JPH1049542A - 画像登録装置および方法 - Google Patents

画像登録装置および方法

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JPH1049542A
JPH1049542A JP8204368A JP20436896A JPH1049542A JP H1049542 A JPH1049542 A JP H1049542A JP 8204368 A JP8204368 A JP 8204368A JP 20436896 A JP20436896 A JP 20436896A JP H1049542 A JPH1049542 A JP H1049542A
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 登録したい画像からより多くの構成要素に関
するキーワードを自動的に抽出し、画像の検索用キーワ
ードとして登録する。 【解決手段】 画像入力部1は、入力された画像を量子
化し、画像データを生成する。領域抽出部2は画像デー
タから領域を抽出する。領域属性抽出部3は、各領域を
解析し、領域の色、テクスチャ、大きさ、形状に関する
特徴を属性として付与する。画像構造抽出部4は、各領
域間の位相関係を調査し、領領域と各領域間の位相関係
を表現したデータ構造を作成する。オブジェクト抽出部
5は、辞書を参照しながらデータ構造を走査し、前記デ
ータ構造の一部またはすべてをオブジェクトで置換す
る。キーワード抽出部6は、オブジェクトとオブジェク
トの位置関係を対象画像のキーワードとして抽出する。
画像登録部7は、キーワードを対応する画像に関係づけ
て画像データベースに登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像から目的の画
像を検索するために使用する検索キーを自動的に抽出し
て登録する画像登録装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像検索に関する従来技術として、一般
のデータベースにおけるキーワード付与を基本とした検
索手法がある。これは、画像登録者が任意のキーワード
を付与するか、もしくは、あらかじめキーワードとなる
言葉を決めておき、登録時にこれらのキーワード群を参
照して適切なキーワードを付与する手法である。検索の
際には、検索者の意図によるキーワードもしくはキーワ
ード群から適切な用語を選び検索を実行する、単語の一
致を基本とした検索手法である。この手法は検索装置の
構成が容易であり、検索者の意図するキーワードが登録
してありさえすれば容易かつ高速に検索できるという利
点があるが、反面、画像の登録時に登録者がキーワード
を付与する必要があり、手間が掛かる。また、登録者と
検索者とが異なる場合には、両者の意図の違いから異な
るキーワードが付与される可能性があり、検索者が目的
の画像を検索できない状況が発生する。
【0003】前述の問題を解決するために、特開平4−
60770号公報および特開平6−243178号公報
に示されているようなキーワードの代わりに例示画像を
検索キーとして用いる手法が提案されている。この手法
は、蓄積画像から画像特有の視覚的特徴に基づく検索を
実現させるための手法である。基本的には画像情報を構
成物の形、大きさ、位置、さらには色、テクスチャ等を
記述した概略画像を用い、蓄積画像全体に対して条件に
合う画像を検索する手法である。また蓄積画像からの検
索の効率化を図るため、登録画像の代表色をマッピング
し、検索キーとなる画像の持つ代表色をこの色空間上に
マッピングし、この近傍に存在する画像に対してのみ整
合・評価を行なうことにより初期段階である程度の大分
類を実施して高速化を図っている。しかし、検索の度に
例示画を作成する必要があり、また、検索したい画像を
例示画に描くことが困難な状況も発生する。
【0004】また、特開平1−130278号公報に示
されているような概略画像作成段階で素材の構成情報と
その属性情報を作図プロセッサなどを用いて簡易に作成
/登録でき、検索も構成情報とその属性情報のテーブル
を用いて実施する方法もある。ここでの構成要素とは、
例えば、机、りんごであり、その属性情報は位置、大き
さ、姿勢等であり、確度の高い検索が可能となる。しか
しながら、あらかじめ蓄積画像に対してこれら構成情報
/属性情報を付加する必要がある。
【0005】また、自然画像の検索を効率よく行なう手
法として、例えば、特開平4−267480号公報があ
る。これは自然画像をコンポーネント化し、コンポーネ
ントの形状/特徴情報を検索キーとする手法である。し
かしながら、画像のコンポーネント化に際してはマウス
/キーボード/デジタイザ等による人の介入を前提とし
ている。
【0006】以上までに説明した従来の画像検索方法
は、画像の登録時、もしくは、検索時にかなりの手間を
要していた。この問題を解決するための方法として、画
像から自動的、もしくは、半自動的にキーワードを抽出
して、画像とともに登録する方法がある。
【0007】例えば、特開平1−73460号公報で
は、画像から自動的に感覚語を抽出して画像とともに登
録し、この感覚語をキーワードとする方法である。この
感覚語による検索は、絵画などのある特定の画像群に対
しては有効であるが、一般的な画像に対してはあまり有
効ではない。これは、一般の画像から感覚語を抽出する
ことが容易ではないことと、人により感覚が異なること
が原因である。
【0008】また、画像から構成要素に関するキーワー
ドを抽出する手法として、例えば、特開平2−1878
64号公報がある。これは画像データの領域を設定し、
さらにその領域に含まれる色情報、周波数情報などの物
理情報を抽出し、物理量そのものをキーワードとした
り、領域の物理情報から、例えば、空、海等の言葉に結
び付けることを可能にしている。しかしながら、領域の
物理情報だけから結び付けられる言葉には限りがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、登録したい画像からより多
くの構成要素に関するキーワードを自動的に抽出して、
この抽出したキーワードを画像の検索用キーワードとし
て登録する画像登録技術を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、画像登録装置において、入力された画
像を量子化して画像データを生成する画像入力手段と、
該画像入力手段により生成された前記画像データから類
似する特徴を持つ画素から構成される領域を抽出する領
域抽出手段と、該領域抽出手段により抽出された領域の
持つ物理情報を属性として抽出する領域属性抽出手段
と、前記領域抽出手段により抽出された領域間の位相関
係を算出して画像を前記領域属性抽出手段により抽出さ
れた属性を持つ領域の位相関係で表現する画像構造抽出
手段と、該画像構造抽出手段により算出された属性を持
つ領域間の位相関係の一部またはすべてをオブジェクト
で置換するオブジェクト抽出手段と、該オブジェクト抽
出手段で更新された属性を持つ領域間の位相関係からオ
ブジェクト、オブジェクトの相対位置、およびオブジェ
クト間の位相関係をキーワードとして抽出するキーワー
ド抽出手段と、該キーワード抽出手段により抽出された
キーワードを前記画像入力手段により生成された画像デ
ータとともに蓄積装置に登録する画像登録手段とを有す
ることを特徴とするものである。
【0011】ここでオブジェクトとは、キーワードに対
応する画像の構成要素、例えば、「人の顔」や「木」な
どのものに固有の名称、および、「赤い円」や「白い四
角」などの領域の属性による表現を指す。
【0012】この構成によれば、オブジェクト、オブジ
ェクトの相対位置、およびオブジェクト間の位相関係が
自動的にキーワードとして登録され、検索時にこれを入
力して目的画像を取り出すことができる。
【0013】また、この構成において、前記領域属性抽
出手段は、抽出する領域属性として領域の色、大きさ、
形状、テクスチャに関する特徴量を用い、少なくとも各
1つ以上の領域の色、大きさ、形状に関する特徴量を領
域属性とするようにしてもよい。
【0014】また、前記画像構造抽出手段は、領域と領
域との位相関係として、一致、重複、包含、接合もしく
は排他のいずれかの関係を抽出するようにすることがで
きる。
【0015】さらに、前記オブジェクト抽出手段は、オ
ブジェクトを構成する領域の属性とオブジェクトを構成
する領域間の位相関係とオブジェクトを構成する領域の
属性間の相対的な関係から適合するオブジェクトを判断
するようにできる。
【0016】また、本発明は、上述の目的を達成するた
めに、画像登録装置において、画像データから類似する
特徴を持つ画素から構成される領域を抽出する領域抽出
手段と、該領域抽出手段により抽出された領域の持つ物
理情報を属性として抽出する領域属性抽出手段と、前記
領域抽出手段により抽出された領域間の位相関係を算出
して画像を前記領域属性抽出手段により抽出された属性
を持つ領域の位相関係で表現する画像構造抽出手段と、
領域および領域間の位相関係と、対応するオブジェクト
との関係を記憶するオブジェクト情報記憶手段と、前記
オブジェクト情報記憶手段に記憶されている関係に基づ
いて、前記属性を持つ領域および領域間の位相関係を対
応するオブジェクトに置換するオブジェクト抽出手段
と、抽出された前記オブジェクト間の位相関係を抽出す
るオブジェクト間位相関係抽出手段と、該オブジェクト
間位相関係抽出手段により抽出されたオブジェクト間の
位相関係を前記画像データを検索するためのキーワード
として登録するキーワード登録手段とを有することを特
徴とする。
【0017】この構成によれば、少なくともオブジェク
ト間の位相関係が自動的にキーワードとして登録され、
検索時にこれを入力して目的画像を取り出すことができ
る。
【0018】また、本発明は、上述の目的を達成するた
めに、画像登録方法において、入力された画像を量子化
して画像データを生成するステップと、生成された前記
画像データから類似する特徴を持つ画素から構成される
領域を抽出するステップと、抽出された領域の持つ物理
情報を属性として抽出するステップと、抽出された領域
間の位相関係を算出して画像を、前記領域の位相関係で
表現するステップと、前記領域間の位相関係の一部また
はすべてをオブジェクトで置換するステップと、前記オ
ブジェクトで更新された領域間の位相関係から前記オブ
ジェクト、前記オブジェクトの相対位置、および前記オ
ブジェクト間の位相関係をキーワードとして抽出するス
テップと、抽出された前記キーワードを、生成された前
記画像データとともにデータベースに登録するステップ
とを有することを特徴とする。
【0019】この構成においても、オブジェクト、オブ
ジェクトの相対位置、およびオブジェクト間の位相関係
が自動的にキーワードとして登録され、検索時にこれを
入力して目的画像を取り出すことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の画像登録装置の
実施の一形態を示すブロック図である。図中、1は画像
入力部、2は領域抽出部、3は領域属性抽出部、4は画
像構造抽出部、5はオブジェクト抽出部、6はキーワー
ド抽出部、7は画像登録部である。
【0021】画像入力部1は、入力された画像を量子化
し、画像データを生成する。領域抽出部2は画像入力部
1で生成された画像データから、類似する特徴を持つ画
素により構成される領域を抽出する。領域属性抽出部3
は、領域抽出部2で抽出された各領域を解析し、領域の
色、テクスチャ、大きさ、形状に関する特徴を属性とし
て抽出する。画像構造抽出部4は、領域抽出部2で抽出
された各領域間の位相関係を調査し、領域属性抽出部3
により抽出された属性を持つ領域と各領域間の位相関係
を表現したデータ構造を作成する。オブジェクト抽出部
5は、属性条件および領域間の位相関係とオブジェクト
とを対応づけた辞書を参照しながら画像構造抽出部4で
作成されたデータ構造を走査し、前記データ構造の一部
またはすべてをオブジェクトで置換する。キーワード抽
出部6は、オブジェクト抽出部5で更新されたデータ構
造からオブジェクトとオブジェクトの位置関係を対象画
像のキーワードとして抽出する。画像登録部7は、キー
ワード抽出部6で抽出されたキーワードを対応する画像
に関係づけて画像データベースに登録する。
【0022】図2は、本発明の画像登録装置の実施の一
形態を実現する構成例を示すブロック図である。図中、
101は画像入力処理部、102は画像データ記憶メモ
リ、103は領域抽出処理部、104は領域/領域属性
記憶メモリ、105は領域属性抽出処理部、106は画
像構造抽出処理部、107は画像構造記憶メモリ、10
8はオブジェクト抽出処理部、109はオブジェクト辞
書、110はキーワード抽出処理部、111は画像登録
処理部である。
【0023】画像入力処理部101では、スキャナなど
を用いて入力対象の原稿を入力し、量子化して多階調の
RGBカラー画像データ(RGB表色系の3要素R,
G,Bで表される画像データ)を生成する。ここでは入
力対象を原稿としたので入力手段としてスキャナを用い
たが、屋外などの風景を入力対象とする場合にはビデオ
カメラなどにより入力してもよい。あるいは、計算機を
用いて描画された画像などでもよい。入力される画像を
一旦記憶装置に格納しておき、処理を行なう時に読み出
すように構成することができる。この例では、RGBカ
ラー画像データを入力画像として生成したが、本発明は
これに限定するわけではなく、グレイスケールの画像デ
ータでもよいし、また、L***などの他の表色系を
用いてもよい。
【0024】画像データ記憶メモリ102は、画像入力
処理部101により生成された画像データを記憶する。
【0025】領域抽出処理部103では、画像データ記
憶メモリ102に記憶されている画像データを基に類似
する特徴(色や濃度、テクスチャなど)を持つ画素によ
り構成される領域を抽出する。従来までに多くの領域を
抽出する手法が提案されているが、例えば、非階層的ク
ラスタリング、いわゆる、k−平均領域分割手法を用い
ることができる。本実施例では、各画素の色相、彩度、
明度を基に、k−平均領域分割方法を用いて、画像を構
成するすべての画素をクラスタリングする場合を示す。
本発明における領域は画像中の構成要素、例えば、顔や
目などといったオブジェクトに対応するため、極端に小
さなクラスタが得られてもあまり意味がない。従って、
必要に応じて、クラスタを統合する処理を最後に行なっ
てもよい。そして、同じクラスタに属する隣接画素をラ
ベリングにより抽出することで、類似する特徴を持つ画
素から構成される領域が抽出できる。ここで、ラベリン
グにより抽出された領域をすべて記憶する必要はなく、
領域の大きさや総数などに対して閾値を設け、記憶する
領域を制限してもよい。
【0026】本実施例では、k−平均領域分割およびラ
ベリングにより領域抽出処理を行なったが、本発明はこ
れに限定するものではなく、類似する特徴を持つ画素に
より構成される領域を抽出できる手法であればどのよう
な手法でも使用可能である。他の領域抽出手法として
は、画像からエッジに当たる画素を抽出してこの画素に
よって構成される閉領域を領域として抽出する方法など
がある。
【0027】領域/領域属性記憶メモリ104は、領域
抽出処理部103により抽出された領域を領域データと
して記憶する。領域データの構成も種々の方法が考えら
れるが、この例では、図3に示すようなラベリング画像
により領域データを構成し、領域/領域属性記憶メモリ
104に記憶する。図中、一マスが1つの画素の対応
し、マスの中の数値は対応する画素の属する領域に固有
の番号(以降、領域番号と称する)である。本発明にお
ける領域データの構成方法はラベリング画像に限るわけ
ではなく、画像中の各画素にユニークな番号を与えてお
いて各領域をその領域に属する画素に与えられたユニー
クな番号の集合で表す方法や、領域の輪郭点集合で表す
方法などの他の方法を用いて領域データを構成してもよ
い。
【0028】領域属性抽出処理部105では、領域/領
域属性記憶メモリ104に記憶されている各々の領域に
対応する属性を抽出する。抽出した属性は、対応する領
域に関連づけて領域/領域属性記憶メモリ104に記憶
する。本発明における属性とは、領域の色、大きさ、形
状、テクスチャに関する性質を表すものであり、例え
ば、平均色相、彩度のヒストグラム、面積、絶対最大
長、近似形状を表すパラメータ、丸さ(針状)の度合、
平均エッジ強度、空間周波数などの特徴量を用いること
ができる。本発明は、抽出する属性を前述の特徴量に限
定するものではなく、領域の色、大きさ、形状、テクス
チャに関する性質を表す特徴量であれば何でもよい。し
かし、領域の色、大きさ、形状に関する性質を表す特徴
量を少なくとも各1つは用いることが好ましい。この例
では、簡単にするために、テクスチャに関する特徴を除
いた、領域の平均色相、平均彩度、平均明度、構成画素
数、針状の度合、主軸方向を抽出する属性として用い
る。これらの特徴を既知の方法により領域データから計
算して、例えば、図4に示すように領域番号と組にした
テーブル(以降、属性テーブルと称する)として、領域
/領域属性記憶メモリ104に記憶できる。
【0029】また、領域抽出処理部103で用いる領域
抽出方法によっては、この領域抽出の過程において領域
の属性に当たる特徴が算出できる。このような場合に
は、算出した時点でこの特徴を属性として対応する領域
に関連づけて領域/領域属性記憶メモリ104に記憶す
ることもできる。この例では、k−平均領域分割の際に
各領域の平均色相、平均彩度、平均明度が、ラベリング
の際に各領域の構成画素数が算出できるので、領域抽出
処理の中でこれらの属性を領域/領域属性記憶メモリ1
04に記憶するようにしている。また、ここで算出した
属性(針状の度合、主軸方向)は、すべて領域データか
ら算出できるが、用いる属性によっては(例えば、テク
スチャに関する特徴)必要に応じて画像データ記憶メモ
リに記憶されている画像データを参照して属性を算出す
るように構成することもできる。
【0030】画像構造抽出処理部106は、領域/領域
属性記憶メモリ104に記憶されている領域データを用
いて、各領域間の位相関係を抽出する。本発明における
領域間の位相関係とは、一致/包含/重複/接合/排他
などといった領域と領域の関係を指し、詳細な関係とし
て領域間の距離と方向を持つようにすることもできる。
この例では、領域分割により各領域を抽出したので、任
意の2つの領域が重なり合うことはない。従って、2つ
の領域の位相関係は、「含んでいる/含まれている(包
含)」か、「隣接している(接合)」か、「離れている
(排他)」のいずれかになる。この領域間の位相関係
は、領域/領域属性記憶メモリ104に記憶されている
領域データ(ラベリング画像)を水平方向と垂直方向に
走査して、各領域ごとに隣接している領域番号を抽出す
ることで算出することができる。但し、この方法を用い
る場合は、図5に示すように画像の外縁部分に画像外を
表す領域を作成しておく必要がある。図中の「0」の数
値でラベリングされた画素が画像外を表す領域である。
各領域に隣接する領域を抽出した結果は、例えば、図6
の隣接領域番号リストの項に示すようになる。この結果
から、隣接している領域の数が1つしかない領域番号2
と3の領域はその隣接している領域番号1の領域に含ま
れていることが分かる。そして、領域番号1の隣接領域
番号リストから領域番号2と3を取り除くことで、含ん
でいるのでなく接合している領域のリストを得ることが
できる。また、当然ながら、最終的な位相関係を示す領
域のリストからは画像外を表す領域(この例では領域番
号が0の領域)は除かなければならない。本発明におけ
る位相関係の抽出方法は前述の方法に限定するものでは
ない。また、この例では隣接関係を4近傍で算出したが
8近傍で算出してもよい。領域間の詳細な関係として用
いる領域間の距離と方向は、領域の重心の座標を基準と
した距離と方向を算出することで得ることができる。
【0031】画像構造記憶メモリ107は、画像構造抽
出処理部106で作成した領域間の位相関係を記憶す
る。この例では、図7に示すような、領域番号をノード
に持ち、領域間の位相関係をエッジに持つグラフ構造
(以降、画像構造グラフと称する)を作成して記憶す
る。領域間の詳細な関係として各領域間の距離と方向を
算出している場合にはこれらの値もエッジに持たせるこ
とができる。図7に示した画像構造グラフは、図8に示
したラベリング画像(1つの閉領域が1つの領域を表し
ている)から作成したもので、図7に示した1から11
までの領域番号は、順に、顔面、左目、右目、口、左ま
ゆ、右まゆ、髪の毛、左耳、右耳、首、背景の領域を指
しているものとする。この例における画像構造グラフで
は、包含もしくは隣接する領域間の関係のみを記述した
が、重複を許すような領域を領域抽出処理部103で抽
出した場合には、一致や重複などといった領域間の位相
関係を追加することができる。
【0032】オブジェクト抽出処理部108では、オブ
ジェクト辞書109を参照しながら、画像構造記憶メモ
リ107に記憶された画像構造グラフからオブジェクト
を抽出する。本発明におけるオブジェクトとは、「人の
顔」や「木」などのものに固有の名称、および、「赤い
円」や「白い四角」などの領域の属性による表現を指
す。
【0033】オブジェクト辞書109は、オブジェクト
の名称とオブジェクトを構成する領域の属性および領域
間の位相関係を記述したグラフ構造(以降、オブジェク
トグラフと称する)とオブジェクト条件との組(以降、
オブジェクト項目と称する)を複数保持している。オブ
ジェクト辞書109に記憶しているオブジェクトグラフ
は、画像構造グラフと同じ形式である。異なる点は、属
性の代わりにオブジェクトグラフの各ノードが示す番号
に対応する属性条件を持っている点である。以降、オブ
ジェクトグラフのノードが持つ番号を属性条件番号と称
する。この属性条件とは、画像構造グラフとオブジェク
トグラフとの対応するノードが適合するかどうかを調べ
るための条件である。また、オブジェクト条件とは、オ
ブジェクトを構成する領域の属性間の相対的な関係に関
する規則であり、例えば、領域Aのは構成画素数領域B
の構成画素数の2倍以上、3倍以下といった条件であ
る。図9に、「人の顔」というオブジェクトに対応す
る、オブジェクト項目とこのオブジェクト項目に対応す
る部分の属性条件の例を示す。図中、属性条件番号30
1が顔面、302と303が目、304が髪の毛に相当
する。
【0034】以下では、オブジェクト抽出方法の一例を
図10に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、領域/領域属性記憶メモリ104に記憶されてい
る属性テーブルを構成画素数で降順にソートする(S2
01)。これは、面積の大きな領域ほど主要な構成要素
である可能性が高いという経験則に基づく。以降の処理
は、ソートされた属性テーブルの領域(領域番号)を順
に処理対象とする(S202)。オブジェクト辞書10
9に登録してある属性条件を検索して、処理対象の領域
の属性が条件を満たしている属性条件番号のリストを作
成する(S203)。このリストの属性条件番号を持つ
オブジェクトグラフと画像構造グラフとを比較する(S
204)。この比較は、処理対象の領域番号を持つ画像
構造グラフのノードとS203で抽出された属性条件番
号を持つオブジェクトグラフのノードを一致させた上
で、このオブジェクトグラフの持つノードに対応するす
べての属性条件とエッジに対応する位相関係が画像構造
グラフの一部またはすべてに適合するかどうかを調べ
る。これが適合した場合には更に、この属性条件番号に
対応するオブジェクト条件を適用して、最終的に適合す
るかしないかを求める(S205)。最終的に適合しな
いと判断された場合には、S208の処理を行なう。適
合した場合は、画像構造グラフの適合した部分グラフを
対応するオブジェクトで置換する(S206)。この置
換はオブジェクトを一意に決定することのできる番号を
持つノードによるものであり、例えば、オブジェクト辞
書109に登録されている対応するオブジェクト項目の
番号(オブジェクト番号と称する)を用いることができ
る。この置換に伴って、エッジの削除やエッジに対応し
ている位相関係や領域間の距離と方向の修正も行なう。
距離と方向を算出するためのオブジェクトの重心は、オ
ブジェクトに置換された画像構造グラフの部分グラフに
含まれている領域を統合した領域から算出することがで
きる。そして、オブジェクトに置換された画像構造グラ
フの部分グラフに含まれている領域番号およびこれに対
応する属性をS201でソートされた属性テーブルから
削除する(S207)。S208ではすべての領域につ
いて処理を行なったどうかを調べて、未処理の領域が残
っていればS202に戻って処理を繰り返す。
【0035】オブジェクト抽出処理部108の結果、画
像構造グラフに含まれているいくつかの部分グラフがオ
ブジェクトに置換され、画像構造グラフの各ノードにオ
ブジェクト番号もしくは領域番号を持つようなグラフが
得られる。図7に示す画像構造グラフに対してオブジェ
クト抽出処理を行ない、これが図9に示したオブジェク
ト辞書109に登録してあるオブジェクトグラフに適合
した結果得られるグラフを図11に示す。図7の領域番
号1,2,3,7がそれぞれ図9の属性条件番号30
1,302,303,304に適合し、図9に示したオ
ブジェクト条件も満たしているものとする。各ノード間
のエッジ(位相関係)が適合しており、図7の領域番号
1,2,3,7からなる部分グラフが「人の顔」という
オブジェクトに対応するオブジェクト番号100を持つ
ノードに置換されている。
【0036】ここでは、ものの固有の名称をオブジェク
トとする例を示したが、オブジェクト辞書109に「赤
い円」や「白い四角」などといった領域の属性に関する
表現をオブジェクトの名称とするようなオブジェクト項
目を作成することで、「赤い円」や「白い四角」などと
いったオブジェクトを抽出することができる。
【0037】また、この例では、オブジェクトグラフと
画像構造グラフの比較は各ノードやエッジが適合するか
しないかでオブジェクトの抽出を行なったが、ここに適
合度という概念を取り入れて、最も適合度の高い画像構
造グラフの部分グラフを対応するオブジェクトで置換す
るようにすることもできる。例えば、オブジェクト辞書
109に保持している属性条件を属性を与えることによ
りその適合度を返すような関数、例えば、ファジィ関数
で構成することにより実現できる。
【0038】本発明におけるオブジェクト辞書109は
予め作成しておく必要がある。この作成方法に例として
は、複数の人の顔の画像に対して前述してきたような画
像構造グラフを作成し、複数の画像構造グラフを得る。
そして、複数の画像構造グラフで対応するノード(領
域)の属性と共通するエッジの位相関係から「人の顔」
というオブジェクトに対応するオブジェクトグラフを作
成することができる。また、得られた複数の画像構造グ
ラフのノードが持つ属性間の関係のうち、共通すると見
なせる関係をオブジェクト条件とすることができる。
【0039】キーワード抽出処理部110は、オブジェ
クト抽出処理部108により部分グラフがオブジェクト
に置換された画像構造グラフを解析してオブジェクトと
オブジェクト間の関係をキーワードとして抽出する。こ
の例では、画像構造グラフ中に存在するオブジェクト番
号から定まるオブジェクト(ものに固有な名称)とオブ
ジェクトの画像中における相対的な位置、例えば、「人
の顔」というオブジェクトとこのオブジェクトのの位置
として「人の顔は画像の中央」というキーワードが抽出
できる。また、オブジェクト間の関係として、抽出した
オブジェクトの間の相対的な位置関係、例えば、「自動
車の左上に信号機」というキーワードを抽出できる。
【0040】画像登録処理部111は、キーワード抽出
処理部110で抽出されたキーワードを入力画像に関連
づけて蓄積装置(図示せず)に登録する。
【0041】以上、説明した画像登録装置を用いること
で、画像の登録時に人手によりキーワードを付与する手
間を省き、キーワードを指定することで容易かつ高速に
目的の画像を検索する検索装置を構成することができ
る。但し、本発明による画像登録装置によって抽出され
画像とともに登録されるキーワードは主としてもの固有
な名称であるため、検索時に検索キーとして指定された
キーワードの類義語も検索キーに加えて検索するように
画像検索装置を構成するほうが好ましい。
【0042】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、登録したい画像を入力するだけで、自動的に客観性
のあるキーワードを画像から抽出して、画像とともにデ
ータベースに登録できるため、登録者が画像を登録する
時にキーワードを付与する手間を省くことができる。ま
た、検索は画像とともに登録されたキーワードを基に行
なうため、検索キーの指示が容易であり、また検索装置
の構成も単純にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の画像登録装置を全体として
示すブロック図である。
【図2】 実施例の画像登録装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】 実施例における領域データを表現するラベリ
ング画像の例を示す図である。
【図4】 実施例の属性テーブルの例を示す図である。
【図5】 実施例において領域間の位相関係を抽出する
際に用いるラベリング画像の例を示す図である。
【図6】 実施例において領域ごとの隣接領域を抽出し
た例を示す図である。
【図7】 実施例の画像構造グラフの例を示す図であ
る。
【図8】 図7の画像構造グラフに対応するラベリング
画像の例を示す図である。
【図9】 実施例のオブジェクト辞書の例を示す図であ
る。
【図10】 実施例のオブジェクト抽出処理方法の処理
フローの例を示す図である。
【図11】 実施例のオブジェクト抽出処理後の画像構
造グラフの例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像入力部 2 領域抽出部 3 領域属性抽出部 4 画像構造抽出部 5 オブジェクト抽出部 6 キーワード抽出部 7 画像登録部 101 画像入力処理部 102 画像データ記憶メモリ 103 領域抽出処理部 104 領域 / 領域属性記憶メモリ 105 領域属性抽出処理部 106 画像構造抽出処理部 107 画像構造記憶メモリ 108 オブジェクト抽出処理部 109 オブジェクト辞書 110 キーワード抽出処理部 111 画像登録処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像を量子化して画像データ
    を生成する画像入力手段と、 該画像入力手段により生成された前記画像データから類
    似する特徴を持つ画素から構成される領域を抽出する領
    域抽出手段と、 該領域抽出手段により抽出された領域の持つ物理情報を
    属性として抽出する領域属性抽出手段と、 前記領域抽出手段により抽出された領域間の位相関係を
    算出して画像を前記領域属性抽出手段により抽出された
    属性を持つ領域の位相関係で表現する画像構造抽出手段
    と、 該画像構造抽出手段により算出された属性を持つ領域間
    の位相関係の一部またはすべてをオブジェクトで置換す
    るオブジェクト抽出手段と、 該オブジェクト抽出手段で更新された属性を持つ領域間
    の位相関係からオブジェクト、オブジェクトの相対位
    置、およびオブジェクト間の位相関係をキーワードとし
    て抽出するキーワード抽出手段と、 該キーワード抽出手段により抽出されたキーワードを前
    記画像入力手段により生成された画像データとともにデ
    ータベースに登録する画像登録手段とを有することを特
    徴とする画像登録装置。
  2. 【請求項2】 前記領域属性抽出手段は、抽出する領域
    属性として領域の色、大きさ、形状、テクスチャに関す
    る特徴量を用い、少なくとも各1つ以上の領域の色、大
    きさ、形状に関する特徴量を領域属性とすることを特徴
    とする請求項1に記載の画像登録装置。
  3. 【請求項3】 前記画像構造抽出手段は、領域と領域と
    の位相関係として、一致、重複、包含、接合もしくは排
    他のいずれかの関係を抽出することを特徴とする請求項
    1に記載の画像登録装置。
  4. 【請求項4】 前記オブジェクト抽出手段は、オブジェ
    クトを構成する領域の属性とオブジェクトを構成する領
    域間の位相関係とオブジェクトを構成する領域の属性間
    の相対的な関係から適合するオブジェクトを判断するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像登録装置。
  5. 【請求項5】 画像データから類似する特徴を持つ画素
    から構成される領域を抽出する領域抽出手段と、 該領域抽出手段により抽出された領域の持つ物理情報を
    属性として抽出する領域属性抽出手段と、 前記領域抽出手段により抽出された領域間の位相関係を
    算出して画像を前記領域属性抽出手段により抽出された
    属性を持つ領域の位相関係で表現する画像構造抽出手段
    と、 領域および領域間の位相関係と、対応するオブジェクト
    との関係を記憶するオブジェクト情報記憶手段と、 前記オブジェクト情報記憶手段に記憶されている関係に
    基づいて、前記属性を持つ領域および領域間の位相関係
    を対応するオブジェクトに置換するオブジェクト抽出手
    段と、 抽出された前記オブジェクト間の位相関係を抽出するオ
    ブジェクト間位相関係抽出手段と、 該オブジェクト間位相関係抽出手段により抽出されたオ
    ブジェクト間の位相関係を前記画像データを検索するた
    めのキーワードとして登録するキーワード登録手段とを
    有することを特徴とする画像登録装置。
  6. 【請求項6】 入力された画像を量子化して画像データ
    を生成するステップと、 生成された前記画像データから類似する特徴を持つ画素
    から構成される領域を抽出するステップと、 抽出された領域の持つ物理情報を属性として抽出するス
    テップと、 抽出された領域間の位相関係を算出して画像を、前記領
    域の位相関係で表現するステップと、 前記領域間の位相関係の一部またはすべてをオブジェク
    トで置換するステップと、 前記オブジェクトで更新された領域間の位相関係から前
    記オブジェクト、前記オブジェクトの相対位置、および
    前記オブジェクト間の位相関係をキーワードとして抽出
    するステップと、 抽出された前記キーワードを、生成された前記画像デー
    タとともにデータベースに登録するステップとを有する
    ことを特徴とする画像登録方法。
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