JPH1034179A - 環境保全サイクル用生活排水処理システム - Google Patents
環境保全サイクル用生活排水処理システムInfo
- Publication number
- JPH1034179A JPH1034179A JP8193260A JP19326096A JPH1034179A JP H1034179 A JPH1034179 A JP H1034179A JP 8193260 A JP8193260 A JP 8193260A JP 19326096 A JP19326096 A JP 19326096A JP H1034179 A JPH1034179 A JP H1034179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment tank
- sewage
- tank
- waste water
- compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Activated Sludge Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高所にある圃場に処理した排水を肥料として
利用できる環境保全サイクル用生活排水処理システムを
提供することにある。 【解決手段】 所定量の汚水を貯蔵する処理槽と、該処
理槽の底部から上部中央を貫通して配設した汚水取り出
パイプと、前記処理槽内へ空気を万遍なく供給する曝気
用パイプと、前記処理槽に形成されたマンホールを気密
状態に閉塞する蓋体と、前記処理槽内へ加圧空気を給送
するコンプレッサを備えると共に該コンプレッサからの
加圧空気を分岐させて、前記汚水取り出パイプの所定高
さ位置に供給するので、山間地や高所にある圃場に処理
した排水を肥料として利用する事ができると共に河川や
湖沼が汚染される虞もない。
利用できる環境保全サイクル用生活排水処理システムを
提供することにある。 【解決手段】 所定量の汚水を貯蔵する処理槽と、該処
理槽の底部から上部中央を貫通して配設した汚水取り出
パイプと、前記処理槽内へ空気を万遍なく供給する曝気
用パイプと、前記処理槽に形成されたマンホールを気密
状態に閉塞する蓋体と、前記処理槽内へ加圧空気を給送
するコンプレッサを備えると共に該コンプレッサからの
加圧空気を分岐させて、前記汚水取り出パイプの所定高
さ位置に供給するので、山間地や高所にある圃場に処理
した排水を肥料として利用する事ができると共に河川や
湖沼が汚染される虞もない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水等の生活排水
（汚水）をバクテリアなどの微生物や細菌を利用して処
理し、肥料として農業生産に再利用するのに適した、環
境保全に貢献できる、環境保全サイクル用生活排水処理
システムの改良に関するものである。
（汚水）をバクテリアなどの微生物や細菌を利用して処
理し、肥料として農業生産に再利用するのに適した、環
境保全に貢献できる、環境保全サイクル用生活排水処理
システムの改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、生活排水の処理装置として、種
々の構成のものが提案されていた。例えば、細菌やバク
テリアを利用した活性汚泥法を用いたオーバーフロー式
の処理装置が知られている。
々の構成のものが提案されていた。例えば、細菌やバク
テリアを利用した活性汚泥法を用いたオーバーフロー式
の処理装置が知られている。
【０００３】このオーバーフロー式の処理装置は、所定
量の活性汚泥を収納した複数個の処理槽を階段式に配設
し、各処理槽には複数枚のバッフル板が設けられてお
り、汚水が上下に蛇行するように構成されている。そし
て、１つの処理槽からオーバーフローした汚水が次の処
理槽に注がれ、順次下位にある処理槽に導かれ、次の処
理槽においても同様の処理が行われている。
量の活性汚泥を収納した複数個の処理槽を階段式に配設
し、各処理槽には複数枚のバッフル板が設けられてお
り、汚水が上下に蛇行するように構成されている。そし
て、１つの処理槽からオーバーフローした汚水が次の処
理槽に注がれ、順次下位にある処理槽に導かれ、次の処
理槽においても同様の処理が行われている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来のオーバーフロー式の排水処理装置において、順次
排水が連続する場合に所定の流れが生じ、その流れの中
で汚水が浄化される為には、流れを穏やかにして、時間
を掛ける必要が有り、処理槽自体を広く、大きくしなけ
ればならないと云う欠点が存在した。また、順次下位に
ある処理槽に導かれる為に、山間地や高所にある圃場に
処理した排水を肥料として利用するのに不便であった。
従来のオーバーフロー式の排水処理装置において、順次
排水が連続する場合に所定の流れが生じ、その流れの中
で汚水が浄化される為には、流れを穏やかにして、時間
を掛ける必要が有り、処理槽自体を広く、大きくしなけ
ればならないと云う欠点が存在した。また、順次下位に
ある処理槽に導かれる為に、山間地や高所にある圃場に
処理した排水を肥料として利用するのに不便であった。
【０００５】本発明の目的は、これら従来の生活排水処
理装置の問題点に鑑みなされたもので、山間地や高所に
ある圃場への利水が容易で森林及び作物をより良く生育
させる事で水の循環を良くする環境保全サイクル用生活
排水処理システムを提供することにある。
理装置の問題点に鑑みなされたもので、山間地や高所に
ある圃場への利水が容易で森林及び作物をより良く生育
させる事で水の循環を良くする環境保全サイクル用生活
排水処理システムを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の環境保全サイクル用生活排水処理システム
は、所定量の汚水を貯蔵する処理槽と、該処理槽の底部
から上部中央を貫通して配設した汚水取り出パイプと、
前記処理槽内へ空気を万遍なく供給する曝気用パイプ
と、前記処理槽に形成されたマンホールを気密状態に閉
塞する蓋体と、前記処理槽内へ加圧空気を給送するコン
プレッサを備えると共に該コンプレッサからの加圧空気
を分岐させて、前記汚水取り出パイプの所定高さ位置に
供給するものである。
に、本発明の環境保全サイクル用生活排水処理システム
は、所定量の汚水を貯蔵する処理槽と、該処理槽の底部
から上部中央を貫通して配設した汚水取り出パイプと、
前記処理槽内へ空気を万遍なく供給する曝気用パイプ
と、前記処理槽に形成されたマンホールを気密状態に閉
塞する蓋体と、前記処理槽内へ加圧空気を給送するコン
プレッサを備えると共に該コンプレッサからの加圧空気
を分岐させて、前記汚水取り出パイプの所定高さ位置に
供給するものである。
【０００７】前記処理槽内には、殺菌燈引き入れレール
を備えたことを特徴とするものである。また、前記蓋体
は、空気チューブによりマンホールを密封することを特
徴とするものである。
を備えたことを特徴とするものである。また、前記蓋体
は、空気チューブによりマンホールを密封することを特
徴とするものである。
【０００８】このように、本発明に係る環境保全サイク
ル用生活排水処理システムによれば、低所にある排水処
理装置から高所にある圃場等に処理した排水を肥料とし
て利用する事ができる。
ル用生活排水処理システムによれば、低所にある排水処
理装置から高所にある圃場等に処理した排水を肥料とし
て利用する事ができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照しつつ説明する。図１は本発明の一実施例で
ある環境保全サイクル用生活排水処理システムを示す要
部断面図である。ここで、１０は、所定量の汚水を貯蔵
する処理槽であり、例えば鉄筋コンクリート等で円筒形
に形成され、地下に埋設されている。
図面を参照しつつ説明する。図１は本発明の一実施例で
ある環境保全サイクル用生活排水処理システムを示す要
部断面図である。ここで、１０は、所定量の汚水を貯蔵
する処理槽であり、例えば鉄筋コンクリート等で円筒形
に形成され、地下に埋設されている。
【００１０】処理槽１０の底部１０ａは、中央が窪んだ
逆円錐状に構成され、汚水が中央に集まり易い構成とな
っている。この処理槽１０の中央には、底部から上部天
井１１の中央を貫通して配設した汚水取り出パイプ１２
が取り付けられている。汚水取り出パイプ１２は、順次
延長されて高所の圃場等まで延設されている。汚水取り
出パイプ１２の下端は、漏斗状に拡開しており、周囲に
汚水の取り出し用孔１２ａが複数個形成されている。
逆円錐状に構成され、汚水が中央に集まり易い構成とな
っている。この処理槽１０の中央には、底部から上部天
井１１の中央を貫通して配設した汚水取り出パイプ１２
が取り付けられている。汚水取り出パイプ１２は、順次
延長されて高所の圃場等まで延設されている。汚水取り
出パイプ１２の下端は、漏斗状に拡開しており、周囲に
汚水の取り出し用孔１２ａが複数個形成されている。
【００１１】処理槽１０の底部近傍には、所定間隔で開
口１３ａを有した曝気用パイプ１３が配設されており、
外部のコンプレッサから曝気用空気が送り込まれる事に
より処理槽１０内へ空気を万遍なく供給する。また、処
理槽１０の天井部近傍には、殺菌燈引き入れレール１４
が配設されており、このレールに殺菌燈を吊り下げる事
により、処理槽内の汚水を殺菌する事ができる。
口１３ａを有した曝気用パイプ１３が配設されており、
外部のコンプレッサから曝気用空気が送り込まれる事に
より処理槽１０内へ空気を万遍なく供給する。また、処
理槽１０の天井部近傍には、殺菌燈引き入れレール１４
が配設されており、このレールに殺菌燈を吊り下げる事
により、処理槽内の汚水を殺菌する事ができる。
【００１２】処理槽１０には、マンホール１５を気密状
態に閉塞する蓋体１６が取り付けられている。蓋体１６
は、空気入りのチューブ１７が備えられており、マンホ
ール１５と蓋体１６との気密性を確保している。
態に閉塞する蓋体１６が取り付けられている。蓋体１６
は、空気入りのチューブ１７が備えられており、マンホ
ール１５と蓋体１６との気密性を確保している。
【００１３】図２は同環境保全サイクル用生活排水処理
システムの全体構成を示すブロック図である。コンプレ
ッサ１８で加圧された空気は、中間タンク１９に導かれ
る。中間タンク１９に導かれた加圧空気は、パイプ２０
とパイプ２１に分岐される。パイプ２０は、処理槽１０
内に導かれ処理槽の内部を加圧する。例えば、処理槽１
０内が３気圧（ゲージ圧）に加圧されると、処理された
排水は、約３０ｍまで上昇する。この時、処理槽１０の
マンホール１５は、蓋体１６で気密シールされているの
で、空気が漏れる虞がない。
システムの全体構成を示すブロック図である。コンプレ
ッサ１８で加圧された空気は、中間タンク１９に導かれ
る。中間タンク１９に導かれた加圧空気は、パイプ２０
とパイプ２１に分岐される。パイプ２０は、処理槽１０
内に導かれ処理槽の内部を加圧する。例えば、処理槽１
０内が３気圧（ゲージ圧）に加圧されると、処理された
排水は、約３０ｍまで上昇する。この時、処理槽１０の
マンホール１５は、蓋体１６で気密シールされているの
で、空気が漏れる虞がない。
【００１４】また、中間タンク１９から分岐したパイプ
２１は、処理槽１０から上に延びた汚水取り出パイプ１
２の中間、例えば、処理槽１０の位置から約１０ｍ上の
地点Ａに供給される。図３に示すようにＡ点は、ベンチ
ュリー構造となっており、パイプ２１から吐出された圧
縮空気は、スロート部２２で流速を増して、負圧となり
周囲の流体を吸い込む。この様に構成すれば、処理槽１
０からの揚程を更に増す事ができる。
２１は、処理槽１０から上に延びた汚水取り出パイプ１
２の中間、例えば、処理槽１０の位置から約１０ｍ上の
地点Ａに供給される。図３に示すようにＡ点は、ベンチ
ュリー構造となっており、パイプ２１から吐出された圧
縮空気は、スロート部２２で流速を増して、負圧となり
周囲の流体を吸い込む。この様に構成すれば、処理槽１
０からの揚程を更に増す事ができる。
【００１５】次に、以上のように構成された環境保全サ
イクル用生活排水処理システムの動作について説明す
る。先ず、生活排水等の汚水を処理槽１０内に導入し、
処理槽内に予め投入してある所定量の活性汚泥（油粕、
フスマ、米糠等に特定の微生物を培養したもので、必要
があれば特定の植物及び作物の病原菌に対抗する菌類を
培養したもの）と一緒に攪拌して微生物の繁殖を図る。
イクル用生活排水処理システムの動作について説明す
る。先ず、生活排水等の汚水を処理槽１０内に導入し、
処理槽内に予め投入してある所定量の活性汚泥（油粕、
フスマ、米糠等に特定の微生物を培養したもので、必要
があれば特定の植物及び作物の病原菌に対抗する菌類を
培養したもの）と一緒に攪拌して微生物の繁殖を図る。
【００１６】この攪拌は、適宜の手段で行うもので、例
えば曝気用パイプ１３から圧縮空気を供給する事により
行う。前記特定の微生物は、好気性バクテリアであれ
ば、空気を供給する事により、攪拌と同時に繁殖を促す
事ができる。他の攪拌手段としては、攪拌腕を設けこの
攪拌腕を回転させる事により行ってもよい。
えば曝気用パイプ１３から圧縮空気を供給する事により
行う。前記特定の微生物は、好気性バクテリアであれ
ば、空気を供給する事により、攪拌と同時に繁殖を促す
事ができる。他の攪拌手段としては、攪拌腕を設けこの
攪拌腕を回転させる事により行ってもよい。
【００１７】汚水で一杯になった処理槽１０は、バッチ
処理により汚水の攪拌とバクテリアの繁殖により、特に
好気性バクテリアを利用する事で、腐敗臭の発生を抑制
しながら、有機物を分解する事ができる。有機物が分解
された汚水には、石灰乳、赤土乳等の微量要素を添加し
攪拌する。特に、石灰乳は、微生物の繁殖課程で酸性化
した汚水を中和するためである。
処理により汚水の攪拌とバクテリアの繁殖により、特に
好気性バクテリアを利用する事で、腐敗臭の発生を抑制
しながら、有機物を分解する事ができる。有機物が分解
された汚水には、石灰乳、赤土乳等の微量要素を添加し
攪拌する。特に、石灰乳は、微生物の繁殖課程で酸性化
した汚水を中和するためである。
【００１８】処理槽１０内の汚水が分解された後、蓋体
１６を良く締めて気密性を充分に保ち、コンプレッサ１
８により加圧する。処理槽１０を加圧する事により汚水
取り出パイプ１２から有機物の処理された汚水が吐出
し、山間地や高台にある圃場へ給送する事ができる。つ
まり、低所にある処理槽１０から高所にある畑や水田等
に汚水を肥料として利用する事ができる。
１６を良く締めて気密性を充分に保ち、コンプレッサ１
８により加圧する。処理槽１０を加圧する事により汚水
取り出パイプ１２から有機物の処理された汚水が吐出
し、山間地や高台にある圃場へ給送する事ができる。つ
まり、低所にある処理槽１０から高所にある畑や水田等
に汚水を肥料として利用する事ができる。
【００１９】なお、本発明は、上記実施例によって限定
されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて種々
の変形が可能である。
されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて種々
の変形が可能である。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の環境保全
サイクル用生活排水処理システムでは、所定量の汚水を
貯蔵する処理槽と、該処理槽の底部から上部中央を貫通
して配設した汚水取り出パイプと、前記処理槽内へ空気
を万遍なく供給する曝気用パイプと、前記処理槽に形成
されたマンホールを気密状態に閉塞する蓋体と、前記処
理槽内へ加圧空気を給送するコンプレッサを備えると共
に該コンプレッサからの加圧空気を分岐させて、前記汚
水取り出パイプの所定高さ位置に供給するので、山間部
や高所にある圃場への排水の供給が容易である。また、
汚水中の有機物は、細菌やバクテリアにより完全に分解
処理されるので、肥料として圃場に使用する事ができ、
作物の有機栽培に大きく貢献する事ができる。また、河
川や湖沼の汚染、汚濁を防止する事ができる。
サイクル用生活排水処理システムでは、所定量の汚水を
貯蔵する処理槽と、該処理槽の底部から上部中央を貫通
して配設した汚水取り出パイプと、前記処理槽内へ空気
を万遍なく供給する曝気用パイプと、前記処理槽に形成
されたマンホールを気密状態に閉塞する蓋体と、前記処
理槽内へ加圧空気を給送するコンプレッサを備えると共
に該コンプレッサからの加圧空気を分岐させて、前記汚
水取り出パイプの所定高さ位置に供給するので、山間部
や高所にある圃場への排水の供給が容易である。また、
汚水中の有機物は、細菌やバクテリアにより完全に分解
処理されるので、肥料として圃場に使用する事ができ、
作物の有機栽培に大きく貢献する事ができる。また、河
川や湖沼の汚染、汚濁を防止する事ができる。
【００２１】前記処理槽内には、殺菌燈引き入れレール
を備えたので、処理槽内に殺菌燈を吊り下げて内部の殺
菌作業が極めて容易である。この殺菌燈により、汚水中
の有害細菌を殺すと共に、有害細菌の増殖を防ぐ事がで
きる。また、前記蓋体は、空気チューブによりマンホー
ルを密封するので、コンプレッサにより処理槽内を加圧
しても空気が漏れる事なく、処理した汚水を圃場等に利
用する事ができる。更に、汚水を効率よく処理する事が
でき、装置を小型化して設置面積少なくする事ができ
る。
を備えたので、処理槽内に殺菌燈を吊り下げて内部の殺
菌作業が極めて容易である。この殺菌燈により、汚水中
の有害細菌を殺すと共に、有害細菌の増殖を防ぐ事がで
きる。また、前記蓋体は、空気チューブによりマンホー
ルを密封するので、コンプレッサにより処理槽内を加圧
しても空気が漏れる事なく、処理した汚水を圃場等に利
用する事ができる。更に、汚水を効率よく処理する事が
でき、装置を小型化して設置面積少なくする事ができ
る。
【００２２】本発明の環境保全サイクル用生活排水処理
システムによれば、有機物が効率良く処理できると共
に、処理物中の酸素量が増していることから、高所での
森林植物に供給した時に、これら植物が良く生育する事
により、河川や湖沼での環境保全と、水のリサイクルを
自然なものとする事ができる。
システムによれば、有機物が効率良く処理できると共
に、処理物中の酸素量が増していることから、高所での
森林植物に供給した時に、これら植物が良く生育する事
により、河川や湖沼での環境保全と、水のリサイクルを
自然なものとする事ができる。
【図１】本発明の一実施例である環境保全サイクル用生
活排水処理システムを示す要部断面図である。
活排水処理システムを示す要部断面図である。
【図２】同環境保全サイクル用生活排水処理システムの
全体構成を示すブロック図である。
全体構成を示すブロック図である。
【図３】同環境保全サイクル用生活排水処理システムに
使用されるベンチュリー部を示す断面図である。
使用されるベンチュリー部を示す断面図である。
１０ 処理槽 １０ａ 底部 １１ 上部天井 １２ 汚水取り出パイプ １２ａ 取り出し用孔 １３ 曝気用パイプ １３ａ 開口 １４ 殺菌燈引き入れレール １５ マンホール １６ 蓋体 １７ チューブ １８ コンプレッサ ２０ 中間タンク
Claims (4)
- 【請求項１】 所定量の汚水を貯蔵する処理槽と、該処
理槽の底部から上部中央を貫通して配設した汚水取り出
パイプと、前記処理槽内へ空気を万遍なく供給する曝気
用パイプと、前記処理槽に形成されたマンホールを気密
状態に閉塞する蓋体と、前記処理槽内へ加圧空気を給送
するコンプレッサを備えると共に該コンプレッサからの
加圧空気を分岐させて、前記汚水取り出パイプの所定高
さ位置に供給する事を特徴とする環境保全サイクル用生
活排水処理システム。 - 【請求項２】 前記処理槽は、少なくとも２個併設さ
れ、交互に使用することを特徴とする請求項１記載の環
境保全サイクル用生活排水処理システム。 - 【請求項３】 前記処理槽内には、殺菌燈引き入れレー
ルを備えたことを特徴とする請求項１記載の環境保全サ
イクル用生活排水処理システム。 - 【請求項４】 前記蓋体は、空気チューブによりマンホ
ールを密封することを特徴とする請求項１記載の環境保
全サイクル用生活排水処理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8193260A JPH1034179A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 環境保全サイクル用生活排水処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8193260A JPH1034179A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 環境保全サイクル用生活排水処理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1034179A true JPH1034179A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16304994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8193260A Pending JPH1034179A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 環境保全サイクル用生活排水処理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1034179A (ja) |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP8193260A patent/JPH1034179A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6335191B1 (en) | Automated system and method for growing bacteria | |
| CN1471409B (zh) | 淤浆分离和沼气生产的方案 | |
| KR101830130B1 (ko) | 내부공기 순환 및 간헐포기를 통한 고온소화 액비 제조 장치 및 그 제조 방법 | |
| CN209835909U (zh) | 一种地埋式一体化农村生活污水处理系统 | |
| KR20150113497A (ko) | 유기성 폐기물의 처리장치 | |
| CN1631817A (zh) | 一体化厌氧－湿地废水处理装置与方法 | |
| US20030209489A1 (en) | System and method for remediation of waste | |
| RU2407266C1 (ru) | Способ хранения и подготовки к утилизации животноводческих стоков | |
| JP2006051493A (ja) | 下水または有機性廃水スラッジ処理システムおよび処理方法 | |
| KR102105826B1 (ko) | 축산 분뇨 처리를 위한 폭기 장치 | |
| CN101643276A (zh) | 一种藻类复合塘装置 | |
| JPH1034179A (ja) | 環境保全サイクル用生活排水処理システム | |
| CN211367356U (zh) | 一种用于化粪池无害化处理的先进系统 | |
| US11767248B2 (en) | Process and apparatus for the treatment of organic feedstock | |
| CN103497013B (zh) | 受控密闭舱内废弃物发酵处理装置 | |
| CN107759017B (zh) | 一种粪污处理工艺 | |
| CN205603316U (zh) | 一体化污水处理处理器 | |
| JP2002173387A (ja) | 有機物類の肥料化装置 | |
| JPH0711833Y2 (ja) | 生活排水の処理装置 | |
| CN113913273B (zh) | 一种农业废弃物生物反应堆净化系统 | |
| JP2008101044A (ja) | 熟成土壌生成用プラント | |
| GB2124608A (en) | Treatment of organic waste | |
| CN206240914U (zh) | 一种有机固体废物处理装置 | |
| JP3270696B2 (ja) | 高濃度有機排水の処理システム及び同排水の処理方法 | |
| CN205933667U (zh) | 一种有机固体废物的干燥装置 |