JPH10276187A - 認証システムにおける公開鍵証明証管理方法 - Google Patents
認証システムにおける公開鍵証明証管理方法Info
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- JPH10276187A JPH10276187A JP9080784A JP8078497A JPH10276187A JP H10276187 A JPH10276187 A JP H10276187A JP 9080784 A JP9080784 A JP 9080784A JP 8078497 A JP8078497 A JP 8078497A JP H10276187 A JPH10276187 A JP H10276187A
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Abstract
状態の公開鍵証明証を簡単かつ適確に探索し得る認証シ
ステムにおける公開鍵証明証管理方法を提供する。 【解決手段】 公開鍵証明証格納域8から無効化処理ま
たは有効期限切れ対象の公開鍵証明証を読み出し、この
公開鍵証明証にその利用者名、公開鍵証明証番号、有効
期限切れ日を付加し、これらの情報を付加された公開鍵
証明証を2次記憶媒体12に格納するとともに、該公開
鍵証明証が無効化処理で読み出された場合には、該公開
鍵証明証に関する情報を無効化リスト10に登録し、該
公開鍵証明証が有効期限切れ対象として読み出された場
合には、該公開鍵証明証を公開鍵証明証格納域8から削
除するとともに、無効化リスト10に登録されている場
合には、該無効化リスト10に登録されている該公開鍵
証明証に関する情報も削除する。
Description
利用される公開鍵の正当性を証明する認証システムにお
いて管理している公開鍵証明証の有効期限を通知する認
証システムにおける公開鍵証明証管理方法に関するもの
である。
タ交換(EDI:Electronic Data Interchange )や電
子商取引(EC:Electronic Commerce )を実現する際
には、盗聴/なりすまし/改ざん/送信否認などの脅威
が想定される。そのため、これら脅威からシステムを防
御するために、一般的に暗号通信やディジタル署名通信
が用いられる。この暗号方式は、例えば参考文献「Diff
ie,W.and Helman,M.:New Directions in Cryptograph
y,IEEE Trans.Inf.Theory,IT-22,6 pp.644-654,1976」
で発表されており、世の中で広く知られるところとなっ
ている。
く公開しておく公開鍵と、自分のみが知り得る秘密鍵の
2種類の鍵を用いて通信が行われる。ここで、公開鍵を
単に周知するだけでは他人を装って周知する「なりすま
し」と呼ばれる脅威が考えられることから、公開鍵の正
当な持ち主であることを証明する第三者機関が必要であ
り、それが認証局(CA:Certification Authority)と
呼ばれるものである。
ュータネットワーク上で取引関係にある企業間での取引
を電子交換する電子データ交換やコンピュータネットワ
ーク上で情報を伝達、処理し電子決済等の商取引を行う
電子商取引を実現する際に、送信データの秘匿性や改ざ
ん防止の目的で利用される公開鍵暗号方式に関して、そ
の公開鍵証明証を発行/管理するシステムである。すな
わち、認証システムは、日本の実社会で、実印の持ち主
を証明する印鑑証明書を役所が発行するのと同様に、デ
ィジタル通信の世界で、公開鍵の持ち主を証明する公開
鍵証明証を発行する機能を持ったシステムであるという
ことができる。
4つが知られている。
公開鍵に対して、公開鍵証明証を作成/登録/発行す
る。
理している公開鍵証明証を利用者から参照可能とする。
無効化し、無効化リストに掲載する。
た公開鍵証明証の一覧を利用者から参照可能とする。
暗号アルゴリズムにより既に提供されている一般的な手
段を用いて構築可能であり、申請時に申請書を用いた依
頼を行うこと、認証システムと利用者の間ではディジタ
ル署名通信を行うこと、公開鍵証明証や無効化リストを
ディレクトリやデータベースに管理しておくこと、など
の基本的な構成方式についても、既に一般的方法である
と認知されている。
は、「無効化」と「有効期限切れ」という2つの有効性
失効事象が考えられる。ところが、無効化時には、無効
化リストに公開鍵証明証をポイントする情報(番号や利
用者名)を掲載することは知られているが、公開鍵証明
証自身をどう扱うかについては一般化されていない。更
に、有効期限切れ時の公開鍵証明証の扱いは全く規定さ
れていない。従って、最も標準的な方法として考えられ
るのが、次の2つの方法である。なお、以下では、無効
化や有効期限切れを総称して、「失効」と呼ぶことにす
る。
元々管理していたディレクトリやデータベース内に保持
したままとする。
管理していたディレクトリやデータベースから削除す
る。
のような問題がある。
することは、ディレクトリやデータベースの格納域を圧
迫し、遂には管理できる情報量の限界を迎える危険があ
る。
ものか否かを簡潔に判別できる情報が入っていない。従
って、失効した公開鍵証明証が有効な公開鍵証明証と同
じ箇所に混在して格納されていると、有効性を判別する
ために利用者側で無効化リストと対比したり、有効期限
と現日時を比較したりするような負担の大きい処理をし
なければならない。
った公開鍵証明証を確認したい場合が発生する。それ
は、利用者名とある特定の日や期間を与えて、その時に
有効であった公開鍵証明証を見つけ出したいという要求
が最も多いと想定される。ところが、一般に公開鍵証明
証は有効期限をキーとして管理されていないので、この
探索を実施するのに多大な時間を要する。
がある。
った公開鍵証明証を確認したいという要求に対応できな
い。
効期限を迎えていないものがある。これらについては、
公開鍵証明証の参照に対応できる必要があるが、削除さ
れていては対応できない。
その目的とするところは、格納域の圧迫を低減し得ると
ともに、種々の状態の公開鍵証明証を簡単かつ適確に探
索し得る認証システムにおける公開鍵証明証管理方法を
提供することにある。
め、請求項1記載の本発明は、公開鍵証明証を格納管理
している公開鍵証明証格納域から無効化処理または有効
期限切れ対象の公開鍵証明証を読み出し、この読み出し
た公開鍵証明証に該公開鍵証明証の利用者名、公開鍵証
明証番号、有効期限切れ日を付加し、この利用者名、公
開鍵証明証番号、有効期限切れ日を付加された公開鍵証
明証を2次記憶媒体に格納し、前記読み出し処理におい
て前記公開鍵証明証が無効化処理で読み出された場合に
は、該公開鍵証明証に関する情報を無効化リストに登録
し、前記読み出し処理において前記公開鍵証明証が有効
期限切れ対象として読み出された場合には、該公開鍵証
明証を前記公開鍵証明証格納域から削除するとともに、
該公開鍵証明証が無効化リストに登録されている場合に
は、該無効化リストに登録されている該公開鍵証明証に
関する情報も削除すること要旨とする。
証明証格納域から無効化処理または有効期限切れ対象の
公開鍵証明証を読み出し、この公開鍵証明証にその利用
者名、公開鍵証明証番号、有効期限切れ日を付加し、こ
れらの情報を付加された公開鍵証明証を2次記憶媒体に
格納するとともに、該公開鍵証明証が無効化処理で読み
出された場合には、該公開鍵証明証に関する情報を無効
化リストに登録し、該公開鍵証明証が有効期限切れ対象
として読み出された場合には、該公開鍵証明証を公開鍵
証明証格納域から削除するとともに、無効化リストに登
録されている場合には、該無効化リストに登録されてい
る該公開鍵証明証に関する情報も削除する。
の形態について説明する。
ステムにおける公開鍵証明証管理方法を実施する認証シ
ステム内の公開鍵証明証管理装置の構成をブロック図で
示すとともに、該構成に対応して処理手順を示している
図である。
用キー情報の付加手段5、公開鍵証明証の2次記憶媒体
への格納手段6、2次記憶媒体12、公開鍵証明証の削
除手段7から構成されるとともに、これらの各手段に対
応して公開鍵証明証の無効化処理または有効期限切れ処
理1a,1bの延長として実施される探索用キー情報の
付加処理2、公開鍵証明証の2次記憶媒体への格納処理
3、公開鍵証明証の削除処理4が示されている。
の作用について図2〜図4を参照して説明する。なお、
図2は図1に示す公開鍵証明証管理装置における処理手
順と管理情報の関係を示す図であり、図3および図4は
図1に示す公開鍵証明証管理装置の作用を示すフローチ
ャートである。
証明証は、図2に示すように、認証システム11内のデ
ィレクトリまたはデータベース21内の公開鍵証明証格
納域8内に符号9で示すように格納されている。また、
このディレクトリまたはデータベース21内の別の格納
領域には無効化された公開鍵証明証が無効化リスト10
として格納されている。更に、本実施形態においては、
詳細には以下に説明するように、有効期限切れ対象の公
開鍵証明証または無効化対象の公開鍵証明証を2次記憶
媒体12内に記憶するようになっている。
て実施される公開鍵証明証管理方法では、まず図3に示
すように公開鍵証明証の無効化処理1aまたは有効期限
切れ処理1bの延長として探索用キー情報の付加処理2
が行われ、この処理では探索用キー情報の付加手段5を
用いて、ディレクトリまたはデータベース21上の公開
鍵証明証格納域8から無効化対象または有効期限切れ対
象の公開鍵証明証を読み出し(ステップS10)、この
読み出した公開鍵証明証の利用者名、公開鍵証明証番
号、有効期限切れ日を取得し、これらの利用者名、公開
鍵証明証番号、有効期限切れ日をキー情報として該公開
鍵証明証の先頭に認証システム11で決めた所定のフォ
ーマットに従って付加する(ステップS20)。
の格納処理3に進み、公開鍵証明証の2次記憶媒体への
格納手段6を用いて、2次記憶媒体12を探索して格納
領域を決定する(ステップS30)。そして、この決定
した格納領域に対して上述したように利用者名、公開鍵
証明証番号、有効期限切れ日からなるキー情報を付加さ
れた公開鍵証明証を例えば図2において符号13で示す
ように格納する(ステップS40)。なお、2次記憶媒
体12は例えば磁気テープや光ディスク等の一般的なコ
ンピュータシステムで使用されている記憶装置であり、
該2次記憶媒体12への格納処理はコピー処理等によっ
て容易に行うことができるものである。
期限切れ対象の公開鍵証明証に利用者名、公開鍵証明証
番号、有効期限切れ日からなるキー情報を付加して2次
記憶媒体12に格納すると、次に公開鍵証明証の削除処
理4に進み、公開鍵証明証の削除手段7を用いて、公開
鍵証明証の削除処理が図4に示すように行われる。
7は、上述した処理が無効化処理の延長で呼び出された
のかまたは有効期限切れ処理の延長で呼び出されたのか
をチェックする(ステップS50)。無効化処理の延長
で呼び出されたものである場合には、上述したようにデ
ィレクトリまたはデータベース21に設けられている無
効化リスト10に前記公開鍵証明証を示す公開鍵証明証
番号および利用者名を図2に示すように掲載し(ステッ
プS60)、処理を終了する。これは、認証システム1
1内のディレクトリまたはデータベース21から前記公
開鍵証明証の実体を削除せずに残しておくことにより、
無効化されたが、有効期限が切れていない公開鍵証明証
を無効化リスト10から容易に探索し得るようにしてい
るものである。
て、前記公開鍵証明証が有効期限切れ処理の延長として
呼び出されたものである場合には、まず無効化リスト1
0を探索して(ステップS70)、該無効化リストに掲
載されていて、無効化済みであるか否かをチェックする
(ステップS80)。無効化済みである場合には、無効
化済みの公開鍵証明証に対する有効期限切れであると判
定し、該公開鍵証明証に関する情報を無効化リスト10
から削除してステップS100に進む(ステップS9
0)。
効化済みでない場合には、有効な公開鍵証明証に対する
有効期限切れであると判定し、無効化リストに対する処
理は何もせずに、ステップS100に進む。
を認証システム11内のディレクトリまたはデータベー
ス21の公開鍵証明証格納域8から削除し、これにより
公開鍵証明証格納域8に対する圧迫を防止する。
明証の削除処理4が終了すると、図3に戻って、以上の
処理を対象とする公開鍵証明証分だけ繰り返し行う(ス
テップS110)。
公開鍵証明証、無効化された公開鍵証明証、有効期限切
れを迎えた公開鍵証明証をそれぞれ別々に管理すること
ができるとともに、探索に適したキー情報を付加して公
開鍵証明証を格納しているので、公開鍵証明証の探索を
色々な観点から容易に行うことができ、効率的で性能に
優れた認証システムを構築することができる。
11内のディレクトリまたはデータベース21に存在す
る公開鍵証明証を見ることにより、有効期限切れを迎え
ていない公開鍵証明証を容易に探索することができる。
また、ディレクトリまたはデータベース21を見て、有
効期限切れを迎えていない公開鍵証明証を探索した場合
に、無効化リスト10を参照し、該公開鍵証明証が無効
化リストに掲載されていない場合には、有効な公開鍵証
明証であると判定することができる。
1を見て、有効期限切れを迎えていない公開鍵証明証を
探索した場合に、無効化リストを参照して、該公開鍵証
明証が無効化リストに掲載されている場合には、有効期
限内であるが、無効な公開鍵証明証であると判定するこ
とができる。2次記憶媒体12内に格納されている公開
鍵証明証を見ることにより、失効した公開鍵証明証であ
ることがわかる。
明証を2次記憶媒体12に保存することにより、認証シ
ステム11内のディレクトリまたはデータベース21の
格納域の圧迫を防止することができるとともに、有効な
公開鍵証明証と格納媒体を分けることにより、有効か失
効かの判別を容易に行うことができる。公開鍵証明証の
2次記憶媒体12への格納に際して、利用者名、公開鍵
証明証番号、有効期限切れ日をキー情報として公開鍵証
明証の先頭に付加することにより、該キー情報から公開
鍵証明証を容易に探索することができる。
ない公開鍵証明証に対しては、認証システム11内のデ
ィレクトリまたはデータベース21に残したまま、2次
記憶媒体12にも保存することにより、無効化されたが
有効期限を迎えていない公開鍵証明証という観点で容易
に探索できるとともに、失効した公開鍵証明証という観
点でも容易に探索することができる。また、無効化され
た認証システム11内のディレクトリまたはデータベー
ス21の無効化リストに残されていた公開鍵証明証は、
有効期限切れを迎えると、該無効化リストから削除さ
れ、2次記憶媒体12に保存されているもののみとな
る。
公開鍵証明証格納域から無効化処理または有効期限切れ
対象の公開鍵証明証を読み出し、この公開鍵証明証にそ
の利用者名、公開鍵証明証番号、有効期限切れ日を付加
し、これらの情報を付加された公開鍵証明証を2次記憶
媒体に格納するとともに、該公開鍵証明証が無効化処理
で読み出された場合には、該公開鍵証明証に関する情報
を無効化リストに登録し、該公開鍵証明証が有効期限切
れ対象として読み出された場合には、該公開鍵証明証を
公開鍵証明証格納域から削除するとともに、無効化リス
トに登録されている場合には、該無効化リストの該公開
鍵証明証に関する情報も削除するので、有効期限切れを
迎えていない公開鍵証明証、有効な公開鍵証明証、有効
期限内であるが無効な公開鍵証明証、失効した公開鍵証
明証をそれぞれ容易に探索することができるとともに、
公開鍵証明証格納域の圧迫を防止でき、経済的かつ効率
的で探索が容易な公開鍵証明証管理方法を構築すること
ができる。
る公開鍵証明証管理方法を実施する認証システム内の公
開鍵証明証管理装置の構成をブロック図で示すととも
に、該構成に対応して処理手順を示している図である。
手順と管理情報の関係を示す図である。
フローチャートの一部である。
フローチャートであり、図3に続く残り部分を示してい
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 公開鍵証明証を格納管理している公開鍵
証明証格納域から無効化処理または有効期限切れ対象の
公開鍵証明証を読み出し、 この読み出した公開鍵証明証に該公開鍵証明証の利用者
名、公開鍵証明証番号、有効期限切れ日を付加し、 この利用者名、公開鍵証明証番号、有効期限切れ日を付
加された公開鍵証明証を2次記憶媒体に格納し、 前記読み出し処理において前記公開鍵証明証が無効化処
理で読み出された場合には、該公開鍵証明証に関する情
報を無効化リストに登録し、 前記読み出し処理において前記公開鍵証明証が有効期限
切れ対象として読み出された場合には、該公開鍵証明証
を前記公開鍵証明証格納域から削除するとともに、該公
開鍵証明証が無効化リストに登録されている場合には、
該無効化リストに登録されている該公開鍵証明証に関す
る情報も削除することを特徴とする認証システムにおけ
る公開鍵証明証管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08078497A JP3327377B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 認証システムにおける公開鍵証明証管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08078497A JP3327377B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 認証システムにおける公開鍵証明証管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10276187A true JPH10276187A (ja) | 1998-10-13 |
JP3327377B2 JP3327377B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=13728082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08078497A Expired - Lifetime JP3327377B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 認証システムにおける公開鍵証明証管理方法 |
Country Status (1)
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- 1997-03-31 JP JP08078497A patent/JP3327377B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3327377B2 (ja) | 2002-09-24 |
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