JPH10313730A - 水棲生物用自動給餌装置 - Google Patents

水棲生物用自動給餌装置

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JPH10313730A
JPH10313730A JP9140902A JP14090297A JPH10313730A JP H10313730 A JPH10313730 A JP H10313730A JP 9140902 A JP9140902 A JP 9140902A JP 14090297 A JP14090297 A JP 14090297A JP H10313730 A JPH10313730 A JP H10313730A
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Japan
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feeding
behavior
frequency
amount
aquatic
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Application number
JP9140902A
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English (en)
Inventor
Naoki Haramai
直樹 原間井
Kenichi Soma
憲一 相馬
Ichirou Enbutsu
伊智朗 圓佛
Kazuo Asami
一夫 浅見
Bunji Yoshitomi
吉富  文司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Nissui Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nippon Suisan Kaisha Ltd
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Publication date
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 養殖水槽や海洋生け簀等の広い領域におい
て、雑音に強い水棲生物の摂餌行動の強さを計測可能と
すると共に、水棲生物への給餌量および給餌時間をより
適切に制御することにある。 【解決手段】 飼育水槽または生け簀20の水棲生物に
餌料11を供給する水棲生物用自動給餌装置において、
水棲生物10の活動状態を集音により計測する集音計測
手段40と、前記計測値を周波数分析する周波数分析手
段50と、前記周波数分析によって得た水棲生物の摂餌
行動に特徴的な周波数分布に基づいて摂餌行動の強さの
度合いを計算し、定量化する摂餌行動定量化手段60
と、前記定量化した摂餌行動の強さの度合に応じて給餌
量および給餌時間を制御する給餌量制御手段70を具備
し、水棲生物の摂餌行動の変化を周波数分析し、定量化
し、自動給餌する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水産養殖で飼育さ
れる水棲生物の自動給餌装置に係り、特に、水棲生物の
摂餌量に応じて給餌量を制御する水棲生物用自動給餌装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水棲生物に対する適正給餌量
は、対象水棲生物の重量に対する割合で決定される。こ
の適正給餌量を単位時間に与えれば、対象水棲生物は順
調に生育する。ところで、水棲生物に対する給餌は、従
来、人が行っており、対象水棲生物の成長状況によっ
て、1日当りの適正給餌回数、1回当りの適正給餌量を
給餌者が判断している。この場合、給餌者が判断材料と
して用いる最大要因は、対象水棲生物の水中挙動、つま
り活動量である。例えば、主要養殖魚であるマダイなど
の場合、給餌初期の対象魚の餌料要求の度合が高い場
合、水面付近で非常に活発に活動し、激しい波が立つ。
摂餌中期から終期にかけては、餌料要求の度合が低下
し、養殖魚は水面下に移動し、給餌をしても、摂餌せ
ず、その活動量が低下する。給餌者は、対象魚群の成長
状況や摂餌行動を観察しながら、給餌を行う。給餌の基
本は、対象魚群中の個体に満遍なく給餌し、かつ、摂餌
率を限りなく100パーセントに近づけることである。
しかし、現実には、魚群中の全ての個体に万遍なく給餌
し、しかも摂餌量を100パーセントに近づけることは
非常に困難である。その原因として、給餌者の熟練度、
時間的拘束があげられる。給餌者は季節、気温、水温さ
らに天候も配慮して給餌する必要がある。また、近年、
養殖業の隆盛に伴い、その養殖規模が徐々に大きくなっ
ており、給餌者が対象水棲生物にかかわれる時間がかな
り制約され、また、摂餌中の水中の対象水棲生物の挙動
を充分に把握できないことにある。対象水棲生物の挙動
を正確に観察できるのは、水面付近だけであり、水深方
向の挙動は極めて観察しがたい。これらの問題を解決す
るために、水面付近の水棲生物行動を撮像した上で画像
処理し、水棲生物の活動量を数値化し、給餌量および給
餌時間を制御する方法が検討されている。この方法は、
屋内飼育水槽など限られた飼育水槽において、対象水棲
生物の活動量を飼育水槽の上面および側面から撮像でき
る。また、特開昭59−48031号公報には、陸上の
制御盤内のタイマーがセット時間になると、給餌機が自
動運転を開始し、魚の捕食音を制御盤に帰還させ、再給
餌条件を設定後、給餌する自動給餌方式が開示されてい
る。この場合、集音計測を用いて捕食音を計測して、そ
の捕食音が基準値より大か小かを判別し、小であれば水
中スピーカーで捕食音を流し、給餌を続ける。これを3
回繰り返しても捕食音が小であれば、給餌を停止する。
一方、大であれば、10分間投餌を続ける。数分後、ま
た捕食音を計測し、これらを繰り返す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した前者
の魚群の行動を画像処理する方法では、海洋生け簀等の
広い領域を撮像する場合、水質汚濁により魚と海水の識
別が困難であり、画像処理しにくいという問題、また、
撮像場所が海上や海中である場合、波や風など自然現象
の影響により、必要な映像が安定して得られないという
問題、さらに、運用上において、撮像手段の保守点検に
多大な労力を要するという問題がある。後者の捕食音に
よって再給餌条件を設定し、判定後に給餌する方法で
は、捕食音がある基準値より大であるか小であるかを判
断し、設定時間投餌したり、投餌を停止したりする。こ
の場合、バックグラウンドの雑音等により、捕食音の判
定が正確でなくなる可能性があり、また、対象魚の餌料
要求の度合に拘りなく、投餌を設定時間継続するため、
摂餌率を限りなく100パーセントに近づけることが困
難であり、必ずしも給餌量が最適化されるとは限らな
い。
【0004】本発明の課題は、養殖水槽や海洋生け簀等
の広い領域において、雑音に強い水棲生物の摂餌行動の
強さを計測可能とすると共に、水棲生物への給餌量およ
び給餌時間をより適切に制御することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、水棲生物の
活動状態を集音により計測する集音計測手段と、前記計
測値を周波数分析する周波数分析手段と、前記周波数分
析によって得た水棲生物の摂餌行動に特徴的な周波数分
布に基づいて摂餌行動の強さの度合いを計算し、定量化
する摂餌行動定量化手段と、前記定量化した摂餌行動の
強さの度合に応じて給餌量および給餌時間を制御する給
餌量制御手段を具備することによって、解決される。こ
こで、周波数分析手段は、集音した計測データをフーリ
エ変換し、周波数特性を求め、各周波数分布毎の音の強
さに分解するとともに、水中音および摂餌音以外の雑音
を除去する。また、摂餌行動定量化手段は、水棲生物に
給餌しない時の周波数分布と水棲生物の摂餌時の周波数
分布を比較し、その差から捕食音の周波数分布差を求
め、水棲生物の摂餌行動の強さの度合を定量化する。ま
た、給餌量制御手段は、定量化した摂餌行動の強さの度
合に応じて求めた少なくとも給餌量判別信号係数および
摂餌行動係数に基づいて投餌する最適な給餌量を決定す
るとともに、定量化した摂餌行動の強さの度合に応じて
給餌の継続時間を決定する。また、季節、気圧、水温、
溶剤酸素濃度を計測する飼育環境計測手段を設け、前記
計測した飼育環境に基づいて給餌量を補正する。また、
装置駆動用の主電源または補助電源として充電再生可能
な二次電池を用いる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す
水棲生物用自動給餌装置である。ここでは、水棲生物が
マダイやハマチなどの養殖魚の場合を示す。水棲生物用
自動給餌装置は、魚10を飼育する飼育手段20、集音
計測手段40、周波数分析手段50、データベース5
5、摂餌行動定量化手段60、給餌量制御手段70、給
餌手段80、給餌タンク90、飼育環境計測手段110
からなる。魚10は、飼育手段20で飼育されている。
飼育手段20内の水中30において、水中の音を集音計
測手段40によって集音し、集音した音を周波数分析手
段50により周波数分析し、周波数分析信号50Sを出
力する。摂餌行動定量化手段60では周波数分析信号5
0Sに基づいて特徴的な周波数における音の強度を分析
し、魚群の平常時と摂餌時を識別し、魚10の摂餌行動
の度合を定量化し、定量化信号60Sを出力する。一
方、飼育環境計測手段110は、季節、気圧、水温、溶
剤酸素濃度などを計測し飼育環境計測信号110Sを出
力する。定量化信号60Sと飼育環境計測信号110S
とに基づいて給餌量を給餌量制御手段70において設定
し、給餌量信号70Sを出力する。給餌手段80は、給
餌信号70Sを入力し、給餌タンク90より給餌管10
0を通して餌11を飼育手段20に投餌する。
【0007】次に、本実施形態の各手段の構成について
詳細を説明する。飼育手段20は、屋内外を問わない養
殖水槽または生け簀(海洋生け簀を含む。)である。養
殖水槽の形状は、直方形あるいは円柱形をなし、アクリ
ル製やコンクリート製があり、大小様々である。生け簀
の形状は、直方形をなし、魚10より小さなメッシュの
網製や鋼銅製で、容積は400m3などがある。集音計
測手段40は、飼育手段20内の水中30の音を集音し
て水中音を計測する。計測装置として水中マイクや水中
音圧計を用いる。これらのマイクや音圧計は計測周波数
範囲が10Hzから100kHzの広帯域であり、耐候
性、耐海水性に優れたものを用いる。
【0008】周波数分析手段50は、水中音の様々な周
波数分布が混ざった計測データを周波数毎の音の強さに
分解する。この分解した周波数分布を図2および図3に
示す。図2に示す周波数分布30Aは、魚に給餌しない
時、つまり平常時の周波数分布を示す。この時の周波数
分布30Aの特徴は、100Hzから5kHzの周波数
帯域でバンドレベル(強度(dB))が小さくなる凹状
分布パターンを示す。図3に示す周波数分布30Bは、
魚に給餌する場合の周波数分布を示す。魚が餌を食べる
時には、魚が水面に群れたり、摂餌しようとして水面上
に出たり、水面に落下し、水中を下降する餌を食べるた
め、大小の波立ち音とともに餌の捕食音(口蓋活動音)
が観測され、図3のような周波数分布となる。図3の周
波数分布30Bの特徴は、図2の周波数分布30Aと比
較して、全周波数域において数〜数dBバンドレベルが
高く、特に100Hzから5kHzの周波数帯域でバン
ドレベルが高くなり、フラット状分布パターンを示す。
周波数分析手段50の動作を図4に示すフローチャート
を用いて説明する。まず、集音計測手段40から集音信
号40Sを読み込む。ここでの集音信号40Sは、魚群
行動が平常時または摂餌時の音をリアルタイムで取り込
む(工程51)。つぎに、読み取った集音信号40Sは
水中音の様々な周波数分布が混在した計測データであ
り、この計測データを分析器(図示せず)を用いてフー
リエ変換し、周波数特性を求め、各周波数分布毎の音の
強さに分解する(工程52)。続いて、水中音や摂餌音
以外の雑音を除去する処理を行い、雑音を除いた信号を
周波数分析信号50Sとして出力するとともに、データ
ベース55に保存、管理する(工程52)。
【0009】摂餌行動定量化手段60は、周波数分析手
段50において求めた周波数分布の音の強さつまり特徴
的な周波数分布に基づいて、摂餌時の周波数分布と平常
時の周波数分布とを識別し、平常時の周波数分布をデー
タベースに保存する。ここで、平常時周波数分布30A
と摂餌時周波数分布30Bを魚群および群中の各魚が餌
量を要求する度合(餌料要求量)、摂餌行動(摂餌行動
量)、餌料要求性の低下による摂餌行動の変化(餌料要
求量の低下)を表す指標とする。摂餌行動定量化手段6
0の動作を図5のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、周波数分析手段50から周波数分析信号50Sを取
り込む(工程61)。つぎに、周波数分析信号50Sと
データベース55に保存してある平常時の周波数分析信
号50Sを用いて、平常時と摂餌時の周波数分布を比較
し、その差を求め、捕食音の周波数分布差60SAを得
る(工程62)。図6に、各周波数域における捕食音の
周波数分布差60SAを示す。ここで、ある周波数x
(Hz)における摂餌時の分布をy1(dB)、摂平常
時の分布をy2(dB)とすると、周波数分布差60S
Aは(数1)のようになる。
【数1】周波数分布差60SA(x)=摂餌の周波数分
布y2(x)−平常時の周波数分布y1(x) 周波数分布差60SAの特徴として、16〜100Hz
および1〜8kHzの周波数域においては、摂餌時と平
常時のどちらにおいても周波数分布差60SAは殆ど変
わらない。しかし、160〜1kHzの周波数域におい
ては、周波数分布差60SAは卓越している。続いて、
周波数分布差60SAの大きさに基づいて魚の摂餌行動
の強さの度合を定量化する(工程63)。いま、給餌時
期をTi、周波数分布差60SAをSiとすると、摂餌
行動係数Aiは(数2)のようになる。
【数2】Ai=Ti・Si A1:活発、A2:やや安定、A3:安定 T1:給餌初期、T2:給餌中期、T3:給餌後期、T
4:給餌なし S1:分布差大、S2:分布差中、S3:分布差小 つまり、給餌初期において、周波数分布差が大であれ
ば、摂餌行動は活発であり、逆に給餌なしにおいて、周
波数分布差が小であれば、摂餌行動が安定つまり給餌し
ていないことを示す。
【0010】給餌量制御手段70の動作を図7のフロー
チャートを用いて説明する。まず、摂餌行動定量化手段
60から摂餌行動定量化信号60Sを取り込む(工程7
1)。読み込んだ信号はデータベース75に保存、管理
する。また、季節、水温、溶在酸素濃度等の飼育環境計
測信号110Sもデータベース75に保存、管理する。
つぎに、給餌量を決定するための給餌量判別信号係数X
iを決定する(工程72)。この係数は、給餌量の目安
となる係数である。先の工程で読み込んだ周波数分布差
60SAを(数3)のように5段階に分割し、給餌量判
別信号係数Xiを決定する。
【数3】100Hzからに1kHzおける周波数分布差
の総和が 19.80kdB以上ならば X1 16.8kdB以上19.8kdB未満ならば X2 15.9kdB以上16.8kdB未満ならば X3 9.9kdB以上15.9kdB未満ならば X4 9.9kdB未満ならば X5 続いて、投餌するのに最適な給餌量Fを決定する(工程
73)。給餌(摂餌)初期の予め決められた所定給餌量
FFとし、以後は(数4)に基づいて給餌量を決定し、
給餌量信号70Sを出力するとともに、データベース5
5に保存、管理する。なお、(数3)では、給餌量判別
信号係数Xiを5段階に分割したが、さらに多分割する
ことにより、より細かい給餌が実現できる。
【数4】給餌量F=k・Xi・FF・Ai k :飼育環境信号110Sからの補正量 Xi:給餌量判別信号係数 FF:所定給餌量 Ai:摂餌行動係数
【0011】給餌手段80は、給餌量信号70Sを受け
て、給餌タンク90から餌11を給餌管100を通して
飼育手段20中の魚10に供給する。飼育環境計測手段
110は、給餌量を季節、気圧、水温や溶存酸素濃度に
よって変える必要があるため、水温計測、溶存酸素濃度
計測など計測情報を基に飼育環境計測信号110Sを作
成し、給餌量制御手段70から出力する給餌量信号70
Sを補正する。魚の成育に適した水温と溶存酸素濃度あ
るいは魚10の成長過程を考慮して季節的に給餌量を調
整する。補正量kを(数5)に示す。
【数5】補正量k=aTw+bP+cS+dO Tw:水温計測係数 P :気圧計測係数 S :季節計測係数 O :溶存酸素濃度計測係数 a,b,c,d:定数
【0012】次に、図8を用いて、本実施形態の動作の
具体例を説明する。図8において、横軸に時間、縦軸に
周波数分布差60SAの強度、給餌量を表す。給餌開始
時(時間t0)に、まず、特定の音や光を発し、少量の
飼料を給餌し、魚群の摂餌行動を誘発する。この時点で
は、魚10の餌料要求性が高いため、魚10の活動量は
大きく、水面30に多数の細かなしぶきが発生し、餌の
補食音、給餌周波数30Bが観測される。集音計測手段
40は、集音信号40Sをリアルタイムに周波数分析手
段50に出力する。周波数分析手段50において集音信
号40Sから各周波数分布の音の強さを分解し、周波数
分析信号50Sとして、摂餌行動定量化手段60に送る
と共に、データーベース55に保存する。摂餌行動定量
化手段60においては、予めデーターベース55に保存
しておいた平常時周波数分布30Aとこの給餌時周波数
分布30Bの100Hz〜1kHzまでの周波数分布差
60SAの差の総和を計算し、魚群の摂餌行動量を定量
化する。周波数分布差60SAの総和がしきい値を越え
たとき、摂餌行動が開始したとみなし、給餌動作をON
(開始)とする。給餌が始まると、周波数分布差60S
Aは図8のように大になり、給餌量制御手段70は、こ
の定量化した摂餌行動定量化信号60Sを受けて給餌量
を算出し、同時に、飼育環境計測手段110からの飼育
環境計測信号110Sを受け、図8に示す給餌初期(摂
餌要求性が高い時)(時間t0〜時間t1)において、
図8中の給餌量70Sを給餌手段80に指令して、給餌
タンク90から餌11を給餌管100を通して飼育手段
20中の魚10に与える。給餌を続けると、次第に魚1
0の摂餌要求性が低下していくので、魚10の摂餌行動
量は低下する。魚10の摂餌行動量の低下に応じて水中
30の給餌周波数分布30Bは小さくなる。給餌時間の
経過に伴い、つまり、給餌(摂餌)中期(t1〜t
2)、給餌(摂餌)後期(t2〜t3)にかけ、周波数
分布差60SAの度合に応じて給餌量70Sを図8に示
すように段階的に減少させ、周波数分布差60SAの総
和がしきい値を下回ったとき、摂餌行動が安定したとみ
なし、給餌動作をOFF(停止)とし、給餌を停止する
(時間t3)。ここで、給餌量と継続時間は、周波数分
布差60SAに応じて制御し、周波数分布差60SAの
減少が早ければ、給餌を早めにストップさせる。
【0013】このように、本実施形態によれば、魚の餌
料要求性による摂餌行動の変化に応じて発生する水中の
音を集音計測により周波数分析し、この周波数分析に基
づいて魚が餌を摂取する行動を検知し、給餌量と継続時
間を調整するので、常に適切な給餌を行うことができ
る。この結果、魚の餌料要求性の低下に応じて給餌量を
必要最小限にした上で、食べ残しが減少するので、摂餌
率を限りなく100パーセントに近づけることことがで
き、かつ、飼料のコストの低減が図られ、併せて、水域
の汚染を防止することが可能となる。また、魚の摂餌行
動の変化に応じて給餌量と継続時間を自動制御するの
で、給餌作業による人的負担を軽減し、給餌作業が効率
化される。
【0014】なお、本実施形態では、図8において周波
数分布差60SAの度合に応じて給餌量70Sを段階的
に減少させ、ストップさせることについて説明したが、
給餌量70Sを慚次的に減少させてもよい。また、本発
明の装置駆動用の主電源または補助電源については、特
に、海洋生け簀の場合、海底電線による給電に代えて装
置コスト、保守頻度、耐久性等を考慮して充電再生可能
な二次電池を用いてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
水棲生物群および群中の各個体が餌料を要求する度合
(餌料要求性)に応じて誘発される摂餌行動および餌料
要求性の低下による摂餌行動の変化を周波数分析によっ
て解析し、この解析に基づいて給餌量を定量化するた
め、常に適正量の餌料を自動給餌できると共に、摂餌率
を限りなく100パーセントに近づけることによって摂
餌率を向上させることができ、同時に、給餌に係わるコ
ストを低減し、さらに環境水の汚染を防止することがで
きる。また、集音によって得た水棲生物群および群中の
各個体の摂餌行動の変化を周波数分析によって解析する
ため、雑音に強い水棲生物の摂餌行動の強さの度合を計
測することができる。また、水棲生物の摂餌行動の変化
に応じて給餌量と継続時間を自動制御するので、給餌作
業による人的負担を軽減し、給餌作業を効率化すること
ができる。また、装置駆動用の主電源または補助電源と
して、充電再生可能な二次電池を用いることにより、特
に、海洋生け簀の場合、海中に商用電源ケーブルを敷設
する必要がなく、コストの低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す水棲生物用自動給餌
装置
【図2】魚の平常時の周波数分布を示す図
【図3】魚の摂餌時の周波数分布を示す図
【図4】魚の平常時と摂餌時の周波数分布差を示す図
【図5】本発明の周波数分析手段の動作を示すフローチ
ャート
【図6】本発明の摂餌行動定量化手段の動作を示すフロ
ーチャート
【図7】本発明の給餌量制御手段の動作を示すフローチ
ャート
【図8】本発明の周波数分布差、給餌量を示す図
【符号の説明】
10…魚、11…餌、20…飼育手段、30…水中、4
0…集音計測手段、50…周波数分析手段、55…デー
タベース、60…摂餌行動定量化手段、70…給餌量制
御手段、80…給餌手段、90…給餌タンク、110…
飼育環境計測手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 圓佛 伊智朗 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 浅見 一夫 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 吉富 文司 東京都八王子市北野町559−6 日本水産 株式会社中央研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飼育水槽または生け簀の水棲生物に餌料
    を供給する水棲生物用自動給餌装置において、水棲生物
    の活動状態を集音により計測する集音計測手段と、前記
    計測値を周波数分析する周波数分析手段と、前記周波数
    分析によって得た水棲生物の摂餌行動に特徴的な周波数
    分布に基づいて摂餌行動の強さの度合いを計算し、定量
    化する摂餌行動定量化手段と、前記定量化した摂餌行動
    の強さの度合に応じて給餌量および給餌時間を制御する
    給餌量制御手段を具備することを特徴とする水棲生物用
    自動給餌装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、周波数分析手段は、
    集音した計測データをフーリエ変換し、周波数特性を求
    め、各周波数分布毎の音の強さに分解するとともに、水
    中音および摂餌音以外の雑音を除去することを特徴とす
    る水棲生物用自動給餌装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、摂餌行動定量化手段
    は、水棲生物に給餌しない時の周波数分布と水棲生物の
    摂餌時の周波数分布を比較し、その差から捕食音の周波
    数分布差を求め、水棲生物の摂餌行動の強さの度合を定
    量化することを特徴とする水棲生物用自動給餌装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、給餌量制御手段は、
    定量化した摂餌行動の強さの度合に応じて求めた少なく
    とも給餌量判別信号係数および摂餌行動係数に基づいて
    投餌する最適な給餌量を決定するとともに、定量化した
    摂餌行動の強さの度合に応じて給餌の継続時間を決定す
    ることを特徴とする水棲生物用自動給餌装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、投餌する最適な給餌
    量は、摂餌行動の強さの度合に応じて段階的に決められ
    た餌の量または摂餌行動の強さの度合に比例した餌の量
    とすることを特徴とする水棲生物用自動給餌装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、摂餌行動の強さの度
    合がしきい値を越えたとき、給餌を開始し、下回ったと
    き、給餌を停止することを特徴とする水棲生物用自動給
    餌装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかにおい
    て、季節、気圧、水温、溶剤酸素濃度を計測する飼育環
    境計測手段を設け、前記計測した飼育環境に基づいて給
    餌量を補正することを特徴とする水棲生物用自動給餌装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかにおい
    て、装置駆動用の主電源または補助電源として充電再生
    可能な二次電池を用いることを特徴とする水棲生物用自
    動給餌装置。
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