JPH10263097A - ブラッグピーク特性を有する荷電粒子による三次元照射方法及びその装置 - Google Patents

ブラッグピーク特性を有する荷電粒子による三次元照射方法及びその装置

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JPH10263097A
JPH10263097A JP6353498A JP6353498A JPH10263097A JP H10263097 A JPH10263097 A JP H10263097A JP 6353498 A JP6353498 A JP 6353498A JP 6353498 A JP6353498 A JP 6353498A JP H10263097 A JPH10263097 A JP H10263097A
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セイ ポン ソン
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ナイ ション ホウ
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Wei Kai Yu
カイ ユィ ウェイ
Chen Rong Fan
ロン ファン チェン
Tong Hong
ホウオン トゥオン
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チュオン レン マー
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    • A61N2005/1085X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy characterised by the type of particles applied to the patient
    • A61N2005/1087Ions; Protons

Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標領域への三次元的照射を行うために、荷
電粒子のブラーグピークを利用したよりよく線量が分布
する方法及びその装置を提供すること。 【解決手段】 本発明による装置は、加速器、ビーム伝
達線、ビームスポット拡縮する磁石システム(10
2)、ビーム切換え装置(103)、治療ヘッド(10
4)、治療ベッド(105)、治療計画システム及び電
気制御システムを備える。治療ヘッド(104)は地面
に平行な中心軸まわりに揺動でき、且ついかなる角度で
でも停留できる。治療ベッド(105)は位置調節機構
を有し、地面に垂直なZ軸まわりに回転でき、治療ヘッ
ド(104)が揺動するとこれに従動し、治療ヘッド
(104)から引き出された放射線ビームが常に目標領
域を通り、治療ヘッド出口から目標領域までの間の距離
は常に不変に保たれるとともに治療ベッド(105)の
平面は常に水平位置を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放射治療分野に関
し、特にブラッグピーク特性を有する荷電粒子による三
次元照射方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラッグピーク特性を有する荷電粒子と
しては、陽子、軽イオン、重イオン及びπ中間子等があ
げられる。ブラッグピークとは、荷電粒子が人体に入っ
てから、そのエネルギ損失が人体組織表面で緩慢である
が、その軌跡の終端に近いところで集中することにより
人体に形成された高電離吸収ピークをいう。ブラッグピ
ーク特性を有する荷電粒子による治療は、その正確さが
通常の放射治療方法、たとえば電子線、X線による方法
よりも高いため、健全な敏感組織に近接する患部を治療
するのに使用され得る。現在、世界でもっとも普及し発
達しているブラッグピーク特性を有する荷電粒子による
治療は陽子治療である。陽子治療は、主としてそのブラ
ッグピークを利用して三次元的形状適合治療を行う。陽
子による三次元的形状適合治療とは、陽子ビームの横断
面の形状が患部の形状に適合させられると同時に、陽子
のブラッグピークが変調させられて、その縦方向の領域
がさらに患部の形状に適合させられる治療のことをい
う。ハンス・ブラトマン(HansBlattmann)は1992
年に出版された「先進の照射治療技術(Advanced Techn
iques For Radiotherapy)」に含まれた「中間エネルギ
陽子による治療(Therapy With Medium Energy Proton
s)」という論文で、現在利用可能な陽子による三次元
的形状適合方法をまとめて、主要な方法として二つのタ
イプ、すなわち、受動的な散乱タイプ及び能動的な走査
タイプをあげた。散乱タイプとは、目標領域に対して三
次元的形状適合治療をすることができるように、加速器
から引き出さられた陽子ビームが横方向の垂直平面にお
いて散乱体によって均一分布したビームに広がり、コリ
メータにより視準され、加速器エネルギを調節する又は
吸収体を増加させることによりブラッグピークを縦方向
に沿って拡幅することである。また、走査タイプとは、
目標領域に対して三次元的形状適合治療をすることがで
きるように、横方向の垂直平面において二つの直交する
双極磁場によりビーム流れが目標領域を走査させられ、
ビームのエネルギーを調節することによりブラッグピー
クの深さを縦方向に変えて次から次へと照射することで
あるから、実際にはブラッグピークを拡幅することに相
当するものである。図1に示されるように、横座標は陽
子の人体での深さを示し、一方縦座標は陽子の人体組織
における相対線量を示し、同図に示すように、個々のブ
ラッグピークは非常に鋭いが、異なる深さの多数のブラ
ッグピークが次々と重ねられることにより拡幅されたブ
ラッグピークを得ることができる。個々のブラッグピー
クは申し分無く分布しているがブラッグピークを縦方向
に拡幅することによって照射経路にある正常な組織によ
り吸収された線量が何度も積み重ねられるので、吸収さ
れた線量は大幅に高まることになる。したがって、これ
らの二種類の陽子による三次元的形状適合治療を行う際
には、正常な組織に多大な線量を与えることを避けるた
め、分割治療を採用しなければならない。さらに、図2
に示すように、現在世界で比較的先進の陽子治療装置は
ほとんどガントリーの要目を採用する。ガントリー1
は、人体まわりに360°回転でき、同時に治療ベッド
2は水平に360°回転でき、両者の組合せによって4
πの空間においていかなる角度からも患部に照射するこ
とが可能になる。通常の治療では3〜4つの入口から照
射を行う。ガントリー技術を利用すれば、目標領域の多
数の入口からの照射を行うことができるが、各入口から
の照射においてはやはり長時間照射を続けなければなら
ない。また、ガントリーは必要な装置が多いので、非常
に大きく且つ重くなり、非常に高価になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、より都合の
よい線量分布の、荷電粒子のブラッグピークを利用して
目標領域に対して三次元的照射をする方法を提供するこ
とを目的とする。さらに、本発明のもう一つの目的は、
この三次元照射方法を実現でき、且つ従来のガントリー
と比べて構造が簡単である装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の目的を
達成するために、荷電粒子の有効ブラッグピーク領域を
照射ユニットとして選定し、この照射ユニットを一定の
回転軸まわりに回転させることにより回転照射ボクセル
を形成して、治療計画システムを通じて回転照射ボクセ
ルに目標領域の形を模擬させ、目標領域に対する三次元
照射を実現することを特徴とする。
【0005】本発明に係る装置は、ブラッグピーク特性
を有する荷電粒子を発生させる加速器と、ビーム伝達線
と、ビームスポットを拡縮する磁石システムと、ビーム
切換装置と、治療へッドと、治療ベッドと、治療計画シ
ステム及び電気制御システムとを備える。前述の治療ヘ
ッドは、分散を消す(achromatism )磁石システムと、
ビームエネルギーの調節システムと、ビームスポットの
形状を調節するコリメータシステム及び線量モニタリン
グシステム等を備え、地面に平行な中心軸まわりに揺動
でき、且ついかなる角度ででも停留できる。前述の治療
ベッドは、位置調節機構を有し、この位置調節機構によ
って地面に垂直なZ軸まわりに回転でき、治療ヘッドの
揺動に従って運動でき、ひいて治療ヘッドから引き出さ
れた放射線に常に目標領域を通過させ、且つ治療ヘッド
の出口から目標領域までの間の距離を常に一定に維持す
るとともに治療ベッドの平面を常に水平に維持する。
【0006】本発明の利点は、荷電粒子のブラッグピー
クを利用することで、目標領域への回転照射が目標領域
及び正常な組織の線量分布を改善することであり、理想
的な場合には多量の線量を利用して一度は病巣を殺すこ
とができる。また、本発明による装置においては、形状
適合方法のための吸収体システム又は走査磁石システム
が不要となり、さらに、ガントリーの目標領域まわりの
回転を治療ヘッドの揺動及び治療ベッドの従動に変える
ので、回転に必要となる装置が減少し、このため治療ヘ
ッドの体積が小くなり、その構造が簡単となり、重さが
軽減され、費用を低減することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面と実施例
を参照して詳細に説明する。図3、図4、図5に示すよ
うに、本実施例において、ビームは陽子ビームであり、
照射ユニット3はその横断面がA1 1 1 1 でその
うち、A1 1 =x 1 、B1 1 =y1 ,その厚さがz
1 である立方体である。一般に、x1 1 は通常30×
30mm2 〜3×3mm2 の範囲内にある。
【0008】照射ユニット3は拡幅されていないブラッ
グピーク領域であることもあり、この場合には、ただ一
つだけのブラッグピークが存在するので、z1 は通常
2.5mmにする。必要であれば、照射ユニット3は拡幅
されたブラッグピーク領域であってもよい。ブラッグピ
ークの深さの一回の調節に必要となる時間は、40ミリ
秒必要であるので、4倍に拡幅されれば、すなわち4回
の調節を行うのに必要な時間は160ミリ秒である。ビ
ームの回転速度がより遅い場合には、たとえば一回転/
分である場合には、ビームは160ミリ秒で約1°回転
して、この場合には拡幅されたブラッグピーク領域は回
転軸まわりに回転すると考えられる。拡幅されたブラッ
グピーク領域を照射ユニット3にすれば、その厚さz1
は2.5mmより大きくなる。また、回転軸O1 は治療ベ
ッドの平面に平行であり、且つA11 と重合するた
め、ビームがO1 まわりに回転させられて、その横断面
積がx 1 2πで、厚さがy1 である円筒状照射ボクセル4
を得ることができる。もし、O 1 ’とA1 1 との間の
距離がR1 、B1 1 との間の距離が(R1 +x1 )に
なるように、O1 を治療ベッドの平面に沿って平行移動
し、ビームをO1 ’まわりに回転させれば、その横断面
積がπ(x1 2+2x1 1 )、厚さがy1 である環状照
射ボクセルを得ることができる。
【0009】また、図6、図7、図8から分かるよう
に、本実例においては、ビームは治療ベッドの平面と角
θで交わる陽子ビームであり、照射ユニット3’はその
横断面がA2 2 2 2 で、そのうちA2 2
2 、A2 2 =y2 、その厚さがz2 である立方体
で、且つz2 =x2 tgθである。x2 2 は一般に3
0×30mm2 〜3×3mm2 をとる。照射ユニット3’は
拡幅されていないブラッグピーク領域であることもあ
り、この場合には、z2 は通常2. 5mmをとり、また、
照射ユニット3’は拡幅されたブラッグピーク領域であ
ってもよいので、この場合にはz2 は2. 5mmより大き
くなる。回転軸O2 は治療ベッドの平面に垂直であり、
且つD2 2 ’を通り、治療ベッドがO2 まわりに回転
させれば、その横断面積がy2 2π、厚さがz2sinθであ
る概ね円筒状の照射ボクセル4’を得ることができる。
もしO2 ’と辺D2 2 ’の間の距離がR2 、他の辺A
2 2 ’との間の距離が(R2 +y2 )となるように、
2 をO2 ’まで平行移動し、治療ベッドをO2 ’まわ
りに回転させると、その横断面積がπ(y2 2+2y2
2 )で厚さがz2sinθである環状照射ボクセルを得るこ
とができる。
【0010】したがって、照射ユニットの回転した度数
の制御、形状が異なる照射ユニットの採用、回転してい
る過程での照射ユニットの形状の変化、又は照射ユニッ
トと異なる相対位置の回転軸の選択などにより、様々な
形状の回転照射ボクセルを得ることができる。図9〜図
13に示されるのは五種類の形状が異なった回転照射ボ
クセル及びこれらに対応する照射ユニットである。その
うち、前の二種類の照射ユニットは立方体で、後の三種
類の照射ユニットは円筒形である。これらの基本的な回
転照射ボクセルを用いて様々な複雑形状を有する目標領
域を模擬することができる。さらに敏感器官を保護する
ために、ある回転角度でビームを止めることもできる。
【0011】図14に示すように、荷電粒子ビームは人
体に入って、人体表面に照射経路6が形成され、必要と
される回転照射ボクセルが目標領域5に形成される。本
発明による方法を用い、ビームの正常な組織に対する一
方向で長時間にわたる照射を方向が常に変わる瞬間照射
に変えることにより、ビームの人体内の線量分布を改良
することができる。
【0012】本発明による三次元照射方法は従来技術の
ガントリーの要目によって実現できる。しかし、本発明
による三次元照射方法によれば、もっとも簡単な構造を
有する装置を採用することができる。本発明による技術
的要目においては、ガントリーが目標領域まわりに回転
することを治療ヘッドの揺動及び治療ベッドの従動に変
えることにより、利用可能なガントリーの要目に比べ、
簡単な構造で、重さが軽く、安価な三次元照射装置を提
供する。
【0013】図15において、参照番号7は揺動軸、7
Hは水平線、7Vは垂直線、Pは陽子ビーム、Z軸は治
療ベッドの地面に垂直な回転軸、Bは患者の体の表面、
5は目標領域、8は治療過程で陽子ビームが患者体内で
通過する円錐体である。治療する間、まず目標領域の形
状に基づきこの目標領域を一つずつ照射ボクセルに分解
し、治療計画を制定する。そして治療計画に基づき、電
気システムの制御によって治療ヘッド10が0°からθ
1 (θ1 は陽子ビームの入射角である)まで揺動すると
停止し、治療ベッド(図示せず)を緩慢な回転速度でた
とえば1回転/分より遅い速度でZ軸まわりに一回転分
(すなわち360°)回転させ、一つの回転照射ボクセ
ルを形成する。回転する過程において治療ベッドの平面
は水平を維持する。治療ヘッド10は再びθ1 からθ2
まで揺動するとしばらくの間停止し、治療ベッドを再び
一回転回転させ、もう一つの回転照射ボクセルを形成す
る。敏感な器官などを保護するために、ある回転角度で
ビーム切換え手段によりビームが止められ、前述の方法
により全ての目標領域に対して三次元照射をすることが
できる。
【0014】図16及び図17から分かるように、本実
例において、陽子ビームは陽子同期加速器から引き出さ
れたもので、そのエネルギーは250MeV〜70Me
Vの範囲で調節できる。引き出した後で、陽子ビームの
大きさはビーム伝達線101並びにビームスポットを拡
縮する磁石システム102により調節されて、ビーム切
換え装置103が治療の安全性を確保するために設置さ
れ、陽子ビームは治療ヘッド104に入って、治療ヘッ
ド104に入ったビームの中心軸は地面に平行となる。
治療ヘッド104は2個の45°偏向磁石106並びに
1個の四段式レンズ107と、ビームエネルギー調節シ
ステム108と、ビームスポット形状を調節するコリメ
ータシステム110と、線量モニタリングシステム10
9とを備える。治療ヘッド104は両持機構111で支
持されることによりたわみを大いに減少できる。治療ヘ
ッド104から引き出されたビームの中心軸を治療ヘッ
ド104に入ったビームの中心軸に垂直にさせ、点Oに
おいて交差させる。治療ヘッド104は点Oまわりに±
45°の範囲で単純振り子運動をすることができ、且つ
いかなる角度ででも停留できる。治療ヘッド104は従
来の技術のガントリーに比べ、その内部装置が著しく減
少するため、治療ヘッド104の揺動に対する制御がガ
ントリーに対する制御と比較してより簡単になり、必要
なボブウェイトが減少し、従って体積が小くなり、費用
が低下する。
【0015】患部の形状に適合する照射を考慮するた
め、治療ヘッド104は散乱タイプの三次元形状適合照
射に要する散乱システム又は走査タイプの三次元形状適
合照射に要する走査磁石システムを備えることができ
る。
【0016】治療ベッド105は台座112と、ベッド
軸及びベッド本体115を備える。そのうち、台座はX
方向のガイド機構を備え、X方向に沿って運動でき、ベ
ッド軸はZ方向の昇降機114と回転体113を備え、
Z方向に沿って昇降でき、且つZ軸まわりに回転でき、
ベッド本体115はガイド機構を備え、X及びY方向に
沿って運動でき、ベッド本体の平面は地面に平行であ
る。さらに、治療ベッド105は、照射するときの調節
を助けるために、一つ又は二つの自由度を増加して、す
なわちX方向軸又はY方向軸まわりに回転することがで
きる。
【0017】図18及び図19から分かるように、本発
明による三次元照射装置の他の実施例においては、平行
四辺形連接棒機構206が使用され、治療ヘッド204
及び平行四辺形連接棒機構206が一緒にしっかりと固
定される。治療ヘッド204は正確に局在化と目盛り付
けできるように、ステッピングモータにより駆動され
る。ステッピングモータは二つのタービン213を駆動
し、主軸205を回転させ、治療ヘッド204を駆動す
るとともに、チェーン214、スプロケット215、角
キー216により平行四辺形連接棒機構206を駆動さ
せる。これによって、治療ヘッド204が揺動するとと
もに、水平連接棒abも安定に均等な速度で運動する。
平行四辺形連接棒機構の特性から分かるように、いかな
る角度に揺動しても治療ヘッド204から引き出された
陽子ビームは連接棒abと常に一定の点で交差する、す
なわち目標領域5とビーム引き出し出口との間の距離は
不変である。
【0018】サイクロトロンから陽子ビームを引き出し
て、そのエネルギーは70〜235MeVの範囲内で調
節できる。引き出された後、陽子ビームはビーム伝達
線、ビームスポットを拡縮する四つの四段式レンズ20
2並びに二つの偏向磁石203を介して治療ヘッド20
4に入る。前述の四段式レンズ202、偏向磁石20
3、ビームチューブ212、治療ヘッド204及びシー
ルド211等の部材が揺動フレーム206にしっかりと
固定され、それらが水平ビームの軸線205を回転軸と
してとって垂直面内で垂直線に対して±65°揺動で
き、且ついかなる角度ででも停止できる。揺動軸205
は両持機構217に支持されることによって撓みを大い
に減少でき、治療精度を向上できる。四段式レンズ20
2の上流には、ハーメチックシールの回転継手201が
あり、これによって全揺動機構の回転運動は制限されな
くなる。四つの自由度を有する治療ベッド209はクレ
ードル207の底板に固定され、クレードル207と揺
動フレーム206とをヒンジ208で結合して平行四辺
形の機構を構成し、そのヒンジ点c、dは同一の水平面
にあり、以下それをヒンジ水平面と称する。こうして、
いかなる角度に揺動しても、クレードルの底板と治療ベ
ッド209は常に水平位置に維持され、すなわち治療の
過程において患者が常に横たわる姿で傾くことがない。
ヒンジ水平面には、x、yレーザ位置入力装置とX線位
置入力装置が設けられ、これらの位置入力装置と治療ヘ
ッド204にある同様な位置入力装置が三次元局在化モ
ニタリングシステムを構成する。治療前に、これらの位
置入力装置及び治療ベッド209の三次元的な動きによ
り、目標領域5を陽子ビームとヒンジ水平面との交差点
210に位置させる。このようにして、治療の過程にお
いて、治療ヘッド204がいかなる角度に揺動しても陽
子ビームとヒンジ水平面との交差点はいつも目標領域5
にあり、且つ、ビーム出口211と目標領域5との間の
距離は不変のままで、治療全過程にわたって再度位置決
めする必要がない。
【0019】本発明において、治療ヘッド204と揺動
フレーム206のしっかりした接続及びクレードル20
7と揺動フレーム206のヒンジ連結で平行四辺形機構
を構成することにより、治療ヘッド204と治療ベッド
209が同期して運動されることを確保し、その揺動過
程で治療ベッドがいつも水平状態に維持される。
【0020】
【発明の効果】クレードルタイプの陽子治療装置の揺動
できる重さは25トンに満たない。一方、揺動行程を含
む設備の高さは全体で約6mである。その体積と重さは
現在ガントリーで一般に採用されるものよりずっと小さ
く、重要なことは、揺動するクレードルタイプの治療様
式を用いることによってしゅ瘤を正確に配置して治療で
きることである。したがって、装置の治療能力を向上
し、費用も効果的に低減できるとともに、患者を治療す
る期間を短縮し、設備の利用率を向上するだけでなく、
陽子治療の質を新しい水準に上げて、陽子治療を全世界
の範囲に普及することを促す。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラッグピークを縦方向に沿って拡幅したこと
を示す図である。
【図2】現在利用可能な陽子治療装置を示す図である。
【図3】本発明による三次元照射方法の照射ユニットの
実例を示す図である。
【図4】図3に示した照射ユニットにより形成された回
転照射ボクセルを示す図である。
【図5】図3に示した照射ユニットにより形成された他
の種類の回転照射ボクセルを示す図である。
【図6】本発明による三次元照射方法の照射ユニットの
他の実施例を示す図である。
【図7】図6に示した照射ユニットにより形成された回
転照射ボクセルを示す図である。
【図8】図6に示した照射ユニットにより形成された他
の種類の回転照射ボクセルを示す図である。
【図9】五つの異なる形状の回転照射ボクセル及びこれ
らと対応する照射ユニットの立体図である。
【図10】五つの異なる形状の回転照射ボクセル及びこ
れらと対応する照射ユニットの立体図である。
【図11】五つの異なる形状の回転照射ボクセル及びこ
れらと対応する照射ユニットの立体図である。
【図12】五つの異なる形状の回転照射ボクセル及びこ
れらと対応する照射ユニットの立体図である。
【図13】五つの異なる形状の回転照射ボクセル及びこ
れらと対応する照射ユニットの立体図である。
【図14】本発明による三次元照射方法の正常な組織を
通る照射経路を示す図である。
【図15】本発明による三次元照射装置の治療原理を示
す図である。
【図16】本発明による三次元照射装置の一実施例の構
造を示す図である。
【図17】A方向から見た図16に示した三次元照射装
置の構造を示す図である。
【図18】本発明による三次元照射装置の他の実施例の
構造原理を示す図である。
【図19】A’方向から見た図18に示した三次元照射
装置の構造を示す図である。
【符号の説明】
3…照射ユニット 3’…照射ユニット 4…回転照射ボクセル 4’…回転照射ボクセル 101…ビーム伝達線 102…磁石システム 103…ビーム切換え装置 104…治療ヘッド 105…治療ベッド 111…両持機構 201…回転継手 202…四段式レンズ 203…偏向磁石 204…治療ヘッド 205…主軸 206…揺動フレーム 207…クレードル 209…治療ベッド 210…交差点 212…ビームチューブ 213…二つのタービン 214…チェーン 215…スプロケット 216…角キー 217…両持機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホウ ナイ ション 中華人民共和国,シェンツェン,シェンナ ン チュウ ロード 30,エレクトロニッ ク サイエンス ビルディング 22/エフ (72)発明者 チェン チ ピン 中華人民共和国,シェンツェン,シェンナ ン チュウ ロード 30,エレクトロニッ ク サイエンス ビルディング 22/エフ (72)発明者 イエ チ ピン 中華人民共和国,シェンツェン,シェンナ ン チュウ ロード 30,エレクトロニッ ク サイエンス ビルディング 22/エフ (72)発明者 ウェイ カイ ユィ 中華人民共和国,シェンツェン,シェンナ ン チュウ ロード 30,エレクトロニッ ク サイエンス ビルディング 22/エフ (72)発明者 チェン ロン ファン 中華人民共和国,シェンツェン,シェンナ ン チュウ ロード 30,エレクトロニッ ク サイエンス ビルディング 22/エフ (72)発明者 トゥオン ホウオン 中華人民共和国,シェンツェン,シェンナ ン チュウ ロード 30,エレクトロニッ ク サイエンス ビルディング 22/エフ (72)発明者 マー チュオン レン 中華人民共和国,シェンツェン,シェンナ ン チュウ ロード 30,エレクトロニッ ク サイエンス ビルディング 22/エフ (72)発明者 チャン シン チ 中華人民共和国,シェンツェン,シェンナ ン チュウ ロード 30,エレクトロニッ ク サイエンス ビルディング 22/エフ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラッグピーク特性を有する荷電粒子に
    よる三次元照射方法において、荷電粒子の未拡幅のブラ
    ッグピーク領域を照射ユニット(3又は3’)として選
    定し、照射ユニットを一定の回転軸(O1 又はO2 )ま
    わりに回転することによって一つの回転照射ボクセル
    (4又は4’)を形成し、治療計画システムによってこ
    の回転照射ボクセル(4又は4’)を目標領域の形状を
    模擬させるために使用することを特徴とする、ブラッグ
    ピーク特性を有する荷電粒子による三次元照射方法。
  2. 【請求項2】 ブラッグピーク特性を有する荷電粒子に
    よる三次元照射方法において、荷電粒子のブラッグピー
    クを拡幅し、拡幅されたブラッグピーク領域を照射ユニ
    ット(3又は3’)として選定するとともに、その回転
    速度がブラッグピークの深さを調節する速度より遅く、
    照射ユニット(3又は3’)を一定の回転軸(O1 又は
    2 )まわりに回転することによって一つの回転照射ボ
    クセル(4又は4’)を形成し、治療計画システムによ
    ってこの回転照射ボクセル(4又は4’)を目標領域の
    形状を模擬させるために使用することを特徴とする、ブ
    ラッグピーク特性を有する荷電粒子による三次元照射方
    法。
  3. 【請求項3】 前記照射ユニット(3又は3’)を回転
    軸(O1 又はO2 )まわりで回転する過程において照射
    ユニット(3又は3’)の形状を変えることを特徴とす
    る、請求項1又は請求項2に記載のブラッグピーク特性
    を有する荷電粒子による三次元照射方法。
  4. 【請求項4】 前記照射ユニット(3)の回転軸
    (O1 )は治療ベッドの平面に平行であることを特徴と
    する、請求項1又は請求項2に記載のブラッグピーク特
    性を有する荷電粒子による三次元照射方法。
  5. 【請求項5】 前記照射ユニット(3’)の回転軸(O
    2 )は治療ベッドの平面に垂直であることを特徴とす
    る、請求項1又は請求項2に記載のブラッグピーク特性
    を有する荷電粒子による三次元照射方法。
  6. 【請求項6】 前記照射ユニット(3)の回転軸
    (O1 )は治療ベッドの平面に平行であることを特徴と
    する、請求項3に記載のブラッグピーク特性を有する荷
    電粒子による三次元照射方法。
  7. 【請求項7】 前記照射ユニット(3’)の回転軸(O
    2 )は治療ベッドの平面に垂直であることを特徴とす
    る、請求項3に記載のブラッグピーク特性を有する荷電
    粒子による三次元照射方法。
  8. 【請求項8】 ブラッグピーク特性を有する荷電粒子を
    発生できる装置と、ビーム伝達線(101)と、治療ヘ
    ッド(104)と、位置を調節する機構を有し、三次元
    運動することができ、且つZ軸まわりに回転できる治療
    ベッド(105)とを備える三次元照射装置において、
    治療ヘッド(104)は地面に平行な中心軸まわりに揺
    動でき、いかなる角度ででも停留できることを特徴とす
    る、請求項1又は請求項2に記載の方法を実現するブラ
    ッグピーク特性を有する荷電粒子による三次元照射装
    置。
  9. 【請求項9】 前記治療ヘッド(104)は両持機構
    (111)で支持されることを特徴とする、請求項8に
    記載のブラッグピーク特性を有する荷電粒子による三次
    元照射装置。
  10. 【請求項10】 ブラッグピーク特性を有する荷電粒子
    を発生できる装置と、密閉回転継手(201)と、ビー
    ムスポットを拡縮する四段式レンズ(202)と、ビー
    ムチューブ(212)と、偏向磁石(203)と、治療
    ヘッド(204)と、揺動フレーム(206)と、クレ
    ードル(207)並びにこのクレードルの底板に固定さ
    れた治療ベッド(209)を備え、前記四段式レンズ
    (202)、偏向磁石(203)、ビームチューブ(2
    12)及び治療ヘッド(204)は全て揺動フレーム
    (206)にしっかりと固定され、水平ビーム軸(20
    5)を回転軸として揺動でき、且ついかなる角度ででも
    停留でき、クレードル(207)と揺動フレーム(20
    6)はヒンジで結合され、その全てのヒンジ点(c、
    d)は同一な水平面にあって、揺動フレーム(206)
    とクレードル(207)は回転平面で平行四辺形の機構
    を構成することにより、揺動フレーム(206)がいか
    なる角度に揺動しても、ヒンジ点が存在するすべての平
    面と治療ベッド面が常に水平位置に維持され、治療ヘッ
    ド(204)から引き出したビームは常に治療ベッド
    (209)の地面に垂直な回転軸であるZ軸とヒンジ点
    が存在する水平面とが交わる交差点(210)を通過
    し、ビーム出口と交差点(210)との間の距離は不変
    であるようにした、請求項1又は請求項2に記載の方法
    を実現するブラッグピーク特性を有する荷電粒子による
    三次元照射装置。
  11. 【請求項11】 前記揺動軸(205)は両持機構(2
    17)で支持されることを特徴とする、請求項10に記
    載のブラッグピーク特性を有する荷電粒子による三次元
    照射装置。
  12. 【請求項12】 前記ヒンジ点が存在する水平面にx、
    yレーザ位置入力装置とX線位置入力装置が設けられ、
    これらの位置入力装置と治療ヘッド(204)にある同
    じ位置入力装置が三次元配置モニタリングシステムを構
    成することを特徴とする、請求項10に記載のブラッグ
    ピーク特性を有する荷電粒子による三次元照射装置。
  13. 【請求項13】 前記治療ヘッド(204)がステッピ
    ングモータにより駆動されるとともに、ターボシャフト
    タービン(213)とチェーン(214)とスプロケッ
    ト(215)及び角キー(216)によって揺動フレー
    ム(206)が同期して回転させられることを特徴とす
    る、請求項10に記載のブラッグピーク特性を有する荷
    電粒子による三次元照射装置。
JP6353498A 1997-03-15 1998-03-13 ブラッグピーク特性を有する荷電粒子による三次元照射方法及びその装置 Pending JPH10263097A (ja)

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