JPH10211816A - 原動機付設冷却装置 - Google Patents

原動機付設冷却装置

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Publication number
JPH10211816A
JPH10211816A JP1623897A JP1623897A JPH10211816A JP H10211816 A JPH10211816 A JP H10211816A JP 1623897 A JP1623897 A JP 1623897A JP 1623897 A JP1623897 A JP 1623897A JP H10211816 A JPH10211816 A JP H10211816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
evaporator
motor
supplied
fuel tank
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1623897A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Yamazaki
啓司 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
Priority to JP1623897A priority Critical patent/JPH10211816A/ja
Publication of JPH10211816A publication Critical patent/JPH10211816A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3202Cooling devices using evaporation, i.e. not including a compressor, e.g. involving fuel or water evaporation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却効果を高くするとともに原動機に必要量
の燃料を供給することができるようにする。 【解決手段】 原動機に供給する燃料を冷媒として用い
る原動機付設冷却装置であって、原動機1 に供給する燃
料を蓄える燃料タンク4 と、燃料タンク4 から所定量の
燃料が供給されるエバポレータ6 と、エバポレータ6 に
供給された燃料の一部を原動機1 に供給する供給路3
と、残りの燃料を液化して燃料タンク4 に戻す還流路と
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原動機付設冷却装
置に関する。特に、自動車の室内あるいは工場内の作業
空間等の空調空間を、自動車や工場等に配された原動機
に供給される燃料を冷媒として冷房等する原動機付設冷
却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の原動機付設冷却装置とし
て、原動機に燃料を供給する燃料供給管路中に膨脹弁、
エバポレータおよびミキサを設け、燃料タンクから供給
される燃料(主として、アルコールまたはLPGガス
等)を冷媒として用い、エバポレータにおいて断熱膨脹
させられて温度低下した燃料によって空気を冷却し、冷
却した空気を空調空間に供給し、空気を冷却した後の燃
料をミキサを介して原動機に供給するものがある。(実
開平6−64072号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の冷却装置
では、原動機に供給される燃料を冷媒として用いている
が、原動機に供給される燃料は少量であることが多く、
十分な冷却効果を得ることができず、さらに他の冷却装
置を並設する必要があるという問題がある。
【0004】本発明の目的は上記課題を解決した、原動
機に必要量の燃料を供給することができ、かつ冷却効果
の高い原動機付設冷却装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による原動機付設
冷却装置は、原動機に供給する燃料を冷媒として用いる
原動機付設冷却装置であって、原動機に供給する燃料を
蓄える燃料タンクと、燃料タンクから所定量の燃料が供
給されるエバポレータと、エバポレータに供給された燃
料の一部を原動機に供給する供給路と、残りの燃料を液
化して燃料タンクに戻す還流路とを備えたものである。
また、燃料タンクに戻す還流路に代えて残りの燃料を液
化してエバポレータに戻す還流路が設けられている場合
もある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照して本発明の第
1実施形態について説明する。図1は本発明の原動機付
設冷却装置を自動車に適用した場合の概略構成を示して
いる。原動機付設冷却装置は、ガソリン等の炭化水素ま
たはアルコール等を燃料とするエンジン(原動機)(1)
に付設されたものであり、冷却装置本体(2) と、一端が
冷却装置本体(2) に接続され、他端がエンジン(1) に接
続された燃料供給管(供給路)(3) とを備えている。
【0007】冷却装置本体(2) は、燃料タンク(4) 、燃
料タンク(4) に接続された膨脹弁(5) 、膨脹弁(5) に接
続されたエバポレータ(6) 、エバポレータ(6) に接続さ
れたコンプレッサ(7) 、コンプレッサ(7) および燃料タ
ンク(4) に接続されたコンデンサ(8) とを備えており、
後に詳しく述べるようにエバポレータ(6) において気化
された燃料が、コンプレッサ(7) およびコンデンサ(8)
とを備えた還流路を流れて燃料タンク(4) に戻されるよ
うになされている。
【0008】エバポレータ(6) の下流側、かつコンプレ
ッサ(7) の上流側の管路に燃料供給管(3) の一端が接続
され、燃料供給管(3) の他端がエンジン(1) に接続され
ている。燃料供給管(3) の管路中には、流量調整弁(10)
が設けられている。流量調整弁(10)はエンジン(1) を制
御する制御装置(11)により制御され、エンジン(1) の負
荷によりエンジン(1) に供給する燃料の流量を調整する
ようになされている。
【0009】上記の原動機付設冷却装置においては、燃
料タンク(4) から供給された所定量の燃料がエバポレー
タ(6) により断熱膨脹させられ、燃料が気化するととも
に、燃料の温度が低下する。エバポレータ(6) には、適
当な送風機(図示略)により空気が導き入れられるよう
になされており、この空気が温度低下した燃料により冷
却される。冷却された空気は、空調空間(図示略)に送
られ、空調空間が冷却される。そして、断熱膨脹して気
化した燃料は、一部が燃料供給管(3) を経てエンジン
(1) に供給され、エンジン(1) を駆動するのに用いられ
る。残りの燃料は、コンプレッサ(7) およびコンデンサ
(8) を経て液化された後、燃料タンク(4)に戻される。
そして、燃料タンク(4) から所定量の燃料が再びエバポ
レータ(6)に送られる。このようにして燃料タンク(4)
からエバポレータ(6) に送られた燃料の一部がエンジン
(1) に送られるとともに、残りの燃料が燃料タンク(4)
に戻るようになされている。
【0010】上記の原動機付設冷却装置の場合、エバポ
レータ(6) により燃料を気化させ、その燃料をエンジン
(1) に供給することができるので、気化した燃料をエン
ジン(1) に供給するためのキャブレタを別途設ける必要
がなくなりエンジン(1) を小型にすることができる。
【0011】また、燃料タンク(4) からエバポレータ
(6) に常に所定量の燃料を送ることができるので、エン
ジン(1) の負荷変動により流量調節弁(10)を経てエンジ
ン(1)に送られる燃料の量が変化しても、所定の冷房効
果を得ることができる。
【0012】図2に、本発明の原動機付設冷却装置の第
2の実施形態が示されている。なお、以下の説明におい
て第1の実施形態に示されているものと同一物および同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。この原動
機付設冷却装置においては、気化した燃料を液化してエ
バポレータ(6) に戻す還流路中において、コンデンサ
(8) と膨脹弁(5) との間に受液器(13)が配され、かつ、
膨脹弁(5) と受液器(13)とを結ぶ管路に燃料タンク(12)
が接続されている。この原動機付設冷却装置の場合、エ
バポレータ(6) において気化された燃料の一部がエンジ
ン(1) に供給され、残りの燃料がコンプレッサ(7) およ
びコンデンサ(8) をへて液化されて受液器(13)に戻され
る。そして、受液器(13)からエバポレータ(6) に燃料が
供給されるとともに、エンジン(1) に供給された燃料と
同量の燃料が燃料タンク(4) により補充され、所定量の
燃料がエバポレータ(6) に供給されるようになされてい
る。
【0013】また、図3に示したように、受液器(13)に
燃料タンク(12)が接続されている場合がある。この場
合、受液器(13)に入れられた乾燥材により燃料中の水分
を除去することができ、エンジン(1) およびコンプレッ
サ(7) に水分を含んだ燃料が供給されるのを防止するこ
とができる。
【0014】なお、燃料タンク(12)の下流側に、制御装
置(11)により制御される流量調整弁を設けてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明の原動機付設冷却装置によれば、
原動機に供給する燃料を蓄える燃料タンクと、燃料タン
クから所定量の燃料が供給されるエバポレータと、エバ
ポレータに供給された燃料の一部を原動機に供給する供
給路と、残りの燃料を液化して燃料タンクに戻す還流路
または残りの燃料をエバポレータに戻す環流路とを備え
ているので、燃料タンクからエボパレータに充分な量の
燃料を供給することができ、かつ必要な量の燃料を原動
機に供給できる。したがって、充分な冷却効果を得るこ
とができるとともに少量の燃料を原動機に供給すること
ができる。
【0016】また、この原動機付設冷却装置によれば、
原動機に供給される炭化水素やアルコール等の燃料を冷
媒として用い、フロン(代替フロンを含む)を冷媒とし
て用いることがないので環境への影響を少なくすること
ができる。さらに、炭化水素やアルコール等の潜熱の大
きいものを冷媒として用いているので冷媒としてフロン
を用いる場合に比べ高い冷却効率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の原動機付設冷却装置の
概略構成図である。
【図2】本発明の第2実施形態の原動機付設冷却装置の
概略構成図である。
【図3】本発明の第3実施形態の原動機付設冷却装置の
概略構成図である。
【符号の説明】
(1) 原動機(エンジン) (3) 供給路(燃料供給管) (4) 燃料タンク (6) エバポレータ (12) 燃料タンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機に供給する燃料を冷媒として用い
    る原動機付設冷却装置であって、原動機に供給する燃料
    を蓄える燃料タンクと、燃料タンクから所定量の燃料が
    供給されるエバポレータと、エバポレータに供給された
    燃料の一部を原動機に供給する供給路と、残りの燃料を
    液化して燃料タンクに戻す還流路とを備えた原動機付設
    冷却装置。
  2. 【請求項2】 原動機に供給する燃料を冷媒として用い
    る原動機付設冷却装置であって、原動機に供給する燃料
    を蓄える燃料タンクと、燃料タンクから所定量の燃料が
    供給されるエバポレータと、エバポレータに供給された
    燃料の一部を原動機に供給する供給路と、残りの燃料を
    液化してエバポレータに戻す還流路とを備えた原動機付
    設冷却装置。
JP1623897A 1997-01-30 1997-01-30 原動機付設冷却装置 Withdrawn JPH10211816A (ja)

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JP1623897A JPH10211816A (ja) 1997-01-30 1997-01-30 原動機付設冷却装置

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Publications (1)

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JPH10211816A true JPH10211816A (ja) 1998-08-11

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JP1623897A Withdrawn JPH10211816A (ja) 1997-01-30 1997-01-30 原動機付設冷却装置

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JP (1) JPH10211816A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3798030A1 (en) 2019-09-25 2021-03-31 Ningbo Geely Automobile Research & Development Co. Ltd. Air conditioning system for a vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3798030A1 (en) 2019-09-25 2021-03-31 Ningbo Geely Automobile Research & Development Co. Ltd. Air conditioning system for a vehicle

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Effective date: 20040406