JPH10204837A - 車両通行用標識 - Google Patents

車両通行用標識

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JPH10204837A
JPH10204837A JP9011213A JP1121397A JPH10204837A JP H10204837 A JPH10204837 A JP H10204837A JP 9011213 A JP9011213 A JP 9011213A JP 1121397 A JP1121397 A JP 1121397A JP H10204837 A JPH10204837 A JP H10204837A
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sheet
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stand
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Shigeru Matsumoto
茂 松本
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 折り畳み可能な柔軟性のある素材で構成
したシート本体11の一方の面に、反射塗料を塗布した
シート材で形成した文字などの反射標識12,13と電
池と電子回路により点滅する構成とした複数個の発光ダ
イオード14を配設し、同シート本体11の他方の面
に、吸着用マグネット15を取り付けた標識10を、ス
タンド20や車両50などに装着して使用する。 【効果】 スタンド、柵、車両その他の構造物などに吸
着マグネットを用いて装着することができ、路上設置用
だけでなく、車両に装着した場合は動く標識として、標
識の使用範囲を拡大することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の通行を規制
する車両通行用標識、とくに検問や事故処理などを実施
する際に臨時に設置して使用するのに好適な車両通行用
標識に関する。
【0002】
【従来の技術】道路上で検問や事故処理を実施する際
に、他の通行車両に検問中あるいは事故処理中であるこ
とを知らせる標識として、従来から路上または車両の屋
根に設置する看板状の標識が使用されている。
【0003】路上に設置する標識としては、脚付きの立
て看板状の標識や、スタンドに取り付けた看板状の標識
が使用され、車両の屋根に設置する標識としては、車両
の屋根に固定した架台に取り付けた看板状の標識が使用
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの標識は頻繁に
使用されるものであり、路上設置の標識は、手荒な取扱
いにも耐えられるように頑丈に作られており、標識全体
として大きく重量も大であり、運搬が不便で、広い保管
場所を必要とするなどの問題がある。また車両設置の標
識は、屋根から落下することのないように強固に屋根に
取り付けられており、しかも屋根の上にあって路上から
よく見えるように大型に作られており、製作コストが高
く、さらに標識は取り外しができないので、通常の車両
使用時にも標識を付けたまま走行せざるを得ないという
問題がある。
【0005】このような問題に対して、シート状の標識
を角筒形のスタンドに被覆して立体標識とすることが考
えられる。シート状の標識は、従来の看板状の標識に比
較して軽量であり、運搬時や保管時には折り畳むことが
できるので、取扱いが容易になるという利点がある。
【0006】しかしながら、スタンドに被覆して使用す
ることを前提としたシート状の標識では、常にスタンド
を準備してこのスタンドと組み合わせることによっての
み使用することができ、その使用範囲も路上設置の標識
に限定されるという欠点がある。
【0007】本発明が解決すべき課題は、シート状標識
を車両通行用標識として使用するにあたり、シート状標
識をスタンド以外にも取り付け可能にして、シート状標
識の使用範囲の拡大をはかることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の車両通行用標識
は、シート本体の一方の面に、反射塗料を塗布したシー
ト材で形成した反射標識と複数個の発光ダイオードを配
設し、同シート本体の他方の面に、吸着用マグネットを
取り付けたことを特徴とする。
【0009】前記シート本体は、折り畳み可能とするた
めにメッシュ生地や織布、あるいは合成樹脂製レザーな
どを素材とした柔軟性のある素材で構成するのが好まし
い。とくに、軽量化および風圧軽減の点から、メッシュ
生地が最適である。シート本体の大きさ、形状はとくに
限定されるものではないが、たとえば「検問中」、「事
故処理中」などの文字標識が走行中の車両の運転者から
よく見える程度の大きさが必要であり、さらに目立つよ
うに文字標識を複数箇所に配設することも考慮すると、
少なくとも一辺が30cm以上の正方形または長方形と
することが望ましい。
【0010】前記反射標識は、反射塗料を塗布したシー
ト材で形成した文字、図形などをシート本体の一面に貼
り付け、あるいは縫い付けて、夜間の使用時に車両のラ
イトなどの光を反射して運転者に明瞭に視認できるよう
にしたものである。前記発光ダイオードは、電池と電子
回路により点滅させて、夜間に標識の存在をより目立た
せるようにしたものである。
【0011】前記吸着用マグネットは、シート本体の反
射標識を配設した面の裏面にマグネットを取り付けて、
スチール製のスタンド、柵、車両などに本標識をワンタ
ッチで装着できるようにしたものである。なお、パイプ
製のスタンドや柵などでマグネットによる吸着が不充分
なときのため、あるいはアルミニウム製などの非磁性体
のスタンド、柵などに装着するために、シート本体の周
縁に紐を取り付けてもよい。
【0012】さらに、シート状の標識を複数枚連続して
装着できるように、シート本体の周縁の対応する表裏面
位置に、シート本体どうしを接続するための面ファスナ
ーなどの係止手段を設けることもできる。たとえば本標
識を左右方向に複数枚つないで長大な標識とし、長い柵
や車両その他の構造物に装着することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態におけ
る車両通行用標識を示す正面図、図2は同背面図であ
る。
【0014】本実施形態の車両通行用標識(以下、標識
という)10は、シート本体11の一方の面に、反射塗
料を塗布したシート材で形成した文字標識12と帯状標
識13、および帯状標識13部に多数個の発光ダイオー
ド14を配設し、同シート本体11の裏面に、吸着用マ
グネット15を取り付けたものである。
【0015】シート本体11は、メッシュ生地を素材と
した赤色のシートで、大きさは縦約95cm、横約70
cmである。このシート本体11に、検問中であること
を示す文字標識12と標識自体の存在を目立たせる帯状
標識13を、反射塗料を塗布したシート材で形成して貼
り付けている。
【0016】反射塗料を塗布したシート材は公知のもの
を使用することができ、本実施形態においては、昼間に
おいて赤色のシート本体11に対して目立つように銀色
の反射塗料を塗布したシート材を使用している。このシ
ート材を切り抜いて「検問中」の文字標識を作成して文
字標識12とし、シート材を帯状にカットして帯状標識
13としている。
【0017】発光ダイオード14は、帯状標識13とシ
ート本体11の間に適当な間隔で多数個(図1には26
個を表示)設け、発光ダイオード14の先端部のみが帯
状標識13に形成した小孔から見えるように設けてい
る。これらの発光ダイオード14は、電池と電子回路か
らなる公知の点滅回路により点滅させることができる。
電池と電子回路は、シート本体11の裏面に取り付けた
ケース17に収められている。
【0018】吸着用マグネット15は、シート本体11
裏面の上下の縁部に取り付け、スチール製のスタンド、
柵、車両などに標識10をワンタッチで装着できるよう
にしている。図1中の符号16は吸着用マグネット15
を取り付けるための金具である。また本実施形態におい
ては、パイプ製のスタンドや柵などでマグネットによる
吸着が不充分なときのため、および、アルミニウム製な
どの非磁性体のスタンド、柵などにも標識10を装着す
ることができるように、シート本体11の周縁に紐18
を取り付けている。
【0019】さらに本実施形態においては、複数枚の標
識10を左右方向に連続的に接続して長大な標識とし、
長い柵や車両の車体側面に装着することができるよう
に、シート本体11の縦方向周縁の対応する表裏面位置
に、面ファスナー19を取り付けている。
【0020】以上のように本実施形態の標識10は、シ
ート本体11の裏面に吸着用マグネット15を取り付け
ているので、専用のスタンドを必要とすることなく、ス
チールなどの磁性体であればスタンド、柵、車両その他
の構造物などに吸着マグネットを用いて装着することが
でき、路上設置用だけでなく、車両に装着した場合は動
く標識として、標識の使用範囲を拡大することができ
る。非磁性体のスタンドや柵などに対しては、紐18で
結び付けることにより装着することができる。
【0021】また、反射塗料を塗布したシート材で形成
した文字標識12、帯状標識13をシート本体11に貼
り付けているので、夜間の使用時にこれらの反射標識が
車両のライトなどの光を反射して運転者が明瞭に視認す
ることができる。さらに発光ダイオードの点滅により、
標識の存在をより目立たせることができる。
【0022】また、シート本体11の周縁の対応する表
裏面位置に面ファスナー19を設けているので、標識1
0を左右方向に複数枚接続して長大な標識とし、長い柵
や車両その他の構造物に装着することができる。
【0023】さらに、標識10は折り畳み可能であるの
で、運搬は容易であり、保管時にも広いスペースをとる
ことがない。また、車両に装着した標識は、使用後は簡
単に取り外すことができるので、通常の車両使用になん
ら支障を生じない。
【0024】図3は標識10の使用態様の一例を示す図
である。本使用例は、スタンド20に標識10を装着し
た路上設置型の車両通行用標識の例である。
【0025】スタンド20は、スチール製のフレームで
角形に形成され、スタンド20の2面に1枚の標識10
aを装着し、この標識10aに接続した標識10bをス
タンド20の他の2面に装着したものである。スタンド
20への装着は、吸着用マグネット15と紐18によ
る。本使用例でのスタンド20は専用のスタンドである
が、他のスタンドに対しても同様な方法で装着すること
ができる。
【0026】図4、図5および図6は他の実施の形態を
示す図であり、図4は横長の大きな標識30を柵40に
装着した路上設置型の車両通行用標識の例、図5は同標
識30を車両50の車体後部に装着した移動型の車両通
行用標識の例、図6は同標識30を二輪車60の車体側
部に装着した移動型の車両通行用標識の例である。標識
30の装着はいずれも吸着用マグネットによる。なお、
車両に標識30を装着する場合、車両後部のトランクの
蓋を開けた状態でトランクの蓋の部分に標識を装着する
こともできる。また、大きな標識30の代わりに図1に
示した標識10を2枚接続して使用することもできる。
【0027】なお、以上の実施形態および使用態様は検
問の標識例であるが、本発明の車両通行用標識は検問以
外の他の標識にも広く応用できることはもちろんであ
り、たとえば事故処理中を示す標識、故障車を示す標
識、交通規制を示す標識、工事中を示す標識などとして
使用することができる。また、標識の装着はスタンドや
車両に限らず、既設の構造物にも装着することができ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0029】(1)シート本体の裏面に吸着用マグネッ
トを取り付けているので、専用のスタンドを必要とする
ことなく、スチールなどの磁性体であればスタンド、
柵、車両その他の構造物などに吸着マグネットを用いて
装着することができ、路上設置用だけでなく、車両に装
着した場合は動く標識として、標識の使用範囲を拡大す
ることができる。
【0030】(2)文字標識を含む反射標識をシート本
体に貼り付けているので、夜間の使用時にこれらの反射
標識が車両のライトなどの光を反射して運転者が明瞭に
視認することができる。さらに発光ダイオードの点滅に
より、標識の存在をより目立たせることができる。
【0031】(3)シート本体を折り畳み可能な柔軟性
のある素材で構成することにより、標識の運搬が容易と
なり、保管時にも広いスペースをとることがない。ま
た、車両に装着した標識は、使用後は簡単に単に取り外
すことができるので、通常の車両使用になんら支障を生
じない。
【0032】(4)シート本体の周縁の対応する表裏面
位置にシート本体どうしを接続するための係止手段を設
けることにより、標識を複数枚接続して大型の標識と
し、長い柵や車両その他の構造物に装着することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における車両通行用標識
を示す正面図である。
【図2】 図1の車両通行用標識の背面図である。
【図3】 図1の車両通行用標識の使用態様の一例を示
す図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態における車両通行用
標識の使用態様を示す図である。
【図5】 本発明の他の実施の形態における車両通行用
標識の使用態様を示す図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態における車両通行用
標識の使用態様を示す図である。
【符号の説明】
10,10a,10b,30 標識 11 シート本体 12 文字標識 13 帯状標識 14 発光ダイオード 15 吸着用マグネット 16 金具 17 ケース 18 紐 19 面ファスナー 20 スタンド 40 柵 50 車両 60 二輪車

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート本体の一方の面に、反射塗料を塗
    布したシート材で形成した反射標識と複数個の発光ダイ
    オードを配設し、同シート本体の他方の面に、吸着用マ
    グネットを取り付けたことを特徴とする車両通行用標
    識。
  2. 【請求項2】 前記シート本体を、折り畳み可能な柔軟
    性のある素材で構成した請求項1記載の車両通行用標
    識。
  3. 【請求項3】 前記反射標識が、反射塗料を塗布したシ
    ート材で形成した文字標識を含むものである請求項1,
    2記載の車両通行用標識。
  4. 【請求項4】 前記発光ダイオードを、電池と電子回路
    により点滅する構成とした請求項1〜3記載の車両通行
    用標識。
  5. 【請求項5】 前記シート本体の周縁の対応する表裏面
    位置にシート本体どうしを接続するための係止手段を設
    けた請求項1〜4記載の車両通行用標識。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516598U (ja) * 1978-07-19 1980-02-01
JPH02125008A (ja) * 1988-11-02 1990-05-14 Tokyo Gas Co Ltd 防音カーテン
JPH0376311U (ja) * 1989-11-27 1991-07-31

Patent Citations (3)

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