JPH10326582A - フォーカシンググリッドを有するフラットディスプレイスクリーン - Google Patents

フォーカシンググリッドを有するフラットディスプレイスクリーン

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JPH10326582A
JPH10326582A JP9336575A JP33657597A JPH10326582A JP H10326582 A JPH10326582 A JP H10326582A JP 9336575 A JP9336575 A JP 9336575A JP 33657597 A JP33657597 A JP 33657597A JP H10326582 A JPH10326582 A JP H10326582A
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JP
Japan
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grid
additional
cathode
holes
potential
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JP9336575A
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Inventor
Jean-Luc Grand-Clement
グラン−クレマン ジャン−リュク
Axel Jaeger
イェーゲル アクセル
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Original Assignee
Pixtech SA
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
    • H01J31/12Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
    • H01J31/123Flat display tubes
    • H01J31/125Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection
    • H01J31/127Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection using large area or array sources, i.e. essentially a source for each pixel group

Landscapes

  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーン鮮明度を害することなく、電極間
電圧(約2〜10keV)に耐えることができるフラッ
トカラー非切換アノードディスプレイスクリーンを提供
する。 【解決手段】 電子抽出グリッドに係合したカソード
と、同一電位に全て極性化された少なくとも2つのタイ
プの蛍光素子を有したアノードと、抽出グリッド上に位
置付けられ、互いに且つ該抽出グリッドから絶縁され、
各色に係合する副画素を規定する同軸ホールを有した、
少なくとも2つの追加重畳グリッドとを含んでおり、各
追加グリッドは、1つの色に係合しており、対応する色
の副画素を活性化するために、他の追加グリッドの同軸
ホールよりも小さい径のホールを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラットカラーデ
ィスプレイスクリーンに関しており、より詳細には、そ
のアノードが電子衝撃によって励起するような複数の蛍
光素子を保持する「カソード発光スクリーン」と称され
るものに関する。この電子衝撃は、マイクロチップ、低
い抽出電位の層又は熱イオン源から生じ得る。
【0002】ここでの説明を簡単にするために、カラー
マイクロチップスクリーンだけを以下で検討するが、本
発明は、通常、前述のスクリーンのタイプ又はその類似
物に関することに注目すべきである。
【0003】
【従来の技術】図1は、「切換アノード」タイプと称さ
れるフラットカラーマイクロチップスクリーンの従来の
構造を概略的に表している。
【0004】このようなマイクロチップスクリーンは、
実質的に、マイクロチップ2を有するカソード1と、マ
イクロチップ2の位置に対応するホール4を提供するグ
リッド3とから形成されている。カソード/グリッド
は、真空空間12によって分離され、そのガラス基板6
がスクリーン表面を形成するカソード発光アノード5と
反対に配置される。
【0005】カソード1は、複数行に構成され、ガラス
基板10上において、導電層によって網状に構成された
カソード導体から形成される。マイクロチップ2は、カ
ソード導体上にデポジットされた抵抗層11上に実現さ
れており、カソード導体によって規定された網の内側に
配列されている。図1は部分的な網の内側を表してお
り、カソード導体は図に表されていない。カソード1
は、複数列に構成されたグリッド3に係合する。グリッ
ド3の1つの行とカソードの1つの列との交点が、画素
を規定する。
【0006】アノード5は、通常、蛍光素子7r、7g
及び7bの交互バンドを有しており、各バンドは1つの
色(赤、緑、青)に対応する。該バンドは、カソード列
に平行であり、絶縁体8によって互いに分離されてい
る。蛍光素子7は、酸化インジウム・スズ(ITO)の
ような透明導電層の対応するバンドから形成された電極
9上にデポジットされている。赤、緑、青のセットのバ
ンドは、カソード1に対して交互に極性化(polarized)
される。従って、カソード1及びグリッド3の間に生成
された電界によって、1つの画素のマイクロチップ2か
ら抽出された電子は、各色の蛍光素子7によって交互に
引きつけられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】スクリーンの照度を増
加するために、アノード−カソード電圧と、それによる
空間12によって規定されたアノード−カソード距離と
を増加することが望ましい。これには、2つの特別の問
題が存在する。第1に、既存の素子では高い電圧に素早
く切り換えることが難しいということであり、この結
果、高電力消費となる。第2に、電極間空間を大きく
し、マイクロチップの分散によって放射された多くの電
子が、照らすべき所望の隣接する画素の寄生照度を生じ
ようとする。
【0008】第1の問題を解決するために、そのアノー
ドが、同一電位に全て同時に極性化された異なる色の蛍
光素子から形成された「切換アノード」と称されるもの
を用いることができる。このタイプのスクリーンにおい
て、励起すべき蛍光素子の色の選択が、カソードの各列
を各色に係合したそれぞれの3つの副列に分割すること
によって、カソード側上に得られる。
【0009】しかし、寄生照度の第2の問題が残る。電
子がまた他の色の蛍光素子を衝撃するために、この現象
はこの場合ですら限界がある。
【0010】本発明は、スクリーン鮮明度を害すること
なく、電極間電圧(約2〜10keV)に耐えることが
できるフラットカラー非切換アノードディスプレイスク
リーンを提供することによって、従来のスクリーンの不
都合な点を克服することを目的とする。
【0011】本発明はまた、表示すべき色によってカソ
ード導体を切り換えることを必要としない、高電極間電
圧のフラットディスプレイスクリーンのようなものを提
供することも目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、電子抽出グリッドに係合したカソード
と、同一電位に全て極性化された少なくとも2つのタイ
プの蛍光素子を有したアノードと、抽出グリッド上に位
置付けられ、互いに且つ該抽出グリッドから絶縁され、
各色に係合する副画素を規定する同軸ホールを有した、
少なくとも2つの追加重畳グリッドとを含んでおり、各
追加グリッドは、1つの色に係合しており、対応する色
の副画素を活性化するために、他の追加グリッドの同軸
ホールよりも小さい径のホールを含んでいるフラットカ
ラーディスプレイスクリーンを提供する。
【0013】本発明の一実施形態によれば、各追加グリ
ッドは、異なる径の2つの直列のホールを含んでおり、
各追加グリッドのより小さい径を有するホールの径は、
他の追加グリッドのより大きい径のホールの径よりも縮
める(lower) 。
【0014】本発明の一実施形態によれば、各追加グリ
ッドは、多孔金属シートから形成されている。
【0015】本発明の一実施形態によれば、スクリーン
は、追加グリッドを個々に極性化するための手段を含
む。
【0016】本発明はまた、対応する色の副画素の活性
化のそれぞれの電位に、各追加グリッドを連続的に極性
化することからなり、他の追加グリッドは対応する色の
副画素の抑制化のそれぞれの電位にもたらされるフラッ
トカラーディスプレイスクリーンの制御方法をも提供す
る。
【0017】本発明の一実施形態によれば、追加グリッ
ドのそれぞれの活性化電位は正か又は零に等しく、それ
らのそれぞれの抑制化電位はカソードの極性化の最小電
位よりも低くなる。
【0018】本発明の一実施形態によれば、各追加グリ
ッドの活性化電位は、より小さい径のそのホールの径に
よって選択される。
【0019】本発明の一実施形態によれば、各追加グリ
ッドの活性化電位は、抽出グリッドからこの追加グリッ
ドを分離する距離によって選択される。
【0020】本発明の一実施形態によれば、追加グリッ
ドの抑制化のそれぞれの電位は同一である。
【0021】本発明の一実施形態によれば、アノードの
蛍光素子の極性化電位は、2〜10keVの間に含まれ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の前述の目的、特徴及び効
果が、添付図面にある具体的な実施形態に限定されない
説明で、以下で詳細に検討されている。
【0023】同一要素は、異なる図においても同一参照
符号によって表されている。明らかにするために、図の
表示は一定の縮尺で描かれていない。
【0024】図2は、本発明によるマイクロチップスク
リーンの一実施形態の断面図である。前述したように
(図1)、このスクリーンは、マイクロチップ2を有す
るカソード1と、マイクロチップ2の位置に対応するホ
ール4を有する抽出グリッド3とを含んでいる。複数行
に構成されたカソード導電体の網は、ガラス基板10上
になされている。マイクロチップ2は、カソード導電体
の上か又はその間に形成された抵抗層上におかれ、カソ
ード導体によって規定された網の内側に配置される。図
2において、抵抗層と1つの行のカソード導体とは、参
照符号13によって通常表されている。グリッド3は、
前述したように複数行に構成されている。グリッド3の
1つの列とカソード1の1つの列との交点が、画素を規
定する。
【0025】本発明によれば、カソード/グリッドは、
酸化インジウム・スズ(ITO)のような透明導電層の
面から形成された共通電極9上にデポジットされた、蛍
光素子7r、7g及び7bの領域(例えば図1のような
交互平行バンド)から形成されるアノード5′に係合す
る。層9は、スクリーン表面を形成するガラス基板6上
にデポジットされている。従って、全ての蛍光素子7
は、カソード1に対して同時に極性化される。
【0026】本発明によるスクリーンの特徴は、同一色
の蛍光素子7の領域の方向へ、マイクロチップによって
放射された電子をフォーカシングさせるための追加グリ
ッド14の構造を、カソード側上に含むことである。構
造14は、この実施形態において、各色にそれぞれ係合
した3つのフォーカシンググリッド15、16及び17
から形成される。この後、それは「赤」、「緑」及び
「青」グリッドのことをいう。グリッド15、16及び
17は、抽出グリッド3上に位置づけられており、絶縁
体18によって互いに且つグリッド3から分離されてい
る。
【0027】(グリッド3の1つの行とカソード1の1
つの列13との交点によって規定された)スクリーンの
各画素は、グリッド15、16及び17で提供された3
つの同軸ホールによって規定されたPr、Pg及びPb
それぞれの3つの副画素に分割される。カソード/グリ
ッドPr、Pg、Pbの各副画素は、アノード5′の側
上において、特定の色の副画素に対応する7r、7g又
は7bそれぞれの蛍光素子の1つの領域に対向してい
る。明らかにするために、副画素当たり2つのマイクロ
チップ2のみが表されている。しかし、マイクロチップ
は、実際に、スクリーン画素当たり約数千ほどもあると
いうことに注目すべきである。
【0028】本発明によれば、各「赤」、「緑」又は
「青」のグリッド15、16又は17は、対応する色の
副画素の活性化又は抑制化の19、21又は23それぞ
れのホールを含む。各グリッド15、16又は17のホ
ール19、21又は23は、2つの他のグリッドの22
及び24、20及び24、又は20及び22それぞれの
同軸ホールに対して縮小された径のものである。縮小さ
れた径のホール19、21及び23の作用は、グリッド
15、16及び17の極性化に従って、表示すべき色に
よって、ホール19、21及び23に対向するマイクロ
チップ2により放射された電子を封鎖するか又はフォー
カスさせることを可能にすることである。好ましくは、
図2に表されたように、グリッド15、16及び17
は、異なる径の19及び20、21及び22、又は23
及び24それぞれ、2つの直列のホールを各々含む。
【0029】図3Aから図3Cは、本発明によるスクリ
ーンの動作を説明する。図3A、図3B及び図3Cは、
3つの色の各々について、それぞれ、本発明によるスク
リーンの追加グリッド15、16及び17の極性化の一
例を概略的に表している。明らかにするために、カソー
ド1及び抽出グリッド3の詳細な構造は、図3Aから図
3Cに再現されていない。
【0030】表示は、各色に係合した副フレームによっ
て行われる。例えば、グリッド3の複数行は、約80ボ
ルトの電位に連続して極性化され、一方でカソード1の
複数列13は、最大放射電位と非放射電位と(例えば、
それぞれ0及び30ボルト)の間に含まれたそれぞれの
電位にもたらされる。好ましくは、アノード5′は、高
電位(例えば2〜10keVのオーダ)に極性化され
る。
【0031】例えば赤のような、第2の副フレーム(図
3A)の間で、「赤」グリッド15は、正の活性化電位
(例えば+30ボルト)に極性化され、一方「緑」及び
「青」のグリッド16及び17は、カソード1の複数列
13の最小極性化電位よりも大きい負の抑制化電位(例
えば−30ボルト)に極性化される。従って、グリッド
3の極性化された行に沿って、ホール19に対向して放
射された電子は、対応する画素の蛍光素子7rを衝撃す
るために「赤」グリッド15によってフォーカスされ
る。逆に、ホール21及び23に対向して放射された電
子は、「緑」及び「青」のグリッド16及び17の負の
極性化電位によって封鎖され、80ボルトの電位で抽出
グリッド3によって収集される。
【0032】続く副フレーム(図3B及び3C)の間
で、前述の動作が「緑」グリッド16、次に「青」グリ
ッド17に繰り返される。
【0033】電子をフォーカスしなければならないグリ
ッド15、16及び17の活性化電位の値は、特に、こ
のグリッドから抽出グリッド3までの距離と、19、2
1又は23それぞれの縮小された径のそのホールの径と
に依存する。例えばグリッド3から(ここでは「赤」グ
リッド15)最も遠いグリッドの活性化電位は最大の正
となり、カソード1(ここでは「青」グリッド17)に
最も近いグリッドの活性化電位は少なくとも正か又は零
に等しくなる。
【0034】表示すべき色に対応しない副画素の電子を
封鎖するために用いられた、2つの追加グリッドの負の
抑制化電位は、互いに異ならせることができることにも
注目すべきである。しかし、電子を封鎖する負の電位に
ある、所与の副画素の縮小された径のホールに対して十
分であるために、単一の負の抑制化電位の選択は、電子
スクリーン制御回路を用いて構造14の制御を簡単にす
ることが可能となる。
【0035】15、16又は17それぞれの各グリッド
のホール19、21又は23の縮小された径は、対応す
るホールに係合した蛍光素子の領域上に電子のフォーカ
シングを行うために、電極間距離によって(及び電極間
電圧によって)選択される。更に、ホール19、21及
び23は、それらの極性化による電子のフォーカシング
及び封鎖を最適化するために選択された形状を有する。
例えば、エッジは、アノード又はカソードの方向に、ま
っすぐか、円筒形か、テーパ状か又は面取りかにされ得
る。
【0036】ホール19、21及び23の径は互いに異
なり、これら径はそれらが同軸となる他のグリッド(1
6及び17、15及び17、15及び16)のホール
(22及び24、20及び24、20及び22)の径よ
りもそれぞれ縮めるように提供される。
【0037】追加グリッド15、16及び17の厚み
は、抽出グリッド3に係合するカソード1の導電する層
の厚みよりも、より大きくなる。具体的な例として、グ
リッド3に係合するカソード1の通常の厚みは、1〜5
μmのオーダで、例えば3.5μmであり、各追加グリ
ッド15、16又は17の厚みは、50μmのオーダと
なる。
【0038】本発明の効果は、高電圧切換素子の使用を
必要としない高電極間電圧のフラットディスプレイスク
リーンを実現することが可能となるということであり、
表示すべき色の選択は、低電圧追加グリッドの構造14
によって行われる。
【0039】本発明の他の効果は、対応する色の副画素
の方への電子の最適なフォーカシングを保証することで
ある。
【0040】他の実施形態として、カソード1の複数列
13は、互いに独立してアドレスされる副列に分割でき
る。この場合、色選択は、カソードの副列を用いて行わ
れる。従って、追加グリッドの構造14は、電子の最適
なフォーカシングを保証し、且つ高電極間電圧を可能に
する作用を有する。
【0041】本発明の他の効果は、高電圧の下でアノー
ドの極性化化を可能にすることによって、その製造の技
術が完全に習得されたカラーテレビジョンカソード光線
管に用いられるそれらのタイプの蛍光素子が、ここで用
いられ得る。
【0042】本発明の他の効果は、その蛍光素子が全て
同時に極性化されるアノードの実現を可能にすることに
よって、マイクロチップスクリーンに従来用いられる蛍
光素子の交互バンドは、各副画素に対応する各色の蛍光
素子のペレットに置き換えることができる。
【0043】図4は、各画素に対する異なる色の蛍光素
子の3つのペレットを支持するアノードに係合しなけれ
ばならない、本発明による追加グリッドの構造の平面図
である。
【0044】構造14のホール19から23は、アノー
ド側上での配置によれば、蛍光素子(図示なし)のペレ
ットの、グリッド3の1つの行25とカソード1の1つ
の列13との交点によって規定された各画素に対して配
置されている。
【0045】図4に表された実施形態において、所与の
画素の副画素は、実質的に三角状に配置され、両方向の
各画素のバルクを平衡にすることが可能となる。しか
し、副画素の分散は、カソードの列又は副列の構成に合
着(coherent)して残さなければならない。
【0046】そのアノードが3つの異なるタイプの蛍光
素子を含むカラースクリーンについて前述の説明で言及
してきたけれども、本発明はまた、例えば、その蛍光素
子が1つの副画素の大きさのペレットによって、又は副
画素の幅のバンドによって分散されるバイクロスクリー
ンのように、アノードが、2つの異なるタイプの蛍光素
子を有するという場合にも適用される。この場合、本発
明による2つの追加グリッドだけが提供される。
【0047】本発明の一実施形態において、各追加グリ
ッド15、16、17は、その表面の少なくとも1つの
上で絶縁された多孔金属シートから形成される。これら
シートは、これら開口が一列になるように組み立てら
れ、次にスクリーンのカソードプレートの抽出グリッド
上に配置される。次に、アノードプレートは、挿入され
たスペーサを有する、上部グリッド上に設けられる。し
かし、多くの他の実施形態は、当業者に行われるであろ
う。
【0048】もちろん、本発明は、当業者にすぐに見い
出されるであろう種々の変更、修正及び改良をも有する
ものである。特に、追加グリッドのホールの形状及び径
と、追加グリッドの活性化及び抑制化のそれぞれの電位
は、対応する副画素の方へのフォーカシングを最適にす
るために選択されるであろう。
【0049】このような変更、修正及び改良は、この開
示部分でしようとするものであり、本発明の技術思想及
び見地の中でしようとするものである。従って、前述の
説明は、例のみとしてであり、限定するものではない。
本発明は、特許請求の範囲に及びそれらと均等物のみに
限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】予め説明された、従来技術と解決する問題点と
を表す概略図である。
【図2】本発明によるフラットディスプレイマイクロチ
ップスクリーンの一実施形態の部分的な断面図である。
【図3A】本発明によるスクリーンの動作説明図であ
る。
【図3B】本発明によるスクリーンの動作説明図であ
る。
【図3C】本発明によるスクリーンの動作説明図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態によるカソード/グリッド
の部分的な平面図である。
【符号の説明】
1、1′ カソード 2 マイクロチップ 3 抽出グリッド 4 ホール 5、5′カソード発光アノード 6、10 ガラス基板 7、7r、7g、7b 蛍光素子 8、18 絶縁体 9 電極 11 抵抗層 12 真空空間 13 カソードの列 14 構造 15、16、17 追加グリッド 19、20、21、22、23、24 同軸ホール 25 グリッドの行

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子抽出グリッド(3)に係合したカソ
    ード(1)と、 同一電位に全て極性化された少なくとも2つのタイプ
    (7r、7g、7b)の蛍光素子を有したアノード
    (5′)と、 前記抽出グリッド(3)上に位置付けられ、互いに且つ
    該抽出グリッドから絶縁され、各色に係合する副画素
    (Pr、Pg、Pb)を規定する同軸ホール(19、2
    0;21、22;23、24)を有した、少なくとも2
    つの追加重畳グリッド(15、16、17)とを含んで
    おり、 各追加グリッド(15;16;17)は、1つの色に係
    合しており、対応する色の副画素を活性化するために、
    他の追加グリッドの前記同軸ホールよりも小さい径のホ
    ール(19;21;23)を含んでいることを特徴とす
    るフラットカラーディスプレイスクリーン。
  2. 【請求項2】 各追加グリッド(15;16;17)
    は、異なる径の2つの直列のホール(19、20;2
    1、22;23、24)を含んでおり、各追加グリッド
    のより小さい径を有するホール(19、21、23)の
    径は、他の追加グリッドのより大きい径のホールの径よ
    りも縮めることを特徴とする請求項1に記載のスクリー
    ン。
  3. 【請求項3】 各追加グリッド(15;16;17)
    は、多孔金属シートから形成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のスクリーン。
  4. 【請求項4】 前記追加グリッド(15;16;17)
    を個々に極性化するための手段を含むことを特徴とする
    請求項1に記載のスクリーン。
  5. 【請求項5】 前記対応する色の前記副画素(Pr;P
    g;Pb)の活性化のそれぞれの電位に、各追加グリッ
    ド(15;16;17)を連続的に極性化することから
    なり、前記他の追加グリッドは前記対応する色の副画素
    の抑制化のそれぞれの電位にもたらされることを特徴と
    する、請求項1に記載のフラットカラーディスプレイス
    クリーンの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記追加グリッド(15;16;17)
    のそれぞれの活性化電位は正か又は零に等しく、それら
    のそれぞれの抑制化電位は前記カソード(1)の極性化
    の最小電位よりも低くなることを特徴とする請求項5に
    記載の制御方法。
  7. 【請求項7】 各追加グリッド(15;16;17)の
    前記活性化電位は、より小さい径のそのホール(19、
    21、23)の径によって選択されることを特徴とする
    請求項5に記載の制御方法。
  8. 【請求項8】 各追加グリッド(15;16;17)の
    前記活性化電位は、前記抽出グリッド(3)からこの追
    加グリッド(15;16;17)を分離する距離によっ
    て選択されることを特徴とする請求項5に記載の制御方
    法。
  9. 【請求項9】 前記追加グリッド(15;16;17)
    の抑制化のそれぞれの電位は同一であることを特徴とす
    る請求項5に記載の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記アノード(5′)の前記蛍光素子
    (7r、7g、7b)の前記極性化電位は、2〜10k
    eVの間に含まれることを特徴とする請求項5に記載の
    制御方法。
JP9336575A 1996-11-22 1997-11-21 フォーカシンググリッドを有するフラットディスプレイスクリーン Withdrawn JPH10326582A (ja)

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FR9614615A FR2756417A1 (fr) 1996-11-22 1996-11-22 Ecran plat de visualisation a grilles focalisatrices
FR9614615 1996-11-22

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JP9336575A Withdrawn JPH10326582A (ja) 1996-11-22 1997-11-21 フォーカシンググリッドを有するフラットディスプレイスクリーン

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