JPH1035137A - 糊付装置 - Google Patents

糊付装置

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Publication number
JPH1035137A
JPH1035137A JP19323196A JP19323196A JPH1035137A JP H1035137 A JPH1035137 A JP H1035137A JP 19323196 A JP19323196 A JP 19323196A JP 19323196 A JP19323196 A JP 19323196A JP H1035137 A JPH1035137 A JP H1035137A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
cylinder
glued
starching
protruding part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19323196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Endo
仁 遠藤
Kozo Tanabe
浩三 田邊
Shigeru Takeya
茂 竹谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIKOU INSATSU KK
TAKETANI KASEI KK
Tanabe Corp
Original Assignee
NIKOU INSATSU KK
TAKETANI KASEI KK
Tanabe Corp
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Publication date
Application filed by NIKOU INSATSU KK, TAKETANI KASEI KK, Tanabe Corp filed Critical NIKOU INSATSU KK
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Publication of JPH1035137A publication Critical patent/JPH1035137A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枚葉シートに対する部分的な糊付けを能率よ
く行なうことができる糊付装置を提供する。 【解決手段】 シートシリンダ4の外周に弾性を有する
糊付シート5を巻付け、その糊付シート5に糊付パター
ンと同形状の突出部12を設ける。突出部12の表面全
体に微細な凹部を形成し、ローラ転移式の糊供給装置7
から突出部12の表面に感圧性の接着糊を供給する。突
出部12に保持された接着糊をゴム胴3に転移し、ゴム
胴3上の接着糊を圧胴2との間に供給される枚葉紙S0
に転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、枚葉紙に対して
感圧性の接着糊を部分的に塗布する糊付装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、3つ折りシートS2
の片面周縁部に感圧性接着糊20を塗布し、そのシート
2 を折目線21、22に沿って3つ折りし、上記感圧
性接着糊20を介して、各折片23、24、25を互に
接着させるようにした三つ折り郵便葉書は従来から知ら
れている。
【0003】上記郵便葉書のように、枚葉シートに感圧
性接着糊を部分的に塗布する糊付として、スクリーン印
刷機を用いる糊付方法が存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スクリーン
印刷機を用いる糊付けにおいては、スクリーン上に溜る
感圧性接着糊をスクィージの移動によってスクリーンの
網目から押し出す糊付けであるため生産性が低く、塗布
量の調整が困難であるため、改善すべき点が残されてい
る。
【0005】この発明の課題は、枚葉シートに対して感
圧性接着糊を能率よく塗布することができるようにした
糊付装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、圧胴と、その圧胴に接触さ
れたゴム胴と、そのゴム胴に対設され、外周に弾性を有
する糊付シートが着脱自在に取付けられたシートシリン
ダと、タンク内に充填された感圧性接着糊を上記糊付シ
ート上に供給するローラ転移式の糊供給装置とから成
り、前記糊付シートが、枚葉シート上に形成される糊付
パターンと同形状の突出部を有し、その突出部の表面全
体に微細な凹部を設けた構成を採用している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図3に基づいて説明する。いま例えば、図3に示
すように、枚葉シートS1 の1側辺に沿って感圧性接着
糊20を部分的に塗布する例をとって説明する。
【0008】図1は糊付装置の全体を示す。多数積み重
ねられた枚葉シートS0 は、吸い口1によって上部から
一枚ずつ圧胴2と、これに接触させたゴム胴3間に供給
される。
【0009】ゴム胴3の上部にはシートシリンダ4が対
設されている。シートシリンダ4は、その外周に巻付け
られる糊付シート5の両端部を咥える一対の咥え爪6を
有し、オフセット印刷機の版胴と同様の構成とされてい
る。
【0010】シートシリンダ4の一側方には、そのシー
トシリンダ4の外周に巻付けられた糊付シート5上に感
圧性接着糊を供給するローラ転移式の糊供給装置7が設
けられている。
【0011】糊供給装置7は、タンク8内に充填された
感圧性接着糊中に元ローラ9の外周下部を浸漬し、その
元ローラ9を同図の矢印方向に回転させ、外周に付着す
る接着糊をドクターローラ10によって膜厚の均一化を
図り、その元ローラ9から着けローラ11に転移させた
のち、この着けローラ11から糊付シート5上に供給し
ている。
【0012】ここで、接着糊は、樹脂分を10〜55%
程度とするアクリル酸エステルエマルジョンを主成分と
し、これに接着付与性樹脂として3〜10%程度の合成
ゴムラテックスと、増粘剤1%程度のメチルセルロース
と、乾燥防止剤として1%程度のプロピレングリコール
とを混合した粘性の低いものが用いられている。
【0013】図2は、シートシリンダ4に着脱自在に取
付けられる上記糊付シート5を示す。この糊付シート5
は合成樹脂等から形成されて弾性を有し、その片面には
両側縁間にわたる突出部12が設けられている。
【0014】突出部12は、図3に示す枚葉シートS1
の糊付パターンと同形状であり、その表面には突出部1
2の長さ方向に延びる平行2条の直線溝13と、その直
線溝13間に多数の傾斜溝14とが形成されている。
【0015】ここで、直線溝13および傾斜溝14の溝
幅および溝深さは、使用される接着糊の粘度に応じて適
宜に決定する。また、傾斜溝14のピッチも同様であ
る。
【0016】実施の形態では、溝幅および溝深さを0.
5mm以下とし、傾斜溝14のピッチも0.5mm以下
としている。
【0017】上記の糊付シート5は、突出部12の長手
方向がシートシリンダ4の軸心と平行するよう、そのシ
ートシリンダ4の外周に取付けられる。
【0018】いま、シートシリンダ4の外周に糊付シー
ト5を取付けた状態において、糊供給装置7を駆動し、
かつ、圧胴2、ゴム胴3およびシートシリンダ4を図1
の矢印方向に回転させると、糊付シート5の突出部12
が着けローラ11と接触するたびに、その突出部12の
表面に糊がつけられる。
【0019】ここで、突出部12の表面が平滑面である
と、着けローラ11から突出部12の表面に転移された
粘性の低い接着剤は、その突出部12の裏面上において
弾き、あるいはシートシリンダ4の回転によって周方向
に流れ、突出部12の表面上に接着糊を保持することは
できない。
【0020】しかし、突出部12の表面には、平行2条
の直線溝13と傾斜溝14とが形成されているため、着
けローラ11から供給される低粘度の接着糊は、上記各
溝13、14内において確実に保持される。
【0021】突出部12の表面において保持された接着
糊は、ゴム胴3の表面に転移され、そのゴム胴3と圧胴
2間に供給される枚葉シートS0 に転写され、図3に示
す製品が形成される。
【0022】実施の形態では、枚葉シートS1 の1側辺
に沿って帯状に糊付けする側をとって説明したが、部分
的な糊付パターンはこれに限定されるものではない。
【0023】このため、糊付シート5に形成する突出部
12は形成しようとする糊付けパターンに応じて適切な
形状を採るようにする。例えば、糊付けパターンが枚葉
シートS1 の外周各辺に沿う環状の場合は、突出部12
もその糊付パターンと同じ環状とする。
【0024】また、突出部12の表面に形成する微小な
凹部は直線溝13と傾斜溝14の組合わせに限定されな
い。例えば、微細な窪みから成る網点であってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、糊
供給装置からシートシリンダの外周に巻付けられた糊付
シートの突出部表面に糊を供給し、その糊をゴム胴に転
移させて枚葉シートに転写する輪転式の糊付装置である
ため、枚葉シートに対する部分的な糊付けをきわめて能
率よく行なうことができると共に、既設のオフセット印
刷機を用いて糊付けすることができる。
【0026】また、糊付シートの突出部の表面に微小な
凹部を設けたので、糊供給装置から供給される糊を確実
に保持することができ、枚葉シートに対する糊付けを確
実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る糊付装置の概略図
【図2】(I)は同上糊付装置に使用される糊付けシー
トの斜視図、(II)は一部分を示す平面図、(III )は
(II)のIII −III 線に沿った断面図
【図3】糊付けされた枚葉シートの斜視図
【図4】3つ折り郵便葉書の斜視図
【符号の説明】
2 圧胴 3 ゴム胴 4 シートシリンダ 5 糊付シート 7 糊供給装置 12 突出部 13 直線溝 14 傾斜溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田邊 浩三 大阪府東大阪市本庄604番地の3 田邊株 式会社内 (72)発明者 竹谷 茂 大阪府東大阪市長堂1丁目29番22号 竹谷 化成株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧胴と、その圧胴に接触されたゴム胴
    と、そのゴム胴に対設され、外周に弾性を有する糊付シ
    ートが着脱自在に取付けられたシートシリンダと、タン
    ク内に充填された感圧性接着糊を上記糊付シート上に供
    給するローラ転移式の糊供給装置とから成り、前記糊付
    シートが、枚葉シート上に形成される糊付パターンと同
    形状の突出部を有し、その突出部の表面全体に微細な凹
    部が形成されていることを特徴とする糊付装置。
  2. 【請求項2】 前記凹部が、平行2条の直線溝と、その
    直線溝間に形成された多数の傾斜溝とから成る請求項1
    に記載の糊付装置。
JP19323196A 1996-07-23 1996-07-23 糊付装置 Pending JPH1035137A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19323196A JPH1035137A (ja) 1996-07-23 1996-07-23 糊付装置

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JP19323196A JPH1035137A (ja) 1996-07-23 1996-07-23 糊付装置

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JPH1035137A true JPH1035137A (ja) 1998-02-10

Family

ID=16304511

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JP19323196A Pending JPH1035137A (ja) 1996-07-23 1996-07-23 糊付装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003500243A (ja) * 1999-05-25 2003-01-07 シルバーブルック リサーチ ピーティーワイ リミテッド 印刷された媒体の横向きのバインダ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003500243A (ja) * 1999-05-25 2003-01-07 シルバーブルック リサーチ ピーティーワイ リミテッド 印刷された媒体の横向きのバインダ
JP4663130B2 (ja) * 1999-05-25 2011-03-30 シルバーブルック リサーチ ピーティワイ リミテッド 印刷された媒体の横向きのバインダ

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