JPH10224368A - パッシブダブルスター網におけるatmセル通信方法 - Google Patents

パッシブダブルスター網におけるatmセル通信方法

Info

Publication number
JPH10224368A
JPH10224368A JP2810597A JP2810597A JPH10224368A JP H10224368 A JPH10224368 A JP H10224368A JP 2810597 A JP2810597 A JP 2810597A JP 2810597 A JP2810597 A JP 2810597A JP H10224368 A JPH10224368 A JP H10224368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
atm
cell
pds
network
converted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2810597A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kajiyama
義夫 梶山
Kouhirou Takigawa
好比郎 滝川
Shinichi Aoyanagi
慎一 青柳
Yasuyuki Okumura
康行 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2810597A priority Critical patent/JPH10224368A/ja
Publication of JPH10224368A publication Critical patent/JPH10224368A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッシブダブルスター網(PDS網)通信方
式において、転送効率の高いATMセル通信方法を提供
すること。 【解決手段】 ATMセル情報をPDS網で転送する
時、ATMレイヤと等位レイヤに位置する「ATM−P
DSレイヤ」を新たに定義して転送を行う。そのため、
従来のATMヘッダに変更を加えて、「ATM−PDS
ヘッダ」を構成し、それにより転送を行う。これによ
り、PDS網における論理コネクション識別子とATM
網における論理コネクション識別子の一部を兼用するこ
とが可能となり、オーバヘッドの低減が可能となる。さ
らに、従装置の電源が切れている場合には、それにより
生じた空き帯域を他の従装置に収容されている可変容量
ATMサービスに割り当てることにより、効率的な容量
割り当て制御を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の従装置が媒
体を共有して情報の送受信を行う媒体共用形通信に利用
され、特に、ATMセルを転送するパッシブダブルスタ
ー網(以下、「PDS網」と称する)における通信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図8〜図14を参照して従来例を
説明する。この従来例は、特願平8−342196「P
DS伝送方式」に記述されている。図8は、従来例のP
DS網の構成例を示すブロック図、図9は、従来例のフ
レーム構成例を示す説明図、図10は、従来例における
タイムスロット指定法、および、上り信号と下り信号の
関係を示す説明図、図11は、従来例のセル構成例を示
す説明図、図12は、従来例の主装置の構成例を示すブ
ロック図、図13は、従来例の従装置の構成例を示すブ
ロック図、図14は、従来例の容量割り当ての一例を示
す説明図である。
【0003】図8(a)は、PDS網でATMセル通信
方法を実現する構成例を示している。この図において、
1100は主装置、1200−1〜1200−nは従装
置、300は共用線、301は従装置毎に接続されてい
る支線、302は共用線300を支線301と接続する
接続装置、303は加入者線である。
【0004】複数の従装置1200−1〜1200−n
は、加入者線303と各支線301に各々接続されてい
る。各支線301は、共用線300と接続装置302に
接続され、接続装置302は各支線301と共用線30
0を接続する。共用線300は、主装置1100と接続
され、主装置1100は、ATM網に接続され、通信網
の一部として機能している。支線301と共用線300
を接続する接続装置302は、伝送路が光ファイバー伝
送路で構成される場合、光スターカプラで構成される。
【0005】主装置1100は、ATM網から到着した
ATMセルを、従装置1200−1〜1200−nに送
出する。この時、PDS網では、ATMセルに各端末宛
情報を付与したPDSヘッダを付与し、PDSセルとし
て送出する。また、PDSヘッダは、上りPDSセルを
運ぶタイムスロット割り当て通知を行う領域を備えてい
る。PDS網から到着したPDSセルは、PDSヘッダ
を除去し、ATMセルとしてATM網に送出される。
【0006】従装置1200−1〜1200−nは、P
DS網から到着したPDSセルを、PDSレイヤ用のヘ
ッダ部を除去することで、ATMセルとして変換後、加
入者線303を介して端末へ転送する。端末から従装置
1200−1〜1200−nに到着したATMセルは、
PDSヘッダを付与することで、PDSセルに変換さ
れ、一旦バッファに蓄積される。その後、網から送出許
可信号を受信した後、送出される。
【0007】図8(b)は、従来例のプロトコルスタッ
クを示している。従来は、ATMセル情報をPDS網で
転送する時、ATMレイヤの下位レイヤに新たにPDS
レイヤを定義し、該PDSレイヤにおいて転送を行って
いた。そのため、図中に示しているように、ATMヘッ
ダに加えて更にPDSヘッダを定義し、該PDSヘッダ
を用いて転送を行っていた。
【0008】図9は、従来例のフレーム構成を示す。下
り信号は、下り信号フレーム600を用いて転送され、
#1〜#324のタイムスロットに、PDSセルが連続
して転送される。従来例では、図8(b)に示す60バ
イトのPDSセル(48バイトのATMペイロード)3
24個分で、48×324=155.52Mb/sの伝
送路で1msec長フレームを形成していた。#1は、
フレームの先頭を示すフレーム識別子として用いられ
る。網側からの保守情報を運ぶ制御スロットは、1フレ
ーム内において各従装置に最低一つは割り当てられてい
る。また、従装置における制御スロット受信は、従装置
からの制御スロット送出要求を意味し、送出を行わなけ
ればならない。
【0009】各従装置は、下り信号フレーム600に同
期して動作し、支線301から自装置宛の信号を取り込
むとともに、自装置宛のタイムスロット割り当て信号を
識別し、送出すべき情報がある場合は、上り信号フレー
ム700の割り当てタイムスロット位置に、情報を挿入
したPDSセルを、また、送出すべき情報が無い場合
は、該割り当てタイムスロット位置に、情報を挿入しな
い空のPDSセルを、支線301を介して、共用線30
0に送出する。
【0010】送出に関しては、各従装置は、自装置宛の
タイムスロット割り当て信号を受信後、従装置毎に規定
された一定の遅延時間後に、上り方向にタイムスロット
を送出する。これによって、各従装置から送出されたタ
イムスロットは、共用線300上でお互いに衝突するこ
とがなくなる。その一定の遅延時間は、従装置と主装置
との間のラウンドトリップ時間の測定値を基にして設定
される。その遅延測定領域として、上り信号フレーム7
00のタイムスロット#293以降が割り当てられてい
る。
【0011】図10は、従来例におけるタイムスロット
指定法、および、上り信号と下り信号の関係を説明する
図である。下り信号のタイムスロットの一部分に、一つ
の上り通信タイムスロットの使用を指定する加入者終端
装置#i(i=1〜n)の識別子を付加する。タイムス
ロットの使用をどの装置にも許可しない場合には、未指
定を示す識別子(図10では”#0”)を付加する。タ
イムスロットの使用指定を受信した装置は、その受信し
た下り信号に対して固定的位置関係により特定される上
り通信用タイムスロットを使用して情報を送信する。例
えば、図10に示すように、時間t1から始まる下り信
号タイムスロットで指定された装置#2は、時間t1か
ら固定時間T1遅延した時間t2より始まる上りタイム
スロットを使用して情報を送信する。
【0012】図11(a)は、従来例に用いられている
下りPDSセルのヘッダ構成を示している。この図にお
いて、PIDは、上り伝送方向にPDSセルの送出を指
示するための領域、DIDは、下り伝送方向に送出した
PDSセルの宛先装置を示すための領域、DIは、PD
Sセルの種別(制御用、ユーザ用)を示す領域、EC
は、暗号解読(PDSセルは全従装置に同一情報が到着
するため、秘話性を保持するため、主装置において信号
は暗号化され送出される)のために用いられる領域であ
り、各々、2バイト、2バイト、1バイト、2バイトが
割り当てられている。ATMヘッダについては、標準化
仕様の5バイト領域は変更なしに転送される。
【0013】図11(b)は、従来例に用いられている
上りPDSセルのヘッダ構成を示している。この図にお
いて、Gは、各従装置からの送出変動による伝送路上で
の衝突を防ぐためのガードタイム領域であり、信号は送
出されない。PRは、上り伝送方向のクロックを供給す
る領域、DLは、ATMセルの先頭を検出するための領
域、DIは、セルの種別を示す領域であり、各々、2バ
イト、2バイト、2バイト、1バイトが割り当てられて
いる。ATMヘッダについては、標準化仕様の5バイト
領域は変更なしに転送される。
【0014】図12は、従来例を実現する主装置110
0の機能ブロック図であり、107は、送出制御回路、
108は、端末側へ送出する情報用バッファ、109
は、網側へ送出する情報用バッファ、112は、上り信
号割当通知信号挿入回路、113は、制御スロット発生
回路、114は、周期フレーム発生回路、115は、制
御スロット検出及び終端回路である。
【0015】網側から到着したATMセルは、一旦バッ
ファ108に蓄積され、ユーザスロット送出時に送出さ
れる。PDS網(端末側)では、PDSセルをフレーム
により送出する。フレームの先頭は、周期フレーム発生
回路114から信号が発出され、各従装置間との制御用
PDSセルは、制御スロット発生回路113より周期的
に発出される。また、PDS網(端末側)から受信した
PDSセルを、制御スロット検出及び終端回路115に
よりモニタし、従装置の電源が入っていれば、上り信号
割当通知信号挿入回路112を用いて、予め定めた一定
容量のタイムスロットを割り当てる。PDS網側(端末
側)から到着したPDSセルは、PDSヘッダを取り除
いた後、バッファ109に一旦蓄積され、網側に送出さ
れる。
【0016】図13は、従来例を実現する従装置の機能
ブロック図であり(図13では、1200−1と符号を
付けているが、従装置1200−2〜1200−nも同
構成である)、203は、自ノード宛情報スロット抽出
回路、205は、下り信号用バッファ、206は、送出
指示回路、207は、送出制御回路、208は、制御ス
ロット発生回路、209は、送出情報量モニタ回路、2
10は、上り信号用バッファ、212は、周期フレーム
検出回路、213は、上りPDSセル送出許可信号及び
制御用スロット検出回路である。
【0017】従装置は、上りPDSセル送出許可信号及
び制御用スロット検出回路213により、上り信号送出
許可を常時検出し、ユーザ信号であれば、送出指示回路
206が上り信号用バッファ210に送出指示を行うこ
とで、ユーザデータを送出し、制御スロットであれば、
制御スロット発生回路208より、制御スロットの送出
を行う。
【0018】図14は、網における従装置からの制御ス
ロット受信と、タイムスロット割り当て、及び、トラヒ
ックの関係を示す。網は、従装置から制御スロット受信
している間は、該従装置に対して、予め定めた一定容量
の割当てを行う。そして、従装置からの制御スロット送
出がなくなると、該従装置の電源が切れていると判断
し、割当てを中止する。しかし、それにより生じた空き
帯域を他の従装置に割り当てることは行わない。これ
は、電源断により割り当てを中止するのはPDSレイヤ
であり、一方、空き帯域を他の従装置に割り当てること
ができるのはATMレイヤだからである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例で
は、図8に示すように、53バイトのATMセルに7バ
イトのPDSヘッダを付与し、PDSレイヤによる転送
を行っていた。そのため、オーバヘッドによる転送効率
の低下を招いていた。また、図14に示すように、電源
が投入されていない従装置に対しても容量を確保してお
り、共用線の上りフレームの使用効率が低い、という問
題があった。
【0020】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、主装置と複数の従装置が共用媒体を介してA
TMセル情報の転送を行うパッシブダブルスター網にお
いて、転送効率の高いATMセル通信方法を提供するこ
とを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ATM網に接続された主装置と、それぞれに端末が接続
された複数の従装置が、共通に使用する媒体を介して、
ATMセル情報の転送を行うパッシブダブルスター網に
おけるATM通信方法において、前記主装置は、前記A
TM網からATMセルを受信すると、該ATM網で使用
されるVPI及びVCIと所定の論理識別子との変換関
係を、各従装置に通知し、受信したATMセルのVPI
およびVCIを、前記所定の論理識別子に変換し、該A
TMセルを、該変換された論理識別子と、該ATMセル
のペイロードと、上り方向への送出許可を示す送出許可
識別子と、セル同期を行うための同期パターンとからな
るATM−PDSセルに変換し、該ATM−PDSセル
を全ての従装置へ送出し、前記従装置は、前記主装置か
らATM−PDSセルを受信すると、該ATM−PDS
セルが自装置宛であれば、該ATM−PDSセルをAT
Mセルに変換し、変換されたATMセルを、該従装置に
接続された端末へ送出し、該従装置に接続された端末か
らATMセルを受信すると、受信したATMセルのVP
IおよびVCIを、前記所定の論理識別子に変換し、該
ATMセルを、受信信号のビット同期を確立するプリア
ンブルと、該変換された識別子と、該ATMセルのペイ
ロードと、セル同期を行うための同期パターンとからな
るATM−PDSセルに変換し、該ATM−PDSセル
を、一旦バッファに蓄積した後、前記送出許可識別子毎
に管理された帯域で、前記主装置へ送出し、前記主装置
は、前記従装置からATM−PDSセルを受信すると、
受信したATM−PDSセルをATMセルに変換し、前
記ATM網へ送出することを特徴とする。請求項2記載
の発明は、ATM網に接続された主装置と、それぞれに
端末が接続された複数の従装置が、共通に使用する媒体
を介して、ATMセル情報の転送を行うパッシブダブル
スター網におけるATM通信方法において、前記主装置
は、前記ATM網からATMセルを受信すると、該AT
M網で使用されるVPI及びVCIと所定の論理識別子
との変換関係を、各従装置に通知し、受信したATMセ
ルのVPIおよびVCIを、前記所定の論理識別子に変
換し、該ATMセルを、該変換された論理識別子と、該
ATMセルのペイロードと、セル同期を行うための同期
パターンとからなるATM−PDSセルに変換し、該A
TM−PDSセルを全ての従装置へ送出し、前記従装置
は、前記主装置からATM−PDSセルを受信すると、
該ATM−PDSセルが自装置宛であれば、該ATM−
PDSセルをATMセルに変換し、変換されたATMセ
ルを、該従装置に接続された端末へ送出し、該従装置に
接続された端末からATMセルを受信すると、受信した
ATMセルのVPIおよびVCIを、前記所定の論理識
別子に変換し、該ATMセルを、受信信号のビット同期
を確立するプリアンブルと、該変換された識別子と、該
ATMセルのペイロードと、セル同期を行うための同期
パターンとからなるATM−PDSセルに変換し、該A
TM−PDSセルを、一旦バッファに蓄積した後、AT
Mサービス種別毎に管理された帯域で、前記主装置へ送
出し、前記主装置は、前記従装置からATM−PDSセ
ルを受信すると、受信したATM−PDSセルをATM
セルに変換し、前記ATM網へ送出することを特徴とす
る。請求項3記載の発明は、ATM網に接続された主装
置と、それぞれに端末が接続された複数の従装置が、共
通に使用する媒体を介して、ATMセル情報の転送を行
うパッシブダブルスター網におけるATM通信方法にお
いて、前記ATM網で使用されるVPI及びVCIと所
定の論理識別子との変換関係が予め決定されており、前
記主装置は、前記ATM網からATMセルを受信する
と、受信したATMセルのVPIおよびVCIを、前記
所定の論理識別子に変換し、該ATMセルを、該変換さ
れた論理識別子と、該ATMセルのペイロードと、上り
方向への送出許可を示す送出許可識別子と、セル同期を
行うための同期パターンとからなるATM−PDSセル
に変換し、該ATM−PDSセルを全ての従装置へ送出
し、前記従装置は、前記主装置からATM−PDSセル
を受信すると、該ATM−PDSセルが自装置宛であれ
ば、該ATM−PDSセルをATMセルに変換し、変換
されたATMセルを、該従装置に接続された端末へ送出
し、該従装置に接続された端末からATMセルを受信す
ると、受信したATMセルのVPIおよびVCIを、前
記所定の論理識別子に変換し、該ATMセルを、受信信
号のビット同期を確立するプリアンブルと、該変換され
た識別子と、該ATMセルのペイロードと、セル同期を
行うための同期パターンとからなるATM−PDSセル
に変換し、該ATM−PDSセルを、一旦バッファに蓄
積した後、前記送出許可識別子毎に管理された帯域で、
前記主装置へ送出し、前記主装置は、前記従装置からA
TM−PDSセルを受信すると、受信したATM−PD
SセルをATMセルに変換し、前記ATM網へ送出する
ことを特徴とする。請求項4記載の発明は、ATM網に
接続された主装置と、それぞれに端末が接続された複数
の従装置が、共通に使用する媒体を介して、ATMセル
情報の転送を行うパッシブダブルスター網におけるAT
M通信方法において、前記ATM網で使用されるVPI
及びVCIと所定の論理識別子との変換関係が予め決定
されており、前記主装置は、前記ATM網からATMセ
ルを受信すると、受信したATMセルのVPIおよびV
CIを、前記所定の論理識別子に変換し、該ATMセル
を、該変換された論理識別子と、該ATMセルのペイロ
ードと、セル同期を行うための同期パターンとからなる
ATM−PDSセルに変換し、該ATM−PDSセルを
全ての従装置へ送出し、前記従装置は、前記主装置から
ATM−PDSセルを受信すると、該ATM−PDSセ
ルが自装置宛であれば、該ATM−PDSセルをATM
セルに変換し、変換されたATMセルを、該従装置に接
続された端末へ送出し、該従装置に接続された端末から
ATMセルを受信すると、受信したATMセルのVPI
およびVCIを、前記所定の論理識別子に変換し、該A
TMセルを、受信信号のビット同期を確立するプリアン
ブルと、該変換された識別子と、該ATMセルのペイロ
ードと、セル同期を行うための同期パターンとからなる
ATM−PDSセルに変換し、該ATM−PDSセル
を、一旦バッファに蓄積した後、ATMサービス種別毎
に管理された帯域で、前記主装置へ送出し、前記主装置
は、前記従装置からATM−PDSセルを受信すると、
受信したATM−PDSセルをATMセルに変換し、前
記ATM網へ送出することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して本発
明の実施形態を説明する。図1は、本実施形態によるP
DS網の構成例を示すブロック図、図2は、本実施形態
によるフレーム構成例を示す説明図、図3は、本実施形
態におけるタイムスロット指定法、および、上り信号と
下り信号の関係を示す説明図、図4は、本実施形態によ
るセル構成例を示す説明図、図5は、本実施形態による
主装置の構成例を示すブロック図、図6は、本実施形態
による従装置の構成例を示すブロック図、図7は、本実
施形態による容量割り当ての一例を示す説明図である。
【0023】図1(a)は、PDS網でATMセル通信
方法を実現する構成例を示している。この図において、
図8(a)の各部に対応する部分には同一の符号を付
け、その説明を省略する。本実施形態では、図8(a)
に示す従来例と比較して、主装置1100の代わりに主
装置100が、また、従装置1200−1〜1200−
nの代わりに従装置200−1〜200−nが新たに設
けられている。
【0024】図1(b)は、本実施形態のプロトコルス
タックを示している。本実施形態は、ATMセル情報を
PDS網で転送する時、ATMレイヤと等位レイヤに位
置する「ATM−PDSレイヤ」を新たに定義して転送
を行う。そのため、図中に示しているように、従来のA
TMヘッダに変更を加えて、「ATM−PDSヘッダ」
を構成し、それにより転送を行う。これにより、PDS
網における論理コネクション識別子とATM網における
論理コネクション識別子の一部を兼用することが可能と
なる。本実施形態では、6バイトのATM−PDSヘッ
ダを用いており、従来例の「PDSヘッダ+ATMヘッ
ダ」による転送に比べ、オーバヘッドの低減が可能とな
る。
【0025】図2は、本実施形態のフレーム構成を示
す。下り信号は、従来例と同様に、1msec長の下り
信号フレーム400を用いて転送される。従来例が、1
フレーム中にPDSセル324個を送出可能であるのに
対し、本実施形態では、ATM−PDSセル360個を
送出可能である。共に、ユーザ情報として、1セル当た
り48バイトのATMペイロードを転送しているため、
本実施形態は、従来例より転送効率が上昇している。本
実施形態のフレーム構成は、従来例と同様であり、図2
において、#1は、フレームの先頭を示すフレーム識別
子として用いられる。網側からの保守情報を運ぶ制御ス
ロットは、1フレーム内において各従装置に最低一つは
割り当てられている。また、従装置における制御スロッ
ト受信は、従装置からの制御スロット送出要求を意味
し、送出を行わなければならない。
【0026】各従装置は、下り信号フレーム400に同
期して動作し、支線301から自装置宛の信号を取り込
み、更に端末側(加入者線303側)に送出を行う。ま
た、下り信号フレーム400中のATM−PDSセルに
示された送出許可識別子(U_VPI:図4(a)〜
(c)参照)を取込み、自装置に収容されているコネク
ションであれば、送出すべき情報がある場合は、上り信
号フレーム500の割り当てタイムスロット位置に、情
報を挿入したATM−PDSセルを、また、送出すべき
情報が無い場合は、該割り当てタイムスロット位置に、
情報を挿入しない空のATM−PDSセルを、支線30
1を介して、共用線300に送出する。ここで、本実施
形態では、装置対応ではなく論理識別子毎に宛先管理を
行う。また、ATMレイヤでは、固定容量サービス,可
変容量サービス等のサービスが定義されており、宛先管
理をサービス対応に行ってもよい。
【0027】送出に関しては、従来例と同様、自装置宛
のタイムスロット割り当て信号を受信後、従装置毎に規
定された一定の遅延時間後に、上り方向にタイムスロッ
トを送出する。そのための遅延測定領域として、従来例
と同様に、100μsecの領域を必要とし、上り信号
フレーム500のタイムスロット#325以降が割り当
てられている。
【0028】図3は、本実施形態におけるタイムスロッ
ト指定法、および、上り信号と下り信号の関係を説明す
る図である。下り信号のタイムスロットの一部分に、一
つの上り通信タイムスロットの使用を指定するATM−
PDSコネクションi(i=1〜n)の識別子(図3で
はU_VPIとして表示)を付加する。タイムスロット
の使用をどの装置にも許可しない場合には、未指定を示
す識別子(図3では”U_VPI#0”)を付加する。
タイムスロットの使用指定を受信した装置は、その受信
した下り信号に対して固定的位置関係により特定される
上り通信用タイムスロットを使用して情報を送信する。
例えば、図3に示すように、時間t1から始まる下り信
号タイムスロットで指定された装置#2は、時間t1か
ら固定時間T1遅延した時間t2より始まる上りタイム
スロットを使用して情報を送信する。また、ATM−P
DSコネクションの代わりに、ATMサービス毎に送出
許可を出してもよい。
【0029】図4(a)は、本実施形態に用いられてい
る下りPDSセルのヘッダ構成を示している。この図に
おいて、ATM−PDSヘッダ(6バイト)の内、PT
I,CLP及びHECの用途とビット長は、従来のAT
Mヘッダと同様である。残りの4.5バイトが、従来例
のPIDに相当する「上りATM−PDSセル送出許可
識別子(U_VPI)」と、従来例のDIDに相当する
「宛先VP識別子(Down_ID)」に用いられる。
図4(b)は、本実施形態に用いられている下りPDS
セルのヘッダ構成の具体例を示している。この例では、
U_VPIに10ビツト、Down_IDに26ビット
を割り当てている。これにより、Down_ID中に、
ATMセルのVCI(16ビツト)を、PDSレイヤの
上位でハンドリングされるチャネル番号として変更なし
で用いた場合でも、PDS網内で10ビツト、すなわ
ち、1024コネクションのハンドリングが可能であ
る。図4(c)は、同様に、本実施形態に用いられてい
る下りPDSセルのヘッダ構成の具体例を示している。
この例では、U_VPIに12ビット、Down_ID
に24ビットを割り当てている。これにより、PDS網
内で12ビット、すなわち、4096コネクションのハ
ンドリングが可能である。図4(b),(c)の優位性
については、次に述べる上りATM−PDSセルの実現
性やPDS網内で必要なコネクション数等で決定され
る。
【0030】図4(d)は、本実施形態に用いられてい
る上りPDSセルのヘッダ構成を示している。この図に
おいて、ATM−PDSヘッダは、U_VCI,PT
I,CLP及びHECで構成される。PTI,CLP及
びHECの用途とビツト長は、従来のATMヘッダと同
様である。U_VCIの長さについては、36ビット以
内であれば設定可能であるが、ガードタイムとプリアン
ブル(G/PR)に必要な領域から制限を受ける。図4
(e)は、本実施形態に用いられている上りPDSセル
のヘッダ構成の具体例を示している。この例では、U_
VCIに16ビットを割り当てている。これにより、D
own_ID中に、ATMセルのVCI(16ビット)
をチャネル番号として変更なしで用いることが可能であ
る。その場合、PDS網内で10ビット、すなわち、1
024コネクションのハンドリングが可能である。図4
(f)は、同様に、本実施形態に用いられている上りP
DSセルのヘッダ構成の具体例を示している。この例で
は、U_VCIに12ビットを割り当てている。これに
より、PDS網内で12ビット、すなわち、4096コ
ネクションのハンドリングが可能である。図4(e),
(f)の優位性についても、PDS網内で必要なコネク
ション数や光部品の品質等で影響を受けるガードタイム
とプリアンブル(G/PR)から決定される。
【0031】図5は、本実施形態を実現する主装置10
0の機能ブロック図であり、101は、ATM/ATM
−PDSヘッダ変換回路、102は、上り信号割当通知
信号挿入回路、103は、制御用VP発生回路、104
は、周期フレーム用VP発生回路、105は、制御用V
P検出/読取及び終端回路、106は、ATM−PDS
/ATMヘッダ変換回路、107は、送出制御回路、1
08は、端末側へ送出する情報用バッファ、109は、
網側へ送出する情報用バッファである。
【0032】網側から到着したATMセルは、ATM/
ATM−PDSヘッダ変換回路101に入力され、上り
信号割当通知信号挿入回路102からの信号等を加えら
れた後、ATM−PDSセルに変換され、一旦バッファ
108に蓄積され、ユーザスロット送出時に送出され
る。PDS網(端末側)では、ATM−PDSセルをフ
レームにより送出する。フレームの先頭は、周期フレー
ム用VP発生回路104から信号が発出され、各従装置
間との制御用ATM−PDSセルは、制御用VP発生回
路103より周期的に発出される。また、PDS網(端
末側)から受信したATM−PDSセルを、制御用VP
検出/読取及び終端回路105によりモニタし、従装置
の電源が入っていれば、上り信号割当通知信号挿入回路
102を用いて、予め定めた一定容量のタイムスロット
を割り当てる。PDS網側(端末側)から到着したAT
M−PDSセルは、ATM−PDS/ATMヘッダ変換
回路106で、ATMセルに変換された後、バッファ1
09に一旦蓄積され、網側に送出される。
【0033】図6は、本実施形態を実現する従装置の機
能ブロック図であり(図6では、200−1と符号を付
けているが、従装置200−2〜200−nも同構成で
ある)、201は、周期フレーム用VP検出回路、20
2は、上りATM−PDSセル送出許可信号及び制御用
VP検出回路、204は、ATM−PDS/ATMヘッ
ダ変換回路、205は、下り信号用バッファ、206
は、送出指示回路、207は、送出制御回路、208
は、制御スロット発生回路、209は、送出情報量モニ
タ回路、211は、ATM/ATM−PDSヘッダ変換
回路、214は、サービス振り分け回路、215−1〜
215−iは、サービス毎の上り信号用バッファ、21
6は、自収容VP宛情報スロット抽出回路である。
【0034】網側から到着したATM−PDSセルは、
周期フレーム用VP検出回路201によりフレームの先
頭位置が検出される。フレームで転送されたATM−P
DSセルは、上りATM−PDSセル送出許可信号及び
制御用VP検出回路202により、ユーザ用セルと制御
用セルに識別され、ユーザ用セルであれば、自収容VP
宛情報スロット抽出回路216に転送される。さらに、
自ノード収容VPであれば、ATM−PDS/ATMヘ
ッダ変換回路204により、ATMセルに変換され端末
側へ送出される。一方、制御用セルであれば、制御スロ
ット発生回路208より制御用ATM−PDSセルを送
出する。端末側から従装置に到着したATMセルは、A
TM/ATM−PDSヘッダ変換回路211により、A
TM−PDSセルに変換された後、サービス振り分け回
路214により、ATMサービス毎に分類された後、サ
ービス毎の上り信号用バッファ215−1〜215−i
を用いて、サービス毎に蓄積される。その後、送出指示
回路206の指示により、送出制御回路207を経て、
網側に送出される。
【0035】図7は、網における従装置からの制御スロ
ット受信と、タイムスロット割り当て、及び、トラヒッ
クの関係を示す。この図は、従装置200−1に収容さ
れているサービスが全て固定容量サービスの場合であ
り、空き帯域に関係なく常に一定の容量が割り当てられ
ている。従装置200−2及び200−3には、可変容
量サービスVPが収容されており、従装置200−1の
電源が切れた時、これらのVPへの割り当て容量の増加
が可能となっている。この図においては、従装置200
−2の電源が切れた時は、更に、従装置200−3に収
容されている可変容量サービスへの割り当て容量の増加
が可能となっている。このように、本実施形態における
装置では、VPの操作が可能になっているため、電源断
時に、割り当て容量の柔軟な設定が可能となる。
【0036】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があってもこの発明に含まれる。たとえ
ば、上述した一実施形態では、スター型トポロジーにつ
いて詳細に説明したが、リング型、バス型のトポロジー
についても同様の制御が可能であることは明らかであ
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のPDS網
におけるATMセル通信方法によれば、オーバヘッドの
短いヘッダで転送を行うことができ、転送効率を上げる
ことができる。また、本発明のPDS網におけるATM
セル通信方法によれば、媒体共用形の周期フレームのタ
イムスロット割り当て制御を行う時、電源の入ってない
従装置に対しては、スロットの割り当てを行わず、それ
により生じた空き帯域を他の従装置に収容されている可
変容量ATMサービスに割り当てることにより、効率的
な容量割り当て制御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態によるPDS網の構成
例を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態によるフレーム構成例を示す説明
図である。
【図3】 同実施形態におけるタイムスロット指定法、
および、上り信号と下り信号の関係を示す説明図であ
る。
【図4】 同実施形態によるセル構成例を示す説明図で
ある。
【図5】 同実施形態による主装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図6】 同実施形態による従装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図7】 同実施形態による容量割り当ての一例を示す
説明図である。
【図8】 従来例のPDS網の構成例を示すブロック図
である。
【図9】 従来例のフレーム構成例を示す説明図であ
る。
【図10】 従来例におけるタイムスロット指定法、お
よび、上り信号と下り信号の関係を示す説明図である。
【図11】 従来例のセル構成例を示す説明図である。
【図12】 従来例の主装置の構成例を示すブロック図
である。
【図13】 従来例の従装置の構成例を示すブロック図
である。
【図14】 従来例の容量割り当ての一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
100……主装置、 101……ATM/ATM−PDSヘッダ変換回路、 102……上り信号割当通知信号挿入回路、 103……制御用VP発生回路、 104……周期フレーム用VP発生回路、 105……制御用VP検出/読取及び終端回路、 106……ATM−PDS/ATMヘッダ変換回路、 107……送出制御回路、 108……端末側へ送出する情報用バッファ、 109……網側へ送出する情報用バッファ、 200−1,200−2,200−n……従装置、 201……周期フレーム用VP検出回路、 202……上りATM−PDSセル送出許可信号及び制
御用VP検出回路、 204……ATM−PDS/ATMヘッダ変換回路、 205……下り信号用バッファ、 206……送出指示回路、 207……送出制御回路、 208……制御スロット発生回路、 209……送出情報量モニタ回路、 211……ATM/ATM−PDSヘッダ変換回路、 214……サービス振り分け回路、 215−1,215−i……サービス毎の上り信号用バ
ッファ、 216……自収容VP宛情報スロット抽出回路、 300……共用線、 301……支線、 302……接続装置、 303……加入者線、 400……下り信号フレーム、 500……上り信号フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 康行 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM網に接続された主装置と、それぞ
    れに端末が接続された複数の従装置が、共通に使用する
    媒体を介して、ATMセル情報の転送を行うパッシブダ
    ブルスター網におけるATM通信方法において、 前記主装置は、 前記ATM網からATMセルを受信すると、 該ATM網で使用されるVPI及びVCIと所定の論理
    識別子との変換関係を、各従装置に通知し、 受信したATMセルのVPIおよびVCIを、前記所定
    の論理識別子に変換し、 該ATMセルを、該変換された論理識別子と、該ATM
    セルのペイロードと、上り方向への送出許可を示す送出
    許可識別子と、セル同期を行うための同期パターンとか
    らなるATM−PDSセルに変換し、 該ATM−PDSセルを全ての従装置へ送出し、 前記従装置は、 前記主装置からATM−PDSセルを受信すると、 該ATM−PDSセルが自装置宛であれば、該ATM−
    PDSセルをATMセルに変換し、 変換されたATMセルを、該従装置に接続された端末へ
    送出し、 該従装置に接続された端末からATMセルを受信する
    と、 受信したATMセルのVPIおよびVCIを、前記所定
    の論理識別子に変換し、 該ATMセルを、受信信号のビット同期を確立するプリ
    アンブルと、該変換された識別子と、該ATMセルのペ
    イロードと、セル同期を行うための同期パターンとから
    なるATM−PDSセルに変換し、 該ATM−PDSセルを、一旦バッファに蓄積した後、
    前記送出許可識別子毎に管理された帯域で、前記主装置
    へ送出し、 前記主装置は、 前記従装置からATM−PDSセルを受信すると、 受信したATM−PDSセルをATMセルに変換し、前
    記ATM網へ送出することを特徴とするパッシブダブル
    スター網におけるATMセル通信方法。
  2. 【請求項2】 ATM網に接続された主装置と、それぞ
    れに端末が接続された複数の従装置が、共通に使用する
    媒体を介して、ATMセル情報の転送を行うパッシブダ
    ブルスター網におけるATM通信方法において、 前記主装置は、 前記ATM網からATMセルを受信すると、 該ATM網で使用されるVPI及びVCIと所定の論理
    識別子との変換関係を、各従装置に通知し、 受信したATMセルのVPIおよびVCIを、前記所定
    の論理識別子に変換し、 該ATMセルを、該変換された論理識別子と、該ATM
    セルのペイロードと、セル同期を行うための同期パター
    ンとからなるATM−PDSセルに変換し、 該ATM−PDSセルを全ての従装置へ送出し、 前記従装置は、 前記主装置からATM−PDSセルを受信すると、 該ATM−PDSセルが自装置宛であれば、該ATM−
    PDSセルをATMセルに変換し、 変換されたATMセルを、該従装置に接続された端末へ
    送出し、 該従装置に接続された端末からATMセルを受信する
    と、 受信したATMセルのVPIおよびVCIを、前記所定
    の論理識別子に変換し、 該ATMセルを、受信信号のビット同期を確立するプリ
    アンブルと、該変換された識別子と、該ATMセルのペ
    イロードと、セル同期を行うための同期パターンとから
    なるATM−PDSセルに変換し、 該ATM−PDSセルを、一旦バッファに蓄積した後、
    ATMサービス種別毎に管理された帯域で、前記主装置
    へ送出し、 前記主装置は、 前記従装置からATM−PDSセルを受信すると、 受信したATM−PDSセルをATMセルに変換し、前
    記ATM網へ送出することを特徴とするパッシブダブル
    スター網におけるATMセル通信方法。
  3. 【請求項3】 ATM網に接続された主装置と、それぞ
    れに端末が接続された複数の従装置が、共通に使用する
    媒体を介して、ATMセル情報の転送を行うパッシブダ
    ブルスター網におけるATM通信方法において、 前記ATM網で使用されるVPI及びVCIと所定の論
    理識別子との変換関係が予め決定されており、 前記主装置は、 前記ATM網からATMセルを受信すると、 受信したATMセルのVPIおよびVCIを、前記所定
    の論理識別子に変換し、 該ATMセルを、該変換された論理識別子と、該ATM
    セルのペイロードと、上り方向への送出許可を示す送出
    許可識別子と、セル同期を行うための同期パターンとか
    らなるATM−PDSセルに変換し、 該ATM−PDSセルを全ての従装置へ送出し、 前記従装置は、 前記主装置からATM−PDSセルを受信すると、 該ATM−PDSセルが自装置宛であれば、該ATM−
    PDSセルをATMセルに変換し、 変換されたATMセルを、該従装置に接続された端末へ
    送出し、 該従装置に接続された端末からATMセルを受信する
    と、 受信したATMセルのVPIおよびVCIを、前記所定
    の論理識別子に変換し、 該ATMセルを、受信信号のビット同期を確立するプリ
    アンブルと、該変換された識別子と、該ATMセルのペ
    イロードと、セル同期を行うための同期パターンとから
    なるATM−PDSセルに変換し、 該ATM−PDSセルを、一旦バッファに蓄積した後、
    前記送出許可識別子毎に管理された帯域で、前記主装置
    へ送出し、 前記主装置は、 前記従装置からATM−PDSセルを受信すると、 受信したATM−PDSセルをATMセルに変換し、前
    記ATM網へ送出することを特徴とするパッシブダブル
    スター網におけるATMセル通信方法。
  4. 【請求項4】 ATM網に接続された主装置と、それぞ
    れに端末が接続された複数の従装置が、共通に使用する
    媒体を介して、ATMセル情報の転送を行うパッシブダ
    ブルスター網におけるATM通信方法において、 前記ATM網で使用されるVPI及びVCIと所定の論
    理識別子との変換関係が予め決定されており、 前記主装置は、 前記ATM網からATMセルを受信すると、 受信したATMセルのVPIおよびVCIを、前記所定
    の論理識別子に変換し、 該ATMセルを、該変換された論理識別子と、該ATM
    セルのペイロードと、セル同期を行うための同期パター
    ンとからなるATM−PDSセルに変換し、 該ATM−PDSセルを全ての従装置へ送出し、 前記従装置は、 前記主装置からATM−PDSセルを受信すると、 該ATM−PDSセルが自装置宛であれば、該ATM−
    PDSセルをATMセルに変換し、 変換されたATMセルを、該従装置に接続された端末へ
    送出し、 該従装置に接続された端末からATMセルを受信する
    と、 受信したATMセルのVPIおよびVCIを、前記所定
    の論理識別子に変換し、 該ATMセルを、受信信号のビット同期を確立するプリ
    アンブルと、該変換された識別子と、該ATMセルのペ
    イロードと、セル同期を行うための同期パターンとから
    なるATM−PDSセルに変換し、 該ATM−PDSセルを、一旦バッファに蓄積した後、
    ATMサービス種別毎に管理された帯域で、前記主装置
    へ送出し、 前記主装置は、 前記従装置からATM−PDSセルを受信すると、 受信したATM−PDSセルをATMセルに変換し、前
    記ATM網へ送出することを特徴とするパッシブダブル
    スター網におけるATMセル通信方法。
JP2810597A 1997-02-12 1997-02-12 パッシブダブルスター網におけるatmセル通信方法 Pending JPH10224368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2810597A JPH10224368A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 パッシブダブルスター網におけるatmセル通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2810597A JPH10224368A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 パッシブダブルスター網におけるatmセル通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10224368A true JPH10224368A (ja) 1998-08-21

Family

ID=12239540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2810597A Pending JPH10224368A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 パッシブダブルスター網におけるatmセル通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10224368A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6574019B1 (en) 1998-12-28 2003-06-03 Nec Corporation Transmission system, and station unit and remote units to be used therein
US6633541B1 (en) 1999-05-21 2003-10-14 Fujitsu Limited Ascending transmission speed controlling method and communication system in ATM-PON system
JP2008160659A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Oki Electric Ind Co Ltd 信号処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6574019B1 (en) 1998-12-28 2003-06-03 Nec Corporation Transmission system, and station unit and remote units to be used therein
US6633541B1 (en) 1999-05-21 2003-10-14 Fujitsu Limited Ascending transmission speed controlling method and communication system in ATM-PON system
JP2008160659A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Oki Electric Ind Co Ltd 信号処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6320863B1 (en) Backplane architecture for dynamic synchronous transfer mode
US7437073B2 (en) System for providing dynamic service using optical sub-carrier multiplexing type multi-channel access and method of controlling the same
EP0924901B1 (en) Gigabit ethernet interface to synchronous network (Sonet) ring
US5872645A (en) Telecommunications network
US6097736A (en) Telecommunications network
CA2469142A1 (en) Optical network communication system
JP2007074234A (ja) 伝送装置
JPS6346837A (ja) パケツトネツトワ−クにおける回線交換方法及び装置
US6490264B1 (en) Data transmission method and system
JP3715423B2 (ja) 通信システムと、この通信システムで用いられるユーザ装置およびセンタ装置
US20110182219A1 (en) Base station modulator/demodulator and send/receive method
EP0691760B1 (en) Multiplexing in a Passive Optical Network (PON)
US6735211B1 (en) Packet communications customer-station apparatus
KR20030087881A (ko) 기가비트 이더넷 수동 광 가입자망에서 동적 대역폭할당방법
US5719866A (en) Local network operating in the asynchronous transfer mode (ATM)
JP2002077210A (ja) Pon伝送システム、atm−pon伝送システム、光ネットワーク装置、及び光回線終端装置
JPH10224368A (ja) パッシブダブルスター網におけるatmセル通信方法
US7272315B1 (en) Technique for transferring information in a passive optical network
KR100369369B1 (ko) 다중채널 레이블 스위치 시스템의 가상채널 머지 장치
JP4709020B2 (ja) ソフトウェア転送方法
JP2002185542A (ja) 通信システム
JP3697312B2 (ja) 1対多通信システムのアクセス方式
KR19980039224A (ko) Atm 교환기의 stm-1 중계선 정합장치
JP3132842B2 (ja) ラベル交換網におけるコネクションレス型通信方式とコネクション型通信方式との多重方式
JP3790050B2 (ja) Atm−mバスシステム用分岐装置