JPH10322893A - 電動機、特に極めて活動的なサーボ駆動装置の監視方法及び特に当該の方法で使用するための負荷継電器 - Google Patents

電動機、特に極めて活動的なサーボ駆動装置の監視方法及び特に当該の方法で使用するための負荷継電器

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JPH10322893A
JPH10322893A JP12342097A JP12342097A JPH10322893A JP H10322893 A JPH10322893 A JP H10322893A JP 12342097 A JP12342097 A JP 12342097A JP 12342097 A JP12342097 A JP 12342097A JP H10322893 A JPH10322893 A JP H10322893A
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Krauskopf Arno
アルノ・クラウスコップフ
Ziegler Olaf
オラーフ・チーグラー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電動機、特に極めて活動的なサーボ駆動装置の
監視、例えば停止ないしは調整回転数監視のための方法
において、故障を極めて迅速に検出して遮断することが
できる方法を提供することを課題とする。 【解決手段】そのために駆動装置の相電流ないしは電圧
の分析ないしは比較によって監視を行うことが提案され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機、特に極めて
活動的なサーボ駆動装置の監視ための方法に関する。ま
た本発明は電動機、特に極めて活動的なサーボ駆動装置
の監視ないしは電動機の確実な遮断のための方法に適用
される負荷継電器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電動機
即ち駆動装置の停止と危険を招く運動とを区別し又は駆
動装置の回転が所期の調整によるものか、不当な運動例
えば駆動装置の始動であるかを検査するために、運動を
例えば増分検出装置により機械的検出に基づいて監視す
ることは先行技術により知られている。純機械的運動か
ら導き出された誘導信号の運動から、不当な運動である
との結論に達するならば、やはり機械的に即ち継電器に
よって遮断が行われる。これに原因する時間的遅延は不
利であり、場合によっては危険である。
【0003】本発明の根底にあるのは、電動機特に極め
て活動的な駆動装置の故障を極めて迅速に検出し、次い
で駆動装置を迅速に遮断する課題である。その場合電動
機の軸に生じた負荷が位置制御によるものか、あるいは
不当な運動例えば始動が行われているか、を確実に区別
することができなければならない。また軸の運動が軸に
よって駆動される工具の調整から引き起こされたか、あ
るいは不当な運動が生じたか、を区別することができな
ければならない。更に駆動装置の特に無過誤の監視のた
めに、極めて迅速に反応し、誤機能があっても危険を招
く運動を許さない負荷継電器を提供しなければならな
い。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】この課題
は請求項に見られる処置によって解決される。特に駆動
装置の電動機電流ないしは電圧の解析ないしは比較によ
って監視を行うことを提案する。その場合相又は相間電
圧の解析、その高調波分の解析、逐次電圧評価及び信号
縁解析又は位相関係の評価による相又は相間電流の解析
によって動的停止監視を行うことができ、その際連続的
信号サンプリング又は電流順序の評価が行われる。特に
逐次電流評価による相又は相間電流の解析によって調整
回転数の監視を行うことができる。
【0005】同じく本発明に基づく提案により、負荷継
電器を被監視半導体部品として構成することにした。
【0006】夫々独立にないしは組合せとして保護を受
ける改良及び実施形態が以下の説明及び請求項とその特
徴で明らかである。
【0007】本発明の学説によって極めて活動的な駆動
装置のための停止監視の実現の道が示される。電子部品
を使用することにより、在来の停止監視装置に比してよ
り短い検出時間とより短い遮断時間が実現される。
【0008】検出に関しては、電動機の誤った駆動をな
るべく早期に認識するために、電動機導線の電圧又は電
流信号の発生と駆動系統の慣性により遅れた電動機始動
との間の期間が利用される。在来のシステムは電動機軸
の時間的に遅れた機械的運動を検出するので、迅速な遮
断を考えると貴重な時間が無駄になるが、本発明に基づ
く下記の処置によって決定的な時間的利益が得られる。
電圧又は電流信号特性の評価によって系の状態が連続的
に監視され、極めて活動的な停止監視を実際に実現する
ことが可能になる。本発明に基づく電子信号評価によっ
て下記の機能、即ち −位置制御運転からの不当な加速の検出 −位置制御運転からの不当な加速と位置制御運転時の外
部負荷変動との区別 −自由選択可能な調整回転数の監視 が実現される。
【0009】先行技術によれば機械的継電器ユニットの
使用により遮断領域でも貴重な時間が無駄になる。高速
継電器の復旧時間は半導体のそれを何倍も超える。そこ
で本発明に基づき適当な半導体部品又は真空管を停止監
視の負荷回路に使用することが提案される。電子負荷継
電器の開発によって、極めて短い遮断時間に関する要求
が実現される。半導体部品の総合的監視は確実な実用を
保証する。
【0010】駆動用半導体を用いて開発した電子負荷継
電器の基本的機能と構成の概要を以下で明らかにする。
使用される駆動用半導体及び電動機に給電する制御装置
出力の機能監視を説明する。
【0011】遮断のために能動部品としてIGBTトラ
ンジスタを使用した。最近の半導体世代のこの部品は在
来の電力スイッチと比較して −低い駆動電力 −低い飽和電圧 −極めて短いスイッチ時間 が長所である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は電子負荷継電器の使用の原
理的構成図を示す。図2は電動機の監視のためのトラン
ジスタと光学カプラーの回路図である。
【0013】図1及び図2において、磁気的に独立した
3個の変圧器10、12、14から交流電圧が得られ
る。この交流電圧は整流器16、18、20により整流
され、安定化される。直流電圧は前置抵抗器を経て電子
負荷継電器を構成する夫々のIGBTトランジスタ2
2、24、26へ直接送られる。こうして直流電圧はゲ
ートとエミッタの間に印加される。この区間と並列に光
学カプラー34、36、38の出力のスイッチトランジ
スタ28、30、32がある。光学カプラー34、3
6、38はやはり前置抵抗器で保護される。
【0014】光学カプラー34、36、38に外部遮断
信号が印加されると、光学カプラー34、36、38の
出力トランジスタ28、30、32がゲート・エミッタ
区間を短絡し、IGBTトランジスタ22、24、26
が遮断する。
【0015】IGBTトランジスタ22、24、26が
導通であれば、正半波電流がIGBTトランジスタ2
2、24、26を介して、又、負電流が逆並列接続のダ
イオード42、44、46を介して流れる。
【0016】すべてのIGBTトランジスタ22、2
4、26が遮断されているときは、ダイオード42、4
4、46を通る電流の流れをもたらす正電位がない。
【0017】あるIGBTトランジスタ22、24、2
6が遮断するはずなのに導通であれば、電流の流れが認
識される。
【0018】IGBTトランジスタ22、24、26に
より構成された電子負荷継電器は、あらゆる時点での完
全な性能を保証するために連続的に監視される。運転時
に半導体チャネルの遮断又は短絡が起こると、この故障
が電子監視装置により解析され認識される。故障状態信
号が発生され、これを駆動装置、すなわち電動機Mの即
時遮断のために利用することができる。
【0019】この目的のために第2の電子負荷継電器の
形の第2の安全段が組み込まれ、直列に接続される。こ
の入念な遮断機能は、危険が発生する前に電動機のエネ
ルギー供給の遮断を実現する。
【0020】電流監視の原理を図3に基づいて詳述す
る。
【0021】S1、S2で表示した部品は、夫々の部品
を通る流れ方向を検出するセンサである。センサS0は
相U又はV又はWの全電流を測定する。回転磁界が1回
転するときに、電動機導線の各相の電流が一度は正、一
度は負でなければならない(正弦振動)。このことは本
例で変圧器S3の出力で測定される相電圧にも当てはま
る。回転数監視装置によって回転磁界の回転が検出され
る。
【0022】そのとき発生するビットパターン即ち −電圧回転のビットパターン及び −電流回転のビットパターン が記憶される。次に電流及び電圧のビットパターンが比
較される。
【0023】電子負荷継電器例えばIGBTトランジス
タ22,24,26は、電子管に置き換えることもでき
るが、この手前の負荷電流回路にある部品が、高オーム
になったため不調であれば、電流は当該の部品を流れる
ことができない。しかし電圧はこの部品に印加され、電
流と電圧の間にビットパターンの差が発生することにな
る。
【0024】この差が評価論理回路で評価され、場合に
よっては故障信号を発生する。この信号によって例えば
駆動装置、すなわち電動機Mが電源から切断される。
【0025】センサS0、S1、S2、S3によって単
数個(又は複数個)の電子部品の故障(短絡の形の)が
検出される。この故障は電子継電器22、24、26な
いしは逆並列ダイオード42、44、46に現れる可能
性がある。
【0026】導通状態のトランジスタ22、24、26
又はダイオード42、44、46が故障して短絡すると
き、ダイオードになお電圧降下が認められるので、この
トランジスタに逆方向電流が流れるであろう。この電流
はトランジスタが故障のときだけ流れる。
【0027】また、差電流が故障部品を流れるから、セ
ンサS2の瞬時電流はセンサS0の瞬時電流と一致しな
いであろう。評価論理回路によって種々のセンサ電圧が
評価される。
【0028】電流及び電圧に対するビットパターンが基
準値として記憶される。
【0029】電子遮断装置が無傷であって、これらの値
の偏差が検出されるならば、サーボモータの出力増幅器
の故障と解釈することができる。こうしてサーボ制御装
置の出力段の監視も可能である。
【0030】電気的導通の分離を実現するために、用途
によっては継電器又は接触器とIGBTトランジスタ2
2、24、26を接点47、48、50で直列に接続す
ることができる。その結果、光学カプラー34、36、
38に送られる遮断信号がIGBTトランジスタ22、
24、26の形の電子継電器を光学カプラー34、3
6、38によって遮断するか又はセンサS0ないしS3
又はその評価回路が発生する信号、すなわち電子継電器
22、24、26ないしは並列接続のダイオード42、
44、46に故障があるときに発生される信号により継
電器又は接触器が駆動されるならば、相U又はV又はW
が本例では継電器又は接触器又はその接点47、48、
50により遮断される。もちろん継電器又は接触器を前
述の種類の電子継電器に置き換えることができる。
【0031】図3に100で示す回路は、図1による駆
動装置、すなわち電動機Mのための監視回路に組み込ま
れる。
【0032】本発明の特に強調すべき提案によれば、電
動機の例えば相又は相間電圧ないしは電流の解析により
駆動装置の動的停止監視を行うことができる。便宜上以
下では−本発明を制限するものではないが−相電圧又は
電流についてだけ述べる。
【0033】逐次電圧評価を行うことができる。この電
圧評価の利点は、電動機導線を開路しないでよいことで
ある。電動機導線から直接に電圧を取り出すことができ
るのである。
【0034】一例として図4に基づき回転数N=300
0回/分の場合の電動機の電圧曲線を示す。
【0035】星形結線の3個の変圧器が電圧を電動機給
電線から電気的に分離する。そこで図5は3個の星形結
線の変圧器を示す。
【0036】電圧は能動帯域フィルタによって正弦電圧
に変換される。この電圧の周波数は周波数変調電源電圧
の基本振動に相当する。図6により120度変位した3
つの電圧が発生する。
【0037】図7で明らかなように、これらの電圧は夫
々比較器で方形信号に変換される。
【0038】電動機が回転磁界を発生するには、電圧を
所定の順序で電動機端子に印加しなければならない。こ
の経過がデジタルで評価され、解析される。位置制御で
は回転磁界が存在しない。回転磁界は始動時にだけ発生
される。デジタルパルス解析がこれを認識する。
【0039】位相解析のもうひとつの方法は相電圧の電
圧方向の順序の監視である。前述のように、同じく電圧
信号が取り出されて濾波され、増幅される。この信号は
比較器入力へ送られ、第1の切換しきい値を超えると正
の電圧レベル、第2の切換しきい値を下回ると負の電圧
レベルを出力から送出する。切換しきい値の通過の間の
時間に、比較器出力はゼロ電圧レベルにある。このこと
を図8により原理について説明する。
【0040】3つの区別される状態が発生し、2ビット
データ語でコード化されることも図8で明らかである。
この場合1ないし8の数字で表示される個々の期間の間
にこのような3つの2ビットデータ語の組合せが成立す
る。即ち各期間に3個のすべての「位相比較器」の接続
状態が1つの6ビットデータ語にまとめられる。この6
ビットデータ語が三相電圧系の時間的経過に現れる順序
は常に同じであり、ひとたび分かれば、2進データ列と
してEPROM(消去可能なプログラム可能読取り専用
記憶装置)に記憶することができる。信号監視の過程で
電動機導線の1つに電圧信号の上昇が検出されるとき
は、この時点で存在するデータ語が論理回路群によって
識別される。その後の時間的過程で現れるデータ語の順
序がEPROMにファイルされた順序と比較される。こ
うして電動機の始動時に回転子の位置を決定することが
できる。この方法は相電流の評価にも同様に適している
(図9)。
【0041】電圧に関するサーボモータの始動挙動が図
10で明らかである。
【0042】電圧は電流より90度先行しているので、
回転磁界の電圧評価による遮断は電流評価による遮断よ
りも迅速である。
【0043】また電圧の順序が監視される。このことを
電動機の種々の位相の電圧曲線を示す図11に基づいて
説明する。
【0044】切換しきい値を超え又は下回るときは、必
ず状態の観察が行われる。状態1の観察で、それは次の
ことを意味する。
【0045】位相Uは比較器しきい値をちょうど超えて
いるが、位相Vは上のしきい値にも下のしきい値にも達
していない。
【0046】位相Wの値は依然として下側の切換しきい
値より上にある。次の状態が現れると、必ず比較器の出
力値だけが変化する。
【0047】ある位相の比較器出力値が変化したときに
すべての位相の状態を照会すれば、電動機軸が機械的運
動を遂行する前に遮断することが理論的に可能である。
なぜなら電流と電圧の間の移相は理想的な場合に90度
であり、電流が磁界形成の原因だからである。
【0048】図12に示すように、正しい順序で状態1
(当該のビットパターンによって識別される)に状態2
が続き、同様に状態2に状態3が続くならば、回転磁界
が形成される。正しい時間的経過で順次続かねばならな
い状態の数は、自由に選択することができる。図12が
明らかにするように、その他の比較器しきい値を挿入す
ることによって分解能を高めることができる。
【0049】図13及び14はモータの始動時のビット
パターンの形成と相の経過の関係を改めて示し、かつブ
ロック構成図を示す。
【0050】相電圧の解析による駆動装置の監視のほか
に、前述のように相電流の分析による監視も行うことが
できる。
【0051】電動機給電線の相電流の信号特性が電流セ
ンサによって取り出される。
【0052】周知のように定格回転数では相電圧のパル
ス幅変調信号特性にかかわらず正弦形の電流曲線が生じ
る。電動機巻線のインダクタンスによって電流曲線が積
分される。それはパルス幅変調信号から基本振動を濾波
して取り出す低域フィルタの挙動に似ている。正弦形信
号特性にパルス幅変調のサンプリング信号の周波数の比
較的小さなのこぎり波振動が重畳される。相電流の振幅
は電動機回転数及び負荷トルクに比例する。即ち電動機
回転数又は負荷が低下すれば電流の振幅が減少する。回
転数が小さければ、信号特性のひずみがますます現れ
る。このことが図15及び16の例で明らかである。図
には電動機回転数N=3000回/分(図15)又はN
=15回/分(図16)で相電流の信号特性が示されて
いる。
【0053】しかし本発明は特に駆動装置の調整回転数
の監視に適している。
【0054】調整回転数の監視のために相電流の電流順
序を監視すればよい。その場合電流信号が取り出され、
濾波されて増幅される。この信号は比較器入力へ送ら
れ、第1の切換しきい値を超えると正の電圧レベルを、
又、第2の切換しきい値を下回ると負の電圧レベルを出
力から送出する。切換しきい値の通過の間の時間に比較
器出力はゼロ電圧レベルにある。図17はこの原理を説
明するためのものである。
【0055】図17が明らかにしているように、3つの
区別される状態が発生し、これらの状態が2ビットデー
タ語でコード化される。この場合1ないし8の数字で表
示される個々の期間の間に、3つのこのような2ビット
データ語の特定の組合せが成立する。即ち各期間に3個
のすべての「位相比較器」の接続状態が1つの6ビット
データ語にまとめられる。この6ビットデータ語が三相
電流系の時間的経過に現れる順序は常に同じであり、ひ
とたび分かれば、2進データ列としてEPROMに記憶
することができる。信号監視の過程で電動機電線の1つ
に電流信号の上昇が検出されると、この時点で存在する
データ語が論理回路群によって識別される。その後の時
間的経過で現れるデータ語の順序が、EPROMにファ
イルされた順序と比較される。順序が電子的に評価され
る。
【0056】ビットパターンのこのデジタル評価は、遮
断が作動されずに電動機が1回転した後に1個のパルス
を送出する。
【0057】方形波発生器がこのパルスで始動される。
方形波発生器のパルスがカウントされ、予め設定された
値と比較器で比較される。
【0058】電動機の次の回転でビットパターンの評価
論理回路がもう1つのパルスを発生し、それがカウンタ
を停止し、比較器を作動させる。
【0059】カウンタに示された値が予め設定された値
より大きければ、電動機の実際回転数は回路の受容範囲
内にあり、遮断されない。
【0060】回転数の評価は必ず回転磁界の1回転の後
に行われる。
【0061】監視範囲は取扱者が指定することができ
る。
【0062】電流による検出は電圧に比して、小さな回
転数(電動機の負荷時)で回転磁界の1回転の後に遮断
することもできる(調整回転数N=0に相当する)とい
う利点がある。
【0063】図18及び19は調整回転数監視の原理的
構成をそれぞれ示す図である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく電子負荷継電器の原理的構成図
である。
【図2】電動機の監視のためのトランジスタと光学カプ
ラーの回路図である。
【図3】電流監視の原理図である。
【図4】回転数がN=3000回/分の場合の電動機の
電圧曲線の図である。
【図5】3個の星形結線の変圧器の図である。
【図6】図5における変圧器の正弦波電圧曲線の図であ
る。
【図7】比較器によって図6において変換された電圧の
方形信号の図である。
【図8】電圧レベルによる相分析の原理的構成図であ
る。
【図9】図9(a)は電動機の定格運転時の電流曲線の
図であり、図9(b)は位置制御での負荷変動時の電流
曲線の図である。
【図10】サーボモータの電圧による始動挙動を示す図
である。
【図11】電動機の種々の位相の電圧曲線の図である。
【図12】図11に対応して示す状態の図である。
【図13】ビットパターン形成のためのブロック構成図
である。
【図14】電動機の定格運転時の各相の曲線とビットパ
ターンの発生の関係を示す図である。
【図15】電動機回転数N=3000回/分での相電流
の信号特性の図である。
【図16】電動機回転数N=15回/分での相電流の信
号特性の図である。
【図17】電動機の調整回転数の監視のための電流を示
す図である。
【図18】調整回転数監視の原理的構成を示す図であ
る。
【図19】調整回転数監視の原理的構成のブロック図で
ある。
【符号の説明】
10、12、14 変圧器 16、18、20 整流器 34、36、38 光学カプラー 22、24、26 IGBTトランジスタ 42、44、46 ダイオード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機の電流ないしは電圧の解析ないしは
    比較による電動機、特に極めて活動的なサーボ駆動装置
    の停止の監視又は停止する電動機の調整回転数の監視の
    ための方法。
  2. 【請求項2】電動機の相電圧又は相間電圧としきい値と
    の関係を電圧パターンに分解し、相電圧又は相間電圧の
    1つがしきい値の1つに達したならば、すべての相電圧
    又は相間電圧のこの時点で存在する電圧パターンを検出
    し、こうして検出した電圧パターンを所定のパターンと
    比較するか又は電動機の相電流としきい値との関係を電
    流パターンに分解し、相電流の1つがしきい値の1つに
    達したならば、すべての相電流のこの時点で存在する電
    流パターンを検出し、こうして検出した電流パターンを
    所定のパターンと比較することを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】検出された電圧ないしは電流パターンを所
    定のパターン又は先に又は後に測定された電圧ないしは
    電流パターンと比較することを特徴とする請求項2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】電動機の調整回転数の監視のために、電流
    又は電圧信号を取り出し、同じパターンの当該の信号の
    時間間隔を決定することを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】特に極めて活動的なサーボ駆動装置の、例
    えば停止ないしは調整回転数の監視の方法ないしは該駆
    動装置の確実な遮断のための方法で特に使用される負荷
    継電器において、該負荷継電器が被監視半導体部品(2
    2、24、26)として構成されていることを特徴とす
    る負荷継電器。
  6. 【請求項6】駆動装置の主回路、特に該駆動装置とこれ
    に前置した制御装置の出力との間に駆動用半導体部品特
    にIGBTトランジスタ(22、24、26)及び並列
    に接続されたダイオード(42、44、46)が配設さ
    れ、該駆動用半導体部品が電気的に分離されて駆動さ
    れ、駆動用半導体部品又はダイオードを流れる電流、そ
    の総量及び駆動用半導体部品に印加される電圧がセンサ
    (S1、S2)により決定されることを特徴とする請求
    項5に記載の負荷継電器。
  7. 【請求項7】駆動用半導体部品又はダイオードを流れる
    電流の方向を決定する第1及び第2のセンサ(S1、S
    2)が駆動用半導体部品、例えばIGBTトランジスタ
    (22、24、26)及びダイオード(42、44、4
    6)に配属され、該駆動用半導体部品及びダイオードを
    流れる全電流を検出することができる別の第3のセンサ
    (S0)が駆動用半導体部品及びダイオードに配属さ
    れ、該駆動用半導体部品に印加される電圧が第4のセン
    サ(S3)例えば変圧器によって決定されることを特徴
    とする少なくとも請求項6に記載の負荷継電器。
JP12342097A 1997-04-25 1997-04-25 電動機、特に極めて活動的なサーボ駆動装置の監視方法及び特に当該の方法で使用するための負荷継電器 Withdrawn JPH10322893A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104935215A (zh) * 2015-06-05 2015-09-23 柳州弘天科技有限公司 一种制动单元
CN114089693A (zh) * 2021-11-18 2022-02-25 广东美的智能科技有限公司 伺服驱动系统及其制动控制方法、装置、伺服驱动器

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