JPH1018365A - 簡易給水均等分配器 - Google Patents
簡易給水均等分配器Info
- Publication number
- JPH1018365A JPH1018365A JP18843396A JP18843396A JPH1018365A JP H1018365 A JPH1018365 A JP H1018365A JP 18843396 A JP18843396 A JP 18843396A JP 18843396 A JP18843396 A JP 18843396A JP H1018365 A JPH1018365 A JP H1018365A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- pipe
- water
- main pipe
- equalizer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多数の人に給水の分配を行なうことが可能で
あって、掃除が簡単で、持ち運びに便利であり、保管に
場所を取らないようにする。 【解決手段】 給水車、給水ポンプ、消火栓等に備えら
れた給水ホ−スに接続自在な接続部を備えた本管２と、
該本管に立上り管３を介して接続された給水管４とを有
するとともに、上記給水管には複数の蛇口９、１０が取
着される一方、上記本管に対し給水管は細径から成る。
また、上記立上り管が接続、分離可能な二部材３ａ、３
ｂとによって形成されている。
あって、掃除が簡単で、持ち運びに便利であり、保管に
場所を取らないようにする。 【解決手段】 給水車、給水ポンプ、消火栓等に備えら
れた給水ホ−スに接続自在な接続部を備えた本管２と、
該本管に立上り管３を介して接続された給水管４とを有
するとともに、上記給水管には複数の蛇口９、１０が取
着される一方、上記本管に対し給水管は細径から成る。
また、上記立上り管が接続、分離可能な二部材３ａ、３
ｂとによって形成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は簡易給水均等分配
器、詳しくは一つの給水源から水圧を落すことなく多数
の人に給水を可能にした簡易給水均等分配器に関する。
器、詳しくは一つの給水源から水圧を落すことなく多数
の人に給水を可能にした簡易給水均等分配器に関する。
【０００２】
【従来の技術】地震、台風等による災害時に見られるよ
うに、緊急に給水を必要とするときに、従来は、例えば
給水車、消火栓などから給水ホ−スを介して直接に分配
したり、あるいは川の水を飲料水に変えることができる
装置によって分配したりすることが行なわれていた。
うに、緊急に給水を必要とするときに、従来は、例えば
給水車、消火栓などから給水ホ−スを介して直接に分配
したり、あるいは川の水を飲料水に変えることができる
装置によって分配したりすることが行なわれていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記のよう
に災害時に緊急に給水を必要とするときには、一度に多
数の人に早く分配することが望まれるが、前者の分配方
法においても、後者の分配方法においても一度に多数の
人に給水の分配を行なうことができないというもどかし
さがあった。
に災害時に緊急に給水を必要とするときには、一度に多
数の人に早く分配することが望まれるが、前者の分配方
法においても、後者の分配方法においても一度に多数の
人に給水の分配を行なうことができないというもどかし
さがあった。
【０００４】そこで、本発明は上記問題点を解消し、特
に多数の人に給水の分配を行なうことが可能であって、
且つ掃除が簡単に行なえるのに加え、持ち運びに便利で
あるとともに、保管場所を取らない簡易給水均等分配器
を提案することをその課題とする。
に多数の人に給水の分配を行なうことが可能であって、
且つ掃除が簡単に行なえるのに加え、持ち運びに便利で
あるとともに、保管場所を取らない簡易給水均等分配器
を提案することをその課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明に係る請求項１の簡易給水均等分
配器は、給水車、給水ポンプ、消火栓等に備えられた給
水ホ−スに接続自在な接続部を備えた本管と、該本管に
立上り管を介して接続された給水管とを有するととも
に、上記給水管には複数の蛇口が取着される一方、上記
本管に対し給水管は細径から成ることを特徴とする。
の手段として、本発明に係る請求項１の簡易給水均等分
配器は、給水車、給水ポンプ、消火栓等に備えられた給
水ホ−スに接続自在な接続部を備えた本管と、該本管に
立上り管を介して接続された給水管とを有するととも
に、上記給水管には複数の蛇口が取着される一方、上記
本管に対し給水管は細径から成ることを特徴とする。
【０００６】また、上記立上り管が接続、分離可能な二
部材によって形成されたものであってもよい。
部材によって形成されたものであってもよい。
【０００７】さらに、上記立上り管の表裏部に複数の蛇
口が所定間隔を以って取着されたものであってもよい。
口が所定間隔を以って取着されたものであってもよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態の一例について説明する。
の形態の一例について説明する。
【０００９】図において、符号１は本発明に係る簡易給
水均等分配器を示し、該簡易給水均等分配器１は給水
車、給水ポンプ、消火栓等に備えられた給水ホ−ス（図
示せず）に接続自在な本管２と、該本管２に立上り管３
を介して接続された給水管４とによって主に構成されて
いる。
水均等分配器を示し、該簡易給水均等分配器１は給水
車、給水ポンプ、消火栓等に備えられた給水ホ−ス（図
示せず）に接続自在な本管２と、該本管２に立上り管３
を介して接続された給水管４とによって主に構成されて
いる。
【００１０】本管２は直径が６５ミリ、全長が約２００
０ミリのステンレス製であって、上記本管２の両端には
カップリング５（接続部）が螺着されている。そして、
上記カップリング５は蓋部材５ａを取り外すことによっ
て給水車、給水ポンプ、消火栓等に備えられた給水ホ−
ス（図示せず）と上記本管２とを接続させることができ
る。
０ミリのステンレス製であって、上記本管２の両端には
カップリング５（接続部）が螺着されている。そして、
上記カップリング５は蓋部材５ａを取り外すことによっ
て給水車、給水ポンプ、消火栓等に備えられた給水ホ−
ス（図示せず）と上記本管２とを接続させることができ
る。
【００１１】次に、本管２の中央部には、該本管２に対
し垂直な立上り管３が設けられるとともに、上記立上り
管３は直径が５０ミリ、全長が約１５７ミリと約１８７
ミリのステンレス製の二つの管３ａ、３ｂによって形成
されるとともに、該二つの管３ａ、３ｂ同士はその対向
端面に螺着されているカップリング６、７（接続部）を
介して接続されている。
し垂直な立上り管３が設けられるとともに、上記立上り
管３は直径が５０ミリ、全長が約１５７ミリと約１８７
ミリのステンレス製の二つの管３ａ、３ｂによって形成
されるとともに、該二つの管３ａ、３ｂ同士はその対向
端面に螺着されているカップリング６、７（接続部）を
介して接続されている。
【００１２】なお、カップリング５乃至７（接続部）は
従来から周知である水道局、消防局で用いられている町
野式カップリングを使用したものであるから、ここでは
その詳しい説明は省略する。また、管同士、或いは管と
給水ホ−スとが接続できるものであれば、上記カップリ
ングに限定されるものではなく、他の接続部を取着して
もよい。
従来から周知である水道局、消防局で用いられている町
野式カップリングを使用したものであるから、ここでは
その詳しい説明は省略する。また、管同士、或いは管と
給水ホ−スとが接続できるものであれば、上記カップリ
ングに限定されるものではなく、他の接続部を取着して
もよい。
【００１３】立上り管３を構成する一方の管３ａの先端
は本管２の中央部の上面に溶着されており、他方の管３
ｂの先端は給水管４の中央部の下面に溶着されている。
なお、この場合、立上り管３を直接本管２及び給水管４
に溶着せずに、上記本管２及び給水管４にＴ字状の接続
管（図示せず）を螺着し、該Ｔ字状の接続管を介して立
上り管３を接続するようにしてもよい。
は本管２の中央部の上面に溶着されており、他方の管３
ｂの先端は給水管４の中央部の下面に溶着されている。
なお、この場合、立上り管３を直接本管２及び給水管４
に溶着せずに、上記本管２及び給水管４にＴ字状の接続
管（図示せず）を螺着し、該Ｔ字状の接続管を介して立
上り管３を接続するようにしてもよい。
【００１４】次に、給水管４は直径が５０ミリ、全長が
約２０００ミリのステンレス製であって、その両端は盲
板８が溶着され閉塞されている。また、上記給水管４の
表面には所定間隔を以って三つの蛇口９が取着されると
ともに、裏面には表面に取着された三つの蛇口９より稍
ずれて所定間隔を以って三つの蛇口１０が取着されてい
る。
約２０００ミリのステンレス製であって、その両端は盲
板８が溶着され閉塞されている。また、上記給水管４の
表面には所定間隔を以って三つの蛇口９が取着されると
ともに、裏面には表面に取着された三つの蛇口９より稍
ずれて所定間隔を以って三つの蛇口１０が取着されてい
る。
【００１５】なお、給水管４に取着される蛇口９はどの
ような種類のものを用いても別に問題はないが、この実
施例においては東洋バルブ製の東洋ボ−ル弁が使用され
ている。
ような種類のものを用いても別に問題はないが、この実
施例においては東洋バルブ製の東洋ボ−ル弁が使用され
ている。
【００１６】簡易給水均等分配器１は通常その両側を略
Ａ字状を有する支持部材１１によって支持されている。
すなわち、本管２の両端部の近傍は上記支持部材１１の
横桟１１ａの中央に載置された状態であるとともに、給
水管４の両端部の近傍は上記支持部材１１の上部に設け
られた固定金具１２によって固定されている。そして、
このような状態で使用されるものである。
Ａ字状を有する支持部材１１によって支持されている。
すなわち、本管２の両端部の近傍は上記支持部材１１の
横桟１１ａの中央に載置された状態であるとともに、給
水管４の両端部の近傍は上記支持部材１１の上部に設け
られた固定金具１２によって固定されている。そして、
このような状態で使用されるものである。
【００１７】上記構成の簡易給水均等分配器１によれ
ば、本管２のどちらか一方のカップリング５（接続部）
の蓋部材５ａを取り外し、上記カップリング５に給水
車、給水ポンプ、消火栓等に備えられた給水ホ−ス（図
示せず）を接続することによって、上記給水車、給水ポ
ンプ、消火栓等からの水を給水ホ−スを介して給水管４
の表裏面に取着した六つの蛇口９から多数の人に分配す
ることができる。
ば、本管２のどちらか一方のカップリング５（接続部）
の蓋部材５ａを取り外し、上記カップリング５に給水
車、給水ポンプ、消火栓等に備えられた給水ホ−ス（図
示せず）を接続することによって、上記給水車、給水ポ
ンプ、消火栓等からの水を給水ホ−スを介して給水管４
の表裏面に取着した六つの蛇口９から多数の人に分配す
ることができる。
【００１８】また、本管２に対し給水管４が細径である
から該給水管４内の水圧に変化をきたす虞れがなく、し
たがって、どの蛇口９、１０からでも均一な取り水が可
能であるのに加え、上記各蛇口９、１０にボ−ル弁を使
用することによって短時間に大量の取り水を可能にする
ことができる。
から該給水管４内の水圧に変化をきたす虞れがなく、し
たがって、どの蛇口９、１０からでも均一な取り水が可
能であるのに加え、上記各蛇口９、１０にボ−ル弁を使
用することによって短時間に大量の取り水を可能にする
ことができる。
【００１９】さらに、立上り管３を形成する二つの管３
ａ、３ｂの連結を解除することによって簡易給水均等分
配器１を二つに分解することができるため、運搬が容易
であるとともに、小さなスペ−スに保管することができ
る。また、上記簡易給水均等分配器１を分解することに
よって掃除を簡単に行なうことができる。
ａ、３ｂの連結を解除することによって簡易給水均等分
配器１を二つに分解することができるため、運搬が容易
であるとともに、小さなスペ−スに保管することができ
る。また、上記簡易給水均等分配器１を分解することに
よって掃除を簡単に行なうことができる。
【００２０】加えて、オ−ルステンレス製であるから耐
久性に優れるとともに、長期間の使用が可能であるため
に経済的でもある。
久性に優れるとともに、長期間の使用が可能であるため
に経済的でもある。
【００２１】
【発明の効果】前記構成のように、請求項１の簡易給水
均等分配器によれば、給水を均等に多数の人に分配する
ことができるとともに、本管に対し給水管が細径である
から上記給水管内の水圧に変化を来す虞れもなく、どの
蛇口からでも均一な取り水を可能にすることができる。
均等分配器によれば、給水を均等に多数の人に分配する
ことができるとともに、本管に対し給水管が細径である
から上記給水管内の水圧に変化を来す虞れもなく、どの
蛇口からでも均一な取り水を可能にすることができる。
【００２２】請求項２によれば、簡易給水均等分配器を
二つに分解することができるので、運搬が容易であると
ともに、保管場所も小さなスペ−スでたりる。加えて、
分解することによって掃除を簡単に行なうことができ
る。
二つに分解することができるので、運搬が容易であると
ともに、保管場所も小さなスペ−スでたりる。加えて、
分解することによって掃除を簡単に行なうことができ
る。
【００２３】請求項３によれば、給水管の表裏面に六つ
の蛇口を取着したことによって短時間のうちに給水を均
等に多数の人に分配することができる。
の蛇口を取着したことによって短時間のうちに給水を均
等に多数の人に分配することができる。
【図１】本発明に係る簡易給水均等分配器の正面図
【図２】上記簡易給水均等分配器の側面図
【図３】上記簡易給水均等分配器の平面図
【図４】上記簡易給水均等分配器を支持部材に取付けた
状態を示す正面図
状態を示す正面図
【図５】上記簡易給水均等分配器を支持部材に取付けた
状態を示す側面図
状態を示す側面図
１ 簡易給水均等分配器 ２ 本管 ３ 立上り管 ４ 給水管 ９ 蛇口
Claims (3)
- 【請求項１】 給水車、給水ポンプ、消火栓等に備えら
れた給水ホ−スに接続自在な接続部を備えた本管と、該
本管に立上り管を介して接続された給水管とを有すると
ともに、上記給水管には複数の蛇口が取着される一方、
上記本管に対し給水管は細径から成ることを特徴とする
簡易給水均等分配器。 - 【請求項２】 上記立上り管が接続、解除可能な二部材
によって形成されたことを特徴とする請求項１に記載の
簡易給水均等分配器。 - 【請求項３】 上記立上り管の表裏部に複数の蛇口が所
定間隔を以って取着されたことを特徴とする請求項１に
記載の簡易給水均等分配器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18843396A JPH1018365A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 簡易給水均等分配器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18843396A JPH1018365A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 簡易給水均等分配器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1018365A true JPH1018365A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16223596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18843396A Pending JPH1018365A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 簡易給水均等分配器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1018365A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999061712A1 (en) * | 1998-05-26 | 1999-12-02 | Yarra Valley Water Limited | Improved water mains bypass system |
| AU743970B2 (en) * | 1998-05-26 | 2002-02-14 | Yarra Valley Water Limited | Improved water mains bypass system |
| JP2015178750A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-08 | 株式会社日邦バルブ | 水道用三方弁並びに該三方弁を備えた水道配管構造及びメータユニット |
| CN109440869A (zh) * | 2018-10-25 | 2019-03-08 | 青海盐湖工业股份有限公司 | 一种高压水源的降压供水系统 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP18843396A patent/JPH1018365A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999061712A1 (en) * | 1998-05-26 | 1999-12-02 | Yarra Valley Water Limited | Improved water mains bypass system |
| GB2357545A (en) * | 1998-05-26 | 2001-06-27 | Yarra Valley Water Ltd | Improved water mains bypass system |
| AU743970B2 (en) * | 1998-05-26 | 2002-02-14 | Yarra Valley Water Limited | Improved water mains bypass system |
| GB2357545B (en) * | 1998-05-26 | 2002-06-12 | Yarra Valley Water Ltd | Improved water mains bypass system |
| JP2015178750A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-08 | 株式会社日邦バルブ | 水道用三方弁並びに該三方弁を備えた水道配管構造及びメータユニット |
| CN109440869A (zh) * | 2018-10-25 | 2019-03-08 | 青海盐湖工业股份有限公司 | 一种高压水源的降压供水系统 |
| CN109440869B (zh) * | 2018-10-25 | 2020-12-04 | 青海盐湖工业股份有限公司 | 一种高压水源的降压供水系统 |
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