JPH10287742A - ポリフェニレンオキシドおよびその製造方法 - Google Patents

ポリフェニレンオキシドおよびその製造方法

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JPH10287742A
JPH10287742A JP9540097A JP9540097A JPH10287742A JP H10287742 A JPH10287742 A JP H10287742A JP 9540097 A JP9540097 A JP 9540097A JP 9540097 A JP9540097 A JP 9540097A JP H10287742 A JPH10287742 A JP H10287742A
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JP
Japan
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polyphenylene oxide
oxyphenylene
poly
group
polyphenylene ether
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JP9540097A
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English (en)
Inventor
Ryohei Ikeda
良平 池田
Shiro Kobayashi
四郎 小林
Hiroshi Uyama
浩 宇山
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポリフェニレンオキシドおよびその製造方法 【解決手段】下記一般式(1)で表されるポリフェニレ
ンオキシド。 一般式(1) 【化1】 (Rは水酸基,低級アルコキシ基、低級アルキル基を表
し、Qは水酸基を表し、nは0〜999の整数、mは1
〜1000の整数を表し、ただしn+m=5〜1000
である。Aは末端基を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリフェニレンオキ
シドに関し、反応性ポリマー、塗膜形成材料、記録材料
用化合物、酸化防止剤、感光性ポリマー材料、インキ塗
料材料として有用なポリフェニレンオキシドに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニレンオキシドの合成は、1957
年A.S.Hay により2、6−ジメチルフェノールを銅アミ
ン錯体を用いて酸化カップリングすることによってはじ
めて合成され(J.Polymer Sci.,58,581 )、1965年にGe
neral Electric社により実用化された。しかしながら、
置換基に水酸基を有するポリフェニレンオキシドを合成
した報告例はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、反応性ポリ
マー、塗膜形成材料、記録材料用化合物、酸化防止剤、
感光性ポリマー材料、インキ塗料材料として有用なポリ
フェニレンオキシドに関するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
【0005】本発明は、下記一般式(1)で表されるポ
リフェニレンオキシドを提供する。 一般式(1)
【化2】
【0006】(式中、Rは水酸基,低級アルキル基、低
級アルコキシ基を表し、Qは水酸基を表し、nは0〜9
99の整数を表し、mは1〜1000の整数を表し、た
だしn+m=5〜1000である。Aは末端基を表
す。)
【0007】更に本発明は、ポリフェニレンオキシドの
分子量が620〜124、000の範囲である上記ポリ
フェニレンオキシドを提供する。
【0008】更に本発明は、上記一般式(1)で表され
るポリフェニレンオキシドのRが水酸基、又はメチル
基、あるいはメトキシ基である上記ポリフェニレンオキ
シドを提供する。
【0009】更に本発明は、上記一般式(1)で表され
るポリフェニレンオキシドのAが水素、カルボキシ基か
ら選ばれる上記ポリフェニレンオキシドを提供する。
【0010】更に本発明は、ポリフェニレンエーテルを
酸分解する上記ポリフェニレンオキシドの製造方法を提
供する。
【発明の実施の形態】
【0011】本発明で使用されるポリフェニレンエーテ
ルは、下記の一般式(2)で表されるものが使用でき
る。 一般式(2)
【化3】
【0012】(式中R1 は、低級アルキル基、又は低級
アルコキシ基を表し、ただしR1 のすくなくとも一個は
低級アルコキシ基である。Bは末端基を表し、kは5〜
10000の整数を表す。)
【0013】一般式(2)のR1 で表される低級アルキ
ル基の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ペンチル基、メチルブチル基、エチルブ
チル基、イソプロピル基、イソブチル基、sec−ブチ
ル基、tert−ブチル基等がある。低級アルコキシ基
としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イ
ソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec
−ブトキシ基、tert−ブトキシ基等が挙げられる。
【0014】一般式(2)中、Bの末端基の具体例とし
ては、水素、カルボキシ基等が挙げられる。また、単量
体として使用しているフェノール類の残基であっても良
く、例えばジアルキルフェノール、ジアルコキシフェノ
ール等の残基が挙げられ、具体例としてはジメチルフェ
ノール、ジメトキシフェノール等の残基が挙げられる。
【0015】上記一般式(2)で表されるポリフェニレ
ンエーテルの具体例としては、ポリ(2,6−ジメトキ
シ−1,4−オキシフェニレン)、ポリ(2,6−ジエ
トキシ−1,4−オキシフェニレン)、ポリ(2,6−
ジプロポキシ−1,4−オキシフェニレン)、ポリ
(2,6−ジブトキシ−1,4−オキシフェニレン)、
ポリ(2,6−ジイソプロポキシ−1,4−オキシフェ
ニレン)、ポリ(2,6−ジイソブトキシ−1,4−オ
キシフェニレン)、ポリ(2,6−ジsec−ブトキシ
−1,4−オキシフェニレン)、ポリ(2,6−ジte
rt−ブトキシ−1,4−オキシフェニレン)等が挙げ
られる。
【0016】また、本発明で使用されるポリフェニレン
エーテルは上記記載のポリフェニレンエーテルを含む共
重合体でも良く、具体例としては、上記ポリフェニレン
エーテルとポリ(2,6−ジメチル−1,4−オキシフ
ェニレン)、ポリ(2,6−ジエチル−1,4−オキシ
フェニレン)、ポリ(2,6−ジプロピル−1,4−オ
キシフェニレン)、ポリ(2,6−ジブチル−1,4−
オキシフェニレン)、ポリ(2,6−ジペンチル−1,
4−オキシフェニレン)、ポリ(2,6−ジメチルブチ
ル−1,4−オキシフェニレン)、ポリ(2,6−ジエ
チルブチル−1,4−オキシフェニレン)、ポリ(2,
6−ジイソプロピル−1,4−オキシフェニレン)、ポ
リ(2,6−ジsec−ブチル−1,4−オキシフェニ
レン)、ポリ(2,6−ジtert−ブチル−1,4−
オキシフェニレン)との共重合体が挙げられる。共重合
体はランダム共重合体であってもブロック共重合体であ
ってもよい。
【0017】本発明で使用されるポリフェニレンエーテ
ルは、たとえば酵素触媒を用いてシリンガ酸や4−ヒド
ロキシ−3、5−ジメチル安息香酸より合成することが
できる(Macromolecules,29,305
3,1996)。あるいは、2、6ジメトキシフェノー
ルより銅−アミン触媒を用いて低温下あるいは電解重合
により合成することができる(Adv.Polym.S
ci.,4,496、1977)。
【0018】本発明で使用されるポリフェニレンエーテ
ルの分子量は特に制限はなく、分子量620〜124、
000のものを用いることができるが、分子量500〜
50、000のものを使用することが好ましい。
【0019】本発明におけるポリフェニレンエーテルを
酸分解するポリフェニレンオキシドの製造において使用
する溶媒は、水系や、アプロチックな極性溶媒としては
アセトン、アセトニトリル、ニトロメタン、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、、ニトロベンゼ
ン、クロロベンゼン、ジメチルアセトアミド、スルホラ
ンなどがあり、非極性溶媒としてはトルエン、ジクロロ
メタン、ジクロロエタン、ベンゼンなどがある。また、
場合によってはメタノール、エタノール、イソプロパノ
ール等のアルコール性溶媒や酢酸等の酸性溶媒を用いる
こともできる。また、ジオキサンやテトラヒドロフラ
ン、イソプロピルエーテル、エーテルなどのエーテル系
溶媒を用いることもできる。また、コリジンやエタンチ
オールを用いることもでき、さらにはこれらの混合溶剤
として使用することもできる。
【0020】本発明におけるポリフェニレンエーテルを
酸分解するポリフェニレンオキシドの製造において使用
する触媒としては臭化水素、ヨウ化水素等のプロトン酸
系触媒、ルイス酸系触媒としてはアルミニウムやホウ素
のハロゲン化物があるが臭化物を用いるのが好ましい。
無機系触媒としては、水酸化ナトリウム等のアルカリ金
属化合物を、また、液体アンモニウムやピリジン中ナト
リウム金属を用いることもできる。例えばジフェニルリ
ン化リチウム、NaSTe、NaCN、ヨウ化リチウ
ム、ジメチル臭化ホウ素、三臭化ホウ素、三塩化ホウ
素、塩化アルミ、クロロトリメチルシランを用いるのが
好ましく、比較的穏和に収率良くアルコキシ基を水酸基
に変換するには三臭化ホウ素の使用がとくに好ましい。
【0021】本発明のポリフェニレンオキシドの具体例
としては、ポリ(2、6−ジヒドロキシ−1,4−オキ
シフェニレン)を挙げることが出来る。また、本発明の
ポリフェニレンエーテルは上記記載のポリフェニレンオ
キシドを含む共重合体でも良く、具体例としては、上記
ポリフェニレンエーテルとポリ(2,6−ジメチル−
1,4−オキシフェニレン)、ポリ(2,6−ジエチル
−1,4−オキシフェニレン)、ポリ(2,6−ジプロ
ピル−1,4−オキシフェニレン)、ポリ(2,6−ジ
ブチル−1,4−オキシフェニレン)、ポリ(2,6−
ジイソプロピル−1,4−オキシフェニレン)、ポリ
(2,6−ジsec−ブチル−1,4−オキシフェニレ
ン)、ポリ(2,6−ジtert−ブチル−1,4−オ
キシフェニレン)との共重合体が挙げられる。
【0022】本発明におけるポリフェニレンエーテルを
酸分解するポリフェニレンオキシドの製造において、ポ
リフェニレンエーテルを含む溶液に三臭化ホウ素あるい
は三臭化ホウ素を含む溶液を混合する際は、反応に伴っ
て生じる発熱を抑制する目的でポリフェニレンエーテル
を含む溶液を例えば−78度に冷却して用いても良い。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 (実施例−1)ポリ(2、6−ジメトキシ−1、4−オ
キシフェニレン)(1)2g(ポリマーユニットに対し
て13.4mmol)を80mlのジクロロメタンに溶
解し、−78度に冷却した。これに1.0モル濃度とし
た三臭化ホウ素のジクロロエタン溶液38ml(38m
mol)をかきまぜながら滴下し、一夜室温でかきまぜ
た。反応液を多量の氷水に注入して生成する沈殿物を回
収し乾燥した。このものをアセトンに溶解し、多量のク
ロロホルムに注入して生成する沈殿物を回収し乾燥して
目的物1.66g(収率100%)を得た。出発物質で
あるポリ(2、6−ジメトキシ−1、4−オキシフェニ
レン)(1)のプロトンNMRスペクトルを図1に示
す。生成物であるポリ(2、6−ジヒドロキシ−1、4
−オキシフェニレン)(2)のプロトンNMRスペクト
ルを図2に示す。出発物質のプロトンNMRスペクトル
では、6.2ppm(フェニルプロトン)と3.6pp
m(メチルプロトン)の2つのピークが観察された(図
1:ピークA,B)。生成物のプロトンNMRスペクト
ルでは、9.2ppm(ヒドロキシプロトン)と5.9
ppm(フェニルプロトン)に新たにピークが観測され
た(図2:ピークC,D)。ピークAとDの積分比よ
り、メトキシ基の水酸基への転化率は93%と計算され
た。
【0024】出発物質であるポリ(2、6−ジメトキシ
−1、4−オキシフェニレン)(1)のIRスペクトル
では、C−H振動に由来する2940cm−1の吸収、
メトキシ基のC−O振動に由来する1218cm−1の
吸収が観測されたが、生成物であるポリ(2、6−ジヒ
ドロキシ−1、4−オキシフェニレン)(2)では、こ
れらのピークはほとんど消失し、新たにフェノール性水
酸基に由来する3400cm−1の吸収が出現した。
【0025】ポリ(2、6−ジメトキシ−1、4−オキ
シフェニレン)(1)とポリ(2、6−ジヒドロキシ−
1、4−オキシフェニレン)(2)の分子量をMALD
I−飛行時間型質量分析計(MALDI−TOFマス)
を用いて測定した。 ポリ(2、6−ジメトキシ−1、
4−オキシフェニレン)(1)の分子量は、10、00
0、 ポリ(2、6−ジヒドロキシ−1、4−オキシフェ
ニレン)(2)の分子量は、8、200(計算値8、3
00)であった。これらの結果は、メトキシ基の酸分解
反応においてポリ(1、4−オキシフェニレン)ユニッ
トのエーテル結合が開裂していないことを示している。 元素分析 C6.14H4.28O3 ・1. 1H2O (C、50.47%;
H、4.30% 計算値C、50.54%;H. 4.4
5%) プロトンNMR(DMSO d6)を図2に示した。 赤外吸収スペクトル(KBr;3400(νO−H)、
1620、1515、1450(νC=C)芳香族、1
175(νC(芳香族)−O−C(芳香族))、105
4cm−1( νC−OH))。 13C NMR(アセトンd6) 156.7ppm(ポリマー1のC4)、156.5p
pm(ポリマー2のC4)、152.6ppm(ポリマ
ー1のC2)、151.3ppm(ポリマー2のC
2)、125.6ppm(ポリマー1のC1)、12
4.8ppm(ポリマー2のC1)、95.2ppm
(ポリマー2のC3)、92.8ppm(ポリマー2の
C3)、55.6ppm(ポリマー1のメトキシ炭
素)。 これらの分析結果から、生成物がポリ(2、6−ジヒド
ロキシ−1、4−オキシフェニレン)(2)の化学構造
を持つものであることを確証した。
【0026】(実施例−2)実施例1と同様の方法によ
り下記化学構造式で示される共重合体中のメトキシ基の
酸分解をおこなった。共重合体は、ジメトキシオキシフ
ェニレンユニットが46%、ジメチルオキシフェニレン
ユニットが54%のものを用いた。共重合体の平均分子
量は2600のものを用いた。生成物は90%以上の収
率で得られた。生成物のプロトンNMRを測定したとこ
ろ6. 1〜6. 2ppmに観測されるジメトキシオキシ
フェニレンユニットの芳香族プロトンおよび3. 7pp
mのメトキシプロトンのピークがほとんど減少した。こ
のことは、メトキシ基が減少し水酸基へ変換されている
ことを証明している。プロトンNMRより計算したメト
キシ基の水酸基への転化率は97%であった。 プロトンNMR(CDCl3):6. 4ppm(ジメチ
ルオキシフェニレンユニットの芳香族プロトン)、6.
1ppm(ジメトキシオキシフェニレンユニットの芳香
族プロトン)、3. 7ppm(メトキシ)、2. 1pp
m(メチル)
【0027】
【化4】
【発明の効果】本発明によれば、ポリフェニレンエーテ
ルの酸分解により水酸基を側鎖に有する新規ポリフェニ
レンオキシドが容易にかつ高収率で得られる。このと
き、ポリマー中の全側鎖に占める水酸基の割合は1〜1
00%の間で自由に設定でき、材料設計が容易である利
点がある。ポリフェニレンオキシドは、主鎖構造がオキ
シフェニレン骨格であるために耐熱性や機械的強度など
に優れておりエンジニアリングプラスチックとして有用
である。また、水酸基の反応性を利用して架橋反応や修
飾などが容易に行えるため、塗膜形成材料、記録材料用
化合物、酸化防止剤、感光性ポリマー材料、インキ塗料
材料に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポリ(2、6−ジメトキシ−1、4−オキシフ
ェニレン)のプロトンNMRスペクトルチャート
【図2】ポリ(2、6−ジヒドロキシ−1、4−オキシ
フェニレン)のプロトンNMRスペクトルチャート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表されるポリフェニ
    レンオキシド。 一般式(1) 【化1】 (式中、Rは水酸基,低級アルキル基、低級アルコキシ
    基を表し、Qは水酸基を表し、nは0〜999の整数を
    表し、mは1〜1000の整数を表し、ただしn+m=
    5〜1000である。Aは末端基を表す。)
  2. 【請求項2】 ポリフェニレンオキシドの分子量が62
    0〜124、000の範囲である請求項1記載のポリフ
    ェニレンオキシド。
  3. 【請求項3】 一般式(1)のRが水酸基、メチル基、
    メトキシ基である請求項1記載のポリフェニレンオキシ
    ド。
  4. 【請求項4】 一般式(1)のAが水素、カルボキシ基
    である請求項1記載のポリフェニレンオキシド。
  5. 【請求項5】 ポリフェニレンエーテルを酸分解する請
    求項1記載のポリフェニレンオキシドの製造方法。
JP9540097A 1997-04-14 1997-04-14 ポリフェニレンオキシドおよびその製造方法 Pending JPH10287742A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290989A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Dainippon Ink & Chem Inc エポキシ樹脂硬化剤及びエポキシ樹脂硬化物、並びにポリフェノールの製造方法
WO2011084176A1 (en) * 2009-12-17 2011-07-14 3M Innovative Properties Company Plastic pressure vessel for biopharmaceutical applications and methods thereof

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