JPH10334190A - 文字認識方法、装置および記録媒体 - Google Patents

文字認識方法、装置および記録媒体

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JPH10334190A
JPH10334190A JP9141354A JP14135497A JPH10334190A JP H10334190 A JPH10334190 A JP H10334190A JP 9141354 A JP9141354 A JP 9141354A JP 14135497 A JP14135497 A JP 14135497A JP H10334190 A JPH10334190 A JP H10334190A
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JP
Japan
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recognition
character
pattern
category
candidate
Prior art date
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Application number
JP9141354A
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English (en)
Inventor
Yukihisa Uchiyama
幸央 内山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い範囲の文字種に適用でき、認識率が高
く、かつ速度の低下を抑える。 【解決手段】 認識制御部103は、入力パターンの属
性(文字種、複雑度)に応じて第1認識部を実行させる
か否かを決める。第2認識部は無条件に実行する。認識
結果統合部110は、両認識部から認識結果が出力され
たとき、候補カテゴリを統合して最終的な認識結果を出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字認識方法に関
し、特に、複数の認識部を使って文字を認識する文字認
識方法、装置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】主に手書き文字を対象とした光学文字読
取装置(OCR)に利用される文字認識方法は、パター
ンの構造を表す構造特徴を用いる構造解析的手法と、局
所的な小パターンの分布にもとづくヒストグラム特徴を
用いる統計的手法とに大別される。
【0003】構造解析的手法とは一般に、文字のストロ
ークや輪郭線を基本的な線要素に分解し、それらのつな
がり具合を調べる手法である。図3に示す例では、
「4」なる入力パターンが2つの基本ストロークに分解
され、それらと一致するか、もしくは類似度の高い構造
特徴を持つ標準モデルが探される結果、カテゴリ「4」
が認識候補として選択されている。
【0004】統計的手法とは一般に、文字パターンをい
くつかの小領域に分割し、各小領域の中に、あらかじめ
定められた小パターンがどれだけあるかを調べ、ヒスト
グラムを作成する手法である。小パターンとして、例え
ば注目画素とその上下左右に隣接する画素の状態によっ
て、図5に示す14種類を考える。それらは、黒画素の
つながる方向によって水平・垂直・右上がり・右下がり
の4つの方向コードに分類されている。図4に示す例で
は、「4」なる入力パターンが3×3の小領域に分割さ
れ、各小領域内の4つの方向コード数をカウントして、
4×3×3=36成分のヒストグラム特徴を得る。そし
てこれと一致するか、もしくは類似度の高い標準ヒスト
グラムが探される結果、カテゴリ「4」が認識候補とし
て選択されている。
【0005】ところで、従来から複数の認識部を組み合
わせることによって高い認識精度を達成しようとするア
プローチが考えられている。特に、異なった認識プロセ
スを持つ構造解析的手法と統計的手法を組み合わせれ
ば、互いに相補的な作用を及ぼし、高い効果が得られる
と期待される。この考えにもとづく認識方法が、T.S
uzuki他”A Handwritten Char
acter Recognition System
by Efficient Combination
of Multiple Classifiers”,
DAS 94等に提案されている。その他に、マッチン
グ識別部と外部特徴抽出識別部を備え、常に2つの識別
部を実行させる文字読取装置もある(特公昭52−36
377号公報を参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は、入力パターンにかかわらず常に複数の認識部を実行
していたため、認識速度が低下する問題があった。この
問題を回避するには、複数のプロセッサを用いて各認識
部を並列処理させればよいが、それには専用のハードウ
ェアや複雑な装置構成が必要になる。
【0007】また、漢字などの複雑なパターンに対して
構造解析的手法を適用するのは困難である。というの
も、基本の線要素が細かく、非常に多数になって、構造
特徴を抽出する処理の正確さと速度が十分でなくなって
しまう。さらに、線要素同士のつながり方にも様々なケ
ースが生じるため、各カテゴリに対する標準モデルの数
が爆発的に増大してしまう。したがって、現実に構造解
析的手法が有効に利用できるのは、数字や英字等の簡単
な字形からなる文字種に限られる。このため、構造解析
的手法と統計的手法を組み合わせる方法は、これまで数
字や英字に限定されるという問題があった。
【0008】本発明は上記した事情を考慮してなされた
もので、本発明の目的は、広い範囲の文字種に適用で
き、認識率が高く、かつ速度の低下を抑えた文字認識方
法、装置および記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、文字パターンの構造を表
す構造特徴を抽出し、各カテゴリの標準モデルとのマッ
チングを行ない、候補カテゴリを出力する第1の認識処
理方法と、局所的な小パターンの分布に基づいてヒスト
グラム特徴を抽出し、各カテゴリの標準ヒストグラムと
のマッチングを行ない、候補カテゴリを出力する第2の
認識処理方法とを有し、入力された文字パターンの属性
に応じて、一方もしくは両方の認識処理方法を用いて認
識を行ない、それぞれの認識処理方法によって出力され
る候補カテゴリを統合することにより、最終的な認識結
果を出力することを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明では、前記入力された
認識対象文字種または予め指定された認識対象文字種に
応じて、前記第1、第2の認識処理方法を用いることを
特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明では、前記入力された
パターンの複雑度に応じて、前記第1、第2の認識処理
方法を用いることを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明では、前記第1および
第2の認識処理方法を用いて認識した場合において、前
記第2の認識処理方法によって出力される候補カテゴリ
の中に、前記第1の認識処理方法によって出力される1
位候補カテゴリが含まれていたとき、最終的な認識結果
として、前記第1の認識処理方法によって出力される候
補カテゴリを優先することを特徴としている。
【0013】請求項5記載の発明では、前記第1および
第2の認識処理方法を用いて認識した場合において、前
記第2の認識処理方法によって出力される1位候補カテ
ゴリの文字種が所定の文字種であるとき、最終的な認識
結果として、前記第1の認識処理方法によって出力され
る候補カテゴリを優先することを特徴としている。
【0014】請求項6記載の発明では、文字パターンの
構造を表す構造特徴を抽出し、各カテゴリの標準モデル
とのマッチングを行ない、候補カテゴリを出力する第1
の認識手段と、局所的な小パターンの分布に基づいてヒ
ストグラム特徴を抽出し、各カテゴリの標準ヒストグラ
ムとのマッチングを行ない、候補カテゴリを出力する第
2の認識手段と、入力された文字パターンの属性を判定
する手段と、該判定結果に応じて前記第1、第2の認識
手段の実行を制御する手段と、前記第1、第2の認識手
段から出力される候補カテゴリを統合して、最終的な認
識結果を出力する手段を備えたことを特徴としている。
【0015】請求項7記載の発明では、文字パターンの
構造を表す構造特徴を抽出し、各カテゴリの標準モデル
とのマッチングを行ない、候補カテゴリを出力する第1
の認識機能と、局所的な小パターンの分布に基づいてヒ
ストグラム特徴を抽出し、各カテゴリの標準ヒストグラ
ムとのマッチングを行ない、候補カテゴリを出力する第
2の認識機能と、入力された文字パターンの属性を判定
する機能と、該判定結果に応じて前記第1、第2の認識
機能の実行を制御する機能と、前記第1、第2の認識機
能から出力される候補カテゴリを統合して、最終的な認
識結果を出力する機能をコンピュータに実現させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体であることを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて具体的に説明する。図1は、本発明の実施例1か
ら5に共通する構成を示す。パターン入力部(101)
では文字パターンをスキャナー等で読み取り、パターン
記憶部(102)に記憶する。認識制御部(103)
は、入力パターンの属性に応じて、第1認識部または第
2認識部に制御を移す。
【0017】第1認識部では、構造特徴抽出部(10
4)が入力パターンを画像処理して、パターンの構造特
徴を表す構造特徴を抽出し、モデルマッチング部(10
5)において、認識辞書の中の標準モデル格納部(10
6)に格納された各カテゴリの標準モデルとのマッチン
グを行なう。
【0018】第2認識部では、ヒストグラム特徴抽出部
(107)が入力パターンを画像処理して、パターンの
特徴を表すヒストグラム特徴を抽出し、ヒストグラムマ
ッチング部(108)において、認識辞書の中の標準ヒ
ストグラム格納部(108)に格納された各カテゴリの
標準ヒストグラムとのマッチングを行なう。それぞれの
認識部から出力される候補カテゴリは認識結果統合部
(110)へ送られ、そこで候補カテゴリを統合して、
最終的な認識結果が作成される。
【0019】図2は、本発明の処理フローチャートを示
す。パターン入力部101から文字パターンを入力し、
パターン記憶部102に格納する(ステップ201)。
認識制御部103は、パターン記憶部102から入力パ
ターンの属性を取得し(ステップ202)、属性に従っ
て第1認識部を実行するかどうかを判定する(ステップ
203)。
【0020】実行する(ステップ203でYes)と判
定された場合には、構造特徴抽出部104は、文字パタ
ーンから構造特徴を抽出し(ステップ204)、次い
で、モデルマッチング部105は辞書内の標準モデルと
のモデルマッチングを行なう(ステップ205)。
【0021】続いて、認識制御部103は、第2認識部
を実行するかどうかを判定する(ステップ206)。実
行する(ステップ206でYes)と判定されるか、第
1認識部を実行しない(ステップ203でNo)場合に
は、ヒストグラム特徴抽出部107は、文字パターンか
らヒストグラム特徴を抽出し(ステップ207)、ヒス
トグラムマッチング部108は辞書内の標準ヒストグラ
ムとのヒストグラムマッチングを行なう(ステップ20
8)。その後、認識結果統合部110は、認識結果を統
合し、最終的な認識結果を出力する(ステップ20
9)。
【0022】なお、判定・実行をすべき認識部の処理順
序は上記した例に限定されるものではなく、第2認識部
の判定・実行を先にし、そのあとに第1認識部の判定・
実行を処理することも可能である。また、上記したフロ
ーチャートは、一般性を考慮して、第2認識部を実行す
るか否かを判定するステップ206を設けているが、以
下で説明する各実施例では、第2認識部を無条件で実行
させている。
【0023】〈実施例1〉文字パターンとして、数字
「4」が入力されたとする。本実施例では入力パターン
の属性として、認識対象文字種とパターンの複雑度を取
得し、認識制御部103は取得した属性に応じて、第1
の認識部を実行させるか否かを決定する。複雑度として
は、入力パターンから抽出された方向コード(図5)の
総数を用いる。また、取得した認識対象文字種を「数字
+漢字」とし、文字パターン「4」の複雑度を50とす
る。
【0024】この入力パターンについて、認識制御部1
03が、構造解析的手法をベースとした第1の認織部を
実行するかどうかを決定する。まず、認識制御部103
は認識対象文字種をチェックする。認識対象文字種の中
に数字も英字も含まれなければ、第1の認識部を実行し
ない。
【0025】さらに、認識制御部103は複雑度をチェ
ックする。複雑度が100以上ならば、第1の認識部を
実行しない。本実施例の場合、認識対象文字種である
「数字+漢字」には数字「4」が含まれ、複雑度50は
100未満なので、第1の認識部を実行することが決定
される。
【0026】続いて、第2の認識部を実行する(本実施
例では、第2の認識部は無条件に実行される)。2種類
の認識部を実行した結果、異なる2つの候補カテゴリを
得る(図6)。ここでは、構造解析的手法用の標準モデ
ルが数字・英字に限定されていて、したがって認識対象
文字種が「数字+漢字」の場合、第1の認識部からは数
字候補のみが出力されるものとする。
【0027】図6によると、第2の認識部は「千」を候
補の1位にあげているが、第1の認織部が「4」を候補
の1位にあげているので、入力パターンは「4」と読め
る構造を持つことがわかる。そこで、認識結果統合部1
10では、第2の認識部の候補の中に「4」をサーチ
し、確かにあるので、構造・統計の両側面からみて
「4」が最も妥当であると判断し、これを最終的な1位
候補とする。
【0028】なお、判定・実行をすべき第1、第2認織
部の処理順序が逆になっていてもよい。その場合、まず
第2の認識部を(無条件に)実行する。そうすると第2
の認識部でヒストグラム特徴を抽出する過程で、方向コ
ードの総数もカウントできるので、第2の認識部の実行
と複雑度の算出を同時に行なうことができる。
【0029】〈実施例2〉本実施例では、認識制御部1
03は、予め指定された認識対象文字種に応じて、用い
る認識部を決定する。すなわち、認識対象文字種として
「漢字」が指定されている場合には、第1の認識部は実
行されず、第2の認識部だけが実行される。これによ
り、もともと数字・英字の標準モデルしか持たない第1
の認識部を実行するという、余計な処理を省ける。
【0030】〈実施例3〉本実施例では、認識制御部1
03は、入力パターンの複雑度に応じて、用いる認識部
を決定する。例えば、「認」のような文字パターンが入
力されたとする。この漢字は画数が多く、複雑度も高
い。例えば複雑度を150とすると、所定の判定しきい
値100よりも大きいので、第1の認識部は実行され
ず、第2の認識部だけが実行される。これにより、もと
もと数字・英字の標準モデルしか持たない第1の認識部
を実行するという、余計な処理を省ける。
【0031】〈実施例4〉実施例4は、第1、第2の認
識部が実行されたときの認識結果の決定の仕方に係るも
のである。文字パターン「2」が入力されたとする。実
施例1と同様に、認識対象文字種が「数字+漢字」で、
複雑度が40とすると、2種類の認識部が実行されるこ
とになるが、それぞれの認識部から出力される候補カテ
ゴリの例を図7に示す。
【0032】構造的には「2」と認識されても、パター
ンが全体に縦長で、下側の横ストロークが短かったりす
ると、統計的手法では「2」が候補にならない場合があ
る。そこで、本実施例の認識結果統合部110では、第
2の認識部から出力された1位候補の文字種が所定の文
字種であるか否かをチェックする。所定の文字種を「数
字・英字」とすれば、1位候補の数字「7」は、所定の
文字種に含まれるので、第1の認識部の結果を優先し、
最終的な1位候補「2」を得る。
【0033】〈実施例5〉実施例5も、実施例4と同様
に、第1、第2の認識部が実行されたときの認識結果の
決定の仕方に係るものである。文字パターンとして
「己」が入力されたとする。実施例1と同様に、認識対
象文字種が「数字+漢字」で、この漢字は単純な字形な
ので複雑度を50とすると、2種類の認識部が実行され
ることになる。図8は、それぞれの認識部から出力され
る候補カテゴリの例を示す。
【0034】第1の認識部からは数字のみが候補として
あがるが、その候補数字の中で最も字形が似ている
「2」が出力される可能性が高い。しかし、この場合に
第1の認識部の認識結果を優先すると誤認が発生するこ
とになる。
【0035】そこで、本実施例の認識結果統合部110
では、第2の認識部から出力された1位候補の文字種が
所定の文字種であるか否かをチェックする。所定の文字
種を「数字・英字」とすれば、1位候補の漢字は所定の
文字種に含まれないので、第1の認識部の結果は優先さ
れない。そして、第2の認識部の認識結果を優先し、最
終的な1位候補「己」を得る。
【0036】〈実施例6〉本発明は上記した実施例に限
定されず、ソフトウェアによっても実現することができ
る。本発明をソフトウェアによって実現する場合には、
図9に示すように、CPU、ROM、RAM、表示装
置、ハードディスク、キーボード、CD−ROMドライ
ブ、スキャナなどからなる汎用の処理装置を用意し、C
D−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体
には、本発明の文字認識機能を実現するプログラムが記
録されている。また、スキャナなどから入力された文書
などの画像は一時的にハードディスクなどに格納され
る。そして、該プログラムが起動されると、一時保存さ
れた画像データが読み込まれて、文字認識処理を実行
し、その結果をディスプレイなどに出力する。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、複雑な入力パターンに対して構造解析的手法を適用
しないように認識部を制御しているので、認識対象文字
種を数字や英字のみに限定することなく、なおかつ無駄
な特徴抽出・マッチング時間を抑えた文字認識が実現で
きる。
【0038】また一方、必要に応じて構造解析的手法と
統計的手法の両方を利用し、パターン構造を重視しつつ
両者の適切な統合を行なうことにより、数字と漢字の両
方を含むような認識対象文字種の組み合わせに対して
も、高い認識率を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1から5に共通する構成を示
す。
【図2】本発明の処理フローチャートを示す。
【図3】構造解析的手法を説明する図である。
【図4】統計的手法を説明する図である。
【図5】方向コードを示す。
【図6】実施例1における候補カテゴリを示す。
【図7】実施例4における候補カテゴリを示す。
【図8】実施例5における候補カテゴリを示す。
【図9】本発明の実施例6の構成を示す。
【符号の説明】
101 パターン入力部 102 パターン記憶部 103 認識制御部 104 構造特徴抽出部 105 モデルマッチング部 106 標準モデル格納部 107 ヒストグラム特徴抽出部 108 ヒストグラムマッチング部 109 標準ヒストグラム格納部 110 認識結果統合部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字パターンの構造を表す構造特徴を抽
    出し、各カテゴリの標準モデルとのマッチングを行な
    い、候補カテゴリを出力する第1の認識処理方法と、局
    所的な小パターンの分布に基づいてヒストグラム特徴を
    抽出し、各カテゴリの標準ヒストグラムとのマッチング
    を行ない、候補カテゴリを出力する第2の認識処理方法
    とを有し、入力された文字パターンの属性に応じて、一
    方もしくは両方の認識処理方法を用いて認識を行ない、
    それぞれの認識処理方法によって出力される候補カテゴ
    リを統合することにより、最終的な認識結果を出力する
    ことを特徴とする文字認識方法。
  2. 【請求項2】 前記入力された認識対象文字種または予
    め指定された認識対象文字種に応じて、前記第1、第2
    の認識処理方法を用いることを特徴とする請求項1記載
    の文字認識方法。
  3. 【請求項3】 前記入力されたパターンの複雑度に応じ
    て、前記第1、第2の認識処理方法を用いることを特徴
    とする請求項1記載の文字認識方法。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の認識処理方法を用
    いて認識した場合において、前記第2の認識処理方法に
    よって出力される候補カテゴリの中に、前記第1の認識
    処理方法によって出力される1位候補カテゴリが含まれ
    ていたとき、最終的な認識結果として、前記第1の認識
    処理方法によって出力される候補カテゴリを優先するこ
    とを特徴とする請求項1記載の文字認識方法。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の認識処理方法を用
    いて認識した場合において、前記第2の認識処理方法に
    よって出力される1位候補カテゴリの文字種が所定の文
    字種であるとき、最終的な認識結果として、前記第1の
    認識処理方法によって出力される候補カテゴリを優先す
    ることを特徴とする請求項1記載の文字認識方法。
  6. 【請求項6】 文字パターンの構造を表す構造特徴を抽
    出し、各カテゴリの標準モデルとのマッチングを行な
    い、候補カテゴリを出力する第1の認識手段と、局所的
    な小パターンの分布に基づいてヒストグラム特徴を抽出
    し、各カテゴリの標準ヒストグラムとのマッチングを行
    ない、候補カテゴリを出力する第2の認識手段と、入力
    された文字パターンの属性を判定する手段と、該判定結
    果に応じて前記第1、第2の認識手段の実行を制御する
    手段と、前記第1、第2の認識手段から出力される候補
    カテゴリを統合して、最終的な認識結果を出力する手段
    を備えたことを特徴とする文字認識装置。
  7. 【請求項7】 文字パターンの構造を表す構造特徴を抽
    出し、各カテゴリの標準モデルとのマッチングを行な
    い、候補カテゴリを出力する第1の認識機能と、局所的
    な小パターンの分布に基づいてヒストグラム特徴を抽出
    し、各カテゴリの標準ヒストグラムとのマッチングを行
    ない、候補カテゴリを出力する第2の認識機能と、入力
    された文字パターンの属性を判定する機能と、該判定結
    果に応じて前記第1、第2の認識機能の実行を制御する
    機能と、前記第1、第2の認識機能から出力される候補
    カテゴリを統合して、最終的な認識結果を出力する機能
    をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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