
して、上記オキサゾリジノンを褐色の油(10.858g,98%)として得た
。これは放置すると凝固した。この例の方法を表Iの化合物45、62、242
および243の製造にも用いた。実施例16
化合物17および化合物18:N−(1,1−ジメチルプロピル)
−[1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノン−3−イル]
アセトアミドおよびN−(1,1−ジメチルプロプ−2−エニル)−[1−(3−
トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノン−3−イル]アセトアミドの
製造
プロパルギルアミド(化合物16、実施例8に記載したものと同様な方法で製
造)(0.407g)を酢酸エチル(20ml)に溶解した。酢酸エチル(5ml
)中の鉛(0.04g)で活性低下させた炭酸カルシウム上の5%パラジウムを
添加した。撹拌しながらフラスコを排気し、バルーンにより水素をフラッシュし
た。この操作を2回繰り返した。1気圧で2時間水素添加したのち、ハイフロ(
Hyflo、登録商標)のパッドで反応物を濾過して触媒を除去した。濾液を蒸
発させると固体が得られ、これをヘキサン中の25%アセトンで溶離するHPL
Cにより精製して、まず化合物17を無色固体として得た(0.095g)、融
点117℃;次いで化合物18を無色固体(0.159g)として得た。融点1
11℃。この方法を表Iの化合物34(融点104〜105℃)、35(融点1
20〜121℃)、化合物46、化合物47、化合物48、化合物49、化合物
56
(融点98〜99℃)、化合物57(融点171〜172℃)、化合物74(融
点77〜81℃)、化合物79、化合物80(融点83〜84.5℃)、化合物
98(融点111.5〜112.5℃)、化合物118(融点114.5〜11
6℃)、化合物240、化合物255および化合物273〜277の製造にも用
いた。実施例17
化合物40および39:N−(1,1−ジメチルプロピニル)−[
1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−3−オキサゾリジノン−5−イル]
アセトアミドおよびN−(1,1−ジメチルプロピニル)−[1−(3−トリフ
ルオロメチル)フェニル−3−オキサゾリジノン−5−イル]アセトアミドの製
造
エステル(化合物15、実施例15に従って製造)(0.8g)を乾燥ジクロ
ロメタン(20ml)に溶解し、三塩化アルミニウム(0.84g)を添加した
。この懸濁液に1,1−ジメチルプロパルギルアミン(1.16g)を滴加した
。泡立ちが止み、15℃の発熱が鎮まった時点で、混合物を室温で1時間撹拌し
た。次いで混合物を2M HCl(水溶液)で慎重に反応停止し、層を分離し、
水層をジクロロメタンで抽出した。有機層を合わせて水で洗浄し、MgSO4で
乾燥させ、蒸発させた。固体を再結晶し、結晶化残渣をHPLCで精製し、次い
で調製用TLCで精製して、化合物39を白色固体(0.168g)として、ま
た化合物40を白色固体(0.08g)として得た。この方法を表Iの化合物2
1、50、66、67および68の製造にも用いた。実施例18
化合物24:N−シクロブチル−[1−(3−トリフルオロメチル
)フェニル−2−ピロリジノン−3−イル]アセトアミドの製造
酸塩化物(実施例8に従って対応する酸である化合物13から製造、0.5g
)をジクロロメタン(18ml)に溶解した。炭酸ナトリウム(0.463g)
を水(18ml)に溶解し、塩酸シクロブチルアミン(0.207g)に添加し
た。泡立ちが鎮まったのち、この溶液を上記の酸塩化物に添加した。激しく撹拌
したのち、反応物を一夜放置した。反応物をジクロロメタン(20ml)で希釈
し、NaHCO3(水溶液)で洗浄した。水層をジクロロメタン、次いでブライ
ンで再抽出したのち、MgSO4で乾燥させた。蒸発によって黄色の油が得られ
、こ
れをヘキサン中の90%酢酸エチルで溶離するカラムクロマトグラフィーにより
精製して、化合物24を白色固体(0.475g)として得た。融点146〜1
47℃。この方法を表Iの化合物25(融点96.5〜99℃)の製造にも用い
た。実施例19
化合物32:N−t−ブチル−2−[1−(3−トリフルオロメチ
ル)フェニル−2−ピロリジノン−3−イル]プロパミドの製造工程1
t−ブチル−2−[1−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−ピ
ロリジノン−3−イル]プロパノエートの製造
エステル(化合物7、2.112g)をTHF(30ml)に−78℃で溶解
した。リチウムヘキサメチルジシラジド(1.0M THF溶液6.79ml)
を注射器で添加した。−78℃で30分後にヨードメタン(1.752g)を添
加した。これを−78℃で20分間撹拌し、次いで室温にまで昇温させた。室温
で10分後に反応物を水(30ml)に注入した。水層をエーテルで再抽出し(
2回)、有機層を合わせてチオ硫酸ナトリウム溶液で洗浄し、MgSO4で乾燥
させた。溶剤を蒸発させ、残渣をヘキサン中の25%酢酸エチルで溶離するフラ
ッシュクロマトグラフィーにより精製して、目的生成物と3−メチルピロリドン
生成物の(1:1)混合物(1.0g)を得た。工程2
工程1で得た2種類のエステルの混合物を実施例13の方法に従って加水分解
して、対応する酸類の混合物(0.707g)を得た。工程3
工程2で得た酸類の混合物を実施例10の方法に従って塩化オキサリルと反応
させ、次いでt−ブチルアミンと反応させた。このアミド生成物の混合物をHP
LCにより分離して、表題化合物を白色固体(0.208g)として得た。融点
107.5〜111℃実施例20
化合物41:3−(t−ブチルカルバモイルチオ)−1−(3−ト
リフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノンの製造工程1
チオ酢酸(0.0493g)の、エーテル(5ml)中における溶液に、0℃
で窒素雰囲気下にトリエチルアミン(0.0656g)を滴加した。エーテル(
3ml)中のブロモ−ピロリジノン(実施例10の工程1に従って製造)(0.
2g)を添加した。混合物を室温にまで昇温させ、次いで4時間加熱還流した。
混合物をエーテルで希釈し、2M HCl(水溶液)(3回)、水(2回)、ブ
ラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶剤を蒸発させ、残渣をヘキサン中
の酢酸エチル(27:73)で溶離するクロマトグラフィーにより精製して、チ
オアセテート(0.211g)を得た。工程2
工程1で製造したチオアセテート(0.03g)をメタノールに溶解し、0℃
に冷却した。アンモニアガスを混合物に15分間吹き込んだ。混合物を濃縮乾固
した。酢酸エチル/ヘキサン(25:75)で溶離するクロマトグラフィーによ
り、チオール化合物を得た。工程3
工程2で得たチオール化合物を実施例10に従ってイソシアン酸t−ブチルと
反応させて、チオカルバメート化合物41を無色固体として得た。融点104〜
106℃。同様な方法を用いて、表Iの化合物42(融点119〜120℃)、
75(融点111〜112.5℃)、76(融点83〜86℃)、127、30
9、314、319、320、323および327を製造した。実施例21
化合物61:3−(t−ブチルオキシカルボニル−N−メチル)ア
ミノ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノンの製造
実施例10に従って製造した化合物10(0.40g)の、ジオキサン/水(
1:1、6ml)中における溶液に、トリエチルアミン(0.32ml)、次い
でBoc−onを添加した。反応物を室温に一夜放置し、次いで酢酸エチル/水
間で分配した。水層を酢酸エチルで再抽出し、有機層を水(2回)、0.5N
NaOH(水溶液)、水およびブラインで洗浄し、次いで乾燥させた(Na2S
O4)。蒸発させ、酢酸エチル/ヘキサン(30:70)で溶離するクロマトグ
ラフィー処理して、カルバメートである化合物61を無色固体(0.515g)
として得た。融点135〜136℃。
同様な方法を用いて、表Iの化合物58(融点106〜107℃)、59(融
点136〜137℃)、69(融点147〜148℃)および73(融点139
〜140℃)を製造した。実施例22
化合物77:3−(t−ブチルオキシカルボニルオキシ)−1−(
3−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノンの製造
無水t−ブチルオキシカルボニル(無水Boc)(0.48ml)を、ヒドロ
キシピロリジノン(実施例9の工程1または1aに従って製造)(0.50g)
の、ジクロロメタン(10ml)中における溶液に添加し、次いでDMAP(0
.024g)を添加した。10分後に泡立ち始めた。1 1/2時間後に半分の容量
にまで溶剤を蒸発させ、残渣を20%酢酸エチル/ヘキサンで溶離するクロマト
グラフィーにより精製して、カルバメート77を無色固体(0.62g)として
得た。融点80〜92℃。この方法を表Iの化合物81(融点105〜108℃
)の製造にも用いた。実施例23
化合物99:3−(t−ブチルカルバモイル−N−エトキシカルボ
ニルメチルアミノ)−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジ
ノンの製造工程1
3−(N−エトキシカルボニルメチル)アミノ−1−(3−トリフルオ
ロメチル)フェニル−2−ピロリジノンの製造
エチルブロモ酢酸(0.155ml)を注射器で、3−アミノ−1−(3−ト
リフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノン(実施例1の工程4に記載した
ものと同様な方法で製造)(0.31g)およびトリエチルアミン(0.176
ml)の、THF(5ml)中における溶液に、室温で添加した。16時間後に
混合物を飽和NaHCO3(水溶液)に注入し、酢酸エチルで抽出した(2回)
。抽出液を合わせて乾燥させ(Na2SO4)、蒸発させ、残渣をフラッシュクロ
マトグラフィー(酢酸エチルで溶離)により精製して、3−(N−エトキシカル
ボニルメチル)アミノ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリ
ジノンを無色固体(0.315g)として得た。工程2
3−(t−ブチルカルバモイル−N−エトキシカルボニルメチル)アミ
ノ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノンの製造
3−(N−エトキシカルボニルメチル)アミノ−1−(3−トリフルオロメチ
ル)フェニル−2−ピロリジノン(0.215g)(工程1の記載に従って製造
)をジクロロメタン(3ml)に溶解した。トリエチルアミン(0.5ml)お
よびイソシアン酸t−ブチル(0.25ml)を添加し、次いで反応物を室温に
16時間放置した。次いで溶剤を蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフィ
ー(酢酸エチルで溶離)により精製して、粗生成物を得た。これを酢酸エチル/
ヘキサンから再結晶して、純粋な表題化合物(0.13g)を無色結晶として得
た。融点144〜146℃。
同様な方法を用いて、化合物119(融点130.5〜132.5℃)を製造
した。実施例24
化合物86:3−(t−ブチルカルバモイル−N−メトキシ)アミ
ノ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノンの製造工程1
3−(N−メトキシ)アミノ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニ
ル−2−ピロリジノンの製造
塩酸メトキシルアミン(3.39g)および炭酸ナトリウム(4.29g)を
一緒にメタノール(20ml)中で5分間撹拌した。次いでこの混合物を3−ブ
ロモ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノン(2.5g
)(実施例10の工程1の記載に従って製造)の、メタノール(30ml)中に
おける溶液に室温で添加した。この混合物を一夜加熱還流した。さらに塩酸メト
キシルアミン(3.39g)を添加し、さらに24時間、加熱を続けた。冷却後
に反応物を水に注入し、ジクロロメタンで抽出した(3回)。抽出液を合わせて
ブラインで洗浄し、乾燥させた(Na2SO4)。クロマトグラフィー(40%酢
酸エチル/ヘキサンで溶離)により生成物が淡黄色の油として得られ、これは結
晶化した。これは表題化合物と、対応する3−ヒドロキシ−1−(3−トリフル
オロメチル)フェニル−2−ピロリジノン(0.068g)との4:1混合物で
あり、そのまま次の工程に用いられた。工程2
3−(t−ブチルカルバモイル−N−メトキシ)アミノ−1−(3−ト
リフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノンの製造
3−(N−メトキシ)アミノ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2
−ピロリジノン(0.4g)(工程1の記載に従って製造)、トリエチルアミン
(0.5ml)およびイソシアン酸t−ブチル(0.5ml)の、ジクロロメタ
ン(1ml)中における溶液を、室温で20時間撹拌した。次いで追加量のトリ
エチルアミン(0.25ml)およびイソシアン酸t−ブチル(0.25ml)
を添加し、3時間撹拌を続けた。溶剤を蒸発させ、生成物をヘキサン中の40〜
50%酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生
成物は褐色の油として得られ、これが結晶化して表題化合物(0.275g)が
得られた。融点127.5〜128.5℃。
同様な方法を用いて、化合物88(融点102〜104℃)を製造した。実施例25
化合物123:3−(3,3−シメチルブタノイル−N−ホルミル
)アミノ−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノンの製
造工程1
3−メチルスルホニルオキシ−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェ
ニル−2−ピロリジノンの製造
3−ヒドロキシ−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジ
ノン(5.22g)(実施例9の工程1または工程1aに記載したものと同様な
方法で製造)をCH2Cl2(75ml)に溶解し、5℃に冷却した。トリエチル
アミン(3.48ml)を滴加し、次いで塩化メタンスルホニル(1,64ml
)を15分かけて添加した。反応物を5℃で20分間撹拌し、次いで室温にまで
昇温させ、2時間撹拌した。CH2Cl2で希釈したのち、混合物を水で洗浄し(
2回)、MgSO4で乾燥させた。濃縮により6.63gの上記メシラートを淡
褐色固体として得た。工程2
3−(N−ホルミル)アミノ−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェ
ニル−2−ピロリジノンの製造
水素化ナトリウム(80%の油分散液0.33g、40−60ガソリンで洗浄
)を乾燥DMF(2ml)に懸濁した。氷浴で冷却しながら、ホルムアミド(1
0ml)を15分かけて滴加した。DMF(15ml)中の上記メシラート(工
程1に従って製造)(3.39g)を20℃で10分かけて添加し、得られた暗
黄色溶液を50℃に3時間加熱した。冷後、反応物を水に添加し、酢酸エチルで
抽出した(3回)。抽出液を合わせて水で洗浄し(3回)、MgSO4で乾燥さ
せ、濃縮し、エーテル/ガソリンで摩砕処理して、N−ホルミル化合物を桃色固
体
(0.97g)として得た。工程3
3−(3,3−ジメチルブタノイル−N−ホルミル)アミノ−1−(3
−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノンの製造
N−ホルミル化合物(工程2で製造)(0.97g)をCH2Cl2(20ml
)に溶解した。トリエチルアミン(0.51ml)を添加し、次いでCH2Cl2
(5ml)中の塩化3,3−ジメチルブタノイル(0.51ml)を5分かけて
滴加した。反応物を室温で17時間撹拌し、その際さらにトリエチルアミン(0
.25ml)および塩化3,3-ジメチルブタノイル(0.25ml)を添加した。
さらに3時間後に反応物をCH2Cl2で希釈し、水で洗浄した。MgSO4で乾
燥させたのち、溶剤を蒸発させて、粗生成物を橙色の油として得た。エーテルで
溶離するクロマトグラフィーにより淡黄色生成物が得られ、これをエーテル/ガ
ソリンで摩砕処理して、表題化合物を白色固体(0.57g)として得た。実施例26
化合物94:3−(3−t−ブチルチオカルバモイル−N−メチル
)アミノ−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノンの製
造
3−(N−メチル)アミノ−1−(3−ジフルオロメトキシ)フェニル−2−
ピロリジノン(0.20g)(実施例9の工程2に記載したものと同様な方法で
製造)をCH2Cl2(5ml)に溶解した。イソチオシアン酸t−ブチル(0.
13ml)およびトリエチルアミン(0.16ml)を添加し、反応物を室温で
一夜撹拌した。溶剤を蒸発させ、残渣を60%酢酸エチル/ヘキサンで溶離する
カラムクロマトグラフィーにより精製して、表題のチオ尿素化合物を無色固体(
0.253g)として得た。融点141〜143℃。同様な方法を用いて化合物
95(融点141〜144℃)、100(融点140〜142℃)、107(融
点100〜107℃)、109(融点148.5〜150℃)、112(融点1
30〜132℃)、114(融点108〜109℃)および115(融点142
〜143℃)を製造した。実施例27
化合物93:3−(t−ブチルカルバモイル−N−アリル)アミノ
−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノンの製造工程1
3−(N−アリル)アミノ−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェニ
ル−2−ピロリジノンの製造
3−ブロモ−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノン
(0.80g)(実施例10の工程1に記載したものと同様な方法で製造)をT
HFに溶解した。この溶液にアリルアミン(0.70g)を添加し、混合物を室
温で4時間撹拌し、次いで一夜放置した。反応物を酢酸エチルで希釈し、水(3
回)、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させた。濾過し、溶剤を蒸発させる
と粗生成物が得られ、これをカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中の90〜1
00%酢酸エチルで溶離)により精製して、純粋なN−アリル化合物(0.68
g)を得た。工程2
3−(t−ブチルカルバモイル−N−アリル)アミノ−1−(3−トリ
フルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノンの製造
N−アリル誘導体(0.23g)(工程1の記載に従って製造)をCH2Cl2
(3ml)に溶解し、トリエチルアミン(0.16ml)およびイソシアン酸t
−ブチル(0.22ml)で処理した。室温で48時間後に反応物をCH2Cl2
で希釈し、2N HCl(水溶液)(2回)、ブラインで洗浄し、MgSO4で
乾燥させた。混合物を濾過し、濃縮して、残渣をヘキサン中の40%酢酸エチル
で溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。表題の尿素化合物を
無色固体(0.293g)として得た。融点107〜108℃。
同様な方法を用いて、表Iの化合物19(融点112〜114℃)、38(融
点157〜158℃)、64(融点108.5〜110℃)、65(融点146
〜148℃)、78(融点110〜111.5℃)、82(融点136.5〜1
38.5℃)、83(ガム)、84(融点111〜112℃)、85(融点13
7〜138℃)、87、90(融点95〜96.5℃)、91(融点136.5
〜137.5℃)、92(固体、ガム)、93(融点107〜108℃)、10
1(融点111.5〜112.5℃)、105(融点137〜138.5℃)、
106(融点84〜87℃)、108(融点107〜109℃)、111、11
6(融点172〜173.5℃)、120(融点105〜107.5℃)、12
1(融点117〜118.5℃)、122(融点106〜107.5℃)、24
1、242、254、312、316、317および318を製造した。実施例28
化合物117:3−(t−ブチルカルバモイル−N−アセトキシエ
チル)アミノ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノンの
製造
化合物82(0.25g)(実施例27に記載したものと同様な方法で製造)
をCH2Cl2(5ml)に溶解した。これにトリエチルアミン(0.091ml)
、次いで塩化アセチル(0.046ml)を添加した。反応物を室温で45分間
撹拌し、CH2Cl2で希釈し、2N HCl(水溶液)(2回)、ブラインで洗
浄し、MgSO4で乾燥させた。濾過し、蒸発させると粗生成物が得られ、これ
をヘキサン中の酢酸エチル(1:1)で溶離するカラムクロマトグラフィーによ
り精製した。上記のアセトキシ化合物を無色固体として得た。融点129〜13
1℃。実施例29
化合物128の製造:
化合物99(実施例23の記載に従って製造)(0.110g)をTHF(5
ml)に溶解し、水素化ナトリウム(60%の油分散液30mg)を添加した。
反応物は泡立って黄色、次いで桃橙色に変化した。4時間後に混合物を水に注入
し、酢酸エチルで抽出した(3回)。抽出液を合わせて乾燥させ(MgSO4)
、蒸発させた。フラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチルで溶離)により環状
化合物128を淡黄色ガム(0.076g)として得た。実施例30
化合物129の製造
化合物55(実施例1に記載したものと同様な方法で製造)(0.100g)
の、トルエン(5ml)中における氷冷された溶液に、塩化オキサリル(0.0
27ml)を添加した。混合物を氷浴から取り出し、室温で1/2時間、次いで
80℃で1時間撹拌した。溶剤を蒸発させて環状化合物129を得た。
化合物133の製造にも同様な方法を用いた。実施例31
化合物130の製造
化合物101(実施例27に記載したものと同様な方法で製造)(0.100
g)をTHF(2ml)に溶解し、2N HCl(2ml)を添加した。反応物
を室温で一夜撹拌した。この混合物を酢酸エチルに注入した。有機相を分離し、
乾燥させ(MgSO4)、蒸発させて、化合物130を無色固体として得た。実施例32
化合物131の製造
化合物28(実施例1に記載したものと同様な方法で製造)(0.100g)
をトルエン(10cm3)に溶解した。グリオキサール・3H2O(0.033g
)およびPTSA(触媒量)を添加し、混合物をディーン・アンド・スターク条
件下で4時間加熱した。追加のグリオキサール・3H2O(0.033g)を添
加し、混合物をさらに4時間加熱還流した。溶剤を蒸発させたのち、残渣をヘキ
サン中の酢酸エチル(1:2)で溶離するクロマトグラフィーにより精製して、
化合物131を無色固体(0.043g)として得た。実施例33
化合物132の製造
化合物28(実施例1に記載したものと同様な方法で製造)(0.115g)
をトルエン(10ml)に溶解した。パラホルムアルデヒド(0.023g)お
よびPTSA(触媒量)を添加し、混合物をディーン・アンド・スターク条件下
で8時間加熱した。追加のパラホルムアルデヒド(0.023g)をこの間に2
時間毎に添加した。混合物を放冷し、溶剤を蒸発させた。残渣をクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル/ヘキサン 1:2で溶離)により精製して、化合物132(
0.018g)を得た。
化合物134の製造にも同様な方法を用いた。実施例34
化合物135:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(3−ト
リフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オンの製造工程1
ジベンジルオキシ酢酸ベンジルの製造
ジクロロ酢酸(12.89g)の、ベンジルアルコール(50ml)中におけ
る溶液を、ベンジルアルコール(150ml)中における水素化ナトリウム(1
3.53g、鉱油中の55%分散液)から得たナトリウムベンジルオキシドの溶
液に添加した。得られた混合物を190℃で4時間加熱し、次いで溶剤を減圧下
で留去した。残渣をエーテルで摩砕処理し、固体を濾別し、塩酸(2N)とエー
テルの間で分散させた。抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発さ
せた。残渣をシリカ上でジクロロメタンを溶離剤として用いてクロマトグラフィ
ー処理し、ジベンジルオキシ酢酸ベンジル(12.50g)を無色の油として得
た。より極性の高い溶剤を用いても、予想した対応する酸は溶出しなかった。
NMR(CDCl3):δ4.7(H1,dd),5.1(1H,s),5.2(2H,s),7.3(15H,m).MS:
M+362.
NB 残渣をエーテルで摩砕処理すると、エステル生成物の一部が失われたよ
うにみえた;酸ではなくエステルの製造という点からみて、仕上げ処理法を変更
すべきである。工程2
ジベンジルオキシ酢酸の製造
水(20ml)および炭酸カリウム(10.64g)を、上記の工程1で得た
ジベンジルオキシ酢酸ベンジル(11.15g)の、テトラヒドロフラン(80
ml)中における溶液に添加し、混合物を減圧下で24時間加熱還流した。これ
を放冷し、水に注入し、エーテルで抽出し、濃塩酸で酸性化し、エーテルで再抽
出した。酸性溶液からの抽出液をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、減圧下で蒸発させると表題化合物(8.12g)が得られ、これを粗製のま
ま工程3に用いた。
NMR(CDCl3):δ4.7(4H,m),5.1(1H,bs),7.3(10H,m),9.2(1H.bs).工程3
2,2−ジベンジルオキシ−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)
アセトアミドの製造
工程2で得たジベンジルオキシ酢酸(4.0g)の、ジクロロメタン(40m
l)中における撹拌された溶液を0℃に冷却し、順次、N,N−ジメチルホルム
アミド(100mg)および塩化オキサリル(2.0g)で滴加処理した。30
分後にピリジン(3.52g)、3−トリフルオロメチルアニリン(2.64g
)および4−ジメチルアミノピリジン(100mg)を添加した。この混合物を
0℃でさらに30分間撹拌し、次いで室温にまで昇温させた。3時間後にそれを
水に注入し、酢酸エチルで抽出し、抽出液を順次、希塩酸、水、重炭酸ナトリウ
ム水溶液およびブラインで洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥させたのち、抽出
液を減圧下で蒸発させて、表題化合物(5.62g)を橙色のガムとして得た。
これは工程4に用いるのに十分な純度であった。
工程4 2,2−ジベンジルオキシ−N−ベンジルオキシメチル−N−(3−ト
リフルオロメチルフェニル)アセトアミドの製造
工程3で得た2,2−ジベンジルオキシ−N−(3−トリフルオロメチルフェ
ニル)アセトアミド(4.75g)、ベンジルクロロメチルエーテル(1.79
g)およびヨウ化テトラブチルアンモニウム(100mg)を順次、激しく撹拌
した水酸化ナトリウム水溶液(100ml,50%)およびジクロロメタン(1
00ml)の混合物に添加した。18時間撹拌したのち、混合物をジクロロメタ
ンで数回抽出し、抽出液をブラインで洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥させた
のち、抽出液を減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上でヘキサン−酢酸エチル(
4:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物(2.8
7g)を得た。
NMR(CDCl3):δ4.6(6H,m),4.9(1H,bs),5.15(2H,bs),7.3(18H,m),7.55(
1H,dd).工程5
5−ヒドロキシ−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリ
ジン−4−オンの製造
工程4で製造した2,2−ジベンジルオキシ−N−ベンジルオキシメチル−N
−(3−トリフルオロメチルフェニル)アセトアミド(0.27g)、カーボン
上10%パラジウム(50mg)、トリフルオロ酢酸(1ml)およびジクロロ
メタン(50ml)の混合物を水素雰囲気下に5時間撹拌した。それをハイフロ
・スーパーセル(Hyflo Supercel、商標)で濾過し、減圧下で蒸
発させ、シリカ上でジクロロメタン−エタノール(49:1)を溶離剤として用
いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物(0.07g)をろう状固体として
得た。融点75〜76℃。
工程6 5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(3−トリフルオロメチルフ
ェニル)オキサゾリジン−4−オンの製造
工程5で製造した5−ヒドロキシ−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)
オキサゾリジン−4−オンを、実施例1の工程5の記載に従って、トリエチルア
ミンの存在下にイソシアン酸t−ブチルで処理することにより表題化合物に変換
できる。実施例35
化合物136:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(5−ト
リフルオロメチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チアゾリジン−4
−オンの製造工程1
3−(5−トリフルオロメチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イ
ル)チアゾリジン−4−オンの製造
2−アミノ−5−トリフルオロメチル−1,3,4−チアジアゾール(5.0
g)の、トルエン(50ml)中における撹拌された溶液を、順次、チオグリコ
ール酸(2.77g)、37%ホルムアルデヒド水溶液(2.45ml)および
p−トルエンスルホン酸(0.025g)で処理した。反応混合物を加熱還流し
、水をディーン・スターク装置に採集した。4時間後にそれを冷却し、飽和重炭
酸ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減
圧下で蒸発させて、表題化合物(4.35g,融点99〜100℃)を得た。N
MR(CDCl3):δ3.9(2H,s),5.25(2H,s).MS:M+255.工程2
5−クロロ−3−(5−トリフルオロメチル−1,3,4−チアジアゾ
ール−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
塩化スルフリル(0.27ml)を、上記の工程1の記載に従って製造した3
−(5−トリフルオロメチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チアゾ
リジン−4−オン(0.5g)の、ジクロロメタン(20ml)中における撹拌
された溶液に添加し、氷−塩浴中で冷却した。混合物をさらに2時間撹拌し、次
いで1時間かけて室温にまで昇温させた。次いでそれを減圧下で蒸発させ、残渣
をシリカ上でヘキサン−酢酸エチル(3:1)を溶離剤として用いてクロマトグ
ラフィー処理し、表題化合物(0.34g)を白色固体として得た。NMR(C
DCl3):δ5.4(2H,s),5.9(1H,s).工程3
5−ヒドロキシ−3−(5−トリフルオロメチル−1,3,4−チアジ
アゾール−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
上記の工程2の記載に従って製造した5−クロロ−3−(5−トリフルオロメ
チル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チアゾリジン−4−オン(1.
72g)の、テトラヒドロフラン(20ml)中における溶液を、激しく撹拌し
たリン酸二水素カリウム緩衝剤水溶液(20ml,pH4.5に保持するために
)に滴加した。反応混合物を室温で20時間撹拌し、一夜放置し、水で希釈した
。白色沈殿を濾別し、真空中で乾燥させて、表題化合物(1.31g,融点17
6〜177℃)を得た。NMR(DMSO−d6):δ5.15(2H,dd),5.9(1H,d),7
.4(1H,d).MS:M+271.工程4
5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(5−トリフルオロメチル−
1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
上記の工程3の記載に従って製造した5−ヒドロキシ−3−(5−トリフルオ
ロメチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チアゾリジン−4−オン(
0.91g)の、ジクロロメタン(25ml)中における撹拌された溶液を、氷
浴中で冷却し、順次、イソシアン酸t−ブチル(0.37g)(滴加)およびト
リエチルアミン(0.37g)で処理した。混合物を昇温させ、室温で18時間
撹拌し、次いで減圧下で蒸発させた。残渣を酢酸エチルに溶解し、水およびブラ
インで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。シリカ上で
ヘキサン−ジエチルエーテル(3:1)を溶離剤として用いるクロマトグラフィ
ーにより、表題化合物(0.94g,融点151〜152℃)を得た。NMR(
CDCl3):δ1.3(9H,s),4.85(1H,bs),5.3(2H,m),6.3(1H,s).MS:MH+37
1.実施例36
化合物137:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(5−メ
チル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造工程1
3−(5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チアゾリ
ジン−4−オンの製造
実施例35の工程1に記載したものと同様な方法で、ただし2−アミノ−5−
メチル−1,3,4−チアジアゾール(5.0g)、チオグリコール酸(4.0
g)、37%ホルムアルデヒド水溶液(3.52ml)、p−トルエンスルホン
酸(0.025g)およびトルエン(60ml)を用いた。トルエン層をデカン
トし、減圧下で蒸発させて、表題化合物(6.04g,融点139〜140℃)
を得た。NMR(CDCl3):δ2.7(3H,s),3.8(2H,s),5.15(2H,s).MS:M+
201.工程2
5−ヒドロキシ−3−(5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2
−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
N−クロロスクシンイミド(2.84g)を、上記の工程1の記載に従って製
造した3−(5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チアゾリジ
ン−4−オン(4.27g)の、ジクロロメタン(30ml)中における撹拌さ
れた溶液に滴加した。20時間後に溶剤を減圧下で除去した。残渣を実施例35
の工程3に記載したものと同様な方法により、テトラヒドロフラン中のリン酸二
水素カリウム水溶液で処理することにより表題化合物に変換した。反応混合物を
水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
させ、減圧下で蒸発させ、シリカ上でジクロロメタン−エタノール(49:1)
を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物(1.47g,融
点154〜156℃)を得た。NMR(DMSO−d6):δ2.6(3H,s),5.0(2H,
m),5.75(1H,bd),7.25(1H,bd).MS:M+217.工程3
5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(5−メチル−1,3,4−
チアジアゾール−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし工程2で得た5−ヒドロキ
シ−3−(5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)チアゾリジン
−4−オン(0.5g)、イソシアン酸t−ブチル(0.25g)、トリエチル
アミン(0.26g)およびジクロロメタン(15ml)を用いて、表題化合物
を製造した。シリカ上でジクロロメタン−エタノール(49:1)を溶離剤とし
て用いるクロマトグラフィーにより、表題化合物(0.32g,融点160〜1
61℃)を得た。
実施例37 化合物138:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(6−ト
リフルオロメチルピリジン−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造工程1
3−(6−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)チアゾリジン−4
−オンの製造
実施例35の工程1に記載したものと同様な方法で、ただし2−アミノ−6−
トリフルオロメチルピリジン(5.0g)、チオグリコール酸(3.1g)、3
7%ホルムアルデヒド水溶液(2.7ml)、p−トルエンスルホン酸(0.0
25g)およびトルエン(50ml)を用いた。粗生成物(5.76g,融点8
7〜88℃)は工程2で用いるのに十分な純度であった。
工程2 5−クロロ−3−(6−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)チア
ゾリジン−4−オンの製造
上記の工程1の記載に従って製造した3−(6−トリフルオロメチルピリジン
−2−イル)チアゾリジン−4−オン(4.75g)の、ジクロロメタン(10
0ml)中における撹拌された溶液を、0℃に冷却し、塩化スルフリル(1.2
9g)で滴加処理した。1時間後に混合物を室温にまで昇温させ、さらに3時間
撹拌した。次いでそれを0℃に冷却し、追加の塩化スルフリル(1.29g)で
滴加処理した。30分後に混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカ上でヘキサ
ン−酢酸エチル(3:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、表
題化合物(3.03g)を得た。これをそのまま次の工程に用いた。NMR
工程3 5−ヒドロキシ−3−(6−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)
チアゾリジン−4−オンの製造
上記の工程2の記載により製造した5−クロロ−3−(6−トリフルオロメチ
ルピリジン−2−イル)チアゾリジン−4−オン(3.03g)を、テトラヒド
ロフラン中のリン酸二水素カリウム水溶液により、実施例36の工程2の記載と
同様な方法で加水分解した。粗生成物(2.58g,融点120℃)は工程4お
よび実施例38で用いるのに十分な純度であった。NMR(CDCl3):δ3.5
(1H,著しくbr),5.2(2H,m),5.75(1H,bs),7.5(1H,d),7.95(1H,t),8.6(1H,d).MS:
MH+265.工程4
5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(6−トリフルオロメチルピ
リジン−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし工程3で得た5−ヒドロキ
シ−3−(6−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)チアゾリジン−4−オ
ン(1.0g)、イソシアン酸t−ブチル(0.41g)、トリエチルアミン(
0.42g)およびジクロロメタン(30ml)を用いて、表題化合物を製造し
た。シリカ上でヘキサン−酢酸エチル(3:1)を溶離剤として用いるクロマト
グラフィーにより、表題化合物(1.02g,融点118℃)を得た。
実施例38 化合物139:5−N−(1,1−ジメチルプロプ−2−イニル)
カルバモイルオキシ−3−(6−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)チア
ゾリジン−4−オンの製造工程1
1,1−シメチルプロプ−2−イニルイソシアネートの製造
1−アミノ−1,1−ジメチルプロピン(14.30g)の、トルエン(25
ml)中における溶液を、0℃に冷却し、トルエン中のホスゲン溶液(1.93
M,88.3ml)および水(50ml)中の水酸化ナトリウム(13.70g
)を同時に20分かけて添加した。得られた懸濁液をさらに5分間撹拌し、次い
で相分離用濾紙で濾過した。濾液、すなわち表題化合物(2240cm-1)を含
有するトルエン溶液をそのまま後続反応に用いた。工程2
5−N−(1,1−ジメチルプロプ−2−イニル)カルバモイルオキシ
−3−(6−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)チアゾリジン−4−オン
の製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし実施例37の工程1〜3の
記載に従って製造した5−ヒドロキシ−3−(6−トリフルオロメチルピリジン
−2−イル)チアゾリジン−4−オン(1.38g)、工程1で得た1,1−ジ
メチルプロプ−2−イニルイソシアネート(14.38ml,トルエン中の溶液)
、トリエチルアミン(0.58g)およびジクロロメタン(30ml)を用いて
、表題化合物を製造した。シリカゲル上でヘキサン−酢酸エチル(3:1)を溶
離
剤として用いるクロマトグラフィーにより、表題化合物(1.39g,融点85
〜86℃)を得た。
実施例39 化合物140:5−N−(1,1−ジメチルプロプ−2−エニル)
カルバモイルオキシ−3−(6−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)チア
ゾリジン−4−オンの製造
実施例38の記載に従って製造した5−N−(1,1−ジメチルプロプ−2−
イニル)カルバモイルオキシ−3−(6−トリフルオロメチルピリジン−2−イ
ル)チアゾリジン−4−オン(0.5g)の、ジクロロメタン(10ml)中に
おける溶液をカーボン上の5%パラジウム触媒(0.05g)で水素添加した。
9時間後に混合物を濾過し、濾液を減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上でヘキ
サン−酢酸エチル(3:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、
表題化合物(0.42g)を無色のガムとして得た。
実施例40 化合物141:3−(4,6−ビス−トリフルオロメチルピリジン
−2−イル)−5−t−ブチルカルバモイルオキシ−チアゾリジン−4−オンの
製造工程1
3−(4,6−ビス−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)チアゾ
リジン−4−オンの製造
実施例35の工程1に記載したものと同様な方法で、ただし2−アミノ−4,
6−ビス−トリフルオロメチルピリジン(5.0g)、チオグリコール酸(2.
0g)、37%ホルムアルデヒド水溶液(1.8ml)、p−トルエンスルホン
酸(0.025g)およびトルエン(50ml)を用いて、表題化合物を製造し
た。粗生成物(4.32g)が粘稠な橙色の油として単離され、これは放置する
と凝固し、工程2で用いるのに十分な純度であった。
工程2 3−(4,6−ビス−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−5−
ヒドロキシ−チアゾリジン−4−オンの製造
実施例37の工程2および3に記載したものと同様な方法で、ただし上記の工
程1の記載に従って製造した3−(4,6−ビス−トリフルオロメチルピリジン
−2−イル)チアゾリジン−4−オン(3.53g)、塩化スルフリル(0.4
6mlおよび0.4ml)およびジクロロメタン(30ml)を用いて、表題化
合物を製造した。反応混合物を減圧下で蒸発させて、目的の5−クロロ誘導体、
5,5−ジクロロ類似体および加水分解生成物の混合物(3.93g)を得た。
5−クロロ化合物のみについてのNMR(CDCl3):δ5.35(2H,m),5.8(1H,s
),7.7(1H,s),8.9(1H,s).テトラヒドロフラン中の上記混合物(3.93g)の溶
液を実施例36の工程2に記載したものと同様な方法で加水分解した。粗生成物
をシリカ上でヘキサン−酢酸エチル(3:1)を溶離剤として用いてクロマトグ
ラフィー処理し、表題化合物(0.39g,融点99〜101℃)を得た。
工程3 3−(4,6−ビス−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−5−
t−ブチルカルバモイルオキシ−チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし工程2で得た3−(4,6
−ビス−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−5−ヒドロキシ−チアゾリ
ジン−4−オン(0.36g)、イソシアン酸t−ブチル(0.12g)、トリ
エチルアミン(0.12g)およびジクロロメタン(20ml)を用いて、表題
化合物を製造した。シリカゲル上でヘキサン−酢酸エチル(4:1)を溶離剤と
して用いるクロマトグラフィーにより、表題化合物(0.30g)を淡黄色ガム
として得た。
実施例41 化合物142:5−t−ブチルカルバモイルオキソ−3−(5−ト
リフルオロメチルピリジン−3−イル)チアゾリジン−4−オンの製造工程1
3−(5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)チアゾリジン−4
−オンの製造
実施例35の工程1に記載したものと同様な方法で、ただし3−アミノ−5−
トリフルオロメチルピリジン(5.0g)、チオグリコール酸(3.1g)、3
7%ホルムアルデヒド水溶液(2.7ml)、p−トルエンスルホン酸(0.0
25g)およびトルエン(50ml)を用いて、表題化合物を製造した。トルエ
ン層をデカントし、重炭酸ナトリウム溶液、次いでブラインで洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させて、表題化合物(2.76g,82〜8
4℃)を得た。
工程2 5−ヒドロキシ−3−(5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)
チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただしジクロロメタン(30ml
)中の上記工程1の記載に従って製造した3−(5−トリフルオロメチルピリジ
ン−3−イル)チアゾリジン−4−オン(2.25g)を用い、塩化スルフリル
(0.73ml)を0℃で滴加して、表題化合物を製造した。直ちに沈殿が生じ
た。この混合物を5℃で30分間撹拌し、減圧下で蒸発させた。残渣をそのまま
、実施例36の工程2に記載したものと同様な方法でテトラヒドロフラン中のリ
ン酸二水素カリウム水溶液で加水分解した。粗生成物をシリカ上でジクロロメタ
ン−エタノール(19:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、
表題化合物(1.16g)を淡黄色ガムとして得た。NMR
工程3 5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(5−トリフルオロメチルピ
リジン−3−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35の工程1に記載したものと同様な方法で、ただし工程2で得た5−
ヒドロキシ−3−(5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)チアゾリジン
−4−オン(0.50g)、イソシアン酸t−ブチル(0.21g)、トリエチ
ルアミン(0.21g)およびジクロロメタン(10ml)を用いて、表題化合
物を製造した。シリカ上でジクロロメタン−エタノール(24:1)を溶離剤と
して用いるクロマトグラフィーにより、表題化合物(0.54g,融点161〜
163℃)を得た。
実施例42 化合物143:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(2−ト
リフルオロメチルピリジン−4−イル)チアゾリジン−4−オンの製造工程1
((2−トリフルオロメチルピリジン−4−イル)アミノメチルチオ)
酢酸の製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし4−アミノ−2−トリフル
オロメチルピリジン(2.35g)、チオグリコール酸(1.33g)、37%
ホルムアルデヒド水溶液(1.18g)、p−トルエンスルホン酸(0.025
g)およびトルエン(90ml)を用いて、表題化合物を製造した。90分間加
熱したのち、混合物を冷却し、沈殿を濾別した。これをトルエン、次いでヘキサ
ンで洗浄し、減圧下で乾燥させて、表題化合物を白色固体(3.22g)として
得た。これは下記の工程2に用いるのに十分な純度であった。
濾液を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカ上でヘキサン−酢酸エチル(2:1)を
溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、下記工程2の表題化合物(0.
18g,融点63〜65℃)を得た。NMRは後記のとおりであった。工程2
3−(2−トリフルオロメチルピリジン−4−イル)チアゾリジン−4
−オンの製造
後記の実施例47の工程2に記載したものと同様な方法で、ただし上記の工程
1の記載に従って製造した((2−トリフルオロメチルピリジン−4−イル)ア
ミノメチルチオ)酢酸(2.91g)、塩化チオニル(1.30g)、トリエチ
ルアミン(1.11g、2回)およびジクロロメタン(50ml)を用いて、表
題化合物を製造した。反応混合物を減圧下で蒸発させ、水で処理し、酢酸エチル
で抽出した。抽出液を重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄して出発原料を除去し、次
いでブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させて、表
題化合物(1.67g,融点62〜64℃)を得た。NMR
工程3 5−ヒドロキシ−3−(2−トリフルオロメチルピリジン−4−イル)
チアゾリジン−4−オンの製造
実施例40の工程2に記載したものと同様な方法で、ただし3−(2−トリフ
ルオロメチルピリジン−4−イル)チアゾリジン−4−オン(1.67g)、塩
化スルフリル(0.83g)およびジクロロメタン(30ml)を用いて、表題
化合物を製造した。この反応に続いてテトラヒドロフラン中のリン酸二水素カリ
ウム水溶液で加水分解した。粗生成物をシリカ上で酢酸エチル−ヘキサン(1:
1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物(0.635
g)を黄色の油として得た。
工程4 5−t−ブチルカルバモイルオキン−3−(2−トリフルオロメチルピ
リジン−4−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし工程3で得た5−ヒドロキ
シ−3−(2−トリフルオロメチルピリジン−4−イル)チアゾリジン−4−オ
ン(0.63g)、イソシアン酸t−ブチル(0.47g)、トリエチルアミン
(0.48g)およびジクロロメタン(30ml)を用いて、表題化合物を製造
した。反応混合物を20時間放置し、減圧下で蒸発させ、シリカ上で酢酸エチル
−ヘキサン(1:3)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、表題化
合物(0.35g,融点124〜126℃)を得た。
実施例43 化合物144:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(4−ト
リフルオロメチルピリジン−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造工程1
3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)チアゾリジン−4
−オンの製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし2−アミノ−4−トリフル
オロメチルピリジン(10.0g)、チオグリコール酸(5.70g)、37%
ホルムアルデヒド水溶液(4.80ml)およびトルエン(100ml)を用い
て、表題化合物を製造した。p−トルエンスルホン酸触媒は用いなかった。粗生
成物をシリカ上で酢酸エチル−ヘキサン混合物を溶離剤として用いてクロマトグ
ラフィー処理し、表題化合物を淡黄色の油(2.80g)として得た。NMR
工程2 5−ヒドロキシ−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)
チアゾリジン−4−オンの製造
上記の工程1の記載に従って製造した3−(4−トリフルオロメチルピリジン
−2−イル)チアゾリジン−4−オン(2.30g)の、ジクロロメタン(25
ml)中における撹拌された溶液を氷浴中で冷却し、塩化スルフリル(0.75
ml)で2分かけて処理した。溶液を室温にまで昇温させ、次いで飽和重炭酸ナ
トリウム水溶液(50ml)で処理した。混合物を1時間撹拌し、有機層を分離
し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させて、中間体5−クロロ誘導
体を得た。これをテトラヒドロフラン(25ml)に溶解し、飽和重炭酸ナトリ
ウム水溶液(50ml)で処理した。混合物を4時間激しく撹拌し、水で希釈し
、エーテルで抽出した。抽出液をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、減圧下で蒸発させた。残渣をクロロホルム−ヘキサンから再結晶して、表題
化合物(2.00g,融点109〜110℃、分解)を得た。
工程3 5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(4−トリフルオロメチルピ
リジン−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし工程2で得た5−ヒドロキ
シ−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)チアゾリジン−4−オ
ン(0.80g)、イソシアン酸t−ブチル(0.30g)、トリエチルアミン
(0.42ml)およびジクロロメタン(5ml)を用いて、表題化合物を製造
した。粗生成物をエーテル−ヘキサンで摩砕処理して、表題化合物(0.90g
)を得た。NMR
実施例44 化合物145:5−N−(1,1−ジメチルプロプ−2−イニル)
カルバモイルオキシ−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)チア
ゾリジン−4−オンの製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし実施例43の工程1および
2の記載に従って製造した5−ヒドロキシ−3−(4−トリフルオロメチルピリ
ジン−2−イル)チアゾリジン−4−オン(1.10g)、トリエチルアミン(
0.58ml)、およびトルエン中のイソシアン酸1,1−ジメチルプロプ−2
−イニル(実施例38の工程1の記載に従って製造)溶液(7.0ml)を用い
て、表題化合物を製造した。3日後でも反応が不完全であり、したがって追加量
(10ml)のイソシアネート溶液を添加した。反応物を常法により仕上げ処理
した。粗生成物をシリカ上で酢酸エチル−ヘキサンを溶離剤として用いてクロマ
トグラフィー処理した。さらに四塩化炭素−ヘキサンから再結晶して、表題化合
物(0.64g,融点119〜120℃)を得た。
NMR(CDCl3):δ 1.54(6H,s),2.34(1H,s),
実施例45 化合物146および147:5−N−(1,1−ジメチルプロピル
)カルバモイルオキシ−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)チ
アゾリジン−4−オン(化合物146)および5−N−(1,1−ジメチルプロ
プ−2−エニル)カルバモイルオキシ−3−(4−トリフルオロメチルピリジン
−2−イル)チアゾリジン−4−オン(化合物147)の製造
実施例39に記載したものと同様な方法で表題化合物を製造した。ただしまず
実施例44の記載に従って製造した5−N−(1,1−ジメチルプロプ−2−イ
ニル)カルバモイルオキシ−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル
)チアゾリジン−4−オン(0.319g)、および酢酸エチル(5ml)中の
リンドラ−触媒(0.032g)を用いた。3時間後でも反応が起こらず、した
がってカーボン上10%パラジウム触媒(0.03g)を添加した。得られた混
合物を30分間水素添加し、常法により仕上げ処理した。残渣をシリカ上で酢酸
エチル−ヘキサン混合物を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、まず
表題化合物146(0.049g)を得た。
第2成分である表題化合物147(0.219g,融点90〜91℃)は
を有していた。実施例46
化合物148:3−t−ブチルカルバモイルオキシ−1−(4−メ
トキシピリジン−3−イル)ピロリジン−2−オンの製造工程1
5−(4−クロロブタノイルアミノ)−2−メトキシピリジンの製造
5−アミノ−2−メトキシピリジン(2.0g)の、エーテル(20ml)中
における溶液を、0℃において、順次、塩化4−クロロブタノイル(2.77g
)およびトリエチルアミン(1.79g)で処理した。混合物を室温にまで昇温
させ、2時間撹拌し、水に注入し、酢酸エチルで抽出した。抽出物を硫酸マグネ
シウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させて、表題化合物(3.70g,融点91〜
9
5℃)を得た。工程2
1−(4−メトキシピリジン−3−イル)ピロリジン−2−オンの製造
上記の工程1の記載に従って製造した5−(4−クロロブタノイルアミノ)−
2−メトキシピリジン(3.50g)を、ナトリウムメトキシド(0.35gの
ナトリウムから)の、メタノール(30ml)中における溶液に、窒素下で撹拌
しながら少量ずつ添加した。反応混合物を2時間撹拌し、エーテルで希釈し、濾
過した。濾液を減圧下で蒸発させ、残渣をエーテルで摩砕処理して、表題化合物
(2.83g,融点64〜65℃)を得た。
工程3 3−ヒドロキシ−1−(4−メトキシピリジン−3−イル)ピロリジン
−2−オンの製造
リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(5.72ml,テトラヒドロフラ
ン中の1M溶液)を、1−(4−メトキシピリジン−3−イル)ピロリジン−2
−オン(0.5g)(上記の工程2の記載に従って製造)の、テトラヒドロフラ
ン(20ml)中における撹拌された懸濁液に、窒素下に−78℃で滴加した。
反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、0℃にまで昇温させ、次いで酸素流で
処理した。1時間後に混合物を飽和亜硫酸ナトリウム水溶液に注入し、5分間激
しく振盪した。次いでそれをエーテルで抽出し、抽出液を亜硫酸ナトリウム水溶
液、次いでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた
。残渣をシリカ上で酢酸エチルを溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理す
ると粗生成物が得られ、さらに酢酸エチルから再結晶して、表題化合物(0.1
55g,融点121〜123℃)を得た。
工程4 3−t−ブチルカルバモイルオキシ−1−(4−メトキシピリジン−3
−イル)ピロリジン−2−オンの製造
実施例35の工程1に記載したものと同様な方法で、ただし工程3で得た3−
ヒドロキシ−1−(4−メトキシピリジン−3−イル)ピロリジン−2−オン(
0.145g)、トリエチルアミン(0.39ml)、イソシアン酸t−ブチル
(0.32ml)およびジクロロメタン(5ml)を用いて、表題化合物を製造
した。18時間後でも反応が不完全であり、したがって追加量のトリエチルアミ
ンおよびイソシアネートを添加した。さらに24時間後に反応物を常法により仕
上げ処理した。粗生成物をシリカ上でヘキサン−酢酸エチル(10:3)を溶離
剤として用いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物(0.107g,融点1
10〜111℃)を得た。
実施例47 化合物149:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(4,6
−ジメチルピリミジン−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造工程1
((4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノメチルチオ)酢酸
の製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし2−アミノ−4,6−ジメ
チルピリミジン(5.0g)、チオグリコール酸(3.74g)、37%ホルム
アルデヒド水溶液(3.29ml)、p−トルエンスルホン酸(0.025g)
およびトルエン(70ml)を用いて、表題化合物を製造した。3時間加熱した
のち、混合物を放冷した。沈殿を濾別し、減圧下で乾燥させた。それは重炭酸ナ
トリウム水溶液に可溶性であり、環化していない表題化合物(4.0g,融点1
64〜165℃)であることが示された。
工程2 3−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)チアゾリジン−4−オ
ンの製造
上記の工程1の記載に従って製造した((4,6−ジメチルピリミジン−2−
イル)アミノメチルチオ)酢酸(4.04g)の、ジクロロメタン(30ml)
中における撹拌された溶液を5℃に冷却し、トリエチルアミン(1.90g)で
処理し、次いで塩化チオニル(2.23g)で滴加処理した。混合物を5℃で2
時間撹拌し、さらにトリエチルアミン(1.90g)で処理し、室温にまで昇温
させ、一夜放置した。それをジクロロメタンで希釈し、水およびブラインで洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上でジク
ロロメタン−エタノール(10:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー
処理し、表題化合物(2.27g,融点85〜86℃)を得た。
工程3 3−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−ヒドロキシチア
ゾリジン−4−オンの製造
実施例37の工程2に記載したものと同様な方法で、ただし上記の工程2で得
た3−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)チアゾリジン−4−オン(0
.5g)、塩化スルフリル(0.10mlおよび0.09ml)およびジクロロ
メタン(10ml)を用いて、表題化合物を製造した。粗製クロロ誘導体をテト
ラヒドロフランに溶解し、実施例36の工程2に記載したものと同様な方法によ
り、リン酸二水素カリウム水溶液で処理した。粗生成物をシリカ上でジクロロメ
タン−エタノール(19:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し
、表題化合物(0.10g)を得た。
工程4 5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(4,6−ジメチルピリミジ
ン−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし工程3で得た3−(4,6
−ジメチルピリミジン−2−イル)−5−ヒドロキシチアゾリジン−4−オン(
0.10g)、イソシアン酸t−ブチル(0.048g)、トリエチルアミン(
0.05g)およびジクロロメタン(30ml)を用いて、表題化合物を製造し
た。シリカ上でジクロロメタン−エタノール(49:1)を溶離剤として用いる
クロマトグラフィーにより、表題化合物(0.10g,融点153〜154℃)
を得た。
実施例48 化合物150:3−(5−ブロモチアゾール−2−イル)−5−t
−ブチルカルバモイルオキシ−チアゾリジン−4−オンの製造工程1
3−(5−ブロモチアゾール−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製
造
実施例43の工程1に記載したものと同様な方法で、ただし2−アミノ−5−
ブロモチアゾール(5.0g)、チオグリコール酸(2.60g)、37%ホル
ムアルデヒド水溶液(2.24ml)およびトルエン(100ml)を用いて、
表題化合物を製造した。表題化合物は結晶質固体(0.62g)として得られた
。NMR(CDCl3):δ 3.81(2H,s),5.08(2H,s),7.42(1H,s).工程2
3−(5−ブロモチアゾール−2−イル)−5−ヒドロキシチアゾリジ
ン−4−オンの製造
3−(5−ブロモチアゾール−2−イル)チアゾリジン−4−オン(0.62
g、上記の工程1の記載に従って製造)の、ジクロロメタン(10ml)中にお
ける撹拌された溶液を、塩化スルフリル(0.19ml)で処理した。得られた
懸濁液を1時間撹拌すると緑色の溶液が生じ、次いで減圧下で蒸発させた。残渣
をテトラヒドロフラン(25ml)に溶解し、飽和重炭酸ナトリウム溶液(35
ml)で処理し、混合物を5時間激しく撹拌した。次いでそれを水で希釈し、ク
ロロホルムで抽出した(50mlで2回)。抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上で酢酸エチル−ヘキサン
混合物を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物を淡黄色固
体(0.350g)として得た。工程3
3−(5−ブロモチアゾール−2−イル)−5−t−ブチルカルバモイ
ルオキシ−チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし工程2で得た3−(5−ブ
ロモチアゾール−2−イル)−5−ヒドロキシチアゾリジン−4−オン(0.3
5g)、イソシアン酸t−ブチル(0.123g)、トリエチルアミン(0.1
7ml)およびジクロロメタン(10ml)を用いて、表題化合物を製造した。
粗生成物を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶して、表題化合物を白色針状晶(0
.220g)として得た。
実施例49 化合物151:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(4−ク
ロロベンゾチアゾール−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造工程1
((4−クロロベンゾチアゾール−2−イル)アミノメチルチオ)酢酸
の製造
実施例47の工程1に記載したものと同様な方法で、ただし2−アミノ−4−
クロロベンゾチアゾール(9.20g)、チオグリコール酸(4.60g)、3
7%ホルムアルデヒド水溶液(3.9ml)およびトルエン(75ml)を用い
て、表題化合物を製造した。p−トルエンスルホン酸触媒は用いなかった。冷却
に際して生じた沈殿を濾別し、酢酸エチルで洗浄し、乾燥させて、表題化合物を
白色固体(8.00g)として得た。NMR
工程2 3−(4−クロロベンゾヂアゾール−2−イル)チアゾリジン−4−オ
ンの製造
上記の工程1で得た((4−クロロベンゾチアゾール−2−イル)アミノメチ
ルチオ)酢酸(7.60g)の、ジクロロメタン(70ml)中における撹拌さ
れた懸濁液を、塩化チオニル(2.1ml)で処理した。30分間撹拌したのち
トリエチルアミン(7.6ml)を添加し、さらに1時間撹拌を続けた。混合物
を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出した。抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、減圧下で蒸発させ、残渣を酢酸エチルから再結晶して、表題化合物を結晶質
固体(2.60g,融点229℃)として得た。
工程3 3−(4−クロロベンゾチアゾール−2−イル)−5−ヒドロキシチア
ゾリジン−4−オンの製造
実施例48の工程2に記載したものと同様な方法で、ただし上記の工程2で得
た3−(4−クロロベンゾチアゾール−2−イル)チアゾリジン−4−オン(3
.50g)、塩化スルフリル(1.05ml)およびジクロロメタン(50ml
)を用い、次いでテトラヒドロフラン(50ml)および飽和重炭酸ナトリウム
水溶液(50ml)を用いて、表題化合物を製造した。粗生成物をトルエンから
再結晶して、表題化合物(0.45g,融点220℃)を得た。
工程4 5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(4−クロロベンゾチアゾー
ル−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし工程3で得た3−(4−ク
ロロベンゾチアゾール−2−イル)−5−ヒドロキシチアゾリジン−4−オン(
0.300g)、イソシアン酸t−ブチル(0.104g)、トリエチルアミン
(0.14ml)およびジクロロメタン(10ml)を用いて、表題化合物を製
造した。粗生成物を四塩化炭素−ヘキサンから再結晶して、表題化合物を白色結
晶質固体(0.19g)として得た。
実施例50 化合物152:3−t−ブチルカルバモイルオキシ−1−(2−ク
ロロチエン−4−イル)ピロリジン−2−オンの製造工程1
1−(2−クロロチエン−4−イル)ピロリジン−2−オンの製造
4−ブロモ−2−クロロチオフェン(15.80g)、ピロリジン−2−オン
(6.80g)および酸化銅(I)(11.40g)の混合物を、撹拌下に13
0℃で窒素雰囲気下に8時間加熱した。混合物を冷却し、クロロホルムで十分に
洗浄しながら濾過した。濾液を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカ上で酢酸エチル
−ヘキサン混合物を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物
を白色固体として得た。純度90%。これをさらに精製せずに次の工程に用いた
。NMR(CDCl3):特に
工程2 1−(2−クロロチエン−4−イル)−3−ヒドロキシピロリジン−2
−オンの製造
上記の工程1で得た1−(2−クロロチエン−4−イル)ピロリジン−2−オ
ン(1.85g)の、乾燥テトラヒドロフラン(20ml)中における撹拌され
た溶液を、窒素雰囲気下に−74℃に冷却し、リチウムビス(トリメチルシリル
)アミド(11.0ml,トルエン中の1M溶液)で滴加処理した。混合物を1
0分間撹拌し、次いでJ.Org.Chem.,(1988)53 2087の
記載に従って製造した固体3−フェニル−N−トルエンスルホニルオキサジリジ
ン(2.78g)を一度に添加した。混合物を−74℃で10分間撹拌し、次い
で室温にまで昇温させた。反応を2M塩酸(11ml)およびブライン(50m
l)の混合物で停止し、酢酸エチルで抽出した(20mlで2回)。抽出液をブ
ラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシ
リカ上で酢酸エチル−ヘキサン混合物、次いでテトラヒドロフラン−ヘキサン混
合物を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理した。粗生成物をエーテルで
摩砕処理して、表題化合物を白色結晶質固体(0.260g)として得た。
工程3 3−t−ブチルカルバモイルオキシ−1−(2−クロロチエン−4−イ
ル)ピロリジン−2−オンの製造
工程2で得た1−(2−クロロチエン−4−イル)−3−ヒドロキシピロリジ
ン−2−オン(0.26g)の、ジクロロメタン(10ml)中における撹拌さ
れた懸濁液を、イソシアン酸t−ブチル(0.118g)およびトリエチルアミ
ン(0.17ml)で処理した。3時間後でも反応が起こらなかった。テトラヒ
ドロフラン(5ml)を添加し、16時間撹拌を続けた。追加量のイソシアネー
ト(0.14ml,0.4mlおよび0.2ml)を直後、20時間後、および6
8時間後に添加した。最後の5時間後に混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をシリ
カ上で酢酸エチル−ヘキサン混合物を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処
理し、酢酸エチル−ヘキサンから再結晶したのち、表題化合物(0.12g)を
白色結晶質固体として得た。
実施例51 化合物153:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(ピリジ
ン−3−イル)チアゾリジン−4−オンの製造工程1
3−(ピリジン−3−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例36の工程1および2に記載したものと同様な方法で、ただし3−アミ
ノピリジン(5.0g)、チオグリコール酸(4.9g)、37%ホルムアルデ
ヒド水溶液(4.35ml)、p−トルエンスルホン酸(0.025g)および
トルエン(70ml)を用いて、上記の化合物を製造した。トルエン層をデカン
トし、減圧下で蒸発させて、表題化合物(2.79g)を淡赤色固体として得た
。これは工程2に用いるのに十分な純度であった。
工程2 3−(ピリジン−3−イル)チアゾリシン−4−オン S−オキシドの
製造
3−(ピリジン−3−イル)チアゾリジン−4−オン(2.79g)上記の工
程1の記載に従って製造)の、エタノール(30ml)中における溶液を、過ヨ
ウ素酸ナトリウム(3.35g)の、水(30ml)中における撹拌された溶液
に添加した。この混合物を4時間撹拌し、室温に一夜放置し、減圧下で蒸発させ
た。乾燥残渣をエタノールと共に一夜撹拌し、濾過した。この抽出液を減圧下で
蒸発させて、表題化合物(2.75g)を淡黄色固体として得た。これは工程3
に用いるのに十分な純度であった。
工程3 5−ヒドロキシ−3−(ピリジン−3−イル)チアゾリジン−4−オン
の製造
上記スルホキシド(2.75g、上記の工程2の記載に従って製造)の、トリ
フルオロ酢酸(30ml)中における溶液を、無水トリフルオロ酢酸(3.21
g)で滴加処理した。その間、温度を5℃より低く維持した。混合物をさらに0
〜5℃で30分間、20℃で4時間撹拌し、一夜放置し、次いで減圧下で蒸発さ
せた。残渣をジクロロメタンに溶解し、固体炭酸ナトリウム(少量ずつ)、水(
滴加)およびメタノール(10ml)で、泡立ちが止むまで処理した。混合物を
硫酸マグネシウムで乾燥させ、“ハイフロ−スーパーセル(商標)”により濾過
し、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上でジクロロメタン−エタノール(19
:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物(1.01
g,融点150〜152℃)を得た。
工程4 5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(ピリジン−3−イル)チア
ゾリジン−4−オンの製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、上記のアルコール(0.50g、
上記の工程3の記載に従って製造)をイソシアン酸t−ブチル、トリエチルアミ
ンおよびジクロロメタンで処理し、クロマトグラフィー処理したのち、化合物1
53(0.52g,融点59〜61℃)を得た。
実施例52 化合物154:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(ピラジ
ン−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造工程1
3−(ピラジン−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例51に記載したものと同様な方法で、2−アミノピラジン(5.0g)
から表題化合物(1.85g,融点115〜116℃)を得た。
工程2 3−(ピラジン−2−イル)チアゾリジン−4−オン S−オキシドの
製造
上記のチアゾリジノン(0.5g、上記の工程1の記載に従って製造)を実施
例51に記載したものと同様な方法で酸化して、対応するスルホキシド(0.4
0g,融点170〜171℃)を得た。
工程3 5−ヒドロキシ−3−(ピラジン−2−イル)チアゾリジン−4−オン
の製造
上記スルホキシド(1.11g、上記の工程2の記載に従って製造)を、トリ
フルオロ酢酸中の無水トリフルオロ酢酸で処理し、得られたトリフルオロアセテ
ートを加水分解した。共に実施例51に記載したものと同様な方法に従った。生
成物(0.20g,融点125〜127℃)をシリカ上でジクロロメタン−エタ
ノール(19:1)を溶離剤として用いるクロマトグラフィーにより単離した。
工程4 5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(ピラジン−2−イル)チア
ゾリジン−4−オンの製造
実施例51に記載したものと同様な方法で、上記のアルコール(0.18g、
上記の工程3の記載に従って製造)を化合物154(0.15g,融点121〜
122℃)に変換した。
実施例53 化合物155:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(5−ト
リフルオロメチルピリジン−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造工程1
3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)チアゾリジン−4
−オンの製造
実施例51に記載したものと同様な方法で、2−アミノ−5−トリフルオロメ
チルピリジン(5.0g)をチオグリコール酸(3.1g)、37%ホルムアル
デヒド水溶液(2.7ml)、p−トルエンスルホン酸(0.025g)および
トルエン(70ml)で処理して、表題化合物と((5−トリフルオロメチルピ
リジン−2−イル)アミノメチルチオ)酢酸の1:2の比率の混合物(7.13
g)を得た。この混合物をジクロロメタン(50ml)に溶解し、トリエチルア
ミン(1.44g)で処理し、5℃より低温に冷却し、この溶液を撹拌下に塩化
チオニル(1.74g)で処理し、次いで2時間後にトリエチルアミン(1.4
4g)で処理した。混合物を室温に一夜放置し、ジクロロメタンで希釈し、水、
次いでブラインで洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸
発させ、シリカ上でジクロロメタン−エタノール(49:1)を溶離剤として用
いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物(3.33g,融点77〜78℃)
を得た。
工程2 3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)チアゾリジン−4
−オン S−オキシドの製造
上記のチアゾリジノン(3.25g、上記の工程1の記載に従って製造)を実
施例51に記載したものと同様の方法で過ヨウ素酸ナトリウムで酸化して、対応
するスルホキシド(3.38g,融点131〜133℃)を得た。
工程3 5−ヒドロキシ−3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)
チアゾリジン−4−オンの製造
上記スルホキシド(2.0g、上記の工程2の記載に従って製造)を、トリフ
ルオロ酢酸中の無水トリフルオロ酢酸で処理し、得られたトリフルオロアセテー
トを加水分解した。共に実施例51に記載したものと同様な方法に従った。生成
物(1.19g,融点130〜131℃)をシリカ上でジクロロメタン−エタノ
ール(49:1)を溶離剤として用いるクロマトグラフィーにより単離した。
工程4 5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(5−トリフルオロメチルピ
リジン−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例51に記載したものと同様な方法で、上記のアルコール(0.5g、上
記の工程3の記載に従って製造)を化合物155(0.35g,融点189〜1
90℃)に変換した。
実施例54 化合物156:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(4−ト
リフルオロメチルピリミジン−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造工程1
3−(4−トリフルオロメチルピリミジン−2−イル)チアゾリジン−
4−オンの製造
実施例51に記載したものと同様な方法で、2−アミノ−4−トリフルオロメ
チルピリミジン(5.0g)をチオグリコール酸、ホルムアルデヒド水溶液、p
−トルエンスルホン酸およびトルエンで処理した。しかしこの粗生成物(8.1
8g)は大部分は環化していない((4−トリフルオロメチルピリミジン−2−
イル)アミノメチルチオ)酢酸であった。
この物質を実施例51に記載したものと同様な方法で環化し、シリカ上でジクロ
ロメタン−エタノール(49:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処
理したのち、表題化合物(0.75g,融点117℃)を得た。
工程2 5−ヒドロキシ−3−(4−トリフルオロメチルピリミジン−2−イル
)チアゾリジン−4−オンの製造
上記チアゾリジノン(0.38g、上記の工程1の記載に従って製造)を、塩
化スルフリルで塩素化し、次いで全生成物をリン酸二水素カリウム緩衝剤で加水
分解した。共に実施例35の工程1〜3に記載したものと同様な方法に従った。
2回目の反応混合物を酢酸エチルで抽出し、抽出液を乾燥させ、減圧下で蒸発さ
せ、残渣をシリカ上でジクロロメタン−エタノール(49:1)を溶離剤として
用いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物(0.21g,融点150〜15
1℃)を得た。
工程3 5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(4−トリフルオロメチルピ
リミジン−2−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例51に記載したものと同様な方法で、上記のアルコール(0.20g、
上記の工程2の記載に従って製造)を化合物156(0.19g,融点63℃)
に変換した;シリカ上でジクロロメタン−エタノール(97:3)を溶離剤とし
て用いるクロマトグラフィー後。
実施例55 化合物157:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(6−ト
リフルオロメチルピリミジン−4−イル)チアゾリジン−4−オンの製造工程1
3−(6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)チアゾリジン−
4−オンの製造
実施例54に記載したものと同様な方法で、4−アミノ−6−トリフルオロメ
チルピリミジン(2.16g)を粗製((6−トリフルオロメチルピリミジン−
4−イル)アミノメチルチオ)酢酸(3.89g)に変換し、次いで表題化合物
(1.55g,融点90〜91℃)に変換した;シリカ上でジクロロメタン−エ
タノール(49:1)を溶離剤として用いるクロマトグラフィー後。
工程2 5−ヒドロキシ−3−(6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル
)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例54に記載したものと同様な方法で、上記チアゾリジノン(1.44g
、上記の工程1の記載に従って製造)を5−クロロ類似体に変換し、次いで5−
ヒドロキシ類似体に変換した。シリカ上でシクロロメタン−エタノール(49:
1)を溶離剤として用いるクロマトグラフィーにより、表題化合物(1.21g
,融点89〜91℃)を単離した。
工程3 5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(6−トリフルオロメチルピ
リジン−4−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例51に記載したものと同様な方法で、上記のアルコール(0.50g、
上記の工程2の記載に従って製造)を化合物157(0.19g,融点140〜
142℃)に変換した;シリカ上でジクロロメタンを溶離剤として用いるクロマ
トグラフィー後。
実施例56 化合物158:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(2,6
−ビストリフルオロメチルピリミジン−4−イル)チアゾリジン−4−オンの製
造工程1
3−(2,6−ビストリフルオロメチルピリジン−4−イル)チアゾリ
ジン−4−オンの製造
実施例35に記載したものと同様な方法で、ただし4−アミノ−2,6−ビス
トリフルオロメチルピリジン(0.83g)および適切な量の他の試薬を用いて
、シリカ上でヘキサン−酢酸エチル(6:1)を溶離剤として用いるクロマトク
ラフィーののち、表題化合物(0.32g)を得た。NMR
工程2 5−ヒドロキシ−3−(2,6−ビストリフルオロメチルピリジン−4
−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35の工程2および3に記載したものと同様な方法で、ただし上記チア
ゾリジノン(0.29g、上記工程1の記載に従って製造)を用いて、シリカ上
でヘキサン−酢酸エチル(3:1)を溶離剤として用いるクロマトグラフィーの
のち、表題化合物(0.15g)を得た。
工程3 5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(2,6−ビストリフルオロ
メチルピリジン−4−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例51に記載したものと同様な方法で、上記アルコール(0.11g、上
記工程2の記載に従って製造)を化合物158(0.068g,融点122〜1
24℃)に変換した;シリカ上でヘキサン−酢酸エチル(6:1)を溶離剤とし
て用いるクロマトグラフィー後。
実施例57 化合物159:5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(2,2
−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)チアゾリジン−4−オ
ンの製造工程1
3−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)
チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35の工程1に記載したものと同様な方法で、ただし5−アミノ−2,
2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール(1.50g)、チオグリコール
酸(0.80g)、37%ホルムアルデヒド水溶液(0.70g)、p−トルエ
ンスルホン酸(0.025g)およびトルエン(90ml)を用いた。90分間
加熱したのち、混合物を減圧下で蒸発させ、エーテルで希釈し、順次、塩酸(2
M)、水、重炭酸ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄した。有機層を硫酸マ
グネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させ、残渣をシリカ上でヘキサン−酢酸エ
チル(4:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物(
0.52g,融点105〜107℃)を得た。
工程2 5−ヒドロキシ−3−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソ
ール−5−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35の工程2および3に記載したものと同様な方法で、ただし3−(2
,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)チアゾリジン−4
−オン(0.49g、上記工程1の記載に従って製造)、塩化スルフリル(0.
25g)およびジクロロメタン(20ml)を用いて、表題化合物を製造した。
反応混合物を減圧下で蒸発させ、残渣をテトラヒドロフラン中のリン酸二水素カ
リウム水溶液で加水分解した。粗生成物をヘキサンで摩砕処理して、表題化合物
(0.44g,融点98〜100℃)を得た。
工程3 5−t−ブチルカルバモイルオキシ−3−(2,2−ジフルオロ−1,
3−ベンゾジオキソール−5−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例35の工程4に記載したものと同様な方法で、ただし上記工程2の記載
に従って製造したアルコール(0.10g)、イソシアン酸t−ブチル(0.0
36g)、トリエチルアミン(0.037g)およびジクロロメタン(5ml)
を用いて、表題化合物を製造した。シリカ上でヘキサン−酢酸エチル(4:1)
を溶離剤として用いるクロマトグラフィーにより、化合物159(0.064g
,融点159〜161℃)を得た。
実施例58 化合物160:5−N−(1,1−ジメチルプロプ−2−イニル)
カルバモイルオキシ−3−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール
−5−イル)チアゾリジン−4−オンの製造
実施例57の工程3に記載したものと同様な方法で、ただしイソシアン酸t−
ブチルの代わりのイソシアン酸1,1−ジメチルプロプ−2−イニル、基質アル
コール(0.30g、実施例57の工程2の記載に従って製造)を用いて、化合
物160(0.21g,融点111〜115℃)を得た。
実施例59 化合物161:3−t−ブチルカルバモイルオキシ−1−(2,6
−ジクロロピリジン−4−イル)ピロリジン−2−オンの製造工程1
3−ヒドロキシ−1−(2,6−ジクロロピリジン−4−イル)ピロリ
ジン−4−オンの製造
4−アミノ−2,6−ジクロロピリジン(4.2g)の、3−ヒドロキシテト
ラヒドロフラン−2−オン(9.7g)中の懸濁液を180℃に20時間加熱し
、そして放冷した。残渣をジクロロメタンに溶解し、水、塩酸(1M)およびブ
ラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。この残渣
を少量のジクロロメタンで摩砕処理して、表題化合物(1.0g)を得た。これ
は次の工程に用いるのに十分な純度であった。
工程2 3−t−ブチルカルバモイルオキシ−1−(2,6−ジクロロピリジン
−4−イル)ピロリジン−2−オンの製造
上記アルコール(0.80g、上記工程1の記載に従って製造)、トリエチル
アミン(0.36g)およびイソシアン酸t−ブチル(0.36g)の、ジクロ
ロメタン(150ml)中における溶液を室温に一夜放置した。追加量のトリエ
チルアミンおよびイソシアン酸t−ブチルを、1日間隔で添加した。合計4日後
に混合物を減圧下で蒸発させた。シリカ上でジクロロメタン−エタノール(49
:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、化合物161(0.3
8g,融点164〜166℃)を得た。
実施例60 化合物162:3−t−ブチルカルバモイルオキシ−1−(4−ト
リフルオロメチルピリジン−2−イル)ピロリジン−2−オンの製造
実施例59に記載したものと同様な方法で、2−アミノ−4−トリフルオロメ
チルピリジン(3.24g)を過剰の3−ヒドロキシテトラヒドロフラン−2−
オンで処理し、シリカ上でヘキサン−酢酸エチル(3:1)を溶離剤として用い
るクロマトグラフィー後に、3−ヒドロキシ−1−(4−トリフルオロメチルピ
リジン−2−イル)ピロリジン−2−オン(0.16g)を得た。この物質を実
施例59に記載したものと同様な方法で表題化合物に変換した。シリカ上でクロ
ロホルム−ヘキサン−メタノール(91:5:4)を溶離剤として用いる調製用
薄層クロマトグラフィー、およびクロロホルム−ヘキサンからの再結晶により、
化合物162(0.024g,融点112〜114℃)を得た。NMRは、別の
合成法を記載した実施例62に示したものと本質的に等しかった。実施例61
化合物163〜165の製造
実施例59に記載したものと同様な方法で、適切な複素環式アミンをヒドロキ
シピロリジノン、次いでそれらのt−ブチルカルバメートに変換した。
化合物163
2−アミノ−4−トリフルオロメチルチアゾール(1.0g)から3−ヒドロ
キシ−1−(4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)ピロリジン−2−
オン(0.35g,融点140〜141℃)を得た。
t−ブチルカルバメートである化合物163は融点157℃を有していた。
化合物164
4−アミノ−6−トリフルオロメチルピリミジン(5.0g)から3−ヒドロ
キシ−1−(6−トリフルオロメチルピリミジン−4−イル)ピロリジン−2−
オン(0.36g,融点178〜180℃)を得た。
t−ブチルカルバメートである化合物164は融点136〜137℃を有してい
た。
化合物165
2−アミノ−5−トリフルオロメチル−1,3,4−チアジアゾール(2.0
g)から3−ヒドロキシ−1−(5−トリフルオロメチル−1,3,4−チアジ
アゾール−2−イル)ピロリジン−2−オン(0.42g)を得た。
t−ブチルカルバメートである化合物165は融点184〜186℃を有してい
た。
実施例62 3−ヒドロカルビル−カルバモイルオキシピロリジノン、たとえば
化合物162:3−t−ブチルカルバモイルオキシ−1−(4−トリフルオロメ
チルピリジン−2−イル)ピロリジン−2−オンへの一般的経路工程1
3−t−ブチルカルバモイルオキシ−テトラヒドロフラン−2−オンの
製造
三フッ化ホウ素ジエチルエーテレート(1.38g)を15分かけて、3−ヒ
ドロキシテトラヒドロフラン−2−オン(10.0g)およびイソシアン酸t−
ブチル(9.7g)の、乾燥ジクロロメタン(300ml)中における撹拌され
た溶液に滴加した。その間、温度を10℃より低く維持した。この混合物を室温
でさらに4時間撹拌し、ブライン、および水相を塩基性にするのに十分な重炭酸
ナトリウム水溶液で処理し、次いでジクロロメタンで数回抽出した。抽出液をブ
ラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させて、表題化合
物(18.5g,融点104〜106℃)を得た。
この付加は、三フッ化ホウ素の代わりにトリエチルアミンまたは塩化水素ガス
でも触媒できる。しかし転位反応生成物が種々の量で形成され、このため、たと
えばシリカ上でヘキサン−酢酸エチル(3:1)を溶離剤として用いるクロマト
グラフィーにより目的物質を精製することが必要になる可能性がある。工程2
2−t−ブチルカルバモイルオキシ−4−ヨード−N−(4−トリフル
オロメチルピリジン−2−イル)ブタンアミドの製造
3−t−ブチルカルバモイルオキシ−テトラヒドロフラン−2−オン(1.0
g、上記工程1の記載に従って製造)の、乾燥ジクロロメタン(25ml)中に
おける撹拌された溶液を窒素下に置き、アルミニウム箔の覆いをかけて暗所に保
持した。これをヨードトリメチルシラン(1.0g)で滴加処理し、室温で一夜
放置し、クロロトリメチルシラン(1.09g)で処理し、さらに3時間撹拌し
た。次いでそれを0℃に冷却し、塩化オキサリル(0.63g)およびN,N−
ジメチルホルムアミド(0.05g)で滴加処理した。0℃で30分間、さらに
20℃で2時間撹拌したのち、混合物を減圧下で蒸発させた。残渣をジクロロメ
タン(25ml)に溶解し、撹拌しながら順次、ピリジン(2.36g)、4−
ジメチルアミノピリジン(0.06g)および2−アミノ−4−トリフルオロメ
チルピリジン(0.89g)で処理した。混合物を室温で一夜放置し、ジクロロ
メタンで希釈し、塩酸(2M)およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾
燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上でジクロロメタン−エタノール(
99:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物(1.
11g,融点83〜85℃)を得た。
工程3 3−t−ブチルカルバモイルオキシ−1−(4−トリフルオロメチルピ
リジン−2−イル)ピロリジン−2−オンの製造
水素化ナトリウム(0.090g、鉱油中の55%懸濁液)を、2−t−ブチ
ルカルバモイルオキシ−4−ヨード−N−(4−トリフルオロメチルピリジン−
2−イル)ブタンアミド(0.97g、上記工程2の記載に従って製造)の、乾
燥テトラヒドロフラン(10ml)中における撹拌された溶液に滴加した。さら
に15分間撹拌したのち、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。抽出液を
ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣を
シリカ上でジクロロメタン−エタノール(49:1)を溶離剤として用いてクロ
マトグラフィー処理し、化合物162(0.45g,融点115.5〜116.
5℃)を得た。
実施例63 化合物166〜171の製造
実施例62に記載したものと同様な方法で、適切な複素環式アミンを開放鎖ヨ
ード−アミドを経てピロリジノンカルバメートに変換した。
化合物166
3−t−ブチルカルバモイルオキシ−テトラヒドロフラン−2−オン(1.5
0g)に応じた(scaled to)4−アミノ−2−トリフルオロメチルピ
リジン(1.20g)、および対応する量の他の試薬/溶剤から、2−t−ブチ
ルカルバモイルオキシ−4−ヨード−N−(2−トリフルオロメチルピリジン−
4−イル)ブタンアミド(1.15g、出発ラクトンで汚染)を得た。
この粗製物質をテトラヒドロフラン中の水素化ナトリウムで環化して、化合物1
66(0.20g,融点101〜104℃)を得た。
化合物167
3−t−ブチルカルバモイルオキシ−テトラヒドロフラン−2−オン(0.5
0g)などに応じた4−アミノ−2−クロロピリジン(0.32g)から、2−
t−ブチルカルバモイルオキシ−4−ヨード−N−(2−クロロピリジン−4−
イル)ブタンアミド(0.65g、融点65〜67℃)を得た。
この物質(0.58g)の塩基触媒環化により、化合物167(0.18g,融
点152〜154℃)を得た。
化合物168
ラクトンカルバメート(0.63g)などに応じた2−アミノ−4−クロロピ
リジン(0.40g)から、2−t−ブチルカルバモイルオキシ−4−ヨード−
N−(4−クロロピリジン−2−イル)ブタンアミド(0.215g)融点39
〜42℃)を得た。
この物質(0.17g)の塩基触媒環化により、化合物168(0.055g,
融点133〜135℃)を得た。
化合物169
ラクトンカルバメート(1.0g)などに応じた4−アミノ−2−ヨードピリ
ジン(0.90g)から、対応するヨード−アミド(0.26g、融点76〜7
7℃)を得た。NMR
この物質(0.22g)の塩基触媒環化により、化合物169(0.14g,融
点69〜70℃)を得た。
化合物170
ラクトンカルバメート(1.50g)などに応じた2−アミノ−4,6−ビス
トリフルオロメチルピリジン(1.72g)から、対応するヨード−アミド(0
.94g、融点127〜131℃)を得た。
この物質(0.15g)の塩基触媒環化により、化合物170(0.098g,
融点123〜126℃)を得た。
化合物171
ラクトンカルバメート(1.0g)などに応じた2−アミノ−6−クロロ−4
−トリフルオロメチルピリジン(1.08g)から、対応するヨード−アミド(
1.14g、融点115〜116℃)を得た。
この物質(0.50g)の塩基触媒環化により、化合物171(0.21g,融
点149〜151℃)を得た。
実施例64 化合物172:3−t−ブチルカルバモイルオキシ−1−(ピリジ
ン−3−イル)ピロリジン−2−オンの製造
実施例62に記載したものと同様な方法で、3−t−ブチルカルバモイルオキ
シ−テトラヒドロフラン−2−オン(1.0g)などに応じた3−アミノピリジ
ン(0.47g)から、約20モル%の2−t−ブチルカルバモイルオキシ−4
−ヨード−N−(ピリジン−3−イル)ブタンアミドを含有する粗生成物(3.
1g)を得た。目的生成物はこの混合物中で、かつシリカ上でのクロマトグラフ
ィーに対して不安定であるように思われた。
生成物のみについてのNMR(CDCl3):δ 1.38(9H,s);
この粗製物質を塩基触媒環化し、シリカ上でジクロロメタン−エタノール(19
:1)を溶離剤として用いる数回のクロマトグラフィーにより分離したのち、化
合物172(0.18g,融点129〜131℃)を得た。NMR
実施例65 化合物173:3−t−ブチルカルバモイルオキシ−1−(ピリジ
ン−3−イル)ピロリジン−2−オン N−オキシドの製造
上記ピリジン(0.090g、実施例64の記載に従って製造)の、ジクロロ
メタン(10ml)中における撹拌された溶液を、m−クロロ過安息香酸(0.
12g,55%)で処理した。室温に一夜放置したのち、混合物をジクロロメタ
ンで希釈し、重炭酸ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上でジクロロメタン−エタノ
ール(19:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、化合物17
3(0.070g,融点224〜225℃)を得た。
実施例66 化合物174〜182および化合物164(別法)の製造
実施例62に記載したものと同様な方法で、適切な複素環式アミンを開放鎖ヨ
ード−アミドを経てピロリジノンカルバメートに変換した。
化合物174
ラクトンカルバメート(0.50g)などに応じた2−アミノ−4−トリフル
オロメチルピリミジン(0.41g)から、対応するヨード−アミド(0.16
g、出発ラクトンカルバメートで汚染)を得た。
生成物のみについてのNMR(CDCl3):
この物質の塩基触媒環化により、化合物174(0.018g,融点100〜1
01℃)を得た。
化合物175
ラクトンカルバメート(1.0g)などに応じた5−アミノピリミジン(0.
52g)から、対応するヨード−アミド(0.38g、融点77〜79℃)を得
た。
この物質(0.34g)の塩基触媒環化により、化合物175(0.17g,融
点171〜173℃)を得た。
化合物176
ラクトンカルバメート(1.50g)などに応じた2−アミノピラジン(0.
71g)から、対応するヨード−アミド(0.32g、融点113〜115℃)
を得た。
この物質(0.26g)の塩基触媒環化により、化合物176(0.11g,融
点146〜149℃)を得た。
化合物177
ラクトンカルバメート(1.0g)などに応じた4−アミノ−6−クロロピリ
ミジン(0.71g)から、対応するヨード−アミド(0.65g、融点175
〜176℃)を得た。NMR
この物質(0.54g)の塩基触媒環化により、化合物177(0.16g,融
点117℃)を得た。
化合物178
ラクトンカルバメート(1.0g)などに応じた4−アミノ−6−クロロ−2
−メチルチオピリミジン(1.02g)から、対応するヨード−アミド(1.0
8g、融点131〜132℃)を得た。
この物質(0.88g)の塩基触媒環化により、化合物178(0.065g,
融点165〜167℃)を得た。
化合物164(別法)
ラクトンカルバメート(1.0g)などに応じた4−アミノ−6−トリフルオ
ロメチルピリミジン(1.06g)から、対応するヨード−アミド(0.76g
、融点169〜171℃)を得た。
この物質(0.60g)の塩基触媒環化により、化合物164(0.21g,融
点137℃)を得た。NMRおよびMSは実施例61の記載に従って製造したこ
の化合物につき示した数値と一致した。
化合物179
4−アミノ−6−クロロピリミジン(2.50g)をテトラヒドロフラン中の
ナトリウム2,2−ジフルオロエトキシドで処理することにより、4−アミノ−
6−(2,2−ジフルオロエトキシ)ピリミジン(0.86g)融点127℃)
を製造した。ラクトンカルバメート(1.0g)などに応じた本物質(0.91
g)の反応により、対応するヨード−アミド(1.28g、融点42〜44℃)
を得た。
この物質(1.09g)の塩基触媒環化により、化合物179(0.43g,融
点49〜51℃)を得た。
化合物180
4−アミノ−6−クロロピリミジン(1.0g)をN,N−ジメチルホルムア
ミド中のナトリウム2,2,2−トリフルオロエトキシドで処理することにより
、4−アミノ−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリミジン(0.6
1g、融点113℃)を製造した。ラクトンカルバメート(0.58g)などに
応じた本物質(0.59g)の反応により、対応するヨード−アミド(0.55
g、融点46〜47℃)を得た。
この物質(0.44g)の塩基触媒環化により、化合物180(0.21g,融
点100〜101℃)を得た。
化合物181
クロロジフルオロメタンを水酸化ナトリウムの存在下に70℃で、ジオキサン
水溶液中における4−アミノ−6−ヒドロキシピリミジン(0.5g)の溶液に
導通することにより、4−アミノ−6−ジフルオロメトキシピリミジン(0.1
7g、融点152〜154℃)を製造した。ラクトンカルバメート(1.06g
)
などに応じた本物質(0.94g)の反応により、対応するヨード−アミド(1
.01g、淡黄色カム)を得た。
この物質(0.80g)の塩基触媒環化により、化合物181(0.23g,融
点140〜141℃)を得た。
化合物182
クロロジフルオロメタンを水酸化ナトリウムの存在下に70℃で、ジオキサン
水溶液中における4−アミノ−6−ヒドロキシ−2−メトキシピリミジン(4.
0g)の溶液に導通することにより、4−アミノ−6−ジフルオロメトキシ−2
−メトキシピリミジン(1.73g、融点112〜113℃)を製造した。ラク
トンカルバメート(0.80g)などに応じた本物質(0.84g)の反応によ
り、対応するヨード−アミド(0.33g、融点54〜55℃)を得た。
この物質(0.29g)の塩基触媒環化により、化合物182(0.12g,融
点107〜108℃)を得た。
実施例67 化合物183〜189の製造
実施例62に記載したものと同様な方法で、適切な複素環式アミンを開放鎖ヨ
ード−アミドを経てピロリジノンカルバメートに変換した。
化合物183
ラクトンカルバメート(0.50g)などに応じた2−アミノ−5−ブロモチ
アゾール(0.45g)から、対応するヨード−アミド(0.45g、融点59
〜61℃)を得た。NMR
この物質(0.40g)の塩基触媒環化により、化合物183(0.14g,融
点193〜194℃)を得た。NMR
化合物184
2−アミノチアゾール 5−カルボン酸(8.20g)を120℃において四
フッ化硫黄およびフッ化水素で処理することにより、2−アミノ−5−トリフル
オロメチルチアゾール(適切な仕上げ処理後の塩酸塩5.57g)を製造した。
ラクトンカルバメート(0.50g)などに応じた無水遊離塩基(0.42g)
(塩酸塩から重炭酸ナトリウム水溶液で放出)から、対応するヨード−アミド(
0.52g、融点50〜52℃)を得た。
この物質(0.45g)の塩基触媒環化により、化合物184(0.13g,融
点189〜190℃)を得た。
化合物185
ラクトンカルバメート(1.0g)などに応じた2−アミノ−5−ヨードチア
ゾール(1.30g、塩酸塩として)から、対応するヨード−アミド(0.29
g、融点50〜60℃、分解)を得た。
この物質(0.22g)の塩基触媒環化により、化合物185(0.14g,融
点199〜201℃)を得た。
化合物186
ラクトンカルバメート(1.0g)などに応じた2−アミノ−5−クロロチア
ゾール(0.85g、塩酸塩として)から、対応するヨード−アミド(0.50
g、融点119〜122℃)を得た。
この物質(0.39g)の塩基触媒環化により、化合物186(0.19g,融
点191〜192℃)を得た。
化合物187
ラクトンカルバメート(1.0g)などに応じた5−アミノ−3−トリフルオ
ロメチルイソオキサゾール(0.76g)から、対応するヨード−アミド(0.
91g、融点100〜102℃)を得た。
この物質(0.79g)の塩基触媒環化により、化合物187(0.19g,融
点181〜182℃)を得た。
化合物188
ラクトンカルバメート(2.0g)などに応じた2−アミノ−4−トリフルオ
ロメチルオキサゾール(0.80g)から、対応するヨード−アミド(0.30
g、褐色の油)を得た。
この物質(0.20g)の塩基触媒環化により、化合物188(0.095g,
融点150〜151℃)を得た。
化合物189
ラクトンカルバメート(1.0g)などに応じた5−アミノ−2,2−ジフル
オロ−1,3−ベンゾジオキソール(0.79g)から、対応するヨード−アミ
ド(0.53g、融点135〜135℃)を得た。
この物質(0.47g)の塩基触媒環化により、化合物189(0.20g,融
点147〜148℃)を得た。
実施例68 3−(N−(ヒドロカルバモイル)アルキルアミノ)−および3−
(N−(アルカノイル)アルキルアミノ)−ピロリジノン、たとえば化合物19
0および191への一般的経路
化合物190:3−(N−(t−ブチルカルバモイル)メチルアミノ)−1−(
4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)ピロリジン−2−オン工程1
2,4−ジブロモ−N−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル
)
ブタンアミドの製造
2−アミノ−4−トリフルオロメチルピリジン(5.00g)およびトリエチ
ルアミン(3.43g)の、乾燥テトラヒドロフラン(50ml)中における溶
液を、塩化2,4−ジブロモブタノイル(9.51g)の、乾燥テトラヒドロフ
ラン(50ml)中における撹拌された溶液に、10分かけて滴加した。その間
、温度を5℃より低く保持した。混合物を室温で一夜撹拌し、塩酸(1M)で希
釈し、酢酸エチルで抽出した。抽出液をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上でヘキサン−酢酸エチル(5:
1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物(10.09
g、黄色ガム)を得た。これは下記の工程2に用いるのに十分な純度であった。
再クロマトグラフィー処理した物質は
を有していた。工程2
3−ブロモ−1−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)ピロ
リジン−2−オンの製造
水素化ナトリウム(0.82g、鉱油中の55〜65%分散液)を、基質(7
.28g、上記工程1の記載に従って製造)の、乾燥テトラヒドロフラン(15
0ml)中における撹拌された溶液に、少量ずつ添加した。混合物を1時間撹拌
し、水で慎重に希釈し、酢酸エチルで抽出した。抽出液をブラインで洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上でヘキサン−
酢酸エチル(7:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、表題化
合物(3.90g、融点43〜47℃)を得た。
工程3 3−メチルアミノ−1−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル
)ピロリジノンの製造
メチルアミンガスを基質(2.15g、上記工程2の記載に従って製造)の、
乾燥テトラヒドロフラン(100ml)中における撹拌された溶液に、1時間吹
き込んだ。混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。抽出液をブラインで洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上でジ
クロロメタン−エタノール(19:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィ
ー処理し、表題化合物(1.30g、融点79〜81℃)を得た。
工程4 3−(N−(t−ブチルカルバモイル)メチルアミノ)−1−(4−ト
リフルオロメチルピリジン−2−イル)ピロリジン−2−オンの製造
基質(0.30g、上記工程3の記載に従って製造)の、ジクロロメタン(2
0ml)中における撹拌された溶液を、順次、トリエチルアミン(0.12g)
およびイソシアン酸t−ブチル(0.115g)で処理した。残渣を1時間撹拌
し、ジクロロメタンで希釈し、水およびブラインで洗浄した。抽出液を硫酸マグ
ネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上でヘキサン−酢酸エ
チル(1:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、化合物190
(0.28g、融点152〜155℃)を得た。
化合物191:
3−((N−(3,3−ジメチルブタノイル))メチルアミノ))−1−(4−
トリフルオロメチルピリジン−2−イル)ピロリジン−2−オン
3−メチルアミノ−1−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)ピロ
リジン−2−オン(0.30g、前記実施例68の工程3の記載に従って製造)
の、ジクロロメタン(20ml)中における撹拌された溶液を、順次、トリエチ
ルアミン(0.13g)および塩化3,3−ジメチルブタノイル(0.16g)
で処理した。1時間後に混合物をジクロロメタンで希釈し、水およびブラインで
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上で
ヘキサン−酢酸エチル(1:1)を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理
し、化合物191(0.31g、融点47〜53℃)を得た。
実施例69 化合物192および193の製造
実施例68に記載したものと同様な方法で、ただし2−アミノ−5−トリフル
オロメチルチアゾール(実施例67の記載に従って製造)を工程1で用いて、表
題化合物を製造した。このアミン(2.17g)から2,4−ジブロモ−N−(
5−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)ブタンアミド(4.50g、融
点113〜115℃)が得られた。
この物質(4.27g)の塩基触媒環化により、3−ブロモ−1−(5−トリフ
ルオロメチルチアゾール−2−イル)ピロリジン−2−オン(2.68g、融点
105〜106℃)を得た。
この物質(1.0g)をテトラヒドロフラン中のメチルアミンで処理して、3−
メチルアミノ−1−(5−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル)ピロリジ
ン−2−オン(0.24g、融点108〜109℃)を得た。
このアミンの試料(0.12g)をイソシアン酸t−ブチルで処理すると化合
物192(0.07g、融点186〜187℃)が得られ、塩化3,3−ジメチ
ルブタノイルで処理すると化合物193(0.15g、融点123℃)が得られ
た。化合物192は、NMR
を有していた。化合物193は、
を有していた。実施例70
化合物194および195の製造
実施例68に記載したものと同様な方法で、ただし5−アミノ−2,2−ジフ
ルオロ−1,3−ベンゾジオキソールを工程1で用いて、表題化合物を製造した
。この場合、中間体ブロモピロリジン(および汚染物質クロロ体)をアルキルア
ミン官能基の導入前にアセトン中のヨウ化ナトリウムで処理することにより、対
応するヨウ化物に変換した。場合によってはより高い収率が得られる。
このアミノベンゾジオキソール(2.00g)からジブロモブタンアミド(2
.46g)を得た。NMR
(この物質は種々の量の2−クロロ類似体で汚染されている可能性がある。)こ
の物質(2.46g)の塩基触媒環化により、3−ブロモピロリジノン(1.6
6g)を得た。
(この物質は種々の量の3−クロロ類似体で汚染されている可能性がある。)こ
のブロミド(1.66g)をアセトン中のヨウ化ナトリウムで処理することによ
り、ヨードピロリジノン(1.82g、融点71〜74℃)を得た。
この物質(1.0g)をテトラヒドロフラン中においてメチルアミンガスでさら
に処理することにより、3−メチルアミノピロリジノン(0.74g、融点65
〜69℃)を得た。
このアミンの試料(0.20g)をイソシアン酸t−ブチルで処理すると化合
物194(0.22g、融点155〜157℃)が得られ、塩化3,3−ジメチ
ルブタノイルで処理すると化合物195(0.16g、融点111〜112℃)
が得られた。化合物194は、
を有していた。化合物195は、
を有していた。このスペクトルは回転が制限されていることにより生じる影響に
よって複雑である。MS:M+368。実施例71
化合物196:3−t−ブチルカルバモイルオキシ−1−(2−ク
ロロチエン−5−イル)ピロリジン−2−オンの製造
表題化合物を実施例50に記載したものと同様な方法で製造した。
5−ブロモ−2−クロロチオフェン(15.8g)をピロリジン−2−オンお
よび酸化銅(I)で処理して、1−(2−クロロチエン−5−イル)ピロリジン
−2−オン(3.25g、融点152〜154℃)を得た。
この物質(3.25g)の酸化により対応する3−ヒドロキシピロリジン−2−
オン(0.34g、融点159〜161℃)を得た。
この物質(0.20g)をイソシアン酸t−ブチルで処理して、化合物196(
0.04g、融点177〜179℃)を得た。
実施例72 化合物197:3−(N,N−ジイソプロピルカルバモイル)アミ
ノ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノンの製造
実施例1の工程4に記載したものと同様な方法で製造した3−アミノ−1−(
3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノン(0.305g)、ジイ
ソプロピルカルバモイルクロリド(0.409g)、および4−N,N−ジメチ
ルアミノピリジン(0.152g)をDMF(2ml)に溶解し、室温で3日間
撹拌した。次いで反応混合物を水に注入し、酢酸エチル中へ抽出した(3回)。
酢酸エチル抽出液を合わせて水で洗浄(2回)したのち乾燥させ(MgSO4)
、濃縮すると油が得られた。酢酸エチル/ヘキサン(2:1)で溶離するカラム
クロマトグラフィーにより、生成物をガム(0.09g,19%)として得た。実施例73
化合物198:3−(N−メチル−N−t−ブチルカルバモイル)
アミノ−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノンの製造
実施例7の工程1に記載したものと同様な方法で製造した1−(3−トリフル
オロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノン−3−カルボン酸(0.5g)およ
びトリエチルアミン(0.24ml)を、トルエン(10ml)に溶解した。次
いでジフェニルホスホリルアジド(0.384ml)を添加し、混合物を90〜
100℃に1.25時間加熱した。窒素ガスが最初の15分間で発生した。次い
で反応混合物を室温にまで放冷し、t−ブチルメチルアミン(0.2ml)を添
加し、反応物を室温で1.5時間撹拌した。この間に白色沈殿が生じ、これを濾
別した。このトルエン溶液にt−ブチルメチルアミン(0.4ml)を添加し、
反応混合物を70℃に7時間加熱したのち一夜放冷した。次いで混合物を水に注
入し、酢酸エチル中へ3回抽出した。有機層を合わせてブラインで洗浄し、Mg
SO4で乾燥させ、濃縮して粗生成物を得た。酢酸エチル/ヘキサン 1:1で
溶離するカラムクロマトグラフィーにより、生成物を白色粉末(150mg,2
3%)として得た。融点136〜138℃。実施例74
化合物234:3−((N−エチル)ジメチルアミノアセチル)ア
ミノ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノンの製造
3−(N−エチル)アミノ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−
ピロリジノン(0.105g)の、ジクロロメタン(10ml)中における溶液
を、塩化クロロアセチル(0.031ml)で処理し、1時間放置した。次いで
この溶液を希塩酸で洗浄したのち飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、次いで乾燥さ
せ(MgSO4)、減圧下で蒸発させた。粗製3−((N−エチル)クロロアセ
チル)アミノ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリジノンを
含有する残渣をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解し、ジメチルアミンの4
0%水溶液(2ml)およびヨウ化ナトリウム(約5mg)で処理した。得られ
た混合物を室温で2時間撹拌し、次いで水を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出
した。酢酸エチル抽出液を乾燥させ(MgSO4)、減圧下で蒸発させると、表
題化合物(0.065g)が残留した。実施例75
化合物235、236、237および238の製造
化合物53(0.200g)(実施例1に記載したものと同様な方法で製造)
の、トルエン(10ml)中における撹拌された溶液を、グリオキシル酸・1水
和物(0.042g)で処理し、生成する水をディーン・アンド・スタークトラ
ップで除去しながら混合物を4時間加熱還流した。得られた溶液を減圧下で蒸発
乾固し、残渣をシリカゲル上で酢酸エチル/ヘキサン混合物を用いて溶離するク
ロマトグラフィーにより分離し、表題化合物それぞれを純粋な状態で得た。化合
物234と235はジアステレオマーであり、236と277も同様である。実施例76
化合物239:N−(1,1−ジメチルプロパルギル)[3−(3
−トリフルオロメトキシ)フェニル−4−オキサゾリジノン−5−イル]アセト
アミドの製造工程1
ベンジル[3−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−4−オキサゾ
リジノン−5−イル]アセテートの製造
メチル[3−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−4−オキサゾリジノン
−5−イル]アセテート(実施例15に記載したものと同様な方法で製造)(0
.719g)の、ベンジルアルコール(10ml)中における溶液を、1滴の濃
硫酸で処理し、48時間撹拌したのち、ガスクロマトグラフィーは反応が2%完
了したことを示した。さらに1滴の濃硫酸を添加し、混合物をさらに13日間撹
拌した。この時点でガスクロマトグラフィーは反応が86%完了したことを示し
た。混合物をジエチルエーテルで希釈し、この溶液を水で洗浄し、乾燥させ(M
gSO4)、減圧下で蒸発させると、無色の液体が残留した。これはベンジルア
ルコールを含有していた。Kugelrohr蒸留により100℃で0.01m
mHgにおいてベンジルアルコールが除去され、粗製の表題化合物が透明な液体
として残留した。これは出発原料であるメチルエステルを約12%含有していた
。これをそれ以上精製せずに次の工程に用いた。工程2
[3−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−4−オキサゾリジノン
−5−イル]酢酸の製造
工程1で得たベンジル2−[3−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−4−
オキサゾリジノン−5−イル]アセテート(0.750g)の、エタノール(8
m
l)中における溶液−−トリフルオロ酢酸(5滴)を含有−−を木炭上5%パラ
ジウム触媒で29時間水素添加し、次いでこの混合物をハイフロにより濾過した
(エタノールで十分に洗浄しながら)。濾液を減圧下で蒸発させると褐色の油が
得られ、これをシリカゲル上でヘキサン/酢酸エチルの60:40混合物を用い
て溶離するクロマトグラフィーにより精製し、表題化合物を白色固体(0.30
0g)として得た。工程3
[3−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−4−オキサゾリジノン
−5−イル]アセチルクロリドの製造
上記の工程2で得た[3−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−4−オキ
サゾリジノン−5−イル]酢酸(0.290g)の、四塩化炭素(3ml)中に
おける撹拌された懸濁液を、塩化オキサリル(0.130g)で処理し、混合物
を2時間、緩和な還流下に加熱した。得られた無色の溶液を冷却し、減圧下で蒸
発させると、表題化合物(0.295g)が残留した。工程4
N−(1,1−ジメチルプロパルギル)[3−(3−トリフルオロメト
キシ)フェニル−4−オキサゾリジノン−5−イル」アセトアミドの製造
1,1−ジメチルプロパルギルアミン(131mg)の、ジエチルエーテル(
1ml)中における撹拌された溶液を、上記の工程3で得た[3−(3−トリフ
ルオロメトキシ)フェニル−4−オキサゾリジノン−5−イル]アセチルクロリ
ド(0.220g)の溶液で処理し、得られた懸濁液をさらに1時間撹拌した。
この混合物を濾過し、濾液を減圧下で蒸発させると、粗製の表題化合物が白色固
体として残留した。これを酢酸エチル/ヘキサン(1:1)で溶離する調製用薄
層クロマトグラフィーにより精製して、純粋な表題化合物を白色固体(0.21
4g)として得た。実施例77
化合物244:N−(t−ブチル)[3−(3−トリフルオロメチ
ル−4−フルオロ)フェニル−4−オキサゾリジノン−5−イル]アセトアミド
の製造工程1
N−(3−トリフルオロメチル−4−フルオロ)フェニルフマル酸アミ
ドのエチルエステルの製造
3−トリフルオロメチル−4−フルオロアニリン(21.10g)およびフマ
ル酸モノエチル(17.90g)の、テトラヒドロフラン(100ml)中にお
ける撹拌された溶液を、ジシクロヘキシルカルボジイミド(24.30g)の、
テトラヒドロフラン(50ml)中における溶液で徐々に処理した。得られた濃
厚な白色懸濁液をさらに1時間撹拌し、次いで濾過した。濾液を減圧下で蒸発さ
せ、残渣をヘキサンで摩砕処理し、白色沈殿を濾別し、ヘキサンで洗浄し、乾燥
させて、表題化合物を白色固体(18.70g)として得た。摩砕処理の母液を
減圧下で濃縮することにより、さらにこの化合物6.30gが得られた。工程2
N−(3−トリフルオロメチル−4−フルオロ)フェニルフマル酸アミ
ドの製造
上記の工程1で得たエチルエステル(23.50g)の、エタノール(80m
l)中における撹拌されたスラリーを、水酸化ナトリウム(3.10g)の、水
(20ml)中における溶液で処理した。混合物をさらに30分間撹拌し、2M
塩酸でpH1に酸性化した。得られた白色沈殿を濾別し、水で洗浄し、乾燥させ
て、表題化合物を白色固体(20.40g)として得た。工程3
N−(3−トリフルオロメチル−4−フルオロ)フェニルフマル酸アミ
ドのt−ブチルエステルの製造
工程2で得た酸(10.00g)の、トルエン(150ml)中における懸濁
液を70℃で撹拌し、ジメチルホルムアミド(ビス)−t−ブチルアセタール(
34.5ml)で30分かけて滴加処理した。混合物を放冷し、濾過した。濾液を
水、飽和重炭酸ナトリウムおよびブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、
減圧下で蒸発させると、褐色固体が残留した。これを酢酸エチル/ヘキサン混合
物(1:9)で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、次いで四
塩化炭素から再結晶して、表題化合物を白色固体(5.00g)として得た。工程4
t−ブチル[3−(3−トリフルオロメチル−4−フルオロ)フェニル
−4−オキサゾリジノン−5−イル]アセテートの製造
上記の工程3で得たエステル(4.50g)の、ジメチルホルムアミド(25
ml)中における撹拌された溶液を、油中の80%水素化ナトリウム分散液(0
.042g)、次いでパラホルムアルデヒド(2.10g)で処理した。この白
色懸濁液を1時間撹拌し、次いで2M塩酸の添加により反応を停止した。得られ
た
混合物をジエチルエーテルで抽出し(2回)、エーテル抽出液を合わせてブライ
ンで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、減圧下で蒸発させると、灰白色固体残渣
が残留した。これをジエチルエーテル/ヘキサンから再結晶して、表題化合物(
3.70g)を無色結晶として得た。工程5
[3−(3−トリフルオロメチル−4−フルオロ)フェニル−4−オキ
サゾリジノン−5−イル]酢酸(化合物243)の製造
上記の工程4で得たt−ブチルエステル(3.60g)をジクロロメタン(2
5ml)に溶解し、この溶液をトリフルオロ酢酸(7.60ml)で処理した。
透明な溶液を1時間撹拌し、次いでブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)
、減圧下で蒸発させると、油が残留した。これは放置すると結晶化した。これを
酢酸エチル/ヘキサン(1:1)で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーによ
り精製して、表題化合物を白色固体(3.05g)として得た。工程6
[3−(3−トリフルオロメチル−4−フルオロ)フェニル−4−オキ
サゾリジノン−5−イル]アセチルクロリドの製造
上記の工程5で得た酸(2.60g)の、四塩化炭素(10ml)中における
溶液を、塩化オキサリル(2.2ml)で処理した。次いでこの混合物を1時間
、緩和な還流下に加熱し、次いで冷却し、減圧下で蒸発させると、粗製の表題化
合物が淡褐色の油(2.75g)として残留した。これをそれ以上精製せずに次
の工程に用いた。工程7
N−(t−ブチル)[3−(3−トリフルオロメチル−4−フルオロ)
フェニル−4−オキサゾリジノン−5−イル]アセトアミドの製造
上記の工程6で得た酸塩化物(0.390g)の、ジエチルエーテル(1ml
)中における溶液を、t−ブチルアミン(0.204g)の、ジエチルエーテル
(3ml)中における撹拌された溶液に添加した。この濃厚な懸濁液を1時間撹
拌し、次いで水を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル抽出液を
乾燥させ(MgSO4)、減圧下で蒸発させると、灰白色固体が残留した。これ
をジエチルエーテルから再結晶して、表題化合物(0.080g)を白色固体と
して得た。再結晶の母液を減圧下で蒸発させ、残渣をジエチルエーテル/ヘキサ
ンから再結晶して、追加量の表題化合物(0.200g)を得た。実施例78
化合物253:3−((N−2−(t−ブチルカルバモイルオキシ
)エチル−t−ブチルカルバモイル)アミノ−1−(3−トリフルオロメトキシ
)フェニル−2−ピロリジノンの製造
3−(N−2−ヒドロキシエチル)アミノ−1−(3−トリフルオロメトキシ
)フェニル−2−ピロリジノン(実施例27の工程1に記載したものと同様な方
法で、ただしアリルアミンの代わりに2−ヒドロキシエタノールを用いて製造)
(0.069g)の、ジクロロメタン(5ml)中の攪拌溶液を、イソシアン酸
t−ブチル(0.022ml)およびトリエチルアミン(0.028ml)で処
理し、得られた溶液を16時間撹拌した。次いでこの混合物を蒸発乾固し、残留
する混合物を酢酸エチル/ヘキサン(1:2)で溶離するシリカゲルクロマトグ
ラフィーにより分離して、表題化合物(0.064g)を得た。実施例79
化合物280:2−[1−(3−[トリフルオロメチル]フェニル
)オキサゾリジン−2−オン−3−イル]プロパンアミド、ならびに化合物27
8および279、すなわちベンジル2−[1−(3−[トリフルオロメチル]フ
ェニル)オキサゾリジン−2−オン−3−イル]プロパノエートの2種のジアス
テレオマーの製造工程1
3−アミノベンゾトリフルオリド(16.2g)の、ジエチルエーテル(50
ml)中における溶液を、無水シトラコン酸(11.2g)の、乾燥ジエチルエ
ーテル(75ml)中における撹拌された溶液に、窒素下で30分かけて滴加し
た。添加中は氷浴中で冷却することにより温度を15〜20℃に維持した。白色
沈殿が生じた。添加後に反応混合物を室温に合計48時間、撹拌または放置した
。次いで沈殿を濾別し、風乾して、(Z)−N−[3−(トリフルオロメチル)
フェニル]−3−カルボキシブト−2−エンアミド(25.6g)を白色粉末と
して得た。融点135〜7℃。
工程2
工程1で得たアミド(5.46g)およびアゾジカルボン酸ジエチル(3.4
8g)の、乾燥THF(80ml)中における混合物を、室温で窒素下に撹拌す
ると黄色溶液が得られた。次いでトリフェニルホスフィン(5.25g)および
メタノール(0.64g)の、乾燥THF(40ml)中における溶液を45分
かけて滴加した(緩和に発熱)。添加後に反応混合物を室温で4時間撹拌した。
次いでそれを減圧下でストリッピングすると無色ペーストが残留し、これを酢酸
エチルとヘキサンの1:1混合物を溶離剤として用いるクロマトグラフィーによ
り精製して、(Z)−N−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(メ
トキシカルボニル)ブト−2−エンアミド(3.29g)を白色のろう状固体と
して得た。
工程3
工程2で得たアミド(1.60g)およびN−ブロモスクシンイミド(99m
g)の、四塩化炭素(30ml)中における混合物を、38時間加熱還流した。
加熱に際し、7時間後および14時間後に追加量のN−ブロモスクシンイミド(
50mg)を添加した。次いで揮発性成分を減圧下で除去し、残渣を酢酸エチル
とヘキサンの1:1混合物を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、淡
黄色固体(1.32g)を得た。これを、平行して行った同規模の反応から得た
物質と合わせた。得られた物質、すなわち淡黄色固体(2.56g)は、約60
%の(E)−N−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(メトキシカ
ルボニル)ブト−2−エンアミドを含有することが示された。この不純な物質を
そのまま工程4に用いた。工程4
水酸化ナトリウム水溶液(50ml,2M溶液)を、工程3で得た粗製アミド
(2.56g)の、テトラヒドロフラン(75ml)中における撹拌された溶液
に添加すると、濃い紫色の溶液が得られた。約2時間後に反応混合物を水に注入
した。得られた混合物を酢酸エチルで洗浄し、濃塩酸で酸性化し、次いでジクロ
ロメタンで抽出した。このジクロロメタン抽出液を水で洗浄し、乾燥させた。次
いで溶剤を減圧下で除去すると粘稠な固体が得られ、これはジエチルエーテルで
摩砕処理すると淡いクリーム色の粉末(1.30g)となった。プロトンNMR
による分析は、この粉末がN−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−
カルボキシブト−2−エンアミドの(E)−および(Z)−異性体のほぼ2:1
混合物であることを示した。工程5
工程4で得たアミド(1.28g)およびアゾジカルボン酸ジエチル(0.8
17g)を乾燥THF(40ml)中における混合物として、窒素下に撹拌した
。トリフェニルホスフィン(1.23g)およびベンジルアルコール(0.50
7g)の、乾燥THF(20ml)中における溶液を、10分かけて滴加した(
緩和な発熱)。1時間後に溶剤を減圧下でストリッピングし、残渣をジエチルエ
ーテルで摩砕処理した。不溶性物質は1,2−ジカルボエトキシヒドラジン(0
.52g)であり、廃棄された。可溶性物質を、酢酸エチルとヘキサンの1:2
混合物を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、(E)−N−[3−(
トリフルオロメチル)フェニル]−3−(ベンジルオキシカルボニル)ブト−2
−エンアミド(0.697g)を白色粉末として得た。融点116〜8℃。
工程6
工程5で得たアミド(0.636g)の、乾燥THF(10ml)中における
溶液を、水素化ナトリウム(60%の油分散液7mg)の、乾燥DMF(10m
l)中における撹拌された懸濁液に、窒素下で10分かけて滴加した。反応混合
物は暗赤色に変化した。5分後にパラホルムアルデヒド(0.263g)を固体
として一度に添加し、得られた混合物を室温で2時間撹拌し、その間に色は消失
した。反応混合物を、2M塩酸(2ml)を含有する水(50ml)に注入し、
次いでこの水性混合物をジエチルエーテルで抽出した。抽出液をブラインで洗浄
し、乾燥させ、濃縮し、酢酸エチルとヘキサンの1:3混合物を溶離剤として用
いてクロマトグラフィー処理し、ベンジル2−[1−(3−[トリフルオロメチ
ル]フェニル)オキサゾリジン−2−オン−3−イル]プロパノエートのジアス
テレオマーのほぼ1:1混合物(0.356g)を粘稠な無色の油として得た。
次いでソルブシルC30(Sorbsil C30、商標)シリカゲル上で酢酸
エチルとヘキサンの1:5混合物を溶離剤として用いるHPLCにより、これら
のジアステレオマーを分離した(これらの生成物の立体配置は分析しなかった)
。最初に溶出したジアステレオマーAは粘稠な無色のガム(0.107g)であ
り、1H NMRは表IIIに示すとおりであった;2番目に溶出したジアステ
レオマーBは白色粉末(0.118g)であり、1H NMRは表IIIに示す
とおりであった。工程7
トリフルオロ酢酸(1滴)およびカーボン上10%パラジウム(10mg)を
順次、工程6で得たプロパノエートのジアステレオマーA(0.105g)の、
酢酸エチル(15ml)中における撹拌された溶液に添加した。得られた混合物
を大気圧の水素で室温において6時間処理した。次いで大気圧の水素を窒素で置
換し、反応混合物を一夜放置し、次いで“ハイフロ”(商標)で濾過した。濾液
を濃縮すると2−[1−(3−[トリフルオロメチル]フェニル)オキサゾリジ
ン−2−オン−3−イル]プロパン酸の単一ジアステレオマーが白色固体(73
mg)として得られた。
工程8
工程7で得たプロパン酸(72mg)および塩化オキサリル(5ml)の混合
物を室温で1時間撹拌し、次いですべての揮発性成分を減圧下でストリッピング
した。残渣を乾燥ジクロロメタン(8ml)に装入し、窒素下に撹拌し、t−ブ
チルアミン(17mg)およびトリエチルアミン(26mg)の、乾燥ジクロロ
メタン(2ml)中における溶液を、2分かけて滴加した(白色発煙および緩和
な発熱)。得られた混合物を室温で3.5時間撹拌し、次いで水で洗浄し、乾燥
させ、濃縮し、酢酸エチルとヘキサンの1:1混合物を溶離剤として用いてクロ
マトグラフィー処理し、少量の出発酸およびその対応する無水物を含有するN−
t−ブチル−[1−(3−[トリフルオロメチル]フェニル)オキサゾリジン−
2−オン−3−イル]プロパンアミドの単一ジアステレオマーを無色ガム(46
mg)として得た。この試料を1週間放置したのち、分析は無水物が消失したこ
とを示した。これは恐らく加水分解されて酸になったのであろう。したがってこ
の試料は、約25%の出発酸を含有するN−t−ブチル2−[1−(3−[トリフ
ルオロメチル]フェニル)オキサゾリジン−2−オン−3−イル]プロパンアミド
の単一ジアステレオマーからなっていた。この物質は固体であり、このアミドに
ついての1H NMRは表IIIに示すとおりであった。実施例80
化合物285:N−[ピリド−2−イルメチル]−N−[1−(3
−[トリフルオロメチル]フェニル)ピロリジン−2−オン−3−イル]−3,
3−ジメチルブタンアミドの製造工程1
臭素(4.3ml)を30分かけて、γ−ブチロラクトン(8.60g)およ
び三臭化リン(0.2ml)の撹拌された混合物に、反応混合物の表面下で、反
応混合物全体を100〜110℃の温度に加熱しながら添加した。添加後に混合
物を撹拌しながら100℃に2時間加熱し、次いで50℃にまで放冷した。乾燥
DMF(0.01ml)を添加し、混合物を90℃に加熱し、塩化チオニル(8
.6ml)を20分かけて滴加し(泡立つ)、得られた混合物を100℃にさら
に3時間加熱した。冷後、反応混合物をショートパス蒸留し(Kugelroh
r)、1〜2mbarにおいて80℃より低温で留出するすべての物質を採集し
た。この留出物は約50%(1H NMRによる)の塩化2,4−ジブロモブタ
ノイルを含有する暗黄色の油(17.5g)であった。この粗製物質をそのまま
工程2に用いた。工程2
3−アミノベンゾトリフルオリド(5.32g)およびトリエチルアミン(3
.67g)の、乾燥THF(50ml)中における溶液を、工程1で得た粗製の
酸塩化物(17.5g)の、乾燥THF(75ml)中における溶液に、温度を
10℃より低く維持するために氷浴中で冷却して(沈殿が生じた)、30分かけ
て滴加した。得られた混合物を室温にまで昇温させ、次いでそれを5時間撹拌し
、
一夜放置した。混合物を1M塩酸(100ml)に注入し、次いで酢酸エチルで
抽出した。抽出液をブラインで洗浄し、乾燥させ、濃縮し、次いで酢酸エチルと
ヘキサンの1:3混合物を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、ほと
んど純粋なN−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,4−ジブロモブ
タンアミドをごく淡い褐色の固体(11.95g)として得た。
工程3
水素化ナトリウム(油中の60%分散液1.2g)を少量ずつ10分かけて、
工程2で得たアミド(11.67g)の、乾燥THF(150ml)中における
撹拌された溶液に、窒素下で添加した(泡立ちおよび緩和な発熱)。得られた混
合物を室温で4時間撹拌し、次いでさらに水素化ナトリウム(油中の60%分散
液0.25g)を添加し、混合物をさらに2時間撹拌した。反応混合物に水を慎
重に添加し、それを酢酸エチルで抽出した。抽出液をブラインで洗浄し、乾燥さ
せ、濾過し、酢酸エチルとヘキサンの1:3混合物を溶離剤として用いてクロマ
トグラフィー処理し、3−ブロモ−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル
]ピロリジン−2−オン(5.70g)を白色粉末として得た。
工程4
2−(アミノメチル)ピリジン(1.95g)およびトリエチルアミン(0.
91g)の、乾燥THF(25ml)中における溶液を、工程3で得たブロモピ
ロリジノン(0.924g)の、還流している乾燥THF(25ml)中におけ
る撹拌された溶液に、1時間かけて窒素下で滴加した。次いでこの反応混合物を
24時間加熱還流し、そして放冷した。溶剤を減圧下でストリッピングし、残渣
を酢酸エチルに装入し、水で洗浄し、乾燥させ、減圧下で濃縮し、クロロホルム
とエタノールの9:1混合物を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、
3−(ピリド−2−イルメチルアミノ)−1−[3−(トリフルオロメチル)フ
ェニル]ピロリジン−2−オンを流動性の黄色の油(1.08g)として得た。
こ
れは放置すると硬化して、融点82〜3℃のろう状固体となった。
工程5
工程4で得たアミノピロリジノン(0.335g)およびトリエチルアミン(
0.111g)の、乾燥ジクロロメタン(6ml)中における溶液を10分かけ
て、塩化3,3−ジメチルブタノイル(0.148g)の、乾燥ジクロロメタン
(2ml)中における撹拌された溶液に、室温で窒素下に添加した(白煙および
発熱)。得られた混合物を7時間撹拌し、一夜放置した。次いでそれを水で洗浄
し、乾燥させ、濃縮し、酢酸エチルとエタノールの9:1混合物を溶離剤として
用いてクロマトグラフィー処理し、N−[ピリド−2−イルメチル]−N−[1
−(3−[トリフルオロメチル]フェニル)ピロリジン−2−オン−3−イル]
−3,3−ジメチルブタンアミドを淡黄色ガム(0.355g)として得た。1
H NMRは表IIIに示すとおりであった。
以下の化合物を3−ブロモ−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピ
ロリジン−2−オン(工程3の生成物)から同様な経路で製造した:化合物28
7、289および283。実施例81
化合物286:N−[ピリド−2−イルメチル]−N−[1−(3
−[トリフルオロメチル]フェニル)ピロリジン−2−オン−3−イル]−N’
−[t−ブチル]尿素の製造工程1
イソシアン酸t−ブチル(0.297g)を、3−(ピリド−2−イルメチル
アミノ)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピロリジン−2−オン
(0.335g、実施例80の記載に従って製造)およびトリエチルアミン(0
.304g)の、乾燥ジクロロメタン(8ml)中における撹拌された溶液に、
窒素下で添加した。次いで得られた混合物を7時間撹拌し、一夜放置した。揮発
性成分を減圧下でストリッピングし、残渣を酢酸エチルとエタノールの9:1混
合物を溶離剤として用いるクロマトグラフィーにより精製して、N−[ピリド−
2
−イルメチル]−N−[1−(3−[トリフルオロメチル]フェニル)ピロリジ
ン−2−オン−3−イル]−N’−[t−ブチル]尿素を白色粉末(0.290
g)として得た。融点147〜9℃。1H NMRデータは表IIIに示すとお
りであった。以下の化合物を同様な方法で製造した:化合物288、290およ
び284。実施例82
化合物281:N−[メチル]−N−[1−(3−[トリフルオロ
メトキシ]フェニル)ピロリジン−2−オン−3−イル]−N’−[2−(トリ
フルオロメチル)プロプ−2−イル]尿素の製造工程1
トルエン中のホスゲン溶液(1.93M溶液4.0ml)を、トルエン(4.
0ml)中の2−(トリフルオロメチル)プロプ−2−イルアミン塩酸塩(0.
420g、2−アミノイソ酪酸からJ.Organic Chem.,(1961)
,27,1406)の記載に従って製造)に添加し、得られた混合物を撹拌しな
がら60℃に2時間加熱した。大部分の固体アミン塩酸塩がこの期間中に溶解し
た。混合物を室温にまで放冷し、過剰のホスゲンを減圧下で除去した。次いで3
−(メチルアミノ)−1−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ピロリジ
ン−2−オン(0.50g、実施例10に記載した3−(メチルアミノ)−1−
[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピロリジン−2−オンの製造方法と同
様にして製造)およびトリエチルアミン(0.185g)を撹拌しながら順次添
加し、混合物を室温で4時間撹拌し、一夜放置した。反応混合物をシリカゲルカ
ラムの頂部に乗せ、酢酸エチルとヘキサンの7:3混合物で溶離して、N−[メ
チル]−N−[1−(3−[トリフルオロメトキシ]フェニル)ピロリジン−2
−オン−3−イル]−N’−[2−(トリフルオロメチル)プロプ−2−イル]
尿素を白色固体(0.220g)として得た。融点115〜6℃。1H NMR
データは表IIIに示すとおりであった。実施例83
化合物301:N−(プロパルギル)−N−[3−(3−トリフル
オロメチル)フェニルチアゾリジン−4−オン−5−イル]−N’−(ネオペン
チル)尿素の製造工程1
プロパルギルアミン(4.061g)を、5−クロロ−3−[3−(トリフル
オロメチル)フェニル]チアゾリジン−4−オン(5.196g、実施例1の記
載に従って製造)の撹拌された溶液に添加した;反応混合物は暗色になり、粘稠
な沈殿が生じた。混合物を9時間撹拌し、揮発性成分を減圧下でストリッピング
した。残渣をt−ブチルメチルエーテルに装入し(橙色の溶液および固体)、順
次、水(3回)およびブラインで洗浄し、次いで乾燥させ、濃縮し、クロマトグ
ラフィー処理して、5−プロパルギルアミノ−3−[3−(トリフルオロメチル
)フェニル]チアゾリジン−4−オンを粘稠な褐色の油(3.720g)として
得た。
工程2
3,3−ジメチル酪酸(0.577g)、ジフェニルホスホリルアジド(1.
369g)およびトリエチルアミン(0.503g)の、乾燥トルエン(15m
l)中における混合物を、撹拌しながら約80℃で窒素下に2時間加熱した。約
20分後に泡立ち始め、2時間後に止んだ。混合物を室温にまで放冷し、工程1
で得たチアゾリジノン(0.500g)およびトリエチルアミン(0.167g
)を撹拌しながら添加した。翌朝、溶剤を減圧下で除去し、残渣を、ヘキサンと
酢酸エチルの3:2混合物を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、N
−(プロパルギル)−N−[3−(3−トリフルオロメチル)フェニルチアゾリ
ジン−4−オン−5−イル]−N’−(ネオペンチル)尿素を固体(0.484
g)として得た(NMR分析によればほぼ純粋)。酢酸エチルとヘキサンの混合
物から再結晶して、生成物を黄色結晶質固体(0.267g)として得た。融点
145〜145.5℃。1H NMRデータは表IIIに示すとおりであった。
尿素化合物302は、5−プロパルギルアミノ−3−[3−(トリフルオロメ
チル)フェニル]チアゾリジン−4−オン(上記工程1の生成物)および3−ク
ロロ−2,2−ジメチルプロパン酸から、同じ方法で製造された。尿素化合物2
98は、5−プロパルギルアミノ−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル
]
チアゾリジン−4−オンおよび入手可能なイソシアン酸t−ブチルから、実施例
27に関連するピロリジノンにつき記載した方法で製造された。アミド化合物2
97は、5−プロパルギルアミノ−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル
]チアゾリジン−4−オンおよび塩化3,3−ジメチルブタノイルから、実施例
3および25に関連化合物につき記載したものと同様な常法で製造された。
以下の尿素類およびアミド類を上記の工程に従って5−クロロ−3−[3−(
トリフルオロメチル)フェニル]チアゾリジン−4−オンから、適切なアミン、
次いでイソシアネート(直接、または上記方法で適切な酸のクルチウス転位によ
り製造)または酸塩化物を用いて製造した:化合物124、125、291、2
92、293、294、295、296および300。実施例84
化合物299:N−(メトキシ)−N−[3−(3−トリフルオロ
メチル)フェニルチアゾリジン−4−オン−5−イル」−N’−(t−ブチル)
尿素の製造工程1
塩酸メトキシルアミン(1.482g)およびトリエチルアミン(1.793
g)の、DMF(10ml)中における粘稠な混合物を、室温で5分間撹拌した
。5−クロロ−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]チアゾリジン−4
−オン(1.000g、実施例1の記載に従って製造)を添加すると混合物は桃
色に変化した。それを3時間撹拌し、次いで水で希釈し、ジエチルエーテルで抽
出した。抽出液を水、次いでブラインで洗浄し、乾燥させ、濃縮し、酢酸エチル
とヘキサンの1:1混合物を溶離剤として用いてクロマトグラフィー処理し、5
−メトキシアミノ−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]チアゾリジン
−4−オンを含有する暗色の油(0.579g)を得た。次いでこの油を、上記
の4倍の規模で行った2回目の実験で得た同様な物質と合わせた。次いで同一溶
離剤を用いてさらにクロマトグラフィー処理し、5−メトキシアミノ−3−[3
−(トリフルオロメチル)フェニル]チアゾリジン−4−オンおよび5−ヒドロ
キシ−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]チアゾリジン−4−オンの
ほぼ1.1:1混合物を黄色の油(3.542g)として得た;これをそれ以上
精製せずに、前記実施例81に記載した方法でジクロロメタン中のイソシアン酸
t
−ブチルおよびトリエチルアミンで処理して、N−[メトキシ]−N−[3−(
3−[トリフルオロメチル]フェニル)チアゾリジン−4−オン−5−イル]−
N’−[t−ブチル]尿素を白色固体として得た。(収率35%)。融点128.
5〜129.5℃。1H NMRデータは表IIIに示す通りであった。
アミド化合物126は、5−メトキシアミノ−3−[3−(トリフルオロメチ
ル)フェニル]チアゾリジン−4−オンならびに3,3−ジメチルブタン酸およ
びトリエチルアミンから、実施例3および25に関連化合物につき記載したもの
と同様な常法で製造された。実施例85
化合物303:3−t−ブチル−1−{[3−(トリフルオロメチ
ル)フェニル]チアゾリジン−4−オン−5−イル}イミダゾリジン−2,4−
ジオンの製造工程1
トリエチルアミン(1.974g)を、5−クロロ−3−[3−(トリフルオ
ロメチル)フェニル]チアゾリジン−4−オン(2.500g、実施例1の記載
に従って製造)およびグリシンメチルエステル塩酸塩(1.336g)の、TH
F(30ml)中における撹拌された溶液に添加した。明るい黄色となった反応
混合物を合計約1週間、撹拌または放置した。次いで溶剤を減圧下で除去し、残
渣を酢酸エチルと水の間で分配した。酢酸エチル層を水、次いでブラインで洗浄
し、乾燥させ、濃縮し、ヘキサンと酢酸エチルの2:3混合物を溶離剤として用
いてクロマトグラフィー処理し、5−[(メトキシカルボニル)メチルアミノ]
−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]チアゾリジン−4−オンを黄色
固体(1.014g)として得た。
工程2
トリエチルアミン(0.293g)およびイソシアン酸t−ブチル(0.28
7g)を、工程1で得たチアゾリジノン(0.970g)の、ジクロロメタン中
における撹拌された溶液に添加した。得られた混合物を室温で合計約6日間、撹
拌または放置した。次いで溶剤を除去し、残渣にトルエンを添加した。次いで混
合物を窒素下で、室温での介在期間を含めて合計8時間、80℃に加熱した。次
いで酢酸エチルとヘキサン、またはt−ブチルメチルエーテルとヘキサンの混合
物を溶離剤として用いる広範囲のクロマトグラフィーおよびHPLC、続いて酢
酸エチルとヘキサンの混合物からの結晶化および再結晶により、3−t−ブチル
−1−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]チアゾリジン−4−オン−5
−イル}イミダゾリジン−2,4−ジオンを白色結晶質固体(56mg)として
得た。融点199.5〜201℃。1H NMRデータは表IIIに示すとおり
である。実施例86
化合物304:5−(t−ブチルアミノカルボニルチオ)−3−[
3−(トリフルオロメチル)フェニル]チアゾリジン−4−オンの製造工程1
5−クロロ−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]チアゾリジン−4
−オン(5.000g、実施例1の記載に従って製造)およびチオ酢酸カリウム
(2.227g)の混合物を、DMF(50ml)中で撹拌した(混合中に緩和
に発熱し、混合物が暗褐色となった)。約1時間後に混合物を水で希釈し、ジエ
チルエーテルで抽出した。抽出液を、順次、水およびブラインで洗浄し、次いで
乾燥させ、濃縮し、ヘキサンと酢酸エチルの2:1混合物を溶離剤として用いて
クロマトグラフィー処理し、5−アセチルチオ−3−[3−(トリフルオロメチ
ル)フェニル]チアゾリジン−4−オンを暗色の油(5.423g)として得た
。
工程2
アンモニアガスを15分間、5−アセチルチオ−3−[3−(トリフルオロメ
チル)フェニル]チアゾリジン−4−オン(1.300g)の、メタノール(1
5ml)中における撹拌された溶液(氷浴中で冷却)に吹き込んだ。次いで反応
混合物を室温にまで昇温させ、さらに3時間撹拌した。揮発性成分を減圧下で除
去し、残渣を酢酸エチルとヘキサンの1:1混合物を溶離剤として用いてクロマ
トグラフィー処理し、5−メルカプト−3−[3−(トリフルオロメチル)フェ
ニル]チアゾリジン−4−オンと対応する二量体ジスルフィドのそれぞれ約7:
3の混合物を黄色の油(0.976g)として得た。これをさらに精製せずに用
いた。工程3
イソシアン酸t−ブチル(0.291g)およびトリエチルアミン(0.24
7g)を順次、工程2で得た粗製チオール(0.683g)の、ジクロロメタン
(7ml)中における撹拌された溶液に添加した。混合物の色が濃くなり、橙色
となった。40分後に反応混合物をシリカゲルのカラムに付与し、t−ブチルメ
チルエーテルとヘキサンの1:1混合物で溶離して、5−(t−ブチルアミノカ
ルボニルチオ)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]チアゾリジン−
4−オンを黄色固体(0.531g)として得た。これは不純物として約20%
のN,N’−ジ−t−ブチル尿素を含有していた。酢酸エチルとヘキサンの混合
物から再結晶して、5−(t−ブチルアミノカルボニルチオ)−3−[3−(ト
リフルオロメチル)フェニル]チアゾリジン−4−オンを黄色結晶質固体(0.
239g)として得た。融点149.6〜150.6℃。1H NMRデータは
表IIIに示すとおりである。実施例87
化合物328:3−(4,4,4−トリフルオロブタノイル−N−
メチル)アミノ−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノ
ンの製造
4,4,4−トリフルオロ酪酸(0.31g)を、氷/水浴中で冷却したCH2
Cl2(10ml)に溶解し、窒素雰囲気下に撹拌した。これにトリエチルアミ
ン(0.31ml)、次いで塩化ピバロイル(0.27ml)を滴加した。60
分間撹拌を続けた。この期間に微細な白色針状沈殿が生じた。アミノピロリジノ
ン(実施例10の工程2に記載したものと同様な方法で製造)(0.4g)、D
MAP(50mg)およびトリエチルアミン(0.2ml)の、CH2Cl2(1
0ml)中における溶液を、冷却した反応混合物に添加した。この温度で30分
後に、反応物を室温にまで昇温させ、60分間撹拌した。混合物をCH2Cl2で
希釈し、2N HCl(水溶液)(2回)、ブライン(2回)で洗浄し、乾燥さ
せ(MgSO4)、濾過し、蒸発させた。シリカ上でのクロマトグラフィーによ
り、上記アミドをガム(0.543g)として得た。実施例88
化合物326:3−(ペンタフルオロプロパノイル−N−メチル)
アミノ−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノンの製造
アミノピロリジノン(実施例10の工程2に記載したものと同様な方法で製造
)(0.4g)をCH2Cl2(20ml)に溶解した。反応物を氷−水浴中で冷
却しながら、これにDMAP(50mg)およびトリエチルアミン(0.21m
l)を添加した。無水ペンタフルオロプロピオン酸(0.3ml)を滴加し、混
合物
を冷却しながら40分間撹拌した。混合物をCH2Cl2で希釈し、2N HCl
(水溶液)、ブライン(1回)で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濃
縮した。残渣をシリカ上でのクロマトグラフィーにより精製して、上記アミドを
固体(0.5g)として得た。融点65.5〜67.5℃。実施例89
化合物311:3−(3−t−ブチルイミダゾリン−2,4−ジオ
ン−1−イル)−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノ
ンの製造
化合物130(実施例31の記載に従って製造)(0.523g)の、酢酸エ
チル(30ml)中における溶液−−10%Pd/C(100mg)を含有−−
を、水素雰囲気下に室温で撹拌した。21時間後に触媒を濾過し、溶剤を蒸発さ
せた。残渣の分析により、反応はわずか40%完結であることが示された。残渣
を酢酸エチルに再溶解し、50mgの10%Pd/Cを添加した。3barの圧
力で水素添加装置により6時間、水素添加を行った。触媒を濾去し、濾液を蒸発
させた。このプロセスを繰り返し、ただし4barの水素圧を4時間用いた。触
媒を濾過し、溶剤を蒸発させたのち、残渣をシリカ上でヘキサン中の60%酢酸
エチルを用いて溶離するクロマトグラフィーにより精製して、還元生成物を無色
固体(0.385g)として得た。融点153〜154℃。実施例90
化合物308:3−(2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル
−N−メチル)アミノ−1−(3−トリフルオロメチル)フェニル−2−ピロリ
ジノンの製造
アミノピロリジノン(実施例10の工程2に記載したものと同様な方法で製造
)(0.138g)の、CH2Cl2(5ml)中における溶液に0℃で(氷/水
浴冷却)、トリエチルアミン(0.096ml)、次いでクロロギ酸2,2,2−
トリクロロエチル(0.088ml)を添加した。この透明な溶液を0℃で1時
間撹拌した。混合物をCH2Cl2で希釈し、水で洗浄し、乾燥させた(MgSO4
)。溶剤を蒸発させ、残渣をシリカ上でのクロマトグラフィーにより精製して、
上記カルバメートを無色ガム(0.20g)として得た。実施例91
化合物267:5−(3−アリル−1−t−ブチル−3−ウレイド
)−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オンの製造工程1
2−(メチルチオ)−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)アセト
アミドの製造
3−トリフルオロメチルアニリン(16.1g)を、ヘキサン洗浄した水素化ナ
トリウム(4.0g、鉱油中60%)の、ジメチルスルホキシド(50ml)中
における激しく撹拌された懸濁液に、窒素雰囲気下で20℃に水浴冷却しながら
滴加した。30分後に(メチルチオ)酢酸エチル(14.7g)を、20℃に冷
却しながら滴加した。3時間撹拌したのち、半飽和リン酸二水素カリウム水溶液
(300ml)を、20℃に冷却しながら慎重に添加した。混合物をジエチルエ
ーテルで抽出し(100mlで5回)、抽出液を水で洗浄し(50mlで2回)
、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下でエーテルを蒸発させると、粗生
成物が黄色固体(23.8g)として残留した。分析用に試料をヘキサン溶液か
ら再結晶した。融点75〜77℃。
工程2 N−(エトキシメチル)−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−
2−(メチルチオ)アセトアミドの製造
クロロメチルエチルエーテル(18.1g)を、ジクロロメタン(50ml)
に溶解した工程1の粗生成物(21.8g)、52%水酸化ナトリウム水溶液(
34g)およびベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(0.2g)の、激し
く撹拌された混合物に、20℃に水浴冷却しながら20分間で滴加した。30分
後に、混合物をpH8になるまで20℃において飽和リン酸二水素カリウム水溶
液で処理し、ジクロロメタンで抽出し(100mlで5回)、抽出液を硫酸ナト
リウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の油(27.5
g)として得た。
工程3 N−(エトキシメチル)−N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−
2−(メチルスルフィニル)アセトアミドの製造
過ヨウ素酸ナトリウム(20.5g)の、水(190ml)中における溶液を
、
工程2の祖生成物の、エタノール(850ml)中における溶液に、5℃で滴加
した。混合物を徐々に20℃に到達させ、24時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮
した。濃縮液をジクロロメタン(500ml)で抽出し、抽出液を硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を褐色の油(27.5g)
として得た。
工程4 5−ヒドロキシ−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリ
ジン−4−オンの製造
無水トリフルオロ酢酸(17.6g)を、工程3の粗生成物の、テトラヒドロ
フラン(220ml)中における撹拌された溶液に、20℃に水浴冷却しながら
滴加した。2時間後に混合物を20時間放置した。炭酸水素ナトリウム(14.
1g)の水(220ml)中における溶液を、撹拌下に20℃に冷却しながら5
分間で添加した。30分後に混合物を4 1/2時間還流し、25℃に冷却し、ジク
ロロメタンで抽出し(300mlで3回)、抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、濾過し、減圧下で濃縮して、褐色の油(21.4g)を得た。この褐色の油
(20.09g)を1,4−ジオキサン(500ml)に溶解し、撹拌しながら
23℃で塩化水素ガスを3 1/4時間吹き込んだ。栓をしたフラスコ内に混合物を
20時間放置し、減圧下で濃縮し、ジクロロメタン(400ml)に溶解し、最
小量の飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、
濾過し、減圧下で濃縮して、褐色の油(21.9g)を得た。この油をシリカゲ
ル上でジクロロメタン/t−ブチルメチルエーテル混合物により濃度勾配溶離す
るカラムクロマトグラフィー処理して、粗生成物を黄色ガム(4.7g)として
得た。このガムをヘキサン溶液から再結晶して、黄色固体を得た。
工程5 5−クロロ−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン
−4−オンの製造
塩化メタンスルホニル(16mg)を、5−ヒドロキシ−3−(3−トリフル
オロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オン(27mg、工程4から)の、
ジエチルエーテル(1ml)中における撹拌された溶液に添加した。5分後にト
リエチルアミン(18mg)を添加し、混合物を20時間撹拌した。水(1ml
)を添加し、混合物をエーテルで抽出し(5mlで3回)、抽出液を硫酸マグネ
シウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色の油(22mg
)として得た。
工程5および6 5−(アリルアミノ)−3−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)オキサゾリジン−4−オンの製造
ジエチルエーテル(2ml)に溶解した塩化メタンスルホニル(0.9g)を
、5−ヒドロキシ−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−
4−オン(1.0g、工程4から)の、ジクロロメタン(6ml)中における撹
拌された溶液に添加した。エーテル(2ml)に溶解したトリエチルアミン(0
.8g)を添加し、混合物を35℃に発熱させた。2 1/2時間後に混合物を氷−
水浴中で冷却し、アリルアミン(0.92g)の、エーテル(2ml)中におけ
る溶液を滴加した。1時間後に混合物を塩化ナトリウム水溶液(20ml)で処
理し、エーテルで抽出し(80mlで3回)、抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥
させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を黄色のガム(1.3g)として得
た。
工程7 5−(3−アリル−1−t−ブチル−3−ウレイド)−3−(3−トリ
フルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オンの製造
工程6の生成物(0.43g)の、イソシアン酸t−ブチル(2ml)中にお
ける溶液を2時間撹拌し、次いで20時間放置した。混合物を減圧下で濃縮する
と黄色のガムが得られ、これをシリカゲル上でジクロロメタン:t−ブチルメチ
ルエーテル 98:2により溶離するカラムクロマトグラフィー処理した。これ
により黄色固体が得られ、これをヘキサン溶液から再結晶して、生成物を白色固
体(0.21g)として得た。融点149〜150℃。
実施例92 化合物266:5−[N−(N−アリル−2−t−ブチルアセトア
ミド)]−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オン
の製造
ピリジン(0.24g)を、塩化t−ブチルアセチル(0.4g)の、ジクロ
ロメタン(2ml)中における撹拌された溶液に滴加し、得られた溶液を、5−
(アリルアミノ)−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−
4−オン(0.43g、実施例91、工程6)の、ジクロロメタン(8ml)中
における撹拌された溶液に7℃で滴加した。7℃で2時間撹拌したのち、塩化ナ
トリウム水溶液(10ml)を添加し、混合物をジエチルエーテルで抽出し(5
0mlで3回)、抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮
して、黄色のガムを得た。このガムをシリカゲル上でジクロロメタン:t−ブチ
ルメチルエーテル 99:1により溶離するカラムクロマトグラフィー処理して
黄色固体を得た。これを冷ヘキサンで摩砕処理すると、生成物が白色固体(.2
6g)として得られた。融点92〜93℃。
同様な方法を下記の化合物の製造にも用いた。
化合物269:5−[N−(2−t−ブチル−N−メチルアセトアミド)]−3
−(3−トリフルオロメトキシフェニル)オキサゾリジン−4−オン
融点99.5〜102℃。
化合物272:5−[N−(2−t−ブチル−N−エチルアセトアミド)]−3
−(3−トリフルオロメトキシフェニル)オキサゾリジン−4−オン
融点95〜97℃。
化合物271:5−[N−(2−t−ブチルアセトアミド)]−3−(3−トリ
フルオロメトキシフェニル)オキサゾリジン−4−オン
融点145〜148℃(分解)。実施例93
化合物265:5−(3−メチル−1−t−ブチル−3−ウレイド
)−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オンの製造
この化合物は実施例91と同様な方法で製造された。融点114〜116℃。
前駆化合物は5−(3−メチルアミノ)−3−(3−トリフルオロメチルフェ
ニル)オキサゾリジン−4−オンであった。
実施例94 化合物262:5−[N−(2−t−ブチル−N−メチルアセトア
ミド)]−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オン
の製造
この化合物は実施例92と同様な方法で製造された。融点116〜117℃。
前駆化合物は実施例92に明記されている。実施例95
化合物270:5−[N−(2−t−ブチルアセトアミド)]−3
−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オンの製造
この化合物は実施例92と同様な方法で製造された。融点159〜161℃。
前駆化合物は5−アミノ−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾ
リジン−4−オンであった。
実施例96 化合物260:5−[N−(1−メチルシクロブチル)−1−アセ
トアミド]−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オ
ンの製造工程1
フマル酸(3−トリフルオロメチルフェニルアミド)エチルの製造
3−トリフルオロメチルアニリン(32.2g)およびフマル酸エチル(30
.32g)を混合し、テトラヒドロフラン(65ml)に溶解した。次いでジシ
クロヘキシルカルボジイミド(041.2g)の、テトラヒドロフラン(100
ml)中における溶液を滴加した。得られた混合物を一夜放置し、次いでそれを
濾過し、濾液を減圧下で蒸発させると、湿潤した黄色固体が残留した。これをエ
ーテルから再結晶して、表題化合物(33.95g)を白色固体として得た。
工程2 フマル酸(3−トリフルオロメチルフェニルアミド)の製造
水(120ml)中の水酸化ナトリウム(2.78g)を、フマル酸(3−ト
リフルオロメチルフェニルアミド)エチル(10g、工程1で製造)の、イソプ
ロパノール(180ml)中における溶液に添加した。得られた混合物を一夜放
置し、次いで減圧下で蒸発させた。残渣を塩酸(2N)で酸性化し、エーテルで
抽出した。抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させると、表題
化合物(6.94g)が灰白色固体として残留した。
工程3 (3−トリフルオロメチルフェニルアミド)t−ブトキシカルボニルの
製造
N,N−ジメチルホルムアミド ジ−t−ブチルアセタールを、フマル酸(3
−トリフルオロメチルフェニルアミド)(8.24g、工程2で製造)の、トル
エン50ml中における懸濁液に75℃で添加した。得られた混合物をN2下で
30分間、加熱還流した。それを放冷し、次いで水、飽和重炭酸ナトリウムおよ
びブラインで洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発さ
せた。残渣をシリカ上でヘキサン/エーテル(2:1)を溶離剤として用いてク
ロマトグラフィー処理し、表題化合物(5.45g)を白色固体として得た。融
点104.5〜106.5℃。
工程4 5−[メチレン t−ブトキシカルボニル]−3−トリフルオロメチル
フェニル)オキサゾリジン−4−オンの製造
(3−トリフルオロメチルフェニルアミド)t−ブトキシカルボニル(5.1
5g、工程3で製造)の、ジメチルホルムアミド(25ml)中における溶液を
、水素化ナトリウム(0.065g、鉱油中の60%分散液)の、ジメチルホル
ムアミド(10ml)中における撹拌された懸濁液に滴加した。次いでパラホル
ムアルデヒド(2.7g)を一度に添加した。30分後に、得られた混合物を水
に注入し、エーテルで抽出した。抽出液を水およびブラインで洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させて、表題化合物(5.49g)を黄色固
体として得た。融点78〜81℃。
工程5 5−[メチレン カルボキシ]−3−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)オキサゾリジン−4−オンの製造
トリフルオロ酢酸(10ml)を、5−[メチレン t−ブトキシカルボニル
]−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オン(4.49
g、工程4で製造)の、ジクロロメタン(75ml)中における溶液に添加した
。得られた混合物を一夜放置し、次いで水に注入し、エーテルで抽出した。抽出
液を水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させて、表題化合
物(5.32g)を褐色の油として得た。これは工程8に用いるのに十分な純度
であった。工程6
1−メチルシクロブチル−1−アセトアミドの製造
メチレンシクロブタン(10g)を、アセトニトリル(6.62g)、氷酢酸
(73.5ml)および濃硫酸(14.7ml)の溶液に添加した。1時間後に
、得られた混合物を冷却し、水で希釈し、炭酸カリウムの添加により塩基性とな
し、次いでエーテルで抽出した。抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下
で蒸発させて、表題化合物(11.45g)を固体と油の混合物として得た。こ
れは工程7に用いるのに十分な純度であった。
工程7 1−メチルシクロブチル−1−アミノクロリドの製造
1−メチルシクロブチル−1−アセトアミド(11.45g、工程6で製造)
の、濃硫酸中における溶液を、55時間加熱還流した。得られた混合物を放冷し
、エーテルで洗浄した。水相を50%水酸化ナトリウムで強塩基性となし、エー
テルで抽出した。抽出液を水酸化カリウムで乾燥させた。塩化水素(ガス)を抽
出液に吹き込み、表題化合物(5.63g)を白色固体として得た。融点247
〜250℃(分解)。
工程8 5−[N−(1−メチルシクロブチル)−1−アセトアミド]−3−(
3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オンの製造
塩化オキサリル(3.5ml)を5−[メチレンカルボキシ]−3−(3−ト
リフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オン(0.874g、工程5
で製造)に添加した。2時間後に、得られた混合物を減圧下で蒸発させた。残渣
をエーテル(9ml)に懸濁し、冷却した。1−メチルシクロブチル−1−アミ
ノクロリド(0.320g、工程7で製造)およびトリエチルアミン(0.53
1g)の、エーテル(6ml)中における懸濁液を添加した。24時間後に、得
られた混合物を濾過し、エーテルで洗浄した。濾液を硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上でヘキサン−酢酸エチルを用いてクロ
マトグラフィー処理し、表題化合物(0.166g)を黄色固体として得た[融
点129.5〜135.5℃]。
以下に挙げる化合物を同様な方法で製造した。
化合物259:5−[N−(1−メチルシクロペンチル)−1−アセトアミド]
−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オン
化合物261:5−[N−(1−エチル−1−シクロプロピル−1−アセトアミ
ド]−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オン
化合物263:5−[N−(1−メチルシクロヘキシル)−1−アセトアミド]
−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オン
化合物264:5−[N−(ネオペンチル)−1−アセトアミド]−3−(3−
トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オン
融点:117.5〜122℃
化合物268:5−[N−(1−メチルシクロプロピル)−1−アセトアミド]
−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)オキサゾリジン−4−オン
融点:182.5〜184.5℃(分解)実施例97
3−(3−ヒドロカルビル−2,4−ジオキソイミダゾリジン−1
−イル)ピロリジン−2−オン(実施例29と対比)、たとえば化合物334:
3−(3−t−ブチル−2,4−ジオキソイミダゾリジン−1−イル)−1−(
2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)ピロリジン−2
−オンへの別経路
水素化ナトリウム(0.024g、鉱油中の55%分散液)を、3−t−ブチ
ル−イミダゾリジン−2,4−ジオン(0.085g)の、N,N−ジメチルホ
ルムアミド(10ml)中における撹拌された溶液に添加し、混合物を室温で3
0分間撹拌した。この撹拌した混合物を0℃に冷却し、1−(2,2−ジフルオ
ロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−3−ヨードピロリジノン(0.
20g)の、N,N−ジメチルホルムアミド(10ml)中における溶液で処理
し、室温にまで昇温させ、次いでさらに2時間撹拌した。次いでそれを水で希釈
し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカ上でジクロロメタン−エタ
ノール(49:1)、次いで酢酸エチル−ヘキサン(1:1)を溶離剤として用
いてクロマトグラフィー処理し、表題化合物(0.044g,融点120〜12
4℃)を得た。
イミダゾリジン環が別の様式で結合していないことの確認は13C NMRにより
得られた(ピロリジノンのメチン炭素、54.1ppm)。中間体および類似の製造方法 実施例98
3−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)−1−(3−トリ
フルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノンの製造工程1
3−ヨード−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリ
ジノンの製造
3−ブロモ−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノン
(実施例10の工程1に記載したものと同様な方法で製造)(1.0g)をアセ
トン(20ml)に溶解した。この溶液にヨウ化ナトリウム(0.46g)を添
加し、反応物を室温で窒素雰囲気下に4時間撹拌した。さらに0.046gのヨ
ウ化ナトリウムを添加し、反応物を12時間放置した。沈殿をアセトンで洗浄し
ながらハイフロのパッドで濾過した。溶剤を蒸発させたのち、残渣を酢酸エチル
に溶解し、ブラインで洗浄し(2回)、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濃縮
して、粗製の上記3−ヨードピロリジノン(1.06g)を得た。これをそのま
ま工程2に用いた。工程2
3−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)−1−(3−トリフル
オロメトキシ)フェニル−2−ピロリジンの製造
3−ヨード−1−(3−トリフルオロメトキシ)フェニル−2−ピロリジノン
(工程1で製造)(1.06g)を室温で2,2,2−トリフルオロエチルアミ
ン(5.0g)と混合し、次いで0℃に冷却し(氷/水浴冷却)、17時間撹拌
した。室温に96時間放置したのち、混合物を酢酸エチルで希釈し、水(2回)
、ブライン(1回)で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、濾過し、濃縮して、粗
製の表題化合物アミノピロリジノンを油(0.924g)として得た。実施例99
3−(N−メチルアミノ)−1−(3−トリフルオロメチルチオ)
フェニル−2−ピロリジノンの製造工程1
3−クロロ−1−(3−トリフルオロメチルチオ)フェニル−2−ピロ
リジノンの製造
3−ヒドロキシ−1−(3−トリフルオロメチルチオ)フェニル−2−ピロリ
ジノン(実施例9に記載したものと同様な方法で製造)(1.0g)の、塩化チ
オニル(5ml)中における溶液を、室温で2時間撹拌したのち16時間加熱還
流した。冷後、過剰の塩化チオニルを真空中で除去し、残渣を30%酢酸エチル
/ヘキサンで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−クロ
ロピロリジノンを淡黄色の油(0.81g)として得た。工程2
3−クロロ−1−(3−トリフルオロメチルチオ)フェニル−2−ピロリジノ
ン(工程1に従って製造)(0.80g)の、THF(30ml)中における溶
液を、メチルアミンガスの連続流で室温において1時間処理した。次いで、メチ
ルアミン流を維持しながら反応物を加熱還流した。4時間後に、反応物を72時
間放置し、次いで飽和NaHCO3(水溶液)に注入し、酢酸エチルで抽出した
(2回)。乾燥させたのち(MgSO4)、溶剤を蒸発させ、残渣を酢酸エチル
、次いで30%メタノール/酢酸エチルで溶離するクロマトグラフィーにより精
製して、表題のアミン化合物を淡黄色の油として得た。これは凝固した(0.6
6g)。
化合物199および201は、実施例5に記載したものと同様な方法で、ただ
し出発原料としてヒドロキシ化合物の代わりに中間体I1を用いて製造できる。
化合物200は、実施例27に記載したものと同様な方法で、ただしこの場合も
中間体I1を用いて製造できる。中間体I1は3−(N−アリル)アミノ−1−
3−ブロモフェニル−2−ピロリジノン、すなわち一般式IIにおいてAが3−
ブロモフェニルであり、XがCH2であり、かつR20がNH−CH2−CH=CH2
である化合物である。化合物199および201を得るためには化合物I1を適
切な塩化アシルと反応させ、化合物200を得るためにはそれをイソシアン酸t
−ブチルと反応させる。
化合物202、203および204はすべて、実施例72または73に記載し
たものと同様な方法で製造できる。化合物I2、すなわち一般式IIIにおいて
Aが3−(トリフルオロメチル)フェニルであり、XがCH2であり、かつR20
がメタンスルホニルオキシである化合物を、化合物204の中間体として使用で
き、また類似の中間体を化合物202および203に使用できる。
化合物205から208は、実施例5、および10または27に記載したもの
と同様な方法で、中間体としてI3(式III、Aが3−クロロ−4−フルオロ
フェニルであり、XがCH2であり、かつR15がメタンスルホニルオキシである
)、I4(式II、Aが3−クロロ−4−フルオロフェニルであり、XがCH2で
あり、かつR15がNH2である)、およびI5(式II、Aが3−クロロ−4−
フルオロフェニルであり、XがCH2であり、かつR15がNHMeである)を用
いて製造できる。
化合物209および210は、それぞれ実施例27および5に記載したものと
同様な方法で、中間体I6(式II、Aが3−クロロ−4−フルオロフェニルで
あり、XがCH2であり、かつR15がNH−CH2−CH=CH2である)から製
造できる。
化合物211および212は、実施例5に記載したものと同様な方法で、ただ
しそれぞれ中間体I4およびI5から出発して製造できる。
化合物213、214、および217〜219、221、222、224〜2
31および233はすべて、実施例5に記載したものと同様な方法で製造できる
。化合物220および232は実施例20に記載したものと同様な方法で、また
化合物215、216および223は実施例10に記載したものと同様な方法で
製造できる。これらの化合物の合成における中間体には以下のものが含まれる:
I7(式III、Aが3−(トリフルオロメトキシ)フェニルであり、XがC
H2であり、かつR20がメタンスルホニルオキシである);
I8(式II、Aが3−(トリフルオロメトキシ)フェニルであり、XがCH2で
あり、かつR15がNH−CHOである);
I9(式II、Aが3−(トリフルオロメチル)フェニルであり、XがCH2で
あり、かつR15がNH−CHOである);
I10(式II、Aが3−(トリフルオロメトキシ)フェニルであり、XがC
H2であり、かつR15がNH−Meである);
I11(式III、Aが3−ブロモフェニルであり、XがCH2であり、かつR20
がメタンスルホニルオキシオキシである);
I12(式II、Aが3−ブロモフェニルであり、XがCH2であり、かつR15
がSHである);
I13(式II、Aが3−ブロモフェニルであり、XがCH2であり、かつR15
がNMeである);および
I14(式II、Aが3−ブロモフェニルであり、XがCH2であり、かつR15
がNH2である。)
ピロリジノン化合物282は、3−(メチルアミノ)−1−[3−(トリフル
オロメトキシ)フェニル]ピロリジン−2−オン(実施例10に記載の3−(メ
チルアミノ)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピロリジン−2−
オンの製造方法と同様にして製造)、および塩化トリメチルシリルアセチルおよ
びピリジンからジクロロメタン中で製造された。
化合物269、271および271の製造に用いられる中間体には以下に挙げ
るものが含まれる:
2−(メチルチオ)−N−(3−トリフルオロメトキシフェニル)アセトアミド
実施例91、工程1に記載したものと同様な方法で製造
融点:43.5〜45℃
N−(エトキシメチル)−N−(3−トリフルオロメトキシフェニル)−2−(
メチルチオ)アセトアミド
実施例91、工程2に記載したものと同様な方法で製造
N−(エトキシメチル)−N−(3−トリフルオロメトキンフェニル)−2−(
メチルスルフィニル)アセトアミド
実施例91、工程3に記載したものと同様な方法で製造
5−ヒドロキシ−3−(3−トリフルオロメトキシフェニル)オキサゾリジン−
4−オン
実施例91、工程4に記載したものと同様な方法で製造
5−[メチルアミノ]−3−(3−トリフルオロメトキシフェニル)オキサゾリ
ジン−4−オン
実施例91、工程6に記載したものと同様な方法で製造(化合物269に使用
)
5−アミノ−3−(3−トリフルオロメトキシフェニル)オキサゾリジン−4−
オン
実施例91、工程6に記載したものと同様な方法で製造(化合物271に使用
)
5−(N−エチルアミノ)−3−(3−トリフルオロメトキシフェニル)オキサ
ゾリジン−4−オン
実施例91、工程6に記載したものと同様な方法で製造(化合物270に使用
)
化合物259、261、263、264および268の製造における中間体を
以下に詳述する。
5−(メチレンクロロカルボニル)−3−(3−トリフルオロメチルフェニル)
オキサゾリジン
実施例96、工程8に記載したものと同様な方法で製造
1−メチルシクロペンチル−1−アセトアミド
実施例96、工程6に記載したものと同様な方法で製造
1−メチルシクロペンチル−1−アミン
実施例96、工程7に記載したものと同様な方法で製造(化合物259の製造
に使用)
1−エチルシクロプロピルアセトアミド
実施例96、工程6に記載したものと同様な方法で製造(化合物261の製造
に使用)
1−エチル−1−シクロプロピルアミノクロリド
実施例96、工程7に記載したものと同様な方法で製造(化合物261の製造
に使用)
融点130〜155℃
1−メチルシクロヘキシル−1−アセトアミド
実施例96、工程6に記載したものと同様な方法で製造(化合物263の製造
に使用)
融点83.5〜86℃
1−メチルシクロヘキシル−1−アミノクロリド
実施例96、工程7に記載したものと同様な方法で製造(化合物263の製造
に使用)
(1−メチルシクロプロピル)−1−t−ブトキシカルバメート(1−メチルシ
クロプロピル)−1−アミノクロリドの製造に使用)
ジフェニルホスホニルアジド(14.83g)を、1−メチルシクロプロパン
カルボン酸(5.00g)の、t−ブタノール(150ml)中における溶液に
、一度に添加した。20分後に、得られた混合物にトリエチルアミン(8.4m
l)を添加し、次いでN2下に5時間、加熱還流した。得られた混合物を水で急
冷し、エーテル抽出した。抽出液を水およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣にエーテルを添加し、濾過した。濾液
を硫酸マクネシウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させて、表題化合物(4.85g
)を白色固体として得た。
融点69.5〜77℃
1−メチルシクロプロピル−1−アミノクロリド(化合物268の製造に使用)
塩化水素を、(1−メチルシクロプロピル)−1−t−ブトキシカルバメート
(4.49g、上記に従って製造)の、エタノール中における溶液に吹き込んだ
。得られた混合物を減圧下で蒸発させた。残渣にエーテルを添加し、次いでこれ
を濾過して、表題化合物(1.56g)を白色固体として得た。
融点193〜206℃(分解)
中間体159および160に関する構造の詳細および特性データを表IIおよ
びIIIに示す。これらの中間体は化合物329の合成に用いられる。
中間体161は、一般式VIにおいてAが2−トリフルオロメチルベンゾオキ
サゾール−6−イルの化合物である。それは化合物332の製造に用いられる。
332の合成における他の中間体には中間体162および163が含まれ、それ
らの詳細を表IIおよびIIIに示す。
中間体164および165は化合物331の製造に用いられる。それらの詳細
を表IIおよびIIIに示す。
中間体166は化合物339の製造に用いられる。166は、一般式XXVI
IにおいてAが2,2−ビス(ジフルオロメトキシ)ピリミジン−4−イルであ
り、R2、R3、R4およびR5がすべて水素であり、R1がt−ブチルであり、か
つR25がIである化合物である。この化合物は、中間体4−アミノ−2,6−ビ
ス(ジフルオロメトキシ)ピリミジン(融点102〜103℃)から製造され、
これは実施例66に化合物181への中間体につき記載したものと同様な方法で
、4−アミノ−2,6−ジヒドロキシピリミジンを水酸化ナトリウムの存在下に
水性ジオキサン中のクロロフルオロメタンで処理することにより製造される。
中間体167は化合物332の製造に用いられる。167は、一般式XXVI
IにおいてAが5−メトキシカルボニル−チアゾール−2−イルであり、R2、
R3、R4およびR5がすべて水素であり、R1がt−ブチルであり、かつR25がI
である化合物である。
NMRおよび融点の詳細を表IIIに示す。
中間体168は化合物333の製造に用いられる。168は、一般式XXVI
IにおいてAが5−チオシアナト−チアゾール−2−イルであり、R2、R3、R4
およびR5がすべて水素であり、R1がt−ブチルであり、かつR25がIである
化合物である。
NMRおよび融点の詳細を表IIIに示す。
中間体169は化合物273〜277の製造に用いられる。中間体170、1
72および173は、それぞれ化合物283〜290;291〜292;および
295〜296の製造に用いられる。
中間体の構造の詳細を表IIに示し、化合物199〜233および中間体I1
〜I68の特性データを表IIIに示す。表IIの化合物はすべて一般式II、
IIIまたはIVのものである。
生物学的データ
本発明化合物の除草活性を以下に従って試験した。それぞれの化学物質を2方
法のいずれかで配合した。化学物質を必要な溶剤/界面活性剤ブレンドの量に応
じて、全容量が5cm3となるように適量の水に溶解した。次いで78.2g/
Lのツイーン(Tween)20および21.8g/Lのスパン(Span)8
0を含み、メチルシクロヘキサノンを用いて1Lに調整された溶剤−界面活性剤
ブレンドを、溶液に添加した。あるいは化学物質を必要な濃度になるまで水に溶
解し、0.1%のツイーンを添加した。ツイーン20は、20モルの割合のエチ
レンオキシドとソルビタンラウレートの縮合物からなる界面活性剤の商標である
。スパン80は、ソルビタンモノラウレートからなる界面活性剤の商標である。
化学物質が溶解しない場合、水で5cm3の容量にし、ガラスビーズを添加し、
次いでこの混合物を振盪して化学物質を溶解または懸濁させたのち、ビーズを除
去した。すべての場合、次いで混合物を必要な噴霧容量に希釈した。独立して噴
霧する場合、発芽後試験のために25cm3および30cm3が必要であった;一
緒に噴霧する場合、45cm3が必要であった。噴霧された水性乳剤は初期の溶
剤/界面活性剤配合物4%および適切な濃度の被験化学物質を含有していた。
こうして調製された噴霧組成物を、若い鉢植え植物に1000L/haに相当
する噴霧濃度で噴霧した(発芽後試験)。噴霧の13日後に、植物に対する損傷
を未処理植物との比較により0〜9の尺度で評価した:0は0%の損傷、1は1
〜5%の損傷、2は6〜15%の損傷、3は16〜25%の損傷、4は26〜3
5%の損傷、5は36〜59%の損傷、6は60〜69%の損傷、7は70〜7
9%の損傷、8は80〜89%の損傷、9は90〜100%の損傷である。
発芽前除草活性を検出するために実施した試験においては、作物の種子を堆肥
の下2cmの深さ、雑草の種子を1cmの深さに播き、本発明組成物を1000
L/haの率で噴霧した。噴霧の20日後に、噴霧したプラスチックトレーの芽
生えを、噴霧していない対照トレーの芽生えと比較し、0〜9の同じ尺度で損傷
を比較した。
発芽前試験の結果を下記の表IVに示す。
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Substituted pyrrolidone and thiazolidone as herbicides
Or oxazolidone
The present invention provides compounds useful as herbicides, methods for their production, and
The present invention relates to herbicidal compositions used and methods of using them.
Various compounds based on heterocycles containing substituted nitrogens are described, for example, in German Patent Application
It is known from published DE-A-221 558. AU-A-8656
417 also disclose compounds based on nitrogen-containing heterocycles,
It is stated to be useful as a growth regulator. The herbicidal activity is described
Not in.
Applicants have developed a class of herbicides that have a special substitution pattern and are active as herbicides.
Was found.
In one aspect of the invention, there is provided a compound of general formula I:
Where:
X is O, S or CRFourRFiveIs;
Z is O, S or NRFourIs;
n is 0 or 1;
Y is O, S, NR6Or CRFourRFiveIs;
RFourAnd RFiveIs independently hydrogen or C1~ CFourAlkyl;
R6Is H, OH, CHO, NR16R17Or C1~ CTenHydrocarbyl, O-
(C1~ CTenHydrocarbyl), each of which is selected from:
May be substituted with one or more substituents: OR16, COR16,
COOR16, OCOR16, CN, halogen, S (O)pR16, NR16R17, NOTwo
, NR16COR17, NR16CONR17R18, CONR16R17Or heterocycle
Lil;
R16, R17And R18Is independently hydrogen, C1~ C6Hydrocarbyl
Or C1~ C6Halohydrocarbyl;
p is 0, 1 or 2;
Or:
Y is NR6Or CRFourRFiveAnd if:
a) Z is NRFourIs; or
b) n is 0;
Y and Z, or Y and R1Together with the substituents of formula -Q1−QTwo-Or -Q1
−QTwo−QThreeA bridge represented by-may be formed, where Q1, QTwoAnd QThreeIs
CR independently12R13, = CR12, CO, NR14, = N, O or S
And;
R12And R13Is independently hydrogen, C1~ CFourAlkyl, OH or ha
Represents a logen;
R14Is hydrogen or C1~ CFourRepresents alkyl;
W is O or S;
R1Is hydrogen or C1~ CTenHydrocarbyl, or having 3 to 8 ring atoms
Heterocyclyl, each of which is one or more selected from:
May be optionally substituted with two or more substituents: halogen (ie, salt
, Bromine, fluorine or iodine), hydroxy, SOTwoNRaRb(Where RaAnd
And RbIs independently H or C1~ C6Alkyl)), SiRc Three(here
In RcAre each independently C1~ CFourAlkyl or phenyl), cyano,
Nitro, amino, mono- and dialkylamino (where 1 to 6 alkyl groups
Or more carbon atoms), acylamino, C1~ C6Alkoxy, C1
~ C6Haloalkoxy, C1~ C6Alkylthio, C1~ C6Alkylsulfinyl
, C1~ C6Alkylsulfonyl, carboxy, carboxamide (where N atom
The group attached to is hydrogen or an optionally substituted lower hydrocarbyl.
Alkoxycarbonyl (where the number of alkoxy groups is 1 to 6, or
Or more, such as phenyl;
RTwoAnd RThreeIs independently hydrogen or C1~ CFourAlkyl;
A is an aromatic or heteroaromatic ring system, which is selected from
Optionally substituted with one or more substituents: halogen
Or C1~ CTenHydrocarbyl, -O (C1~ CTenHydrocarbyl), -S (C1
~ CTenHydrocarbyl), -SO (C1~ CTenHydrocarbyl) or -SOTwo
(C1~ CTenHydrocarbyl), cyano, nitro, SCN, SiRc Three(Where Rc
Are each independently C1~ CFourAlkyl or phenyl), COR7, CR7
NOR8, NHOH, ONR7R8, SFFive, COOR7, SOTwoNR7R8, OR9Ma
Or NRTenR11Also any ring nitrogen atoms may be quaternized or oxidized
Or two or more substituents of group A are bonded to form a condensed 5- or 6-membered saturated or
Partially saturated-may form a carbocyclic or heterocyclic ring, in which case any carbon atom
Or the quaternary nitrogen atom is substituted by any of the groups described above for A.
Or a ring carbon atom may be part of a carbonyl group, or a nitrogen atom
The offspring may be oxidized;
R7And R8Is independently hydrogen or C1~ CTenHydrocarbyl
R;
R9Is hydrogen, C1~ CTenHydrocarbyl, SOTwo(C1~ CTenHydrocarbyl)
, CHO, CO (C1~ CTenHydrocarbyl), COO (C1~ CTenHydrocarb
Or CONR7R8Is;
RTenAnd R11Is independently hydrogen, C1~ CTenHydrocarbyl, O (
C1~ CTenHydrocarbyl), SOTwo(C1~ CTenHydrocarbyl), CHO, C
O (C1~ CTenHydrocarbyl), COO (C1~ CTenHydrocarbyl) or C
ONR7R8Is;
Any of the hydrocarbyl groups in group A may be optionally substituted with
Well: halogen (ie chlorine, bromine, fluorine or iodine), hydroxy, S
OTwoNRaRb(Where RaAnd RbIs independently H or C1~ C6Archi
), Cyano, nitro, amino, mono- and dialkylamino (where
Alkyl groups have 1 to 6 or more carbon atoms), acylamino, C1
~ C6Alkoxy, C1~ C6Haloalkoxy, C1~ C6Alkylthio, C1~ C6
Alkylsulfinyl, C1~ C6Alkylsulfonyl, carboxy, carboxy
Amide (where the group bonded to the N atom is hydrogen or halogen, optionally substituted
A substituted lower hydrocarbyl); alkoxycarbonyl (wherein
An alkoxy group can have 1 to 6 or more carbon atoms), or an aryl
For example, phenyl;
However:
i) A is a phenyl group or a substituted phenyl group, in which the adjacent 2
The substituents do not combine to form a partially or completely saturated ring and Y is O
Z is NRFournot;
ii) X is S and RTwoAnd RThreeAre both H and Y is CHTwoIs
In the case; group (Z)n-R1Is OH, OC1 ~FourAlkyl, NHN (C1 ~ 2Alkyl)Two
Other than;
iii) X is CHTwoAnd RTwoAnd RThreeAre both H and Y is NH or N
CHThreeWherein A is unsubstituted phenyl, or halo, methoxy, CFThreeOr NOTwo
R is phenyl substituted with n and n is 0;1Is pyridyl,
Other than rimethoxyphenyl or dihalophenyl.
GB 1345159 describes a compound which is somewhat similar to that of the present invention.
Is disclosed. The description states that those compounds are effective as herbicides.
Have been suggested, but with few examples, the activity of those compounds
No data reveals the degree of gender.
International Patent Application Publication WO-A-9413652 published after the priority date of the present application
The specification discloses similar compounds which also have herbicidal activity. But this
There are certain differences in the structures of these prior art compounds, especially corresponding to Z in the present invention.
The atom is always nitrogen in the compounds of this prior art.
In the above definition, "C1~ CTenThe expression "hydrocarbyl" means that this expression
Used by itself or as part of a larger group
(For example, C1~ CTenHydrocarbyloxy), having up to 10 carbon atoms
A hydrocarbyl group. Subclasses of such hydrocarbyl groups
Include groups having up to 4 or up to 6 carbon atoms. “Hydroca
The term "rubyl" includes in its scope aliphatic, cycloaliphatic and aromatic hydrocarbyls
Groups, as well as combinations thereof. Therefore, even if
Alkyl, alkenyl and alkynyl groups,CycloPropyl,CycloPropyl
Methyl,CycloButyl,CycloPentyl andCycloHexyl group, adamantyl
Groups as well as phenyl groups.
The expression “heterocyclyl” in the above definitions refers to aromatic and non-aromatic
It shall include both groups of the family. Examples of heteroaromatic groups include pyridyl and pyrimidyl
, Triazinyl, thienyl, furyl, oxazolyl, isoxazolyl and
Examples of non-aromatic groups include azolyl and include partially saturated and fully saturated
Variants are included.
"C1~ C6The expression “alkyl” refers to a fully saturated alkyl having 1 to 6 carbon atoms.
A straight or branched hydrocarbon chain is meant. Examples include methyl, ethyl,n−
Ropyl, iso-propyl,n-Butyl,t-Butyl andn-Contains hexyl
You. “Alkoxy”, “cycloalkyl”, “alkylthio”, “alkylsulfur”
Expressions such as "honyl", "alkylsulfinyl" and "haloalkyl" are
Should be interpreted accordingly.
"CTwo~ C6The expression "alkenyl" refers to 2 to 6 carbon atoms and at least
A straight or branched hydrocarbon chain having one carbon-carbon double bond is meant. So
Examples include ethenyl, 2-propenyl and 2-hexenyl. Cyclo
Expressions such as alkenyl, alkenyloxy and haloalkenyl are correspondingly
It should be interpreted.
"CTwo~ C6The expression "alkynyl" refers to 2 to 6 carbon atoms and at least
A straight or branched hydrocarbon chain having one carbon-carbon triple bond is meant. So
Examples include ethynyl, 2-propynyl and 2-hexynyl. Cyclo
Expressions such as alkynyl, alkynyloxy and haloalkynyl are correspondingly
It should be interpreted.
The terms "aryl" and "aromatic ring system" in this context are monocyclic, bicyclic
A ring system which can be either a ring or a tricyclic is meant. Examples of such ring systems include:
Includes phenyl, naphthalenyl, anthracenyl or phenanthrenyl.
The nitrogen atoms in the ring may be quaternized or oxidized.
The term "heteroaryl" in the context of this specification means that at least one heterologous atom is present.
And an aromatic ring system comprising a single ring or two or more fused rings.
Preferably a monocyclic ring contains up to four heteroatoms and a bicyclic ring system contains up to five heteroatoms, which are preferably
Preferably it will be selected from nitrogen, oxygen and sulfur. Examples of such groups include:
Includes: furyl, thienyl, pyrrolyl, pyrazolyl, imidazolyl
, 1,2,3-triazolyl, 1,2,4-triazolyl, tetrazolyl, oxo
Sazolyl, isoxazolyl, thiazolyl, isothiazolyl, 1,2,3-oxo
Sadiazolyl, 1,2,4-oxadiazolyl, 1,3,4-oxadiazolyl
, 1,2,5-oxadiazolyl, 1,2,3-thiadiazolyl, 1,2,4-
Thiadiazolyl, 1,3,4-thiadiazolyl, 1,2,5-thiadiazolyl,
1,2,3,4-oxatriazolyl, 1,2,3,5-oxatriazolyl,
1,2,3,4-thiatriazolyl, 1,2,3,5-thiatriazolyl, pyri
Jyl, pyrimidinyl, pyridazinyl, pyrazinyl, 1,2,3-triazinyl,
1,2,4-triazinyl, 1,3,5-triazinyl, 1,2,4,5-tetra
Radinyl, benzofuryl, benzoisofuryl, benzothienyl, benzoisothiene
Nil, indolyl, isoindolyl, indazolyl, benzothiazolyl, benzo
Isothiazolyl, benzoxazolyl, benzoisoxazolyl, benzimid
Zolyl, quinolinyl, isoquinolinyl, cinnolinyl, phthalazinyl, quinazoly
Nil, quinoxalinyl, naphthyridinyl, benzotriazinyl, purinyl, pute
Lysinyl and indolizinyl.
As used herein, "fused saturated or partially saturated carbocycle or heterocycle"
The term refers to a non-aromatic 5- or 6-membered carbocyclic or heterocyclic ring that is aromatic or heterocyclic.
A ring system fused to a teloaromatic ring system is meant. Examples of such systems include benzoy
Includes midazolinyl, benzoxazolinyl and benzodioxolyl.
Specific examples of substituents for group A include: methyl, ethyl,n-Pro
Pill, iso-propyl, trifluoromethyl, difluoromethyl, pentafluoro
Roethyl, trichloromethyl, ethoxyvinyl, fluoro, chloro, bromo, yo
Mode, methoxy, ethoxy,n-Propoxy, iso-propoxy, difluorometh
Toxic, trifluoromethoxy, tetrafluoroethoxy, cyano, nitro, a
Mino, mono- or dialkylamino (where 1 to 6 alkyl groups each)
Or more carbon atoms), hydroxylamino, acyl (eg,
Acetyl or trifluoroacetyl), methylthio, methylsulfinyl,
Tylsulfonyl, trifluoromethylthio, SCN, SFFive, Trifluoromethyl
Rusulfinyl, trifluoromethylsulfonyl, sulfonamide, carboxy
, Alkoxycarbonyl (where the alkyl group is 1 to 6 or more carbon atoms)
A carboxamide (where the group attached to the N atom is hydrogen or
May be an optionally substituted lower hydrocarbyl);
Mino (eg acetamide). If there is more than one substituent, their substitution
The substituents may be the same or different.
Preferred substituents for group A include C1~ CFourAlkyl, C1~ CFourHaloalkyl, O (C1
~ CFourAlkyl), O (C1~ CFourHaloalkyl), S (C1~ CFourAlkyl), S (
C1~ CFourHaloalkyl) and halo. Specific of these preferred substituents
Examples are: trifluoromethyl, trichloromethyl, trifluoro
Methoxy, trichloromethoxy, difluoromethoxy, dichloromethoxy, full
Oromethoxy, chloromethoxy, trichloroethoxy, trifluoroethoxy,
Dichloroethoxy, difluoroethoxy, fluoroethoxy, trifluoromethyl
Luthio, ethoxy, methoxy, fluoro, chloro, bromo, iodo and methyl
.
Preferred compounds include R1Is hydrogen or C1~ C6Alkyl, CTwo~ C6Alkene
Le, CTwo~ C6Alkynyl, CO (C1~ C6 aRuquil), CO (CTwo~ C6Alkene
Le), CO (CTwo~ C6Alkynyl), CThree~ C8Cycloalkyl, benzyl, phenyl
Nyl, or those that are 5- or 6-membered heterocycles. These R1Base
Are halo, SiRc Three, CN, COOH, COO (C1~ CFourAlkyl),
COHN (C1~ CFourAlkyl)TwoOr CO (C1~ CFourAlkyl)
May be substituted with one or more substituents such as cycloalkyl,
Jill, phenyl or heterocyclic R1The group is C1~ C6Alkyl, CTwo~ C6Alkenyl
Or CTwo~ C6It may be further substituted with alkynyl.
Preferred groups R1Specific examples of include: optionally substituted
C1~ C6Alkyl, for example methyl, -C (CHThree)Three, -CH (CHThree)Two, -C
HTwoC (CHThree)Three, -CHTwoCHThree, -C (CHThree)TwoCN, -CHTwoCH (CHThree)Two
, -CHTwoCHTwoC (CHThree)Three, -CHTwoCHTwoCHThree, CHTwoC (CHThree)TwoOr C
(CHThree)TwoCHTwoCl; CTwo~ C6Alkenyl, such as C (CHThree)TwoCH = CHTwo
And CHTwoC (CHThree)TwoCH = CHTwoAlkynyl, for example CHTwoC @ CH also
Is C (CHThree)TwoC≡CH; C1~ C6Alkyl-OH, such as C (CHThree)TwoCHTwo
OH; optionally substituted CThree~ C8Cycloalkyl, for example cyclobutyl,
1-methylcyclobutyl, 1-methylcyclopropyl, 1-methylcyclopent
, 1-methylcyclohexyl, 1-cyanocyclopropyl, 1-cyanocyclo
Butyl, 1-cyanocyclopentyl, 1-cyanocyclohexyl, 1-acetyl
Nylcyclopropyl, 1-acetylenylcyclobutyl, 1-acetylenylcyclo
Pentyl, 1-acetylenylcyclohexyl; optionally substituted phenyl;
Optionally substituted heterocyclyl such as pyrrolyl, methyl isoxa
Zolyl or methylpyridyl; COC1~ C6Alkyl, such as COC (CHThree)Three;
C1~ C6Alkyl COO (C1~ CFourAlkyl), for example C (CHThree)TwoCOOCTwo
HFive; Or SiRc ThreeFor example, trimethylsilyl.
Other preferred compounds may be independent or in any combination
But:
X is S, O or CHTwoIs;
Y is S, O, CHTwo, CH (CHThree) Or NR6Is;
Z is NH or O; or n is 0 and Z is absent;
RTwoAnd RThreeAre both hydrogen; or
Q1, QTwoAnd QThreeAre present, they are CHTwoOr C = O
Compound.
Y is a group NR6If R6Is preferably: hydrogen, -C
HO, C1~ C6Alkyl, CTwo~ C6Alkenyl, CTwo~ C6Alkynyl, CThree~ C8
Cycloalkyl, aryl, for example benzyl, optionally substituted by
May be: C1~ CFourHaloalkyl, or C1~ CFourHaloalkoxy, (C1
~ C6Alkyl) aryl, (C1~ C6Alkyl) heterocyclyl, -O (C1
~ C6Alkyl), -O (C1~ C6Alkyl) aryl, -O (C1~ C6Archi
Le) heterocyclyl, -C1~ C6Alkyl-OH,-(C1~ C6Alkyl)-
O- (C1~ C6Alkyl),-(C1~ C6Alkyl) -S- (C1~ C6Alkyl)
, -C1~ C6Alkyl (OC1~ C6Alkyl)Two, -C1~ C6Alkyl-NH (
C1~ C6Alkyl), -C1~ C6Alkyl-N (C1~ C6Alkyl)Two, C1~ C6
A
Lucil-COO (C1~ C6Alkyl), -C1~ C6Alkyl-OCONH (C1
~ C6Alkyl) and -C1~ C6Alkyl-OCO (C1~ C6Alkyl).
Such preferred R6Examples of groups include: hydrogen, CHO,
Chill, ethyl, isopropyl,n-Propyl, isobutyl, cyclopropyl, C
HTwo-Cyclopropyl, benzyl, substituted benzyl, such as p-trifluoromethyl
Toxibenzyl, phenyl, methoxy, 2-hydroxyethyl, 2-methoxy
Chill, 2,2-dimethoxyethyl, 3-propen-1-yl, 3-propyn-1
-Yl, 2- (N, N-dimethylamino) ethyl, CHTwoCOTwoCHThree, CHTwoCOTwo
CHTwoCHThree, CHTwoCHTwoOCONHC (CHThree)Three, CHTwoCHTwoCOOCHTwoCHThree
, 2-acetoxyethyl and 2-thiomethylethyl.
In the above formula I, tautomeric forms of the structures described, and for example, where the molecule is in the crystal lattice
Or the part of the molecule may rotate freely with respect to the other part.
Absent or produced by geometrical isomerism or intra- or intermolecular hydrogen bonding
Variants of physically identifiable compounds that are likely to foul are intended to be included.
Certain compounds of the present invention may exist in enantiomeric or diastereomeric forms.
May be The invention relates to the mixing of all individual forms and their proportions
Things.
Specific examples of compounds of general formula I are shown in Table I. In all of these compounds, RTwo
And RThreeAre both hydrogen. In Table I and throughout this specification, Me
Chill, Et is ethyl, Pr is propyl, Ph is phenyl, Bz is benzyl, Ac
Represents acetyl.
The compounds of formula I are suitably prepared in a variety of ways. About some of them
It is described below.
For example, a compound of general formula I can be a compound of general formula II wherein A, RTwo, RThreeand
X is as defined for general formula I, and RFifteenIs OH, SH or NHR6so
Yes, where R6Is defined for general formula I). RFifteenBut
OH, SH and NHR6Is a compound of general formula II wherein Y is O, S and
And NR6To produce a compound of general formula I
Compounds of general formula II and general formula R1COCl, R1OCOCl, R1-N = C = O
And R1RFourThe reaction of NCOCl with a compound results in W in general formula I
Wherein O is O and n is 0, a compound wherein Z is O, a compound wherein Z is NH
And Z is NRFourIs formed.
Compounds of the general formula I wherein W is S and Z is NH are of the general formula II
Compound and general formula R1It can be produced by reacting a compound of -N = C = S.
RFifteenIs OH or NR6The compound of general formula II is of the formula R1O (C = O) O (
C = O) OR1Compounds of general formula I wherein both Y and W are O by reaction with the compound
It can also be converted into things.
The conversion of the compound of general formula II to the compound of general formula I can be carried out by using an organic solvent such as
Temperature in roloform, dichloromethane or toluene from 0 to 50 ° C., preferably
It can be performed at room temperature. This reaction generally proceeds most conveniently in the presence of a base. salt
The group is, for example, 4-N, N-dimethylaminopyridine (DMAP) or triethyl.
Amines such as ruamine. Alternatively, the compound of general formula II is isocyanate
When reacting with a catalyst, use a catalytic amount of boron trifluoride etherate instead of a base.
May be.
In general formula I, X is CRFourRFiveAnd Z is NHFour, W is O, Y
Is NR6Wherein n is 1 is a compound of the general formula II wherein RFifteen
Is NHR6Is represented by the general formula R1RFourNCOCl carbamoyl chloride, suitable
In a suitable solvent such as N, N-dimethylformamide (DMF).
In the presence of a base, such as DMAP, at a suitable temperature of 0-100 ° C., usually at room temperature
It can be manufactured by processing. Formula R1RFourNCOCl compounds are known in the art.
Known or of the formula NHR1RFourOf the amine with phosgene in a suitable solvent, such as
It can be produced by treating in toluene.
Compounds of general formula II are compounds of general formula III wherein A, RTwo, RThreeAnd X are
Defined for general formula I, and20Is a leaving group such as Cl, Br, I
, Methanesulfonyloxy or toluenesulfonyloxy)
Can be synthesized by route.
In general formula II, RFifteenIs NHR6And R6Is a compound represented by the general formula
Reacting a compound of formula III with an alkali metal azide, such as sodium azide
After being converted to the corresponding azide compound, the azide is converted in a known manner, for example,
Reduction with 1,3-propanedithiol in a basic solvent affords a compound of general formula II
It can be produced by making a sharp compound. The first step of this reaction is performed at a temperature of 0 to 30 ° C.
At room temperature, preferably at room temperature, in a solvent such as dimethylformamide (DMF).
Can be implemented. The conversion of the azide to the compound of general formula II is preferably inert
Carried out in an atmosphere, for example nitrogen, at 0-30 ° C., most preferably at room temperature
. The solvent may be an amine, for example, triethylamine.
In general formula II, RFifteenIs NHR6And R6Is other than hydrogen
The compound can be obtained from the compound of general formula III by the formula NHTwoR6A compound of the formula (wherein R6Is the general formula
(Defined in I). This reaction is 0-80 ° C
Temperature, preferably from 0 ° C. to room temperature, the reaction being carried out at 0 ° C.
And then allowed to warm to room temperature after most of the reactants have been converted to products.
Is particularly preferred. This reaction is generally carried out in organic solvents, especially ethers, such as
Performed in tetrahydrofuran (THF).
In general formula II, RFifteenIs a compound of the general formula III wherein
, R20Is Cl), so aqueous bases, generally weak bases such as alkali metal
It can be produced by reaction with a carbonate. However, in some cases, especially when group A is a heterocyclic group
In some cases, mild acidic conditions provided by, for example, aqueous potassium hydrogen phosphate
It is preferable to use Typically, solvents such as ethers, for example THF
A solution of a compound of general formula III in an aqueous reagent at a temperature of 0-50 ° C.
Preferably, it is stirred at room temperature.
In general formula II, RFifteenIs OH is a compound of general formula IV wherein
A, RTwo, RThreeAnd X are as defined for general formula I).
For example, LiN (Si (CHThree)Three)TwoOr LiN (CH (CHThree)Two)TwoAnd react with
Then a compound having an active oxygen, such as a compound of formula V, wherein, for example, Ar is
a p-tolyl group and Ar 'is a phenyl group)
It can also be manufactured. The reaction is preferably carried out in a solvent, for example THF.
It is carried out at a temperature of about -100 to 30C, preferably -80 to 0C.
In general formula II, RFifteenIs OH and X is CHTwoTo produce a compound that is
The method comprises the steps of reacting a derivative of general formula VI (wherein A is as defined for general formula I).
A compound of general formula VII wherein RTwoAnd RThreeIs defined for general formula I,
, Preferably hydrogen, RFourAnd RFiveIs hydrogen)
. The reaction is carried out in the absence of a solvent at a temperature of about 100-300 ° C, preferably about 150 ° C.
Can be done in degrees. This reaction is novel and forms another aspect of the present invention.
This reaction works particularly well for compounds where A is phenyl or substituted phenyl.
Will be
Compounds of general formulas VI and VII are generally readily available or
It can be produced by methods known in the art. Some compounds of the general formula VI
An example is shown in Examples below. The compound of general formula VJ. Org. Chem., (1
988) 53, 2087.
In general formula III, R20Is Cl or Br, has the formula defined above.
It can be produced from the compound of IV by chlorination or bromination as appropriate. Individual halogen
The method depends on the nature of the groups A and X, but the skilled chemist will determine the appropriate route.
Will be able to For example, when X is S, sulfuryl chloride, N-
Chlorination can be performed using a reagent such as lorsuccinimide or chlorine.
This reaction can be carried out in a chlorinated solvent, for example dichloromethane.
The chlorination reaction is preferably carried out at a temperature of -15 to 5 ° C, preferably -5 to 0 ° C.
Would be better. X is CHTwo, The bromination is generally carried out in the presence of phosphorus tribromide.
With bromine or with N-bromosuccinyl in a halogenated solvent.
It is carried out by reacting with a amide. This reaction is often about 70-150 ° C
Temperature, so that high boiling solvents such as chlorobenzene can be used.
Would be necessary. An inert atmosphere, such as nitrogen, will generally be used.
In general formula II, RFifteenIs OH and X is CHTwoIs converted to chlorine
Treatment with an agent, especially thionyl chloride, gives a compound of general formula III wherein
R20Is Cl and X is CHTwo). The reaction is open at room temperature.
And maintained at room temperature for about 2 to 14 hours, and then preferably heated to the reflux temperature of the solvent.
Can be
In general formula III, R20Is Br, and X is CHTwoIs a compound
In compounds of general formula IIFifteenIs OH and X is CHTwoFrom a compound that is
Can be manufactured. In this case, the compound of the general formula II is converted to 1,2-dibromotetrachloroe
It can be treated with reagents such as tan and triphenylphosphine. Use
The solvent is preferably an ether, especially diethyl ether, and the reaction is carried out at about -10
Starting at a temperature of 55 ° C., preferably about 0 ° C., and then allowing to rise to room temperature
it can.
In general formula III, R20Is methanesulfonyloxy or toluenesulfonyl
The compound that is ruoxy is a compound of general formula II wherein RFifteenIs OH)
Reaction with methanesulfonyl chloride or toluenesulfonyl chloride as appropriate
Can be synthesized by The reaction is carried out at a temperature of 0-30 ° C, usually about 5 ° C,
For example, in dichloromethane in the presence of a base such as triethylamine.
I can.
In general formula III, R20Is a compound represented by R20Is Cl or Br
From a compound of general formula III, sodium iodide in a solvent such as acetone
Can be produced.
In general formulas III and IV, X is CRFourRFiveIs a compound of formula XXIII
(Wherein A, RTwo, RThree, RFourAnd RFiveIs defined for general formula I
R26Is H, Cl or Br, and R27Is halogen, such as bromine or
Is iodine) with a base, such as an alkali metal alkoxide or hydride
At a temperature of from 0 to 70 ° C., preferably at ambient temperature, in a suitable solvent in the presence of
Can also be manufactured by The base is an alkali metal alkoxide, for example
In the case of sodium methoxide, alcohols are preferred solvents.
When choosing metal hydrides, such as sodium hydride, aprotic solvents, for example
For example, it is more appropriate to select THF.
The compound of formula XXIII is a compound of formula XXIV from the compound of formula VI defined above.
(Where RTwo, RThree, RFourAnd RFiveIs as defined for general formula I, and R26
And R27Is as defined for general formula XXIII) and a base such as
In a solvent such as diethyl ether in the presence of triethylamine,
It can be produced by reacting at 100 ° C., preferably at ambient temperature. General formula XXI
Compounds of V are readily available or can be obtained in known manner, for example, as described in Ikuta et al.,J. Med. Chem.
, 30, 1995 (1987).
You.
In the general formula IV, the compound in which X is S is a derivative of the general formula VI, wherein A is
From the general formula I) while continuously removing water from the reactants.
Thioglycolic acid and general formula RTwoRThreeProduced by reacting with CO compounds
Can be built.
However, in some cases, cyclization does not occur or is incomplete and the reaction product
Part or all of the compound of the general formula XXX (wherein A, RTwoAnd RThreeIs the general formula I
It has been fixed).
A compound of the general formula XXX is dissolved in an organic solvent, for example, dichloromethane, in a weak salt.
Group, such as triethylamine, and then a halogenating agent, such as
Treatment with onyl and further cyclization by treatment with a weak base to give a compound of general formula IV
Compound can be obtained.
In general formula IV, X is CHTwoIs a compound of the formula VI
Can be manufactured in a short time. First, a compound of formula VI is converted to a compound of general formula VIII (wherein RTwoYou
And RThreeIs as defined for general formula I) to form a carboxy group of general formula IX
Acid (wherein RTwoAnd RThreeIs as defined for general formula I). This anti
The reaction is preferably carried out at a temperature of about 15-50 ° C. in the presence or absence of a solvent.
You. The process for preparing the compound of general formula VIII isOrganic Synthesis
, 60, 66-68.
Compounds of general formula IX are converted to compounds of general formula IV by decarboxylation
This can be achieved by simply heating to the melting point to effect decarboxylation.
More achievable.
Alternatively, in formula IV, X is CRFourRFiveIs a compound of formula XXV (formula
Wherein A is as defined for general formula I, and13Is a halogen)
A compound of formula XXVI, wherein RTwo, RThree, RFourAnd RFiveIs defined for general formula I
In the presence of a metal or metal oxide, preferably copper or copper (I) oxide.
At a temperature of 30 to 250 ° C, preferably 130 to 180 ° C.
Can be manufactured. Alternatively, XXV is dissolved in a solvent, such as dimethylsulfoxide, from 0 to
Treatment with an alkali metal salt of XXVI at 100 ° C., suitably at ambient temperature
Is included. This route is particularly useful for compounds where A is a heterocyclic group.
In the general formula II, X is O and RFifteenIs OH, a compound of the general formula X
A compound of formula III wherein A, RTwoAnd RThreeIs defined for general formula I,
And each R19Is independently benzyl or substituted benzyl)),
Reduction, for example in the presence of trifluoroacetic acid, preferably palladium or platinum
It can be produced by hydrogenation over a catalyst.
The compound of general formula XIII is a compound of general formula XIV wherein R19Is the general formula XI
II and A is defined for general formula I)
, Formula R19OCRTwoRThreeA compound of X wherein X is halogen, especially chlorine, and RTwo
, RThreeAnd R19Is as defined above). Optimal
To obtain the results, the reaction is carried out in a mixed aqueous / organic solvent such as water / dichlorometa
In a solution, a base such as sodium hydroxide and a phase transfer catalyst such as iodine
In the presence of tetrabutylammonium bromide.
Compounds of general formula XIV can be obtained by converting compounds of general formula VI to compounds of general formula XV
Medium, R19Is as defined above for general formula XIII)
it can. Usually, the compound of general formula XV is reacted with the compound of general formula VI before the salt
N, N-dimethylformamide (DM
Convert to acid chloride in the presence of F). The reaction is carried out in an organic solvent, preferably a chlorinated
The reaction can be carried out in a solvent such as dichloromethane.
The carboxylic acid of general formula XV is an ester of general formula XVI (wherein R19Is the general formula X
III) in a known manner, for example in a solvent such as
By treating with an aqueous potassium carbonate solution in trahydrofuran (THF)
Can be manufactured.
Esters of general formula XVI can be prepared by converting dichloroacetic acid to a compound of general formula R19OH alcohol (
Where R19Is as defined above for general formula XIII) and the corresponding
And a reaction with a mixture of the alkali metal alkoxides. This reaction
Usually performed in appropriate alcohols. All starting materials for this reaction are easily accessible.
I can do it.
Alternatively, in the general formula II, X is O and RFifteenIs OH,
A compound of general formula XII wherein Rtwenty oneIs C1~ C6Alkyl and A, RTwoYou
And RThreeIs as defined for general formula I).
It can be synthesized by reacting in a solvent such as 1,4-dioxane.
Compounds of general formula XII include compounds of general formula XVII wherein A, RTwoAnd RThree
Is defined for general formula I,twenty oneIs as defined above, and Rtwenty three
Is C1~ C6Alkyl) can be synthesized in a two-step reaction. At this time, this compound
The material is first treated with a strong acid, such as trifluoroacetic acid, then a weak base such as heavy
Heat with sodium carbonate.
Optionally, treating a compound of general formula XVII with a strong acid yields a compound of general formula XII
Compounds of general formula II will be obtained without the need to isolate the intermediate.
Compounds of general formula XVII include compounds of general formula XVIII wherein A, RTwo, RThree
, Rtwenty oneAnd Rtwenty threeIs as defined above), for example, sodium periodate
It is obtained by oxidation with an oxidizing agent such as The reaction is preferably polar
Mixture of water with alcohols, such as methanol or ethanol
The reaction is carried out at a temperature of 0 to 100 ° C., preferably at room temperature.
Compounds of general formula XVIII include compounds of general formula XIX where A and Rtwenty threeIs
As defined above) and compounds of general formula XX, wherein RTwoAnd RThreeHaichi
Defined for general formula I,twenty oneIs defined for general formula XII,
And X is a leaving group, especially halogen, such as chlorine). This anti
This requires basic conditions, such as those provided by aqueous sodium hydroxide solutions.
Yes, this may be mixed with an organic solvent, for example dichloromethane. in this case,
A phase transfer catalyst may be present. Are ethers of general formula XX readily available?
Or a skilled chemist could easily synthesize.
Compounds of general formula XIX can be obtained by converting a compound of general formula VI to a compound of general formula XXXX (formula
Medium, Rtwenty threeIs as defined above, and Rtwenty twoIs C1~ C6Alkyl)
Can be synthesized. These compounds are readily available. This reaction
Can be carried out under basic conditions, for example in the presence of sodium hydride.
preferable. Polar organic solvents such as DMSO can be used.
In formula II, X is S and RFifteenIs a compound of formula XXI
Compound (wherein, A, RTwoAnd RThreeIs as defined for formula I).
Can be manufactured more. The reaction is carried out in an aqueous alcohol in a solvent such as dichloromethane.
At a temperature of 0-50 ° C., preferably at ambient temperature, in the presence of
It is convenient to carry out. The reaction is carried out with a weak base such as sodium bicarbonate.
Or when performed in the presence of potassium, it often proceeds more effectively.
The compound of formula XXI is a compound of formula XXII wherein A, RTwoAnd RThreeIs given by the formula I
Trifluoroacetic anhydride and a solvent such as trif
The reaction should be carried out in fluoroacetic acid at a temperature of -10 to 70 ° C, preferably at ambient temperature.
And can be manufactured.
Compounds of formula XXII can be prepared from compounds of formula IV, wherein X is S, for example
For example, it can be produced by a reaction with periodate. Preferred solvents are aqueous alcohols, for example
For example, ethanol or methanol, the preferred temperature being ambient temperature. A is an acid
If it does not contain labile groups, one equivalent of excess in a solvent such as dichloromethane
Acids, preferably m-chloroperbenzoic acid, can be used.
In general formula II, RFifteenIs a compound of the general formula III wherein
, R20Is Br) from the general formula HS (C = O) R1Of the thioacid (wherein R1Haichi
With the compound of general formula I (as defined in general formula I)
Y is S, W is O, and n is 0) and then the proton solvent
For example, by reacting with ammonia in methanol. Second
Engineering
The process is preferably carried out at a temperature of -10 to + 10C, usually about 0C.
In general formula I, X is CRFourRFive, Y is O, W is O, and Z
An alternative method for preparing compounds wherein is NH is a compound of general formula XXVII, wherein
, A, R1, RTwo, RThree, RFourAnd RFiveIs defined for general formula I, and
Rtwenty fiveIs a halogen such as chloro, bromo or iodo).
The reaction requires basic conditions, such as hydrides of alkali metals
Or by an alkoxide. Solvents will vary to some extent depending on the base chosen.
Solvents such as THF are preferable for the hydride base, and alkoxide bases
Alcohol solvents are more suitable as bases. Compounds of general formula XXVII are also herbicidal
Exhibiting activity and form yet another aspect of the present invention.
Compounds of general formula XXVII include compounds of general formula XXVIII wherein A, R1
, RTwo, RThree, RFourAnd RFiveIs as defined for general formula I, and Rtwenty fiveIs general
Formula XXVII) and formula R1For the reaction of compounds of -N = C = O
Can be manufactured more.
This reaction converts a compound of general formula II to a compound of formula R1By reaction with a compound of -N = C = O
Are the same as those described above for the conversion to a compound of general formula I;
Or similar reaction conditions apply.
In a variant of this method, X in general formula I is CRFourRFiveAnd Y is O,
Compounds wherein W is O and Z is NH are prepared from compounds of general formula XXVIII
It can be manufactured using the same steps as described above, but in the reverse order. Therefore,
The compound of general formula XXVIII is converted to the same compound as in the case of the cyclization of the compound of general formula XXVII.
Cyclized to yield a compound of general formula II wherein RFifteenIs OH). Next
The compound of general formula II is then converted to a compound of formula R1Reacts with compounds of -N = C = O
The target compound of the general formula I wherein X is CRFourRFive, Y is O, W
Is O and Z is NH).
Compounds of general formula XXVIII can be prepared by converting an aniline derivative of general formula VI to a compound of general formula VII
A compound of the formula (wherein RTwo, RThree, RFourAnd RFiveIs as defined in general formula I
) And boron tribromide, aluminum trichloride, tin tetrachloride or titanium tetrachloride
In a solvent such as dichloromethane or dichloroethane in the presence of
Yes
It can be manufactured by doing.
Alternatively, R in general formula XXVIItwenty fiveIs iodine, and A, RTwo, RThree
, RFourAnd RFiveIs as defined for general formula I, with a compound of general formula XXIX
Compound (wherein, R1, RTwo, RThree, RFourAnd RFiveIs defined for general formula I
). First, the general formula X in a solvent such as dichloromethane
XIX compound solution in a one pot reaction with trimethylsilyl iodide, salt
Treatment with trimethylsilyl chloride and oxalyl chloride. Then the reaction mixture
The compound of general formula VI is converted to a base such as pyri in a solvent such as dichloromethane.
In the presence of gin and optionally dimethylaminopyridine (DMAP)
To the product of general formula XXVII (wherein Rtwenty fiveIs I).
The compound of general formula XXIX can be obtained by dichroic conversion from the compound of general formula VII defined above.
Trimethylamine or, preferably, boron trifluoride ethere
In the presence of a salt, the formula R1Can be produced by treating with a compound of -N = C = O
. This reaction was described for the conversion of a compound of general formula II to a compound of general formula I
And performed under similar conditions.
This route to a compound of general formula XXVII and then to a compound of general formula I
, Compounds where A is a heterocyclic group and compounds which are difficult to prepare by other routes
Especially useful for:
A compound of the general formula I wherein Y is S, W is O and n is 0
The route to be taken was briefly described earlier. This is a compound of general formula III wherein R20
Is Br) with the general formula HSC (= O) R1By reacting with a thioacid.
The reaction is preferably carried out under basic conditions, which conditions are weak bases, especially
Supplied by using a min base, such as triethylamine. This reaction
At a temperature of -20 to 5 ° C under an inert atmosphere such as nitrogen or argon, preferably
Or about 0 ° C.
Alternative routes to compounds of general formula I include compounds of general formula IV and compounds of general formula BrCRFourRFiveC
(= O) OR1A compound of the formula (wherein R1, RFourAnd RFiveIs defined for general formula I
). This reaction allows the compound of general formula I (where Y is CRFour
RFive, Z is O, and W is O). This reaction is organic
Agents, such as ethers, such as THF, at -100 to 30 ° C, most
Preferably, it can be carried out at a temperature from -80 to 0 ° C. A compound of general formula IV
It is very preferable to react with a group such as lithium hexamethyldisilazide.
Bases have proven to be particularly suitable for this purpose. Then the formula BrCRFourRFiveC (
= O) OR1Can be added to the reaction mixture. Inert atmosphere
For example, nitrogen or argon may be required for this reaction.
In general formula I, X is CRFourRFiveAnd Z is NRFour, W is O, Y
Is NH and n is 1. Compounds of the general formula XXXII
A suitable solvent, for example a suitable temperature of 0 to 110 ° C. in toluene, more generally
At 70 ° C. with the appropriate amine HNRFourR1And can be manufactured.
Compounds of general formula XXXII can be prepared from azides of general formula XXXIII by suitable solvents
For example, in toluene at 20-120 ° C, more usually 90-100 ° C.
It can be produced by a Curtius rearrangement reaction at a severe temperature.
Compounds of general formula XXXIII can be prepared from compounds of general formula IX by methods described in the literature.
(March, "Advanced Organic Chemis").
try: Reactions, Mechanisms & Structure "
, 4th edition, John Wiley & Sons, 1992, p. See 1092
Please see). Alternatively, the compound of general formula IX can be prepared in one step by diphenylphosphoryl
Depending on the reagent such as azide, a suitable base, e.g.
For example, in the presence of triethylamine, at 20-120 ° C, more usually 90-1 ° C.
At a suitable temperature of 00 ° C., it can be converted to a compound of general formula XXXII.
In the general formula I, Y is NR6Is a compound of formula I wherein Y is NH
After treatment with a base,6Using a compound of formula -L, wherein L is a leaving group
And alkylation.
In the general formula I, Y is CRFourRFiveAnd Z is NRFourIs a general compound
A compound of formula X wherein A, X, RTwo, RThree, RFourAnd RFiveIs defined for general formula I
From the general formula NHR1RFourCan be prepared by reaction with an amine. This anti
The reaction is carried out in an organic solvent such as dichloromethane at -20 to 30 ° C. under dry conditions.
It is preferably carried out at a temperature of Reagents are added sequentially at about 0 ° C, and then
It is often preferred to heat the article to room temperature.
Compounds of general formula X are parent acids, ie, in general formula I, where Y is CRFourRFiveAnd
Z is O and R1Is oxalyl chloride or thiochloride
It can be produced by reacting with a reagent such as nyl. This reaction is generally performed under dry conditions.
Will be done below. If thionyl chloride is used, it can be converted to a compound of general formula I
Can be added and the mixture can be heated to reflux. On the other hand, using oxalyl chloride
In this case, much lower temperature conditions are generally employed, and the reaction temperature is about -20.
-20 ° C, generally about 0 ° C. In most cases, reaction solvents are also used,
The solvent is a halogenated solvent, for example, chloroform. Often a reaction
Proceeds more rapidly in the presence of catalytic amounts of DMF.
In the general formula I, Y is CRFourRFiveAnd Z is O and R1A mother whose is H
The body acid is a corresponding ester of general formula I wherein Y is CRFourRFiveAnd Z is O
And R1Is an alkyl group). This ester is
Mixed with an organic acid in an aqueous solvent or an organic solvent such as alcohols and water.
It can be reacted with an inorganic acid in the compound. R1Is a group such as t-butyl
In this case, a strong acid such as trifluoroacetic acid (TFA) is preferred, and the reaction is carried out with an organic solvent,
For example in dichloromethane or chloroform or in the absence of solvents
Can be implemented. The reaction temperature may be from 0 to 50C, preferably room temperature.
In the general formula I, Y is CRFourRFiveAnd Z is O and R1A mother whose is H
An alternative method for preparing body acids is to use the corresponding ester of general formula I (Y is CRFourRFiveIn
Z is O and R1Is a benzyl group)
is there. The reaction is carried out under a hydrogen atmosphere under a catalyst such as 5% or 10%
An organic solvent such as ethyl acetate, tetrahydrofuran,
Xan or alcohols such as methanol or ethanol.
It is. The reaction takes place in the absence of an acid catalyst, but with a catalytic amount of an acid such as trifluoro
It will often progress more rapidly in the presence of acetic acid. Reaction temperature is 0-50 ° C
And room temperature is preferred.
In the general formula I, X is S and Y is CHTwoWhere W is O and Z is O
Yes and R1Another synthetic route to obtaining a host acid wherein is H is the derivation of general formula VI
Conductor and mercaptosuccinic acid and general formula RTwoRThreeBy reaction with a compound of C = O.
This reaction can be carried out in a solvent such as toluene at the reflux temperature of the solvent.
In the general formula I, Y is CRFourRFiveW is O, Z is O, and R1
Is an alkyl group with a Lewis acid catalyst such as aluminum trichloride.
By reacting with an amine in the presence, an amide of general formula I wherein Y is CRFour
RFiveAnd Z is NRFour) May be directly converted to This reaction is a dry strip
Aprotic solvent such as toluene, dichloromethane or chloroform
Should be implemented in In some cases, some halogen exchange may occur during the reaction.
There is also the ability. For example, if the catalyst is AlClThreeAnd substitution on group A in the starting material
One of the groups is a halogenated moiety, for example CFThree, CFThreeProducts containing
Crab whose substituent is CClThreeMay also be isolated.
In the general formula I, W is O, Z is O, and Y is CRFourRFiveAnd RFour
And RFiveAnd at least one of them is other than hydrogen, when Y is CHTwo
From a corresponding ester of general formula I, which is a strong base such as lithium hexame
Reaction with tildisilazide, followed by the appropriate compound RFour-Hal (where Hal is ha
(Substituted generally with iodine). I like this reaction
Or under dry conditions at a reaction temperature of -100 to 0 ° C, usually about -78 ° C.
is there. A preferred reaction solvent is an aprotic organic solvent, such as THF. This reaction
The desired alkylation product and the alkylated product at a different site
Both can be produced. These products can be separated immediately if necessary
However, when the ester is used as an intermediate to another compound of general formula I,
If it is convenient to carry out the remaining reaction steps before separating the product,
Can be done. Compound R if necessaryFiveFurther alkylation using -Hal
Can be performed to obtain a dialkylated product.
As already mentioned, esters of general formula I can be prepared from compounds of general formula IV.
In the general formula I, X is O and Y is CHTwoOr CHRFourAnd W is O
Another method for synthesizing compounds wherein Z is O is the compound of general formula XI
(Where R1And A are as defined for general formula I).
A compound of general formula XI is converted to a compound of general formula RTwoRThreeA compound of C = O and a polar solvent such as DM
In F, a strong base such as an alkali metal or alkaline earth metal hydroxide or
Can be reacted in the presence of sodium hydride. The reaction is between 10 and 50
C., but preferably will be performed at room temperature. This one
The method is as follows:1Are particularly preferred for the synthesis of esters of compounds in which is an alkyl group.
Suitable. These esters can, if desired, be prepared according to any of the methods described above of the general formula I
Can be converted to other compounds.
In the general formula XI, A, R1And RFourIs fumaric acid as defined for formula I
Esters are the corresponding monoalkyl fumarate esters of the general formula XXXV, wherein
R1And RFourIs as defined for formula I). General formula XXXV
Is converted to a compound of the general formula VI (where A is a compound of the general formula I)
And a dehydrating agent such as dicyclohexylcarbodiimide
In the presence of The reaction is carried out in an aprotic organic solvent such as dichlorometha
In chloroform or chloroform at a temperature of 0-50 ° C., preferably at room temperature.
You. Alternatively, in the general formula XI, A, R1And RFourIs defined by formula I
Certain fumarate esters are monoalkyl fumarate esters of the general formula XXXV (formula
Medium, R1And RFourHas been defined for formula I), and for similar transformations
In the same manner as above, treatment with thionyl chloride or oxalyl chloride
Conversion to the corresponding acid chloride, followed by a compound of general formula VI wherein A is
(Specified)). This reaction is organic
In a solvent such as dichloromethane or chloroform, a base such as
Performed in the presence of tylamine. The reaction can be carried out at a temperature of
, Room temperature is preferred.
Alternatively, A and R in the general formula XIFourIs defined for formula I, and R1
Is a benzyl ester with a corresponding fumaric acid of the general formula XI wherein
A and RFourIs as defined for formula I and R1Is hydrogen)
Wear. R1A compound of general formula XI wherein is benzyl alcohol and azodica
The reaction can be carried out in the presence of diethyl rubonate and triphenylphosphine.
Wear. The reaction is preferably carried out in an aprotic organic solvent such as dichloromethane or
Is carried out in chloroform at a temperature of -20 to 50 ° C.
Alternatively, A and R in the general formula XIFourIs as defined for formula I,
One R1Is a fumaric acid ester of the general formula XI
Where A and RFourIs as defined for formula I and R1Is hydrogen) or
Can be manufactured from R1Is a hydrogen compound of the general formula XI
Reaction with bis) t-butyldimethylacetal in an organic solvent such as toluene
Can be done. The reaction is carried out at a temperature from room temperature to 120 ° C., preferably 8
It can be performed at a temperature of 0 to 100 ° C.
A and R in the general formula XIFourIs as defined for formula I, and R1But water
Fumaric acid is a compound represented by A and R in the general formula XI.FourDefined by formula I
And R1From fumaric acid where is an alkyl, preferably
Inorganic bases in ethanol or ethanol, for example sodium hydroxide or water
It can be produced by reaction with potassium oxide. This reaction is performed at a temperature of 0 to 100 ° C.
be able to.
In general formula XXXV, R1And RFourIs fumaric acid as defined for formula I
Monoalkyl esters are known compounds or can be prepared from known compounds by standard methods.
Can be manufactured.
In the general formula I, Y is NR6And Z is NRFourAnd RFourAnd R6Through the bridge
The forming compound can be synthesized in a variety of ways.
Bridge is Formula -Q1The compound represented by —C (= O) — is a compound represented by the general formula I in which Z is NH
And Y is NQ1-C (= O) -L (where L is a leaving group, e.g.
Xy, ethoxy, chloro and Q1Is as defined above)
Can be synthesized from compounds. The reaction is preferably carried out with a strong base, such as sodium hydride.
The reaction is preferably carried out in the presence of a solvent in a solvent such as THF. Usually the reaction temperature
Will be in the range 0-80 ° C, preferably at room temperature. Alternatively they are of the general formula (I
II) wherein R is20Is a leaving group such as I or Br)
Imidazolinedione of general formula XXXVI (wherein R12And R13Are independent
Hydrogen or C1~ CFour(Representing alkyl). This reaction
In an organic solvent such as N, N-dimethylformamide or tetrahydrofuran
In the presence of a strong base, such as sodium hydride.
The bridge is of the formula -C (= O) -C (= O)-or -C (= O) -QTwo-C (= O)-
Is a compound of the general formula I wherein both Y and Z are NH
From the formula LC (= O) -C (= O) L or LC (= O) -QTwo-C (= O) L
Certain compounds (wherein QTwoAnd L are as defined above).
Can be achieved. The reaction is carried out in an organic solvent such as toluene at 30-120 ° C.
Can be performed at temperature. This reaction is often performed at a temperature of about 80 ° C.
The compound in which the bridge is represented by the formula -HC = CH-, wherein Z is NH in the general formula I
, And Y is NCHTwoCHLTwoWherein L is a leaving group as defined above.
It can be synthesized from things. The reaction is carried out in a solvent, for example THF, in an aqueous inorganic acid, e.g.
For example, it can be carried out under acidic conditions given in the presence of hydrochloric acid. The reaction temperature is 5-50 ° C
May be, but in most cases will be room temperature.
Compounds of the general formula I in which the bridge is of the formula -HC = CH- can be reduced, e.g.
By hydrogenation over a platinum or platinum catalyst, in general formula I the bridge is CHTwo-CHTwo
Can be converted to the compound represented by Catalytic hydrogenation is carried out in a solvent such as ethyl acetate
Can be implemented. The reaction is usually acceptable at room temperature and a pressure of 1 to 5 bar.
Proceed at speed.
The bridge is the formula -C (= O) CHTwoThe compound represented by-represents Y and
Can be synthesized from a compound in which Z is both NH by reaction with CHO-CHO
. The reaction is carried out in catalytic amounts, for examplep-Acids that can be provided by the presence of toluenesulfonic acid
Can be carried out under sexual conditions. An example of a suitable reaction solvent is toluene, and the reaction is
Preferably under Dean and Stark conditions at a temperature of about 80-120 ° C, generally
Performed at 110 ° C. Bridge is -CHTwo-OCHTwo-Of a compound of the general formula I
Similar reaction conditions can be used for the synthesis. However, in this case, CHO-
Use paraformaldehyde instead of CHO. One skilled in the art would recognize this particular reaction
Would be applicable to the synthesis of
Compounds of general formula I can be prepared, for example, by altering substituents on group A
Can be converted to a compound of the formula
In general formula I, X is CRFourRFiveAnd Y and Z (if present) are other than S
And A is a substituent OR28(Where R28Is C1~ CFourAlkyl or ha
A phenyl group having a solvent such as N, N
-Halogenating agents such as N-chloroform in dimethylformamide (DMF)
By treatment with rosuccinimide, the phenyl ring in general formula I is disubstituted.
And wherein the second substituent is a halo, especially a chloro group. This anti
The reaction can be carried out at a temperature of from 15 to 80C, more usually from 20 to 60C. Group OR28
When is in the 3-position, the main product of this reaction is usually a 3,4-substituted compound,
, 6-Substituted compounds are by-products.
In general formula I, X is CRFourRFiveAnd Y and Z (if present) are other than S
And A is S (C1~ CFourAlkyl) or S (C1~ CFourHaloalk
G) oxidizing a compound which is a phenyl group having a substituent to form a corresponding sulfonate on the group A;
Compounds of the general formula I having a phoxide substituent can be obtained. Oxidation is for example
, Metachloroperbenzoic acid (M
(E.g., CPBA). The reaction is preferably carried out at 0 ° C.
At room temperature to room temperature.
An equivalent amount of sulfone can be obtained using a similar method. However, in this case, 2
Equivalent amounts of MCPBA can be used and the reaction mixture is preferably kept at 30-90 ° C.
Heat to the temperature, usually the reflux temperature of the solvent used.
Functional group CO (Z)mR1Esterification, transesterification, hydrolysis and amidation
Can be interconverted to different functional groups. Some of these are described above.
Stated. Other such methods are well known to those skilled in the art.
Variations of the above methods, as well as alternative methods for preparing compounds of the present invention, will be apparent to those skilled in the art.
It would be obvious. Other methods for preparing compounds of the present invention are disclosed in International Patent Application Publication
Similar to the method described in WO-A-9413652.
The compounds of formula I are effective as herbicides, and the present invention therefore relates to another aspect.
A method of causing significant damage to or killing unintended plants.
In their plants or in the growth media of those plants in effective amounts as herbicides.
There is provided a method comprising applying said compound of formula I.
The compounds of formula I are useful on a wide variety of weeds, including monocot and dicot species
It is effective for. They show some selectivity for certain species,
Used as a selective herbicide in crops such as soybeans, rice and corn
it can. The compounds of the formula I are applied directly to unintended plants (post-emergence application, pos
t-emergence applications, but they are preferably
Applied to soil before untargeted plants germinate (pre-emergence application, pre-emerg
ence application).
The compounds of formula I kill plants or cause significant damage to them
Can be used alone, but is preferably a key containing a solid or liquid diluent.
It is used in the form of a composition comprising a compound of the formula I in admixture with Yarya.
Compositions comprising a compound of formula I include dilute compositions, ready-to-use and
Both concentrated compositions, which previously need to be diluted with water, are included. Preferably pair
The composition contains 0.01 to 90% by weight of the active ingredient. Dilution set that can be used as is
The composition preferably contains 0.01 to 2% of the active ingredient, while the concentrated composition contains 2%.
It can contain 0-90% of the active ingredient, but usually 20-70% is preferred.
No.
The solid composition may be in the form of granules or dustable powder, in which case the active ingredient
Finely divided solid diluents such as kaolin, bentonite, diatomaceous earth, dolomite
G, calcium carbonate, talc, magnesia powder, fuller's earth and gypsum
I do. They may be in the form of dispersible powders or granules,
Wetting agents are included to facilitate dispersion of the powder or granules into the powder. Also, the powder form
The body composition can be applied as a flaky spray.
The liquid composition is a solution of the active ingredient in water, optionally containing a surfactant.
Or a water-immiscible organic containing a dispersion or dispersed as droplets in water
It can include a solution or dispersion of the active ingredient in a solvent.
Surfactants can be of cationic, anionic or nonionic type or mixtures thereof.
You may. Cationic activators include, for example, quaternary ammonium compounds (eg,
Cetyltrimethylammonium chloride). Suitable anionic surfactants are soaps
Salts of aliphatic monoesters of sulfuric acid, such as sodium lauryl sulfate;
Salts of sulfonated aromatic compounds such as sodium dodecylbenzenesulfonate
Sodium, lignosulfonate, calcium and ammonium, naphthali
N
Butyl sulfonate and diisopropyl and triisopropyl naphthalene sulfonate
It is a mixture of sodium salts of isopropyl. A preferred nonionic surfactant is ethylene
Oxides and aliphatic alcohols such as oleyl alcohol and cetyl alcohol
Condensates with alcohols, or alkylphenols such as octyl or
Condensates with nyl-phenols (eg Agral 90®) or
It is a condensate with octyl-cresol. Other nonionic surfactants include long chain fatty acids and
Esters derived from hexitols and anhydrous hexitols, such as sorbitan monola
Urates; condensates of this partial ester with ethylene oxide; lecithins;
A silicone surfactant (a water-soluble surfactant having a skeleton containing a silicone chain,
For example, Silwet L77 (registered trademark). A preferred mixture in mineral oil is A
tplus 411F (registered trademark).
Aqueous solutions or dispersions are optionally those containing a wetting or dispersing agent.
Alternatively, the active ingredient is dissolved in an organic solvent, and when an organic solvent is used, the mixture thus obtained is mixed.
The product is then prepared by adding it to water, optionally containing a wetting or dispersing agent.
Can be manufactured. Suitable organic solvents include, for example, ethylene dichloride, isopropyl alcohol
, Propylene glycol, diacetone alcohol, toluene, kerosene, methyl
Includes naphthalene, xylenes and trichloroethylene.
Compositions used in the form of aqueous solutions or dispersions generally have a high percentage of active
Supplied in the form of a concentrate containing the components, then dilute the concentrate with water before use
You. Concentrates usually withstand long-term storage and after storage have been diluted with water to
Forming aqueous preparations that are kept homogeneous for a time sufficient to be applied with common spraying equipment
It is required to be able to do it. The concentrate is usually 20 to 90% by weight, preferably 20 to 90% by weight.
Contains 70% by weight of active ingredient (one or more). Dilution ready to use
The formulations contain various amounts of the active ingredient (one or more) depending on the intended purpose.
Can be Usually 0.01 to 10.0% by weight, preferably 0.1 to 2% by weight
% Active ingredient (1 or more).
A preferred form of the concentrated composition is a finely divided, and present, surfactant and suspending agent.
Contains the active ingredient dispersed in water below. Preferred suspending agents are hydrophilic colloids,
This includes, for example, polyvinylpyrrolidone and carboxymethylcellulose nato
Lium, as well as vegetable gums such as gum arabic and tragacanth.
I will. Preferred suspending agents impart thixotropy to the concentrate to reduce its viscosity.
To enhance. Examples of preferred suspending agents include hydrated colloidal mineral silicates,
For example, montmorillonite, beidellite, nontronite, hectorite,
Includes ponite and saukolite. Bentonite is particularly preferred. Other hanging
The clouding agents include cellulose derivatives and polyvinyl alcohol.
The application rate of the compounds of the invention depends on a number of factors, for example,
The compound you selected for, the type of plant you want to inhibit its growth, and the choice to use
Formulation, and the compound will be applied to the leaves or absorbed from the roots
It is included in the schedule. However, as a general guideline, 0.001-20
kg / ha is suitable, and 0.025-10 kg / ha would be preferred.
The composition of the present invention may further comprise one or more compounds of the present invention,
May contain one or more compounds that are not compounds but have biological activity
Wear. Thus, in still another aspect, the present invention relates to a herbicide of formula I as defined above.
Contains a mixture of at least one active compound and at least one other herbicide
A herbicidal composition is provided.
The other herbicide can be any herbicide without the structure of formula I. that is
In general, it will be a herbicide that has a complementary effect in the particular application.
Useful complementary herbicides include the following:
A. Benzo-2,1,3-thiadiazin-4-one-2,2-dioxide;
For example, Bentazone;
B. Hormonal herbicides, especially phenoxyalkanoic acids such as MCPA, MCP
A-thioethyl, dichlorprop, 2,4,5-T, MCPB,
2,4-D, 2,4-DB, mecoprop, triclolopyr
, Clopyralid and their derivatives (eg salts, esters and
And amides);
C. 1,3-dimethylpyrazole derivatives such as pyrazoxyfene
en), pyrazolate and benzofenap;
D. Dinitrophenols and their derivatives (eg acetate),
For example, dinoterb, dinoseb and its esters, dinoseb
acetate;
E. FIG. Dinitroaniline herbicides such as dinitramine, trif
Lularin (trifluralin), ethalfluroline (ethalflurolin), pendimethalin (p
endimethalin), oryzalin (oryzalin);
F. Aryl urea herbicides such as diuron, flumeturon
ron), methoxyuron (metoxuron), nebulon (neburon), isoproturon (isopr
oturon), chlorotoluron, chloroxuron,
Linuron, monolinuron, chlorobromuron
muron), daimuron, methabenzthiazuron;
G. FIG. Phenylcarbamoyloxyphenyl carbamates, such as phenmedi
Phenmedipham and desmedipham;
H. 2-phenylpyridazin-3-one, for example chloridazon
And norflurazon;
I. Uracil herbicides such as lenacil, bromacil and
And terbacil;
J. Triazine herbicides such as atrazine, simazine
, Adiproturin (aziprotryne), cyanazine (cyanazine), prometurin (prometurin)
tryn), dimethametryn (dimethametryn), thymetulin (simetryn) and terbu
Turbutryn;
K. Phosphorothioate herbicides, such as piperophos,
Bensulide and butamifos;
L. Thiocarbamate herbicides such as cycloate, vernole
Vernolate, molinate, thiobencarb, butylene
(Butylate)*, EPTC*, Tri-allate, di-allate (di-
allate), esprocarb, thiocarbazil, pyride
Pyridate and dimepiperate;
M. 1,2,4-triazin-5-one herbicides such as metamitron
itron) and metribuzin;
N. Benzoic acid herbicides such as 2,3,6-TBA, dicamba and
And chloramben;
O. Arylide herbicides such as pretilachlor, butachlor (b
utachlor), alachlor (alachlor), propachlor (propachlor), propanil (pr
opanil), metazachlor, metolachlor, acetoacetate
Chlor (acetochlor) and dimethachlor;
P. Dihalobenzonitrile herbicides such as dichlobenil,
Bromoxynil and ioxynil;
Q. Haloalkanoic acid herbicides such as dalapon, TCA and the like
salts;
R. Diphenyl ether herbicides such as lactofen, fulllog
Lycofen (fluroglycofen) or its salts or esters, nitrofen (ni
trofen), bifenox, aciflurofen and
Salts or esters of oxyfluorfen, fomesafe
(Fomesafen), chlornitrofen and chloromethoxyphen
(chlomethoxyfen);
S. Phenoxyphenoxypropionate herbicides such as diclohop (dic
lofop) and its esters such as methyl ester, fluazif
op) and its esters, haloxyfop and its esters,
Quizalofop and its esters, and fenoxaprop
rop) and its esters such as ethyl esters;
T. Cyclohexanedione herbicides such as alloxydim and
Its salts, sethoxydim, cycloxydim, tralcó
Xylkim (tralkoxydim) and clethodim (clethodim);
U. Sulfonylurea herbicides such as chlorosulfuron,
Sulfometuron, metsulfuron and its salts
Ter, benzsulfuron and its esters such as DPX-
M6313, chlorimuron and its esters such as ethyl
Esters, pirimisulfuron and its esters, e.g.
Tyl ester, 2- [3- (4-methoxy-6-methyl-1,3,5-triazi
-Nyl) -3-methylureidosulfonyl] benzoic acid ester such as
Methyl ester (DPX-LS300) and pyrazosulfuro (pyrazosulfuro)
n);
V. Imidazolidinone herbicides such as imazaquin, imazameta
Benz (imazamethabenz), imazapyr (imazapyr) and its isopropylammo
Sodium salt, imazethapyr;
W. Arylanilide herbicides such as flamprop and its derivatives
Stele, benzoylprop-ethyl, diflufenican (di
flufenican);
X. Amino acid herbicides such as glyphosate and glufosine
Glutosinate and their salts and esters, sulphosate
sate) and bialaphos;
Y. Organic arsenic herbicides such as sodium methanearsonate (MSMA);
Z. Herbicidal amide derivatives, such as napropamide (napropamide), propizamide (
propyzamide), carbetamide, tebutam, bromobutide
(bromobutide), isoxaben, naproanilide and
And naptalam;
AA. Various herbicides, including: ethofumesate, syn
Methylin (cinmethylin), difenzoquat and its salts,
For example, methyl sulfate, clomazone, oxadiazon,
Mofenoxim, barban, tridiphane
, Fluorochloridone, quinchlorac, mefa
Nasets (mefanacet), and triketone herbicides such as sulcotrione (su
lcotrione);
BB. Examples of useful contact herbicides include:
Bipyridylium herbicides, for example, the active ingredient is paraquat
Those in which the active ingredient is a diquat;
★ These compounds are used in combination with safety agents such as dichlormid.
Preferably.
The invention is illustrated by the following example. The abbreviations used in the examples have the following meanings.
One:
-THF = tetrahydrofuran
-DMF = N, N-dimethylformamide
-HPLC = high performance liquid chromatography
-NMR = nuclear magnetic resonance (CD as solvent at 270 MHz unless otherwise specified)
ClThreeConducted during). To show the multiplicity of the peaks in the NMR spectrum,
Use the following abbreviations: s (single line); d (double line); t (triple line); q (quadruple line);
q (quintet); m (multiplet); br (broad peak).
-Ppm = parts per million
-M. p. = Melting point
-Chromatography is on silica gel column unless otherwise specified
-Solutions were dried over magnesium sulfate unless otherwise specified
The solution was concentrated under reduced pressure
-IR spectrum: infrared absorption spectrum
-MS: mass spectrum
-GC: Gas chromatography
-TLC: Thin layer chromatography
-B. p. = Boiling pointExample 1
Compound 1: 5-t-butylcarbamoylamino-3- (3-trifur
Production of (Oromethyl) phenyl-4-thiazolidinoneStep 1
Production of 3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thiazolidinone
Toluene (275 ml) of 3-trifluoromethylaniline (43.50 g)
) Was treated with thioglycolic acid (24.90 g)
. After 10 minutes, the solution was diluted with 37% aqueous formaldehyde (20.8 ml) and then p
-Treated dropwise with toluenesulfonic acid (30 mg). The mixture is then heated
The water was drained and collected in a Dean and Stark apparatus. Take 23.5 ml of water
After collection, the mixture was cooled, extracted with ether (2 × 100 ml),
Were combined and washed with a saturated aqueous solution of sodium bicarbonate (100 ml) and dried (
MgSOFour). Evaporation under reduced pressure leaves a yellow oil which is triturated with hexane.
This gave the title compound as a white solid. Yield 44.50 g, melting point
59-60 ° C.1
H NMR (CDClThree): δ 3.76 (2H, s), 4.85 (2H, s), 7.47-7.58 (2H, m), 7.68-7.76
(2H, m).Step 2
5-chloro-3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thiazoli
Zinone production
3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thiazolidinone (the above process
1) (10.00 g) in dichloromethane (150 ml)
The stirred solution was cooled in an ice bath. A stream of nitrogen is blown into the solution to
A solution of ril (5.47 g) in dichloromethane (5 ml) was added dropwise.
After the addition, the solution was warmed to room temperature and stirred for another hour while maintaining a nitrogen flow.
Was. The solution was evaporated under reduced pressure, leaving the product as a solid residue. This generation
The product was used as is for the subsequent reaction.1
H NMR (CDClThree): Δ 4.72 (1H, d), 5.24 (1H, d), 5.77 (1H, s), 7.50-7.61 (2
H, m), 7.70-7.82 (2H, m).Step 3
5-azido-3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thiazoli
Zinone production
5-chloro-3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thio obtained in Step 2
Azolidinone (3.80 g) in dimethylformamide (40 ml)
The stirred solution was treated with sodium azide (0.88 g). Stir for 10 minutes
After that, brine was added and the resulting mixture was extracted with diethyl ether (5
0 ml twice). The combined ether extracts were washed with brine, dried (Mg
SOFour), Evaporated in vacuo to leave a brown oil. Ethyl acetate / hex
Separation by silica gel chromatography, eluting with a sun mixture, gave the title compound.
I got something. Yield 3.60 g.1
H NMR (CDClThree): Δ 4.73 (1H, d), 5.07 (1H, d), 5.40 (1H, s), 7.51-7.60 (2
H, m), 7.69-7.77 (2H, m). MS: m / e 288 (M+).Step 4
5-amino-3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thiazoli
Zinone production
5-azido-N-trifluoromethyl) phenyl-4-thiazolidinone (step
3) (1.00 g) in triethylamine (1.4 ml).
The solution is stirred under a nitrogen atmosphere and mixed with 1,3-propanedithiol (1.00 ml).
). The mixture was stirred for another hour and then dissolved in diethyl ether.
Was.
The solution was washed with brine, dried (MgSOFour), When evaporated in vacuum
Oil remained. This was chromatographed on silica gel eluting with an ethyl acetate / hexane mixture.
Separation by chromatography gave the title compound as a colorless oil. Leave this
Then it gradually crystallized. Yield 0.77g.1
H NMR (CDClThree): δ2.12 (2H, br s), 4.72 (1H, d), 4.83 (1H, d), 5.08 (1H, s),
7.49-7.60 (2H, m), 7.70-7.79 (2H, m).Step 5
5-t-butylcarbamoylamino-3- (3-trifluoromethyl)
Production of phenyl-4-thiazolidinone
5-Amino-3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thio obtained in Step 4
Azolidinone (0.655 g) in triethylamine (0.38 ml)
The stirred solution was treated with t-butyl isocyanate (0.272 g).
After stirring for another 30 minutes, the solid was crushed under hexane and filtered to give an off-white solid.
A body remained, which was recrystallized from toluene. The obtained solid was mixed with chloroform (4
0 ml) and the mixture is heated to reflux, at which point the insoluble material (A) is filtered off.
Was. When the filtrate was cooled, a precipitate formed, which was separated by filtration (B). Solid sample (A) and
And (B), the title compound. Yield 0.249 g, mp 203-2.
04 ° C.
Using the method described in steps 3-5, compound 28 of Table I (melting point
176 ° C), 53 (mp 175-176.5 ° C) and 55 (mp 155-15).
7 ° C.).Example 2
Compound 2: 5-isopropyloxycarbonylamino-3- (3-t
Production of (fluoromethyl) phenyl-4-thiazolidinone
5-amino-3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thiazolidinone
(Prepared according to steps 1 to 4 of Example 1) (0.655 g) of dry toluene (2
. 5 ml) was stirred under a nitrogen atmosphere and triethylamine (0.
38 ml). The resulting solution was cooled to 0 ° C. and the chloroformic acid in toluene
I
Sopropyl (1.0 M; 2.5 ml) was added. Precipitation began to form. The mixture
Allow to warm to room temperature, filter the precipitate off and dry to give the title compound as a white solid.
Obtained. Yield 0.350 g, mp 187-188 ° C.
Example 3 Compound 3: 5-t-butanoylamino-3- (3-trifluoromethyl
L) Production of phenyl-4-thiazolidinone
5-amino-3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thiazolidinone
(Prepared according to steps 1 to 4 of Example 1) (0.800 g) in toluene (5 ml)
) Was stirred in triethylamine (0.42 ml) followed by salt
Treated with pivaloyl bromide (0.37 ml). The mixture is stirred for 4 hours and then
The precipitate was filtered off. This is recrystallized from chloroform / gasoline and triethyl hydrochloride
Remove ammonium and recrystallize material from mother liquor from chloroform / gasoline
This afforded the title compound as a white solid. Yield 0.285 g, mp 136-13.
7 ° C.
Example 4 Compound 4: 5-t-butanoyloxy-3- (3-trifluoromethyl
L) Production of phenyl-4-thiazolidinoneStep 1
5-hydroxy-3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thia
Production of zolidinone
5-chloro-3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thiazolidinone
(Prepared according to Step 2 of Example 1) in tetrahydrofuran (100 ml)
The stirred solution was treated with aqueous sodium bicarbonate solution (100 ml) and mixed.
The mixture was stirred vigorously for 3 hours. Separate the organic layer and dilute with ethyl acetate (50 ml).
And washed with brine (50 ml) and then dried (MgSO 4).Four). solvent
Was evaporated under reduced pressure to leave a gum. Trituration with hexane gives a tan solid
The compound was recrystallized from ethyl acetate / hexane to give the title compound as white crystals.
Obtained as a crystalline solid. Yield 7.08 g, mp 87-88 ° C.
Step 2 5-t-butanoyloxy-3- (3-trifluoromethyl) phenyl
Production of 4-thiazolidinone
5-hydroxy-3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4 obtained in Step 1
Stirring of thiazolidinone (0.110 g) in chloroform (10 ml)
The stirred solution was cooled to 0 ° C., triethylamine (0.056 ml) and then pivaloy chloride
(0.052 ml). The mixture was stirred for 3 hours, then 2M hydrochloric acid and
And saturated sodium bicarbonate, then dried (MgSO 4)Four). Solvent
Evaporation in vacuo left the title compound as a clear gum. Yield 0.121
g.
Example 5 Compound 5: 5- (3,3-dimethylbutanoyloxy) -3- (3-
Production of (trifluoromethyl) phenyl-4-thiazolidinone
In a manner similar to that described in Example 4, except that 5-hydroxy-3- (3-
Trifluoromethyl) phenyl-4-thiazolidinone (following step 1 in Example 4)
0.20 g), 3,3-dimethylbutanoyl chloride (0.106 m
l), triethylamine (0.106 ml) and dichloromethane as solvent
(10 ml) to give the title compound as a clear gum. 0.257g yield
.
The procedure of this example was repeated similarly to compounds 29 of Table I (mp 138-139 ° C), 51
(Melting point 66.5-68.5 ° C), 54 (melting point 135-136 ° C), 63 (gum)
,
72 (gum), 89 (melting point 72-73 ° C), 96 (melting point 115-116 ° C), 9
7 (melting point 87-88 ° C), 102 (melting point 69-71 ° C), 103 (melting point 91-9)
3 (C), 104 (gum), 110 (gum), 113 (hard gum), 123, 12
5, 126, 305, 306, 307, 310, 313, 322, 324 and
325 was used for synthesis.Example 6
Compound 6: Nt-butyl- [3- (3-trifluoromethyl) fe
Production of [nyl-4-thiazolidinone-5-yl] acetamideStep 1
[3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thiazolidinone-5
-Yl] acetyl chloride
2- [3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thiazolidinone-5-yl]
Acetic acid (1.45 g) (prepared according to Example 14 below) was charged with a stir bar, reflux condenser and.
And a flask equipped with a silica gel drying tube. Thionyl chloride (2.25m
l) was added and the reaction mixture was slowly refluxed. After refluxing for 1.5 hours,
Allow the colored reaction mixture to cool to room temperature and remove excess thionyl chloride under reduced pressure
The crude acid chloride was obtained as a dark oil.1
H NMR (CDClThree): δ 3.55 (1H, dd), 3.74 (1H, dd), 4.29 (1H, m), 4.82 (2H, m),
7.50-7.75 (4H, m) .IR (film): 1790cm-1, 1690cm-1 Step 2
Nt-butyl- [3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thio
Preparation of [azolidinone-5-yl] acetamide
The crude acid chloride obtained in step 1 was dissolved in dry dichloromethane (30 ml) and stirred at 0 ° C. t-spot
Luamine (1.05 ml) was added. Significant fumes were generated and the reaction mixture was stirred at room temperature overnight.
Was. The next day, t-butylamine (0.5 ml) was further added, and after 1 hour, the reaction mixture was mixed.
The mixture was diluted with dichloromethane and 2M aqueous HCl, saturated NaHCOThree(Water soluble
Liquid) and water. Dry the organic layer (MgSO 4Four), Evaporation in vacuum
The crude product was obtained as a brown solid. Hexane on silica gel
Eluting with ethyl acetate (concentration gradient from 35% to 40% ethyl acetate)
Purification by flash chromatography provided a yellow solid. This is ethyl acetate
Recrystallization from / hexane to give the pure title compound as a pale yellow solid (0.56 g)
I got it. 144.5-145.5 ° C.
Example 7 Compound 7: t-butyl [1- (3-trifluoromethyl) phenyl-
Preparation of [2-pyrrolidinone-3-yl] acetateStep 1
1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone-3-ca
Production of rubonic acid
6,6-dimethyl-5,7-dioxaspiro [2.5] octane-4,8-di
on(Organic Syntheses, Vol. 60, p66-68
8.00 g) of 3-trifluoromethylaniline (8.0).
The suspension in 5 g) was stirred at room temperature for 24 hours. The mixture is filtered and insoluble
The solid was washed with chloroform. Combine the filtrates and wash with 2M hydrochloric acid, brine
And then dried (MgSO 4)Four). Evaporation of the solvent under reduced pressure gives a brown solid
It remained. This was recrystallized from chloroform / hexane to give a white crystalline product.
Obtained as a solid. Yield 4.10 g, mp 135-136 ° C (decomposition).
ProcessProduction of 21- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone
1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone obtained in step 1
Heat the 3-carboxylic acid (3.60 g) to its melting point until bubbling stops (approx.
(50 minutes) Heating was continued. Cool the melt, dissolve in diethyl ether and remove
Treated with charcoal. The charcoal was filtered off and the solvent was removed under reduced pressure, leaving a solid residue
. This was recrystallized from hexane to give the product as colorless needles. Yield 2.2
0 g, mp 67-68 ° C.
Step 3 t-butyl [1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidide
Production of non-3-yl] acetate
A solution of lithium hexamethyldisilaside in THF (7.86 ml, 1
. 0M) was obtained from 1- (3-trifluoromethyl) from step 2 in THF (15 ml).
L) Phenyl-2-pyrrolidinone (1.5 g) was added to a syringe at -78 ° C.
It was added under a hydrogen atmosphere. The yellow solution was stirred at -78 ° C for 30 minutes, then t-
Butyl bromoacetic acid (1.58 ml) was quickly added via syringe. 20 minutes later
After the temperature of the reaction product was gradually raised to room temperature, it was poured into water (100 ml), and ethyl acetate was added.
(100 ml twice). Combine the extracts and brine (100 ml)
And dried (NaTwoSOFour), Evaporated in vacuo. Residue on silica gel
Chromatography on a column eluted with 40% ethyl acetate in hexane
The title compound was obtained as a yellow oil (0.91 g).1
H NMR (CDClThree): Δ 1.46 (9H, s), 1.94 (1H, m), 2.48 (1H, dd), Overlay
2.49 (1H, m), 2.89 (1H, dd), 3.13 (1H, m), 3.84 (2H, m), 7.39 (1H, d), 7.49 (1H, dd)
), 7.89 (1H, s), overlap 7.90 (1H, d). MS: m / e 344 (MH+).Example 8
Compound 8: Nt-butyl- [1- (3-trifluoromethyl) fe
Production of [nyl-2-pyrrolidinone-3-yl] acetamide
Oxalyl chloride (0.127 ml) was treated with 2- [1- (3-trifluoromethyl).
) Phenyl-2-pyrrolidinone-3-yl] acetic acid (0.380 g) (Examples described below)
13) in chloroform (15 ml) at room temperature.
Was added. Dimethylformamide (1 drop) was added and stirring was continued for 90 minutes. So
During this time the bubbling stopped and the solid dissolved. t-butylamine (0.41 ml) at 0 ° C
And immediately precipitated. Dilute the reaction mixture with chloroform (100ml)
And washed with water (100 ml), NaTwoSOFourAnd evaporated in vacuo.
Flash chromatography of the residue on silica gel, eluting with ethyl acetate
To give the amide contaminated with a small amount of starting acid. Remove this solid
Dissolved in water (100 ml) and saturated NaHCOThreeWash with (aqueous solution) (50ml)
Clean, dry (NaTwoSOFour), Evaporated in vacuo to give the pure title compound (0.
270 g) was obtained as a colorless crystalline solid. 127-129 ° C.
Overlap 7.89 (1H, s). MS: m / e 342 (M+).
The procedure of this example was repeated using the compound 16 of Table I (melting point 128-129 ° C.)
22 (melting point 137-138 ° C), compound 23 (melting point 110 ° C) and compound 31
(Melting point 87-90 ° C.).Example 9
Compound 9: 3- (2-pyrrolylcarbonyloxy) -1- (3-tri
Production of (fluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinoneStep 1
3-hydroxy-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyro
Production of liginone
1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone (Example 7)
(1.10 g) of dry tetrahydrofuran (prepared according to steps 1 and 2 of
5 ml) was cooled to −70 ° C. under a nitrogen atmosphere,
A solution of lithium hexamethyldisilazide in sun (1.0 M, 4.9 ml) was added dropwise.
Added. Then, the obtained pale yellow suspension was washed with N-toluenesulfonyl-3-phenyl
Oxaziridine (Journal of Organic Chemistry
, (1988), 53,2087) (2.00 g) in dry tetrahydrofuran
(5 ml). The resulting pale yellow solution was warmed to room temperature.
And then quenched with water and acidified to pH 5 with 2M hydrochloric acid. The mixture is diethyl ether
Extract (twice), combine the extracts and wash with water, dry (MgSO 4)Four)
Evaporation under reduced pressure left an oil. This is dissolved in an ethyl acetate / hexane mixture.
Purify by silica gel chromatography to separate the title compound into a clear gum.
As obtained. Yield 0.26g.
Step 1a 3-hydroxy-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pi
Alternative method for loridinone production.
α-hydroxy-δ-butyrolactone (2.04 g) and 3-trifluoro
Methylaniline (2.74 ml) was heated to 100 ° C. with stirring without solvent.
Was. After 4 hours, raise the temperature to 150 ° C (oil bath temperature) and continue stirring for another 20 hours
Was. After cooling, the dark red liquid is charged into dichloromethane (5 ml),
Column. Ethyl acetate in hexane (ethyl acetate 40% to 60%
And the title compound was converted to a pale orange crystalline solid (2.42 g).
I got it.
Physical data was consistent with that of the material prepared in Step 1.Step 1b
3-hydroxy-1- (3-trifluoromethylphenyl) pyrrolidi
Alternative route for 2-n-one production
i) 4-chloro-2-hydroxy-N- (3-trifluoromethylphenyl) bu
Production of Tanamide
Titanium tetrachloride (11.0 ml, 1.0 M solution in dichloromethane) was added to 3-hydrogen
Xytetrahydrofuran-2-one (1.0 g) and 3-trifluoromethyl
Aniline (1.58 g) in dry 1,2-dichloroethane (20 ml)
Was added dropwise to the stirred solution. After the initial fever subsides, the mixture is
The mixture was heated to reflux with an aqueous solution of mintetraacetic acid for 5 hours, vigorously cooled and stirred for 30 minutes.
. It was then extracted several times with dichloromethane. Extract the solution with hydrochloric acid (2M) and
Washed in line, dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure. Residue
Chromatography on dichloromethane with dichloromethane-ethanol (49: 1)
Treatment provided the title compound (0.63 g, mp 98-100 ° C).
The corresponding diol (0.08 g) was likewise obtained as a colorless gum. It is an intermediate
It can also be considered. Similar results were obtained with other Lewis acids: salt
Aluminum chloride provides chloride-diol (1: 4), stannic chloride and thiocyanate.
Tantetraisopropoxide gives the diol, zinc chloride is the chloride-diol
(1: 2) and magnesium bromide provided bromide-diol (9: 1).
ii) 4-bromo-2-hydroxy-N- (3-trifluoromethylphenyl) bu
Production of Tanamide
Boron tribromide (11.0 ml, 1.0 M solution in dichloromethane) was added to
Droxytetrahydrofuran-2-one (1.0 g) and 3-trifluorome
1,2-Dichloroethane (20 ml) of tylphenylaniline (1.58 g)
Was added dropwise to the stirred solution in. Stir the mixture at room temperature overnight, pour into water
, Extracted with dichloromethane. Wash the extract with hydrochloric acid (2M) and brine,
Dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure. The residue is diluted on silica
Chromatography using dichloromethane / ethanol (49: 1) as eluent.
The title compound was obtained (0.74 g, mp 67-69 ° C.).
iii) 3-hydroxy-1- (3-trifluoromethylphenyl) pyrrolidine-
Production of 2-one
Sodium hydride (0.016 g, 60% suspension in mineral oil) was added to the substrate (0.1
0 g, prepared as described in step (i) above) in dry tetrahydrofuran (10 ml).
) Was added to the stirred solution while maintaining the temperature below 5 ° C. Mixed
The mixture was stirred for 15 minutes, diluted with water and extracted with dichloromethane. Brass extract
And dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure to give the title compound.
Was obtained (0.08 g).
This material is described in International Patent Application Publication No. WO 94/13652, Production Example 42, Step 3.
In accordance with the alternative method.
The bromoalcohol prepared according to the description in the step (ii) can be used similarly.
You.Step 2
Production of 2-pyrrolecarboxylic acid chloride
Oxalyl chloride (0.48 ml) was added to 2-pyrrolecarboxylic acid (0.45 g).
,
It was added to a suspension in chloroform (10 ml) at room temperature. Foam after 2 hours
At that point, the solvent was evaporated in vacuo to give a solid. Crude with hexane
A crystalline acid chloride remained which was used as is.Step 3
3- (2-pyrrolylcarbonyloxy) -1- (3-trifluoromethyl
L) Preparation of phenyl-2-pyrrolidinone
2-pyrrolecarboxylic acid chloride (0.25 g) obtained in step 2 was obtained in step 1.
3-hydroxy-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone
(0.38 g) and dissolved in dichloromethane (10 ml). Triethylami
(0.26 ml) was added. The solution turns red-orange and is stirred overnight at room temperature
did. After dilution with dichloromethane (100 ml), the solution was diluted with saturated NaHCO 3Three(
Aqueous solution) (2 x 50 ml), washed with brine (50 ml), dried (NaTwo
SOFour), Evaporated. Residue is 30% ethyl acetate in hexane on silica
Purification by flash chromatography, eluting with, gave a pale yellow oil.
It crystallized. Recrystallization from ethyl acetate / hexane gave the pure title compound (
0.21 g) as colorless crystals. 127.5-128 [deg.] C.
Overlap 7.95 (1H, s); 9.20 (1H, br s).
Example 10 Compound 10: 3- (t-butylcarbamoyl-N-methyl) amino
Production of -1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinoneStep 1
3-bromo-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidi
Non-manufacturing
In a 200 ml three-necked flask, a stopper, a dropping funnel, a thermometer, a nitrogen bubbler and
A magnetic stirrer was provided. The flask was charged with 15.0 g of 1- (3-trifluoro
Methyl) phenyl-2-pyrrolidinone (according to steps 1 and 2 of Example 7 above)
Production), phosphorus tribromide (1.0 ml) and chlorobenzene (65 ml).
Was. This was heated to 105 ° C. The dropping funnel was charged with bromine (10.6 g) and
Was added over 70 minutes. After 165 minutes, the reaction was cooled and left at room temperature for 16 hours.
Was. TLC showed the reaction was incomplete, so the mixture was heated to 105 ° C.
,
An additional amount of bromine (0.73 g) was added. After 100 minutes, cool the reaction to 75%
NaTwoSTwoOThreeWashed with solution (3 times with 25 ml), MgSOFourDry and evaporate
To give 17.7 g of material. It crystallized. 25% methanol in solid
Recrystallization twice gave the pure title compound as a crystalline solid (9.0 g). Fusion
Point 82-87 ° C.Step 1a
3-bromo-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrroli
Alternative method for ginone production
In a manner similar to that described in Example 68 below, except that 3-trifluoromethyl
Using 2,4-dibromo-N- (3-trifluoromethylphenyl)
Enyl) butanamide and 3-bromo-1- (3-trifluoromethylphenyl)
Rupyrrolidin-2-one). The latter compound was analyzed by NMR spectrum.
As a result of identification, the product coincided with the product of the above step 1.Step 2
3- (t-butylcarbamoyl-N-methyl) amino-1- (3-tri
Production of (fluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone
Methylamine gas was added to the 3-bromo-1- (3-trifluoromethyl) obtained in Step 1.
L) Phenyl-2-pyrrolidinone (0.20 g) in THF (25 ml)
At 0 ° C. After 15 minutes, the reaction was warmed to room temperature. 1 o'clock
After a while, with methylamine still blowing into the solution, TLC shows no residual bromine.
won. Evaporate the solvent in vacuo and redissolve the residue in dichloromethane (10 ml)
did. t-butyl isocyanate (0.22 ml) and triethylamine (0
. 27 ml) was added and the yellow solution was stirred at room temperature overnight. Then remove the solvent in vacuum
Evaporate and residue on silica eluting with 50% ethyl acetate in hexane.
Purified by lash chromatography. The title compound was converted to a colorless solid (0.18
5g).
Overlap 7.92 (1H, s). MS: m / e 357 (M+).
The procedure of this example was similarly repeated for compounds 20 of Table I (mp 146-147 ° C), 36
(Melting point 132-133 ° C), 37 (phenylisone anate is converted to t-butyl isocyanate).
(Used in place of anate) (melting point 167-169 ° C), 43 (melting point 127-12)
8 ° C), 44 (melting point 136 to 137 ° C), 52 (melting point 135.5 to 136.5 ° C)
), 60 (melting point 134-135 ° C), 70 (melting point 133-135 ° C), 71 (melting point)
122-123 ° C), 124 and 282.Example 11
Compound 11: N- (3-methylisoxazol-5-yl)-[
1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone-3-yl] ace
Production of toamide
Oxalyl chloride (0.127 ml) was added to [1- (3-trifluoromethyl) phenyl
Enyl-2-pyrrolidinone-3-yl] acetic acid (prepared according to Example 13 below) (
(0.38 g) in chloroform (6 ml) at room temperature.
Dimethylformamide (1 drop) was added and foamed. After 2 hours, the reaction was brought to 0 ° C.
And 5-amino-3-methylisoxazole (0.14 g) was added,
Then triethylamine (0.36 ml) was added. Reaction darkens, brown
A solid appeared. After 6 hours, the mixture was poured into ethyl acetate (100 ml) and saturated.
NaHCOThree(Aqueous solution) (100 ml), brine (100 ml) and 1N
HCl (50 ml), brine (100 ml) and then dried (N
aTwoSOFour). The solvent is evaporated in vacuo and the residue is evaporated on silica in ethyl acetate / hexane.
Flash chromatography eluting with xane (concentration gradient from 40% to 50% ethyl acetate)
Purification by chromatography gave the crude product. From ethyl acetate / hexane
Recrystallization afforded the title compound (0.14 g) as a colorless solid. Melting point 182-18
3 ° C.
Example 12 Compound 12: 2-([1- (3-trifluoromethyl) phenyl-
2-pyrrolidinone-3-yl] acetamino) -2,2-dimethylethanol
Manufacture
Oxalyl chloride (0.190 ml) was added to [1- (3-trifluoromethyl) phenyl
Enyl-2-pyrrolidinone-3-yl] acetic acid (prepared according to Example 13 below) (
0.
(570 g) in chloroform (10 ml) at room temperature.
Dimethylformamide (1 drop) was added and stirring continued for 2 hours. Solvent in vacuum
Evaporated and the residue redissolved in dichloromethane (20 ml) and cooled to 0 ° C. G
Triethylamine (0.55 ml) was added followed by 2-amino-2,2-dimethyl
Ethanol (0.55 ml) was added and the mixture was stirred at 0 ° C. for 1 hour.
Then, the temperature was raised to room temperature. Dilute the reaction with ethyl acetate (100 ml) and add water (
2 × 50 ml), washed with brine (50 ml), dried (NaTwoSOFour),
Evaporated. The residue is ethyl acetate on silica, then 5% in ethyl acetate
Purification by flash chromatography, eluting with methanol, gave the title compound.
Was obtained as a yellow gum.1H NMR (CDClThree): δ 1.30 (6H, s), 1.90-2.05
(1H, m), 2.48 (1H, dd), overlap 2.49 (1H, m), 3.04-3.15 (1H, m), 3.53 (1H, vb
r d), 3.67 (br d), 3.78-3.94 (2H, m), 4.72 (1H, br m), 6.44 (1H, br s), 7.42 (1H, d), 7
.50 (1H, t), 7.85-7.90 (2H, m).
The method of this example was similarly repeated for compounds 26 (melting point 128-131 ° C.)
Oil), 30 (oil) and 33 (oil).Example 13
Compound 13: [1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pi
Preparation of [Rolidinon-3-yl] acetic acid
Trifluoroacetic acid (1 ml) was added to t-butyl- [1- (3-trifluoromethyl).
L) phenyl-2-pyrrolidinone-3-yl] acetate (prepared according to Example 7)
(0.70 g) in dichloromethane (10 ml) at room temperature.
Added. The yellow solution was stirred for 24 hours and the solvent was evaporated in vacuo. Ate the residue
Trituration with hexane / hexane to separate a yellow crystalline solid. This is filtered off,
Pure title compound (0.48 g) was obtained. 126-128 ° C.
Example 14 Compound 14: [3- (3-trifluoromethyl) phenyl-4-thio
Preparation of [azolidinone-5-yl] acetic acid
Mercaptosuccinic acid (7.5 g) was added to Dean Stark trap and cooled
Weighed into a three-necked flask equipped with a vessel. 3-trifluoromethylaniline (8
. 05g), toluene (100 ml) and 37% formaldehyde aqueous solution (4
. 25 ml) were introduced together with a stir bar. Slowly reflux the stirred reaction mixture
During which time all remaining solids dissolved. When reflux is achieved, water is
The solids began to precipitate after 15 minutes. 3 hours
After reflux, the hot solution was filtered through a filter and the filtrate was cooled to room temperature.
. The precipitated solid was then collected by pump (7.34 g) and recrystallized from hot toluene.
This gave the title compound (3.78 g).1H NMR (CDClThree/ D6DMSO)
: 2.95 (1H, dd), 3.19 (1H, dd), 4.27 (1H, m), 4.82 (2H, m), 7.53 (2H, m), 7.71 (1H, m), 7.
79 (1H, s). IR (Nujolmar): 3500-2500 (br), 1700cm-1(br) .MS: m / e
305 (M+).Example 15
Compound 15: ethyl [3- (3-trifluoromethyl) phenyl-
Production of 4-oxazolidinone-5-yl] acetate
N- (3-trifluoromethylphenyl) fumaric acid amide ethyl ester (1
0.0g) in DMF (50 ml) was treated with sodium hydride (60 ml).
% Oil dispersion (0.14 g) to a stirred suspension in DMF (25 ml).
Was added. The reaction mixture turned bright orange. Then paraformaldehyde (
5.80 g) were added all at once. The reaction turned brown. After 15 minutes the reaction
2N HCl (aq) was poured into water (250 ml) containing approximately 10 ml. this
The aqueous mixture was extracted with ether (2x200ml). Combine the organic extracts
Wash with brine, then MgSOFour, Filter and remove the solvent under reduced pressure
The above oxazolidinone was obtained as a brown oil (10.858 g, 98%).
. It solidified on standing. The method of this example is performed using compounds 45, 62,
And 243 were also used.Example 16
Compound 17 and Compound 18: N- (1,1-dimethylpropyl)
-[1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone-3-yl]
Acetamide and N- (1,1-dimethylprop-2-enyl)-[1- (3-
Trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone-3-yl] acetamide
Manufacture
Propargylamide (compound 16, prepared in a similar manner as described in Example 8)
(Preparation) (0.407 g) was dissolved in ethyl acetate (20 ml). Ethyl acetate (5ml
5) Palladium on calcium carbonate deactivated with lead (0.04 g) in
Was added. Evacuate flask with stirring and flush hydrogen with balloon
Was. This operation was repeated twice. After hydrogenation at 1 atmosphere for 2 hours, Hyflo (
The reaction was filtered through a pad of Hyflo® to remove the catalyst. Steam the filtrate
Evaporation gave a solid which was eluted with 25% acetone in hexane HPL
Purification by C afforded first compound 17 as a colorless solid (0.095 g).
Point 117 ° C .; then compound 18 was obtained as a colorless solid (0.159 g). Melting point 1
11 ° C. This method was carried out using compounds 34 (melting point 104-105 ° C.), 35 (melting point 1
20-121 ° C), compound 46, compound 47, compound 48, compound 49, compound
56
(Melting point 98-99 ° C), compound 57 (melting point 171-172 ° C), compound 74 (melting point
77-81 ° C), compound 79, compound 80 (melting point 83-84.5 ° C), compound
98 (melting point 111.5-112.5 ° C), compound 118 (melting point 114.5-11
6 ° C.), also used for the production of compound 240, compound 255 and compounds 273 to 277.
Was.Example 17
Compounds 40 and 39: N- (1,1-dimethylpropynyl)-[
1- (3-trifluoromethyl) phenyl-3-oxazolidinone-5-yl]
Acetamide and N- (1,1-dimethylpropynyl)-[1- (3-trif
Fluoromethyl) phenyl-3-oxazolidinone-5-yl] acetamide
Construction
The ester (compound 15, prepared according to Example 15) (0.8 g) was dried in dichloromethane.
Dissolved in dichloromethane (20 ml) and aluminum trichloride (0.84 g) was added.
. To this suspension was added dropwise 1,1-dimethylpropargylamine (1.16 g).
. When the bubbling had ceased and the 15 ° C exotherm subsided, the mixture was stirred at room temperature for 1 hour.
Was. The mixture was then carefully quenched with 2M HCl (aq), the layers were separated,
The aqueous layer was extracted with dichloromethane. The combined organic layers are washed with water, MgSOFourso
Dry and evaporate. The solid was recrystallized and the crystallization residue was purified by HPLC,
The compound 39 was purified as a white solid (0.168 g) by preparative TLC.
Compound 40 was obtained as a white solid (0.08 g). This method was performed using Compound 2 of Table I.
1, 50, 66, 67 and 68 were also used.Example 18
Compound 24: N-cyclobutyl- [1- (3-trifluoromethyl
) Preparation of phenyl-2-pyrrolidinone-3-yl] acetamide
Acid chloride (prepared from compound 13, the corresponding acid according to Example 8, 0.5 g
) Was dissolved in dichloromethane (18 ml). Sodium carbonate (0.463g)
Was dissolved in water (18 ml) and added to cyclobutylamine hydrochloride (0.207 g).
Was. After the bubbling subsided, the solution was added to the above acid chloride. Vigorous stirring
After that, the reaction was left overnight. Dilute the reaction with dichloromethane (20ml)
And NaHCOThree(Aqueous solution). The aqueous layer was diluted with dichloromethane and then
After re-extraction withFourAnd dried. Evaporation gives a yellow oil
This
By column chromatography, eluting with 90% ethyl acetate in hexane
Purification provided compound 24 as a white solid (0.475 g). Melting point 146-1
47 ° C. This method was also used to prepare compound 25 of Table I (melting point 96.5-99 ° C).
Was.Example 19
Compound 32: Nt-butyl-2- [1- (3-trifluoromethyl
L) Preparation of phenyl-2-pyrrolidinone-3-yl] propamideStep 1
t-butyl-2- [1- (3-trifluoromethylphenyl) -2-pi
Preparation of [Rolidinone-3-yl] propanoate
Dissolve the ester (Compound 7, 2.112 g) in THF (30 ml) at -78 ° C
did. Lithium hexamethyldisilazide (6.7M ml of 1.0 M THF solution)
Was added via syringe. After 30 minutes at -78 ° C, iodomethane (1.752 g) was added.
Added. This was stirred at -78 ° C for 20 minutes and then allowed to warm to room temperature. room temperature
After 10 minutes, the reaction was poured into water (30 ml). Re-extract the aqueous layer with ether (
Twice), the combined organic layers were washed with sodium thiosulfate solution,FourDry
I let it. The solvent was evaporated and the residue was eluted with 25% ethyl acetate in hexane.
Purification by flash chromatography, the desired product and 3-methylpyrrolidone
A (1: 1) mixture of the product (1.0 g) was obtained.Step 2
The mixture of the two esters obtained in Step 1 is hydrolyzed according to the method of Example 13.
Thus, a mixture of the corresponding acids (0.707 g) was obtained.Step 3
Reacting the mixture of acids obtained in step 2 with oxalyl chloride according to the method of Example 10
And then reacted with t-butylamine. This mixture of amide products is HP
Separation by LC gave the title compound as a white solid (0.208g). Melting point
107.5-111 ° CExample 20
Compound 41: 3- (t-butylcarbamoylthio) -1- (3-t
Production of (fluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinoneStep 1
A solution of thioacetic acid (0.0493 g) in ether (5 ml) was added at 0 ° C.
Then, under a nitrogen atmosphere, triethylamine (0.0656 g) was added dropwise. ether(
Bromo-pyrrolidinone (prepared according to Step 1 of Example 10) in 0.1 ml (0.3 ml).
2 g) was added. The mixture was warmed to room temperature and then heated at reflux for 4 hours.
The mixture was diluted with ether and 2M HCl (aq) (3 times), water (2 times),
Washed with line, MgSOFourAnd dried. Evaporate the solvent and remove the residue in hexane
Purified by chromatography, eluting with ethyl acetate (27:73),
Oacetate (0.211 g) was obtained.Step 2
The thioacetate (0.03 g) produced in Step 1 was dissolved in methanol,
And cooled. Ammonia gas was bubbled through the mixture for 15 minutes. Concentrate the mixture to dryness
did. By chromatography eluting with ethyl acetate / hexane (25:75)
Thus, a thiol compound was obtained.Step 3
The thiol compound obtained in Step 2 was combined with t-butyl isocyanate according to Example 10.
The reaction was performed to obtain the thiocarbamate compound 41 as a colorless solid. Melting point 104 ~
106 ° C. Using a similar method, compound 42 of Table I (melting point 119-120 ° C.)
75 (melting point 111 to 112.5 ° C), 76 (melting point 83 to 86 ° C), 127, 30
9, 314, 319, 320, 323 and 327 were produced.Example 21
Compound 61: 3- (t-butyloxycarbonyl-N-methyl) a
Production of mino-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone
Compound 10 (0.40 g) prepared according to Example 10 in dioxane / water (
1: 1, 6 ml), triethylamine (0.32 ml), then
Boc-on was added. The reaction was left at room temperature overnight, then ethyl acetate / water
Distributed between the two. The aqueous layer was re-extracted with ethyl acetate, and the organic layer was washed with water (twice), 0.5N
Washed with NaOH (aq), water and brine, then dried (NaTwoS
OFour). Evaporate and chromatograph eluting with ethyl acetate / hexane (30:70)
The mixture was subjected to a luffy treatment to give the carbamate compound 61 as a colorless solid (0.515 g)
As obtained. 135-136 ° C.
Using similar methods, compounds 58 (melting point 106-107 ° C.), 59 (melting point
Points 136-137 ° C), 69 (melting point 147-148 ° C) and 73 (melting point 139).
140140 ° C.).Example 22
Compound 77: 3- (t-butyloxycarbonyloxy) -1- (
Production of (3-trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidinone
Anhydrous t-butyloxycarbonyl (anhydrous Boc) (0.48 ml) was
Xypyrrolidinone (prepared according to Step 1 or 1a of Example 9) (0.50 g)
To a solution in dichloromethane (10 ml) and then DMAP (0
. 024 g) was added. After 10 minutes foaming started. Half capacity after 1 1/2 hours
The solvent was evaporated to a residue and the residue was eluted with 20% ethyl acetate / hexane for chromatography.
Purified by chromatography to give carbamate 77 as a colorless solid (0.62 g)
Obtained. 80-92 ° C. This method was carried out using compound 81 of Table I (melting point
).Example 23
Compound 99: 3- (t-butylcarbamoyl-N-ethoxycarbo
Nylmethylamino) -1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidi
Non-manufacturingStep 1
3- (N-ethoxycarbonylmethyl) amino-1- (3-trifluoro
Production of (rmethyl) phenyl-2-pyrrolidinone
Ethyl bromoacetic acid (0.155 ml) was added via syringe to 3-amino-1- (3-to-
(Trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone (described in Step 4 of Example 1)
(0.31 g) and triethylamine (0.176).
ml) in THF (5 ml) at room temperature. 16 hours later
The mixture is saturated NaHCOThree(Aqueous solution) and extracted with ethyl acetate (twice)
. The extracts are combined and dried (NaTwoSOFour), Evaporate and flash residue
Purification by chromatography (eluted with ethyl acetate) gave 3- (N-ethoxy)
(Bonylmethyl) amino-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrroli
Zinone was obtained as a colorless solid (0.315 g).Step 2
3- (t-butylcarbamoyl-N-ethoxycarbonylmethyl) ami
Production of no-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone
3- (N-ethoxycarbonylmethyl) amino-1- (3-trifluoromethyl
G) phenyl-2-pyrrolidinone (0.215 g) (prepared as described in step 1)
) Was dissolved in dichloromethane (3 ml). Triethylamine (0.5ml)
And t-butyl isocyanate (0.25 ml) was added, then the reaction was brought to room temperature.
It was left for 16 hours. The solvent is then evaporated and the residue is flash chromatographed.
-(Eluted with ethyl acetate) to give the crude product. Ethyl acetate /
Recrystallization from hexane gave the pure title compound (0.13 g) as colorless crystals.
Was. 144-146 ° C.
Compound 119 (melting point: 130.5-132.5 ° C) was prepared using a similar method.
did.Example 24
Compound 86: 3- (t-butylcarbamoyl-N-methoxy) amido
Production of no-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinoneStep 1
3- (N-methoxy) amino-1- (3-trifluoromethyl) phenyl
Production of ru-2-pyrrolidinone
Methoxylamine hydrochloride (3.39 g) and sodium carbonate (4.29 g)
Stirred together in methanol (20 ml) for 5 minutes. The mixture is then
Lomo-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone (2.5 g
) (Prepared as described in step 1 of Example 10) in methanol (30 ml)
At room temperature. The mixture was heated at reflux overnight. Met hydrochloride
Xylamine (3.39 g) was added and heating was continued for another 24 hours. After cooling
The reaction was poured into water and extracted with dichloromethane (3 times). Combine the extracts
Washed with brine and dried (NaTwoSOFour). Chromatography (40% vinegar
(Eluting with ethyl acetate / hexane) afforded the product as a pale yellow oil which was condensed.
Crystallized. This involves the title compound and the corresponding 3-hydroxy-1- (3-trifur
4: 1 mixture with (olomethyl) phenyl-2-pyrrolidinone (0.068 g)
Yes, and used as is in the next step.Step 2
3- (t-butylcarbamoyl-N-methoxy) amino-1- (3-t
Production of (fluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone
3- (N-methoxy) amino-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2
-Pyrrolidinone (0.4 g) (prepared as described in step 1), triethylamine
(0.5 ml) and t-butyl isocyanate (0.5 ml) in dichlorometa
The solution in toluene (1 ml) was stirred at room temperature for 20 hours. Then an additional amount of birds
Ethylamine (0.25 ml) and t-butyl isocyanate (0.25 ml)
Was added and stirring was continued for 3 hours. Evaporate the solvent and convert the product to 40-
Purified by flash chromatography, eluting with 50% ethyl acetate. Living
The product is obtained as a brown oil which crystallizes to give the title compound (0.275 g).
Obtained. 127.5-128.5 [deg.] C.
Compound 88 (melting point 102-104 ° C) was prepared using a similar method.Example 25
Compound 123: 3- (3,3-cymethylbutanoyl-N-formyl)
) Preparation of amino-1- (3-trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidinone
ConstructionStep 1
3-methylsulfonyloxy-1- (3-trifluoromethoxy) fe
Production of nil-2-pyrrolidinone
3-hydroxy-1- (3-trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidi
Non (5.22 g) (same as described in Step 1 or Step 1a of Example 9)
CH)TwoClTwo(75 ml) and cooled to 5 ° C. Triethyl
Amine (3.48 ml) was added dropwise followed by methanesulfonyl chloride (1,64 ml).
) Was added over 15 minutes. The reaction was stirred at 5 ° C. for 20 minutes, then allowed to reach room temperature.
The temperature was raised and stirred for 2 hours. CHTwoClTwoAfter dilution with, the mixture is washed with water (
Twice), MgSOFourAnd dried. By concentrating 6.63 g of the above mesylate,
Obtained as a brown solid.Step 2
3- (N-formyl) amino-1- (3-trifluoromethoxy) fe
Production of nil-2-pyrrolidinone
Sodium hydride (0.33 g of 80% oil dispersion, washed with 40-60 gasoline
) Was suspended in dry DMF (2 ml). While cooling in an ice bath, formamide (1
0 ml) was added dropwise over 15 minutes. The above mesylate in DMF (15 ml)
(Prepared according to step 1) (3.39 g) at 20 ° C. over 10 minutes and the resulting dark
The yellow solution was heated to 50 ° C. for 3 hours. After cooling, add the reaction to water and add ethyl acetate.
Extracted (3 times). The combined extracts were washed with water (3 times) and extracted with MgSOFourDried in
And concentrated, and triturated with ether / gasoline to convert the N-formyl compound to a pink solid.
body
(0.97 g).Step 3
3- (3,3-dimethylbutanoyl-N-formyl) amino-1- (3
Preparation of (trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidinone
The N-formyl compound (prepared in Step 2) (0.97 g) wasTwoClTwo(20ml
). Triethylamine (0.51 ml) was added and then CHTwoClTwo
3,3-dimethylbutanoyl chloride (0.51 ml) in (5 ml) over 5 minutes
It was added dropwise. The reaction was stirred at room temperature for 17 hours, with additional triethylamine (0.
. 25 ml) and 3,3-dimethylbutanoyl chloride (0.25 ml) were added.
After an additional 3 hours, the reaction wasTwoClTwoAnd washed with water. MgSOFourDry
After drying, the solvent was evaporated to give the crude product as an orange oil. With ether
Chromatography eluting gave a pale yellow product, which was ether / gas
Trituration with sorin provided the title compound as a white solid (0.57 g).Example 26
Compound 94: 3- (3-t-butylthiocarbamoyl-N-methyl
) Preparation of amino-1- (3-trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidinone
Construction
3- (N-methyl) amino-1- (3-difluoromethoxy) phenyl-2-
Pyrrolidinone (0.20 g) (in a manner similar to that described in Step 2 of Example 9)
Production) CHTwoClTwo(5 ml). T-butyl isothiocyanate (0.
13 ml) and triethylamine (0.16 ml) are added and the reaction is allowed to stand at room temperature.
Stirred overnight. Evaporate the solvent and elute the residue with 60% ethyl acetate / hexane
Purification by column chromatography yields the title thiourea compound as a colorless solid (
0.253 g). 141-143 ° C. Compounds using similar methods
95 (melting point 141-144 ° C), 100 (melting point 140-142 ° C), 107 (melting point
Point 100-107 ° C), 109 (melting point 148.5-150 ° C), 112 (melting point 1
30-132 ° C), 114 (melting point 108-109 ° C) and 115 (melting point 142).
143 ° C).Example 27
Compound 93: 3- (t-butylcarbamoyl-N-allyl) amino
Production of -1- (3-trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidinoneStep 1
3- (N-allyl) amino-1- (3-trifluoromethoxy) phenyl
Production of ru-2-pyrrolidinone
3-bromo-1- (3-trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidinone
(0.80 g) (prepared in the same manner as described in Step 1 of Example 10)
Dissolved in HF. Allylamine (0.70 g) was added to this solution and the mixture was
Stirred at room temperature for 4 hours, then left overnight. The reaction was diluted with ethyl acetate and diluted with water (3
Times), washed with brine and dried over MgSOFourAnd dried. Filter and evaporate the solvent
And a crude product which was obtained by column chromatography (90-1 in hexane).
Purification by pure N-allyl compound (0.68
g) was obtained.Step 2
3- (t-butylcarbamoyl-N-allyl) amino-1- (3-tri
Production of (fluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidinone
The N-allyl derivative (0.23 g) (prepared as described in step 1) was converted to CHTwoClTwo
(3 ml), triethylamine (0.16 ml) and isocyanic acid t
-Butyl (0.22 ml). After 48 hours at room temperature, the reaction wasTwoClTwo
And washed with 2N HCl (aq) (2 times), brine and MgSOFourso
Let dry. The mixture was filtered, concentrated and the residue was taken up in 40% ethyl acetate in hexane.
Purified by flash chromatography, eluting with. The title urea compound
Obtained as a colorless solid (0.293 g). 107-108 ° C.
Using a similar method, compounds 19 (melting point 112-114 ° C.), 38 (melting
Points 157-158 ° C), 64 (melting point 108.5-110 ° C), 65 (melting point 146)
148 ° C.), 78 (melting point 110 to 111.5 ° C.), 82 (melting point 136.5 to 1
38.5 ° C), 83 (gum), 84 (melting point 111-112 ° C), 85 (melting point 13
7 to 138 ° C), 87, 90 (melting point: 95 to 96.5 ° C), 91 (melting point: 136.5)
-137.5 ° C), 92 (solid, gum), 93 (melting point 107-108 ° C), 10
1 (melting point 111.5-112.5 ° C), 105 (melting point 137-138.5 ° C),
106 (melting point 84-87 ° C), 108 (melting point 107-109 ° C), 111, 11
6 (melting point 172-173.5 ° C), 120 (melting point 105-107.5 ° C), 12
1 (melting point: 117 to 118.5 ° C.), 122 (melting point: 106 to 107.5 ° C.), 24
1, 242, 254, 312, 316, 317 and 318 were produced.Example 28
Compound 117: 3- (t-butylcarbamoyl-N-acetoxye
Tyl) amino-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone
Manufacture
Compound 82 (0.25 g) (prepared by a method similar to that described in Example 27)
To CHTwoClTwo(5 ml). Triethylamine (0.091 ml)
Then acetyl chloride (0.046 ml) was added. Allow reaction to stand at room temperature for 45 minutes
Stir and CHTwoClTwoDiluted with 2N HCl (aqueous) (2 times), washed with brine
Purified, MgSOFourAnd dried. Filtration and evaporation gives the crude product, which
By column chromatography eluting with ethyl acetate in hexane (1: 1)
Purified. The above acetoxy compound was obtained as a colorless solid. Melting point 129-13
1 ° C.Example 29
Preparation of Compound 128:
Compound 99 (prepared as described in Example 23) (0.110 g) was added in THF (5
ml) and sodium hydride (30 mg of a 60% oil dispersion) was added.
The reaction bubbled yellow and then turned pink-orange. After 4 hours, pour the mixture into water
And extracted with ethyl acetate (3 times). The combined extracts are dried (MgSO 4Four)
And evaporated. Cyclic by flash chromatography (eluted with ethyl acetate)
Compound 128 was obtained as a pale yellow gum (0.076 g).Example 30
Preparation of Compound 129
Compound 55 (prepared in a manner similar to that described in Example 1) (0.100 g)
Of an oxalyl chloride (0.00 ml) in an ice-cooled solution of toluene in 5 ml
27 ml) was added. The mixture is removed from the ice bath, at room temperature for 1/2 hour, then
Stirred at 80 ° C. for 1 hour. The cyclic compound 129 was obtained by evaporating the solvent.
A similar method was used to produce compound 133.Example 31
Preparation of Compound 130
Compound 101 (prepared in a manner similar to that described in Example 27) (0.100
g) was dissolved in THF (2 ml) and 2N HCl (2 ml) was added. Reactant
Was stirred at room temperature overnight. This mixture was poured into ethyl acetate. Separating the organic phase,
Dry (MgSO 4Four), And evaporated to give compound 130 as a colorless solid.Example 32
Preparation of Compound 131
Compound 28 (prepared in a manner similar to that described in Example 1) (0.100 g)
To toluene (10cmThree). Glyoxal 3HTwoO (0.033 g
) And PTSA (catalytic amount) and add the mixture to the Dean and Stark strip.
Heated for 4 hours. Additional glyoxal 3HTwoAdd O (0.033g)
And the mixture was heated at reflux for a further 4 hours. After evaporating the solvent, the residue is
Purified by chromatography, eluting with ethyl acetate in sun (1: 2),
Compound 131 was obtained as a colorless solid (0.043 g).Example 33
Preparation of Compound 132
Compound 28 (prepared in a manner similar to that described in Example 1) (0.115 g)
Was dissolved in toluene (10 ml). Paraformaldehyde (0.023g)
And PTSA (catalytic amount) are added and the mixture is subjected to Dean and Stark conditions.
For 8 hours. Additional paraformaldehyde (0.023 g) was added during this time.
Added every hour. The mixture was allowed to cool and the solvent was evaporated. Chromatograph the residue
Was purified by HPLC (eluted with ethyl acetate / hexane 1: 2) to give compound 132 (
0.018 g).
A similar method was used to produce compound 134.Example 34
Compound 135: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (3-t
Production of (fluoromethylphenyl) oxazolidin-4-oneStep 1
Production of benzyl dibenzyloxyacetate
Dichloroacetic acid (12.89 g) in benzyl alcohol (50 ml)
Solution was added to sodium hydride (1 ml) in benzyl alcohol (150 ml).
Dissolution of sodium benzyl oxide obtained from 3.53 g, 55% dispersion in mineral oil)
Added to the solution. The resulting mixture was heated at 190 ° C. for 4 hours, then the solvent was removed under reduced pressure
Was distilled off. The residue was triturated with ether, the solid was filtered off, hydrochloric acid (2N) and ether.
Dispersed between tells. The extract is dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure.
I let you. The residue is chromatographed on silica using dichloromethane as eluent.
To give benzyl dibenzyloxyacetate (12.50 g) as a colorless oil.
Was. Even with more polar solvents, the expected corresponding acids did not elute.
NMR (CDClThree): Δ 4.7 (H1, dd), 5.1 (1H, s), 5.2 (2H, s), 7.3 (15H, m). MS:
M+362.
When the NB residue was triturated with ether, some of the ester product was lost.
Looks good; changes finishing method in terms of producing esters rather than acids
Should.Step 2
Production of dibenzyloxyacetic acid
Water (20 ml) and potassium carbonate (10.64 g) were obtained in step 1 above.
Of benzyl dibenzyloxyacetate (11.15 g) in tetrahydrofuran (80
ml) and the mixture was heated at reflux under reduced pressure for 24 hours. this
Is allowed to cool, poured into water, extracted with ether, acidified with concentrated hydrochloric acid, and re-extracted with ether.
Issued. The extract from the acidic solution is washed with brine and dried over magnesium sulfate.
And evaporated under reduced pressure to give the title compound (8.12 g), which is crude
Also used in step 3.
NMR (CDClThree): Δ 4.7 (4H, m), 5.1 (1 H, bs), 7.3 (10 H, m), 9.2 (1 H. bs).Step 3
2,2-dibenzyloxy-N- (3-trifluoromethylphenyl)
Production of acetamide
The dibenzyloxyacetic acid (4.0 g) obtained in Step 2 was added to dichloromethane (40 m
1) Cool the stirred solution in 0) to 0 ° C. and sequentially add N, N-dimethylform
Treated dropwise with amide (100 mg) and oxalyl chloride (2.0 g). 30
Minutes later, pyridine (3.52 g), 3-trifluoromethylaniline (2.64 g)
) And 4-dimethylaminopyridine (100 mg) were added. This mixture
Stirred at 0 ° C. for another 30 minutes, then allowed to warm to room temperature. Three hours later
Pour into water, extract with ethyl acetate, and extract sequentially with diluted hydrochloric acid, water, and sodium bicarbonate.
Washed with aqueous solution and brine. After drying with magnesium sulfate, extraction
The liquid was evaporated under reduced pressure to give the title compound (5.62g) as an orange gum.
This was pure enough to be used in Step 4.
Step 4 2,2-dibenzyloxy-N-benzyloxymethyl-N- (3-t
Production of (fluoromethylphenyl) acetamide
2,2-dibenzyloxy-N- (3-trifluoromethylphene) obtained in Step 3
Nyl) acetamide (4.75 g), benzyl chloromethyl ether (1.79)
g) and tetrabutylammonium iodide (100 mg) were vigorously stirred sequentially.
Aqueous sodium hydroxide solution (100 ml, 50%) and dichloromethane (1
00 ml) of the mixture. After stirring for 18 hours, the mixture is
The extract was washed several times with brine and the extract was washed with brine. Dried over magnesium sulfate
Afterwards, the extract was evaporated under reduced pressure. The residue was purified on silica with hexane-ethyl acetate (
4: 1) as eluent to give the title compound (2.8).
7 g) were obtained.
NMR (CDClThree): Δ4.6 (6H, m), 4.9 (1H, bs), 5.15 (2H, bs), 7.3 (18H, m), 7.55 (
1H, dd).Step 5
5-hydroxy-3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazoly
Production of gin-4-one
2,2-dibenzyloxy-N-benzyloxymethyl-N produced in step 4
-(3-trifluoromethylphenyl) acetamide (0.27 g), carbon
Top 10% palladium (50 mg), trifluoroacetic acid (1 ml) and dichloro
A mixture of methane (50 ml) was stirred under a hydrogen atmosphere for 5 hours. Hyflo it
-Filter through Hyflo Supercel (trademark) and evaporate under reduced pressure
On silica using dichloromethane-ethanol (49: 1) as eluent
And chromatographed to give the title compound (0.07 g) as a waxy solid.
Obtained. 75-76 ° C.
Step 6 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (3-trifluoromethylf
Preparation of enyl) oxazolidin-4-one
5-hydroxy-3- (3-trifluoromethylphenyl) produced in Step 5
Oxazolidin-4-one was converted to triethyl alcohol as described in Step 5 of Example 1.
Conversion to title compound by treatment with t-butyl isocyanate in the presence of a min
it can.Example 35
Compound 136: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (5-t
Trifluoromethyl-1,3,4-thiadiazol-2-yl) thiazolidine-4
-On productionStep 1
3- (5-trifluoromethyl-1,3,4-thiadiazole-2-i
L) Production of thiazolidine-4-one
2-amino-5-trifluoromethyl-1,3,4-thiadiazole (5.0
g) of the stirred solution in toluene (50 ml) is added successively to thioglycol
Phosphoric acid (2.77 g), 37% aqueous formaldehyde solution (2.45 ml) and
Treated with p-toluenesulfonic acid (0.025 g). Heat the reaction mixture to reflux
, Water was collected in a Dean-Stark apparatus. After 4 hours it is cooled and saturated
Wash with aqueous sodium acid solution and brine, dry over magnesium sulfate, reduce
Evaporation under pressure gave the title compound (4.35 g, mp 99-100 ° C). N
MR (CDClThree): Δ3.9 (2H, s), 5.25 (2H, s). MS: M+255.Step 2
5-chloro-3- (5-trifluoromethyl-1,3,4-thiadiazo
2-yl) thiazolidine-4-one
Sulfuryl chloride (0.27 ml) was prepared as described in step 1 above.
-(5-trifluoromethyl-1,3,4-thiadiazol-2-yl) thiazo
Stirring of lysin-4-one (0.5 g) in dichloromethane (20 ml)
Solution and cooled in an ice-salt bath. The mixture is stirred for a further 2 hours and then
Then, the temperature was raised to room temperature over 1 hour. Then it is evaporated under reduced pressure and the residue
Was chromatographed on silica using hexane-ethyl acetate (3: 1) as eluent.
Roughening was performed to obtain the title compound (0.34 g) as a white solid. NMR (C
DCIThree): Δ5.4 (2H, s), 5.9 (1H, s).Step 3
5-hydroxy-3- (5-trifluoromethyl-1,3,4-thiazi
Preparation of (azol-2-yl) thiazolidine-4-one
5-Chloro-3- (5-trifluoromethyl) produced as described in Step 2 above
Tyl-1,3,4-thiadiazol-2-yl) thiazolidine-4-one (1.
72 g) in tetrahydrofuran (20 ml) was stirred vigorously.
Potassium dihydrogen phosphate buffer solution (20 ml, to maintain pH 4.5)
). The reaction mixture was stirred at room temperature for 20 hours, left overnight and diluted with water
. The white precipitate was filtered off and dried in vacuo to give the title compound (1.31 g, mp 17).
6-177 ° C). NMR (DMSO-d6): Δ5.15 (2H, dd), 5.9 (1H, d), 7
.4 (1H, d). MS: M+271.Step 4
5-t-butylcarbamoyloxy-3- (5-trifluoromethyl-
Production of (1,3,4-thiadiazol-2-yl) thiazolidine-4-one
5-Hydroxy-3- (5-trifluoro) prepared as described in Step 3 above
L-methyl-1,3,4-thiadiazol-2-yl) thiazolidine-4-one (
0.91 g) in dichloromethane (25 ml) was stirred on ice.
Cool in a bath and add sequentially t-butyl isocyanate (0.37 g) (dropwise)
Treated with liethylamine (0.37 g). Allow the mixture to warm up to room temperature for 18 hours
Stir and then evaporate under reduced pressure. Dissolve the residue in ethyl acetate, add water and
Washed in, dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure. On silica
Chromatography using hexane-diethyl ether (3: 1) as eluent
To give the title compound (0.94 g, mp 151-152 ° C). NMR (
CDClThree): Δ1.3 (9H, s), 4.85 (1H, bs), 5.3 (2H, m), 6.3 (1H, s). MS: MH+37
1.Example 36
Compound 137: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (5-meth
Production of tyl-1,3,4-thiadiazol-2-yl) thiazolidine-4-oneStep 1
3- (5-methyl-1,3,4-thiadiazol-2-yl) thiazoly
Production of gin-4-one
In a manner similar to that described in Step 1 of Example 35, except that 2-amino-5-
Methyl-1,3,4-thiadiazole (5.0 g), thioglycolic acid (4.0
g), 37% aqueous formaldehyde solution (3.52 ml), p-toluene sulfone
Acid (0.025 g) and toluene (60 ml) were used. Decane the toluene layer
And evaporated under reduced pressure to give the title compound (6.04 g, mp 139-140 ° C).
I got NMR (CDClThree): Δ2.7 (3H, s), 3.8 (2H, s), 5.15 (2H, s). MS: M+
201.Step 2
5-hydroxy-3- (5-methyl-1,3,4-thiadiazole-2
Preparation of -yl) thiazolidine-4-one
N-chlorosuccinimide (2.84 g) was prepared as described in Step 1 above.
3- (5-methyl-1,3,4-thiadiazol-2-yl) thiazolidi produced
Stirring of 4-n-one (4.27 g) in dichloromethane (30 ml).
The solution was added dropwise. After 20 hours, the solvent was removed under reduced pressure. The residue was prepared in Example 35.
According to a method similar to that described in Step 3 of the above, diphosphate in tetrahydrofuran is used.
The compound was converted to the title compound by treatment with aqueous potassium hydrogen. The reaction mixture
Dilute with water and extract with ethyl acetate. Wash the extract and dry over magnesium sulfate
And evaporated under reduced pressure, dichloromethane-ethanol (49: 1) on silica
Was used as eluent for chromatography to give the title compound (1.47 g,
(154-156 ° C). NMR (DMSO-d6): Δ2.6 (3H, s), 5.0 (2H,
m), 5.75 (1H, bd), 7.25 (1H, bd). MS: M+217.Step 3
5-t-butylcarbamoyloxy-3- (5-methyl-1,3,4-
Production of thiadiazol-2-yl) thiazolidine-4-one
In a manner analogous to that described in Example 35, except that the 5-hydroxy
C-3- (5-methyl-1,3,4-thiadiazol-2-yl) thiazolidine
-4-one (0.5 g), t-butyl isocyanate (0.25 g), triethyl
The title compound was prepared using an amine (0.26 g) and dichloromethane (15 ml).
Was manufactured. On silica using dichloromethane-ethanol (49: 1) as eluent
Title compound (0.32 g, mp 160-1).
61 ° C.).
Example 37 Compound 138: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (6-t
Production of (trifluoromethylpyridin-2-yl) thiazolidine-4-oneStep 1
3- (6-trifluoromethylpyridin-2-yl) thiazolidine-4
-On production
In a manner similar to that described in Step 1 of Example 35, except that 2-amino-6
Trifluoromethylpyridine (5.0 g), thioglycolic acid (3.1 g), 3
7% aqueous formaldehyde solution (2.7 ml), p-toluenesulfonic acid (0.0
25 g) and toluene (50 ml). Crude product (5.76 g, melting point 8)
7-88 ° C.) was of sufficient purity to be used in step 2.
Step 2 5-chloro-3- (6-trifluoromethylpyridin-2-yl) thia
Production of Zolidin-4-one
3- (6-trifluoromethylpyridine prepared as described in Step 1 above
-2-yl) thiazolidine-4-one (4.75 g) in dichloromethane (10
The stirred solution in 0 ml) was cooled to 0 ° C. and sulfuryl chloride (1.2 ml) was added.
9 g). After 1 hour, the mixture was warmed to room temperature and further 3 hours
Stirred. It is then cooled to 0 ° C. and with additional sulfuryl chloride (1.29 g)
It was treated dropwise. After 30 minutes, the mixture is evaporated under reduced pressure and the residue is hexane over silica.
Chromatography using ethyl acetate-ethyl acetate (3: 1) as eluent.
The title compound (3.03 g) was obtained. This was used directly in the next step. NMR
Step 3 5-hydroxy-3- (6-trifluoromethylpyridin-2-yl)
Production of thiazolidine-4-one
5-chloro-3- (6-trifluoromethyl) produced as described in Step 2 above
Lpyridin-2-yl) thiazolidine-4-one (3.03 g)
According to the description in Step 2 of Example 36 using an aqueous solution of potassium dihydrogen phosphate in lofuran
Hydrolysis was performed in a similar manner. The crude product (2.58 g, melting point 120 ° C.)
And purity sufficient for use in Example 38. NMR (CDClThree): Δ3.5
(1H, remarkably br), 5.2 (2H, m), 5.75 (1H, bs), 7.5 (1H, d), 7.95 (1H, t), 8.6 (1H, d) .MS:
MH+265.Step 4
5-t-butylcarbamoyloxy-3- (6-trifluoromethylpi
Production of (lysin-2-yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Example 35, except that the 5-hydroxy
C-3- (6-trifluoromethylpyridin-2-yl) thiazolidine-4-o
(1.0 g), t-butyl isocyanate (0.41 g), triethylamine (
0.42 g) and dichloromethane (30 ml) to give the title compound.
Was. Chromatography on silica using hexane-ethyl acetate (3: 1) as eluent
The title compound (1.02 g, melting point 118 ° C.) was obtained by chromatography.
Example 38 Compound 139: 5-N- (1,1-dimethylprop-2-ynyl)
Carbamoyloxy-3- (6-trifluoromethylpyridin-2-yl) thia
Production of Zolidin-4-oneStep 1
Production of 1,1-cimethylprop-2-ynyl isocyanate
Toluene (25.25 g) of 1-amino-1,1-dimethylpropyne (14.30 g)
The solution in nitrobenzene was cooled to 0 ° C. and a solution of phosgene in toluene (1.93).
M, 88.3 ml) and sodium hydroxide (13.70 g) in water (50 ml).
) Was added simultaneously over 20 minutes. The resulting suspension is stirred for a further 5 minutes and then
And filtered with a filter paper for phase separation. The filtrate, the title compound (2240 cm-1)
The toluene solution was used for the subsequent reaction as it was.Step 2
5-N- (1,1-dimethylprop-2-ynyl) carbamoyloxy
-3- (6-Trifluoromethylpyridin-2-yl) thiazolidine-4-one
Manufacturing of
In a manner similar to that described in Example 35, except that steps 1-3 of Example 37
5-hydroxy-3- (6-trifluoromethylpyridine prepared as described
-2-yl) thiazolidine-4-one (1.38 g), 1,1-di obtained in Step 1
Methylprop-2-ynyl isocyanate (14.38 ml, solution in toluene)
Using triethylamine (0.58 g) and dichloromethane (30 ml)
The title compound was prepared. Dissolve hexane-ethyl acetate (3: 1) on silica gel
Separation
The title compound (1.39 g, melting point 85) was obtained by chromatography using
8686 ° C.).
Example 39 Compound 140: 5-N- (1,1-dimethylprop-2-enyl)
Carbamoyloxy-3- (6-trifluoromethylpyridin-2-yl) thia
Production of Zolidin-4-one
5-N- (1,1-dimethylprop-2- produced as described in Example 38
Inyl) carbamoyloxy-3- (6-trifluoromethylpyridine-2-i
L) Thiazolidin-4-one (0.5 g) in dichloromethane (10 ml)
The solution in was hydrogenated with 5% palladium on carbon catalyst (0.05 g).
After 9 hours, the mixture was filtered and the filtrate was evaporated under reduced pressure. Residue on silica
Chromatography using sun-ethyl acetate (3: 1) as eluent,
The title compound (0.42 g) was obtained as a colorless gum.
Example 40 Compound 141: 3- (4,6-bis-trifluoromethylpyridine
-2-yl) -5-t-butylcarbamoyloxy-thiazolidine-4-one
ManufactureStep 1
3- (4,6-bis-trifluoromethylpyridin-2-yl) thiazo
Production of Lysine-4-one
In a manner similar to that described in Step 1 of Example 35, except that 2-amino-4,
6-bis-trifluoromethylpyridine (5.0 g), thioglycolic acid (2.
0g), 37% aqueous formaldehyde solution (1.8 ml), p-toluenesulfone
The title compound was prepared using acid (0.025 g) and toluene (50 ml).
Was. The crude product (4.32 g) is isolated as a viscous orange oil, which is left to stand
And was pure enough to be used in Step 2.
Step 2 3- (4,6-bis-trifluoromethylpyridin-2-yl) -5-
Preparation of hydroxy-thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in steps 2 and 3 of Example 37, except that
3- (4,6-bis-trifluoromethylpyridine prepared according to the description of step 1
-2-yl) thiazolidine-4-one (3.53 g), sulfuryl chloride (0.4
6 ml and 0.4 ml) and dichloromethane (30 ml).
A compound was produced. The reaction mixture is evaporated under reduced pressure to give the desired 5-chloro derivative,
A mixture of the 5,5-dichloro analog and the hydrolysis product (3.93 g) was obtained.
NMR for only 5-chloro compound (CDClThree): Δ5.35 (2H, m), 5.8 (1H, s
), 7.7 (1H, s), 8.9 (1H, s). Dissolution of the above mixture (3.93g) in tetrahydrofuran.
The liquor was hydrolyzed in a manner similar to that described in Step 2 of Example 36. Crude product
Was chromatographed on silica using hexane-ethyl acetate (3: 1) as eluent.
Roughening treatment gave the title compound (0.39 g, melting point 99-101 ° C).
Step 3 3- (4,6-bis-trifluoromethylpyridin-2-yl) -5-
Preparation of t-butylcarbamoyloxy-thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Example 35, except that the 3- (4,6
-Bis-trifluoromethylpyridin-2-yl) -5-hydroxy-thiazoly
Zin-4-one (0.36 g), t-butyl isocyanate (0.12 g), tri
Use ethylamine (0.12 g) and dichloromethane (20 ml) to give the title
The compound was prepared. Hexane-ethyl acetate (4: 1) on silica gel with eluent
The title compound (0.30 g) was purified by chromatography using a pale yellow gum.
As obtained.
Example 41 Compound 142: 5-t-butylcarbamoyloxo-3- (5-t
Production of (trifluoromethylpyridin-3-yl) thiazolidine-4-oneStep 1
3- (5-trifluoromethylpyridin-3-yl) thiazolidine-4
-On production
In a manner similar to that described in Step 1 of Example 35, except that 3-amino-5-
Trifluoromethylpyridine (5.0 g), thioglycolic acid (3.1 g), 3
7% aqueous formaldehyde solution (2.7 ml), p-toluenesulfonic acid (0.0
The title compound was prepared using 25 g) and toluene (50 ml). Torue
Layer is decanted, washed with sodium bicarbonate solution and then with brine,
Dry with cesium and evaporate under reduced pressure to give the title compound (2.76 g, 82-8).
4 ° C.).
Step 2 5-hydroxy-3- (5-trifluoromethylpyridin-3-yl)
Production of thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Example 35, but with dichloromethane (30 ml
3-)-(5-trifluoromethylpyridyl) prepared as described in step 1 above in
N-3-yl) thiazolidine-4-one (2.25 g) and sulfuryl chloride
(0.73 ml) was added dropwise at 0 ° C. to produce the title compound. Precipitate immediately
Was. The mixture was stirred at 5 ° C. for 30 minutes and evaporated under reduced pressure. Residue as it is
In a manner similar to that described in Step 2 of Example 36, the solution in tetrahydrofuran was
Hydrolysis with aqueous potassium dihydrogenate solution. The crude product is
Chromatography using ethanol-ethanol (19: 1) as eluent,
The title compound (1.16 g) was obtained as a pale yellow gum. NMR
Step 3 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (5-trifluoromethylpi
Production of (lysin-3-yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Step 1 of Example 35 except that the 5-
Hydroxy-3- (5-trifluoromethylpyridin-3-yl) thiazolidine
-4-one (0.50 g), t-butyl isocyanate (0.21 g), triethyl
Using the amine (0.21 g) and dichloromethane (10 ml).
Was manufactured. Dichloromethane-ethanol (24: 1) on silica as eluent
The title compound (0.54 g, mp 161-
163 ° C).
Example 42 Compound 143: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (2-t
Production of (trifluoromethylpyridin-4-yl) thiazolidine-4-oneStep 1
((2-trifluoromethylpyridin-4-yl) aminomethylthio)
Acetic acid production
In a manner similar to that described in Example 35, except that 4-amino-2-trifur
Oromethylpyridine (2.35 g), thioglycolic acid (1.33 g), 37%
Formaldehyde aqueous solution (1.18 g), p-toluenesulfonic acid (0.025
The title compound was prepared using g) and toluene (90 ml). 90 minutes
After heating, the mixture was cooled and the precipitate was filtered off. This is toluene, then hexa
And dried under reduced pressure to give the title compound as a white solid (3.22 g).
Obtained. This was pure enough to be used in Step 2 below.
The filtrate is evaporated under reduced pressure and the residue is treated on silica with hexane-ethyl acetate (2: 1).
Chromatography using the eluent gave the title compound of Step 2 below (0.
18g, melting point 63-65 ° C). NMR was as described below.Step 2
3- (2-trifluoromethylpyridin-4-yl) thiazolidine-4
-On production
In a manner similar to that described in Step 2 of Example 47 below, except that
((2-trifluoromethylpyridin-4-yl) a) prepared according to the description of 1.
Minomethylthio) acetic acid (2.91 g), thionyl chloride (1.30 g), triethyl
Lumin (1.11 g, twice) and dichloromethane (50 ml) were used.
The title compound was prepared. The reaction mixture was evaporated under reduced pressure, treated with water, ethyl acetate
Extracted. The extract was washed with an aqueous sodium bicarbonate solution to remove starting materials,
Wash with brine, dry over magnesium sulfate, evaporate under reduced pressure, and add
The title compound (1.67 g, mp 62-64 ° C) was obtained. NMR
Step 3 5-hydroxy-3- (2-trifluoromethylpyridin-4-yl)
Production of thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Step 2 of Example 40, except that 3- (2-trif
Fluoromethylpyridin-4-yl) thiazolidine-4-one (1.67 g), salt
Using sulfuryl bromide (0.83 g) and dichloromethane (30 ml)
The compound was prepared. This reaction is followed by potassium dihydrogen phosphate in tetrahydrofuran.
Hydrolysis with an aqueous solution of sodium hydroxide. The crude product was purified on silica with ethyl acetate-hexane (1:
Chromatography using 1) as eluent gave the title compound (0.635).
g) was obtained as a yellow oil.
Step 4 5-t-butylcarbamoyl okin-3- (2-trifluoromethylpi
Production of (lysin-4-yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Example 35, except that the 5-hydroxy
C-3- (2-trifluoromethylpyridin-4-yl) thiazolidine-4-o
(0.63 g), t-butyl isocyanate (0.47 g), triethylamine
(0.48 g) and dichloromethane (30 ml) to give the title compound
did. The reaction mixture is left for 20 hours, evaporated under reduced pressure and ethyl acetate on silica
Chromatography using hexane (1: 3) as eluent to afford the title
A compound (0.35 g, melting point 124-126 ° C.) was obtained.
Example 43 Compound 144: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (4-t
Production of (trifluoromethylpyridin-2-yl) thiazolidine-4-oneStep 1
3- (4-trifluoromethylpyridin-2-yl) thiazolidine-4
-On production
In a manner similar to that described in Example 35, except that 2-amino-4-trifur
Oromethylpyridine (10.0 g), thioglycolic acid (5.70 g), 37%
Using an aqueous formaldehyde solution (4.80 ml) and toluene (100 ml)
To produce the title compound. No p-toluenesulfonic acid catalyst was used. Crude
The product was chromatographed on silica using an ethyl acetate-hexane mixture as eluent.
After luffing, the title compound was obtained as a pale yellow oil (2.80 g). NMR
Step 2 5-hydroxy-3- (4-trifluoromethylpyridin-2-yl)
Production of thiazolidine-4-one
3- (4-trifluoromethylpyridine prepared as described in step 1 above
-2-yl) thiazolidine-4-one (2.30 g) in dichloromethane (25
The stirred solution in an ice bath was cooled with sulfuryl chloride (0.75 ml).
ml) for 2 minutes. The solution was warmed to room temperature and then saturated bicarbonate
Treated with an aqueous thorium solution (50 ml). Stir the mixture for 1 hour and separate the organic layer
And dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure to give the intermediate 5-chloro derivative.
I got a body. This was dissolved in tetrahydrofuran (25 ml) and saturated sodium bicarbonate was added.
Treated with an aqueous solution of sodium hydroxide (50 ml). The mixture was stirred vigorously for 4 hours, diluted with water
, Extracted with ether. Wash the extract with brine and dry over magnesium sulfate.
And evaporated under reduced pressure. The residue was recrystallized from chloroform-hexane to give the title
A compound (2.00 g, melting point 109-110 ° C, decomposed) was obtained.
Step 3 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (4-trifluoromethylpi
Production of (lysin-2-yl) thiazolidine-4-one
In a manner analogous to that described in Example 35, except that the 5-hydroxy
C-3- (4-trifluoromethylpyridin-2-yl) thiazolidine-4-o
(0.80 g), t-butyl isocyanate (0.30 g), triethylamine
(0.42 ml) and dichloromethane (5 ml) to give the title compound
did. The crude product was triturated with ether-hexane to give the title compound (0.90 g
) Got. NMR
Example 44 Compound 145: 5-N- (1,1-dimethylprop-2-ynyl)
Carbamoyloxy-3- (4-trifluoromethylpyridin-2-yl) thia
Production of Zolidin-4-one
In a manner similar to that described in Example 35, except that step 1 of Example 43 and
5-hydroxy-3- (4-trifluoromethylpyri
Zin-2-yl) thiazolidine-4-one (1.10 g), triethylamine (
0.58 ml), and 1,1-dimethylprop-2 isocyanate in toluene
-Inyl (prepared as described in step 1 of Example 38) solution (7.0 ml)
To produce the title compound. Even after 3 days the reaction was incomplete and therefore additional
(10 ml) of the isocyanate solution was added. Finishing of the reaction product by the usual method
did. The crude product was chromatographed on silica using ethyl acetate-hexane as eluent.
The torography process was performed. Further recrystallization from carbon tetrachloride-hexane gave the title compound.
(0.64 g, melting point: 119-120 ° C.).
NMR (CDClThree): Δ 1.54 (6H, s), 2.34 (1H, s),
Example 45 Compounds 146 and 147: 5-N- (1,1-dimethylpropyl
) Carbamoyloxy-3- (4-trifluoromethylpyridin-2-yl) thio
Azolidine-4-one (compound 146) and 5-N- (1,1-dimethylpro
P-2-enyl) carbamoyloxy-3- (4-trifluoromethylpyridine
Production of -2-yl) thiazolidine-4-one (compound 147)
The title compound was prepared in a manner similar to that described in Example 39. But first
5-N- (1,1-dimethylprop-2-i prepared as described in Example 44.
Nyl) carbamoyloxy-3- (4-trifluoromethylpyridin-2-yl
) Thiazolidine-4-one (0.319 g), and ethyl acetate (5 ml)
A Lindlar catalyst (0.032 g) was used. No reaction occurred even after 3 hours
A 10% palladium on carbon catalyst (0.03 g) was then added. The resulting blend
The mixture was hydrogenated for 30 minutes and finished by a conventional method. Acetic acid residue on silica
Chromatography using an ethyl-hexane mixture as eluent
The title compound 146 (0.049 g) was obtained.
The title compound 147 as the second component (0.219 g, melting point 90-91 ° C.)
Had.Example 46
Compound 148: 3-t-butylcarbamoyloxy-1- (4-meth
Production of (Toxiridin-3-yl) pyrrolidin-2-oneStep 1
Production of 5- (4-chlorobutanoylamino) -2-methoxypyridine
5-Amino-2-methoxypyridine (2.0 g) in ether (20 ml)
At 0 ° C. sequentially with 4-chlorobutanoyl chloride (2.77 g).
) And triethylamine (1.79 g). Heat mixture to room temperature
And stirred for 2 hours, poured into water and extracted with ethyl acetate. Magnesulfate extract
Dry over sodium and evaporate under reduced pressure to give the title compound (3.70 g, mp 91-90).
9
5 ° C.).Step 2
Production of 1- (4-methoxypyridin-3-yl) pyrrolidin-2-one
5- (4-chlorobutanoylamino)-produced according to the description of step 1 above.
2-Methoxypyridine (3.50 g) was added to sodium methoxide (0.35 g).
(From sodium) in methanol (30 ml) and stirred under nitrogen
While adding in small portions. The reaction mixture was stirred for 2 hours, diluted with ether and filtered.
I have. The filtrate was evaporated under reduced pressure and the residue was triturated with ether to give the title compound.
(2.83 g, melting point 64-65 ° C.).
Step 3 3-hydroxy-1- (4-methoxypyridin-3-yl) pyrrolidine
Production of 2-one
Lithium bis (trimethylsilyl) amide (5.72 ml, tetrahydrofura
1- (4-Methoxypyridin-3-yl) pyrrolidine-2
-One (0.5 g) (prepared as described in step 2 above) of tetrahydrofura
The stirred suspension in toluene (20 ml) was added dropwise at -78 ° C under nitrogen.
The reaction mixture was stirred at -78 ° C for 30 minutes, warmed to 0 ° C, and then
Processed. After 1 hour, the mixture was poured into a saturated aqueous solution of sodium sulfite and vigorously stirred for 5 minutes.
Shake vigorously. Then extract it with ether and extract the aqueous solution with sodium sulfite
Liquor, then washed with brine, dried over sodium sulfate and evaporated under reduced pressure
. The residue is chromatographed on silica using ethyl acetate as eluent.
This gave a crude product, which was further recrystallized from ethyl acetate to give the title compound (0.1
55g, melting point 121-123 ° C).
Step 4 3-tert-butylcarbamoyloxy-1- (4-methoxypyridine-3
Preparation of -yl) pyrrolidin-2-one
In a manner similar to that described in Step 1 of Example 35, except that the 3-
Hydroxy-1- (4-methoxypyridin-3-yl) pyrrolidin-2-one (
0.145 g), triethylamine (0.39 ml), t-butyl isocyanate
(0.32 ml) and dichloromethane (5 ml) to give the title compound
did. Even after 18 hours the reaction was incomplete and therefore additional triethylamido was added.
And isocyanate were added. After a further 24 hours, the reaction was worked up by standard methods.
Raised. The crude product was eluted on silica with hexane-ethyl acetate (10: 3)
Chromatography, using the title compound (0.107 g, mp 1).
10-111 ° C).
Example 47 Compound 149: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (4,6
Production of -dimethylpyrimidin-2-yl) thiazolidine-4-oneStep 1
((4,6-dimethylpyrimidin-2-yl) aminomethylthio) acetic acid
Manufacturing of
In a manner similar to that described in Example 35, except that 2-amino-4,6-dimethyl
Tylpyrimidine (5.0 g), thioglycolic acid (3.74 g), 37% form
Aldehyde aqueous solution (3.29 ml), p-toluenesulfonic acid (0.025 g)
The title compound was prepared using and toluene (70 ml). Heated for 3 hours
Thereafter, the mixture was allowed to cool. The precipitate was filtered off and dried under reduced pressure. It is bicarbonate
The title compound which is soluble in aqueous thorium solution and is not cyclized (4.0 g, melting point 1)
64-165 ° C).
Step 2 3- (4,6-dimethylpyrimidin-2-yl) thiazolidine-4-o
Manufacturing
Prepared as described in Step 1 above ((4,6-dimethylpyrimidine-2-
Yl) aminomethylthio) acetic acid (4.04 g) in dichloromethane (30 ml)
The stirred solution in was cooled to 5 ° C. and triethylamine (1.90 g)
And then added dropwise with thionyl chloride (2.23 g). Mix the mixture at 5 ° C for 2
Stir for an hour, further treat with triethylamine (1.90 g) and warm to room temperature
And left overnight. Dilute it with dichloromethane and wash with water and brine
And dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure. Residue on silica
Chromatography using dichloromethane-ethanol (10: 1) as eluent
Treatment gave the title compound (2.27 g, mp 85-86 ° C).
Step 3 3- (4,6-dimethylpyrimidin-2-yl) -5-hydroxythia
Production of Zolidin-4-one
In a manner similar to that described in Step 2 of Example 37, but obtained in Step 2 above.
3- (4,6-dimethylpyrimidin-2-yl) thiazolidine-4-one (0
. 5 g), sulfuryl chloride (0.10 ml and 0.09 ml) and dichloro
The title compound was prepared using methane (10 ml). Tet crude chloro derivative
Dissolve in lahydrofuran and proceed in a manner similar to that described in Step 2 of Example 36.
And treated with aqueous potassium dihydrogen phosphate solution. Dilute the crude product on silica
Chromatography using tan-ethanol (19: 1) as eluent
The title compound (0.10 g) was obtained.
Step 4 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (4,6-dimethylpyrimidi
Preparation of (n-2-yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Example 35, except that the 3- (4,6
-Dimethylpyrimidin-2-yl) -5-hydroxythiazolidine-4-one (
0.10 g), t-butyl isocyanate (0.048 g), triethylamine (
0.05 g) and dichloromethane (30 ml) to give the title compound.
Was. Use dichloromethane-ethanol (49: 1) as eluent on silica
By chromatography, the title compound (0.10 g, mp 153-154 ° C.)
I got
Example 48 Compound 150: 3- (5-bromothiazol-2-yl) -5-t
Preparation of -butylcarbamoyloxy-thiazolidine-4-oneStep 1
Preparation of 3- (5-bromothiazol-2-yl) thiazolidine-4-one
Construction
In a manner similar to that described in Step 1 of Example 43, except that 2-amino-5-
Bromothiazole (5.0 g), thioglycolic acid (2.60 g), 37%
Using an aqueous solution of mualdehyde (2.24 ml) and toluene (100 ml),
The title compound was prepared. The title compound was obtained as a crystalline solid (0.62g)
. NMR (CDClThree): Δ 3.81 (2H, s), 5.08 (2H, s), 7.42 (1H, s).Step 2
3- (5-bromothiazol-2-yl) -5-hydroxythiazolidi
Production of N-4-one
3- (5-bromothiazol-2-yl) thiazolidine-4-one (0.62
g, prepared as described in step 1 above) in dichloromethane (10 ml).
The stirred solution was treated with sulfuryl chloride (0.19 ml). Got
The suspension was stirred for 1 hour to give a green solution, which was then evaporated under reduced pressure. Residue
Was dissolved in tetrahydrofuran (25 ml), and saturated sodium bicarbonate solution (35
ml) and the mixture was stirred vigorously for 5 hours. It is then diluted with water and
Extracted with loroform (2 x 50 ml). Wash the extract with water, and add magnesium sulfate.
And dried under reduced pressure. Ethyl acetate-hexane on silica
Chromatograph the mixture as eluent to give the title compound as a pale yellow solid.
Obtained as the body (0.350 g).Step 3
3- (5-bromothiazol-2-yl) -5-t-butylcarbamoy
Preparation of ruoxy-thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Example 35, except that the 3- (5-butyl
Lomothiazol-2-yl) -5-hydroxythiazolidine-4-one (0.3
5 g), t-butyl isocyanate (0.123 g), triethylamine (0.1
The title compound was prepared using 7 ml) and dichloromethane (10 ml).
The crude product was recrystallized from ethyl acetate-hexane to give the title compound as white needles (0%).
. 220 g).
Example 49 Compound 151: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (4-k
Preparation of lorobenzothiazol-2-yl) thiazolidine-4-oneStep 1
((4-chlorobenzothiazol-2-yl) aminomethylthio) acetic acid
Manufacturing of
In a manner similar to that described in Step 1 of Example 47, except that 2-amino-4-
Chlorobenzothiazole (9.20 g), thioglycolic acid (4.60 g), 3
Using a 7% aqueous formaldehyde solution (3.9 ml) and toluene (75 ml)
To produce the title compound. No p-toluenesulfonic acid catalyst was used. cooling
The resulting precipitate was filtered off, washed with ethyl acetate and dried, yielding the title compound.
Obtained as a white solid (8.00 g). NMR
Step 2 3- (4-chlorobenzodiazol-2-yl) thiazolidine-4-o
Manufacturing
((4-chlorobenzothiazol-2-yl) aminomethyl obtained in step 1 above
(Thio) acetic acid (7.60 g) in dichloromethane (70 ml).
The resulting suspension was treated with thionyl chloride (2.1 ml). After stirring for 30 minutes
Triethylamine (7.6 ml) was added and stirring continued for another hour. blend
Was diluted with water and extracted with dichloromethane. The extract is dried over magnesium sulfate
And evaporated under reduced pressure, recrystallize the residue from ethyl acetate to give the title compound as crystalline
Obtained as a solid (2.60 g, mp 229 ° C).
Step 3 3- (4-chlorobenzothiazol-2-yl) -5-hydroxythia
Production of Zolidin-4-one
In a manner similar to that described in Step 2 of Example 48, except that
3- (4-chlorobenzothiazol-2-yl) thiazolidine-4-one (3
. 50 g), sulfuryl chloride (1.05 ml) and dichloromethane (50 ml)
) Followed by tetrahydrofuran (50 ml) and saturated sodium bicarbonate
The title compound was prepared using an aqueous solution (50 ml). Crude product from toluene
Recrystallization afforded the title compound (0.45 g, mp 220 ° C.).
Step 4 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (4-chlorobenzothiazolate
Preparation of ru-2-yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Example 35, except that the 3- (4-c
Lorobenzothiazol-2-yl) -5-hydroxythiazolidine-4-one (
0.300 g), t-butyl isocyanate (0.104 g), triethylamine
(0.14 ml) and dichloromethane (10 ml) to give the title compound.
Built. The crude product was recrystallized from carbon tetrachloride-hexane to give the title compound as a white solid.
Obtained as a crystalline solid (0.19 g).
Example 50 Compound 152: 3-t-butylcarbamoyloxy-1- (2-k
Preparation of lolothien-4-yl) pyrrolidin-2-oneStep 1
Production of 1- (2-chlorothien-4-yl) pyrrolidin-2-one
4-bromo-2-chlorothiophene (15.80 g), pyrrolidin-2-one
(6.80 g) and a mixture of copper (I) oxide (11.40 g) was added under stirring to 13
Heated at 0 ° C. under a nitrogen atmosphere for 8 hours. Cool the mixture and add enough chloroform
Filtered while washing. The filtrate was evaporated under reduced pressure and the residue was ethyl acetate on silica.
-Hexane mixture as eluent to give the title compound
Was obtained as a white solid. 90% purity. This was used in the next step without further purification
. NMR (CDClThree):Especially
Step 2 1- (2-chlorothien-4-yl) -3-hydroxypyrrolidine-2
-On production
1- (2-chlorothien-4-yl) pyrrolidin-2-o obtained in the above step 1
(1.85 g) in dry tetrahydrofuran (20 ml) was stirred.
The solution was cooled to −74 ° C. under a nitrogen atmosphere and charged with lithium bis (trimethylsilyl).
) Amide (11.0 ml, 1 M solution in toluene). Mix 1
Stir for 0 minutes, thenJ. Org. Chem., (1988) 53 2087.
Solid 3-phenyl-N-toluenesulfonyloxaziridine prepared as described
(2.78 g) was added in one portion. The mixture was stirred at -74 ° C for 10 minutes, then
To raise the temperature to room temperature. The reaction was carried out with 2M hydrochloric acid (11 ml) and brine (50 m
Stopped with the mixture of 1) and extracted with ethyl acetate (2 × 20 ml). Extract
Washed in line, dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure. Residue
Ethyl acetate-hexane mixture, then tetrahydrofuran-hexane mixture
The compound was chromatographed using as eluent. Crude product with ether
Trituration provided the title compound as a white crystalline solid (0.260 g).
Step 3 3-tert-butylcarbamoyloxy-1- (2-chlorothien-4-i
L) Production of pyrrolidin-2-one
1- (2-chlorothien-4-yl) -3-hydroxypyrrolidine obtained in step 2
Stirring of 2--2-one (0.26 g) in dichloromethane (10 ml).
The suspension obtained was mixed with t-butyl isocyanate (0.118 g) and triethylamido.
(0.17 ml). No reaction occurred even after 3 hours. Tetrahi
Drofuran (5 ml) was added and stirring continued for 16 hours. Additional amount of isocyanate
Immediately (0.14 ml, 0.4 ml and 0.2 ml), 20 hours later, and 6
Added after 8 hours. After the last 5 hours, the mixture was evaporated under reduced pressure and the residue was
Chromatography on ethyl acetate-hexane mixture as eluent
After recrystallization from ethyl acetate-hexane, the title compound (0.12 g) was obtained.
Obtained as a white crystalline solid.
Example 51 Compound 153: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (pyridi
Production of (n-3-yl) thiazolidine-4-oneStep 1
Production of 3- (pyridin-3-yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in steps 1 and 2 of Example 36, except that
Nopyridine (5.0 g), thioglycolic acid (4.9 g), 37% formaldehyde
Aqueous hydr solution (4.35 ml), p-toluenesulfonic acid (0.025 g) and
The above compound was prepared using toluene (70 ml). Decane the toluene layer
And evaporated under reduced pressure to give the title compound (2.79 g) as a pale red solid.
. This was pure enough to be used in Step 2.
Step 2 Of 3- (pyridin-3-yl) thiazolysin-4-one S-oxide
Manufacture
3- (pyridin-3-yl) thiazolidine-4-one (2.79 g)
The solution of (produced as described in step 1) in ethanol (30 ml) was
Stirred solution of sodium oxalate (3.35 g) in water (30 ml)
Was added. The mixture is stirred for 4 hours, left at room temperature overnight and evaporated under reduced pressure
Was. The dried residue was stirred overnight with ethanol and filtered. This extract is removed under reduced pressure
Evaporation gave the title compound (2.75 g) as a pale yellow solid. This is step 3
Pure enough to be used for
Step 3 5-hydroxy-3- (pyridin-3-yl) thiazolidine-4-one
Manufacturing of
Tris of the sulfoxide (2.75 g, prepared as described in step 2 above)
The solution in trifluoroacetic acid (30 ml) was treated with trifluoroacetic anhydride (3.21).
g). Meanwhile, the temperature was kept below 5 ° C. Add 0 more mixture
Stir at ~ 5 ° C for 30 minutes, at 20 ° C for 4 hours, leave overnight, then evaporate under reduced pressure
I let you. The residue was dissolved in dichloromethane, and solid sodium carbonate (in small portions) and water (
(Dropwise) and methanol (10 ml) until bubbling ceased. The mixture
Dry over magnesium sulfate and filter through "Hyflo-Supercell (TM)"
And evaporated under reduced pressure. The residue was purified on silica with dichloromethane-ethanol (19
: 1) as eluent to give the title compound (1.01
g, melting point 150-152 ° C).
Step 4 5-tert-butylcarbamoyloxy-3- (pyridin-3-yl) thia
Production of Zolidin-4-one
In a similar manner as described in Example 35, the above alcohol (0.50 g,
Prepared as described in Step 3 above) t-butyl isocyanate, triethylamido
Compound 1 after treating with chloroform and dichloromethane and chromatography.
53 (0.52 g, melting point 59-61 ° C) was obtained.
Example 52 Compound 154: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (pyrazine
Preparation of (n-2-yl) thiazolidine-4-oneStep 1
Production of 3- (pyrazin-2-yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Example 51, 2-aminopyrazine (5.0 g)
To give the title compound (1.85 g, mp 115-116 ° C).
Step 2 Of 3- (pyrazin-2-yl) thiazolidine-4-one S-oxide
Manufacture
Perform the above thiazolidinone (0.5 g, prepared as described in step 1 above)
Oxidation in a manner similar to that described in Example 51 afforded the corresponding sulfoxide (0.4
0 g, melting point 170-171 ° C).
Step 3 5-hydroxy-3- (pyrazin-2-yl) thiazolidine-4-one
Manufacturing of
The sulphoxide (1.11 g, prepared as described in step 2 above) was
Treatment with trifluoroacetic anhydride in fluoroacetic acid gives the resulting trifluoroacetate.
The sheet was hydrolyzed. Both followed the same method as described in Example 51. Living
The product (0.20 g, mp 125-127 ° C.) was treated on silica with dichloromethane-ethanol.
It was isolated by chromatography using phenol (19: 1) as eluent.
Step 4 5-tert-butylcarbamoyloxy-3- (pyrazin-2-yl) thia
Production of Zolidin-4-one
In a manner similar to that described in Example 51, the above alcohol (0.18 g,
Compound 154 (prepared as described in step 3 above) (0.15 g, mp 121-
122 ° C).
Example 53 Compound 155: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (5-t
Production of (trifluoromethylpyridin-2-yl) thiazolidine-4-oneStep 1
3- (5-trifluoromethylpyridin-2-yl) thiazolidine-4
-On production
In a manner similar to that described in Example 51, 2-amino-5-trifluoromethyl
Tylpyridine (5.0 g) was added to thioglycolic acid (3.1 g), 37% formal
Aqueous aldehyde solution (2.7 ml), p-toluenesulfonic acid (0.025 g) and
After treatment with toluene (70 ml), the title compound and ((5-trifluoromethylpi
Mixture of 1: 2 ratio of lysin-2-yl) aminomethylthio) acetic acid (7.13
g) was obtained. This mixture was dissolved in dichloromethane (50 ml) and triethyl alcohol was added.
Min (1.44 g), cool below 5 ° C. and chlorinate the solution with stirring.
Treatment with thionyl (1.74 g) and then after 2 hours triethylamine (1.4).
4g). The mixture was left at room temperature overnight, diluted with dichloromethane, water,
Then washed with brine. Dry the organic layer over magnesium sulfate and evaporate under reduced pressure.
On silica using dichloromethane-ethanol (49: 1) as eluent
And chromatographed to give the title compound (3.33 g, mp 77-78 ° C).
I got
Step 2 3- (5-trifluoromethylpyridin-2-yl) thiazolidine-4
-On S-oxide production
The above thiazolidinone (3.25 g, prepared as described in step 1 above) was obtained.
Oxidation with sodium periodate in a manner similar to that described in Example 51,
Sulphoxide (3.38 g, melting point 131-133 ° C.) was obtained.
Step 3 5-hydroxy-3- (5-trifluoromethylpyridin-2-yl)
Production of thiazolidine-4-one
The sulfoxide (2.0 g, prepared as described in step 2 above) was added to trif
Treatment with trifluoroacetic anhydride in fluoroacetic acid gives the resulting trifluoroacetate.
Was hydrolyzed. Both followed the same method as described in Example 51. Generate
(1.19 g, melting point 130-131 ° C.) on silica in dichloromethane-ethanol
(49: 1) as the eluent.
Step 4 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (5-trifluoromethylpi
Production of (lysin-2-yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Example 51, the above alcohol (0.5 g,
Compound 155 (prepared as described in Step 3 above) (0.35 g, mp 189-1).
90 ° C).
Example 54 Compound 156: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (4-t
Production of (trifluoromethylpyrimidin-2-yl) thiazolidine-4-oneStep 1
3- (4-trifluoromethylpyrimidin-2-yl) thiazolidine-
Production of 4-one
In a manner similar to that described in Example 51, 2-amino-4-trifluoromethyl
Tylpyrimidine (5.0 g) was added to thioglycolic acid, an aqueous formaldehyde solution, p
-Treated with toluenesulfonic acid and toluene. However, this crude product (8.1
8g) is largely uncyclized ((4-trifluoromethylpyrimidine-2-
Yl) aminomethylthio) acetic acid.
This material was cyclized in a manner similar to that described in Example 51 and
Chromatography using dichloromethane-ethanol (49: 1) as eluent.
After working up, the title compound (0.75 g, melting point 117 ° C.) was obtained.
Step 2 5-hydroxy-3- (4-trifluoromethylpyrimidin-2-yl
) Preparation of thiazolidine-4-one
The thiazolidinone (0.38 g, prepared as described in Step 1 above) was converted to a salt
Chlorination with sulfuryl fluoride and then hydrolyze all products with potassium dihydrogen phosphate buffer
Decomposed. In both cases, methods similar to those described in Steps 1 to 3 of Example 35 were followed.
The second reaction mixture is extracted with ethyl acetate, the extract is dried and evaporated under reduced pressure
And the residue is purified on silica eluting with dichloromethane-ethanol (49: 1).
Chromatography using the title compound (0.21 g, mp 150-15).
1 ° C.).
Step 3 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (4-trifluoromethylpi
Production of (limidin-2-yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Example 51, the above alcohol (0.20 g,
Compound 156 (prepared as described in Step 2 above), compound 156 (0.19 g, mp 63 ° C.)
To silica; dichloromethane-ethanol (97: 3) on silica as eluent
After chromatography.
Example 55 Compound 157: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (6-t
Production of (trifluoromethylpyrimidin-4-yl) thiazolidine-4-oneStep 1
3- (6-trifluoromethylpyrimidin-4-yl) thiazolidine-
Production of 4-one
In a manner similar to that described in Example 54, 4-amino-6-trifluoromethyl
Tylpyrimidine (2.16 g) was obtained by using crude ((6-trifluoromethylpyrimidine-
4-yl) aminomethylthio) acetic acid (3.89 g) and then the title compound
(1.55 g, mp 90-91 ° C); dichloromethane-e on silica.
After chromatography using ethanol (49: 1) as eluent.
Step 2 5-hydroxy-3- (6-trifluoromethylpyrimidin-4-yl
) Preparation of thiazolidine-4-one
In a similar manner as described in Example 54, the above thiazolidinone (1.44 g
, Prepared as described in step 1 above) to the 5-chloro analog,
Converted to the hydroxy analog. Cyclomethane-ethanol on silica (49:
Chromatography using 1) as eluent gave the title compound (1.21 g)
, Mp 89-91 ° C).
Step 3 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (6-trifluoromethylpi
Production of (lysin-4-yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Example 51, the above alcohol (0.50 g,
Compound 157 (prepared as described in Step 2 above) (0.19 g, mp 140-
142 ° C.); chromatograph on silica using dichloromethane as eluent
After toography.
Example 56 Compound 158: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (2,6
-Bistrifluoromethylpyrimidin-4-yl) thiazolidine-4-one
ConstructionStep 1
3- (2,6-bistrifluoromethylpyridin-4-yl) thiazoli
Production of gin-4-one
In a manner analogous to that described in Example 35, but with 4-amino-2,6-bis
Using trifluoromethylpyridine (0.83 g) and appropriate amounts of other reagents
Chromatography on silica using hexane-ethyl acetate (6: 1) as eluent
After roughing, the title compound (0.32 g) was obtained. NMR
Step 2 5-hydroxy-3- (2,6-bistrifluoromethylpyridine-4
Preparation of -yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in steps 2 and 3 of Example 35, except that
Using zolidinone (0.29 g, prepared as described in step 1 above) on silica
Chromatography with hexane-ethyl acetate (3: 1) as eluent.
After that, the title compound (0.15 g) was obtained.
Step 3 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (2,6-bistrifluoro
Production of methylpyridin-4-yl) thiazolidine-4-one
In a similar manner as described in Example 51, the alcohol (0.11 g,
Compound 158 (0.068 g, mp 122-1).
24 ° C.); on silica, hexane-ethyl acetate (6: 1) as eluent
After chromatography.
Example 57 Compound 159: 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (2,2
-Difluoro-1,3-benzodioxol-5-yl) thiazolidine-4-o
ManufacturingStep 1
3- (2,2-difluoro-1,3-benzodioxol-5-yl)
Production of thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in step 1 of Example 35, except that 5-amino-2,
2-difluoro-1,3-benzodioxole (1.50 g), thioglycol
Acid (0.80 g), 37% aqueous formaldehyde solution (0.70 g), p-tolue
Sulfonic acid (0.025 g) and toluene (90 ml) were used. 90 minutes
After heating, the mixture was evaporated under reduced pressure, diluted with ether and successively added with hydrochloric acid (2.
M), water, aqueous sodium bicarbonate and brine. Organic layer
Dry over gnesium, evaporate under reduced pressure and residue on silica with hexane-acetate.
Chromatography using chill (4: 1) as eluent gave the title compound (
0.52 g, melting point 105-107 ° C).
Step 2 5-hydroxy-3- (2,2-difluoro-1,3-benzodioxo
Preparation of propyl-5-yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in steps 2 and 3 of Example 35, except that 3- (2
, 2-Difluoro-1,3-benzodioxol-5-yl) thiazolidine-4
-One (0.49 g, prepared as described in Step 1 above), sulfuryl chloride (0.
The title compound was prepared using 25g) and dichloromethane (20ml).
The reaction mixture is evaporated under reduced pressure and the residue is washed with dihydrogen phosphate in tetrahydrofuran.
Hydrolysis was performed with an aqueous solution of lithium. The crude product was triturated with hexane to give the title compound.
(0.44 g, melting point 98-100 ° C).
Step 3 5-t-butylcarbamoyloxy-3- (2,2-difluoro-1,
Production of 3-benzodioxol-5-yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Step 4 of Example 35, except that
(0.10 g), t-butyl isocyanate (0.00 g).
36 g), triethylamine (0.037 g) and dichloromethane (5 ml)
Was used to produce the title compound. Hexane-ethyl acetate (4: 1) on silica
159 (0.064 g) by chromatography using
Mp 159-161 ° C).
Example 58 Compound 160: 5-N- (1,1-dimethylprop-2-ynyl)
Carbamoyloxy-3- (2,2-difluoro-1,3-benzodioxole
Production of -5-yl) thiazolidine-4-one
In a manner similar to that described in Step 3 of Example 57, except that t-isocyanate is used.
1,1-dimethylprop-2-ynyl isocyanate instead of butyl, substrate
Using coal (0.30 g, prepared as described in step 2 of Example 57),
Compound 160 (0.21 g, melting point 111-115 ° C.) was obtained.
Example 59 Compound 161: 3-tert-butylcarbamoyloxy-1- (2,6
Preparation of -dichloropyridin-4-yl) pyrrolidin-2-oneStep 1
3-hydroxy-1- (2,6-dichloropyridin-4-yl) pyrroli
Production of gin-4-one
3-Hydroxytetrat of 4-amino-2,6-dichloropyridine (4.2 g)
A suspension in lahydrofuran-2-one (9.7 g) was heated to 180 ° C. for 20 hours.
And allowed to cool. Dissolve the residue in dichloromethane, add water, hydrochloric acid (1M) and
Washed in line, dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure. This residue
Was triturated with a small amount of dichloromethane to give the title compound (1.0 g). this
Was of sufficient purity to be used in the next step.
Step 2 3-tert-butylcarbamoyloxy-1- (2,6-dichloropyridine
Production of -4-yl) pyrrolidin-2-one
Alcohol (0.80 g, prepared as described in step 1 above), triethyl
Amine (0.36 g) and t-butyl isocyanate (0.36 g) in dichloromethane
The solution in dichloromethane (150 ml) was left at room temperature overnight. Additional amount of trie
Cylamine and t-butyl isocyanate were added at one day intervals. 4 days in total
The mixture was evaporated under reduced pressure. On silica, dichloromethane-ethanol (49
: 1) as eluent to give compound 161 (0.3
8 g, mp 164-166 ° C).
Example 60 Compound 162: 3-t-butylcarbamoyloxy-1- (4-t
Preparation of (trifluoromethylpyridin-2-yl) pyrrolidin-2-one
In a manner similar to that described in Example 59, 2-amino-4-trifluoromethyl
Cylpyridine (3.24 g) was added to excess 3-hydroxytetrahydrofuran-2-
On silica and using hexane-ethyl acetate (3: 1) as eluent on silica
After chromatography, 3-hydroxy-1- (4-trifluoromethylpi
Lysin-2-yl) pyrrolidin-2-one (0.16 g) was obtained. This substance
Converted to the title compound in a similar manner as described in Example 59. Black on silica
For preparation using chloroform-hexane-methanol (91: 5: 4) as eluent
By thin layer chromatography and recrystallization from chloroform-hexane,
Compound 162 (0.024 g, melting point 112-114 ° C) was obtained. NMR is another
It was essentially equivalent to that shown in Example 62 describing the synthesis.Example 61
Preparation of Compounds 163-165
In a manner similar to that described in Example 59, the appropriate heterocyclic amine is
Cipyrrolidinone, then converted to their t-butyl carbamate.
Compound 163
From 2-amino-4-trifluoromethylthiazole (1.0 g) to 3-hydro
Xy-1- (4-trifluoromethylthiazol-2-yl) pyrrolidine-2-
An on (0.35 g, melting point 140-141 ° C.) was obtained.
Compound 163, a t-butyl carbamate, had a melting point of 157 ° C.
Compound 164
From 4-amino-6-trifluoromethylpyrimidine (5.0 g) to 3-hydro
Xy-1- (6-trifluoromethylpyrimidin-4-yl) pyrrolidine-2-
An on (0.36 g, mp 178-180 ° C.) was obtained.
Compound 164, a t-butyl carbamate, has a melting point of 136-137 ° C.
Was.
Compound 165
2-amino-5-trifluoromethyl-1,3,4-thiadiazole (2.0
g) to 3-hydroxy-1- (5-trifluoromethyl-1,3,4-thiazi
Azol-2-yl) pyrrolidin-2-one (0.42 g) was obtained.
Compound 165, which is a t-butyl carbamate, has a melting point of 184-186 ° C.
Was.
Example 62 3-hydrocarbyl-carbamoyloxypyrrolidinone, for example
Compound 162: 3-t-butylcarbamoyloxy-1- (4-trifluoromethyl
General route to (tylpyridin-2-yl) pyrrolidin-2-oneStep 1
3-tert-butylcarbamoyloxy-tetrahydrofuran-2-one
Manufacture
Boron trifluoride diethyl etherate (1.38 g) was added to the mixture over 15 minutes.
Droxytetrahydrofuran-2-one (10.0 g) and t-isocyanate
Stir butyl (9.7 g) in dry dichloromethane (300 ml)
The solution was added dropwise. Meanwhile, the temperature was kept below 10 ° C. Bring this mixture to room temperature
And add enough bicarbonate to make the aqueous and aqueous phases basic.
Treated with aqueous sodium solution and then extracted several times with dichloromethane. Extract
Wash with line, dry over magnesium sulfate and evaporate under reduced pressure to give the title compound.
(18.5 g, melting point 104-106 ° C) was obtained.
This addition uses triethylamine or hydrogen chloride gas instead of boron trifluoride.
But you can catalyze However, various amounts of rearrangement reaction products are formed,
For example, chromatography on silica using hexane-ethyl acetate (3: 1) as eluent
It may be necessary to purify the target substance by chromatography.Step 2
2-tert-butylcarbamoyloxy-4-iodo-N- (4-trifur
Preparation of (Oromethylpyridin-2-yl) butanamide
3-tert-butylcarbamoyloxy-tetrahydrofuran-2-one (1.0
g, prepared as described in step 1 above) in dry dichloromethane (25 ml).
Place the stirred solution under nitrogen and cover it with aluminum foil and keep it in the dark.
I carried it. This was treated dropwise with iodotrimethylsilane (1.0 g) and allowed to stand at room temperature overnight.
Leave to stand, treat with chlorotrimethylsilane (1.09 g) and stir for an additional 3 hours
Was. It is then cooled to 0 ° C., oxalyl chloride (0.63 g) and N, N-
It was treated dropwise with dimethylformamide (0.05 g). 30 minutes at 0 ° C, and
After stirring for 2 hours at 20 ° C., the mixture was evaporated under reduced pressure. Dichlorome residue
Dissolve in tan (25 ml) and sequentially with stirring pyridine (2.36 g), 4-pyridine.
Dimethylaminopyridine (0.06 g) and 2-amino-4-trifluoromethyl
Treated with tylpyridine (0.89 g). The mixture is left at room temperature overnight,
Dilute with methane, wash with hydrochloric acid (2M) and brine, dry over magnesium sulfate
Dry and evaporate under reduced pressure. The residue is purified on silica with dichloromethane-ethanol (
99: 1) as eluent to give the title compound (1.
11 g, melting point 83-85 ° C).
Step 3 3-tert-butylcarbamoyloxy-1- (4-trifluoromethylpi
Preparation of (lysin-2-yl) pyrrolidin-2-one
Sodium hydride (0.090 g, 55% suspension in mineral oil) was added to 2-t-butyl
Rucarbamoyloxy-4-iodo-N- (4-trifluoromethylpyridine-
Drying of 2-yl) butanamide (0.97 g, prepared as described in step 2 above)
Added dropwise to the stirred solution in dry tetrahydrofuran (10 ml). Further
After stirring for 15 minutes, the mixture was poured into water and extracted with ethyl acetate. Extract
Washed with brine, dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure. The residue
Chromatography on silica using dichloromethane-ethanol (49: 1) as eluent.
After chromatography, compound 162 (0.45 g, mp 115.5-116.
5 ° C.).
Example 63 Preparation of Compounds 166-171
In a manner similar to that described in Example 62, the appropriate heterocyclic amine was
Conversion to pyrrolidinone carbamate via amide.
Compound 166
3-tert-butylcarbamoyloxy-tetrahydrofuran-2-one (1.5
0g) (scaled to) 4-amino-2-trifluoromethylpi
From lysine (1.20 g) and corresponding amounts of other reagents / solvents, 2-t-butyi
Rucarbamoyloxy-4-iodo-N- (2-trifluoromethylpyridine-
4-yl) butanamide (1.15 g, contaminated with starting lactone) was obtained.
This crude material was cyclized with sodium hydride in tetrahydrofuran to give compound 1
66 (0.20 g, melting point 101-104 ° C) was obtained.
Compound 167
3-tert-butylcarbamoyloxy-tetrahydrofuran-2-one (0.5
0g) and the like from 4-amino-2-chloropyridine (0.32 g).
t-butylcarbamoyloxy-4-iodo-N- (2-chloropyridine-4-
Yl) butanamide (0.65 g, mp 65-67 ° C) was obtained.
Base catalyzed cyclization of this material (0.58 g) gave compound 167 (0.18 g, fused
(152-154 ° C).
Compound 168
2-amino-4-chloropyrazine according to lactone carbamate (0.63 g)
From lysine (0.40 g), 2-t-butylcarbamoyloxy-4-iodo-
N- (4-Chloropyridin-2-yl) butanamide (0.215 g) mp 39
4242 ° C.).
Base catalyzed cyclization of this material (0.17 g) provided compound 168 (0.055 g,
133-135 ° C).
Compound 169
4-amino-2-iodopyri according to lactone carbamate (1.0 g) and the like
From gin (0.90 g), the corresponding iodo-amide (0.26 g, mp 76-7).
7 ° C.). NMR
Base catalyzed cyclization of this material (0.22 g) gave compound 169 (0.14 g, fused
Point 69-70 ° C).
Compound 170
2-amino-4,6-bis according to lactone carbamate (1.50 g)
From trifluoromethylpyridine (1.72 g), the corresponding iodo-amide (0
. 94g, melting point 127-131 ° C).
Base catalyzed cyclization of this material (0.15 g) gave compound 170 (0.098 g,
123-126 ° C).
Compound 171
2-amino-6-chloro-4 according to lactone carbamate (1.0 g) and the like
-Trifluoromethylpyridine (1.08 g) from the corresponding iodo-amide (
1.14 g, mp 115-116 ° C).
Base catalyzed cyclization of this material (0.50 g) afforded compound 171 (0.21 g, melt).
149-151 ° C).
Example 64 Compound 172: 3-tert-butylcarbamoyloxy-1- (pyridi
Production of (n-3-yl) pyrrolidin-2-one
In a manner similar to that described in Example 62, 3-t-butylcarbamoyloxy
3-Aminopyridi in accordance with c-tetrahydrofuran-2-one (1.0 g)
(0.47 g) from about 20 mol% of 2-t-butylcarbamoyloxy-4
-Iodo-N- (pyridin-3-yl) butanamide-containing crude product (3.
1 g). The desired product is chromatographed in this mixture and on silica.
Seemed to be unstable against
NMR (CDClThree): Δ 1.38 (9H, s);
The crude material was base catalyzed cyclized and dichloromethane-ethanol (19
:) is separated by several chromatographies using as eluent,
Compound 172 (0.18 g, mp 129-131 ° C.) was obtained. NMR
Example 65 Compound 173: 3-t-butylcarbamoyloxy-1- (pyridi
Production of N-3-yl) pyrrolidin-2-one N-oxide
Dichloro of the above pyridine (0.090 g, prepared as described in Example 64)
The stirred solution in methane (10 ml) was treated with m-chloroperbenzoic acid (0.
12 g, 55%). After standing overnight at room temperature, the mixture is
Diluted with sodium bicarbonate, washed with aqueous sodium bicarbonate and brine, washed with magnesium sulfate.
And dried under reduced pressure. The residue is purified on silica with dichloromethane-ethanol.
Chromatography (19: 1) as eluent to give compound 17
3 (0.070 g, mp 224-225 ° C.).
Example 66 Preparation of Compounds 174 to 182 and Compound 164 (Alternative Method)
In a manner similar to that described in Example 62, the appropriate heterocyclic amine was
Conversion to pyrrolidinone carbamate via amide.
Compound 174
2-amino-4-trifur according to lactone carbamate (0.50 g)
From olomethylpyrimidine (0.41 g), the corresponding iodo-amide (0.16
g, contaminated with the starting lactone carbamate).
NMR (CDClThree):
Base catalyzed cyclization of this material gave compound 174 (0.018 g, mp 100-1).
01 ° C).
Compound 175
5-Aminopyrimidine (0. 0) according to lactone carbamate (1.0 g) and the like.
52g) to give the corresponding iodo-amide (0.38g, mp 77-79 ° C).
Was.
Base catalyzed cyclization of this material (0.34 g) gave compound 175 (0.17 g, melt).
(Points 171 to 173 ° C.).
Compound 176
2-aminopyrazine (0. 0 g) according to lactone carbamate (1.50 g) and the like.
71 g) from the corresponding iodo-amide (0.32 g, mp 113-115 ° C.)
I got
Base catalyzed cyclization of this material (0.26 g) gave compound 176 (0.11 g, fused
146-149 ° C).
Compound 177
4-amino-6-chloropyri according to lactone carbamate (1.0 g)
From a midine (0.71 g) to the corresponding iodo-amide (0.65 g, mp 175)
176 ° C). NMR
Base catalyzed cyclization of this material (0.54 g) afforded compound 177 (0.16 g, melt).
117 ° C).
Compound 178
4-amino-6-chloro-2 according to lactone carbamate (1.0 g) and the like
-Methylthiopyrimidine (1.02 g) to the corresponding iodo-amide (1.0
8g, melting point 131-132 ° C).
Base catalyzed cyclization of this material (0.88 g) gave compound 178 (0.065 g,
165-167 ° C).
Compound 164 (alternative method)
4-amino-6-trifluoro according to lactone carbamate (1.0 g)
L-methylpyrimidine (1.06 g) to the corresponding iodo-amide (0.76 g)
Mp 169-171 ° C).
Base catalyzed cyclization of this material (0.60 g) gave compound 164 (0.21 g,
137 ° C). NMR and MS were prepared as described in Example 61.
And the values indicated for the compound of the formula (1).
Compound 179
4-Amino-6-chloropyrimidine (2.50 g) in tetrahydrofuran
Treatment with sodium 2,2-difluoroethoxide gives 4-amino-
6- (2,2-difluoroethoxy) pyrimidine (0.86 g, melting point 127 ° C.)
Was manufactured. This substance (0.91) according to lactone carbamate (1.0 g)
g) gives the corresponding iodo-amide (1.28 g, mp 42-44 ° C.)
I got
Base catalyzed cyclization of this material (1.09 g) gave compound 179 (0.43 g,
49-51 ° C).
Compound 180
4-Amino-6-chloropyrimidine (1.0 g) was added to N, N-dimethylforma.
By treatment with sodium 2,2,2-trifluoroethoxide in the amide
, 4-amino-6- (2,2,2-trifluoroethoxy) pyrimidine (0.6
1 g, melting point 113 ° C.). For lactone carbamate (0.58g)
Reaction of the corresponding material (0.59 g) gave the corresponding iodo-amide (0.55 g).
g, melting point 46-47 ° C.).
Base catalyzed cyclization of this material (0.44 g) gave compound 180 (0.21 g, melt).
(Point 100-101 ° C).
Compound 181
Chlorodifluoromethane is added to dioxane at 70 ° C in the presence of sodium hydroxide.
To a solution of 4-amino-6-hydroxypyrimidine (0.5 g) in an aqueous solution
By conducting, 4-amino-6-difluoromethoxypyrimidine (0.1
7 g, melting point 152-154 ° C). Lactone carbamate (1.06 g
)
The reaction of this substance (0.94 g) according to
. 01g, pale yellow cam).
Base catalyzed cyclization of this material (0.80 g) gave compound 181 (0.23 g, melt
140-141 ° C).
Compound 182
Chlorodifluoromethane is added to dioxane at 70 ° C in the presence of sodium hydroxide.
4-amino-6-hydroxy-2-methoxypyrimidine (4.
0g) to give 4-amino-6-difluoromethoxy-2.
-Methoxypyrimidine (1.73 g, mp 112-113 ° C) was prepared. Easy
Reaction of this substance (0.84 g) with toncarbamate (0.80 g)
To give the corresponding iodo-amide (0.33 g, mp 54-55 ° C).
Base catalyzed cyclization of this material (0.29 g) gave compound 182 (0.12 g,
107-108 ° C).
Example 67 Preparation of Compounds 183-189
In a manner similar to that described in Example 62, the appropriate heterocyclic amine was
Conversion to pyrrolidinone carbamate via amide.
Compound 183
2-amino-5-bromothiol according to lactone carbamate (0.50 g) and the like
From the azole (0.45 g), the corresponding iodo-amide (0.45 g, mp 59
6161 ° C.). NMR
Base catalyzed cyclization of this material (0.40 g) gave compound 183 (0.14 g, melt).
193-194 ° C). NMR
Compound 184
2-aminothiazole 5-carboxylic acid (8.20 g) was added at 120 ° C.
By treating with sulfur fluoride and hydrogen fluoride, 2-amino-5-trifluoro
Oromethylthiazole (5.57 g of hydrochloride salt after appropriate workup) was prepared.
Anhydrous free base (0.42 g) according to lactone carbamate (0.50 g)
(Released from the hydrochloride in aqueous sodium bicarbonate solution) from the corresponding iodo-amide (
0.52 g, melting point 50-52 ° C.).
Base catalyzed cyclization of this material (0.45 g) gave compound 184 (0.13 g, melt).
189-190 ° C).
Compound 185
2-amino-5-iodothia corresponding to lactone carbamate (1.0 g) and the like
From the sol (1.30 g, as the hydrochloride), the corresponding iodo-amide (0.29
g, melting point 50-60 ° C, decomposition).
Base catalyzed cyclization of this material (0.22 g) gave compound 185 (0.14 g, melt).
199-201 ° C).
Compound 186
2-amino-5-chlorothia corresponding to lactone carbamate (1.0 g)
From the sol (0.85 g, as the hydrochloride), the corresponding iodo-amide (0.50 g) was obtained.
g, melting point 119-122 ° C).
Base catalyzed cyclization of this material (0.39 g) gave compound 186 (0.19 g,
191-192 ° C).
Compound 187
5-Amino-3-trifluoro according to lactone carbamate (1.0 g) and the like
From romethylisoxazole (0.76 g), the corresponding iodo-amide (0.
91 g, melting point 100-102 ° C).
Base catalyzed cyclization of this material (0.79 g) gave compound 187 (0.19 g, fused
(Points 181 to 182 ° C.).
Compound 188
2-amino-4-trifluoro according to lactone carbamate (2.0 g)
From the corresponding iodo-amide (0.30 g).
g, brown oil).
Base catalyzed cyclization of this material (0.20 g) gave compound 188 (0.095 g,
150-151 ° C).
Compound 189
5-amino-2,2-difur according to lactone carbamate (1.0 g) and the like
From Oro-1,3-benzodioxole (0.79 g), the corresponding iodo-amido
(0.53 g, melting point 135-135 ° C.).
Base catalyzed cyclization of this material (0.47 g) gave compound 189 (0.20 g, melt).
147-148 ° C).
Example 68 3- (N- (hydrocarbamoyl) alkylamino)-and 3-
(N- (alkanoyl) alkylamino) -pyrrolidinones, for example compound 19
General route to 0 and 191
Compound 190: 3- (N- (t-butylcarbamoyl) methylamino) -1- (
4-trifluoromethylpyridin-2-yl) pyrrolidin-2-oneStep 1
2,4-dibromo-N- (4-trifluoromethylpyridin-2-yl
)
Production of butanamide
2-amino-4-trifluoromethylpyridine (5.00 g) and triethyl
Of triamine (3.43 g) in dry tetrahydrofuran (50 ml)
The solution was dried with 2,4-dibromobutanoyl chloride (9.51 g) in dry tetrahydrofuran.
The stirred solution in the run (50 ml) was added dropwise over 10 minutes. in the meantime
The temperature was kept below 5 ° C. The mixture was stirred overnight at room temperature and diluted with hydrochloric acid (1M).
And extracted with ethyl acetate. Wash the extract with brine and add magnesium sulfate
Dry and evaporate under reduced pressure. The residue was purified on silica with hexane-ethyl acetate (5:
Chromatography using 1) as eluent gave the title compound (10.09)
g, yellow gum). This was pure enough to be used in Step 2 below.
The re-chromatographic material
Had.Step 2
3-bromo-1- (4-trifluoromethylpyridin-2-yl) pyro
Production of Lysin-2-one
Sodium hydride (0.82 g, 55-65% dispersion in mineral oil) was added to the substrate (7
. 28 g, prepared as described in step 1 above, of dry tetrahydrofuran (15
0 ml) was added in small portions to the stirred solution. Stir the mixture for 1 hour
And carefully diluted with water and extracted with ethyl acetate. Wash the extract with brine,
Dried over magnesium acid and evaporated under reduced pressure. The residue is treated with hexane on silica.
Chromatography using ethyl acetate (7: 1) as eluent gave the title
A compound (3.90 g, melting point 43-47 ° C.) was obtained.
Step 3 3-methylamino-1- (4-trifluoromethylpyridin-2-yl
) Preparation of pyrrolidinone
Methylamine gas was added to a substrate (2.15 g, prepared as described in step 2 above).
Blow the stirred solution in dry tetrahydrofuran (100 ml) for 1 hour
I got into it. The mixture was diluted with water and extracted with ethyl acetate. Wash the extract with brine
Cleaned, dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure. Distill the residue over silica
Chromatography using chloromethane-ethanol (19: 1) as eluent
To give the title compound (1.30 g, mp 79-81 ° C).
Step 4 3- (N- (t-butylcarbamoyl) methylamino) -1- (4-t
Preparation of (trifluoromethylpyridin-2-yl) pyrrolidin-2-one
Substrate (0.30 g, prepared as described in Step 3 above), dichloromethane (2
0 ml) in turn with triethylamine (0.12 g).
And t-butyl isocyanate (0.115 g). Stir the residue for 1 hour
And diluted with dichloromethane and washed with water and brine. Extract Magnesium sulfate
Dried with cesium and evaporated under reduced pressure. The residue is purified on silica with hexane-acetic acid
Chromatography using chill (1: 1) as eluent gave compound 190
(0.28 g, melting point 152-155 ° C.).
Compound 191:
3-((N- (3,3-dimethylbutanoyl)) methylamino))-1- (4-
Trifluoromethylpyridin-2-yl) pyrrolidin-2-one
3-methylamino-1- (4-trifluoromethylpyridin-2-yl) pyro
Lysin-2-one (0.30 g, prepared as described in Step 3 of Example 68 above)
Of stirred solution in dichloromethane (20 ml) is added successively to
Luamine (0.13 g) and 3,3-dimethylbutanoyl chloride (0.16 g)
Processed. After 1 hour, dilute the mixture with dichloromethane and add water and brine
Washed, dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure. Residue on silica
Chromatography using hexane-ethyl acetate (1: 1) as eluent
Thus, compound 191 (0.31 g, melting point 47-53 ° C) was obtained.
Example 69 Preparation of Compounds 192 and 193
In a manner analogous to that described in Example 68, except that 2-amino-5-trifluoro
Using olomethylthiazole (prepared as described in Example 67) in step 1
The title compound was prepared. From this amine (2.17 g), 2,4-dibromo-N- (
5-trifluoromethylthiazol-2-yl) butanamide (4.50 g, melt
113-115 ° C).
Base-catalyzed cyclization of this material (4.27 g) gave 3-bromo-1- (5-trif.
Fluoromethylthiazol-2-yl) pyrrolidin-2-one (2.68 g, mp
105-106 ° C).
This material (1.0 g) was treated with methylamine in tetrahydrofuran to give 3-
Methylamino-1- (5-trifluoromethylthiazol-2-yl) pyrrolidi
2--2-one (0.24 g, melting point 108-109 ° C.) was obtained.
A sample of this amine (0.12 g) is treated with t-butyl isocyanate to give the compound.
192 (0.07 g, mp 186-187 ° C.) were obtained.
Treatment with lubutanoyl gives compound 193 (0.15 g, melting point 123 ° C.).
Was. Compound 192 was obtained by NMR
Had. Compound 193 is
Had.Example 70
Preparation of Compounds 194 and 195
In a manner analogous to that described in Example 68, but with 5-amino-2,2-diphenyl.
The title compound was prepared using luoro-1,3-benzodioxole in step 1.
. In this case, the intermediate bromopyrrolidine (and the chloro contaminant) is
Treatment with sodium iodide in acetone prior to introduction of the amine function
Converted to the corresponding iodide. In some cases, higher yields are obtained.
From this aminobenzodioxole (2.00 g), dibromobutanamide (2
. 46 g) were obtained. NMR
(This material may be contaminated with varying amounts of the 2-chloro analog.)
Base catalyzed cyclization of the material (2.46 g) of 3-bromopyrrolidinone (1.6).
6 g) were obtained.
(This material may be contaminated with varying amounts of the 3-chloro analog.)
Of bromide (1.66 g) was treated with sodium iodide in acetone.
Thus, iodopyrrolidinone (1.82 g, melting point: 71 to 74 ° C.) was obtained.
This material (1.0 g) was exposed to methylamine gas in tetrahydrofuran.
To give 3-methylaminopyrrolidinone (0.74 g, melting point 65).
6969 ° C.).
A sample of this amine (0.20 g) was treated with t-butyl isocyanate to give the compound.
194 (0.22 g, mp 155-157 ° C.), 3,3-dimethyl chloride
Compound 195 (0.16 g, melting point 111-112 ° C.) when treated with lubutanoyl
was gotten. Compound 194 is
Had. Compound 195 is
Had. This spectrum is sensitive to the effects of restricted rotation.
Therefore, it is complicated. MS: M+368.Example 71
Compound 196: 3-t-butylcarbamoyloxy-1- (2-k
Preparation of lolothien-5-yl) pyrrolidin-2-one
The title compound was prepared in a similar manner as described in Example 50.
5-bromo-2-chlorothiophene (15.8 g) was added to pyrrolidin-2-one and
And treatment with copper (I) oxide to give 1- (2-chlorothien-5-yl) pyrrolidine
-2-one (3.25 g, melting point 152-154 ° C) was obtained.
Oxidation of this material (3.25 g) gives the corresponding 3-hydroxypyrrolidine-2-
An on (0.34 g, mp 159-161 ° C.) was obtained.
This material (0.20 g) was treated with t-butyl isocyanate to give compound 196 (
0.04 g, mp 177-179 ° C).
Example 72 Compound 197: 3- (N, N-diisopropylcarbamoyl) amido
Production of no-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone
3-Amino-1- (prepared in a similar manner as described in Step 4 of Example 1
3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone (0.305 g)
Sopropylcarbamoyl chloride (0.409 g) and 4-N, N-dimethyl
Dissolve L-aminopyridine (0.152 g) in DMF (2 ml) and leave at room temperature for 3 days
Stirred. The reaction mixture was then poured into water and extracted into ethyl acetate (3 times).
The combined ethyl acetate extracts were washed with water (twice) and dried (MgSO 4).Four)
After concentration, an oil was obtained. Column eluting with ethyl acetate / hexane (2: 1)
Chromatography provided the product as a gum (0.09 g, 19%).Example 73
Compound 198: 3- (N-methyl-Nt-butylcarbamoyl)
Production of amino-1- (3-trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidinone
1- (3-Triflue prepared by a method similar to that described in Step 1 of Example 7.
(Oromethoxy) phenyl-2-pyrrolidinone-3-carboxylic acid (0.5 g) and
And triethylamine (0.24 ml) were dissolved in toluene (10 ml). Next
Diphenylphosphoryl azide (0.384 ml) was added and the mixture
Heated to 100 ° C. for 1.25 hours. Nitrogen gas was evolved in the first 15 minutes. Next
The reaction mixture was allowed to cool to room temperature with t-butylmethylamine (0.2 ml).
Was added and the reaction was stirred at room temperature for 1.5 hours. During this time a white precipitate forms, which is filtered off.
Different. To this toluene solution was added t-butylmethylamine (0.4 ml),
The reaction mixture was heated to 70 ° C. for 7 hours and then allowed to cool overnight. Then the mixture is poured into water
And extracted three times into ethyl acetate. Combine the organic layers and wash with brine, Mg
SOFourAnd concentrated to give a crude product. Ethyl acetate / hexane 1: 1
The product was converted to a white powder (150 mg, 2
3%). 136-138 ° C.Example 74
Compound 234: 3-((N-ethyl) dimethylaminoacetyl) a
Production of mino-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone
3- (N-ethyl) amino-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-
Solution of pyrrolidinone (0.105 g) in dichloromethane (10 ml)
Was treated with chloroacetyl chloride (0.031 ml) and left for 1 hour. Then
The solution is washed with dilute hydrochloric acid, then with saturated sodium bicarbonate, and then dried.
(MgSOFour) And evaporated under reduced pressure. Crude 3-((N-ethyl) chloroacetate
Tyl) amino-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrrolidinone
The residue was dissolved in tetrahydrofuran (10 ml) and dimethylamine was added.
Treated with 0% aqueous solution (2 ml) and sodium iodide (about 5 mg). Obtained
The mixture was stirred at room temperature for 2 hours, then water was added and the mixture was extracted with ethyl acetate
did. The ethyl acetate extract was dried (MgSO 4Four), Evaporation under reduced pressure
The title compound (0.065 g) remained.Example 75
Preparation of Compounds 235, 236, 237 and 238
Compound 53 (0.200 g) (prepared in the same manner as described in Example 1)
The stirred solution of toluene in 10 ml of glyoxylic acid
Treat with Japanese lacquer (0.042 g) and produce water by Dean & Starktra
The mixture was heated at reflux for 4 hours while removing with a tap. Evaporate the resulting solution under reduced pressure
Evaporate to dryness and elute the residue over silica gel with an ethyl acetate / hexane mixture.
Separation by chromatography gave each of the title compounds in pure form. Compound
Products 234 and 235 are diastereomers, as are 236 and 277.Example 76
Compound 239: N- (1,1-dimethylpropargyl) [3- (3
-Trifluoromethoxy) phenyl-4-oxazolidinone-5-yl] aceto
Production of amideStep 1
Benzyl [3- (3-trifluoromethoxy) phenyl-4-oxazo
Preparation of [Lidinone-5-yl] acetate
Methyl [3- (3-trifluoromethoxy) phenyl-4-oxazolidinone
-5-yl] acetate (prepared in a manner similar to that described in Example 15)
. 719 g) in benzyl alcohol (10 ml) was added with one drop of concentrated
After treatment with sulfuric acid and stirring for 48 hours, gas chromatography showed that the reaction was 2% complete.
Has been completed. An additional drop of concentrated sulfuric acid was added and the mixture was stirred for a further 13 days.
Stirred. At this point, gas chromatography showed that the reaction was 86% complete.
Was. The mixture was diluted with diethyl ether and the solution was washed with water, dried (M
gSOFour), Evaporation under reduced pressure left a colorless liquid. This is Benzirua
It contained alcohol. 0.01m at 100 ° C by Kugelrohr distillation
The benzyl alcohol is removed at mHg and the crude title compound is converted to a clear liquid
Remained. It contained about 12% of the starting methyl ester
. This was used in the next step without further purification.Step 2
[3- (3-trifluoromethoxy) phenyl-4-oxazolidinone
Production of -5-yl] acetic acid
Benzyl 2- [3- (3-trifluoromethoxy) phenyl-4- obtained in step 1
Oxazolidinone-5-yl] acetate (0.750 g) in ethanol (8
m
l) in solution--containing trifluoroacetic acid (5 drops)-with 5% paraffin on charcoal
Hydrogenated with a didium catalyst for 29 hours, then the mixture was filtered over hyflo
(Washing thoroughly with ethanol). Evaporation of the filtrate under reduced pressure gives a brown oil
Which is obtained on silica gel using a 60:40 mixture of hexane / ethyl acetate.
Purification by chromatography, eluting with water, gave the title compound as a white solid (0.30
0 g).Step 3
[3- (3-trifluoromethoxy) phenyl-4-oxazolidinone
-5-yl] acetyl chloride
[3- (3-trifluoromethoxy) phenyl-4-oxo obtained in the above step 2
Sazolidinone-5-yl] acetic acid (0.290 g) in carbon tetrachloride (3 ml)
The stirred suspension in was treated with oxalyl chloride (0.130 g) and the mixture
Was heated under gentle reflux for 2 hours. The resulting colorless solution is cooled and evaporated under reduced pressure.
Emission left the title compound (0.295 g).Step 4
N- (1,1-dimethylpropargyl) [3- (3-trifluoromethoate
Xy) Preparation of phenyl-4-oxazolidinone-5-yl "acetamide
1,1-dimethylpropargylamine (131 mg) in diethyl ether (
The stirred solution in 1 ml) was obtained in step 3 above [3- (3-Trif.
Fluoromethoxy) phenyl-4-oxazolidinone-5-yl] acetyl chloride
(0.220 g) and the resulting suspension was stirred for an additional hour.
The mixture was filtered and the filtrate was evaporated under reduced pressure to give the crude title compound as a white solid.
It remained as a body. This was eluted with ethyl acetate / hexane (1: 1).
Purification by layer chromatography gave the pure title compound as a white solid (0.21
4g).Example 77
Compound 244: N- (t-butyl) [3- (3-trifluoromethyl
Ru-4-fluoro) phenyl-4-oxazolidinone-5-yl] acetamide
Manufacturing ofStep 1
N- (3-trifluoromethyl-4-fluoro) phenyl fumaric acid amide
Of ethyl ester
3-trifluoromethyl-4-fluoroaniline (21.10 g) and fuma
Monoethyl luate (17.90 g) in tetrahydrofuran (100 ml)
The stirred solution is mixed with dicyclohexylcarbodiimide (24.30 g).
Treated slowly with a solution in tetrahydrofuran (50 ml). The obtained darkness
The thick white suspension was stirred for an additional hour and then filtered. The filtrate was evaporated under reduced pressure
The residue is triturated with hexane, the white precipitate is filtered off, washed with hexane and dried
The title compound was obtained as a white solid (18.70 g). Milling mother liquor
By concentrating under reduced pressure, 6.30 g of the compound was further obtained.Step 2
N- (3-trifluoromethyl-4-fluoro) phenyl fumaric acid amide
Manufacturing
Ethanol (80m3) of the ethyl ester (23.50g) obtained in the above step 1
The stirred slurry in 1) was treated with sodium hydroxide (3.10 g) in water.
(20 ml). The mixture is stirred for a further 30 minutes and 2M
Acidified to pH 1 with hydrochloric acid. The white precipitate obtained is filtered off, washed with water and dried.
The title compound was obtained as a white solid (20.40 g).Step 3
N- (3-trifluoromethyl-4-fluoro) phenyl fumaric acid amide
Preparation of t-butyl ester
Suspension of the acid obtained in step 2 (10.00 g) in toluene (150 ml)
The solution was stirred at 70 ° C., and dimethylformamide (bis) -t-butyl acetal (
34.5 ml) over 30 minutes. The mixture was allowed to cool and filtered. The filtrate
Wash with water, saturated sodium bicarbonate and brine, dry (MgSO 4)Four),
Evaporation under reduced pressure left a brown solid. Mix this with ethyl acetate / hexane
(1: 9) and purified by silica gel chromatography, then
Recrystallization from carbon chloride provided the title compound as a white solid (5.00 g).Step 4
t-butyl [3- (3-trifluoromethyl-4-fluoro) phenyl
Production of 4-Oxazolidinone-5-yl] acetate
The ester (4.50 g) obtained in Step 3 above was treated with dimethylformamide (25
agitated solution in 80% sodium hydride dispersion in oil (0 ml).
. 042 g) followed by paraformaldehyde (2.10 g). This white
The color suspension was stirred for 1 hour and then quenched by the addition of 2M hydrochloric acid. Obtained
Was
The mixture was extracted with diethyl ether (twice), and the ether extracts were combined and
And dried (MgSO 4).Four), Evaporate under reduced pressure to leave an off-white solid residue
Remained. This was recrystallized from diethyl ether / hexane to give the title compound (
3.70 g) were obtained as colorless crystals.Step 5
[3- (3-trifluoromethyl-4-fluoro) phenyl-4-oxo
Production of Sazolidinone-5-yl] acetic acid (Compound 243)
The t-butyl ester (3.60 g) obtained in Step 4 above was added to dichloromethane (2
5 ml) and the solution was treated with trifluoroacetic acid (7.60 ml).
The clear solution was stirred for 1 hour, then washed with brine, dried (MgSOFour)
Evaporation under reduced pressure left an oil. It crystallized on standing. this
By silica gel chromatography, eluting with ethyl acetate / hexane (1: 1)
Further purification yielded the title compound as a white solid (3.05 g).Step 6
[3- (3-trifluoromethyl-4-fluoro) phenyl-4-oxo
Production of [Sazolidinone-5-yl] acetyl chloride
The acid (2.60 g) obtained in step 5 above in carbon tetrachloride (10 ml)
The solution was treated with oxalyl chloride (2.2 ml). The mixture is then
Heat under gentle reflux then cool and evaporate under reduced pressure to give crude title
The compound remained as a light brown oil (2.75 g). This can be used without further purification
Used in the step.Step 7
N- (t-butyl) [3- (3-trifluoromethyl-4-fluoro)
Production of phenyl-4-oxazolidinone-5-yl] acetamide
The acid chloride (0.390 g) obtained in Step 6 above was treated with diethyl ether (1 ml).
) Was added to a solution of t-butylamine (0.204 g) in diethyl ether.
(3 ml) to the stirred solution. This thick suspension is stirred for 1 hour.
After stirring, water was added and the mixture was extracted with ethyl acetate. Ethyl acetate extract
Dry (MgSO 4Four), Evaporation under reduced pressure left an off-white solid. this
Was recrystallized from diethyl ether to give the title compound (0.080 g) as a white solid.
I got it. The mother liquor of the recrystallization was evaporated under reduced pressure and the residue was diethyl ether / hexa.
Recrystallization from the compound afforded an additional amount of the title compound (0.200 g).Example 78
Compound 253: 3-((N-2- (t-butylcarbamoyloxy
) Ethyl-t-butylcarbamoyl) amino-1- (3-trifluoromethoxy
) Preparation of phenyl-2-pyrrolidinone
3- (N-2-hydroxyethyl) amino-1- (3-trifluoromethoxy
) Phenyl-2-pyrrolidinone (similar to that described in Step 1 of Example 27)
Method, but using 2-hydroxyethanol instead of allylamine)
(0.069 g) in dichloromethane (5 ml) was stirred with isocyanic acid
Treatment with t-butyl (0.022 ml) and triethylamine (0.028 ml)
The resulting solution was stirred for 16 hours. The mixture is then evaporated to dryness and the residual
Chromatography on silica gel eluting the resulting mixture with ethyl acetate / hexane (1: 2)
Separation by luffy gave the title compound (0.064 g).Example 79
Compound 280: 2- [1- (3- [trifluoromethyl] phenyl
) Oxazolidin-2-one-3-yl] propanamide and compound 27
8 and 279, ie, benzyl 2- [1- (3- [trifluoromethyl] phenyl
Phenyl) oxazolidin-2-one-3-yl] propanoate
Production of teleomersStep 1
3-Aminobenzotrifluoride (16.2 g) in diethyl ether (50
solution in citraconic anhydride (11.2 g) in dry diethyl ether.
To the stirred solution in water (75 ml) under nitrogen over 30 minutes
Was. During the addition, the temperature was maintained at 15-20 ° C by cooling in an ice bath. White
A precipitate formed. After the addition, the reaction mixture was stirred or left at room temperature for a total of 48 hours.
. The precipitate is then filtered off and air dried to give (Z) -N- [3- (trifluoromethyl)
Phenyl] -3-carboxybut-2-enamide (25.6 g) as white powder
I got it. 135-7 ° C.
Step 2
The amide (5.46 g) obtained in Step 1 and diethyl azodicarboxylate (3.4
8 g) in dry THF (80 ml) is stirred at room temperature under nitrogen.
This gave a yellow solution. Then triphenylphosphine (5.25 g) and
A solution of methanol (0.64 g) in dry THF (40 ml) was taken for 45 minutes.
It was added dropwise over time (easily exothermic). After the addition, the reaction mixture was stirred at room temperature for 4 hours.
Then it was stripped under reduced pressure to leave a colorless paste, which was
Chromatography using a 1: 1 mixture of ethyl and hexane as eluent
And purified to give (Z) -N- [3- (trifluoromethyl) phenyl] -3- (meth
Toxicarbonyl) but-2-enamide (3.29 g) as a white waxy solid
I got it.
Step 3
The amide obtained in Step 2 (1.60 g) and N-bromosuccinimide (99 m
The mixture of g) in carbon tetrachloride (30 ml) was heated at reflux for 38 hours.
Upon heating, an additional amount of N-bromosuccinimide (after 7 and 14 hours)
50 mg) was added. Then the volatile components are removed under reduced pressure and the residue is ethyl acetate
Chromatography using a 1: 1 mixture of hexane and hexane as eluent.
A yellow solid (1.32 g) was obtained. This was obtained from a parallel reaction of the same scale.
Combined with material. The resulting material, a pale yellow solid (2.56 g), was approximately 60
% Of (E) -N- [3- (trifluoromethyl) phenyl] -3- (methoxy
Rubonyl) but-2-enamide. This impure substance
Used directly in Step 4.Step 4
An aqueous sodium hydroxide solution (50 ml, 2M solution) was added to the crude amide obtained in step 3.
(2.56 g), stirred solution in tetrahydrofuran (75 ml)
To give a dark purple solution. After about 2 hours, pour the reaction mixture into water
did. The mixture obtained is washed with ethyl acetate, acidified with concentrated hydrochloric acid and then diluted with dichloromethane.
Extracted with dichloromethane. The dichloromethane extract was washed with water and dried. Next
Then the solvent was removed under reduced pressure to give a viscous solid, which was
Grinding resulted in a pale cream powder (1.30 g). Proton NMR
Analysis showed that this powder was N- [3- (trifluoromethyl) phenyl] -3-
Approximately 2: 1 of the (E)-and (Z) -isomers of carboxybut-2-enamide
It was a mixture.Step 5
The amide obtained in Step 4 (1.28 g) and diethyl azodicarboxylate (0.8
17 g) as a mixture in dry THF (40 ml) was stirred under nitrogen
. Triphenylphosphine (1.23 g) and benzyl alcohol (0.50
(7 g) in dry THF (20 ml) was added dropwise over 10 minutes (
Mild fever). After 1 hour, the solvent was stripped under reduced pressure and the residue was
It was ground with a tel. The insoluble substance is 1,2-dicarbethoxyhydrazine (0
. 52g) and was discarded. The soluble material is a 1: 2 mixture of ethyl acetate and hexane.
The mixture was chromatographed using eluent to give (E) -N- [3- (
Trifluoromethyl) phenyl] -3- (benzyloxycarbonyl) but-2
-Enamide (0.697 g) was obtained as a white powder. Melting point 116-8 [deg.] C.
Step 6
Of the amide from step 5 (0.636 g) in dry THF (10 ml)
A solution of sodium hydride (7 mg of a 60% oil dispersion) in dry DMF (10 m
The stirred suspension in 1) was added dropwise over 10 minutes under nitrogen. Reaction mixing
The object turned dark red. After 5 minutes paraformaldehyde (0.263 g) solid
And the resulting mixture is stirred at room temperature for 2 hours, during which time the color disappears
did. The reaction mixture was poured into water (50 ml) containing 2M hydrochloric acid (2 ml),
The aqueous mixture was then extracted with diethyl ether. Wash extract with brine
, Dried and concentrated, using a 1: 3 mixture of ethyl acetate and hexane as eluent.
And treated with benzyl 2- [1- (3- [trifluoromethyl).
[Phenyl] oxazolidin-2-one-3-yl] propanoate
An approximately 1: 1 mixture of teleomers (0.356 g) was obtained as a viscous colorless oil.
Acetic acid was then applied on Sorbsil C30 silica gel.
By HPLC using a 1: 5 mixture of ethyl and hexane as eluent, these
Diastereomers were separated (the configuration of these products was not analyzed).
. Diastereomer A, which eluted first, was a viscous, colorless gum (0.107 g).
1H NMR was as shown in Table III;
Rheomer B is a white powder (0.118 g) and 1H NMR is shown in Table III
It was as follows.Step 7
Trifluoroacetic acid (1 drop) and 10% palladium on carbon (10 mg)
In turn, diastereomer A of propanoate obtained in step 6 (0.105 g)
Added to the stirred solution in ethyl acetate (15 ml). The resulting mixture
Was treated with hydrogen at atmospheric pressure at room temperature for 6 hours. Then place hydrogen at atmospheric pressure with nitrogen
The reaction mixture was left overnight and then filtered over "Hyflo" ™. Filtrate
Is concentrated to give 2- [1- (3- [trifluoromethyl] phenyl) oxazolidi
N-2-one-3-yl] propanoic acid was converted to a white solid (73
mg).
Step 8
Mixing of propanoic acid (72 mg) obtained in step 7 and oxalyl chloride (5 ml)
Stir the material at room temperature for 1 hour, then strip all volatile components under reduced pressure
did. The residue is taken up in dry dichloromethane (8 ml), stirred under nitrogen and t-butyl
Dry dichloro of tylamine (17 mg) and triethylamine (26 mg)
A solution in methane (2 ml) was added dropwise over 2 minutes (white fuming and relaxation)
Fever). The resulting mixture was stirred at room temperature for 3.5 hours, then washed with water and dried
And concentrated and chromatographed using a 1: 1 mixture of ethyl acetate and hexane as eluent.
N- containing a small amount of starting acid and its corresponding anhydride
t-butyl- [1- (3- [trifluoromethyl] phenyl) oxazolidine-
2-On-3-yl] propanamide as a colorless gum (46
mg). After allowing this sample to stand for one week, analysis revealed that the anhydride had disappeared.
Was shown. This was probably hydrolyzed to the acid. Therefore this
Sample is Nt-butyl 2- [1- (3- [trif) containing about 25% starting acid.
Fluoromethyl] phenyl) oxazolidin-2-one-3-yl] propanamide
Consisting of a single diastereomer. This substance is a solid,
The 1 H NMR was as shown in Table III.Example 80
Compound 285: N- [pyrid-2-ylmethyl] -N- [1- (3
-[Trifluoromethyl] phenyl) pyrrolidin-2-one-3-yl] -3,
Production of 3-dimethylbutanamideStep 1
Bromine (4.3 ml) was added to γ-butyrolactone (8.60 g) over 30 minutes.
Into a stirred mixture of phosphorus tribromide (0.2 ml) under the surface of the reaction mixture.
The entire reaction mixture was added while heating to a temperature of 100-110 ° C. Mix after addition
The material was heated with stirring to 100 ° C. for 2 hours and then allowed to cool to 50 ° C. Dry
DMF (0.01 ml) was added and the mixture was heated to 90 ° C. and thionyl chloride (8
. 6 ml) are added dropwise (foaming) over 20 minutes and the resulting mixture is exposed to 100 ° C.
For 3 hours. After cooling, the reaction mixture was subjected to short-path distillation (Kugelloh
r) collect all substances distilling below 80 ° C at 1-2 mbar
Was. The distillate was about 50% (by 1H NMR) of 2,4-dibromobutayl chloride.
A dark yellow oil containing Noyl (17.5 g). This crude substance
Used in step 2.Step 2
3-aminobenzotrifluoride (5.32 g) and triethylamine (3
. 67 g) in dry THF (50 ml) was added to the crude
To a solution of the acid chloride (17.5 g) in dry THF (75 ml) was added the temperature.
Cool in ice bath to keep below 10 ° C. (precipitated) and take 30 minutes
And dripped. The resulting mixture was allowed to warm to room temperature, which was then stirred for 5 hours.
,
Left overnight. The mixture was poured into 1M hydrochloric acid (100 ml) and then with ethyl acetate
Extracted. The extract is washed with brine, dried, concentrated and then with ethyl acetate
Chromatography using a 1: 3 mixture of hexane as eluent, almost
Almost pure N- [3- (trifluoromethyl) phenyl] -2,4-dibromo
Tanamide was obtained as a very light brown solid (11.95 g).
Step 3
Sodium hydride (1.2 g of a 60% dispersion in oil) was added in small portions over 10 minutes,
Of the amide from step 2 (11.67 g) in dry THF (150 ml)
To the stirred solution was added under nitrogen (foaming and mild exotherm). The resulting blend
The mixture was stirred at room temperature for 4 hours and then further sodium hydride (60% dispersion in oil)
Liquid (0.25 g) was added and the mixture was stirred for a further 2 hours. Avoid water in the reaction mixture
Heavy and it was extracted with ethyl acetate. Wash the extract with brine and allow to dry.
And filtered and chromatographed using a 1: 3 mixture of ethyl acetate and hexane as eluent.
Treated with 3-bromo-1- [3- (trifluoromethyl) phenyl
] Pyrrolidin-2-one (5.70 g) as a white powder.
Step 4
2- (aminomethyl) pyridine (1.95 g) and triethylamine (0.
91 g) in dry THF (25 ml) was added to the bromopi obtained in step 3.
Loridinone (0.924 g) in refluxing dry THF (25 ml)
The stirred solution was added dropwise over 1 hour under nitrogen. The reaction mixture is then
Heated to reflux for 24 hours and allowed to cool. The solvent is stripped under reduced pressure and the residue
In ethyl acetate, washed with water, dried, concentrated under reduced pressure, chloroform
Chromatography using a 9: 1 mixture of ethanol and ethanol as eluent,
3- (pyrid-2-ylmethylamino) -1- [3- (trifluoromethyl) phenyl
[Enyl] pyrrolidin-2-one was obtained as a mobile yellow oil (1.08 g).
This
It hardened on standing to give a waxy solid with a melting point of 82-3 ° C.
Step 5
The aminopyrrolidinone (0.335 g) obtained in Step 4 and triethylamine (
0.111 g) in dry dichloromethane (6 ml) in 10 minutes
Of 3,3-dimethylbutanoyl chloride (0.148 g) in dry dichloromethane
(2 ml) was added to the stirred solution at room temperature under nitrogen (white smoke and
Fever). The resulting mixture was stirred for 7 hours and left overnight. Then wash it with water
, Dried and concentrated, using a 9: 1 mixture of ethyl acetate and ethanol as eluent.
Using N- [pyrid-2-ylmethyl] -N- [1
-(3- [Trifluoromethyl] phenyl) pyrrolidin-2-one-3-yl]
-3,3-Dimethylbutanamide was obtained as a pale yellow gum (0.355 g). 1
1 H NMR was as shown in Table III.
The following compound was treated with 3-bromo-1- [3- (trifluoromethyl) phenyl] pi
Prepared by a similar route from loridin-2-one (product of step 3): Compound 28
7, 289 and 283.Example 81
Compound 286: N- [pyrid-2-ylmethyl] -N- [1- (3
-[Trifluoromethyl] phenyl) pyrrolidin-2-one-3-yl] -N '
-Production of [t-butyl] ureaStep 1
T-Butyl isocyanate (0.297 g) was added to 3- (pyrid-2-ylmethyl).
Amino) -1- [3- (trifluoromethyl) phenyl] pyrrolidin-2-one
(0.335 g, prepared as described in Example 80) and triethylamine (0.
. 304g) in a stirred solution in dry dichloromethane (8ml)
Added under nitrogen. The resulting mixture was then stirred for 7 hours and left overnight. Volatilization
The volatile components are stripped under reduced pressure, and the residue is mixed with a 9: 1 mixture of ethyl acetate and ethanol.
The compound was purified by chromatography using the eluent as N- [pyrido-
2
-Ylmethyl] -N- [1- (3- [trifluoromethyl] phenyl) pyrrolidi
2-N-3-yl] -N '-[t-butyl] urea was converted to white powder (0.290
g). Melting point 147-9 [deg.] C. 1H NMR data is shown in Table III.
It was. The following compounds were prepared in a similar manner: Compounds 288, 290 and
And 284.Example 82
Compound 281: N- [methyl] -N- [1- (3- [trifluoro
[Methoxy] phenyl) pyrrolidin-2-one-3-yl] -N '-[2- (tri
Fluoromethyl) prop-2-yl] ureaStep 1
A phosgene solution in toluene (4.0 ml of a 1.93M solution) was added to toluene (4.
0 ml) of 2- (trifluoromethyl) prop-2-ylamine hydrochloride (0.
420 g, from 2-aminoisobutyric acid to J. Organic Chem., (1961)
,27, 1406) and the resulting mixture is stirred.
The mixture was heated to 60 ° C for 2 hours. Most of the solid amine hydrochloride dissolves during this period
Was. The mixture was allowed to cool to room temperature and excess phosgene was removed under reduced pressure. Then 3
-(Methylamino) -1- [3- (trifluoromethoxy) phenyl] pyrrolidi
2-N-one (0.50 g, 3- (methylamino) -1- as described in Example 10.
Same as the method for producing [3- (trifluoromethyl) phenyl] pyrrolidin-2-one
) And triethylamine (0.185 g) were added sequentially with stirring.
Was added and the mixture was stirred at room temperature for 4 hours and left overnight. The reaction mixture is
Place on top of the ram and elute with a 7: 3 mixture of ethyl acetate and hexane to give N- [me
Tyl] -N- [1- (3- [trifluoromethoxy] phenyl) pyrrolidine-2
-On-3-yl] -N '-[2- (trifluoromethyl) prop-2-yl]
Urea was obtained as a white solid (0.220 g). Melting point 115-6 [deg.] C. 1H NMR
The data was as shown in Table III.Example 83
Compound 301: N- (propargyl) -N- [3- (3-trifur
Oromethyl) phenylthiazolidine-4-one-5-yl] -N '-(neopene
Production of chill / ureaStep 1
Propargylamine (4.061 g) was added to 5-chloro-3- [3- (trifur
(Oromethyl) phenyl] thiazolidine-4-one (5.196 g, as described in Example 1)
The reaction mixture became dark and viscous
Precipitation occurred. Stir the mixture for 9 hours and strip volatile components under reduced pressure
did. The residue was taken up in t-butyl methyl ether (orange solution and solid),
Then, wash with water (3 times) and brine, then dry, concentrate and chromatograph
After luffy treatment, 5-propargylamino-3- [3- (trifluoromethyl
) Phenyl] thiazolidine-4-one as a viscous brown oil (3.720 g)
Obtained.
Step 2
3,3-dimethylbutyric acid (0.577 g), diphenylphosphoryl azide (1.
369 g) and triethylamine (0.503 g) in dry toluene (15 m
The mixture in 1) was heated with stirring at about 80 ° C. under nitrogen for 2 hours. about
Bubbling started after 20 minutes and stopped after 2 hours. The mixture was allowed to cool to room temperature and step 1
Thiazolidinone (0.500 g) and triethylamine (0.167 g)
) Was added with stirring. The next morning, the solvent was removed under reduced pressure and the residue was washed with hexane.
Chromatography using a 3: 2 mixture of ethyl acetate as eluent
-(Propargyl) -N- [3- (3-trifluoromethyl) phenylthiazoly
Zin-4-one-5-yl] -N '-(neopentyl) urea was converted to a solid (0.484).
g) (almost pure according to NMR analysis). Mixing ethyl acetate and hexane
Recrystallization from the product afforded the product as a yellow crystalline solid (0.267g). Melting point
145-145.5 ° C. 1H NMR data was as shown in Table III.
The urea compound 302 is 5-propargylamino-3- [3- (trifluoromethyl
Tyl) phenyl] thiazolidine-4-one (product of Step 1 above)
Prepared in the same way from loro-2,2-dimethylpropanoic acid. Urea compound 2
98 is 5-propargylamino-3- [3- (trifluoromethyl) phenyl
]
From thiazolidine-4-one and available t-butyl isocyanate, the examples
Prepared in the manner described for pyrrolidinone related to 27. Amide compound 2
97 is 5-propargylamino-3- [3- (trifluoromethyl) phenyl
] From thiazolidine-4-one and 3,3-dimethylbutanoyl chloride,
Prepared by conventional methods similar to those described for related compounds in 3 and 25.
The following ureas and amides were converted to 5-chloro-3- [3- (
Trifluoromethyl) phenyl] thiazolidine-4-one, a suitable amine,
Then isocyanate (directly or by Curtius rearrangement of the appropriate acid in the manner described above).
Preparations) or acid chlorides: Compounds 124, 125, 291, 2
92, 293, 294, 295, 296 and 300.Example 84
Compound 299: N- (methoxy) -N- [3- (3-trifluoro
Methyl) phenylthiazolidine-4-one-5-yl "-N '-(t-butyl)
Urea productionStep 1
Methoxylamine hydrochloride (1.482 g) and triethylamine (1.793 g)
g) in DMF (10 ml) was stirred at room temperature for 5 minutes
. 5-chloro-3- [3- (trifluoromethyl) phenyl] thiazolidine-4
Addition of -one (1.000 g, prepared as described in Example 1) causes the mixture to become peach
Changed to color. It is stirred for 3 hours, then diluted with water and extracted with diethyl ether.
Issued. The extract was washed with water, then with brine, dried, concentrated and extracted with ethyl acetate
Chromatography using a 1: 1 mixture of hexane and hexane as eluent.
-Methoxyamino-3- [3- (trifluoromethyl) phenyl] thiazolidine
A dark oil (0.579 g) containing -4-one was obtained. The oil is then
Was combined with a similar material obtained in a second experiment performed on a four-fold scale. Then the same
Further chromatographic treatment using a releasing agent gave 5-methoxyamino-3- [3
-(Trifluoromethyl) phenyl] thiazolidine-4-one and 5-hydro
Of xy-3- [3- (trifluoromethyl) phenyl] thiazolidine-4-one
An approximately 1.1: 1 mixture was obtained as a yellow oil (3.542 g);
Without purification, isocyanic acid in dichloromethane as described in Example 81 above.
t
-Butyl and triethylamine to give N- [methoxy] -N- [3- (
3- [trifluoromethyl] phenyl) thiazolidine-4-one-5-yl]-
N '-[t-Butyl] urea was obtained as a white solid. (35% yield). Melting point 128.
5-129.5 ° C. 1H NMR data was as shown in Table III.
The amide compound 126 is 5-methoxyamino-3- [3- (trifluoromethyl
L) phenyl] thiazolidine-4-one and 3,3-dimethylbutanoic acid and
And triethylamine as described for the related compounds in Examples 3 and 25
It was manufactured in the same manner as described above.Example 85
Compound 303: 3-t-butyl-1-{[3- (trifluoromethyl
L) phenyl] thiazolidine-4-one-5-yl {imidazolidine-2,4-
Manufacture of ZeonStep 1
Triethylamine (1.974 g) was added to 5-chloro-3- [3- (trifluoro
[Romethyl) phenyl] thiazolidine-4-one (2.500 g, as described in Example 1)
And glycine methyl ester hydrochloride (1.336 g) in TH
Added to the stirred solution in F (30 ml). Reaction turned bright yellow
The mixture was stirred or left for a total of about one week. The solvent is then removed under reduced pressure and the residue
The residue was partitioned between ethyl acetate and water. Wash the ethyl acetate layer with water and then brine
, Dried and concentrated, using a 2: 3 mixture of hexane and ethyl acetate as eluent.
And chromatographically treated to give 5-[(methoxycarbonyl) methylamino]
3- [3- (trifluoromethyl) phenyl] thiazolidine-4-one is yellow
Obtained as a solid (1.014 g).
Step 2
Triethylamine (0.293 g) and t-butyl isocyanate (0.28
7g) in dichloromethane with the thiazolidinone obtained in step 1 (0.970 g)
Was added to the stirred solution at. The resulting mixture is stirred at room temperature for a total of about 6 days.
Stir or leave. Then the solvent was removed and toluene was added to the residue. Then mixed
The mixture was heated to 80 ° C. under nitrogen for a total of 8 hours, including an intervening period at room temperature. Next
Mixing ethyl acetate and hexane, or t-butyl methyl ether and hexane
Extensive chromatography and HPLC using the product as eluent, followed by vinegar
Crystallization and recrystallization from a mixture of ethyl acid and hexane gave 3-t-butyl.
-1-{[3- (trifluoromethyl) phenyl] thiazolidine-4-one-5
-Iludimidazolidin-2,4-dione as a white crystalline solid (56 mg)
Obtained. 199.5-201 [deg.] C. 1H NMR data is as shown in Table III
It is.Example 86
Compound 304: 5- (t-butylaminocarbonylthio) -3- [
Production of 3- (trifluoromethyl) phenyl] thiazolidine-4-oneStep 1
5-chloro-3- [3- (trifluoromethyl) phenyl] thiazolidine-4
-One (5.000 g, prepared as described in Example 1) and potassium thioacetate
(2.227 g) was stirred in DMF (50 ml) (relaxed during mixing).
And the mixture turned dark brown). After about 1 hour, the mixture is diluted with water and
Extracted with chill ether. The extract is washed sequentially with water and brine, then
Dry, concentrate and use a 2: 1 mixture of hexane and ethyl acetate as eluent
Chromatographically, 5-acetylthio-3- [3- (trifluoromethyl
L) phenyl] thiazolidine-4-one was obtained as a dark oil (5.423 g).
.
Step 2
Ammonia gas was supplied for 15 minutes to give 5-acetylthio-3- [3- (trifluoromethane
Tyl) phenyl] thiazolidine-4-one (1.300 g) in methanol (1
(5 ml) in a stirred solution (cooled in an ice bath). Then the reaction
The mixture was warmed to room temperature and stirred for another 3 hours. Remove volatile components under reduced pressure
And the residue was chromatographed using a 1: 1 mixture of ethyl acetate and hexane as eluent.
Treated with 5-mercapto-3- [3- (trifluoromethyl)
Nil] thiazolidine-4-one and the corresponding dimer disulfide, respectively, at about 7:
A mixture of 3 was obtained as a yellow oil (0.976 g). Use this without further purification
Was.Step 3
T-butyl isocyanate (0.291 g) and triethylamine (0.24 g)
7g) in turn with the crude thiol (0.683 g) obtained in step 2 in dichloromethane
(7 ml) to the stirred solution. The mixture darkens and becomes orange
It became. After 40 minutes, the reaction mixture was applied to a silica gel column and t-butyl
Elution with a 1: 1 mixture of butyl ether and hexane gave 5- (t-butylaminoca).
Rubonylthio) -3- [3- (trifluoromethyl) phenyl] thiazolidine-
The 4-one was obtained as a yellow solid (0.531 g). This is about 20% as an impurity
Of N, N'-di-t-butyl urea. Mixing ethyl acetate and hexane
The product was recrystallized to give 5- (t-butylaminocarbonylthio) -3- [3- (to
Trifluoromethyl) phenyl] thiazolidine-4-one in yellow crystalline solid (0.
239 g). 149.6-150.6 ° C. 1H NMR data
As shown in Table III.Example 87
Compound 328: 3- (4,4,4-trifluorobutanoyl-N-
Methyl) amino-1- (3-trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidino
Manufacturing
4,4,4-Trifluorobutyric acid (0.31 g) was added to CH cooled in an ice / water bath.Two
ClTwo(10 ml) and stirred under a nitrogen atmosphere. Triethylami
(0.31 ml) and then pivaloyl chloride (0.27 ml) were added dropwise. 60
Stirring was continued for minutes. During this period, fine white needle-like precipitates formed. Aminopyrrolidino
(Prepared in the same manner as described in Step 2 of Example 10) (0.4 g), D
MAP (50 mg) and triethylamine (0.2 ml) in CHTwoClTwo(1
0 ml) was added to the cooled reaction mixture. 30 minutes at this temperature
Afterwards, the reaction was warmed to room temperature and stirred for 60 minutes. Mixture CHTwoClTwoso
Dilute, wash with 2N HCl (aq) (2x), brine (2x) and dry
(MgSOFour), Filtered and evaporated. By chromatography on silica
The above amide was obtained as a gum (0.543 g).Example 88
Compound 326: 3- (pentafluoropropanoyl-N-methyl)
Production of amino-1- (3-trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidinone
Aminopyrrolidinone (prepared in the same manner as described in Step 2 of Example 10)
) (0.4 g) in CHTwoClTwo(20 ml). Cool the reaction in an ice-water bath
While adding DMAP (50 mg) and triethylamine (0.21 m
l) was added. Pentafluoropropionic anhydride (0.3 ml) was added dropwise and mixed.
Compound
Was stirred for 40 minutes while cooling. Mixture CHTwoClTwoDiluted with 2N HCl
(Aqueous solution), brine (1 time), dry (MgSO 4)Four), Filtered and concentrated
Shrunk. The residue is purified by chromatography on silica to give the amide
Obtained as a solid (0.5 g). 65.5-67.5 [deg.] C.Example 89
Compound 311: 3- (3-t-butylimidazoline-2,4-diode
1-yl) -1- (3-trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidino
Manufacturing
Compound 130 (prepared as described in Example 31) (0.523 g) in ethyl acetate
Solution in chill (30 ml)-containing 10% Pd / C (100 mg)-
Was stirred at room temperature under a hydrogen atmosphere. After 21 hours, the catalyst was filtered off and the solvent was evaporated.
I let you. Analysis of the residue indicated that the reaction was only 40% complete. Residue
Was redissolved in ethyl acetate and 50 mg of 10% Pd / C was added. 3 bar pressure
Hydrogenation was carried out for 6 hours with a hydrogenation device by force. Filter off catalyst and evaporate filtrate
I let it. This process was repeated, except that a hydrogen pressure of 4 bar was used for 4 hours. Touch
After filtering the medium and evaporating off the solvent, the residue is purified on silica with 60% acetic acid in hexane.
Purification by chromatography, eluting with ethyl, gives the colorless product
Obtained as a solid (0.385 g). 153-154 ° C.Example 90
Compound 308: 3- (2,2,2-trichloroethoxycarbonyl
-N-methyl) amino-1- (3-trifluoromethyl) phenyl-2-pyrroli
Zinone production
Aminopyrrolidinone (prepared in the same manner as described in Step 2 of Example 10)
) (0.138 g) in CHTwoClTwo(5 ml) at 0 ° C. (ice / water
Bath cooling), triethylamine (0.096 ml) and then chloroformic acid 2,2,2-
Trichloroethyl (0.088 ml) was added. Leave this clear solution at 0 ° C for 1 hour
While stirring. Mixture CHTwoClTwo, Washed with water and dried (MgSOFour
). The solvent was evaporated and the residue was purified by chromatography on silica,
The carbamate was obtained as a colorless gum (0.20 g).Example 91
Compound 267: 5- (3-allyl-1-t-butyl-3-ureido
Preparation of) -3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazolidine-4-oneStep 1
2- (methylthio) -N- (3-trifluoromethylphenyl) aceto
Production of amide
3-trifluoromethylaniline (16.1 g) was washed with hexane-washed hydrogenated hydrogen
Thorium (4.0 g, 60% in mineral oil) in dimethyl sulfoxide (50 ml)
To the vigorously stirred suspension at 20 ° C. in a water bath cooling under a nitrogen atmosphere
It was added dropwise. After 30 minutes, ethyl (methylthio) acetate (14.7 g) was cooled to 20 ° C.
Dropped while dropping. After stirring for 3 hours, half-saturated aqueous potassium dihydrogen phosphate solution
(300 ml) was added carefully while cooling to 20 ° C. The mixture is
Extract with water (5 times with 100 ml), wash the extract with water (2 times with 50 ml)
Dried over sodium sulfate, filtered, and evaporated under reduced pressure to afford the crude
The product remained as a yellow solid (23.8 g). Is the sample in hexane for analysis?
And recrystallized. 75-77 ° C.
Step 2 N- (ethoxymethyl) -N- (3-trifluoromethylphenyl)-
Production of 2- (methylthio) acetamide
Chloromethyl ethyl ether (18.1 g) was added to dichloromethane (50 ml).
The crude product of Step 1 (21.8 g) dissolved in
34 g) and benzyltriethylammonium chloride (0.2 g)
To the well stirred mixture was added dropwise over 20 minutes while cooling in a water bath at 20 ° C. 30 minutes
Later, the mixture is brought to pH 8 at 20 ° C. with a saturated aqueous solution of potassium dihydrogen phosphate.
The extract was extracted with dichloromethane (5 times with 100 ml), and the extract was washed with sodium sulfate.
Dry over ium, filter and concentrate under reduced pressure to give the crude product as a yellow oil (27.5
g).
Step 3 N- (ethoxymethyl) -N- (3-trifluoromethylphenyl)-
Production of 2- (methylsulfinyl) acetamide
A solution of sodium periodate (20.5 g) in water (190 ml)
,
A solution of the crude product of step 2 in ethanol (850 ml) was added dropwise at 5 ° C.
did. The mixture was allowed to gradually reach 20 ° C., stirred for 24 hours, and then concentrated under reduced pressure
did. The concentrate is extracted with dichloromethane (500 ml), and the extract is washed with sodium sulfate.
, Filtered and concentrated under reduced pressure to give the crude product as a brown oil (27.5g)
As obtained.
Step 4 5-hydroxy-3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazoly
Production of gin-4-one
Trifluoroacetic anhydride (17.6 g) was added to the crude product of Step 3 in tetrahydro
To a stirred solution in furan (220 ml) with water bath cooling to 20 ° C
It was added dropwise. After 2 hours, the mixture was left for 20 hours. Sodium bicarbonate (14.
A solution of 1 g) in water (220 ml) was cooled to 20 ° C. with stirring.
Minutes. After 30 minutes, the mixture was refluxed for 41/2 hours, cooled to 25 ° C.
Extract with dichloromethane (3 times with 300 ml) and dry the extract over magnesium sulfate.
Filtered, concentrated under reduced pressure to give a brown oil (21.4 g). This brown oil
(20.09 g) in 1,4-dioxane (500 ml) and with stirring
Hydrogen chloride gas was blown in at 23 ° C. for 31/4 hours. Mix the mixture in a stoppered flask
Leave for 20 hours, concentrate under reduced pressure, dissolve in dichloromethane (400 ml),
Neutralize with a small amount of saturated aqueous sodium bicarbonate, dry over magnesium sulfate,
Filter and concentrate under reduced pressure to give a brown oil (21.9 g). Use this oil as silica gel
Gradient with dichloromethane / t-butyl methyl ether mixture
Column chromatography to give the crude product as a yellow gum (4.7 g).
Obtained. The gum was recrystallized from a hexane solution to give a yellow solid.
Step 5 5-chloro-3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazolidine
Production of -4-one
Methanesulfonyl chloride (16 mg) was added to 5-hydroxy-3- (3-trifur
Oromethylphenyl) oxazolidin-4-one (27 mg, from step 4)
Added to the stirred solution in diethyl ether (1 ml). 5 minutes later
Liethylamine (18 mg) was added and the mixture was stirred for 20 hours. Water (1 ml
) Was added, and the mixture was extracted with ether (3 times with 5 ml).
Dry over sodium sulfate, filter and concentrate under reduced pressure to give the crude product as a yellow oil (22 mg
).
Steps 5 and 6 5- (allylamino) -3- (3-trifluoromethylphenyi
L) Production of oxazolidin-4-one
Methanesulfonyl chloride (0.9 g) dissolved in diethyl ether (2 ml)
, 5-hydroxy-3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazolidine-
Stir the 4-one (1.0 g, from step 4) in dichloromethane (6 ml).
Added to the stirred solution. Triethylamine (0 ml) dissolved in ether (2 ml)
. 8 g) was added and the mixture exothermed to 35 ° C. After 2 1/2 hours the mixture is ice-
Cool in a water bath and place allylamine (0.92 g) in ether (2 ml).
Solution was added dropwise. After 1 hour, the mixture was treated with aqueous sodium chloride solution (20 ml).
And extracted with ether (3 times with 80 ml), and the extract is dried over magnesium sulfate.
And filtered and concentrated under reduced pressure to give the crude product as a yellow gum (1.3 g).
Was.
Step 7 5- (3-allyl-1-t-butyl-3-ureido) -3- (3-tri
Production of (fluoromethylphenyl) oxazolidin-4-one
The product of Step 6 (0.43 g) in t-butyl isocyanate (2 ml)
The solution was stirred for 2 hours and then left for 20 hours. Concentrate the mixture under reduced pressure
And a yellow gum, which was purified over silica gel with dichloromethane: t-butylmethyl.
Column chromatography eluting with toluene 98: 2. this
Gives a yellow solid which is recrystallized from a hexane solution to give the product as a white solid.
Obtained as a body (0.21 g). 149-150 ° C.
Example 92 Compound 266: 5- [N- (N-allyl-2-t-butylacetoa)
Mido)]-3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazolidine-4-one
Manufacturing of
Pyridine (0.24 g) was added to t-butylacetyl chloride (0.4 g) in dichloromethane.
To a stirred solution in dichloromethane (2 ml) was added dropwise the resulting solution.
(Allylamino) -3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazolidine-
4-one (0.43 g, Example 91, step 6) in dichloromethane (8 ml)
Was added dropwise at 7 ° C to the stirred solution in. After stirring at 7 ° C for 2 hours,
An aqueous solution of thorium (10 ml) was added and the mixture was extracted with diethyl ether (5.
The extract is dried over magnesium sulfate, filtered and concentrated under reduced pressure.
As a result, a yellow gum was obtained. The gum is placed on silica gel in dichloromethane: t-butyl.
Column chromatography, eluting with 99: 1 methyl ether
A yellow solid was obtained. This was triturated with cold hexane to give a white solid (0.2
6g). 92-93 ° C.
A similar method was used for the preparation of the following compounds.
Compound 269: 5- [N- (2-t-butyl-N-methylacetamide)]-3
-(3-trifluoromethoxyphenyl) oxazolidine-4-one
99.5-102 [deg.] C.
Compound 272: 5- [N- (2-t-butyl-N-ethylacetamide)]-3
-(3-trifluoromethoxyphenyl) oxazolidine-4-one
95-97 ° C.
Compound 271: 5- [N- (2-t-butylacetamido)]-3- (3-tri
Fluoromethoxyphenyl) oxazolidin-4-one
145-148 ° C (decomposition).Example 93
Compound 265: 5- (3-methyl-1-tert-butyl-3-ureido)
Preparation of) -3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazolidine-4-one
This compound was prepared in the same manner as in Example 91. 114-116 ° C.
The precursor compound is 5- (3-methylamino) -3- (3-trifluoromethylphene
Nyl) oxazolidin-4-one.
Example 94 Compound 262: 5- [N- (2-t-butyl-N-methylacetoa
Mido)]-3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazolidine-4-one
Manufacturing of
This compound was prepared in the same manner as in Example 92. 116-117 ° C.
The precursor compound is specified in Example 92.Example 95
Compound 270: 5- [N- (2-t-butylacetamide)]-3
Production of-(3-trifluoromethylphenyl) oxazolidine-4-one
This compound was prepared in the same manner as in Example 92. Melting point 159-161 [deg.] C.
The precursor compound is 5-amino-3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazo
Lysine-4-one.
Example 96 Compound 260: 5- [N- (1-methylcyclobutyl) -1-ace
Toamide] -3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazolidine-4-o
ManufacturingStep 1
Production of (3-trifluoromethylphenylamido) ethyl fumarate
3-trifluoromethylaniline (32.2 g) and ethyl fumarate (30
. 32 g) were mixed and dissolved in tetrahydrofuran (65 ml). Next
Chlohexylcarbodiimide (041.2 g) in tetrahydrofuran (100
ml) was added dropwise. The resulting mixture is left overnight, then it is
Filtration and evaporation of the filtrate under reduced pressure left a wet yellow solid. This
The residue was recrystallized from water to give the title compound (33.95 g) as a white solid.
Step 2 Production of fumaric acid (3-trifluoromethylphenylamide)
Sodium hydroxide (2.78 g) in water (120 ml) was added to fumaric acid (3-to-
Trifluoromethylphenylamido) ethyl (10 g, prepared in step 1)
Added to the solution in lopanol (180 ml). Release the resulting mixture overnight
And then evaporated under reduced pressure. Acidify the residue with hydrochloric acid (2N) and add ether
Extracted. The extract was dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure to give the title
Compound (6.94 g) remained as an off-white solid.
Step 3 (3-trifluoromethylphenylamide) of t-butoxycarbonyl
Manufacture
N, N-dimethylformamide di-t-butyl acetal is converted to fumaric acid (3
-Trifluoromethylphenylamide) (8.24 g, prepared in step 2)
It was added at 75 ° C. to the suspension in 50 ml of ene. The resulting mixture isTwoUnder
Heated to reflux for 30 minutes. Allow it to cool, then water, saturated sodium bicarbonate and
And washed with brine. Dry the organic layer over magnesium sulfate and evaporate under reduced pressure.
I let you. The residue was purified on silica using hexane / ether (2: 1) as eluent.
Chromatography gave the title compound (5.45 g) as a white solid. Fusion
Point 104.5-106.5C.
Step 4 5- [methylene t-butoxycarbonyl] -3-trifluoromethyl
Preparation of (phenyl) oxazolidine-4-one
(3-trifluoromethylphenylamide) t-butoxycarbonyl (5.1
5 g, prepared in step 3) in dimethylformamide (25 ml)
Of sodium hydride (0.065 g, 60% dispersion in mineral oil) with dimethylform
Added dropwise to the stirred suspension in muamide (10 ml). Then Parahol
Muraldehyde (2.7 g) was added in one portion. After 30 minutes, the resulting mixture is washed with water.
And extracted with ether. Wash the extract with water and brine and remove the magnesium sulfate
Dry over nesium and evaporate under reduced pressure to give the title compound (5.49 g) as a yellow solid.
Obtained as body. 78-81 ° C.
Step 5 5- [methylene carboxy] -3- (3-trifluoromethylphenyi
L) Production of oxazolidin-4-one
Trifluoroacetic acid (10 ml) was added to 5- [methylene t-butoxycarbonyl.
] -3- (3-Trifluoromethylphenyl) oxazolidin-4-one (4.49
g, prepared in step 4) in dichloromethane (75 ml).
. The resulting mixture was left overnight, then poured into water and extracted with ether. Extraction
Wash the solution with water, dry over magnesium sulfate and evaporate under reduced pressure to give the title compound.
(5.32 g) was obtained as a brown oil. This is pure enough to be used in Step 8
Met.Step 6
Production of 1-methylcyclobutyl-1-acetamide
Methylenecyclobutane (10 g) was added to acetonitrile (6.62 g), glacial acetic acid
(73.5 ml) and concentrated sulfuric acid (14.7 ml). One hour later
The resulting mixture was cooled, diluted with water and made basic by the addition of potassium carbonate.
And then extracted with ether. The extract is dried over magnesium sulfate and
Evaporation afforded the title compound (11.45 g) as a mixture of solid and oil. This
It was of sufficient purity to be used in Step 7.
Step 7 Production of 1-methylcyclobutyl-1-amino chloride
1-methylcyclobutyl-1-acetamide (11.45 g, prepared in step 6)
Was heated to reflux for 55 hours. Allow the resulting mixture to cool
And washed with ether. The aqueous phase was made strongly basic with 50% sodium hydroxide,
Extracted with tel. The extract was dried with potassium hydroxide. Extract hydrogen chloride (gas)
The eluate was blown to give the title compound (5.63 g) as a white solid. Melting point 247
250250 ° C. (decomposition).
Step 8 5- [N- (1-methylcyclobutyl) -1-acetamido] -3- (
Production of (3-trifluoromethylphenyl) oxazolidin-4-one
Oxalyl chloride (3.5 ml) was added to 5- [methylenecarboxy] -3- (3-to-
(Trifluoromethylphenyl) oxazolidin-4-one (0.874 g, Step 5)
Prepared in). After 2 hours, the resulting mixture was evaporated under reduced pressure. Residue
Was suspended in ether (9 ml) and cooled. 1-methylcyclobutyl-1-amido
Nochloride (0.320 g, prepared in step 7) and triethylamine (0.53 g)
A suspension of 1 g) in ether (6 ml) was added. After 24 hours,
The resulting mixture was filtered and washed with ether. The filtrate is dried over magnesium sulfate.
And evaporated under reduced pressure. The residue was chromatographed on silica using hexane-ethyl acetate.
The solid was subjected to chromatography to give the title compound (0.166 g) as a yellow solid.
Point 129.5-135.5 ° C].
The following compounds were prepared in a similar manner.
Compound 259: 5- [N- (1-methylcyclopentyl) -1-acetamide]
-3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazolidine-4-one
Compound 261: 5- [N- (1-ethyl-1-cyclopropyl-1-acetamido)
Do] -3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazolidin-4-one
Compound 263: 5- [N- (1-methylcyclohexyl) -1-acetamide]
-3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazolidine-4-one
Compound 264: 5- [N- (neopentyl) -1-acetamido] -3- (3-
Trifluoromethylphenyl) oxazolidin-4-one
Melting point: 117.5-122 ° C
Compound 268: 5- [N- (1-methylcyclopropyl) -1-acetamide]
-3- (3-trifluoromethylphenyl) oxazolidine-4-one
Melting point: 182.5-184.5 ° C (decomposition)Example 97
3- (3-hydrocarbyl-2,4-dioxoimidazolidin-1
-Yl) pyrrolidin-2-one (compared to Example 29), for example compound 334:
3- (3-t-butyl-2,4-dioxoimidazolidin-1-yl) -1- (
2,2-difluoro-1,3-benzodioxol-5-yl) pyrrolidine-2
-Alternative route to ON
Sodium hydride (0.024 g, 55% dispersion in mineral oil) was added to 3-t-butyl
Of N-N-dimethylpho-yl-imidazolidine-2,4-dione (0.085 g)
Lumamide (10 ml) was added to the stirred solution and the mixture was added at room temperature for 3 hours.
Stirred for 0 minutes. The stirred mixture was cooled to 0 ° C. and 1- (2,2-difluoro
B-1,3-benzodioxol-5-yl) -3-iodopyrrolidinone (0.
20 g) with a solution in N, N-dimethylformamide (10 ml)
Then, the temperature was raised to room temperature, and the mixture was further stirred for 2 hours. Then dilute it with water
And extracted with ethyl acetate. Wash the extract with water and brine, and add magnesium sulfate.
And dried under reduced pressure. The residue is purified on silica with dichloromethane-ethanol
(49: 1), then ethyl acetate-hexane (1: 1) as eluent
And chromatographed to give the title compound (0.044 g, mp 120-12).
4 ° C.).
Confirmation that the imidazolidine ring is not bound in another way13By C NMR
(Methine carbon of pyrrolidinone, 54.1 ppm).Intermediates and similar production methods Example 98
3- (2,2,2-trifluoroethylamino) -1- (3-tri
Production of (fluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidinoneStep 1
3-Iodo-1- (3-trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrroli
Zinone production
3-bromo-1- (3-trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidinone
(Prepared in the same manner as described in Step 1 of Example 10) (1.0 g)
Dissolved in ton (20 ml). To this solution was added sodium iodide (0.46 g).
Was added and the reaction was stirred at room temperature under a nitrogen atmosphere for 4 hours. 0.046g of yo
Sodium iodide was added and the reaction was left for 12 hours. Wash the precipitate with acetone
While filtering through a Hyflo pad. After evaporation of the solvent, the residue is
And washed with brine (twice), dried (MgSO 4)Four), Filter and concentrate
Thus, crude 3-iodopyrrolidinone (1.06 g) was obtained. This as it is
Used in Step 2.Step 2
3- (2,2,2-trifluoroethylamino) -1- (3-trifluoro
Production of (Oromethoxy) phenyl-2-pyrrolidine
3-Iodo-1- (3-trifluoromethoxy) phenyl-2-pyrrolidinone
(Prepared in Step 1) (1.06 g) was added at room temperature to 2,2,2-trifluoroethylamido.
(5.0 g), then cooled to 0 ° C. (ice / water bath cooling) and stirred for 17 hours
did. After standing at room temperature for 96 hours, the mixture was diluted with ethyl acetate and diluted with water (twice).
, Brine (1 time), dry (MgSO 4)Four), Filtered, concentrated and crude
The title compound aminopyrrolidinone was obtained as an oil (0.924 g).Example 99
3- (N-methylamino) -1- (3-trifluoromethylthio)
Production of phenyl-2-pyrrolidinoneStep 1
3-chloro-1- (3-trifluoromethylthio) phenyl-2-pyro
Production of liginone
3-hydroxy-1- (3-trifluoromethylthio) phenyl-2-pyrroli
Zinone (prepared in a similar manner as described in Example 9) (1.0 g)
The solution in onil (5 ml) was stirred at room temperature for 2 hours and then heated back for 16 hours
Shed. After cooling, the excess thionyl chloride was removed in vacuo and the residue was washed with 30% ethyl acetate.
Purified by flash chromatography, eluting with
Lopyrrolidinone was obtained as a pale yellow oil (0.81 g).Step 2
3-chloro-1- (3-trifluoromethylthio) phenyl-2-pyrrolidino
(Prepared according to step 1) (0.80 g) in THF (30 ml)
The liquid was treated with a continuous flow of methylamine gas at room temperature for 1 hour. Then,
The reaction was heated to reflux while maintaining a ruamine flow. After 4 hours, reactants at 72 hours
And then saturated NaHCOThree(Aqueous solution) and extracted with ethyl acetate
(Twice). After drying (MgSO4Four), Evaporate the solvent and remove the residue with ethyl acetate
Followed by chromatography eluting with 30% methanol / ethyl acetate.
To afford the title amine compound as a pale yellow oil. It solidifies (0.6
6g).
Compounds 199 and 201 were prepared in a manner similar to that described in Example 5, except that
It can be prepared using the intermediate I1 instead of the hydroxy compound as a starting material.
Compound 200 was prepared in a manner similar to that described in Example 27, but again in this case.
It can be produced using the intermediate I1. Intermediate I1 is 3- (N-allyl) amino-1-
3-bromophenyl-2-pyrrolidinone, that is, in the general formula II where A is 3-
Bromophenyl and X is CHTwoAnd R20Is NH-CHTwo-CH = CHTwo
Is a compound. Compound I1 is suitable for obtaining compounds 199 and 201.
To give compound 200, which is reacted with isocyanic acid t
-React with butyl.
Compounds 202, 203 and 204 are all described in Example 72 or 73.
It can be manufactured by the same method as that described above. Compound I2, ie, in general formula III
A is 3- (trifluoromethyl) phenyl and X is CHTwoAnd R20
Is methanesulfonyloxy, as an intermediate of compound 204.
And similar intermediates can be used for compounds 202 and 203.
Compounds 205 to 208 are as described in Examples 5, and 10 or 27
In the same manner as described above, I3 (formula III, where A is 3-chloro-4-fluoro
Phenyl and X is CHTwoAnd RFifteenIs methanesulfonyloxy
), I4 (Formula II, wherein A is 3-chloro-4-fluorophenyl and X is CHTwoso
Yes and RFifteenIs NHTwoAnd I5 (formula II, wherein A is 3-chloro-4-
Fluorophenyl, and X is CHTwoAnd RFifteenIs NHMe)
Can be manufactured.
Compounds 209 and 210 were as described in Examples 27 and 5, respectively.
In a similar manner, intermediate I6 (formula II, wherein A is 3-chloro-4-fluorophenyl
Yes, X is CHTwoAnd RFifteenIs NH-CHTwo-CH = CHTwoIs made from
Can be built.
Compounds 211 and 212 were prepared in a manner similar to that described in Example 5, except that
Respectively, starting from intermediates I4 and I5.
Compounds 213, 214, and 217-219, 221, 222, 224-2
31 and 233 can all be prepared in a manner similar to that described in Example 5.
. Compounds 220 and 232 were prepared in a manner similar to that described in Example 20;
Compounds 215, 216 and 223 were prepared in a manner similar to that described in Example 10.
Can be manufactured. Intermediates in the synthesis of these compounds include:
I7 (Formula III, where A is 3- (trifluoromethoxy) phenyl and X is C
HTwoAnd R20Is methanesulfonyloxy);
I8 (Formula II, wherein A is 3- (trifluoromethoxy) phenyl and X is CHTwoso
Yes and RFifteenIs NH-CHO);
I9 (Formula II, wherein A is 3- (trifluoromethyl) phenyl and X is CHTwoso
Yes and RFifteenIs NH-CHO);
I10 (Formula II, where A is 3- (trifluoromethoxy) phenyl and X is C
HTwoAnd RFifteenIs NH-Me);
I11 (Formula III, where A is 3-bromophenyl and X is CHTwoAnd R20
Is methanesulfonyloxyoxy);
I12 (Formula II, where A is 3-bromophenyl and X is CHTwoAnd RFifteen
Is SH);
I13 (Formula II, where A is 3-bromophenyl and X is CHTwoAnd RFifteen
Is NMe); and
I14 (Formula II, where A is 3-bromophenyl and X is CHTwoAnd RFifteen
Is NHTwoIt is. )
Pyrrolidinone compound 282 is 3- (methylamino) -1- [3- (trifur
(Oromethoxy) phenyl] pyrrolidin-2-one (3- (meth
Tylamino) -1- [3- (trifluoromethyl) phenyl] pyrrolidine-2-
And trimethylsilylacetyl chloride and
And pyridine in dichloromethane.
Intermediates used in the production of compounds 269, 271 and 271 are listed below.
Includes:
2- (methylthio) -N- (3-trifluoromethoxyphenyl) acetamide
Prepared in a manner similar to that described in Example 91, Step 1.
Melting point: 43.5-45 ° C
N- (ethoxymethyl) -N- (3-trifluoromethoxyphenyl) -2- (
Methylthio) acetamide
Prepared in a manner similar to that described in Example 91, Step 2.
N- (ethoxymethyl) -N- (3-trifluoromethokinephenyl) -2- (
Methylsulfinyl) acetamide
Prepared in a manner similar to that described in Example 91, Step 3.
5-hydroxy-3- (3-trifluoromethoxyphenyl) oxazolidine-
4-on
Prepared in a manner similar to that described in Example 91, step 4.
5- [methylamino] -3- (3-trifluoromethoxyphenyl) oxazoly
Gin-4-one
Prepared in an analogous manner to that described in Example 91, Step 6 (used for compound 269).
)
5-amino-3- (3-trifluoromethoxyphenyl) oxazolidine-4-
on
Prepared in an analogous manner to that described in Example 91, Step 6 (used for compound 271).
)
5- (N-ethylamino) -3- (3-trifluoromethoxyphenyl) oxa
Zolidine-4-one
Prepared in an analogous manner to that described in Example 91, Step 6 (used for compound 270).
)
Intermediates in the preparation of compounds 259, 261, 263, 264 and 268
Details will be described below.
5- (methylenechlorocarbonyl) -3- (3-trifluoromethylphenyl)
Oxazolidine
Prepared in a manner similar to that described in Example 96, Step 8.
1-methylcyclopentyl-1-acetamide
Prepared in a manner similar to that described in Example 96, step 6.
1-methylcyclopentyl-1-amine
Prepared in an analogous manner to that described in Example 96, step 7 (Preparation of compound 259)
Used for
1-ethylcyclopropylacetamide
Prepared in an analogous manner to that described in Example 96, Step 6 (Preparation of compound 261)
Used for
1-ethyl-1-cyclopropylamino chloride
Prepared in an analogous manner to that described in Example 96, Step 7 (preparation of compound 261).
Used for
130-155 ° C
1-methylcyclohexyl-1-acetamide
Prepared in an analogous manner to that described in Example 96, Step 6 (preparation of compound 263)
Used for
83.5-86 ° C
1-methylcyclohexyl-1-amino chloride
Prepared in an analogous manner to that described in Example 96, Step 7 (preparation of compound 263)
Used for
(1-methylcyclopropyl) -1-t-butoxycarbamate (1-methylcyclopropyl)
Clopropyl) -1-amino chloride
Diphenylphosphonyl azide (14.83 g) was added to 1-methylcyclopropane
To a solution of the carboxylic acid (5.00 g) in t-butanol (150 ml)
Was added all at once. After 20 minutes, the resulting mixture was added to triethylamine (8.4 m
l) and then NTwoHeated to reflux for 5 hours. The resulting mixture is quenched with water.
It was cooled and extracted with ether. Wash the extract with water and brine, and add magnesium sulfate
And dried under reduced pressure. Ether was added to the residue and filtered. Filtrate
Was dried over magnesium sulfate and evaporated under reduced pressure to give the title compound (4.85 g).
) Was obtained as a white solid.
69.5-77 ° C
1-methylcyclopropyl-1-aminochloride (used to produce compound 268)
Hydrogen chloride is converted to (1-methylcyclopropyl) -1-t-butoxycarbamate
(4.49 g, prepared as above) was blown into a solution in ethanol.
. The resulting mixture was evaporated under reduced pressure. Ether was added to the residue and then
Was filtered to give the title compound (1.56 g) as a white solid.
193-206 ° C (decomposition)
The structural details and characterization data for intermediates 159 and 160 are provided in Table II and
And III. These intermediates are used in the synthesis of compound 329.
Intermediate 161 is represented by the general formula VI wherein A is 2-trifluoromethylbenzooxy.
It is a compound of sazol-6-yl. It is used in the preparation of compound 332.
Other intermediates in the synthesis of 332 include intermediates 162 and 163,
Details are shown in Tables II and III.
Intermediates 164 and 165 are used for the preparation of compound 331. Those details
Are shown in Tables II and III.
Intermediate 166 is used for the preparation of compound 339. 166 has the general formula XXVI
In I, A is 2,2-bis (difluoromethoxy) pyrimidin-4-yl
RTwo, RThree, RFourAnd RFiveAre all hydrogen and R1Is t-butyl;
One Rtwenty fiveIs a compound wherein I is I. This compound is an intermediate 4-amino-2,6-bi
Prepared from di (difluoromethoxy) pyrimidine (melting point 102-103 ° C.)
This is analogous to that described for the intermediate to compound 181 in Example 66.
, 4-amino-2,6-dihydroxypyrimidine in the presence of sodium hydroxide
Produced by treatment with chlorofluoromethane in aqueous dioxane.
Intermediate 167 is used for the preparation of compound 332. 167 has the general formula XXVI
In I, A is 5-methoxycarbonyl-thiazol-2-yl;Two,
RThree, RFourAnd RFiveAre all hydrogen and R1Is t-butyl and Rtwenty fiveIs I
Is a compound.
The details of NMR and melting point are shown in Table III.
Intermediate 168 is used for the preparation of compound 333. 168 is a compound represented by the general formula XXVI:
In A, A is 5-thiocyanato-thiazol-2-yl;Two, RThree, RFour
And RFiveAre all hydrogen and R1Is t-butyl and Rtwenty fiveIs I
Compound.
The details of NMR and melting point are shown in Table III.
Intermediate 169 is used for the preparation of compounds 273-277. Intermediate 170, 1
72 and 173 are compounds 283-290; 291-292, respectively; and
295-296.
The details of the structure of the intermediate are shown in Table II, where compounds 199-233 and intermediate I1
Table III shows the characteristic data of .about.I68. All compounds of Table II have the general formula II
III or IV.
Biological data
The herbicidal activity of the compounds of the invention was tested as follows. Each chemical substance in two directions
Formulated by any of the methods. Depending on the amount of solvent / surfactant blend required
By the way, the total capacity is 5cmThreeAnd dissolved in an appropriate amount of water. Then 78.2 g /
L Tween 20 and 21.8 g / L Span 8
Solvent-surfactant containing 0 and adjusted to 1 L using methylcyclohexanone
The blend was added to the solution. Alternatively, dissolve the chemical in water to the required concentration.
Thawed and added 0.1% Tween. Tween 20 is a 20 mole ratio of ethyl
A trademark of a surfactant consisting of a condensate of renoxide and sorbitan laurate
. Span 80 is a trademark of a surfactant consisting of sorbitan monolaurate.
5cm with water if chemicals do not dissolveThreeVolume, add glass beads,
The mixture is then shaken to dissolve or suspend the chemical and then the beads are removed.
I left. In all cases, the mixture was then diluted to the required spray volume. Independent jet
If mist, 25cm for post-emergence testThreeAnd 30cmThreeWas needed;
45cm when sprayingThreeWas needed. The sprayed aqueous emulsion is
The drug / surfactant formulation contained 4% and the appropriate concentration of test chemical.
The spray composition thus prepared is applied to young potted plants equivalent to 1000 L / ha
(The post-emergence test). 13 days after spraying, damage to plants
Was rated on a scale of 0-9 by comparison with untreated plants: 0 was 0% damage, 1 was 1
-5% damage, 2 is 6-15% damage, 3 is 16-25% damage, 4 is 26-3
5% damage, 5 is 36-59% damage, 6 is 60-69% damage, 7 is 70-7
9% damage, 8 is 80-89% damage, 9 is 90-100% damage.
In tests performed to detect preemergence herbicidal activity, crop seeds were composted.
Weed seeds are sown to a depth of 1 cm, and the composition of the present invention
Sprayed at a rate of L / ha. 20 days after spraying, sprayed plastic tray buds
Seedlings are compared to seedlings of unsprayed control trays and damaged on the same scale of 0-9
Were compared.
The results of the pre-emergence test are shown in Table IV below.
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(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
C07D 277/16 9736−4C C07D 277/16
277/18 9736−4C 277/18
401/04 207 9159−4C 401/04 207
401/12 207 9159−4C 401/12 207
403/04 207 9159−4C 403/04 207
405/04 207 9053−4C 405/04 207
413/04 207 9053−4C 413/04 207
413/12 207 9053−4C 413/12 207
417/04 213 9053−4C 417/04 213
239 9053−4C 239
263 9053−4C 263
277 9053−4C 277
(31)優先権主張番号 9501158.1
(32)優先日 1995年1月20日
(33)優先権主張国 イギリス(GB)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG),
AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C
Z,FI,GE,HU,IS,JP,KP,KR,KZ
,LK,LT,LV,MD,MG,MN,MW,NO,
NZ,PL,RO,RU,SD,SG,SI,SK,T
J,TT,UA,US,UZ,VN
(72)発明者 バーンズ,ナイジェル・ジョン
イギリス国バークシャー エスエル6 4
エルエル,メイデンヘッド,ニューラン
ズ・ドライブ,ローズ・コテッジ(番地な
し)
(72)発明者 パーソン,デイヴィッド・フィリップ・ジ
ョン
イギリス国バークシャー エスエル6 2
ワイエヌ,ホリーポート,スプリングフィ
ールド・パーク 56
(72)発明者 マシューズ,イアン・リチャード
イギリス国バークシャー アールジー41
1エイチエイチ,ウォウキンガム,エム・
クロース 9
(72)発明者 ヴォーラ,シャヒーン・カトゥーン
イギリス国バークシャー アールジー12
0ビージー,トゥイフォード,バイロン・
クロース 2
(72)発明者 スミス,スティーヴン・クリストファー
イギリス国バークシャー アールジー12
3エックスジー,ブラックネル,フォレス
ト・パーク,メンディップ・ロード 11
(72)発明者 ミッチェル,グリン
イギリス国バークシャー エスエル6 9
ディーディー,クックハム,ウエストウッ
ド・グリーン 32
(72)発明者 バーバー,リチャード・アンソニー
イギリス国バークシャー アールジー1
2ピーエル,リーディング,シャーマン・
プレイス 2
(72)発明者 エリス,ラッセル・マーティン
イギリス国バークシャー アールジー12
7エヌキュー,ブラックネル,エヴェドン
83
(72)発明者 ラングトン,デイヴィッド・ウィリアム
イギリス国バークシャー アールジー6
3エックスエヌ,リーディング,ロウア
ー・アーリー,イージントン・ドライブ
26
(72)発明者 ギレン,ケヴィン・ジェイムズ
イギリス国バークシャー エスエル6 4
アールジェイ,メイデンヘッド,ハトフィ
ールド・クロース 10
(72)発明者 ハッター,グレン
イギリス国バークシャー アールジー6
2キューエイチ,リーディング,アーリ
ー,インストウ・ロード 45
(72)発明者 コザキエウィクツ,アンソニー・マリアン
イギリス国バークシャー アールジー11
2エルディー,ウォウキンガム,フログホ
ール・ドライブ,フログホール,フラット
4(番地なし)
(72)発明者 ベイコン,デイヴィッド・フィリップ
イギリス国バークシャー アールジー11
1ビーズィー,ウォウキンガム,クリフト
ン・ロード 76
(72)発明者 ベリーニ,ピーター
イギリス国バークシャー アールジー3
6ワイピー,リーディング,パーリー・オ
ン・テムズ,セシル・オールディン・ドラ
イブ 11
【要約の続き】
ていてもよい]。──────────────────────────────────────────────────の Continued on the front page (51) Int.Cl. 6 Identification number Agency reference number FI C07D 277/16 9736-4C C07D 277/16 277/18 9736-4C 277/18 401/04 207 9159-4C 401 / 04 207 401/12 207 9159-4C 401/12 207 403/04 207 9159-4C 403/04 207 405/04 207 9053-4C 405/04 207 413/04 207 9053-4C 413/04 207 413/12 207 9053-4C 413/12 207 417/04 213 9053-4C 417/04 213 239 9053-4C 239 263 9053-4C 263 277 9053-4C 277 (31) Priority claim number 9501158.1 (32) Priority date 1995 January 20, 2008 (33) Priority claim country United Kingdom (GB) (81) Designated country EP (AT, BE, CH, DE, DK, ES, FR, GB, GR, IE, IT, LU , MC, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF, CG, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN, TD, TG), AP (KE, MW, SD, SZ, UG), AM, AU, BB, BG, BR, BY, CA, CN, CZ, FI, GE, HU, IS, JP, KP, KR, KZ, LK, LT, LV, MD, MG, MN, MW, NO, NZ, PL, RO, RU, SD, SG, SI, SK, TJ, TT, UA, US, UZ, VN (72) Inventor Burns, Nigel John Berkshire S.L. Elle, Maidenhead, Newlands Drive, Rose Cottage (no address) (72) Inventor Parson, David Philippe John Berkshire S.L.E. 62 2 Wien, Hollyport, Springfield Field Park 56 (72) Inventor Matthews, Ian Richard Berkshire Arlsey 411, United Kingdom 1 1H, Wokingham, M. Cloth 9 (72) Inventor Vola, Shaheen Cartoon Berkshire Arlsey, United Kingdom 120 Buzzy, Twifford , Byron Kroes 2 (72) Inventor Smith, Stephen Christopher Berkshire ARG12, England 3 3 XG, Bracknell, Forest Park, Mendip Road 11 (72) Inventor Mitchell, Glynn Berkshire ESL 6, United Kingdom 9 Dee Dee, Cookham, Westwood Green 32 (72) Inventor Barber, Richard Anthony Berkshire Earl 1 UK 2P, Reading, Sherman Place 2 (72) Inventor Ellis, Russell Martin, Berkshire ALG 127, England 73 Nuke, Bracknell, Evedon 83 (72) Inventor Langton, David William Berkshire ARG 6, United Kingdom 3 3N, Reading, Lower Early, Easington Drive 26 (72) Inventor Gillen, Kevin James Berkshire S.L. 64, UK Arlejay, Maidenhead, Hatfield Close 10 10 (72) Inventor Hatter, Glenn Berkshire, AR6 UK 2QH, Reading, Early, Instow Road 45 (72) Inventor Kozaki Ewicz, Anthony Marian Berkshire Earl 112, England Eldy, Wokingham, Froghall Drive, Ghoul, Flat 4 (no address) (72) Inventor Bacon, David Philip Berkshire ARG11, England 11 1 Biesie, Wokingham, Clifton Road 76 (72) Inventor Bellini, Peter Berkshire ARG3, UK 3 6 Wipy, Reading , Parley on Thames, Cecil Oldin's drive 11 [Continued summary].