JPH1033462A - 可変絞り装置および内視鏡 - Google Patents

可変絞り装置および内視鏡

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JPH1033462A
JPH1033462A JP8257980A JP25798096A JPH1033462A JP H1033462 A JPH1033462 A JP H1033462A JP 8257980 A JP8257980 A JP 8257980A JP 25798096 A JP25798096 A JP 25798096A JP H1033462 A JPH1033462 A JP H1033462A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡に備えられた絞りを可変絞りとし、開
閉動作の信頼性、光透過部の透過特性および光遮断部の
遮断特性を向上する。 【解決手段】 光を透過するための中心開口112 と輪帯
開口111 を有する金属製絞り板110 と、一端が前記絞り
板110 の周縁に固定され他端が可動とされており、輪帯
開口111 を遮蔽するように前記絞り板110 上に配置され
た光遮光性および可撓性を有する複数の絞り羽根101 〜
108 と、前記絞り板110 および前記絞り羽根101 〜108
に電圧を印加する電源手段120 とからなり、前記電源手
段120 による電圧の印加により前記絞り板110 と前記絞
り羽根101 〜108 との間に生じる静電引力または斥力に
よって前記絞り羽根101 〜108 の他端が変位して前記輪
帯開口111 を遮蔽する面積を増減することにより光が透
過する領域の大きさを調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学機器の可変絞り
装置に関するものであり、特に内視鏡等の小型の観察光
学系に好適な可変絞り装置に関するものである。
【0002】また、本発明は可変絞り装置を内蔵する内
視鏡に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来より、カメラ、ビデオムービー等の
光学機器には絞り装置が設けられ、像面照度並びに被写
界深度の調節が行われている。周知のように、像面照度
と被写界深度との間には相反する関係がある。即ち、像
面照度を高くしようとして絞りを開くと被写界深度が浅
くなり、像面照度を低くしようとして絞りを閉じると被
写界深度が深くなる。従って、一般の光学機器では被写
体に応じ、絞りを最適絞り値に設定するため可変絞り装
置が用いられてきた。
【0004】観察光学系の小型化を要する内視鏡におい
ては、省スペースで実現できる固定絞りが一般に採用さ
れてきた。通常この固定絞りは、絞りを絞って被写界深
度を深く取った状態に設定されている。このように、従
来の内視鏡においては固定絞りを採用していたため、被
写体に応じて絞り値を調節することができず、蛍光観察
のように極端に暗い被写体や遠点の暗い被写体、また逆
に近点の極端に明るい被写体等の観察が適切にできない
という問題点があった。そのため、内視鏡のような小型
の観察光学系にも適応できる可変絞り装置の実現が要望
されていた。
【0005】上記事情を鑑みて、既に数種の内視鏡用可
変絞り装置が提案されている。例えば、特開昭63-27381
0 号においては、エレクトロクロミック材料を用いて光
の遮断・透過を制御するエレクトロクロミック絞りが提
案されている。しかし、現状のエレクトロクロミック材
料は、可視光領域で充分な遮断特性を得ることができな
い。そのため、特開昭63-273810 号に開示された可変絞
りでは充分な遮光効果が得られず、絞りを閉じた状態を
実現することができない。
【0006】また、特開平2-46423号においては、液晶
を用いて光の遮断・透過を制御する液晶絞りが提案され
ている。しかし、液晶は、透過状態にした場合でも透過
率は30%程度しか得られず、光の利用効率が悪い。その
ため、液晶絞りを用いると絞りを開いた状態でも明るい
光学系を達成することができず、暗い被写体の撮影には
不向きになる。
【0007】特開平4-312436号においては、形状記憶合
金の機械的変形を用いて光の遮断・透過を制御する可変
絞りが提案されている。しかし、これでは形状記憶合金
を機械的に変形させるために形状記憶合金を加熱或いは
冷却し、転移点前後で熱制御する必要がある。そのた
め、動作速度が遅いという欠点がある。
【0008】また、特開平4-283715号に開示された可変
絞りは、電磁石のON/OFFによって絞り羽根を動作させ、
光の遮断・透過を制御するものである。しかし、電磁石
を用いた可変絞り装置では装置サイズが大きくなり、内
視鏡先端部に組み込もうとすると内視鏡が太くなるとい
う問題点があり、内視鏡において重要な光学系の小型化
が実現できない。
【0009】さらに、特開平7-140401号では、静電フイ
ルムアクチュエータのスライド動作により光の遮断・透
過を制御する可変絞りが示されている。しかし、静電フ
イルムアクチュエータのスライド動作は摩擦を伴う運動
のために動作が確実でなく、充分な信頼性が得られない
という問題がある。また、信頼性を向上させるために
は、使用環境を乾燥状態に保つ必要があり、装置の複雑
化を招くという欠点がある。また、耐磨耗性を確保する
事が難しいという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記従来より提案され
ている各種装置の欠点に基づき可変絞り装置に求められ
る課題を整理すると、以下に示す機械的特性と光学的特
性に分類される。
【0011】(1)機械的特性 1)小型化できること 2)動作が確実で信頼性があること 3)動作の応答が早いこと (2)光学的特性 1)光透過部の透過特性に優れること 2)光遮断部の遮断特性に優れること 本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであって、上
記課題を解決する可変絞り装置および可変絞り装置を内
蔵した内視鏡を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の可変絞り装置
は、光を透過するための開口を有する光遮光性の絞り板
と、一端が前記絞り板の周縁に固定され他端が可動とさ
れており、それぞれ少なくとも一部が前記絞り板の前記
開口の異なる部分を遮蔽するように前記絞り板上に配置
された光遮光性および可撓性を有する複数の絞り羽根
と、前記絞り板と前記絞り羽根との間に静電気力を生ぜ
しめるように、前記絞り板および前記絞り羽根のうち少
なくともいずれか一方に電圧を印加する電源手段と、前
記静電気力を選択的に引力または斥力とするように、前
記電源手段を制御する制御手段とからなり、前記静電気
力により前記絞り羽根の前記他端を変位させて、前記絞
り羽根が前記開口を遮蔽する面積を増減することにより
前記開口の光が透過する領域の大きさを調節することを
特徴とするものである。
【0013】また、上記可変絞り装置において、前記絞
り板の前記開口を囲むようにして前記絞り板上に立設さ
れた電極壁と、前記絞り羽根と前記電極壁との間に第二
の静電気力を生ぜしめるように、前記電極壁に電圧を印
加する電源手段と、前記第二の静電気力を選択的に引力
または斥力とするように、前記電源手段を制御する制御
手段とをさらに備え、前記第二の静電気力により前記絞
り羽根の前記他端を変位させて、前記絞り羽根が前記開
口を遮蔽する面積を増減することにより前記開口の光が
透過する領域の大きさを調節してもよい。
【0014】前記電極壁は、前記絞り板に対して略垂直
に延びるものであってもよいし、前記絞り板に対して略
平行となる部分を有するものであってもよい。
【0015】ここで、静電気力を選択的に引力または斥
力とするとは、電源手段によって印加する電圧を正、負
間で切り換えることによって静電気力で互いに引き合う
力、または反発し合う力を生ぜしめることを意味する。
【0016】この時、前記静電気力および前記第二の静
電気力を生ぜしめる電源手段は共通のものであってもよ
いし、別個に設けてもよい。電源手段を別個に設けた場
合、各電源手段を制御する制御手段もそれぞれ別個に設
けてもよいし、共通のものとしてもよい。
【0017】前記絞り板は、導電性を有するものであ
り、例えば、絞り板自身が金属製であってもよいし、ガ
ラス板と該ガラス板の片面に備えられた透明電極膜から
なるものであってもよい。
【0018】前記絞り羽根は、エレクトレット素材から
なり所定の電荷が帯電されているものを用いてもよい
し、導電性を有するものであって、例えば、薄膜電極と
該薄膜電極を挟む絶縁フイルムとからなるものであって
もよい。
【0019】また、前記絞り羽根は、一部にスリットを
有し、該スリット部で屈曲して前記他端を変位させるも
のであってもよいし、前記一端側に切り欠き部を有し、
該切り欠き部で屈曲して前記他端を変位させるものであ
ってもよい。
【0020】また、本発明の内視鏡装置は、上述の可変
絞り装置を内蔵したことを特徴とするものである。
【0021】
【発明の効果】本発明の可変絞り装置は、絞り板と絞り
羽根との間に生ずる静電気力による引力または斥力を利
用して開口面積を変化させるようにしたもので、複雑な
機械的構造や電磁石等を用いることがないため、構成が
簡単で小型化を実現することができる。
【0022】また、前記静電気力により前記絞り羽根の
前記可動な他端を変位させて、前記絞り羽根が前記開口
を遮蔽する面積を増減することにより前記開口の光が透
過する領域の大きさを調節するものであるため、動作が
確実で高い信頼性を有し、また、高速な応答が可能であ
る。光は開口を透過するため、充分に高い透過率が得ら
れ、暗い被写体の撮影にも対応することができる。
【0023】なお、光遮光性の絞り板および光遮光性の
絞り羽根を用いているため、光遮断部においては遮光を
十分に行うことができる。
【0024】さらに、絞り板の前記開口を囲むようにし
て該絞り板上に電極壁を立設し、該電極壁と絞り羽根と
の間に第二の静電気力を生ぜしめ、この第二の静電気力
による引力または斥力をも利用することによって、絞り
羽根の変位動作をより確実なものとすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明の具体的な実施の形
態を説明する。
【0026】図9に本発明の電子内視鏡装置を示す。内
視鏡2の先端部3は生体内部1の所望の観察部位に挿入
され、内視鏡2で得られた像はディスプレイ4に映し出
される。
【0027】図10は内視鏡先端部3を詳細に示したも
のである。先端に照明窓および観察窓が設けられてお
り、照明窓の内側には照明レンズ35が備えられている。
該照明レンズ35のさらに内側には生体内部1の観察部位
を照射する照明光38を伝送するライトガイド36が配置さ
れている。また、観察窓の内側には生体1からの観察光
37を結像する対物レンズ31, 32が備えられており、これ
ら対物レンズ31, 32の間には像面照度および被写界深度
を調節する可変絞り装置100 が配置されている。さら
に、観察光37が結像されるCCD等の撮像素子34と、該
撮影素子34に観察像を偏向させるプリズム33とが備えら
れている。
【0028】ライトガイド36により伝送された照明光38
は照明レンズ35を経て照明窓から出射されて生体1の観
察部位に照射される。観察部位からの観察光37は観察窓
で受光され、対物レンズ31, 32、可変絞り装置100 およ
びプリズム33を経て撮像素子34に観察像が結合されて観
察者はディスプレイ4上で観察部位を観察する。
【0029】以下に本発明に係る可変絞り装置100 の具
体的な実施の形態における構成および作用の例を挙げ
る。
【0030】<可変絞り装置の第一の実施の形態> (構成)図1は、可変絞り装置100 の第一の実施形態に
おける上面(A)、正面(B)および底面(C)概略図
である。本可変絞り装置100 は、電極を兼ねる金属製円
板状の絞り板110 、該絞り板110 の周縁部114 に一端が
固定され他端は自由な円錐台形状の絞り羽根101 〜108
、および電源120 から構成される。
【0031】絞り板110 は、詳しくは周縁部114 および
ステー部113 からなり、直径aの中心開口112 と直径b
の輪帯開口111 を有する。
【0032】絞り羽根101 の断面概略図を図7(A)に
示す。絞り羽根101 は、薄膜電極101aと該薄膜電極101a
を挟むテフロン(PITFE )等の樹脂フィルムからなる絶縁
フィルム101b, 101cとの三層構造であり、可撓性ならび
に光遮光性を有するものである(羽根102 〜108 も同
様)。
【0033】なお電源120 は、リード線121,122 によっ
てそれぞれ、絞り板110 および絞り羽根101 〜108 の各
薄膜電極101a〜108aに接続されている。
【0034】(作用)絞り径を最小に絞る場合は、電源
120 を駆動し、リード線121 に負電圧、リード線122 に
正電圧を印加する。これにより、正電圧が印加されてい
る薄膜電極101a〜108aと、負電圧が印加されている絞り
板110 のステー部113 及び周縁部114との間に静電引力
が働くため、絞り羽根101 〜108 が閉じて絞り板110 の
輪帯開口111 を覆い、光は直径aの中心開口112 のみを
通過する。このように絞り羽根101 〜108 が閉じた状態
の時、絞り羽根101 〜108 の隙間から漏れる光は、ステ
ー部113 によって遮断されている。
【0035】絞りを開放する場合は、電源120 を切換
え、リード線121 ならびに122 双方に正電圧を印加す
る。これにより、正電圧が印加されている薄膜電極101a
〜108aと、同様に正電圧が印加されている絞り板110 の
ステー部113 及び周縁部114 との間に静電斥力が働くた
め、図1(B)に示す点線位置まで絞り羽根101 〜108
が開き、光は中心開口112 および輪帯開口111 を含む直
径bの円内を通過する。この時、輪帯開口111 を通過す
る光はステー部113 によって一部遮断される。しかし、
輪帯開口111 に比べてステー部113 の面積は充分に小さ
いので、光学的影響はほとんどない。
【0036】<可変絞り装置の第二の実施の形態> (構成)図2は、可変絞り装置100 の第二の実施形態に
おける上面(A)、正面(B)および底面(C)概略図
である。本可変絞り装置100 は、電極を兼ねる金属製円
板状の絞り板110 、該絞り板110 の周縁部114 に一端が
固定され他端は自由な円錐台形状の絞り羽根101 〜108
、絞り板110 の後述の輪帯開口111 を囲むようにして
絞り板110 上に立設された電極壁131 〜138 および電源
120 から構成される。
【0037】絞り板110 は、詳しくは周縁部114 および
ステー部113 からなり、直径aの中心開口112 と直径b
の輪帯開口111 を有する。
【0038】絞り羽根101 は、詳しくは図7(A)に示
すように、薄膜電極101aと該薄膜電極101aを挟むテフロ
ン(PITFE )等の樹脂フィルムからなる絶縁フィルム101
b, 101cとの三層構造であり、可撓性ならびに光遮光性
を有するものである(羽根102〜108 も同様)。
【0039】なお電源120 は、リード線121,122,123 に
よって、それぞれ、絞り板110 、絞り羽根101 〜108 の
各薄膜電極および電極(電極壁)131 〜138 に接続され
ている。
【0040】(作用)絞り径を最小に絞る場合は、電源
120 を駆動し、リード線121 に負電圧、リード線122 お
よび123 に正電圧を印加する。これにより、正電圧が印
加されている薄膜電極101a〜108aと、負電圧が印加され
ている絞り板110 のステー部113 及び周縁部114 との間
に静電引力が働き、正電圧が印加されている電極131 〜
138 と正電圧が印加されている薄膜電極101aとの間に静
電斥力が働くため、絞り羽根101 〜108 が閉じて絞り板
110 の輪帯開口111 を覆い、光は直径aの中心開口112
のみを通過する。このように絞り羽根101 〜108 が閉じ
た状態の時、絞り羽根101 〜108 の隙間から漏れる光
は、ステー部113 によって遮断されている。
【0041】絞りを開放する場合は、電源120 を切換
え、リード線121 および122 に正電圧、リード線123 に
負電圧を印加する。これにより、正電圧が印加されてい
る薄膜電極101a〜108aと、正電圧が印加されている絞り
板110 のステー部113 及び周縁部114 との間に静電斥力
が働き、負電圧が印加されている電極131 〜138 と正電
圧が印加されている薄膜電極101a〜108aとの間に静電引
力が働くため、図2(B)に示す点線位置まで絞り羽根
101 〜108 が開き、光は中心開口112 および輪帯開口11
1 を含む直径bの円内を通過する。この時、輪帯開口11
1 を通過する光はステー部113 によって一部遮断され
る。しかし、輪帯開口111 に比べてステー部113 の面積
は充分に小さいので、光学的影響はほとんどない。
【0042】<可変絞り装置の第三の実施の形態> (構成)図3は、可変絞り装置100 の第三の実施形態に
おける上面(A)、正面(B)および底面(C)概略図
である。本可変絞り装置100 は、ガラス製円板状の絞り
板110 、該絞り板110 の周縁部114 に一端が固定され他
端は自由な円錐台形状の絞り羽根101 〜108 、および電
源120 から構成される。
【0043】絞り板110 は、詳しくは光遮光処理された
周縁部114 およびステー部113 からなり、直径aの中心
開口112 と直径bの輪帯開口111 を有する。さらに、周
縁部114 並びに輪帯開口111 の底面には、ITO 膜から成
り光透過性に優れる透明電極膜115 が備えられている。
【0044】絞り羽根101 〜108 の断面概略図を図7
(B)に示す。絞り羽根101 〜108 は、ポリフッカビニ
リデン(PVDF)樹脂等をエレクトレット処理したエレクト
レットフィルムから構成される。ここでは、負にエレク
トレット処理されている(図中"−"記号は負に帯電して
いることを意味する)。エレクトレットフィルムは、可
撓性ならびに光遮光性を有するものである。
【0045】なお、電源120 は、リード線121 によっ
て、透明電極膜115 に接続されている。
【0046】(作用)絞り径を最小に絞る場合は、電源
120 を駆動し、リード線121 に正電圧を印加する。絞り
羽根101 〜108 は負に帯電しているため、該絞り羽根10
1 〜108 と正電圧が印加されている透明電極膜115 との
間に静電引力が働く。これにより、絞り羽根101 〜108
が閉じて絞り板110 の輪帯開口111 を覆い、光は直径a
の中心開口112 のみを通過する。このように絞り羽根10
1 〜108 が閉じた状態の時、絞り羽根101 〜108 の隙間
から漏れる光は、ステー部113 によって遮断されてい
る。
【0047】絞りを開放する場合は、電源120 を切換
え、リード線121 に負電圧を印加する。絞り羽根101 〜
108 は負に帯電しているため、該絞り羽根101 〜108 と
負電圧が印加されている透明電極膜115 との間に静電斥
力が働く。これにより、図3(B)に示す点線位置まで
絞り羽根101 〜108 が開き、光は中心開口112 および輪
帯開口111 を含む直径bの円内を通過する。この時、輪
帯開口111 を通過する光はステー部113 によって一部遮
断される。しかし、輪帯開口111 に比べてステー部113
の面積は充分に小さいので、光学的影響はほとんどな
い。
【0048】<可変絞り装置の第四の実施の形態> (構成)図4は、可変絞り装置100 の第四の実施形態に
おける上面(A)、正面(B)および底面(C)概略図
を示す。本可変絞り装置100 は、ガラス製円板状の絞り
板110 、該絞り板110 の周縁部114 に一端が固定され他
端は自由な円錐台形状の絞り羽根101 〜108 、絞り板11
0 の後述の輪帯開口111 を囲むようにして絞り板110 上
に立設された電極壁131 〜138 および電源120 から構成
される。
【0049】絞り板110 は、詳しくは光遮光処理された
周縁部114 およびステー部113 からなり、直径aの中心
開口112 と直径bの輪帯開口111 を有する。さらに、周
縁部114 並びに輪帯開口111 の底面には、ITO 膜から成
り光透過性に優れる透明電極膜115 が備えられている。
【0050】絞り羽根101 〜108 は、詳しくは図7
(B)に示すように、ポリフッカビニリデン(PVDF)樹脂
等をエレクトレット処理したエレクトレットフィルムか
ら構成される。ここでは、負にエレクトレット処理され
ている。エレクトレットフィルムは、可撓性ならびに光
遮光性を有するものである。
【0051】なお、電源120 は、リード線121,122 によ
って、透明電極膜115 および電極(電極壁)131 〜138
に接続されている。
【0052】(作用)絞り径を最小に絞る場合は、電源
120 を駆動し、リード線121 に正電圧、リード線122 に
負電圧を印加する。絞り羽根101 〜108 は負に帯電して
いるため、絞り羽根101 〜108 と正電圧が印加されてい
る透明電極膜115 との間に静電引力が働き、負電圧が印
加されている電極131 〜138 との間に静電斥力が働く。
これにより、絞り羽根101 〜108 が閉じて絞り板110 の
輪帯開口111 を覆い、光は直径aの中心開口112 のみを
通過する。このように絞り羽根101 〜108 が閉じた状態
の時、絞り羽根101 〜108 の隙間から漏れる光はステー
部113 によって遮断されている。
【0053】絞りを開放する場合は、電源120 を切換
え、リード線121 に負電圧、リード線122 に正電圧を印
加する。絞り羽根101 〜108 は負に帯電しているため、
該絞り羽根101 〜108 と負電圧が印加されている透明電
極膜115 との間に静電斥力が働き、正電圧が印加されて
いる電極131 〜138 との間に静電引力が働く。これによ
り、図4(B)に示す点線位置まで絞り羽根101 〜108
が開き、光は中心開口112 および輪帯開口111 を含む直
径bの円内を通過する。この時、輪帯開口111 を通過す
る光はステー部113 によって一部遮断される。しかし、
輪帯開口111 に比べてステー部113 の面積は充分に小さ
いので、光学的影響はほとんどない。
【0054】<可変絞り装置の第五の実施の形態> (構成)図5は、可変絞り装置100 の第五の実施形態に
おける上面(A)、正面(B)および底面(C)概略図
を示す。本可変絞り装置100 は、ガラス製円板状の絞り
板110 、該絞り板110 の周縁部114 に一端が固定され他
端は自由な円錐台形状の絞り羽根101 〜108 、絞り板11
0 の後述の輪帯開口111 を囲むようにして絞り板110 上
に立設された電極壁131'〜138'および電源120 から構成
される。
【0055】本実施形態における電極壁131'〜138'は、
その一部が絞り板110 に対して平行となるような形状に
形成されている。該形状とすることにより、前述の実施
形態の場合と比較して電極壁を光軸方向へ延長すること
なく、電極壁および絞り羽根の可動部分の面積を大きく
することができる。電極壁と絞り羽根との接触可能な面
積が大きくなることにより、両者間に働く静電気力を大
きくすることができ、絞り羽根の開閉を確実に行うこと
ができる。
【0056】絞り板110 は、詳しくは光遮光処理された
周縁部114 およびステー部113 からなり、直径aの中心
開口112 と直径bの輪帯開口111 を有する。さらに、周
縁部114 並びに輪帯開口111 の底面には、ITO 膜から成
り光透過性に優れる透明電極膜115 が備えられている。
【0057】絞り羽根101 〜108 は、詳しくは図7
(B)に示すように、ポリフッカビニリデン(PVDF)樹脂
等をエレクトレット処理したエレクトレットフィルムか
ら構成される。ここでは、負にエレクトレット処理され
ている。エレクトレットフィルムは、可撓性ならびに光
遮光性を有するものである。
【0058】なお、電源120 は、リード線121,122 によ
って、透明電極膜115 および電極(電極壁)131'〜138'
に接続されている。
【0059】(作用)本実施形態の作用は上記第四の実
施形態における作用とほぼ同様である。絞り開放時、絞
り羽根101 〜108 は、電極壁131'〜138'の形状に沿っ
て、折れ曲がった状態で同電極に引きつけられる。第二
または第四の実施形態における電極壁131 〜138 の場合
と比較して、絞り羽根101 〜108 の可動な部分の面積が
広がったため、羽根101 〜108 はより動き易くなる。ま
た、絞り羽根101 〜108 と電極壁131'〜138'との接触可
能な面積が大きくなっているため、両者間に生じる静電
気力は同等の電圧を印加した場合の第二または第四の実
施形態において生じる静電気力よりも大きくなり、絞り
羽根101 〜108 の開閉の確実性を向上することができ
る。
【0060】以上に述べた各可変絞り装置においては、
絞り径を最小に絞った場合と最大に開放した場合につい
て説明したが、絞りの調節は印加電圧を調節することに
よって可能となる。
【0061】また、上記第三、第四および第五の実施形
態の可変絞り装置における絞り板110 について、ステー
部113 を設けないをものを図6に示す。通常、絞り羽根
101〜108 が閉じた状態の時、絞り羽根101 〜108 の隙
間からいくらか光が漏れる。しかし、絞り羽根101 〜10
8 の隙間を小さくすると漏れ光を少なくできる。この漏
れ光が僅かな場合は、図6のようにステー部113 を省略
しても良い。
【0062】なお、上記第一から第四の実施形態におい
て、絞り羽根101 〜108 に、例えば、図8(A)のよう
な切り欠き部201a、同図(B)のようなスリット201c等
を設けても良い。切り欠き部201aあるいはスリット201c
を設けたことによって、点線201bあるいは201dに沿っ
て、羽根は容易に折り曲げ可能となり、絞りの開閉をよ
りスムーズに行うことができる。
【0063】また、上記第五の実施形態において、絞り
羽根101 〜108 に、例えば図8(C)等のようなスリッ
ト201e,201fを設けてもよい。このスリット201e,201fに
よって、点線201g,201h に沿って、電極壁131'〜138'の
絞り板110 に垂直な部分および平行な部分に沿うように
羽根101 〜108 が容易に屈曲し、絞りの開閉をよりスム
ーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る可変絞り装置の
上面(A)、正面(B)、底面(C)概略図
【図2】本発明の第二の実施形態に係る可変絞り装置の
上面(A)、正面(B)、底面(C)概略図
【図3】本発明の第三の実施形態に係る可変絞り装置の
上面(A)、正面(B)、底面(C)概略図
【図4】本発明の第四の実施形態に係る可変絞り装置の
上面(A)、正面(B)、底面(C)概略図
【図5】本発明の第五の実施形態に係る可変絞り装置の
上面(A)、正面(B)、底面(C)概略図
【図6】第三、第四および第五の実施形態における絞り
板の他の態様を示す図
【図7】第一および第二の実施形態に用いられる絞り羽
根(A)と、第三、第四および第五の実施形態に用いら
れる絞り羽根(B)の断面概略図
【図8】切り欠き部またはスリットを有する絞り羽根を
示す図
【図9】本発明の可変絞り装置を用いた電子内視鏡装置
の説明図
【図10】本発明の可変絞り装置を用いた電子内視鏡装
置の先端部説明図
【符号の説明】
1 生体 2 内視鏡 3 内視鏡先端部 4 ディスプレイ 31, 32 対物レンズ 33 プリズム 34 撮像素子 35 照明レンズ 36 ライトガイド 37 観察光 38 照明光 100 可変絞り装置 101 〜108 絞り羽根 101a 薄膜電極 101b,101c 絶縁フィルム(テフロン(PTFE)等の樹脂
フィルム) 110 絞り板 111 輪帯開口 112 中心開口 113 ステー部 114 周縁部 115 透明電極膜 120 電源 121 〜123 リード線 131 〜138 電極壁

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を透過するための開口を有する光遮光
    性の絞り板と、 一端が前記絞り板の周縁に固定され他端が可動とされて
    おり、それぞれ少なくとも一部が前記絞り板の前記開口
    の異なる部分を遮蔽するように前記絞り板上に配置され
    た光遮光性および可撓性を有する複数の絞り羽根と、 前記絞り板と前記絞り羽根との間に静電気力を生ぜしめ
    るように、前記絞り板および前記絞り羽根のうち少なく
    ともいずれか一方に電圧を印加する電源手段と、 前記静電気力を選択的に引力または斥力とするように、
    前記電源手段を制御する制御手段とからなり、 前記静電気力により前記絞り羽根の前記他端を変位させ
    て、前記絞り羽根が前記開口を遮蔽する面積を増減する
    ことにより前記開口の光が透過する領域の大きさを調節
    することを特徴とする可変絞り装置。
  2. 【請求項2】 前記絞り板の前記開口を囲むようにして
    前記絞り板上に立設された電極壁と、 前記絞り羽根と前記電極壁との間に第二の静電気力を生
    ぜしめるように、前記電極壁に電圧を印加する電源手段
    と、 前記第二の静電気力を選択的に引力または斥力とするよ
    うに、前記電源手段を制御する制御手段とをさらに備
    え、 前記第二の静電気力により前記絞り羽根の前記他端を変
    位させて、前記絞り羽根が前記開口を遮蔽する面積を増
    減することにより前記開口の光が透過する領域の大きさ
    を調節すること特徴とする請求項1記載の可変絞り装
    置。
  3. 【請求項3】 前記立設された電極壁が、前記絞り板に
    対して略垂直に延びるものであることを特徴とする請求
    項2記載の可変絞り装置。
  4. 【請求項4】 前記立設された電極壁が、前記絞り板に
    対して略平行となる部分を有するものであることを特徴
    とする請求項2記載の可変絞り装置。
  5. 【請求項5】 前記絞り板が、導電性を有するものであ
    ることを特徴とする請求項1から4いずれか記載の可変
    絞り装置。
  6. 【請求項6】 前記導電性を有する絞り板が、ガラス板
    と該ガラス板の片面に備えられた透明電極膜からなるこ
    とを特徴とする請求項5記載の可変絞り装置。
  7. 【請求項7】 前記絞り羽根が、エレクトレット素材か
    らなり、所定の電荷が帯電されているものであることを
    特徴とする請求項1から6いずれか記載の可変絞り装
    置。
  8. 【請求項8】 前記絞り羽根が、導電性を有するもので
    あることを特徴とする請求項1から6いずれか記載の可
    変絞り装置。
  9. 【請求項9】 前記導電性を有する絞り羽根が、薄膜電
    極と該薄膜電極を挟む絶縁フイルムとからなることを特
    徴とする請求項8記載の可変絞り装置。
  10. 【請求項10】 前記絞り羽根が、一部にスリットを有
    し、該スリットで屈曲して前記絞り羽根の前記他端を変
    位させるものであることを特徴とする請求項1から9い
    ずれか記載の可変絞り装置。
  11. 【請求項11】 前記絞り羽根が、該絞り羽根の前記一
    端側の一部に切り欠き部を有し、該切り欠き部で屈曲し
    て前記絞り羽根の前記他端を変位させるものであること
    を特徴とする請求項1から9いずれか記載の可変絞り装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1から11いずれか記載の可変
    絞り装置を内蔵したことを特徴とする内視鏡。
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