JPH10243320A - 視聴覚システム - Google Patents
視聴覚システムInfo
- Publication number
- JPH10243320A JPH10243320A JP9045569A JP4556997A JPH10243320A JP H10243320 A JPH10243320 A JP H10243320A JP 9045569 A JP9045569 A JP 9045569A JP 4556997 A JP4556997 A JP 4556997A JP H10243320 A JPH10243320 A JP H10243320A
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- JP
- Japan
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- audiovisual
- receiver
- audio
- image
- signal
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- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】パーソナル的な視聴が可能であり、且つ仮想現
実的な３次元画像を視聴することのできる視聴覚システ
ムを提供する。 【解決手段】室内空間Ａの異なる場所に設置され、マイ
クロ波またはミリ波によりそれぞれ異なる視聴覚信号を
送信する複数の送信機１ａ〜１ｈと、送信機１ａ〜１ｈ
から送信される視聴覚信号を指向的に受信するアンテナ
４を具備する受信機３とを具備し、アンテナ４の向きを
変えることにより、特定の送信機から送信される視聴覚
信号のみを選択的に受信し視聴し、視聴覚信号が立体的
視聴覚信号であること、受信機３が、人の頭部または顔
面に装着され、受信した視聴覚信号を映像や音声として
出力する機能を具備すること、さらには受信機３を装着
した視聴覚者が頭部または顔面を回転または上下動する
ことにより、異なる視聴覚信号を受信視聴でき、それに
より仮想空間映像を視聴することができる。
実的な３次元画像を視聴することのできる視聴覚システ
ムを提供する。 【解決手段】室内空間Ａの異なる場所に設置され、マイ
クロ波またはミリ波によりそれぞれ異なる視聴覚信号を
送信する複数の送信機１ａ〜１ｈと、送信機１ａ〜１ｈ
から送信される視聴覚信号を指向的に受信するアンテナ
４を具備する受信機３とを具備し、アンテナ４の向きを
変えることにより、特定の送信機から送信される視聴覚
信号のみを選択的に受信し視聴し、視聴覚信号が立体的
視聴覚信号であること、受信機３が、人の頭部または顔
面に装着され、受信した視聴覚信号を映像や音声として
出力する機能を具備すること、さらには受信機３を装着
した視聴覚者が頭部または顔面を回転または上下動する
ことにより、異なる視聴覚信号を受信視聴でき、それに
より仮想空間映像を視聴することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波または
ミリ波を用いたパーソナル用の視聴覚信号を視聴覚シス
テムに関するものであり、マルチメディア、科学技術、
コンピュータゲーム等の分野に利用可能な視聴覚システ
ムに関するものである。
ミリ波を用いたパーソナル用の視聴覚信号を視聴覚シス
テムに関するものであり、マルチメディア、科学技術、
コンピュータゲーム等の分野に利用可能な視聴覚システ
ムに関するものである。
【０００２】
【従来技術】従来より、テレビや映画等で代表されるよ
うな、２次元的な画像情報を用いた視聴覚システムは、
広く普及している。最近では、従来の２次元的な視聴覚
情報に加え、３次元画像、言い換えれば、立体的映像も
開発されており、建築技術やゲーム等にも応用されてい
る。
うな、２次元的な画像情報を用いた視聴覚システムは、
広く普及している。最近では、従来の２次元的な視聴覚
情報に加え、３次元画像、言い換えれば、立体的映像も
開発されており、建築技術やゲーム等にも応用されてい
る。
【０００３】従来の立体的映像としては、右目と左目に
異なる画像情報をみせることにより、立体的に認識させ
るシステムであり、例えば、１つの画面に右目情報と、
左目情報とを同時に映し出し、偏向グラス等の特殊なメ
ガネ等を用いて、右目と左目に異なる映像をみせること
で実現されている。この方法は、１つの画面を同時に複
数の人が視聴するものである。
異なる画像情報をみせることにより、立体的に認識させ
るシステムであり、例えば、１つの画面に右目情報と、
左目情報とを同時に映し出し、偏向グラス等の特殊なメ
ガネ等を用いて、右目と左目に異なる映像をみせること
で実現されている。この方法は、１つの画面を同時に複
数の人が視聴するものである。
【０００４】また、最近では、メガネ自体に、２つの映
像を表示させて、右目に右目画像を、左目に左目画像を
みせることにより、パーソナル的に視聴することも開発
されている。
像を表示させて、右目に右目画像を、左目に左目画像を
みせることにより、パーソナル的に視聴することも開発
されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法において、
偏向グラス等の特殊なメガネを用いた方法は、システム
が簡単ではあるが、その固定された画面内のみしか情報
が与えられず、しかも各視聴覚者は好みの画像を視聴す
ることができない。その映像は視聴覚者の動きに全く対
応しないために、仮想空間映像を視聴することは実質不
可能であった。
偏向グラス等の特殊なメガネを用いた方法は、システム
が簡単ではあるが、その固定された画面内のみしか情報
が与えられず、しかも各視聴覚者は好みの画像を視聴す
ることができない。その映像は視聴覚者の動きに全く対
応しないために、仮想空間映像を視聴することは実質不
可能であった。
【０００６】これに対して、メガネ自体に立体映像を表
示させる方法では、個々の好みの加画像を視聴すること
が可能であるが、一般には、頭が回転した時、現実の映
像は視点が変わるのに対して、現在の技術では映像にお
ける視点は変化しない。
示させる方法では、個々の好みの加画像を視聴すること
が可能であるが、一般には、頭が回転した時、現実の映
像は視点が変わるのに対して、現在の技術では映像にお
ける視点は変化しない。
【０００７】そこで、最近では、頭の動きを多くのセン
サにより検知して、それに伴う視点の変化による画像を
大型コンピュータで計算して表示させることも研究され
つつあるが、装置が非常に大がかりであり、実用的なも
のではない。
サにより検知して、それに伴う視点の変化による画像を
大型コンピュータで計算して表示させることも研究され
つつあるが、装置が非常に大がかりであり、実用的なも
のではない。
【０００８】従って、本発明は、パーソナル的な視聴が
可能であり、且つ仮想現実的な３次元画像を視聴するこ
とのできる視聴覚システムを提供することにある。
可能であり、且つ仮想現実的な３次元画像を視聴するこ
とのできる視聴覚システムを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
に対して検討を重ねた結果、マイクロ波またはミリ波帯
の電磁波の特性を活かすことにより、簡略したシステム
で、パーソナル的な視聴が可能であり、且つ仮想現実的
な３次元画像を視聴することができることを知見した。
に対して検討を重ねた結果、マイクロ波またはミリ波帯
の電磁波の特性を活かすことにより、簡略したシステム
で、パーソナル的な視聴が可能であり、且つ仮想現実的
な３次元画像を視聴することができることを知見した。
【００１０】即ち、本発明の視聴覚システムは、室内空
間の異なる場所に設置され、マイクロ波またはミリ波に
よりそれぞれ異なる立体的視聴覚信号を送信する複数の
送信機と、該送信機から送信される前記立体的視聴覚信
号を指向的に受信可能な受信機とを具備し、前記受信機
の向きを変えることにより、特定の立体的視聴覚信号を
選択的に受信することのできることを特徴とするもので
ある。また、前記受信機が、人の頭部または顔面に装着
され、受信した立体的視聴覚信号を映像および／または
音声として出力する機能を具備すること、さらには、前
記受信機が装着された前記頭部または顔面を回転または
上下動することにより、異なる立体的視聴覚信号が受信
可能であることを特徴とするものである。
間の異なる場所に設置され、マイクロ波またはミリ波に
よりそれぞれ異なる立体的視聴覚信号を送信する複数の
送信機と、該送信機から送信される前記立体的視聴覚信
号を指向的に受信可能な受信機とを具備し、前記受信機
の向きを変えることにより、特定の立体的視聴覚信号を
選択的に受信することのできることを特徴とするもので
ある。また、前記受信機が、人の頭部または顔面に装着
され、受信した立体的視聴覚信号を映像および／または
音声として出力する機能を具備すること、さらには、前
記受信機が装着された前記頭部または顔面を回転または
上下動することにより、異なる立体的視聴覚信号が受信
可能であることを特徴とするものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】マイクロ波及びミリ波の一般的な
性質として、広帯域、高分解能、短波長であることが挙
げられる。これらの性質は、大容量で高速のデータ伝送
が可能であるとともに、送信機および受信機等の機器の
小型軽量化が図れ、さらには、他の通信システムへの干
渉が小さいというメリットを持っている。
性質として、広帯域、高分解能、短波長であることが挙
げられる。これらの性質は、大容量で高速のデータ伝送
が可能であるとともに、送信機および受信機等の機器の
小型軽量化が図れ、さらには、他の通信システムへの干
渉が小さいというメリットを持っている。
【００１２】まず、マイクロ波またはミリ波が電磁波と
して利用できることから、装置本体と表示装置との信号
伝送においてケーブルを用いないシステムを構成でき
る。また、機器の小型軽量化という特性は、例えば、表
示装置を具備する受信機を小型軽量化できるために、そ
の受信機を顔面または頭部に装着することができ、長時
間使用しても疲れないメリットがある。また、大容量通
信、高速データ伝送という特性は、動画像でも対応が可
能であることを意味する。
して利用できることから、装置本体と表示装置との信号
伝送においてケーブルを用いないシステムを構成でき
る。また、機器の小型軽量化という特性は、例えば、表
示装置を具備する受信機を小型軽量化できるために、そ
の受信機を顔面または頭部に装着することができ、長時
間使用しても疲れないメリットがある。また、大容量通
信、高速データ伝送という特性は、動画像でも対応が可
能であることを意味する。
【００１３】さらに、他の通信システムへの非干渉性は
周波数の有効利用が図れるだけでなく、指向性の強いア
ンテナを設けることにより、アンテナの向いた方向の電
磁波のみを受信するシステムを作ることができる。
周波数の有効利用が図れるだけでなく、指向性の強いア
ンテナを設けることにより、アンテナの向いた方向の電
磁波のみを受信するシステムを作ることができる。
【００１４】本発明は、このようなマイクロ波およびミ
リ波の特性を活かしたシステムであり、その基本的なシ
ステムの概略図を図１に示した。図１において、所定の
室内空間Ａの異なる場所に、複数の送信機１ａ〜１ｈが
設置され、各送信機１ａ〜１ｈは、例えば、視聴覚装置
本体２と接続され、同一周波数でそれぞれ異なる視聴覚
信号を送信するように設定されている。
リ波の特性を活かしたシステムであり、その基本的なシ
ステムの概略図を図１に示した。図１において、所定の
室内空間Ａの異なる場所に、複数の送信機１ａ〜１ｈが
設置され、各送信機１ａ〜１ｈは、例えば、視聴覚装置
本体２と接続され、同一周波数でそれぞれ異なる視聴覚
信号を送信するように設定されている。
【００１５】一方、室内空間Ａ内には、それらの視聴覚
信号を受信する受信機３が設置される。そして、この受
信機３には、指向性を有するアンテナ４が取り付けられ
ている。また、受信機３には、受信した視聴覚信号を映
像あるいは音声として出力する機能を具備する。この出
力機能としては、映像の場合には、ブラウン管などの表
示装置であったり、音声の場合には、スピーカ等の音響
機器等であり、これらを組み合わせてもよい。
信号を受信する受信機３が設置される。そして、この受
信機３には、指向性を有するアンテナ４が取り付けられ
ている。また、受信機３には、受信した視聴覚信号を映
像あるいは音声として出力する機能を具備する。この出
力機能としては、映像の場合には、ブラウン管などの表
示装置であったり、音声の場合には、スピーカ等の音響
機器等であり、これらを組み合わせてもよい。
【００１６】上記のシステムにおけるブロック図を図２
に示した。まず、視聴覚装置本体２は、画像・音声信号
発生器５および変調器６から構成され、画像・音声信号
発生器５で作られた数ＭＨｚの信号（視聴覚信号）は変
調器６において位相変調、振幅変調または周波数変調さ
れる。そして、その信号は送信機１の混合器７に送ら
れ、高周波発振器８からの数ＧＨｚ〜数十ＧＨｚの高周
波信号と合成され、マイクロ波またはミリ波帯に周波数
変換される。さらに、その信号は増幅器９で増幅されア
ンテナ１０よりマイクロ波またはミリ波の電磁波として
送信される。なお、送信機１ａ〜１ｈには、それぞれ異
なる画像・音声信号が本体より送られ、アンテナ１０か
らマイクロ波またはミリ波の電磁波として送信される。
に示した。まず、視聴覚装置本体２は、画像・音声信号
発生器５および変調器６から構成され、画像・音声信号
発生器５で作られた数ＭＨｚの信号（視聴覚信号）は変
調器６において位相変調、振幅変調または周波数変調さ
れる。そして、その信号は送信機１の混合器７に送ら
れ、高周波発振器８からの数ＧＨｚ〜数十ＧＨｚの高周
波信号と合成され、マイクロ波またはミリ波帯に周波数
変換される。さらに、その信号は増幅器９で増幅されア
ンテナ１０よりマイクロ波またはミリ波の電磁波として
送信される。なお、送信機１ａ〜１ｈには、それぞれ異
なる画像・音声信号が本体より送られ、アンテナ１０か
らマイクロ波またはミリ波の電磁波として送信される。
【００１７】受信機３では、発信器１ａ〜１ｈのうちの
特定の信号を指向性を有するアンテナ４により受信し、
受信した微弱なマイクロ波またはミリ波帯の高周波信号
を低雑音増幅器１１で増幅し、そして、その信号は混合
器１２に送られ、高周波発振器１３からの高周波発振器
８と同一の周波数の信号と剛性され、数ＭＨｚの低周波
信号に変換する。さらに、この信号は復調器１４で復調
され、信号中に画像信号と音声信号が含まれる場合に
は、画像・音声分離器１５により画像信号と音声信号と
に分離される。そして、これらの信号は、それぞれ画像
出力器１６および音声出力器１７に送られ出力される。
特定の信号を指向性を有するアンテナ４により受信し、
受信した微弱なマイクロ波またはミリ波帯の高周波信号
を低雑音増幅器１１で増幅し、そして、その信号は混合
器１２に送られ、高周波発振器１３からの高周波発振器
８と同一の周波数の信号と剛性され、数ＭＨｚの低周波
信号に変換する。さらに、この信号は復調器１４で復調
され、信号中に画像信号と音声信号が含まれる場合に
は、画像・音声分離器１５により画像信号と音声信号と
に分離される。そして、これらの信号は、それぞれ画像
出力器１６および音声出力器１７に送られ出力される。
【００１８】本発明によれば、上記の送受信システムに
おいて、視聴覚信号をマイクロ波（１〜３０ＧＨｚ帯
域）やミリ波（３０〜３００ＧＨｚ帯域）等の高周波を
用いて送受信することにより、受信機３のアンテナ４の
向きを変えることにより、異なる視聴覚信号を視聴する
ことができる。また、受信機３を空間内に複数設置する
ことで、それぞれの受信機３におけるアンテナ４の向き
を変えることにより、個々の受信機で異なる信号を視聴
することが可能となる。また、マイクロ波またはミリ波
等の高周波信号を用いることにより、画像が動画像の場
合であっても十分に信号を伝送することができる。ここ
で用いられる送受信のマイクロ波あるいはミリ波は、室
内の壁等による反射の影響を避けるために、できるだけ
周波数が高く減衰の大きいもの、さらには円偏波を用い
ることが望ましい。さらには、受信機３を人の顔面また
は頭部に装着させることにより、顔面または頭部を動か
すことにより、異なる視聴覚信号を受信することが可能
となる。
おいて、視聴覚信号をマイクロ波（１〜３０ＧＨｚ帯
域）やミリ波（３０〜３００ＧＨｚ帯域）等の高周波を
用いて送受信することにより、受信機３のアンテナ４の
向きを変えることにより、異なる視聴覚信号を視聴する
ことができる。また、受信機３を空間内に複数設置する
ことで、それぞれの受信機３におけるアンテナ４の向き
を変えることにより、個々の受信機で異なる信号を視聴
することが可能となる。また、マイクロ波またはミリ波
等の高周波信号を用いることにより、画像が動画像の場
合であっても十分に信号を伝送することができる。ここ
で用いられる送受信のマイクロ波あるいはミリ波は、室
内の壁等による反射の影響を避けるために、できるだけ
周波数が高く減衰の大きいもの、さらには円偏波を用い
ることが望ましい。さらには、受信機３を人の顔面また
は頭部に装着させることにより、顔面または頭部を動か
すことにより、異なる視聴覚信号を受信することが可能
となる。
【００１９】次に、上記の基本的なシステムを用いた立
体的視聴覚信号を視聴するシステムについて説明する。
図３は、該システムのブロック図である。この立体的視
聴覚信号は、右用信号と左用信号を具備する。図３によ
れば、基本的には図２のシステム構成と同様であるが、
装置本体２において右用画像・音声信号発生器１８及び
左用画像・音声信号発生器１９とを具備し、受信機３で
は、右用画像・音声出力器２０および左用画像・音声出
力器２１を具備する。右用画像・音声出力器２０および
左用画像・音声出力器２１としては、それ自体が顔面ま
たは頭部に装着可能であり、２つの画面が並び、左側画
面に左用画像が映し出されそれを左目で視聴し、右側画
面に右用画像が映し出されそれを右目で視聴できるよう
な受信機であることが望ましい。これにより、この受信
機を装着することにより３次元的な立体映像を視聴する
ことが可能となる。
体的視聴覚信号を視聴するシステムについて説明する。
図３は、該システムのブロック図である。この立体的視
聴覚信号は、右用信号と左用信号を具備する。図３によ
れば、基本的には図２のシステム構成と同様であるが、
装置本体２において右用画像・音声信号発生器１８及び
左用画像・音声信号発生器１９とを具備し、受信機３で
は、右用画像・音声出力器２０および左用画像・音声出
力器２１を具備する。右用画像・音声出力器２０および
左用画像・音声出力器２１としては、それ自体が顔面ま
たは頭部に装着可能であり、２つの画面が並び、左側画
面に左用画像が映し出されそれを左目で視聴し、右側画
面に右用画像が映し出されそれを右目で視聴できるよう
な受信機であることが望ましい。これにより、この受信
機を装着することにより３次元的な立体映像を視聴する
ことが可能となる。
【００２０】このような立体的視聴覚信号を送受信する
システムにおいて、図１の複数の送信機１ａ〜１ｈか
ら、それぞれ異なる立体的視聴覚信号を送信させると、
受信機を装着した頭部や顔面を回転あるいは上下動させ
ることにより、異なる立体映像を視聴することができ
る。
システムにおいて、図１の複数の送信機１ａ〜１ｈか
ら、それぞれ異なる立体的視聴覚信号を送信させると、
受信機を装着した頭部や顔面を回転あるいは上下動させ
ることにより、異なる立体映像を視聴することができ
る。
【００２１】より発展的には、各送信器１ａ〜１ｈに対
して、ある仮想空間を想定し、その空間において、各発
信器設置方向を向いた時の風景（映像）を３次元的視聴
覚信号として、システム本体からそれぞれの発信器に送
り、それを発信させておくことにより、前記３次元的な
立体映像を視聴できる受信機を装着した人が、各発信機
の方向を向いた時にその方向の立体的視聴覚信号を受信
できるようにすることにより、受信機を装着した人は、
あたかも想定された仮想空間内に居るような錯覚を与
え、受信機を装着した人は、いわゆる仮想現実的映像を
視聴することが可能となる。
して、ある仮想空間を想定し、その空間において、各発
信器設置方向を向いた時の風景（映像）を３次元的視聴
覚信号として、システム本体からそれぞれの発信器に送
り、それを発信させておくことにより、前記３次元的な
立体映像を視聴できる受信機を装着した人が、各発信機
の方向を向いた時にその方向の立体的視聴覚信号を受信
できるようにすることにより、受信機を装着した人は、
あたかも想定された仮想空間内に居るような錯覚を与
え、受信機を装着した人は、いわゆる仮想現実的映像を
視聴することが可能となる。
【００２２】このような立体的映像を視聴するシステム
においては、発信器を水平方向のみならず垂直方向にも
多数配置し、その発信器を向いた時の風景を細かく分割
して視聴覚信号として発信させ、さらには受信機の指向
性をより強くすることにより、より仮想現実的映像を視
聴することが可能となる。
においては、発信器を水平方向のみならず垂直方向にも
多数配置し、その発信器を向いた時の風景を細かく分割
して視聴覚信号として発信させ、さらには受信機の指向
性をより強くすることにより、より仮想現実的映像を視
聴することが可能となる。
【００２３】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の視聴覚シス
テムによれば、マイクロ波またはミリ波の特異的な性質
を利用し、送信する視聴覚信号の異なる複数の送信機
と、指向性を有する受信機との組み合わせによって、個
々の視聴者が全く異なる視聴覚情報を視聴するパーソナ
ル的な視聴が可能となる。また、発展的には、３次元的
な立体映像を視聴することも可能となり、さらには、仮
想現実的な映像をも視聴することが可能となる。
テムによれば、マイクロ波またはミリ波の特異的な性質
を利用し、送信する視聴覚信号の異なる複数の送信機
と、指向性を有する受信機との組み合わせによって、個
々の視聴者が全く異なる視聴覚情報を視聴するパーソナ
ル的な視聴が可能となる。また、発展的には、３次元的
な立体映像を視聴することも可能となり、さらには、仮
想現実的な映像をも視聴することが可能となる。
【図１】本発明の視聴覚システムの基本的な構成を説明
するための概略図である。
するための概略図である。
【図２】本発明の視聴覚システムの基本的な構成のブロ
ック図である。
ック図である。
【図３】本発明の視聴覚システムにおいて３次元的視聴
覚情報を視聴するシステムのブロック図である。
覚情報を視聴するシステムのブロック図である。
Ａ 室内空間 １ａ〜１ｈ 送信機 ２ 視聴覚装置本体 ３ 受信機 ４ アンテナ ５ 画像・音声信号発生器 ６ 変調器 ７、１２ 混合器 ８，１３ 高周波発振器 ９ 増幅器 １０ アンテナ １１ 低雑音増幅器 １４ 復調器 １５ 画像・音声分離器 １６ 画像出力器 １７ 音声出力器 １８ 右用画像・音声信号発生器 １９ 左用画像・音声信号発生器 ２０ 右用画像・音声出力器 ２１ 左用画像・音声出力器
Claims (4)
- 【請求項１】室内空間の異なる場所に設置されマイクロ
波またはミリ波によりそれぞれ異なる視聴覚信号を送信
する複数の送信機と、該送信機から送信される前記視聴
覚信号を指向的に受信可能な受信機とを具備し、前記受
信機の向きを変えることにより、特定の視聴覚信号を選
択的に受信しこれを視聴することを特徴とする視聴覚シ
ステム。 - 【請求項２】前記視聴覚信号が立体的視聴覚信号である
請求項１記載の視聴覚システム。 - 【請求項３】前記受信機が、人の頭部または顔面に装着
され、受信した視聴覚信号を映像および／または音声と
して出力する機能を具備する請求項１または請求項２記
載の視聴覚システム。 - 【請求項４】前記受信機が装着された前記頭部または顔
面を回転または上下動することにより、異なる視聴覚信
号が受信可能な請求項３記載の視聴覚システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04556997A JP3350391B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 視聴覚システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04556997A JP3350391B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 視聴覚システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10243320A true JPH10243320A (ja) | 1998-09-11 |
| JP3350391B2 JP3350391B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=12722985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04556997A Expired - Fee Related JP3350391B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 視聴覚システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3350391B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP04556997A patent/JP3350391B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3350391B2 (ja) | 2002-11-25 |
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