JPH10289242A - データベース格納方法、データベース検索方法およびデータベース装置 - Google Patents

データベース格納方法、データベース検索方法およびデータベース装置

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JPH10289242A
JPH10289242A JP9095895A JP9589597A JPH10289242A JP H10289242 A JPH10289242 A JP H10289242A JP 9095895 A JP9095895 A JP 9095895A JP 9589597 A JP9589597 A JP 9589597A JP H10289242 A JPH10289242 A JP H10289242A
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昭二 田中
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ATR CHINOU EIZO TSUSHIN KENKYUSHO KK
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ATR CHINOU EIZO TSUSHIN KENKYU
ATR CHINOU EIZO TSUSHIN KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像から、人の印象に寄与する代表色を抽出
し、代表色に基づき印象を解析し、その結果をデータベ
ース化することができるデータベース格納方法、データ
ベース検索方法およびデータベース装置を提供する。 【解決手段】 局所的代表色抽出処理(ステップs2−
3)は、画像の中から色相が最も変化している領域を検
出して、検出した領域に基づき代表色を抽出する。大局
的代表色抽出処理(ステップs2−4)は、局所的代表
色抽出処理で代表色が抽出されなかった場合に、画面全
体の色の頻度に基づき代表色を抽出する。代表色と予め
用意した配色との色差に基づき、画像と、配色と対応関
係にある印象語との対応関係を示す感性ベクトルを算出
(ステップs2−5)する。結果をデータベースDB1
に格納(ステップs2−6)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データベース格
納方法、データベース検索方法およびデータベース装置
に関し、特に、印象語に基づき画像を検索することが可
能なデータベース格納方法、データベース検索方法およ
びデータベース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像から主要な色(代表色)
を抽出し、抽出した代表色と印象語とを結び付けること
によって、印象語による画像データを検索をするデータ
ベース格納、検索方法がある。例えば、その一例とし
て、情報処理学会発行の「人文科学とコンピュータ」2
4−2の第9頁〜第16頁(1994年11月18日)
の八村他による「絵画における感情情報の抽出−背景色
と主要色の抽出−」が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記に示し
た従来のデータベース格納、検索方法は、人が画像のど
の部分に注目するかを考慮せず、画像の物理的特徴を手
掛かりとして代表色を抽出している。
【0004】このため、抽出した代表色と対応する印象
語は、必ずしも人の印象に一致するものでないという問
題があった。
【0005】さらに、画像には、画像全体から印象を受
けるものや、局所的に印象を受けるものもある。ところ
が、従来のデータベース格納、検索方法では、画像によ
って印象の受け取り方が変化することに対処していない
という問題があった。
【0006】それゆえ、本発明は上記に示した問題を解
決するためになされたもので、その目的は、人の印象に
寄与する代表色を的確に抽出することが可能なデータベ
ース格納方法およびデータベース装置を提供することに
ある。
【0007】また、本発明のもう一つの目的は、上記に
示した人の印象に寄与する代表色に基き、画像の印象を
解析してデータベース化することが可能なデータベース
格納方法およびデータベース装置を提供することにあ
る。
【0008】さらに、本発明のもう一つの目的は、上記
に示した印象の解析結果を基に構築されたデータベース
を用いて、印象語に基づく画像の検索が可能なデータ検
索方法およびデータベース装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るデータベ
ース装置は、画像から抽出した代表色に基づき、画像の
印象を解析してデータベース化するデータベース装置で
あって、画像を構成する画素の色相の頻度に基づき、画
像の代表色を抽出する第1の代表色抽出手段と、第1の
代表色抽出手段において、代表色が抽出されなかった場
合に、画像を構成する画素の色の頻度に基づき、画像の
代表色を抽出する第2の代表色抽出手段と、予め用意し
た配色と、配色によって表わされる印象語との対応関係
を用いて、第1の代表色抽出手段または第2代表色抽出
手段により抽出された代表色と、配色との色差に基づ
き、画像と印象語との関係を示す感性ベクトルを算出す
る感性ベクトル算出手段と、感性ベクトルと、画像の属
性とを併せて、データベースに格納するデータベース格
納手段とを備える。
【0010】請求項2に係るデータベース装置は、請求
項1に係るデータベース装置であって、さらに、データ
ベースを検索するための条件となる属性と、印象語とを
ユーザが入力する入力手段と、入力した属性に基づき、
データベースから、関連するデータを検索する検索手段
と、入力した印象語に対応する感性ベクトルに基づき、
検索されたデータを並び替えるデータソート手段と、並
び替えた結果を表示する表示手段とを備える。
【0011】請求項3に係るデータベース装置は、請求
項1または請求項2に係るデータベース装置であって、
第1の代表色抽出手段が、(R、G、B)値からなる各
画素の色を、色相に変換する色相変換手段と、色相に基
づき画素を分類して、分類された画素の集まりである領
域の中から、色相の異なる3つの領域を領域に含まれる
画素の数の多い順に検出する検出手段と、検出された3
つの領域の全てについて、画像に占める割合が一定値以
上であれば、検出された領域毎に、色を求めて代表色と
する第1の代表色決定手段とを備え、第2代表色抽出手
段が、各画素毎に、予め用意した限定色の中から、色差
が最も小さくなる1の限定色を選択して各画素の色とす
る色決定手段と、決定された色の頻度に基づき、代表色
となる3つの色を求める第2の代表色決定手段とを備え
る。
【0012】請求項4に係るデータベース装置は、請求
項1または請求項2に係るデータベース装置であって、
代表色、および配色が、それぞれ3つの色から構成さ
れ、配色と、印象語とは一対一の対応関係にあり、感性
ベクトル算出手段が、代表色を構成する一色と、配色を
構成する一色とを一対一に組み合わせて、各組み合わせ
で算出した色差を足し合わせる色差算出手段と、色差算
出手段での組み合わせを変える制御を行なう第1の制御
手段と、色差算出手段で足し合わせた色差の中で、最小
の値を選択して、感性ベクトルとする感性ベクトル計算
手段と、全ての配色に関して、感性ベクトルを算出する
ための制御を行なう第2の制御手段とを備える。
【0013】請求項5に係るデータベース格納方法は、
画像から抽出した代表色に基づき、画像の印象を解析し
てデータベース化するデータベース格納方法であって、
画像を構成する画素の色相の頻度に基づき、画像の代表
色を抽出する第1の代表色抽出ステップと、第1の代表
色抽出ステップにおいて、代表色が抽出されなかった場
合に、画像を構成する画素の色の頻度に基づき、画像の
代表色を抽出する第2の代表色抽出ステップと、予め用
意した配色と、配色によって表わされる印象語との対応
関係を用いて、第1の代表色抽出ステップまたは第2代
表色抽出ステップにより抽出された代表色と、配色との
色差に基づき、画像と印象語との関係を示す感性ベクト
ルを算出する感性ベクトル算出ステップと、感性ベクト
ルと、画像の属性とを併せて、データベースに格納する
データベース格納ステップとを備える。
【0014】請求項6に係るデータベース格納方法は、
請求項5に係るデータベース格納方法であって、第1の
代表色抽出ステップが、(R、G、B)値からなる各画
素の色を、色相に変換する色相変換ステップと、色相に
基づき画素を分類して、分類された画素の集まりである
領域の中から、色相の異なる3つの領域を領域に含まれ
る画素の数の多い順に検出する検出ステップと、検出さ
れた3つの領域の全てについて、画像に占める割合が一
定値以上であれば、検出された領域毎に、色を求めて代
表色とする第1の代表色決定ステップとを備え、第2代
表色抽出ステップが、各画素毎に、予め用意した限定色
の中から、色差が最も小さくなる1の限定色を選択して
各画素の色とする色決定ステップと、決定された色の頻
度に基づき、代表色となる3つの色を求める第2の代表
色決定ステップとを備える。
【0015】請求項7に係るデータベース格納方法は、
請求項5に係るデータベース格納方法であって、代表
色、および配色は、それぞれ3つの色から構成され、配
色と、印象語とは一対一の対応関係にあり、感性ベクト
ル算出ステップは、代表色を構成する一色と、前記配色
を構成する一色とを一対一に組み合わせて、各組み合わ
せで算出した色差を足し合わせる色差算出ステップと、
色差算出ステップでの組み合わせを変える制御を行なう
第1の制御ステップと、色差算出ステップで足し合わせ
た色差の中で、最小の値を選択して、感性ベクトルとす
る感性ベクトル計算ステップと、全ての配色に関して、
感性ベクトルを算出するための制御を行なう第2の制御
ステップとを備える。
【0016】請求項8に係るデータベース検索方法は、
画像を構成する画素の色相の頻度に基づき、画像の代表
色を抽出する第1の代表色抽出手段と、第1の代表色抽
出手段において、代表色が抽出されなかった場合に、画
像を構成する画素の色の頻度に基づき、画像の代表色を
抽出する第2の代表色抽出手段と、予め用意した配色
と、配色によって表わされる印象語との対応関係を用い
て、第1の代表色抽出手段または第2代表色抽出手段に
より抽出された代表色と、配色との色差に基づき、画像
と印象語との関係を示す感性ベクトルを算出する感性ベ
クトル算出手段と、感性ベクトルと、画像の属性とを併
せて、データベースに格納するデータベース格納手段と
に基づいて構築されたデータベースを検索するデータベ
ース検索方法であって、データベースを検索するための
条件となる属性と、印象語とをユーザが入力する入力ス
テップと、入力した属性に基づき、データベースから、
関連するデータを検索する検索ステップと、入力した印
象語に対応する感性ベクトルに基づき、検索されたデー
タを並び替えるデータソートステップと、並び替えた結
果を表示する表示ステップとを備える。
【0017】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]この発明は、データベース格納方法、
データベース検索方法およびデータベース装置におい
て、人の印象に寄与する代表色を的確に抽出することを
可能とし、抽出された代表色に基づき画像の印象を解析
することを可能とし、さらに、解析した印象と、画像と
の関係をデータベース化することで、印象に基づく画像
データの検索を可能とするものである。
【0018】図1は、本発明の実施の形態1におけるデ
ータベース装置100の基本的構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【0019】図1を参照して、データベース装置100
は、主制御部101、入出力制御部103、入力装置1
04、表示装置105、および画像データ入力装置10
6を備える。
【0020】さらに、主制御部101は、データベース
DB1,感性データベースDB2、および印象語データ
ベースDB3に接続されている。
【0021】入力装置104、表示装置105、画像デ
ータ入力装置106および主制御部101は、それぞれ
入出力制御部103と接続されている。
【0022】入力装置104は、キーボード、マウス等
から構成され、ユーザにより、例えばデータベースDB
1を検索する条件が入力される。
【0023】表示装置105は、モニタ等から構成さ
れ、後述するように、データベースDB1を検索した結
果が表示される。
【0024】画像データ入力装置106は、画像データ
を入力する端末である。入出力制御部103は、入力装
置104、表示装置105および画像データ入力装置1
06の制御を行なう。
【0025】主制御部101は、データベース格納方法
1およびデータベース検索方法2を実施する。
【0026】データベースDB1は、本発明の実施の形
態1におけるデータベース格納方法1を用いて構築され
るデータベースである。
【0027】感性データベースDB2は、配色と、配色
パターンによって得られる印象を表わす印象語とが格納
されている。
【0028】印象語データベースDB3は、印象語と、
印象語を示す識別子との関係が格納されている。
【0029】図2は、本発明の実施の形態1におけるデ
ータベース格納方法1を実現するための処理手順を示す
フロー図である。本発明の実施の形態1におけるデータ
ベース格納方法1の特徴は、画像から人の印象に寄与す
る代表色を抽出し、代表色を用いて画像の印象を解析
し、その結果を用いてデータベースDB1を構築するこ
とにある。
【0030】図2を参照して、本発明のデータベース格
納方法1の概要について説明する。ステップs2−1
(画像データ入力)では、データベースDB1に格納す
る画像に関する画像データを入力する。
【0031】ステップs2−2(代表色抽出処理)で
は、入力した画像データに基づき、画像の代表色を抽出
する。代表色抽出処理は、局所的代表色抽出処理(ステ
ップs2−3)と、大局的代表色抽出処理(ステップs
2−4)とを含む。
【0032】ステップs2−5(感性ベクトル算出)で
は、抽出した代表色に基づき画像の印象を解析して、印
象の度合いを示す感性ベクトルを算出する。
【0033】ステップs2−6(データベース格納)で
は、解析した印象と画像との関係をデータベース化す
る。
【0034】続いて、データベース格納方法1の各ステ
ップについて詳しく説明する。図2に示す画像データ入
力(ステップs2−1)処理では、画像に関するデータ
(例えば、画像名)を入力するとともに、画像を構成す
る画素p(i、j)の(R、B、G)値を、画像データ
入力装置106を用いて主制御部101に取り込む。こ
こで、画像が動画像である場合には、動画像を構成する
複数のフレームの中で、第1フレームに関する画素p
(i、j)の(R、B、G)値を取り込むものとする。
【0035】続いて、図2に示す代表色抽出処理(ステ
ップs2−2)について詳しく説明する。代表色抽出処
理は、人が注目するであろう領域から代表色を抽出する
局所的代表色抽出処理(ステップs2−3)と、画像全
体から代表色を抽出する(大局的代表色抽出処理(ステ
ップs2−4)とを含む。
【0036】局所的代表色抽出処理の詳細について説明
する。本発明の実施の形態1の局所的代表色抽出処理に
おいては、画像の中で、色相が大きく変化している領域
を検出し、検出した領域に基づき代表色を抽出する。こ
れは、色相が大きく変化している部分に人の注目が向き
やすいことに着目したものである。
【0037】図3は、本発明の実施の形態1における局
所的代表色抽出処理の処理手順の一例を示すフロー図で
ある。図3を参照して、局所的代表色抽出処理は、以下
の手順に従って1つの画像から代表色を抽出する。な
お、本発明の実施の形態1では、代表色として、互いに
異なる3色(第1代表色C1、第2代表色C2、および
第3代表色C3)を抽出する。
【0038】ステップ3−1では、HSI6角錐カラー
モデルを用いて、各画素p(i、j)の色相を求める。
HSI6角錐カラーモデルについては、東京大学出版会
発行の高木他による「画像解析ハンドブック」の第48
6頁〜第487頁に詳しく記載されているので、詳しい
説明は省略する。
【0039】具体的には、HSI6角錐カラーモデルを
用いて、各画素p(i、j)の(R、G、B)値を、
(H、S、I)値に変換する。ここで、Hとは色相を、
Sとは彩度を、Iとは明度をそれぞれ表わす。HSI6
角錐カラーモデルを用いて求めた画素p(i、j)の色
相をph(i、j)と記載する。ph(i、j)は、
0.0〜1.0の値をとる。
【0040】ステップs3−2では、求めた色相ph
(i、j)に基づき、画素p(i、j)を分類する。具
体的には、色相ph(i、j)が一定範囲にある画素p
(i、j)の集まりを1つの領域とする。
【0041】そして、分類された画素の集まり(領域)
から、色相の異なる3つの領域(第1領域、第2領域、
および第3領域)を検出する。具体的には、色相頻度に
おける極大値の中で上位3つの色相を選択して、選択し
た色相に属する領域を検出する。
【0042】図4は、本発明の実施の形態1の局所的代
表色抽出処理における領域検出の手順の一例を示すフロ
ー図である。
【0043】ステップs4−1では、色相ph(i、
j)の値に応じて、画素p(i、j)を分類する。具体
的には、配列X(1)〜X(50)を用意して、色相に
基づき、画素p(i、j)を振り分ける。例えば、色相
ph(i、j)が、0.02×(k−1)〜0.02×
(k)の範囲にある画素p(i、j)を、配列X(k)
の要素とする。全ての画素は、配列X(1)〜X(5
0)に分類される。
【0044】ここで、各配列X(k)は、以下の式
(1)に示す関係にある。 X(k)に対応する色相<X(k+1)に対応する色相 …(1) ステップs4−2では、色相の頻度、すなわち各配列X
(k)の要素数を調べ、要素数が最も大きい(頻度が高
い)配列X(j1)を選択する。配列X(j1)に属す
る画素の集まりを、第1代表色C1を求める第1領域と
する。
【0045】ステップs4−3〜ステップs4−4で
は、第2代表色を求める第2領域を抽出する。ステップ
s4−3では、マーキング処理を施す。具体的には、第
1領域に該当する配列X(j1)から降順(j1−1、
j1−2、…)に、各配列の要素数を調べる。配列X
(n−1)の要素数が、配列X(n)の要素数より小さ
ければ、配列X(n−1)にマークを付す。同様に、配
列X(j1)から昇順(j1+1、j1+2、…)に、
各配列の要素数を調べる。配列X(n+1)の要素数
が、配列X(n)の要素数より小さければ、配列X(n
+1)にマークを付す。ステップs4−4では、マーク
を付した配列を除いて、要素数が最も高い大き配列X
(j2)を選択する。配列X(j2)に属する画素の集
まりを、第2代表色C2を求める第2領域とする。
【0046】ステップs4−5〜ステップs4−6で
は、第3代表色を求める第3領域を抽出する。ステップ
s4−5では、さらにマーキング処理を施す。具体的に
は、ステップs4−3で説明した手順に従い、第2領域
に該当する配列X(j2)から降順、および昇順に、各
配列の要素数を調べてマークを付す。ステップs4−5
では、マークを付した配列を除いて、要素数が最も高い
大き配列X(j3)を選択する。配列X(j3)に属す
る画素の集まりを、第3代表色C3を求める第3領域と
する。
【0047】この結果、色相頻度における極大値の中で
上位3つの色相を選択(すなわち、第1領域、第2領
域、および第3領域を検出)することができる。しか
も、頻度が低くても、色相が異なる領域を確実に検出す
ることができる。
【0048】さらに、図3に示すステップs3−3で
は、検出された第1〜第3領域を、第1〜第3代表色C
1〜C3を抽出する領域とするか否かを判定する。判定
は、式(2)の値を用いて行なう。
【0049】 Oc(k)=(np)/(nx) …(2) ここで、npとは、各領域を構成する画素数を示し、n
xとは、画像を構成する全画素数を示し、kとは、領域
の種類(たとえば、k=1であれば、第1領域を示す)
を示す。Oc(k)は、各第1〜第3領域の画像全体に
占める割合を表わす式(2)の結果に基づき、第1〜第
3領域の全ての割合Oc(k)が一定値Thn以上であ
るか否かを判定する。全ての割合Oc(1)〜Oc
(3)が、一定値Thn以上の場合には、ステップs3
−4に移る。それ以外の場合には、図2に示した大局的
代表色抽出処理に移る。なお、一定値Thnは、実験等
により予め求めておく。
【0050】ステップs3−4では、ステップs3−2
で検出した第1〜第3領域に基づき、第1、第2、およ
び第3代表色C1〜C3を決定する。色を決定する一例
として、第1領域を構成する色を平均して第1代表色C
1とし、第2領域を構成する色を平均して第2代表色C
2とし、さらに第3領域を構成する色を平均して第3代
表色C3とする方法が挙げられる。
【0051】続いて、図2に示す大局的代表色抽出処理
(ステップs2−4)の詳細について説明する。大局的
代表色抽出処理では、画像全体の色の頻度を求め、代表
色を抽出する。この処理は、局所的代表色抽出処理では
代表色が抽出できない、すなわち、人が特に注目する部
分が画像内に存在しない場合に行う。
【0052】代表色は、予め用意した130種類の限定
色の中から決定する。限定色は、マンセル表色系の色相
環上に均等に選んだ10色相について、それぞれの12
の階調から選んだ合計120色の有彩色と、10の階調
から選らんだ10色の無彩色とを含む。
【0053】図5は、本発明の実施の形態1における大
局的代表色抽出処理の処理手順の一例を示すフロー図で
ある。図5を参照して、大局的代表色抽出処理は、以下
の手順に従って、画像の代表色を抽出する。
【0054】ステップs5−1では、各画素p(i、
j)について、画素p(i、j)の色と、限定色との色
差△Eを求める。具体的には、(R、G、 B)値の物理
的表示系で表現される画素p(i、j)の色とマンセル
表示系の限定色とを、全てCIE1967(L*、a
*、b*)均等知覚色空間上における明度指数Lおよび
知覚色度指数(a、b)からなる均等知覚色に変換す
る。
【0055】CIE1967(L*、a*、b*)均等
知覚色空間における(L*、a*、b*)均等知覚色に
ついては、日本色彩学会発行の「色彩科学ハンドブッ
ク」の第141頁〜第142頁に詳しく記載されてお
り、ここではその説明を省略する。以下、簡単のため、
CIE1967(L*、a*、b*)均等知覚色空間
を、(L*、a*、b*)空間と呼ぶ。
【0056】求めた均等知覚色を用いて、(L*、a
*、b*)空間における画素p(i、j)の色と、各限
定色との色差△Eを求める。
【0057】画素p(i、j)の均等知覚色を(L1
*、a1*、b1*)と表し、ある限定色の均等知覚色
を(L2*、a2*、b2*)と表すと、色差△Eは、
式(3)〜式(6)で計算される。
【0058】 △E=[ (△L*)2 +(△a*)2 +(△b*)2 ] 1/2 …(3) △L*=(△L1*−△L2*) …(4) △a*=(△a1*−△a2*) …(5) △b*=(△b1*−△b2*) …(6) ステップs5−2では、各画素p(i、j)毎に、色差
△Eが最小となる限定色を選択して、画素p(i、j)
の色とする。すなわち、(L*、a*、b*)空間にお
いて、画素p(i、j)とユークリッド距離が最も近い
限定色を、その画素p(i、j)の色とする。
【0059】ステップs5−3では、決定された各画素
p(i、j)の色(限定色)の頻度を求めて、色の頻度
の高いものから順に3色を選択する。選択された3つの
限定色を、画像の第1、第2および第3代表色C1〜C
3とする。
【0060】続いて、図2に示した感性ベクトル算出
(ステップs2−5)処理の詳細について説明する。感
性ベクトル算出処理においては、感性データベースDB
2に格納された配色と、配色から表わされる印象語との
対応関係を用いて、画像の印象を解析する。
【0061】図6は、本発明の実施の形態1における感
性ベクトル算出処理で用いる感性データベースDB2の
構成の一例を示す図である。図6を参照して、感性デー
タベースDB2には、180種類の印象語(例えば、さ
わやかな、かわいい等)と、3色からなる配色との対応
関係が格納されている。
【0062】この対応関係の代表例としては、日本カラ
ーデザイン研究所発行の小林著の「カラーイメージスケ
ール」に記載されているものが挙げられる。本文献にお
いては、各色が色相および色調で表現された3色組みの
配色パターンと、その配色パターンから得られる印象を
表現するための印象語との対応が記載されている。
【0063】ここで、印象語を識別する識別子をID、
L番目の印象語(ID=L)に対応する配色をP
(L)、その配色P(L)を構成する3色をZ1(L)
、 Z2(L)、およびZ3(L)と記す。
【0064】感性ベクトルについて説明する。感性ベク
トルとは、各配色P(L)についての、代表色と配色P
(L)との色の近さを表わす。具体的には、(L*、a
*、b*)空間における、第1、第2、および第3代表
色C1〜C3と配色P(L)との最短距離を示す。
【0065】感性ベクトル計算方法について説明する。
図7は、本発明の実施の形態1における感性ベクトル計
算の一例を示すフロー図である。図7を参照して、感性
ベクトル計算は、以下の手順で行なう。
【0066】ステップs7−1では、第1〜第3代表色
C1〜C3と配色P(L)を構成する色Z1(L)〜Z
3(L)とを一対一に組み合わせ、各組み合わせで色差
△Eを求める。色差△Eの計算方法は、式(3)〜
(6)を用いる。
【0067】例えば、配色P(L)について、第1代表
色C1と色Z1(L)との色差△E、第2代表色C2と
色Z2(L)との色差△E、および第3代表色C3と色
Z3(L)との色差△Eをそれぞれ計算する。
【0068】ステップs7−2では、ステップs7−1
で求めた3つの色差△Eを、足し合わせる(SUM
(j)とする)。
【0069】組み合わせを変える(ステップs7−
3)。例えば、同じく配色P(L)について、第1代表
色C1と色Z2(L)との色差△E、第2代表色C2と
色Z3(L)との色差△E、および第3代表色C3と色
Z1(L)との色差△Eをそれぞれ計算する。そして、
ステップs7−2において、これらを足し合わせる(S
UM(j+1))。
【0070】全ての組み合わせで色差の合計を求めた
(SUM(1)〜SUM(6))ならば、ステップs7
−4において、これらを比較して、最小の値を選択す
る。この値を、第1、第2および第3代表色C1〜C3
からなる画像の、識別子ID=Lの印象語に対する感性
ベクトルとする。
【0071】ここで、感性ベクトルの大小は、第1〜第
3代表色C1〜C3から導き出される画像の印象の度合
を示す。
【0072】上記に示した計算をすべての配色P
(L)、すなわち印象語(ID=1〜180)について
行なう。
【0073】続いて、図2に示すデータベース格納(ス
テップs2−6)処理の詳細について説明する。データ
ベース格納処理では、求めた感性ベクトルを画像の属性
と共にデータベースDB1に格納する。
【0074】図8は、本発明の実施の形態1におけるデ
ータベース格納方法1で構築されるデータベースDB1
の構成の一例を示す図である。図8を参照して、データ
ベースDB1には、解析した画像の画像名、属性、およ
び感性ベクトルデータ(印象語の識別子IDと、識別子
IDに対応する感性ベクトル)が格納される。ここで、
属性としては、例えば、静止画/動画の区別が挙げられ
る。
【0075】以上の結果、本発明のデータベース格納方
法1を用いると、画像に関するデータと、画像を解析し
た印象とを格納するデータべースDB1を構築すること
ができる。
【0076】続いて、構築したデータベースDB1を検
索するデータベース検索方法2について説明する。
【0077】図9は、本発明の実施の形態1におけるデ
ータベース検索方法2を実現するためのフロー図であ
る。本発明の実施の形態1におけるデータベース検索方
法2の特徴は、印象語をキーワードとして、上記で説明
したデータベースDB1から関連する画像を検索するこ
とができることにある。図9を参照して、データベース
検索方法2について説明する。
【0078】ステップs9−1では、ユーザが、検索条
件である印象語および属性を、例えば、図1に示す入力
装置104から入力する。ステップs9−2では、デー
タベースDB1から、検索条件である属性を有する画像
のデータを取得する。
【0079】ステップs9−3では、検索条件である印
象語に基づき、印象語データベースDB3を検索する。
図10は、本発明の実施の形態1のデータベース検索方
法2で用いる印象語データベースDB3の構成を示す図
である。図10を参照して、印象語データベースDB3
は、印象語の識別子IDと、対応する印象語とが格納さ
れている。検索結果として、入力した印象語に対応する
識別子ID(=L)を取得する。
【0080】ステップs9−4では、ステップs9−3
で取得した識別子ID(=L)に対応する感性ベクトル
に基づき、ステップs9−2で取得したデータを並び替
える(データソート)。
【0081】具体的には、例えば、ステップs9−2の
検索結果として静止画G1、G2およびG3に関するデ
ータが取得されたとする。静止画G1、G2、G3の識
別子ID=Lに対応する感性ベクトルを、それぞれ2.
5、1.6、そして5.5とする。ステップs9−4で
は、これらの値に応じて、静止画G3、G1、G2の順
(すなわち感性ベクトルの昇順)に、取得されたデータ
が並び替えられる。
【0082】ステップs9−5では、ソートした結果
を、例えば、図1の表示装置105に出力する。この結
果、指定した属性を有する画像の中で、指定した印象語
に最も近い(感性ベクトルが最も小さい)画像から順
に、関連するデータが表示される。
【0083】以上の結果、本発明の実施の形態1におけ
るデータベース検索方法2を用いると、ユーザの指定し
た印象語に対応する画像を検索すると共に、最もその印
象(印象語)が近い画像から順に表示、出力することが
できる。
【0084】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、局所的
に代表色を抽出する方法および手段と、大局的に代表色
を抽出する方法および手段とを備えることにより、人の
印象に寄与する代表色を的確に抽出することが可能とな
る。
【0085】また、本発明によれば、上記に示した人の
印象に寄与する代表色に基づき、代表色と印象語との関
係を解析することで、画像に関する印象をデータベース
化することが可能となる。
【0086】さらに、本発明によれば、抽出した代表色
と印象との関係を解析した結果を格納したデータベース
を用いることで、画像を検索すると共に、指定した印象
語に最も近い画像から順に表示、出力することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるデータベース装
置100の基本的構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1におけるデータベース格
納方法1を実現するための処理手順を示すフロー図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態1における局所的代表色抽
出処理の処理手順の一例を示すフロー図である。
【図4】本発明の実施の形態1の局所的代表色抽出処理
における領域検出の手順の一例を示すフロー図である。
【図5】本発明の実施の形態1における大局的代表色抽
出処理の処理手順の一例を示すフロー図である。
【図6】本発明の実施の形態1の感性ベクトル算出処理
で用いる感性データベースDB2の構成の一例を示す図
である。
【図7】本発明の実施の形態1における感性ベクトル計
算の一例を示すフロー図である。
【図8】本発明の実施の形態1におけるデータベース格
納方法1で構築されるデータベースDB1の構成の一例
を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態1におけるデータベース検
索方法2を実現するための処理手順を示すフロー図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態1のデータベース検索方
法2で用いる印象語データベースDB3の構成を示す図
である。
【符号の説明】
100 データベース装置 101 主制御部 103 入出力制御部 104 入力装置 105 表示装置 106 画像データ入力装置 DB1 データベース DB2 感性データベース DB3 印象語データベース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像から抽出した代表色に基づき、前記
    画像の印象を解析してデータベース化するデータベース
    装置であって、 前記画像を構成する画素の色相の頻度に基づき、前記画
    像の代表色を抽出する第1の代表色抽出手段と、 前記第1の代表色抽出手段において、前記代表色が抽出
    されなかった場合に、前記画像を構成する画素の色の頻
    度に基づき、前記画像の代表色を抽出する第2の代表色
    抽出手段と、 予め用意した配色と、前記配色によって表わされる印象
    語との対応関係を用いて、前記第1の代表色抽出手段ま
    たは前記第2代表色抽出手段により抽出された前記代表
    色と、前記配色との色差に基づき、前記画像と前記印象
    語との関係を示す感性ベクトルを算出する感性ベクトル
    算出手段と、 前記感性ベクトルと、前記画像の属性とを併せて、デー
    タベースに格納するデータベース格納手段とを備える、
    データベース装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記データベースを検索するた
    めの条件となる前記属性と、前記印象語とをユーザが入
    力する入力手段と、 入力した前記属性に基づき、前記データベースから、関
    連するデータを検索する検索手段と、 入力した前記印象語に対応する感性ベクトルに基づき、
    前記検索されたデータを並び替えるデータソート手段
    と、 前記並び替えた結果を表示する表示手段とを備える、請
    求項1記載のデータベース装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の代表色抽出手段は、 (R、G、B)値からなる各前記画素の色を、色相に変
    換する色相変換手段と、 前記色相に基づき前記画素を分類して、前記分類された
    画素の集まりである領域の中から、色相の異なる3つの
    前記領域を前記領域に含まれる前記画素の数の多い順に
    検出する検出手段と、 検出された3つの前記領域の全てについて、前記画像に
    占める割合が一定値以上であれば、検出された前記領域
    毎に、色を求めて前記代表色とする第1の代表色決定手
    段とを備え、 前記第2代表色抽出手段は、 各前記画素毎に、予め用意した限定色の中から、色差が
    最も小さくなる1の前記限定色を選択して各前記画素の
    色とする色決定手段と、 決定された前記色の頻度に基づき、代表色となる3つの
    色を求める第2の代表色決定手段とを備える、請求項1
    または請求項2記載のデータベース装置。
  4. 【請求項4】 前記代表色、および前記配色は、それぞ
    れ3つの色から構成され、 前記配色と、前記印象語とは一対一の対応関係にあり、 前記感性ベクトル算出手段は、 前記代表色を構成する一色と、前記配色を構成する一色
    とを一対一に組み合わせて、各組み合わせで算出した色
    差を足し合わせる色差算出手段と、 前記色差算出手段での組み合わせを変える制御を行なう
    第1の制御手段と、 前記色差算出手段で足し合わせた色差の中で、最小の値
    を選択して、前記感性ベクトルとする感性ベクトル計算
    手段と、 全ての前記配色に関して、前記感性ベクトルを算出する
    ための制御を行なう第2の制御手段とを備える、請求項
    1または請求項2記載のデータベース装置。
  5. 【請求項5】 画像から抽出した代表色に基づき、前記
    画像の印象を解析してデータベース化するデータベース
    格納方法であって、 前記画像を構成する画素の色相の頻度に基づき、前記画
    像の代表色を抽出する第1の代表色抽出ステップと、 前記第1の代表色抽出ステップにおいて、前記代表色が
    抽出されなかった場合に、前記画像を構成する画素の色
    の頻度に基づき、前記画像の代表色を抽出する第2の代
    表色抽出ステップと、 予め用意した配色と、前記配色によって表わされる印象
    語との対応関係を用いて、第1の代表色抽出ステップま
    たは第2代表色抽出ステップにより抽出された前記代表
    色と、前記配色との色差に基づき、前記画像と前記印象
    語との関係を示す感性ベクトルを算出する感性ベクトル
    算出ステップと、 前記感性ベクトルと、前記画像の属性とを併せて、デー
    タベースに格納するデータベース格納ステップとを備え
    る、データベース格納方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の代表色抽出ステップは、 (R、G、B)値からなる各前記画素の色を、色相に変
    換する色相変換ステップと、 前記色相に基づき前記画素を分類して、前記分類された
    画素の集まりである領域の中から、色相の異なる3つの
    前記領域を前記領域に含まれる前記画素の数の多い順に
    検出する検出ステップと、 検出された3つの前記領域の全てについて、前記画像に
    占める割合が一定値以上であれば、検出された前記領域
    毎に、色を求めて前記代表色とする第1の代表色決定ス
    テップとを備え、 前記第2代表色抽出ステップは、 各前記画素毎に、予め用意した限定色の中から、色差が
    最も小さくなる1の前記限定色を選択して各前記画素の
    色とする色決定ステップと、 決定された前記色の頻度に基づき、代表色となる3つの
    色を求める第2の代表色決定ステップとを備える、請求
    項5記載のデータベース格納方法。
  7. 【請求項7】 前記代表色、および前記配色は、それぞ
    れ3つの色から構成され、 前記配色と、前記印象語とは一対一の対応関係にあり、 前記感性ベクトル算出ステップは、 前記代表色を構成する一色と、前記配色を構成する一色
    とを一対一に組み合わせて、各組み合わせで算出した色
    差を足し合わせる色差算出ステップと、 前記色差算出ステップでの組み合わせを変える制御を行
    なう第1の制御ステップと、 前記色差算出ステップで足し合わせた色差の中で、最小
    の値を選択して、前記感性ベクトルとする感性ベクトル
    計算ステップと、 全ての前記配色に関して、前記感性ベクトルを算出する
    ための制御を行なう第2の制御ステップとを備える、請
    求項5記載のデータベース格納方法。
  8. 【請求項8】 画像を構成する画素の色相の頻度に基づ
    き、前記画像の代表色を抽出する第1の代表色抽出手段
    と、前記第1の代表色抽出手段において、前記代表色が
    抽出されなかった場合に、前記画像を構成する画素の色
    の頻度に基づき、前記画像の代表色を抽出する第2の代
    表色抽出手段と、予め用意した配色と、前記配色によっ
    て表わされる印象語との対応関係を用いて、第1の代表
    色抽出手段または第2代表色抽出手段により抽出された
    前記代表色と、前記配色との色差に基づき、前記画像と
    前記印象語との関係を示す感性ベクトルを算出する感性
    ベクトル算出手段と、前記感性ベクトルと、前記画像の
    属性とを併せて、データベースに格納するデータベース
    格納手段とに基づいて構築されたデータベースを検索す
    るデータベース検索方法であって、 前記データベースを検索するための条件となる前記属性
    と、前記印象語とをユーザが入力する入力ステップと、 入力した前記属性に基づき、前記データベースから、関
    連するデータを検索する検索ステップと、 入力した前記印象語に対応する感性ベクトルに基づき、
    前記検索されたデータを並び替えるデータソートステッ
    プと、 前記並び替えた結果を表示する表示ステップとを備え
    る、データベース検索方法。
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