JPH10235396A - 燃料電池発電設備用水処理装置 - Google Patents

燃料電池発電設備用水処理装置

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JPH10235396A
JPH10235396A JP9044238A JP4423897A JPH10235396A JP H10235396 A JPH10235396 A JP H10235396A JP 9044238 A JP9044238 A JP 9044238A JP 4423897 A JP4423897 A JP 4423897A JP H10235396 A JPH10235396 A JP H10235396A
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JP
Japan
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water
power generation
pure water
fuel cell
cell power
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JP9044238A
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English (en)
Inventor
Munehiko Nanri
旨彦 南利
Kazunori Tsuda
和典 津田
Kenji Morishita
健治 森下
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Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
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    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/42Treatment of water, waste water, or sewage by ion-exchange
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/44Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis
    • C02F1/441Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis by reverse osmosis
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン交換樹脂装置で製造される純水の量を
燃料電池発電設備が必要とする量に応じて調節すること
により、イオン交換樹脂の交換周期を大きくして、ラン
ニングコストを低減させることができる燃料電池発電設
備用水処理装置を得る。 【解決手段】 原水タンク2と、この原水タンク2内の
原水を液送する原水ポンプ3と、この原水ポンプ3によ
り液送された原水中の不純物を逆浸透を利用して除去す
る逆浸透膜装置4と、この逆浸透膜装置4の下流側に設
けられ逆浸透膜装置4により処理された処理水中の不純
物をさらに除去して純水を製造するイオン交換樹脂装置
5と、純水を貯留する純水タンク6と、純水タンク6内
の純水の水位を検出する液面計6Aと、この液面計6A
からの信号により原水ポンプ3を起動、停止させるリレ
ー回路15とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、逆浸透膜装置に
より処理された処理水中に残された不純物をイオン交換
樹脂装置でさらに除去して純水を製造する燃料電池発電
設備用水処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の燃料電池発電設備用水処
理装置の純水の製造フロー図であり、1は原水中に含ま
れる固形粒子等を除去するプレフィルター、2はプレフ
ィルター1を通過した原水を貯留する原水タンク、21
は原水タンク2に一端が接続された原水用配管である第
1の配管、3は第1の配管21に取り付けられた原水ポ
ンプ、4は第1の配管21の他端に接続され原水ポンプ
3により送られた原水中の不純物であるイオン化した電
解質の大部分を逆浸透現象を利用して除去する逆浸透膜
装置、22は一端が逆浸透膜装置4に接続され逆浸透膜
装置4で処理された処理水が流通する処理水用配管であ
る第2の配管、25は一端が逆浸透膜装置4に接続され
逆浸透膜装置4で生じた濃縮水を外部に導く濃縮水用配
管である第5の配管、5は第2の配管22の他端が接続
され逆浸透膜装置4により除去されなかった処理水中の
電解質をさらに除去して純水を製造するイオン交換樹脂
装置、6は第3の配管23を介してイオン交換樹脂装置
5と接続されイオン交換樹脂装置5により製造された純
水を貯留する純水タンク、24は一端が純水タンク6に
接続された第4の配管、7はこの第4の配管24に取り
付けられ必要とする純水を燃料電池発電設備20に液送
する純水ポンプ、8は第4の配管24に取り付けられ燃
料電池発電設備20に送り出す純水の流量を調節する調
節弁である。
【0003】次に、上記構成の燃料電池発電設備用水処
理装置の動作について説明する。プレフィルター1によ
り原水中の固体粒子等の不純物は除去され、原水は原水
タンク2に貯留される。原水ポンプ3により昇圧された
原水は、原水タンク2から逆浸透膜装置4へ供給され
る。逆浸透膜装置4では、原水に含まれた不純物である
イオン化した電解質の大部分が除去された処理水と、イ
オン化した電解質である不純物を多く含んだ濃縮水とに
分離される。この不純物を多く含んだ濃縮水は濃縮水用
配管である第5の配管25から外部に排出される。
【0004】逆浸透膜装置4で不純物の大部分が除去さ
れた処理水は、イオン交換樹脂装置5に供給される。こ
のイオン交換樹脂装置5では、処理水中の不純物である
イオン化した電解質は除去され、純水が製造される。即
ち、処理水中のカチオンはカチオン交換樹脂で、アニオ
ンはアニオン交換樹脂でそれぞれイオン交換され、その
結果純水が製造される。上記のようにして処理、製造さ
れた純水は、純水タンク6に貯留された後、純水ポンプ
7により純水を必要とする燃料電池発電設備20に供給
される。その際、燃料電池発電設備20で必要とされる
単位時間当たりの純水量は、調節弁8で調節される。ま
た、イオン交換樹脂装置5で製造される単位時間当たり
の純水量は原水ポンプ3の能力で定まり、一定であり、
その製造能力は燃料電池発電設備20で必要とされる単
位時間当たりの純水量を越えて設定してあり、余分の純
水は、戻り配管である第6の配管26を通じて原水タン
ク2に戻されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料電池発電設
備用水処理装置では、純水タンク6内の純水の一部は戻
り配管である第6の配管26を通じて原水タンク2内に
戻されており、この純水は原水タンク2内の原水と混合
される。この混合水は原水ポンプ3により、逆浸透膜装
置4に送られ、混合水の一部は第5の配管25を通じて
外部に排出される。つまり、イオン交換樹脂装置5で製
造された純水の一部は濃縮水用配管である第5の配管2
5を通じて外部に排出され、純水の一部が無駄に製造さ
れていることになり、燃料電池発電設備20が必要とす
る純水量以上の純水をイオン交換樹脂装置5で製造して
おり、それだけ短い周期でイオン交換樹脂装置5内の高
価なイオン交換樹脂を交換せざるを得ないという問題点
があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題とするものであって、イオン交換樹脂装置
で製造される純水の量を燃料電池発電設備が必要とする
量に応じて調節することにより、純水の無駄な製造を防
止し、イオン交換樹脂の交換周期を大きくして、ランニ
ングコストを低減させることができる燃料電池発電設備
用水処理装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る燃料電池
発電設備用水処理装置は、イオン交換樹脂装置に供給さ
れる処理水の水量を燃料電池発電設備が必要とする純水
量に応じて調節する処理水量調節手段を備えたものであ
る。
【0008】また、処理水量調節手段は、純水タンクに
設けられ純水タンク内の純水の水位を検出する水位検出
手段と、この水位検出手段からの信号により原水ポンプ
を起動、停止させる起動停止手段とを備えたものであ
る。
【0009】また、処理水量調節手段は、純水タンクに
設けられ純水タンク内の純水の水位を検出する水位検出
手段と、この水位検出手段からの信号により原水ポンプ
の回転数を制御する回転数制御手段とを備えたものであ
る。
【0010】また、処理水量調節手段は、純水タンクに
設けられ純水タンク内の純水の水位を検出する水位検出
手段と、原水タンクと逆浸透膜装置とを接続する原水用
配管に設けられ前記水位検出手段からの信号により原水
タンクからの原水を原水タンクに戻す三方制御弁とを備
えたものである。
【0011】また、処理水量調節手段は、純水タンクに
設けられ純水タンク内の純水の水位を検出する水位検出
手段と、処理水用配管に設けられ前記水位検出手段から
の信号により弁開度が制御される制御弁とを備えたもの
である。
【0012】また、処理水量調節手段は、純水タンクに
設けられ純水タンク内の純水の水位を検出する水位検出
手段と、濃縮水用配管に設けられ前記水位検出手段から
の信号により弁開度が制御される制御弁とを備えたもの
である。
【0013】また、処理水量調節手段は、燃料電池発電
設備の発電出力を検出する発電出力検出手段と、この発
電出力検出手段からの信号により原水ポンプの回転数を
制御する回転数制御手段とを備えたものである。
【0014】また、処理水量調節手段は、燃料電池発電
設備の発電出力を検出する発電出力検出手段と、原水ポ
ンプと逆浸透膜装置とを接続する原水用配管に設けられ
前記発電出力検出手段からの信号により原水タンクから
の原水を原水タンクに戻す三方制御弁とを備えたもので
ある。
【0015】また、処理水量調節手段は、燃料電池発電
設備の発電出力を検出する発電出力検出手段と、処理水
用配管に設けられ前記発電出力検出手段からの信号によ
り弁開度が制御される制御弁とを備えたものである。
【0016】また、処理水量調節手段は、燃料電池発電
設備の発電出力を検出する発電出力検出手段と、濃縮水
用配管に設けられ前記発電出力検出手段からの信号によ
り弁開度が制御される制御弁とを備えたものである。
【0017】また、回転数制御手段はインバータであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1の燃料電
池発電設備用水処理装置の純水製造フロー図である。図
において、1は原水中に含まれる固形粒子等を除去する
プレフィルター、2はプレフィルター1を通過した原水
を貯留する原水タンク、21は原水タンク2に一端が接
続された原水用配管である第1の配管、3は第1の配管
21に取り付けられた原水ポンプ、15は原水ポンプ3
に取り付けられ原水ポンプ3を起動、停止させる起動停
止手段としてのリレー回路、4は第1の配管21の他端
に接続され原水ポンプ3により送られた原水中の不純物
であるイオン化した電解質の大部分を逆浸透現象を利用
して除去する逆浸透膜装置、22は一端が逆浸透膜装置
4に接続され逆浸透膜装置4で処理された処理水が流通
する処理水用配管としての第2の配管、25は一端が逆
浸透膜装置4に接続され逆浸透膜装置4で生じた濃縮水
を外部に導く濃縮水用配管としての第5の配管、5は第
2の配管22の他端が接続され逆浸透膜装置4により除
去されなかった処理水中の電解質をさらに除去して純水
を製造するイオン交換樹脂装置、6は第3の配管23を
介してイオン交換樹脂装置5と接続されイオン交換樹脂
装置5により製造された純水を貯留する純水タンク、6
Aは純水タンク6に設けられ純水タンク6内の水位を検
出する水位検出手段としての差圧式液面計、24は一端
が純水タンク6に接続された第4の配管、7はこの第4
の配管24に取り付けられた純水ポンプ、8は第4の配
管24に取り付けられ純水の流量を調節する調節弁であ
る。9は燃料電池発電設備の構成要素であり、燃料電池
発電設備の原料となるスチームを製造する気液分離器、
9Aは気液分離器9に設けられた水位監視装置である。
なお、液面計6Aとリレー回路15とによりイオン交換
樹脂装置5に供給される処理水の水量を調節する処理水
量調節手段を構成している。
【0019】上記の燃料電池発電設備用水処理装置で
は、プレフィルター1で原水中の固形粒子等の不純物が
除去された原水は、原水タンク2に貯留されている。そ
して、純水タンク6内の純水の水位が低いときには、液
面計6Aからの水位信号14によりリレー回路15が作
動して原水ポンプ3が起動して逆浸透膜装置4に原水が
供給される。逆浸透膜装置4では、原水は不純物を大部
分取り除いた処理水と不純物を多く含んだ濃縮水とに分
離される。不純物を多く含んだ濃縮水は第5の配管25
を通じて外部に排出される。逆浸透膜装置4で不純物で
あるイオン化した電解質の大部分が除去された後、処理
水は、第2の配管22を介してイオン交換樹脂装置5に
供給される。このイオン交換樹脂装置5では、処理水中
の不純物であるイオン化した電解質は除去され、純水が
製造される。即ち、処理水中のカチオンはカチオン交換
樹脂で、アニオンはアニオン交換樹脂でそれぞれイオン
交換され、その結果純水が製造される。
【0020】上記のようにして処理、製造された純水
は、一旦純水タンク6に貯留された後、純水ポンプ7に
より気液分離器9に供給される。気液分離器9への供給
水量は、気液分離器9に設けられた水位監視装置9Aか
らの水位信号で水位が一定となるように開閉される調節
弁8で調節される。また、気液分離器9では、燃料電池
発電設備の原料スチームが発生し、そのスチームは改質
器に供給される。
【0021】以上のように構成された燃料電池発電設備
用水処理装置では、原水ポンプ3はリレー回路15によ
り起動停止するようになっており、純水タンク6内に純
水が所定量以上貯留されているときには原水ポンプ3を
停止させ、逆浸透膜装置4への給水を止めており、イオ
ン交換樹脂装置5では燃料電池発電設備が必要とする量
だけの純水を製造しており、イオン交換樹脂装置5内の
イオン交換樹脂の交換周期が長くなり、燃料電池発電設
備用水処理装置のランニングコストを低下させることが
できる。
【0022】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2の燃料電池発電設備用水処理装置の純水製造フロー
図である。図において、原水ポンプ3には純水タンク6
の液面計6Aからの水位信号14によりその回転数を制
御する回転数制御手段としてのインバータ11が取り付
けられている。なお、液面計6Aとインバータ11とに
より処理水量調節手段を構成している。また、実施の形
態1と同一または相当部分は、同一符号を付してその説
明は省略する。
【0023】この実施の形態では、原水タンク2に貯留
された原水は、原水ポンプ3により昇圧され、逆浸透膜
装置4に供給される。この際、純水タンク6に設けられ
た液面計6Aからの水位信号14により、原水ポンプ3
はインバータ11により回転数が制御されており、純水
タンク6内の水位が高いときには原水ポンプ3の回転数
を低下させ、水位が低いときには原水ポンプ3の回転数
を上昇させ、逆浸透膜装置4へ供給される原水の流量と
圧力とを変動させている。その後の純水が製造されるま
での工程は実施の形態1と同様であり、その説明は省略
する。
【0024】以上のように構成された燃料電池発電設備
用水処理装置では、燃料電池発電設備の純水の使用量が
増大し、純水タンク6内の純水が多量に燃料電池発電設
備に供給されて純水タンク6内の水位が低くなったとき
には、液面計6Aからの信号14により原水ポンプ3の
回転数が上昇し、純水タンク6には多量の純水が供給さ
れる。また、燃料電池発電設備の純水の使用量が少なく
なったときには、純水タンク6内の純水の水位の低下は
小さく、液面計6Aからの信号14により原水ポンプ3
の回転数が低下し、純水タンク6には少量の純水が供給
される。このように、純水タンク6内の水位が高いとき
には、原水ポンプ3の回転数を低下させて、イオン交換
樹脂装置5で製造される純水量を低減させており、イオ
ン交換樹脂装置5では燃料電池発電設備が使用する純水
量だけ製造しており、イオン交換樹脂の交換周期が長く
なり、燃料電池発電設備用水処理装置のランニングコス
トを低下させることができる。
【0025】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3の燃料電池発電設備用水処理装置の純水製造フロー
図であり、図において、10は原水用配管である第1の
配管21に取り付けられ、純水タンク6の液面計6Aか
らの水位信号14により作動する三方制御弁、27は原
水タンク2と三方制御弁10とを接続する戻り配管とし
ての第7の配管である。なお、液面計6A、三方制御弁
10および第7の配管27により処理水量調節手段を構
成している。また、実施の形態1と同一または相当部分
は、同一符号を付してその説明は省略する。
【0026】この実施の形態では、燃料電池発電設備の
純水の使用量が増大し、純水タンク6内の純水が多量に
燃料電池発電設備に供給されて純水タンク6内の水位が
低くなったときには、液面計6Aからの信号14により
三方制御弁10が作動し、多量の原水が逆浸透膜装置4
に供給され、少量の原水が第7の配管27を介して原水
タンク2に戻される。燃料電池発電設備の純水の使用量
が少なくなったときには、純水タンク6内の純水の水位
の低下は小さく、液面計6Aからの信号14により三方
制御弁10が作動し、多量の原水が第7の配管27を通
じて原水タンク2にが戻され、少量の原水が逆浸透膜装
置4に供給される。その後の純水が製造されるまでの工
程は実施の形態1と同様であり、その説明は省略する。
【0027】以上のように構成された燃料電池発電設備
用水処理装置では、純水タンク6内の水位が高いときに
は、原水を第7の配管27を通じて原水タンク2に戻す
ことにより、イオン交換樹脂装置5で製造される純水量
を低減させており、イオン交換樹脂装置5では燃料電池
発電設備が使用する純水量だけ製造しており、イオン交
換樹脂の交換周期が長くなり、燃料電池発電設備用水処
理装置のランニングコストを低下させることができる。
【0028】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4の燃料電池発電設備用水処理装置の純水製造フロー
図である。図において、12は処理水用配管である第2
の配管22に取り付けられた制御弁としての流量調節弁
で、純水タンク6の液面計6Aの水位信号14によりそ
の弁開度が可変するようになっている。なお、液面計6
Aおよび流量調節弁12により処理水量調節手段を構成
している。また、実施の形態1と同一または相当部分は
同一符号を付し、その説明は省略する。
【0029】この実施の形態では、原水タンク2に貯留
された原水は、原水ポンプ3により昇圧され、逆浸透膜
装置4へ供給される。逆浸透膜装置4では、原水は不純
物を大部分取り除いた処理水と不純物を多く含んだ濃縮
水に分離される。逆浸透膜装置4で不純物を大部分取り
除いた処理水は、流量調節弁12へ供給される。この
際、純水タンク6に設けられた液面計6Aからの水位信
号14により流量調節弁12の弁開度は可変となってお
り、水位が高いときには流量調節弁12の弁開度を低下
させ、水位が低いときには流量調節弁12の弁開度を大
きくし、イオン交換樹脂装置5に供給される水量は調整
されている。なお、逆浸透膜装置4は、機能上濃縮水を
所定量以上確保する必要があり、流量調節弁12が全開
となったときでも所定量の濃縮水が第5の配管25を通
じて外部に排出されるようになっている。その後の純水
が製造されるまでの工程は実施の形態1と同様であり、
その説明は省略する。
【0030】以上のように構成された燃料電池発電設備
用水処理装置では、純水タンク6内の水位が高いときに
は、流量調節弁12の弁開度を低下させ、イオン交換樹
脂装置5に供給される処理水量を低減させてイオン交換
樹脂装置5で製造される純水量を低減させており、イオ
ン交換樹脂装置5では燃料電池発電設備が使用する純水
量だけ製造しており、イオン交換樹脂の交換周期が長く
なり、燃料電池発電設備用水処理装置のランニングコス
トを低下させることができる。
【0031】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5の燃料電池発電設備用水処理装置の純水製造フロー
図である。図において、13は濃縮水用配管である第5
の配管25に取り付けられ液面計6Aの水位信号14に
よりその弁開度が可変となる制御弁としての流量調節弁
である。なお、液面計6Aおよび流量調節弁13により
処理水量調節手段を構成している。また、実施の形態1
と同一または相当部分は同一符号を付し、その説明は省
略する。
【0032】この実施の形態では、原水タンク2に貯留
された原水は、原水ポンプ3により昇圧され、逆浸透膜
装置4へ供給される。逆浸透膜装置4では、原水は不純
物を大部分取り除いた処理水と不純物を多く含んだ濃縮
水とに分離される。不純物を多く含んだ濃縮水は第5の
配管25を経て外部に排出される。この際、純水タンク
6に設けられた液面計6Aからの水位信号14により流
量調節弁13の弁開度は可変となっており、純水タンク
6内の水位が高いときには流量調節弁13の弁開度を大
きくし、水位が低いときには流量調節弁13の弁開度を
低下させ、逆浸透膜装置4からイオン交換樹脂装置5に
供給される処理水量を調整している。その後の純水が製
造されるまでの工程は実施の形態1と同様であり、その
説明は省略する。
【0033】以上のように構成された燃料電池発電設備
用水処理装置では、逆浸透膜装置4の下流側の第5の配
管25に流量調節弁13を取り付け、純水タンク6内の
水位が高いときには、流量調節弁13の弁開度を大きく
して、イオン交換樹脂装置5に供給される処理水量を低
減させてイオン交換樹脂装置5で製造される純水量を低
減させており、イオン交換樹脂装置5では燃料電池発電
設備が使用する純水量だけ製造しており、イオン交換樹
脂の交換周期が長くなり、燃料電池発電設備用水処理装
置のランニングコストを低下させることができる。
【0034】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6の燃料電池発電設備用水処理装置の純水製造フロー
図である。図において、16は燃料電池発電設備の発電
出力を検出する電力計、31は原水ポンプ3に取り付け
られ電力計16からの信号30によりその回転数を制御
する回転数制御手段としてのインバータである。なお、
電力計16とインバータ31とにより処理水量調節手段
を構成している。また、実施の形態1と同一または相当
部分は同一符号を付してその説明は省略する。
【0035】この実施の形態では、原水タンク2に貯留
された原水は、原水ポンプ3により昇圧され、逆浸透膜
装置4に供給される。この際、電力計16からの信号3
0により原水ポンプ3はインバータ31により回転数が
制御されており、発電出力が低いときには原水ポンプ3
の回転数が低下し、発電出力が高いときには原水ポンプ
3の回転数が上昇し、逆浸透膜装置4へ供給される原水
の流量と圧力とは変動するようになっている。その後の
純水が製造されるまでの工程は実施の形態1と同様であ
り、その説明は省略する。
【0036】以上のように構成された燃料電池発電設備
用水処理装置では、燃料電池発電設備での発電出力が増
大し、純水の使用量も増大したときには、電力計16か
らの信号30により、インバータ31が作動して原水ポ
ンプ3の回転数が増加し、イオン交換樹脂装置5では多
量な純水が製造される。また、燃料電池発電設備での発
電出力が減少し、純水の使用量も少なくなったときに
は、原水ポンプ3の回転数が低下し、イオン交換樹脂装
置5では少量の純水が製造される。このように、イオン
交換樹脂装置5では燃料電池発電設備の発電出力に応じ
た純水量だけ製造しており、イオン交換樹脂の交換周期
が長くなり、燃料電池発電設備用水処理装置のランニン
グコストを低下させることができる。
【0037】実施の形態7.図7はこの発明の実施の形
態7の燃料電池発電設備用水処理装置の純水製造フロー
図である。図において、32は第1の配管21に取り付
けられ電力計16からの信号30により動作する三方制
御弁、33は原水タンク2と三方制御弁32とを接続す
る戻り配管としての第7の配管である。なお、電力計1
6、三方制御弁32および第7の配管33により処理水
量調節手段を構成している。また、実施の形態1と同一
または相当部分は、同一符号を付してその説明は省略す
る。
【0038】この実施の形態では、燃料電池発電設備の
発電出力が増大し、純水の使用量も増大したときには、
電力計16からの信号により、三方制御弁32が作動し
て多量の原水が逆浸透膜装置4を介してイオン交換樹脂
装置5に送られ、少量の原水が第7の配管33を介して
原水タンク2に戻され、イオン交換樹脂装置5では多量
な純水が製造される。また、燃料電池発電設備での発電
出力が減少し、純水の使用量も少なくなったときには、
三方制御弁32が作動し、原水タンク2には第7の配管
33を通じて原水タンク2に多量の原水が戻され、少量
の原水が逆浸透膜装置4を介してイオン交換樹脂装置5
に送られ、イオン交換樹脂装置5では少量の純水が製造
される。その後の純水が製造されるまでの工程は実施の
形態1と同様であり、その説明は省略する。
【0039】以上のように構成された燃料電池発電設備
用水処理装置では、発電出力が減少し、燃料電池発電設
備における純水の使用量も減少したときには、多量の原
水を第7の配管33を通じて原水タンク2に戻すことに
より、イオン交換樹脂装置5で製造される純水量を低減
させており、イオン交換樹脂装置5では燃料電池発電設
備が使用する純水量だけ製造しており、イオン交換樹脂
の交換周期が長くなり、燃料電池発電設備用水処理装置
のランニングコストを低下させることができる。
【0040】実施の形態8.図8はこの発明の実施の形
態8の燃料電池発電設備用水処理装置の純水製造フロー
図である。図において、34は処理水用配管である第2
の配管22に取り付けられた制御弁としての流量調節弁
で、電力計16からの信号30によりその弁開度が可変
するようになっている。なお、電力計16および流量調
節弁34により処理水量調節手段を構成している。ま
た、実施の形態1と同一または相当部分は同一符号を付
し、その説明は省略する。
【0041】この実施の形態では、原水タンク2に貯留
された原水は、原水ポンプ3により昇圧され、逆浸透膜
装置4へ供給される。逆浸透膜装置4では、原水は不純
物を大部分取り除いた処理水と不純物を多く含んだ濃縮
水に分離される。逆浸透膜装置4で不純物を大部分取り
除いた処理水は、流量調節弁34へ供給される。この
際、電力計16からの信号30により流量調節弁34の
弁開度は可変となっており、発電出力が小さいときには
流量調節弁34の弁開度は低下し、発電出力が大きいと
きには流量調節弁12の弁開度は大きくなり、イオン交
換樹脂装置5に供給される水量は調整されている。その
後の純水が製造されるまでの工程は実施の形態1と同様
であり、その説明は省略する。
【0042】以上のように構成された燃料電池発電設備
用水処理装置では、燃料電池発電設備の発電出力が低い
ときには、電力計30からの信号30により流量調節弁
34の弁開度を低下させ、イオン交換樹脂装置5で製造
される純水量を低減させており、イオン交換樹脂装置5
では燃料電池発電設備が使用する純水量だけ製造してお
り、イオン交換樹脂の交換周期が長くなり、燃料電池発
電設備用水処理装置のランニングコストを低下させるこ
とができる。
【0043】実施の形態9.図9はこの発明の実施の形
態9の燃料電池発電設備用水処理装置の純水製造フロー
図である。図において、35は濃縮水用配管である第5
の配管25に取り付けられ電力計16からの信号30に
よりその弁開度が可変となる制御弁としての流量調節弁
である。なお、電力計16および流量調節弁35により
処理水量調節手段を構成している。また、実施の形態1
と同一または相当部分は同一符号を付し、その説明は省
略する。
【0044】この実施の形態では、原水タンク2に貯留
された原水は、原水ポンプ3により昇圧され、逆浸透膜
装置4へ供給される。逆浸透膜装置4では、原水は不純
物を大部分取り除いた処理水と不純物を多く含んだ濃縮
水とに分離される。不純物を多く含んだ濃縮水は第5の
配管25を経て外部に排出される。この際、純水タンク
6に設けられた電力計16からの信号30により流量調
節弁35の弁開度は可変となっており、燃料電池発電設
備の発電出力が小さいときは流量調節弁35の弁開度を
大きく、発電出力が大きいときは流量調節弁35の弁開
度を低下させ、逆浸透膜装置4からイオン交換樹脂装置
5に供給される処理水量を調整している。その後の純水
が製造されるまでの工程は実施の形態1と同一であり、
その説明は省略する。
【0045】以上のように構成された燃料電池発電設備
用水処理装置では、逆浸透膜装置4の下流側の第5の配
管25に流量調節弁35を取り付け、燃料電池発電設備
の発電出力が小さいときには、流量調節弁35の弁開度
を大きくして、イオン交換樹脂装置5に供給される処理
水量を低減させてイオン交換樹脂装置5で製造される純
水量を低減させており、イオン交換樹脂装置5では燃料
電池発電設備が使用する純水量だけ製造しており、イオ
ン交換樹脂の交換周期が長くなり、燃料電池発電設備用
水処理装置のランニングコストを低下させることができ
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の燃料電
池発電設備用水処理装置によれば、イオン交換樹脂装置
に供給される処理水の水量を燃料電池発電設備が必要と
する純水量に応じて調節する処理水量調節手段を備えた
ので、イオン交換樹脂装置では燃料電池発電設備が使用
する純水量だけ製造することが可能となり、イオン交換
樹脂の交換周期が長くなり、燃料電池発電設備用水処理
装置のランニングコストを低下させることができる。
【0047】また、処理水量調節手段として、純水タン
クに設けられ純水タンク内の純水の水位を検出する水位
検出手段と、この水位検出手段からの信号により原水ポ
ンプを起動、停止させる起動停止手段とを備えたときに
は、燃料電池発電設備用水処理装置は構造が簡単である
とともに低コストで製造することができる。
【0048】また、処理水量調節手段として、純水タン
クに設けられ純水タンク内の純水の水位を検出する水位
検出手段と、この水位検出手段からの信号により原水ポ
ンプの回転数を制御する回転数制御手段とを備えたとき
には、燃料電池発電設備用水処理装置は構造が簡単であ
るとともに低コストで製造することができる。
【0049】また、処理水量調節手段として、純水タン
クに設けられ純水タンク内の純水の水位を検出する水位
検出手段と、原水タンクと逆浸透膜装置とを接続する原
水用配管に設けられ前記水位検出手段からの信号により
原水タンクからの原水を原水タンクに戻す三方制御弁と
を備えたときには、燃料電池発電設備用水処理装置は構
造が簡単であるとともに低コストで製造することができ
る。
【0050】また、処理水量調節手段として、純水タン
クに設けられ純水タンク内の純水の水位を検出する水位
検出手段と、処理水用配管に設けられ前記水位検出手段
からの信号により弁開度が制御される制御弁とを備えた
ときには、燃料電池発電設備用水処理装置は構造が簡単
であるとともに低コストで製造することができる。
【0051】また、処理水量調節手段として、純水タン
クに設けられ純水タンク内の純水の水位を検出する水位
検出手段と、濃縮水用配管に設けられ前記水位検出手段
からの信号により弁開度が制御される制御弁とを備えた
ときには、燃料電池発電設備用水処理装置は構造が簡単
であるとともに低コストで製造することができる。
【0052】また、処理水量調節手段として、燃料電池
発電設備の発電出力を検出する発電出力検出手段と、こ
の発電出力検出手段からの信号により原水ポンプの回転
数を制御する回転数制御手段とを備えたときには、燃料
電池発電設備用水処理装置は構造が簡単であるとともに
低コストで製造することができる。
【0053】また、処理水量調節手段として、燃料電池
発電設備の発電出力を検出する発電出力検出手段と、原
水ポンプと逆浸透膜装置とを接続する原水用配管に設け
られ前記発電出力検出手段からの信号により原水タンク
からの原水を原水タンクに戻す三方制御弁とを備えたと
きには、燃料電池発電設備用水処理装置は構造が簡単で
あるとともに低コストで製造することができる。
【0054】また、処理水量調節手段として、燃料電池
発電設備の発電出力を検出する発電出力検出手段と、処
理水用配管に設けられ前記発電出力検出手段からの信号
により弁開度が制御される制御弁とを備えたときには、
燃料電池発電設備用水処理装置は構造が簡単であるとと
もに低コストで製造することができる。
【0055】また、処理水量調節手段として、燃料電池
発電設備の発電出力を検出する発電出力検出手段と、濃
縮水用配管に設けられ前記発電出力検出手段からの信号
により弁開度が制御される制御弁とを備えたときには、
燃料電池発電設備用水処理装置は構造が簡単であるとと
もに低コストで製造することができる。
【0056】また、回転数制御手段としてインバータを
用いたときには、簡単な構造で原水ポンプの回転数を制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の燃料電池発電設備
用水処理装置の純水製造フロー図である。
【図2】 この発明の実施の形態2の燃料電池発電設備
用水処理装置の純水製造フロー図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の燃料電池発電設備
用水処理装置の純水製造フロー図である。
【図4】 この発明の実施の形態4の燃料電池発電設備
用水処理装置の純水製造フロー図である。
【図5】 この発明の実施の形態5の燃料電池発電設備
用水処理装置の純水製造フロー図である。
【図6】 この発明の実施の形態6の燃料電池発電設備
用水処理装置の純水製造フロー図である。
【図7】 この発明の実施の形態7の燃料電池発電設備
用水処理装置の純水製造フロー図である。
【図8】 この発明の実施の形態8の燃料電池発電設備
用水処理装置の純水製造フロー図である。
【図9】 この発明の実施の形態9の燃料電池発電設備
用水処理装置の純水製造フロー図である。
【図10】 従来の燃料電池発電設備用水処理装置の純
水製造フロー図である。
【符号の説明】
2 原水タンク、3 原水ポンプ、4 逆浸透膜装置、
5 イオン交換樹脂装置、6 純水タンク、6A 液面
計(水位検出手段)、10,32 三方制御弁、11,
31 インバータ(回転数制御手段)、12,13,3
4,35 流量調節弁(制御弁)、15 リレー回路
(起動停止手段)、16 電力計(発生出力検出手
段)、21 第1の配管(原水用配管)、22 第2の
配管(処理水用配管)、25 第5の配管(濃縮水用配
管)、27,33 第7の配管(戻り配管)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森下 健治 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水を貯留する原水タンクと、この原水
    タンク内の原水を液送する原水ポンプと、この原水ポン
    プにより液送された原水中の不純物を逆浸透を利用して
    除去する逆浸透膜装置と、この逆浸透膜装置の下流側に
    設けられ逆浸透膜装置により処理された処理水中の不純
    物をさらに除去して純水を製造するイオン交換樹脂装置
    と、このイオン交換樹脂装置に供給される前記処理水の
    水量を燃料電池発電設備が必要とする純水量に応じて調
    節する処理水量調節手段と、前記イオン交換樹脂装置の
    下流に設けられ前記純水を貯留する純水タンクとを備え
    た燃料電池発電設備用水処理装置。
  2. 【請求項2】 処理水量調節手段は、純水タンクに設け
    られ純水タンク内の純水の水位を検出する水位検出手段
    と、この水位検出手段からの信号により原水ポンプを起
    動、停止させる起動停止手段とを備えた請求項1記載の
    燃料電池発電設備用水処理装置。
  3. 【請求項3】 処理水量調節手段は、純水タンクに設け
    られ純水タンク内の純水の水位を検出する水位検出手段
    と、この水位検出手段からの信号により原水ポンプの回
    転数を制御する回転数制御手段とを備えた請求項1記載
    の燃料電池発電設備用水処理装置。
  4. 【請求項4】 処理水量調節手段は、純水タンクに設け
    られ純水タンク内の純水の水位を検出する水位検出手段
    と、原水タンクと逆浸透膜装置とを接続する原水用配管
    に設けられ前記水位検出手段からの信号により原水タン
    クからの原水を原水タンクに戻す三方制御弁とを備えた
    請求項1記載の燃料電池発電設備用水処理装置。
  5. 【請求項5】 処理水量調節手段は、純水タンクに設け
    られ純水タンク内の純水の水位を検出する水位検出手段
    と、逆浸透膜装置とイオン交換樹脂装置とを接続する処
    理水用配管に設けられ前記水位検出手段からの信号によ
    り弁開度が制御される制御弁とを備えた請求項1記載の
    燃料電池発電設備用水処理装置。
  6. 【請求項6】 処理水量調節手段は、純水タンクに設け
    られ純水タンク内の純水の水位を検出する水位検出手段
    と、逆浸透膜装置で生じた濃縮水を外部に導く濃縮水用
    配管に設けられ前記水位検出手段からの信号により弁開
    度が制御される制御弁とを備えた請求項1記載の燃料電
    池発電設備用水処理装置。
  7. 【請求項7】 処理水量調節手段は、燃料電池発電設備
    の発電出力を検出する発電出力検出手段と、この発電出
    力検出手段からの信号により原水ポンプの回転数を制御
    する回転数制御手段とを備えた請求項1記載の燃料電池
    発電設備用水処理装置。
  8. 【請求項8】 処理水量調節手段は、燃料電池発電設備
    の発電出力を検出する発電出力検出手段と、原水タンク
    と逆浸透膜装置とを接続する原水用配管に設けられ前記
    発電出力検出手段からの信号により原水タンクからの原
    水を原水タンクに戻す三方制御弁とを備えた請求項1記
    載の燃料電池発電設備用水処理装置。
  9. 【請求項9】 処理水量調節手段は、燃料電池発電設備
    の発電出力を検出する発電出力検出手段と、逆浸透膜装
    置とイオン交換樹脂装置とを接続する処理水用配管に設
    けられ前記発電出力検出手段からの信号により弁開度が
    制御される制御弁とを備えた請求項1記載の燃料電池発
    電設備用水処理装置。
  10. 【請求項10】 処理水量調節手段は、燃料電池発電設
    備の発電出力を検出する発電出力検出手段と、逆浸透膜
    装置で生じた濃縮水を外部に導く濃縮水用配管に設けら
    れ前記発電出力検出手段からの信号により弁開度が制御
    される制御弁とを備えた請求項1記載の燃料電池発電設
    備用水処理装置。
  11. 【請求項11】 回転数制御手段はインバータである請
    求項3または請求項7記載の燃料電池発電設備用水処理
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002035632A1 (fr) * 2000-10-20 2002-05-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de pile a combustible et procede de fonctionnement de ce systeme
JP2008135271A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Kyocera Corp 燃料電池装置

Cited By (3)

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WO2002035632A1 (fr) * 2000-10-20 2002-05-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de pile a combustible et procede de fonctionnement de ce systeme
US7052790B2 (en) 2000-10-20 2006-05-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Fuel cell system and operation method having a condensed water tank open to atmosphere
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