JPH1030872A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH1030872A
JPH1030872A JP18574996A JP18574996A JPH1030872A JP H1030872 A JPH1030872 A JP H1030872A JP 18574996 A JP18574996 A JP 18574996A JP 18574996 A JP18574996 A JP 18574996A JP H1030872 A JPH1030872 A JP H1030872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom housing
condenser
evaporator
refrigerator
unit base
Prior art date
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Pending
Application number
JP18574996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Kato
薫 加藤
Naoyuki Kogashiwa
尚行 小柏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Publication of JPH1030872A publication Critical patent/JPH1030872A/ja
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 業務用冷蔵庫に関するもので、ボトムハウジ
ング上にある水の凍結を防止しするとともにボトムハウ
ジングの庫内側の結露を防止した保存品質を向上させた
省電力の冷蔵庫を堤供する。 【解決手段】 ユニットベース4の上面に配設されたコ
ンプレッサー1、コンデンサー2及びファン3と、ユニ
ットベース4の下面に配設されたエバポレーター5と、
金属製のボトムハウジング7aとから成り、ボトムハウ
ジング7aの一部をコンデンサー2の下流側に延設した
構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵あるいは冷凍用
の空冷式の業務用等に使用される冷蔵庫に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、業務用等に使用される冷蔵庫は小
型大容量化及び省電力化を市場より強く要望されてお
り、例えば従来の業務用冷蔵庫としては、特開平7−6
0054号公報に記載されたものが知られている。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した従来の
業務用冷蔵庫について説明を行う。図13は、従来の業
務用冷蔵庫の縦断面図である。図中の矢印は空気の流れ
方向を示す。
【0004】1はコンプレッサー、2はコンデンサーで
ある。3はファンで、コンデンサー2に通風している。
4はユニットベースでコンプレッサー1、コンデンサー
2がビス止めされている。5はエバポレーター、6はエ
バーファンである。
【0005】7はボトムハウジングで、エバポレーター
5とエバーファン6を塞でいる。さらにエバポレーター
5、ボトムハウジング7はユニットベース4の下面にビ
ス止めされている。8はドレンホースで、8aはドレン
ホース8に巻きつけたヒーターである。9a,9bは水
である。
【0006】10は箱体で構成される本体キャビネット
で、ユニットベース4とユニットベース4にビス止めさ
れた上記の各部品は、本体キャビネット10の上部に配
設されている。
【0007】またユニットベース4と本体キャビネット
10は完全に固着されており、11はユニットベース4
の下面の本体キャビネット10で構成された庫内を示
す。
【0008】以上のように構成された業務用冷蔵庫につ
いて、以下その動作を説明する。まず業務用冷蔵庫が運
転されると、コンプレッサー1とファン3、及びエバー
ファン6が作動する。コンプレッサー1が運転されると
冷媒は圧縮され、高温高圧の冷媒ガスとなってコンデン
サー2に供給される。一方、ファン3の動作によって、
空気はコンデンサー2の間を流れ、コンプレッサー1の
方向へ流れる。コンデンサー2を空気が通過するとき、
コンデンサー2内を流れる冷媒と空気との間で熱交換が
行われ、高温高圧の冷媒は冷却され、凝縮液化し、コン
デンサー2を通過した後は低温高圧の冷媒液となり減圧
装置(図示せず)に送られエバポレーター5に供給され
る。
【0009】一方、エバーファン6の動作によって庫内
11の空気はエバポレーター5を通過しボトムハウジン
グ7上からドレンホース8を通って庫外へ排出される。
エバポレーター5を空気が通過する際にエバポレーター
5内を流れる冷媒との間で熱交換が行われ、冷媒が蒸発
し、その蒸発潜熱によって空気は冷却され庫内11の温
度が低下してくる。
【0010】蒸発した冷媒は、再びコンプレッサー1に
帰って上記のごとくサイクルが繰り返され冷却運動が行
われる。
【0011】冷却が行われるにつれて、庫内11の空気
内に含まれる水蒸気がエバポレーター5の表面に霜とな
って凝縮する。一方庫内11の温度が一定の温度に到着
するとサーモスタット(図示せず)等の動作によりコン
プレッサー1、ファン3、エバーファン6等の運転が停
止し、同時に冷媒の流れも停止し、自然もしくは強制的
に除霜を開始する。エバポレーター5の表面に蓄積した
霜は、次第に解け、あるいはボトムハウジング7上に蓄
積したりするが、ドレンホース8に巻きつけられたヒー
ター8aにより加熱され、ドレンホース8を流れて本体
キャビネット10の外部に排出される。
【0012】庫内11の温度が一定温度以上に上昇する
と、サーモスタット(図示せず)等の動作により前述し
た冷却時の動作が再開される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ボトムハウジング7のエバポレーター5
側の表面には霜が蓄積し、ドレーンホース8内が凍結す
るのを防止するためにヒーター8aを常時通電する必要
がある。また、庫内11側は庫内11の水蒸気が冷やさ
れ霜となって滴下し庫内11の食品に悪影響を及ぼすと
いう課題を有していた。
【0014】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、ボトムハウジング7上にある水の凍結を防止すると
ともにボトムハウジング7の庫内11側の結露を防止し
食品の保存品質を高めた省電力の冷蔵庫を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明の冷蔵庫は、コンデンサーの下流側部分の熱
をボトムハウジング側に導く熱伝達手段を設けたもので
ある。
【0016】これにより、ボトムハウジング上の水の凍
結を防止するとともにボトムハウジングの庫内側の結露
を防止し食品の保存品質を高めた省電力の冷蔵庫を提供
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
ユニットベースの上面に配設されたコンプレッサーとコ
ンデンサーと前記コンデンサーに通風するファンと、前
記ユニットベースの下面に配設されたエバポレーター
と、前記エバポレーターの下方に設けられた金属性のボ
トムハウジングとから成り、前記ボトムハウジングの一
部を前記コンデンサーの下流側に延設したものであり、
コンデンサーを通過した高温の空気の熱がボトムハウジ
ングの熱伝導によってユニットベース下部のボトムハウ
ジング側まで伝わるため、水はボトムハウジング上で凍
結することはない。また、この熱でボトムハウジングの
庫内側も温められるため、庫内の水蒸気が冷やされボト
ムハウジングの庫内側に結露することはないという作用
を有する。
【0018】請求項2記載の発明は、ユニットベースの
上面に配設されたコンプレッサーとコンデンサーと前記
コンデンサーに通風するファンと、前記ユニットベース
の下面に配設されたエバポレーターと、前記エバポレー
ターの下方に設けられた金属性のボトムハウジングとか
ら成り、前記ボトムハウジングの一部を前記コンプレッ
サーに接触させたものであり、高温のコンプレッサーの
熱がボトムハウジングの熱伝導によってユニットベース
下部のボトムハウジング側まで伝わるため、水はボトム
ハウジング上で凍結することはない。また、この熱でボ
トムハウジングの庫内側も温められるため、庫内の水蒸
気が冷やされボトムハウジングの庫内側に結露すること
はないという作用を有する。
【0019】請求項3記載の発明は、ユニットベースの
上面に配設されたコンプレッサーとコンデンサーと前記
コンデンサーに通風するファンと、前記ユニットベース
の下面に配設されたエバポレーターと、前記エバポレー
ターの下方に設けられた金属製のボトムハウジングとか
ら成り、前記ボトムハウジング上にヒートパイプを配置
し、前記ヒートパイプの一部を前記コンデンサーの下流
側に延設したものであり、コンデンサーを通過した高温
の空気の熱がヒートパイプ内の冷媒によってボトムハウ
ジング側まで伝わるため、水はボトムハウジング上で凍
結することはない。また、この熱でボトムハウジングの
庫内側も温められるため、庫内の水蒸気が冷やされボト
ムハウジングの庫内側に結露することはないという作用
を有する。
【0020】請求項4記載の発明は、ユニットベースの
上面に配設されたコンプレッサーとコンデンサーと前記
コンデンサーに通風するファンと、前記ユニットベース
の下面に配設されたエバポレーターと、前記エバポレー
ターの下方に設けられた金属製のボトムハウジングとか
ら成り、前記ボトムハウジング上にヒートパイプを配置
し、前記ヒートパイプの一部を前記コンプレッサーに接
触させたものであり、高温のコンプレッサーの空気の熱
がヒートパイプ内の冷媒によってボトムハウジング側ま
で伝わるため、水はボトムハウジング上で凍結すること
はない。また、この熱でボトムハウジングの庫内側も温
められるため、庫内の水蒸気が冷やされボトムハウジン
グの庫内側に結露することはないという作用を有する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の冷蔵庫の第1の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の実施例による冷蔵
庫の縦断面図である。図2は図1のB−B線における断
面図、図3は図1の要部拡大図である。また、図中の矢
印は空気の流れ方向を示す。
【0023】1はコンプレッサー、2はコンデンサーで
ある。3はファンでコンデンサー2に通風している。4
はユニットベースでコンプレッサー1、コンデンサー
2、ファン3がビス止めされている。5はエバポレータ
ー、6はエバーファン、6aはエバーファン固定板でエ
バーファン6とビス止めされている。
【0024】7aは金属製のボトムハウジングで、ボト
ムハウジング7aの一部はユニットベース4を貫通し、
コンデンサー2の下流側に延設されている。さらにエバ
ポレーター5、エバーファン固定板6a、ボトムハウジ
ング7aはユニットベース4の下面にビス止めされてい
る。8はドレンホースである。9は水である。
【0025】10は箱体で構成される本体キャビネット
で、ユニットベース4とユニットベース4にビス止めさ
れた前記の各部品は、本体キャビネット10の上部に内
蔵されている。
【0026】またユニットベース4と本体キャビネット
10は完全に固着されており、11はユニットベース4
の下面の本体キャビネット10で構成された庫内を示
す。
【0027】12a,12b,12cはコンプレッサー
1、コンデンサー2、エバポレーター5のそれぞれに冷
媒が循環するための配管である。
【0028】以上のように構成された冷蔵庫について以
下その動作を説明する。冷却運転が開始され、庫内11
の温度が低下するに従い、庫内11の空気内に含まれる
水蒸気がエバポレーター5の表面に着霜する。庫内11
の温度が一定の温度に到達するとサーモスタット(図示
せず)等の動作によりコンプレッサー1、ファン2、エ
バーファン6等の運転が停止し、同時に冷媒の流れも停
止し、自然もしくは強制的に除霜を開始する。
【0029】エバポレーター5の表面に蓄積した霜は、
次第に解け、あるいはボトムハウジング7a上に蓄積し
たりするが、ボトムハウジング7aは、その一部がコン
デンサー2の下流側に配設されているので、コンデンサ
ー2を通過した高温の空気の熱がボトムハウジング7a
の熱伝導によってユニットベース4下部のボトムハウジ
ング7a側まで伝わるため、水9aはボトムハウジング
7a上で凍結することはない。
【0030】さらに水9aは、ドレンホース8を流れて
庫内11から本体キャビネット10の外部に排出され
る。また、この熱はボトムハウジング7aの庫内11側
へも伝わるため、従来のように庫内11側に結露し水が
食品に悪影響を及ぼすこともない。
【0031】庫内11の温度が一定温度以上に上昇する
と、サーモスタット(図示せず)等の動作により冷却運
転が再開される。
【0032】以上のように、本実施例の冷蔵庫は、ユニ
ットベース4の上面に配設されたコンプレッサー1とコ
ンデンサー2とコンデンサー2に通風するファン3と、
ユニットベース4の下面に配設されたエバポレーター5
と、エバポレーター5の下方に設けられた金属性のボト
ムハウジング7aとから成り、ボトムハウジング7aの
一部をコンデンサー2の下流側に延設しているので、コ
ンデンサー2を通過した高温の空気の熱がボトムハウジ
ング7aの熱伝導によってユニットベース4下部のボト
ムハウジング7a側まで伝わるため、水9はボトムハウ
ジング7a上で凍結することはない。また、この熱はボ
トムハウジング7aの庫内11側へも伝わるため、従来
のように庫内11側に結露し水が食品に悪影響を及ぼす
こともない。
【0033】次に、本発明の冷蔵庫の第2の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。尚、第1の実施例
と同一構成については、同一符号を付してその詳細な説
明は省略する。
【0034】図4は、本発明の第2の実施例による冷蔵
庫の縦断面図である。図5は図4のC−C線における断
面図、図6は図4の要部拡大図である。また、図中の矢
印は空気の流れ方向を示す。
【0035】7bは金属製のボトムハウジングで、ボト
ムハウジング7bの一部はユニットベース4を貫通し、
コンプレッサー1に接触している。
【0036】以上のように構成された冷蔵庫について以
下その動作を説明する。冷却運転が開始され、庫内11
の温度が低下するに従い、庫内11の空気内に含まれる
水蒸気がエバポレーター5の表面に着霜する。庫内11
の温度が一定の温度に到達するとサーモスタット(図示
せず)等の動作によりコンプレッサー1、ファン3、エ
バーファン6等の運転が停止し、同時に冷媒の流れも停
止し、自然もしくは強制時に除霜を開始する。
【0037】エバポレーター5の表面に蓄積した霜は、
次第に解け、あるいはボトムハウジング7b上に蓄積し
たりするが、ボトムハウジング7bは、その一部が高温
のコンプレッサー1に接触しているのでその熱がボトム
ハウジング7bの熱伝導によってユニットベース4下部
のボトムハウジング7b側まで伝わるため、水9aはボ
トムハウジング7b上で凍結することはない。
【0038】さらに水9aは、ドレンホース8を流れて
庫内11から本体キャビネット10の外部に排出され
る。また、この熱はボトムハウジング7bの庫内11側
へも伝わるため、従来のように庫内11側に結露し水が
食品に悪影響を及ぼすこともない。
【0039】庫内11の温度が一定温度以上に上昇する
と、サーモスタット(図示せず)等の動作により冷却運
転が再開される。
【0040】以上のように、本実施例の冷蔵庫は、ユニ
ットベース4の上面に配設されたコンプレッサー1とコ
ンデンサー2とコンデンサー2に通風するファン3と、
ユニットベース4の下面に配設されたエバポレーター5
と、エバポレーター5の下方に設けられた金属性のボト
ムハウジング7bとから成り、ボトムハウジング7bの
一部をコンプレッサー1に接触させているので、高温の
コンプレッサー1の熱がボトムハウジング7bの熱伝導
によってユニットベース4下部のボトムハウジング7b
側まで伝わるため、水9aはボトムハウジング7b上で
凍結することはない。また、この熱はボトムハウジング
7bの庫内11側へも伝わるため、従来のように庫内1
1側に結露し水が食品に悪影響を及ぼすこともない。
【0041】次に、本発明の冷蔵庫の第3の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。尚、第2の実施例
と同一構成については、同一符号を付してその詳細な説
明は省略する。
【0042】図7は、本発明の第3の実施の形態による
冷蔵庫の縦断面図である。図8は図7のD−D線におけ
る断面図、図9は図7の要部拡大図である。また、図中
の矢印は空気の流れ方向を示す。
【0043】図9に示すように、金属製のボトムハウジ
ング7c上にヒートパイプ14aを配置している。ヒー
トパイプ14aは、金属製の密閉容器15と密閉容器1
5の内壁に内張りされたウイック構造体16と密閉容器
15内に封入された冷媒17からなっている。また、ヒ
ートパイプ14の一部は、ユニットベース4を貫通しコ
ンデンサー2の下流側に配設されている。
【0044】以上のように構成された冷蔵庫について以
下その動作を説明する。冷却運転が開始され、庫内11
の温度が低下するに従い、庫内11の空気内に含まれる
水蒸気がエバポレーター5の表面に着霜する。庫内11
の温度が一定の温度に到達するとサーモスタット(図示
せず)等の動作によりコンプレッサー1、ファン3、エ
バーファン6等の運転が停止し、同時に冷媒の流れも停
止し自然もしくは強制的に除霜を開始する。
【0045】エバポレーター5の表面に蓄積した霜は、
次第に解け、あるいはボトムハウジング7c上に蓄積し
たりするが、ボトムハウジング7c上にはヒートパイプ
14aが配置され、その一部がコンデンサー2の下流側
に配設されているので、コンデンサー2を通過した高温
の空気の熱は、密閉容器15内に封入された冷媒17に
よって、ボトムハウジング7c側まで伝わるため、水9
aはボトムハウジング7c上で凍結することはない。
【0046】さらに水9aは、ドレンホース8を流れて
庫内11から本体キャビネット10の外部に排出され
る。また、この熱はボトムハウジング7aの庫内11側
へも伝わるため、従来のように庫内11側に結露し水が
食品に悪影響を及ぼすこともない。
【0047】庫内11の温度が一定温度以上に上昇する
と、サーモスタット(図示せず)等の動作により冷却運
転が再開される。また、ボトムハウジング7c側で凝縮
した冷媒17はウイック構造体16により毛細管力が作
用し、再びコンデンサー2側へ還流する。
【0048】以上のように、本実施例の冷蔵庫は、ユニ
ットベース4の上面に配設されたコンプレッサー1とコ
ンデンサー2とコンデンサー2に通風するファン3と、
ユニットベース4の下面に配設されたエバポレーター5
と、エバポレーター5の下方に設けられた金属製のボト
ムハウジング7cとから成り、ボトムハウジング7c上
にヒートパイプ14を配置し、ヒートパイプ14の一部
をコンデンサー2の下流側に延設しているので、コンデ
ンサー2を通過した高温の空気の熱がヒートパイプ14
内の冷媒17によってボトムハウジング7c側まで伝わ
るため、水9cはドレンパン7c上で凍結することはな
い。また、この熱はボトムハウジング7cの庫内11側
へも伝わるため、従来のように庫内11側に結露し水が
食品に悪影響を及ぼすこともない。
【0049】次に、本発明の冷蔵庫の第4の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。尚、第3の実施例
と同一構成については、同一符号を付してその詳細な説
明は省略する。
【0050】図10は、本発明の第4の実施例による冷
蔵庫の縦断面図である。図11は図10のE−E線にお
ける断面図、図12は図10の要部拡大図である。ま
た、図中の矢印は空気の流れ方向を示す。
【0051】図10に示すように、金属製のボトムハウ
ジング7d上にヒートパイプ14bを配置している。ヒ
ートパイプ14bは、金属製の密閉容器15と密閉容器
15の内壁に内張りされたウイック構造体16と密閉容
器15内に封入された冷媒17からなっている。また、
ヒートパイプ14bの一部は、ユニットベース4を貫通
しコンプレッサー1に接触されている。
【0052】以上のように構成された冷蔵庫について以
下その動作を説明する。冷却運転が開始され、庫内11
の温度が低下するに従い、庫内11の空気内に含まれる
水蒸気がエバポレーター5の表面に着霜する。庫内11
の温度が一定の温度に到達するとサーモスタット(図示
せず)等の動作によりコンプレッサー1、ファン3、エ
バーファン6等の運転が停止し、同時に冷媒の流れも停
止し自然もしくは強制的に除霜を開始する。
【0053】エバポレーター5の表面に蓄積した霜は、
次第に解け、あるいはボトムハウジング7d上に蓄積し
たりするが、ボトムハウジング7d上にはヒートパイプ
14bが配置され、その一部がコンプレッサー1に接触
されているので、高温のコンプレッサー1の熱は、密閉
容器15内に封入された冷媒17によって、ボトムハウ
ジング7d側まで伝わるため、水9aはボトムハウジン
グ7d上で凍結することはない。
【0054】さらに水9aは、ドレンホース8を流れて
庫内11から本体キャビネット10の外部に排出され
る。また、この熱はボトムハウジング7dの庫内11側
へも伝わるため、従来のように庫内11側に結露し水が
食品に悪影響を及ぼすこともない。
【0055】庫内11の温度が一定温度以上に上昇する
と、サーモスタット(図示せず)等の動作により冷却運
転が再開される。また、ボトムハウジング7d側で凝縮
した冷媒17はウイック構造体16により毛細管力が作
用し、再びコンデンサー2側へ還流する。
【0056】以上のように、本実施例の冷蔵庫は、ユニ
ットベース4の上面に配設されたコンプレッサー1とコ
ンデンサー2とコンデンサー2に通風するファン3と、
ユニットベース4の下面に配設されたエバポレーター5
と、エバポレーター5の下方に設けられた金属製のボト
ムハウジング7dとから成り、ボトムハウジング7d上
にヒートパイプ14bを配置し、ヒートパイプ14bの
一部をコンプレッサー1に接触させているので、高温の
コンプレッサー1の熱がヒートパイプ14b内の冷媒1
7によってドレンパン7d側まで伝わるため、水9aは
ボトムハウジング7d上で凍結することはない。また、
この熱はボトムハウジング7dの庫内11側へも伝わる
ため、従来のように庫内11側に結露し水が食品に悪影
響を及ぼすこともない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷蔵庫
は、ユニットベースの上面に配設されたコンプレッサー
とコンデンサーと前記コンデンサーに通風するファン
と、前記ユニットベースの下面に配設されたエバポレー
ターと、前記エバポレーターの下方に配設された金属製
のボトムハウジングとから成り、前記ボトムハウジング
の一部を前記コンデンサーの下流側に延設しているの
で、コンデンサーを通過した高温の空気の熱がボトムハ
ウジングの熱伝導によってユニットベース下部のボトム
ハウジングに伝わるため、水はボトムハウジング上で凍
結することはなく除霜のためのヒーターを必要としない
省電力の冷蔵庫を提供することができる。また、この熱
はボトムハウジングの庫内側へも伝わるため、従来のよ
うに庫内側に結露し水が食品に悪影響を及ぼすことがな
く保存品質を向上させた冷蔵庫を提供することができ
る。
【0058】また、ユニットベースの上面に配設された
コンプレッサーとコンデンサーと前記コンデンサーに通
風するファンと、前記ユニットベースの下面に配設され
たエバポレーターと、前記エバポレーターの下方に設け
られた金属製のボトムハウジングとから成り、前記ボト
ムハウジングの一部を前記コンプレッサーに接触させて
いるので、高温のコンプレッサーの熱がボトムハウジン
グの熱伝導によってユニットベース下部のボトムハウジ
ングに伝わるため、水はボトムハウジング上で凍結する
ことはなく除霜のためのヒーターを必要としない省電力
の冷蔵庫を提供することができる。また、この熱はボト
ムハウジングの庫内側へも伝わるため、従来のように庫
内側に結露し水が食品に悪影響を及ぼすことがなく保存
品質を向上させた冷蔵庫を提供することができる。
【0059】また、ユニットベースの上面に配設された
コンプレッサーとコンデンサーと前記コンデンサーに通
風するファンと、前記ユニットベースの下面に配設され
たエバポレーターと、前記エバポレーターの下方に設け
られた金属製のボトムハウジングとから成り、前記ボト
ムハウジング上にヒートパイプを配置し、前記ヒートパ
イプの一部を前記コンデンサーの下流側に延設している
ので、コンデンサーを通過した高温の空気の熱がヒート
パイプ内の冷媒によってボトムハウジング側まで伝わる
ため、水はボトムハウジング上で凍結することはなくな
り、除霜のためのヒーターを必要としない省電力の冷蔵
庫を提供することができる。また、この熱はボトムハウ
ジングの庫内側へも伝わるため、従来のように庫内側に
結露し水が食品に悪影響を及ぼすことがなく保存品質を
向上させた冷蔵庫を提供することができる。
【0060】また、ユニットベースの上面に配設された
コンプレッサーとコンデンサーと前記コンデンサーに通
風するファンと、前記ユニットベースの下面に配設され
たエバポレーターと、前記エバポレーターの下方に設け
られた金属製のボトムハウジングとから成り、前記ボト
ムハウジング上にヒートパイプを配置し、前記ヒートパ
イプの一部を前記コンプレッサーに接触させているの
で、高温のコンプレッサーの熱がヒートパイプ内の冷媒
によってボトムハウジング側まで伝わるため、水はボト
ムハウジング上で凍結することはなくなり、除霜のため
のヒーターを必要としない省電力の冷蔵庫を提供するこ
とができる。また、この熱はボトムハウジングの庫内側
へも伝わるため、従来のように庫内側に結露し水が食品
に悪影響を及ぼすことがなく保存品質を向上させた冷蔵
庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の第1の実施例の縦断面図
【図2】図1のB−B線断面図
【図3】図1の要部拡大図
【図4】本発明による冷蔵庫の第2の実施例の縦断面図
【図5】図4のC−C線断面図
【図6】図4の要部拡大図
【図7】本発明による冷蔵庫の第3の実施例の縦断面図
【図8】図7のD−D線断面図
【図9】図7の要部拡大図
【図10】本発明による冷蔵庫の第4の実施例の縦断面
【図11】図10のE−E線断面図
【図12】図10の要部拡大図
【図13】従来の冷蔵庫の縦断面図
【符号の説明】
1 コンプレッサー 2 コンデンサー 3 ファン 4 ユニットベース 5 エバポレーター 7a,7b,7c,7d ボトムハウジング 14a,14b ヒートパイプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットベースの上面に配設されたコン
    プレッサーとコンデンサーと前記コンデンサーに通風す
    るファンと、前記ユニットベースの下面に配設されたエ
    バポレーターと、前記エバポレーターの下方に設けられ
    た金属製のボトムハウジングとから成り、前記ボトムハ
    ウジングの一部を前記コンデンサーの下流側に延設した
    冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 ユニットベースの上面に配設されたコン
    プレッサーとコンデンサーと前記コンデンサーに通風す
    るファンと、前記ユニットベースの下面に配設されたエ
    バポレーターと、前記エバポレーターの下方に設けられ
    た金属製のボトムハウジングとから成り、前記ボトムハ
    ウジングの一部を前記コンプレッサーに接触させた冷蔵
    庫。
  3. 【請求項3】 ユニットベースの上面に配設されたコン
    プレッサーとコンデンサーと前記コンデンサーに通風す
    るファンと、前記ユニットベースの下面に配設されたエ
    バポレーターと、前記エバポレーターの下方に設けられ
    た金属製のボトムハウジングとから成り、前記ボトムハ
    ウジング上にヒートパイプを配置し、前記ヒートパイプ
    一部を前記コンデンサーの下流側に延設した冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 ユニットベースの上面に配設されたコン
    プレッサーとコンデンサーと前記コンデンサーに通風す
    るファンと、前記ユニットベースの下面に配設されたエ
    バポレーターと、前記エバポレーターの下方に設けられ
    た金属製のボトムハウジングとから成り、前記ボトムハ
    ウジング上にヒートパイプを配置し、前記ヒートパイプ
    一部を前記コンデンサーに接触させた冷蔵庫。
JP18574996A 1996-07-16 1996-07-16 冷蔵庫 Pending JPH1030872A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104457104A (zh) * 2014-12-04 2015-03-25 合肥华凌股份有限公司 冰箱

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