JPH10310160A - 把持部と注ぎ口を備える断熱容器 - Google Patents

把持部と注ぎ口を備える断熱容器

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JPH10310160A
JPH10310160A JP10111285A JP11128598A JPH10310160A JP H10310160 A JPH10310160 A JP H10310160A JP 10111285 A JP10111285 A JP 10111285A JP 11128598 A JP11128598 A JP 11128598A JP H10310160 A JPH10310160 A JP H10310160A
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container
assembly
spigot
lid assembly
type housing
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バート ホッジ アンドリュー
John W Lai
ダブリュー ライ ジョン
Rodney Hal Monson
ハル モンソン ロドニー
Peter C Simpson
シー シンプソン ピーター
Thomas J Melk
ジェー メルク トーマス
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Outer Circle Products Ltd
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    • A47J41/02Vacuum-jacket vessels, e.g. vacuum bottles
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】容器アセンブリで使用される蓋アセンブリであ
って当該蓋アセンブリを通して液体の注ぎ出し調節を行
い得る蓋アセンブリを提供する。 【解決手段】蓋アセンブリ20は、容器アセンブリ22
の容器26に取り付けることが出来、液体を注ぎ出すス
ピゴット式筐体50を備え、スピゴット式筐体には、容
器アセンブリを傾け易くするように把持部56が形成さ
れている。注ぎ出し導管67は容器の内腔36と連通
し、蓋アセンブリに設けらている。スプリング装架弁ア
センブリ66は、容器から注ぎ出し導管を通して液体を
調節自在に注ぎ出すように、スピゴット式筐体に保持さ
れている。逆止弁アセンブリ(116)は、容器(2
6)への空気導入の調節を提供して注ぎ出している間に
内腔の圧力を均衡させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、容器アセンブリ
を移動するためならびに容器アセンブリから液体を注ぐ
ために用いられる注ぎ口付き蓋アセンブリを備えた断熱
容器アセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の断熱容器は、一般に硬質の構造か
らなり、さらに詳述すると、多くの断熱容器はアルミニ
ウム、硬質プラスチック、およびスタイロフォーム等の
硬質材料で造られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの硬質断熱容器
に見られる問題点の1つは、容器が幾らか重く、特に氷
又は氷の代用品の使用を含めて冷却状態に保持しようと
する液体又は物質を充填した時にきわめて重くなり、更
に、これらの容器は断熱性を提供する2重壁構造で設計
されているために重くなることがある。このように、こ
の2重壁構造の結果、基本的な容器構造の重量が倍増し
てしまう。
【0004】内容物を充填した硬質容器は運搬が非常に
厄介になることがあり、当該硬質容器の搬送が困難なた
め、通常使用の結果としての損傷が発生し得る。損傷と
しては、外壁の陥凹や亀裂が挙げられ、容器がさほど運
び難いものでなければ、ひどくならないか、又は発生し
なかったはずのものである。
【0005】さらに、硬質容器を運搬するのは、容器が
ぶつかった場合に運搬する人やその近くの人にとって苦
痛の種になる。一例として魔法瓶があり、これは別の人
にぶつかった場合に痛いような一般に硬質の容器であ
る。大容量の液体供給容器等の容器では持ち上げて運搬
するのが困難である。困難の1つの理由は、これらの容
器が大抵は持ち上げたり運んだりし難く、邪魔な、丸い
樽形の構造をしていることによる。
【0006】さらに考察すると、従来の容器の幾つかは
内部的な損傷も受けることがある。たとえば、前述した
ような魔法瓶では、破損のかたちで内部損傷を受けるこ
とがある。大抵の魔法瓶は金属製外筒の内側にガラス製
の真空質を設けて断熱特性を提供することが周知であ
り、このようなアセンブリは内容物の所望の温度を維持
する点では効率的だが、このようなガラス製の真空ライ
ナーは衝撃を受けた結果として破裂したり破損したりす
ることがある。
【0007】従来の容器に関連してさらに別の問題点
は、邪魔な恰好をしている結果また分注に適当な把持部
や支持を含まないため分注し難いことである。さらに、
多くの従来の容器は垂れない注ぎ出しを提供するように
構成されていない。共通に周知の液体容器は容器の下部
に設けた押しボタン式注ぎ口を備え、容器は大きな樽形
の構造を成し、底部にある注ぎ口の位置のため重力によ
る加圧によって液体を注ぎ出すことが出来る。
【0008】発生することのある問題点の1つには、弁
部材が摩耗するか、又は不適切な嵌合の結果、注ぎ口か
ら漏れるようになることである。このような容器が室内
に設置されて飲料を分注するために用いられる場合には
きわめて望ましくないことが生じ、漏れた飲料は床の表
面を汚し掃除する必要が出てくる。さらに、注ぎ口から
の水漏れは当該容器を輸送することのある自動車やその
他の乗物に内容物を漏らすこともある。
【0009】この発明の目的は、容器アセンブリで使用
される蓋アセンブリであって当該蓋アセンブリを通して
液体の注ぎ出し調節を提供することである。
【0010】本発明の別の目的は、液体を垂らすことな
く注ぎ出し得る容器アセンブリを提供することである。
【0011】本発明の別の目的は、逆止弁アセンブリを
備えて容器アセンブリの圧力均衡を調節し得る蓋アセン
ブリを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】要約すると、また上記に
よれば、本発明は、容器アセンブリで使用する蓋アセン
ブリと、蓋アセンブリを備えた容器アセンブリに関す
る。蓋アセンブリは、容器アセンブリの容器ライナーに
取り付けることが出来、液体を注ぎだすことの出来るス
ピゴット式筐体を含む。スピゴット式筐体には蓋アセン
ブリを取り付けたまま容器アセンブリを傾け易くするた
めの把持部分を設け、更に、注ぎだし導管を蓋アセンブ
リに設け、容器ライナーと連通させる。スプリングを装
架した弁アセンブリは、スピゴット式筐体に保持されて
容器ライナーから注ぎ出し導管を通る液体を調節自在に
供給する。更に、逆止弁アセンブリを蓋アセンブリに備
え、容器内へ空気の導入調節を提供して、注ぎ出してい
る間の内腔圧力を平衡させる。容器アセンブリは、蓋ア
センブリのノズルを注ぎ出し位置に移動するため、及
び、アセンブリを直立位置に戻して垂れを防止するため
に、部分的に丸めて容器アセンブリを傾け易くする底部
又は脚をも備える。
【0013】
【実施例】この発明は、異なった態様での実施例が可能
であるが、1つの実施例を図面に図示し、詳述する。た
だし、これは、本発明の原理の例示であり、図示されま
た本明細書に説明されている実施例に本発明が制限され
ないことを理解されるべきである。
【0014】図1から図5は、この発明の蓋アセンブリ
20の全体的構造の簡単な説明を容器アセンブリ22と
の組み合わせにおいて示す。容器アセンブリ22は一般
的に、図5で示すように、断熱ジャケット24と、断熱
ジャケット24の内腔28に適合する容器ライナー26
から成る。容器ライナー26は、上向きに延在し容器2
6の口34を形成する頸32に終止する壁30を含む。
また、内腔36は容器26の内側に形成される。蓋アセ
ンブリ20は容器26の頸32に取り付ける。図1,図
3,および図4に図示した組み立て図において、断熱ジ
ャケット24のフード38は蓋アセンブリ20に嵌合
し、本明細書ではジッパーとして示してある封止構造4
0で取り付ける。フード38は容器26とこれに断熱ジ
ャケット24で取り付けた蓋アセンブリ20を保持す
る。
【0015】図1から図4で示すように組み立てて、液
体を満たした場合、容器アセンブリ22に取り付けた蓋
アセンブリ20を広い方の側面42に傾けて液体を注ぎ
出すことが出来る。この注ぎ出し位置は図2で特に示
す。本発明のこの注ぎ出しの特徴は、蓋アセンブリ20
を取り付けた容器アセンブリ22を広い方の側面42に
傾けて液体を注ぎ出し、また基部又は脚44で直立位置
に戻して蓋アセンブリ20からの垂れを防止する点で有
利である。図4の側面図で示すように、脚44は、直立
位置(図1,図3及び図4参照)から注ぎ出し位置(図
2参照)へ傾け易くする部分的に円弧状又は丸めた部分
46を含む。脚44の湾曲は傾け易くするのに十分なも
のだが、容器を直立位置で障らない場合には傾かないよ
うにするだけ十分に小さい半径とする。この点で、注ぎ
出しするために広い方の側面42へ容器を傾けるには手
の力が必要になる。
【0016】この点で、液体を注いでしまえば、容器
は、図1で示すように、直立位置に回動または静置する
ことができる。直立位置では、注ぎ口付き蓋アセンブリ
20に静水圧又は水頭圧がかからないので、水垂れが防
止される。図2で示すような下向きに傾けた又は注ぎ出
す位置では、蓋アセンブリ20に対して静水圧が発生し
て容器アセンブリ22から重力による液体の流れが始ま
る。
【0017】以下に更に詳述するように、注ぎ口付き蓋
アセンブリ20は、容器アセンブリ22から注ぎ口付き
蓋アセンブリ20を通して液体の注ぎ出しを容易にする
ような新規な構造を設ける。蓋アセンブリ20は、基部
48と、基部48に離して取り付けてあるスピゴット式
筐体50を備える。本発明の図1、図4から図8に特に
詳示するように、スピゴット式筐体50は、スピゴット
式筐体50の上部53に連結した上部支柱52と、スピ
ゴット50の下部55に連結した下部支柱54とによっ
て、基部48から離れている。スピゴット式筐体50に
は把持部56、カバー58、調節ボタン60、ノズル6
2を設ける。上下の支柱52及び54は、基部48から
把持部56を離してこれらの間にギャップ64を形成す
る。
【0018】図2で示すように、使用者(図2には破線
で使用者の手が図示してある)は、ギャップ64に指を
延ばして把持部56を掴むことができ、親指は調節ボタ
ン60にかかる。調節ボタン60に圧力をかけることに
より、弁アセンブリ66(図7及び図8に図示してあ
る)が作動し、ノズル62から液体を注ぎ出す。弁アセ
ンブリ66は、スプリングを装架したプランジャ・アセ
ンブリ74、ノズル62、ノズル62と調節自在に連通
し容器26の内腔36とも連通する注ぎ出し導管67を
備える。
【0019】以上で本発明の全体的な構造及び機能を簡
単に説明したが、注ぎ口付き蓋アセンブリ20に特有の
構造と機能について、詳細な説明を行なう。図6から図
8で示すように、注ぎ口付き蓋アセンブリ20は頭部7
0に連結されている側壁68で一般に形成される基部4
8を備える。図示するように、支柱52及び54は基部
48から延出して、基部48から把持部56を離してい
る。特に図6で示すように、把持部56は、一般に中空
の部分でスプリングで押されるプランジャ・アセンブリ
74を含む筐体空洞72を形成している。カバー58
は、筐体空洞72の上に位置してスプリング装架プラン
ジャ・アセンブリ74を保持する。
【0020】筐体空洞72には多数の補強リブ78もま
た設けられている。これらのリブ78は、スプリング装
架プランジャ・アセンブリ74を受け入れる軸方向の作
動通路80を形成する個別の通路79又はギャップで形
成されている。スピゴット式筐体50に保持されたスプ
リング装架プランジャ・アセンブリ74の独特の動作に
ついては、以下に更に詳述する。スピゴット式筐体50
内のスプリング装架プランジャ・アセンブリ74は、一
般に弁軸82に沿って配置されている。
【0021】スプリング装架プランジャ・アセンブリ7
4の主な構成要素の1つが、アクチュエータ又はプラン
ジャ軸84である。図示されるように、プランジャ軸8
4は、一端が尖端86をなし、対向する端部が球状の頭
部88をなす軸方向に細長い構造である。図7及び図8
を参照すると、プランジャ軸84はリブ78で形成され
た軸方向の作動通路80を通る弁軸82に沿って延在
し、球状の頭部88がノズル62の弁座90と係合す
る。
【0022】プランジャ軸84の球状頭部88の動作、
又は移動と再封止は、スプリング機構92によって実現
される。特に図示するスプリング機構92はスプリング
筐体94を含み、この中にスプリング筐体94と係合す
る移動自在な留め金98によってスプリング96が保持
され、スプリング96は移動自在な留め金98とスプリ
ング筐体94の間で多少圧縮された状態に保持される。
封止ワッシャ100をスプリング機構92に設けてプラ
ンジャ軸84が延出する開口部102からの漏れを防止
する。図7で示すように、スプリング装架プランジャ・
アセンブリ74は弁座90を封止するように配置されて
いる。この位置では、弁アセンブリ66は休止又は停止
位置にある。この多少圧縮された状態でプランジャ軸
に、弁座の封止位置で頭部88を保持するように、力が
かかっている。
【0023】図7で示す矢印106は、注ぎ口付き蓋ア
センブリ20が直立した位置に置かれ、そのため弁アセ
ンブリ66が最も上の位置に向けられる結果、弁アセン
ブリ66からの漏れが防止されていることを表わしてい
る。図8に戻ると、注ぎ口付き蓋アセンブリ20及び容
器アセンブリ22は、図2で示すような注ぎ出し位置に
傾斜され、この位置では、(矢印107で示すように)
液体が内腔36から注ぎ出し導管67を通って流れ出
す。使用者は、プランジャ軸84の尖端86に取り付け
られている押しボタン60に力をかける(矢印109)
と、力(矢印111)は軸方向82にプランジャ軸84
に沿って伝達されて、スプリング筐体94を移動させ
(矢印113)、更にスプリング96を圧縮し、調節ボ
タン60にかけた親指の動作で弁座90から球状頭部8
8を移動させて、注ぎ口108を開く。注ぎ口108が
開くと、注ぎ出し導管67はノズル62と連通し、その
結果、液体が内腔36から注ぎ出し導管67を通って、
更にノズル62を通って流れ出す。
【0024】球状頭部88はテーパー状に丸めた尖端1
10で形成されている。球状の頭部と尖端はノズル62
から水が出る時に水を流れに引き戻すような構造を提供
するように作用する。O−リング・パッキング112は
球状の頭部の裏面に担持されて弁座90に水密封止を形
成する。図8から分るように、ノズル62は容器アセン
ブリ22が広い方の側面42に傾いた場合に最も低い位
置に来る。
【0025】本発明は、一般に、図7及び図8で示し、
更に詳細には図9から図11で示す逆止弁アセンブリ1
16をも備え、逆止弁アセンブリ116は周辺大気から
容器壁30で形成された内腔36への空気導入の調節を
提供する。内腔36へ空気を導入することにより逆止弁
アセンブリ116は内腔36内の圧力均衡の調節をす
る。これは、可撓性の壁から作られている容器の壁を引
き込むことで容器からの液体の注ぎ出しが脈動するか、
又は周知の構造で手動操作する弁を有し漏れ易いか、い
ずれかの傾向にある従来技術の容器に対する改良であ
る。本発明の逆止弁アセンブリ116は、空気を導入し
て容器から注ぎ口付き蓋アセンブリ20を通る液体の一
般に連続した流れを促進するもので、これは、均衡が起
こり容器壁にかかる真空圧が減少するので、均衡する分
の空気が弁から導入されスピゴット式筐体からは導入さ
れないことによる。
【0026】図7から図11を参照すると、逆止弁アセ
ンブリ116は一般に壁120で形成される筐体部分1
18、カバー又は受け122、受け122と筐体118
の間に形成された弁室126に保持されるダイアフラム
124を含む。弁室126は内室128と外室130と
に分割されている。基部48の壁134を通って延在す
る弁口132は外室130と周辺大気との間の連通を提
供する。ダイアフラム124の他方の側面では、受け1
22の正面壁140にある孔136と筐体118の壁1
20にある圧抜き口142が内腔36と内室128の間
の連通を提供する。
【0027】図7,図8,図10,図11を更に参照す
ると、ダイアフラム124は筐体118の内表面にある
封止構造144に配置されている。封止構造144は肩
の形にしてある。予圧突起146は受け122の内表面
から延出してダイアフラム124に当接し予圧力をダイ
アフラム124に印加する。予圧力はダイアフラム12
4を変型させてダイアフラム124と封止構造144の
間にかかる力を増大させる。何らかの任意の状況での変
化に合わせて、予圧突起146の長さとダイアフラム1
24の変形の所望の度合を選択し、ダイアフラム124
と封止構造144の間で所望の封止力を提供できる。言
い換えれば、内腔36に発生した真空は封止構造144
でダイアフラム124にかかる予圧力より僅かに大きい
だけの力のレベルに達して封止構造144からダイアフ
ラム124を浮かせる必要がある。一旦浮き上がると、
ダイアフラム124により外室130から内室128
へ、更に内腔36へと、空気が通過できるようになる。
【0028】圧抜き口142は壁120のギャップ14
8で形成される。円環状のリブ150を受け122の周
囲に設けて、筐体118の壁120に協動して形成され
る溝152と係合させる。脚154は受け122の周囲
から延出する。面壁140には多数の孔136が有る
が、空気は実際には圧抜き口142を通って流れようと
する。圧抜き口142は肩144に近接して配置してあ
るので、逆止弁アセンブリ116を通る短い流路を提供
する。外室130から圧抜き口142を通って空気が吸
い込まれるので、吸引力は低下する傾向にあり、封止構
造144に対するダイアフラム124の封止力以下まで
低下すると逆止弁116が閉じる。
【0029】図7,図8,図10,図11に特に示すよ
うに、本発明の逆止弁116は隔離突起156も備え、
隔離突起156は外室130で予圧突起146に対置さ
れてダイアフラム124に向かって延出する。隔離突起
156はダイアフラム124に対して一般に直交するよ
うに配置されている弁口132に対応するように、外室
130の拡大幅を提供するために設けてある。この点
で、ダイアフラム124は、基部160の平面に一般に
平行な平面158に配置されていることが図7で分か
る。弁口132は、一般に、平面158,160に対し
て直交するように配置される。隔離突起156はダイア
フラム124が静水圧の影響で、又は内腔36に発生す
るその他の圧力の影響で、外室130に向かって内向き
に貼り付いてしまうのを防止する。本発明で用いる逆止
弁116の全体的な構造は、図2で図示するように、傾
斜させて注ぐ位置を取り易くするために重要である。図
2に図示した注ぎ出し位置では、弁口132は最も上の
位置に来るので、容器内外の圧力の均衡が促進される。
【0030】空気の流れとダイアフラム124の変形を
更に調節するため、先細リブ162と停止壁164が受
け122に設けられている。リブ162はダイアフラム
124の過剰な変形や皺になるのを防止し、ダイアフラ
ム124の均一な変形を促進する。停止壁164は封止
構造144から浮いた場合にダイアフラムの変形の範囲
を制限する。
【0031】本発明の好適な実施例を図示し説明した
が、添付の請求項に規定される本発明の主旨と範囲から
逸脱することなく当該技術の熟練者によって各種の変更
及び等価物が工夫されることが企図され、本発明は前述
の開示により制限されることを意図するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による注ぎ口付き蓋アセンブリと容器
アセンブリの左上斜視図、
【図2】容器アセンブリが横向きになり蓋アセンブリの
ノズルを下向きの位置にして容器アセンブリから液体を
注ぐように向けた本発明による注ぎ口付き蓋アセンブリ
と容器アセンブリの上面斜視図、
【図3】この発明による蓋アセンブリと容器アセンブリ
の正面図、
【図4】図2に図示した位置を実現するために傾け易く
している容器アセンブリの円弧状の脚部分を示すこの発
明による蓋アセンブリと容器アセンブリの側面図、
【図5】この発明による容器アセンブリと注ぎ口付き蓋
アセンブリの分解左上正面斜視図、
【図6】蓋アセンブリの基部に取り付けられたスピゴッ
ト式筐体から分解したカバーとスプリング装架弁アセン
ブリを示す注ぎ口付き蓋アセンブリの拡大分解上後左側
斜視図、
【図7】図1の7−7線に沿った蓋アセンブリ拡大部分
的分解縦断側面図、
【図8】図2の8−8線に沿った拡大部分的分解縦断側
面図であって、容器アセンブリと蓋アセンブリが横倒し
にしてあり、スプリング装架弁アセンブリが移動して注
ぎ出し導管とノズルの間の注ぎ出し口を開いた状態を示
す。
【図9】逆止弁筐体の上部平面図、
【図10】弁筐体、弁筐体に取付自在なカバー受け、お
よびこれらの間に保持される可撓性ダイアフラムを含む
逆止弁アセンブリの分解斜視図、
【図11】逆止弁アセンブリの拡大部分的分解縦断側面
図。
【符号の説明】
20 注ぎ口付き蓋アセンブリ 22 容器アセンブリ 26 容器 36 内腔 44 底部又は脚 50 スピゴット式筐体 56 把持部 60 調節ボタン 62 ノズル 66 弁アセンブリ 67 注ぎ出し導管 116 逆止弁アセンブリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65D 81/38 B65D 81/38 K (72)発明者 ジョン ダブリュー ライ アメリカ合衆国 94112 カリフォルニア 州 サンフランシスコ ローム ストリー ト 143 (72)発明者 ロドニー ハル モンソン アメリカ合衆国 60096 イリノイ州 ウ ィンス ロープ ハーバー サウスパーク 1008 (72)発明者 ピーター シー シンプソン アメリカ合衆国 60022 イリノイ州 グ レンコー マディソン 361 (72)発明者 トーマス ジェー メルク アメリカ合衆国 60622 イリノイ州 シ カゴ ウエスト エヴァーグリーン アヴ ェニュー 860

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器(26)に使用する注ぎ口付き蓋ア
    センブリ(20)であって、 前記容器(26)に取り付けた基部(48)と、 前記基部(48)に取り付けたスピゴット式筐体(5
    0)と、 前記スピゴット式筐体(50)に保持されて前記容器
    (26)から前記スピゴット式筐体(50)の一部(6
    2)を通る液体の供給を調節するための弁アセンブリ
    (66)と、 によって特徴づけられた注ぎ口付き蓋アセンブリ(2
    0)。
  2. 【請求項2】 更に、前記弁アセンブリ(66)が、 容器(26)によって定められた内腔(36)と、 連通する注ぎ出し導管(67)と、 前記注ぎ出し導管(67)と連通するノズル(62)
    と、 前記スピゴット式筐体(50)に保持されて前記注ぎ出
    し導管(67)から前記ノズル(62)への流路を制御
    自在に開閉するためのスプリング装架プランジャ・アセ
    ンブリ(74)と、 から成る請求項1に記載の注ぎ口付き蓋アセンブリ(2
    0)。
  3. 【請求項3】 前記スピゴット式筐体(50)に連結し
    た上支え(52)と、 前記スピゴット式筐体(50)に連結した下支え(5
    4)と、 前記上支え(52)と前記下支え(54)が離開して、
    前記スピゴット式筐体(50)と前記基部(48)の間
    に形成されるギャップ(64)と、 前記上支え(52)と前記下支え(54)の間に延在す
    る把持部(56)と、 前記容器(26)の内腔(36)と連通し、かつ、前記
    スピゴット式筐体(50)において前記弁アセンブリ
    (66)で制御自在に封止されて前記内腔(36)から
    前記注ぎ出し導管(67)を通る液体の注ぎ出しを調節
    する前記下支えの注ぎ出し導管(67)と、 前記弁アセンブリ(66)に取り付けられ、かつ、前記
    把持部(56)を把持しながら連結された前記弁アセン
    ブリ(66)を調節自在に作動させるように配置されて
    いる調節ボタン(60)と、 を更に増設した請求項1に記載の注ぎ口付き蓋アセンブ
    リ(20)。
  4. 【請求項4】 前記注ぎ口付き蓋アセンブリ(20)に
    保持され液体を注ぎだす際に前記容器(26)の内腔
    (36)に作られる真空と釣り合うように制御自在な空
    気通路を提供する逆止弁アセンブリ(116)、 を更に増設した請求項1に記載の注ぎ口付き蓋アセンブ
    リ(20)。
JP10111285A 1997-03-18 1998-03-18 把持部と注ぎ口を備える断熱容器 Pending JPH10310160A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/820,306 US5944224A (en) 1997-03-18 1997-03-18 Insulated vessel with handle and dispensing spout
US08/820,306 1997-03-18

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JPH10310160A true JPH10310160A (ja) 1998-11-24

Family

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JP10111285A Pending JPH10310160A (ja) 1997-03-18 1998-03-18 把持部と注ぎ口を備える断熱容器

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US (1) US5944224A (ja)
EP (1) EP0865994A3 (ja)
JP (1) JPH10310160A (ja)
CA (1) CA2232318A1 (ja)

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