JPH10193046A - 溶鋼内の酸化物微細化分散方法 - Google Patents
溶鋼内の酸化物微細化分散方法Info
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- JPH10193046A JPH10193046A JP217597A JP217597A JPH10193046A JP H10193046 A JPH10193046 A JP H10193046A JP 217597 A JP217597 A JP 217597A JP 217597 A JP217597 A JP 217597A JP H10193046 A JPH10193046 A JP H10193046A
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- oxide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明方法は、溶鋼中の酸化物を微細化分散
して、鋼の材質等を高める溶鋼中の酸化物微細化方法を
提供する。 【解決手段】 溶鋼内へ電圧印加により酸素または酸化
性ガスを供給添加して、微細酸化物を生成分散する溶鋼
内の酸化物微細化分散方法である。
して、鋼の材質等を高める溶鋼中の酸化物微細化方法を
提供する。 【解決手段】 溶鋼内へ電圧印加により酸素または酸化
性ガスを供給添加して、微細酸化物を生成分散する溶鋼
内の酸化物微細化分散方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明方法は、溶鋼内の酸化
物微細化分散方法に関するものである。
物微細化分散方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】溶鋼内に微細酸化物を生成し、分散する
方法としては、一般に酸素と親和性の強い脱酸金属また
は合金を溶鋼中へ添加して、鋼中酸素と反応させ酸化物
を生成することが行われている。
方法としては、一般に酸素と親和性の強い脱酸金属また
は合金を溶鋼中へ添加して、鋼中酸素と反応させ酸化物
を生成することが行われている。
【0003】上記のごとく、脱酸金属を溶鋼中へ添加し
て溶鋼中に微細酸化物を生成する方法においては、添加
した脱酸金属が完全に溶解するまでの間は、脱酸金属近
傍の溶鋼は脱酸平衡値よりも過剰な脱酸金属濃度と溶存
酸素濃度になっており、いわゆる脱酸過飽和度が高くな
り、粗大な酸化物が同時に生成し、欠陥の原因になり鋼
製品の品質を低下させることになる等の課題がある。本
発明方法は、このような課題を有利に解決するためなさ
れたものであり、溶鋼中に微細酸化物を確実に生成して
分散させ、鋼製品の品質を向上する溶鋼内の酸化物微細
化分散方法を提供することを目的とするものである。
て溶鋼中に微細酸化物を生成する方法においては、添加
した脱酸金属が完全に溶解するまでの間は、脱酸金属近
傍の溶鋼は脱酸平衡値よりも過剰な脱酸金属濃度と溶存
酸素濃度になっており、いわゆる脱酸過飽和度が高くな
り、粗大な酸化物が同時に生成し、欠陥の原因になり鋼
製品の品質を低下させることになる等の課題がある。本
発明方法は、このような課題を有利に解決するためなさ
れたものであり、溶鋼中に微細酸化物を確実に生成して
分散させ、鋼製品の品質を向上する溶鋼内の酸化物微細
化分散方法を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明方法の特徴とする
ところは、溶鋼内へ固体酸素イオン伝導体を用いて、電
圧印加により酸素を供給添加して、微細酸化物を生成分
散することを特徴とする溶鋼内の酸化物微細化分散方
法。及び溶鋼中へ酸化性ガスを吹き込み、微細酸化物を
生成分散することを特徴とする溶鋼内の酸化物微細化分
散方法である。
ところは、溶鋼内へ固体酸素イオン伝導体を用いて、電
圧印加により酸素を供給添加して、微細酸化物を生成分
散することを特徴とする溶鋼内の酸化物微細化分散方
法。及び溶鋼中へ酸化性ガスを吹き込み、微細酸化物を
生成分散することを特徴とする溶鋼内の酸化物微細化分
散方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】上記のごとく、溶鋼中へ固体酸素
イオン伝導体を用いて、電圧印加により酸素ポンプを形
成し酸素イオンを供給添加して酸化物を生成するもので
あるが、過剰に酸素を与えて溶鋼自身がFeOへ酸化さ
せない程度の供給に止める。即ち、溶鋼中に含まれるA
l、Ti、Si等の酸化に必要な酸素を供給添加するも
のである。このようなAl、Ti、Si等の金属元素
は、酸素と親和力が強く、この元素が酸化するのに充分
な酸素の供給に止めることによって、溶鋼自身の酸化を
回避しつつ、目的金属元素のみ選択酸化させることがで
きる。
イオン伝導体を用いて、電圧印加により酸素ポンプを形
成し酸素イオンを供給添加して酸化物を生成するもので
あるが、過剰に酸素を与えて溶鋼自身がFeOへ酸化さ
せない程度の供給に止める。即ち、溶鋼中に含まれるA
l、Ti、Si等の酸化に必要な酸素を供給添加するも
のである。このようなAl、Ti、Si等の金属元素
は、酸素と親和力が強く、この元素が酸化するのに充分
な酸素の供給に止めることによって、溶鋼自身の酸化を
回避しつつ、目的金属元素のみ選択酸化させることがで
きる。
【0006】このように溶鋼中のAl、Ti、Si等を
酸化(Al2 O3 、Ti3 O5 、SiO2 等)するため
には、例えば安定化ジルコニア(ZrO2 +CaO等)
等の先端を封じたチューブ状の酸素イオン伝導体を溶鋼
中へ浸漬配置する。チューブ内側の基準極は大気あるい
は必要に応じてNi/NiO等の金属/酸化物混合粉体
に接触させる。対極としてアルミグラファイト、ZrB
2 等溶鋼中で溶損しにくい導電体を溶鋼中へ浸漬(接
触)配置して、基準極と対極の間に電圧(溶鋼側の対極
を正、基準極を負とする直流電圧)を印加することによ
り、O2 +4e(基準極)=2O2-(イオン伝導体)=
2O+4e(溶鋼側の対極)の反応によって、酸素を溶
鋼中へ供給添加することができる。
酸化(Al2 O3 、Ti3 O5 、SiO2 等)するため
には、例えば安定化ジルコニア(ZrO2 +CaO等)
等の先端を封じたチューブ状の酸素イオン伝導体を溶鋼
中へ浸漬配置する。チューブ内側の基準極は大気あるい
は必要に応じてNi/NiO等の金属/酸化物混合粉体
に接触させる。対極としてアルミグラファイト、ZrB
2 等溶鋼中で溶損しにくい導電体を溶鋼中へ浸漬(接
触)配置して、基準極と対極の間に電圧(溶鋼側の対極
を正、基準極を負とする直流電圧)を印加することによ
り、O2 +4e(基準極)=2O2-(イオン伝導体)=
2O+4e(溶鋼側の対極)の反応によって、酸素を溶
鋼中へ供給添加することができる。
【0007】しかして上記のごとく、溶鋼自身の酸化を
回避して鋼中Al等の目的とする金属元素を選択酸化す
る酸素の供給量の調整は、印加電圧の制御により容易に
調整することができ、溶鋼中のAl等の金属元素Mのみ
を確実に酸化する酸素の供給量を決定するためには、例
えば当該酸素ポンプと近接して、通常の溶鋼酸素濃度計
を配置し、その指示値がFeOを発生させる酸素濃度以
下(例えば1600℃では0.23%以下)となるよう
に酸素ポンプの電圧を制御する。原理的には、酸素に供
給量は当該酸素ポンプに通電する電気量で決まるが、酸
素ポンプの形状と使用温度を決めれば電気抵抗値が決ま
るので、電圧で酸素供給量が制御できる。また、操業が
習熟すれば酸素濃度計は必ずしも必要ではない。このよ
うにすることによって、確実に溶鋼自身の酸化を回避し
て鋼中Al等の金属元素を選択酸化する酸素の供給量を
決定することができる。
回避して鋼中Al等の目的とする金属元素を選択酸化す
る酸素の供給量の調整は、印加電圧の制御により容易に
調整することができ、溶鋼中のAl等の金属元素Mのみ
を確実に酸化する酸素の供給量を決定するためには、例
えば当該酸素ポンプと近接して、通常の溶鋼酸素濃度計
を配置し、その指示値がFeOを発生させる酸素濃度以
下(例えば1600℃では0.23%以下)となるよう
に酸素ポンプの電圧を制御する。原理的には、酸素に供
給量は当該酸素ポンプに通電する電気量で決まるが、酸
素ポンプの形状と使用温度を決めれば電気抵抗値が決ま
るので、電圧で酸素供給量が制御できる。また、操業が
習熟すれば酸素濃度計は必ずしも必要ではない。このよ
うにすることによって、確実に溶鋼自身の酸化を回避し
て鋼中Al等の金属元素を選択酸化する酸素の供給量を
決定することができる。
【0008】次に、上記のごとく酸素イオンの供給によ
る他、酸化性ガスを溶鋼中へ吹き込み、溶鋼中のAl、
Ti、Si等の金属元素を酸化して微細酸化物とするこ
とができる。その酸化性ガスの供給方法としては、例え
ば溶鋼中の多孔体耐火物(ポーラス煉瓦)ランスを浸漬
し、このランス内へAr(希釈ガス)+CO2 の混合ガ
スを供給し、多孔から溶鋼中へ供給添加することによ
り、溶鋼中でCO2 =C+2Oの反応によって酸化性ガ
スを供給することができる。また、N2 (希釈ガス)+
CO2 混合ガスを同様に溶鋼中へ供給することによっ
て、溶鋼中のAl等を酸化させることができ、酸化性ガ
スの供給量調整あるいは混合ガス中のCO2濃度調整に
よって溶鋼をほとんど酸化させることなく、Al等の金
属元素Mのみを確実に選択酸化させることができる。こ
のように酸素イオンまたは酸化性ガスを供給したとき鋼
中の酸素量としては、この場合も当該ガス吹込多孔体耐
火物と近接して配置した酸素濃度計により、FeOを発
生させる酸素濃度以下となるようにガス流量、酸化性ガ
ス濃度を制御する。このようにして、溶鋼中のAl、T
i、Si等の金属元素を選択的に酸化して確実に微細酸
化物にすることができる。
る他、酸化性ガスを溶鋼中へ吹き込み、溶鋼中のAl、
Ti、Si等の金属元素を酸化して微細酸化物とするこ
とができる。その酸化性ガスの供給方法としては、例え
ば溶鋼中の多孔体耐火物(ポーラス煉瓦)ランスを浸漬
し、このランス内へAr(希釈ガス)+CO2 の混合ガ
スを供給し、多孔から溶鋼中へ供給添加することによ
り、溶鋼中でCO2 =C+2Oの反応によって酸化性ガ
スを供給することができる。また、N2 (希釈ガス)+
CO2 混合ガスを同様に溶鋼中へ供給することによっ
て、溶鋼中のAl等を酸化させることができ、酸化性ガ
スの供給量調整あるいは混合ガス中のCO2濃度調整に
よって溶鋼をほとんど酸化させることなく、Al等の金
属元素Mのみを確実に選択酸化させることができる。こ
のように酸素イオンまたは酸化性ガスを供給したとき鋼
中の酸素量としては、この場合も当該ガス吹込多孔体耐
火物と近接して配置した酸素濃度計により、FeOを発
生させる酸素濃度以下となるようにガス流量、酸化性ガ
ス濃度を制御する。このようにして、溶鋼中のAl、T
i、Si等の金属元素を選択的に酸化して確実に微細酸
化物にすることができる。
【0009】このように溶鋼中のAl等を選択酸化する
ことによって、酸化物を微細化して分散することができ
る。即ち、脱酸金属による酸化に比べ、脱酸過飽和度が
高くなることがない。従って粗大な酸化物の生成がな
く、数μm以下の微細な酸化物が生成し、微細であるこ
とから溶鋼中で浮上し難く、容易に鋼中に分散すること
ができる。このようなことから例えば、厚鋼板の溶接時
の継手靱性を向上することやステンレス鋼のリジングを
向上させることができる。このような場合には、前記の
ごとき固体酸素イオン伝導体による酸素供給による酸
化、希釈ガスとしてArを用いてCO2 ガスを供給する
ことが有効である。また、希釈ガスとしてN 2 ガスを用
いCO2 ガスを溶鋼中へ供給する場合は、鋼中のN濃度
が増加するので、元々鋼中のN濃度の高いステンレス鋼
等、Nの悪影響が少ない鋼種に適している。
ことによって、酸化物を微細化して分散することができ
る。即ち、脱酸金属による酸化に比べ、脱酸過飽和度が
高くなることがない。従って粗大な酸化物の生成がな
く、数μm以下の微細な酸化物が生成し、微細であるこ
とから溶鋼中で浮上し難く、容易に鋼中に分散すること
ができる。このようなことから例えば、厚鋼板の溶接時
の継手靱性を向上することやステンレス鋼のリジングを
向上させることができる。このような場合には、前記の
ごとき固体酸素イオン伝導体による酸素供給による酸
化、希釈ガスとしてArを用いてCO2 ガスを供給する
ことが有効である。また、希釈ガスとしてN 2 ガスを用
いCO2 ガスを溶鋼中へ供給する場合は、鋼中のN濃度
が増加するので、元々鋼中のN濃度の高いステンレス鋼
等、Nの悪影響が少ない鋼種に適している。
【0010】このように酸素または、酸化性ガスを溶鋼
中へ供給して、上記のごとく微細酸化物を生成分散する
態様としては、溶鋼の鋳造工程に近い箇所が好ましく、
例えばタンディシュ内溶鋼、連続鋳造の鋳型内溶鋼等が
最適である。なお、当該酸素ポンプあるいはガス吹込多
孔体の形状と位置は、溶鋼保持容器に応じて適宜決めれ
ばよい。例えば、溶鋼保持容器の壁面や底部に板状の形
状で複数個配置してもよい。
中へ供給して、上記のごとく微細酸化物を生成分散する
態様としては、溶鋼の鋳造工程に近い箇所が好ましく、
例えばタンディシュ内溶鋼、連続鋳造の鋳型内溶鋼等が
最適である。なお、当該酸素ポンプあるいはガス吹込多
孔体の形状と位置は、溶鋼保持容器に応じて適宜決めれ
ばよい。例えば、溶鋼保持容器の壁面や底部に板状の形
状で複数個配置してもよい。
【0011】次に、本発明方法の一例を図面によって説
明する。 〔例1〕図1において、タンディシュ1内の溶鋼2中に
安定化ジルコニアからなる酸素イオン導電体3を浸漬配
置し、一方対極4を溶鋼2中へ位置させ、基準極6と対
極4間に直流電圧を印加して酸素濃度計7により、Fe
Oを発生させる酸素濃度以下となるよに溶鋼2中へ酸素
を供給し、溶鋼2中のAl、Ti、Si等の金属元素を
酸化するとともに、微細化分散させた溶鋼2を浸漬ノズ
ル5を介して連続鋳造装置の鋳型(図示せず)へ注入し
て鋳造するものである。
明する。 〔例1〕図1において、タンディシュ1内の溶鋼2中に
安定化ジルコニアからなる酸素イオン導電体3を浸漬配
置し、一方対極4を溶鋼2中へ位置させ、基準極6と対
極4間に直流電圧を印加して酸素濃度計7により、Fe
Oを発生させる酸素濃度以下となるよに溶鋼2中へ酸素
を供給し、溶鋼2中のAl、Ti、Si等の金属元素を
酸化するとともに、微細化分散させた溶鋼2を浸漬ノズ
ル5を介して連続鋳造装置の鋳型(図示せず)へ注入し
て鋳造するものである。
【0012】〔例2〕図2において、タンディシュ1内
の溶鋼2中に多孔体耐火物8を浸漬し、この多孔体耐火
物8を介して酸化性ガスを溶鋼中へ供給して酸素濃度計
7により、FeOを発生させる酸素濃度以下となるよに
溶鋼2中のAl、Ti、Si等の金属元素を酸化すると
ともに、微細化分散させた溶鋼2を浸漬ノズル5を介し
て連続鋳造装置の鋳型(図示せず)へ注入して鋳造する
ものである。
の溶鋼2中に多孔体耐火物8を浸漬し、この多孔体耐火
物8を介して酸化性ガスを溶鋼中へ供給して酸素濃度計
7により、FeOを発生させる酸素濃度以下となるよに
溶鋼2中のAl、Ti、Si等の金属元素を酸化すると
ともに、微細化分散させた溶鋼2を浸漬ノズル5を介し
て連続鋳造装置の鋳型(図示せず)へ注入して鋳造する
ものである。
【0013】次に、本発明方法の実施例を比較例ととも
に挙げる。
に挙げる。
【表1】
【0014】注1:溶鋼種類Aは、C:0.10〜0.
12%、Si:0.2〜0.26%、Mn:1.4〜
1.6 %、P:0.004〜0.009%、S:0.
002〜0.004%、Al:0.001〜0.002
%、Ti:0.01〜0.02%、トータルO:20〜
30ppm、残りFe及び不回避不純物(厚鋼板用)。
Bは、C:0.08〜0.12%、Si:0.8〜1.
0%、Mn:0.7〜1.0%、P:0.03〜0.0
4%、S:0.02〜0.03%、Al:0.005〜
0.01%、Ti:0.01〜0.03%、Cr:14
〜18%、O:40〜60ppm、残りFe及び不回避
不純物(ステンレス鋼用)。 注2:酸化性ガスAは、Ar+10%CO2 。Bは、N
2 +10%CO2 。 注3:酸素イオン伝導体は、CaO安定化ジルコニア
(ZrO2 +12%CaO)使用。 注4:電極の材質は、Moを使用。 注5:酸素濃度計としては、CaO安定化ジルコニアを
用いた酸素センサーを使用した。 注6:多孔体耐火物は、アルミナグラファイト質を使用
した。 注7:印加電圧による酸素イオン及び酸化性ガスの溶鋼
中への供給は、タンディシュの浸漬ノズル上部近傍で施
した。 注8:酸化物は、厚み170mm、巾800mmの連続
鋳造鋳片の切断断面を顕微鏡(500倍)で観察評価し
た。
12%、Si:0.2〜0.26%、Mn:1.4〜
1.6 %、P:0.004〜0.009%、S:0.
002〜0.004%、Al:0.001〜0.002
%、Ti:0.01〜0.02%、トータルO:20〜
30ppm、残りFe及び不回避不純物(厚鋼板用)。
Bは、C:0.08〜0.12%、Si:0.8〜1.
0%、Mn:0.7〜1.0%、P:0.03〜0.0
4%、S:0.02〜0.03%、Al:0.005〜
0.01%、Ti:0.01〜0.03%、Cr:14
〜18%、O:40〜60ppm、残りFe及び不回避
不純物(ステンレス鋼用)。 注2:酸化性ガスAは、Ar+10%CO2 。Bは、N
2 +10%CO2 。 注3:酸素イオン伝導体は、CaO安定化ジルコニア
(ZrO2 +12%CaO)使用。 注4:電極の材質は、Moを使用。 注5:酸素濃度計としては、CaO安定化ジルコニアを
用いた酸素センサーを使用した。 注6:多孔体耐火物は、アルミナグラファイト質を使用
した。 注7:印加電圧による酸素イオン及び酸化性ガスの溶鋼
中への供給は、タンディシュの浸漬ノズル上部近傍で施
した。 注8:酸化物は、厚み170mm、巾800mmの連続
鋳造鋳片の切断断面を顕微鏡(500倍)で観察評価し
た。
【0015】
【発明の効果】本発明方法によれば、溶鋼中のFe以外
の金属元素を選択酸化微細化するとともに、分散させて
鋼製品の材質を向上することができる。また、粗大な酸
化物の生成を確実に防止することができ、鋼製品の欠陥
を防止して製品の品質を高めることができる等の優れた
効果が得られる。
の金属元素を選択酸化微細化するとともに、分散させて
鋼製品の材質を向上することができる。また、粗大な酸
化物の生成を確実に防止することができ、鋼製品の欠陥
を防止して製品の品質を高めることができる等の優れた
効果が得られる。
【図1】本発明方法の一例を示す要部側断面図である。
【図2】本発明方法の他例を示す要部側断面図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明の実施の形態】上記のごとく、溶鋼中へ固体酸素
イオン伝導体を用いて、電圧印加により酸素ポンプを形
成し酸素を供給添加して酸化物を生成するものである
が、過剰に酸素を与えて溶鋼自身がFeOへ酸化させな
い程度の供給に止める。即ち、溶鋼中に含まれるAl、
Ti、Si等の酸化に必要な酸素を供給添加するもので
ある。このようなAl、Ti、Si等の金属元素は、酸
素と親和力が強く、この元素が酸化するのに充分な酸素
の供給に止めることによって、溶鋼自身の酸化を回避し
つつ、目的金属元素のみ選択酸化させることができる。
イオン伝導体を用いて、電圧印加により酸素ポンプを形
成し酸素を供給添加して酸化物を生成するものである
が、過剰に酸素を与えて溶鋼自身がFeOへ酸化させな
い程度の供給に止める。即ち、溶鋼中に含まれるAl、
Ti、Si等の酸化に必要な酸素を供給添加するもので
ある。このようなAl、Ti、Si等の金属元素は、酸
素と親和力が強く、この元素が酸化するのに充分な酸素
の供給に止めることによって、溶鋼自身の酸化を回避し
つつ、目的金属元素のみ選択酸化させることができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】次に、本発明方法の一例を図面によって説
明する。 〔例1〕図1において、タンディシュ1内の溶鋼2中に
安定化ジルコニアからなる酸素イオン導電体3を浸漬配
置し、一方対極4を溶鋼2中へ位置させ、基準極6と対
極4間に直流電圧を印加して酸素濃度計7により、Fe
Oを発生させる酸素濃度以下となるように溶鋼2中へ酸
素を供給し、溶鋼2中のAl、Ti、Si等の金属元素
を酸化するとともに、微細化分散させた溶鋼2を浸漬ノ
ズル5を介して連続鋳造装置の鋳型(図示せず)へ注入
して鋳造するものである。
明する。 〔例1〕図1において、タンディシュ1内の溶鋼2中に
安定化ジルコニアからなる酸素イオン導電体3を浸漬配
置し、一方対極4を溶鋼2中へ位置させ、基準極6と対
極4間に直流電圧を印加して酸素濃度計7により、Fe
Oを発生させる酸素濃度以下となるように溶鋼2中へ酸
素を供給し、溶鋼2中のAl、Ti、Si等の金属元素
を酸化するとともに、微細化分散させた溶鋼2を浸漬ノ
ズル5を介して連続鋳造装置の鋳型(図示せず)へ注入
して鋳造するものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】〔例2〕図2において、タンディシュ1内
の溶鋼2中に多孔体耐火物8を浸漬し、この多孔体耐火
物8を介して酸化性ガスを溶鋼中へ供給して酸素濃度計
7により、FeOを発生させる酸素濃度以下となるよう
に溶鋼2中のAl、Ti、Si等の金属元素を酸化する
とともに、微細化分散させた溶鋼2を浸漬ノズル5を介
して連続鋳造装置の鋳型(図示せず)へ注入して鋳造す
るものである。
の溶鋼2中に多孔体耐火物8を浸漬し、この多孔体耐火
物8を介して酸化性ガスを溶鋼中へ供給して酸素濃度計
7により、FeOを発生させる酸素濃度以下となるよう
に溶鋼2中のAl、Ti、Si等の金属元素を酸化する
とともに、微細化分散させた溶鋼2を浸漬ノズル5を介
して連続鋳造装置の鋳型(図示せず)へ注入して鋳造す
るものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】次に、本発明方法の実施例を比較例ととも
に挙げる。
に挙げる。
【表1】
Claims (3)
- 【請求項1】 溶鋼内へ固体酸素イオン伝導体を用い
て、電圧印加により酸素を供給添加して、微細酸化物を
生成分散することを特徴とする溶鋼内の酸化物微細化分
散方法。 - 【請求項2】 溶鋼中へ酸化性ガスを吹き込み、微細酸
化物を生成分散することを特徴とする溶鋼内の酸化物微
細化分散方法。 - 【請求項3】 Ar+CO2 またはN2 +CO2 を吹き
込むことを特徴とする請求項2に記載の溶鋼内の酸化物
微細化分散方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP217597A JPH10193046A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 溶鋼内の酸化物微細化分散方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP217597A JPH10193046A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 溶鋼内の酸化物微細化分散方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10193046A true JPH10193046A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11522036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP217597A Withdrawn JPH10193046A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 溶鋼内の酸化物微細化分散方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10193046A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020011261A (ja) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | 日本製鉄株式会社 | 微細酸化物分散金属塊の製造装置及び製造方法 |
-
1997
- 1997-01-09 JP JP217597A patent/JPH10193046A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020011261A (ja) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | 日本製鉄株式会社 | 微細酸化物分散金属塊の製造装置及び製造方法 |
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