JPH10177523A - マルチメディア情報システム - Google Patents

マルチメディア情報システム

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Publication number
JPH10177523A
JPH10177523A JP8335594A JP33559496A JPH10177523A JP H10177523 A JPH10177523 A JP H10177523A JP 8335594 A JP8335594 A JP 8335594A JP 33559496 A JP33559496 A JP 33559496A JP H10177523 A JPH10177523 A JP H10177523A
Authority
JP
Japan
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information
multimedia information
encryption
execution
multimedia
Prior art date
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Pending
Application number
JP8335594A
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English (en)
Inventor
Seiji Fujii
誠司 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH10177523A publication Critical patent/JPH10177523A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチメディア情報への不正なアクセスを排
除し、ユーザが契約条件に基づいてマルチメディア情報
を実行することを保証する。 【解決手段】 マルチメディア情報サーバ6は、マルチ
メディア情報を暗号化する暗号化手段と暗号化マルチメ
ディア情報を復号する復号手段とをユーザ情報データベ
ース9に記憶されたユーザとの契約情報に基づいて決定
する暗号方式決定手段8aと、この暗号方式決定手段8
aにより決定された暗号化手段を用いて、マルチメディ
ア情報データベース10に記憶されたマルチメディア情
報を暗号化し、この暗号化マルチメディア情報を送信す
る送信手段7とを備え、マルチメディア・クライアント
1は、暗号方式決定手段8aにより決定された復号手段
を用いて、送信手段7により送信された暗号化マルチメ
ディア情報を復号する受信手段4を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、契約したユーザ
に文字、図形、音声、静止画又は動画からなるマルチメ
ディア情報を暗号化して提供するマルチメディア情報シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図20は、例えば特開平6−44122
号公報に示された従来のマルチメディア情報システムを
示す概略構成図である。図において、50は文字、図
形、音声、静止画、動画などの各種メディアデータから
なるマルチメディアファイルを暗号化して蓄積するマル
チメディア情報蓄積部、51はマルチメディア情報蓄積
部50に対するマルチメディアファイルの入出力を管理
するマルチメディア情報管理部、52はマルチメディア
ファイルの内容を表示する出力装置である。
【0003】図21はマルチメディア情報蓄積部50に
蓄積されるマルチメディアファイルの構成要素であるメ
ディアデータの構成図である。図において、60はメデ
ィアデータ、60aはユーザのセキュリティレベルに応
じてアクセス可能なデータか否かを判別するための暗号
化鍵情報、60bはディスプレイ画面上での表示位置や
表示する大きさを示す位置・大きさ情報、60cはメデ
ィアデータのメディア種別を示すメディア種類情報、6
0dは提示能力の異なるディスプレイ画面への対応のた
めに入力時とは別のデータ形式のデータを付加した出力
装置対応データである。このように、ユーザによるアク
セスが可能か否かを判別するための暗号化鍵情報をメデ
ィアデータ毎に有しており、マルチメディアファイルを
構成している一つ一つのメディアデータ単位でセキュリ
ティレベルを変えることができる。
【0004】次に動作について説明する。ユーザがマル
チメディアファイルの出力をマルチメディア情報管理部
51に要求すると、マルチメディア情報管理部51は、
出力要求のあったマルチメディアファイルを構成してい
るメディアデータ60をマルチメディア情報蓄積部50
から取り出す。次に、マルチメディア情報管理部51
は、ユーザのセキュリティレベルを解析し、各メディア
データ60に含まれる暗号化鍵情報60aに基づき、そ
のユーザのセキュリティレベルでアクセス可能なメディ
アデータであるか否かを判別する。そして、ユーザがア
クセス可能なメディアデータであると判別した時、この
アクセス可能なメディアデータ60のみを出力の対象と
し、出力装置52の提示能力に応じたデータ形式に変換
して、出力装置52へ出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチメディア
情報システムは、以上のように構成されており、暗号化
したマルチメディア情報を蓄積し、ユーザへ送信してい
る。そのため、長期間に渡って同じ暗号方式を使用する
ことになり、契約しているユーザ以外の第三者によって
通信データが盗聴され暗号方式を解読されるので、ユー
ザに送信しているマルチメディア情報へ第三者が不正に
アクセスできるという問題点があった。
【0006】また、ユーザのマルチメディア情報の実行
に関する契約条件をマルチメディア情報を送信する前に
確認するだけであり、マルチメディア情報の実行中は、
ユーザが契約条件に基づいて正しく実行しているか否か
がチエックできないため、マルチメディア情報を不正に
実行できてしまうという問題点があった。
【0007】また、日時、時間単位によるマルチメディ
ア情報の実行、実行回数などの様々なユーザのマルチメ
ディア情報の実行に関する契約条件に応じたマルチメデ
ィア情報の実行を制御することができないという問題点
があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、第三者によるマルチメデ
ィア情報への不正なアクセスを排除し、ユーザが契約条
件に基づいてマルチメディア情報を実行することを保証
するマルチメディア情報システムを得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のマルチメ
ディア情報システムは、以下の要素を備えたものであ
る。 (a)ユーザとの契約情報を記憶するユーザ情報記憶手
段; (b)文字、図形、音声、静止画又は動画を含むマルチ
メディア情報を記憶するマルチメディア情報記憶手段; (c)以下の要素を備えたサーバ; (c1)上記マルチメディア情報を暗号化する暗号化手
段と、この暗号化手段により暗号化されたマルチメディ
ア情報を復号する復号手段とを、上記ユーザ情報記憶手
段に記憶された上記契約情報に基づいて決定する暗号方
式決定手段; (c2)この暗号方式決定手段により決定された暗号化
手段を用いて、上記マルチメディア情報記憶手段に記憶
されたマルチメディア情報を暗号化し、この暗号化した
マルチメディア情報を送信する送信手段; (d)以下の要素を備え、上記サーバに上記マルチメデ
ィア情報の送信を要求するクライアント; (d1)上記暗号方式決定手段により決定された復号手
段を用いて、上記送信手段により送信された暗号化マル
チメディア情報を復号する受信手段。
【0010】請求項2記載のマルチメディア情報システ
ムは、それぞれ異なる暗号化を行なう複数の暗号化手段
とこの各暗号化手段により暗号化されたデータを復号す
る複数の復号手段とを記憶する暗号方式記憶手段を備
え、上記サーバは、上記暗号方式決定手段により決定さ
れた暗号化手段と復号手段とを上記暗号方式記憶手段よ
り取り出し、この取り出した暗号化手段と復号手段とを
送信する暗号方式送信手段を備え、上記送信手段は、上
記暗号方式送信手段により送信された暗号化手段を用い
て暗号化し、上記受信手段は、上記暗号方式送信手段に
より送信された復号手段を用いて復号するものである。
【0011】請求項3記載のマルチメディア情報システ
ムは、それぞれ異なる暗号化を行なう複数の暗号化手段
を記憶する暗号方式記憶手段を有し、上記暗号方式決定
手段により決定された暗号化手段を上記暗号方式記憶手
段より取り出し、この取り出した暗号化手段を用いて暗
号化する送信手段と、上記暗号方式記憶手段に記憶され
た暗号化手段により暗号化されたデータを復号する複数
の復号手段を記憶する復号方式記憶手段を有し、上記暗
号方式決定手段により決定された復号手段を上記復号方
式記憶手段より取り出し、この取り出した復号手段を用
いて復号する受信手段とを備えたものである。
【0012】請求項4記載のマルチメディア情報システ
ムは、上記暗号化手段の使用可能な地域を示す地域情報
を記憶する地域情報記憶手段を備え、上記暗号方式決定
手段は、上記ユーザ情報記憶手段に記憶された上記契約
情報と上記地域情報記憶手段に記憶された上記地域情報
とに基づいて、上記暗号化手段と上記復号手段とを決定
するものである。
【0013】請求項5記載のマルチメディア情報システ
ムは、新たに決定した暗号化手段と復号手段とを送信す
る暗号方式決定手段を備え、上記送信手段は、上記マル
チメディア情報記憶手段に記憶されたマルチメディア情
報を暗号化する暗号化手段を実行する複数の暗号化実行
手段と、上記暗号方式決定手段により送信された新たな
暗号化手段を、実行中でない上記暗号化実行手段に実行
させる暗号方式変更手段と、上記暗号化実行手段により
暗号化されたマルチメディア情報を送信する送信制御手
段とを備え、上記受信手段は、上記送信制御手段により
送信された暗号化マルチメディア情報を復号する復号手
段を実行する複数の復号実行手段と、上記暗号方式決定
手段により送信された新たな復号手段を、実行中でない
上記復号実行手段に実行させる復号方式変更手段とを備
えたものである。
【0014】請求項6記載のマルチメディア情報システ
ムは、上記暗号化実行手段により暗号化されたマルチメ
ディア情報と暗号化するために使用した暗号化手段の種
別とを格納した送信データを構築して送信する送信制御
手段と、上記送信データを受信し、この受信したデータ
に格納された上記種別に基づいて上記マルチメディア情
報を暗号化した暗号化手段を判別し、この暗号化手段に
対応した復号手段を上記復号実行手段に実行させる復号
方式変更手段とを備えたものである。
【0015】請求項7記載のマルチメディア情報システ
ムは、以下の要素を備えたものである。 (a)ユーザとの契約情報を記憶するユーザ情報記憶手
段; (b)文字、図形、音声、静止画又は動画を含むマルチ
メディア情報を記憶するマルチメディア情報記憶手段; (c)以下の要素を備えたサーバ; (c1)上記マルチメディア情報記憶手段に記憶された
マルチメディア情報を暗号化し、この暗号化したマルチ
メディア情報を送信する送信手段; (c2)上記マルチメディア情報の実行情報を受信し、
この実行情報と上記ユーザ情報記憶手段に記憶された契
約情報とを照合し、上記契約情報に基づいて上記マルチ
メディア情報を実行しているか否かを判別し、上記送信
手段によるマルチメディア情報の送信を制御する制御手
段; (d)以下の要素を備え、上記サーバに上記マルチメデ
ィア情報の送信を要求するクライアント; (d1)上記送信手段により送信された暗号化マルチメ
ディア情報を復号する受信手段; (d2)この受信手段により復号されたマルチメディア
情報を実行する実行手段; (d3)この実行手段の実行中の状態を示す実行情報を
上記制御手段に送信する実行情報送信手段。
【0016】請求項8記載のマルチメディア情報システ
ムは、上記実行情報送信手段による上記実行情報の送信
方式を上記ユーザ情報記憶手段に記憶された契約情報に
基づいて決定する実行情報送信方式決定手段を上記サー
バに備え、上記実行情報送信手段は、上記実行情報送信
方式決定手段により決定された送信方式により上記実行
情報を送信するものである。
【0017】請求項9記載のマルチメディア情報システ
ムは、ユーザとの契約情報と、マルチメディア情報に対
する実行制御情報とを記憶するユーザ情報記憶手段と、
上記受信した実行情報を上記ユーザ情報記憶手段に記憶
された契約情報及び実行制御情報と照合し、上記契約情
報及び上記実行制御情報に基づいて上記マルチメディア
情報を実行しているか否かを判別し、上記マルチメディ
ア情報の送信を制御する制御手段とを備えたものであ
る。
【0018】請求項10記載のマルチメディア情報シス
テムは、上記マルチメディア情報とこのマルチメディア
情報の実行を制約する実行制約条件とを記憶するマルチ
メディア情報記憶手段と、上記受信した実行情報を、上
記ユーザ情報記憶手段に記憶された契約情報、及び、上
記マルチメディア情報記憶手段に記憶された実行制約条
件と照合し、上記契約情報及び上記実行制約条件に基づ
いて上記マルチメディア情報を実行しているか否かを判
別し、上記マルチメディア情報の送信を制御する制御手
段とを備えたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明を実施の形態に基づいて、
図を参照しながら、説明する。図1は、実施の形態1の
マルチメディア情報システムの構成図である。図におい
て、1はマルチメディア情報の送信を要求するマルチメ
ディア・クライアント、2はユーザからの要求を受け付
けるとともに、マルチメディア情報の実行結果を出力す
る入出力手段、3はマルチメディア情報を実行し、実行
結果を入出力手段2に送信する実行制御手段、4は暗号
化されたマルチメディア情報を受信して復号し、実行制
御手段3に送信する受信手段、5はネットワーク、6は
マルチメディア情報サーバ、7はマルチメディア情報を
暗号化し、マルチメディア・クライアント1へネットワ
ーク5を経由して送信する送信手段、8は暗号方式を決
定するとともに、マルチメディア情報の送信を制御する
情報制御手段、9は契約しているすべてのユーザの契約
情報を蓄積しているユーザ情報記憶手段としてのユーザ
情報データベース、10はマルチメディア情報サーバ6
がサービスを提供するすべてのマルチメディア情報を蓄
積しているマルチメディア情報記憶手段としてのマルチ
メディア情報データベース、11はマルチメディア情報
サーバ6で使用できるすべての暗号方式の鍵生成手段、
暗号化手段及び復号手段を蓄積している暗号方式記憶手
段としての暗号方式データベースである。
【0020】情報制御手段8は、暗号方式決定手段8
a、暗号方式送信手段8b、鍵生成部8cから構成され
ている。暗号方式決定手段8aは、ユーザ情報データベ
ース9に蓄積されているユーザの契約情報に基づいてマ
ルチメディア情報を送信する時に使用する暗号方式を決
定する。暗号方式送信手段8bは、暗号方式決定手段8
aにより決定された暗号方式の鍵生成手段、暗号化手段
及び復号手段を暗号方式データベース11から取り出
し、鍵生成手段は鍵生成部8cへ、暗号化手段は送信手
段7へ、復号手段は受信手段4へ送信する。鍵生成部8
cは、暗号方式送信手段8bにより送信された鍵生成手
段を用いて、暗号化鍵と復号鍵を生成する。
【0021】本システムは、図示したように、マルチメ
ディア情報サーバ6と、複数のマルチメディア・クライ
アント1とが、ネットワーク5に接続されており、マル
チメディア情報サーバ6は、マルチメディア・クライア
ント1から要求されたマルチメディア情報をマルチメデ
ィア情報データベース10より取り出して暗号化し、マ
ルチメディア・クライアント1に送信するものである。
【0022】図2は、ユーザ情報データベース9に蓄積
されている契約情報の構成を示す構成図である。図にお
いて、9aはユーザとの契約情報レコード、9bはユー
ザ登録番号、9cはユーザの氏名、9dはユーザの住
所、9eはユーザとの契約タイプである。契約タイプ9
eは暗号方式を決定するための情報である。
【0023】図3は、マルチメディア情報データベース
10に蓄積されているマルチメディア情報の構成を示す
構成図である。図において、10aはマルチメディア情
報レコード、10bはマルチメディア情報を一意に識別
するためのマルチメディア情報番号、10cはマルチメ
ディア情報の名称、10dはマルチメディア情報の実行
手段を示す実行方式番号、10fはマルチメディア情報
である。
【0024】図4は、暗号方式データベース11に蓄積
されている暗号方式の構成を示す構成図である。図にお
いて、11aは暗号方式レコード、11bは暗号方式を
一意に識別するための暗号方式番号、11cは暗号方式
の名称、11dは暗号化鍵と復号鍵を生成する鍵生成手
段、11eはマルチメディア情報を暗号化する暗号化手
段、11fは暗号化されたマルチメディア情報を復号す
る復号手段である。
【0025】次に動作ついて、図5のフローチャートに
基づいて説明する。入出力手段2に表示されているマル
チメディア情報番号10aとマルチメディア情報名称1
0cの中から、ユーザが一つのマルチメディア情報番号
10aを選択すると(ステップS1)、実行制御手段3
は、ユーザにより入力されたユーザ登録番号9bと、選
択されたマルチメディア情報番号10aとを、マルチメ
ディア情報サーバ6の暗号方式送信手段8bへ送信する
(ステップS2)。暗号方式送信手段8bは、ユーザ登
録番号9bを暗号方式決定手段8aへ出力する(ステッ
プS3)。
【0026】暗号方式決定手段8aは、ユーザ登録番号
9bを検索条件としてユーザ情報データベース9からユ
ーザの契約情報レコード9aを取得し(ステップS
4)、取得した契約情報レコード9a中の契約タイプ9
eに基づいて暗号方式を決定し、決定した暗号方式の暗
号方式番号11bを暗号方式送信手段8bへ出力する
(ステップS5)。
【0027】暗号方式送信手段8bは、暗号方式番号1
1bを検索条件として、暗号方式データベース11から
鍵生成手段11d、暗号化手段11e及び復号手段11
fを取得する(ステップS6)。暗号方式送信手段8b
は、鍵生成手段11dを鍵生成部8cへ出力し(ステッ
プS7)、鍵生成部8cは、この出力された鍵生成手段
11dを使用して、暗号化鍵と復号鍵を生成し、暗号方
式送信手段8bへ出力する(ステップS8)。暗号方式
送信手段8bは、鍵生成部8cにより生成された暗号化
鍵と、暗号方式データベース11から取得した暗号化手
段11eとを送信手段7へ出力し(ステップS9)、鍵
生成部8cにより生成された復号鍵と、暗号方式データ
ベース11から取得した復号手段11fを受信手段4へ
送信する(ステップS10)。
【0028】そして次に、暗号方式送信手段8bは、ス
テップS2で送信されたマルチメディア情報番号10a
を検索条件として、ユーザが選択したマルチメディア情
報10fをマルチメディア情報データベース10から取
り出し、ブロックに分割して送信手段7へ出力する(ス
テップS11)。送信手段7は、ステップS9で出力さ
れた暗号化鍵と暗号化手段11eとを用いて、マルチメ
ディア情報10fの各ブロックを暗号化し、受信手段4
へ送信する(ステップS12)。
【0029】受信手段4は、受信した暗号化マルチメデ
ィア情報10fの各ブロックを、ステップS10で送信
された復号鍵と復号手段11fとを用いて復号し、実行
制御手段3へ送信する(ステップS13)。実行制御手
段3は、復号されたマルチメディア情報10fを実行
し、実行結果を入出力手段2へ出力する(ステップS1
4)。
【0030】以上のように、この実施の形態によれば、
暗号方式データベース11に蓄積されている多数の暗号
方式の中から、ユーザの契約タイプに基づいて暗号方式
を選択し、ユーザ毎に暗号方式を変更しているので、第
三者は暗号方式の推測が困難であるため、不正なアクセ
スが排除できるという効果がある。
【0031】なお、この実施の形態では、暗号方式決定
手段8aが暗号方式を決定し、暗号方式送信手段8bが
鍵生成手段、暗号化手段及び復号手段を送信する形態を
示したが、暗号方式決定手段8aが暗号方式送信手段8
bの機能を有し、決定した暗号方式に対応する各手段を
送信するように構成することも出来る。
【0032】実施の形態2.送信手段7で実行する暗号
化手段や、受信手段4で実行する復号手段が変更できな
い場合には、図6に示すように、複数の異なる暗号方式
の送信手段7と受信手段4とを用いて、情報制御手段8
が送信手段7を切り替え、実行制御手段3へ同じ暗号方
式の受信手段4を使用するように命令して切り替えるこ
とより、マルチメディア情報システムを実現することも
できる。
【0033】実施の形態3.また、ネットワークを経由
して復号手段11fを送信する場合、第三者に復号手段
11fを盗まれる可能性があることや、復号手段11f
を受信手段4へ送信する時間を短縮するため、図7に示
すように、マルチメディア・クライアント側に復号手段
だけを蓄積した復号手段データベース12を分散して配
置することもできる。
【0034】実施の形態4.さらに、図8に示すよう
に、マルチメディア情報サーバ側の送信手段7が暗号化
手段データベース13を持ち、マルチメディア・クライ
アント側の受信手段4が復号手段データベース12を内
部に持つように構成することもできる。
【0035】実施の形態5.実施の形態1では、ユーザ
との契約情報中の契約タイプに基づいて暗号方式を決定
したが、契約タイプに合致する暗号方式の候補が複数残
った場合に暗号方式を1つに決定するためには、契約タ
イプ以外の情報が必要になる。
【0036】ユーザとマルチメディア情報サーバとの間
で暗号化したデータを送受信するとき、使用可能な暗号
方式が居住地域の法律によって制限されることがある。
マルチメディア・クライアントが存在する地域で使用可
能な暗号方式と、マルチメディア情報サーバが存在する
地域で使用可能な暗号方式とで、まったく同じ暗号方式
が使用できるとは限らないので、両方の場所で使用でき
る暗号方式を決定する必要があるが、これはユーザ個人
との契約条件だけでは判断できない。そこで、この実施
の形態では、暗号方式データベースを図9に示す構造に
する。図9に示した暗号方式データベースは、図4に示
した暗号方式データベースに対して、各暗号方式の使用
可能地域を示す使用可能地域情報11gを追加したもの
である。
【0037】この実施の形態のマルチメディア情報シス
テムの構成は、実施の形態1で説明した図1の構成と同
様であるが、暗号方式決定手段8aにおける暗号方式決
定の動作が実施の形態1のものと異なる。異なる動作
は、実施の形態1で説明したステップS4、S5であ
る。異なる動作を次に説明する。この実施の形態では、
暗号方式決定手段8aは、ユーザ登録番号9bを検索条
件としてユーザ情報データベース9からユーザの契約情
報レコード9aを取得する。次に、図8に示した暗号方
式データベース11から暗号方式レコード11aを取り
出す。そして、取得した契約情報レコード9a中の住所
9dが、暗号方式レコード11a中の使用可能地域情報
11gに合致するか否かを調べる。合致する暗号方式が
複数である場合は、その中からユーザの契約情報レコー
ド9a中の契約タイプ9eに合致する暗号方式を決定
し、決定した暗号方式の暗号方式番号11bを暗号方式
送信手段8bへ出力する。
【0038】以上のように、この実施の形態によれば、
ユーザの契約タイプと、暗号方式の使用可能地域情報と
に基づいて暗号方式を決定するので、使用できる暗号方
式が地域によって異なる場合にも、暗号方式を選択する
ことができる。
【0039】実施の形態6.図10は、実施の形態6の
マルチメディア情報システムの構成図である。図におい
て、実行制御手段3と受信手段4は、図1に示したもの
と同様にマルチメディア・クライアントを構成し、送信
手段7と情報制御手段8は、図1に示したものと同様に
マルチメディア情報サーバを構成する。
【0040】情報制御手段8において、暗号方式決定手
段8aは、暗号方式が変更になったときは、新たに暗号
方式を決定し、暗号方式送信手段8bは、新たな暗号方
式に基づいて、鍵生成手段、暗号化手段及び復号手段を
図1に示した暗号方式データベース11から取り出し、
鍵生成手段は鍵生成部8cへ、暗号化手段は送信手段7
へ、復号手段は受信手段4へ送信する。送信手段7は、
暗号方式変更手段7a、暗号化実行手段7b、7c及び
送信制御手段7dから構成されている。暗号方式変更手
段7aは、暗号方式送信手段8bにより送信された新た
な暗号化手段に基づいて、送信手段7で使用する暗号化
実行手段7b、7cを切り替える。暗号化実行手段7
b、7cは、暗号方式送信手段8bから送信された暗号
化手段を実行するものであり、送信制御手段7dから出
力されるデータを暗号化し、その結果を送信制御手段7
dへ出力する。送信制御手段7dは、情報制御手段8よ
り出力されたマルチメディア情報のブロックを暗号化実
行手段7b又は7cに出力し、暗号化実行手段7b、7
cにより暗号化されたマルチメディア情報を受信手段4
へ送信する。
【0041】受信手段4は、復号方式変更手段4a、復
号実行手段4b、4c及び受信制御手段4dから構成さ
れている。復号方式変更手段4aは、暗号方式送信手段
8bにより送信された新たな復号手段に基づいて、受信
手段4で使用する復号実行手段4b、4cを切り替え
る。復号実行手段4b、4cは、暗号方式送信手段8b
から送信された復号手段を実行するものであり、受信制
御手段4dから出力されるデータを復号して、その結果
を受信制御手段4dへ出力する。受信制御手段4dは、
送信制御手段7dより出力された暗号化マルチメディア
情報を復号実行手段4b又は4cに出力し、復号実行手
段4b、4cにより復号されたマルチメディア情報を実
行制御手段3へ送信する。
【0042】次に、動作について、図11のフローチャ
ートに基づいて説明する。暗号方式送信手段8bは、暗
号方式決定手段8aにより決定された暗号化鍵と暗号化
手段を暗号方式変更手段7aへ送信する(ステップS2
0)。暗号方式変更手段7aは、受信した暗号化鍵と暗
号化手段を暗号化実行手段7bへ出力し、暗号化実行手
段7bを使用して暗号化するように設定する(ステップ
S21)。暗号方式送信手段8bは、復号鍵と復号手段
受信手段4の復号方式変更手段4aへ送信する(ステッ
プS22)。復号方式変更手段4aは、受信した復号鍵
と復号手段を復号実行手段4bへ出力し、復号実行手段
4bを使用して復号するように設定する(ステップS2
3)。
【0043】情報制御手段8は、マルチメディア情報を
ブロックに分割し、送信制御手段7dへブロックを送信
する(ステップS24)。送信制御手段7dは、受信し
たブロックを、暗号化実行手段7bへ出力する(ステッ
プS25)。暗号化実行手段7bは、ステップS21で
出力された暗号化鍵と暗号化手段を使用してブロックを
暗号化し、送信制御手段7dへ出力する(ステップS2
6)。送信制御手段7dは、暗号化されたブロックをネ
ットワーク5を経由して受信制御手段4dへ送信する
(ステップS27)。
【0044】受信制御手段4dは、ネットワーク5から
暗号化されたマルチメディア情報のブロックを受信する
と、復号実行手段4bへ出力する(ステップS28)。
復号実行手段4bは、ステップS23で出力された復号
鍵と復号手段を使用して暗号化ブロックを復号し、受信
制御手段4dへ出力する(ステップS29)。受信制御
手段4dは、復号したブロックを実行制御手段3へ送信
する(ステップS30)。
【0045】次に、マルチメディア情報の実行中に暗号
方式を変更する場合の動作を、図12のフローチャート
に基づいて説明する。情報制御手段8は、現在使用して
いる暗号方式が変更になると、マルチメディア情報のブ
ロックの送信制御手段7dへの送信を停止する(ステッ
プS40)。暗号方式送信手段8bは、暗号方式決定手
段8aにより決定された変更後の暗号化鍵と暗号化手段
を暗号方式変更手段7aへ送信する(ステップS4
1)。暗号方式変更手段7aは、受信した暗号化鍵と暗
号化手段を暗号化実行手段7cへ出力し、次に受信する
ブロックは暗号化実行手段7cを使用して暗号化するよ
うに設定する(ステップS42)。暗号方式送信手段8
bは、暗号方式決定手段8aにより決定された変更後の
復号鍵と復号手段を復号方式変更手段4aへ送信する
(ステップS43)。復号方式変更手段4aは、受信し
た復号鍵と復号手段を復号実行手段4cへ出力し、次に
受信する暗号化ブロックは復号実行手段4cを使用して
復号するように設定する(ステップS44)。
【0046】情報制御手段8は、送信の停止を解除し、
マルチメディア情報をブロックに分割し、送信制御手段
7dへブロックの送信を再開する(ステップS45)。
送信制御手段7dは、受信したブロックを暗号化実行手
段7cへ出力する(ステップS46)。暗号化実行手段
7cは、ステップS42で出力された変更後の暗号化鍵
と暗号化手段を使用て、ブロックを暗号化し、送信制御
手段7dへ出力する(ステップS47)。送信制御手段
7dは、暗号化されたブロックをネットワーク5を経由
して受信制御手段4dへ送信する(ステップS48)。
【0047】受信制御手段4dは、ネットワーク5から
暗号化されたマルチメディア情報のブロックを受信する
と、復号実行手段4cへ出力する(ステップS49)。
復号実行手段4cは、ステップS42で出力された復号
鍵と復号手段を使用して、ブロックを復号し、受信制御
手段4dへ出力する(ステップS50)。受信制御手段
4dは、復号したブロックを実行制御手段3へ送信する
(ステップS51)。
【0048】以上のように、この実施の形態によれば、
使用する暗号方式を動的に変更することができるので、
マルチメディア情報サーバに暗号方式を追加する場合
に、システムを構成するハードウェアを変更する必要が
無いという効果がある。
【0049】なお、この実施の形態では、暗号方式決定
手段8aが新たな暗号方式を決定し、暗号方式送信手段
8bは、新たな暗号方式に基づいて、鍵生成手段、暗号
化手段及び復号手段を送信する形態を示したが、暗号方
式決定手段8aが暗号方式送信手段8bの機能を有し、
新たな暗号方式に対応する各手段を送信するように構成
することも出来る。
【0050】この実施の形態では、図10に示したよう
に、送信手段7内の暗号化実行手段7b、7c、及び、
受信手段4内の復号実行手段4b、4cは、2つに限ら
ず、2つ以上であっても良い。一度使用した暗号化方式
は、暗号化実行手段7b、7c及び復号実行手段4b、
4cに保存されていて、再度同じ暗号方式が使用される
ときに、新しい暗号化鍵を暗号化実行手段7b、7cへ
出力し、新しい復号鍵を復号実行手段4b、4cへ出力
して、暗号化実行手段7b、7c内にある暗号化手段
と、復号実行手段4b、4c内にある復号手段を再使用
する。
【0051】また、暗号化実行手段7b、7c、又は、
復号実行手段4b、4cが既に使用中で、未使用のもの
がないときは、使用頻度の低い暗号化実行手段7b、7
c、又は、復号実行手段4b、4cを使用するように制
御する。
【0052】実施の形態7.実施の形態7は、図13に
示すように、暗号化されたマルチメディア情報14bの
ブロックと、その暗号化に使用した暗号方式の暗号方式
番号14aとによって構成される送信データ14を作成
するものである。システムの構成は、実施の形態6で説
明した図10のものと同様であるが、送信制御手段7d
と受信制御手段4dの処理が異なる。送信制御手段7d
は、図13に示した送信データを作成し、ネットワーク
5を介して受信制御手段4dへ送信し、これを受信した
受信制御手段4dは、暗号化されたマルチメディア情報
14bを復号する復号手段を、暗号方式番号14aによ
り決定し、復号実行手段4b又は復号実行手段4cのい
ずれかに復号を実行させる。
【0053】実施の形態8.図14は、実施の形態8の
マルチメディア情報システムの構成図である。図におい
て、15はマルチメディア情報を実行するための複数の
手段を実行方式番号とともに蓄積している実行方式デー
タベースである。ユーザ情報データベース9は図2に示
すものであり、マルチメディア情報データベース10は
図3に示すものである。実行制御手段3は、実行情報制
御手段3aと実行手段3bとから構成されている。実行
手段3bは、受信手段4により復号されたマルチメディ
ア情報を実行し、実行結果を入出力手段2に送信する。
実行情報制御手段3aは、一定時間間隔で、マルチメデ
ィア情報を実行している時の実行情報と、入出力手段2
により出力されたユーザの要求とをマルチメディア情報
サーバ6に送信する。実行情報には、ユーザ登録番号9
b、実行中のマルチメディア情報番号10b、現在まで
のマルチメディア情報の実行の累積時間が含まれてい
る。情報制御手段8は、制御手段8dとマルチメディア
情報送信手段8eとから構成されている。制御手段8d
は、実行情報制御手段3aにより送信されたマルチメデ
ィア情報の実行情報を受信してその情報を解析し、マル
チメディア情報送信手段8eを制御する。マルチメディ
ア情報送信手段8eは、マルチメディア情報データベー
ス10からマルチメディア情報を取得し、送信手段7へ
送信する。送信手段7は、マルチメディア情報を暗号化
して受信手段4へ送信する。
【0054】次に、マルチメディア情報の実行を開始す
るまでの動作を図15のフローチャートに基づいて説明
する。ユーザが一つのマルチメディア情報を選択する
と、実行情報制御手段3aがユーザ登録番号9bとマル
チメディア情報番号10bとを制御手段8dへ送信する
(ステップS60)。制御手段8dは、ユーザ登録番号
9bを検索条件としてユーザ情報データベース9からユ
ーザの契約情報レコード9aを取り出し、契約タイプ9
eから、要求のあったマルチメディア情報を実行可能で
あるか、また、要求の合った日時で実行が開始できるか
判定する(ステップS61)。制御手段8dは、マルチ
メディア情報の実行開始が可能であると判定すると、マ
ルチメディア情報番号10bを検索条件としてマルチメ
ディア情報データベース10からマルチメディア情報レ
コード10aを取り出し、実行方式番号10dを取得す
る(ステップS62)。次に、制御手段8dは、実行方
式番号10dを検索条件として、実行方式データベース
15から実行手段を取り出し、実行情報制御手段3aへ
送信する(ステップS63)。実行情報制御手段3a
は、受信した実行手段を実行手段3bへ出力する(ステ
ップS64)。制御手段8dは、マルチメディア情報送
信手段8eへマルチメディア情報番号10bを出力する
(ステップS65)。マルチメディア情報送信手段8e
は、マルチメディア情報番号10bを検索条件としてマ
ルチメディア情報データベース10からマルチメディア
情報レコード10aを取り出し、ブロックに分割して送
信手段7へ送信する(ステップS66)。
【0055】送信手段7は受信したブロックを暗号化
し、ネットワーク5を経由して、受信手段4へ送信する
(ステップS67)。受信手段4は受信したブロックを
復号して、実行手段3bへ送信する(ステップS6
8)。実行手段3bは、実行準備が終了したメッセージ
を入出力手段2へ出力する(ステップS69)。ユーザ
は入力手段2から、マルチメディア情報の実行開始を入
力する(ステップS70)。実行情報制御手段3aは、
実行開始の指示を受け取ると、マルチメディア情報の実
行の開始のメッセージを制御手段8dへ送信し、実行の
累積時間の計数を開始する(ステップS71)。制御手
段8dは、マルチメディア情報の実行の開始のメッセー
ジを受信すると、マルチメディア情報送信手段8eへ送
信開始メッセージを出力する(ステップS72)。
【0056】次に、マルチメディア情報の実行中の動作
を図16のフローチャートに基づいて説明する。マルチ
メディア情報送信手段8eは、マルチメディア情報番号
10bを検索条件としてマルチメディア情報データベー
ス10からマルチメディア情報を取り出してブロックに
分割し、送信手段7へ送信する(ステップS80)。制
御手段8dは、マルチメディア情報の実行の累積時間の
計数を開始し、実行情報の受信を待つ(ステップS8
1)。送信手段7は、マルチメディア情報のブロックを
暗号化し、ネットワーク5を経由して、受信手段4へ送
信する(ステップS82)。受信手段4は、受信したブ
ロックを復号し、実行手段3bへ送信する(ステップS
83)。実行手段3bは、受信手段4からマルチメディ
ア情報を受信すると、マルチメディア情報を実行し、実
行結果を入出力手段2へ出力する(ステップS84)。
【0057】ステップS80〜S84の動作を繰り返し
ているときに一定時間が経過すると(ステップS8
5)、実行情報制御手段3aは、現在までのマルチメデ
ィア情報の実行の累積時間をセットした実行情報を制御
手段8dに送信する(ステップS86)。制御手段8d
は、制御手段8dが計数した実行の累積時間と実行情報
にセットされている累積時間との差の絶対値を計算し、
その差の絶対値が制御手段8dが保有している誤差の範
囲を超えているか否かをチエックし(ステップS8
7)、超えている場合は(ステップS88)、契約タイ
プ9eに一致しない不正な実行が検出されたと判断し、
送信の停止を示すメッセージをマルチメディア情報送信
手段8eへ出力する(ステップS88)。マルチメディ
ア情報送信手段8eはマルチメディア情報の送信を中止
する(ステップS89)。
【0058】以上のように、この実施の形態によれば、
マルチメディア情報の実行累積時間を契約タイプに基づ
いてチエックし、所定の時間を超えているときには送信
を停止するので、マルチメディア情報の実行中に、契約
条件に違反する不正なマルチメディア情報の実行を防止
する効果がある。
【0059】実施の形態9.図17は、実施の形態9の
マルチメディア情報システムの構成図である。図におい
て、8fは実行情報を実行情報制御手段3aから送信す
るタイミングを制御手段8dからの要求で決定する実行
情報送信方式決定手段である。
【0060】次に、動作について説明する。ユーザが一
つのマルチメディア情報を選択すると、実行情報制御手
段3aがユーザ登録番号9bとマルチメディア情報番号
10bを制御手段8dへ送信する。制御手段8dは、ユ
ーザ情報データベース9からユーザ登録番号9bを検索
条件として、ユーザの契約情報レコード9aを取り出
し、契約タイプ9eを実行情報送信方式決定手段8fへ
出力する。実行情報送信方式決定手段8fは、実行情報
制御手段3aで使用できる実行情報送信方式の番号リス
トを内部に持っており、契約タイプ9eからリストの中
の一つを選択し、選択した方式の方式番号を制御手段8
dへ出力する。制御手段8dは、方式番号を実行情報制
御手段3aへ送信する。実行情報制御手段3aは、方式
番号を受信すると、実行情報を方式番号の実行情報送信
方式に基づいて、制御手段8dへ送信する。
【0061】なお、実行情報の送信方式は、情報実行中
にユーザの要求があった時のみ実行情報を送信する方式
方式、ある一定の時間間隔で実行情報を送信する方式、
あるいは、不規則な時間間隔で実行情報を送信する方式
などがある。
【0062】以上のように、この実施の形態によれば、
マルチメディア情報サーバへ実行情報を送信する方式を
変更することにより、実行情報を送る時間にユーザおよ
び第三者が盗聴し虚の実行情報を送信することができな
くなるので、不正なマルチメディア情報の実行を防止す
る効果がある。
【0063】実施の形態10.図18は、実施の形態1
0におけるユーザ情報データベースの構成図であり、図
2に示したユーザ情報データベースに対して、マルチメ
ディア情報番号9f、9hとマルチメディア実行制御情
報9g、9iとを追加し、ユーザがサービスを契約して
いるマルチメディア情報の番号と実行制御情報とを保持
している。この実施の形態のシステム構成は、図14に
示したものと同様である。
【0064】次に、動作について説明する。ユーザが一
つのマルチメディア情報を選択すると、実行情報制御手
段3aがユーザ登録番号9bとマルチメディア情報番号
10bを制御手段8dへ送信する。制御手段8dは、ユ
ーザ情報データベース9からユーザ登録番号9bを検索
条件として、ユーザの契約情報レコード9aを取り出
し、その中のマルチメディア情報番号9f、9hに、ユ
ーザが要求しているマルチメディア情報番号10bが含
まれているか否かを確認する。制御手段8dは、ユーザ
が要求している番号を見つけると、マルチメディア情報
番号9f、9hに対応するマルチメディア実行制御情報
9g、9iに基づいて、マルチメディア情報の実行の開
始が可能であるか否かを判定する。ユーザが要求してい
る番号がない場合は、契約タイプ9eに基づいて、要求
のあったマルチメディア情報を実行可能であるか否か、
また、要求のあった日時で実行の開始が可能であるか否
かを判定する。
【0065】マルチメディア情報の実行中にユーザの制
御要求が発生すると、実行情報制御手段3aはその要求
を実行情報として、制御手段8dへ送信する。制御手段
8dは、マルチメディア実行制御情報9g、9iに基づ
いて、この要求が実行可能であるか否かを判定する。可
能であると判定されれば、実行情報制御手段3aへ実行
可能であるメッセージを送信する。実行情報制御手段3
aは、実行手段3bをユーザの要求に基づいて制御す
る。不可能であると判定されれば、実行情報制御手段3
aへ実行不可であるメッセージを送信する。実行情報制
御手段3aは、入出力装置1へユーザの要求は破棄され
たこと示すメッセージを出力する。
【0066】以上のように、この実施の形態によれば、
ユーザ情報データベース中にユーザが契約しているマル
チメディア情報の実行制御情報を格納し、この実行制御
情報に基づいてマルチメディア情報を実行しているか否
かを判別し、マルチメディア情報の送信を制御するの
で、契約条件に違反する不正なマルチメディア情報の実
行を防止する効果がある。
【0067】実施の形態11.図19は、実施の形態1
1におけるマルチメディア情報データベースの構成図で
あり、図3に示したマルチメディア情報データベースに
対して、マルチメディア情報の実行を制約する実行制約
条件10eを追加している。この実施の形態のシステム
構成は、図14に示したものと同様である。
【0068】次に、動作について説明する。ユーザが一
つのマルチメディア情報を選択すると、実行情報制御手
段3aがユーザ登録番号9bとマルチメディア情報番号
10bを制御手段8dへ送信する。制御手段8dは、ユ
ーザ登録番号9bを検索条件として、ユーザ情報データ
ベース9からユーザの契約情報レコード9a中のユーザ
の契約タイプ9eを取り出す。また、制御手段8dは、
マルチメディア情報番号10bを検索条件として、マル
チメディア情報データベース10からマルチメディア情
報レコード10a中の実行制約条件10eを取り出し、
ユーザの契約タイプ9eが実行制約条件10eに含まれ
ているか否かを確認する。含まれている場合は、契約タ
イプ9eから、要求のあったマルチメディア情報を実行
可能であるか否か、また、要求の合った日時で実行の開
始が可能であるか否かを判定する。含まれていない場合
は、ユーザからの要求を破棄し、ユーザからの要求が破
棄されたことを示すメッセージを実行情報制御手段3a
へ送信する。実行情報制御手段3aは、入出力装置1へ
ユーザの要求が破棄されたこと示すメッセージを出力す
る。
【0069】以上のように、この実施の形態によれば、
マルチメディア情報データベース中にマルチメディア情
報を実行するための実行制約条件を格納し、この実行制
約条件に基づいてマルチメディア情報を実行しているか
否かを判別し、マルチメディア情報の送信を制御するの
で、契約条件に違反する不正なマルチメディア情報の実
行を防止する効果がある。
【0070】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明よれ
ば、マルチメディア情報を暗号化する暗号化手段と、こ
の暗号化手段により暗号化されたマルチメディア情報を
復号する復号手段とを、ユーザとの契約情報に基づいて
決定することにより、ユーザ毎に暗号方式を変更してい
るので、第三者は暗号方式の推測が困難であるため、マ
ルチメディア情報への不正なアクセスが排除できるとい
う効果がある。
【0071】請求項2記載の発明によれば、複数の暗号
化手段と複数の復号手段とを記憶する暗号方式記憶手段
を備え、暗号化手段と復号手段とをユーザとの契約情報
に基づいて決定することにより、ユーザ毎に暗号方式を
変更しているので、第三者は暗号方式の推測が困難であ
るため、マルチメディア情報への不正なアクセスが排除
できるという効果がある。
【0072】請求項3記載の発明によれば、暗号化マル
チメディア情報を送信する送信手段は、複数の暗号化手
段を記憶する暗号方式記憶手段を備え、暗号化マルチメ
ディア情報を復号する受信手段は、複数の復号手段を記
憶する復号方式記憶手段を備えたので、復号手段をサー
バからクライアントに送信する必要が無いため、復号手
段の送信時間分を短縮できるという効果がある。
【0073】請求項4記載の発明によれば、暗号化手段
の使用可能な地域を示す地域情報を記憶する地域情報記
憶手段を備え、ユーザとの契約情報と地域情報とに基づ
いて暗号化手段と復号手段とを決定するので、使用でき
る暗号方式が地域によって異なる場合にも、暗号方式を
選択できるという効果がある。
【0074】請求項5記載の発明によれば、サーバの送
信手段は、実行中でない暗号化実行手段に暗号化を実行
させる暗号方式変更手段を備え、クライアントの受信手
段は、実行中でない復号実行手段に復号を実行させる復
号方式変更手段を備えたことにより、使用する暗号方式
を動的に変更することができるので、暗号方式を追加す
る場合に、システムを構成するハードウェアを変更する
必要が無いという効果がある。
【0075】請求項6記載の発明によれば、暗号化マル
チメディア情報の送信データ中に使用した暗号化手段の
種別を格納することにより、送信データから暗号方式を
知ることができるので、暗号方式をクライアントへ通知
する必要が無く、時間が短縮できるという効果がある。
【0076】請求項7記載の発明によれば、クライアン
ト側でのマルチメディア情報の実行状態を示す実行情報
をユーザとの契約情報と照合し、契約に基づいてマルチ
メディア情報を実行しているか否かを判別するので、契
約条件に違反する不正なマルチメディア情報の実行を防
止する効果がある。
【0077】請求項8記載の発明によれば、クライアン
トからサーバへの実行情報送信方式をユーザとの契約情
報に基づいて決定することにより、実行情報を送る時間
に盗聴し虚の実行情報を送信することができなくなるの
で、契約条件に違反する不正なマルチメディア情報の実
行を防止する効果がある。
【0078】請求項9記載の発明によれば、ユーザ情報
記憶手段中にユーザが契約しているマルチメディア情報
の実行制御情報を格納し、この実行制御情報に基づいて
マルチメディア情報を実行しているか否かを判別し、マ
ルチメディア情報の送信を制御するので、契約条件に違
反する不正なマルチメディア情報の実行を防止する効果
がある。
【0079】請求項10記載の発明によれば、マルチメ
ディア情報記憶手段中にマルチメディア情報の実行を制
約する実行制約条件を格納し、この実行制約条件に基づ
いてマルチメディア情報を実行しているか否かを判別
し、マルチメディア情報の送信を制御するので、契約条
件に違反する不正なマルチメディア情報の実行を防止す
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1のマルチメディア情報システム
の構成図である。
【図2】 ユーザ情報データベースの構成図である。
【図3】 マルチメディア情報データベースの構成図で
ある。
【図4】 暗号方式データベースの構成図である。
【図5】 実施の形態1のマルチメディア情報システム
の動作を示すフローチャートである。
【図6】 実施の形態2のマルチメディア情報システム
の構成図である。
【図7】 実施の形態3のマルチメディア情報システム
の構成図である。
【図8】 実施の形態4のマルチメディア情報システム
の構成図である。
【図9】 実施の形態5の暗号方式データベースの構成
図である。
【図10】 実施の形態6のマルチメディア情報システ
ムの構成図である。
【図11】 実施の形態6のマルチメディア情報システ
ムの動作を示すフローチャートである。
【図12】 実施の形態6のマルチメディア情報システ
ムにおける暗号方式を変更する場合の動作を示すフロー
チャートである。
【図13】 実施の形態7におけるマルチメディア情報
サーバの送信データの構成図である。
【図14】 実施の形態8のマルチメディア情報システ
ムの構成図である。
【図15】 実施の形態8のマルチメディア情報システ
ムの動作を示すフローチャートである。
【図16】 実施の形態8のマルチメディア情報システ
ムにおけるマルチメディア情報実行中の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図17】 実施の形態9のマルチメディア情報システ
ムの構成図である。
【図18】 実施の形態10におけるユーザ情報データ
ベースの構成図である。
【図19】 実施の形態11におけるマルチメディア情
報データベースの構成図である。
【図20】 従来のマルチメディア情報システムの概略
構成図である。
【図21】 従来のマルチメディア情報システムにおけ
るメディアデータの構成図である。
【符号の説明】
1 マルチメディア・クライアント、2 入出力手段、
3 実行制御手段、3a 実行情報制御手段、3b 実
行手段、4 受信手段、4a 復号方式変更手段、4
b、4c 復号実行手段、4d 受信制御手段、5 ネ
ットワーク、6マルチメディア情報サーバ、7 送信手
段、7a 暗号方式変更手段、7b、7c 暗号化実行
手段、7d 送信制御手段、8 情報制御手段、8a
暗号方式決定手段、8b 暗号方式送信手段、8c 鍵
生成部、8d 制御手段、8eマルチメディア情報送信
手段、8f 実行情報送信方式決定手段、9 ユーザ情
報データベース、9a 契約情報レコード、9b ユー
ザ登録番号、9c 氏名、9d 住所、9e 契約タイ
プ、9f マルチメディア情報番号、9g マルチメデ
ィア実行制御情報、9h マルチメディア情報番号、9
i マルチメディア実行制御情報、10 マルチメディ
ア情報データベース、10a マルチメディア情報レコ
ード、10b マルチメディア情報番号、10c マル
チメディア情報の名称、10d 実行方式番号、10e
実行制約条件、10f マルチメディア情報、11
暗号方式データベース、11a 暗号方式レコード、1
1b暗号方式番号、11c 暗号方式の名称、11d
鍵生成手段、11e 暗号化手段、11f 復号手段、
11g 使用可能地域情報、12 復号手段データベー
ス、13 暗号化手段データベース、14 送信デー
タ、14a 暗号方式番号、14b 暗号化されたマル
チメディア情報、15 実行方式データベース。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を備えたマルチメディア情報
    システム。 (a)ユーザとの契約情報を記憶するユーザ情報記憶手
    段; (b)文字、図形、音声、静止画又は動画を含むマルチ
    メディア情報を記憶するマルチメディア情報記憶手段; (c)以下の要素を備えたサーバ; (c1)上記マルチメディア情報を暗号化する暗号化手
    段と、この暗号化手段により暗号化されたマルチメディ
    ア情報を復号する復号手段とを、上記ユーザ情報記憶手
    段に記憶された上記契約情報に基づいて決定する暗号方
    式決定手段; (c2)この暗号方式決定手段により決定された暗号化
    手段を用いて、上記マルチメディア情報記憶手段に記憶
    されたマルチメディア情報を暗号化し、この暗号化した
    マルチメディア情報を送信する送信手段; (d)以下の要素を備え、上記サーバに上記マルチメデ
    ィア情報の送信を要求するクライアント; (d1)上記暗号方式決定手段により決定された復号手
    段を用いて、上記送信手段により送信された暗号化マル
    チメディア情報を復号する受信手段。
  2. 【請求項2】 それぞれ異なる暗号化を行なう複数の暗
    号化手段とこの各暗号化手段により暗号化されたデータ
    を復号する複数の復号手段とを記憶する暗号方式記憶手
    段を備え、 上記サーバは、上記暗号方式決定手段により決定された
    暗号化手段と復号手段とを上記暗号方式記憶手段より取
    り出し、この取り出した暗号化手段と復号手段とを送信
    する暗号方式送信手段を備え、 上記送信手段は、上記暗号方式送信手段により送信され
    た暗号化手段を用いて暗号化し、 上記受信手段は、上記暗号方式送信手段により送信され
    た復号手段を用いて復号することを特徴とする請求項1
    記載のマルチメディア情報システム。
  3. 【請求項3】 上記送信手段は、それぞれ異なる暗号化
    を行なう複数の暗号化手段を記憶する暗号方式記憶手段
    を備え、上記暗号方式決定手段により決定された暗号化
    手段を上記暗号方式記憶手段より取り出し、この取り出
    した暗号化手段を用いて暗号化し、 上記受信手段は、上記暗号方式記憶手段に記憶された暗
    号化手段により暗号化されたデータを復号する複数の復
    号手段を記憶する復号方式記憶手段を備え、上記暗号方
    式決定手段により決定された復号手段を上記復号方式記
    憶手段より取り出し、この取り出した復号手段を用いて
    復号することを特徴とする請求項1記載のマルチメディ
    ア情報システム。
  4. 【請求項4】 上記暗号化手段の使用可能な地域を示す
    地域情報を記憶する地域情報記憶手段を備え、 上記暗号方式決定手段は、上記ユーザ情報記憶手段に記
    憶された上記契約情報と上記地域情報記憶手段に記憶さ
    れた上記地域情報とに基づいて、上記暗号化手段と上記
    復号手段とを決定することを特徴とする請求項1記載の
    マルチメディア情報システム。
  5. 【請求項5】 上記暗号方式決定手段は、新たに決定し
    た暗号化手段と復号手段とを送信し、 上記送信手段は、 上記マルチメディア情報記憶手段に記憶されたマルチメ
    ディア情報を暗号化する暗号化手段を実行する複数の暗
    号化実行手段と、 上記暗号方式決定手段により送信された新たな暗号化手
    段を、実行中でない上記暗号化実行手段に実行させる暗
    号方式変更手段と、 上記暗号化実行手段により暗号化されたマルチメディア
    情報を送信する送信制御手段とを備え、 上記受信手段は、 上記送信制御手段により送信された暗号化マルチメディ
    ア情報を復号する復号手段を実行する複数の復号実行手
    段と、 上記暗号方式決定手段により送信された新たな復号手段
    を、実行中でない上記復号実行手段に実行させる復号方
    式変更手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    マルチメディア情報システム。
  6. 【請求項6】 上記送信制御手段は、上記暗号化実行手
    段により暗号化されたマルチメディア情報と暗号化する
    ために使用した暗号化手段の種別とを格納した送信デー
    タを構築して送信し、 上記復号方式変更手段は、上記送信データを受信し、こ
    の受信したデータに格納された上記種別に基づいて上記
    マルチメディア情報を暗号化した暗号化手段を判別し、
    この暗号化手段に対応した復号手段を上記復号実行手段
    に実行させることを特徴とする請求項5記載のマルチメ
    ディア情報システム。
  7. 【請求項7】 以下の要素を備えたマルチメディア情報
    システム。 (a)ユーザとの契約情報を記憶するユーザ情報記憶手
    段; (b)文字、図形、音声、静止画又は動画を含むマルチ
    メディア情報を記憶するマルチメディア情報記憶手段; (c)以下の要素を備えたサーバ; (c1)上記マルチメディア情報記憶手段に記憶された
    マルチメディア情報を暗号化し、この暗号化したマルチ
    メディア情報を送信する送信手段; (c2)上記マルチメディア情報の実行情報を受信し、
    この実行情報と上記ユーザ情報記憶手段に記憶された契
    約情報とを照合し、上記契約情報に基づいて上記マルチ
    メディア情報を実行しているか否かを判別し、上記送信
    手段によるマルチメディア情報の送信を制御する制御手
    段; (d)以下の要素を備え、上記サーバに上記マルチメデ
    ィア情報の送信を要求するクライアント; (d1)上記送信手段により送信された暗号化マルチメ
    ディア情報を復号する受信手段; (d2)この受信手段により復号されたマルチメディア
    情報を実行する実行手段; (d3)この実行手段の実行中の状態を示す実行情報を
    上記制御手段に送信する実行情報送信手段。
  8. 【請求項8】 上記サーバは、上記実行情報送信手段に
    よる上記実行情報の送信方式を上記ユーザ情報記憶手段
    に記憶された契約情報に基づいて決定する実行情報送信
    方式決定手段を備え、 上記実行情報送信手段は、上記実行情報送信方式決定手
    段により決定された送信方式により上記実行情報を送信
    することを特徴とする請求項7記載のマルチメディア情
    報システム。
  9. 【請求項9】 上記ユーザ情報記憶手段は、ユーザとの
    契約情報と、マルチメディア情報に対する実行制御情報
    とを記憶し、 上記制御手段は、上記受信した実行情報を上記ユーザ情
    報記憶手段に記憶された契約情報及び実行制御情報と照
    合し、上記契約情報及び上記実行制御情報に基づいて上
    記マルチメディア情報を実行しているか否かを判別し、
    上記マルチメディア情報の送信を制御することを特徴と
    する請求項7記載のマルチメディア情報システム。
  10. 【請求項10】 上記マルチメディア情報記憶手段は、
    上記マルチメディア情報とこのマルチメディア情報の実
    行を制約する実行制約条件とを記憶し、 上記制御手段は、上記受信した実行情報を、上記ユーザ
    情報記憶手段に記憶された契約情報、及び、上記マルチ
    メディア情報記憶手段に記憶された実行制約条件と照合
    し、上記契約情報及び上記実行制約条件に基づいて上記
    マルチメディア情報を実行しているか否かを判別し、上
    記マルチメディア情報の送信を制御することを特徴とす
    る請求項7記載のマルチメディア情報システム。
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