JPH10247247A - 移動体抽出装置 - Google Patents

移動体抽出装置

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JPH10247247A
JPH10247247A JP9048796A JP4879697A JPH10247247A JP H10247247 A JPH10247247 A JP H10247247A JP 9048796 A JP9048796 A JP 9048796A JP 4879697 A JP4879697 A JP 4879697A JP H10247247 A JPH10247247 A JP H10247247A
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JP
Japan
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image
unit
component
normalized
moving object
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JP9048796A
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Akihiro Fujii
明宏 藤井
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背景差分画像に、移動体の影の部分のような
画素値を一様にとる領域があっても、その領域を除いた
移動体だけを抽出する。 【解決手段】 本発明は、(1) 入力画像と背景画像との
差分演算を行なって背景差分画像を作成する背景差分画
像作成手段と、(2) 背景差分画像を小領域に分割し、小
領域の画素の平均値を除く特徴量である交流成分特徴量
から交流成分画像を作成する交流成分画像作成手段と、
(3) 交流成分画像の各画素値を閾値と比較することによ
る2値化によって移動体の領域とそれ以外の領域とに弁
別する2値化手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像中の車両
や人物等の移動体を抽出する移動体抽出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】
文献:『安居院猛、長尾智晴、「画像の処理と認識」、
昭晃堂発行、1992年11月』 入力画像中から移動体を抽出する従来の方法として、上
記文献の160頁〜162頁に記載されているような差
分画像を利用した方法がある。以下、この差分画像を利
用した移動体抽出方法を図2をも参照しながら説明す
る。
【0003】予め記憶している背景画像と入力された画
像(入力画像)とで、同じ位置の画素同士の差分を差分
器1が求めて、得られた背景差分画像を2値化器2に与
える。そして、2値化器2が、背景差分画像において階
調が0の部分と、そうでない部分とで2値化し、階調が
0の部分でない画像部分を、入力画像内の移動体として
抽出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、撮像
は太陽の光や照明手段の光が存在する環境下でなされ
る。そのため、入力画像には移動体の影も含まれる。
【0005】従来の方法では、背景画像には存在しない
移動体の影の画像部分も背景差分画像に存在するため、
その影の部分をも移動体部分として抽出してしまい、移
動体部分だけを正確に抽出することができないという課
題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、入力画像と背景画像との差分値でなる背
景差分画像に基づいて、入力画像内の移動体の領域を抽
出する移動体抽出装置において、(1) 入力画像と背景画
像との差分演算を行なって背景差分画像を作成する背景
差分画像作成手段と、(2) 背景差分画像を小領域に分割
し、小領域の画素の平均値を除く特徴量である交流成分
特徴量から交流成分画像を作成する交流成分画像作成手
段と、(3) 交流成分画像の各画素値を閾値と比較するこ
とによる2値化によって移動体の領域とそれ以外の領域
とに弁別する2値化手段とを有することを特徴とする。
【0007】本発明の移動体抽出装置において、背景差
分画像作成手段は、入力画像と背景画像との差分演算を
行なって背景差分画像を作成し、交流成分画像作成手段
が、背景差分画像を小領域に分割し、小領域の画素の平
均値を除く特徴量である交流成分特徴量から交流成分画
像を作成し、2値化手段が、交流成分画像の各画素値を
閾値と比較することによる2値化によって移動体の領域
とそれ以外の領域とに弁別する。
【0008】以上のような本発明の移動体抽出装置によ
り、背景差分画像に、移動体の影の部分のような画素値
を一様にとる領域があっても、その領域を除いた移動体
だけを抽出することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態 以下、本発明による移動体抽出装置の第1の実施形態を
図面を参照しながら詳述する。
【0010】第1の実施形態の移動体抽出装置は、以下
のような考え方に従ってなされたものである。
【0011】影の部分は元の背景に比べて全体的に一様
に暗くなるが、元の背景の特徴(画素間の変化)はその
まま保っている。よって、入力画像と背景画像との背景
差分画像においては、影の部分の画素の平均値(直流成
分)は大きな値になるが、影の部分の画素間の変化(交
流成分)は小さい。そこで、この第1の実施形態におい
ては、差分画像に対して、小領域ブロック単位で直交変
換を行なうことによりブロック単位での空間周波数を得
て、この空間周波数の分布等から交流成分の強さ等を抽
出し、これらの結果に基づいて移動体部分を抽出し、影
を除いた移動体部分を正確に抽出しようとした。
【0012】(A−1)第1の実施形態の全体構成 図1は、第1の実施形態の移動体抽出装置101の構成
を示すブロック図である。
【0013】図1において、第1の実施形態の移動体抽
出装置101は、背景画像記憶部102、差分器10
3、交流成分画像作成部104、2値化器105、補正
フィルタ106、及び、ラベリング部107から構成さ
れている。
【0014】背景画像記憶部102は、背景画像S10
2を1フレーム分だけ記憶しているものである。
【0015】差分器103は、入力画像S101と背景
画像S102の同じ位置の画素の差分を行ない、得られ
た背景差分画像S103を交流成分画像作成部104に
出力するものである。つまり、位置(x,y)における
入力画像S101の画素値をf(x,y)、背景画像S
102の画素値をq(x,y)とすると、f(x,y)
−q(x,y)の演算を行なうものである。
【0016】交流成分画像作成部104は、背景差分画
像S103を小領域に分割し、各小領域を直交変換して
交流成分の特徴量を抽出し、その交流特徴量の大きさに
応じた画素値からなる画像(交流成分画像)S104を
作成して2値化器105に出力するものである。交流成
分画像作成部104の詳細構成は、後述する図3に示し
ている。
【0017】2値化器105は、交流成分画像作成部1
04から得られた交流成分画像S104から、閾値によ
って移動体の領域とそれ以外の領域とで2値化を行な
い、2値化画像S105を補正フィルタ106に出力す
るものである。
【0018】補正フィルタ106は、2値化器105か
ら出力された2値化画像S105に膨張及び収縮処理と
いうような補正処理を行ない、補正後の2値化画像S1
06をラベリング部107に出力するものである。2値
化画像S105に対する膨張、収縮処理としては、例え
ば、上記文献の70頁〜72頁に記載されている方法を
適用することができる。
【0019】ラベリング部107は、補正フィルタ10
7から出力された2値化画像S106の中から、個々の
移動体毎に番号を割り当てて、個々の移動体を抽出する
ものである。ラベリング方法としては、例えば、上記文
献の67頁〜68頁に記載されている方法を適用するこ
とができる。
【0020】(A−2)第1の実施形態の装置全体の動
作 次に、以上のような各部からなる第1の実施形態の移動
体抽出装置101の動作を詳細に述べる。
【0021】まず、予め移動体の入っていない背景画像
を背景画像記憶部102に記憶しておく。
【0022】そして、入力画像S101が入力される
と、差分器103において、入力画像S101と背景画
像S102との差分演算が行なわれ、算出された背景差
分画像S103が交流成分画像作成部104に入力され
る。このようにして得られた背景差分画像S103は、
入力画像S101における移動体及びその影の部分が大
きな値をとり、その他の部分はほぼ0をとるものであ
る。
【0023】背景差分画像S103は、交流成分画像作
成部104において、小領域単位に分割されて直交変換
が行なわれ、さらに、交流成分の特徴量が取得されて、
交流成分画像S104が作成される。この交流成分画像
S104は、背景差分画像S103における直流成分が
除去されたものとなり、言い換えると、移動体の影の部
分(画素値が一様な部分)もほぼ0にしたものとなって
いる。
【0024】なお、入力画像S101における移動体が
存在しない背景部分は、背景差分画像S103において
画素値がほぼ0になっている部分であって交流成分を有
しないので、作成された交流成分画像S104において
交流成分が存在する部分となることはあり得ない。ま
た、背景画像と入力画像との撮像時の周囲光量が異なる
場合には、背景差分画像における背景部分も0ではない
値をとることがありえるが、この場合にも、背景部分の
画素値が一様であるので、交流成分画像ではほぼ0とな
る。
【0025】交流成分画像作成部104から出力された
交流成分画像S104は、2値化器105において、予
め設定されている閾値との比較によって2値化される。
この処理によって、背景差分画像S103内での交流成
分の大きい部分(移動体部分)とそうでない部分(背景
部分及び移動体の影の部分)に2値化される。
【0026】2値化器105から出力された2値化画像
S105は、補正フィルタ106において膨張及び収縮
処理でなるような補正処理が行なわれる。これにより、
同一移動体の画素が飛び飛びであったり、移動体部分内
に0の画素があったりとしても連結され、同一移動体の
画素が縦横に連続したものとなる。
【0027】補正フィルタ106から出力された2値化
画像S106に含まれている各連結部分(各連結部分が
それぞれ異なる移動体に対応している)にはそれぞれ、
ラベリング部107によって、異なる番号が付与され
て、移動体の抽出結果として出力される。
【0028】以上の処理が繰り返され、入力された画像
フレーム毎に抽出された移動体が出力される。
【0029】(A−3)交流成分画像作成部104の構
成 次に、交流成分画像作成部104の詳細構成例を説明す
る。ここで、図3が、交流成分画像作成部104の構成
例を示すブロック図である。
【0030】図3において、交流成分画像作成部104
は、背景差分画像記憶部1041、n個の直交変換部1
042(1)〜(n)、n個の交流成分特徴量算出部1
043(1)〜(n)、n個の正規化部1044(1)
〜(n)、n個の正規化画像作成部1045(1)〜
(n)、及び、乗算器1046から構成されている。
【0031】背景差分画像記憶部1041は、入力され
た背景差分画像S103を1フレーム分だけ記憶するも
のである。
【0032】各直交変換部1042(i)(但し、iは
1〜nのいずれか)は、背景差分画像S103を、自己
について定まっている縦横Ni×Niの大きさのブロッ
クに分割して得られたブロックS111(i)に対し
て、2次元DFT(離散フーリエ変換)、2次元DCT
(離散コサイン変換)、2次元アダマール変換等の2次
元直交変換を行ない、得られた変換ブロックS112
(i)を対応する交流成分特徴量算出部1043(i)
に出力するものである。直交変換方法については、例え
ば、上記文献の4章に記載されている。
【0033】ここで、ブロックS111(1)〜(n)
の大きさは、図4に例示するように、異なっているもの
である。
【0034】また、ブロックS111(1)〜(n)
は、図5(a)のようにブロック1辺の長さ毎にシフト
しながら分割しても良いし、図5(b)のようにブロッ
ク1辺の長さの半分毎にシフトして同じ部分に複数のブ
ロックが重なるようにしても良い。
【0035】さらに、入力画像が、図6の例のように、
上にいくに従って、カメラから位置が遠くなり、移動体
が小さくなる場合は、画像中の位置に応じて、ブロック
の大きさや種類数(n)を変えても良い。
【0036】各交流成分特徴量算出部1043(i)
は、対応する直交変換部1042(i)で変換された変
換ブロックS112(i)から、少なくとも変換係数の
直流成分を除いた係数についての「平均値」、「最大
値」、「分散値」等の特徴量S113(i)を算出して
対応する正規化部1044(i)に出力するものであ
る。なお、移動体の空間的な特徴が予め分かっていれ
ば、その部分に重点を置いてこれらの特徴量を求めても
良い。例えば、移動体が背景に比べて横方向にエッジが
多い場合には、得られた変換係数の横方向を表す係数と
縦方向を表す係数との差などを特徴量としても良い。
【0037】各正規化部1044(i)は、対応する交
流成分特徴量算出部1043(i)から得られた特徴量
S113(i)を0〜1の間の値に正規化して対応する
正規化画像作成部1045(i)に出力するものであ
る。なお、特徴量として複数種類を定めている場合に
は、各正規化部1044(i)は、各々の特徴量につい
て正規化を行ない、これらを乗算して一つの正規化され
た特徴量とする。
【0038】例えば、(1) 式に示すと共に、図7に図示
しているシグモイド関数を使って特徴量xを正規化する
方法を適用できる。
【0039】 y=1/[1+exp{−(x−A)/σ}] (但し、A、σは任意の定数) …(1) 各正規化画像作成部1045(i)は、対応する正規化
部1044(i)から出力された正規化交流特徴量S1
14(i)を画像中の対応する位置の画素に代入して、
正規化画像を作成するものである。
【0040】図8は、ブロック分割の方法が、図5
(a)に示すように、ある分割ブロックが他の分割ブロ
ックと重複する画素がない場合の正規化画像作成部10
45(1045(1)〜(n))の構成を示すブロック
図である。
【0041】この場合の正規化画像作成部1045は、
正規化ブロック作成部10451及び正規化画像記憶部
10452からなる。正規化ブロック作成部10451
は、入力された正規化交流特徴量S114を画素値とす
る、直交変換されたブロックと同じ大きさの正規化ブロ
ックS1141を作成して出力するものである。正規化
画像記憶部10452は、正規化ブロック作成部104
51から出力された正規化ブロックS1141を所定位
置に記憶するものであり、全体として1フレーム分の正
規化画像を記憶する。
【0042】図8に示す正規化画像作成部1045の動
作は、以下の通りである。正規化交流特徴量S114が
正規化ブロック作成部10451に入力されると、ブロ
ック内の全ての画素値が正規化交流特徴量S114であ
って、直交変換されたブロックと同じ大きさである正規
化ブロックS1141が作成されて出力される。次に、
この正規化ブロックS1141が正規化画像記憶部10
452に入力され、この正規化ブロックS1141は、
直交変換されたブロックと同じ位置に記憶される。そし
て、1フレーム内の全てのブロックについて正規化ブロ
ックが作成され、正規化画像記憶部10452に記憶さ
れるまでの処理が当該正規化画像作成部1045で終わ
ると、記憶された正規化画像S115が乗算器1046
に出力される。
【0043】図9は、ブロック分割の方法が、図5
(b)に示すように、ある分割ブロックが他の分割ブロ
ックと一部重複する場合の正規化画像作成部1045
(1045(1)〜(n))の構成を示すブロック図で
ある。
【0044】この場合の正規化画像作成部1045は、
正規化ブロック作成部10451、正規化画像記憶部1
0452及び乗算部10453からなる。正規化ブロッ
ク作成部10451は、入力された正規化交流特徴量S
114を画素値とする、直交変換されたブロックと同じ
大きさの正規化ブロックS1141を作成して出力する
ものである。乗算部10453は、正規化ブロック作成
部10451及び乗算部10453から出力された2個
のブロックS1141及びS1143の同じ位置の画素
値を乗算した値を画素値とするブロックS1142を正
規化画像記憶部10452に出力するものである。正規
化画像記憶部10452は、乗算部10453から出力
されたブロックS1142を所定位置に記憶すると共
に、正規化ブロック作成部10451から出力された正
規化ブロックS1141と対応する記憶ブロックS11
43を乗算部10453に出力するものであり、全体と
して1フレーム分の正規化画像を記憶する。
【0045】図9に示す正規化画像作成部1045の動
作は、以下の通りである。まず、予め各フレームの最初
のブロックの正規化交流特徴量S114が入力される前
に、正規化画像記憶部10452の全画素値を1に初期
化しておく。そして、正規化交流特徴量S114が正規
化ブロック作成部10451に入力されると、ブロック
内の全ての画素値が正規化交流特徴量S114であっ
て、直交変換されたブロックと同じ大きさである正規化
ブロックS1141が作成されて出力される。一方、正
規化画像記憶部10452から、入力された特徴量S1
14のブロックと同じ位置で同じ大きさの正規化記憶ブ
ロックS1143が出力される。このようにして、正規
化ブロックS1141及び正規化記憶ブロックS114
3が乗算部10453に入力されると、乗算部1145
3において、これら2個のブロックの同じ位置の画素値
が乗算され、この乗算値を画素値としたブロックS11
42が出力される。次に、このブロックS1142が正
規化画像記憶部10452に入力され、このブロックS
1142は、直交変換されたブロックと同じ位置に記憶
される。そして、1フレーム内の全てのブロックについ
て正規化ブロックが作成され、正規化画像記憶部104
52に記憶されるまでの処理が当該正規化画像作成部1
045で終わると、記憶された正規化画像S115が乗
算器1046に出力される。
【0046】図3に戻って、乗算器1046は、全ての
正規化画像作成部1045(1)〜(n)から出力され
た正規化画像S115(1)〜(n)の同じ位置の画素
同士の乗算を行ない、その乗算結果の画像を交流成分画
像として、図1に示した2値化器105に出力するもの
である。
【0047】(A−4)交流成分画像作成部104の動
作 次に、以上のような各部からなる交流成分画像作成部1
04の動作を図3を用いて説明する。
【0048】交流成分画像作成部104に背景差分画像
S103が入力されると、背景差分画像記憶部1041
に入力されて記憶される。
【0049】背景差分画像記憶部1041への背景差分
画像S103の入力が完了すると、この背景差分画像S
103から、縦横がN1×N1、N2×N2、…、Nn
×Nnの各ブロックS111(1)、…、S111
(n)が取り出され、それぞれのブロックS111
(1)、…、S111(n)がそのブロックの大きさで
定まる対応する直交変換部1042(1)、…、104
2(n)に入力される。
【0050】ブロックS111(i)が直交変換部10
42(i)に入力されると、直交変換部1042(i)
において直交変換が行なわれ、得られた変換ブロックS
112(i)が出力される。
【0051】この変換ブロックS112(i)が交流成
分特徴量算出部1043(i)に入力されると、変換ブ
ロックS112(i)から一つ又は複数の交流特徴量S
113(i)が算出されて出力される。
【0052】次に、交流特徴量S113(i)が正規化
部1044(i)に入力されると、交流特徴量S113
(i)がシグモイド関数によって正規化される。ここ
で、交流特徴量S113(i)が複数の場合には、各々
シグモイド関数によって正規化された後で乗算される。
そして、算出された正規化交流特徴量S114(i)が
出力される。
【0053】次に、正規化交流特徴量S114(i)が
正規化画像作成部1045(i)に入力されると、上述
したように、対応するブロックの位置に正規化交流特徴
量を乗算、代入する等の処理を行なう。
【0054】そして、全ての正規化画像作成部1045
(1)〜(n)において、背景差分画像S103から分
割された全てのブロックに対して正規化交流特徴量を算
出して正規化画像が完成すると、全ての正規化画像作成
部1045(1)〜(n)から、正規化画像S115
(1)〜(n)が出力され、乗算器1046において、
これら正規化画像S115(1)〜(n)の同じ位置の
画素同士の乗算が行なわれ、交流成分画像S104が出
力される。
【0055】(A−5)第1の実施形態の効果 以上のように、第1の実施形態によれば、ブロック領域
から得られた交流成分の特徴量を用いて移動体抽出を行
なうようにしたので、影の部分を除いた移動体だけを抽
出することができる。
【0056】ここで、交流成分の特徴量として、複数の
異なる大きさのブロック領域から得た交流成分の特徴量
を融合したものを用いるようにしたので、交流成分画像
として良好なものが得られ、高精度な移動体抽出を行な
うことができる。
【0057】因に、第1の実施形態の変形例として、交
流成分画像作成部104として、図10に示すように、
1種類のブロックだけを処理するものを挙げることがで
きる。すなわち、直交変換部1042、交流成分特徴量
算出部1043、正規化部1044、及び、正規化画像
作成部1045を1個ずつ設けると共に、乗算器104
6(図3参照)を設けず、正規化画像作成部1045か
ら出力される正規化画像S113をそのまま交流成分画
像S104にするものを交流成分画像作成部104とし
て適用することができる。この変形例の場合には、第1
の実施形態に比べて、構成の簡単化や処理の高速化が期
待できる反面、交流成分の抽出精度が悪くなって移動体
の抽出精度が第1の実施形態より若干低くなる可能性も
ある。
【0058】(B)第2の実施形態 次に、本発明による移動体抽出装置の第2の実施形態を
図面を参照しながら詳述する。
【0059】この第2の実施形態の移動体抽出装置は、
日照条件(昼・夕・夜など)や天候条件(晴れ・曇り・
雨・霧など)を移動体抽出に反映させるようにしたもの
である。
【0060】図11は、この第2の実施形態の移動体抽
出装置201の構成を示すブロック図であり、上述した
第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一
符号を付して示している。また、図12は、この第2の
実施形態の交流成分画像作成部203の詳細構成を示す
ブロック図であ、上述した第1の実施形態に係る図3と
の同一、対応部分には同一符号を付して示している。
【0061】第2の実施形態の移動体抽出装置201
は、図12に示すように、交流成分画像作成部203内
の正規化部2044(1)〜(n)として、外部から与
えられた正規化係数S203(1)〜(n)を利用する
可変正規化部を適用している点が、第1の実施形態と異
なってる。また、図11に示すように、交流成分画像作
成部203内の正規化部2044(1)〜(n)に与え
る正規化係数S203(1)〜(n)を決定する係数制
御部202を設けている点が第1の実施形態と異なって
いる。
【0062】係数制御部202は、外部から与えられる
昼・夕・夜などの日照情報S201と、晴れ・曇り・雨
・霧などの天候情報S202とから交流成分画像作成部
203(より正確には正規化部2044(1)〜
(n))における正規化係数S203(1)〜(n)を
決定するものである。ここで、正規化係数S203
(1)〜(n)とは、正規化にシグモイド関数を用いる
場合であれば、上述した(1) 式におけるAやσが該当す
る。係数制御部202としては、例えば、日照情報S2
01及び天候情報S202の組み合わせ毎に、正規化係
数S203(1)〜(n)を格納している変換テーブル
構成のものを適用できる。
【0063】第2の実施形態の交流成分画像作成部20
3の各正規化部2044(i)は、入力された正規化係
数S203(i)を用いて、交流成分特徴量算出部10
43(i)からの交流成分特徴量S113(i)に対す
る正規化の計算を実行するものである。
【0064】次に、第2の実施形態の移動体抽出装置2
01の動作を、図11及び図12を用いて簡単に説明す
る。
【0065】外部から日照情報S201及び天候情報S
202が係数制御部202に入力されると、係数制御部
202において、入力された情報から正規化係数S20
3(1)〜(n)が決定される。この正規化係数S20
3(1)〜(n)は、図12に示す交流成分画像作成部
203の正規化部2044(1)〜(n)に入力され
る。
【0066】以上のようにして、その時点の日照情報S
201及び天候情報S202に応じた正規化係数S20
3(1)〜(n)が正規化部2044(1)〜(n)に
設定された以降の移動体抽出装置201の動作は、第1
の実施形態と全く同様であるので、その説明は省略す
る。
【0067】なお、この第2の実施形態においても、交
流成分画像作成部203として、図13に示すように、
1種類のブロックだけを処理するものを適用するように
しても良い。
【0068】この第2の実施形態の移動体抽出装置によ
っても、上述した第1の実施形態と同様な効果を奏する
ことができる。
【0069】これに加えて、第2の実施形態の移動体抽
出装置によれば、日照や天候の変化に応じて正規化の係
数値を変えるようにしたので、日照や天候の変化に応じ
た移動体抽出を行なうことができ、言い換えると、環境
によらず、高精度に移動体を抽出することができる。
【0070】(C)他の実施形態 上記各実施形態の説明においても、適宜他の実施形態の
説明を行なったが、以下に例示するような他の実施形態
も挙げることができる。
【0071】上記各実施形態においては、交流成分画像
作成部(104、203)において、異なる大きさのブ
ロックに対して同じ直交変換で行なっていたが、これに
限らず、異なる直交変換(例えばDCTとDFT)を行
なうようにしても良い。
【0072】また、上記第2の実施形態では、正規化係
数を変更させる外部要因が日照情報S201及び天候情
報S202であるものを示したが、時間帯や湿度等の他
の要因であっても良い。このような要因であれえば、係
数制御部に対して、センサやタイマ出力を与えて動作さ
せることができる。また、日照情報S201及び天候情
報S202等の外部要因情報を、2値化器105に与え
て、その閾値をも変更させるようにしても良い。
【0073】上記実施形態の説明では、背景画像の更新
処理については述べなかったが、必要に応じて更新して
も良いことは勿論である。
【0074】また、上述した実施形態の移動体抽出装置
による抽出結果を、他の方法や同種の方法で抽出された
結果と組み合わせても抽出結果の精度を向上させるよう
にしても良い。この場合、実施形態によって抽出された
移動体の領域と、他の方法や同種の方法で抽出された移
動体の領域とを、論理和または論理積などによって移動
体を抽出する。例えば、3原色のそれぞれに対して、上
記実施形態の装置による抽出を行なって抽出結果を組み
合わせるようにしても良い。また、数フレーム異なる画
像について得られた抽出結果の一方を移動させて組み合
わせるようにしても良い。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、(1) 入
力画像と背景画像との差分演算を行なって背景差分画像
を作成する背景差分画像作成手段と、(2) 背景差分画像
を小領域に分割し、小領域の画素の平均値を除く特徴量
である交流成分特徴量から交流成分画像を作成する交流
成分画像作成手段と、(3) 交流成分画像の各画素値を閾
値と比較することによる2値化によって移動体の領域と
それ以外の領域とに弁別する2値化手段とを有するの
で、背景差分画像に、移動体の影の部分のような画素値
を一様にとる領域があっても、その領域を除いた移動体
だけを抽出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の移動体抽出装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】従来の移動体抽出装置の構成を示すブロック図
である。
【図3】図1の交流成分画像作成部の詳細構成を示すブ
ロック図である。
【図4】第1の実施形態の背景差分画像のブロック分割
の説明図(1)である。
【図5】第1の実施形態の背景差分画像のブロック分割
の説明図(2)である。
【図6】第1の実施形態の背景差分画像のブロック分割
の説明図(3)である。
【図7】図3の正規化部の正規化方法の説明図である。
【図8】図3の正規化画像作成部の詳細構成例(1)を
示すブロック図である。
【図9】図3の正規化画像作成部の詳細構成例(2)を
示すブロック図である。
【図10】図3に示した交流成分画像作成部の変形構成
を示すブロック図である。
【図11】第2の実施形態の移動体抽出装置の構成を示
すブロック図である。
【図12】図11の交流成分画像作成部の詳細構成を示
すブロック図である。
【図13】図11に示した交流成分画像作成部の変形構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101、201…移動体抽出装置、 102…背景画像記憶部、 103…差分器、 104、203…交流成分画像作成部、 105…2値化器、 106…補正フィルタ、 1041…背景差分画像記憶部、 1042、1042(1)〜(n)…直交変換部、 1043、1043(1)〜(n)…交流成分特徴領域
算出部、 1044、1044(1)〜(n)、2044、204
4(1)〜(n)…正規化部、 1045、1045(1)〜(n)…正規化画像作成
部、 1046…乗算器、 202…係数制御部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像と背景画像との差分値でなる背
    景差分画像に基づいて、入力画像内の移動体の領域を抽
    出する移動体抽出装置において、 入力画像と背景画像との差分演算を行なって背景差分画
    像を作成する背景差分画像作成手段と、 前記背景差分画像を小領域に分割し、小領域の画素の平
    均値を除く特徴量である交流成分特徴量から交流成分画
    像を作成する交流成分画像作成手段と、 前記交流成分画像の各画素値を閾値と比較することによ
    る2値化によって移動体の領域とそれ以外の領域とに弁
    別する2値化手段とを有することを特徴とする移動体抽
    出装置。
  2. 【請求項2】 日照条件や天候条件などの外部要因に基
    づいて、前記交流成分画像作成手段及び又は前記2値化
    手段の処理パラメータを変更させる処理パラメータ変更
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の
    移動体抽出装置。
  3. 【請求項3】 前記2値化手段から出力された2値化画
    像に対して、画素連結処理を施す補正手段をさらに備え
    ることを請求項1又は2に特徴とする移動体抽出装置。
  4. 【請求項4】 前記交流成分画像作成手段が、 前記背景差分画像を小領域に分割したブロックを順次出
    力するブロック分割部と、 前記ブロックを直交変換して変換ブロックを出力する直
    交変換部と、 前記変換ブロックからこのブロックの1又は複数の交流
    成分特徴量を算出する交流成分特徴量算出部と、 前記1の交流成分特徴量を正規化した正規化交流成分特
    徴量、又は、前記複数の交流成分特徴量を正規化した上
    で互いを掛け合わせた正規化交流成分特徴量を形成する
    正規化部と、 前記正規化交流成分特徴量を対応する画素位置に代入し
    て正規化画像を作成して上記2値化手段に交流成分画像
    として出力する正規化画像作成部とを有することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の移動体抽出装
    置。
  5. 【請求項5】 前記交流成分画像作成手段が、 前記背景差分画像を複数の同じ又は異なる大きさの小領
    域に分割したブロックを順次出力するブロック分割部
    と、 自己に割り当てられている大きさの前記ブロックが入力
    され、そのブロックを直交変換して変換ブロックを出力
    する、ブロックの大きさに対応した同じ又は異なる直交
    変換を行なう複数の直交変換部と、 対応する前記直交変換部から出力された前記変換ブロッ
    クから、このブロックの1又は複数の交流成分特徴量を
    算出する複数の交流成分特徴量算出部と、 対応する前記交流成分特徴量算出部から出力された前記
    1の交流成分特徴量を正規化した正規化交流成分特徴
    量、又は、前記複数の交流成分特徴量を正規化した上で
    互いを掛け合わせた正規化交流成分特徴量を形成する複
    数の正規化部と、 対応する前記正規化部から出力された前記正規化交流成
    分特徴量を対応する画素位置に代入して正規化画像を作
    成する複数の正規化画像作成部と、 全ての前記正規化画像作成部から出力された正規化画像
    の同じ位置の画素同士を乗算し、その乗算後の画像を上
    記2値化手段に交流成分画像として出力する乗算部とを
    有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の移動体抽出装置。
  6. 【請求項6】 前記正規化部の正規化係数が、前記処理
    パラメータ変更手段によって変更される処理パラメータ
    であることを特徴とする請求項4又は5に記載の移動体
    抽出装置。
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