JPH1021195A - ネットワーク管理システム - Google Patents
ネットワーク管理システムInfo
- Publication number
- JPH1021195A JPH1021195A JP8168952A JP16895296A JPH1021195A JP H1021195 A JPH1021195 A JP H1021195A JP 8168952 A JP8168952 A JP 8168952A JP 16895296 A JP16895296 A JP 16895296A JP H1021195 A JPH1021195 A JP H1021195A
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- JP
- Japan
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- request
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- module
- management
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- Computer And Data Communications (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 管理対象への要求送信時におけるマネージャ
の処理が複雑で処理効率が良くなかった。 【解決手段】 マネージャとエージェント間に、1つの
管理対象に対応するエージェントのエージェントアドレ
スを複数保持し、あるエージェントアドレスへの通信が
成立し得なかった場合、当該要求の送信先を同じ管理対
象を管理する他のエージェントアドレスに自動的に変更
するモジュールを介在させてネットワーク管理システム
を構築する。これにより、各エージェントアドレスに対
する要求の送信成功/非成功を監視をなくてよくなり、
マネージャの処理の簡潔化と、その処理効率の向上とを
実現できる。
の処理が複雑で処理効率が良くなかった。 【解決手段】 マネージャとエージェント間に、1つの
管理対象に対応するエージェントのエージェントアドレ
スを複数保持し、あるエージェントアドレスへの通信が
成立し得なかった場合、当該要求の送信先を同じ管理対
象を管理する他のエージェントアドレスに自動的に変更
するモジュールを介在させてネットワーク管理システム
を構築する。これにより、各エージェントアドレスに対
する要求の送信成功/非成功を監視をなくてよくなり、
マネージャの処理の簡潔化と、その処理効率の向上とを
実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク管理
システム(NMS:Network Management System))に
関し、特に、マネージャからエージェントへの要求送信
機能に特徴を有するものである。
システム(NMS:Network Management System))に
関し、特に、マネージャからエージェントへの要求送信
機能に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク管理システムでは、管理者
(マネージャ)が被管理者(エージェント)を通じて被
管理側開放型システム内の管理オブジェクトを管理して
いる。
(マネージャ)が被管理者(エージェント)を通じて被
管理側開放型システム内の管理オブジェクトを管理して
いる。
【0003】一般に、ある管理オブジェクトにマネージ
ャがアクセスする場合、マネージャは、その管理オブジ
ェクトを管理するエージェントの一つに要求を送信する
ようになっている。これは、ある管理オブジェクトを管
理するエージェントが複数存在する場合も同じである。
従って、複数のエージェントのうち要求が送信されたエ
ージェントに対するアクセスが失敗した場合には、残る
エージェントのうちのいずれかについて、その要求の送
信が成功するまで順番に要求を送信するようになってい
る。
ャがアクセスする場合、マネージャは、その管理オブジ
ェクトを管理するエージェントの一つに要求を送信する
ようになっている。これは、ある管理オブジェクトを管
理するエージェントが複数存在する場合も同じである。
従って、複数のエージェントのうち要求が送信されたエ
ージェントに対するアクセスが失敗した場合には、残る
エージェントのうちのいずれかについて、その要求の送
信が成功するまで順番に要求を送信するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる通信
方法は、マネージャがアクセスに失敗する度に、送信先
を再設定して送信をやり直さなければならず、処理が複
雑化すると共に、処理効率が上がらないという問題があ
った。
方法は、マネージャがアクセスに失敗する度に、送信先
を再設定して送信をやり直さなければならず、処理が複
雑化すると共に、処理効率が上がらないという問題があ
った。
【0005】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
ので、従来に比してマネージャの処理を簡潔に済ませる
ことができ、処理効率に優れた管理情報通信方法を提案
しようとするものである。
ので、従来に比してマネージャの処理を簡潔に済ませる
ことができ、処理効率に優れた管理情報通信方法を提案
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、(1) クライアントとして稼働す
るマネージャと、(2) サーバとして稼働し、その管理下
にある管理対象への要求があったとき、その管理対象の
情報をネットワーク管理プロトコルを利用してマネージ
ャに通知するエージェントと、(3) 1つの管理対象に対
応するエージェントのエージェントアドレスを複数保持
し、あるエージェントアドレスへの通信が成立し得なか
った場合、当該要求の送信先を同じ管理対象を管理する
他のエージェントアドレスに自動的に変更するモジュー
ルとでネットワーク管理システムを構成する。
め、本発明においては、(1) クライアントとして稼働す
るマネージャと、(2) サーバとして稼働し、その管理下
にある管理対象への要求があったとき、その管理対象の
情報をネットワーク管理プロトコルを利用してマネージ
ャに通知するエージェントと、(3) 1つの管理対象に対
応するエージェントのエージェントアドレスを複数保持
し、あるエージェントアドレスへの通信が成立し得なか
った場合、当該要求の送信先を同じ管理対象を管理する
他のエージェントアドレスに自動的に変更するモジュー
ルとでネットワーク管理システムを構成する。
【0007】本願発明のネットワーク管理システムにお
いては、マネージャとエージェント間にモジュールを介
在させ、あるエージェントアドレスへの通信が成立し得
なかった場合には、当該モジュールが、要求の送信先を
他のエージェントアドレスに自動的に変更させるので、
マネージャは各エージェントアドレスとの間で要求の送
信が成功した否かを監視し、失敗した場合には送信先を
変更して要求を再送するといった処理をする必要がなく
なる。これにより、マネージャの処理を簡潔にでき、そ
の処理効率を高めることができる。
いては、マネージャとエージェント間にモジュールを介
在させ、あるエージェントアドレスへの通信が成立し得
なかった場合には、当該モジュールが、要求の送信先を
他のエージェントアドレスに自動的に変更させるので、
マネージャは各エージェントアドレスとの間で要求の送
信が成功した否かを監視し、失敗した場合には送信先を
変更して要求を再送するといった処理をする必要がなく
なる。これにより、マネージャの処理を簡潔にでき、そ
の処理効率を高めることができる。
【0008】
(A)第1の実施形態 以下、本発明に係るネットワーク管理システムの第1の
実施形態を説明する。なお、この第1の実施形態では、
標準ネットワーク管理プロトコルがCMIP(Common M
anagement Information Protocol:共通管理情報プロト
コル)であるものとする。
実施形態を説明する。なお、この第1の実施形態では、
標準ネットワーク管理プロトコルがCMIP(Common M
anagement Information Protocol:共通管理情報プロト
コル)であるものとする。
【0009】図1に、第1の実施形態のシステム構成を
示す。このシステムは、図1に示すように、(1) マネー
ジャMと、(2) 標準ネットワーク管理プロトコルによる
ネットワーク管理機能を提供し、エージェントアドレス
を管理するモジュールSと、(3) 管理オブジェクトA
と、(4) 管理オブジェクトAを管理する複数のエージェ
ントA1、A2の4つでなる。
示す。このシステムは、図1に示すように、(1) マネー
ジャMと、(2) 標準ネットワーク管理プロトコルによる
ネットワーク管理機能を提供し、エージェントアドレス
を管理するモジュールSと、(3) 管理オブジェクトA
と、(4) 管理オブジェクトAを管理する複数のエージェ
ントA1、A2の4つでなる。
【0010】このシステム構成の特徴は、マネージャM
から複数のエージェントA1、A2に対する管理操作サ
ービスにモジュールSを介在させる点である。このモジ
ュールSは、複数のエージェントに対して予め固定の優
先順位を設定しており、マネージャMから要求を受信し
た場合には設定されている優先順位に従って各エージェ
ントに対してマネージャMの要求を送出するようになっ
ている。
から複数のエージェントA1、A2に対する管理操作サ
ービスにモジュールSを介在させる点である。このモジ
ュールSは、複数のエージェントに対して予め固定の優
先順位を設定しており、マネージャMから要求を受信し
た場合には設定されている優先順位に従って各エージェ
ントに対してマネージャMの要求を送出するようになっ
ている。
【0011】以下、第1の実施形態に係るシステムによ
る通信手順を説明する。
る通信手順を説明する。
【0012】まず、マネージャMが管理オブジェクトA
を生成(CREATE)する。
を生成(CREATE)する。
【0013】このとき、マネージャMは、モジュールS
のサービスにより生成(CREATE)要求を送出し、
管理オブジェクトAのエージェントアドレスを指定す
る。
のサービスにより生成(CREATE)要求を送出し、
管理オブジェクトAのエージェントアドレスを指定す
る。
【0014】この実施形態の場合、管理オブジェクトA
のエージェントはA1、A2の2つなので、マネージャ
Mはこの2つのエージェントA1、A2の両方を指定す
る。
のエージェントはA1、A2の2つなので、マネージャ
Mはこの2つのエージェントA1、A2の両方を指定す
る。
【0015】すると、モジュールSは、管理オブジェク
トAとその指定されたエージェントアドレスを記憶す
る。
トAとその指定されたエージェントアドレスを記憶す
る。
【0016】次に、マネージャMがモジュールSのサー
ビスにより管理オブジェクトAに対して属性値の取得
(GET)要求を出す。ただし、この実施形態に係るマ
ネージャMの場合、この段階でのエージェントアドレス
の指定はなく、属性値の取得(GET)要求のみが出力
される。
ビスにより管理オブジェクトAに対して属性値の取得
(GET)要求を出す。ただし、この実施形態に係るマ
ネージャMの場合、この段階でのエージェントアドレス
の指定はなく、属性値の取得(GET)要求のみが出力
される。
【0017】しかしこのままでは、属性値の取得(GE
T)要求の送出先が決定しないので、属性値の取得(G
ET)要求を入力したモジュールSが、エージェントア
ドレスを自動的に付与して送出する。ここで、第1の優
先順位がエージェントA1で、第2の優先順位がエージ
ェントA2であるとすると、モジュールSはエージェン
トA1のエージェントアドレスを付する。
T)要求の送出先が決定しないので、属性値の取得(G
ET)要求を入力したモジュールSが、エージェントア
ドレスを自動的に付与して送出する。ここで、第1の優
先順位がエージェントA1で、第2の優先順位がエージ
ェントA2であるとすると、モジュールSはエージェン
トA1のエージェントアドレスを付する。
【0018】このとき、エージェントA1との通信が成
功すれば、エージェントA1を介して管理オブジェクト
Aの属性値がマネージャM側に通知されることになる。
功すれば、エージェントA1を介して管理オブジェクト
Aの属性値がマネージャM側に通知されることになる。
【0019】これに対して、エージェントA1に対する
通信が何らかの要因で成功しなかった場合、管理オブジ
ェクトAに対応する別のエージェントアドレスを記憶す
るモジュールSが、通信に成功しなかったエージェント
アドレス以外のエージェントアドレス(この例では、エ
ージェントA2のアドレス)を属性値の取得(GET)
要求に自動的に付け直し、別経路での要求の再送信を実
行する。
通信が何らかの要因で成功しなかった場合、管理オブジ
ェクトAに対応する別のエージェントアドレスを記憶す
るモジュールSが、通信に成功しなかったエージェント
アドレス以外のエージェントアドレス(この例では、エ
ージェントA2のアドレス)を属性値の取得(GET)
要求に自動的に付け直し、別経路での要求の再送信を実
行する。
【0020】すなわち、モジュールSによって管理オブ
ジェクトAに対する迂回路の設定がなされ、属性値の取
得(GET)要求に応じた管理オブジェクトAの属性値
がマネージャM側に通知されることになる。
ジェクトAに対する迂回路の設定がなされ、属性値の取
得(GET)要求に応じた管理オブジェクトAの属性値
がマネージャM側に通知されることになる。
【0021】なお、従来の場合には、このように通信が
成功しなかったとき、マネージャMが別のエージェント
アドレスを再設定して属性値の取得(GET)要求を再
送していたので、マネージャMの処理が煩雑になってい
たが、本実施形態の場合には、これらの処理を必要とし
ない。
成功しなかったとき、マネージャMが別のエージェント
アドレスを再設定して属性値の取得(GET)要求を再
送していたので、マネージャMの処理が煩雑になってい
たが、本実施形態の場合には、これらの処理を必要とし
ない。
【0022】このように、モジュールSは、ある管理オ
ブジェクトに対する要求が与えられる度に、当該モジュ
ールSが記憶している優先順位の順に送信先のエージェ
ントアドレスを付加する。そして、上述の場合と同様、
その要求の送信に失敗があれば、その次の優先順位のエ
ージェントという具合に順次下位の優先順位のエージェ
ントを送信先として要求の送信動作を繰り返す。
ブジェクトに対する要求が与えられる度に、当該モジュ
ールSが記憶している優先順位の順に送信先のエージェ
ントアドレスを付加する。そして、上述の場合と同様、
その要求の送信に失敗があれば、その次の優先順位のエ
ージェントという具合に順次下位の優先順位のエージェ
ントを送信先として要求の送信動作を繰り返す。
【0023】以上のように、第1の実施形態によれば、
各管理オブジェクトを管理するエージェントのエージェ
ントアドレスを所定の優先順位を付してモジュールSに
予め記憶させておき、各管理オブジェクトに要求を送出
する場合には、当該要求の送出先をモジュールSに保持
されている優先順位の順番に決定させるようにしたこと
により、何らかの障害でエージェントに要求が送出でき
ないことがあっても、モジュールSが自動的にバックア
ップ用のエージェントに対して要求を送出し直させるこ
とができ、マネージャMの管理情報送信時の処理動作が
簡潔で済むネットワーク管理システムを実現することが
できる。
各管理オブジェクトを管理するエージェントのエージェ
ントアドレスを所定の優先順位を付してモジュールSに
予め記憶させておき、各管理オブジェクトに要求を送出
する場合には、当該要求の送出先をモジュールSに保持
されている優先順位の順番に決定させるようにしたこと
により、何らかの障害でエージェントに要求が送出でき
ないことがあっても、モジュールSが自動的にバックア
ップ用のエージェントに対して要求を送出し直させるこ
とができ、マネージャMの管理情報送信時の処理動作が
簡潔で済むネットワーク管理システムを実現することが
できる。
【0024】(B)第2の実施形態 続いて、本発明に係るネットワーク管理システムの第2
の実施形態を説明する。なお、この第2の実施形態の場
合も、標準ネットワーク管理プロトコルがCMIPであ
るものとする。
の実施形態を説明する。なお、この第2の実施形態の場
合も、標準ネットワーク管理プロトコルがCMIPであ
るものとする。
【0025】図2に、第2の実施形態のシステム構成を
示す。このシステム構成も基本的に第1の実施形態の場
合と同様である。
示す。このシステム構成も基本的に第1の実施形態の場
合と同様である。
【0026】この第2の実施形態と第1の実施形態との
違いは、モジュールSによるエージェントアドレスの管
理方法である。
違いは、モジュールSによるエージェントアドレスの管
理方法である。
【0027】すなわち、第1の実施形態では、エージェ
ントに対して予め固定的に割り付けておいた優先順位の
順番に、マネージャMから受信した要求の送信先となる
エージェントを決定していたが、この第2の実施形態で
は、優先順位を動的に設定し直す機能が付加されている
点を異にする。
ントに対して予め固定的に割り付けておいた優先順位の
順番に、マネージャMから受信した要求の送信先となる
エージェントを決定していたが、この第2の実施形態で
は、優先順位を動的に設定し直す機能が付加されている
点を異にする。
【0028】以下、この相違点を中心に、第2の実施形
態に係るシステムによる通信手順を説明する。
態に係るシステムによる通信手順を説明する。
【0029】まず、第1の実施形態の場合と同様、マネ
ージャMから管理オブジェクトAについて送出された要
求は、モジュールSで受信される(図中の)。
ージャMから管理オブジェクトAについて送出された要
求は、モジュールSで受信される(図中の)。
【0030】このとき、モジュールSは、管理オブジェ
クトAについて保持されている最新のエージェントアド
レスについてのデータ(パターン1)を参照し(図中の
)、当該データのうち優先順位が1位のエージェント
(この例では、エージェントA1)に要求を送信する
(図中の)。
クトAについて保持されている最新のエージェントアド
レスについてのデータ(パターン1)を参照し(図中の
)、当該データのうち優先順位が1位のエージェント
(この例では、エージェントA1)に要求を送信する
(図中の)。
【0031】ここで、何らかの要因で、エージェントA
1に対する要求の送信が失敗したとする。すると、モジ
ュールSは、管理オブジェクトAのエージェントアドレ
スのデータをパターン2のように更新する(図中の
)。すなわち、直前まで最高順位であったエージェン
トA1の優先順位を最も低い位置に移し、そのまま順位
を繰り上げる。そして、新たに優先順位が1位となった
エージェントA2を要求の送信先とし、そのエージェン
トアドレスを要求に付して送信する(図中の、)。
1に対する要求の送信が失敗したとする。すると、モジ
ュールSは、管理オブジェクトAのエージェントアドレ
スのデータをパターン2のように更新する(図中の
)。すなわち、直前まで最高順位であったエージェン
トA1の優先順位を最も低い位置に移し、そのまま順位
を繰り上げる。そして、新たに優先順位が1位となった
エージェントA2を要求の送信先とし、そのエージェン
トアドレスを要求に付して送信する(図中の、)。
【0032】ここで、通信が成功すれば、管理オブジェ
クトAに対して次の要求があるまで、エージェントアド
レスのデータはパターン2に保持される。すなわち、優
先順位1位がエージェントA2、優先順位2位がエージ
ェントA3、優先順位3位がエージェントA1という状
態が維持される。
クトAに対して次の要求があるまで、エージェントアド
レスのデータはパターン2に保持される。すなわち、優
先順位1位がエージェントA2、優先順位2位がエージ
ェントA3、優先順位3位がエージェントA1という状
態が維持される。
【0033】そして、次に、管理オブジェクトAに対し
て要求が受信された場合には、この優先順位に基づき、
まず優先順位1位のエージェントA2のエージェントア
ドレスが要求に付されて送信される。
て要求が受信された場合には、この優先順位に基づき、
まず優先順位1位のエージェントA2のエージェントア
ドレスが要求に付されて送信される。
【0034】以下の動作は、この繰り返しである。この
ように、エージェントアドレスの優先順位をその要求の
送信結果に基づいて積極的に更新し、常に、前回の送信
時に送信が成功したエージェントが優先順位1位となる
ようにしたことにより、そのエージェントが管理する管
理オブジェクトに対して要求を送信する場合での送信が
成功する確率を向上させることができる。
ように、エージェントアドレスの優先順位をその要求の
送信結果に基づいて積極的に更新し、常に、前回の送信
時に送信が成功したエージェントが優先順位1位となる
ようにしたことにより、そのエージェントが管理する管
理オブジェクトに対して要求を送信する場合での送信が
成功する確率を向上させることができる。
【0035】以上のように、第2の実施形態によれば、
各管理オブジェクトを管理するエージェントのエージェ
ントアドレスを所定の優先順位を付してモジュールSに
記憶させておき、この優先順位の1位が常に前回送信が
成功したエージェントのエージェントアドレスになるよ
うに順位を動的に変更するようにしたことにより、マネ
ージャMから管理オブジェクトAに要求を送信する場合
にも、送信が成功する可能性の高いエージェントアドレ
スに対して要求を送信させることができる。
各管理オブジェクトを管理するエージェントのエージェ
ントアドレスを所定の優先順位を付してモジュールSに
記憶させておき、この優先順位の1位が常に前回送信が
成功したエージェントのエージェントアドレスになるよ
うに順位を動的に変更するようにしたことにより、マネ
ージャMから管理オブジェクトAに要求を送信する場合
にも、送信が成功する可能性の高いエージェントアドレ
スに対して要求を送信させることができる。
【0036】また、何らかの障害でエージェントに要求
が送出できないことがあっても、第1の実施形態の場合
と同様、モジュールSが自動的にバックアップ用のエー
ジェントに対して要求を送出し直すので、マネージャM
が送信先を再設定する必要がなく従来に比して要求送信
時における処理動作が簡潔になる。
が送出できないことがあっても、第1の実施形態の場合
と同様、モジュールSが自動的にバックアップ用のエー
ジェントに対して要求を送出し直すので、マネージャM
が送信先を再設定する必要がなく従来に比して要求送信
時における処理動作が簡潔になる。
【0037】(C)他の利用形態 (C-1) なお、上述の第1及び第2の実施形態において
は、標準ネットワーク管理プロトコルとしてCMIPを
採用し、管理オブジェクトも同プロトコルにあるものと
して説明したが、本発明はこれに限らず、管理オブジェ
クトがSNMP(Simple Network Management Protoco
l)を実装している場合にも適用し得る。なお、この場
合には、CMIP/SNMP変換機能を付加すれば良
い。
は、標準ネットワーク管理プロトコルとしてCMIPを
採用し、管理オブジェクトも同プロトコルにあるものと
して説明したが、本発明はこれに限らず、管理オブジェ
クトがSNMP(Simple Network Management Protoco
l)を実装している場合にも適用し得る。なお、この場
合には、CMIP/SNMP変換機能を付加すれば良
い。
【0038】(C-2) また、上述の第2の実施形態におい
ては、モジュールSが保持するエージェントアドレスの
データとして、前回の要求の送信時に送信が成功したエ
ージェントのエージェントアドレスが優先順位の1位に
なるように変更したものを用いたが、過去の送信時にお
ける接続回数が大きい順にアドレスデータを並べたもの
を当該データとしても良く、また接続確率の高い順にア
ドレスデータを並べたものにも適用し得る。
ては、モジュールSが保持するエージェントアドレスの
データとして、前回の要求の送信時に送信が成功したエ
ージェントのエージェントアドレスが優先順位の1位に
なるように変更したものを用いたが、過去の送信時にお
ける接続回数が大きい順にアドレスデータを並べたもの
を当該データとしても良く、また接続確率の高い順にア
ドレスデータを並べたものにも適用し得る。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、マネー
ジャとエージェント間に、1つの管理対象に対応するエ
ージェントのエージェントアドレスを複数保持し、ある
エージェントアドレスへの通信が成立し得なかった場
合、当該要求の送信先を同じ管理対象を管理する他のエ
ージェントアドレスに自動的に変更するモジュールを介
在させたことにより、マネージャによる各エージェント
アドレスへの要求の送信が成功した否かを監視をなくし
得、マネージャの処理の簡潔化と、その処理効率の向上
とを実現できるネットワーク管理システムを得ることが
できる。
ジャとエージェント間に、1つの管理対象に対応するエ
ージェントのエージェントアドレスを複数保持し、ある
エージェントアドレスへの通信が成立し得なかった場
合、当該要求の送信先を同じ管理対象を管理する他のエ
ージェントアドレスに自動的に変更するモジュールを介
在させたことにより、マネージャによる各エージェント
アドレスへの要求の送信が成功した否かを監視をなくし
得、マネージャの処理の簡潔化と、その処理効率の向上
とを実現できるネットワーク管理システムを得ることが
できる。
【図1】第1の実施形態に係るネットワーク管理システ
ムのブロック図である。
ムのブロック図である。
【図2】第2の実施形態に係るネットワーク管理システ
ムのブロック図である。
ムのブロック図である。
A…管理オブジェクト、A1、A2、A3…エージェン
ト、M…マネージャ、S…モジュール。
ト、M…マネージャ、S…モジュール。
Claims (3)
- 【請求項1】 クライアントとして稼働するマネージャ
と、 サーバとして稼働し、その管理下にある管理対象への要
求があったとき、その管理対象の情報をネットワーク管
理プロトコルを利用してマネージャに通知するエージェ
ントと、 1つの管理対象に対応するエージェントのエージェント
アドレスを複数保持し、あるエージェントアドレスへの
通信が成立し得なかった場合、当該要求の送信先を同じ
管理対象を管理する他のエージェントアドレスに自動的
に変更するモジュールとを備えることを特徴とするネッ
トワーク管理システム。 - 【請求項2】 上記モジュールは、各管理対象に対応す
る複数のエージェント間の優先順位を、ネットワークの
状態によらず固定的に保持することを特徴とする請求項
1に記載のネットワーク管理システム。 - 【請求項3】 上記モジュールは、各管理対象に対応す
る複数のエージェント間の優先順位を、ネットワークの
状態に応じて動的に設定することを特徴とする請求項1
に記載のネットワーク管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8168952A JPH1021195A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | ネットワーク管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8168952A JPH1021195A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | ネットワーク管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1021195A true JPH1021195A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15877597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8168952A Pending JPH1021195A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | ネットワーク管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1021195A (ja) |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP8168952A patent/JPH1021195A/ja active Pending
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