JPH10260921A - コンピュータ通信における通信コネクション識別方法 - Google Patents

コンピュータ通信における通信コネクション識別方法

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JPH10260921A
JPH10260921A JP9062807A JP6280797A JPH10260921A JP H10260921 A JPH10260921 A JP H10260921A JP 9062807 A JP9062807 A JP 9062807A JP 6280797 A JP6280797 A JP 6280797A JP H10260921 A JPH10260921 A JP H10260921A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信コネクション識別に特化されたハッシュ
関数を使用して、通信コネクションの数が多いときでも
短時間でコネクション識別を完了させること。 【解決手段】 コネクションIDは、送信側ネットワー
ク・アドレス,送信側ポート番号,受信側ネットワーク
・アドレス,受信側ポート番号から構成されている。目
的の通信コネクションのコネクションIDの構成要素で
ある送信側ネットワーク・アドレス,送信側ポート番
号,受信側ネットワーク・アドレス,受信側ポート番号
の全部または一部を、ハッシュ関数計算モジュールに入
力する。ハッシュ関数計算モジュールから出力されるハ
ッシュ値で指定される状態管理テーブルのエントリのコ
ネクションIDフィールドの内容と、目的とする通信コ
ネクションのコネクション識別子とを比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも2台以
上のコンピュータが通信を行っているときに、複数の通
信コネクションが登録されるコネクション・テーブルの
中から、目的の通信コネクションに対応するエントリを
見つけ出すコンピュータ通信における通信コネクション
の識別方法に関するものである。近年ネットワークの普
及に伴い、コンピュータはスタンドアローンとしてでは
なく他のコンピュータと通信して使用されることが当然
になり、1組のコンピュータ間に複数の通信コネクショ
ンが張られることも珍しくない。このため、コンピュー
タは、自分が送受信するデータがどの通信コネクション
に属しているかを、多数のコネクションの中から識別す
る必要がある。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータがコネクションを識
別する際には、自分に対して張られたコネクションID
(識別子)をコネクション・テーブルに保持しておき、
線形探索で、コネクション・テーブルに登録されたコネ
クションを一つ一つ送受信データから取り出されたコネ
クションIDと比較照合していた。この遣り方では1回
コネクションを識別するのに平均でコネクション・テー
ブルのテーブル・エントリ数の半分のコネクションと比
較する必要がある。
【0003】図10は従来の技術によるコネクション識
別方式を説明する図である。同図において、Tはコネク
ション・テーブル、αはコネクションIDの値を示す。
通信コネクションとは、二つのコンピュータ(ホスト)
の間に張られた論理的な通信路である。コネクションを
識別するためのコネクションIDは、データを送信する
コンピュータのネットワーク・アドレス,データを送信
するコンピュータのポートの番号,データを受信するコ
ンピュータのネットワーク・アドレス及びデータを受信
するコンピュータのポートの番号で定義される。なお、
データを送信するコンピュータのネットワーク・アドレ
スを送信側アドレス、データを送信するコンピュータの
ポートの番号を送信側ポート番号、データを受信するコ
ンピュータのネットワーク・アドレスを受信側アドレ
ス、データを受信するコンピュータのポートの番号を受
信側ポート番号と呼ぶこととする。
【0004】コネクション・テーブルTは複数のエント
リを有しており、各エントリはコネクションIDフィー
ルド,コネクション関連情報フィールドを有している。
コネクション関連情報とは、例えば通信コネクション上
で何処までデータを送信(又は受信)済みかといった情
報がある。このような従来の技術では、コネクションI
Dをキーとして、コネクション・テーブルTを先頭から
1エントリずつ照合していく必要があり、図示の例では
d回の照合が必要になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、1台のコンピュータに対して張られているコネクシ
ョンの数が増えると、それに比例してコネクション・テ
ーブルの探索にかかる時間が大きくなると言う欠点を生
じていた。コネクションIDは送信側と受信側のネット
ワーク・アドレス・ペアを含み、今後,次世代プロトコ
ルにおいてネットワーク・アドレス長が増えると、さら
にコネクション照合にかかる時間が増加するという問題
もある。本発明は、この点に鑑みて創作されたものであ
って、コネクション識別に特化したハッシュ関数を使用
して、コネクションの数が多いときでも短時間にコネク
ション識別を完了させることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。最初にコンピュータがデータを受信したと
き、それがコネクション・テーブル上の何れのコネクシ
ョンに属するかを識別する場合について説明する。先ず
受信データからコネクションIDを抽出する。コネクシ
ョンは送信側と受信側のネットワーク・アドレス・ペア
およびポート番号ペアから定義され、従って抽出された
コネクションIDも送信側アドレス,送信側ポート番
号,受信側アドレス,受信側ポート番号の4要素を含ん
でいる。このような4要素の全部または一部をハッシュ
関数計算モジュールに入力して、ハッシュ関数モジュー
ルにハッシュ値を計算させ、その結果としてハッシュ関
数計算モジュールからハッシュ値dが出力される。
【0007】次に、コネクション・テーブルのd番目の
エントリのコネクションIDと,受信データから抽出し
たコネクションIDが一致しているか否かを確認する。
それが一致した場合には、それが目的のコネクションと
なる。もし一致しない場合、つまりハッシュ値の衝突が
起きている場合には,周知の線形走査法あるいは二重ハ
ッシュ法を用いて、目的のコネクションを発見する。ハ
ッシュ値衝突時に線形走査法を用いる場合には、異なる
ハッシュ値を持つコネクション同士まで衝突しあってし
まうクラスター化現象による効率低下が問題になるが、
それへの耐性を持つハッシュ関数を採用して回避する。
【0008】コンピュータがデータを送信する場合は、
コンピュータは、データを送信する通信コネクションの
コネクションIDを知っている。コネクションIDから
コネクション・テーブルのエントリを探索する方法は、
データ受信の場合と同じである。
【0009】コネクション・テーブルへのコネクション
の登録について説明する。コンピュータAがコンピュー
タBにデータを送信する場合、通信コネクションを設定
する必要がある。先ず、コンピュータAは、自己のネッ
トワーク・アドレス(Aaとする),自己が使用するポ
ート番号(Paとする),コンピュータBのネットワー
ク・アドレス(Abとする)及び特定のポート番号(P
cとする)を持つコネクション設定要求を送信する。コ
ンピュータBは、このコネクション設定要求を受け取る
と、使用すべきポート番号(Pbとする)を決め、使用
すべきポート番号を含む応答をコンピュータAに返す。
【0010】この応答を受け取ると、コンピュータAは
送信側ネットワーク・アドレスAa,送信側ポート番号
Pa,受信側ネットワーク・アドレスAb,受信側ポー
ト番号Pbより成るコネクションIDを自己のコネクシ
ョン・テーブルに登録する。コンピュータBも同様なコ
ネクションIDを自己のコネクション・テーブルに登録
する。
【0011】コネクション設定時にコネクションIDを
登録する方法は、受信の場合と略ぼ同じである。即ち、
コネクションIDを構成するアドレス・ペアおよびポー
ト番号ペアをハッシュ関数計算モジュールに入力し、出
力されるハッシュ値dで指定されるエントリが既に他の
コネクションに割り当てられているか否かを調べる。そ
のエントリが他のコネクションに割り当てられていなけ
れば、そのエントリに該当するコネクションIDを書き
込む。ハッシュ値の衝突が起きた場合には、周知の方法
でそのコネクションを他のエントリに割り当てる。
【0012】本発明では、図1に示すように、コネクシ
ョンID(又はその部分集合)を入力としてハッシュ関
数計算モジュールにハッシュ値を計算させており、同一
コネクションに関しては必ず同じハッシュ値が出力され
ることが保証される。そこで、コネクション・テーブル
への新規コネクション登録時にハッシュ値をコネクショ
ン・テーブルの先頭からのオフセットとなるようにする
と、2つ以上のコネクションが同じハッシュ値を持つ衝
突現象が起きない限り、テーブル探索時もハッシュ値さ
え判っていればテーブルを先頭から一つずつ調べること
なく、直接的に目的とするテーブル・エントリを参照す
ることが可能になる。即ち、一回コネクションを比較照
合するだけで目的のコネクションに到達できる。なお、
衝突が起きた場合は、周知の衝突対策法である線形走査
法または二重ハッシュ法などを用いて引き続き探索を実
行する。
【0013】一般にコネクションがテーブル上にランダ
ムに分布すると仮定した場合、テーブルに登録されたエ
ントリ数がテーブル・サイズの50%であれば、衝突を
考慮しても、平均照合回数が2回以下になることが知ら
れている(L.I.Kronsjo.Algotrithms,John Wiley & Son
s 参照) 。したがって、テーブルの占拠率を常に50%
以下であるようにテーブル・サイズを広く取ってやれ
ば、コネクション識別に特化したハッシュ関数を使用し
て出来るだけコネクションを一様に分布させることで、
コネクション・テーブル探索時のコネクション照合回数
が略ぼ2回以下になり、容易にコネクションを識別する
ことが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】図2は本発明の全体構成を説明す
る図であり、請求項1に対応するものである。同図にお
いて、Aは送信側ノード、Bは受信側ノード、Fはハッ
シュ関数計算モジュール、Tはコネクション・テーブル
をそれぞれ示している。送信側ノードAも受信側ノード
Bもコンピュータであり、送信側ノードAと受信側ノー
ドBの間には通信コネクションが張られている。コネク
ションIDを構成する送信側アドレス,送信側ポート番
号,受信側アドレス,受信側ポート番号を通信データか
ら取り出す処理は、ハッシュ関数計算モジュールFの中
で行っても、ハッシュ関数モジュールFの外で行っても
良い。また、ハッシュ関数計算モジュールFについて
は、異なる通信プロトコル毎に別の関数を使用しても構
わない。更に、コネクションの両端のコンピュータは直
接つながっている必要がなく、間に中継ノードが存在し
ても構わない。
【0015】図3は本発明の第1実施例を説明する図で
あり、請求項2に対応するものである。第1実施例で
は、コネクションを定義する要素である送信側アドレ
ス,受信側アドレス,送信側ポート番号,受信側ポート
番号の和を計算して、その値をハッシュ値としている。
ネットワーク・アドレス・ペアとポート番号ペアのビッ
ト長がTCP/IPのように大きく違っている場合に
は、ネットワーク・アドレスをそれぞれ上位ビットと下
位ビットに分割してから合計6要素の和を計算しても良
い。なお、TCP/IPプロトコルでは、IPアドレス
は32ビットであり、ポート番号は16ビットである。
また、IPアドレスのように、ネットワーク・アドレス
が幾つかのフィールドから構成されている場合には、フ
ィールド単位で和を計算しても良い。IPアドレスは、
例えば133.12.12.1のように表現され、点で
区切られている各整数は8ビットで表現されている。フ
ィールドとは、このような8ビットの範囲を意味してい
る。
【0016】図4は本発明の第2実施例を説明する図で
あり、請求項3に対応するものである。第2実施例にお
いては、ハッシュ関数計算モジュールFは暗号化アルゴ
リズムを使用している。ハッシュ関数計算モジュールF
への入力は、コネクションを定義する送信側アドレス,
受信側アドレス,送信側ポート番号,受信側ポート番号
である。これらは、連続して例えばメモリ・バッファ上
に並べられる。ハッシュ関数計算モジュールFは、これ
らを一つのビット列と見做して暗号化アルゴリズムを起
動し、その結果として出力される暗号文をハッシュ値と
する。暗号化によってコネクション・テーブル上にコネ
クションを略ぼランダムに割り振ることができ、ハッシ
ュによる探索の効率を向上できる。コネクション定義要
素をビット列に並べるときの順番は任意で良く、定義要
素の一部のみでビット列を構成しても良い。暗号化アル
ゴリズムは、DES,MD5など何れでも良い。一般に
暗号アルゴリズムは数十ビット以上の暗号文を出力する
が、その内の何ビットをハッシュ値として使用するか,
また何れのビットを使用するかについては制限はない。
【0017】図5は本発明の第3実施例を説明する図で
あり、請求項4に対応するものである。ハッシュ関数計
算モジュールFへの入力はポート番号ペアのみであり、
特に受信データからネットワーク・アドレス・ペアを切
り出す必要がない。ポート番号しか使用しないことで、
簡単でそれなりに効率の良いハッシュ関数が実現でき
る。例えば、単に送信側ポート番号と受信側ポート番号
の和を取って、それをハッシュ値とする関数もハッシュ
関数モジュールFの一例である。
【0018】図6は本発明の第4実施例を説明する図で
あり、請求項5に対応するものである。同図において、
SないしS3はビット・シャッフル手段を示している。
ビット・シャッフル手段は、入力されたデータのビット
位置を変換する機能を有している。送信側アドレスはビ
ット・シャッフル手段Sに入力され、送信側ポート番号
はビット・シャッフル手段S1に入力され、受信側アド
レスはビット・シャッフル手段S2に入力され、受信側
ポート番号はビット・シャッフル手段S3に入力されて
いる。ビット・シャッフル手段S,S1,S2,S3の
出力は、ハッシュ関数計算モジュールFに入力される。
ハッシュ関数計算モジュールFの出力がハッシュ値dに
なる。
【0019】ビット・シャッフル手段S,S1,S2,
S3をソフトウェアで実現しても、ハードウェアで実現
しても良い。また、各入力要素毎に異なる方法でビット
・シャッフルしても構わない。さらに、一部の入力要素
に対してだけビット・シャッフルしても良い。ビット・
シャッフルによってポート番号の違いを増幅できるた
め、ハッシュ値衝突時のクラスター化現象による探索効
率の低下を避けられる。ビット・シャッフルの方式例と
して、ビット・ローテーションによるビット位置入れ替
えもある。
【0020】図7は本発明の第5実施例を説明する図で
あり、請求項6に対応するものである。第5実施例にお
いては、第4実施例の場合と異なり、ハッシュ関数計算
モジュールFへの入力をビット・シャッフルする代わり
に、ハッシュ関数計算モジュールFの出力をビット・シ
ャッフルし、ビット・シャッフルの結果をハッシュ値と
する。各入力要素をビット・シャッフルする場合に比
べ、ビット・シャッフル手段の起動回数を1回に減らせ
るという利点がある。
【0021】図8は本発明の第6実施例を説明する図で
あり、請求項7に対応するものである。送信側アドレス
の上位ビットを0マスクし、受信側アドレスの上位ビッ
トも0マスクする。そして、送信側アドレスの下位ビッ
ト,受信側アドレスの下位ビット,送信ポート番号,受
信ポート番号をハッシュ関数計算モジュールFに入力す
る。
【0022】ローカルなコネクション同士ではネットワ
ーク・アドレスの上位ビットは全て一緒になってしま
い、コネクションを識別するための情報として役に立た
ないので、送信側アドレスおよび受信側アドレスの下位
ビットのみの抽出により、うまくコネクション識別情報
をハッシュ値に畳み込める。これはコネクション・テー
ブルのサイズを小さくするため、ハッシュ値のサイズを
押さえる必要があるときに効果が大きい。また、IPア
ドレスのように、ネットワーク・アドレスが幾つかのフ
ィールドから構成されている場合には、それぞれのフィ
ールドに対して上位ビットをマスクすることで、下位ビ
ットのみを取り出しても良い。その際、例えば上位フィ
ールドより下位フィールドの方で、多くのビット数を取
り出すようにしても良い。
【0023】図9は本発明の第7実施例を説明する図で
あり、請求項8に対応するものである。同図において、
Gはハッシュ関数計算モジュールのサブルーチン、Hも
ハッシュ関数計算モジュールのサブルーチンをそれぞれ
示す。送信側アドレス及び受信側アドレスから成るネッ
トワーク・アドレス・ペアに関しては、差分を取ってか
らハッシュ関数計算モジュールFに入力する。送信側ポ
ート番号と受信側ポート番号をそのままハッシュ関数計
算モジュールFに入力しても良いし、送信側ポート番号
と受信側ポート番号の差分を取って入力しても良い。I
Pアドレスのように、ネットワーク・アドレスが幾つか
のフィールドから構成されている場合には、フィールド
毎に差分を計算しても良い。
【0024】このようにすることにより、通信コネクシ
ョンの両端のコンピュータが同一ネットワークに属して
いるか否かがネットワーク・アドレス・ペアの差の上位
ビットが0か否かで判定できる。この情報を利用して、
コネクションの両端が同一ネットワークに属しているか
否かで、ハッシュ算出方法を図9のように相違させても
良い。例えば差分の上位ビットが0の場合にはサブルー
チンGを使用し、0でない場合にはサブルーチンHを使
用する。サブルーチンGは、ネットワーク・アドレスの
上位ビットを使わないハッシュ関数を使用するものであ
り、例えば本発明の第6実施例(図8を参照)のような
ものである。サブルーチンHは、ネットワーク・アドレ
スの上位ビットを使うハッシュ関数を使用するものであ
り、例えば本発明の第1実施例(図3を参照)のような
ものである。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、コネクションが多い場合でも、コネクション
識別用に特化されたハッシュ関数を用いるため、従来に
比べて短時間でコネクション・テーブルからコネクショ
ンを探索することができ、コンピュータ通信におけるコ
ネクション識別の効率向上に寄与する所が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の全体構成を説明する図である。
【図3】本発明の第1実施例を説明する図である。
【図4】本発明の第2実施例を説明する図である。
【図5】本発明の第3実施例を説明する図である。
【図6】本発明の第4実施例を説明する図である。
【図7】本発明の第5実施例を説明する図である。
【図8】本発明の第6実施例を説明する図である。
【図9】本発明の第7実施例を説明する図である。
【図10】従来の通信コネクションの識別方法を説明す
る図である。
【符号の説明】
T コネクション・テーブル F ハッシュ関数計算モジュール S ビット・シャッフル手段 A 送信側ノード B 受信側ノード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信コネクションが登録されるエントリ
    の複数個を持つコネクション・テーブルにおいて、目的
    の通信コネクションに対応するエントリを見つけ出すコ
    ンピュータ通信における通信コネクション識別方法であ
    って、 目的の通信コネクションを規定する送信側ネットワーク
    ・アドレス,送信側ポート番号,受信側ネットワーク・
    アドレスおよび受信側ポート番号の全部または一部を、
    ハッシュ関数計算モジュールに入力し、 ハッシュ関数計算モジュールから出力されたハッシュ値
    を用いてコネクション・テーブルの探索を行うことを特
    徴とするコンピュータ通信における通信コネクション識
    別方法。
  2. 【請求項2】 通信コネクションが登録されるエントリ
    の複数個を持つコネクション・テーブルにおいて、目的
    の通信コネクションに対応するエントリを見つけ出すコ
    ンピュータ通信における通信コネクション識別方法であ
    って、 目的の通信コネクションを規定する送信側ネットワーク
    ・アドレス,送信側ポート番号,受信側ネットワーク・
    アドレス及び受信側ポート番号の和を算出し、 算出された和を用いてコネクション・テーブルの探索を
    行うことを特徴とするコンピュータ通信における通信コ
    ネクション識別方法。
  3. 【請求項3】 通信コネクションが登録されるエントリ
    の複数個を持つコネクション・テーブルにおいて、目的
    の通信コネクションに対応するエントリを見つけ出すコ
    ンピュータ通信における通信コネクション識別方法であ
    って、 目的の通信コネクションを規定する送信側ネットワーク
    ・アドレス,送信側ポート番号,受信側ネットワーク・
    アドレスおよび受信側ポート番号の全部または一部でビ
    ット列を構成し、当該ビット列を暗号化し、 暗号化の結果得られる暗号文の全部または一部の値を用
    いてコネクション・テーブルの探索を行うことを特徴と
    するコンピュータ通信における通信コネクション識別方
    法。
  4. 【請求項4】 通信コネクションが登録されるエントリ
    の複数個を持つコネクション・テーブルにおいて、目的
    の通信コネクションに対応するエントリを見つけ出すコ
    ンピュータ通信における通信コネクション識別方法であ
    って、 目的の通信コネクションを規定する要素である送信側ネ
    ットワーク・アドレス,送信側ポート番号,受信側ネッ
    トワーク・アドレスおよび受信側ポート番号のうち、送
    信側ポート番号および受信側ポート番号のみをハッシュ
    関数計算モジュールに入力し、 ハッシュ関数計算モジュールから出力されたハッシュ値
    を用いてコネクション・テーブルの探索を行うことを特
    徴とするコンピュータ通信における通信コネクション識
    別方法。
  5. 【請求項5】 通信コネクションが登録されるエントリ
    の複数個を持つコネクション・テーブルにおいて、目的
    の通信コネクションに対応するエントリを見つけ出すコ
    ンピュータ通信における通信コネクション識別方法であ
    って、 目的の通信コネクションを規定する送信側ネットワーク
    ・アドレス,送信側ポート番号,受信側ネットワーク・
    アドレスおよび受信側ポート番号の全部または一部をそ
    れぞれビット・シャッフルし、 ビット・シャッフルの結果をハッシュ関数計算モジュー
    ルに入力し、 ハッシュ関数計算モジュールから出力されたハッシュ値
    を用いてコネクション・テーブルの探索を行うことを特
    徴とするコンピュータ通信における通信コネクション識
    別方法。
  6. 【請求項6】 通信コネクションが登録されるエントリ
    の複数個を持つコネクション・テーブルにおいて、目的
    の通信コネクションに対応するエントリを見つけ出すコ
    ンピュータ通信における通信コネクション識別方法であ
    って、 目的の通信コネクションを規定する送信側ネットワーク
    ・アドレス,送信側ポート番号,受信側ネットワーク・
    アドレスおよび受信側ポート番号をハッシュ関数計算モ
    ジュールに入力し、 ハッシュ関数計算モジュールからの出力をビット・シャ
    ッフルし、 ビット・シャッフルの結果得られた値を用いてコネクシ
    ョン・テーブルの探索を行うことを特徴とするコンピュ
    ータ通信における通信コネクション識別方法。
  7. 【請求項7】 通信コネクションが登録されるエントリ
    の複数個を持つコネクション・テーブルにおいて、目的
    の通信コネクションに対応するエントリを見つけ出すコ
    ンピュータ通信における通信コネクション識別方法であ
    って、 目的の通信コネクションを規定する送信側ネットワーク
    ・アドレス,送信側ポート番号,受信側ネットワーク・
    アドレスおよび受信側ポート番号のうち、送信側ネット
    ワーク・アドレスの下位ビット,送信側ポート番号,受
    信側ネットワーク・アドレスの下位ビットおよび受信側
    ポート番号をハッシュ関数計算モジュールに入力し、 ハッシュ関数計算モジュールから出力されたハッシュ値
    を用いてコネクション・テーブルの探索を行うことを特
    徴とするコンピュータ通信における通信コネクション識
    別方法。
  8. 【請求項8】 通信コネクションが登録されるエントリ
    の複数個を持つコネクション・テーブルにおいて、目的
    の通信コネクションに対応するエントリを見つけ出すコ
    ンピュータ通信における通信コネクション識別方法であ
    って、 目的の通信コネクションを規定する要素である送信側ネ
    ットワーク・アドレスと受信側ネットワーク・アドレス
    の差分をハッシュ関数計算モジュールに入力するととも
    に、目的の通信コネクションを規定する要素である送信
    側ポート番号と受信側ポート番号またはそれらの差分を
    上記ハッシュ関数計算モジュールに入力し、 ハッシュ関数計算モジュールから出力されたハッシュ値
    を用いてコネクション・テーブルの探索を行うことを特
    徴とするコンピュータ通信における通信コネクション識
    別方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015154230A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 富士通株式会社 制御方法、受信装置、及び通信システム
JPWO2021240586A1 (ja) * 2020-05-25 2021-12-02
WO2022049751A1 (ja) * 2020-09-07 2022-03-10 日本電信電話株式会社 コネクション数計測装置、方法、およびプログラム

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WO2022049751A1 (ja) * 2020-09-07 2022-03-10 日本電信電話株式会社 コネクション数計測装置、方法、およびプログラム

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