JPH10253523A - 凍結融解試験方法 - Google Patents

凍結融解試験方法

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JPH10253523A
JPH10253523A JP5162397A JP5162397A JPH10253523A JP H10253523 A JPH10253523 A JP H10253523A JP 5162397 A JP5162397 A JP 5162397A JP 5162397 A JP5162397 A JP 5162397A JP H10253523 A JPH10253523 A JP H10253523A
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Saburo Izumi
三朗 泉
Yoko Kawabe
陽子 川邉
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易に行うことができかつ正確な測定を行う
ことのできる凍結融解試験方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】外装材からなる試験片1を所定時間水中浸
漬した後、この試験片1を密閉袋5に密閉状態で収納し
て冷却加熱し、当該試験片1を凍結、融解させる冷熱サ
イクルを複数回繰り返した後、試験前後の試験片1の状
態を比較して外装材の耐凍害性能を評価する。水中浸漬
された試験片1が密閉袋5に収納されているので、別途
水槽等に試験片1を浸すことなく、試験片1を保水させ
た状態で冷熱サイクルを繰り返すことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外装材の耐凍害性
能を評価する凍結融解試験方法に関し、例えば、サイデ
ィング材、陶磁器質タイル等の耐凍害性の評価に利用す
ることができる。
【0002】
【背景技術】サイディング材、タイル等の外装材の性能
として耐凍害性が知られており、耐凍害性の良好な外装
材であれば、寒地においても耐久性の高い外壁を構成す
ることができる。このような耐凍害性の評価方法とし
て、例えばサイディング材であれば、一次元凍結融解試
験が知られており、次のような試験方法によって評価し
ていた。 サイディング材を幅50mm×長さ100mmに切断して
形成された試験片を、その厚さ寸法T0を測定した後に
24時間水中浸漬する。 図5に示すように、水槽61に深さD(3mm〜5mm)
の水62を張り、試験片6の木口面を水中に浸漬した状
態で水槽ごと、試験片6を冷却加熱する試験装置中(図
5では図示略)にセットし、図7に示すような冷熱サイ
クル63を所定回数繰り返す。尚、この冷熱サイクル6
3は、冷却温度−20℃を2.0時間、加熱温度20℃
を2.0時間、試験装置内を昇温または降温するための
2.0時間、計6時間を1サイクルとしている。
【0003】冷熱サイクル63を所定回数繰り返した
後、試験片6の状態を目視観察するとともに、試験片6
の厚さ寸法T0を測定し、試験前の厚さ寸法と比較して
寸法変化率を算出してサイディング材の耐凍害性を予め
設定された判断基準に従って評価する。また、他の方法
としては、幅75mm×長さ200mmに切断形成された試
験片を24時間水中浸漬した後、試験片を銅板上に拘束
し、冷熱サイクルの繰り返し後に試験片の目視観察を行
う壁面凍結融解試験が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の試験方法による耐凍害性の評価方法では、試
験片が大きい(幅50〜75mm×長さ100mm〜200
mm)ので、試験片を全体に亘って凍結および融解させる
には、加熱冷却時間を多くとる必要がある。(2.0時
間)このため、冷熱サイクル63の1サイクルに要する
時間が長くなり、外装材の耐凍害性の評価に時間を要し
てしまうという問題がある。また、上述した一次元凍結
融解試験では、試験片6を水槽61とともに冷却しなけ
ればならないので、試験装置が大がかりなものとなって
しまい、降温時間(加熱から冷却)および昇温時間(冷
却から加熱)が多くかかってしまうので、冷熱サイクル
63の1サイクルに要する時間が一層長くなってしまう
という問題がある。
【0005】本発明の目的は、簡易に行うことができか
つ正確な測定を行うことのできる凍結融解試験方法を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る凍結融解試
験方法は、図面の符号を参照して説明すれば、外装材か
らなる試験片1を所定時間水中浸漬した後、この試験片
を密閉袋5に密閉状態で収納して冷却加熱し、当該試験
片を凍結、融解させる冷熱サイクル13を複数回繰り返
した後、試験前後の前記試験片の状態を比較して前記外
装材の耐凍害性能を評価することを特徴とする。このよ
うな本発明によれば、水中浸漬された試験片が密閉袋に
収納されているので、水槽に浸して試験を行う場合と同
様の条件、すなわち、試験片を保水させた状態で冷熱サ
イクルを繰り返すことが可能となり、一次元凍結融解試
験と同様の試験を簡易に行うことが可能となりかつ正確
に測定することが可能となる。また、試験片とともに水
槽等を試験装置内にセットする必要もないので、試験装
置等が大がかりとなることもなく、簡易な設備で凍結融
解試験を行うことが可能となるうえ、水槽等が省略でき
る分、加熱、冷却、昇温、降温に要する時間も短縮され
るので、凍結融解試験を迅速に済ませられる。
【0007】以上において、試験片の状態比較は、試験
片の表面、裏面、木口面等を試験の前後に目視にて観察
して行うこともあるが、水中浸漬前に予め測定した前記
試験片の厚さ寸法T0と、冷熱サイクルの繰り返し後に
測定した前記試験片の厚さ寸法T0とを比較して行うの
が好ましい。すなわち、試験片の状態比較を試験前後の
厚さ寸法の比較によって行えば、試験前後の状態変化を
数値化することが可能となるので、目視観察のように主
観に影響されたあいまいな判断がなされることもない。
特に、サイディング材は、その厚さ方向に積層される多
層構造をなすことが多く、凍結融解試験による寸法変化
の大きな部分なので、サイディング材を試験片とした場
合、その厚さ寸法を状態比較の基準とするのが好まし
い。
【0008】また、上述した試験片の厚さ寸法の測定を
する場合、試験片の厚さ方向両端部にその厚さ方向に沿
った一対の測定基準点3を設け、これらの測定基準点間
の寸法を非接触式の測長具によって測定するのが好まし
い。すなわち、試験片の厚さ寸法測定において、予め測
定基準点を設定しておけば、一定部分の厚さ寸法を基準
として状態比較を行うので、測定者の測定箇所の違いに
よる誤差等が発生することもなく、一層正確な測定結果
を得ることが可能となる。ここで、非接触式の測長具と
は、測定の際に試験片に力がかからないような測長具を
いい、例えば、コンタクト歪みゲージや倍率に応じたス
ケール4が設定された光学顕微鏡等が該当する。すなわ
ち、ノギス等の試験片に直接接触する測長具では、ノギ
スにより狭持した際に試験片の厚さ寸法が微妙に変化し
てしまい、正確な測定結果を得ることが困難である。一
方、上述した非接触式の測長具であれば、測定時に試験
片が変形することもなく、一層正確な測定を行うことが
可能となる。
【0009】さらに、非接触式の測長具としては、倍率
に応じたスケール4が設定された光学顕微鏡を採用する
のが好ましい。すなわち、このような光学顕微鏡を用い
て寸法測定を行えば、レンズの倍率に応じてスケールの
目盛設定を適宜変更して測定精度を向上させることが可
能となるうえ、測定時に試験片の拡大画像をも観察でき
るので、測定結果の信頼性が一層向上する。そして、光
学顕微鏡により測長する場合、上述した測定基準点とし
ては、試験片の厚さ方向両端部にその厚さ方向に沿った
面が平滑面とされる一対のガラス体2を設け、これらの
ガラス体の平滑面上に刻印して形成される測定基準点
(3)を採用するのが好ましい。すなわち、ガラス体の
平滑面上に刻印して形成される測定基準点であれば、光
学顕微鏡によって当該測定基準点を視認し易くなるう
え、基板となるガラス体の平滑面が吸水しないので、凍
結融解試験の後にも平滑面が変化することなく、安定し
た測定が行われる。
【0010】また、上述した凍結融解試験における冷熱
サイクル13は、試験片の冷却時の温度が−25℃であ
り、加熱時の温度が35℃とするのが好ましい。すなわ
ち、このように冷却時および加熱時の温度差を従来より
も広くとれば、試験片に、より厳しい条件を与えること
となるので、冷熱サイクルの1サイクルに要する時間を
短縮することが可能となるうえ、過酷な条件の下、外装
材の耐凍害性を一層少ないサイクルで評価することが可
能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態について
説明する。尚、既に説明した部材または部分と同一また
は類似の部材または部分については、その説明を省略ま
たは簡略にする。図1には、本発明に係る凍結融解試験
方法に使用される試験片が示されている。試験片1は、
外壁材となる厚さT0のサイディング材を幅W(約1c
m)、長さLに切断したものであり、この試験片1の厚
さT0方向両端部には、当該厚さT0方向に沿った面が
平滑面2Aとされる一対のガラス体2が試験片1の長さ
L方向に沿って2箇所設けられている。尚、一対のガラ
ス体2を2箇所設けたのは、試験片1あたりの測定箇所
を増やして測定精度を向上させるためである。
【0012】ガラス体2は、厚さT0方向に沿った面が
平滑面2Aとされるカバーガラス21と、このカバーガ
ラス21を支持するために試験片1の表裏面の幅W方向
に沿って設けられるアルミ角棒22とを含んで形成さ
れ、これらの部材の互いの接着はエポキシ系接着剤によ
り行われている。また、各々のカバーガラス21の平滑
面2A上の略中央部には、けがぎ針等によって十字状に
刻印した測定基準点3が形成されている。尚、カバーガ
ラス21の平滑面2Aは、この測定基準点3の視認性を
考慮して鏡面状となっている。
【0013】次に、本発明に係る凍結融解試験方法の具
体的手順について説明する。 室温環境下で上述した試験片1に測定基準点3を所定
数形成した後、厚さT0方向の測定基準点3の間の距離
T1を測長する。尚、距離T1の測長は、図2に示すよ
うに、光学顕微鏡の視野内に形成されたスケール4を用
いて行う。また、スケール4の最小目盛は、光学顕微鏡
の倍率に応じて異なる間隔に設定することが可能であ
る。 距離T1の測長の終了後、試験片1を24時間水中浸
漬する。尚、試験片を水中浸漬する時間は、試験片の吸
水特性に応じて決定されるが、吸水に伴う試験片1の寸
法変化が安定してくる24時間後をもって、試験片1が
十分な保水状態にあるものと判断している。 24時間の水中浸漬後、試験片1の表面水を拭き取
り、図3に示すように、試験片1を密閉袋5に密閉収納
する。尚、密閉袋5は、ビニール製のチャック袋であ
り、試験片1を収納した後、チャック部分51を咬合す
ることによって、試験片1は密閉袋5内に密閉封入され
る。
【0014】密閉袋5中の試験片1を冷却加熱制御可
能な試験装置内にセットして、図4に示すような冷熱サ
イクル13を所定回数繰り返し、試験片1を凍結、融解
させる。尚、冷熱サイクル13は、冷却温度を−25
℃、加熱温度を35℃とし、冷却時間1.5時間、加熱
時間0.5時間、昇温、降温時間0.5時間からなる
2.5時間を1サイクルとしている。 10サイクル経過ごとに、すなわち試験開始から25
時間経過後、試験装置から試験片1を取り出し、試験前
に行った方法と同様に測定基準点3の距離T1を光学顕
微鏡により測定する。尚、試験前のT1と試験後のT1
との寸法変化率が10%を上回った時点で当該試験片1
に凍害が生じたものと判断している。 以上のような凍結融解試験によるサイディング材の耐
凍害性の評価は、300サイクル経過した時点で上述し
た試験片1の寸法変化率が10%未満である場合に試験
片1として供されたサイディング材の耐凍害性は十分な
ものと判断する。尚、本凍結融解試験では、冷熱サイク
ル100サイクルで、実際の寒地施工場面における3〜
4年相当の径年劣化を生じさせているものと判断してい
る。
【0015】以上のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。すなわち、水中浸漬された試験片1が
密閉袋5に収納されているので、水槽に浸して試験を行
う場合と同様の条件、すなわち、試験片1を保水させた
状態で冷熱サイクル13を繰り返すことができ、従来例
で説明した一次元凍結融解試験と同様の判断基準をもっ
て外装材の耐凍害性の評価を行うことができる。また、
一次元凍結融解試験のように試験片6とともに水槽61
等を試験装置内にセットする必要もないので、試験装置
等が大がかりとなることもなく、簡易な設備で凍結融解
試験を行うことができるうえ、加熱、冷却、昇温、降温
に要する時間(図6の2時間に対して図2では0.5時
間)も短縮されるので、外装材の耐凍害性の評価を迅速
に行うことができる
【0016】さらに、試験片1の状態変化を厚さ寸法T
0の変化によって比較しているので、凍結融解試験の測
定結果を数値化することができ、目視観察のようなあい
まいさを払拭することができる。そして、厚さT0の測
定に際して予め一定の測定基準点3が設けられ、一対の
測定基準3の間の距離T1を基準として状態比較を行う
ので、測定者の測定箇所の違いによる誤差等が発生する
こともなく、一層正確な測定結果を得ることができる。
また、一対の測定基準3の間の距離T1をスケール4を
備えた光学顕微鏡によって測定しているので、ノギス等
のように測定時に試験片1が変形することがなく、正確
な測定を行うことができるうえ、試験片1の木口面を拡
大観察することができるので、測定結果の信頼性は一層
向上する。
【0017】さらに、測定基準点3がガラス体2の平滑
面2A上に刻印して形成されているので光学顕微鏡によ
って当該測定基準点3を視認し易くなるうえ、基板とな
るガラス体の平滑面2Aが吸水しないので、凍結融解試
験の後にも平滑面2Aが変化することなく、安定した視
認性で測定を行うことができる。そして、冷却時および
加熱時の温度差を従来よりも広くとれば、試験片1に、
より厳しい条件を与えることができるので、冷熱サイク
ル13の1サイクルに要する時間を一層短縮することが
できるうえ、過酷な条件の下、外装材の耐凍害性を一層
少ないサイクルで評価することができる。
【0018】尚、本発明は前述の実施形態限定されるも
のではなく、次に示すような変形をも含むものである。
すなわち、前述の実施形態では、厚さ寸法T0の変化を
特性値として凍結融解試験を行っていたが、これに限ら
ず、目視確認により試験片1の状態比較を行ってもよ
い。尚、この場合でも光学顕微鏡を用いて緻密な観察を
行うことが好ましい。
【0019】また、前述の実施形態では、測長具はスケ
ール4を備えた光学顕微鏡であったが、これに限らず、
例えば、アルミ棒22の端面上に硬球を取り付けてその
間をコンタクト歪みゲージで測定するような場合であっ
てもよい。要するに試験片1に変形が生じない測長方法
であればよい。さらに、前述の実施形態では試験片1に
対して、測定箇所を2箇所設けていたが、これに限ら
ず、1箇所であってもよく、試験片1の厚さのみなら
ず、長さL方向若しくは幅W方向に測定基準点を設けて
寸法変化率を測定してもよい。そして、前述の実施形態
では、カバーガラス21をアルミ棒22によって支持し
ていたが、これに限らず、端面を平滑面としたガラス棒
を試験片1に直接接着してもよい。その他、本発明の実
施の際の具体的な構造および形状等は本発明の目的を達
成できる範囲で他の構造等としてもよい。
【0020】
【発明の効果】前述のように本発明の凍結融解試験方法
によれば、水中浸漬された試験片が密閉袋に収納された
状態で試験が行われるので、凍結融解試験方法を簡易に
行うことができかつ正確な測定を行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る凍結融解試験方法に用
いられる試験片を表す斜視図である。
【図2】前述の実施形態における光学顕微鏡内のスケー
ルによる測定状況を表す図である。
【図3】前述の実施形態における試験片を密閉袋に収納
した状態を表す正面図である。
【図4】前述の実施形態における冷熱サイクルを表す時
間−温度グラフである。
【図5】従来例における試験片および水槽を表す断面図
である。
【図6】従来例における冷熱サイクルを表す時間−温度
グラフである。
【符号の説明】 1 試験片 2 ガラス体 2A 平滑面 3 測定基準点 4 スケール 5 密閉袋 13 冷熱サイクル T0 厚さ寸法

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外装材からなる試験片を所定時間水中浸漬
    した後、この試験片を密閉袋に密閉状態で収納して冷却
    加熱し、当該試験片を凍結、融解させる冷熱サイクルを
    所定回数繰り返した後、試験前後の前記試験片の状態を
    比較して前記外装材の耐凍害性能を評価することを特徴
    とする凍結融解試験方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の凍結融解試験方法におい
    て、 前記試験片の状態比較は、水中浸漬前に予め測定した前
    記試験片の厚さ寸法と、冷熱サイクルの繰り返し後に測
    定した前記試験片の厚さ寸法とを比較することによって
    行われることを特徴とする凍結融解試験方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の凍結融解試験方法におい
    て、 前記試験片の厚さ方向両端部には、その厚さ方向に沿っ
    た一対の測定基準点が設けられ、 これらの測定基準点間の寸法を非接触式の測長計によっ
    て測定することにより、前記試験片の寸法測定が行われ
    ることを特徴とする凍結融解試験方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の凍結融解試験方法におい
    て、 前記試験片の厚さ方向両端部には、その厚さ方向に沿っ
    た面が平滑面とされる一対のガラス体が設けられ、 前記測定基準点は、これらのガラス体の平滑面上に刻印
    することにより形成されることを特徴とする凍結融解試
    験方法。
  5. 【請求項5】請求項3または4に記載の凍結融解試験方
    法において、 前記非接触式の測長計は、倍率に応じたスケールが設定
    された光学顕微鏡であることを特徴とする凍結融解試験
    方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜請求項5のいずれかに記載の凍
    結融解試験方法において、前記冷熱サイクルは、冷却温
    度が−25℃であり、加熱温度が35℃であることを特
    徴とする凍結融解試験方法。
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