JPH10283427A - コンピュータ・データ処理システムおよびフレームワーク - Google Patents
コンピュータ・データ処理システムおよびフレームワークInfo
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- JPH10283427A JPH10283427A JP7161398A JP7161398A JPH10283427A JP H10283427 A JPH10283427 A JP H10283427A JP 7161398 A JP7161398 A JP 7161398A JP 7161398 A JP7161398 A JP 7161398A JP H10283427 A JPH10283427 A JP H10283427A
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- G06F16/20—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
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- G06F16/289—Object oriented databases
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受け取った販売注文を追跡し、それを倉庫在
庫目録と突き合わせる注文管理（ＯＭ）メカニズムと、
販売注文を処理する販売注文（ＳＡ）メカニズムと、購
入注文を処理する購入注文（ＰＵ）メカニズムとを含
む、オブジェクト指向プログラミング（ＯＯＰ）フレー
ムワークを提供する。 【解決手段】 このＯＭメカニズムは、フレームワーク
・クラスと会計機能を提供する基礎的な業務オブジェク
トとの間の主要インタフェースと、倉庫管理インタフェ
ースとを提供するＯＯＰクラスのカテゴリを含み、ＳＡ
メカニズムとＰＵメカニズムは、受け取った販売注文と
発行した購入注文を追跡するＯＯＰクラスのカテゴリを
それぞれ含む。
庫目録と突き合わせる注文管理（ＯＭ）メカニズムと、
販売注文を処理する販売注文（ＳＡ）メカニズムと、購
入注文を処理する購入注文（ＰＵ）メカニズムとを含
む、オブジェクト指向プログラミング（ＯＯＰ）フレー
ムワークを提供する。 【解決手段】 このＯＭメカニズムは、フレームワーク
・クラスと会計機能を提供する基礎的な業務オブジェク
トとの間の主要インタフェースと、倉庫管理インタフェ
ースとを提供するＯＯＰクラスのカテゴリを含み、ＳＡ
メカニズムとＰＵメカニズムは、受け取った販売注文と
発行した購入注文を追跡するＯＯＰクラスのカテゴリを
それぞれ含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にデータ処理
システムに関し、より具体的にはオブジェクト指向プロ
グラミング・システムおよびプロセスに関する。
システムに関し、より具体的にはオブジェクト指向プロ
グラミング・システムおよびプロセスに関する。
【０００２】
【従来の技術】コンピュータ・プログラムは、通常、手
続き型プログラミング技法を使用して開発されてきた。
手続き型プログラミング技法では、データ値に対して行
うデータ処理手続きの構造化を強調するものである。長
いソフトウェア開発時間と高いソフトウェア・メンテナ
ンス・コストを低減するための努力の結果、プログラミ
ング・コードのブロックを再使用しようと試みる構造化
プログラミング技法が開発された。たとえば、繰り返さ
なければならないタスクまたはプロセスは、システム・
プログラミング・ルーチンまたはプログラム・ライブラ
リ関数として作成することができる。プログラム開発者
は、システム・ルーチンおよびライブラリ関数への呼出
しを使用して所望の結果を達成するためのアプリケーシ
ョン・プログラムを提供する。
続き型プログラミング技法を使用して開発されてきた。
手続き型プログラミング技法では、データ値に対して行
うデータ処理手続きの構造化を強調するものである。長
いソフトウェア開発時間と高いソフトウェア・メンテナ
ンス・コストを低減するための努力の結果、プログラミ
ング・コードのブロックを再使用しようと試みる構造化
プログラミング技法が開発された。たとえば、繰り返さ
なければならないタスクまたはプロセスは、システム・
プログラミング・ルーチンまたはプログラム・ライブラ
リ関数として作成することができる。プログラム開発者
は、システム・ルーチンおよびライブラリ関数への呼出
しを使用して所望の結果を達成するためのアプリケーシ
ョン・プログラムを提供する。
【０００３】システム・ルーチンおよびライブラリ関数
では、ソフトウェア開発時間とメンテナンス・コストを
わずかしか低減することができない。いったん手続き型
アプリケーションを作成してしまうと、新しい機能また
は追加のデータ型を取り入れることは比較的難しい。ア
プリケーション・プログラムには、プログラム・コード
から容易に抽出して再使用できないプロセスが数多く存
在する。また、元のプログラム・コードを大幅に書き直
さずに手続き型プログラム・コードに追加のデータ型を
挿入できない場合も多い。したがって、すでにアプリケ
ーションに含まれているものと同様のプロセスを使用し
てプログラム内の新しい機能を実施できる場合でも、新
しい機能を提供するために、わずかな修正とともに、こ
のようなプロセス用のプログラミングはかなり重複させ
なければならない。このため、プログラム開発時間が増
加する。さらに、このようなプログラムが他のアプリケ
ーションとともに動作しなければならない場合、変更箇
所が適切にインタフェースで連結することを保証するこ
とは難しいこともある。
では、ソフトウェア開発時間とメンテナンス・コストを
わずかしか低減することができない。いったん手続き型
アプリケーションを作成してしまうと、新しい機能また
は追加のデータ型を取り入れることは比較的難しい。ア
プリケーション・プログラムには、プログラム・コード
から容易に抽出して再使用できないプロセスが数多く存
在する。また、元のプログラム・コードを大幅に書き直
さずに手続き型プログラム・コードに追加のデータ型を
挿入できない場合も多い。したがって、すでにアプリケ
ーションに含まれているものと同様のプロセスを使用し
てプログラム内の新しい機能を実施できる場合でも、新
しい機能を提供するために、わずかな修正とともに、こ
のようなプロセス用のプログラミングはかなり重複させ
なければならない。このため、プログラム開発時間が増
加する。さらに、このようなプログラムが他のアプリケ
ーションとともに動作しなければならない場合、変更箇
所が適切にインタフェースで連結することを保証するこ
とは難しいこともある。
【０００４】プログラム開発者が直面するもう１つの問
題は、顧客が使用する様々なプラットフォームで動作で
きるプログラム・バージョンを提供することである。各
種プラットフォームは、各種オペレーティング・システ
ムならびにそのアプリケーションがインタフェースで連
結しなければならない各種連携アプリケーションを包含
する。たとえば、オペレーティング・システムについて
は、プログラム開発者は、マイクロソフト社の「Window
s 95」オペレーティング・システム、ＵＮＩＸシステ
ム、アップル・コンピュータ社の「MacIntosh」オペレ
ーティング・システム、またはＩＢＭの「ＯＳ／２」オ
ペレーティング・システムの下で十分動作するように各
種バージョンを作成しなければならない可能性がある。
同様に、プログラム開発者は、ワード・プロセッサ・プ
ログラム、表計算プログラムなどのアプリケーション・
プログラムとインタフェースで連結できる能力を提供す
る必要がある可能性もある。すなわち、プログラム開発
者は、各種ファイル・フォーマットのファイルを受け入
れる（またはファイルを作成する）能力を提供しなけれ
ばならない。プラットフォームが異なると、使用するデ
ータ・フォーマットおよび手続き操作が異なるので、プ
ログラム開発者は、各プラットフォームごとに異なるプ
ログラム・バージョンまたはルーチンを提供しなければ
ならない。
題は、顧客が使用する様々なプラットフォームで動作で
きるプログラム・バージョンを提供することである。各
種プラットフォームは、各種オペレーティング・システ
ムならびにそのアプリケーションがインタフェースで連
結しなければならない各種連携アプリケーションを包含
する。たとえば、オペレーティング・システムについて
は、プログラム開発者は、マイクロソフト社の「Window
s 95」オペレーティング・システム、ＵＮＩＸシステ
ム、アップル・コンピュータ社の「MacIntosh」オペレ
ーティング・システム、またはＩＢＭの「ＯＳ／２」オ
ペレーティング・システムの下で十分動作するように各
種バージョンを作成しなければならない可能性がある。
同様に、プログラム開発者は、ワード・プロセッサ・プ
ログラム、表計算プログラムなどのアプリケーション・
プログラムとインタフェースで連結できる能力を提供す
る必要がある可能性もある。すなわち、プログラム開発
者は、各種ファイル・フォーマットのファイルを受け入
れる（またはファイルを作成する）能力を提供しなけれ
ばならない。プラットフォームが異なると、使用するデ
ータ・フォーマットおよび手続き操作が異なるので、プ
ログラム開発者は、各プラットフォームごとに異なるプ
ログラム・バージョンまたはルーチンを提供しなければ
ならない。
【０００５】オブジェクト指向プログラミング（ＯＯ
Ｐ）技法では、データとそれを操作するメソッドをカプ
セル化、すなわち、まとめてバインドする。これによ
り、プログラム開発は問題解決のために実世界のシステ
ムをより厳密にモデリングすることができ、プログラム
開発努力をより小さくより管理しやすい部分に分解され
る。ＯＯＰプログラムは、データ値とも呼ばれる属性
と、関数とも呼ばれるメソッドとを有する、オブジェク
ト・クラスを中心にして開発される。ＯＯＰ技法はプロ
グラム開発の効率を改善するために多くのことを行って
きたが、このような技法は依然としてアプリケーション
開発者側での相当なコード生成を必要とし、各種クラス
間でのプログラムの再使用を制限している。
Ｐ）技法では、データとそれを操作するメソッドをカプ
セル化、すなわち、まとめてバインドする。これによ
り、プログラム開発は問題解決のために実世界のシステ
ムをより厳密にモデリングすることができ、プログラム
開発努力をより小さくより管理しやすい部分に分解され
る。ＯＯＰプログラムは、データ値とも呼ばれる属性
と、関数とも呼ばれるメソッドとを有する、オブジェク
ト・クラスを中心にして開発される。ＯＯＰ技法はプロ
グラム開発の効率を改善するために多くのことを行って
きたが、このような技法は依然としてアプリケーション
開発者側での相当なコード生成を必要とし、各種クラス
間でのプログラムの再使用を制限している。
【０００６】ＯＯＰフレームワークは、プログラム開発
コストをさらに低減しようという努力の最中に開発され
た。フレームワークとは、共通グループの挙動を提供す
るために所定の１組の属性とメソッドを実施する１組の
ＯＯＰクラスである。アプリケーション・プログラム開
発者は、このフレームワークを利用し、解決すべき問題
に応じてサブクラスおよび属性を追加し、メソッドを修
正して、そのフレームワークを増強する。フレームワー
クに加えるこのような変更は、通常、フレームワーク拡
張と呼ばれ、継承と多様性というＯＯＰの概念によって
可能になる。フレームワーク開発者が直面する難題は、
所望の問題解決を最もよく提供し、最も可能性の高いフ
レームワーク拡張を受け入れるような１組のクラスおよ
びメソッドに到達することである。したがって、フレー
ムワークの設計者は、フレームワーク・ユーザがクラス
および属性として必要とする可能性が最も高いものは何
かを慎重に査定しなければならない。
コストをさらに低減しようという努力の最中に開発され
た。フレームワークとは、共通グループの挙動を提供す
るために所定の１組の属性とメソッドを実施する１組の
ＯＯＰクラスである。アプリケーション・プログラム開
発者は、このフレームワークを利用し、解決すべき問題
に応じてサブクラスおよび属性を追加し、メソッドを修
正して、そのフレームワークを増強する。フレームワー
クに加えるこのような変更は、通常、フレームワーク拡
張と呼ばれ、継承と多様性というＯＯＰの概念によって
可能になる。フレームワーク開発者が直面する難題は、
所望の問題解決を最もよく提供し、最も可能性の高いフ
レームワーク拡張を受け入れるような１組のクラスおよ
びメソッドに到達することである。したがって、フレー
ムワークの設計者は、フレームワーク・ユーザがクラス
および属性として必要とする可能性が最も高いものは何
かを慎重に査定しなければならない。
【０００７】アプリケーション・プログラム開発の必要
性が高い分野の１つは、注文処理定義域である。特に、
多くの事業では注文処理の機能をコンピュータ処理して
いる。たとえば、販売注文および購入注文についてコン
ピュータ制御の注文管理を行うアプリケーションが存在
する。いずれも継続的に変化する、注文受付、処理、倉
庫機能、製品追跡の管理のために企業固有の機能が必要
であり、その結果、注文処理用アプリケーションのプロ
グラム開発およびソフトウェア・メンテナンスが重要に
なる。したがって、注文処理機能を実行するアプリケー
ション・プログラムの開発および保守に対して、相当な
コストと努力が注がれている。
性が高い分野の１つは、注文処理定義域である。特に、
多くの事業では注文処理の機能をコンピュータ処理して
いる。たとえば、販売注文および購入注文についてコン
ピュータ制御の注文管理を行うアプリケーションが存在
する。いずれも継続的に変化する、注文受付、処理、倉
庫機能、製品追跡の管理のために企業固有の機能が必要
であり、その結果、注文処理用アプリケーションのプロ
グラム開発およびソフトウェア・メンテナンスが重要に
なる。したがって、注文処理機能を実行するアプリケー
ション・プログラムの開発および保守に対して、相当な
コストと努力が注がれている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記の説明により、ア
プリケーション・プログラム開発者が注文処理アプリケ
ーションをより迅速に開発し、より容易に保守できるよ
うな注文処理アプリケーション・プログラム開発ツール
の必要性が存在することが明らかになるはずである。本
発明はこの必要性を満たすものである。
プリケーション・プログラム開発者が注文処理アプリケ
ーションをより迅速に開発し、より容易に保守できるよ
うな注文処理アプリケーション・プログラム開発ツール
の必要性が存在することが明らかになるはずである。本
発明はこの必要性を満たすものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、オブジ
ェクト指向プログラミング・システムで使用するための
再使用可能オブジェクト指向（ＯＯ）フレームワーク
は、フレームワーク採用者がすべてのタイプの注文を容
易にする１組の注文管理オブジェクトと、販売注文の処
理を可能にする１組の販売注文処理オブジェクトと、購
入注文の処理を可能にする１組の購入注文処理オブジェ
クトとを使用することができ、特定の処理機能のために
フレームワーク拡張機能を追加し、それにより、企業が
顧客に提供するすべての製品に関する注文処理アプリケ
ーションを生成できるようにする注文処理シェルを含
む。このような注文処理アプリケーションは、注文受
付、在庫管理、出荷、補給を管理する。このため、本発
明の注文処理フレームワークは、アプリケーション・プ
ログラム開発者が重要であると見なす特定のデータ型お
よび処理機能を追加するためにその上に構築できるオブ
ジェクト指向（ＯＯ）ベースを提供する。
ェクト指向プログラミング・システムで使用するための
再使用可能オブジェクト指向（ＯＯ）フレームワーク
は、フレームワーク採用者がすべてのタイプの注文を容
易にする１組の注文管理オブジェクトと、販売注文の処
理を可能にする１組の販売注文処理オブジェクトと、購
入注文の処理を可能にする１組の購入注文処理オブジェ
クトとを使用することができ、特定の処理機能のために
フレームワーク拡張機能を追加し、それにより、企業が
顧客に提供するすべての製品に関する注文処理アプリケ
ーションを生成できるようにする注文処理シェルを含
む。このような注文処理アプリケーションは、注文受
付、在庫管理、出荷、補給を管理する。このため、本発
明の注文処理フレームワークは、アプリケーション・プ
ログラム開発者が重要であると見なす特定のデータ型お
よび処理機能を追加するためにその上に構築できるオブ
ジェクト指向（ＯＯ）ベースを提供する。
【００１０】このフレームワークは、新しい属性および
メソッドによる拡張サブクラス化が行われると予想され
るクラスを含む。アプリケーション・プログラム開発者
は、拡張クラスをカストマイズして、アプリケーション
・ユーザの要求を満たし、アプリケーション・プログラ
ムとのすべてのユーザ・インタフェースを作成し、開発
者がより迅速にプログラム開発を完了し、より容易にソ
フトウェア・メンテナンスを実行できるようにすること
ができる。エンドユーザ・インタフェースは、エンドユ
ーザがアプリケーション・プログラムと通信してデータ
の受信、処理、報告をできるようにする手段を確立す
る。フレームワークは、ＯＯフレームワークのオブジェ
クト指向（ＯＯ）クラスおよびメソッドを拡張すること
により容易に実現可能なアプリケーション・プログラム
の機能に専念できるようにプログラム開発者を解放す
る。それにより、このフレームワークは、そこから様々
な注文処理システムを迅速かつ効率よく生成することが
できる基本を提供する。
メソッドによる拡張サブクラス化が行われると予想され
るクラスを含む。アプリケーション・プログラム開発者
は、拡張クラスをカストマイズして、アプリケーション
・ユーザの要求を満たし、アプリケーション・プログラ
ムとのすべてのユーザ・インタフェースを作成し、開発
者がより迅速にプログラム開発を完了し、より容易にソ
フトウェア・メンテナンスを実行できるようにすること
ができる。エンドユーザ・インタフェースは、エンドユ
ーザがアプリケーション・プログラムと通信してデータ
の受信、処理、報告をできるようにする手段を確立す
る。フレームワークは、ＯＯフレームワークのオブジェ
クト指向（ＯＯ）クラスおよびメソッドを拡張すること
により容易に実現可能なアプリケーション・プログラム
の機能に専念できるようにプログラム開発者を解放す
る。それにより、このフレームワークは、そこから様々
な注文処理システムを迅速かつ効率よく生成することが
できる基本を提供する。
【００１１】このフレームワークは、オブジェクト・デ
ータ属性およびメソッドを指定するオブジェクト指向ク
ラスを含む。フレームワーク採用者は、１組の固有な機
能および操作を提供し、その結果、エンド・ユーザが使
用するアプリケーションを生成するように、フレームワ
ークの拡張機能を自由に取り入れることができる。たと
えば、製品を供給する供給業者および製品を受け取る顧
客のために定義したプロパティ、業務方針、属性を維持
し、それにアクセスするために、単一データ・オブジェ
クト位置を提供することができる。フレームワーク採用
者は、ＯＯＰ原理を使用して、このフレームワークに現
在含まれていない業務または製品属性を追加し、特定の
ニッチ市場の顧客が希望する製品タイプおよびその他の
詳細を供給することができる。このため、フレームワー
ク採用者は、最大限にプログラムの共通性を活用し、プ
ログラミングの努力を再利用し、それにより、プログラ
ム開発時間とソフトウェア・メンテナンス・コストを低
減する。
ータ属性およびメソッドを指定するオブジェクト指向ク
ラスを含む。フレームワーク採用者は、１組の固有な機
能および操作を提供し、その結果、エンド・ユーザが使
用するアプリケーションを生成するように、フレームワ
ークの拡張機能を自由に取り入れることができる。たと
えば、製品を供給する供給業者および製品を受け取る顧
客のために定義したプロパティ、業務方針、属性を維持
し、それにアクセスするために、単一データ・オブジェ
クト位置を提供することができる。フレームワーク採用
者は、ＯＯＰ原理を使用して、このフレームワークに現
在含まれていない業務または製品属性を追加し、特定の
ニッチ市場の顧客が希望する製品タイプおよびその他の
詳細を供給することができる。このため、フレームワー
ク採用者は、最大限にプログラムの共通性を活用し、プ
ログラミングの努力を再利用し、それにより、プログラ
ム開発時間とソフトウェア・メンテナンス・コストを低
減する。
【００１２】
１．アプリケーション・プログラム開発 図１は、本発明のフレームワークを使用して注文処理ア
プリケーション・プログラムを生成するためにコンピュ
ータ・システムによって行われるステップの流れ図であ
る。好ましい実施例の注文処理プログラムは、関連中核
クラスのオブジェクトから所与の情報を得るように設計
されている。このような情報は、そのために会計処理が
行われる企業に関する業務および倉庫流通網情報ならび
にコンピュータ・システムで動作を実行するために必要
なその他の情報を含むことになる。このような中核クラ
スは、本発明のフレームワークにとって補足的な中核フ
レームワーク（ＣＦ）になるように構成することができ
る。アプリケーション・プログラム開発者は、アプリケ
ーション・プログラムを生成するために、ユーザ・イン
タフェースを提供し、中核オブジェクト・クラスの動作
インタフェース機能と本発明により構築された注文処理
ＯＯＰフレームワークの構造および機能性とを組み合わ
せ、必要に応じて特定のフレームワーク拡張機能も追加
する。その結果得られるアプリケーション・プログラム
は、生産および倉庫保管定義域における注文処理機能お
よびその他の作業を行うために、製造業者および流通業
者などのアプリケーション・プログラム・クライアント
が使用することができる。以下の説明では、「フレーム
ワーク」とは添付図面に示すフレームワークを意味し、
「アプリケーション」とはそのフレームワークを使用す
るアプリケーション開発者によって生成され、拡張フレ
ームワークの実施を含むアプリケーション・プログラム
を意味する。
プリケーション・プログラムを生成するためにコンピュ
ータ・システムによって行われるステップの流れ図であ
る。好ましい実施例の注文処理プログラムは、関連中核
クラスのオブジェクトから所与の情報を得るように設計
されている。このような情報は、そのために会計処理が
行われる企業に関する業務および倉庫流通網情報ならび
にコンピュータ・システムで動作を実行するために必要
なその他の情報を含むことになる。このような中核クラ
スは、本発明のフレームワークにとって補足的な中核フ
レームワーク（ＣＦ）になるように構成することができ
る。アプリケーション・プログラム開発者は、アプリケ
ーション・プログラムを生成するために、ユーザ・イン
タフェースを提供し、中核オブジェクト・クラスの動作
インタフェース機能と本発明により構築された注文処理
ＯＯＰフレームワークの構造および機能性とを組み合わ
せ、必要に応じて特定のフレームワーク拡張機能も追加
する。その結果得られるアプリケーション・プログラム
は、生産および倉庫保管定義域における注文処理機能お
よびその他の作業を行うために、製造業者および流通業
者などのアプリケーション・プログラム・クライアント
が使用することができる。以下の説明では、「フレーム
ワーク」とは添付図面に示すフレームワークを意味し、
「アプリケーション」とはそのフレームワークを使用す
るアプリケーション開発者によって生成され、拡張フレ
ームワークの実施を含むアプリケーション・プログラム
を意味する。
【００１３】図１の流れ図では、第１のステップは、流
れ図ボックス１０４によって表されるように、中核フレ
ームワークと本発明の注文処理フレームワークとを統合
することである。このステップは、その上でアプリケー
ションが動作するシステムに必要なオブジェクト・クラ
スの統合を含む。たとえば、好ましい実施例では、基本
業務クラスからなる中核フレームワーク（ＣＦ）セット
からのクラスを拡張することにより、オペレーティング
・プラットフォームの独立性とアプリケーション・プロ
グラムのインタオペラビリティを達成する。この第１の
ステップでは、アプリケーション開発者は、ＣＦクラス
から拡張しサブクラス化することによってオペレーティ
ング・システムの独立性とプログラムのインタオペラビ
リティを達成するために必要なオブジェクト・クラスを
統合する。このため、新しいオペレーティング・システ
ムに対応するためにＣＦ拡張機能のみの変更が必要なの
で、注文処理アプリケーション・プログラムは複数のオ
ペレーティング・システムとインタフェースで連結する
ことができるが、注文処理アプリケーションは同じ状態
を維持することができる。同様に、中核の共通する１組
のＣＦクラスは既知のものであり、共通インタフェース
を形成するので、連携アプリケーション・プログラムは
より容易く拡張アプリケーション・プログラムとインタ
フェースで連結することができる。
れ図ボックス１０４によって表されるように、中核フレ
ームワークと本発明の注文処理フレームワークとを統合
することである。このステップは、その上でアプリケー
ションが動作するシステムに必要なオブジェクト・クラ
スの統合を含む。たとえば、好ましい実施例では、基本
業務クラスからなる中核フレームワーク（ＣＦ）セット
からのクラスを拡張することにより、オペレーティング
・プラットフォームの独立性とアプリケーション・プロ
グラムのインタオペラビリティを達成する。この第１の
ステップでは、アプリケーション開発者は、ＣＦクラス
から拡張しサブクラス化することによってオペレーティ
ング・システムの独立性とプログラムのインタオペラビ
リティを達成するために必要なオブジェクト・クラスを
統合する。このため、新しいオペレーティング・システ
ムに対応するためにＣＦ拡張機能のみの変更が必要なの
で、注文処理アプリケーション・プログラムは複数のオ
ペレーティング・システムとインタフェースで連結する
ことができるが、注文処理アプリケーションは同じ状態
を維持することができる。同様に、中核の共通する１組
のＣＦクラスは既知のものであり、共通インタフェース
を形成するので、連携アプリケーション・プログラムは
より容易く拡張アプリケーション・プログラムとインタ
フェースで連結することができる。
【００１４】アプリケーション・プログラム開発の次の
ステップは、ユーザ・インタフェースを含む所望の拡張
機能を注文処理フレームワークに追加することである。
プログラム開発プロセスのこの部分を実施するため、ア
プリケーション開発者フレームワーク・ユーザは、クラ
ス属性および挙動に対する修正または拡張を含む、所望
の注文処理操作およびユーザ・インタフェースに必要な
特定の拡張機能を決定しなければならない。フレームワ
ーク拡張機能は、その上でフレームワークが受け取られ
操作される特定のコンピュータ・システムに応じたやり
方で、フレームワーク・ユーザによって実行される。こ
のような処理は、流れ図ボックス１０６によって図１に
表される。
ステップは、ユーザ・インタフェースを含む所望の拡張
機能を注文処理フレームワークに追加することである。
プログラム開発プロセスのこの部分を実施するため、ア
プリケーション開発者フレームワーク・ユーザは、クラ
ス属性および挙動に対する修正または拡張を含む、所望
の注文処理操作およびユーザ・インタフェースに必要な
特定の拡張機能を決定しなければならない。フレームワ
ーク拡張機能は、その上でフレームワークが受け取られ
操作される特定のコンピュータ・システムに応じたやり
方で、フレームワーク・ユーザによって実行される。こ
のような処理は、流れ図ボックス１０６によって図１に
表される。
【００１５】フレームワーク拡張機能を決定した後、次
にステップは、アプリケーション・プログラムを生成す
ることである。このステップは、流れ図ボックス１０８
によって表される。アプリケーション・プログラムの生
成は一般に、プログラム・コンパイルと呼ばれる。この
ステップは、その上でフレームワークが使用される特定
のコンピュータ・システムにも依存する。コンパイル済
みプログラムの変更は、初期プログラム・デバッグの一
部としてならびに実際の使用から受け取ったコメントに
よる改訂の一部として、必要になる可能性がある。この
ような所望の変更を決定するプロセスは、流れ図ボック
ス１１０によって表される。このような変更は、決定さ
れると、フレームワークの追加拡張機能を構成する修正
したクラス、属性、メソッドの形でプログラム構造内に
実現しなければならない。これは、ボックス１１０の
「変更を決定する」ステップからボックス１０６の「所
望の拡張機能を追加する」ステップに戻る流れ図経路に
よって表される。
にステップは、アプリケーション・プログラムを生成す
ることである。このステップは、流れ図ボックス１０８
によって表される。アプリケーション・プログラムの生
成は一般に、プログラム・コンパイルと呼ばれる。この
ステップは、その上でフレームワークが使用される特定
のコンピュータ・システムにも依存する。コンパイル済
みプログラムの変更は、初期プログラム・デバッグの一
部としてならびに実際の使用から受け取ったコメントに
よる改訂の一部として、必要になる可能性がある。この
ような所望の変更を決定するプロセスは、流れ図ボック
ス１１０によって表される。このような変更は、決定さ
れると、フレームワークの追加拡張機能を構成する修正
したクラス、属性、メソッドの形でプログラム構造内に
実現しなければならない。これは、ボックス１１０の
「変更を決定する」ステップからボックス１０６の「所
望の拡張機能を追加する」ステップに戻る流れ図経路に
よって表される。
【００１６】したがって、フレームワークの設計は、ア
プリケーション・プログラム開発者が重要であると見な
す特定の機能を追加するためにその上に構築できる基本
クラスを提供する。中核業務クラスにより、フレームワ
ーク・クラスはプラットフォーム非依存状態を維持する
ことができるので、フレームワーク拡張機能は単純化さ
れる。本発明によるフレームワーク・クラス、属性、メ
ソッドの改訂はプラットフォーム非依存なので、プログ
ラム・コードの複数のバージョンを作成する必要なし
に、アプリケーションが容易に修正される。新しいコー
ドのより容易な開発と、同じ中核クラスを使用するアプ
リケーションとのシームレス動作が保証される。
プリケーション・プログラム開発者が重要であると見な
す特定の機能を追加するためにその上に構築できる基本
クラスを提供する。中核業務クラスにより、フレームワ
ーク・クラスはプラットフォーム非依存状態を維持する
ことができるので、フレームワーク拡張機能は単純化さ
れる。本発明によるフレームワーク・クラス、属性、メ
ソッドの改訂はプラットフォーム非依存なので、プログ
ラム・コードの複数のバージョンを作成する必要なし
に、アプリケーションが容易に修正される。新しいコー
ドのより容易な開発と、同じ中核クラスを使用するアプ
リケーションとのシームレス動作が保証される。
【００１７】２．動作構造 図２は、本発明により構築されたコンピュータ・システ
ム３０のブロック図である。このコンピュータ・システ
ムは、本発明のフレームワークを利用してアプリケーシ
ョン・プログラムを開発し、拡張フレームワーク・アプ
リケーション・プログラムを使用するために適したもの
である。コンピュータ・システム３０はオペレータ・コ
マンドに応答して動作する中央演算処理装置（ＣＰＵ）
３２を含み、ＣＰＵはそのオペレータ・コマンドをオペ
レータ／ディスプレイ・インタフェース３４から受け取
り、ＣＰＵはシステム・バス３６によってそのインタフ
ェースに接続されている。ＣＰＵは、システム・バスを
介してメイン・メモリ３８とも通信する。メイン・メモ
リは、アプリケーション・プログラム４０、オブジェク
ト４２、データ４４、オペレーティング・システム４６
を含む、様々なデータ構造を含むものとして示されてい
る。メイン・メモリ３８は単一エンティティとして表さ
れているが、当業者であれば、メイン・メモリがランダ
ム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）と、ハード・ディスク
・ドライブと、光ディスク・ドライブと、論理的にセグ
メント化された記憶位置を含む他の記憶装置との組合せ
を含むことができることが分かるだろう。
ム３０のブロック図である。このコンピュータ・システ
ムは、本発明のフレームワークを利用してアプリケーシ
ョン・プログラムを開発し、拡張フレームワーク・アプ
リケーション・プログラムを使用するために適したもの
である。コンピュータ・システム３０はオペレータ・コ
マンドに応答して動作する中央演算処理装置（ＣＰＵ）
３２を含み、ＣＰＵはそのオペレータ・コマンドをオペ
レータ／ディスプレイ・インタフェース３４から受け取
り、ＣＰＵはシステム・バス３６によってそのインタフ
ェースに接続されている。ＣＰＵは、システム・バスを
介してメイン・メモリ３８とも通信する。メイン・メモ
リは、アプリケーション・プログラム４０、オブジェク
ト４２、データ４４、オペレーティング・システム４６
を含む、様々なデータ構造を含むものとして示されてい
る。メイン・メモリ３８は単一エンティティとして表さ
れているが、当業者であれば、メイン・メモリがランダ
ム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）と、ハード・ディスク
・ドライブと、光ディスク・ドライブと、論理的にセグ
メント化された記憶位置を含む他の記憶装置との組合せ
を含むことができることが分かるだろう。
【００１８】オペレーティング・システム４６は、たと
えば、Ｃ＋＋プログラミング言語によって提供されるよ
うなオブジェクト指向プログラミング環境をサポートす
ることが好ましい。アプリケーション・プログラム４０
は、オペレータ／ディスプレイ・インタフェース３４を
介してユーザによって呼び出されるかまたは立ち上げら
れる。アプリケーション・プログラムは、Ｃ＋＋を含む
様々な言語で作成することができる。オブジェクト４２
は、Ｃ＋＋などのオブジェクト指向プログラミング言語
のオブジェクト・データ構造である。
えば、Ｃ＋＋プログラミング言語によって提供されるよ
うなオブジェクト指向プログラミング環境をサポートす
ることが好ましい。アプリケーション・プログラム４０
は、オペレータ／ディスプレイ・インタフェース３４を
介してユーザによって呼び出されるかまたは立ち上げら
れる。アプリケーション・プログラムは、Ｃ＋＋を含む
様々な言語で作成することができる。オブジェクト４２
は、Ｃ＋＋などのオブジェクト指向プログラミング言語
のオブジェクト・データ構造である。
【００１９】コンピュータ・システム３０は、システム
・バス３６に接続され、ＤＡＳＤ５０にも接続されてい
る直接アクセス記憶装置（ＤＡＳＤ）インタフェース４
８も含む。当業者であれば、ＤＡＳＤ５０が、その実行
によって本発明のフレームワークが実施されるプログラ
ム命令が記録される磁気媒体ディスクなどの機械可読記
憶装置５２を含むプログラム製品から受け取って読み取
ることができることが分かるだろう。また、記憶装置５
２は、たとえば、光ディスクおよび他の機械可読記憶装
置などの媒体を含むこともできる。コンピュータ・シス
テム３０は、ネットワーク５８を介してＣＰＵ３２と他
のコンピュータ・システム５６との通信を可能にするネ
ットワーク・インタフェース５４も含む。他のコンピュ
ータ・システム５６は、たとえば、コンピュータ・シス
テム例３０と同様の構造のコンピュータ・システムを含
むことができる。そのため、詳細説明なしに当業者が理
解できる周知の方法によってコンピュータ・システム間
の通信が確立した後で、コンピュータ・システム３０は
ネットワーク５８を介してメイン・メモリ３８内にデー
タを受け入れることができる。
・バス３６に接続され、ＤＡＳＤ５０にも接続されてい
る直接アクセス記憶装置（ＤＡＳＤ）インタフェース４
８も含む。当業者であれば、ＤＡＳＤ５０が、その実行
によって本発明のフレームワークが実施されるプログラ
ム命令が記録される磁気媒体ディスクなどの機械可読記
憶装置５２を含むプログラム製品から受け取って読み取
ることができることが分かるだろう。また、記憶装置５
２は、たとえば、光ディスクおよび他の機械可読記憶装
置などの媒体を含むこともできる。コンピュータ・シス
テム３０は、ネットワーク５８を介してＣＰＵ３２と他
のコンピュータ・システム５６との通信を可能にするネ
ットワーク・インタフェース５４も含む。他のコンピュ
ータ・システム５６は、たとえば、コンピュータ・シス
テム例３０と同様の構造のコンピュータ・システムを含
むことができる。そのため、詳細説明なしに当業者が理
解できる周知の方法によってコンピュータ・システム間
の通信が確立した後で、コンピュータ・システム３０は
ネットワーク５８を介してメイン・メモリ３８内にデー
タを受け入れることができる。
【００２０】３．システム・モジュール 本発明の好ましい実施例では、オブジェクト指向フレー
ムワークは、すべての注文に必要な一般構造および挙動
を提供する注文管理（ＯＭ）メカニズムと、販売注文を
処理する販売注文（ＳＡ）メカニズムと、購入注文を処
理する購入注文（ＰＵ）メカニズムを有するシステム・
モジュールを含む。このようなフレームワーク構造によ
り、ＯＭメカニズムは、フレームワーク・クラスと、た
とえば、会計機能および倉庫管理インタフェースを含む
と思われるその下にある業務オブジェクトとの間の主要
インタフェースになり、ＳＡメカニズムとＰＵメカニズ
ムは、受け取る販売注文と発行する購入注文を追跡する
注文処理アプリケーションへの主要インタフェースにな
る。
ムワークは、すべての注文に必要な一般構造および挙動
を提供する注文管理（ＯＭ）メカニズムと、販売注文を
処理する販売注文（ＳＡ）メカニズムと、購入注文を処
理する購入注文（ＰＵ）メカニズムを有するシステム・
モジュールを含む。このようなフレームワーク構造によ
り、ＯＭメカニズムは、フレームワーク・クラスと、た
とえば、会計機能および倉庫管理インタフェースを含む
と思われるその下にある業務オブジェクトとの間の主要
インタフェースになり、ＳＡメカニズムとＰＵメカニズ
ムは、受け取る販売注文と発行する購入注文を追跡する
注文処理アプリケーションへの主要インタフェースにな
る。
【００２１】ＯＭカテゴリは、顧客、供給業者、製品、
その製品が見つかる可能性のある倉庫位置の識別を含
む、受け取ったり発行される販売注文と購入注文を識別
して処理する属性およびメソッドを含むＯＭ注文オブジ
ェクト・カテゴリを含む。ＯＭ注文カテゴリでは、外部
ソースから受け取ったデータに基づいて注文を追跡する
ためのＯＭ注文データ交換と、製品および資源の補給の
ために販売契約および供給契約を管理するためのＯＭ契
約カテゴリなどを含み、他のカテゴリを使用して注文処
理機能を実行する。
その製品が見つかる可能性のある倉庫位置の識別を含
む、受け取ったり発行される販売注文と購入注文を識別
して処理する属性およびメソッドを含むＯＭ注文オブジ
ェクト・カテゴリを含む。ＯＭ注文カテゴリでは、外部
ソースから受け取ったデータに基づいて注文を追跡する
ためのＯＭ注文データ交換と、製品および資源の補給の
ために販売契約および供給契約を管理するためのＯＭ契
約カテゴリなどを含み、他のカテゴリを使用して注文処
理機能を実行する。
【００２２】ＳＡカテゴリは、注文処理の対象となる企
業を識別するＳＡ企業カテゴリと、価格と割引、顧客デ
ータ、製品サイズ、カラー、測定単位など、販売注文に
固有の製品態様を追跡するためのＳＡ製品販売情報カテ
ゴリと、顧客の要求、製品の詳細、注文履行に関するデ
ータを含む、販売注文を追跡するためのＳＡ販売注文カ
テゴリとを含む。したがって、ＳＡ企業カテゴリ、ＳＡ
製品販売情報カテゴリ、ＳＡ販売注文カテゴリでは、Ｏ
Ｍカテゴリならびに入手可能な在庫を識別する倉庫在庫
目録カテゴリを使用し、販売注文を注文数量、製品が入
手可能かどうか、ならびに倉庫出荷位置に関連付ける。
他のＳＡカテゴリとしては、顧客の価格設定を追跡する
ＳＡ販売価格割引と、進行中の顧客との契約を追跡する
ＳＡ販売契約と、所与の顧客に対する価格およびサービ
ス相場に関する情報を管理するＳＡ相場を含む。他のカ
テゴリは、望み通りにユーザ定義のデータ型および機能
に対応するようにフレームワークの能力を改善する追加
の機能を提供することができる。
業を識別するＳＡ企業カテゴリと、価格と割引、顧客デ
ータ、製品サイズ、カラー、測定単位など、販売注文に
固有の製品態様を追跡するためのＳＡ製品販売情報カテ
ゴリと、顧客の要求、製品の詳細、注文履行に関するデ
ータを含む、販売注文を追跡するためのＳＡ販売注文カ
テゴリとを含む。したがって、ＳＡ企業カテゴリ、ＳＡ
製品販売情報カテゴリ、ＳＡ販売注文カテゴリでは、Ｏ
Ｍカテゴリならびに入手可能な在庫を識別する倉庫在庫
目録カテゴリを使用し、販売注文を注文数量、製品が入
手可能かどうか、ならびに倉庫出荷位置に関連付ける。
他のＳＡカテゴリとしては、顧客の価格設定を追跡する
ＳＡ販売価格割引と、進行中の顧客との契約を追跡する
ＳＡ販売契約と、所与の顧客に対する価格およびサービ
ス相場に関する情報を管理するＳＡ相場を含む。他のカ
テゴリは、望み通りにユーザ定義のデータ型および機能
に対応するようにフレームワークの能力を改善する追加
の機能を提供することができる。
【００２３】ＰＵカテゴリは、注文処理の対象となる企
業を識別するＰＵ企業カテゴリと、購入割引や購入価格
グループなど、購入注文に固有の製品態様を追跡するた
めのＰＵ購入製品情報カテゴリと、供給業者からの注文
確認や、企業の顧客への即時再出荷を伴う相殺注文に関
するデータを含む、購入注文を追跡するためのＰＵ購入
注文カテゴリとを含む。したがって、ＰＵ購入製品情報
カテゴリとＰＵ購入注文カテゴリでは、ＯＭカテゴリと
ＳＡカテゴリ、ならびに入手可能な在庫を識別する倉庫
在庫目録カテゴリを使用し、購入注文を供給業者、配
達、倉庫受取り位置に関連付ける。他のＰＵカテゴリと
しては、企業の供給契約を追跡するＰＵ供給契約と、供
給業者の価格設定を追跡するＰＵ購入価格割引要求と、
受け取った製品の即時再出荷を伴う相殺注文に関する情
報を管理するＰＵ相殺注文管理者を含む。他のカテゴリ
は、望み通りにユーザ定義のデータ型および機能に対応
するようにフレームワークの能力を改善する追加の機能
を提供することができる。
業を識別するＰＵ企業カテゴリと、購入割引や購入価格
グループなど、購入注文に固有の製品態様を追跡するた
めのＰＵ購入製品情報カテゴリと、供給業者からの注文
確認や、企業の顧客への即時再出荷を伴う相殺注文に関
するデータを含む、購入注文を追跡するためのＰＵ購入
注文カテゴリとを含む。したがって、ＰＵ購入製品情報
カテゴリとＰＵ購入注文カテゴリでは、ＯＭカテゴリと
ＳＡカテゴリ、ならびに入手可能な在庫を識別する倉庫
在庫目録カテゴリを使用し、購入注文を供給業者、配
達、倉庫受取り位置に関連付ける。他のＰＵカテゴリと
しては、企業の供給契約を追跡するＰＵ供給契約と、供
給業者の価格設定を追跡するＰＵ購入価格割引要求と、
受け取った製品の即時再出荷を伴う相殺注文に関する情
報を管理するＰＵ相殺注文管理者を含む。他のカテゴリ
は、望み通りにユーザ定義のデータ型および機能に対応
するようにフレームワークの能力を改善する追加の機能
を提供することができる。
【００２４】図３は、図２のシステムで機能するフレー
ムワークを表す図であり、この説明の主題である注文処
理フレームワーク・システムを相俟って構成する注文管
理（ＯＭ）メカニズム、販売注文（ＳＡ）メカニズム、
購入注文（ＰＵ）メカニズムを示している。ＯＭ、Ｓ
Ａ、ＰＵメカニズムは、共通業務オブジェクト・フレー
ムワーク（ＣＢＯＦ）メカニズムと総称業務オブジェク
ト・フレームワーク（ＧＢＯＦ）メカニズムに接続され
た状態で示されているが、これらのメカニズムは相俟っ
て本発明のフレームワークが使用する中核フレームワー
ク（ＣＦ）を含む。ＣＦは、アプリケーション・メカニ
ズム（注文管理など）と各種オペレーティング・プラッ
トフォームとの通信を可能にする共通機能を提供する
が、このようなプラットフォームはＣＦに接続された
「Ｕｎｉｘ」、「ＡＳ／４００」、「Windows NT」とし
て示されたモジュールによって図３に示されている。
ムワークを表す図であり、この説明の主題である注文処
理フレームワーク・システムを相俟って構成する注文管
理（ＯＭ）メカニズム、販売注文（ＳＡ）メカニズム、
購入注文（ＰＵ）メカニズムを示している。ＯＭ、Ｓ
Ａ、ＰＵメカニズムは、共通業務オブジェクト・フレー
ムワーク（ＣＢＯＦ）メカニズムと総称業務オブジェク
ト・フレームワーク（ＧＢＯＦ）メカニズムに接続され
た状態で示されているが、これらのメカニズムは相俟っ
て本発明のフレームワークが使用する中核フレームワー
ク（ＣＦ）を含む。ＣＦは、アプリケーション・メカニ
ズム（注文管理など）と各種オペレーティング・プラッ
トフォームとの通信を可能にする共通機能を提供する
が、このようなプラットフォームはＣＦに接続された
「Ｕｎｉｘ」、「ＡＳ／４００」、「Windows NT」とし
て示されたモジュールによって図３に示されている。
【００２５】アプリケーション・プログラム開発者は、
ＣＢＯＦおよびＧＢＯＦが構成されるクラスにサブクラ
ス化を追加する。たとえば、ＣＢＯＦのクラスは、複数
のアプリケーション・プログラムに対して企業を定義す
るための基本クラスとして機能しうる企業識別クラスを
含むことになる。ＣＢＯＦ「企業」クラスは一般的な企
業識別情報を含む可能性があり、本発明の総勘定元帳フ
レームワークはＣＢＯＦから拡張し、その企業の財務会
計パラメータを識別する「企業」クラスを含む可能性が
ある。製造アプリケーションなどの他のアプリケーショ
ン・プログラムでは、その企業の完成品を識別する企業
クラスを含む可能性がある。ＧＢＯＦクラスは、動作環
境のオペレーティング・システムおよびコンピュータ・
システム側により直接的に関係する。すなわち、ＧＢＯ
Ｆクラスは、サポートされるオペレーティング・システ
ムおよびオブジェクト環境に応じてオブジェクトの持続
性を担当するので、持続データ記憶装置内にオブジェク
トを保持する必要がある総勘定元帳オブジェクトはＧＢ
ＯＦクラスとインタフェースで連結しなければならな
い。関連の「業務オブジェクト」対象区域または定義域
内のすべてのアプリケーション・プログラムは、ＣＢＯ
ＦおよびＧＢＯＦクラスによって指定された共通オブジ
ェクト・クラスを利用できなければならない。
ＣＢＯＦおよびＧＢＯＦが構成されるクラスにサブクラ
ス化を追加する。たとえば、ＣＢＯＦのクラスは、複数
のアプリケーション・プログラムに対して企業を定義す
るための基本クラスとして機能しうる企業識別クラスを
含むことになる。ＣＢＯＦ「企業」クラスは一般的な企
業識別情報を含む可能性があり、本発明の総勘定元帳フ
レームワークはＣＢＯＦから拡張し、その企業の財務会
計パラメータを識別する「企業」クラスを含む可能性が
ある。製造アプリケーションなどの他のアプリケーショ
ン・プログラムでは、その企業の完成品を識別する企業
クラスを含む可能性がある。ＧＢＯＦクラスは、動作環
境のオペレーティング・システムおよびコンピュータ・
システム側により直接的に関係する。すなわち、ＧＢＯ
Ｆクラスは、サポートされるオペレーティング・システ
ムおよびオブジェクト環境に応じてオブジェクトの持続
性を担当するので、持続データ記憶装置内にオブジェク
トを保持する必要がある総勘定元帳オブジェクトはＧＢ
ＯＦクラスとインタフェースで連結しなければならな
い。関連の「業務オブジェクト」対象区域または定義域
内のすべてのアプリケーション・プログラムは、ＣＢＯ
ＦおよびＧＢＯＦクラスによって指定された共通オブジ
ェクト・クラスを利用できなければならない。
【００２６】図３には、注文処理（注文管理と、販売注
文と、購入注文とを含む）というメカニズムが、倉庫管
理メカニズム（アプリケーション）および「定義域アプ
リケーション」として識別されるモジュールとともに、
ＣＦ（ＣＢＯＦ／ＧＢＯＦ）組合せに接続された状態で
示されている。このようなメカニズムはいずれも、注文
処理フレームワークと通信するように他のモジュールを
設計できることを示すためにＣＦに接続された状態で示
されている。このため、他の定義域アプリケーション
は、注文処理アプリケーションと通信し、同様に他のオ
ペレーティング・プラットフォームとインタフェースで
連結することができる。ただし、ＣＦとインタフェース
で連結し、代替オペレーティング・システムとインタフ
ェースで連結した状態で示されているアプリケーション
・メカニズムは例にすぎないことを理解されたい。すな
わち、追加の定義域アプリケーションが注文処理メカニ
ズムとインタフェースで連結でき、追加のオペレーティ
ング・プラットフォームが注文処理とインタフェースで
連結できることが企図されている。
文と、購入注文とを含む）というメカニズムが、倉庫管
理メカニズム（アプリケーション）および「定義域アプ
リケーション」として識別されるモジュールとともに、
ＣＦ（ＣＢＯＦ／ＧＢＯＦ）組合せに接続された状態で
示されている。このようなメカニズムはいずれも、注文
処理フレームワークと通信するように他のモジュールを
設計できることを示すためにＣＦに接続された状態で示
されている。このため、他の定義域アプリケーション
は、注文処理アプリケーションと通信し、同様に他のオ
ペレーティング・プラットフォームとインタフェースで
連結することができる。ただし、ＣＦとインタフェース
で連結し、代替オペレーティング・システムとインタフ
ェースで連結した状態で示されているアプリケーション
・メカニズムは例にすぎないことを理解されたい。すな
わち、追加の定義域アプリケーションが注文処理メカニ
ズムとインタフェースで連結でき、追加のオペレーティ
ング・プラットフォームが注文処理とインタフェースで
連結できることが企図されている。
【００２７】しかし、ＣＦインタフェースは、ここに記
載した本発明の一部を形成しない。上記のように、当業
者であれば、詳細説明なしに、ＣＦによって提供される
アプリケーション定義域とオペレーティング・システム
との間の共通機能を提供するフレームフレームワークを
生成できなければならない。
載した本発明の一部を形成しない。上記のように、当業
者であれば、詳細説明なしに、ＣＦによって提供される
アプリケーション定義域とオペレーティング・システム
との間の共通機能を提供するフレームフレームワークを
生成できなければならない。
【００２８】注文処理フレームワークのＯＭ、ＳＡ、Ｐ
Ｕメカニズムは、注文管理カテゴリと、販売注文カテゴ
リと、購入注文カテゴリとを含むコンピュータ・システ
ム内で機能する。フレームワーク採用者が注文処理アプ
リケーションを生成するようにフレームワークを拡張し
た後、そのアプリケーションのエンド・ユーザは、注文
管理カテゴリにより注文処理アプリケーションにデータ
とコマンドを提供し、販売注文カテゴリにより販売注文
入力を受け取り、購入注文カテゴリにより購入注文情報
を提供する。
Ｕメカニズムは、注文管理カテゴリと、販売注文カテゴ
リと、購入注文カテゴリとを含むコンピュータ・システ
ム内で機能する。フレームワーク採用者が注文処理アプ
リケーションを生成するようにフレームワークを拡張し
た後、そのアプリケーションのエンド・ユーザは、注文
管理カテゴリにより注文処理アプリケーションにデータ
とコマンドを提供し、販売注文カテゴリにより販売注文
入力を受け取り、購入注文カテゴリにより購入注文情報
を提供する。
【００２９】次にＯＭメカニズムのカテゴリについて説
明し、続いてＯＭカテゴリを構成するクラスについて説
明する。その後でＳＡメカニズムのカテゴリについて説
明し、続いてＳＡカテゴリを構成するクラスについて説
明し、次にＰＵカテゴリと、ＰＵカテゴリを構成するク
ラスについて説明する。次に、付随する処理の流れ図に
従って、拡張フレームワークの処理について説明する。
明し、続いてＯＭカテゴリを構成するクラスについて説
明する。その後でＳＡメカニズムのカテゴリについて説
明し、続いてＳＡカテゴリを構成するクラスについて説
明し、次にＰＵカテゴリと、ＰＵカテゴリを構成するク
ラスについて説明する。次に、付随する処理の流れ図に
従って、拡張フレームワークの処理について説明する。
【００３０】４．ＯＭカテゴリ図 フレームワーク・カテゴリは、プログラム開発者が使用
することができ、そこから拡張機能を開発できる情報お
よび実行可能ソフトウェアの基本を提供する。すなわ
ち、本発明のフレームワークの発明者らは、注文処理ア
プリケーション・プログラムの開発者が必要とする可能
性が最も高い１組のＯＯＰクラスを識別し、このような
クラス間の関係を定義した。アプリケーションを開発し
ているフレームワーク・ユーザはユーザの目的に適した
拡張機能および追加機能を取り入れることができるの
で、当業者であれば、フレームワークのユーザがこのよ
うなクラスを指定変更できることが分かるだろう。
することができ、そこから拡張機能を開発できる情報お
よび実行可能ソフトウェアの基本を提供する。すなわ
ち、本発明のフレームワークの発明者らは、注文処理ア
プリケーション・プログラムの開発者が必要とする可能
性が最も高い１組のＯＯＰクラスを識別し、このような
クラス間の関係を定義した。アプリケーションを開発し
ているフレームワーク・ユーザはユーザの目的に適した
拡張機能および追加機能を取り入れることができるの
で、当業者であれば、フレームワークのユーザがこのよ
うなクラスを指定変更できることが分かるだろう。
【００３１】そのカテゴリが説明されているコンテキス
トを必要としない場合を除き、このフレームワークの注
文管理部分のカテゴリは先行する「ＯＭ」を付けて呼
び、このフレームワークの販売注文部分のカテゴリは先
行する「ＳＡ」を付けて呼び、このフレームワークの購
入注文部分のカテゴリは先行する「ＰＵ」を付けて呼ぶ
ものとする。
トを必要としない場合を除き、このフレームワークの注
文管理部分のカテゴリは先行する「ＯＭ」を付けて呼
び、このフレームワークの販売注文部分のカテゴリは先
行する「ＳＡ」を付けて呼び、このフレームワークの購
入注文部分のカテゴリは先行する「ＰＵ」を付けて呼ぶ
ものとする。
【００３２】ＯＭメカニズムは、ＯＭ注文カテゴリと、
ＯＭ注文データ交換カテゴリと、ＯＭ契約カテゴリとを
含む。好ましい実施例では、これらのカテゴリは、倉庫
外（ＷＥ）メカニズムからの選抜、受取り、供給源明
示、目標設定、ストック管理、輸送情報の各カテゴリ
や、倉庫内（ＷＩ）メカニズムからの品質管理および製
品の各カテゴリなど、図２に示す関連メカニズムまたは
フレームワークからのカテゴリと関係がある。ＷＥメカ
ニズムとＷＩメカニズムは、製品ストック、出荷、運送
機能を実行する。このような機能を実行するメカニズム
例については、Object Oriented Technology Framework
for Warehouse Controlという名称の特許出願に記載さ
れている。このような関連カテゴリおよびメカニズムの
処理については、理解に必要な程度に以下に詳述する。
ＷＩおよびＷＥ処理の詳細については、本特許出願と同
時に出願され、ＩＢＭに譲渡された「Object Oriented
Technology Framework for Warehouse Control」という
名称の特許出願を参照されたい。あるいは、当業者であ
れば、同じ機能を提供する専用の倉庫インタフェースお
よび制御プログラムを開発するか、またはこのようなプ
ログラムを他の供給業者から入手することができる。
ＯＭ注文データ交換カテゴリと、ＯＭ契約カテゴリとを
含む。好ましい実施例では、これらのカテゴリは、倉庫
外（ＷＥ）メカニズムからの選抜、受取り、供給源明
示、目標設定、ストック管理、輸送情報の各カテゴリ
や、倉庫内（ＷＩ）メカニズムからの品質管理および製
品の各カテゴリなど、図２に示す関連メカニズムまたは
フレームワークからのカテゴリと関係がある。ＷＥメカ
ニズムとＷＩメカニズムは、製品ストック、出荷、運送
機能を実行する。このような機能を実行するメカニズム
例については、Object Oriented Technology Framework
for Warehouse Controlという名称の特許出願に記載さ
れている。このような関連カテゴリおよびメカニズムの
処理については、理解に必要な程度に以下に詳述する。
ＷＩおよびＷＥ処理の詳細については、本特許出願と同
時に出願され、ＩＢＭに譲渡された「Object Oriented
Technology Framework for Warehouse Control」という
名称の特許出願を参照されたい。あるいは、当業者であ
れば、同じ機能を提供する専用の倉庫インタフェースお
よび制御プログラムを開発するか、またはこのようなプ
ログラムを他の供給業者から入手することができる。
【００３３】図４は、図２のコンピュータ・システムで
実現されるフレームワークのＯＭメカニズムのカテゴリ
図である。当業者であれば、図４に示すカテゴリがデー
タ属性および挙動をカプセル化するＯＯＰクラスのグル
ープを含み、コンピュータ・システムのメモリに格納さ
れることが分かるだろう。このようなクラスは、たとえ
ば、Ｃ＋＋プログラミング言語をサポートするコンピュ
ータ・システム動作環境で実現することができる。ただ
し、この説明で使用するカテゴリとは、説明を容易にす
るためにフレームワークを構成するクラスをカテゴリに
よって記述することを意味することを理解されたい。必
ずしもカテゴリは、フレームワークの何らかのプログラ
ミング実施態様に反映される構造を表すものではない。
当業者であれば、実行時にインスタンス化され、協調し
てプログラム機能を実行するようなオブジェクトの特性
がＯＯクラスによって指定されることが分かるだろう。
実現されるフレームワークのＯＭメカニズムのカテゴリ
図である。当業者であれば、図４に示すカテゴリがデー
タ属性および挙動をカプセル化するＯＯＰクラスのグル
ープを含み、コンピュータ・システムのメモリに格納さ
れることが分かるだろう。このようなクラスは、たとえ
ば、Ｃ＋＋プログラミング言語をサポートするコンピュ
ータ・システム動作環境で実現することができる。ただ
し、この説明で使用するカテゴリとは、説明を容易にす
るためにフレームワークを構成するクラスをカテゴリに
よって記述することを意味することを理解されたい。必
ずしもカテゴリは、フレームワークの何らかのプログラ
ミング実施態様に反映される構造を表すものではない。
当業者であれば、実行時にインスタンス化され、協調し
てプログラム機能を実行するようなオブジェクトの特性
がＯＯクラスによって指定されることが分かるだろう。
【００３４】５．ＯＭクラス図 ＯＯプログラミングにはＯＯクラスを記述するための均
一標準は一切ないが、この説明では、クラス名はその頭
文字が大文字になっている記述語を含むという広く守ら
れている規則を使用する。クラス図では、クラスは、接
続線が示すクラス間関係とともにクラスの「枠」として
表す。
一標準は一切ないが、この説明では、クラス名はその頭
文字が大文字になっている記述語を含むという広く守ら
れている規則を使用する。クラス図では、クラスは、接
続線が示すクラス間関係とともにクラスの「枠」として
表す。
【００３５】ａ．ＯＭ注文カテゴリ図 図５は、注文というクラスの特性を示すオブジェクト・
クラス図である。フレームワークの使用は、その都度、
特定の注文タイプ（たとえば、販売注文）別に抽象ＯＭ
注文クラスのメソッドおよび属性の継承を伴う。ＯＭ注
文カテゴリは、販売注文および購入注文など、すべての
タイプの注文に共通する構造および挙動を定義するため
の単一位置を提供する。フレームワーク内の特定の注文
プロセスのそれぞれは、そのプロセスの固有の要件に基
づいて、ＯＭ注文クラスを参照し、拡張し、専門化す
る。ＯＭ注文カテゴリは、抽象注文モデルの全体的な構
造を示す概略図を提供する。フレームワーク操作を理解
するためには様々なクラスの詳細すべてが必要なわけで
はない。むしろ、個々のクラスの詳細の多くは、本発明
の教示を逸脱せずに、様々な方法で実現することができ
る。
クラス図である。フレームワークの使用は、その都度、
特定の注文タイプ（たとえば、販売注文）別に抽象ＯＭ
注文クラスのメソッドおよび属性の継承を伴う。ＯＭ注
文カテゴリは、販売注文および購入注文など、すべての
タイプの注文に共通する構造および挙動を定義するため
の単一位置を提供する。フレームワーク内の特定の注文
プロセスのそれぞれは、そのプロセスの固有の要件に基
づいて、ＯＭ注文クラスを参照し、拡張し、専門化す
る。ＯＭ注文カテゴリは、抽象注文モデルの全体的な構
造を示す概略図を提供する。フレームワーク操作を理解
するためには様々なクラスの詳細すべてが必要なわけで
はない。むしろ、個々のクラスの詳細の多くは、本発明
の教示を逸脱せずに、様々な方法で実現することができ
る。
【００３６】図５は、ＯＭ注文カテゴリが、注文、注文
製品、注文製品要求詳細、注文製品計画詳細、注文影響
情報という抽象基本クラスを含むことを示している。こ
のカテゴリは、価格割引要求という制御クラスでもある
抽象基本クラスも含む。抽象クラスとは、結果として得
られるアプリケーション・プログラムに価値を付加する
ためにフレームワーク・ユーザが特に選択した機能を提
供するために、フレームワーク・ユーザによって拡張さ
れるクラスを表す。抽象クラスは、添付図面では対応す
るクラスの枠内で三角形に囲まれた「Ａ」によって示
す。
製品、注文製品要求詳細、注文製品計画詳細、注文影響
情報という抽象基本クラスを含むことを示している。こ
のカテゴリは、価格割引要求という制御クラスでもある
抽象基本クラスも含む。抽象クラスとは、結果として得
られるアプリケーション・プログラムに価値を付加する
ためにフレームワーク・ユーザが特に選択した機能を提
供するために、フレームワーク・ユーザによって拡張さ
れるクラスを表す。抽象クラスは、添付図面では対応す
るクラスの枠内で三角形に囲まれた「Ａ」によって示
す。
【００３７】注文クラスは、注文処理システムの構造お
よび挙動に関する抽象基本モデルを含む。この注文モデ
ルは、注文全体、たとえば、注文を供給するかまたは受
け取る業務エンティティ、注文を担当する注文ハンドラ
などを包含する。注文製品クラスは、その注文に基づい
て業務エンティティ間で交換される単一製品の構造およ
び挙動に関する抽象基本モデルを含む。注文製品要求詳
細クラスは、注文時に製品を要求した方法を記述する構
造および挙動に関する抽象モデルを含む。したがって、
このクラスは、梱包、配送日、住所などの問題に関連す
る。最後に、注文製品計画詳細クラスは、注文に応答し
て実際に製品を計画し配送した方法を記述する構造およ
び挙動に関する抽象モデルである。このクラスは、製品
ロット、製造番号、代用製品などの問題に関連する。
よび挙動に関する抽象基本モデルを含む。この注文モデ
ルは、注文全体、たとえば、注文を供給するかまたは受
け取る業務エンティティ、注文を担当する注文ハンドラ
などを包含する。注文製品クラスは、その注文に基づい
て業務エンティティ間で交換される単一製品の構造およ
び挙動に関する抽象基本モデルを含む。注文製品要求詳
細クラスは、注文時に製品を要求した方法を記述する構
造および挙動に関する抽象モデルを含む。したがって、
このクラスは、梱包、配送日、住所などの問題に関連す
る。最後に、注文製品計画詳細クラスは、注文に応答し
て実際に製品を計画し配送した方法を記述する構造およ
び挙動に関する抽象モデルである。このクラスは、製品
ロット、製造番号、代用製品などの問題に関連する。
【００３８】ｂ．ＯＭ注文データ交換クラス 図６は、図４に示す、注文データ交換というＯＭカテゴ
リの特性を示すクラス図である。ＯＭ注文データ交換カ
テゴリは、外部ソースから受け取ったデータに基づい
て、注文書を作成し維持するための共通構造を提供す
る。図６は、このカテゴリが、抽象基本クラスおよび制
御クラスとして示されている、注文データ交換管理者と
いうクラスを含むことを示している。注文データ交換管
理者クラスは、注文を作成または更新する際の第１のス
テップとして様々な入力から注文を予備的処理する能力
を提供する。このクラスは、さらに処理するための準備
中に様々なソースから注文クラスへの入力を選択し、正
規化する。
リの特性を示すクラス図である。ＯＭ注文データ交換カ
テゴリは、外部ソースから受け取ったデータに基づい
て、注文書を作成し維持するための共通構造を提供す
る。図６は、このカテゴリが、抽象基本クラスおよび制
御クラスとして示されている、注文データ交換管理者と
いうクラスを含むことを示している。注文データ交換管
理者クラスは、注文を作成または更新する際の第１のス
テップとして様々な入力から注文を予備的処理する能力
を提供する。このクラスは、さらに処理するための準備
中に様々なソースから注文クラスへの入力を選択し、正
規化する。
【００３９】図６は、注文データ交換管理者クラスが、
基本業務オブジェクトの一部として示されている出力管
理者という制御クラスと関係があり、ＯＭ注文カテゴリ
「からのもの」として示され、そのカテゴリに関連して
前述した注文という抽象基本クラスとも関係があること
を示している。
基本業務オブジェクトの一部として示されている出力管
理者という制御クラスと関係があり、ＯＭ注文カテゴリ
「からのもの」として示され、そのカテゴリに関連して
前述した注文という抽象基本クラスとも関係があること
を示している。
【００４０】ｃ．ＯＭ契約カテゴリ 図７は、販売契約および供給契約を作成し、検索し、管
理するために使用するモデルであるＯＭ契約カテゴリの
特性を示すクラス図である。ＯＭ契約カテゴリは、製品
またはサービスのために企業とビジネス・パートナーと
の契約に関する情報を含む契約というクラス、ならびに
契約検索者および契約詳細というクラスを含む。契約検
索者クラスは、どの契約を使用するかを決めるものであ
る。企業の単一ビジネス・パートナーに対して、複数の
契約を適用することができる。
理するために使用するモデルであるＯＭ契約カテゴリの
特性を示すクラス図である。ＯＭ契約カテゴリは、製品
またはサービスのために企業とビジネス・パートナーと
の契約に関する情報を含む契約というクラス、ならびに
契約検索者および契約詳細というクラスを含む。契約検
索者クラスは、どの契約を使用するかを決めるものであ
る。企業の単一ビジネス・パートナーに対して、複数の
契約を適用することができる。
【００４１】契約クラスは、契約の作成と維持および契
約に対する履行の評価を担当する。契約クラス・メンバ
ーは、特定の製品に関連する契約の将来に関する情報を
含む、１組の契約詳細クラス・メンバーをまとめて収集
する。契約クラスは、価格、割引、数量などの属性に関
して特定のタイプの契約としてその契約を識別する契約
タイプというクラスを参照し、外部の宛先に対して契約
を提供するための拡張点であるアウトバウンド・データ
交換というクラスと、外部ソースからの入力に基づいて
契約を作成または維持するための拡張点であるインバウ
ンド・データ交換というクラスとを参照する。
約に対する履行の評価を担当する。契約クラス・メンバ
ーは、特定の製品に関連する契約の将来に関する情報を
含む、１組の契約詳細クラス・メンバーをまとめて収集
する。契約クラスは、価格、割引、数量などの属性に関
して特定のタイプの契約としてその契約を識別する契約
タイプというクラスを参照し、外部の宛先に対して契約
を提供するための拡張点であるアウトバウンド・データ
交換というクラスと、外部ソースからの入力に基づいて
契約を作成または維持するための拡張点であるインバウ
ンド・データ交換というクラスとを参照する。
【００４２】契約クラスは、契約を記述する自由形式デ
ータ（潜在的に数種類の言語で作成され、言語別にアク
セスできる機能を備える）を保持する記述情報というク
ラスも参照し、契約に固有の識別子を割り当てるために
使用する番号シリーズというクラスと、第２の当事者を
契約に対して識別するために使用するビジネス・パート
ナーというクラスとを参照する。
ータ（潜在的に数種類の言語で作成され、言語別にアク
セスできる機能を備える）を保持する記述情報というク
ラスも参照し、契約に固有の識別子を割り当てるために
使用する番号シリーズというクラスと、第２の当事者を
契約に対して識別するために使用するビジネス・パート
ナーというクラスとを参照する。
【００４３】契約詳細クラスは、数量単位、製品、通
貨、記述情報というクラスを参照する。製品クラスにつ
いては前述の通りである。数量単位クラスは、契約詳細
クラスに関連する様々な数量が記載されている単位を定
義するものである。これは、契約対象の数量と配送され
た数量の数量単位を含むものと思われる。通貨クラス
は、契約詳細の金銭条件が記載されている通貨のタイプ
を含む。記述情報は、契約詳細クラスを記述する自由形
式データを含む。
貨、記述情報というクラスを参照する。製品クラスにつ
いては前述の通りである。数量単位クラスは、契約詳細
クラスに関連する様々な数量が記載されている単位を定
義するものである。これは、契約対象の数量と配送され
た数量の数量単位を含むものと思われる。通貨クラス
は、契約詳細の金銭条件が記載されている通貨のタイプ
を含む。記述情報は、契約詳細クラスを記述する自由形
式データを含む。
【００４４】６．ＳＡカテゴリ図 図８は、ＳＡメカニズムのカテゴリ図である。当業者で
あれば、図８に示すカテゴリが、データ属性と挙動をカ
プセル化し、コンピュータ・システムのメモリに格納さ
れているＯＯＰオブジェクトに対応することが分かるだ
ろう。このようなオブジェクトは、たとえば、Ｃ＋＋プ
ログラミング言語をサポートするコンピュータ・システ
ムの動作環境で実現することができる。
あれば、図８に示すカテゴリが、データ属性と挙動をカ
プセル化し、コンピュータ・システムのメモリに格納さ
れているＯＯＰオブジェクトに対応することが分かるだ
ろう。このようなオブジェクトは、たとえば、Ｃ＋＋プ
ログラミング言語をサポートするコンピュータ・システ
ムの動作環境で実現することができる。
【００４５】図８は、ＳＡメカニズムが、企業カテゴリ
と、製品販売情報カテゴリと、流通顧客カテゴリと、販
売注文カテゴリと、販売注文データ交換カテゴリと、販
売価格割引カテゴリと、販売価格割引グループ・カテゴ
リと、販売契約カテゴリと、販売価格割引要求元カテゴ
リと、相場カテゴリとを含むことを示している。
と、製品販売情報カテゴリと、流通顧客カテゴリと、販
売注文カテゴリと、販売注文データ交換カテゴリと、販
売価格割引カテゴリと、販売価格割引グループ・カテゴ
リと、販売契約カテゴリと、販売価格割引要求元カテゴ
リと、相場カテゴリとを含むことを示している。
【００４６】ＳＡ企業カテゴリのクラスは、注文処理の
対象となる企業の特性、方針、属性に関する情報を含
む。すなわち、このフレームワークによって開発された
アプリケーション・プログラムのエンド・ユーザである
企業は、ＳＡ企業カテゴリのクラスに含まれるデータに
よって識別される。「企業」と言う場合、エンド・ユー
ザ企業を意味するものと理解されたい。他のＳＡカテゴ
リについては、以下に順次詳述する。
対象となる企業の特性、方針、属性に関する情報を含
む。すなわち、このフレームワークによって開発された
アプリケーション・プログラムのエンド・ユーザである
企業は、ＳＡ企業カテゴリのクラスに含まれるデータに
よって識別される。「企業」と言う場合、エンド・ユー
ザ企業を意味するものと理解されたい。他のＳＡカテゴ
リについては、以下に順次詳述する。
【００４７】好ましい実施例では、ＳＡカテゴリは、Ｏ
ＭメカニズムからのＯＭ注文データ交換カテゴリ、ＯＭ
注文カテゴリ、ＯＭ契約カテゴリ、倉庫外（ＷＥ）メカ
ニズムからの再計画カテゴリ、相殺注文詳細カテゴリ、
供給源明示カテゴリ、輸送情報カテゴリ、倉庫内（Ｗ
Ｉ）メカニズムからの製品カテゴリなど、図２に示す関
連メカニズムまたはフレームワークからのカテゴリと関
係がある。上記のように、ＷＥメカニズムとＷＩメカニ
ズムは、製品ストック、出荷、運送機能を実行し、この
ような機能を実行するメカニズム例については、ＩＢＭ
に譲渡され、同時に出願された「Object Oriented Tech
nology Framework for Warehouse Control」という名称
の特許出願に記載されている。このような関連カテゴリ
およびメカニズムの処理については、理解のために必要
に応じて説明する。あるいは、当業者であれば、同じ機
能を提供する専用の倉庫インタフェースおよび制御プロ
グラムを開発するか、またはこのようなプログラムを他
の供給業者から入手することができる。
ＭメカニズムからのＯＭ注文データ交換カテゴリ、ＯＭ
注文カテゴリ、ＯＭ契約カテゴリ、倉庫外（ＷＥ）メカ
ニズムからの再計画カテゴリ、相殺注文詳細カテゴリ、
供給源明示カテゴリ、輸送情報カテゴリ、倉庫内（Ｗ
Ｉ）メカニズムからの製品カテゴリなど、図２に示す関
連メカニズムまたはフレームワークからのカテゴリと関
係がある。上記のように、ＷＥメカニズムとＷＩメカニ
ズムは、製品ストック、出荷、運送機能を実行し、この
ような機能を実行するメカニズム例については、ＩＢＭ
に譲渡され、同時に出願された「Object Oriented Tech
nology Framework for Warehouse Control」という名称
の特許出願に記載されている。このような関連カテゴリ
およびメカニズムの処理については、理解のために必要
に応じて説明する。あるいは、当業者であれば、同じ機
能を提供する専用の倉庫インタフェースおよび制御プロ
グラムを開発するか、またはこのようなプログラムを他
の供給業者から入手することができる。
【００４８】ａ．ＳＡ製品販売情報カテゴリ 図９は、販売注文に固有の製品態様を含むＳＡ製品販売
情報カテゴリの特性を示すクラス図である。このカテゴ
リは、価格と割引、顧客、測定単位へのリンクを含む。
このカテゴリのこの主要クラスは、販売製品といい、製
品の販売にのみ重要な製品に関する情報を含む。このク
ラスは、上記で参照した関連出願に記載された倉庫内メ
カニズムの製品のより一般的な機能へのアクセスも可能
にするものである。
情報カテゴリの特性を示すクラス図である。このカテゴ
リは、価格と割引、顧客、測定単位へのリンクを含む。
このカテゴリのこの主要クラスは、販売製品といい、製
品の販売にのみ重要な製品に関する情報を含む。このク
ラスは、上記で参照した関連出願に記載された倉庫内メ
カニズムの製品のより一般的な機能へのアクセスも可能
にするものである。
【００４９】販売製品クラスは、流通顧客のように、製
品顧客リンク・クラスを参照する。このリンク・クラス
は、特定の顧客に販売される特定の製品に固有の情報を
保持する。たとえば、一部の製品をすべての顧客に販売
できない場合、その製品はこのクラスによって制御され
るはずである。
品顧客リンク・クラスを参照する。このリンク・クラス
は、特定の顧客に販売される特定の製品に固有の情報を
保持する。たとえば、一部の製品をすべての顧客に販売
できない場合、その製品はこのクラスによって制御され
るはずである。
【００５０】販売製品クラスは製品販売割引グループ・
クラスも参照するが、これは資格のある販売割引のタイ
プに基づいて、製品をグループ単位に編成できるように
するものである。また、販売製品に使用可能な各割引ご
とに条件と適用性を定義する販売割引クラスと、グルー
プ内のすべての製品の販売価格を定義する価格グループ
に販売製品を関連付けることができる販売価格グループ
も参照する。また、販売製品クラスは、製品を販売でき
る単位を識別し、特定の単位について適用される販売価
格および割引を含む、特定の測定単位での製品の販売に
関連する属性を保持する販売製品単位リンク・クラスも
参照する。このクラスは、その製品について許可された
単位に関する情報にアクセスするために製品単位リンク
・クラスも参照する。販売価格検索者クラスも販売製品
によって参照される。このクラスは、フレームワーク・
ユーザ／アプリケーション開発者がその製品に関する販
売価格の検索を制御し、代替価格間の選択を行うための
業務規則を実現できる拡張クラスである。次にこのクラ
スは、製品を販売できる単位を見つけ、単位固有の価格
と割引を見つけるために販売製品単位リンク・クラスを
参照し、製品が固有の測定単位で販売された場合に適用
される販売価格グループを識別するために販売価格グル
ープ単位リンク・クラスも参照する。
クラスも参照するが、これは資格のある販売割引のタイ
プに基づいて、製品をグループ単位に編成できるように
するものである。また、販売製品に使用可能な各割引ご
とに条件と適用性を定義する販売割引クラスと、グルー
プ内のすべての製品の販売価格を定義する価格グループ
に販売製品を関連付けることができる販売価格グループ
も参照する。また、販売製品クラスは、製品を販売でき
る単位を識別し、特定の単位について適用される販売価
格および割引を含む、特定の測定単位での製品の販売に
関連する属性を保持する販売製品単位リンク・クラスも
参照する。このクラスは、その製品について許可された
単位に関する情報にアクセスするために製品単位リンク
・クラスも参照する。販売価格検索者クラスも販売製品
によって参照される。このクラスは、フレームワーク・
ユーザ／アプリケーション開発者がその製品に関する販
売価格の検索を制御し、代替価格間の選択を行うための
業務規則を実現できる拡張クラスである。次にこのクラ
スは、製品を販売できる単位を見つけ、単位固有の価格
と割引を見つけるために販売製品単位リンク・クラスを
参照し、製品が固有の測定単位で販売された場合に適用
される販売価格グループを識別するために販売価格グル
ープ単位リンク・クラスも参照する。
【００５１】ｂ．ＳＡ流通顧客カテゴリ 図１０は、販売注文に固有な顧客態様を含むＳＡ流通顧
客カテゴリの特性を示すクラス図である。このカテゴリ
は、顧客関係に固有なビジネス・パートナーに関する情
報を含み、必要であれば、ビジネス・パートナー・クラ
スのより一般的な機能へのアクセスを可能にする流通顧
客クラスを含む。
客カテゴリの特性を示すクラス図である。このカテゴリ
は、顧客関係に固有なビジネス・パートナーに関する情
報を含み、必要であれば、ビジネス・パートナー・クラ
スのより一般的な機能へのアクセスを可能にする流通顧
客クラスを含む。
【００５２】流通顧客クラスは、資格がある販売割引の
タイプに基づいて顧客をグループ単位に編成できるよう
にする顧客販売割引グループ・クラスと、その顧客につ
いてデフォルトの販売割引のタイプを識別するクラスで
ある販売割引タイプ・クラスと、その顧客についてデフ
ォルト値である販売価格のタイプを識別するクラスであ
る販売価格タイプ・クラスとを参照する。また、流通顧
客クラスは、特定の顧客に販売される特定の製品に固有
の情報を保持するリンク・クラスである製品顧客リンク
・クラスも参照する。このリンク・クラスは、顧客が購
入する製品に関する情報へのアクセスを可能にするもの
である。最後に、流通顧客クラスは、顧客に製品を配達
するために使用するデフォルト輸送メソッドを定義する
輸送方式クラスを参照する。
タイプに基づいて顧客をグループ単位に編成できるよう
にする顧客販売割引グループ・クラスと、その顧客につ
いてデフォルトの販売割引のタイプを識別するクラスで
ある販売割引タイプ・クラスと、その顧客についてデフ
ォルト値である販売価格のタイプを識別するクラスであ
る販売価格タイプ・クラスとを参照する。また、流通顧
客クラスは、特定の顧客に販売される特定の製品に固有
の情報を保持するリンク・クラスである製品顧客リンク
・クラスも参照する。このリンク・クラスは、顧客が購
入する製品に関する情報へのアクセスを可能にするもの
である。最後に、流通顧客クラスは、顧客に製品を配達
するために使用するデフォルト輸送メソッドを定義する
輸送方式クラスを参照する。
【００５３】ｃ．ＳＡ販売注文カテゴリ 図１１は、顧客要求と注文のライフ・サイクル中のこの
ような要求の履行について記述する全体的な販売注文お
よび注文製品詳細を作成し維持するＳＡ販売注文カテゴ
リの特性を示すクラス図である。また、このカテゴリ
は、注文を確認し、販売注文仕切り状を作成して維持
し、多くのタイプの注文に共通する構造および挙動につ
いて注文管理を参照し、注文管理カテゴリの注文カテゴ
リからその構造および挙動の多くを継承する。ＳＡ販売
注文カテゴリは、どのようにその注文を行ったかを確認
するために顧客に送られる販売注文確認を作成する販売
注文確認文書管理者と、その構造および挙動が販売注文
全体に関連する販売注文クラスとを含むための主要クラ
スを示している。他の主要クラスとしては、１回の販売
注文で販売される１つの製品に関する構造および挙動を
有する販売注文製品と、顧客が企業から販売注文製品を
要求する方法に関連する構造および挙動を有する販売注
文製品要求クラスと、企業が販売注文を履行したかまた
は履行を計画している方式に関連する構造および挙動を
有する販売注文計画詳細と、それに関する支払を要求す
るために顧客に送られる仕切り状を作成する販売注文仕
切り状管理者とを含む。
ような要求の履行について記述する全体的な販売注文お
よび注文製品詳細を作成し維持するＳＡ販売注文カテゴ
リの特性を示すクラス図である。また、このカテゴリ
は、注文を確認し、販売注文仕切り状を作成して維持
し、多くのタイプの注文に共通する構造および挙動につ
いて注文管理を参照し、注文管理カテゴリの注文カテゴ
リからその構造および挙動の多くを継承する。ＳＡ販売
注文カテゴリは、どのようにその注文を行ったかを確認
するために顧客に送られる販売注文確認を作成する販売
注文確認文書管理者と、その構造および挙動が販売注文
全体に関連する販売注文クラスとを含むための主要クラ
スを示している。他の主要クラスとしては、１回の販売
注文で販売される１つの製品に関する構造および挙動を
有する販売注文製品と、顧客が企業から販売注文製品を
要求する方法に関連する構造および挙動を有する販売注
文製品要求クラスと、企業が販売注文を履行したかまた
は履行を計画している方式に関連する構造および挙動を
有する販売注文計画詳細と、それに関する支払を要求す
るために顧客に送られる仕切り状を作成する販売注文仕
切り状管理者とを含む。
【００５４】ｄ．ＳＡ販売注文データ交換カテゴリ 図１２は、販売注文を作成するかまたは維持するために
その他のソースからデータを選択し標準化するＳＡ販売
注文データ交換カテゴリの特性を示すクラス図である。
その他のソースとしては、たとえば、相場ソース、電子
データ交換、オフライン装置などを含むことができる。
このカテゴリは、注文の作成または更新の第１のステッ
プとしてその他のソースからの入力を予備的処理する販
売データ交換管理者クラスを含む。このクラスは、デー
タを正規化し、販売注文クラスのインスタンスを作成す
る。また、このクラスは、注文管理カテゴリの注文デー
タ交換カテゴリからその構造および挙動の一部を継承す
る。販売注文データ交換管理者インタフェースを使用す
る特定の販売注文ソースはいくつかある。その中には、
相場に基づいて販売注文を作成する相場からのデータ交
換と、電子データ交換など、外部ソースから受け取った
入力に基づいて販売注文を作成するかまたは維持するイ
ンバウンドＤＩからの販売注文ＤＩがある。販売注文Ｄ
Ｉ管理者は、電子データ交換など、外部ソースから受け
取った入力に基づいて販売注文を作成するかまたは維持
するインバウンドＤＩからの販売注文ＤＩクラスも参照
する。また、管理者クラスは、仕切り状からの販売注文
ＤＩクラスとインタフェースで連結する。仕切り状から
の販売注文ＤＩは、前の仕切り状に基づいて新しい販売
注文を作成するクラスであり、販売注文からのＤＩクラ
スは、前の販売注文に基づいて新しい販売注文を作成す
るクラスである。
その他のソースからデータを選択し標準化するＳＡ販売
注文データ交換カテゴリの特性を示すクラス図である。
その他のソースとしては、たとえば、相場ソース、電子
データ交換、オフライン装置などを含むことができる。
このカテゴリは、注文の作成または更新の第１のステッ
プとしてその他のソースからの入力を予備的処理する販
売データ交換管理者クラスを含む。このクラスは、デー
タを正規化し、販売注文クラスのインスタンスを作成す
る。また、このクラスは、注文管理カテゴリの注文デー
タ交換カテゴリからその構造および挙動の一部を継承す
る。販売注文データ交換管理者インタフェースを使用す
る特定の販売注文ソースはいくつかある。その中には、
相場に基づいて販売注文を作成する相場からのデータ交
換と、電子データ交換など、外部ソースから受け取った
入力に基づいて販売注文を作成するかまたは維持するイ
ンバウンドＤＩからの販売注文ＤＩがある。販売注文Ｄ
Ｉ管理者は、電子データ交換など、外部ソースから受け
取った入力に基づいて販売注文を作成するかまたは維持
するインバウンドＤＩからの販売注文ＤＩクラスも参照
する。また、管理者クラスは、仕切り状からの販売注文
ＤＩクラスとインタフェースで連結する。仕切り状から
の販売注文ＤＩは、前の仕切り状に基づいて新しい販売
注文を作成するクラスであり、販売注文からのＤＩクラ
スは、前の販売注文に基づいて新しい販売注文を作成す
るクラスである。
【００５５】ｅ．ＳＡ販売価格割引カテゴリ 図１３は、販売価格および割引の保守および検索を処理
するＳＡ販売価格割引カテゴリの特性を示すクラス図で
ある。図１３は、このカテゴリが販売価格関係と割引関
係に分割されていることを示している。販売価格関係
は、製品に関する販売価格を定義し、維持する。関連の
販売価格タイプは、価格が製品に関するものであるか価
格グループに関するものであるかを示している。この関
係は、販売価格クラスと販売価格タイプ・クラスとを伴
う。販売割引カテゴリは、任意のタイプのパーセントま
たは特定の値に関する割引（ライン割引または完全注文
割引）を定義し、保持する。このクラスは、割引の発行
日および価格範囲限界などの情報を保持する。
するＳＡ販売価格割引カテゴリの特性を示すクラス図で
ある。図１３は、このカテゴリが販売価格関係と割引関
係に分割されていることを示している。販売価格関係
は、製品に関する販売価格を定義し、維持する。関連の
販売価格タイプは、価格が製品に関するものであるか価
格グループに関するものであるかを示している。この関
係は、販売価格クラスと販売価格タイプ・クラスとを伴
う。販売割引カテゴリは、任意のタイプのパーセントま
たは特定の値に関する割引（ライン割引または完全注文
割引）を定義し、保持する。このクラスは、割引の発行
日および価格範囲限界などの情報を保持する。
【００５６】ｆ．ＳＡ販売価格割引グループ・カテゴリ 図１４は、このようなグループを効率良く保守するため
に製品、顧客、単位に関連付けることができる価格およ
び割引のグループを作成するために十分な情報を含むＳ
Ａ販売価格割引グループ・カテゴリの特性を示すクラス
図である。図１４には、販売割引グループおよび販売価
格グループが示されている。販売割引は、大量購入など
のタイプ別に割引をグループ化する販売割引タイプ・ク
ラスによって参照される。顧客販売割引グループ・クラ
スは、同じ販売割引が適用される顧客をグループ化し、
製品販売割引グループは、同じ販売割引が適用される製
品のグループを含む。販売価格グループは同様に定義さ
れ、同じ価格が適用される製品をグループ化する。この
グループは、価格が適用される単位に販売価格を関連付
けるために、販売価格グループ単位リンクを参照する。
に製品、顧客、単位に関連付けることができる価格およ
び割引のグループを作成するために十分な情報を含むＳ
Ａ販売価格割引グループ・カテゴリの特性を示すクラス
図である。図１４には、販売割引グループおよび販売価
格グループが示されている。販売割引は、大量購入など
のタイプ別に割引をグループ化する販売割引タイプ・ク
ラスによって参照される。顧客販売割引グループ・クラ
スは、同じ販売割引が適用される顧客をグループ化し、
製品販売割引グループは、同じ販売割引が適用される製
品のグループを含む。販売価格グループは同様に定義さ
れ、同じ価格が適用される製品をグループ化する。この
グループは、価格が適用される単位に販売価格を関連付
けるために、販売価格グループ単位リンクを参照する。
【００５７】ｇ．ＳＡ販売契約カテゴリ 図１５は、販売契約を作成して維持するＳＡ販売契約カ
テゴリの特性を示すクラス図である。また、このカテゴ
リは、遵守状態を追跡し、契約を終結するために契約を
分析し、販売注文に関してどの契約が適用されるかを判
定する。供給契約カテゴリは、注文管理カテゴリの契約
カテゴリからその構造および挙動の多くを継承する。Ｓ
Ａメカニズムの販売契約カテゴリは、顧客に製品を販売
するための契約に関連する固有の機能を提供する販売契
約クラスを含む。すなわち、このクラスは、流通顧客に
契約を関連付ける。このカテゴリは、顧客に製品を販売
するための契約の製品レベル詳細に関連する固有の機能
を提供する販売契約詳細クラスも含む。また、このカテ
ゴリは、販売契約に対する遵守状態を分析し、アクショ
ンを推奨する販売契約分析管理者クラスも含む。たとえ
ば、このクラスは、１ヶ月で満了する契約で、顧客が１
２００単位の製品の購入に合意したものの、これまでに
６００単位しか購入していないような状況を監視する。
このクラスは、何らかのアクション、おそらく、顧客と
の通信連絡が必要であることを示すはずである。このク
ラスは、１組の販売契約を照会し、分析するためにどれ
かを選択するために選択管理者クラスを参照し、アプリ
ケーション固有印刷機能とインタフェースで連結するた
めの拡張点である出力管理者クラスも参照する。
テゴリの特性を示すクラス図である。また、このカテゴ
リは、遵守状態を追跡し、契約を終結するために契約を
分析し、販売注文に関してどの契約が適用されるかを判
定する。供給契約カテゴリは、注文管理カテゴリの契約
カテゴリからその構造および挙動の多くを継承する。Ｓ
Ａメカニズムの販売契約カテゴリは、顧客に製品を販売
するための契約に関連する固有の機能を提供する販売契
約クラスを含む。すなわち、このクラスは、流通顧客に
契約を関連付ける。このカテゴリは、顧客に製品を販売
するための契約の製品レベル詳細に関連する固有の機能
を提供する販売契約詳細クラスも含む。また、このカテ
ゴリは、販売契約に対する遵守状態を分析し、アクショ
ンを推奨する販売契約分析管理者クラスも含む。たとえ
ば、このクラスは、１ヶ月で満了する契約で、顧客が１
２００単位の製品の購入に合意したものの、これまでに
６００単位しか購入していないような状況を監視する。
このクラスは、何らかのアクション、おそらく、顧客と
の通信連絡が必要であることを示すはずである。このク
ラスは、１組の販売契約を照会し、分析するためにどれ
かを選択するために選択管理者クラスを参照し、アプリ
ケーション固有印刷機能とインタフェースで連結するた
めの拡張点である出力管理者クラスも参照する。
【００５８】ｈ．ＳＡ販売価格割引要求元カテゴリ 図１６は、注文に適用可能な価格と割引を定義するため
に価格、割引、販売契約を検討し結合するＳＡ販売価格
割引要求元カテゴリの特性を示すクラス図である。この
カテゴリは、販売価格と割引を決定するための全責任を
担う販売価格割引要求元クラスを含む。このクラスは、
製品に関する価格の検索を制御し、代替価格間で選択す
るためにアプリケーション開発者／フレームワーク・ユ
ーザが業務規則を実施できるような拡張クラスである販
売価格検索者クラスを参照する。また、要求元クラス
は、製品に関する割引の検索を制御し、代替割引間で選
択するためにアプリケーション・プロバイダが業務規則
を実施できるような拡張クラスである販売割引検索者ク
ラスも参照する。また、どの価格と割引をその状況下で
使用するかを判定し、価格と割引との優先順位を管理す
るためにアプリケーション・プロバイダが業務規則を定
義できるような拡張クラスである販売価格割引方針クラ
スも、販売価格割引要求元クラスによって参照される。
最後に、要求元クラスは、販売契約に基づいて適用され
る価格または割引を決定する販売契約検索者を参照す
る。
に価格、割引、販売契約を検討し結合するＳＡ販売価格
割引要求元カテゴリの特性を示すクラス図である。この
カテゴリは、販売価格と割引を決定するための全責任を
担う販売価格割引要求元クラスを含む。このクラスは、
製品に関する価格の検索を制御し、代替価格間で選択す
るためにアプリケーション開発者／フレームワーク・ユ
ーザが業務規則を実施できるような拡張クラスである販
売価格検索者クラスを参照する。また、要求元クラス
は、製品に関する割引の検索を制御し、代替割引間で選
択するためにアプリケーション・プロバイダが業務規則
を実施できるような拡張クラスである販売割引検索者ク
ラスも参照する。また、どの価格と割引をその状況下で
使用するかを判定し、価格と割引との優先順位を管理す
るためにアプリケーション・プロバイダが業務規則を定
義できるような拡張クラスである販売価格割引方針クラ
スも、販売価格割引要求元クラスによって参照される。
最後に、要求元クラスは、販売契約に基づいて適用され
る価格または割引を決定する販売契約検索者を参照す
る。
【００５９】ｉ．ＳＡ相場カテゴリ 図１７は、販売相場を作成し、維持し、確認し、終結す
るＳＡ相場カテゴリの特性を示すクラス図である。この
カテゴリは、主に、アプリケーション開発者／フレーム
ワーク・ユーザの要件に応じて実現される。図１７は、
このカテゴリの構造が相場ハンドラ・クラスと、相場製
品クラスと、影響情報クラスとを参照する相場クラスを
含むことを示している。
るＳＡ相場カテゴリの特性を示すクラス図である。この
カテゴリは、主に、アプリケーション開発者／フレーム
ワーク・ユーザの要件に応じて実現される。図１７は、
このカテゴリの構造が相場ハンドラ・クラスと、相場製
品クラスと、影響情報クラスとを参照する相場クラスを
含むことを示している。
【００６０】７．ＰＵカテゴリ図 図１８は、購入注文（ＰＵ）カテゴリのカテゴリ図であ
る。当業者であれば、図１８に示すカテゴリがデータ属
性および挙動をカプセル化し、コンピュータ・システム
のメモリに格納されているＯＯＰオブジェクトに対応す
ることが分かるだろう。このようなオブジェクトは、た
とえば、Ｃ＋＋プログラミング言語をサポートするコン
ピュータ・システムの動作環境で実現することができ
る。
る。当業者であれば、図１８に示すカテゴリがデータ属
性および挙動をカプセル化し、コンピュータ・システム
のメモリに格納されているＯＯＰオブジェクトに対応す
ることが分かるだろう。このようなオブジェクトは、た
とえば、Ｃ＋＋プログラミング言語をサポートするコン
ピュータ・システムの動作環境で実現することができ
る。
【００６１】図１８は、ＰＵメカニズムが、購入供給業
者カテゴリと、購入製品カテゴリと、購入注文カテゴリ
と、購入注文出力カテゴリと、購入注文データ交換カテ
ゴリと、購入価格割引カテゴリと、購入価格割引グルー
プ・カテゴリと、供給契約カテゴリと、購入価格割引要
求元カテゴリと、相殺注文管理者カテゴリと、購入注文
提案カテゴリとを含むことを示している。
者カテゴリと、購入製品カテゴリと、購入注文カテゴリ
と、購入注文出力カテゴリと、購入注文データ交換カテ
ゴリと、購入価格割引カテゴリと、購入価格割引グルー
プ・カテゴリと、供給契約カテゴリと、購入価格割引要
求元カテゴリと、相殺注文管理者カテゴリと、購入注文
提案カテゴリとを含むことを示している。
【００６２】好ましい実施例では、ＰＵカテゴリは、Ｏ
ＭメカニズムからのＯＭ注文、ＯＭ契約、ＯＭ注文デー
タ交換、倉庫外（ＷＥ）メカニズムからのＷＥ相殺注文
詳細カテゴリ、ＷＥストック移動カテゴリ、ＷＥキット
・アセンブリ・カテゴリ、ＷＥ目標設定カテゴリ、倉庫
内（ＷＩ）メカニズムからのＷＩロジスティックス供給
業者カテゴリ、ＷＩ製品カテゴリなど、図２に示す関連
メカニズムまたはフレームワークからのカテゴリと関係
がある。上記のように、ＷＥメカニズムとＷＩメカニズ
ムは、製品ストック、出荷、運送機能を実行し、このよ
うな機能を実行するメカニズム例については、ＩＢＭに
譲渡され、同時に出願された「Object Oriented Techno
logy Framework for Warehouse Control」という名称の
特許出願に記載されている。このような関連カテゴリお
よびメカニズムの処理については、理解のために必要に
応じて説明する。あるいは、当業者であれば、同じ機能
を提供する専用の倉庫インタフェースおよび制御プログ
ラムを開発するか、またはこのようなプログラムを他の
供給業者から入手することができる。
ＭメカニズムからのＯＭ注文、ＯＭ契約、ＯＭ注文デー
タ交換、倉庫外（ＷＥ）メカニズムからのＷＥ相殺注文
詳細カテゴリ、ＷＥストック移動カテゴリ、ＷＥキット
・アセンブリ・カテゴリ、ＷＥ目標設定カテゴリ、倉庫
内（ＷＩ）メカニズムからのＷＩロジスティックス供給
業者カテゴリ、ＷＩ製品カテゴリなど、図２に示す関連
メカニズムまたはフレームワークからのカテゴリと関係
がある。上記のように、ＷＥメカニズムとＷＩメカニズ
ムは、製品ストック、出荷、運送機能を実行し、このよ
うな機能を実行するメカニズム例については、ＩＢＭに
譲渡され、同時に出願された「Object Oriented Techno
logy Framework for Warehouse Control」という名称の
特許出願に記載されている。このような関連カテゴリお
よびメカニズムの処理については、理解のために必要に
応じて説明する。あるいは、当業者であれば、同じ機能
を提供する専用の倉庫インタフェースおよび制御プログ
ラムを開発するか、またはこのようなプログラムを他の
供給業者から入手することができる。
【００６３】ａ．ＰＵ購入供給業者 図１９は、図１８に示すＰＵ購入供給業者カテゴリの特
性を示すクラス図である。購入供給業者カテゴリは、購
入注文に固有のビジネス・パートナー態様を含む。図１
９は、このカテゴリが、供給業者関係に固有のビジネス
・パートナーに関する情報を保持し、必要であれば、ビ
ジネス・パートナー・クラスのより一般的な機能へのア
クセスを可能にする購入供給業者クラスを含むことを示
している。購入供給業者クラスは、供給業者が提供する
割引のタイプに基づいて供給業者をグループ単位に編成
できるようにする供給業者割引グループ・クラスと、供
給業者のデフォルト値である購入割引のタイプを識別す
る購入割引タイプ・クラスと、供給業者のデフォルト値
である購入価格のタイプを識別する購入価格タイプ・ク
ラスとを参照する。
性を示すクラス図である。購入供給業者カテゴリは、購
入注文に固有のビジネス・パートナー態様を含む。図１
９は、このカテゴリが、供給業者関係に固有のビジネス
・パートナーに関する情報を保持し、必要であれば、ビ
ジネス・パートナー・クラスのより一般的な機能へのア
クセスを可能にする購入供給業者クラスを含むことを示
している。購入供給業者クラスは、供給業者が提供する
割引のタイプに基づいて供給業者をグループ単位に編成
できるようにする供給業者割引グループ・クラスと、供
給業者のデフォルト値である購入割引のタイプを識別す
る購入割引タイプ・クラスと、供給業者のデフォルト値
である購入価格のタイプを識別する購入価格タイプ・ク
ラスとを参照する。
【００６４】ｂ．ＰＵ製品購入情報カテゴリ 図２０は、図１８に示すＰＵ製品購入情報カテゴリの特
性を示すクラス図である。このカテゴリは、購入注文に
固有の製品態様を含む。図２０は、このカテゴリが、製
品の購入に関してのみ重要な製品に関する情報を保持す
る購入製品クラスを含むことを示している。また、この
クラスは、関連特許出願に記載されている倉庫内メカニ
ズムなどの関連メカニズムにおける製品のより一般的な
機能へのアクセスも可能にする。
性を示すクラス図である。このカテゴリは、購入注文に
固有の製品態様を含む。図２０は、このカテゴリが、製
品の購入に関してのみ重要な製品に関する情報を保持す
る購入製品クラスを含むことを示している。また、この
クラスは、関連特許出願に記載されている倉庫内メカニ
ズムなどの関連メカニズムにおける製品のより一般的な
機能へのアクセスも可能にする。
【００６５】購入製品クラスは、資格がある購入割引の
タイプに基づいて製品をグループ単位に編成できるよう
にする製品購入割引グループ・クラスを参照する。ま
た、購入製品は、購入製品に使用可能な割引のそれぞれ
の条件と適用性を定義する購入割引クラスも参照する。
また、グループ内のすべての製品について価格を定義す
る価格グループに購入製品を関連付けることができる購
入価格グループ・クラスも参照される。さらに、製品を
購入できる単位を定義し、特定の単位について適用され
る購入割引を含む、特定の測定単位での製品の購入に関
連する属性を保持する購入製品単位リンク・クラスも参
照される。
タイプに基づいて製品をグループ単位に編成できるよう
にする製品購入割引グループ・クラスを参照する。ま
た、購入製品は、購入製品に使用可能な割引のそれぞれ
の条件と適用性を定義する購入割引クラスも参照する。
また、グループ内のすべての製品について価格を定義す
る価格グループに購入製品を関連付けることができる購
入価格グループ・クラスも参照される。さらに、製品を
購入できる単位を定義し、特定の単位について適用され
る購入割引を含む、特定の測定単位での製品の購入に関
連する属性を保持する購入製品単位リンク・クラスも参
照される。
【００６６】図２０は、購入製品クラスが、製品に関す
る価格の検索を制御し、代替価格間で選択するためにア
プリケーション開発者／フレームワーク・ユーザが業務
規則を実施できるような拡張クラスである購入価格検索
者クラスを参照することも示している。購入価格検索者
クラスは、製品を購入できる単位を見つけ、単位固有の
割引を見つけるために購入製品単位リンク・クラスを参
照し、特定の測定単位で製品を購入する場合に適用され
る購入価格グループを識別するために購入価格グループ
単位リンク・クラスも参照する。
る価格の検索を制御し、代替価格間で選択するためにア
プリケーション開発者／フレームワーク・ユーザが業務
規則を実施できるような拡張クラスである購入価格検索
者クラスを参照することも示している。購入価格検索者
クラスは、製品を購入できる単位を見つけ、単位固有の
割引を見つけるために購入製品単位リンク・クラスを参
照し、特定の測定単位で製品を購入する場合に適用され
る購入価格グループを識別するために購入価格グループ
単位リンク・クラスも参照する。
【００６７】ｃ．ＰＵ購入注文カテゴリ 図２１は、図１８に示すＰＵ購入注文カテゴリの特性を
示すクラス図である。このカテゴリは、購入注文を作成
し、維持する。このカテゴリは、注文が供給業者によっ
て確認されたときにその注文を更新し、顧客に直接配達
される相殺購入注文の配達を確認する。購入注文カテゴ
リは、注文管理サブシステムの注文カテゴリからその構
造および挙動の多くを継承する。購入注文カテゴリは、
購入注文カテゴリ全体に関連する構造および挙動を有す
る購入注文クラスと、１回の購入注文時に注文される１
つの製品に関する構造および挙動を有する購入注文製品
クラスと、企業が購入供給業者から購入注文製品を要求
した方法に関する構造挙動を有する購入注文製品要求ク
ラスとを含み、購入供給業者が購入注文製品をどのよう
に履行したかまたは履行することになるかに関連する構
造および挙動を有する購入注文計画詳細クラスを含む。
示すクラス図である。このカテゴリは、購入注文を作成
し、維持する。このカテゴリは、注文が供給業者によっ
て確認されたときにその注文を更新し、顧客に直接配達
される相殺購入注文の配達を確認する。購入注文カテゴ
リは、注文管理サブシステムの注文カテゴリからその構
造および挙動の多くを継承する。購入注文カテゴリは、
購入注文カテゴリ全体に関連する構造および挙動を有す
る購入注文クラスと、１回の購入注文時に注文される１
つの製品に関する構造および挙動を有する購入注文製品
クラスと、企業が購入供給業者から購入注文製品を要求
した方法に関する構造挙動を有する購入注文製品要求ク
ラスとを含み、購入供給業者が購入注文製品をどのよう
に履行したかまたは履行することになるかに関連する構
造および挙動を有する購入注文計画詳細クラスを含む。
【００６８】ｄ．ＰＵ購入注文出力カテゴリ 図２２は、図１８に示すＰＵ購入注文出力カテゴリの特
性を示すクラス図である。ＰＵ購入注文出力カテゴリ
は、文書を印刷するかまたは電子データ交換トランザク
ションを作成するために使用できる購入注文出力を作成
する。印刷した出力または電子出力はアプリケーション
のユーザ・インタフェースの一部と見なされるので、概
してここに示す分析モデルの記述には、出力を記述する
ためのクラス図は一切存在しない。購入注文出力カテゴ
リは、購入注文の印刷に関連する拡張考慮事項を例示す
るために含まれている。購入注文出力カテゴリは、購入
注文出力を作成するＰＯ文書管理者クラスを含む。この
制御クラスは、どの購入注文について出力を作成しなけ
ればならないかを判定する選択管理者というクラスを参
照し、出力を作成するために主要購入注文クラスのすべ
てに対するアクセスを可能にする購入注文クラスを呼び
出す。主要購入注文クラスとしては、製品クラス、要求
詳細クラス、計画詳細クラスを含む。また、文書管理者
クラスは、アプリケーション固有の印刷機能とインタフ
ェースで連結するための拡張点である出力管理者クラス
と、電子データ交換など、外部の宛先に購入注文出力を
提供するための拡張点であるアウトバウンド・データ交
換も参照する。
性を示すクラス図である。ＰＵ購入注文出力カテゴリ
は、文書を印刷するかまたは電子データ交換トランザク
ションを作成するために使用できる購入注文出力を作成
する。印刷した出力または電子出力はアプリケーション
のユーザ・インタフェースの一部と見なされるので、概
してここに示す分析モデルの記述には、出力を記述する
ためのクラス図は一切存在しない。購入注文出力カテゴ
リは、購入注文の印刷に関連する拡張考慮事項を例示す
るために含まれている。購入注文出力カテゴリは、購入
注文出力を作成するＰＯ文書管理者クラスを含む。この
制御クラスは、どの購入注文について出力を作成しなけ
ればならないかを判定する選択管理者というクラスを参
照し、出力を作成するために主要購入注文クラスのすべ
てに対するアクセスを可能にする購入注文クラスを呼び
出す。主要購入注文クラスとしては、製品クラス、要求
詳細クラス、計画詳細クラスを含む。また、文書管理者
クラスは、アプリケーション固有の印刷機能とインタフ
ェースで連結するための拡張点である出力管理者クラス
と、電子データ交換など、外部の宛先に購入注文出力を
提供するための拡張点であるアウトバウンド・データ交
換も参照する。
【００６９】ｅ．ＰＵ購入注文データ交換カテゴリ 図２３は、図１８に示すＰＵ購入注文データ交換カテゴ
リの特性を示すクラス図である。このカテゴリは、購入
注文管理プロセスを使用せずに、そこから購入注文を作
成または更新できる一般的なインタフェースを提供す
る。このインタフェース用のソースは、購入注文提案、
電子データ交換トランザクション、オフライン装置な
ど、様々なタイプにすることができる。
リの特性を示すクラス図である。このカテゴリは、購入
注文管理プロセスを使用せずに、そこから購入注文を作
成または更新できる一般的なインタフェースを提供す
る。このインタフェース用のソースは、購入注文提案、
電子データ交換トランザクション、オフライン装置な
ど、様々なタイプにすることができる。
【００７０】図２３は、このカテゴリが、注文の作成ま
たは更新の第１のステップとして様々なソースからの入
力を予備的処理する購入注文ＤＩ管理者クラスを含むこ
とを示している。このクラスは、データの正規化も行
い、購入注文クラスのインスタンスを作成する。購入注
文ＤＩ管理者クラスは、ＯＭ注文データ交換カテゴリか
らその構造および挙動の一部を継承する。いくつかの特
定の購入注文ソースは、購入注文提案に基づいて購入注
文を作成する購入提案からのＤＩクラスを含む、購入注
文ＤＩ管理者インタフェースを使用する。管理者インタ
フェース・クラスを使用するもう１つの購入注文ソース
は、電子データ交換などの外部ソースから受け取った入
力に基づいて購入注文を作成または維持するインバウン
ドＤＩからのＰＯＤＩクラスである。また、管理者イン
タフェースが使用する購入注文ソースは、前の購入注文
に基づいて新しい購入注文を作成する購入注文からのＤ
Ｉクラスも含む。
たは更新の第１のステップとして様々なソースからの入
力を予備的処理する購入注文ＤＩ管理者クラスを含むこ
とを示している。このクラスは、データの正規化も行
い、購入注文クラスのインスタンスを作成する。購入注
文ＤＩ管理者クラスは、ＯＭ注文データ交換カテゴリか
らその構造および挙動の一部を継承する。いくつかの特
定の購入注文ソースは、購入注文提案に基づいて購入注
文を作成する購入提案からのＤＩクラスを含む、購入注
文ＤＩ管理者インタフェースを使用する。管理者インタ
フェース・クラスを使用するもう１つの購入注文ソース
は、電子データ交換などの外部ソースから受け取った入
力に基づいて購入注文を作成または維持するインバウン
ドＤＩからのＰＯＤＩクラスである。また、管理者イン
タフェースが使用する購入注文ソースは、前の購入注文
に基づいて新しい購入注文を作成する購入注文からのＤ
Ｉクラスも含む。
【００７１】ｆ．ＰＵ購入価格割引カテゴリ 図２４は、図１８に示すＰＵ購入価格割引カテゴリの特
性を示すクラス図である。このカテゴリは、企業が購入
できる製品について適用される価格と割引の保守および
検索を処理する。このカテゴリは、供給業者からの製品
に関する価格または供給業者からの価格グループのメン
バーに関する価格を定義し維持する購入価格クラスによ
って表される。関連の購入価格タイプ・クラスは、価格
が製品に関するものであるか価格グループに関するもの
であるかを示している。また、このカテゴリは、パーセ
ントまたは特定の値、ライン割引または完全注文割引な
ど、任意のタイプの割引を定義し、保持する購入割引カ
テゴリを含む。このクラスは、割引の発行日および価格
範囲限界などの情報を保持する。
性を示すクラス図である。このカテゴリは、企業が購入
できる製品について適用される価格と割引の保守および
検索を処理する。このカテゴリは、供給業者からの製品
に関する価格または供給業者からの価格グループのメン
バーに関する価格を定義し維持する購入価格クラスによ
って表される。関連の購入価格タイプ・クラスは、価格
が製品に関するものであるか価格グループに関するもの
であるかを示している。また、このカテゴリは、パーセ
ントまたは特定の値、ライン割引または完全注文割引な
ど、任意のタイプの割引を定義し、保持する購入割引カ
テゴリを含む。このクラスは、割引の発行日および価格
範囲限界などの情報を保持する。
【００７２】より具体的には、購入価格カテゴリは、製
品について適用される価格の保守および検索を処理す
る。購入製品クラスは、購入製品カテゴリに合致しそう
な製品の価格を維持または検索するための要求を含む。
購入製品クラスは、購入価格グループ・クラスと、購入
製品単位リンク・クラスと、購入価格検索者クラスとを
参照する。購入価格カテゴリは、供給業者からの製品に
関する価格または供給業者からの価格グループのメンバ
ーに関する価格を定義し維持する。
品について適用される価格の保守および検索を処理す
る。購入製品クラスは、購入製品カテゴリに合致しそう
な製品の価格を維持または検索するための要求を含む。
購入製品クラスは、購入価格グループ・クラスと、購入
製品単位リンク・クラスと、購入価格検索者クラスとを
参照する。購入価格カテゴリは、供給業者からの製品に
関する価格または供給業者からの価格グループのメンバ
ーに関する価格を定義し維持する。
【００７３】ｇ．ＰＵ購入価格割引グループ・カテゴリ 図２５は、ＰＵ購入価格割引グループ・カテゴリの特性
を示すクラス図である。このグループは、製品、供給業
者、単位に関連付けることができる価格および割引を含
む。ストック管理をより効率よく保守しアクセスするた
めに、このような関連付けのグループを作成することが
望ましい場合が多い。このフレームワークでは、購入割
引グループは、大量購入者などのタイプ別のグループ割
引を含む購入割引タイプ・クラスを含む。また、購入割
引グループは、同じ割引が適用される供給業者を収集す
る供給業者購入割引グループ・クラスも含み、同じ割引
が適用される製品を収集する製品購入割引グループ・ク
ラスも含む。また、価格割引グループ・カテゴリは、同
じ価格が適用される製品を収集する購入価格グループ・
クラスも含み、購入が行われる単位に購入価格を関連付
けるために購入グループ単位リンク・クラスを参照す
る。
を示すクラス図である。このグループは、製品、供給業
者、単位に関連付けることができる価格および割引を含
む。ストック管理をより効率よく保守しアクセスするた
めに、このような関連付けのグループを作成することが
望ましい場合が多い。このフレームワークでは、購入割
引グループは、大量購入者などのタイプ別のグループ割
引を含む購入割引タイプ・クラスを含む。また、購入割
引グループは、同じ割引が適用される供給業者を収集す
る供給業者購入割引グループ・クラスも含み、同じ割引
が適用される製品を収集する製品購入割引グループ・ク
ラスも含む。また、価格割引グループ・カテゴリは、同
じ価格が適用される製品を収集する購入価格グループ・
クラスも含み、購入が行われる単位に購入価格を関連付
けるために購入グループ単位リンク・クラスを参照す
る。
【００７４】ｈ．ＰＵ供給契約カテゴリ 図２６は、図１８に示すＰＵ供給契約カテゴリの特性を
示すクラス図である。このカテゴリは、供給契約を作成
し、維持するものである。これは、遵守状態を追跡し、
契約を終結するために契約を分析し、購入注文に関して
どの契約が適用されるかを判定する。このカテゴリは、
注文管理サブシステムの契約カテゴリからその構造およ
び挙動の多くを継承する供給契約クラスを含む。供給契
約クラスは、供給業者から製品を購入するための契約に
関連する固有の機能を提供し、購入供給業者にその契約
を関連付ける。供給契約詳細クラスは、供給業者から製
品を購入するための契約の製品レベル詳細に関連する固
有の機能を提供する。供給契約分析管理者クラスは、供
給契約に対する遵守状態を分析し、アクションを推奨す
る。たとえば、このクラスは、企業が１２００単位の購
入に合意し、６００単位しか購入しておらず、契約が１
ヶ月で満了することを遵守していることを監視する可能
性があり、何らかのアクションが必要であると結論付け
るはずである。このクラスは、１組の供給契約を照会
し、分析するためにどれかを選択するために選択管理者
クラスを参照し、アプリケーション固有印刷機能とイン
タフェースで連結するための拡張点である出力管理者ク
ラスを参照する。
示すクラス図である。このカテゴリは、供給契約を作成
し、維持するものである。これは、遵守状態を追跡し、
契約を終結するために契約を分析し、購入注文に関して
どの契約が適用されるかを判定する。このカテゴリは、
注文管理サブシステムの契約カテゴリからその構造およ
び挙動の多くを継承する供給契約クラスを含む。供給契
約クラスは、供給業者から製品を購入するための契約に
関連する固有の機能を提供し、購入供給業者にその契約
を関連付ける。供給契約詳細クラスは、供給業者から製
品を購入するための契約の製品レベル詳細に関連する固
有の機能を提供する。供給契約分析管理者クラスは、供
給契約に対する遵守状態を分析し、アクションを推奨す
る。たとえば、このクラスは、企業が１２００単位の購
入に合意し、６００単位しか購入しておらず、契約が１
ヶ月で満了することを遵守していることを監視する可能
性があり、何らかのアクションが必要であると結論付け
るはずである。このクラスは、１組の供給契約を照会
し、分析するためにどれかを選択するために選択管理者
クラスを参照し、アプリケーション固有印刷機能とイン
タフェースで連結するための拡張点である出力管理者ク
ラスを参照する。
【００７５】ｉ．ＰＵ購入価格割引要求元カテゴリ 図２７は、特定の供給業者からの特定の製品購入に関す
る購入価格および割引または任意の供給業者から購入し
た該当製品の最低価格を検索するＰＵ購入価格割引要求
元カテゴリの特性を示すクラス図である。このカテゴリ
は、購入価格と割引を決定するための全責任を担う購入
価格割引要求元クラスを含む。このクラスは、製品に関
する価格の検索を制御し、代替価格間で選択するために
アプリケーション開発者／フレームワーク・ユーザが業
務規則を実施できるような拡張クラスである購入価格検
索者クラスを参照する。また、要求元クラスは、製品に
関する割引の検索を制御し、代替割引間で選択するため
にアプリケーション開発者／フレームワーク・ユーザが
業務規則を実施できるような拡張クラスである購入割引
検索者クラスも参照する。また、この要求元クラスは、
どの価格と割引をその状況下で使用するかを判定し、価
格と割引との優先順位を管理するためにアプリケーショ
ン開発者／フレームワーク・ユーザが業務規則を定義で
きるような拡張クラスである購入価格割引方針クラスも
参照する。最後に、要求元クラスは、供給契約に基づい
て適用される価格または割引を決定する供給契約検索者
クラスを参照する。
る購入価格および割引または任意の供給業者から購入し
た該当製品の最低価格を検索するＰＵ購入価格割引要求
元カテゴリの特性を示すクラス図である。このカテゴリ
は、購入価格と割引を決定するための全責任を担う購入
価格割引要求元クラスを含む。このクラスは、製品に関
する価格の検索を制御し、代替価格間で選択するために
アプリケーション開発者／フレームワーク・ユーザが業
務規則を実施できるような拡張クラスである購入価格検
索者クラスを参照する。また、要求元クラスは、製品に
関する割引の検索を制御し、代替割引間で選択するため
にアプリケーション開発者／フレームワーク・ユーザが
業務規則を実施できるような拡張クラスである購入割引
検索者クラスも参照する。また、この要求元クラスは、
どの価格と割引をその状況下で使用するかを判定し、価
格と割引との優先順位を管理するためにアプリケーショ
ン開発者／フレームワーク・ユーザが業務規則を定義で
きるような拡張クラスである購入価格割引方針クラスも
参照する。最後に、要求元クラスは、供給契約に基づい
て適用される価格または割引を決定する供給契約検索者
クラスを参照する。
【００７６】ｊ．ＰＵ相殺注文カテゴリ 図２８は、図１８が示すＰＵ相殺注文カテゴリ・メカニ
ズムの特性を示すクラス図である。ＰＵ相殺注文カテゴ
リは、たとえば、特定の販売注文詳細ラインに直接結合
される購入注文など、自動的に作成され、特定の需要に
リンクされるような供給注文を作成し、維持する。ま
た、このカテゴリは、全注文のうちの１つが変更された
ときの同期も管理する。このカテゴリは、主に相殺注文
管理者というクラスを含む。このクラスは、相殺要求詳
細が要求する製品を配達する供給注文、すなわち、購入
注文、ストック移動、またはキット・アセンブリ作業単
位の作成と維持を担当する。
ズムの特性を示すクラス図である。ＰＵ相殺注文カテゴ
リは、たとえば、特定の販売注文詳細ラインに直接結合
される購入注文など、自動的に作成され、特定の需要に
リンクされるような供給注文を作成し、維持する。ま
た、このカテゴリは、全注文のうちの１つが変更された
ときの同期も管理する。このカテゴリは、主に相殺注文
管理者というクラスを含む。このクラスは、相殺要求詳
細が要求する製品を配達する供給注文、すなわち、購入
注文、ストック移動、またはキット・アセンブリ作業単
位の作成と維持を担当する。
【００７７】相殺注文管理者クラスは、供給注文を作成
させるような販売注文製品計画詳細クラス（ＳＡメカニ
ズム）から発生した要求を決定するために、相殺要求詳
細クラスを参照する。また、相殺注文管理者クラスは、
相殺注文方針クラスにアクセスするためにロジスティッ
クス供給業者クラスも参照する。この方針クラスは、相
殺注文の作成を制御するためにアプリケーション開発者
／フレームワーク・ユーザが業務規則を実施できるよう
な拡張クラスである。たとえば、フレームワーク・ユー
ザは、１つの製品につき１日当たり１つの購入注文だけ
が作成されるように、拡張フレームワークの動作を制限
することもできる。
させるような販売注文製品計画詳細クラス（ＳＡメカニ
ズム）から発生した要求を決定するために、相殺要求詳
細クラスを参照する。また、相殺注文管理者クラスは、
相殺注文方針クラスにアクセスするためにロジスティッ
クス供給業者クラスも参照する。この方針クラスは、相
殺注文の作成を制御するためにアプリケーション開発者
／フレームワーク・ユーザが業務規則を実施できるよう
な拡張クラスである。たとえば、フレームワーク・ユー
ザは、１つの製品につき１日当たり１つの購入注文だけ
が作成されるように、拡張フレームワークの動作を制限
することもできる。
【００７８】また、相殺注文管理者クラスは、注文レベ
ルから計画詳細レベルまでのすべてのレベルで相殺注文
管理者によって作成される購入注文クラスも参照する。
相殺注文管理者クラスは、潜在的に複数の相殺要求詳細
クラスを単一のＰＯ製品計画詳細に整理統合される。こ
の管理者クラスは、他の倉庫から相殺要求詳細クラスを
供給するために相殺注文管理者によって作成されるスト
ック移動管理者クラスも参照する。
ルから計画詳細レベルまでのすべてのレベルで相殺注文
管理者によって作成される購入注文クラスも参照する。
相殺注文管理者クラスは、潜在的に複数の相殺要求詳細
クラスを単一のＰＯ製品計画詳細に整理統合される。こ
の管理者クラスは、他の倉庫から相殺要求詳細クラスを
供給するために相殺注文管理者によって作成されるスト
ック移動管理者クラスも参照する。
【００７９】また、相殺注文管理者クラスは、キット・
アセンブリにより相殺要求詳細を供給するために管理者
クラスによって作成される作業単位クラスも参照する。
さらに、１つまたは複数の相殺要求詳細を完全にまたは
部分的に満足するために特定の製品供給を表す相殺注文
詳細クラスも参照される。相殺注文管理者によって参照
されるもう１つのクラスは、その要求を満足する相殺要
求詳細と相殺注文詳細との追跡性を提供する相殺要求リ
ンク・クラスである。
アセンブリにより相殺要求詳細を供給するために管理者
クラスによって作成される作業単位クラスも参照する。
さらに、１つまたは複数の相殺要求詳細を完全にまたは
部分的に満足するために特定の製品供給を表す相殺注文
詳細クラスも参照される。相殺注文管理者によって参照
されるもう１つのクラスは、その要求を満足する相殺要
求詳細と相殺注文詳細との追跡性を提供する相殺要求リ
ンク・クラスである。
【００８０】ｋ．ＰＵ購入注文提案カテゴリ 図２９は、図１８に示すＰＵ購入注文提案カテゴリの特
性を示すクラス図である。購入注文提案カテゴリは、製
品の現在のストック状況を検討することによって、外部
補給製品の購入提案を作成する。作成した購入提案は、
再検討し、修正することができる。提案をさらに処理す
る準備ができると、その提案を購入注文に変換すること
ができる。１つの提案またはその一部は内部補給提案に
変更することができる。図２９の最上部は、このカテゴ
リが購入注文提案作成者という作成者制御クラス（Ｃ＿
ＰＯ提案作成者として示されている）を含むことを示し
ている。ＰＯ提案作成者は、製品倉庫リンク・クラス
と、製品供給業者リンク・クラスと、購入価格割引要求
作成者クラスとを参照するＰＯ提案詳細クラスを含む、
追加の詳細を提供するクラスを参照する。
性を示すクラス図である。購入注文提案カテゴリは、製
品の現在のストック状況を検討することによって、外部
補給製品の購入提案を作成する。作成した購入提案は、
再検討し、修正することができる。提案をさらに処理す
る準備ができると、その提案を購入注文に変換すること
ができる。１つの提案またはその一部は内部補給提案に
変更することができる。図２９の最上部は、このカテゴ
リが購入注文提案作成者という作成者制御クラス（Ｃ＿
ＰＯ提案作成者として示されている）を含むことを示し
ている。ＰＯ提案作成者は、製品倉庫リンク・クラス
と、製品供給業者リンク・クラスと、購入価格割引要求
作成者クラスとを参照するＰＯ提案詳細クラスを含む、
追加の詳細を提供するクラスを参照する。
【００８１】８．拡張フレームワークの処理 フレームワーク・ユーザ／アプリケーション開発者は、
適切な拡張機能および指定変更とともにクラスおよびメ
ソッド定義を使用して、所望のアプリケーション・プロ
グラムを生成する。したがって、オブジェクト指向プロ
グラミング原理の場合のように、拡張フレームワーク処
理の詳細は、フレームワーク・ユーザが実現する特定の
拡張機能によって決まる。それにもかかわらず、このフ
レームワークによって可能になる処理については、本発
明で定義するクラスおよびメソッドによって説明するこ
とができる。拡張システムのクラスが実行する特定の処
理タスクは、ステップ単位の手続き方式で説明すること
ができる。したがって、以下の説明は、拡張フレームワ
ークが実行するオペレーティング・ステップに適用され
るものと理解されたい。しかし、オブジェクトはその属
性およびメソッドに応じて処理を実行するので、当業者
であれば、処理の流れは必ずしも流れ図ボックスを順次
通過するわけではないことが分かるだろう。
適切な拡張機能および指定変更とともにクラスおよびメ
ソッド定義を使用して、所望のアプリケーション・プロ
グラムを生成する。したがって、オブジェクト指向プロ
グラミング原理の場合のように、拡張フレームワーク処
理の詳細は、フレームワーク・ユーザが実現する特定の
拡張機能によって決まる。それにもかかわらず、このフ
レームワークによって可能になる処理については、本発
明で定義するクラスおよびメソッドによって説明するこ
とができる。拡張システムのクラスが実行する特定の処
理タスクは、ステップ単位の手続き方式で説明すること
ができる。したがって、以下の説明は、拡張フレームワ
ークが実行するオペレーティング・ステップに適用され
るものと理解されたい。しかし、オブジェクトはその属
性およびメソッドに応じて処理を実行するので、当業者
であれば、処理の流れは必ずしも流れ図ボックスを順次
通過するわけではないことが分かるだろう。
【００８２】フレームワーク・クラスは、製品を定義
し、供給業者と顧客を識別し、製品在庫用の倉庫位置を
セットアップし、販売注文を受け取り、購入注文を発行
したときに出荷を追跡する。販売注文メカニズムは製品
在庫に関連するときに販売注文を追跡し、購入注文メカ
ニズムは外部の供給業者からストックを補給しなければ
ならない時期を判定し、購入注文を追跡するのに対し、
注文管理メカニズムは動作を監督し、それによってアプ
リケーション・プログラム・ユーザが他のメカニズムと
通信するインタフェースを提供する。
し、供給業者と顧客を識別し、製品在庫用の倉庫位置を
セットアップし、販売注文を受け取り、購入注文を発行
したときに出荷を追跡する。販売注文メカニズムは製品
在庫に関連するときに販売注文を追跡し、購入注文メカ
ニズムは外部の供給業者からストックを補給しなければ
ならない時期を判定し、購入注文を追跡するのに対し、
注文管理メカニズムは動作を監督し、それによってアプ
リケーション・プログラム・ユーザが他のメカニズムと
通信するインタフェースを提供する。
【００８３】ａ．販売注文処理 フレームワークから生成されるアプリケーション・プロ
グラムは、企業の製品注文処理システムを管理しやすく
し、企業の供給業者および顧客との業務取引を管理する
ためのものである。企業は、倉庫位置に保管される製品
から構成される所与の在庫を有し、製品顧客から販売製
品に関する注文を受け取り、ロジスティックス供給業者
を介して購入供給業者に対して購入製品の要求を発行す
るように定義される。
グラムは、企業の製品注文処理システムを管理しやすく
し、企業の供給業者および顧客との業務取引を管理する
ためのものである。企業は、倉庫位置に保管される製品
から構成される所与の在庫を有し、製品顧客から販売製
品に関する注文を受け取り、ロジスティックス供給業者
を介して購入供給業者に対して購入製品の要求を発行す
るように定義される。
【００８４】販売製品の注文は注文処理システムでは販
売注文オブジェクトとして維持されるが、このオブジェ
クトは、拡張フレームワーク・システムのユーザ・イン
タフェースを介してまたは図１２に示すＳＡ販売注文デ
ータ交換カテゴリを介して受け取った入力に応答して最
初に作成される。フレームワークの１つの特徴は、注文
が要求された顧客に対して販売注文が確認され、仕切り
状が生成され、このような顧客に対して送られることで
ある。確認および仕切り状と販売注文とのリンクは、図
１１に示すＳＡ販売注文カテゴリの責任である。
売注文オブジェクトとして維持されるが、このオブジェ
クトは、拡張フレームワーク・システムのユーザ・イン
タフェースを介してまたは図１２に示すＳＡ販売注文デ
ータ交換カテゴリを介して受け取った入力に応答して最
初に作成される。フレームワークの１つの特徴は、注文
が要求された顧客に対して販売注文が確認され、仕切り
状が生成され、このような顧客に対して送られることで
ある。確認および仕切り状と販売注文とのリンクは、図
１１に示すＳＡ販売注文カテゴリの責任である。
【００８５】図３０は、ＳＡ販売注文カテゴリおよびＳ
Ａ販売注文データ交換処理の流れ図である。流れ図ボッ
クス２０２が表す図示の第１のステップは、販売注文オ
ブジェクトを作成するためのものである。これは、アプ
リケーション・プログラム・ユーザがエンドユーザ・イ
ンタフェースを介して販売注文オブジェクトとインタフ
ェースで連結することによって開始することができる。
ユーザ・インタフェースにより販売注文オブジェクトが
作成されると、流れ図ボックス２０２が表す機能の一部
として、ユーザ・インタフェースを介して入力属性値が
入力される。
Ａ販売注文データ交換処理の流れ図である。流れ図ボッ
クス２０２が表す図示の第１のステップは、販売注文オ
ブジェクトを作成するためのものである。これは、アプ
リケーション・プログラム・ユーザがエンドユーザ・イ
ンタフェースを介して販売注文オブジェクトとインタフ
ェースで連結することによって開始することができる。
ユーザ・インタフェースにより販売注文オブジェクトが
作成されると、流れ図ボックス２０２が表す機能の一部
として、ユーザ・インタフェースを介して入力属性値が
入力される。
【００８６】あるいは、制御クラスである販売注文デー
タ交換管理者の制御下で、販売注文データ交換カテゴリ
の機能により外部ソースから受け取ったデータに基づい
て、販売注文オブジェクトを作成することができる。制
御クラスとは、注文を作成するための要求など、受け取
った情報に応答してコンピュータ・システム・アクショ
ンの開始を担当する。ＳＡ販売注文データ交換カテゴリ
の場合、販売注文データ交換管理者は、販売注文を作成
し、その状況を更新するために、潜在的に複数のソース
（オンライン・ユーザ、コンピュータ・メモリ、ネット
ワーク・データ・ファイルなど）からの入力の処理の監
督を担当する。販売注文データ交換管理者は、実際には
指定のアクションを実行しない可能性があるが、このよ
うなアクションの開始を担当することになるので、この
説明では、このようなアクションを実行するものとして
特徴付けられる。
タ交換管理者の制御下で、販売注文データ交換カテゴリ
の機能により外部ソースから受け取ったデータに基づい
て、販売注文オブジェクトを作成することができる。制
御クラスとは、注文を作成するための要求など、受け取
った情報に応答してコンピュータ・システム・アクショ
ンの開始を担当する。ＳＡ販売注文データ交換カテゴリ
の場合、販売注文データ交換管理者は、販売注文を作成
し、その状況を更新するために、潜在的に複数のソース
（オンライン・ユーザ、コンピュータ・メモリ、ネット
ワーク・データ・ファイルなど）からの入力の処理の監
督を担当する。販売注文データ交換管理者は、実際には
指定のアクションを実行しない可能性があるが、このよ
うなアクションの開始を担当することになるので、この
説明では、このようなアクションを実行するものとして
特徴付けられる。
【００８７】販売注文オブジェクトが販売注文データ交
換管理者によって作成された場合、次の処理は、管理者
が必須クラスのオブジェクトを作成し維持することであ
る。この処理は、流れ図ボックス２０４によって表され
る。このステップの処理は、販売注文が相場、インバウ
ンド・データ交換（外部データ・ソース）、前の仕切り
状、または前の販売注文に基づくものであるかどうかに
基づいて属性を選択する販売注文データ交換管理者を含
む。このような入力情報としては、顧客ＩＤ、製品番
号、注文数量、価格設定、注文宛先などのデータを含
む。
換管理者によって作成された場合、次の処理は、管理者
が必須クラスのオブジェクトを作成し維持することであ
る。この処理は、流れ図ボックス２０４によって表され
る。このステップの処理は、販売注文が相場、インバウ
ンド・データ交換（外部データ・ソース）、前の仕切り
状、または前の販売注文に基づくものであるかどうかに
基づいて属性を選択する販売注文データ交換管理者を含
む。このような入力情報としては、顧客ＩＤ、製品番
号、注文数量、価格設定、注文宛先などのデータを含
む。
【００８８】次の処理ステップでは、販売注文確認文書
管理者が販売注文確認オブジェクトを作成し、その結
果、ＣＢＯＦ共通業務オブジェクト・フレームワークに
より生成され、顧客に送られる確認文書が生成される。
この処理は、流れ図ボックス２０６によって表される。
最後のステップは、販売仕切り状管理者が、顧客に送ら
れる仕切り状オブジェクトを作成することである。この
処理は、流れ図ボックス２０８によって表される。次に
システムの処理は継続する。
管理者が販売注文確認オブジェクトを作成し、その結
果、ＣＢＯＦ共通業務オブジェクト・フレームワークに
より生成され、顧客に送られる確認文書が生成される。
この処理は、流れ図ボックス２０６によって表される。
最後のステップは、販売仕切り状管理者が、顧客に送ら
れる仕切り状オブジェクトを作成することである。この
処理は、流れ図ボックス２０８によって表される。次に
システムの処理は継続する。
【００８９】ｂ．販売契約処理 このフレームワークは、販売契約が製品の販売とその出
荷が進行中であることを暗示するという点で販売注文と
は異なる販売契約の追跡を可能にする。通常、販売契約
は、設定した期間にわたって設定した量の製品を供給す
るという合意（ならびに顧客がそれに対する支払に合意
すること）を伴う。このような契約は供給契約とも呼ば
れる。このような販売契約を満たす際に、場合によって
は価格調整（数量割引など）が許可される。このような
アクションは販売価格割引要求元の管轄である。販売契
約は、図１５に示すＳＡ販売契約カテゴリによってシス
テム内で管理され、図１６に示すＳＡ価格割引要求元カ
テゴリによって使用される。
荷が進行中であることを暗示するという点で販売注文と
は異なる販売契約の追跡を可能にする。通常、販売契約
は、設定した期間にわたって設定した量の製品を供給す
るという合意（ならびに顧客がそれに対する支払に合意
すること）を伴う。このような契約は供給契約とも呼ば
れる。このような販売契約を満たす際に、場合によって
は価格調整（数量割引など）が許可される。このような
アクションは販売価格割引要求元の管轄である。販売契
約は、図１５に示すＳＡ販売契約カテゴリによってシス
テム内で管理され、図１６に示すＳＡ価格割引要求元カ
テゴリによって使用される。
【００９０】図３１は、ＳＡ販売契約およびＳＡ販売価
格割引要求元処理の流れ図である。第１のステップは流
れ図ボックス２２０として示されているが、これは販売
契約がユーザ・アクションによって作成されることを示
している。図３０に関して前述したように、この処理
は、ユーザ・インタフェースを介してユーザによって開
始される。次のステップでは、販売契約分析管理者が分
析および推奨のために販売契約オブジェクトを選択す
る。この処理は、たとえば、顧客が販売契約によって要
求される定期購入が遅れていることを判定することを含
むことができる。この処理は、流れ図ボックス２２２に
よって表される。
格割引要求元処理の流れ図である。第１のステップは流
れ図ボックス２２０として示されているが、これは販売
契約がユーザ・アクションによって作成されることを示
している。図３０に関して前述したように、この処理
は、ユーザ・インタフェースを介してユーザによって開
始される。次のステップでは、販売契約分析管理者が分
析および推奨のために販売契約オブジェクトを選択す
る。この処理は、たとえば、顧客が販売契約によって要
求される定期購入が遅れていることを判定することを含
むことができる。この処理は、流れ図ボックス２２２に
よって表される。
【００９１】次の処理ステップでは、販売価格割引要求
元オブジェクトが、製品に関する販売価格検索者オブジ
ェクトからの情報に基づいて製品価格を決定する。この
処理は、流れ図ボックス２２４によって表される。流れ
図ボックス２２６が示す次の処理ステップでは、販売価
格割引要求元オブジェクトが、販売価格検索者オブジェ
クトからの情報に基づいて製品割引を決定する。流れ図
ボックス２２８は、次のステップが、販売価格割引要求
元オブジェクトが販売契約に関する情報に基づいて製品
に適用される価格または割引を決定することであること
を示している。最後に、流れ図ボックス２３０が示す最
後のステップでは、販売価格割引方針クラスが指定した
業務規則がある場合にそれに応じて、販売価格割引要求
元オブジェクトが価格と割引のどのような組合せを使用
するかを判定する。次にシステム内の処理は継続する。
元オブジェクトが、製品に関する販売価格検索者オブジ
ェクトからの情報に基づいて製品価格を決定する。この
処理は、流れ図ボックス２２４によって表される。流れ
図ボックス２２６が示す次の処理ステップでは、販売価
格割引要求元オブジェクトが、販売価格検索者オブジェ
クトからの情報に基づいて製品割引を決定する。流れ図
ボックス２２８は、次のステップが、販売価格割引要求
元オブジェクトが販売契約に関する情報に基づいて製品
に適用される価格または割引を決定することであること
を示している。最後に、流れ図ボックス２３０が示す最
後のステップでは、販売価格割引方針クラスが指定した
業務規則がある場合にそれに応じて、販売価格割引要求
元オブジェクトが価格と割引のどのような組合せを使用
するかを判定する。次にシステム内の処理は継続する。
【００９２】ｃ．購入注文処理 製品の購入注文は注文処理システムでは購入注文オブジ
ェクトとして維持されるが、このオブジェクトは、拡張
フレームワーク・システムのユーザ・インタフェースを
介して受け取った入力に応答して最初に作成される。購
入注文は、ＣＦからのビジネス・パートナー企業のプー
ルから選択できる購入供給業者からの製品に関するもの
である。購入注文は、購入注文ユーザ・インタフェース
により作成することができる。あるいは、このような注
文は、外部ソース（電子データ交換など）、前の購入注
文、または購入注文提案からの入力である複数のソース
に応答して、購入注文データ交換カテゴリによって作成
することができる。製品の価格は、図２７に示すＰＵ購
入価格割引要求元カテゴリによって決定される。
ェクトとして維持されるが、このオブジェクトは、拡張
フレームワーク・システムのユーザ・インタフェースを
介して受け取った入力に応答して最初に作成される。購
入注文は、ＣＦからのビジネス・パートナー企業のプー
ルから選択できる購入供給業者からの製品に関するもの
である。購入注文は、購入注文ユーザ・インタフェース
により作成することができる。あるいは、このような注
文は、外部ソース（電子データ交換など）、前の購入注
文、または購入注文提案からの入力である複数のソース
に応答して、購入注文データ交換カテゴリによって作成
することができる。製品の価格は、図２７に示すＰＵ購
入価格割引要求元カテゴリによって決定される。
【００９３】図３２は、ＰＵ購入注文データ交換カテゴ
リおよびＰＵ購入価格割引要求元カテゴリ処理の流れ図
である。流れ図ボックス２４０が表す図示の第１のステ
ップは、購入注文オブジェクトを作成する（または更新
する）ためのものである。上記のように、購入注文作成
は、外部ソース（電子データ交換など）、前の購入注
文、または購入注文提案に応答して行うことができる。
この処理は、購入注文データ交換管理者制御クラス・オ
ブジェクト（図２３）の制御下で行われる。ただし、購
入注文の作成または更新を開始するソースは関連する製
品および供給業者を指定するために十分な情報も提供す
ることに留意されたい。
リおよびＰＵ購入価格割引要求元カテゴリ処理の流れ図
である。流れ図ボックス２４０が表す図示の第１のステ
ップは、購入注文オブジェクトを作成する（または更新
する）ためのものである。上記のように、購入注文作成
は、外部ソース（電子データ交換など）、前の購入注
文、または購入注文提案に応答して行うことができる。
この処理は、購入注文データ交換管理者制御クラス・オ
ブジェクト（図２３）の制御下で行われる。ただし、購
入注文の作成または更新を開始するソースは関連する製
品および供給業者を指定するために十分な情報も提供す
ることに留意されたい。
【００９４】購入注文オブジェクトが作成された後、購
入価格割引要求元カテゴリは、製品に関する製品価格
と、適用可能であれば割引とを検索する。このカテゴリ
の処理は、購入価格割引要求元クラス（図２７）からの
オブジェクトの責任である。次のステップでは、購入価
格割引要求元オブジェクトが、供給契約検索者オブジェ
クトからの情報に基づいて、製品の購入に適用される適
用価格を入手する。このステップの処理は、流れ図ボッ
クス２４２によって表される。
入価格割引要求元カテゴリは、製品に関する製品価格
と、適用可能であれば割引とを検索する。このカテゴリ
の処理は、購入価格割引要求元クラス（図２７）からの
オブジェクトの責任である。次のステップでは、購入価
格割引要求元オブジェクトが、供給契約検索者オブジェ
クトからの情報に基づいて、製品の購入に適用される適
用価格を入手する。このステップの処理は、流れ図ボッ
クス２４２によって表される。
【００９５】次の処理ステップは、流れ図ボックス２４
４によって表され、購入価格割引要求元オブジェクトが
製品に適用される割引を決定することを伴う。次は、購
入価格割引要求元オブジェクトが、供給契約に基づいて
購入注文に適用される価格または割引を決定することで
ある。この処理ステップは、流れ図ボックス２４６によ
って表される。最後に、購入価格割引要求元オブジェク
トは、価格と割引の組合せに適用すべき業務規則に基づ
いて、購入注文に使用するための価格および割引を選択
する。この処理ステップは、流れ図ボックス２４８によ
って表される。次にシステムの処理は継続する。
４によって表され、購入価格割引要求元オブジェクトが
製品に適用される割引を決定することを伴う。次は、購
入価格割引要求元オブジェクトが、供給契約に基づいて
購入注文に適用される価格または割引を決定することで
ある。この処理ステップは、流れ図ボックス２４６によ
って表される。最後に、購入価格割引要求元オブジェク
トは、価格と割引の組合せに適用すべき業務規則に基づ
いて、購入注文に使用するための価格および割引を選択
する。この処理ステップは、流れ図ボックス２４８によ
って表される。次にシステムの処理は継続する。
【００９６】ｄ．供給契約処理 供給契約とは、企業が供給業者から一定の数量の製品を
購入することに合意した契約である。すなわち、本発明
のフレームワークから拡張されたアプリケーション・プ
ログラムのエンドユーザであり、その生産および注文処
理が管理される企業による製品の購入に関する義務が存
在する。供給契約状況の管理は、図２６に示すＰＵ供給
契約カテゴリの責任である。このカテゴリの処理は、図
３３の流れ図に示す。
購入することに合意した契約である。すなわち、本発明
のフレームワークから拡張されたアプリケーション・プ
ログラムのエンドユーザであり、その生産および注文処
理が管理される企業による製品の購入に関する義務が存
在する。供給契約状況の管理は、図２６に示すＰＵ供給
契約カテゴリの責任である。このカテゴリの処理は、図
３３の流れ図に示す。
【００９７】図３３の流れ図は、ＰＵ供給契約カテゴリ
処理がユーザ・インタフェースを介したユーザ・アクシ
ョンによる供給契約オブジェクトの作成から始まること
を示している。この処理は、流れ図ボックス２６０によ
って表される。次に、供給契約が作成された後、流れ図
ボックス２６２が示すように、選択管理者が１組の供給
契約オブジェクトを照会し、分析用の供給契約を１つ選
択する。流れ図ボックス２６４が表すように、供給契約
検索者オブジェクトは供給契約を検索する。次に供給契
約分析管理者オブジェクトは、企業が供給契約の条件を
遵守しているかどうかを判定するために分析を実行し、
アプリケーション・プログラム開発者によって定義され
たユーザ・インタフェースおよびＣＦインタフェースに
応じて報告を生成する。この処理ステップは、流れ図ボ
ックス２６６によって表される。次にシステム処理は継
続する。
処理がユーザ・インタフェースを介したユーザ・アクシ
ョンによる供給契約オブジェクトの作成から始まること
を示している。この処理は、流れ図ボックス２６０によ
って表される。次に、供給契約が作成された後、流れ図
ボックス２６２が示すように、選択管理者が１組の供給
契約オブジェクトを照会し、分析用の供給契約を１つ選
択する。流れ図ボックス２６４が表すように、供給契約
検索者オブジェクトは供給契約を検索する。次に供給契
約分析管理者オブジェクトは、企業が供給契約の条件を
遵守しているかどうかを判定するために分析を実行し、
アプリケーション・プログラム開発者によって定義され
たユーザ・インタフェースおよびＣＦインタフェースに
応じて報告を生成する。この処理ステップは、流れ図ボ
ックス２６６によって表される。次にシステム処理は継
続する。
【００９８】ｅ．相殺注文処理 相殺注文とは、企業が受け取ると直ちに顧客に返送され
る１つまたは複数の製品に関する注文である。したがっ
て、相殺注文は、供給注文（供給数量に関する企業の要
求）の作成を行わせ、供給注文にリンクされる販売注文
（顧客購入）である。このような相殺注文の処理は、図
２８に示すＰＵ相殺注文管理者カテゴリの責任である。
このカテゴリの処理は、図３４の流れ図に示す。
る１つまたは複数の製品に関する注文である。したがっ
て、相殺注文は、供給注文（供給数量に関する企業の要
求）の作成を行わせ、供給注文にリンクされる販売注文
（顧客購入）である。このような相殺注文の処理は、図
２８に示すＰＵ相殺注文管理者カテゴリの責任である。
このカテゴリの処理は、図３４の流れ図に示す。
【００９９】処理の第１のステップでは、販売注文メカ
ニズム（「６．ＳＡカテゴリ図」の項および図８〜１７
に記載する）により、顧客からの相殺要求に応答して相
殺要求詳細オブジェクトが作成される。より具体的に
は、上記の販売注文計画詳細クラスは、相殺要求詳細ク
ラス・オブジェクトの属性および挙動を指定する抽象基
本クラスである。この第１の処理ステップは、図３４の
流れ図ボックス２８０によって表される。相殺注文は、
購入注文（現在、在庫目録にない供給品を入手するた
め）またはストック移動（すでに在庫目録に含まれてい
る製品から供給品を入手するため）または作業単位（相
殺注文が供給品のキットのアセンブリを必要とする場合
に必要）によって満たされる。したがって、次の処理ス
テップでは、相殺注文管理者オブジェクトが、相殺注文
を満たすためにどのタイプの供給注文を使用すべきかを
判定するためにロジスティックス供給業者オブジェクト
を参照する。この処理ステップは、図３４の流れ図ボッ
クス２８２に示す。
ニズム（「６．ＳＡカテゴリ図」の項および図８〜１７
に記載する）により、顧客からの相殺要求に応答して相
殺要求詳細オブジェクトが作成される。より具体的に
は、上記の販売注文計画詳細クラスは、相殺要求詳細ク
ラス・オブジェクトの属性および挙動を指定する抽象基
本クラスである。この第１の処理ステップは、図３４の
流れ図ボックス２８０によって表される。相殺注文は、
購入注文（現在、在庫目録にない供給品を入手するた
め）またはストック移動（すでに在庫目録に含まれてい
る製品から供給品を入手するため）または作業単位（相
殺注文が供給品のキットのアセンブリを必要とする場合
に必要）によって満たされる。したがって、次の処理ス
テップでは、相殺注文管理者オブジェクトが、相殺注文
を満たすためにどのタイプの供給注文を使用すべきかを
判定するためにロジスティックス供給業者オブジェクト
を参照する。この処理ステップは、図３４の流れ図ボッ
クス２８２に示す。
【０１００】次の処理ステップでは、相殺注文管理者
が、相殺注文を満たすために必要な購入注文、ストック
移動、または作業単位の詳細を指定する相殺注文詳細オ
ブジェクトを作成する。この処理ステップは、図３４の
ボックス２８４によって表される。流れ図ボックス２８
６が表す図示の最後のステップでは、相殺注文管理者
は、相殺要求詳細を相殺注文詳細に関連付けるために相
殺要求リンク・オブジェクトを作成し、それにより、相
殺注文状況を追跡できるようにする。次にシステム処理
は継続する。
が、相殺注文を満たすために必要な購入注文、ストック
移動、または作業単位の詳細を指定する相殺注文詳細オ
ブジェクトを作成する。この処理ステップは、図３４の
ボックス２８４によって表される。流れ図ボックス２８
６が表す図示の最後のステップでは、相殺注文管理者
は、相殺要求詳細を相殺注文詳細に関連付けるために相
殺要求リンク・オブジェクトを作成し、それにより、相
殺注文状況を追跡できるようにする。次にシステム処理
は継続する。
【０１０１】本発明の利点 したがって、本発明のオブジェクト指向フレームワーク
の好ましい実施例は、受け取った注文を追跡し、それを
倉庫在庫目録と突き合わせる注文管理（ＯＭ）メカニズ
ムと、販売注文を処理する販売注文（ＳＡ）メカニズム
と、購入注文を処理する購入注文（ＰＵ）メカニズムと
を含む。ＯＭメカニズムは、フレームワーク・クラスと
会計機能を提供する基礎的な業務オブジェクトとの間の
主要インタフェースと、倉庫管理インタフェースとを提
供するＯＯＰクラスのカテゴリを含み、ＳＡメカニズム
とＰＵメカニズムは、受け取った販売注文と発行した購
入注文を追跡するＯＯＰクラスのカテゴリをそれぞれ含
む。
の好ましい実施例は、受け取った注文を追跡し、それを
倉庫在庫目録と突き合わせる注文管理（ＯＭ）メカニズ
ムと、販売注文を処理する販売注文（ＳＡ）メカニズム
と、購入注文を処理する購入注文（ＰＵ）メカニズムと
を含む。ＯＭメカニズムは、フレームワーク・クラスと
会計機能を提供する基礎的な業務オブジェクトとの間の
主要インタフェースと、倉庫管理インタフェースとを提
供するＯＯＰクラスのカテゴリを含み、ＳＡメカニズム
とＰＵメカニズムは、受け取った販売注文と発行した購
入注文を追跡するＯＯＰクラスのカテゴリをそれぞれ含
む。
【０１０２】本発明の理解を伝達できるように現在の好
ましい実施例に関して本発明を説明してきた。しかし、
ここに具体的に記載していないが、それによって本発明
が適用可能になるような、コンピュータ・システムおよ
びオブジェクト指向プログラミング・システム用の多く
の構成が存在する。したがって、本発明は、ここに記載
した特定の実施例に限定されるものと見なすべきではな
く、むしろ、本発明は一般にオブジェクト指向コンピュ
ータ・システムに関して広い適用性を有するものと理解
すべきである。したがって、請求の範囲に記載したすべ
ての修正態様、変更態様、または同等の構成は、本発明
の範囲に該当するものと見なすべきである。
ましい実施例に関して本発明を説明してきた。しかし、
ここに具体的に記載していないが、それによって本発明
が適用可能になるような、コンピュータ・システムおよ
びオブジェクト指向プログラミング・システム用の多く
の構成が存在する。したがって、本発明は、ここに記載
した特定の実施例に限定されるものと見なすべきではな
く、むしろ、本発明は一般にオブジェクト指向コンピュ
ータ・システムに関して広い適用性を有するものと理解
すべきである。したがって、請求の範囲に記載したすべ
ての修正態様、変更態様、または同等の構成は、本発明
の範囲に該当するものと見なすべきである。
【０１０３】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【０１０４】（１）中央演算処理装置と、ユーザ・イン
タフェースと、データ・オブジェクトによって指定され
る企業に関する拡張可能注文管理システムを提供するフ
レームワークを含むオブジェクト指向プログラミング環
境をサポートするオペレーティング・システムを有する
メイン・メモリと、を含むコンピュータ・データ処理シ
ステム。 （２）前記メイン・メモリが、１つまたは複数の販売注
文を識別する販売注文カテゴリの協調オブジェクトと、
１つまたは複数の購入注文を識別する購入注文カテゴリ
の協調オブジェクトとを含む販売注文メカニズムを含
む、上記（１）に記載のコンピュータ・データ処理シス
テム。 （３）各販売注文オブジェクトが、販売注文の対象であ
る製品を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識別
するオブジェクト・クラスを参照し、各購入注文オブジ
ェクトが、購入注文の対象である製品を識別し、該製品
に適用可能な価格と割引を識別するオブジェクト・クラ
スを参照する、上記（２）に記載のコンピュータ・デー
タ処理システム。 （４）前記販売注文メカニズムが、顧客による製品購入
に関する企業と顧客との間の契約を指定する販売契約ク
ラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契約を分析
する販売契約分析管理者クラス・オブジェクトをさらに
含む、上記（３）に記載のコンピュータ・データ処理シ
ステム。 （５）前記販売注文メカニズムが、販売契約製品価格と
割引を決定する販売価格割引要求元クラス・オブジェク
トをさらに含む、上記（４）に記載のコンピュータ・デ
ータ処理システム。 （６）購入注文メカニズムが、（ａ）製品の供給業者を
識別するロジスティックス供給業者クラス・オブジェク
トからの製品の購入に関する企業による契約を指定する
購入注文クラス・オブジェクトを分析し、（ｂ）製品に
関する購入注文の価格と割引を決定する購入価格割引要
求元クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（３）に
記載のコンピュータ・データ処理システム。 （７）前記購入注文メカニズムが、ロジスティックス供
給業者からの製品の購入に関して企業に義務を負わせる
企業とロジスティックス供給業者エンティティとの間の
供給契約を指定する供給契約クラス・オブジェクトに関
連する協調オブジェクトを維持する供給契約検索者クラ
ス・オブジェクトをさらに含む、上記（６）に記載のコ
ンピュータ・データ処理システム。 （８）前記購入注文メカニズムが、契約の不履行条件に
ついて供給契約に関する分析を実行する供給契約分析管
理者クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（７）に
記載のコンピュータ・データ処理システム。 （９）前記販売注文メカニズムが、相殺要求詳細が製品
に関する購入注文、現在、在庫目録に含まれる製品を識
別するストック移動クラス・オブジェクト、またはそこ
から製品がアセンブルされる在庫目録構成要素のグルー
プを指定する作業単位クラス・オブジェクトのいずれか
を指定するように、製品に関する相殺要求詳細クラス・
オブジェクトをまず生成することによって製品に関する
販売注文が満たされることを指定する販売注文計画詳細
クラス・オブジェクトをさらに含み、前記購入注文メカ
ニズムが、相殺注文を識別するデータを含む相殺注文詳
細クラス・オブジェクトを作成することによって、生成
した前記相殺要求詳細オブジェクトに応答する相殺注文
管理者クラス・オブジェクトを含む、上記（６）に記載
のコンピュータ・データ処理システム。 （１０）前記相殺注文管理者クラス・オブジェクトが、
前記相殺要求詳細クラス・オブジェクトの属性を指定す
る前記ロジスティックス供給業者クラス・オブジェクト
を参照する、上記（９）に記載のコンピュータ・データ
処理システム。 （１１）オブジェクト指向プログラミング環境をサポー
トし、オブジェクト・クラスを格納することができるメ
モリを含む、オペレーティング・システムを有するコン
ピュータ・システムで使用するためのオブジェクト指向
拡張可能注文管理システム・フレームワークであって、
１つまたは複数の販売注文を識別する販売注文カテゴリ
の協調オブジェクトと、１つまたは複数の購入注文を識
別する購入注文カテゴリの協調オブジェクトとを含む販
売注文メカニズムを含むフレームワーク。 （１２）各販売注文オブジェクトが、販売注文の対象で
ある製品を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識
別するオブジェクト・クラスを参照し、各購入注文オブ
ジェクトが、購入注文の対象である製品を識別し、該製
品に適用可能な価格と割引を識別するオブジェクト・ク
ラスを参照する、上記（１１）に記載のフレームワー
ク。 （１３）前記販売注文メカニズムが、顧客による製品購
入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販売契約
クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契約を分
析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（１２）に記載のフレームワーク。 （１４）前記販売注文メカニズムが、顧客による製品購
入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販売契約
クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契約を分
析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（１３）に記載のフレームワーク。 （１５）販売注文メカニズムが、販売契約製品価格と割
引を決定する販売価格割引要求元クラス・オブジェクト
をさらに含む、上記（１４）に記載のフレームワーク。 （１６）購入注文メカニズムが、（ａ）製品の供給業者
を識別するロジスティックス供給業者クラス・オブジェ
クトからの製品の購入に関する企業による契約を指定す
る購入注文クラス・オブジェクトを分析し、（ｂ）製品
に関する購入注文の価格と割引を決定する購入価格割引
要求元クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（１
２）に記載のフレームワーク。 （１７）前記購入注文メカニズムが、企業とロジスティ
ックス供給業者エンティティとの間の供給契約を指定す
る供給契約クラス・オブジェクトに関連するデータ構造
を維持する供給契約検索者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（１６）に記載のフレームワーク。 （１８）前記購入注文メカニズムが、契約の不履行条件
について供給契約に関する分析を実行する供給契約分析
管理者クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（１
７）に記載のフレームワーク。 （１９）前記販売注文メカニズムが、相殺要求詳細が製
品に関する購入注文、現在、在庫目録に含まれる製品を
識別するストック移動クラス・オブジェクト、またはそ
こから製品がアセンブルされる在庫目録構成要素のグル
ープを指定する作業単位クラス・オブジェクトのいずれ
かを指定するように、製品に関する相殺要求詳細クラス
・オブジェクトをまず生成することによって製品に関す
る販売注文が満たされることを指定する販売注文計画詳
細クラス・オブジェクトをさらに含み、前記購入注文メ
カニズムが、相殺注文を識別するデータを含む相殺注文
詳細クラス・オブジェクトを作成することによって、生
成した前記相殺要求詳細オブジェクトに応答する相殺注
文管理者クラス・オブジェクトを含む、上記（１２）に
記載のフレームワーク。 （２０）前記相殺注文管理者クラス・オブジェクトが、
前記相殺要求詳細クラス・オブジェクトの属性を指定す
る前記ロジスティックス供給業者クラス・オブジェクト
を参照する、上記（１９）に記載のフレームワーク。 （２１）オブジェクト指向プログラミング環境をサポー
トするオペレーティング・システムを有するコンピュー
タ・システムによって実行可能な機械可読命令を含むプ
ログラムを具体的に実施するプログラム製品データ記憶
装置であって、記録可能媒体と、前記記録可能媒体上に
記録され、１つまたは複数の販売注文を識別する販売注
文カテゴリの協調オブジェクトと、１つまたは複数の購
入注文を識別する購入注文カテゴリの協調オブジェクト
とを含む販売注文メカニズムを含むフレームワークと、
を含むプログラム製品。 （２２）各販売注文オブジェクトが、販売注文の対象で
ある製品を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識
別するオブジェクト・クラスを参照し、各購入注文オブ
ジェクトが、購入注文の対象である製品を識別し、該製
品に適用可能な価格と割引を識別するオブジェクト・ク
ラスを参照する、上記（２１）に記載のプログラム製
品。 （２３）前記販売注文メカニズムが、顧客による製品購
入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販売契約
クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契約を分
析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（２２）に記載のプログラム製品。 （２４）前記販売注文メカニズムが、顧客による製品購
入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販売契約
クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契約を分
析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（２３）に記載のプログラム製品。 （２５）販売注文メカニズムが、販売契約製品価格と割
引を決定する販売価格割引要求元クラス・オブジェクト
をさらに含む、上記（２４）に記載のプログラム製品。 （２６）購入注文メカニズムが、（ａ）製品の供給業者
を識別するロジスティックス供給業者クラス・オブジェ
クトからの製品の購入に関する企業による契約を指定す
る購入注文クラス・オブジェクトを分析し、（ｂ）製品
に関する購入注文の価格と割引を決定する購入価格割引
要求元クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（２
３）に記載のプログラム製品。 （２７）前記購入注文メカニズムが、企業とロジスティ
ックス供給業者エンティティとの間の供給契約を指定す
る供給契約クラス・オブジェクトに関連するデータ構造
を維持する供給契約検索者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（２６）に記載のプログラム製品。 （２８）前記購入注文メカニズムが、契約の不履行条件
について供給契約に関する分析を実行する供給契約分析
管理者クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（２
７）に記載のプログラム製品。 （２９）前記販売注文メカニズムが、相殺要求詳細が製
品に関する購入注文、現在、在庫目録に含まれる製品を
識別するストック移動クラス・オブジェクト、またはそ
こから製品がアセンブルされる在庫目録構成要素のグル
ープを指定する作業単位クラス・オブジェクトのいずれ
かを指定するように、製品に関する相殺要求詳細クラス
・オブジェクトをまず生成することによって製品に関す
る販売注文が満たされることを指定する販売注文計画詳
細クラス・オブジェクトをさらに含み、前記購入注文メ
カニズムが、相殺注文を識別するデータを含む相殺注文
詳細クラス・オブジェクトを作成することによって、生
成した前記相殺要求詳細オブジェクトに応答する相殺注
文管理者クラス・オブジェクトを含む、上記（２３）に
記載のプログラム製品。 （３０）前記相殺注文管理者クラス・オブジェクトが、
前記相殺要求詳細クラス・オブジェクトの属性を指定す
る前記ロジスティックス供給業者クラス・オブジェクト
を参照する、上記（２９）に記載のプログラム製品。 （３１）プログラム製品を分配する方法であって、第１
のコンピュータ・システムと第２のコンピュータ・シス
テムとの間の接続を確立するステップと、前記第１のコ
ンピュータ・システムから前記第２のコンピュータ・シ
ステムにプログラム製品を伝送するステップとを含み、
前記プログラム製品が、１つまたは複数の販売注文を識
別する販売注文カテゴリの協調オブジェクトと、１つま
たは複数の購入注文を識別する購入注文カテゴリの協調
オブジェクトとを含む販売注文メカニズムを含むオブジ
ェクト指向フレームワークを含む方法。 （３２）各販売注文オブジェクトが、販売注文の対象で
ある製品を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識
別するオブジェクト・クラスを参照し、各購入注文オブ
ジェクトが、購入注文の対象である製品を識別し、該製
品に適用可能な価格と割引を識別するオブジェクト・ク
ラスを参照する、上記（３１）に記載の方法。 （３３）前記販売注文メカニズムが、顧客による製品購
入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販売契約
クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契約を分
析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（３２）に記載の方法。 （３４）前記販売注文メカニズムが、販売契約製品価格
と割引を決定する販売価格割引要求元クラス・オブジェ
クトをさらに含む、上記（３２）に記載の方法。 （３５）購入注文メカニズムが、（ａ）製品の供給業者
を識別するロジスティックス供給業者クラス・オブジェ
クトからの製品の購入に関する企業による契約を指定す
る購入注文クラス・オブジェクトを分析し、（ｂ）製品
に関する購入注文の価格と割引を決定する購入価格割引
要求元クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（３
１）に記載の方法。 （３６）前記購入注文メカニズムが、企業とロジスティ
ックス供給業者エンティティとの間の供給契約を指定す
る供給契約クラス・オブジェクトに関連するデータ構造
を維持する供給契約検索者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（３５）に記載の方法。 （３７）前記購入注文メカニズムが、契約の不履行条件
について供給契約に関する分析を実行する供給契約分析
管理者クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（３
１）に記載の方法。 （３８）前記販売注文メカニズムが、相殺要求詳細が製
品に関する購入注文、現在、在庫目録に含まれる製品を
識別するストック移動クラス・オブジェクト、またはそ
こから製品がアセンブルされる在庫目録構成要素のグル
ープを指定する作業単位クラス・オブジェクトのいずれ
かを指定するように、製品に関する相殺要求詳細クラス
・オブジェクトをまず生成することによって製品に関す
る販売注文が満たされることを指定する販売注文計画詳
細クラス・オブジェクトをさらに含み、前記購入注文メ
カニズムが、相殺注文を識別するデータを含む相殺注文
詳細クラス・オブジェクトを作成することによって、生
成した前記相殺要求詳細オブジェクトに応答する相殺注
文管理者クラス・オブジェクトを含む、上記（３２）に
記載の方法。 （３９）前記相殺注文管理者クラス・オブジェクトが、
前記相殺要求詳細クラス・オブジェクトの属性を指定す
る前記ロジスティックス供給業者クラス・オブジェクト
を参照する、上記（３８）に記載の方法。 （４０）オブジェクト指向プログラミング環境をサポー
トするオペレーティング・システムを有するコンピュー
タ・システムによって実行可能な機械可読命令プログラ
ムを具体的に実施するプログラム製品データ記憶装置に
おいて、記録可能媒体と、前記記録可能媒体上に記録さ
れ、（ａ）製品に関して顧客のビジネス・パートナーか
ら企業が受け取った注文を識別するデータ構造を指定す
る注文抽象基本クラスを含む注文管理メカニズムと、
（ｂ）企業の顧客から受け取った１つまたは複数の販売
注文を識別するオブジェクト・クラスを含むデータ構造
の販売注文カテゴリを含む販売注文メカニズムであっ
て、参照したオブジェクトが販売注文の対象である製品
を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識別し、注
文クラスから抽象化されるように、各販売注文がオブジ
ェクト・クラスを参照する販売注文メカニズムと、
（ｃ）企業によって発行された１つまたは複数の購入注
文を識別するオブジェクト・クラスを含むデータ構造の
購入注文カテゴリを含む購入注文メカニズムであって、
参照したオブジェクトが購入注文の対象である製品を識
別し、該製品に適用可能な価格と割引を識別し、注文ク
ラスから抽象化されるように、各購入注文がオブジェク
ト・クラスを参照する購入注文メカニズムとを有するフ
レームワークとを含むプログラム製品。 （４１）前記注文管理メカニズムが、製品の供給または
購入に関する企業とビジネス・パートナーとの間の契約
を識別するデータ構造を指定する契約抽象基本クラスを
さらに含み、前記販売注文メカニズムが、顧客による製
品購入に関する企業と顧客との間の契約を識別する販売
契約クラス・オブジェクトを指定するデータ構造のＳＡ
販売契約カテゴリをさらに含み、前記購入注文メカニズ
ムが、ロジスティックス供給業者からの供給品の購入に
関して企業とロジスティックス供給業者クラス・オブジ
ェクトとの間の契約を識別する供給契約クラスのオブジ
ェクトを指定するデータ構造のＰＵ供給契約カテゴリを
さらに含む、上記（４０）に記載のプログラム製品。
タフェースと、データ・オブジェクトによって指定され
る企業に関する拡張可能注文管理システムを提供するフ
レームワークを含むオブジェクト指向プログラミング環
境をサポートするオペレーティング・システムを有する
メイン・メモリと、を含むコンピュータ・データ処理シ
ステム。 （２）前記メイン・メモリが、１つまたは複数の販売注
文を識別する販売注文カテゴリの協調オブジェクトと、
１つまたは複数の購入注文を識別する購入注文カテゴリ
の協調オブジェクトとを含む販売注文メカニズムを含
む、上記（１）に記載のコンピュータ・データ処理シス
テム。 （３）各販売注文オブジェクトが、販売注文の対象であ
る製品を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識別
するオブジェクト・クラスを参照し、各購入注文オブジ
ェクトが、購入注文の対象である製品を識別し、該製品
に適用可能な価格と割引を識別するオブジェクト・クラ
スを参照する、上記（２）に記載のコンピュータ・デー
タ処理システム。 （４）前記販売注文メカニズムが、顧客による製品購入
に関する企業と顧客との間の契約を指定する販売契約ク
ラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契約を分析
する販売契約分析管理者クラス・オブジェクトをさらに
含む、上記（３）に記載のコンピュータ・データ処理シ
ステム。 （５）前記販売注文メカニズムが、販売契約製品価格と
割引を決定する販売価格割引要求元クラス・オブジェク
トをさらに含む、上記（４）に記載のコンピュータ・デ
ータ処理システム。 （６）購入注文メカニズムが、（ａ）製品の供給業者を
識別するロジスティックス供給業者クラス・オブジェク
トからの製品の購入に関する企業による契約を指定する
購入注文クラス・オブジェクトを分析し、（ｂ）製品に
関する購入注文の価格と割引を決定する購入価格割引要
求元クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（３）に
記載のコンピュータ・データ処理システム。 （７）前記購入注文メカニズムが、ロジスティックス供
給業者からの製品の購入に関して企業に義務を負わせる
企業とロジスティックス供給業者エンティティとの間の
供給契約を指定する供給契約クラス・オブジェクトに関
連する協調オブジェクトを維持する供給契約検索者クラ
ス・オブジェクトをさらに含む、上記（６）に記載のコ
ンピュータ・データ処理システム。 （８）前記購入注文メカニズムが、契約の不履行条件に
ついて供給契約に関する分析を実行する供給契約分析管
理者クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（７）に
記載のコンピュータ・データ処理システム。 （９）前記販売注文メカニズムが、相殺要求詳細が製品
に関する購入注文、現在、在庫目録に含まれる製品を識
別するストック移動クラス・オブジェクト、またはそこ
から製品がアセンブルされる在庫目録構成要素のグルー
プを指定する作業単位クラス・オブジェクトのいずれか
を指定するように、製品に関する相殺要求詳細クラス・
オブジェクトをまず生成することによって製品に関する
販売注文が満たされることを指定する販売注文計画詳細
クラス・オブジェクトをさらに含み、前記購入注文メカ
ニズムが、相殺注文を識別するデータを含む相殺注文詳
細クラス・オブジェクトを作成することによって、生成
した前記相殺要求詳細オブジェクトに応答する相殺注文
管理者クラス・オブジェクトを含む、上記（６）に記載
のコンピュータ・データ処理システム。 （１０）前記相殺注文管理者クラス・オブジェクトが、
前記相殺要求詳細クラス・オブジェクトの属性を指定す
る前記ロジスティックス供給業者クラス・オブジェクト
を参照する、上記（９）に記載のコンピュータ・データ
処理システム。 （１１）オブジェクト指向プログラミング環境をサポー
トし、オブジェクト・クラスを格納することができるメ
モリを含む、オペレーティング・システムを有するコン
ピュータ・システムで使用するためのオブジェクト指向
拡張可能注文管理システム・フレームワークであって、
１つまたは複数の販売注文を識別する販売注文カテゴリ
の協調オブジェクトと、１つまたは複数の購入注文を識
別する購入注文カテゴリの協調オブジェクトとを含む販
売注文メカニズムを含むフレームワーク。 （１２）各販売注文オブジェクトが、販売注文の対象で
ある製品を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識
別するオブジェクト・クラスを参照し、各購入注文オブ
ジェクトが、購入注文の対象である製品を識別し、該製
品に適用可能な価格と割引を識別するオブジェクト・ク
ラスを参照する、上記（１１）に記載のフレームワー
ク。 （１３）前記販売注文メカニズムが、顧客による製品購
入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販売契約
クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契約を分
析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（１２）に記載のフレームワーク。 （１４）前記販売注文メカニズムが、顧客による製品購
入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販売契約
クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契約を分
析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（１３）に記載のフレームワーク。 （１５）販売注文メカニズムが、販売契約製品価格と割
引を決定する販売価格割引要求元クラス・オブジェクト
をさらに含む、上記（１４）に記載のフレームワーク。 （１６）購入注文メカニズムが、（ａ）製品の供給業者
を識別するロジスティックス供給業者クラス・オブジェ
クトからの製品の購入に関する企業による契約を指定す
る購入注文クラス・オブジェクトを分析し、（ｂ）製品
に関する購入注文の価格と割引を決定する購入価格割引
要求元クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（１
２）に記載のフレームワーク。 （１７）前記購入注文メカニズムが、企業とロジスティ
ックス供給業者エンティティとの間の供給契約を指定す
る供給契約クラス・オブジェクトに関連するデータ構造
を維持する供給契約検索者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（１６）に記載のフレームワーク。 （１８）前記購入注文メカニズムが、契約の不履行条件
について供給契約に関する分析を実行する供給契約分析
管理者クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（１
７）に記載のフレームワーク。 （１９）前記販売注文メカニズムが、相殺要求詳細が製
品に関する購入注文、現在、在庫目録に含まれる製品を
識別するストック移動クラス・オブジェクト、またはそ
こから製品がアセンブルされる在庫目録構成要素のグル
ープを指定する作業単位クラス・オブジェクトのいずれ
かを指定するように、製品に関する相殺要求詳細クラス
・オブジェクトをまず生成することによって製品に関す
る販売注文が満たされることを指定する販売注文計画詳
細クラス・オブジェクトをさらに含み、前記購入注文メ
カニズムが、相殺注文を識別するデータを含む相殺注文
詳細クラス・オブジェクトを作成することによって、生
成した前記相殺要求詳細オブジェクトに応答する相殺注
文管理者クラス・オブジェクトを含む、上記（１２）に
記載のフレームワーク。 （２０）前記相殺注文管理者クラス・オブジェクトが、
前記相殺要求詳細クラス・オブジェクトの属性を指定す
る前記ロジスティックス供給業者クラス・オブジェクト
を参照する、上記（１９）に記載のフレームワーク。 （２１）オブジェクト指向プログラミング環境をサポー
トするオペレーティング・システムを有するコンピュー
タ・システムによって実行可能な機械可読命令を含むプ
ログラムを具体的に実施するプログラム製品データ記憶
装置であって、記録可能媒体と、前記記録可能媒体上に
記録され、１つまたは複数の販売注文を識別する販売注
文カテゴリの協調オブジェクトと、１つまたは複数の購
入注文を識別する購入注文カテゴリの協調オブジェクト
とを含む販売注文メカニズムを含むフレームワークと、
を含むプログラム製品。 （２２）各販売注文オブジェクトが、販売注文の対象で
ある製品を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識
別するオブジェクト・クラスを参照し、各購入注文オブ
ジェクトが、購入注文の対象である製品を識別し、該製
品に適用可能な価格と割引を識別するオブジェクト・ク
ラスを参照する、上記（２１）に記載のプログラム製
品。 （２３）前記販売注文メカニズムが、顧客による製品購
入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販売契約
クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契約を分
析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（２２）に記載のプログラム製品。 （２４）前記販売注文メカニズムが、顧客による製品購
入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販売契約
クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契約を分
析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（２３）に記載のプログラム製品。 （２５）販売注文メカニズムが、販売契約製品価格と割
引を決定する販売価格割引要求元クラス・オブジェクト
をさらに含む、上記（２４）に記載のプログラム製品。 （２６）購入注文メカニズムが、（ａ）製品の供給業者
を識別するロジスティックス供給業者クラス・オブジェ
クトからの製品の購入に関する企業による契約を指定す
る購入注文クラス・オブジェクトを分析し、（ｂ）製品
に関する購入注文の価格と割引を決定する購入価格割引
要求元クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（２
３）に記載のプログラム製品。 （２７）前記購入注文メカニズムが、企業とロジスティ
ックス供給業者エンティティとの間の供給契約を指定す
る供給契約クラス・オブジェクトに関連するデータ構造
を維持する供給契約検索者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（２６）に記載のプログラム製品。 （２８）前記購入注文メカニズムが、契約の不履行条件
について供給契約に関する分析を実行する供給契約分析
管理者クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（２
７）に記載のプログラム製品。 （２９）前記販売注文メカニズムが、相殺要求詳細が製
品に関する購入注文、現在、在庫目録に含まれる製品を
識別するストック移動クラス・オブジェクト、またはそ
こから製品がアセンブルされる在庫目録構成要素のグル
ープを指定する作業単位クラス・オブジェクトのいずれ
かを指定するように、製品に関する相殺要求詳細クラス
・オブジェクトをまず生成することによって製品に関す
る販売注文が満たされることを指定する販売注文計画詳
細クラス・オブジェクトをさらに含み、前記購入注文メ
カニズムが、相殺注文を識別するデータを含む相殺注文
詳細クラス・オブジェクトを作成することによって、生
成した前記相殺要求詳細オブジェクトに応答する相殺注
文管理者クラス・オブジェクトを含む、上記（２３）に
記載のプログラム製品。 （３０）前記相殺注文管理者クラス・オブジェクトが、
前記相殺要求詳細クラス・オブジェクトの属性を指定す
る前記ロジスティックス供給業者クラス・オブジェクト
を参照する、上記（２９）に記載のプログラム製品。 （３１）プログラム製品を分配する方法であって、第１
のコンピュータ・システムと第２のコンピュータ・シス
テムとの間の接続を確立するステップと、前記第１のコ
ンピュータ・システムから前記第２のコンピュータ・シ
ステムにプログラム製品を伝送するステップとを含み、
前記プログラム製品が、１つまたは複数の販売注文を識
別する販売注文カテゴリの協調オブジェクトと、１つま
たは複数の購入注文を識別する購入注文カテゴリの協調
オブジェクトとを含む販売注文メカニズムを含むオブジ
ェクト指向フレームワークを含む方法。 （３２）各販売注文オブジェクトが、販売注文の対象で
ある製品を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識
別するオブジェクト・クラスを参照し、各購入注文オブ
ジェクトが、購入注文の対象である製品を識別し、該製
品に適用可能な価格と割引を識別するオブジェクト・ク
ラスを参照する、上記（３１）に記載の方法。 （３３）前記販売注文メカニズムが、顧客による製品購
入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販売契約
クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契約を分
析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（３２）に記載の方法。 （３４）前記販売注文メカニズムが、販売契約製品価格
と割引を決定する販売価格割引要求元クラス・オブジェ
クトをさらに含む、上記（３２）に記載の方法。 （３５）購入注文メカニズムが、（ａ）製品の供給業者
を識別するロジスティックス供給業者クラス・オブジェ
クトからの製品の購入に関する企業による契約を指定す
る購入注文クラス・オブジェクトを分析し、（ｂ）製品
に関する購入注文の価格と割引を決定する購入価格割引
要求元クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（３
１）に記載の方法。 （３６）前記購入注文メカニズムが、企業とロジスティ
ックス供給業者エンティティとの間の供給契約を指定す
る供給契約クラス・オブジェクトに関連するデータ構造
を維持する供給契約検索者クラス・オブジェクトをさら
に含む、上記（３５）に記載の方法。 （３７）前記購入注文メカニズムが、契約の不履行条件
について供給契約に関する分析を実行する供給契約分析
管理者クラス・オブジェクトをさらに含む、上記（３
１）に記載の方法。 （３８）前記販売注文メカニズムが、相殺要求詳細が製
品に関する購入注文、現在、在庫目録に含まれる製品を
識別するストック移動クラス・オブジェクト、またはそ
こから製品がアセンブルされる在庫目録構成要素のグル
ープを指定する作業単位クラス・オブジェクトのいずれ
かを指定するように、製品に関する相殺要求詳細クラス
・オブジェクトをまず生成することによって製品に関す
る販売注文が満たされることを指定する販売注文計画詳
細クラス・オブジェクトをさらに含み、前記購入注文メ
カニズムが、相殺注文を識別するデータを含む相殺注文
詳細クラス・オブジェクトを作成することによって、生
成した前記相殺要求詳細オブジェクトに応答する相殺注
文管理者クラス・オブジェクトを含む、上記（３２）に
記載の方法。 （３９）前記相殺注文管理者クラス・オブジェクトが、
前記相殺要求詳細クラス・オブジェクトの属性を指定す
る前記ロジスティックス供給業者クラス・オブジェクト
を参照する、上記（３８）に記載の方法。 （４０）オブジェクト指向プログラミング環境をサポー
トするオペレーティング・システムを有するコンピュー
タ・システムによって実行可能な機械可読命令プログラ
ムを具体的に実施するプログラム製品データ記憶装置に
おいて、記録可能媒体と、前記記録可能媒体上に記録さ
れ、（ａ）製品に関して顧客のビジネス・パートナーか
ら企業が受け取った注文を識別するデータ構造を指定す
る注文抽象基本クラスを含む注文管理メカニズムと、
（ｂ）企業の顧客から受け取った１つまたは複数の販売
注文を識別するオブジェクト・クラスを含むデータ構造
の販売注文カテゴリを含む販売注文メカニズムであっ
て、参照したオブジェクトが販売注文の対象である製品
を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識別し、注
文クラスから抽象化されるように、各販売注文がオブジ
ェクト・クラスを参照する販売注文メカニズムと、
（ｃ）企業によって発行された１つまたは複数の購入注
文を識別するオブジェクト・クラスを含むデータ構造の
購入注文カテゴリを含む購入注文メカニズムであって、
参照したオブジェクトが購入注文の対象である製品を識
別し、該製品に適用可能な価格と割引を識別し、注文ク
ラスから抽象化されるように、各購入注文がオブジェク
ト・クラスを参照する購入注文メカニズムとを有するフ
レームワークとを含むプログラム製品。 （４１）前記注文管理メカニズムが、製品の供給または
購入に関する企業とビジネス・パートナーとの間の契約
を識別するデータ構造を指定する契約抽象基本クラスを
さらに含み、前記販売注文メカニズムが、顧客による製
品購入に関する企業と顧客との間の契約を識別する販売
契約クラス・オブジェクトを指定するデータ構造のＳＡ
販売契約カテゴリをさらに含み、前記購入注文メカニズ
ムが、ロジスティックス供給業者からの供給品の購入に
関して企業とロジスティックス供給業者クラス・オブジ
ェクトとの間の契約を識別する供給契約クラスのオブジ
ェクトを指定するデータ構造のＰＵ供給契約カテゴリを
さらに含む、上記（４０）に記載のプログラム製品。
【図１】注文処理アプリケーション・プログラムを提供
するために本発明のフレームワークを使用するアプリケ
ーション開発プロセスの流れ図である。
するために本発明のフレームワークを使用するアプリケ
ーション開発プロセスの流れ図である。
【図２】本発明により構築されたコンピュータ・システ
ムのブロック図である。
ムのブロック図である。
【図３】図２のシステムで機能するフレームワークを表
す図であり、相俟って注文処理フレームワークを構成す
る注文管理（ＯＭ）メカニズムと、販売注文（ＳＡ）メ
カニズムと、購入注文（ＰＵ）メカニズムとを示し、注
文処理フレームワークが使用する関連の倉庫管理フレー
ムワークと共通業務オブジェクトも示す図である。
す図であり、相俟って注文処理フレームワークを構成す
る注文管理（ＯＭ）メカニズムと、販売注文（ＳＡ）メ
カニズムと、購入注文（ＰＵ）メカニズムとを示し、注
文処理フレームワークが使用する関連の倉庫管理フレー
ムワークと共通業務オブジェクトも示す図である。
【図４】図３に示すＯＭメカニズムのカテゴリ図であ
る。
る。
【図５】図４に示すＯＭ注文カテゴリのクラス図であ
り、注文クラスと関連クラスを示す図である。
り、注文クラスと関連クラスを示す図である。
【図６】図４に示すＯＭ注文データ交換カテゴリのクラ
ス図であり、注文データ交換管理者クラスと関連クラス
を示す図である。
ス図であり、注文データ交換管理者クラスと関連クラス
を示す図である。
【図７】図４に示すＯＭ契約カテゴリのカテゴリ図であ
り、契約クラスと関連クラスを示す図である。
り、契約クラスと関連クラスを示す図である。
【図８】図３に示すＳＡメカニズムのカテゴリ図であ
る。
る。
【図９】図８に示すＳＡ製品販売情報カテゴリのクラス
図である。
図である。
【図１０】図８に示すＳＡ流通顧客カテゴリのクラス図
であり、流通顧客クラスと関連クラスを示す図である。
であり、流通顧客クラスと関連クラスを示す図である。
【図１１】図８に示すＳＡ販売注文カテゴリのクラス図
であり、販売注文クラスと関連クラスを示す図である。
であり、販売注文クラスと関連クラスを示す図である。
【図１２】図８に示すＳＡ販売注文データ交換カテゴリ
のクラス図であり、販売注文データ交換管理者制御クラ
スと関連クラスを示す図である。
のクラス図であり、販売注文データ交換管理者制御クラ
スと関連クラスを示す図である。
【図１３】図８に示すＳＡ販売価格割引カテゴリのクラ
ス図であり、販売割引クラスと関連クラスを示す図であ
る。
ス図であり、販売割引クラスと関連クラスを示す図であ
る。
【図１４】図８に示すＳＡ販売価格割引グループ・カテ
ゴリのクラス図であり、製品販売割引グループ・クラ
ス、顧客販売割引グループ・クラス、関連クラスを示す
図である。
ゴリのクラス図であり、製品販売割引グループ・クラ
ス、顧客販売割引グループ・クラス、関連クラスを示す
図である。
【図１５】図８に示すＳＡ販売契約カテゴリのクラス図
であり、販売契約クラスと関連クラスを示す図である。
であり、販売契約クラスと関連クラスを示す図である。
【図１６】ＳＡ販売価格割引要求元カテゴリのクラス図
であり、販売価格割引要求元制御クラスと関連クラスを
示す図である。
であり、販売価格割引要求元制御クラスと関連クラスを
示す図である。
【図１７】ＳＡ相場カテゴリのクラス図であり、相場ク
ラスと関連クラスを示す図である。
ラスと関連クラスを示す図である。
【図１８】図３に示すＰＵメカニズムのカテゴリ図であ
る。
る。
【図１９】図１８に示すＰＵ購入供給業者メカニズムの
クラス図であり、購入供給業者クラスと関連クラスを示
す図である。
クラス図であり、購入供給業者クラスと関連クラスを示
す図である。
【図２０】図１８に示すＰＵ購入製品情報メカニズムの
クラス図であり、購入製品情報クラスと関連クラスを示
す図である。
クラス図であり、購入製品情報クラスと関連クラスを示
す図である。
【図２１】図１８に示すＰＵ購入注文カテゴリのクラス
図であり、購入注文クラスと関連クラスを示す図であ
る。
図であり、購入注文クラスと関連クラスを示す図であ
る。
【図２２】図１８に示すＰＵ購入注文出力カテゴリのク
ラス図であり、購入注文文書管理者制御クラスと関連ク
ラスを示す図である。
ラス図であり、購入注文文書管理者制御クラスと関連ク
ラスを示す図である。
【図２３】図１８に示すＰＵ購入注文データ交換カテゴ
リのクラス図であり、購入注文ＤＩクラスと関連クラス
を示す図である。
リのクラス図であり、購入注文ＤＩクラスと関連クラス
を示す図である。
【図２４】図１８に示すＰＵ購入価格割引カテゴリのク
ラス図であり、購入価格割引方針クラスと関連クラスを
示す図である。
ラス図であり、購入価格割引方針クラスと関連クラスを
示す図である。
【図２５】図１８に示すＰＵ購入価格割引グループ・カ
テゴリのクラス図であり、製品購入割引グループ・クラ
ス、供給業者購入割引グループ・クラス、関連クラスを
示す図である。
テゴリのクラス図であり、製品購入割引グループ・クラ
ス、供給業者購入割引グループ・クラス、関連クラスを
示す図である。
【図２６】図１８に示すＰＵ供給契約カテゴリのクラス
図であり、供給契約クラスと関連クラスを示す図であ
る。
図であり、供給契約クラスと関連クラスを示す図であ
る。
【図２７】図１８に示すＰＵ購入価格割引要求元カテゴ
リのクラス図であり、購入価格割引要求元クラスと関連
クラスを示す図である。
リのクラス図であり、購入価格割引要求元クラスと関連
クラスを示す図である。
【図２８】図１８に示すＰＵ相殺注文管理者カテゴリの
クラス図であり、相殺注文管理者制御クラスと関連クラ
スを示す図である。
クラス図であり、相殺注文管理者制御クラスと関連クラ
スを示す図である。
【図２９】図１８に示すＰＵ購入注文提案カテゴリのク
ラス図であり、購入注文提案クラスと関連クラスを示す
図である。
ラス図であり、購入注文提案クラスと関連クラスを示す
図である。
【図３０】図１１に示すＳＡ販売注文カテゴリと図１２
に示すＳＡ販売注文データ交換カテゴリによって行われ
る処理の流れ図である。
に示すＳＡ販売注文データ交換カテゴリによって行われ
る処理の流れ図である。
【図３１】図１５に示すＳＡ販売契約カテゴリと図１６
に示すＳＡ販売価格割引要求元カテゴリによって行われ
る処理の流れ図である。
に示すＳＡ販売価格割引要求元カテゴリによって行われ
る処理の流れ図である。
【図３２】図２３に示すＰＵ購入注文データ交換カテゴ
リと図２７に示すＰＵ購入価格割引要求元カテゴリによ
って行われる処理の流れ図である。
リと図２７に示すＰＵ購入価格割引要求元カテゴリによ
って行われる処理の流れ図である。
【図３３】図２６に示すＰＵ供給契約カテゴリによって
行われる処理の流れ図である。
行われる処理の流れ図である。
【図３４】図２８に示すＰＵ相殺注文カテゴリによって
行われる処理の流れ図である。
行われる処理の流れ図である。
３０ コンピュータ・システム ３２ 中央演算処理装置（ＣＰＵ） ３４ オペレータ／ディスプレイ・インタフェース ３６ システム・バス ３８ メイン・メモリ ４０ アプリケーション・プログラム ４２ オブジェクト ４４ データ ４６ オペレーティング・システム ４８ ＤＡＳＤインタフェース ５０ ＤＡＳＤ ５２ 機械可読記憶装置 ５４ ネットワーク・インタフェース ５６ 他のコンピュータ・システム ５８ ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルフ・クリスチャン・ベルイ ノルウェー エヌ1413 タルナセン グロ ンリヴェイエン ９ (72)発明者 キャスリン・アン・ボーラー アメリカ合衆国78727 テキサス州オース チン デル・ロブルズ・ロード 3711 (72)発明者 トマス・カール・アトス・ブラーネ スウェーデン エス118 21 ストックホ ルム ホーンスガータン 76 (72)発明者 トーレ・マグヌス・ダール スウェーデン エス112 54 ストックホ ルム フレダルスガータン ５ (72)発明者 トール・ミカエルソン ノルウェー エヌ0958 オスロ アメルヴ ェイエン64 (72)発明者 アンデルス・マグヌス・ニルソン ノルウェー エヌ1481 ハーガン チェン シリア47 (72)発明者 ヘルゲ・オデガールド ノルウェー エヌ2044 フログネル ルン デルクローケン ２ (72)発明者 トルビョーン・ハラルド・オステン・ペン ベック スウェーデン エス114 54 ストックホ ルム リンガータン 48ビー
Claims (41)
- 【請求項１】中央演算処理装置と、 ユーザ・インタフェースと、 データ・オブジェクトによって指定される企業に関する
拡張可能注文管理システムを提供するフレームワークを
含むオブジェクト指向プログラミング環境をサポートす
るオペレーティング・システムを有するメイン・メモリ
と、 を含むコンピュータ・データ処理システム。 - 【請求項２】前記メイン・メモリが、１つまたは複数の
販売注文を識別する販売注文カテゴリの協調オブジェク
トと、１つまたは複数の購入注文を識別する購入注文カ
テゴリの協調オブジェクトとを含む販売注文メカニズム
を含む、請求項１に記載のコンピュータ・データ処理シ
ステム。 - 【請求項３】各販売注文オブジェクトが、販売注文の対
象である製品を識別し、該製品に適用可能な価格と割引
を識別するオブジェクト・クラスを参照し、 各購入注文オブジェクトが、購入注文の対象である製品
を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識別するオ
ブジェクト・クラスを参照する、請求項２に記載のコン
ピュータ・データ処理システム。 - 【請求項４】前記販売注文メカニズムが、顧客による製
品購入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販売
契約クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契約
を分析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクトを
さらに含む、請求項３に記載のコンピュータ・データ処
理システム。 - 【請求項５】前記販売注文メカニズムが、販売契約製品
価格と割引を決定する販売価格割引要求元クラス・オブ
ジェクトをさらに含む、請求項４に記載のコンピュータ
・データ処理システム。 - 【請求項６】購入注文メカニズムが、 （ａ）製品の供給業者を識別するロジスティックス供給
業者クラス・オブジェクトからの製品の購入に関する企
業による契約を指定する購入注文クラス・オブジェクト
を分析し、 （ｂ）製品に関する購入注文の価格と割引を決定する購
入価格割引要求元クラス・オブジェクトをさらに含む、
請求項３に記載のコンピュータ・データ処理システム。 - 【請求項７】前記購入注文メカニズムが、ロジスティッ
クス供給業者からの製品の購入に関して企業に義務を負
わせる企業とロジスティックス供給業者エンティティと
の間の供給契約を指定する供給契約クラス・オブジェク
トに関連する協調オブジェクトを維持する供給契約検索
者クラス・オブジェクトをさらに含む、請求項６に記載
のコンピュータ・データ処理システム。 - 【請求項８】前記購入注文メカニズムが、契約の不履行
条件について供給契約に関する分析を実行する供給契約
分析管理者クラス・オブジェクトをさらに含む、請求項
７に記載のコンピュータ・データ処理システム。 - 【請求項９】前記販売注文メカニズムが、相殺要求詳細
が製品に関する購入注文、現在、在庫目録に含まれる製
品を識別するストック移動クラス・オブジェクト、また
はそこから製品がアセンブルされる在庫目録構成要素の
グループを指定する作業単位クラス・オブジェクトのい
ずれかを指定するように、製品に関する相殺要求詳細ク
ラス・オブジェクトをまず生成することによって製品に
関する販売注文が満たされることを指定する販売注文計
画詳細クラス・オブジェクトをさらに含み、 前記購入注文メカニズムが、相殺注文を識別するデータ
を含む相殺注文詳細クラス・オブジェクトを作成するこ
とによって、生成した前記相殺要求詳細オブジェクトに
応答する相殺注文管理者クラス・オブジェクトを含む、
請求項６に記載のコンピュータ・データ処理システム。 - 【請求項１０】前記相殺注文管理者クラス・オブジェク
トが、前記相殺要求詳細クラス・オブジェクトの属性を
指定する前記ロジスティックス供給業者クラス・オブジ
ェクトを参照する、請求項９に記載のコンピュータ・デ
ータ処理システム。 - 【請求項１１】オブジェクト指向プログラミング環境を
サポートし、オブジェクト・クラスを格納することがで
きるメモリを含む、オペレーティング・システムを有す
るコンピュータ・システムで使用するためのオブジェク
ト指向拡張可能注文管理システム・フレームワークであ
って、１つまたは複数の販売注文を識別する販売注文カ
テゴリの協調オブジェクトと、１つまたは複数の購入注
文を識別する購入注文カテゴリの協調オブジェクトとを
含む販売注文メカニズムを含むフレームワーク。 - 【請求項１２】各販売注文オブジェクトが、販売注文の
対象である製品を識別し、該製品に適用可能な価格と割
引を識別するオブジェクト・クラスを参照し、 各購入注文オブジェクトが、購入注文の対象である製品
を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識別するオ
ブジェクト・クラスを参照する、請求項１１に記載のフ
レームワーク。 - 【請求項１３】前記販売注文メカニズムが、顧客による
製品購入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販
売契約クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契
約を分析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクト
をさらに含む、請求項１２に記載のフレームワーク。 - 【請求項１４】前記販売注文メカニズムが、顧客による
製品購入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販
売契約クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契
約を分析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクト
をさらに含む、請求項１３に記載のフレームワーク。 - 【請求項１５】販売注文メカニズムが、販売契約製品価
格と割引を決定する販売価格割引要求元クラス・オブジ
ェクトをさらに含む、請求項１４に記載のフレームワー
ク。 - 【請求項１６】購入注文メカニズムが、 （ａ）製品の供給業者を識別するロジスティックス供給
業者クラス・オブジェクトからの製品の購入に関する企
業による契約を指定する購入注文クラス・オブジェクト
を分析し、 （ｂ）製品に関する購入注文の価格と割引を決定する購
入価格割引要求元クラス・オブジェクトをさらに含む、
請求項１２に記載のフレームワーク。 - 【請求項１７】前記購入注文メカニズムが、企業とロジ
スティックス供給業者エンティティとの間の供給契約を
指定する供給契約クラス・オブジェクトに関連するデー
タ構造を維持する供給契約検索者クラス・オブジェクト
をさらに含む、請求項１６に記載のフレームワーク。 - 【請求項１８】前記購入注文メカニズムが、契約の不履
行条件について供給契約に関する分析を実行する供給契
約分析管理者クラス・オブジェクトをさらに含む、請求
項１７に記載のフレームワーク。 - 【請求項１９】前記販売注文メカニズムが、相殺要求詳
細が製品に関する購入注文、現在、在庫目録に含まれる
製品を識別するストック移動クラス・オブジェクト、ま
たはそこから製品がアセンブルされる在庫目録構成要素
のグループを指定する作業単位クラス・オブジェクトの
いずれかを指定するように、製品に関する相殺要求詳細
クラス・オブジェクトをまず生成することによって製品
に関する販売注文が満たされることを指定する販売注文
計画詳細クラス・オブジェクトをさらに含み、 前記購入注文メカニズムが、相殺注文を識別するデータ
を含む相殺注文詳細クラス・オブジェクトを作成するこ
とによって、生成した前記相殺要求詳細オブジェクトに
応答する相殺注文管理者クラス・オブジェクトを含む、
請求項１２に記載のフレームワーク。 - 【請求項２０】前記相殺注文管理者クラス・オブジェク
トが、前記相殺要求詳細クラス・オブジェクトの属性を
指定する前記ロジスティックス供給業者クラス・オブジ
ェクトを参照する、請求項１９に記載のフレームワー
ク。 - 【請求項２１】オブジェクト指向プログラミング環境を
サポートするオペレーティング・システムを有するコン
ピュータ・システムによって実行可能な機械可読命令を
含むプログラムを具体的に実施するプログラム製品デー
タ記憶装置であって、 記録可能媒体と、 前記記録可能媒体上に記録され、１つまたは複数の販売
注文を識別する販売注文カテゴリの協調オブジェクト
と、１つまたは複数の購入注文を識別する購入注文カテ
ゴリの協調オブジェクトとを含む販売注文メカニズムを
含むフレームワークと、 を含むプログラム製品。 - 【請求項２２】各販売注文オブジェクトが、販売注文の
対象である製品を識別し、該製品に適用可能な価格と割
引を識別するオブジェクト・クラスを参照し、 各購入注文オブジェクトが、購入注文の対象である製品
を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識別するオ
ブジェクト・クラスを参照する、請求項２１に記載のプ
ログラム製品。2 - 【請求項２３】前記販売注文メカニズムが、顧客による
製品購入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販
売契約クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契
約を分析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクト
をさらに含む、請求項２２に記載のプログラム製品。 - 【請求項２４】前記販売注文メカニズムが、顧客による
製品購入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販
売契約クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契
約を分析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクト
をさらに含む、請求項２３に記載のプログラム製品。 - 【請求項２５】販売注文メカニズムが、販売契約製品価
格と割引を決定する販売価格割引要求元クラス・オブジ
ェクトをさらに含む、請求項２４に記載のプログラム製
品。 - 【請求項２６】購入注文メカニズムが、 （ａ）製品の供給業者を識別するロジスティックス供給
業者クラス・オブジェクトからの製品の購入に関する企
業による契約を指定する購入注文クラス・オブジェクト
を分析し、 （ｂ）製品に関する購入注文の価格と割引を決定する購
入価格割引要求元クラス・オブジェクトをさらに含む、
請求項２３に記載のプログラム製品。 - 【請求項２７】前記購入注文メカニズムが、企業とロジ
スティックス供給業者エンティティとの間の供給契約を
指定する供給契約クラス・オブジェクトに関連するデー
タ構造を維持する供給契約検索者クラス・オブジェクト
をさらに含む、請求項２６に記載のプログラム製品。 - 【請求項２８】前記購入注文メカニズムが、契約の不履
行条件について供給契約に関する分析を実行する供給契
約分析管理者クラス・オブジェクトをさらに含む、請求
項２７に記載のプログラム製品。 - 【請求項２９】前記販売注文メカニズムが、相殺要求詳
細が製品に関する購入注文、現在、在庫目録に含まれる
製品を識別するストック移動クラス・オブジェクト、ま
たはそこから製品がアセンブルされる在庫目録構成要素
のグループを指定する作業単位クラス・オブジェクトの
いずれかを指定するように、製品に関する相殺要求詳細
クラス・オブジェクトをまず生成することによって製品
に関する販売注文が満たされることを指定する販売注文
計画詳細クラス・オブジェクトをさらに含み、 前記購入注文メカニズムが、相殺注文を識別するデータ
を含む相殺注文詳細クラス・オブジェクトを作成するこ
とによって、生成した前記相殺要求詳細オブジェクトに
応答する相殺注文管理者クラス・オブジェクトを含む、
請求項２３に記載のプログラム製品。 - 【請求項３０】前記相殺注文管理者クラス・オブジェク
トが、前記相殺要求詳細クラス・オブジェクトの属性を
指定する前記ロジスティックス供給業者クラス・オブジ
ェクトを参照する、請求項２９に記載のプログラム製
品。 - 【請求項３１】プログラム製品を分配する方法であっ
て、 第１のコンピュータ・システムと第２のコンピュータ・
システムとの間の接続を確立するステップと、 前記第１のコンピュータ・システムから前記第２のコン
ピュータ・システムにプログラム製品を伝送するステッ
プとを含み、前記プログラム製品が、 １つまたは複数の販売注文を識別する販売注文カテゴリ
の協調オブジェクトと、 １つまたは複数の購入注文を識別する購入注文カテゴリ
の協調オブジェクトとを含む販売注文メカニズムを含む
オブジェクト指向フレームワークを含む方法。 - 【請求項３２】各販売注文オブジェクトが、販売注文の
対象である製品を識別し、該製品に適用可能な価格と割
引を識別するオブジェクト・クラスを参照し、 各購入注文オブジェクトが、購入注文の対象である製品
を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識別するオ
ブジェクト・クラスを参照する、請求項３１に記載の方
法。 - 【請求項３３】前記販売注文メカニズムが、顧客による
製品購入に関する企業と顧客との間の契約を指定する販
売契約クラス・オブジェクトを選択し、選択した販売契
約を分析する販売契約分析管理者クラス・オブジェクト
をさらに含む、請求項３２に記載の方法。 - 【請求項３４】前記販売注文メカニズムが、販売契約製
品価格と割引を決定する販売価格割引要求元クラス・オ
ブジェクトをさらに含む、請求項３２に記載の方法。 - 【請求項３５】購入注文メカニズムが、 （ａ）製品の供給業者を識別するロジスティックス供給
業者クラス・オブジェクトからの製品の購入に関する企
業による契約を指定する購入注文クラス・オブジェクト
を分析し、 （ｂ）製品に関する購入注文の価格と割引を決定する購
入価格割引要求元クラス・オブジェクトをさらに含む、
請求項３１に記載の方法。 - 【請求項３６】前記購入注文メカニズムが、企業とロジ
スティックス供給業者エンティティとの間の供給契約を
指定する供給契約クラス・オブジェクトに関連するデー
タ構造を維持する供給契約検索者クラス・オブジェクト
をさらに含む、請求項３５に記載の方法。 - 【請求項３７】前記購入注文メカニズムが、契約の不履
行条件について供給契約に関する分析を実行する供給契
約分析管理者クラス・オブジェクトをさらに含む、請求
項３１に記載の方法。 - 【請求項３８】前記販売注文メカニズムが、相殺要求詳
細が製品に関する購入注文、現在、在庫目録に含まれる
製品を識別するストック移動クラス・オブジェクト、ま
たはそこから製品がアセンブルされる在庫目録構成要素
のグループを指定する作業単位クラス・オブジェクトの
いずれかを指定するように、製品に関する相殺要求詳細
クラス・オブジェクトをまず生成することによって製品
に関する販売注文が満たされることを指定する販売注文
計画詳細クラス・オブジェクトをさらに含み、 前記購入注文メカニズムが、相殺注文を識別するデータ
を含む相殺注文詳細クラス・オブジェクトを作成するこ
とによって、生成した前記相殺要求詳細オブジェクトに
応答する相殺注文管理者クラス・オブジェクトを含む、
請求項３２に記載の方法。 - 【請求項３９】前記相殺注文管理者クラス・オブジェク
トが、前記相殺要求詳細クラス・オブジェクトの属性を
指定する前記ロジスティックス供給業者クラス・オブジ
ェクトを参照する、請求項３８に記載の方法。 - 【請求項４０】オブジェクト指向プログラミング環境を
サポートするオペレーティング・システムを有するコン
ピュータ・システムによって実行可能な機械可読命令を
含むプログラムを具体的に実施するプログラム製品デー
タ記憶装置において、 記録可能媒体と、 前記記録可能媒体上に記録され、 （ａ）製品に関して顧客のビジネス・パートナーから企
業が受け取った注文を識別するデータ構造を指定する注
文抽象基本クラスを含む注文管理メカニズムと、 （ｂ）企業の顧客から受け取った１つまたは複数の販売
注文を識別するオブジェクト・クラスを含むデータ構造
の販売注文カテゴリを含む販売注文メカニズムであっ
て、参照したオブジェクトが販売注文の対象である製品
を識別し、該製品に適用可能な価格と割引を識別し、注
文クラスから抽象化されるように、各販売注文がオブジ
ェクト・クラスを参照する販売注文メカニズムと、 （ｃ）企業によって発行された１つまたは複数の購入注
文を識別するオブジェクト・クラスを含むデータ構造の
購入注文カテゴリを含む購入注文メカニズムであって、
参照したオブジェクトが購入注文の対象である製品を識
別し、該製品に適用可能な価格と割引を識別し、注文ク
ラスから抽象化されるように、各購入注文がオブジェク
ト・クラスを参照する購入注文メカニズムとを有するフ
レームワークとを含むプログラム製品。 - 【請求項４１】前記注文管理メカニズムが、製品の供給
または購入に関する企業とビジネス・パートナーとの間
の契約を識別するデータ構造を指定する契約抽象基本ク
ラスをさらに含み、 前記販売注文メカニズムが、顧客による製品購入に関す
る企業と顧客との間の契約を識別する販売契約クラス・
オブジェクトを指定するデータ構造のＳＡ販売契約カテ
ゴリをさらに含み、 前記購入注文メカニズムが、ロジスティックス供給業者
からの供給品の購入に関して企業とロジスティックス供
給業者クラス・オブジェクトとの間の契約を識別する供
給契約クラスのオブジェクトを指定するデータ構造のＰ
Ｕ供給契約カテゴリをさらに含む、請求項４０に記載の
プログラム製品。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/828934 | 1997-03-28 | ||
| US08/828,934 US5987423A (en) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | Object oriented technology framework for order processing |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002037767A Division JP2002323975A (ja) | 1997-03-28 | 2002-02-15 | コンピュータ・データ処理システム及び方法 |
Publications (1)
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