JPH10334064A - 負荷分散方式 - Google Patents

負荷分散方式

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JPH10334064A
JPH10334064A JP9137090A JP13709097A JPH10334064A JP H10334064 A JPH10334064 A JP H10334064A JP 9137090 A JP9137090 A JP 9137090A JP 13709097 A JP13709097 A JP 13709097A JP H10334064 A JPH10334064 A JP H10334064A
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JP
Japan
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transaction
parallel processing
response
socket
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JP9137090A
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Tomoji Fujita
智士 藤田
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NEC Software Shikoku Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の端末からトランザクションを受信して
複数の並列処理サーバに分配する通信処理装置を有する
負荷分散方式において、並列処理サーバの数が多くなっ
た場合の性能劣化が少ないトランザクション分配を実現
する。 【解決手段】 並列処理サーバと通信する為のソケット
を送信用ソケットと受信用ソケットにわけ、送信用ソケ
ットはトランザクション分配手段が管理して負荷分散を
一元的に行い、受信用ソケットは複数の応答受付手段が
分担して並列に監視する構成にすることで、並列処理サ
ーバ数が増大した場合の性能劣化を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末からト
ランザクションを受信して、複数の並列処理サーバに分
配する負荷分散方式に関し、特に端末へのトランザクシ
ョン応答を複数のプロセスに分かれて並列に待ち合わせ
る負荷分散方式に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の端末からトランザクションを受信
して、複数の並列処理サーバに該トランザクションを分
配する通信処理装置を有する負荷分散方式おいて、複数
の並列処理サーバの処理能力や動的な負荷変動に対応す
るため、従来は、(1)複数の端末と複数の並列処理サ
ーバ間のトランザクション及びトランザクション応答を
単独のプロセスで一元的に処理する方法や、(2)「特
開昭63−318662号公報」に記載された通信処理
装置が端末から受信したトランザクションを全て共有メ
モリ装置内の入力キューに一元的に登録し、それぞれの
並列処理サーバが1つのトランザクション処理が終わる
毎に入力キューから未処理のトランザクションを取り出
す方法がとられている。
【0003】上記特開昭63−318662号公報に
は、図5に示すトランザクション処理の負荷分散システ
ム方式のブロック図について開示している。図5におい
て、各CPU1,2,3の共用メモリ装置4内に入力ト
ランザクション処理キュー5と、各CPU1,2,3に
対応した出力メッセージキュー6,7,8を例えばFI
FOメモリにより設けられている。各CPU1,2,3
への入力トランザクションは、共有メモリ装置4内の全
て入力トランザクションキュー5に登録され、各CPU
1,2,3は一つのトランザクション処理が終わる毎に
入力トランザクション処理キュー5から次のトランザク
ションを取り出して処理を行い、この結果生じた出力メ
ッセージを該当CPUに対応する出力メッセージキュー
6,7,8に登録する。各CPUは、一つの処理が終わ
る毎に次のトランザクションを取り出すので、各CPU
のトランザクション処理の所要時間にばらつきがあって
も負荷は均等に分散される。また、通信処理装置である
CCP9,10,11は、それぞれCPU1,2,3に
接続され、異なる端末とのプロトコルを制御している。
トランザクション処理の実行後に出力される出力メッセ
ージは、共用メモリ装置内にある各処理システム対応の
出力メッセージキュー6,7,8に渡され、処理された
トランザクションの出力メッセージが入力された各処理
システムの出力装置に出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の(1)
の技術については、本出願人が出願している特願平8−
96643号に記載の「通信処理システム」があり、複
数の並列処理サーバに該トランザクションを分配する、
特に通信処理装置において、複数の並列処理サーバにト
ランザクションを分配するトランザクション分配手段
と、各並列処理サーバのトランザクション処理能力にあ
わせた並列処理サーバ毎に分配比率を記憶する分配比率
表と、分配比率表を更新する分配比率計算手段と、端末
から受信するトランザクションの全並列処理サーバに対
するエントリ順に記憶するインデックス表と、端末から
受信するトランザクションのエントリ番号ごとの分配先
サーバ識別情報を記憶する分配先登録表と、分配比率表
を用いて分配先登録表を更新する分配先更新手段と、分
配先登録表のエントリを記憶するカウンタとを有し、複
数の並列処理サーバのトランザクション処理の負荷分散
を行うことを特徴としている。かかる特徴によって、各
サーバの処理能力の時間変動に応じた、各サーバに任意
で適切なトランザクションの負荷分散を可能とし、イン
デックス表を用いることで、少ない計算量で分配先の変
更を可能とすることが記載されている。
【0005】しかしながら、このような従来の(1)の
技術の問題点は、並列処理サーバの数が多くなった場合
に、トランザクション処理の性能が大きく劣化すること
である。その理由は、単独のプロセスがトランザクショ
ン応答を待ち合わせるコネクション数が増大する為であ
る。
【0006】また、上述した(2)の技術の問題点は、
通信処理装置CCPが各CPU毎に接続されているた
め、全体のハードウェア量が増大することである。
【0007】[発明の目的]本発明の目的は、複数の端
末からトランザクションを受信して複数の並列処理サー
バに分配する通信処理装置を有する負荷分散方式におい
て、並列処理サーバの数が多くなっても性能劣化が少な
いトランザクション分配を、少ないハードウェア量で実
現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の負荷分散
方式は、複数の端末からトランザクションを受信して、
複数の並列処理サーバにトランザクションを分配する通
信処理装置を有する負荷分散方式であって、前記通信処
理装置が、前記通信処理装置と前記並列処理サーバの間
にコネクションを確立し、前記通信処理装置から前記並
列処理サーバへの送信用ソケットと前記並列処理サーバ
から前記通信処理装置への受信用ソケットを生成するコ
ネクション確立手段と、前記送信用ソケット全ての中か
ら1つを選び、これを通してトランザクションを前記並
列処理サーバに分配するトランザクション分配手段と、
前記受信用ソケットの一部だけを監視して、前記並列処
理サーバから端末へのトランザクション応答を受け付け
る応答受付手段と、端末からトランザクションを受信し
てトランザクション分配手段に渡し、応答受付手段から
トランザクション応答を受け取り端末に送信する端末交
信手段と、前記トランザクション分配手段がトランザク
ションを蓄積する分配待ちキューとを備えることを特徴
とする。
【0009】また、本発明の第2の負荷分散方式は、第
1の負荷分散方式であって、前記コネクション確立手段
が前記通信処理装置と前記並列処理サーバ間のコネクシ
ョンを分岐させて送信用ソケットと受信用ソケットを生
成する。
【0010】また、複数の端末からトランザクションを
受信して、複数の並列処理サーバにトランザクションを
分配する通信処理装置を有する負荷分散方式において、
前記通信処理装置から前記並列処理サーバへのコネクシ
ョンの送信ソケットを監視し、前記送信用ソケット全て
の中から空きのソケットの1つ選び、これを通して前記
トランザクションを前記並列処理サーバに分配するトラ
ンザクション分配手段と、前記並列処理サーバから前記
通信処理装置へのコネクションの受信用ソケットを監視
し、前記並列処理サーバから端末への前記トランザクシ
ョン応答を受け付ける前記受信用ソケットを監視する複
数の応答受付手段と、前記端末から前記トランザクショ
ンを受信して前記トランザクション分配手段に渡し、前
記応答受付手段から前記トランザクション応答を受け取
り前記端末に送信する端末交信手段と、を有し、前記並
列処理サーバから前記端末への前記トランザクション応
答を複数のプロセスに分かれて並列に待ち合わせること
を特徴とする。
【0011】更に、上記負荷分散方式において、前記ト
ランザクション分配手段が前記トランザクションを蓄積
する分配待ちキューを有することを特徴とする。また、
上記負荷分散方式において、、前記応答受付手段は前記
受信用ソケットにトランザクション応答を受けた場合、
前記トランザクション分配手段に前記トランザクション
応答終了を通知して、前記送信ソケットの状態を更新す
ることを特徴とする。
【0012】[作用]本発明では、コネクション確立手
段は、送信用ソケットが全ての並列処理サーバに対して
最低1つ存在するように制御し、全ての送信用ソケット
をトランザクション分配手段に割り当てる。従って、ト
ランザクション分配手段は端末から受信したトランザク
ションを送信用ソケットを通して任意の並列処理サーバ
に分配することができる。また、コネクション確立手段
は、受信用ソケットが全ての並列処理サーバに対して最
低1つ存在するように制御し、受信用ソケットを複数の
応答処理手段に分割して割り当てる。従って、個々の応
答受付手段は受信用ソケットの一部だけを対象に並列処
理サーバからの電文到着を監視すればよく、複数のプロ
セスに分かれてトランザクション応答を並列に待ち合わ
せることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
参照して説明する。
【0014】図1は本発明の一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。本実施形態は、図1に示すように、複
数の並列処理サーバH1〜H4と通信処理装置F0と端
末T1〜T5を備える。通信処理装置F0は複数の端末
T1〜T5から、互いに関連性を有して論理的な一つの
単位となっている一連のデータや処理要求であるトラン
ザクションを受信して、複数の並列処理サーバH1〜H
4にトランザクションを分配する。
【0015】通信処理装置F0は端末T1〜T5と並列
処理サーバH1〜H4間にコネクションを確立し、通信
処理装置F0から並列処理サーバH1〜H4への送信用
ソケットS11,S21,S31,S41と、並列処理
サーバH1〜H4から通信処理装置F0への受信用ソケ
ットS12,S22,S33,S43とを生成するコネ
クション確立手段P0と、送信用ソケットS11,S2
1,S31,S41全ての中から1つを選び、これを通
してトランザクションを並列処理サーバH1〜H4に分
配するトランザクション分配手段P1と、受信用ソケッ
トS12,S22,S33,S43の一部だけを監視し
て、並列処理サーバH1〜H4から端末T1〜T5への
トランザクション応答を受け付ける応答受付手段P2,
P3と、端末T1〜T5からトランザクションを受信し
てトランザクション分配手段P1に渡し、応答受付手段
P2,P3からトランザクション応答を受け取り端末T
1〜T5に送信する端末交信手段P4と、トランザクシ
ョン分配手段P1がトランザクションを蓄積する分配待
ちキューQ1とを備える。
【0016】次に、本発明の実施形態の動作について、
図1を参照して詳細に説明する。コネクション確立手段
P0は、並列処理サーバH1と通信処理装置F0間のコ
ネクションを確立し、このコネクションの通信処理装置
F0側のソケットとして送信用ソケットS11と受信用
ソケットS12を生成し、送信用ソケットS11をトラ
ンザクション分配手段P1に割り当て、受信用ソケット
S12を応答受付手段P2に割り当てる。コネクション
確立手段P0は、並列処理サーバH2〜H4についても
同様にコネクションを生成し、送信用ソケットS21,
S31,S41は全てトランザクション分配手段P1に
割り当て、受信用ソケットS22は応答受付手段P2
に、受信用ソケットS33,S43は別の応答受付手段
P3に割り当てる。
【0017】イニシャル状態では、トランザクション分
配手段P1は、割り当てられた送信用ソケットS11,
S21,S31,S41全ての状態を「空き」、つまり
トランザクション分配可能としておく。
【0018】端末交信手段P4は、端末T1〜T5から
受信したトランザクションを逐次トランザクション分配
手段P1に渡す。
【0019】トランザクション分配手段P1は、ソケッ
トS11,S21,S31,S41のいずれかが「空
き」状態であれば、このうちの1つ、例えばソケットS
11にトランザクションを分配し、ソケットS11の状
態を「使用中」に変える。もし、ソケットS11,S2
1,S31,S41全ての状態が全て「使用中」状態で
あれば、端末交信手段P4から受け取ったトランザクシ
ョンを分配待ちキューQ1の末尾に追加する。
【0020】応答受付手段P2は、ソケットS12,S
22を監視し、並列処理サーバH1,H2からのトラン
ザクション応答を待ち合わせる。応答受付手段P3は、
ソケットS33,S43を監視し、並列処理サーバH
3,H4からのトランザクション応答を待ち合わせる。
例えば、並列処理サーバH1からのトランザクション応
答は、ソケットS12を通して応答受付手段P2が受信
し、応答受付手段P2は、並列処理サーバH1のトラン
ザクション処理が完了したことをトランザクション分配
手段P1に通知し、トランザクション応答を端末交信手
段P4に渡す。
【0021】端末交信手段P4は、応答受付手段P2,
P3から受け取ったトランザクション応答をトランザク
ション応答の送信先である端末T1〜T5に送信する。
【0022】トランザクション分配手段P1は、例え
ば、応答受付手段P2から並列処理サーバH1のトラン
ザクション処理が完了したことを通知された場合、対応
するソケットS11の状態を「空き」に更新し、分配待
ちキューQ1に分配待ちのトランザクションが残ってい
るかを調べる。分配待ちのトランザクションが残ってい
る場合は分配待ちキューQ1の先頭からトランザクショ
ンを取り出し、ソケットS11,S21,S31,S4
1の中から選択した状態が「空き」のソケットにトラン
ザクションを分配する。
【0023】次にコネクション確立手段P0の動作につ
いて、図2を参照して詳細に説明する。コネクション確
立手段P0は、並列処理サーバH1〜H4からのコネク
ション確立要求を監視しており(ステップ201)、例
えば並列処理サーバH1からコネクション確立要求が来
た場合、要求元の並列処理サーバH1との間に既にコネ
クションが確立されているかを判定し(ステップ20
2)、まだコネクションが確立されていない場合は、コ
ネクション確立要求を受け付けて送信用ソケットS11
を生成し(ステップ203)、送信用ソケットS11を
トランザクション分配手段P1に割り当て(ステップ2
04)、並列処理サーバH1との間に新たにもう1本の
コネクションを確立して、受信用ソケットS12を生成
し(ステップ205)、受信用ソケットの割り当てが最
も少ない応答受付手段を求めて受信用ソケットS12を
割り当てる(ステップ206)。受信用ソケットの割り
当てが最も少ない応答受付手段が複数ある場合はどの応
答受付手段に割り当ててもかまわない。もし、(ステッ
プ202)でコネクション確立要求元の並列処理サーバ
との間に既にコネクションが確立済みの場合はコネクシ
ョン確立を拒否し(ステップ207)、コネクション確
立要求の監視(ステップ201)に戻る。この場合、並
列処理サーバの数が4個以上あっても、同様なコネクシ
ョン処理によってコネクションを確立することができ
る。
【0024】次にトランザクション分配手段P1の動作
について、図3を参照して詳細に説明する。トランザク
ション分配手段P1は、最初に既に割り当て済みの送信
用ソケットがあればその状態を全て「空き」にする(ス
テップ301)。次に端末交信手段P4からトランザク
ションが渡されたかを判定し(ステップ302)、渡さ
れた場合は分配待ちキューQ1の最後にトランザクショ
ンを入れる(ステップ303)。次に応答受付手段P
2,P3からトランザクション完了通知が来たかを判定
し(ステップ304)、完了通知が来た場合は対応する
送信用ソケットの状態を「空き」にする(ステップ30
5)。次にコネクション確立手段P0から新規の送信用
ソケットが割り当てられたかを判定し(ステップ30
6)、割り当てられた場合はそのソケットの状態を「空
き」にする(ステップ307)、次に分配待ちキューQ
1にトランザクションがあるかを判定し(ステップ30
8)、無い場合は(ステップ302)に戻る。分配待ち
キューQ1にトランザクションがある場合は「空き」状
態の送信用ソケットがあるかを判定し(ステップ30
9)、無い場合は(ステップ302)に戻る。「空き」
状態の送信用ソケットがある場合は、一番はじめに「空
き」状態になった送信用ソケットを求め、その送信用ソ
ケットの状態を「使用中」にし、トランザクションをそ
の送信用ソケットから並列処理サーバに分配し(ステッ
プ310)、(ステップ302)に戻る。
【0025】次に応答受付手段P2の動作について、図
4を参照して詳細に説明する。応答受付手段P2は、コ
ネクション確立手段P0から割り当てられた受信用ソケ
ットS12,S22全てを対象にして、並列処理サーバ
H1,H2からのトランザクション応答の電文到着を監
視する(ステップ401)。次にコネクション確立手段
P0から新規の受信用ソケットが割り当てられたかを判
定し(ステップ402)、割り当てられた場合は、その
受信用ソケットを(ステップ401)の電文到着監視の
対象に追加する(ステップ403)。次に並列処理サー
バH1,H2からトランザクション応答が到着したかを
判定し(ステップ404)、到着していなければ(ステ
ップ401)に戻る。到着していた場合は、トランザク
ション応答を受け取り、端末交信手段P4に渡す(ステ
ップ405)。次にトランザクション分配手段P1にト
ランザクション完了通知を行い(ステップ406)、
(ステップ401)に戻る。
【0026】また、応答受付手段P3の動作について
も、応答受付手段P2の動作と同様で、並列処理サーバ
H3,H4からトランザクション応答が到着した場合に
は、トランザクション応答を受け取り、端末交信手段P
4に渡すと共に、トランザクション分配手段P1に受信
ソケットに対応する送信ソケットを空にするようにトラ
ンザクション完了通知を行う。
【0027】この応答受付手段が複数あることから、通
信処理装置内では、送信ソケットについては一括して管
理し、受信ソケットについては複数のプロセス処理が可
能となり、送受信ソケットのフィードバック構成として
簡易な管理方式として有効である。
【0028】上記実施形態では、端末T1〜T5と並列
処理サーバH1〜H4との間を通信処理装置によりトラ
ンザクションを分配することにより、並列処理サーバの
性能に応じて分配でき、各並列処理サーバの処理負担を
軽減でき、共有メモリにおける分散負担も各並列処理サ
ーバからの単純な共有メモリの活用に占有することがで
き、システムとしての全体的な性能を向上することがで
きる。
【0029】また、上記実施形態によれば、並列処理サ
ーバ及び端末の数に限定されるものではなく、特に並列
処理サーバの台数が増加した場合でも、分配待ちキュー
を付属するトランザクション分配手段の管理と、並列処
理サーバとのコネクション確立手段によるコネクション
の確立と、応答受付手段による受付後にソケットを空に
してトランザクションを再配置する等で、負荷分散を効
果的に配分して明確化するなど、数々の効果が得られ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、複数の応答受付手段が
多数の並列処理サーバからのトランザクション応答を分
割して同時に待ち合わせるため個々の応答受付手段が応
答を監視する並列処理サーバの数を少なくできるので、
本発明の負荷分散の並列実行方式は、並列処理サーバの
数が多くなった場合でも各並列処理サーバの処理速度に
応じた性能劣化が少ないことである。
【0031】また、1つの通信処理装置で全ての並列処
理サーバと全ての端末を扱える構成を取るので、少ない
ハードウェア量で多数の並列処理サーバを対象にしたト
ランザクション負荷分散ができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明のコネクション確立手段の動作を説明す
る流れ図である。
【図3】本発明のトランザクション分配手段の動作を説
明する流れ図である。
【図4】本発明の応答受付手段の動作を説明する流れ図
である。
【図5】従来技術の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
H1,H2,H3,H4 並列処理サーバ F0 通信処理装置 T1,T2,T3,T4,T5 端末 P0 コネクション確立手段 P1 トランザクション分配手段 P2,P3 応答受付手段 P4 端末交信手段 Q1 分配待ちキュー S11,S21,S31,S41 送信用ソケット S12,S22,S33,S43 受信用ソケット 1,2,3 CPU 4 共有メモリ装置 5 トランザクション処理キュー 6,7,8 出力メッセージキュー 9,10,11 通信処理装置CCP

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末からトランザクションを受信
    して、複数の並列処理サーバに前記トランザクションを
    分配する通信処理装置を有する負荷分散方式において、 前記通信処理装置と前記並列処理サーバの間にコネクシ
    ョンを確立し、前記通信処理装置から前記並列処理サー
    バへの送信用ソケットと前記並列処理サーバから前記通
    信処理装置への受信用ソケットとを生成するコネクショ
    ン確立手段と、 前記送信用ソケット全ての中から空きのソケットの1つ
    選び、これを通して前記トランザクションを前記並列処
    理サーバに分配するトランザクション分配手段と、 前記並列処理サーバから端末への前記トランザクション
    応答を受け付ける前記受信用ソケットを監視する複数の
    応答受付手段と、 前記端末から前記トランザクションを受信して前記トラ
    ンザクション分配手段に渡し、前記応答受付手段から前
    記トランザクション応答を受け取り前記端末に送信する
    端末交信手段と、 前記トランザクション分配手段が前記トランザクション
    を蓄積する分配待ちキューとを有し、 前記並列処理サーバから前記端末への前記トランザクシ
    ョン応答を複数のプロセスに分かれて並列に待ち合わせ
    ることを特徴とする負荷分散方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の負荷分散方式におい
    て、前記コネクション確立手段が前記通信処理装置と前
    記並列処理サーバ間のコネクションを分岐させて送信用
    ソケットと受信用ソケットを生成することを特徴とする
    負荷分散方式。
  3. 【請求項3】 複数の端末からトランザクションを受信
    して、複数の並列処理サーバにトランザクションを分配
    する通信処理装置を有する負荷分散方式において、 前記通信処理装置から前記並列処理サーバへのコネクシ
    ョンの送信ソケットを監視し、前記送信用ソケット全て
    の中から空きのソケットの1つ選び、これを通して前記
    トランザクションを前記並列処理サーバに分配するトラ
    ンザクション分配手段と、 前記並列処理サーバから前記通信処理装置へのコネクシ
    ョンの受信用ソケットを監視し、前記並列処理サーバか
    ら端末への前記トランザクション応答を受け付ける前記
    受信用ソケットを監視する複数の応答受付手段と、 前記端末から前記トランザクションを受信して前記トラ
    ンザクション分配手段に渡し、前記応答受付手段から前
    記トランザクション応答を受け取り前記端末に送信する
    端末交信手段と、を有し、 前記並列処理サーバから前記端末への前記トランザクシ
    ョン応答を複数のプロセスに分かれて並列に待ち合わせ
    ることを特徴とする負荷分散方式。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の負荷分散方式におい
    て、前記トランザクション分配手段が前記並列処理サー
    バに分配しないときに前記トランザクションを蓄積する
    分配待ちキュー手段を有することを特徴とする負荷分散
    方式。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の負荷分散方式におい
    て、前記応答受付手段は前記受信用ソケットにトランザ
    クション応答を受けた場合、前記トランザクション分配
    手段に前記トランザクション応答終了を通知して、前記
    送信ソケットの状態を更新することを特徴とする負荷分
    散方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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