JPH10262731A

JPH10262731A - ベスト式リュックサック

Info

Publication number: JPH10262731A
Application number: JP8749297A
Authority: JP
Inventors: Yasuyoshi Ochiai; 庸良落合
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-03-21
Filing date: 1997-03-21
Publication date: 1998-10-06

Abstract

(57)【要約】【課題】ファッショナブルで汎用性の高いベスト式リ
ュックサックを提供すること。【解決手段】ベスト１とこのベストに設けられたリュ
ックサック２とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はベスト式リュックサ
ックに関し、更に詳細に述べると、ベストあるいはコー
トと、背負い袋、即ち、バッグとが組合わされているベ
スト式リュックサックに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、ショルダーバッグやリュックサッ
クサックは、物を入れるバッグ本体とこのバッグ本体に
取り付けられたストラップとから成っている。又、ベビ
ー（赤子）を背負う際に用いられる、いわゆるベビーシ
ョルダーは、ベビーを保持する、いわゆるサポータとこ
のサポータに取付けられたストラップとから成ってい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述の如き、従来技術
では、ショルダーバッグやリュックサックサックは荷物
を入れるためだけのものであり、又、ベビーショルダー
はベビーを背負うためだけに限定されている。従って、
用途が限定されている。又、ベビーショルダーにあって
は、ストラップを背負う人の身体に巻きつけたりする
等、ストラップ取付動作が面倒であるという問題があっ
た。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の目的は、衣服、
例えばベストと物を入れたりベビーを収容したりするバ
ッグやリュックサックとを組合せ、特にファッショナブ
ルにしたベスト式リュックサックあるいはベスト式バッ
グを提供して上述の如き、従来技術の限定された用途に
汎用性を持たせるようにしたものである。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明の一つの形態では、ベスト
（チョッキ）と、このベストにベビー（赤子）や幼児を
収容するリュックサックとを組合せたものである。リュ
ックサックにはベビーの足や手が出る切り込みが設けて
ある。又、ベストとリュックサックとの間には緩衡用の
空気層が設けてある。更に、例えば、ベストには雨や風
をよけるための雨具、例えば、フードが設けてある。

【０００６】

【実施例】図１、図２および図３を参照すると、本発明
に係るベスト式リュックサックあるいは背負い袋の一実
施例が示してある。このベスト式リュックサックはベス
ト１とこのベストに、例えば、一体に形成された袋、例
えば、リュックサック２とから成っている。

【０００７】尚、ベストに限定されず、他の形式、例え
ば、長袖や半袖のシャツの形式であってもよい。又、他
の上着の形式にもすることができる。

【０００８】ベスト１は図１および図４に示すように、
ベストに設けたベルト３又ボタン４の適宜の手段によっ
てベスト１を着用者の身にしっかり着用させることがで
きる。

【０００９】リュックサック２は種々の形態にすること
ができる。図示の実施例では、図５および図６に示すよ
うに、物を入れる形態と図８、図９および図１０に示す
ように、ベビー（赤子）や子供を収容する形態にされて
いる。

【００１０】これらベスト１とリュックサック２とは一
体に形成してもよく、又はボタンやチャック等の適宜の
手段によって取外可能にしてもよい。

【００１１】更に、本発明のベスト式リュックサック
は、適当な材料で作ることができ、例えば断熱材や保温
材で作ることができる。

【００１２】リュックサック２には、図５および図６に
示すように、種々の物入れ用ポケット５等が設けられて
いる。

【００１３】リュックサック２が物を入れる形態にされ
た場合、リュックサック２に設けられた収容空間２ａ内
に物を入れ、着用者がベスト１を着用すれば、図７に示
すように、リュックサック型として用いることができ
る。

【００１４】ベスト１およびリュックサック２を種々の
デザインや色彩にしてコーディネートすれば、ファッシ
ョナブルなベスト式リュックサックが実現できるので好
ましい。

【００１５】図８、図９および図１０に示すように、リ
ュックサック２をベビー１０を収容する形態にした場
合、リュックサック２には、例えば、ベビーの手や足を
出すための切り込み１１が設けられている。

【００１６】図１１、図１２および図１３に示すように
ベスト１には雨や風を防ぐための雨具が設けられてい
る。この雨具は、例えば、ベスト１に装備されたレイン
コートにすることができる。このレインコートはベスト
１に形成された収容部２０の中に収容されている。又、
ベスト１の首回りのところにはフード部２１が折りたた
んで設けてある。

【００１７】注目すべきは、ベスト１とリュックサック
２との間には空気層３０が設けられていることである。
この空気層の詳細な構造が図１４に示してある。この空
気層３０は空気を入れる室３１とこの室の周囲に配置さ
れた緩衡材３２とを有する。室３１には空気吹入口３３
が設けてある。使用者が使用に際し、空気吹入口から空
気を室３１の中に導入すれば、図８に示すように、ベビ
ーを背負ったとき、室の中の空気と緩衡材３２とによっ
て、ベビーの動きによる衝撃が背負う人の背中に直接当
ることがない。

【００１８】空気層３０には室３１に入る空気の量を調
節し得る弁等の適宜の手段が設けてあることにも留意さ
れたい。

【００１９】尚、ベスト１にはバンド４０や適宜のポケ
ット４１が設けてある（図１２および図１３参照）。更
に、リュックサック２には、図１４に示すように、ベビ
ー１０の頭を出す開口５０が設けられてあり、この開口
５０には蓋５１が設けてある。

【００２０】

【発明の効果】上述のように、本発明によれば、服、例
えばベストと物を入れたりベビーを収容する袋、例えば
リュックサックとを組合せたことにより、全体をファッ
ショナブルに仕上げることができると共に、汎用性の高
いリュックサックや物入れを実現することができるとい
う実益がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るベスト式リュックサックの正面
図。

【図２】図１のベスト式リュックサックの背面図。

【図３】図１のベスト式リュックサックの側面図。

【図４】本発明のベスト式リュックサックの他の形態を
示す正面図。

【図５】本発明のベスト式リュックサックの使用状態を
示す側面図。

【図６】図５に示すリュックサックの背面図。

【図７】本発明のベスト式リュックサックの一つの使用
状態を示す説明図。

【図８】本発明のベスト式リュックサックの他の使用状
態を示す説明図。

【図９】本発明のベスト式リュックサックの他の実施例
を示す側面図。

【図１０】図９に示すリュックサックの背面図。

【図１１】本発明に係るベスト式リュックサックの他の
実施例を示す背面図。

【図１２】図１１に示すリュックサックの正面図。

【図１３】図１１に示すリュックサックの側面図。

【図１４】図１１に示すリュックサックの要部の拡大断
面図。

【符号の説明】

１：ベスト２：リュックサック１１：切り込み３０：空気層

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ベストと該ベストに設けられたリュック
サックとを備えて成るベスト式リュックサック。
【請求項２】リュックサックが荷物入れである請求項
１記載のベスト式リュックサック。
【請求項３】リュックサックがベビーを収容し得るよ
うに構成されている請求項１記載のベスト式リュックサ
ック。
【請求項４】ベストとリュックサックとの間に空気層
が形成されている請求項１記載のベスト式リュックサッ
ク。
【請求項５】雨風用のフードが設けられている請求項
１記載のベスト式リュックサック。
【請求項６】コートと該コートに設けられたベビー用
バッグとから成る背負い袋。