JPH10340197A - キャッシング制御方法及びマイクロコンピュータ - Google Patents

キャッシング制御方法及びマイクロコンピュータ

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JPH10340197A
JPH10340197A JP9150627A JP15062797A JPH10340197A JP H10340197 A JPH10340197 A JP H10340197A JP 9150627 A JP9150627 A JP 9150627A JP 15062797 A JP15062797 A JP 15062797A JP H10340197 A JPH10340197 A JP H10340197A
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JP
Japan
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task
frame
microcomputer
cache
current frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP9150627A
Other languages
English (en)
Inventor
Emi Kakisada
恵美 垣貞
Yuji Fujiwara
雄治 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/48Program initiating; Program switching, e.g. by interrupt
    • G06F9/4806Task transfer initiation or dispatching
    • G06F9/4843Task transfer initiation or dispatching by program, e.g. task dispatcher, supervisor, operating system
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
    • G06F12/0802Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches
    • G06F12/0806Multiuser, multiprocessor or multiprocessing cache systems
    • G06F12/0842Multiuser, multiprocessor or multiprocessing cache systems for multiprocessing or multitasking

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャッシング管理処理を各サブタスクに組み
込んでプログラムすることなく、キャッシング管理処理
による時間的遅れを生じないRTOSを提供すること。 【解決手段】 OSにキャッシング管理処理を実行させ
る。タスクを実行するフレーム以前のフレームでタスク
をバンクにロードすることにより、タスクコード転送に
要する時間とタスクスイッチ処理に要する時間の差に起
因する待ち時間の発生を防ぎ、キャッシング管理処理に
伴う時間的遅れを解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータに関し、特にマイクロコンピュータのキャッシング
制御に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータを用いたデジタル
信号処理システムにおいて、デバイスの高速化に伴って
高速なメモリの要求や、肥大化するプログラムコードを
格納するための大きなメモリ空間の要求が強くなりつつ
ある。これらの要求を満たすためには、高速なメモリを
大量に必要とするが、低コスト化を図るため、内部の実
行アドレス空間には高速キャッシュメモリを使用し、外
部に低速メモリを多く載せる構成をとるシステムが一般
的になっている。
【0003】携帯電話の音声信号のように、時間的遅れ
が絶対に許されない信号を扱うシステム、即ちリアルタ
イム性の強いシステムをキャッシュメモリを有するマイ
クロコンピュータにより構築する場合、リアルタイム性
を損なうため、ハードウェアによるキャッシング制御を
行うことは難しい。なぜなら、ハードウェアによるキャ
ッシング制御ではキャッシュのミスヒットはある程度避
けられず、ミスヒットは時間的遅れを生じるからであ
る。
【0004】ミスヒットによる時間的遅れを避けるた
め、このようなシステムのキャッシング制御はソフトウ
ェアによって行われており、これを実現するにはプログ
ラマが全てのプログラムフローを熟知している必要があ
る。しかし、1チップで幾つものプログラムを同時に実
行するようなマルチメディアシステムに対応する場合
や、他のプロジェクトで開発されたプログラムをシステ
ムに組み込む場合などでは、プログラマがプログラムフ
ローの全てを理解するのは困難である。しかも、仮に理
解出来ても、ソフトウェアによるキャッシング制御その
ものが複雑になるので、開発期間が長期化してしまう。
【0005】更に、同時に複数のプログラムを実行させ
る場合、リアルタイムOS(以下RTOSと記す)を導
入したシステムを採るのが一般的であるが、従来のRT
OSは時間的遅れを伴わずにキャッシング制御を行うこ
とについて考慮されていないため、ソフトウェアによる
キャッシング制御をプログラマ自身によってプログラム
に組み込むことになり、プログラマの負担は一層大きく
なる。以下に、従来のRTOSによるキャッシング制御
について説明する。
【0006】図7は従来のRTOSとこの上で実行され
るタスクの構成の概念図である。サブタスク1A、2
A、3Aにあるように、各タスクのいずれかのサブタス
ク内に、次に実行するタスクを判断する処理及びそのプ
ログラムをロードする処理、即ちキャッシング管理処理
が組み入れられている。つまり、プログラマはすべての
サブタスク内にキャッシング管理処理をプログラマ自身
が組み入れなければならない。
【0007】図8はRTOSのブロック図である。
【0008】インターバルタイマ処理部10はインター
バルタイマ割り込み毎に間隔テーブル30に格納されて
いる各タスクの実行開始処理時間を更新する。間隔テー
ブル30は図9のようなテーブルで、各タスクのカレン
トフレームカウンタ、フレームカウンタA及びフレーム
カウンタBを格納している。カレントフレームカウンタ
は0以下になると該当するタスクに対する実行要求にな
る。フレームカウンタAはフレームの開始時に直前のカ
レントフレームカウンタから引かれる値、フレームカウ
ンタBはタスク終了時のカレントフレームカウンタに加
えられる値である。
【0009】周期間隔検出部11は間隔テーブル30を
参照して次に実行開始しなければならないタスクを検索
する。
【0010】該当するタスクが存在する場合、ターゲッ
トバンク検出部15はキャッシュタグ管理テーブル32
から次の実行タスクに割り当て可能なバンクを検出し、
該当するバンクの割当コードが次の実行タスクのコード
を示すようにキャッシュタグ管理テーブル32を更新す
る。キャッシュタグ管理テーブル32は各キャッシュバ
ンクの割当コードを管理する図10のようなテーブルで
あり、キャッシュバンクを識別するためのキャッシュバ
ンク番号と、バンクにロードされているタスクを識別す
るためのロードタスクIDからなる組を、キャッシュバ
ンクの数だけ格納している。
【0011】ロードオペレーション部16は周期間隔検
出部11で検索されたタスクのタスクコードをターゲッ
トバンク検出部15で検出されたバンクにロードする命
令を発行する。
【0012】待ち合わせ登録部12は待ち合わせテーブ
ル31に実行タスクを登録する。
【0013】タスクスイッチ部13は待ち合わせテーブ
ル31に登録してある実行タスクへのタスクスイッチを
行い、スイッチ終了後に新しい実行タスク14に移る。
【0014】次に、キャッシュメモリとタスクコードが
格納されている外部メモリが図12のように構成されて
いるとし、キャッシュメモリに転送される際、各タスク
コードは複数のバンク間に跨がって配置されることはな
いものとするとき、3つのタスク(TASK1、2、
3)が図11のようなスケジューリングで実行される際
の従来のRTOSによるキャッシング管理処理を説明す
る。
【0015】前述のように、次にどのタスクが実行され
るかは間隔テーブルのカレントフレームカウンタの値に
よって決定されている。図13はTASK1、2、3の
間隔テーブルがどのように更新されるかを示す表であ
る。
【0016】−1、−1、−1は、インターバル
タイマ処理部10により(カレントフレームカウンタ)
=(カレントフレームカウンタ)−(フレームカウンタ
A)の更新を実行した後の値である。尚、カレントフレ
ームカウンタが0以下になるとそのタスクの実行要求が
あると見なす。
【0017】−2、−2、−2は、タスク終了時
に(カレントフレームカウンタ)=(カレントフレーム
カウンタ)+(フレームカウンタB)の更新を実行した
後の値である。尚、実行されていないタスクのカレント
フレームカウンタは更新されない。例えば、−2で
は、TASK1のカレントフレームカウンタは更新され
ない。
【0018】図13のように間隔テーブルが更新された
時、TASK1、2、3のタスクコード転送、OSのタ
スクスイッチ処理、タスクの実行のタイミングを示した
のが図14である。従来のRTOSによるタスクコード
転送では、OSのタスクスイッチ処理とタスクコードの
転送がほぼ同時に開始されるが、タスクコード転送に要
する時間の方が長い場合が多く、このような場合、待ち
時間(a)(b)(c)が発生する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】待ち合わせ登録部12
とタスクスイッチ部13の処理の間に転送可能なコード
数は非常に少ない。このため、従来のRTOSでは、キ
ャッシュメモリへのコード転送が完了する前にタスクス
イッチが完了し、転送が間に合わずに待ち時間が発生す
る確率が高い。このようなとき、コード転送中のキャッ
シュメモリのバンクはロックされるため、直にタスク実
行に移らず、コード転送が完了するまで待ち時間が発生
する。
【0020】ここで発生する待ち時間は、キャッシング
のミスヒットに伴う待ち時間と比較すれば短時間である
が、リアルタイム性が強く要求されるデジタル信号処理
システムにおいては、短い待ち時間であっても致命的な
時間的遅れとなる。
【0021】本発明が解決しようとする課題は、キャッ
シング管理処理を各サブタスクに組み込んでプログラム
することなく、キャッシング管理処理による時間的遅れ
を生じないRTOSを提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するため、本発明は、キャッシュを使用してフレーム毎
にタスクを処理するマイクロコンピュータのキャッシン
グ制御方法において、現在のフレーム以降のフレームで
処理されるタスクを予測するタスク予測段階と、キャッ
シュの中の、現在実行中のタスク以外のタスクを格納す
るための待機キャッシュ領域を識別するキャッシュ領域
識別段階と、タスク予測段階で予測されたタスクの実行
フレームより少なくとも1フレーム前に、待機キャッシ
ュ領域へ、当該タスクをロードするタスクロード段階と
を含むことを特徴とするキャッシング制御方法と、この
キャッシング制御方法に基づいてキャッシング管理処理
を行うRTOS、及びマイクロコンピュータを提供す
る。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明のRTOSによる構
成を概念的イメージで示した図である。図7の従来の構
成と比較すると、従来の構成ではTASK1、TASK
2及びTASK3はサブタスクのひとつにキャッシング
管理処理を組み込んでいるが、本発明のRTOSによる
構成ではRTOSの内部にキャッシング管理処理を組み
込んでいるため、サブタスク内にキャッシング管理処理
を組み込む必要がない。
【0024】図2を参照して本発明の1実施の形態であ
るRTOSを説明する。尚、図8に示した従来のRTO
Sと同一の構成要素には同一の番号を付してある。
【0025】インターバルタイマ割り込み毎に、インタ
ーバルタイマ処理部10は間隔テーブル30及び予測間
隔テーブル33を更新する。予測間隔テーブル33は、
数回後のインターバルタイマ割り込み時に間隔テーブル
30が示す内容を先行して示すテーブルである。
【0026】次期実行タスク検出部17は予測間隔テー
ブル33を参照し、次期実行タスクを検出する。次期実
行タスクは次のフレームで実行されるタスクである。
【0027】キャッシング有無判定部18は、検出され
た次期実行タスクと現在の実行タスクを比較する。次期
実行タスクと現在の実行タスクが同じならば、キャッシ
ングの必要なしと判断して周期間隔検出部11へ分岐す
る。両タスクが異なるならば、キャッシングの必要有り
と判断し、ターゲットバンク検出部15へ分岐する。
【0028】ターゲットバンク検出部15では、各キャ
ッシュバンクの割り当てコードを管理するキャッシュタ
グ管理テーブル34を参照して次期実行タスクに割り当
て可能なバンクを検出し、該当するバンクの割り当てコ
ードが次期実行タスクのコードを示すようにキャッシュ
タグ管理テーブル34を更新する。図10に示した従来
のRTOSのキャッシュタグ管理テーブル32と異な
り、キャッシュバンク番号及びロードタスクIDに加え
て、実行フラグを格納している。実行フラグは現在どの
タスクが実行されているかを示すフラグであり、実行中
のバンクにロードすることを避けるために必要となる。
【0029】ロードオペレーション部16は次期実行タ
スク検出部17で検出された次期実行タスクをターゲッ
トバンク検出部15で検出されたバンクにロードする命
令を発行する。
【0030】以上のキャッシング管理処理を終了して、
従来と同じ周期間隔検出部11、待ち合わせ登録部12
及びタスクスイッチ部13の処理が実行される。
【0031】次に、本発明のRTOSによるキャッシン
グ管理処理を説明する。前述した従来のRTOSによる
ものと同様に、キャッシュメモリとタスクコードが格納
されている外部メモリが図12のように構成されてお
り、3つのタスク(TASK1、2、3)が図11のよ
うなスケジューリングで実行される際のキャッシング管
理処理を説明する。
【0032】間隔テーブル30は、従来と全く同様に更
新される。
【0033】予測間隔テーブル33は間隔テーブル30
のカレントフレームカウンタと同様の動作をする予測カ
レントフレームカウンタを各タスクについて格納してい
る。図5は図13の間隔テーブル30の更新に対応した
予測間隔テーブル33の更新を示す図である。間隔テー
ブル30と同様に、予測間隔テーブル33はインターバ
ルタイマ処理部10により更新されるが、更新後のカレ
ントフレームカウンタの値により更新の方法が異なる。
カレントフレームカウンタ≦0の場合、(予測フレーム
カウンタ)=(カレントフレームカウンタ)−(フレー
ムカウンタA)+(フレームカウンタB)の更新を行
う。カレントフレームカウンタ>0の場合、(予測フレ
ームカウンタ)=(カレントフレームカウンタ)−(フ
レームカウンタA)の更新を行う。予測フレームカウン
タが0以下になると次のフレームで該当するタスクの実
行要求があると見なす。尚、この例では、予測フレーム
カウンタは1フレーム前のカレントフレームカウンタを
予測しているが、バンク数に応じて1フレーム以前のフ
レームのカレントフレームカウンタを予測することが出
来る。
【0034】のタイミングでは、TASK2の予測フ
レームカウンタが0なので、次期実行タスク検出部17
はFrame Bの実行タスクをTASK2と予測す
る。TASK2がキャッシュメモリに存在しない、即
ち、キャッシング有無判定部18がキャッシングの必要
有りと判断すると、ターゲットバンク検出部15が割り
当て可能と検出したバンクにロードオペレーション部1
6がTASK2をロードする。
【0035】同様に、のタイミングでは、Frame
Cの実行タスクを予測し、現在キャッシュメモリに存
在しないTASK3のコードをロードする命令を発行す
る。
【0036】図5のように予測間隔テーブルが更新され
た時、TASK1、2、3のタスクコード転送、OSの
タスクスイッチ処理、タスクの実行のタイミングを示し
たのが図6である。このように、本発明のキャッシング
管理処理では、タスクスイッチ処理から目的のタスクが
実行される前にタスクコードの転送を終了しているの
で、待ち時間が発生しない。
【0037】
【発明の効果】本発明のRTOSによれば、ミスヒット
の発生率を上げることなく、キャッシュメモリへのコー
ド転送未完了によるプログラム実行開始の待ち時間のな
いキャッシング管理処理を行うことが出来る。
【0038】以上、本発明を実施の形態に基づいて説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当業
者の通常の知識の範囲内でその変更や改良が可能である
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のRTOSの構成を概念的に示した図で
ある。
【図2】本発明の1実施の形態のRTOSの構成図であ
る。
【図3】予測間隔テーブル33を示す図である。
【図4】キャッシュタグ管理テーブル34を示す図であ
る。
【図5】予測間隔テーブルの更新の例を示す図である。
【図6】本発明のRTOSによるキャッシュメモリへの
タスクコード転送タイミングを示す図である。
【図7】従来のRTOSの構成を概念的に示した図であ
る。
【図8】従来のRTOSの構成図である。
【図9】間隔テーブルを示す図である。
【図10】キャッシュタグ管理テーブル32を示す図で
ある。
【図11】TASK1、2、3のスケジューリングを示
す図である。
【図12】キャッシュメモリとタスクコードが格納され
ている外部メモリの構成を示す図である。
【図13】間隔テーブルの更新の例を示す図である。
【図14】従来のRTOSによるキャッシュメモリへの
タスクコード転送タイミングを示す図である。
【符号の説明】
10 インターバルタイマ処理部 11 周期間隔検出部 12 待ち合わせ登録部 13 タスクスイッチ部 14 タスク部 15 ターゲットバンク検出部 16 ロードオペレーション部 17 次期実行タスク検出部 18 キャッシング有無判定部 30 間隔テーブル 31 待ち合わせテーブル 32、34 キャッシュタグ管理テーブル 33 予測間隔テーブル
フロントページの続き (72)発明者 藤原 雄治 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403番 53 日本電気アイシーマイコンシステム株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュを使用してフレーム毎にタス
    クを処理するマイクロコンピュータのキャッシング制御
    方法において、 現在のフレーム以降のフレームで処理されるタスクを予
    測するタスク予測段階と、 前記キャッシュの中の、現在実行中のタスク以外のタス
    クを格納するための待機キャッシュ領域を識別するキャ
    ッシュ領域識別段階と、 前記タスク予測段階で予測されたタスクの実行フレーム
    より少なくとも1フレーム前に、前記待機キャッシュ領
    域へ、当該タスクをロードするタスクロード段階とを含
    むことを特徴とするキャッシング制御方法。
  2. 【請求項2】 キャッシュを使用してフレーム毎にタス
    クを処理するマイクロコンピュータのRTOS(リアル
    タイムOS)を記録した記録媒体において、前記RTO
    Sは、 現在のフレーム以降のフレームで処理されるタスクを予
    測するタスク予測処理と、 前記キャッシュの中の、現在実行中のタスク以外のタス
    クを格納するための待機キャッシュ領域を識別するキャ
    ッシュ領域識別処理と、 前記タスク予測段階で予測されたタスクの実行フレーム
    より少なくとも1フレーム前に、前記待機キャッシュ領
    域へ、当該タスクをロードするタスクロード処理とをマ
    イクロコンピュータに実行させることを特徴とする記録
    媒体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の記録媒体において、前記
    タスク予測処理は、フレームの移行及び前記タスクの実
    行により更新され、前記タスク毎に定められる現在のフ
    レームに与えられた値から、現在のフレーム以降に実行
    されるフレームの値を算出し、算出された値から現在の
    フレーム以降のフレームで処理されるタスクを予測する
    ことを特徴とする前記RTOSを記録した記録媒体。
  4. 【請求項4】 キャッシュを使用してフレーム毎にタス
    クを処理するマイクロコンピュータにおいて、 現在のフレーム以降のフレームで処理されるタスクを予
    測するタスク予測手段と、 前記キャッシュの中の、現在実行中のタスク以外のタス
    クを格納するための待機キャッシュ領域を識別するキャ
    ッシュ領域識別手段と、 前記タスク予測段階で予測されたタスクの実行フレーム
    より少なくとも1フレーム前に、前記待機キャッシュ領
    域へ、当該タスクをロードするタスクロード手段とを備
    えることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のマイクロコンピュータに
    おいて、前記タスク予測手段は、 フレームの移行及び前記タスクの実行により更新され、
    前記タスク毎に定められるカレントフレームカウンタ
    と、 前記カレントフレームカウンタが現在のフレーム以降の
    フレームでとる値をとる予測フレームカウンタと、を備
    えることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  6. 【請求項6】 請求項4及び5のいずれかに記載のマイ
    クロコンピュータにおいて、複数のバンクを有するキャ
    ッシュを使用するマイクロコンピュータであり、かつ、
    前記バンクの1つを現在実行中のタスクを格納するため
    のバンクとし、前記バンクのうち、現在実行中のタスク
    以外のタスクを格納するためのバンクを前記待機キャッ
    シュ領域とすることを特徴とするマイクロコンピュー
    タ。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれかに記載のマイ
    クロコンピュータにおいて、RTOSに従って動作する
    ことを特徴とするマイクロコンピュータ。
JP9150627A 1997-06-09 1997-06-09 キャッシング制御方法及びマイクロコンピュータ Pending JPH10340197A (ja)

Priority Applications (3)

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JP9150627A JPH10340197A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 キャッシング制御方法及びマイクロコンピュータ
US09/094,355 US20010039558A1 (en) 1997-06-09 1998-06-09 Cache memory management method for real time operating system
EP98110499A EP0884682A3 (en) 1997-06-09 1998-06-09 Cache memory management method for real time operating system

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JP9150627A JPH10340197A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 キャッシング制御方法及びマイクロコンピュータ

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US (1) US20010039558A1 (ja)
EP (1) EP0884682A3 (ja)
JP (1) JPH10340197A (ja)

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