JPH10289310A - 消見指紋印肉及び消見指紋暗証照合による本人認証システム - Google Patents

消見指紋印肉及び消見指紋暗証照合による本人認証システム

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JPH10289310A
JPH10289310A JP9097056A JP9705697A JPH10289310A JP H10289310 A JPH10289310 A JP H10289310A JP 9097056 A JP9097056 A JP 9097056A JP 9705697 A JP9705697 A JP 9705697A JP H10289310 A JPH10289310 A JP H10289310A
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JP9097056A
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Seiji Muranishi
誠治 村西
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    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押捺した指紋が肉眼では認識できない押捺指
紋とする消見指紋印肉を提供するとともに、指紋を本人
認証の手段とし、押捺した指紋が肉眼では認識できない
押捺指紋(消見指紋)によって、本人認証が可能な消見
指紋暗証照合による本人認証システムを提供するもので
ある。 【解決手段】 押捺指紋が可視光以外の波長を持つ消見
指紋印肉を用いるものであり、指紋を認証機関10に登
録し、本人認証しようとする物品、証明書、委任状、有
価証券、カード等に肉眼では確認できない印肉によって
指紋を押捺し、本人認証を必要とする際に、予め登録し
た認証機関10によって、前記物品、証明書、委任状、
有価証券、カード等に押捺した指紋が本人であることを
認証する消見指紋暗証照合による本人認証システムであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押捺された指紋が
肉眼では確認できない印肉である消見指紋印肉及び消見
指紋印肉を用いた消見指紋暗証照合による本人認証シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、本人認証、即ち、人の同
一性の証明は、印鑑に印肉(朱肉)を付着させて、その
印影を以てなされている。また、場合によっては、黒肉
による指紋によって本人認証がなされている。また、署
名捺印をもって証とする風習が定着しており、これら
は、何れも肉眼によって確認できるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】委任状や証明書等の書
類や手形、小切手、株券等の有価証券には、印鑑が朱肉
等によって捺印され、これらの印章によって、本人認証
を行うことで、取り扱われている。このような書類等の
印章から同一の印鑑を偽造することは、現在の技術水準
からすれば極めて容易なことである。従って、偽造され
た印鑑や署名によって、不正な行為がなされた場合、個
人財産が脅かされるおそれがあり、個人の財産を保全す
るのに極めて困難な状況となりつつある。
【0004】本発明は、上記に鑑みなされたものであ
り、押捺した指紋が肉眼では認識できない押捺指紋とす
る消見指紋印肉を提供するとともに、指紋を本人認証の
手段とし、押捺した指紋が肉眼では認識できない押捺指
紋(消見指紋)によって、本人認証が可能な消見指紋暗
証照合による本人認証システムを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成したものであり、請求項1の発明は、押捺指紋が可視
光以外の波長を持つ印肉によることを特徴とする消見指
紋印肉である。この発明では、通常の状態では透明であ
るために、肉眼では捺印を確認することができないが、
可視光以外の光を反射するので、特定の光、例えば赤外
レーザを照射することで、押捺指紋を確認することがで
きる。
【0006】また、請求項2の発明は、指紋を認証機関
に登録し、本人認証しようとする物品、証明書、委任状
等に肉眼では確認できない指紋を押捺し、本人認証を必
要とする際に、予め登録した前記認証機関にて、前記物
品、証明書、委任状、カード等に押捺した指紋が本人の
ものであることを認証することを特徴とする消見指紋暗
証照合による本人認証システムである。この発明では、
特定の消見指紋印の認証機関を設置して、このような機
関で個人の指紋を管理して、所有権等を主張する際に
は、本人認証を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る指紋押捺印肉
及び消見指紋暗証照合による本人認証システムの一実施
の形態について説明する。先ず、本発明の指紋押捺印肉
について説明すると、例えば、弱光沢メジウム(弱光沢
媒質)を主成分とし、多価アルコールで溶解して所定の
油性分に調整したものである。この弱光沢媒質は、以下
の表に示す成分で構成されている。この弱光沢媒質を、
多価アルコール(例えば、ひまし油、エチールアルコー
ル、グリセリン)で溶解して、スポンジ等に浸透させ
る。この混合比は、粉末状の弱光沢媒質が約45%に対
して、多価アルコールが約65%の割合である。この弱
光沢媒質を多価アルコールで溶解した液をスポンジに浸
透させて、適度な粘性を与えるためにの油成分を、例え
ば約6%とする。所定の油成分の弱光沢媒質を浸透させ
たスポンジを布で覆って、所定のケースに収納して消見
指紋印盤を形成している。このケースには、消見指紋印
肉の油性分の揮発を防ぐために蓋が設けられている。消
見指紋印盤のケース構造は、一般に市販されているもの
でよい。なお、下記の成分表は一例であって、この成分
比、そして、その化学物質に限定することなく、この種
と同等の化学物質を用いてもよいことは明らかである。
【0008】
【表1】
【0009】この消見指紋印盤の印肉は、主に可視光以
外の波長を持つ印肉であり、即ち、押捺指紋後、印肉の
油成分が乾燥して透明となる印肉である。消見押捺指紋
は可視光以外の波長を持つ赤外レーザ等に反応する。ま
た、印肉に紫外線等の可視光以外の光に反応する物質を
混入してもよいし、印肉の光の干渉を利用して可視光以
外の光を反射させるようにしてもよい。
【0010】次に、図1〜図4を参照して、消見指紋暗
証照合による本人認証システムの一実施形態について説
明する。図1は、消見指紋暗証照合による本人認証シス
テムに使用される消見指紋認識装置の概略図である。同
図において、Aは消見指紋(肉眼では見えない指紋)が
押捺された証明書、委任状、有価証券、証書、カードあ
るいは物品等の指紋検知対象物である。1は赤外レーザ
発光素子、2はレンズ、3は撮像素子(以下、CCD素
子)である。赤外レーザ発光素子1からレンズ2を通過
して、指紋検知対象物Aの消見指紋押捺面に赤外レーザ
光L1 が照射され、その反射光L2 をCCD素子3でと
らえる。CCD素子3には、消見指紋押捺面Aから反射
した赤外レーザ光が入力され、消見指紋による押捺指紋
の情報が入力される。
【0011】CCD素子3からのデジタル画像信号は、
指紋特徴認識手段4に入力されて、指紋の特徴的パター
ンが検出される。指紋パターンには、指紋の隆線R(図
2中)によるパターンの特徴から弓状紋、蹄状紋、渦状
紋の三種類に大別され、図2に示すように、その指紋に
は各所に、端点、分岐点がある。これらの指紋の特徴的
パターンを認識することで、特定の個人を認識すること
ができる。このようなパターンが画像処理による指紋特
徴認識手段4で認識され、その画像情報が指紋照合手段
6に入力される。一方、指紋特徴記憶手段5には、予め
本人認識を望む個人の指紋のデータが記憶されている。
指紋特徴記憶手段5からは予め記憶されている指紋パタ
ーンが指紋照合手段6に読み込まれて、指紋の照合が行
われる。
【0012】図3は、消見指紋暗証照合による本人認証
システムに使用される指紋登録装置の概略図である。同
図において、個人、法人の代表者が本人認証を要求する
場合に、黒肉等で押捺した指紋BをCCD素子等による
撮像手段7で撮影して、その画像信号を指紋特徴認識手
段8に入力して指紋パターンの特徴を認識して、指紋特
徴記憶手段5に指紋のパターンを他の個人情報とともに
記憶する。消見指紋印肉を用いてもよいが、その場合
は、図1の消見指紋認識装置により、指紋パターンの情
報を検出して記憶する。なお、指紋パターンの検出に
は、CCD素子からのデジタル画像データを2値化処理
等の電子的な信号処理によって、極めて鮮明な特徴的パ
ターンを抽出することができる。
【0013】消見指紋による本人認証は、図4の消見指
紋暗証照合による本人認証システムの概略図で示したよ
うに、予め本人認証を依頼する個人(または法人の代表
者)Pが指紋認証機関10に指紋を登録する。個人Pは
所有権を主張する物品や有価証券、小切手、手形、カー
ド等の対象物Cに消見指紋を押捺する。その対象の物の
所有権を主張する際には指紋認証機関10に予め登録し
た指紋と照合して本人認証を行う。また、個人Pが予め
契約した機関、例えば銀行が指紋認証機関10に対して
本人認証を行うことができることとし、その本人認証に
よって、銀行が銀行決済等を行うことが可能である。
【0014】上記実施形態では、赤外レーザ発光素子か
らの赤外レーザ光を照射して、その反射光を検知して、
消見指紋の認識を行ったが、赤外レーザ光に限定するこ
となく、消見指紋が紫外線に反応するようにして、消見
指紋に紫外線を照射して消見指紋を検出してもよい。
【0015】また、本発明による消見指紋は、肉眼では
見えない指紋であるが、通常の印鑑と併用して用いても
よいし、署名を併用してもよいことは明らかである。さ
らには、消見指紋を押捺した位置を伏せ、その押捺位置
を特定の個人と認証機関が知ることによって暗号として
の機能を与えることも可能である。また、消見指紋に可
視光以外に色(特定の波長)を反射されることによっ
て、暗号として用いることも可能である。
【0016】
【発明の効果】上記記載のように、本発明によれば、本
人認証のための押捺指紋が消見指紋であるために、従来
の印鑑のように偽造が困難である利点があり、個人また
は法人の所有権の保全に効果的である。また、肉眼では
消見指紋を押捺した位置が特定できないために、暗号と
しての効果を持っており、一層効果的である。また、指
紋認証機関を設置して、その指紋認証機関に個人の指紋
を登録することで、確実に本人認証が可能であり、銀行
決済や消費税等の税金もこの認証機関の認証を通して実
施することができる。また、本発明によれば、指紋が透
明であるので、比較的抵抗感なく押捺が可能である副次
的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の消見指紋暗証照合による本人認証シス
テムに用いられる消見指紋認識装置の一実施形態を説明
する概略図である。
【図2】指紋についての説明図である。
【図3】本発明の消見指紋暗証照合による本人認証シス
テムに用いられる指紋登録装置の概略図である。
【図4】本発明に係る消見指紋暗証照合による本人認証
システムの一実施形態を説明するための概略図である。
【符号の説明】
1 赤外レーザ発光素子 2 レンズ 3 CCD素子の撮像素子 4、8 指紋特徴認識手段 5 指紋特徴記憶手段 6 指紋照合手段 7 撮像手段 10 指紋認証機関

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押捺指紋が可視光以外の波長を持つ印肉
    によることを特徴とする消見指紋印肉。
  2. 【請求項2】 指紋を認証機関に登録し、本人認証しよ
    うとする物品、証明書、委任状等に肉眼では確認できな
    い指紋を押捺し、本人認証を必要とする際に、予め登録
    した前記認証機関にて、前記物品、証明書、委任状、カ
    ード等に押捺した指紋が本人のものであることを認証す
    ることを特徴とする消見指紋暗証照合による本人認証シ
    ステム。
JP9097056A 1997-04-15 1997-04-15 消見指紋印肉及び消見指紋暗証照合による本人認証システム Pending JPH10289310A (ja)

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