JPH10173692A - Lanシステム - Google Patents
LanシステムInfo
- Publication number
- JPH10173692A JPH10173692A JP8327267A JP32726796A JPH10173692A JP H10173692 A JPH10173692 A JP H10173692A JP 8327267 A JP8327267 A JP 8327267A JP 32726796 A JP32726796 A JP 32726796A JP H10173692 A JPH10173692 A JP H10173692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- domain
- packet
- terminal
- data
- broadcast
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の各ブロードキャストドメインに属する
端末同士の間でのみデータのやりとりを可能とするLA
Nシステムを実現すること。 【解決手段】 複数のブロードキャストドメインBD
1,BD2が設定されるLANシステムにおいて、各ド
メインBD1,BD2毎に異なるスクランブルパターン
を付与するとともに、各ドメインのパケットのデータを
前記スクランブルパターンを用いてスクランブル処理す
る手段と、該スクランブル処理されたデータを含むパケ
ットを送信する手段とを有する移動先サーバ41を設置
し、各端末TE#11,12,21,22に、前記スク
ランブルパターンを用いて受信パケットをデスクランブ
ル処理する手段を設けることにより、他のブロードキャ
ストドメインのパケットを受信してもデータを正しく復
元できないようにする。
端末同士の間でのみデータのやりとりを可能とするLA
Nシステムを実現すること。 【解決手段】 複数のブロードキャストドメインBD
1,BD2が設定されるLANシステムにおいて、各ド
メインBD1,BD2毎に異なるスクランブルパターン
を付与するとともに、各ドメインのパケットのデータを
前記スクランブルパターンを用いてスクランブル処理す
る手段と、該スクランブル処理されたデータを含むパケ
ットを送信する手段とを有する移動先サーバ41を設置
し、各端末TE#11,12,21,22に、前記スク
ランブルパターンを用いて受信パケットをデスクランブ
ル処理する手段を設けることにより、他のブロードキャ
ストドメインのパケットを受信してもデータを正しく復
元できないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のサブネット
ワークを通信回線を介して接続してなる論理的(仮想
的)なLAN上に、複数のブロードキャストドメインが
設定されるLANシステムに関するものである。
ワークを通信回線を介して接続してなる論理的(仮想
的)なLAN上に、複数のブロードキャストドメインが
設定されるLANシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は仮想LANシステムの一例を示す
もので、ここでは移動する端末が通常、接続されるサブ
ネットワーク(ホームネットワーク)10と、前記端末
が移動した時に接続されるサブネットワーク(リモート
ネットワーク)20とが、インターネット、専用線、I
SDN等の通信回線30を介して接続されて構築された
例を示す。
もので、ここでは移動する端末が通常、接続されるサブ
ネットワーク(ホームネットワーク)10と、前記端末
が移動した時に接続されるサブネットワーク(リモート
ネットワーク)20とが、インターネット、専用線、I
SDN等の通信回線30を介して接続されて構築された
例を示す。
【0003】ホームネットワーク10は、移動する端末
TE#1〜#3、ネットワーク11、端末の管理・登録
を行う管理(RAS)サーバ12、移動元となるホーム
ドメインから移動先となるリモートドメインへパケット
の転送を行う移動元サーバ13及びルータ14を備え、
端末TE#1〜#3及びネットワーク11によりホーム
ドメイン15が構成される。
TE#1〜#3、ネットワーク11、端末の管理・登録
を行う管理(RAS)サーバ12、移動元となるホーム
ドメインから移動先となるリモートドメインへパケット
の転送を行う移動元サーバ13及びルータ14を備え、
端末TE#1〜#3及びネットワーク11によりホーム
ドメイン15が構成される。
【0004】また、リモートネットワーク20は、移動
しない端末TE#4〜#6、ハブ21、移動先サーバ2
2、ネットワーク23及びルータ24を備え、予め登録
された他のネットワークより移動してきた端末TE#7
〜#9、移動先サーバ22及びネットワーク23により
リモートドメイン25が構成される。
しない端末TE#4〜#6、ハブ21、移動先サーバ2
2、ネットワーク23及びルータ24を備え、予め登録
された他のネットワークより移動してきた端末TE#7
〜#9、移動先サーバ22及びネットワーク23により
リモートドメイン25が構成される。
【0005】前記構成において、移動する端末TE#1
〜#3は通常、ホームドメイン15に属しているが、リ
モートドメイン25へ移動して端末TE#7〜#9にな
った場合にも端末のIPアドレスの変更を行うことなく
ホームドメイン15と同一のドメインとして動作するこ
とができ、ホームドメイン15とリモートドメイン25
はブリッジ接続されたのと同様である。
〜#3は通常、ホームドメイン15に属しているが、リ
モートドメイン25へ移動して端末TE#7〜#9にな
った場合にも端末のIPアドレスの変更を行うことなく
ホームドメイン15と同一のドメインとして動作するこ
とができ、ホームドメイン15とリモートドメイン25
はブリッジ接続されたのと同様である。
【0006】ホームドメイン15内の一の端末から送信
された、宛先を指定しないブロードキャストパケットは
該ホームドメイン15内の他の全ての端末に送られると
ともに、パケット転送により該ホームドメイン15に対
応するリモートドメイン25へ送られ、該リモートドメ
イン25へ移動した端末に対しても送られる。即ち、ブ
ロードキャストパケットはホームドメインとこれに対応
するリモートドメインとから構成されるドメイン(ブロ
ードキャストドメイン)内の全ての端末に送られる。
された、宛先を指定しないブロードキャストパケットは
該ホームドメイン15内の他の全ての端末に送られると
ともに、パケット転送により該ホームドメイン15に対
応するリモートドメイン25へ送られ、該リモートドメ
イン25へ移動した端末に対しても送られる。即ち、ブ
ロードキャストパケットはホームドメインとこれに対応
するリモートドメインとから構成されるドメイン(ブロ
ードキャストドメイン)内の全ての端末に送られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した例
はサブネットワークが2つの場合を示しているが、実際
には多数のサブネットワークが通信回線を介して接続さ
れており、また、ホームネットワーク(ホームドメイ
ン)やリモートネットワーク(リモートドメイン)とい
う定義も特定の端末から見た場合の相対的なものにすぎ
ない。
はサブネットワークが2つの場合を示しているが、実際
には多数のサブネットワークが通信回線を介して接続さ
れており、また、ホームネットワーク(ホームドメイ
ン)やリモートネットワーク(リモートドメイン)とい
う定義も特定の端末から見た場合の相対的なものにすぎ
ない。
【0008】ここで、図示しない他のサブネットワーク
をホームネットワーク(ホームドメイン)とする別の端
末が前記リモートドメイン25内に移動してくる場合が
ある。この時、前述したホームドメイン15から転送さ
れたブロードキャストパケットは、この別の端末にも受
信されることになり、同様に、図示しない他のサブネッ
トワーク内のホームドメインからリモートドメイン25
に転送されたブロードキャストパケットはこの別の端末
とともに前記ホームドメイン15から移動してきた端末
にも受信されることになる。
をホームネットワーク(ホームドメイン)とする別の端
末が前記リモートドメイン25内に移動してくる場合が
ある。この時、前述したホームドメイン15から転送さ
れたブロードキャストパケットは、この別の端末にも受
信されることになり、同様に、図示しない他のサブネッ
トワーク内のホームドメインからリモートドメイン25
に転送されたブロードキャストパケットはこの別の端末
とともに前記ホームドメイン15から移動してきた端末
にも受信されることになる。
【0009】このように、従来の仮想LANシステムで
は、一のブロードキャストドメインに属する端末が送信
したパケットが、ホームドメインの異なる他のブロード
キャストドメインに属する端末にも受信されてしまい、
その内容が漏れてしまうという問題があった。
は、一のブロードキャストドメインに属する端末が送信
したパケットが、ホームドメインの異なる他のブロード
キャストドメインに属する端末にも受信されてしまい、
その内容が漏れてしまうという問題があった。
【0010】本発明の目的は、複数の各ブロードキャス
トドメインに属する端末同士の間でのみデータのやりと
りを可能とするLANシステムを実現することにある。
トドメインに属する端末同士の間でのみデータのやりと
りを可能とするLANシステムを実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記課題を
解決するため、複数のサブネットワークを通信回線を介
して接続してなる仮想LAN上に、ホームドメインとこ
れに対応する少なくとも1つのリモートドメインとから
構成されるドメインであって該ドメイン内の一の端末が
送信したパケットを他の全ての端末が受信するブロード
キャストドメインが複数設定されるLANシステムにお
いて、各ブロードキャストドメイン毎に異なるスクラン
ブルパターンを付与し、リモートドメイン側に、各ブロ
ードキャストドメインのパケットのデータを前記ブロー
ドキャストドメイン毎に付与されたスクランブルパター
ンを用いてスクランブル処理する手段と、該スクランブ
ル処理されたデータを含むパケットを送信する手段とを
有する主装置を設置し、各端末に、前記付与されたスク
ランブルパターンを用いて受信パケットをデスクランブ
ル処理する手段を設けたLANシステムを提案する。
解決するため、複数のサブネットワークを通信回線を介
して接続してなる仮想LAN上に、ホームドメインとこ
れに対応する少なくとも1つのリモートドメインとから
構成されるドメインであって該ドメイン内の一の端末が
送信したパケットを他の全ての端末が受信するブロード
キャストドメインが複数設定されるLANシステムにお
いて、各ブロードキャストドメイン毎に異なるスクラン
ブルパターンを付与し、リモートドメイン側に、各ブロ
ードキャストドメインのパケットのデータを前記ブロー
ドキャストドメイン毎に付与されたスクランブルパター
ンを用いてスクランブル処理する手段と、該スクランブ
ル処理されたデータを含むパケットを送信する手段とを
有する主装置を設置し、各端末に、前記付与されたスク
ランブルパターンを用いて受信パケットをデスクランブ
ル処理する手段を設けたLANシステムを提案する。
【0012】本発明によれば、パケットのデータを、各
ブロードキャストドメイン毎に異なるスクランブルパタ
ーンを用いて暗号化した後、各端末に送信し、各端末で
は該端末が属するブロードキャストドメインに付与され
たスクランブルパターンを用いて復号するため、他のブ
ロードキャストドメインのパケットを受信してもデータ
を正しく復元できず、データが漏れる恐れがない。
ブロードキャストドメイン毎に異なるスクランブルパタ
ーンを用いて暗号化した後、各端末に送信し、各端末で
は該端末が属するブロードキャストドメインに付与され
たスクランブルパターンを用いて復号するため、他のブ
ロードキャストドメインのパケットを受信してもデータ
を正しく復元できず、データが漏れる恐れがない。
【0013】また、この際、主装置にスクランブルパタ
ーンを用いて受信パケットをデスクランブル処理する手
段を設けるとともに、端末にパケットのデータをスクラ
ンブルパターンを用いてスクランブル処理する手段及び
該スクランブル処理されたデータを含むパケットを送信
する手段を設ければ、リモートドメイン側からのパケッ
トについても同様にブロードキャストドメイン毎のデー
タのやりとりを可能とすることができる。
ーンを用いて受信パケットをデスクランブル処理する手
段を設けるとともに、端末にパケットのデータをスクラ
ンブルパターンを用いてスクランブル処理する手段及び
該スクランブル処理されたデータを含むパケットを送信
する手段を設ければ、リモートドメイン側からのパケッ
トについても同様にブロードキャストドメイン毎のデー
タのやりとりを可能とすることができる。
【0014】なお、スクランブルパターンは予め固定的
に付与しても良いが、主装置にスクランブルパターンを
配送する手段を設けるとともに、端末にスクランブルパ
ターンを要求する手段を設けることにより、その設定や
変更が容易となる。また、主装置としては、サーバまた
はルータまたは無線LAN基地局等を用いることができ
る。
に付与しても良いが、主装置にスクランブルパターンを
配送する手段を設けるとともに、端末にスクランブルパ
ターンを要求する手段を設けることにより、その設定や
変更が容易となる。また、主装置としては、サーバまた
はルータまたは無線LAN基地局等を用いることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図2は本発明のLANシステムの
実施の形態の一例を示すもので、ここではシステムの要
部であるリモートドメイン側のみを示す。なお、システ
ム全体の基本的な構成は図1と同様である。
実施の形態の一例を示すもので、ここではシステムの要
部であるリモートドメイン側のみを示す。なお、システ
ム全体の基本的な構成は図1と同様である。
【0016】図2において、TE#11,TE#12は
図示しない第1のホームドメインから移動してきた端
末、TE#21,TE#22は図示しない第2のホーム
ドメインから移動してきた端末、41は移動先サーバで
あり、これらと図示しないネットワークもしくは無線基
地局によりリモートドメイン42が構成される。
図示しない第1のホームドメインから移動してきた端
末、TE#21,TE#22は図示しない第2のホーム
ドメインから移動してきた端末、41は移動先サーバで
あり、これらと図示しないネットワークもしくは無線基
地局によりリモートドメイン42が構成される。
【0017】ここで、リモートドメイン42は図示しな
い第1のホームドメインとともに第1のブロードキャス
トドメインDB1を構成し、前記端末TE#11,TE
#12は該第1のブロードキャストドメインDB1に属
する。同様に、リモートドメイン42は図示しない第2
のホームドメインとともに第2のブロードキャストドメ
インDB2を構成し、前記端末TE#21,TE#22
は該第2のブロードキャストドメインDB2に属する。
い第1のホームドメインとともに第1のブロードキャス
トドメインDB1を構成し、前記端末TE#11,TE
#12は該第1のブロードキャストドメインDB1に属
する。同様に、リモートドメイン42は図示しない第2
のホームドメインとともに第2のブロードキャストドメ
インDB2を構成し、前記端末TE#21,TE#22
は該第2のブロードキャストドメインDB2に属する。
【0018】移動先サーバ41は請求項でいう主装置を
構成するもので、各ブロードキャストドメイン毎に異な
るスクランブルパターン、ここではブロードキャストド
メインDB1にスクランブルパターン1、ブロードキャ
ストドメインDB2にスクランブルパターン2を付与
し、これを要求に応じて各端末に配送する手段と、各ブ
ロードキャストドメインのパケットのデータを前記ブロ
ードキャストドメイン毎に付与されたスクランブルパタ
ーンを用いてスクランブル処理する手段と、該スクラン
ブル処理されたデータを含むパケットを送信する手段
と、スクランブルパターンを用いて受信パケットをデス
クランブル処理する手段とを備えている。
構成するもので、各ブロードキャストドメイン毎に異な
るスクランブルパターン、ここではブロードキャストド
メインDB1にスクランブルパターン1、ブロードキャ
ストドメインDB2にスクランブルパターン2を付与
し、これを要求に応じて各端末に配送する手段と、各ブ
ロードキャストドメインのパケットのデータを前記ブロ
ードキャストドメイン毎に付与されたスクランブルパタ
ーンを用いてスクランブル処理する手段と、該スクラン
ブル処理されたデータを含むパケットを送信する手段
と、スクランブルパターンを用いて受信パケットをデス
クランブル処理する手段とを備えている。
【0019】また、各端末TE#11,#12,#2
1,#22は、スクランブルパターンを要求する手段
と、付与されたスクランブルパターンを用いて受信パケ
ットをデスクランブル処理する手段と、パケットのデー
タをスクランブルパターンを用いてスクランブル処理す
る手段と、該スクランブル処理されたデータを含むパケ
ットを送信する手段とを備えている。なお、これらの手
段は後述する動作フローチャートに示される手順を備え
たソフトウェアで実現される。
1,#22は、スクランブルパターンを要求する手段
と、付与されたスクランブルパターンを用いて受信パケ
ットをデスクランブル処理する手段と、パケットのデー
タをスクランブルパターンを用いてスクランブル処理す
る手段と、該スクランブル処理されたデータを含むパケ
ットを送信する手段とを備えている。なお、これらの手
段は後述する動作フローチャートに示される手順を備え
たソフトウェアで実現される。
【0020】図3は通常の動作状態におけるブロードキ
ャストパケットに対する処理のようすを示すもので、以
下の説明では端末TE#21からの送信を仮定する。
ャストパケットに対する処理のようすを示すもので、以
下の説明では端末TE#21からの送信を仮定する。
【0021】端末TE#21では送信パケットのデータ
DATAとスクランブルパターン2との排他的論理和演
算を行い、新しく生成されたデータDATA´を送信パ
ケットに格納するとともに新たなフレームチェックシー
ケンスFCSを付加し、リモートドメイン42内に送信
する。前記パケットを受信した他の端末TE#11,#
12,#22及び移動先サーバ41はパケットのデスク
ランブルを行い、FCSの正否をチェックする。
DATAとスクランブルパターン2との排他的論理和演
算を行い、新しく生成されたデータDATA´を送信パ
ケットに格納するとともに新たなフレームチェックシー
ケンスFCSを付加し、リモートドメイン42内に送信
する。前記パケットを受信した他の端末TE#11,#
12,#22及び移動先サーバ41はパケットのデスク
ランブルを行い、FCSの正否をチェックする。
【0022】この際、スクランブルパターンの一致する
端末TE#22及び移動先サーバ41では誤りなしと認
識し、データリンクレイヤを確立してパケットをネット
ワークレイヤへ送る。一方、スクランブルパターンの異
なる端末TE#11,#12ではFCSエラーを認識す
るため、データリンクレイヤを確立せず、パケットを破
棄する。
端末TE#22及び移動先サーバ41では誤りなしと認
識し、データリンクレイヤを確立してパケットをネット
ワークレイヤへ送る。一方、スクランブルパターンの異
なる端末TE#11,#12ではFCSエラーを認識す
るため、データリンクレイヤを確立せず、パケットを破
棄する。
【0023】図4は移動先サーバにおけるパケット送信
時の動作フローチャートを、また、図5は端末における
パケット送信時の動作フローチャートをそれぞれ示す。
時の動作フローチャートを、また、図5は端末における
パケット送信時の動作フローチャートをそれぞれ示す。
【0024】移動先サーバまたは端末にパケット送信要
求が発生した場合、移動先サーバまたは端末ではスクラ
ンブルパターンが設定されているか否かを確認する。ス
クランブルパターンが設定されていない場合、移動先サ
ーバの場合は新たに設定し、端末の場合はスクランブル
パターンを要求するパケットを移動先サーバへ送出し、
取得する。次に、送信パケットのMACフレームのデー
タ系列とスクランブルパターン(16bit)との排他
的論理和演算を行い、その結果を新しいデータ系列とし
て新たなフレームチェックシーケンスFCSを付加す
る。その後、こうして生成したMACフレームをパケッ
トとして送出する。
求が発生した場合、移動先サーバまたは端末ではスクラ
ンブルパターンが設定されているか否かを確認する。ス
クランブルパターンが設定されていない場合、移動先サ
ーバの場合は新たに設定し、端末の場合はスクランブル
パターンを要求するパケットを移動先サーバへ送出し、
取得する。次に、送信パケットのMACフレームのデー
タ系列とスクランブルパターン(16bit)との排他
的論理和演算を行い、その結果を新しいデータ系列とし
て新たなフレームチェックシーケンスFCSを付加す
る。その後、こうして生成したMACフレームをパケッ
トとして送出する。
【0025】なお、ここではスクランブルパターンとし
て16bitのデータ系列のみを想定したが、疑似ラン
ダムパターン、DES等の暗号も適用可能である。
て16bitのデータ系列のみを想定したが、疑似ラン
ダムパターン、DES等の暗号も適用可能である。
【0026】図6は移動先サーバにおけるパケット受信
時の動作フローチャートを、また、図7は端末における
パケット受信時の動作フローチャートをそれぞれ示す。
時の動作フローチャートを、また、図7は端末における
パケット受信時の動作フローチャートをそれぞれ示す。
【0027】移動先サーバまたは端末がパケットを受信
した場合、移動先サーバまたは端末ではスクランブルパ
ターンが設定されているか否かを確認する。スクランブ
ルパターンが設定されている場合、受信パケットのMA
Cフレームのデータ系列とスクランブルパターン(16
bit)との排他的論理和演算を行い、その結果を新し
いデータ系列としてフレームチェックシーケンスFCS
の正否をチェックし、誤りがなければデータリンクレイ
ヤを確立して受信パケットをネットワークレイヤへ送
り、誤りがあれば、データリンクレイヤを確立せず、受
信パケットを破棄する。
した場合、移動先サーバまたは端末ではスクランブルパ
ターンが設定されているか否かを確認する。スクランブ
ルパターンが設定されている場合、受信パケットのMA
Cフレームのデータ系列とスクランブルパターン(16
bit)との排他的論理和演算を行い、その結果を新し
いデータ系列としてフレームチェックシーケンスFCS
の正否をチェックし、誤りがなければデータリンクレイ
ヤを確立して受信パケットをネットワークレイヤへ送
り、誤りがあれば、データリンクレイヤを確立せず、受
信パケットを破棄する。
【0028】また、スクランブルパターンが設定されて
いない時、移動先サーバの場合はそのままFCSの正否
をチェックするが、端末の場合はスクランブルパターン
を要求するパケットを移動先サーバへ送出し、取得し、
その後、前記同様に排他的論理和演算、FCSのチェッ
クを行う。
いない時、移動先サーバの場合はそのままFCSの正否
をチェックするが、端末の場合はスクランブルパターン
を要求するパケットを移動先サーバへ送出し、取得し、
その後、前記同様に排他的論理和演算、FCSのチェッ
クを行う。
【0029】なお、本例では移動先サーバを主装置とし
たが、ルータや無線LAN基地局を主装置とすることも
可能である。
たが、ルータや無線LAN基地局を主装置とすることも
可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のLANシ
ステムによれば、複数のブロードキャストドメイン毎に
異なるスクランブルパターンを付与し、リモートドメイ
ン側に、各ブロードキャストドメインのパケットのデー
タを前記スクランブルパターンを用いてスクランブル処
理する手段と、該処理されたデータを含むパケットを送
信する手段とを有する主装置を設置し、各端末に、前記
スクランブルパターンを用いて受信パケットをデスクラ
ンブル処理する手段を設けることにより、パケットのデ
ータを、各ブロードキャストドメイン毎に異なるスクラ
ンブルパターンを用いて暗号化した後、各端末に送信
し、各端末では該端末が属するブロードキャストドメイ
ンに付与されたスクランブルパターンを用いて復号する
ことが可能となり、これによって各ブロードキャストド
メインに属する端末同士の間でのみデータのやりとりを
可能とすることができる。
ステムによれば、複数のブロードキャストドメイン毎に
異なるスクランブルパターンを付与し、リモートドメイ
ン側に、各ブロードキャストドメインのパケットのデー
タを前記スクランブルパターンを用いてスクランブル処
理する手段と、該処理されたデータを含むパケットを送
信する手段とを有する主装置を設置し、各端末に、前記
スクランブルパターンを用いて受信パケットをデスクラ
ンブル処理する手段を設けることにより、パケットのデ
ータを、各ブロードキャストドメイン毎に異なるスクラ
ンブルパターンを用いて暗号化した後、各端末に送信
し、各端末では該端末が属するブロードキャストドメイ
ンに付与されたスクランブルパターンを用いて復号する
ことが可能となり、これによって各ブロードキャストド
メインに属する端末同士の間でのみデータのやりとりを
可能とすることができる。
【0031】また、仮想LANのリモートドメインにお
いて複数のホームネットワークから移動してきた端末が
存在する場合に、データリンクレイヤで異なるブロード
キャストドメインのパケット、即ち異なるスクランブル
パターンを有するパケットを破棄することにより、異な
るブロードキャストドメインに存在する端末が他のブロ
ードキャストドメイン内に存在するサーバを確認した
り、他のブロードキャストパケットを盗聴することを抑
制する効果をもたらす。
いて複数のホームネットワークから移動してきた端末が
存在する場合に、データリンクレイヤで異なるブロード
キャストドメインのパケット、即ち異なるスクランブル
パターンを有するパケットを破棄することにより、異な
るブロードキャストドメインに存在する端末が他のブロ
ードキャストドメイン内に存在するサーバを確認した
り、他のブロードキャストパケットを盗聴することを抑
制する効果をもたらす。
【図1】仮想LANシステムの一例を示す構成図
【図2】本発明のLANシステムの実施の形態の一例を
示す構成図
示す構成図
【図3】ブロードキャストパケットに対する処理のよう
すを示す流れ図
すを示す流れ図
【図4】移動先サーバにおけるパケット送信時の動作フ
ローチャート
ローチャート
【図5】端末におけるパケット送信時の動作フローチャ
ート
ート
【図6】移動先サーバにおけるパケット受信時の動作フ
ローチャート
ローチャート
【図7】端末におけるパケット受信時の動作フローチャ
ート
ート
41…移動先サーバ(主装置)、42…リモートドメイ
ン、TE#11,TE#12,TE#21,TE#22
…端末、DB1,DB2…ブロードキャストドメイン。
ン、TE#11,TE#12,TE#21,TE#22
…端末、DB1,DB2…ブロードキャストドメイン。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のサブネットワークを通信回線を介
して接続してなる仮想LAN上に、ホームドメインとこ
れに対応する少なくとも1つのリモートドメインとから
構成されるドメインであって該ドメイン内の一の端末が
送信したパケットを他の全ての端末が受信するブロード
キャストドメインが複数設定されるLANシステムにお
いて、 各ブロードキャストドメイン毎に異なるスクランブルパ
ターンを付与し、 リモートドメイン側に、各ブロードキャストドメインの
パケットのデータを前記ブロードキャストドメイン毎に
付与されたスクランブルパターンを用いてスクランブル
処理する手段と、該スクランブル処理されたデータを含
むパケットを送信する手段とを有する主装置を設置し、 各端末に、前記付与されたスクランブルパターンを用い
て受信パケットをデスクランブル処理する手段を設けた
ことを特徴とするLANシステム。 - 【請求項2】 主装置にスクランブルパターンを用いて
受信パケットをデスクランブル処理する手段を設けると
ともに、端末にパケットのデータをスクランブルパター
ンを用いてスクランブル処理する手段及び該スクランブ
ル処理されたデータを含むパケットを送信する手段を設
けたことを特徴とする請求項1記載のLANシステム。 - 【請求項3】 主装置にスクランブルパターンを配送す
る手段を設けるとともに、端末にスクランブルパターン
を要求する手段を設けたことを特徴とする請求項1また
は2記載のLANシステム。 - 【請求項4】 主装置として、サーバまたはルータまた
は無線LAN基地局を用いたことを特徴とする請求項1
乃至3いずれか記載のLANシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8327267A JPH10173692A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | Lanシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8327267A JPH10173692A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | Lanシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10173692A true JPH10173692A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18197218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8327267A Pending JPH10173692A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | Lanシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10173692A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6134587A (en) * | 1996-12-27 | 2000-10-17 | Nec Corporation | Method of setting up ad hoc local area network, method of communicating using said network, and terminal for use with said network |
JP2004312257A (ja) * | 2003-04-04 | 2004-11-04 | Toshiba Corp | 基地局、中継装置及び通信システム |
US7551601B2 (en) | 2002-12-02 | 2009-06-23 | Nec Infrontia Corporation | Wireless network service provision method and wireless network system |
-
1996
- 1996-12-06 JP JP8327267A patent/JPH10173692A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6134587A (en) * | 1996-12-27 | 2000-10-17 | Nec Corporation | Method of setting up ad hoc local area network, method of communicating using said network, and terminal for use with said network |
US6338087B1 (en) | 1996-12-27 | 2002-01-08 | Nec Corporation | Method of setting up ad hoc local network, method of communicating using said network, and terminal for use with said network |
US7551601B2 (en) | 2002-12-02 | 2009-06-23 | Nec Infrontia Corporation | Wireless network service provision method and wireless network system |
JP2004312257A (ja) * | 2003-04-04 | 2004-11-04 | Toshiba Corp | 基地局、中継装置及び通信システム |
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