JPH104734A - 液肥注入装置 - Google Patents
液肥注入装置Info
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- JPH104734A JPH104734A JP16439296A JP16439296A JPH104734A JP H104734 A JPH104734 A JP H104734A JP 16439296 A JP16439296 A JP 16439296A JP 16439296 A JP16439296 A JP 16439296A JP H104734 A JPH104734 A JP H104734A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 使用時において、液肥を容易に複数のおよそ
の所定の濃度に希釈することが出来ると共に、無駄を少
なくして希釈された液肥を植物に与えることの出来る液
肥注入装置を提供する。 【解決手段】 通水管路14を横切るようにして固設さ
れた円筒状保持部24の、通水管路14内の水流に晒さ
れる側壁部を貫通して、液肥導入部を形成する一方、液
肥収容タンク10の底部から突出して設けられた先端閉
塞の円筒状分配部の側壁を貫通して、孔径の異なる複数
の液肥流出孔を周方向に間隔を隔てて配設せしめると共
に、通水管路14の円筒状保持部24に対して液肥収容
タンク10の円筒状分配部を液密に且つ回動可能に挿
入、保持せしめ、円筒状分配部の回動によって複数の液
肥流出孔の一つを選択的に円筒状保持部24の液肥導入
部に位置せしめることにより、液肥収容タンク10内の
液肥が液肥流出孔及び液肥導入部を通じて通水管路14
内を導かれる水中に選択される液肥流出孔の孔径に対応
した濃度において導入されるように構成した。
の所定の濃度に希釈することが出来ると共に、無駄を少
なくして希釈された液肥を植物に与えることの出来る液
肥注入装置を提供する。 【解決手段】 通水管路14を横切るようにして固設さ
れた円筒状保持部24の、通水管路14内の水流に晒さ
れる側壁部を貫通して、液肥導入部を形成する一方、液
肥収容タンク10の底部から突出して設けられた先端閉
塞の円筒状分配部の側壁を貫通して、孔径の異なる複数
の液肥流出孔を周方向に間隔を隔てて配設せしめると共
に、通水管路14の円筒状保持部24に対して液肥収容
タンク10の円筒状分配部を液密に且つ回動可能に挿
入、保持せしめ、円筒状分配部の回動によって複数の液
肥流出孔の一つを選択的に円筒状保持部24の液肥導入
部に位置せしめることにより、液肥収容タンク10内の
液肥が液肥流出孔及び液肥導入部を通じて通水管路14
内を導かれる水中に選択される液肥流出孔の孔径に対応
した濃度において導入されるように構成した。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、園芸等の分野において液肥を容
易に所定の濃度に希釈することが出来ると共に、そのよ
うに希釈された液肥を簡便に植物に与え得るようにした
装置に係り、特に、液肥を所定の複数の濃度に容易に希
釈することが可能な装置に関するものである。
易に所定の濃度に希釈することが出来ると共に、そのよ
うに希釈された液肥を簡便に植物に与え得るようにした
装置に係り、特に、液肥を所定の複数の濃度に容易に希
釈することが可能な装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来より、園芸等の分野において用いられ
る液肥は、所定の濃度に希釈されてから、観葉植物等の
植物に与えられ、それによって、それらの植物を成育せ
しめたり、またその生命を維持せしめたりしている。そ
して、そのような液肥の希釈は、通常、液肥の保存容器
に付随するキャップにて、じょうろ等の器具に所定量の
液肥を秤り取り、次いで目分量の水で希釈することによ
り、行なわれており、その後、その所定の濃度に希釈さ
れた液肥は、希釈時に使用されたじょうろ等の器具を用
いて、植物に与えられている。
る液肥は、所定の濃度に希釈されてから、観葉植物等の
植物に与えられ、それによって、それらの植物を成育せ
しめたり、またその生命を維持せしめたりしている。そ
して、そのような液肥の希釈は、通常、液肥の保存容器
に付随するキャップにて、じょうろ等の器具に所定量の
液肥を秤り取り、次いで目分量の水で希釈することによ
り、行なわれており、その後、その所定の濃度に希釈さ
れた液肥は、希釈時に使用されたじょうろ等の器具を用
いて、植物に与えられている。
【0003】ところが、そのような液肥の希釈方法にあ
っては、液肥の計量に際して、液肥が使用するキャップ
の外に溢れたりしないように注意して、液肥を保存容器
からキャップに注ぐ必要があったり、また、じょうろ等
の器具内における希釈時に、棒等にて攪拌する必要があ
る等、面倒な希釈作業を要するという問題点を内在して
いる。特に、複数の植物にそれぞれ異なる濃度の液肥を
与える場合等においては、かかる作業を必要な濃度の数
だけ繰り返さなければならず、その手間は大変なものと
なる。加えて、そのような希釈方法にあっては、少量の
希釈液を調製することが困難であるところから、植物に
与える量が少ない場合には、希釈した液肥の大半が無駄
になり、経済的にも不利となるのである。
っては、液肥の計量に際して、液肥が使用するキャップ
の外に溢れたりしないように注意して、液肥を保存容器
からキャップに注ぐ必要があったり、また、じょうろ等
の器具内における希釈時に、棒等にて攪拌する必要があ
る等、面倒な希釈作業を要するという問題点を内在して
いる。特に、複数の植物にそれぞれ異なる濃度の液肥を
与える場合等においては、かかる作業を必要な濃度の数
だけ繰り返さなければならず、その手間は大変なものと
なる。加えて、そのような希釈方法にあっては、少量の
希釈液を調製することが困難であるところから、植物に
与える量が少ない場合には、希釈した液肥の大半が無駄
になり、経済的にも不利となるのである。
【0004】一方、液肥を予め所定の濃度に希釈してお
き、液肥を希釈状態において保存することも考えられる
が、保存のための容器や場所等が必要となることに加え
て、有機液肥の場合にあっては、それが濃度の低い状態
において腐敗し易いところから、この方法を適用するこ
とは出来ず、また、無機液肥の場合にあっても、上記の
如き異なる複数の濃度の液肥を使用する場合において
は、異なる複数の濃度の液肥をそれぞれ保管しなければ
ならず、その保管が甚だ面倒なものとなる。
き、液肥を希釈状態において保存することも考えられる
が、保存のための容器や場所等が必要となることに加え
て、有機液肥の場合にあっては、それが濃度の低い状態
において腐敗し易いところから、この方法を適用するこ
とは出来ず、また、無機液肥の場合にあっても、上記の
如き異なる複数の濃度の液肥を使用する場合において
は、異なる複数の濃度の液肥をそれぞれ保管しなければ
ならず、その保管が甚だ面倒なものとなる。
【0005】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、かかる事情を背
景にして為されたものであって、その解決課題とすると
ころは、使用時において、液肥を容易に所定の複数の濃
度に希釈することが出来ると共に、無駄になる液肥の量
を可及的に少なくして、希釈された液肥を植物若しくは
それの植えられている土壌に効果的に与えることが出来
るようにした液肥注入装置を提供することにある。
景にして為されたものであって、その解決課題とすると
ころは、使用時において、液肥を容易に所定の複数の濃
度に希釈することが出来ると共に、無駄になる液肥の量
を可及的に少なくして、希釈された液肥を植物若しくは
それの植えられている土壌に効果的に与えることが出来
るようにした液肥注入装置を提供することにある。
【0006】
【解決手段】そして、上記の如き課題を解決するため
に、本発明は、じょうろの水収容タンク部から水を導
き、先端に設けたノズルより散水せしめるようにした通
水管路に対して、外部に開口する円筒状保持部を、該通
水管路を横切るようにして固設し、且つ該円筒状保持部
の該通水管路内の水流に晒される側壁部を貫通して、液
肥導入部を形成する一方、液肥収容タンクの底部から突
出するように、該液肥収容タンク内に開口する先端閉塞
の円筒状分配部を設け、更に該円筒状分配部の側壁を貫
通して、孔径の異なる複数の液肥流出孔を周方向に間隔
を隔てて配設せしめて、該通水管路の円筒状保持部に対
して該液肥収容タンクの円筒状分配部を液密に且つ回動
可能に挿入、保持せしめ、該円筒状分配部の回動によっ
て前記複数の液肥流出孔の一つを選択的に前記円筒状保
持部の液肥導入部に位置せしめることにより、該液肥収
容タンク内の液肥が該液肥流出孔及び該液肥導入部を通
じて前記通水管路内を導かれる水中に該選択される液肥
流出孔の孔径に対応した濃度において導入されるように
したことを特徴とする液肥注入装置を、その要旨とする
ものである。
に、本発明は、じょうろの水収容タンク部から水を導
き、先端に設けたノズルより散水せしめるようにした通
水管路に対して、外部に開口する円筒状保持部を、該通
水管路を横切るようにして固設し、且つ該円筒状保持部
の該通水管路内の水流に晒される側壁部を貫通して、液
肥導入部を形成する一方、液肥収容タンクの底部から突
出するように、該液肥収容タンク内に開口する先端閉塞
の円筒状分配部を設け、更に該円筒状分配部の側壁を貫
通して、孔径の異なる複数の液肥流出孔を周方向に間隔
を隔てて配設せしめて、該通水管路の円筒状保持部に対
して該液肥収容タンクの円筒状分配部を液密に且つ回動
可能に挿入、保持せしめ、該円筒状分配部の回動によっ
て前記複数の液肥流出孔の一つを選択的に前記円筒状保
持部の液肥導入部に位置せしめることにより、該液肥収
容タンク内の液肥が該液肥流出孔及び該液肥導入部を通
じて前記通水管路内を導かれる水中に該選択される液肥
流出孔の孔径に対応した濃度において導入されるように
したことを特徴とする液肥注入装置を、その要旨とする
ものである。
【0007】このような本発明に従う液肥注入装置にあ
っては、じょうろの水収容タンク部から水を導く通水管
路に対して、それを横切るようにして固設された円筒状
保持部の、該通水管路内の水流に晒される側壁部を貫通
して、液肥導入部が形成されているところから、じょう
ろを傾けることによって、じょうろの水収容タンク部に
収容された水は、じょうろの流出口を経て、液肥注入装
置における通水管路に流入し、次いで、そのようにして
通水管路に導かれた水流は、円筒状保持部において通水
管路が絞られていることにより、液肥導入部の形成され
ている円筒状保持部の側壁部位において、その流速を増
すと共に、その圧力を低下せしめるようになる。
っては、じょうろの水収容タンク部から水を導く通水管
路に対して、それを横切るようにして固設された円筒状
保持部の、該通水管路内の水流に晒される側壁部を貫通
して、液肥導入部が形成されているところから、じょう
ろを傾けることによって、じょうろの水収容タンク部に
収容された水は、じょうろの流出口を経て、液肥注入装
置における通水管路に流入し、次いで、そのようにして
通水管路に導かれた水流は、円筒状保持部において通水
管路が絞られていることにより、液肥導入部の形成され
ている円筒状保持部の側壁部位において、その流速を増
すと共に、その圧力を低下せしめるようになる。
【0008】そして、液肥収容タンクの底部から突出し
て設けられた先端閉塞の円筒状分配部の側壁を貫通し
て、孔径の異なる複数の液肥流出孔が周方向に間隔を隔
てて配設せしめられる一方、通水管路の円筒状保持部に
対して、該円筒状分配部が液密に且つ回動可能に挿入、
保持せしめられているところから、該円筒状分配部を回
動せしめて、前記複数の液肥流出孔の一つを選択的に前
記円筒状保持部の液肥導入部に位置せしめた状態におい
て、円筒状保持部の液肥導入部に位置している、選択さ
れた液肥流出孔の内外の圧力差によって、該液肥収容タ
ンク内の液肥が該液肥流出孔及び該液肥導入部を通じ
て、前記通水管路内を導かれる水中に、そのような圧力
差の大きさに対応した流速、及び選択される液肥流出孔
の孔径、ひいてはその断面積に対応した流量において、
導入され、次いで円筒状保持部の側面を流れる水流に拡
散、混合される結果、液肥が選択される液肥流出孔の孔
径、ひいてはその断面積に対応した所定の濃度に希釈さ
れ、そしてそのようにして希釈された液肥が、通水管路
の先端に設けられたノズルから外部へ散水せしめられる
のである。
て設けられた先端閉塞の円筒状分配部の側壁を貫通し
て、孔径の異なる複数の液肥流出孔が周方向に間隔を隔
てて配設せしめられる一方、通水管路の円筒状保持部に
対して、該円筒状分配部が液密に且つ回動可能に挿入、
保持せしめられているところから、該円筒状分配部を回
動せしめて、前記複数の液肥流出孔の一つを選択的に前
記円筒状保持部の液肥導入部に位置せしめた状態におい
て、円筒状保持部の液肥導入部に位置している、選択さ
れた液肥流出孔の内外の圧力差によって、該液肥収容タ
ンク内の液肥が該液肥流出孔及び該液肥導入部を通じ
て、前記通水管路内を導かれる水中に、そのような圧力
差の大きさに対応した流速、及び選択される液肥流出孔
の孔径、ひいてはその断面積に対応した流量において、
導入され、次いで円筒状保持部の側面を流れる水流に拡
散、混合される結果、液肥が選択される液肥流出孔の孔
径、ひいてはその断面積に対応した所定の濃度に希釈さ
れ、そしてそのようにして希釈された液肥が、通水管路
の先端に設けられたノズルから外部へ散水せしめられる
のである。
【0009】かくして、かかる液肥注入装置にあって
は、前述の如き液肥の希釈時における面倒な作業を何等
行なうことなく、液肥を目的とする所定の濃度に希釈す
ることが可能となると共に、円筒状保持部に対して液肥
収容タンクの円筒状分配部を回動させて、所望の濃度に
対応する孔径を有する液肥流出孔を円筒状保持部の液肥
導入部に位置せしめるだけで、容易に、ノズルより散水
される液肥の濃度を変更することが出来るのである。
は、前述の如き液肥の希釈時における面倒な作業を何等
行なうことなく、液肥を目的とする所定の濃度に希釈す
ることが可能となると共に、円筒状保持部に対して液肥
収容タンクの円筒状分配部を回動させて、所望の濃度に
対応する孔径を有する液肥流出孔を円筒状保持部の液肥
導入部に位置せしめるだけで、容易に、ノズルより散水
される液肥の濃度を変更することが出来るのである。
【0010】また、使用後においては、円筒状保持部に
対して液肥収容タンクの円筒状分配部を回動させて、何
れの液肥流出孔をも、円筒状保持部の液肥導入部に位置
せしめないようにすることによって、液肥の流出が止ま
り、未使用の液肥は何等希釈されない状態において液肥
収容タンクに保持され得ることとなるのであり、それに
よって、有機液肥を用いる場合においても腐敗すること
なく保存することが出来、無駄になる液肥の量を可及的
に抑制し得る特徴をも発揮する。
対して液肥収容タンクの円筒状分配部を回動させて、何
れの液肥流出孔をも、円筒状保持部の液肥導入部に位置
せしめないようにすることによって、液肥の流出が止ま
り、未使用の液肥は何等希釈されない状態において液肥
収容タンクに保持され得ることとなるのであり、それに
よって、有機液肥を用いる場合においても腐敗すること
なく保存することが出来、無駄になる液肥の量を可及的
に抑制し得る特徴をも発揮する。
【0011】従って、このような液肥注入装置にあって
は、複数の植物にそれぞれ異なる濃度の液肥を与える場
合等においても、容易に対処することが出来ると共に、
植物に与える量が少ない場合においても、経済的に何等
不利となることがないのである。
は、複数の植物にそれぞれ異なる濃度の液肥を与える場
合等においても、容易に対処することが出来ると共に、
植物に与える量が少ない場合においても、経済的に何等
不利となることがないのである。
【0012】なお、かかる本発明の好ましい態様によれ
ば、前記液肥導入部は、前記通水管路内の通水方向に対
して垂直な方向における前記円筒状保持部の側壁部に形
成され、これによって、液肥導入部が円筒状保持部の側
壁において最も圧力の低下する部位に設けられることと
なるところから、複数の液肥流出孔のうちの一つが選択
的に円筒状保持部の液肥導入部に位置せしめられている
状態において、流出する液肥の速度が速くなる結果、液
肥を同じ濃度に希釈する場合にあっても、必要な液肥流
出孔の孔径を小さくすることが出来る。それと共に、散
水を停止させた時に発生し得る希釈された液肥の液肥流
出孔内への逆流を効果的に抑制することが可能となると
いう効果をも発揮するのである。
ば、前記液肥導入部は、前記通水管路内の通水方向に対
して垂直な方向における前記円筒状保持部の側壁部に形
成され、これによって、液肥導入部が円筒状保持部の側
壁において最も圧力の低下する部位に設けられることと
なるところから、複数の液肥流出孔のうちの一つが選択
的に円筒状保持部の液肥導入部に位置せしめられている
状態において、流出する液肥の速度が速くなる結果、液
肥を同じ濃度に希釈する場合にあっても、必要な液肥流
出孔の孔径を小さくすることが出来る。それと共に、散
水を停止させた時に発生し得る希釈された液肥の液肥流
出孔内への逆流を効果的に抑制することが可能となると
いう効果をも発揮するのである。
【0013】また、本発明の別の好ましい態様によれ
ば、前記通水管路は、前記じょうろの水収容タンクの下
部に設けられた流出口に対して、水密に脱着可能に取り
付けられ、これによって、本発明に係る液肥注入装置を
既存のじょうろに取り付けることが出来ることとなり、
以て液肥注入装置の製造コストが抑制され得る利点を享
受することも可能となる。
ば、前記通水管路は、前記じょうろの水収容タンクの下
部に設けられた流出口に対して、水密に脱着可能に取り
付けられ、これによって、本発明に係る液肥注入装置を
既存のじょうろに取り付けることが出来ることとなり、
以て液肥注入装置の製造コストが抑制され得る利点を享
受することも可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態・実施例】以下に、本発明を更に具
体的に明らかにするために、本発明の代表的な実施例に
ついて、図面を参照しつつ、詳細に説明することとす
る。
体的に明らかにするために、本発明の代表的な実施例に
ついて、図面を参照しつつ、詳細に説明することとす
る。
【0015】先ず、図1には、本発明に係る液肥注入装
置の一例が、公知構造のじょうろ4における導水管6の
先端の流出口に取り付けられた状態において示されてい
る。そして、そこでは、液肥と水が、液肥注入装置2の
液肥収容タンク10とじょうろ4の水収容タンク部12
にそれぞれ収容された状態において、じょうろ4を植物
若しくはそれの植えられている土壌に向けて傾けること
によって、所定の濃度に希釈された液肥がそれらに与え
られるようになっている。
置の一例が、公知構造のじょうろ4における導水管6の
先端の流出口に取り付けられた状態において示されてい
る。そして、そこでは、液肥と水が、液肥注入装置2の
液肥収容タンク10とじょうろ4の水収容タンク部12
にそれぞれ収容された状態において、じょうろ4を植物
若しくはそれの植えられている土壌に向けて傾けること
によって、所定の濃度に希釈された液肥がそれらに与え
られるようになっている。
【0016】すなわち、液肥注入装置2は、図2及び図
3に示される如く、じょうろ4の水収容タンク部12か
ら導水管6を経て、水を導き、散水せしめるようにし
た、後述の通水路を形成する通水管14と、液肥を収容
する液肥収容タンク10と、該通水管14をじょうろ4
の導水管6先端の流出口に接続するジョイント16とか
ら構成されているのである。そして、通水管14は、円
筒状の通水管本体18、ノズル20、接続部22及び円
筒状の保持筒体24から成り、それら通水管本体18と
ノズル20と接続部22とが公知の合成樹脂材料にてそ
れぞれ形成されていると共に、同じ合成樹脂材料製の保
持筒体24が該通水管本体18の軸方向における略中央
部位に貫設せしめられて、構成されている。
3に示される如く、じょうろ4の水収容タンク部12か
ら導水管6を経て、水を導き、散水せしめるようにし
た、後述の通水路を形成する通水管14と、液肥を収容
する液肥収容タンク10と、該通水管14をじょうろ4
の導水管6先端の流出口に接続するジョイント16とか
ら構成されているのである。そして、通水管14は、円
筒状の通水管本体18、ノズル20、接続部22及び円
筒状の保持筒体24から成り、それら通水管本体18と
ノズル20と接続部22とが公知の合成樹脂材料にてそ
れぞれ形成されていると共に、同じ合成樹脂材料製の保
持筒体24が該通水管本体18の軸方向における略中央
部位に貫設せしめられて、構成されている。
【0017】ところで、かかる通水管14において、そ
れを構成する通水管本体18は、全体として円筒形状を
呈し、図3に示されるように、その軸方向における側壁
の略中央部位に、中心軸を挟んで相対する二つの円形断
面の貫通孔26,26を有している。なお、この貫通孔
26,26の直径は、保持筒体24が挿通せしめられ得
るように、該保持筒体24の外径と同じか若しくは若干
それよりも大きな寸法とされる。また、ノズル20は、
略厚肉の円板形状を呈し、希釈された液肥を散水するた
めの複数の通孔28が、その板面に垂直な方向に形成さ
れている。更に、接続部22は、全体として、テーパ筒
形状を呈し、その大径側の端部内側周縁に、それぞれ円
環状の係合溝21と係合凸部23とを備えた係合部25
を有して、形成されている。更にまた、保持筒体24
は、通水管本体18の外径と略同程度の高さを有する有
底円筒形状を呈し、その側壁部の軸方向における略中央
部位には、液肥導入部として、軸方向に長い矩形スリッ
ト状の液肥導入口30が形成されている。そして、かか
るノズル20及び接続部22が、それぞれ、通水管本体
18の軸方向における各端部に一体的に連結せしめられ
ていると共に、保持筒体24が、その液肥導入口30が
通水管本体18の軸方向、即ち通水方向に対して、直角
な方向の一方の側に位置する状態において、通水管本体
18に形成された二つの貫通孔26,26に挿入、接着
されて、通水管本体18内の後述する通水路を横切るよ
うに配設されている。
れを構成する通水管本体18は、全体として円筒形状を
呈し、図3に示されるように、その軸方向における側壁
の略中央部位に、中心軸を挟んで相対する二つの円形断
面の貫通孔26,26を有している。なお、この貫通孔
26,26の直径は、保持筒体24が挿通せしめられ得
るように、該保持筒体24の外径と同じか若しくは若干
それよりも大きな寸法とされる。また、ノズル20は、
略厚肉の円板形状を呈し、希釈された液肥を散水するた
めの複数の通孔28が、その板面に垂直な方向に形成さ
れている。更に、接続部22は、全体として、テーパ筒
形状を呈し、その大径側の端部内側周縁に、それぞれ円
環状の係合溝21と係合凸部23とを備えた係合部25
を有して、形成されている。更にまた、保持筒体24
は、通水管本体18の外径と略同程度の高さを有する有
底円筒形状を呈し、その側壁部の軸方向における略中央
部位には、液肥導入部として、軸方向に長い矩形スリッ
ト状の液肥導入口30が形成されている。そして、かか
るノズル20及び接続部22が、それぞれ、通水管本体
18の軸方向における各端部に一体的に連結せしめられ
ていると共に、保持筒体24が、その液肥導入口30が
通水管本体18の軸方向、即ち通水方向に対して、直角
な方向の一方の側に位置する状態において、通水管本体
18に形成された二つの貫通孔26,26に挿入、接着
されて、通水管本体18内の後述する通水路を横切るよ
うに配設されている。
【0018】かくして、ノズル20の通孔28、保持筒
体24の液肥導入口30、及び接続部22を通じて、通
水管本体18と外部とが連通せしめられて、それによっ
て、保持筒体24によって部分的に二股に分かれ且つ部
分的に絞られた通水路32が、接続部22、通水管本体
18及びノズル20によって、形成されると共に、後述
する如く、保持筒体24の液肥導入口30を通じて、液
肥が通水路32に導入されるように構成されているので
ある。なお、このような通水路32各部の断面積は、後
述する液肥収容タンクに設けられる液肥流出孔の大きさ
と共に、液肥が所定の濃度に希釈されるように適宜に決
定され、それに基づいて、通水管本体18の内径、保持
筒体24の外径、及びノズル20の通孔28の断面積と
個数が決定される。
体24の液肥導入口30、及び接続部22を通じて、通
水管本体18と外部とが連通せしめられて、それによっ
て、保持筒体24によって部分的に二股に分かれ且つ部
分的に絞られた通水路32が、接続部22、通水管本体
18及びノズル20によって、形成されると共に、後述
する如く、保持筒体24の液肥導入口30を通じて、液
肥が通水路32に導入されるように構成されているので
ある。なお、このような通水路32各部の断面積は、後
述する液肥収容タンクに設けられる液肥流出孔の大きさ
と共に、液肥が所定の濃度に希釈されるように適宜に決
定され、それに基づいて、通水管本体18の内径、保持
筒体24の外径、及びノズル20の通孔28の断面積と
個数が決定される。
【0019】一方、液肥を収容する液肥収容タンク10
は、タンク本体34とキャップ36とから構成され、そ
れぞれ、通水管14と同様な合成樹脂材料にて形成され
ている。即ち、タンク本体34は、全体として所定の容
積を有する有底円筒形状を呈し、その底部38の中央部
位には、該タンク本体34内に開口する、先端が閉塞さ
れてなる円筒状の分配管40が下方に所定長さ延びた状
態において一体的に配設されていると共に、その側壁部
42の上部には、キャップ36を係止せしめるための係
止部44が突設されている。
は、タンク本体34とキャップ36とから構成され、そ
れぞれ、通水管14と同様な合成樹脂材料にて形成され
ている。即ち、タンク本体34は、全体として所定の容
積を有する有底円筒形状を呈し、その底部38の中央部
位には、該タンク本体34内に開口する、先端が閉塞さ
れてなる円筒状の分配管40が下方に所定長さ延びた状
態において一体的に配設されていると共に、その側壁部
42の上部には、キャップ36を係止せしめるための係
止部44が突設されている。
【0020】より詳細には、かかる分配管40の側壁に
は、図4及び図5に拡大して示されている如く、孔径の
異なる三つの液肥流出孔46,46,46が、同じ軸方
向位置において、90°の位相差をもって周方向に配設
せしめられている。なお、各液肥流出孔46,46,4
6の大きさは、上記の通水路32各部の断面積等によっ
て決まる通水路32を流れる水の流量及び流速の下で、
使用時において液肥が所定の濃度(例えば、希釈倍率に
おいて約500倍、約1000倍、約2000倍)に希
釈されるような液肥の流出量となるように、希釈前の液
肥の粘度等を考慮して適宜に決定されることとなる。ま
た、そのような分配管40の外径は、通水管14におけ
る保持筒体24に挿入せしめられた状態において、該通
水管14に対して液密に且つ回動可能に保持せしめられ
得る、保持筒体24の内径と略同じ寸法とされている。
は、図4及び図5に拡大して示されている如く、孔径の
異なる三つの液肥流出孔46,46,46が、同じ軸方
向位置において、90°の位相差をもって周方向に配設
せしめられている。なお、各液肥流出孔46,46,4
6の大きさは、上記の通水路32各部の断面積等によっ
て決まる通水路32を流れる水の流量及び流速の下で、
使用時において液肥が所定の濃度(例えば、希釈倍率に
おいて約500倍、約1000倍、約2000倍)に希
釈されるような液肥の流出量となるように、希釈前の液
肥の粘度等を考慮して適宜に決定されることとなる。ま
た、そのような分配管40の外径は、通水管14におけ
る保持筒体24に挿入せしめられた状態において、該通
水管14に対して液密に且つ回動可能に保持せしめられ
得る、保持筒体24の内径と略同じ寸法とされている。
【0021】そして、キャップ36が、そのようなタン
ク本体34の係止部44に、係脱可能に取り付けられ、
それによって、液肥の注入時等、開口する必要がある場
合を除いて、タンク本体34の上部開口を覆蓋するよう
に構成されているのである。なお、かかるキャップ36
には、図7に示されるように、タンク本体34を覆蓋し
ている状態において、タンク本体34の内部を外部に連
通せしめる通気孔50が形成されていると共に、該通気
孔50を開閉せしめる閉塞部材48が回動可能に設けら
れている。
ク本体34の係止部44に、係脱可能に取り付けられ、
それによって、液肥の注入時等、開口する必要がある場
合を除いて、タンク本体34の上部開口を覆蓋するよう
に構成されているのである。なお、かかるキャップ36
には、図7に示されるように、タンク本体34を覆蓋し
ている状態において、タンク本体34の内部を外部に連
通せしめる通気孔50が形成されていると共に、該通気
孔50を開閉せしめる閉塞部材48が回動可能に設けら
れている。
【0022】一方、通水管14をじょうろ4に接続する
ジョイント16は、公知の可撓性乃至は弾性を有する合
成ゴム材料製の略円筒状の筒体であって、図3に示され
る如く、その一方の端部の外周面には、それぞれ円環状
の係合溝60と係合凸部62とからなる係合部52が一
体的に設けられている一方、その他方の端部には、それ
から筒内に向かって延び且つ中心軸に対して凸な曲面形
状にて縮径された、薄肉のテーパ状連結部54が一体的
に形成されている。なお、かかる係合部52における係
合溝60と係合凸部62は、通水管14における接続部
22に形成されている係合部25の係合凸部23と係合
溝21に対して、それぞれ係合せしめられて、それらの
間の水密性が確保され得るような寸法とされる一方、連
結部54の内径は、そこに挿入せしめられるじょうろ4
の導水管6を水密に保持し得る寸法とされている。
ジョイント16は、公知の可撓性乃至は弾性を有する合
成ゴム材料製の略円筒状の筒体であって、図3に示され
る如く、その一方の端部の外周面には、それぞれ円環状
の係合溝60と係合凸部62とからなる係合部52が一
体的に設けられている一方、その他方の端部には、それ
から筒内に向かって延び且つ中心軸に対して凸な曲面形
状にて縮径された、薄肉のテーパ状連結部54が一体的
に形成されている。なお、かかる係合部52における係
合溝60と係合凸部62は、通水管14における接続部
22に形成されている係合部25の係合凸部23と係合
溝21に対して、それぞれ係合せしめられて、それらの
間の水密性が確保され得るような寸法とされる一方、連
結部54の内径は、そこに挿入せしめられるじょうろ4
の導水管6を水密に保持し得る寸法とされている。
【0023】かくして、ジョイント16が、その可撓性
乃至は弾性を利用して、その係合部52を通水管14に
おける接続部22の係合部25に係合せしめることによ
って、通水管14に水密に取り付けられる一方、液肥収
容タンク10は、その底部38の中央部位に設けられた
分配管40を通水管14の保持筒体24内に嵌入せしめ
ることにより、通水管14に対して液密に且つ回動可能
に保持せしめられ、それによって、液肥注入装置2が完
成されることとなるのである。
乃至は弾性を利用して、その係合部52を通水管14に
おける接続部22の係合部25に係合せしめることによ
って、通水管14に水密に取り付けられる一方、液肥収
容タンク10は、その底部38の中央部位に設けられた
分配管40を通水管14の保持筒体24内に嵌入せしめ
ることにより、通水管14に対して液密に且つ回動可能
に保持せしめられ、それによって、液肥注入装置2が完
成されることとなるのである。
【0024】ところで、かくの如き構造の液肥注入装置
2にあっては、図1に示されているように、公知の構造
を有するじょうろ4における導水管6の先端の流出口
が、該液肥注入装置2のジョイント16の連結部54に
挿入せしめられて、該じょうろ4に連結される。そし
て、液肥と水とが、それぞれ、液肥収容タンク10とじ
ょうろ4の水収容タンク部12に収容された上で、以下
の如く使用されることとなる。
2にあっては、図1に示されているように、公知の構造
を有するじょうろ4における導水管6の先端の流出口
が、該液肥注入装置2のジョイント16の連結部54に
挿入せしめられて、該じょうろ4に連結される。そし
て、液肥と水とが、それぞれ、液肥収容タンク10とじ
ょうろ4の水収容タンク部12に収容された上で、以下
の如く使用されることとなる。
【0025】先ず、液肥収容タンク10(分配管40)
を通水管14に対して回動させ、図6に示される如く、
分配管40に設けられた三つの液肥流出孔46のうちの
所望の濃度に対応する一つを、選択的に該通水管14に
おける保持筒体24の液肥導入口30に位置せしめると
共に、液肥収容タンク10のキャップ36に設けられた
閉塞部材48をキャップ36に対して回動させて、キャ
ップ36に設けられた通気孔50を、図7に示されてい
るような開状態にする。ここにおいて、液肥の濃度(希
釈倍率)は、植物の種類や状態、時期等に応じて、三つ
の液肥流出孔46に対応する各濃度のうちから適宜に選
択される。
を通水管14に対して回動させ、図6に示される如く、
分配管40に設けられた三つの液肥流出孔46のうちの
所望の濃度に対応する一つを、選択的に該通水管14に
おける保持筒体24の液肥導入口30に位置せしめると
共に、液肥収容タンク10のキャップ36に設けられた
閉塞部材48をキャップ36に対して回動させて、キャ
ップ36に設けられた通気孔50を、図7に示されてい
るような開状態にする。ここにおいて、液肥の濃度(希
釈倍率)は、植物の種類や状態、時期等に応じて、三つ
の液肥流出孔46に対応する各濃度のうちから適宜に選
択される。
【0026】次いで、液肥注入装置2が連結されている
じょうろ4を植物若しくはそれの植えられている土壌に
向けて傾けることによって、後述の如き作用により、所
定の濃度に希釈された液肥が、液肥注入装置2における
通水管14のノズル20より散水され、それによって、
所定の濃度に希釈された液肥が植物若しくはそれの植え
られている土壌に与えられる。
じょうろ4を植物若しくはそれの植えられている土壌に
向けて傾けることによって、後述の如き作用により、所
定の濃度に希釈された液肥が、液肥注入装置2における
通水管14のノズル20より散水され、それによって、
所定の濃度に希釈された液肥が植物若しくはそれの植え
られている土壌に与えられる。
【0027】そして、所定量の希釈された液肥を植物若
しくはそれの植えられている土壌に与えてから、じょう
ろ4を水平状態に戻して液肥の散水を止めた後、液肥収
容タンク10を通水管14に対して回動させ、全ての液
肥流出孔46が該通水管14における保持筒体24の液
肥導入口30に位置しない状態にすると共に、液肥収容
タンク10のキャップ36に設けられた閉塞部材48を
キャップ36に対して回動させて、キャップ36に設け
られた通気孔50を、図8に示されている如く、閉じ、
その状態において、液肥注入装置2は、じょうろ4に連
結されたままで、若しくはそれから取り外された状態に
おいて保管されることとなる。
しくはそれの植えられている土壌に与えてから、じょう
ろ4を水平状態に戻して液肥の散水を止めた後、液肥収
容タンク10を通水管14に対して回動させ、全ての液
肥流出孔46が該通水管14における保持筒体24の液
肥導入口30に位置しない状態にすると共に、液肥収容
タンク10のキャップ36に設けられた閉塞部材48を
キャップ36に対して回動させて、キャップ36に設け
られた通気孔50を、図8に示されている如く、閉じ、
その状態において、液肥注入装置2は、じょうろ4に連
結されたままで、若しくはそれから取り外された状態に
おいて保管されることとなる。
【0028】かくして、このような本実施例の液肥注入
装置2にあっては、液肥導入口30の形成された保持筒
体24が、該液肥導入口30が通水管本体18の軸方
向、即ち通水路32内の通水方向に対して直角な方向の
一方の側に位置する状態において、該通水管本体18に
形成された二つの貫通孔26,26に挿入、接着され、
通水路32を横切るように配置されて、それによって、
保持筒体24によって部分的に二股に分かれ且つ部分的
に絞られた通水路32が、通水管14における接続部2
2、通水管本体18及びノズル20によって形成される
ところから、じょうろ4を傾けることによって、じょう
ろ4の水収容タンク部12に収容された水は、じょうろ
4の導水管6、液肥注入装置2における通水管14の接
続部22を経て、通水管本体18に流入し、次いで、そ
のようにして通水管本体18に導かれた水流は、保持筒
体24において通水路32が絞られていることにより、
液肥導入口30の形成されている保持筒体24の側壁部
位、即ち通水路32内の通水方向に対して直角な方向の
一方の側に位置する側壁部位において、その流速を増す
と共に、その圧力を低下せしめられる。
装置2にあっては、液肥導入口30の形成された保持筒
体24が、該液肥導入口30が通水管本体18の軸方
向、即ち通水路32内の通水方向に対して直角な方向の
一方の側に位置する状態において、該通水管本体18に
形成された二つの貫通孔26,26に挿入、接着され、
通水路32を横切るように配置されて、それによって、
保持筒体24によって部分的に二股に分かれ且つ部分的
に絞られた通水路32が、通水管14における接続部2
2、通水管本体18及びノズル20によって形成される
ところから、じょうろ4を傾けることによって、じょう
ろ4の水収容タンク部12に収容された水は、じょうろ
4の導水管6、液肥注入装置2における通水管14の接
続部22を経て、通水管本体18に流入し、次いで、そ
のようにして通水管本体18に導かれた水流は、保持筒
体24において通水路32が絞られていることにより、
液肥導入口30の形成されている保持筒体24の側壁部
位、即ち通水路32内の通水方向に対して直角な方向の
一方の側に位置する側壁部位において、その流速を増す
と共に、その圧力を低下せしめられる。
【0029】そして、そのような通水管14における保
持筒体24には、三つの液肥流出孔46の配設された、
液肥収容タンク10の分配管40が、嵌入せしめられ
て、それによって、通水管14に対して液密に且つ回動
可能に保持せしめられているところから、該分配管40
に設けられた液肥流出孔46のうちの一つが選択的に該
保持筒体24の液肥導入口30に位置せしめられた状態
において、該選択された液肥流出孔46の内外の圧力差
によって、液肥が該分配管40から該選択された液肥流
出孔46及び液肥導入口30を通じて、そのような圧力
差の大きさに対応した流速及び該選択された液肥流出孔
46の断面積に対応した流量において、通水路32に導
入せしめられ、保持筒体24の側面を流れる水流に拡
散、混合された後、そのようにして水と混合されて、所
定の濃度に希釈された液肥が、通水管14のノズル20
から外部へ散水せしめられるのである。
持筒体24には、三つの液肥流出孔46の配設された、
液肥収容タンク10の分配管40が、嵌入せしめられ
て、それによって、通水管14に対して液密に且つ回動
可能に保持せしめられているところから、該分配管40
に設けられた液肥流出孔46のうちの一つが選択的に該
保持筒体24の液肥導入口30に位置せしめられた状態
において、該選択された液肥流出孔46の内外の圧力差
によって、液肥が該分配管40から該選択された液肥流
出孔46及び液肥導入口30を通じて、そのような圧力
差の大きさに対応した流速及び該選択された液肥流出孔
46の断面積に対応した流量において、通水路32に導
入せしめられ、保持筒体24の側面を流れる水流に拡
散、混合された後、そのようにして水と混合されて、所
定の濃度に希釈された液肥が、通水管14のノズル20
から外部へ散水せしめられるのである。
【0030】このようにして、従来の如き、液肥の希釈
時における面倒な作業を何等行なうことなく、液肥を目
的とする所定の濃度に希釈することが可能となると共
に、保持筒体24に対して液肥収容タンク10の分配管
40を回動させて、所望の濃度に対応する液肥流出孔4
6を該保持筒体24の液肥導入口30に位置せしめるだ
けで、極めて容易に、ノズル20より散水される液肥の
濃度を変更することが出来るのである。
時における面倒な作業を何等行なうことなく、液肥を目
的とする所定の濃度に希釈することが可能となると共
に、保持筒体24に対して液肥収容タンク10の分配管
40を回動させて、所望の濃度に対応する液肥流出孔4
6を該保持筒体24の液肥導入口30に位置せしめるだ
けで、極めて容易に、ノズル20より散水される液肥の
濃度を変更することが出来るのである。
【0031】また、使用後においては、保持筒体24に
対して液肥収容タンク10の分配管40を回動させて、
何れの液肥流出孔46をも該保持筒体24の液肥導入口
30に位置せしめないようにすればよく、そうすること
によって、液肥の流出が止まり、未使用の液肥は何等希
釈されない状態において、液肥収容タンク10に保持さ
れ得て、それによって、有機液肥を用いる場合において
も腐敗することなく未希釈状態の液肥を保存することが
出来、無駄になる液肥の量を可及的に抑制し得るのであ
る。
対して液肥収容タンク10の分配管40を回動させて、
何れの液肥流出孔46をも該保持筒体24の液肥導入口
30に位置せしめないようにすればよく、そうすること
によって、液肥の流出が止まり、未使用の液肥は何等希
釈されない状態において、液肥収容タンク10に保持さ
れ得て、それによって、有機液肥を用いる場合において
も腐敗することなく未希釈状態の液肥を保存することが
出来、無駄になる液肥の量を可及的に抑制し得るのであ
る。
【0032】従って、複数の植物にそれぞれ異なる濃度
の液肥を与える場合等においても、容易に対処すること
が出来ると共に、植物に与える量が少ない場合において
も、経済的に何等不利となることがないのである。
の液肥を与える場合等においても、容易に対処すること
が出来ると共に、植物に与える量が少ない場合において
も、経済的に何等不利となることがないのである。
【0033】また、かかる液肥注入装置2にあっては、
液肥導入口30が、通水路32内の通水方向に対して直
角な方向における保持筒体24の側壁部に形成され、こ
れによって、液肥導入口30が最も圧力の低下する部位
に設けられていることから、複数の液肥流出孔46のう
ちの一つが選択的に該保持筒体24の液肥導入口30に
位置せしめられている状態において、流出する液肥の速
度が速くなる結果、液肥を同じ濃度に希釈する場合にあ
っても、必要な液肥流出孔46の孔径を小さくすること
が出来る。それと共に、散水を停止させた時に発生し得
る希釈された液肥の液肥流出孔46内への逆流を効果的
に抑制することが出来るという効果をも発揮するのであ
る。
液肥導入口30が、通水路32内の通水方向に対して直
角な方向における保持筒体24の側壁部に形成され、こ
れによって、液肥導入口30が最も圧力の低下する部位
に設けられていることから、複数の液肥流出孔46のう
ちの一つが選択的に該保持筒体24の液肥導入口30に
位置せしめられている状態において、流出する液肥の速
度が速くなる結果、液肥を同じ濃度に希釈する場合にあ
っても、必要な液肥流出孔46の孔径を小さくすること
が出来る。それと共に、散水を停止させた時に発生し得
る希釈された液肥の液肥流出孔46内への逆流を効果的
に抑制することが出来るという効果をも発揮するのであ
る。
【0034】さらに、本実施例の液肥注入装置2にあっ
ては、通水管14の接続部22の係合部25に接続され
るジョイント16が可撓性乃至は弾性を有する合成ゴム
材料にて形成されているところから、じょうろ4の導水
管6の挿入に際して、ジョイント16の連結部54が伸
びることにより、外径の異なる、じょうろ4の導水管6
を容易に挿入することが出来、また同時に、それら連結
部54と導水管6との間の水密も有利に確保され得るの
である。
ては、通水管14の接続部22の係合部25に接続され
るジョイント16が可撓性乃至は弾性を有する合成ゴム
材料にて形成されているところから、じょうろ4の導水
管6の挿入に際して、ジョイント16の連結部54が伸
びることにより、外径の異なる、じょうろ4の導水管6
を容易に挿入することが出来、また同時に、それら連結
部54と導水管6との間の水密も有利に確保され得るの
である。
【0035】更にまた、このような液肥注入装置2にお
いては、液肥収容タンク本体34に対してキャップ36
が覆蓋可能に取り付けられ、しかも、該キャップ36に
は、タンク本体34の内部を外部に連通せしめる通気孔
50が形成されていると共に、該通気孔50を開閉せし
める閉塞部材48が回動可能に設けられていることか
ら、液肥の注入時等の開口する必要がある場合を除い
て、タンク本体34の上部を覆蓋することが出来、それ
によって塵や埃等の異物の混入を可及的に防ぐことが可
能となると共に、液肥注入装置2を横に倒した状態にし
ても、液肥が液肥収容タンク10から溢れることが可及
的に防止される。加えて、液肥収容タンク10が覆蓋状
態においても、閉塞部材48を回動せしめて、通気孔5
0を開くことにより、タンク本体34の内部を外部に連
通させることが出来、その使用時における分配管40の
液肥流出孔46からの液肥の流量に何等問題を生じるこ
ともないのである。
いては、液肥収容タンク本体34に対してキャップ36
が覆蓋可能に取り付けられ、しかも、該キャップ36に
は、タンク本体34の内部を外部に連通せしめる通気孔
50が形成されていると共に、該通気孔50を開閉せし
める閉塞部材48が回動可能に設けられていることか
ら、液肥の注入時等の開口する必要がある場合を除い
て、タンク本体34の上部を覆蓋することが出来、それ
によって塵や埃等の異物の混入を可及的に防ぐことが可
能となると共に、液肥注入装置2を横に倒した状態にし
ても、液肥が液肥収容タンク10から溢れることが可及
的に防止される。加えて、液肥収容タンク10が覆蓋状
態においても、閉塞部材48を回動せしめて、通気孔5
0を開くことにより、タンク本体34の内部を外部に連
通させることが出来、その使用時における分配管40の
液肥流出孔46からの液肥の流量に何等問題を生じるこ
ともないのである。
【0036】以上、本発明の代表的な実施例に基づい
て、その実施の形態について詳述してきたが、これは文
字通りの例示であって、本発明は、そのような具体例に
のみ限定して解釈されるものではない。
て、その実施の形態について詳述してきたが、これは文
字通りの例示であって、本発明は、そのような具体例に
のみ限定して解釈されるものではない。
【0037】例えば、前記実施例では、液肥注入装置2
は水収容タンク部12を有しないように構成されて、そ
の使用時において、かかる液肥注入装置2を別体のじょ
うろ4の導水管6に連結して用いるようにされていた
が、液肥注入装置2に水収容タンク部を一体的に形成し
てなる構成としても、何等差支えない。
は水収容タンク部12を有しないように構成されて、そ
の使用時において、かかる液肥注入装置2を別体のじょ
うろ4の導水管6に連結して用いるようにされていた
が、液肥注入装置2に水収容タンク部を一体的に形成し
てなる構成としても、何等差支えない。
【0038】また、前記実施例では、通水管14及び液
肥収容タンク10が合成樹脂材料により、それぞれ形成
されていたが、そのような通水管及び液肥収容タンクを
与える合成樹脂材料としては、それぞれの部材が晒され
る所定の濃度の液肥に対して浸食されないものであれ
ば、何等これに限定されるものではなく、その他、各種
の公知材料が、適宜に選択され、使用され得るものであ
る。同様に、ジョイント16の材料も、合成ゴムに限定
されることなく、可撓性乃至は弾性を有するものであれ
ば適宜に使用することが出来る。
肥収容タンク10が合成樹脂材料により、それぞれ形成
されていたが、そのような通水管及び液肥収容タンクを
与える合成樹脂材料としては、それぞれの部材が晒され
る所定の濃度の液肥に対して浸食されないものであれ
ば、何等これに限定されるものではなく、その他、各種
の公知材料が、適宜に選択され、使用され得るものであ
る。同様に、ジョイント16の材料も、合成ゴムに限定
されることなく、可撓性乃至は弾性を有するものであれ
ば適宜に使用することが出来る。
【0039】さらに、前記実施例にあっては、通水管1
4の先端を構成するノズルが、略厚肉の円板形状を呈
し、複数の通孔28がその板面に垂直な方向に形成され
て成るものであったが、ノズルの形状は何等これに限定
されるものではなく、公知の各種の形状乃至は構造のも
のが適宜に採用される。
4の先端を構成するノズルが、略厚肉の円板形状を呈
し、複数の通孔28がその板面に垂直な方向に形成され
て成るものであったが、ノズルの形状は何等これに限定
されるものではなく、公知の各種の形状乃至は構造のも
のが適宜に採用される。
【0040】更にまた、前記実施例においては、タンク
本体34の内部を外部に連通せしめる通気孔50が形成
され、しかも該通気孔50を開閉せしめる閉塞部材48
が回動可能に設けられたキャップ36が、タンク本体3
4に取り付けられていたが、そのようなキャップに設け
られた通気孔50や閉塞部材48は必ずしも必要なもの
でもなく、また、使用時のじょうろを傾けた状態におい
て、液肥が溢れないのであれば、そのようなキャップは
必ずしも必要なものでもない。
本体34の内部を外部に連通せしめる通気孔50が形成
され、しかも該通気孔50を開閉せしめる閉塞部材48
が回動可能に設けられたキャップ36が、タンク本体3
4に取り付けられていたが、そのようなキャップに設け
られた通気孔50や閉塞部材48は必ずしも必要なもの
でもなく、また、使用時のじょうろを傾けた状態におい
て、液肥が溢れないのであれば、そのようなキャップは
必ずしも必要なものでもない。
【0041】また、前記実施例にあっては、軸方向に長
い矩形のスリット状の液肥導入口30が保持筒体24に
形成されていたが、円筒状保持部に形成される液肥導入
部の形状は、何等このようなものに限定されるものでは
ないと共に、その個数も一つに限定されるものでもない
のである。
い矩形のスリット状の液肥導入口30が保持筒体24に
形成されていたが、円筒状保持部に形成される液肥導入
部の形状は、何等このようなものに限定されるものでは
ないと共に、その個数も一つに限定されるものでもない
のである。
【0042】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれることは、言うま
でもないところである。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれることは、言うま
でもないところである。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に従う液肥注入装置にあっては、液肥の希釈時における
従来の如き面倒な作業を何等伴なうことなく、液肥を所
定の濃度に簡便に希釈することが可能となると共に、極
めて容易に、ノズルより散水される液肥の濃度を変更す
ることが出来るのである。しかも、使用後においては、
未使用の液肥は、何等希釈されない状態において液肥収
容タンクに保持され得て、それによって、有機液肥を用
いる場合においても腐敗することなく保存することが可
能となり、無駄になる液肥の量を可及的に抑制し得る特
徴をも発揮する。従って、複数の植物にそれぞれ異なる
濃度の液肥を与える場合において、容易に対処すること
が出来ると共に、植物に与える量が少ない場合において
も、経済的に何等不利となることがないのである。
に従う液肥注入装置にあっては、液肥の希釈時における
従来の如き面倒な作業を何等伴なうことなく、液肥を所
定の濃度に簡便に希釈することが可能となると共に、極
めて容易に、ノズルより散水される液肥の濃度を変更す
ることが出来るのである。しかも、使用後においては、
未使用の液肥は、何等希釈されない状態において液肥収
容タンクに保持され得て、それによって、有機液肥を用
いる場合においても腐敗することなく保存することが可
能となり、無駄になる液肥の量を可及的に抑制し得る特
徴をも発揮する。従って、複数の植物にそれぞれ異なる
濃度の液肥を与える場合において、容易に対処すること
が出来ると共に、植物に与える量が少ない場合において
も、経済的に何等不利となることがないのである。
【図1】本発明に従う構造を有する液肥注入装置をじょ
うろに取り付けて、使用する時の状態を示す側面説明図
である。
うろに取り付けて、使用する時の状態を示す側面説明図
である。
【図2】図1において用いられた液肥注入装置の側面説
明図である。
明図である。
【図3】図2に示される液肥注入装置の分解状態を示す
縦断面説明図である。
縦断面説明図である。
【図4】図2に示される液肥注入装置における液肥収容
タンクに設けられた円筒状の分配管の拡大説明図であ
る。
タンクに設けられた円筒状の分配管の拡大説明図であ
る。
【図5】図4におけるB−B断面説明図である。
【図6】図2に示される液肥注入装置の使用時におけ
る、液肥収容タンクの円筒状の分配管と通水管の円筒状
の保持筒体との配置状態を示す、図2におけるA−A断
面説明図である。
る、液肥収容タンクの円筒状の分配管と通水管の円筒状
の保持筒体との配置状態を示す、図2におけるA−A断
面説明図である。
【図7】図2に示される液肥注入装置における、通気孔
が開状態の液肥収容タンクのキャップ上面の閉塞部材近
傍の部分拡大平面説明図である。
が開状態の液肥収容タンクのキャップ上面の閉塞部材近
傍の部分拡大平面説明図である。
【図8】図2に示される液肥注入装置における、通気孔
が閉状態の液肥収容タンクのキャップ上面の閉塞部材近
傍の部分拡大平面説明図である。
が閉状態の液肥収容タンクのキャップ上面の閉塞部材近
傍の部分拡大平面説明図である。
2 液肥注入装置 4 じょうろ 6 導水管 10 液肥収容タン
ク 12 水収容タンク部 14 通水管 16 ジョイント 18 通水管本体 20 ノズル 21,60 係合
溝 22 接続部 23,62 係合
凸部 24 保持筒体 25 係合部 26 貫通孔 28 通孔 30 液肥導入口 32 通水路 34 タンク本体 36 キャップ 38 底部 40 分配管 42 側壁部 44 係止部 46 液肥流出孔 48 閉塞部材 50 通気孔 52 係合部 54 連結部
ク 12 水収容タンク部 14 通水管 16 ジョイント 18 通水管本体 20 ノズル 21,60 係合
溝 22 接続部 23,62 係合
凸部 24 保持筒体 25 係合部 26 貫通孔 28 通孔 30 液肥導入口 32 通水路 34 タンク本体 36 キャップ 38 底部 40 分配管 42 側壁部 44 係止部 46 液肥流出孔 48 閉塞部材 50 通気孔 52 係合部 54 連結部
Claims (3)
- 【請求項1】 じょうろの水収容タンク部から水を導
き、先端に設けたノズルより散水せしめるようにした通
水管路に対して、外部に開口する円筒状保持部を、該通
水管路を横切るようにして固設し、且つ該円筒状保持部
の該通水管路内の水流に晒される側壁部を貫通して、液
肥導入部を形成する一方、液肥収容タンクの底部から突
出するように、該液肥収容タンク内に開口する先端閉塞
の円筒状分配部を設け、更に該円筒状分配部の側壁を貫
通して、孔径の異なる複数の液肥流出孔を周方向に間隔
を隔てて配設せしめて、該通水管路の円筒状保持部に対
して該液肥収容タンクの円筒状分配部を液密に且つ回動
可能に挿入、保持せしめ、該円筒状分配部の回動によっ
て前記複数の液肥流出孔の一つを選択的に前記円筒状保
持部の液肥導入部に位置せしめることにより、該液肥収
容タンク内の液肥が該液肥流出孔及び該液肥導入部を通
じて前記通水管路内を導かれる水中に該選択される液肥
流出孔の孔径に対応した濃度において導入されるように
したことを特徴とする液肥注入装置。 - 【請求項2】 前記液肥導入部が、前記通水管路内の通
水方向に対して垂直な方向における前記円筒状保持部の
側壁部に形成されている請求項1に記載の液肥注入装
置。 - 【請求項3】 前記通水管路が、前記じょうろの水収容
タンクの下部に設けられた流出口に対して水密に脱着可
能に取り付けられる請求項1又は請求項2に記載の液肥
注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16439296A JPH104734A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 液肥注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16439296A JPH104734A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 液肥注入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104734A true JPH104734A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15792263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16439296A Pending JPH104734A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 液肥注入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH104734A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109673237A (zh) * | 2019-03-04 | 2019-04-26 | 石河子大学 | 一种液态肥变量喷施装置 |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16439296A patent/JPH104734A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109673237A (zh) * | 2019-03-04 | 2019-04-26 | 石河子大学 | 一种液态肥变量喷施装置 |
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