JPH10200593A - シグナルポイントエンコーダおよびエンコード方法、リングインデックスを再順序づけする方法、およびリングインデックスを選択するための方法 - Google Patents

シグナルポイントエンコーダおよびエンコード方法、リングインデックスを再順序づけする方法、およびリングインデックスを選択するための方法

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JPH10200593A
JPH10200593A JP9334237A JP33423797A JPH10200593A JP H10200593 A JPH10200593 A JP H10200593A JP 9334237 A JP9334237 A JP 9334237A JP 33423797 A JP33423797 A JP 33423797A JP H10200593 A JPH10200593 A JP H10200593A
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Sverrir Olafsson
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCMモデムの環境においてV.34タイプ
のシェルマッピングアルゴリズムを実現するための方法
および装置を提供する。 【解決手段】 この装置はμ法シグナルマッピングポイ
ントを組入れる。この技術は既知の原理で発生されるリ
ングインデックスを用いる。リングインデックスは再順
序づけモジュールに与えられ、これは従来のシェルマッ
ピングアルゴリズムによって発生されたリングインデッ
クスを再配列する。好ましい再順序づけ図式は従来のシ
ェルマッピングアルゴリズムにより提供される非均一な
確率分布を利用する。比較的分離距離が小さいシグナル
ポイントセットが比較的低発生頻度のリングに、比較的
分離距離が大きいシグナルポイントセットが比較的高発
生頻度のリングに、割当てられるよう、リングは再配列
される。これによりシグナルポイントの割当てが最適化
され平均伝送電力の認容可能な制限を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、一般に、PCMベースのモ
デムとともに使用するため規格V.34シェルマッピン
グアルゴリズムを適合させるための技術に関し、より特
定的には、配列ポイント間の間隔値が低い配列リングの
使用頻度と送信電力との最適なバランスを得るため、シ
ェルマッピングアルゴリズムによって発生されるリング
インデックスを再順序づけするための技術に関する。
【0002】
【発明の背景】この発明は、特に、パルス符号変調(P
CM)モデムの環境において、デジタルネットワークに
接続されたアナログ媒体を通じてデジタル情報を伝送す
るため使用されるシグナルポイントエンコーダに関す
る。
【0003】インターネットを基盤とする世界は最近目
ざましい発展を遂げてきた。より多くのユーザがワール
ドワイドウエッブ(World Wide Web)をブラウジング
し、そこから情報をダウンロードし始めるに伴い、単純
にはデータ速度と呼ばれるデータ伝送速度を向上させる
ことが強く望まれてきた。ほとんどのユーザは「ネッ
ト」にパーソナルコンピュータとモデムとを通じてリン
クしているので、インターネットサービスプロバイダ
(ISP)を通じてインターネットにアクセスしている
ユーザは取り分けこれを強く願っている。しかし、ほと
んどの公衆交換電話網(PSTN)で通信用に信号がデ
ジタル化されているにもかかわらず、V.34モデムな
どの従来のアナログモデムはPSTNをアナログチャネ
ルと見なしてしまう。したがって信号の量子化のさまざ
まな影響および信号の量子化による障害のためにチャネ
ルのデータ速度は約35Kbpsに制限されてしまう。
この限界は一般にシャノン限界として知られている(C
・E・シャノン(Shannon )とW・ウィーバ(Weaver)
とによる、『通信数学理論(The Mathematical Theory
ofCommunication)』(イリノイ大学出版(University
of Illiois Press )、1949年を参照)。
【0004】PCMモデムベースの高速通信技術は近年
大きく発達し、少なくとも56Kbpsのデータ速度が
実際に達成可能であると言われている。PCMモデム技
術は、PSTNはアナログネットワークではなくますま
すデジタルネットワークになっているという単純な認識
に基づいている。また、ますます多くの中央サイトモデ
ムが、CODEC(コーダ/デコーダ)を必要とせず
に、米国のT1および欧州のE1などのデジタルコネク
ションを通じてPSTNに接続するようになっている。
CODECとは、ネットワークのデジタル部分をアナロ
グの加入回線に接続し、アナログとデジタルとを変換す
る装置である。
【0005】しかし、従来のモデムは依然としてこのデ
ジタルストリームをモデムのアナログ信号の表示である
と見なす。しかし、PCMモデムを使用すると、ユーザ
のサイトを再配線したり、電話網を修正したりする複雑
な作業なしに、はるかに高速のデータ速度を達成でき
る。「中央サイト」モデムとは、たとえば遠隔ローカル
エリアネットワーク(LAN)アクセスのために多数の
同時コネクションを可能にする、ISPまたは企業にイ
ンストールされたモデムのことであるということが理解
されねばならない。
【0006】近年の56Kbps技術は、PSTNデジ
タルネットワークの通信パスの障害となる部分に対処し
ようとしてきた。こうした障害は、電話中央局と通常ア
ナログ加入回線と呼ばれるユーザの家との間のハイブリ
ッドインターフェイスおよび銅ワイヤインターフェイス
によるものである。
【0007】このところ、PCMモデムについて、およ
び、PCMモデムが現在のパラダイムよりもはるかに高
速でのダウンストリームデータ通信をどのようにして促
進できるかそして促進すべきかということについて多く
の記述がなされてきた。たとえば、1996年10月1
6日から17日に行なわれた電気通信産業連盟技術委員
会TR−30規格会議(Telecommunication Industry A
ssociation(TIA )Technical Committee TR-30 Standa
rds meeting )において、PCMモデムが議題となっ
た。このとき提出された技術論文には、グォヂュー・ロ
ン(Guozhu Long)の『56KモデムのためのDCサプ
レッサ(DC Supressor for 56K Modems )』、グォヂュ
ー・ロンの『56Kモデムのための2段階マッピング
(Two-Step Mapping for 56K Modems 』、デービッド・
C・ライフ(David C. Rife )の『56Kbpsチャネ
ル(56Kbps Channels )』、ベダ・クリッシュナン(Ve
da Krishnan )の『V.pcmモデム規格(V. pcm Mod
em Standard )』、ベダ・エウボーグル(Vedat Eyubog
lu)の『PCMモデム;技術概論(PCM Modems: A Tech
nical Overview)』、リチャード・スチュアート(Rich
ard Stuart)の『高速ネットワークアクセスモデムの提
案(Proposal for a High Speed Network AccessMode
m)』、およびウラジミール・パリジスキー(Vladimir
Parizhsky)の『U.S.ロボティックスのx2技術;
技術的要約(U.S. Robotics' x2 Technology: Technica
l Brief )』が含まれる。これらの論文はここに引用に
より援用される。
【0008】また、PCMモデムベースのデータ通信シ
ステム全体についても近年刊行物が出されている。その
一番目は、1995年にユーロコム研究所(Institute
Eurecom )で行なわれた『情報ドライブウェイ1995
(The Information Driveway, 1995)』と題されたピエ
ール・A・ウンブレー(Pierre A. Humblet )およびマ
ルコス・G・トローリス(Markos G. Troulis )による
発表であって、これは高速モデムの基本概念を説明しよ
うとするものであった。第二番目は、「アナログ加入者
コネクションのための高速通信システム(High Speed C
ommunicationsSystems for Analog Subscriber Connect
ions )」を開示するブレント・タウンゼント(Brent T
ownshend )による1996年6月13日付のPCT特
許公開、国際公開番号WO/9618261である。こ
の公開は、17頁から19頁に、PCMモデムベースの
全体的高速システムを開示している(また、トランスミ
ッタ側でのDCナル消去を実現している)。これらの論
文は、高速PCMモデムの基礎およびその環境について
の公平な参照文献であって、ここに引用により援用す
る。
【0009】さらに、AT&Tのエンダ・アヤノーグル
(Ender Ayanoglu)に、1996年6月18日に発行さ
れた、「等化配置を備えた高速量子化−レベル−サンプ
リングモデム(High Speed Quantization-Level-Sampli
ng Modem With EqualizationArrangement)」と題され
た米国特許第5,528,625号は、高速データ通信
のためのQLSモデムを開示している。AT&Tのエン
ダ・アヤノーグルに1995年2月28日に発行された
「遠隔CODECに同期された高速モデム(High-Speed
Modem Synchronized To A Remote CODEC )」と題され
たもう一つの米国特許、米国特許第5,394,437
号は、デジタルネットワークと並行してアナログ媒体上
でデータ送信するための高速モデムを開示している。こ
れらの参照文献はここに引用により援用される。
【0010】図1は、PCMモデム技術を用いた典型的
な高速通信パスの概念図である。ISPまたは中央サイ
ト100はデジタル方式でトランスミッタ110および
レシーバ120を通じ電話網130に接続される。ネッ
トワーク130は中央局ラインカード140を通じて加
入回線150に接続される。ラインカードの中には典型
的にはPCM CODECが実装される。加入回線15
0は、ユーザのサイトでユーザのモデム160を通じユ
ーザのPCに接続される。当業者には理解されるよう
に、ISPモデムトランスミッタ110と電話網130
との間のコネクションは、典型的な約64Kbpsのデ
ータ速度のデジタルコネクションである。電話網130
およびラインカード140のパラメータは、電話会社の
仕様および操作(特定的には、μ法シグナルポイント配
列の使用)によって支配され設定されているので、中央
サイトトランスミッタ110は、そのネットワークに対
するデジタルコネクションを十分に活かすため特定の方
策でデジタルデータを伝送する必要がある。しかし、こ
の新しいパラダイムにおいてはμ法配列、シェルマッピ
ング、およびPCMベースのモデムシステムの扱いがあ
る種の障害となる。
【0011】たとえば、V.34パラダイムにおいて
は、各リングの平均電力はそのリングインデックスにほ
ぼ比例するという仮定にとりわけ基づいて、そしてま
た、いかなる特定の配列も伝送電力レベル要件を満たす
ようにスケーリングできるというさらなる仮定に基づい
て、シェルマッピングアルゴリズムは基本的に平均伝送
電力を最小化するような態様でリングインデックスを選
択するよう設計されている。他方、PCMモデムの環境
においては、周知のμ法アルゴリズムによりPCMコー
デックによって決定される固定された非均等間隔のレベ
ルのセットからシグナルポイントが選択される。したが
って、V.34シェルマッピングアルゴリズムについて
の上述の仮定は、PCMモデムの環境においては成り立
たない。さらに、既知のシェルマッピング技術を使用し
て最適の性能を得るためには、V.34において用いら
れていたコストファンクションとは違う全く新しいコス
トファンクションを定義せねばならず、そしてPCMモ
デムの環境において使用するための新しいマッピングア
ルゴリズムを構築せねばならないだろう。このような新
しいコストファンクションおよびマッピングアルゴリズ
ムの実現は、現在使用されているかなりの数のモデムに
おいて現在利用されているV.34アルゴリズムを十分
に活かすものではないだろう。典型的にはインターネッ
トサービスプロバイダ(ISPサーバ)における伝送モ
デムによって用いられているV.34シグナルポイント
エンコーディングモデルにおいては、エンコーダの機能
はしばしばコード化部分とマッピング(またはシェーピ
ング)構成要素とを含む2つの領域に分割される。コー
ド化構成要素はしばしば誤り訂正コードに関し、他方マ
ッピング構成要素はコード化プロセスによって課される
制約に鑑みて伝送電力を最小限にするようする。たとえ
ば、伝統的なV.34コード化機能は、渦巻トレリスコ
ードの使用を含み、他方、マッピングはシェルマッピン
グの形を取る。
【0012】V.34において用いられているシェルマ
ッピングアルゴリズムは、V.34モデムの最も複雑な
機能の1つである。より完全なV.34勧告(V.34 Rec
ommendation )の記述については、国際電気通信連盟
(International Telecommunication Union )が199
4年9月に発行したITU−T勧告V.34(ITU-T Re
commendation V.34 )を参照。この全内容はここに引用
により援用される。基本的に、V.34エンコーディン
グアルゴリズムは、8つのシンボルのマッピングフレー
ムに対応するビットのブロックを取り、このブロックの
部分を8つのリングインデックスのセットにマッピング
する。このリングインデックスは配列のサブセットを決
定するため使用され、この配列のサブセットから、伝送
されるシグナルポイントが選択される。この文脈におい
ては、このサブセットはその名前が示すように、原点を
取囲む同心円の形をしている。したがって、所定のリン
グ内のシグナルポイントのエネルギは一定の範囲内にあ
り、このエネルギ範囲は原点からの距離が増加するに伴
って増加する。したがって、リングのインデックスは、
そのリング内のポイントのシグナル電力に対する寄与の
かなり正確な近似である。V.34シェルマッピングア
ルゴリズムは、この簡単な関係を使用して、インデック
スの総計が最も小さいリングインデックスのセットを選
択する。より総計が高いリングインデックスのセットは
省略されがちになり、したがって、送信電力が最適化さ
れる。結果的に、V.34シェルマッピングアルゴリズ
ムにおいては、最も内側のリングが最も頻繁に選択さ
れ、最も外側のリングは最も稀にしか選択されない。
【0013】しかし、PCMモデムにおいては、シグナ
ルポイントはμ法アルゴリズムによって決定される非均
一なレベルのセットから選択される。したがって、リン
グインデックスとそのリングの伝送電力に対する寄与と
の線形関係のような、V.34配列の特徴の多くはPC
Mモデムの環境においては失われてしまう。
【0014】1995年6月27日にロン(Long)に発
行された米国特許第5,428,641号および199
5年11月7日にコール(Cole)に発行された米国特許
第5,465,273号は、モデムとともに、そしてよ
り特定的には、V.34伝送プロトコルにおいて使用で
きるシェルマッピングおよびフレームマッピング技術を
一般に開示している。これらの両特許をここに引用によ
り援用する。TR−30規格会議でのグォヂュー・ロン
の論文『56Kモデムのための2段階マッピング』は、
規格V.34マッピングアルゴリズムに置き換えること
を意図したシェルマッピングアルゴリズムを開示してい
る。ロンのマッピング技術は、56Kモデムに関連する
エラー率を減ずることを意図している。しかし、V.3
4マッピングアルゴリズムが広く使用されていることを
考えると、このような新しいマッピングアルゴリズムの
使用を実現することは非現実的でありまた不所望であろ
う。
【0015】したがって、先行技術の欠点を克服する技
術が必要とされている。特定的には、公衆交換電話網
(PSTN)が課す伝送電力制限に従い、伝送エラーの
最小化を促進し、V.34シェルマッピングアルゴリズ
ムの多くの利点を活かしたPCMベースのシグナルポイ
ントエンコーディング方法が長らく必要とされてきた。
【0016】
【発明の概要】この発明は、PCMモデムの環境におい
て、V.34タイプのシェルマッピングアルゴリズムを
実現するための方法および装置を提供する。この発明の
好ましい実施例により、V.34シェルマッピングアル
ゴリズムの数多くの利点を効果的に利用しつつもPCM
ベースのモデムの環境においてシェルマッピング技術を
効率的に使用できるように他のV.34タイプのシグナ
ルポイントエンコーディングの実行を修正する、シグナ
ルポイントエンコーディング技術が提案される。特に好
ましい実施例により、一般に既知の原則によりリングイ
ンデックスを発生するV.34タイプのシェルマッピン
グ技術が用いられる。これらのリングインデックスは次
にたとえばルックアップテーブル、ダイナミックアルゴ
リズムなどの再順序づけモジュールに与えられ、シェル
マッピングアルゴリズムによって生成された「リング」
インデックスが再順序づけされる。この再順序づけによ
って、この発明によるシグナルポイントエンコーダはシ
ェルマッピングアルゴリズムが提供する非均一な確率分
布を利用することができる。同時に、リングは、最小距
離が最も小さい配列ポイントのセットを発生頻度が最も
低いリングに割当て、最小距離が最も高い(しかし電力
はより低い)ポイントのセットが発生頻度のより高いリ
ングに割当てられるように、再順序づけされる。
【0017】この発明のさらなる局面により、現在モデ
ムによって用いられているほとんどのデータ速度のおい
て実質的に平均伝送電力が等しくなるようなシグナルポ
イントエンコーディング図式が提案される。
【0018】この発明のさらなる局面により、既知のシ
ェルマッピングモデルを活用することで、この主題であ
るシグナルポイントエンコーディング図式はシンボルご
との端数ビットにうまく対処する。
【0019】以下に、この発明のさらなる特徴および利
点を、付した図面に関連して説明する。図面中、同様の
番号は同様の要素を示す。
【0020】
【好ましい実施例の詳細な説明】ここに記載する好まし
い実施例に従って、V.34型シェルマッパから出力さ
れるリングインデックスを、ここに記載するさまざまな
アルゴリズム、目標、およびコストファンクションの考
慮事項に従って再順序づけするための方法および装置が
提供される。この発明の好ましい一実施例に従って、シ
ェルマッピングインデックスを再順序づけするために使
用されるルックアップテーブルは、所望の限度内の平均
伝送パワー(たとえば、FCCによって課せられる、−
12dBm限度)を維持しながら、dmin だけ間隔をあ
けられたシグナルポイントを有するリングインデックス
を最適に使用できるよう計算された態様で、構築され
る。一実施例に従って、最適なリング再順序づけテーブ
ルが、受入可能な平均パワー範囲が充足されるまで、d
min だけ間隔をおかれたシグナルポイントを含むリング
を(発生頻度に関して)段々により低い割当てへと増分
だけシフトさせていく、反復プロセスを通じて得られ
る。各データ伝送速度に対して最適な再順序づけテーブ
ルを導出するのに使用されるアルゴリズムの副産物とし
て、すべてのデータ伝送速度に対してほぼ等しい平均パ
ワーレベルが得られるが、これは、レシーバの設計の簡
略化を容易にする。
【0021】ここで図1および図2を参照して、例示の
PCMベースのモデムトランスミッタ110は、シグナ
ルポイントエンコーダ202を好適に含む。図示された
実施例においては、シグナルポイントエンコーダ202
は、シェルマッパ204、再順序づけルックアップテー
ブル206、マッピングブロック208、スペクトル制
御回路210、および極性ブロック212を含む。当業
者には、シェルマッパ204、再順序づけルックアップ
テーブル206、シグナル配列マッピングルックアップ
テーブル208、極性ブロック212、およびスペクト
ル制御210等の、エンコーダ202のさまざまな機能
的構成要素が、離散的な電子コンポーネント、集積回
路、ソフトウェアモジュール、または他の便利な手段の
うちの1つまたはそれらの組合せとして好適に実現が可
能であることが理解されるであろう。
【0022】ここに記載する好ましい実施例において
は、マッピングフレームの一例は、以下の表2のように
図示され得る。
【0023】
【表2】
【0024】当業者には、モデムによってPSTNを介
して受信モデムに伝送されるべき実際のデータが、便利
な方法を介してフォーマット化されかつ伝送され得るこ
とが理解されるであろう。便利な方法として、たとえ
ば、ITU規格V.42内に記載されたものがあるが、
これがここに引用により援用される。
【0025】続いて上のマッピングフレームを参照し
て、この発明に関連して有益である例示としてのマッピ
ングフレームは、b個の全ビット数に対応してマッピン
グフレームごとに8個のPCMサンプルを含む。これら
b個のビットのうち、1マッピングフレームの最初のK
個のビットが、(低いマッピングフレームに対して0が
挿入されて)シェルマッパのために便利に使用され得
る。続くb−K個のビットは、データ速度、冗長レベル
等のファクタに応じて、各部分がu個のビットを有する
8個の等しい部分に好適に分割される。この発明の環境
においては、冗長値16とは、16個のサンプル毎に1
サンプル中で、1ビットが冗長の目的で使用されること
を意味する。
【0026】この発明に従ってインデックス再順序づけ
ルックアップテーブルおよびシグナルポイント配列を導
出する方法を以下に記載する。
【0027】ここで図2および図3を参照して、予測さ
れる各データ速度Rに対して、別個の再順序づけルック
アップテーブルおよび別個のシグナルポイント配列が導
出されることが理解されよう。例示の目的で、リング再
順序づけルックアップテーブルおよびシグナルポイント
配列テーブルが、56Kbps、52Kbps、48K
bps、44Kbps、40Kbps、36Kbps、
および32Kbpsのデータ速度に対して示されるが、
ここに記載する方法および技術は、実質的にいかなる所
望のデータ伝送速度にも好適に適用され得るものと理解
されたい。たとえばR=56Kbpsのような所与のデ
ータ伝送速度に対して、値Kが、値bを最初に決定する
ことによって決定され得る(ステップ302)。この説
明の環境において、b=R/1000+r/8であり、
ここでrは冗長係数である。たとえば、R=56(単位
はKbps)である図示された実施例においては、b=
57である。値Kがその後、bから決定され得る。これ
は、Kが24から31の間の整数値(すなわち、24≦
K≦31)を有するまで、bから8を整数(u)倍減ず
ることによって、行なわれる(ステップ304)。
【0028】所与のデータ速度に対して適切な値Kが決
定された後、システムは、リングの最小数(Mmin
を、M8 min が2K 以上になるように決定する(ステッ
プ306)。実際には、一旦Kが決定されると、値M
min は必ず、明白な整数である。その後システムは、適
切な配列拡張係数を選んで、リングの実際の数Mを産出
する。これは、Mmin 以上であり得る(ステップ30
8)。この点については、もしM8 min が2K にほぼ等
しければ(すなわち、リングがほぼ等しい出力確率を有
する場合)、Mを1または2だけ増加させて、それによ
ってさまざまなリングインデックスに関連する確率を変
化させることが望ましいと考えられ得る。Mは1もしく
は2、またはそれ以上増加することが可能ではあるが、
全体のパワーを合理的な限度内に留めるためには、Mは
1だけ増加させることが一般には望ましいと理解された
い。さらに、Mを増加させることは、シグナルのピーク
対平均比を増加させ、それにより、非直線歪の効果が増
すことになる。
【0029】特定のデータ速度Rに関連する「リング」
(すなわち、レベル)の数に対応する適切な値Mを得た
後に、システムは次に、そのデータ速度のために仮の最
小距離dmin を選択する(ステップ310)。具体的に
は、仮の最小距離dmin はμ法レベルのセットからb
1/8 ポイントが選択され得るように、好適に選択され
る。すなわち、b1/8 を計算する際には、その値は次の
整数値に切上げて丸められねばならず、ビットの数bを
伝達するのに最小限必要とされるのが、この整数の値の
数のポイントである。もしその数のポイントのセットの
平均エネルギが対応する伝送パワー限度に近ければ、そ
のdmin は好適であると考えられ得る。
【0030】その後システムは、μ法セットから、最小
の距離dmin および最小のエネルギを有するM* u
配列ポイントのセットAを決定する(ステップ31
2)。このときに、特定のデータ速度に対してシグナル
配列内に合計何個のポイントが存在するかはわかってい
る。また、各リングが同じ数のシグナルポイントを含む
こともわかっている。さらに、2u 個のシグナルポイン
トが各リングに関連することもわかっている。したがっ
て、選択される第1のポイントは、μ法のセット内の、
min /2以上である、最小のシグナルレベルである。
第2のポイントは、μ法のセット内の、第1のポイント
とdmin との和以上である、最小のシグナルレベルであ
る。その後も同様に続いて、n番目のポイントは、μ法
のセット内の、ポイントn−1とdmin との和以上であ
る、最小のシグナルレベルとして選択される。
【0031】その後、リングのサブセット(B)がポイ
ントのセットAから選択される(ステップ314)。よ
り具体的には、Bが1とMとの間の値(すなわち、1≦
B≦M)を有するように、隣接するポイントに対して距
離dmin を有するポイントを含むリングのセットBが選
択される。ステップ314においては、Bを含むリング
の各々内に存在する「距離」の数を決定することもまた
望ましい。
【0032】より特定的には、以下の例示としての56
Kbpsに関するシグナル配列を参照されたい(最小距
離12、合計144ポイント、正の値のみを示す)。
【0033】
【表3】
【0034】ここで、上のシグナル配列がセットAに対
応すること、56Kbpsシグナル配列内の各ポイント
もまたμ法の値のセットから選択されること、配列内の
各水平線がリングインデックス(m)に対応すること、
が理解されるであろう。シグナル配列ポイントの図示さ
れたセットAからリングのセットBを決定するには、各
「B」リングは、以下の方法で識別され得る:第1のリ
ング、すなわちm=0から始まって、dmin 「距離」の
数は、第1のリング内の各ポイントを検査することによ
って確定される。リング内の第1のポイント(6)は、
それからdmin だけ間隔をおかれた2つの隣接ポイント
(18および−6)を有する。示されるこの例示の配列
においては、dmin =12である。第1のリング内の第
2のポイント(18)は、それからdmin だけ間隔をお
かれた2つの隣接ポイント(6および30)を有する。
第1のリング内の第3のポイント(30)は、それから
mi n だけ間隔をおかれた隣接ポイントを1つのみ(1
8)有する、等である。したがって、第1のリングは、
隣接ポイントからdmin だけ間隔をおかれたポイントを
少なくとも1つ有し、したがって、リングのセットBに
含まれることがわかる。さらに、第1のリングが合計1
3の「カウント」を有することもわかり、これは、第1
のリングが13個のそのような「距離」を含むことを示
す。同様に、リングm=1およびリングm=2の各々
で、リング内のあるポイントが隣接するポイントからd
min だけ離れるという事象が1度ずつ発生することがわ
かる。検査により、リングm=3からリングm=8まで
は、隣接するポイントからdmin だけ間隔をあけられた
ポイントを有さないこともまたわかる。したがって、5
6Kbps配列テーブルに関するリングのセットBは、
3つのリング、すなわち、リングm=0、m=1、およ
びm=2を含むことがわかる。さらに、リングm=0は
そのような「距離」を13個有し、リングm=1および
m=2はそれぞれ1つの「距離」を有する。
【0035】システムは次に、配列内の各リングの平均
エネルギを決定する(ステップ316)。各リングのた
めの平均エネルギは、リング内のすべてのシグナルポイ
ント値の2乗を合計し、その合計をリング内のポイント
の数で割ることによって、各々のリングについて便利に
計算され得る。
【0036】B内にあるリング(およびしたがってB内
にないリング)を決定し、さらに、各リングに関連する
平均エネルギを決定した後に、システムは、リング値の
初期の再順序づけを決定する。
【0037】より特定的には、図4を参照して、システ
ムは、B内には存在せず、最小の平均エネルギを有する
リングをm=0に割当て、B内に存在せず2番目に小さ
いエネルギを有するリングをm=1に、以下同様に、B
内に存在しないすべてのリングを割当てる(ステップ4
02)。システムはその後、(ステップ314に関連し
て上に記載した)dmin 距離の最大数を有するB内のリ
ングをシェルマッパリングインデックスm=M−1に割
当て、B内にあって2番目に大きい数のdmin距離を有
するリングをm=M−2に、以下同様に、B内のすべて
のリングを割当てる(ステップ404)。ステップ40
2および404を完了した後にシステムは、以下の表4
の初期割当て順序づけを生成したことになる。
【0038】
【表4】
【0039】システムはその後、最新の割当てが与えら
れた場合の平均伝送パワーを決定する(ステップ40
6)。より具体的には、システムは、無作為の入力に対
して(V.34シェルマッパアルゴリズム等の)好適な
シェルマッパアルゴリズムを好適に実行して、各リング
レベルに関連して平均確率(または出力周波数)を得
る。各リングレベルに対して、平均確率に(ステップ3
16で先に計算された)平均リングエネルギを乗ずるこ
とによって、各リングレベルに対する伝送パワーへの、
かなり正確な平均寄与分の表示が得られる。
【0040】各リング割当てに対する平均伝送パワーを
決定(ステップ406)した後に、システムは、その時
点で最新のリング割当てが受入可能なパワーレベルをも
たらすリングインデックスの再順序づけを提供するかど
うかを判定することができる。すなわち、システムは、
最新の再順序づけされたリング割当てが、シグナルポイ
ントエンコーダが受入可能なパワー伝送範囲内で動作す
るようにできるかどうかを判定する。もしパワー伝送レ
ベルが受入可能であれば(ステップ408から延びる
「はい」のブランチ)、その再順序づけアルゴリズムは
完了したものと考えられ得る。そこで、その最新の再順
序づけ構成は、再順序づけルックアップテーブル206
(図2参照)に関連する読出専用メモリまたは他の適切
な媒体内に、好適に符号化される。代替例として、ステ
ップ408において受入可能な伝送パワーが判定された
場合、システムは、最適な性能のために小さすぎる値d
minが選択されていないかどうかをチェックするため
に、dmin を好適に再評価することもまた可能である。
【0041】最新のリング割当てに関して伝送パワーが
未だ受入難いほど高いようであれば(ステップ408か
ら延びる「いいえ」のブランチ)、システムは続く交換
アルゴリズムを実行して、受入可能な伝送パワーレベル
が得られるように再順序づけされたリング割当てを操作
するよう指示される(ステップ410)。これに関して
は、その時点で最新の割当てに関連する伝送パワーは、
各交換の後に再評価することが望ましい。これは、1回
の交換の後に全体的な伝送パワーが受入可能となれば、
システムは、適切なリングインデックス再順序づけ構成
が構築されたものと好適に結論づけて、その時点での最
新の再順序づけテーブルをインデックス再順序づけルッ
クアップテーブル206内に書込むことができるためで
ある。
【0042】また、この説明の環境において全体的なパ
ワーレベルが受入可能であるかどうかを判定する際に
は、FCCまたはPSTNによって示されたパワーレベ
ル(現在、−12dBm)以外のパワーレベルを、しき
い値として使用することが望ましい場合があることにも
留意されたい。たとえば、−15dBmの範囲のよう
な、より控えめな(すなわち、より低い)伝送パワーし
きい値を使用することが望ましい場合もある。
【0043】引続き前述の初期再順序づけテーブル(表
4)を参照し、また図5を参照して、リング再順序づけ
割当てを最適化するためにこの発明の環境において有益
である好適な交換アルゴリズムについて、ここで説明す
る。
【0044】まず、B内に含まれず最高のエネルギを有
するリングが、B内に存在し最低数のdmin 距離を有す
るリングのすぐ上方のインデックスに「シフト」され、
それらリングは好適にインデックスが付換えられる(ス
テップ502)。このシフティングは、たとえば表4内
の、リングの下方向への移動として視覚化可能である。
上述のように、各交換の後には、再順序づけテーブルの
全体的な伝送パワーを、それが受入可能であるかどうか
を判定するために再評価しなければならない。ここでも
し伝送パワーが受入可能であれば、満足な再順序づけル
ックアップテーブルが構築されたこととなる。もし伝送
パワーが未だ受入難いものであれば、続けてシフティン
グを行なわなければならない。
【0045】(ステップ502内で最も最近交換され
た)B内に存在せず最高のエネルギを有するリングが、
今度は、2番目に低い数のdmin 距離を有するリングの
すぐ上方のインデックスにシフトされ(ステップ50
4)、以下同様にシフトされる。より特定的には、ステ
ップ505および上の初期再順序づけテーブル(表4)
を参照して、交換プロセスはテーブルをたどって反復的
に繰返され、最終的には、B内に存在せず最高のエネル
ギを有するポイントに対応するオリジナルリングは、そ
れが最も高い再順序づけインデックスに割当てられるま
で、テーブルを下るように順次動かされる(すなわち、
それは最終的には、B内に存在し最高数のd min を有す
るリングのすぐ上方のインデックスにまでシフトされ得
る)。しかしながら、上述のように、各個別の交換の後
に、全体的な伝送パワーを再評価して、B内に存在せず
最も高いエネルギを有するリングが、受入可能な全体的
な伝送パワーを得るのに必要なだけしか「使用頻度」ス
ペクトルを下ることのないようにすることが重要であ
る。別の観点から見れば、B内に存在せず最も高いエネ
ルギを有するリングが受入可能な伝送パワーを得るにの
必要な程度以上に「使用頻度」のチェーンを下るように
動かされた場合、最適な伝送エラー制御が損なわれるお
それがある。なぜなら、一般的に、受入可能な全体的な
伝送パワーをもたらすB内のリングは、できるだけ利用
しないことが望ましいためである。
【0046】引続き図5を参照して、ステップ505の
後に伝送パワーが未だ受入可能でない場合には、最新の
再順序づけテーブルは以下の表5のようになろう。
【0047】
【表5】
【0048】この第1の改訂された再順序づけテーブル
(表5)を使用して、B内に存在せず2番目に高いエネ
ルギを有するポイントのセットに対応するリングは、B
内にあって最低数のdmin 距離を有するリングのすぐ上
方のインデックスに好適にシフトされる(ステップ50
6)。もし必要であれば、(ステップ506でたった今
交換された)B内に存在せず2番目に高いエネルギを有
するリングは、その後、B内にあって2番目に低い数の
min 距離を有するリングのすぐ上方のインデックスに
シフトされ、以下同様にシフトされて(ステップ50
8)、B内に存在せず2番目に高いエネルギを有するリ
ングが、B内の最も高いdmin カウントを有するリング
のすぐ上方のインデックスにまで順次シフトされる。
(もちろん、上述のように、全体的な伝送パワーは各交
換の後に評価されるべきである。)上の交換が次に、B
内に存在せず3番目に高いエネルギを有するリング、4
番目に高いエネルギを有するリング、等のために、順次
繰返される(ステップ509)。ステップ509の後に
受入可能な伝送パワーに未だ達していなければ、順序づ
けは以下の表6に示されるようになろう。
【0049】
【表6】
【0050】もし必要であれば、システムはここで、B
内のリング間の交換を行なう。B内の最も高いエネルギ
を有するリングから開始して、これを、B内の次に高い
リング割当てを有するリングのすぐ上方のインデックス
にシフトする(ステップ510)。必要であれば、この
リングは、次に高いリング割当てを通じて繰返しシフト
され、B内の最も高いエネルギを有するリングがB内の
リングのセットのうち最も高いリングインデックスを有
するまでシフトされる(ステップ511)。これに関し
て、B内に含まれる最も高いエネルギを有するリングは
通常、より少ない数の最小距離を有するリングに対応す
るが、これは必ずしもすべての場合について当てはまる
とは限らない。
【0051】もし受入可能なパワーレベルが未だ達成さ
れない場合には、システムはB内の2番目に高いエネル
ギを有するリングを、B内に存在する次に高いリング割
当てを有するリングのすぐ上方のインデックスにシフト
し、その後、B内の次に高いリング割当てを有するリン
グに、以下同様にシフトし、B内の2番目に高いエネル
ギを有するリングがB内のリングの2番目に高いリング
インデックスを有するまでシフトを繰返す(ステップ5
12)。もし再順序づけ構成が未だ受入可能な伝送パワ
ーをもたらさない場合には、B内に含まれる3番目に高
いエネルギを有するリングが、B内の次に高いリングイ
ンデックスを有するリングのすぐ上方のインデックスに
シフトされ、その後、B内の3番目に高いエネルギを有
するリングが、B内の次に高いリング割当てを有するリ
ングのすぐ上方のインデックスにシフトされる等、以下
同様に、B内のポイント(リング)のすべてのセット
が、増加していく平均エネルギによって順序づけられる
まで、シフトが繰返される(ステップ514)。
【0052】ステップ514の後に、PCM配列リング
は、伝送パワーの増加に応じて好適に順序づけられ、し
たがって、最も低い全体的伝送パワーをもたらすリング
インデックス再順序づけテーブルが提供される。これ
は、リングインデックスが発生率の減少に従って順序づ
けられるためである。モデル内の他のいかなる割当て
も、より低い伝送パワーをもたらすことはないであろ
う。したがって、受入不能なパワー伝送レベルがまだ達
成されていなければ、Mまたはdmin のいずれかを修正
することが望ましい場合がある(ステップ516)。
【0053】より特定的には、もしMの増加が受入可能
であれば、Mの増加によって受入可能なパワー伝送値を
もたらすインデックス再順序づけテーブルが得られる限
り、Mを1だけ(または2だけ)増加させることが所望
され得る。さらに、より低いdmin を選択してステップ
312〜514を繰返すこともまた所望され得る。しか
し、もしMの増加(ステップ516)が受入可能な伝送
パワーをもたらすことがないようであれば、より低いd
min を選択する前に、Mを減少してそのオリジナルの値
に戻すこと(またはMを1または2だけ減少すること)
が望ましい場合もあることに留意されたい。
【0054】上述のアルゴリズムは、実質上確実に受入
可能な結果につながる。なぜなら、交換が最終的に、伝
送パワーに関して最適な構成につながるためである。ス
テップ516に示された手順は、所望のパワーレベルに
達するまで、交換の次のシーケンス内でより低い伝送パ
ワーを提供するものである。
【0055】別の実施例に従って、図3から図5に概括
されたステップの代わりに、可能なすべての割当てを通
じて徹底的な探索を行なうことによって、最適な割当て
を得ることもまたできよう。しかしながらこのような徹
底的な探索によって、上のアルゴリズムよりも格段に良
い結果がもたらされるとは考えられない。
【0056】各動作速度について最適なリングインデッ
クス再順序づけテーブルが構築された後に、これらリン
グインデックス再順序づけテーブルは便利な方法で再順
序づけテーブル206内に書込まれ得る。下の表7は、
56Kbpsから32Kbpsの範囲のさまざまなデー
タ速度に関する、b、r、K、M、ポイント/リング、
およびLの値を示す。
【0057】
【表7】
【0058】ここで、値Lが、各データ速度のためのシ
グナル配列内に示された正の値の数のみを表わすことも
また理解されたい。各データ速度のための配列内には、
等しい数のミラーイメージの負の値もまた含まれる。各
配列内の正のシグナルポイントおよび負のシグナルポイ
ントは、ゼロ軸に対して対称である。
【0059】ここで再び図2を参照して、最初のK個の
ビット(図示された例においては、56Kbpsについ
てはK=25である)がシェルマッパ204に与えられ
ると、シェルマッパ204は図2に示されるように
0 、m1 …m7 の符号が付された8個のリングインデ
ックス値を出力する。これら初期の8個のリングインデ
ックスは、再順序づけルックアップテーブル206に好
適に与えられる。再順序づけルックアップテーブル20
6は、図3から図5に関連して上に説明したアルゴリズ
ムに従って決定された、最適な再順序づけ構成を含む。
より特定的には、さまざまなデータ速度に対して最適な
リング順序づけ構成を達成するための、再順序づけテー
ブル206内で好適に考えられる1つの可能なセット
は、以下のとおりである。
【0060】
【表8】
【0061】再順序づけテーブル206の出力は、再順
序づけされたリングインデックスを好適に具現化する。
これは、上述の再順序づけ構成に従って再順序づけされ
る。モジュール206から出力された再順序づけされた
リングインデックスは、乗算器216に好適に与えられ
る。乗算器216は、当該技術分野で公知のように、リ
ングインデックスを所望のビット数だけ左に有利にシフ
トする。これら左にシフトされた、再順序づけされたリ
ングインデックスはその後、加算器214においてマッ
ピング値(Qj,1 、Qj,2 、…Qj,u-1 )と加算され
る。加算器214の出力、すなわちシグナルポイントイ
ンデックスは、マッピングモジュール208に好適に与
えられ、ここで、適切なシグナル値が選択される。表3
のようなシグナルポイントの表が与えられた場合、シグ
ナルポイントインデックスは、この表からどのシグナル
ポイントを選択するかを直接決定するインデックスであ
る。
【0062】より特定的には、マッピングモジュール2
08は、予測される各データ速度に対して、独特の、予
め定められたシグナル配列を好適に含む。完璧を期する
ために、さまざまなデータ速度に対する、マッピングモ
ジュール208内で好適に符号化される例示のためのシ
グナル配列を以下に示す。
【0063】
【表9】
【0064】
【表10】
【0065】
【表11】
【0066】
【表12】
【0067】
【表13】
【0068】
【表14】
【0069】
【表15】
【0070】ここで、上述のこれらシグナル配列もま
た、図3から図5に関連して上に述べたアルゴリズムに
従って、最も特定的には、(上により詳細に記載した)
ステップ312において、導出されるものと理解された
い。
【0071】これらシグナルポイントインデックス値が
マッピングモジュール208内のシグナル配列ポイント
にマッピングされた後、モジュール208からの出力
は、乗算器218に好適に与えられる。乗算器218に
おいては、極性モジュール212からの極性ビットが、
マッピングモジュール208の出力と組合せられて、乗
算器218から出力される符号化されたシグナルが、適
切な極性を確実に含むようにされる。
【0072】スペクトル制御ユニット210は、目的関
数Cn に基づいてr番目毎のサンプルの符号を修正する
ことによって、伝送されるPCMシグナルのスペクトル
を好適に制御する。ここで、Cn は次の式で表わされ
る。
【0073】
【数1】
【0074】したがって、距離(metric)Cn は、各出
力サンプルxn について計算され、C n を考慮すること
によって、r番目毎のサンプルの符号が決定される。も
しCnが負であれば、ビットQj,0 は0に設定され、出
力されるサンプルは、したがって正である。もしCn
正または0であれば、Qj,0 は1に設定されて、出力す
るサンプルは負となる。好ましい実施例においては、ス
ペクトル制御のために冗長符号アルゴリズムが使用され
る。このようなアルゴリズムのより詳細な説明は、19
96年11月27日またはその前後に出願された、スベ
リーア・オゥラーフソン(Sverrir Olafsson),ヂェン
ユィ・ヂョウ(Zhenyu Zhou ),およびシゥミン・ヂャ
ン(Xuming Zhang)による「シグナルポイントの限られ
た伝送のスペクトルおよび冗長度を制御および整形する
ためのシステム(“System for Controlling and Shapi
ng the Spectrum and Redundancy of Signal-Point Lim
itedTransmission ”)」と題された、米国特許出願連
続番号第08/756,383号に示される。上述の特
許出願は、ここに引用により援用される。スペクトル制
御ユニット210において他の好適なアルゴリズムもま
た実現が可能であることは、当業者には明らかであろ
う。
【0075】さらなる実施例に従って、全体を再順序づ
けすることは避けて、dmin の最高の発生率を有するセ
ット内の最小距離を増すことに焦点を定めることが所望
され得る。
【0076】ここで図6を参照して、M、dmin 、A、
およびb等の初期パラメータは、ステップ302からス
テップ316に示されるように決定される(ステップ6
02)。システムはその後、リングインデックスを、増
加する平均エネルギの関数としてリングのセットに割当
てる(ステップ604)。すなわち、シェルマッパ20
4によって生成されたリングインデックスが、再順序づ
けされることなく、本質的にシェルマッパ204から出
力されたままで使用される。システムはその後、最新の
割当てが与えられた場合の平均の伝送パワーを決定する
(ステップ606)。
【0077】もしその伝送パワーが受入可能であれば、
すなわち、パワーの限度を下回れば、システムはどのリ
ングR′が最高数のdmin 距離を有するかを判定する
(ステップ610)。その後、R′内のシグナルポイン
トは、そのリング内のポイントの最小距離が1.4*
min とほぼ等しいd′にまで増加するように、再割当て
される。これは、まずμ法のセットから、次に低いリン
グR′−1の最も高いポイントの上方の距離d′におけ
る最小のポイントを選択することによってなされ得る。
(もしR′=0であれば、d′/2以上である最小ポイ
ントが選択される。)その後、μ法のセットから、先の
ポイントからの距離がd′以上となるような最小のポイ
ントが選択される。R′内のポイントのセットが再割当
てされた後に、システムはdmin の距離を使用して、
R′より上方のリング内のポイントを再割当てする。
(ただし、R′の上方の最初のポイントは除く。これ
は、R′内の最も高いポイントから距離d′にあるため
である。)このように、R′は、セットBから有効に除
去される。
【0078】その後システムはステップ606に戻っ
て、新しいシグナルポイント割当てを使用する。もし結
果として得られる伝送パワーが未だ伝送パワー限度より
も下回っていれば、ステップ610が異なるリングで繰
返される。結果として得られる伝送パワーが高すぎるも
のとなるまで、ステップ606および610が繰返され
る。その後、受入可能な伝送パワーレベルをもたらした
最後のシグナルポイント割当てが選択される(ステップ
612)。
【0079】要約すれば、この発明は、PCMモデムの
環境において、V.34型シェルマッピングアルゴリズ
ムを実現するための方法および装置を提供する。提案さ
れるシグナルポイント符号化方式は、現代のモデムにお
いて用いられるほとんどのデータ速度について実質的に
等しい平均的な伝送パワーをもたらす。さらに、公知の
シェルマッピングモデルを活用することによって、本シ
グナルポイント符号化方式は、シンボルごとに端数ビッ
トにうまく対処するものである。
【0080】以上のように、この発明を好ましい実施例
を参照して説明したが、この発明の範囲から離れること
なく、記載された実施例に変更および修正が加えられ得
ることは、当業者には理解されるであろう。これらおよ
び他の変更または修正は、前掲の請求の範囲に表わされ
るように、本発明の範囲内に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】PCMモデム技術を使用した、高速通信パスの
概念図である。
【図2】この発明に従った例示のシグナルポイントエン
コーダの、シェルマッピング、再順序づけ、およびシグ
ナルポイント配列ルックアップテーブルのコンポーネン
トのブロック図である。
【図3】この発明の好ましい実施例に従って、さまざま
なデータ速度のためにシグナルポイント配列を生成し、
かつ、リングインデックスの再順序づけのためにアーキ
テクチャを再順序づけするための、この発明の環境にお
いて有益であるアルゴリズムを示すフロー図である。
【図4】この発明の好ましい実施例に従って、さまざま
なデータ速度のためにシグナルポイント配列を生成し、
かつ、リングインデックスの再順序づけのためにアーキ
テクチャを再順序づけするための、この発明の環境にお
いて有益であるアルゴリズムを示すフロー図である。
【図5】この発明の好ましい実施例に従って、さまざま
なデータ速度のためにシグナルポイント配列を生成し、
かつ、リングインデックスの再順序づけのためにアーキ
テクチャを再順序づけするための、この発明の環境にお
いて有益であるアルゴリズムを示すフロー図である。
【図6】本発明のシグナルポイントエンコーダの環境に
おいて伝送パワーを最適化するための再順序づけ方法の
代替例を示すフロー図である。
【符号の説明】
202 シグナルポイントエンコーダ 204 シェルマッパ 206 再順序づけルックアップテーブル 208 マッピングブロック 210 スペクトル制御回路 212 極性ブロック 214 加算器 216 乗算器 218 乗算器

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シグナルポイントエンコーダであって、 第1のデジタル入力データをいくつかのリングインデッ
    クスを含む出力にマッピングするための第1の手段と、 いくつかの再順序づけされたリングインデックスを生成
    するため、再順序づけアルゴリズムにより前記リングイ
    ンデックスを再順序づけするための手段と、 第2のデジタル入力データをいくつかのシグナルポイン
    トにマッピングするための第2の手段とを含み、前記マ
    ッピングのための第2の手段は前記再順序づけされたリ
    ングインデックスに応答する、シグナルポイントエンコ
    ーダ。
  2. 【請求項2】 デジタルデータをシグナルポイントにエ
    ンコードするための方法であって、 第1のデジタルデータをシェルマッパで受信するステッ
    プと、 関連する第1の順序を有するいくつかのリングインデッ
    クスを発生するステップとを含み、前記発生ステップ
    は、前記第1のデジタルデータに応答して実行され、前
    記方法はさらに、 前記第1の順序とは異なる第2の順序を有するいくつか
    の再順序づけされたリングインデックスを生成するた
    め、前記リングインデックスを再順序づけするステップ
    と、 第2のデジタル入力データをいくつかのシグナルポイン
    トにマッピングするステップとを含み、前記マッピング
    ステップは前記再順序づけされたリングインデックスに
    応答する、デジタルデータをシグナルポイントにエンコ
    ードするための方法。
  3. 【請求項3】 前記マッピングのための第1の手段は、
    V.34リングインデックス技術により複数のリングイ
    ンデックスを生成するよう構成されたシェルマッパを含
    む、請求項1に記載のシグナルポイントエンコーダ。
  4. 【請求項4】 前記リングインデックスは各々、μ法シ
    グナルポイントの別個のサブセットに関連する、請求項
    3に記載のシグナルポイントエンコーダ。
  5. 【請求項5】 前記再順序づけのための手段は、前記リ
    ングインデックスを前記いくつかの再順序づけされたリ
    ングインデックスに関連付けるルックアップテーブルを
    含む、請求項1に記載のシグナルポイントエンコーダ。
  6. 【請求項6】 前記再順序づけのための手段は、関数f
    (x)=yにより前記リングインデックスを再順序づけ
    し、ただし、xは再順序づけされたリングインデックス
    であり、yは初期リングインデックスであり、 約56キロビット/秒のデータ速度に対しては、f
    (0)=3,f(1)=4,f(2)=2,f(3)=
    5,f(4)=1,f(5)=0,f(6)=6,f
    (7)=7およびf(8)=8である、請求項1に記載
    のシグナルポイントエンコーダ。
  7. 【請求項7】 前記再順序づけのための手段は、関数f
    (x)=yにより前記リングインデックスを再順序づけ
    し、ただし、xは再順序づけされたリングインデックス
    であり、yは初期リングインデックスであり、 約52キロビット/秒のデータ速度に対しては、f
    (0)=3,f(1)=5,f(2)=6,f(3)=
    7,f(4)=8,f(5)=4,f(6)=2,f
    (7)=9,f(8)=1,f(9)=0,f(10)
    =10,f(11)=11,f(12)=12およびf
    (13)=13である、請求項1に記載のシグナルポイ
    ントエンコーダ。
  8. 【請求項8】 前記再順序づけのための手段は、関数f
    (x)=yにより前記リングインデックスを再順序づけ
    し、ただし、xは再順序づけされたリングインデックス
    であり、yは初期リングインデックスであり、 約48キロビット/秒のデータ速度に対しては、f
    (0)=8,f(1)=9,f(2)=7,f(3)=
    6,f(4)=5,f(5)=4,f(6)=3,f
    (7)=2,f(8)=1,f(9)=10およびf
    (10)=0である、請求項1に記載のシグナルポイン
    トエンコーダ。
  9. 【請求項9】 前記再順序づけのための手段は、関数f
    (x)=yにより前記リングインデックスを再順序づけ
    し、ただし、xは再順序づけされたリングインデックス
    であり、yは初期リングインデックスであり、 約44キロビット/秒のデータ速度に対しては、f
    (0)=7,f(1)=8,f(2)=2,f(3)=
    3,f(4)=4,f(5)=5,f(6)=6,f
    (7)=0,f(8)=1,f(9)=9,f(10)
    =10,f(11)=11,f(12)=12,f(1
    3)=13,f(14)=14およびf(15)=15
    である、請求項1に記載のシグナルポイントエンコー
    ダ。
  10. 【請求項10】 前記再順序づけのための手段は、関数
    f(x)=yにより前記リングインデックスを再順序づ
    けし、ただし、xは再順序づけされたリングインデック
    スであり、yは初期リングインデックスであり、 約40キロビット/秒のデータ速度に対しては、f
    (0)=4,f(1)=5,f(2)=2,f(3)=
    3,f(4)=0,f(5)=1,f(6)=6,f
    (7)=7,f(8)=8,f(9)=9,f(10)
    =10およびf(11)=11である、請求項1に記載
    のシグナルポイントエンコーダ。
  11. 【請求項11】 前記再順序づけのための手段は、関数
    f(x)=yにより前記リングインデックスを再順序づ
    けし、ただし、xは再順序づけされたリングインデック
    スであり、yは初期リングインデックスであり、 約36キロビット/秒のデータ速度に対しては、f
    (0)=0,f(1)=1,f(2)=2,f(3)=
    7,f(4)=5,f(5)=4,f(6)=6,f
    (7)=3およびf(8)=8である、請求項1に記載
    のシグナルポイントエンコーダ。
  12. 【請求項12】 前記マッピングのための第2の手段
    は、前記再順序づけされたリングインデックスを、シグ
    ナルポイント配列と関連する伝送シグナルポイントと関
    連付けるマッピングモジュールを含む、請求項1に記載
    のシグナルポイントエンコーダ。
  13. 【請求項13】 前記マッピングのための第2の手段
    は、複数のデータ速度の各々に対して一意のシグナルポ
    イント配列を割当てる、請求項1に記載のシグナルポイ
    ントエンコーダ。
  14. 【請求項14】 約56キロビット/秒のデータ速度に
    対しては、前記マッピングのための第2の手段は、m
    (0)からm(8)のリングインデックスに関連するμ
    法シグナルポイント 【表1】 からなるシグナルポイント配列を含む、請求項13に記
    載のシグナルポイントエンコーダ。
  15. 【請求項15】 約52キロビット/秒のデータ速度に
    対しては、前記マッピングのための第2の手段は、m
    (0)からm(13)のリングインデックスに関連する
    μ法シグナルポイント 0 12,37,61,85 1 115,139,163,187 2 211,247,279,311 3 343,375,407,439 4 471,495,527,559 5 591,623,655,687 6 719,751,783,815 7 847,879,911,943 8 975,1023,1087,1151 9 1215,1279,1343,1407 10 1471,1535,1599,1663 11 1727,1791,1855,1919 12 1983,2079,2207,2335 13 2463,2591,2719,2847 からなるシグナルポイント配列を含む、請求項13に記
    載のシグナルポイントエンコーダ。
  16. 【請求項16】 約48キロビット/秒のデータ速度に
    対しては、前記マッピングのための第2の手段は、m
    (0)からm(10)のリングインデックスに関連する
    μ法シグナルポイント 0 16,49,81,115 1 147,179,211,247 2 279,311,343,375 3 407,439,471,527 4 559,591,623,655 5 687,719,751,783 6 815,847,879,911 7 943,975,1023,1087 8 1151,1215,1279,1343 9 1407,1471,1535,1599 10 1663,1727,1791,1855 からなるシグナルポイント配列を含む、請求項13に記
    載のシグナルポイントエンコーダ。
  17. 【請求項17】 約44キロビット/秒のデータ速度に
    対しては、前記マッピングのための第2の手段は、m
    (0)からm(15)のリングインデックスに関連する
    μ法シグナルポイント 0 33,99 1 163,231 2 295,359 3 423,495 4 559,623 5 687,751 6 815,879 7 943,1023 8 1087,1151 9 1215,1279 10 1343,1407 11 1471,1535 12 1599,1663 13 1727,1791 14 1855,1919 15 1983,2079 からなるシグナルポイント配列を含む、請求項13に記
    載のシグナルポイントエンコーダ。
  18. 【請求項18】 約40キロビット/秒のデータ速度に
    対しては、前記マッピングのための第2の手段は、m
    (0)からm(11)のリングインデックスに関連する
    μ法シグナルポイント 0 37,115 1 187,263 2 343,423 3 495,591 4 687,783 5 879,975 6 1087,1151 7 1215,1279 8 1343,1407 9 1471,1535 10 1599,1663 11 1727,1791 からなるシグナルポイント配列を含む、請求項13に記
    載のシグナルポイントエンコーダ。
  19. 【請求項19】 約36キロビット/秒のデータ速度に
    対しては、前記マッピングのための第2の手段は、m
    (0)からm(8)のリングインデックスに関連するμ
    法シグナルポイント 0 49,147 1 247,343 2 439,559 3 655,751 4 847,943 5 1087,1215 6 1343,1471 7 1599,1727 8 1855,1983 からなるシグナルポイント配列を含む、請求項13に記
    載のシグナルポイントエンコーダ。
  20. 【請求項20】 前記再順序づけアルゴリズムは、前記
    リングインデックスに関連する平均伝送エネルギによ
    り、前記リングインデックスを再順序づけする、請求項
    1に記載のシグナルポイントエンコーダ。
  21. 【請求項21】 前記再順序づけアルゴリズムは、比較
    的高いエネルギを有するリングが比較的発生頻度の低い
    リングインデックスに割当てられるように、前記リング
    インデックスを再順序づけする、請求項20に記載のシ
    グナルポイントエンコーダ。
  22. 【請求項22】 前記シェルマッパはV.34リングイ
    ンデックス技術と互換性があり、前記マッピングステッ
    プは、前記第2のデジタル入力データをいくつかのμ法
    伝送シグナルポイントにマッピングする、請求項2に記
    載の方法。
  23. 【請求項23】 前記再順序づけステップは、 前記リングインデックスを再順序づけモジュールで受信
    するステップと、 前記リングインデックスの各々を前記再順序づけモジュ
    ール内に記憶された対応する再順序づけされたリングイ
    ンデックスと関連付けるステップと、 前記再順序づけされたリングインデックスの前記第2の
    順序を生成するために前記リングインデックスを再び割
    当てるステップとを含む、請求項2に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記再順序づけステップは、前記デジ
    タルデータの検出されたデータ速度に応答する、請求項
    2に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記再順序づけステップは、前記リン
    グインデックスに関連する平均伝送エネルギにより、前
    記リングインデックスを再順序づけする、請求項2に記
    載の方法。
  26. 【請求項26】 前記再順序づけステップは、比較的高
    いエネルギを有するリングが比較的発生頻度が低いリン
    グインデックスに割当てられるように、前記リングイン
    デックスを再順序づけする、請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 PCMモデムシステムに関連するリン
    グインデックスを再順序づけするための方法であって、 関連するいくつかのリングを有するシグナルポイント配
    列を設けるステップを含み、前記シグナルポイント配列
    は前記PCMモデムシステムによるデジタルデータ伝送
    のために利用され、前記方法はさらに、 前記シグナルポイント配列内の隣接するシグナルポイン
    ト間で最小の距離を選択するステップと、 間が前記最小の距離である少なくとも1対の隣接するシ
    グナルポイントを有する前記リングのサブセットを識別
    するステップと、 (a)前記サブセット内にないリングは平均エネルギの
    増加の順序でインデックスを付され、(b)前記サブセ
    ット内のリングはその間が前記最小距離である隣接する
    シグナルポイントの対の発生の増加の順序でインデック
    スを付され、(c)前記サブセット内のリングは前記サ
    ブセット内にないリングよりも高いインデックスを付さ
    れるように、前記リングにインデックスを付すステップ
    とを含む、PCMモデムシステムに関連するリングイン
    デックスを再順序づけするための方法。
  28. 【請求項28】 前記シグナルポイント配列は、μ法シ
    グナルポイントからなる、請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 比較的小さい分離距離を有する隣接す
    るシグナルポイントの対が比較的発生頻度の低いリング
    に割当てられ、比較的大きい分離距離を有する隣接する
    シグナルポイントの対が比較的発生頻度の高いリングに
    割当てられるように、前記シグナルポイント配列を配置
    するステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記シグナルポイント配列は、前記P
    CMモデムシステムによりサポートされる伝送データ速
    度と一意で関連付けられる、請求項27に記載の方法。
  31. 【請求項31】 類似した数の初期リングインデックス
    に関連付けられる入力に応答していくつかの再順序づけ
    されたリングインデックスを生成するため、再順序づけ
    モジュールをプログラミングするステップをさらに含
    み、前記プログラミングステップは前記インデックスを
    付すステップに応答する、請求項27に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記リングの1つのインデックスを、
    前記リングとは別の少なくとも1つのリングに対してそ
    の発生確率を変えるように、シフトするステップをさら
    に含む、請求項27に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記シグナルポイント配列に関連する
    平均伝送電力を決定するステップをさらに含み、前記決
    定ステップは前記シフトステップの後に実行され、さら
    に、 前記平均伝送電力が予め定められたしきい値を超えると
    きは前記シフトステップを前記リングの別のものに対し
    ても繰返すステップを含む、請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記シフトステップは関連する比較的
    高いエネルギを有する第1のリングに対して実行され、 前記繰返しステップは、前記第1のリングよりも低い関
    連するエネルギを有する第2のリングに対して実行され
    る、請求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記シグナルポイント配列に関連する
    平均伝送電力を決定するステップをさらに含み、前記決
    定ステップは前記シフトステップの後に実行され、さら
    に、 関連するリングの数を変えるために前記シグナルポイン
    ト配列を修正するステップを含み、前記修正ステップは
    前記平均伝送電力が予め定められたしきい値を超えると
    き実行される、請求項32に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記シグナルポイント配列に関連する
    平均伝送電力を決定するステップをさらに含み、前記決
    定ステップは前記シフトステップの後に実行され、さら
    に、 前記平均伝送電力が予め定められたしきい値を超えると
    き前記最小距離を修正するステップを含む、請求項32
    に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記シフトステップは、前記サブセッ
    ト内にないリングを前記サブセット内のリングにシフト
    するステップを含む、請求項32に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記シフトステップは、前記サブセッ
    ト内の第1のリングを前記サブセット内の第2のリング
    よりも下にシフトするステップを含み、前記第1のリン
    グは初め前記第2のリングよりも低いインデックスを有
    する、請求項32に記載の方法。
  39. 【請求項39】 PCMモデムシステムで伝送するため
    シグナルポイントに関連するリングインデックスを選択
    するための方法であって、 前記PCMモデムシステムによるデータ伝送のためおお
    よそのデータ速度を決定するステップと、 前記データ速度に応答して、前記PCMモデムシステム
    の再順序づけモジュール内にある複数のリングインデッ
    クス再順序づけテーブルからあるリングインデックス再
    順序づけテーブルを選択するステップと、 前記PCMモデムシステムによる伝送のため構成された
    デジタル入力データに関連する複数のリングインデック
    スを得るステップと、 複数の再順序づけされたリングインデックスを生成する
    ため、前記リングインデックス再順序づけテーブルによ
    り前記リングインデックスを再順序づけするステップと
    を含む、PCMモデムシステムで伝送するためのシグナ
    ルポイントに関連するリングインデックスを選択するた
    めの方法。
  40. 【請求項40】 前記PCMモデムシステムは、複数の
    データ速度でデータを伝送することができ、 前記リングインデックス再順序づけテーブルの各々は予
    め定められたおおよそのデータ速度と関連付けられる、
    請求項39に記載の方法。
  41. 【請求項41】 前記再順序づけされたリングインデッ
    クスの各々は少なくとも1つのμ法シグナルポイントを
    有するリングと関連付けられる、請求項39に記載の方
    法。
  42. 【請求項42】 前記少なくとも1つのμ法シグナルポ
    イントを前記複数の再順序づけされたリングインデック
    スに割当てるステップをさらに含む、請求項41に記載
    の方法。
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