JPH10204454A - 化石液体燃料の高効率燃焼法及び化石液体燃料の製造法並びに化石液体燃焼の高効率燃焼装置 - Google Patents

化石液体燃料の高効率燃焼法及び化石液体燃料の製造法並びに化石液体燃焼の高効率燃焼装置

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JPH10204454A
JPH10204454A JP1285697A JP1285697A JPH10204454A JP H10204454 A JPH10204454 A JP H10204454A JP 1285697 A JP1285697 A JP 1285697A JP 1285697 A JP1285697 A JP 1285697A JP H10204454 A JPH10204454 A JP H10204454A
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liquid fuel
water
fossil liquid
magnetic field
fossil
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Toshiyasu Sato
利安 佐藤
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】化石液体燃料を高効率で燃焼できる混合燃料を
提供し、高効率で燃焼させる。 【解決手段】水に強力磁界を当てて活性化水とした後、
該活性化水に化石液体燃料を添加し超音波を当てて混合
・懸濁し、さらに該混合・懸濁物にマイクロ波を当てて
微細混合し、その微細混合物をバーナへ供給して燃焼さ
せる。高効率燃焼装置は、水1に強力磁界を当てる強力
磁石装置3と、該強力磁界付与済み水と化石液体燃料2
との混合装置と、該混合装置内の強力磁界付与済み水と
化石液体燃料に超音波を放射して混合・懸濁する超音波
放射混合・懸濁装置4と、超短波放射により混合・懸濁
された水と化石液体燃料との懸濁物を更にマイクロ波を
放射して微細混合するためのマイクロ波放射装置5と、
該マイクロ波放射装置により微細混合された水と化石液
体燃料の微細混合物を燃焼するためのバーナ装置6とか
らなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化石液体燃料の燃
焼法、特に石油等の化石液体燃料の高効率燃焼法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
化石液体燃料を水に混合した懸濁物を燃料として用いる
ことは、アメリカ合衆国ネバダ州のベンチャー企業A=
55によって開発されたものや、株式会社環境開発等に
よって開発されたMTX添加の新エマルジョン燃料が知
られている。
【0003】これらは、水と化石液体燃料との混合を良
くするために、特殊な添加剤や活性化剤を加えている。
しかしながら、それら新燃料は、実際の燃焼に当たっ
て、燃焼点を確保するためには、環境温度を1100℃
という高温にしなければ、効率面から見て、十分な成果
を発揮できないという根本的な欠陥を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題に鑑み、本発明
らはそれら欠陥を解消すべく鋭意研究の結果、混合する
水の粒子(クラスター)を小さくすることによって高燃
焼効率を発揮する燃料となし得ることをし発見した。本
発明は該発見に基づいてなされたもので、下記構成の化
石液体燃料の高効率燃焼法及び化石液体燃料の製造法並
びに化石液体燃焼の高効率燃焼装置である。 (1)強力磁界内に水を通過させて活性化水とした後、
該活性化水に化石液体燃料を添加し超音波を当てて混合
・懸濁し、さらに該混合・懸濁物にマイクロ波(極超短
波)を当てて微細混合し、その微細混合物をバーナへ供
給して燃焼させることを特徴とする化石液体燃料の高効
率燃焼法。 (2)10,000〜30,000ガウスの強力磁界内
に水を通過させて活性化水とした後、該活性化水に化石
液体燃料を添加して20,000〜80,000ヘルツ
の超音波を当てて混合・懸濁し、さらに該混合・懸濁物
に2450メガヘルツのマイクロ波を当てて微細混合
し、得られた微細混合物をバーナへ供給して燃焼させる
ことを特徴とする化石液体燃料の高効率燃焼法。 (3)10,000〜20,000ガウスの強力磁界内
に水を通過させて活性化水とした後、該活性化水に化石
液体燃料を添加して30,000〜50,000ヘルツ
の超音波を当てて混合・懸濁し、さらに該混合・懸濁物
に2450メガヘルツのマイクロ波を当てて微細混合
し、得られた微細混合物をバーナへ供給して燃焼させる
ことを特徴とする化石液体燃料の高効率燃焼法。 (4)強力磁界内に水を通過させて活性化水とした後、
該活性化水に化石液体燃料を添加し超音波を当てて混合
・懸濁し、さらに該混合・懸濁物にマイクロ波(極超短
波)を当てて微細混合し、その微細混合物をバーナへ供
給して高効率で燃焼させるための液体燃料として貯槽へ
貯留することを特徴とする化石液体燃料の製造法。
【0005】(5)10,000〜30,000ガウス
の強力磁界内に水を通過させて活性化水とした後、該活
性化水に化石液体燃料を添加して20,000〜50,
000ヘルツの超音波を当てて混合・懸濁し、さらに該
混合・懸濁物に2450メガヘルツのマイクロ波を当て
て微細混合し、得られた微細混合物をバーナへ供給して
高効率で燃焼させるための液体燃料として貯槽へ貯留す
ることを特徴とする化石液体燃料の製造法。 (6)強力磁界内に水を通過させて強力磁界を当てる強
力磁石装置と、該強力磁界付与済み水と化石液体燃料と
の混合装置と、該混合装置内の強力磁界付与済み水と化
石液体燃料に超音波を放射して混合・懸濁する超音波放
射混合・懸濁装置と、超音波放射により混合・懸濁され
た水と化石液体燃料との懸濁物を更にマイクロ波を放射
して微細混合するためのマイクロ波放射装置と、該マイ
クロ波放射装置により微細混合された水と化石液体燃料
の微細混合物を燃焼するためのバーナ装置とからなるこ
とを特徴とする化石液体燃焼の高効率燃焼装置。 (7)10,000〜30,000ガウスの強力磁界内
に水を通過させて強力磁界を当てる強力磁石装置と、該
強力磁界付与済み水と化石液体燃料との混合装置と、該
混合装置内の強力磁界付与済み水と化石液体燃料に2
0,000〜80,000ヘルツの超音波を放射して混
合・懸濁する超音波放射混合・懸濁装置と、超音波放射
により混合・懸濁された水と化石液体燃料との懸濁物に
更に2450メガヘルツのマイクロ波を放射して微細混
合するためのマイクロ波放射装置と、該マイクロ波放射
装置により微細混合された水と化石液体燃料の微細混合
物を燃焼するためのバーナ装置とからなることを特徴と
する化石液体燃焼の高効率燃焼装置。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。本発明の方法及び装置
は、図1にフローシートを示すごとく、水1を強力磁石
装置3内に導き強力磁界(好ましくは、10,000〜
30,000ガウス)を当てた後、超音波撹拌装置4へ
導入する。
【0007】また、石油等の化石液体燃料2を超音波撹
拌装置4へ導入する。そこで、両者に超音波(20,0
00〜80,000ヘルツ)を放射して混合・懸濁す
る。さらに、前記混合・懸濁液をマイクロ波撹拌装置5
へ導入し、マイクロ波(好ましくは、2450メガヘル
ツ)を放射する。その後、燃料貯槽7へ移送して貯留す
るか、バーナー6へ供給して燃焼させる。
【0008】以上において、水は浄化水(好ましくは純
水)を用い、化石液体燃料としては、石油、重油、軽
油、灯油等が用いられ、水と化石液体燃料との混合比率
は、1:1程度が好ましい。強力磁石としては、希土類
磁石が好ましく用いられ、強力磁石装置は、中側の水の
導管の周囲に強力磁石が周設されてなるものが好まし
い。
【0009】この場合、水はこの強力磁石装置による強
力磁界を受けてクラスターが一桁までに小さくなって活
性化され、この結果、化石液体燃料との微細混合(エマ
ルジョン化)・接触(一部溶解を伴う)が良好となり、
高効率の燃焼を可能とする。さらに、超音波の放射によ
る撹拌をすることにより、均質な水と化石液体燃料の混
合物となし得る。
【0010】これを更に微細混合するため、マイクロ波
(好ましくは、2450メガヘルツ)を放射する。これ
により、前記超音波処理した混合・懸濁液を微細かつ均
質な燃料として調製することができる。このマイクロ波
処理においては、液温が100〜300℃に上昇するの
で、そのままバーナーへ供給するか、又は冷却した後燃
料貯槽へ移送して貯留してもよい。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明によれ
ば、水−化石液体燃料エマルジョンが、水のクラスター
が小さく、微細均質混合されてなるものであるため、該
燃料は高効率な燃焼を達成できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のにフローシート
【符号の説明】
1:水, 2:化石液体燃料 3:強力磁石装置 4:超音波撹拌装置 5:マイクロ波撹拌装置 6:バーナー 7:燃料貯槽

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】強力磁界内に水を通過させて活性化水とし
    た後、該活性化水に化石液体燃料を添加し超音波を当て
    て混合・懸濁し、さらに該混合・懸濁物にマイクロ波
    (極超短波)を当てて微細混合し、その微細混合物をバ
    ーナへ供給して燃焼させることを特徴とする化石液体燃
    料の高効率燃焼法。
  2. 【請求項2】10,000〜30,000ガウスの強力
    磁界内に水を通過させて活性化水とした後、該活性化水
    に化石液体燃料を添加して20,000〜80,000
    ヘルツの超音波を当てて混合・懸濁し、さらに該混合・
    懸濁物に2450メガヘルツのマイクロ波を当てて微細
    混合し、得られた微細混合物をバーナへ供給して燃焼さ
    せることを特徴とする化石液体燃料の高効率燃焼法。
  3. 【請求項3】10,000〜20,000ガウスの強力
    磁界内に水を通過させて活性化水とした後、該活性化水
    に化石液体燃料を添加して30,000〜50,000
    ヘルツの超音波を当てて混合・懸濁し、さらに該混合・
    懸濁物に2450メガヘルツのマイクロ波を当てて微細
    混合し、得られた微細混合物をバーナへ供給して燃焼さ
    せることを特徴とする化石液体燃料の高効率燃焼法。
  4. 【請求項4】強力磁界内に水を通過させて活性化水とし
    た後、該活性化水に化石液体燃料を添加し超音波を当て
    て混合・懸濁し、さらに該混合・懸濁物にマイクロ波
    (極超短波)を当てて微細混合し、その微細混合物をバ
    ーナへ供給して高効率で燃焼させるための液体燃料とし
    て貯槽へ貯留することを特徴とする化石液体燃料の製造
    法。
  5. 【請求項5】10,000〜20,000ガウスの強力
    磁界内に水を通過させて活性化水とした後、該活性化水
    に化石液体燃料を添加して20,000〜80,000
    ヘルツの超音波を当てて混合・懸濁し、さらに該混合・
    懸濁物に2450メガヘルツのマイクロ波を当てて微細
    混合し、得られた微細混合物をバーナへ供給して高効率
    で燃焼させるための液体燃料として貯槽へ貯留すること
    を特徴とする化石液体燃料の製造法。
  6. 【請求項6】強力磁界内に水を通過させて強力磁界を当
    てる強力磁石装置と、該強力磁界付与済み水と化石液体
    燃料との混合装置と、該混合装置内の強力磁界付与済み
    水と化石液体燃料に超音波を放射して混合・懸濁する超
    音波放射混合・懸濁装置と、超音波放射により混合・懸
    濁された水と化石液体燃料との懸濁物を更にマイクロ波
    を放射して微細混合するためのマイクロ波放射装置と、
    該マイクロ波放射装置により微細混合された水と化石液
    体燃料の微細混合物を燃焼するためのバーナ装置とから
    なることを特徴とする化石液体燃焼の高効率燃焼装置。
  7. 【請求項7】10,000〜30,000ガウスの強力
    磁界内に水を通過させて強力磁界を当てる強力磁石装置
    と、該強力磁界付与済み水と化石液体燃料との混合装置
    と、該混合装置内の強力磁界付与済み水と化石液体燃料
    に20,000〜80,000ヘルツの超音波を放射し
    て混合・懸濁する超音波放射混合・懸濁装置と、超音波
    放射により混合・懸濁された水と化石液体燃料との懸濁
    物に更に2450メガヘルツのマイクロ波を放射して微
    細混合するためのマイクロ波放射装置と、該マイクロ波
    放射装置により微細混合された水と化石液体燃料の微細
    混合物を燃焼するためのバーナ装置とからなることを特
    徴とする化石液体燃焼の高効率燃焼装置。
JP1285697A 1997-01-27 1997-01-27 化石液体燃料の高効率燃焼法及び化石液体燃料の製造法並びに化石液体燃焼の高効率燃焼装置 Pending JPH10204454A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010112609A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Aaban:Kk 燃焼補助装置及び燃焼補助方法、並びにそれらを用いた加熱装置及び加熱方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010112609A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Aaban:Kk 燃焼補助装置及び燃焼補助方法、並びにそれらを用いた加熱装置及び加熱方法

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