JPH10275535A - 照光式押釦スイッチ - Google Patents

照光式押釦スイッチ

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JPH10275535A
JPH10275535A JP7784897A JP7784897A JPH10275535A JP H10275535 A JPH10275535 A JP H10275535A JP 7784897 A JP7784897 A JP 7784897A JP 7784897 A JP7784897 A JP 7784897A JP H10275535 A JPH10275535 A JP H10275535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
rubber sheet
switch
partition wall
push button
Prior art date
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Pending
Application number
JP7784897A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Iwao
直樹 岩尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP7784897A priority Critical patent/JPH10275535A/ja
Publication of JPH10275535A publication Critical patent/JPH10275535A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチ部30間の漏光を阻止する照光式押
釦スイッチを提供する。 【解決手段】 隣接形成されるスイッチ部30を具備
し、基板5上面全面を被覆する導光性ラバーシート3を
具備し、クリック反転部31が上に凸に形成されると共
に発光ダイオード34が取り付けられており、各スイッ
チ部30に対応する発光ダイオード34は異色の光を発
光するものであり、各スイッチ部30間を仕切る仕切壁
12を有し、ハウジング1に形成される開孔11に配置
されるキートップ2を具備し、導光性ラバーシート3の
仕切壁12下端部13が係合接触する部分の近傍領域を
遮光部とした照光式押釦スイッチ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、照光式押釦スイ
ッチに関し、特に、隣接して配置される複数のスイッチ
部間における照射光の干渉を防止する照光式押釦スイッ
チに関する。
【0002】
【従来の技術】図2において、1は照光式押釦スイッチ
のハウジングを示す。ハウジング1にはスイッチ部30
が隣接して複数個、例えば、2個構成されている。即
ち、ハウジング1には開孔11が2個間隔を有して形成
され、それぞれにキートップ2が嵌合される。12は隣
接するスイッチ部30間に配置される仕切壁である。キ
ートップ2の下端部外側周囲には21により示される鍔
部が形成されている。22は拡散板であり、キートップ
2の下端部の内側周囲に接合固定されている。
【0003】3は導光性ラバーシートであり、隣接して
構成される2個のスイッチ部30に亘って連続して展張
せしめられている。この導光性ラバーシート3はシリコ
ンラバーシートにより構成することができる。2個のス
イッチ部30相互間を仕切る仕切壁12の下端部13は
導光性ラバーシート3の上面に係合している。31はこ
の導光性ラバーシート3に上に凸に圧縮成形を施して形
成されたクリック反転部であり、下面には突起32が同
時に形成される。そして、この突起32の下面には印刷
或いはインサート成形により可動接点36が形成され
る。固定接点37は可動接点36に対向して基板8に形
成されている。導光性ラバーシート3のキートップ2に
対向するところの下面には光源収容凹部33がこの圧縮
成形により同時に2箇所づつ形成される。光源である発
光ダイオード34は基板8上に実装され、それぞれの光
源収容凹部33に収容される。隣接する押釦スイッチの
照射光の色は相異なるものであり、一方の発光ダイオー
ド34を例えば赤色発光ダイオードとし、他方の発光ダ
イオード34’を緑色発光ダイオードとする。
【0004】以上の導光性ラバーシート3は、圧縮成形
を施され、光源収容凹部33が形成されても、何処にも
孔或いは切れ目は存在しないものとされる。孔或いは切
れ目の存在しない導光性ラバーシート3を、照光式押釦
スイッチの可動接点36および固定接点37より成る接
点部を含む基板8の上面に接合被覆することにより、基
板8上面は完全に防滴、防塵性を保証される。
【0005】発光ダイオード34および34’の双方を
点灯発光させると、放射される光線は導光性ラバーシー
ト3を上方に透過して拡散板22に入射する。拡散板2
2に入射した光線はこれにより拡散されて拡散板上面か
ら放射され、キートップ2を一様に照射する。更に、発
光ダイオード34および34’から放射される光線は導
光性ラバーシート3内部において乱反射しながら面方向
にも導光される。この導光性ラバーシート3内部を面方
向に導光した光線は隣接するスイッチ部30の領域の導
光性ラバーシート3に漏光し、ここから上方に透過し拡
散板22に入射する。拡散板22に入射した漏光も、こ
れにより拡散されて拡散板上面から放射され、キートッ
プ2を照射するに到る。
【0006】図2に示される照光式押釦スイッチにおい
て、キートップ2は弾性を有する導光性ラバーシート3
のクリック反転部31により拡散板22を介して扛上せ
しめられ、鍔部21がハウジング1の開孔11下端に押
し付けられた状態にある。キートップ2を押圧すると、
導光性ラバーシート3のクリック反転部31が下方に弾
性変形してクリック動作し、その突起32を介して可動
接点36が下方に押し下げられて固定接点37に接触
し、この部分の固定接点間は閉成する。キートップ2の
押圧を開放すると、クリック反転部31はクリック動作
して復帰し、接点は開放する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の照光式押釦スイ
ッチにおいて、キートップ2を照光すべく、赤色発光ダ
イオード34および緑色発光ダイオード34’の双方を
点灯発光させると、放射される両光線は導光性ラバーシ
ート3内部において乱反射しながら面方向にも導光し、
互に隣接するスイッチ部30の領域の導光性ラバーシー
ト3に漏光し、ここから上方に透過して拡散板22に入
射し、拡散されて拡散板上面から放射され、キートップ
2を照射する。即ち、キートップ2は自身の発光ダイオ
ードの発光する色の光線と隣接するスイッチ部30の発
光ダイオードの発光する色の漏光とにより照光されるこ
とになる。ここで、自身の発光ダイオードの発光する光
線と漏光とは相互に干渉するところから、キートップ2
を透過してくる光はこの干渉した光の色となり、意図し
た自身の発光ダイオードの発光する色とは相違した色と
なる。
【0008】この発明は、上述した問題を解消した照光
式押釦スイッチを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】基板5を具備し、基板5
の上に隣接して形成されるスイッチ部30を具備し、ス
イッチ部30を含み基板5上面全面を被覆する導光性ラ
バーシート3を具備し、導光性ラバーシート3は隣接す
る各スイッチ部30に亘って連続して展張せしめられ、
各スイッチ部30に対応してクリック反転部31が上に
凸に形成されると共に発光ダイオード34が取り付けら
れており、各スイッチ部30に対応する発光ダイオード
34は異色の光を発光するものであり、隣接する複数個
の各スイッチ部30間を仕切る仕切壁12を有し、各ス
イッチ部30に対応して形成される開孔11を有するハ
ウジング1を具備し、ハウジング1に形成される開孔1
1に配置されるキートップ2を具備し、キートップ2に
取り付けられ、導光性ラバーシート3のクリック反転部
31に係合する拡散板22を具備する照光式押釦スイッ
チにおいて、導光性ラバーシート3の仕切壁12下端部
13が係合接触する部分の近傍領域を遮光部とした照光
式押釦スイッチを構成した。
【0010】そして、導光性ラバーシート3の仕切壁1
2下端部13が係合接触する部分を他の部分と比較して
肉厚を薄く構成した照光式押釦スイッチを構成した。ま
た、導光性ラバーシート3に仕切壁係合溝35を形成
し、ここに仕切壁12下端部13を係合せしめた照光式
押釦スイッチを構成した。更に、導光性ラバーシートは
シリコンラバーシートである照光式押釦スイッチを構成
した。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1を参
照して説明する。図1において、図2における参照符号
と共通する参照符号は互に同一の部材を示すものとす
る。図1の実施例も、その構成を図2の従来例とほぼ等
しくするものである。導光性ラバーシート3は、隣接し
て構成される2個のスイッチ部30に亘って連続して展
張せしめられている。2個のスイッチ部30相互間を仕
切る仕切壁12の下端部13は導光性ラバーシート3の
上面に係合している。そして、この導光性ラバーシート
3は、圧縮成形を施され、光源収容凹部33が形成され
ても何処にも孔或いは切れ目は存在しないものである。
孔或いは切れ目の存在しない導光性ラバーシート3を、
照光式押釦スイッチを構成するスイッチ部30が形成さ
れる基板8の上面に接合被覆することにより、基板8上
に形成されるスイッチ部30は完全に防滴防塵性を保証
されている。
【0012】ここで、この発明は導光性ラバーシート3
の仕切壁12下端部13が係合接触する部分の近傍領域
を遮光部としている。即ち、この発明の導光性ラバーシ
ート3は隣接するスイッチ部30間に配置される仕切壁
12の下端部13が係合する部分の厚さをその他の部分
と比較して肉厚を薄く構成する。或は、ここを仕切壁係
合溝35としている。この仕切壁係合溝35もクリック
反転部31および光源収容凹部33を圧縮成形するとき
に同時に薄く形成する。導光性ラバーシート3をシリコ
ンラバーシートとしてこれに圧縮成形を施すことによ
り、仕切壁係合溝35の薄肉成形は容易である。ここ
で、シリコンラバーシートは肉厚が1ないし1.5mm
程度のものを使用し、仕切壁12の下端部13が係合す
る部分の厚さは0.3程度として実施している。
【0013】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明の照光式
押釦スイッチは、導光性ラバーシート3の仕切壁12下
端部13が係合接触する部分の近傍領域を遮光部とする
ことにより、隣接するスイッチ部30に進入する漏光は
大きく減少する。即ち、導光性ラバーシート3の仕切壁
12下端部13が係合接触する部分を他の部分と比較し
て肉厚を薄くし、或は、導光性ラバーシート3に形成さ
れた仕切壁係合溝35にハウジング1の仕切壁12の下
端部13を嵌合して組み立てることにより、隣接するス
イッチ部30間において導光性ラバーシート3を介して
導光する光は遮断され、隣接するスイッチ部30に進入
する漏光は大きく減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図。
【図2】従来例を説明する図。
【符号の説明】
1 ハウジング 11 開孔 12 仕切壁 13 下端部 2 キートップ 21 鍔部 22 拡散板 3 導光性ラバーシート 30 スイッチ部 31 クリック反転部 32 突起 33 光源収容凹部 34 発光ダイオード 34’発光ダイオード 35 仕切壁係合溝 36 可動接点 37 固定接点 8 基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を具備し、 基板の上に隣接して形成されるスイッチ部を具備し、 スイッチ部を含む基板上面全面を被覆する導光性ラバー
    シートを具備し、導光性ラバーシートは隣接する各スイ
    ッチ部に亘って連続して展張せしめられ、各スイッチ部
    に対応してクリック反転部が上に凸に形成されると共に
    発光ダイオードが取り付けられており、各スイッチ部に
    対応する発光ダイオードは異色の光を発光するものであ
    り、 隣接する複数個の各スイッチ部間を仕切る仕切壁を有
    し、各スイッチ部に対応して形成される開孔を有するハ
    ウジングを具備し、 ハウジングに形成される開孔に配置されるキートップを
    具備し、 キートップに取り付けられ、導光性ラバーシートのクリ
    ック反転部に係合する拡散板を具備する照光式押釦スイ
    ッチにおいて、 導光性ラバーシートの仕切壁下端部が係合接触する部分
    の近傍領域を遮光部としたことを特徴とする照光式押釦
    スイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される照光式押釦スイッ
    チにおいて、 導光性ラバーシートの仕切壁下端部が係合接触する部分
    を他の部分と比較して肉厚を薄く構成したことを特徴と
    する照光式押釦スイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載される照光式押釦スイッ
    チにおいて、 導光性ラバーシートに仕切壁係合溝を形成し、ここに仕
    切壁下端部を係合せしめたことを特徴とする照光式押釦
    スイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の内の何れかに
    記載される照光式押釦スイッチにおいて、 導光性ラバーシートはシリコンラバーシートであること
    を特徴とする照光式押釦スイッチ。
JP7784897A 1997-03-28 1997-03-28 照光式押釦スイッチ Pending JPH10275535A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021203