JPH10333948A - 仮想データベース空間システムおよびデータベースプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

仮想データベース空間システムおよびデータベースプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH10333948A
JPH10333948A JP9149607A JP14960797A JPH10333948A JP H10333948 A JPH10333948 A JP H10333948A JP 9149607 A JP9149607 A JP 9149607A JP 14960797 A JP14960797 A JP 14960797A JP H10333948 A JPH10333948 A JP H10333948A
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Atsuo Ogawa
斡朗 小川
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KOKUSAI ZUNOU SANGYO KK
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    • GPHYSICS
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    • Y10S707/99951File or database maintenance
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 論理的に不揮発で広大な仮想データベース空
間をもつ仮想データベース空間システムを提供する。 【解決手段】 OSの仮想記憶空間4よりも大きい補助
記憶装置を仮想データベース空間5のステージングドラ
イブ3として備え、処理を行うページが仮想記憶空間4
上に存在しない場合は前記ステージングドライブ3から
仮想記憶空間4上の空ページに読み込む。システムを立
ち上げると自動的に前回終了時の状態に回復するため、
利用者からみるとステージングドライブ3と同じ容量で
論理的に不揮発性の仮想データベース空間5が提供され
る。また、データベースの更新を受け付けながら、ステ
ージングドライブ3の内容をバックアップドライブ9に
バックアップすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータを利用
したデータベースに関するものであり、特に不揮発性の
仮想データベース空間を採用した仮想データベース空間
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】仮想記憶機構をもったコンピュータシス
テムの技術は、メインフレ−ムにおいては1970年代
に、パーソナルコンピュータにおいては約20年遅れて
1990年代に入って実用化され、市場の中核をなすコ
ンピュータ技術として受け入れられ発展してきた。当初
は主として狭小な実記憶を拡大する効用が評価され、実
記憶容量が大きくなってくると、それまで不可能であっ
た多種多様の適用分野において異種トランザクションミ
ックスに対し最大スループットを発揮する有効な技術と
して歴史的に評価されてきた。
【0003】しかるに、データベースでは、これ等の貴
重なコンピュータ技術による歴史的経験が必ずしも生か
されてきたとはいえそうにない。従来、関係データベー
ス等のデータベースで行う処理はデータの検索が中心で
あった。コンピュータの主記憶は一般に小容量なので、
データベースのデータは二次記憶装置内に格納されてい
た。二次記憶装置のアクセス速度は主記憶装置に比べて
遅いため、主記憶装置内にバッファ領域を設け、バッフ
ァ領域を介して必要に応じて要求時ページングを行いデ
ータの読み書きを行っていた。バッファ領域の空きがな
くなると、LRU等の方式により最も古く利用されたデ
ータを二次記憶装置に書き込んで、バッファ領域からは
消去させていた。
【0004】従来のデータベースのバッファ領域はせい
ぜい仮想記憶装置の容量の範囲であり、仮想記憶装置は
揮発性であるため、そのままでそこにデータベースを収
容することは全く不可能な考え方であった。したがっ
て、従来データベースの操作や回復の最終的ターゲット
はハードディスク等の二次記憶装置のデータを操作し回
復することが目的であったと断じてはばからないほどで
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに二次記憶装置へのデータ操作が実質的に最終目的で
あったため、処理効率の向上には限度があり、関係デー
タベース等のデータベース処理は実用範囲におのずと限
界があった。すなわち、近年まで検索を主体に利用され
ていた関係データベースシステムを更新トランザクショ
ンが圧倒的に多い基幹系データベースとしても併用すべ
く数々の試行、実験が繰り返されてきているが、従来の
システムのままではこのような異質のトランザクション
が混在した状態で十分なスループットが得られたとの報
告はほとんどない。
【0006】さらに、主記憶装置上のバッファはシステ
ムダウンなどの障害が生じると消失してしまうためリカ
バリーを行う必要があるが、従来は、ほとんど更新の履
歴であるログ等を用いて目的の二次記憶装置内のデータ
をリカバリーしていた。リカバリーをするためにはリカ
バリー用のプログラムを別に実行する必要があり、ま
た、リカバリー中の障害についてはほとんど長時間のシ
ステムダウンに直結していた。
【0007】また、二次記憶装置に障害が発生したとき
にデータベースをリカバリーするために、二次記憶装置
内のデータベースの全データを別の記憶装置にバックア
ップコピーを取っておくことがあるが、バックアップ作
業中に二次記憶装置内のデータベースを更新すると、バ
ックアップされたデータベースの整合性がとれなくなる
ことがあるので、バックアップ作業中にはデータベース
の更新を停止する必要があった。
【0008】本発明は上記欠点を解消するためになされ
たものであり、その目的の一つは異質のトランザクショ
ンが混在する状況でデータベース操作の最大スループッ
トが期待できる仮想データベース空間システムを提供す
ることにある。本発明のもう一つの目的は利用者にリカ
バリーの概念を要求する必要がなく、利用者からみると
論理的に不揮発性の広大な仮想データベース空間をもつ
仮想データベース空間システムを提供することにある。
【0009】本発明のさらにもう一つの目的は、バック
アップコピーをとる作業中にもデータベースの更新を受
け付けることができる仮想データベース空間システムを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
仮想データベース空間システムまたは請求項9記載のデ
ータベースプログラムによれば、コンピュータのオペレ
ーティングシステム(Operating System:OS)の仮想
記憶機構によって形成される仮想記憶空間よりも大きい
容量をもつ補助記憶装置を仮想データベース空間のステ
ージングドライブとして備え、データベースページを前
記ステージングドライブと仮想記憶空間との間で転送し
つつ処理を行い、処理を行う仮想データベース空間内の
データベースページが仮想記憶空間内に存在しない場合
は前記ステージングドライブから仮想記憶空間のページ
フレームに読み込む手段を備えるため、仮想記憶空間よ
りも大容量の仮想データベース空間を提供することがで
きる。
【0011】本発明の請求項2記載の仮想データベース
空間システムまたは請求項10記載のデータベースプロ
グラムによれば、OSの仮想記憶空間内でデータベース
に割り当てた各ページフレームを、前記仮想データベー
ス空間と前記ステージングドライブとで内容が同一な整
合ページのうち、仮想記憶空間内にあるページのみを含
むページフレームの集合であるページフレーム群と、前
記仮想データベース空間と前記ステージングドライブと
で内容が異なり、必ず仮想記憶空間内にある変更ページ
のみを含むページフレームの集合であるページフレーム
群と、空ページのみを含むページフレームの集合である
ページフレーム群とに分類する。前記整合ページのみを
含むページフレーム群、変更ページのみを含むページフ
レーム群及び空ページのページフレーム群の中のページ
フレームにはそれぞれ群の中での順番を付ける。前記仮
想データベース空間内のページで、前記仮想記憶空間内
に存在しないページを必要とするときは、前記空ページ
のページフレーム群の先頭又は先頭に近いページフレー
ムに前記仮想データベース空間内の前記ページの論理ペ
ージ番号に対応するステージングドライブ内のページレ
コードの内容を転送して前記整合ページのみを含むペー
ジフレーム群の先頭又は先頭に近いページフレームとす
る。前記空ページが不足したときは、前記整合ページの
みを含むページフレーム群の末尾又は末尾に近いページ
フレームを空ページのページフレーム群の先頭又は先頭
に近いページフレームとする。前記仮想記憶空間内の整
合ページ又は変更ページの内容を更新するときは、更新
後のページを含むページフレームを前記変更ページのみ
を含むページフレーム群の先頭又は先頭に近いページフ
レームとする。前記変更ページのみを含むページフレー
ム群の末尾又は末尾に近いページフレームの内容を他の
通常のトランザクション処理よりも低い優先度で前記ス
テージングドライブに遅れ書きし、前記変更ページのペ
ージフレームを前記整合ページのみを含むページフレー
ム群の先頭又は先頭に近いページフレームとする。した
がって、前記仮想記憶空間内の変更ページの内容が前記
ステージングドライブに書き込まれた後も、そのページ
は整合ページとして仮想記憶空間内に存在するため、前
記ステージングドライブからの読み込み回数が減少し、
その分スループットの増大に寄与させることができる。
【0012】本発明の請求項3記載の仮想データベース
空間システムまたは請求項11記載のデータベースプロ
グラムによれば、整合ページのうち仮想記憶空間内にあ
るページのみを含むページフレームの数に対して変更ペ
ージのみを含むページフレームの数の比率が特定の方式
で与えられた基準値以上になると、他の通常のトランザ
クション処理よりも高い優先度で前記変更ページを含む
ページフレーム群の内容をステージングドライブに遅れ
書きするので、整合ページの数を増すことができる。
【0013】本発明の請求項4記載の仮想データベース
空間システムまたは請求項12記載のデータベースプロ
グラムによれば、仮想データベース空間内のページの全
ての更新の履歴を記録するログの通番をログ通番記録部
に記録する。また、前記変更ページのみを含むページフ
レーム群よりステージングドライブに遅れ書きする直前
にログ通番記録部より取得したログ通番を、前記変更ペ
ージ内にセットして、前記変更ページが整合ページにな
ったときのDW通番として遅れ書きするとともに書き込
む。ページの内容を更新するときは、前記ログ通番記録
部のログ通番を増加させそのログ通番をTW通番として
含み且つ少なくとも1つ以上のトランザクションからな
るトランザクション群毎にトランザクション群単位に更
新する1つ以上のページ番号とそれぞれのページ内の更
新対象となるデータ要素毎のデータの長さと更新前後又
は更新後の内容又はそれらの繰返しとを含むログを一旦
ログスタックに書き込む。前記ログスタック内のログの
内容を用いて仮想記憶空間内のページを必要に応じて前
記ステージングドライブより転送して来て、更新すると
ともに同じログスタック内のログの内容を不揮発のログ
格納部に記録するため、通常の更新と障害時の回復を同
じ手順で実行することができる。
【0014】本発明の請求項5記載の仮想データベース
空間システムまたは請求項13記載のデータベースプロ
グラムによれば、特定の方式により与えられた間隔毎に
チェックポイントを設けて、前記チェックポイントで前
記変更ページのみを含むページフレーム群の全ての変更
ページの内容をステージングドライブに書き込み、前記
全ての変更ページのページフレームを前記整合ページの
みを含むページフレーム群に加えて整合ページとする。
システムがスタートするときには使用者が意識しなくて
もシステムは必ず最終チェックポイント以降のログ全て
を順にログスタックに転送し、ログスタックの中のTW
通番がログの中のページ番号が示すページのDW通番よ
りも大きいページのログレコードのみをログスタックに
残し、前記ログスタック内のログの内容を用いて仮想記
憶空間内のページを、必要に応じてステージングドライ
ブより転送して来て、更新するため、障害の後で有る無
しに関係なく、システムをスタートさせるだけで、前回
終了時の仮想データベース空間が回復する。このため、
使用者からみれば不揮発性の仮想データベース空間が存
在していることになる。
【0015】本発明の請求項6記載の仮想データベース
空間システムまたは請求項14記載のデータベースプロ
グラムによれば、前記仮想記憶空間に代えて主記憶装置
を用いるため、仮想記憶機構をもたないコンピュータに
おいても使用することができる。本発明の請求項7記載
の仮想データベース空間システムまたは請求項15記載
のデータベースプログラムによれば、前記ステージング
ドライブの内容を不揮発な補助記憶装置であるバックア
ップドライブに複写して記憶し、前記ステージングドラ
イブの内容を前記バックアップドライブに複写する間
は、前記変更ページのみを含むページフレーム群の末尾
または末尾に近いページフレームの内容を前記ステージ
ングドライブに遅れ書きする手順を完全に停止するの
で、その分だけ負荷増を抑えながらデータベースの更新
を受け付けた状態で前記ステージングドライブの内容を
前記バックアップドライブにバックアップすることがで
きる。
【0016】本発明の請求項8記載の仮想データベース
空間システムまたは請求項16記載のデータベースプロ
グラムによれば、バックアップを開始した時点以前に記
録されたログ及び該ログ以降のログ全てを順にログスタ
ックに転送し、ログスタックの中のTW通番がログの中
のページ番号が示すページのDW通番よりも大きいペー
ジのみについて、前記ログスタック内のログの内容を用
いて更新するため、不要なログはスキップされ、正常に
リカバリーすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明の不揮発性仮想デ
ータベース空間システムを概念的に示した図である。以
下、データベースをDBという。本発明実施例におい
て、コンピュータは主記憶装置として数MB(MegaByt
e)〜数百MBのメモリ1と、二次記憶装置の仮想記憶
ステージングドライブ2として例えば数GB〜数百GB
(GigaByte)のハードディスクとを備える。オペーレー
ティングシステム(以下OSという。)は、仮想記憶機
構によって固定長のデータ構造であるページをメモリ1
と仮想記憶ステージングドライブ2間で転送しつつ処理
を行う。処理を行うページがメモリ1上に存在しない場
合は仮想記憶ステージングドライブ2からメモリ1のペ
ージフレームに読み込む。一般に知られているように仮
想記憶機構を用いると、仮想記憶ステージングドライブ
2と同じ容量の仮想記憶空間4に対してメモリと同じよ
うに処理を行うことができる。仮想記憶空間4内のペー
ジとメモリ1内のページとはセグメントテーブルと複数
のページテーブルによって関連付けられている。
【0018】本発明の不揮発性仮想データベース空間シ
ステムは、仮想DBステージングドライブ3として、前
記OSの仮想記憶空間4よりも大幅に大容量な補助記憶
装置、例えば数TB(TeraByte)〜数百TBあるいはそ
れ以上のハードディスクを備え、OSの仮想記憶空間4
と仮想DBステージングドライブ3との間でページを転
送しつつ処理を行うので、仮想DBステージングドライ
ブ3と同じ容量の仮想DB空間5に対して参照や更新の
処理を行うことができる。
【0019】仮想DBステージングドライブ3に障害が
発生したときのために、仮想DBステージングドライブ
3内のデータベースの全内容をバックアップドライブ9
にバックアップコピーをとる。バックアップドライブ9
としては、ハードディスクや磁気テープ等の不揮発性で
大容量の記憶装置を用いることができる。仮想DB空間
5上の論理的データベースの各ページには、使用者が指
定するDBページ番号が与えられており、このDBペー
ジ番号と仮想DBステージングドライブ上のページレコ
ード番号とは、一定の計算式により1対1に対応付けら
れている。仮想記憶空間4上でDBに割り当てた各ペー
ジフレーム番号と仮想DB空間5のDBページ番号との
間は、図2に示すようなDBページディレクトリとDB
ページテーブルによって対応がとられている。
【0020】ここでは一例として、仮想DB空間のDB
ページ番号は32ビットであり、上位22ビットとDB
ページテーブルとをDBページディレクトリによって対
応づけている。DBページテーブルはDBページ番号と
仮想記憶空間4のページフレーム番号を対応づけるテー
ブルである。本例ではDBページ番号の下位10ビット
で表される1024エントリを1ページとしてページ単
位に確保される。仮想記憶空間4のページフレームが割
り当てられていないエントリは0が格納される。
【0021】DBページディレクトリの中で、DBペー
ジテーブルが割り当てられていないエントリは0が格納
される。ページ数カウンタには1つの該当するDBペー
ジテーブルが保持しているページフレームの数が格納さ
れている。仮想記憶空間4内の各ページフレームは、整
合ページのうち仮想記憶空間4にある整合ページのみを
含むページフレーム群と変更ページのみを含むページフ
レーム群と空ページのページフレーム群とに分類され
る。例えば、DBページ自身のヘッダ部分又はページフ
レームを管理するために別途設けられたページフレーム
管理テーブルに含ませたページチェーン域によって種類
別に一連のページチェーンを構成することによって分類
することができる。ページチェーン域にはページチェー
ン内の前のページフレーム番号と、次のページフレーム
番号が含まれる。
【0022】ページチェーンには、仮想DB空間5と仮
想DBステージングドライブ3とで内容が同一な整合ペ
ージのうち仮想記憶空間4上にある整合ページのみを含
むページフレームのチェーンである整合ページチェーン
(Correct Page Chain:CPC)と、仮想DB空間5と
仮想DBステージングドライブ3とで内容が異なり、必
ず仮想記憶空間4上にある変更ページのみを含むページ
フレームのチェーンである変更ページチェーン(Differ
ed Page Chain :DPC)と、仮想記憶空間内でDBに
割り当てられてはいるが、整合ページと変更ページのい
ずれをも含んでいない空ページフレームのチェーンであ
るフリーページチェーン(Free Page Chain :FPC)
とがある。
【0023】システム共通域には図3に示すようなCP
C/DPC/FPC管理域を設けて、各チェーンと接続
し、それぞれ現ページフレーム数を保持する。ここで、
先頭ページ番号はチェーンの先頭ページのページフレー
ム番号であり、末尾ページ番号はチェーンの末尾のペー
ジフレーム番号であり、ページ数カウンタはチェーンに
連結されているページフレーム数である。
【0024】図4は、ページチェーンの中のページ状態
の遷移を示す図である。仮想記憶空間4上に存在しない
ページを読み込むときは、FPCの先頭のページフレー
ムに仮想DBステージングドライブ3の一定の計算式に
よって算出された番号のページレコードの内容を転送
(ページイン)してCPCの先頭につなぐことにより、
そのページフレームは整合ページのみを含むページフレ
ーム7となる。
【0025】システムのスタート直後には空ページフレ
ーム6が多く存在するが、データベースの参照や更新を
行うにつれて空ページフレーム6は減少し、最終的には
整合ページのみを含むページフレーム7と変更ページの
みを含むページフレーム8だけとなる。したがって、前
記空ページフレーム6が不足したときは、前記CPCの
末尾の整合ページのみを含むページフレーム7をFPC
の先頭につなぐことにより、空ページフレーム6を得
る。
【0026】具体的には、CPCの末尾から整合ペー
ジのみを含むページフレーム番号を取得し、で得た
ページフレーム番号に対応するDBページテーブルのエ
ントリを0に設定し、必要とするDBページ番号より
前記一定の計算式によって算出された番号の仮想DBス
テージングドライブ3上のページレコードの内容をで
得たページフレームに読み込み、読み込まれた整合ペ
ージのページフレームをCPCの先頭につなぎ、DB
ページテーブルのエントリを更新する。
【0027】ページの内容を更新するときには、更新後
のページフレームを前記DPCの先頭につなぎ、変更ペ
ージのみを含むページフレーム8とする。DPCの末尾
の変更ページのみを含むページフレーム8の内容は遅れ
書きによって他の通常のトランザクションよりも低い優
先度で仮想DBステージングドライブ3に書き込まれ、
前記変更ページのみを含むページフレーム8は前記CP
Cの先頭につながれて整合ページのみを含むページフレ
ーム7となる。一般に知られている方法により、仮想記
憶空間4に存在する整合ページの数に対して変更ページ
の数の比率が特定の方式で決められた基準値以上になる
と、例えば変更ページの割合が80%を超えると、他の
通常のトランザクションよりも高い優先度で変更ページ
の内容を仮想DBステージングドライブ3に書き込むこ
とにより、整合ページのみを含むページフレーム7を増
やす。そして変更ページの割合が例えば70%以下に回
復した場合は優先度を元に戻す。
【0028】整合ページのみを含むページフレーム7を
参照した場合には、そのページフレームはCPCの先頭
につながれる。変更ページのみを含むページフレーム8
を参照または更新した場合には、そのページフレームは
DPCの先頭につながれる。上記のようにして、最も古
く更新されたページから順に仮想DBステージングドラ
イブ3に書き込まれる。そのページフレームは整合ペー
ジのみを含むページフレーム7として仮想記憶空間5に
存在し続けるため、再びその整合ページを利用する場合
にページインする必要がないのでスループットを増大さ
せることができる。
【0029】上記において、ページチェーンの先頭とは
最先頭の1つのページフレームのみを示すものではな
く、先頭に近いページフレームの中から最も適切なフレ
ームを特定の手段によって選択することができる。同様
に、末尾とは最末尾の1つのみを示すものではなく、末
尾に近いフレームの中から最も適切なフレームを特定の
手段により選択することができる。
【0030】以下に、本発明の仮想データベース空間シ
ステムの仮想データベース空間を利用者から見て不揮発
性とするための仕組みについて説明する。本発明の不揮
発性の仮想データベース空間システムでは、ページを更
新するときには履歴として、図5に示すようにログ通番
11を含むログヘッダー部分10と、更新するページ番
号21と同一ページ内のデータ要素の更新の順序を示す
ページ内番号22とページ内の更新部分を示すオフセッ
ト23とデータの長さ24とページのトランザクション
単位の更新前後の内容25、26とを含むログデータ部
分20(以下TLOGという)を記録する。システム共
通域には、ログの通番を記録しておくTLOG通番記録
部を備える。TLOG通番は、例えば日付とその日の処
理通番とからなる。各ページ内の例えば末尾には、前記
変更ページが遅れ書きによって整合ページになる直前の
時点におけるTLOG通番であるDW通番(Delayed Wr
ite 通番)を含む。ここでDW通番を各ページ内の末尾
に置く例を示した理由は、ページの遅れ書き中に障害が
発生した場合でもDW通番とログに記録されたTW通番
と更新前後の内容によって比較的簡単な方法でページの
回復が可能となるためである。しかし、本発明における
DW通番のページ内での位置は、末尾に限定されるもの
ではない。
【0031】図6はページの内容を更新するときの手順
を示すフローチャートである。ページの内容を更新する
一連の処理部分は、他のトランンザクションによる同様
処理と同時間に重ならないように排他制御を行う。ステ
ップ101で排他制御を開始した後に、ステップ102
でTLOG通番記録部に記録されているTLOG通番を
増加させる。本実施例では1を加えているが、単調に増
加させてさえいれば、任意の値を加えることができる。
常に負の数を増加させる、すなわち単調に減少させるこ
とも可能である。TLOG通番が単調に減少する場合
は、後の行程における通番の大小の比較は逆になる。
【0032】ステップ103でTLOGスタックのヘッ
ダー部分の中のログ通番にはTW通番(TLOG Write通
番)として、この加算後のTLOG通番が記録される。
次に、ステップ104でログデータ部分であるTLOG
がTLOGスタックに追加される。TLOGスタックと
しては、OSの仮想記憶空間4内のバッファが用いられ
る。
【0033】ステップ105でTLOGスタックの中の
TLOGの内容を用いて仮想DB空間5上のページを更
新する。同時にTLOGスタックの内容はTLOG格納
部に記録される。ステップ106では、一般に知られて
いるコンピュータハードウェア又はOSの機能によっ
て、又は再度ログ格納部を読み取ることによって、書き
込み検査を行う。この間、本排他制御区間外のトランザ
クション処理は併行して実行することができる。TLO
G格納部には不揮発性の記憶装置が用いられるが、ログ
に障害が発生したときのために二重に記録することが好
ましい。
【0034】その後、ステップ107で排他制御を終了
すると、仮想DB空間の更新が終了する。本発明の不揮
発性の仮想データベース空間システムでは、定期的にチ
ェックポイントを設けて、前記チェックポイントで前記
変更ページチェーンの全ての変更ページの内容が前記仮
想DBステージングドライブ3に書き込まれる。チェッ
クポイントは、詳細にはある一定のサイクル毎、例えば
一定時間毎または一定の更新の回数毎に開始される。チ
ェックポイントが開始されると、前記変更ページの内容
を仮想DBステージングドライブへの書き込むことが優
先され、やがて全ての変更ページが前記整合ページチェ
ーンにつながれて整合ページとなり、すなわち仮想DB
空間5の全ページと仮想DBステージングドライブ3の
全ページの内容が一致する。この時点で、TLOG格納
部にはチェックポイントをとったことを示すフラグとそ
の時のTLOG通番であるTW通番とを含むチェックポ
イントログが書き込まれる。
【0035】本発明の仮想データベース空間システムを
普通に終了させる時には、チェックポイントを最後にと
ってから終了を使用者に通知する。したがって、全ての
変更ページの内容が仮想DBステージングドライブ3に
書き込まれた状態で終了する。図7は本発明の不揮発性
仮想データベース空間システムをスタートするときの行
程を示すフローチャートである。まず、ステップ201
でログ格納部の中の最終チェックポイントログが選択さ
れる。ステップ202ではログのTW通番を共通域のT
LOG通番記録部に記録する。ステップ203では次の
ログを選択する。ステップ204で次のログが存在する
と判定されると、ステップ205では、ステップ203
で選択選択したログをTLOGスタックに転送する。ス
テップ206では、TLOGスタックの中のTW通番
と、そのTLOGに記録されたページ番号が示す仮想D
B空間内のDBページの中のDW通番とを比較し、TW
通番がDW通番よりも大きければ、ステップ207でT
LOGスタックの中のログの内容を用いて前記DBペー
ジを更新する。ただし、スタート時の処理では、TLO
Gスタックの内容はすでにTLOG格納部に記録されて
いるものなので、TLOG格納部に記録する処理をバイ
パスする。
【0036】ステップ207の後、またはステップ20
6でスタック内のTW通番が、そのTLOGに記録され
たページ番号が示すページの中のDW通番以下ならば、
ステップ208でTLOGの対象ページが全て終了して
いるかどうかを判定し、次の対象ページがあれば、ステ
ップ209でその対象ページを選択し、すべて終了して
いれば、ステップ202に戻る。
【0037】ステップ204でログが無いと判定される
と、すなわちTLOG格納部の中の最終チェックポイン
ト以降のログを全て確認すると、ステップ210でデー
タベースへのトランザクション入力受付を開始し、仮想
DB空間システムの立ち上げが完了する。また、仮想D
B空間システムの立ち上げ中に、意図的を含む何らかの
理由により停止した場合も、再度立ち上げることによっ
て、本発明によれば途中まで回復されたログデータ部分
の処理を行わず未回復のログデータ部分の処理を続行す
る。これらを繰り返しても同様である。
【0038】普通に終了した後のスタートでは最終チェ
ックポイントが最後のログであり、回復すべきログデー
タが無い。すなわち、回復処理が終了した状態と同じな
ので、通常通りチェックポイントログの中のログ通番が
共通域のTLOG通番記録部にセットされるのみで、デ
ータベースによるトランザクションを受け付け得る状態
になる。普通でない終了をした後のスタートでは通常、
最終チェックポイント後にログが存在するため、仮想D
B空間5に書き込まれていないページを上記方式で自動
的に判別して仮想DB空間5上に反映される。この場
合、DPC又はCPC上に無いページについては仮想D
Bステージングドライブ3から通常の処理として入力し
てくる。最後のログレコードの中のログ通番が共通域の
TLOG通番記録部に残されて、データベースに対する
トランザクションを受け付け得る状態になる。使用者は
障害後で有る無しに関係なく単にスタートするのみでよ
いことになる。この場合、ステージングドライブ3に反
映されているかどうかは問題ではなく、開始されたトラ
ンザクション処理の結果と混ざり合ってやがて遅れ書き
がなされる。
【0039】このように、本発明によれば普通の終了を
させずとも、時間がないときには単にシステムを停止す
ればよく、スタート時は単に立ち上げればよい。この間
の必要な空間の回復は全て本発明のシステムそのものが
行うので、そのシステムのプログラム自体あるいはその
環境、特に仮想DBステージングドライブ3に問題が無
ければ、利用者から見れば不揮発な仮想DB空間5に一
時的でない恒久的なデータベースが存在していることに
なる。
【0040】上記の実施例では、TLOGスタックには
1つのトランザクションのログデータが記録されている
が、複数のトランザクションのログデータをTLOGス
タック上にスタックして、一定時間(例えば100ミリ
秒)毎にTLOGスタックの内容を一括して仮想DB空
間5上のページを更新し、TLOG格納部に書き出し、
続けて前記書き込み検査を行うことによりシステムの処
理効率を向上することもできる。
【0041】仮想DBステージングドライブ3内のデー
タベースの全内容をバックアップドライブ9にバックア
ップする間は、DPCの末尾の変更ページのみを含むペ
ージフレーム8の内容を遅れ書きによって仮想DBステ
ージングドライブ3に書き込むことを完全に停止する。
これにより、仮想DBステージングドライブ3内のデー
タベースは更新されないので、正常にバックアップを行
うことができる。
【0042】遅れ書きを停止していても、仮想DB空間
5はデータベースの更新を受け付けることができる。バ
ックアップ中は変更ページの割合は増え続け、変更ペー
ジが100%になるとデータベースの更新が不可能にな
るが、このようなことを防ぐため、バックアップはチェ
ックポイントの直後、即ち変更ページが0%のとき、か
つデータベースの更新の負荷が少ない時刻に開始するこ
とが望ましい。
【0043】仮想DBステージングドライブ3に障害が
発生したときは、まず、バックアップドライブ9の内容
を仮想DBステージングドライブ3に書き戻す。また
は、仮想DBステージングドライブ3を取り外し、バッ
クアップドライブ9を仮想DBステージングドライブと
して用いる。そして、図8に示すように、バックアップ
を開始した時点より前のログ以降のログを用いて仮想D
B空間5をリカバリーする。このとき、ステップ20
1’で選択するログがTLOG格納部の中の最終チェッ
クポイントのログではなく、バックアップを開始する以
前に記録されたログである以外は、ステップ202〜2
10は通常のスタートと全く同じ手順を用いることがで
きる。回復された仮想DB空間5の内容はやがて遅れ書
きにより仮想DBステージングドライブ3に反映され
る。
【0044】本発明の別の実施例によれば、バックアッ
プ中に遅れ書きを停止せずに、すなわち仮想DBステー
ジングドライブ3の内容を書換えながらバックアップド
ライブ9に複写することもできる。この場合、バックア
ップドライブ9内のデータベースの整合性がとれなくな
ることがあるが、上述の実施例と同様に、バックアップ
ドライブ9の内容を仮想DBステージングドライブ3に
書き戻す、または、バックアップドライブ9を仮想DB
ステージングドライブとして用いた後に、図8に示すよ
うな手順でリカバリーを行えば、不要なログはスキップ
され、更新されるべきページは更新されるため、正常に
リカバリーされる。
【0045】以上の実施例では、仮想記憶機構をもつコ
ンピュータに適用したが、本発明は仮想記憶空間4に代
えてメモリ1を用いることにより仮想記憶機構をもたな
いコンピュータにおいても使用することができる。本発
明の論理的に不揮発でかつ広大な空間を提供する不揮発
性仮想データベース空間システムは、コンピュータと上
記のような手順を実行させるプログラムとによって実現
される。コンピュータプログラムは通常CD−ROM、
フロッピーディスク、磁気テープ、またはその他の磁気
記録媒体により提供され、コンピュータの二次記憶装置
であるハードディスク等にインストールされ、コンピュ
ータシステムの主記憶装置であるメモリなどに読み込ま
れて使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の不揮発性仮想データベースを概念的に
示した図である。
【図2】本発明実施例のページ番号変換の仕組みを示す
図である。
【図3】本発明実施例のCPC/DPC/FPCの管理
域の内容を示す図である。
【図4】本発明実施例のページフレーム状態の遷移を示
す図である。
【図5】本発明実施例のTLOGスタック内のデータ構
造を示す図である。
【図6】本発明実施例の不揮発性仮想データベース空間
システムによりページを更新する手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明実施例の不揮発性仮想データベース空間
システムをスタートするときの行程を示すフローチャー
トである。
【図8】本発明実施例の不揮発性仮想データベース空間
システムをリカバリーするときの行程を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 メモリ(主記憶装置) 2 仮想記憶ステージングドライブ(二次記憶装置) 3 仮想データベースステージングドライブ(ステー
ジングドライブ) 4 仮想記憶空間 5 仮想データベース空間 6 空ページフレーム 7 整合ページのみを含むページフレーム 8 変更ページのみを含むページフレーム 9 バックアップドライブ 10 ログヘッダー部分 11 ログ通番 20 ログデータ部分(TLOG) 21 ページ番号 22 ページ内番号 23 オフセット 24 データの長さ 25 更新前の内容 26 更新後の内容

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置とその二次記憶装置とを備
    え、固定長のデータ構造であるページを二次記憶装置と
    主記憶装置間で転送しつつ処理を行い、処理を行うペー
    ジが主記憶装置上に存在しない場合は二次記憶装置から
    主記憶装置上の空ページフレームに、又は主記憶装置上
    の使用済みページを二次記憶装置に書き出すことによっ
    て開放されたページフレームに、前記処理を行うページ
    を読み込む仮想記憶機構を備えたコンピュータシステム
    を用いるデータベースシステムであって、 前記仮想記憶機構によって形成される仮想記憶空間より
    も大きく不揮発な補助記憶装置であり、データベースシ
    ステムの停止時は一時的なデータベース保管手段として
    も利用されるステージングドライブと、 データベースの稼働時にはデータベースのページを前記
    ステージングドライブと仮想記憶空間との間で転送しつ
    つ処理を行い、処理を行うページが仮想記憶空間内に存
    在しない場合は前記ステージングドライブから仮想記憶
    空間のページフレームに読み込んで処理する手段と、 前記仮想記憶空間よりも大きい容量をもつ仮想データベ
    ース空間の論理ページ番号を前記仮想記憶空間のページ
    フレーム番号に対応させる手段とを備えることを特徴と
    する仮想データベース空間システム。
  2. 【請求項2】 前記仮想記憶空間内の各ページフレーム
    を、 前記仮想データベース空間と前記ステージングドライブ
    とで内容が同一な整合ページのうち、仮想記憶空間内に
    あるページのみを含むページフレームの集合であるペー
    ジフレーム群と、 前記仮想データベース空間と前記ステージングドライブ
    とで内容が異なり、必ず仮想記憶空間内にある変更ペー
    ジのみを含むページフレームの集合であるページフレー
    ム群と、 空ページのみを含むページフレームの集合であるページ
    フレーム群とに分類する手段と、 前記整合ページのみを含むページフレーム群、変更ペー
    ジのみを含むページフレーム群及び空ページのページフ
    レーム群の中のページフレームにそれぞれ群の中での順
    番を付ける手段と、 前記仮想データベース空間内のページで前記仮想記憶空
    間内に存在しないページを必要とするときは、前記空ペ
    ージのページフレーム群の先頭又は先頭に近いページフ
    レームに前記仮想記憶空間内の前記ページの論理ページ
    番号に対応するステージングドライブ内のページレコー
    ドの内容を転送して前記整合ページのみを含むページフ
    レーム群の先頭又は先頭に近いページフレームとする手
    段と、 前記空ページが不足したときは、前記整合ページのみを
    含むページフレーム群の末尾又は末尾に近いページフレ
    ームを空ページのページフレーム群の先頭又は先頭に近
    いページフレームとする手段と、 前記仮想記憶空間内の整合ページ又は変更ページの内容
    を更新するときは、更新後のページを含むページフレー
    ムを前記変更ページのみを含むページフレーム群の先頭
    又は先頭に近いページフレームとする手段と、 前記変更ページのみを含むページフレーム群の末尾又は
    末尾に近いページフレームの内容を他の通常のトランザ
    クション処理よりも低い優先度で前記ステージングドラ
    イブに遅れ書きし、前記変更ページを含むページフレー
    ムを前記整合ページのみを含むページフレーム群の先頭
    又は先頭に近いページフレームとする手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の仮想データベース空間
    システム。
  3. 【請求項3】 前記整合ページのうち仮想記憶空間内に
    あるページのみを含むページフレームの数に対して前記
    変更ページを含むページフレームの数の比率が特定の方
    式で与えられた基準値以上になると、他の通常のトラン
    ザクション処理よりも高い優先度で前記変更ページのみ
    を含むページフレーム群の内容をステージングドライブ
    に遅れ書きし、前記整合ページのページフレームを増や
    す手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の仮想
    データベース空間システム。
  4. 【請求項4】 前記仮想データベース空間内のページの
    全ての更新の履歴を記録するログの通番をログ通番記録
    部に記録する手段と、 前記変更ページのみを含むページフレーム群よりステー
    ジングドライブに遅れ書きする直前にログ通番をログ通
    番記録部より取得し、前記変更ページ内にセットして前
    記変更ページが整合ページになったときのログ通番を、
    各ページにDW通番として遅れ書きするとともに書き込
    む手段と、 ページの内容を更新するときに、前記ログ通番記録部の
    ログ通番を増加させそのログ通番をTW通番として含み
    且つ少なくとも1つ以上のトランザクションからなるト
    ランザクション群毎に前記トランザクション群単位に更
    新する1つ以上のページ番号とそれぞれのページ内の更
    新対象となるデータ要素毎のデータの長さと更新前後又
    は更新後の内容あるいはそれらの繰返しとを含むログを
    ログスタックに書き込む手段と、 前記ログスタック内のログの内容を用いて仮想記憶空間
    内のページを必要に応じて前記ステージングドライブよ
    り転送して来て更新するとともにログスタック内のログ
    の内容を不揮発な記憶装置のログ格納部に記録する手段
    とを含むことを特徴とする請求項2または3のいずれか
    に記載の仮想データベース空間システム。
  5. 【請求項5】 特定の方式により与えられた間隔毎にチ
    ェックポイントを設けて、前記チェックポイントに達し
    たとき前記変更ページのみを含むページフレーム群の全
    ての変更ページの内容をステージングドライブに書き込
    み、前記全ての変更ページのページフレームを前記整合
    ページのみを含むページフレーム群に加えて整合ページ
    のページフレームとする手段と、 システムがスタートするときには最終チェックポイント
    以降のログ全てを順にログスタックに転送し、ログスタ
    ックの中のTW通番がログの中のページ番号が示すペー
    ジのDW通番よりも大きければ、前記ログスタック内の
    ログの内容を用いて仮想記憶空間内のページを必要に応
    じてステージングドライブより転送して来て更新する手
    段とを備えることを特徴とする請求項4に記載の仮想デ
    ータベース空間システム。
  6. 【請求項6】 前記仮想記憶空間に代えて主記憶装置を
    用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に
    記載の仮想データベース空間システム。
  7. 【請求項7】 さらに、前記ステージングドライブの内
    容を複写して記憶する不揮発な補助記憶装置であるバッ
    クアップドライブを備え、 前記ステージングドライブの内容を前記バックアップド
    ライブに複写する間は、前記変更ページのみを含むペー
    ジフレーム群の末尾または末尾に近いページフレームの
    内容を前記ステージングドライブに遅れ書きすることを
    完全に停止する手段を備えることを特徴とする請求項2
    〜6のいずれか一項に記載の仮想データベース空間シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記ステージングドライブに障害が発生
    したときに前記バックアップドライブの内容を前記ステ
    ージングドライブに書き戻す手段と、前記バックアップ
    ドライブに複写を開始した時点以前に記録されたログお
    よび該ログ以降のログ全てを順にログスタックに転送
    し、ログスタックの中のTW通番がログの中のページ番
    号が示すページのDW通番よりも大きければ、前記ログ
    スタック内のログの内容を用いて仮想記憶空間内のペー
    ジを必要に応じてステージングドライブより転送して来
    て更新する手段とを備えることを特徴とする請求項7に
    記載の仮想データベース空間システム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の仮想データベース空間
    システムを実現するためのプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体であって、データベース
    の稼働時にはデータベースのページを前記ステージング
    ドライブと仮想記憶空間との間で転送しつつ処理を行
    い、処理を行うページが仮想記憶空間内に存在しない場
    合は前記ステージングドライブから仮想記憶空間のペー
    ジフレームに読み込んで処理する手順と、 前記仮想記憶空間よりも大きい容量をもつ仮想データベ
    ース空間の論理ページ番号を前記仮想記憶空間のページ
    フレーム番号に対応させる手順とを含むことを特徴とす
    る仮想データベース空間システム。
  10. 【請求項10】 前記仮想記憶空間内の各ページフレー
    ムを、 前記仮想データベース空間と前記ステージングドライブ
    とで内容が同一な整合ページのうち、仮想記憶空間内に
    あるページのみを含むページフレームの集合であるペー
    ジフレーム群と、 前記仮想データベース空間と前記ステージングドライブ
    とで内容が異なり、必ず仮想記憶空間内にある変更ペー
    ジのみを含むページフレームの集合であるページフレー
    ム群と、 空ページのみを含むページフレームの集合であるページ
    フレーム群とに分類する手順と、 前記整合ページのみを含むページフレーム群、変更ペー
    ジのみを含むページフレーム群及び空ページのページフ
    レーム群の中のページフレームにそれぞれ群の中での順
    番を付ける手順と、 前記仮想データベース空間内のページで前記仮想記憶空
    間内に存在しないページを必要とするときは、前記空ペ
    ージのページフレーム群の先頭又は先頭に近いページフ
    レームに前記仮想データベース空間内の前記ページの論
    理ページ番号に対応するステージングドライブ内のペー
    ジレコードの内容を転送して前記整合ページのみを含む
    ページフレーム群の先頭又は先頭に近いページフレーム
    とする手順と、 前記空ページが不足したときは、前記整合ページのみを
    含むページフレーム群の末尾又は末尾に近いページフレ
    ームを空ページのページフレーム群の先頭又は先頭に近
    いページフレームとする手順と、 前記仮想記憶空間内の整合ページ又は変更ページの内容
    を更新するときは、更新後のページを含むページフレー
    ムを前記変更ページのみを含むページフレーム群の先頭
    又は先頭に近いページフレームとする手順と、 前記変更ページのみを含むページフレーム群の末尾又は
    末尾に近いページフレームの内容を他の通常のトランザ
    クション処理よりも低い優先度で前記ステージングドラ
    イブに遅れ書きし、該変更ページのページフレームを前
    記整合ページのみを含むページフレーム群の先頭又は先
    頭に近いページフレームとする手順とを含むデータベー
    スプログラムを記録した請求項9に記載のコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記整合ページのうち仮想記憶空間内
    にあるページのみを含むページフレームの数に対して前
    記変更ページを含むページフレームの数の比率が特定の
    方式で与えられた基準値以上になると、他の通常のトラ
    ンザクション処理よりも高い優先度で前記変更ページの
    みを含むページフレーム群の内容をステージングドライ
    ブに遅れ書きし、前記整合ページのページフレームを増
    やす手順を含むデータベースプログラムを記録した請求
    項10に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項4に記載の仮想データベース空
    間システムを実現するためのプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記仮想データベース空間内のページの全ての更新の履
    歴を記録するログの通番をログ通番記録部に記録する手
    順と、 前記変更ページのみを含むページフレーム群よりステー
    ジングドライブに遅れ書きする直前にログ通番をログ通
    番記録部より取得し、前記変更ページ内にセットして前
    記変更ページが整合ページになったときのログ通番を、
    各ページにDW通番として遅れ書きするとともに書き込
    む手順と、 ページの内容を更新するときに、前記ログ通番記録部の
    ログ通番を増加させそのログ通番をTW通番として含み
    且つ少なくとも1つ以上のトランザクションからなるト
    ランザクション群毎に前記トランザクション群単位に更
    新する1つ以上のページ番号とそれぞれのページ内の更
    新対象となるデータ要素毎のデータの長さと更新前後又
    は更新後の内容あるいはそれらの繰返しとを含むログを
    ログスタックに書き込む手順と、 前記ログスタック内のログの内容を用いて仮想記憶空間
    内のページを必要に応じて前記ステージングドライブよ
    り転送して来て更新するとともにログスタック内のログ
    の内容を不揮発な記憶装置のログ格納部に記録する手順
    とを含むデータベースプログラムを記録した請求項10
    または11のいずれかに記載のコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 特定の方式により与えられた間隔毎に
    チェックポイントを設けて、前記チェックポイントに達
    したとき前記変更ページのみを含むページフレーム群の
    全ての変更ページの内容をステージングドライブに書き
    込み、前記全ての変更ページのページフレームを前記整
    合ページのみを含むページフレーム群に加えて整合ペー
    ジのページフレームとする手順と、 システムがスタートするときには最終チェックポイント
    以降のログ全てを順にログスタックに転送し、ログスタ
    ックの中のTW通番がログの中のページ番号が示すペー
    ジのDW通番よりも大きければ、前記ログスタック内の
    ログの内容を用いて仮想記憶空間内のページを必要に応
    じてステージングドライブより転送して来て更新する手
    順とを含むデータベースプログラムを記録した請求項1
    2に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記仮想記憶空間に代えて主記憶装置
    を用いる手順を含むデータベースプログラムを記録した
    請求項10〜13のいずれか一項に記載のコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 さらに、前記ステージングドライブの
    内容を不揮発な補助記憶装置であるバックアップドライ
    ブに複写して記憶する手順と、 前記ステージングドライブの内容を前記バックアップド
    ライブに複写する間は、前記変更ページのみを含むペー
    ジフレーム群の末尾または末尾に近いページフレームの
    内容を前記ステージングドライブに遅れ書きすることを
    完全に停止する手順とを含むデータベースプログラムを
    記録した請求項10〜14のいずれか一項に記載のコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記ステージングドライブに障害が発
    生したときに前記バックアップドライブの内容を前記ス
    テージングドライブに書き戻す手順と、前記バックアッ
    プドライブに複写を開始した時点以前に記録されたログ
    及び該ログ以降のログ全てを順にログスタックに転送
    し、ログスタックの中のTW通番がログの中のページ番
    号が示すページのDW通番よりも大きければ、前記ログ
    スタック内のログの内容を用いて仮想記憶空間内のペー
    ジを必要に応じてステージングドライブより転送して来
    て更新する手順とを含むデータベースプログラムを記録
    した請求項15に記載のコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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