JPH10165853A - 蛇行性を有するデイップチューブ - Google Patents
蛇行性を有するデイップチューブInfo
- Publication number
- JPH10165853A JPH10165853A JP8356535A JP35653596A JPH10165853A JP H10165853 A JPH10165853 A JP H10165853A JP 8356535 A JP8356535 A JP 8356535A JP 35653596 A JP35653596 A JP 35653596A JP H10165853 A JPH10165853 A JP H10165853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- vessel
- meandering
- container
- dipping tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/30—Dip tubes
Landscapes
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のデイップチューブは、柔軟性に乏しい
樹脂管であつたため、品質保証上や生産性の面から、大
きな問題点を抱えていた。この問題点を解決するデイッ
プチューブをつくるのが目的である。 【解決手段】 デイップチューブに蛇腹や螺旋のような
蛇行可能な筒を設けることによつて、チューブ先端は常
に容器底に接触し、余分となつたチューブは容器内で蛇
行して、容器に対して無圧力な状態となるため、製品不
良の液残り・液洩れ・ガス洩れなどを低減するようにし
た。
樹脂管であつたため、品質保証上や生産性の面から、大
きな問題点を抱えていた。この問題点を解決するデイッ
プチューブをつくるのが目的である。 【解決手段】 デイップチューブに蛇腹や螺旋のような
蛇行可能な筒を設けることによつて、チューブ先端は常
に容器底に接触し、余分となつたチューブは容器内で蛇
行して、容器に対して無圧力な状態となるため、製品不
良の液残り・液洩れ・ガス洩れなどを低減するようにし
た。
Description
【０００１】〔発明の属する技術分野〕本発明は、例え
ば、エアゾール製品などのような、密閉容器内の液相
を、噴霧装置や吐出装置へ送るために使用するデイップ
チューブに関するものである。
ば、エアゾール製品などのような、密閉容器内の液相
を、噴霧装置や吐出装置へ送るために使用するデイップ
チューブに関するものである。
【０００２】〔従来の技術〕従来のデイップチューブ
は、柔軟性に乏しい単一の樹脂管を使用していたためチ
ューブ先端と容器底との関係で、チューブが短かくて容
器底に達しない場合には、容器内に液相ガ残つてしま
い、チューブが長過ぎる場合には、容器底に突当たつて
しまい、チューブの反発を受けながら容器を密閉するこ
とになり、嵌合部の位置ズレによる首曲がりやカシメ不
良が発生するなど、液残り・液洩れ・ガス洩れと云う製
品不良の一因となつて、品質保証上から、全数検査を余
儀なくされていたが、従来は、容器内の液残りを避ける
ために、チューブを長目にして容器内に押し込み、チュ
ーブを湾曲させていたのが一般的であつた。
は、柔軟性に乏しい単一の樹脂管を使用していたためチ
ューブ先端と容器底との関係で、チューブが短かくて容
器底に達しない場合には、容器内に液相ガ残つてしま
い、チューブが長過ぎる場合には、容器底に突当たつて
しまい、チューブの反発を受けながら容器を密閉するこ
とになり、嵌合部の位置ズレによる首曲がりやカシメ不
良が発生するなど、液残り・液洩れ・ガス洩れと云う製
品不良の一因となつて、品質保証上から、全数検査を余
儀なくされていたが、従来は、容器内の液残りを避ける
ために、チューブを長目にして容器内に押し込み、チュ
ーブを湾曲させていたのが一般的であつた。
【０００３】〔発明が解決しようとする課題〕従来のデ
イップチューブは、容器内の液相を送るチューブとして
の機能を充分に果たせないばかりか、製品不良との関り
の深いパーツでありながら、重要視されなかつたと云う
問題点があつた。本発明は、これらの問題点を品質保証
上と生産性向上の面から研究して、有効に機能するチュ
ーブの開発を狙つた。
イップチューブは、容器内の液相を送るチューブとして
の機能を充分に果たせないばかりか、製品不良との関り
の深いパーツでありながら、重要視されなかつたと云う
問題点があつた。本発明は、これらの問題点を品質保証
上と生産性向上の面から研究して、有効に機能するチュ
ーブの開発を狙つた。
【０００４】〔課題を解決するための手段〕本発明は、
デイップチューブを蛇行自在にするために、チューブの
一部に蛇腹や螺旋の筒を設けることを特徴としている。
従来のデイツプチューブは、伸縮性や方向性に自由度が
ないため問題を起こしていたので、チューブの一部に蛇
行可能な筒を設け、寸法の緩衝と方向自在にすると同時
に、チューブ全長を容器底面までの深さより長くするこ
とによつて、チューブ先端は、常に容器底面に接触し
て、容器内に液相を残さず、又、チューブの抵抗を受け
ることなく、容器口元の嵌合が可能となるため、製品不
良を低減することができる。一方、チューブ先端を尖ら
す狙いは、容器底にチューブが垂直に接触した場合で
も、液相を送る通路は詰まらず、今までの問題点は総て
解消されることを発見した。
デイップチューブを蛇行自在にするために、チューブの
一部に蛇腹や螺旋の筒を設けることを特徴としている。
従来のデイツプチューブは、伸縮性や方向性に自由度が
ないため問題を起こしていたので、チューブの一部に蛇
行可能な筒を設け、寸法の緩衝と方向自在にすると同時
に、チューブ全長を容器底面までの深さより長くするこ
とによつて、チューブ先端は、常に容器底面に接触し
て、容器内に液相を残さず、又、チューブの抵抗を受け
ることなく、容器口元の嵌合が可能となるため、製品不
良を低減することができる。一方、チューブ先端を尖ら
す狙いは、容器底にチューブが垂直に接触した場合で
も、液相を送る通路は詰まらず、今までの問題点は総て
解消されることを発見した。
【０００５】〔発明の実施の形態〕本発明は、デイップ
チューブを以上のような構成にすることによつて、チュ
ーブが蛇行自在になる、と同時に、チューブ先端は必ず
容器底に接するようになるが、チューブの長さの余裕分
は容器内で蛇行して、チューブは無圧力のような状態と
なり、容器を突いたり、加圧したりすることはなくな
る。
チューブを以上のような構成にすることによつて、チュ
ーブが蛇行自在になる、と同時に、チューブ先端は必ず
容器底に接するようになるが、チューブの長さの余裕分
は容器内で蛇行して、チューブは無圧力のような状態と
なり、容器を突いたり、加圧したりすることはなくな
る。
【０００６】チューブの先端が、容器底に接触した時に
密着して、液相が流れなくなるのを防ぐため、先端を、
例えば、斜めやＶ字型にカツトする。
密着して、液相が流れなくなるのを防ぐため、先端を、
例えば、斜めやＶ字型にカツトする。
【０００７】〔実施例〕デイッブチューブを使用してる
製品は、非常に多岐に亘つているが、通常、容器とチュ
ーブの材質は、製品機能や液相との関連によつて選択さ
れる。容器類の、金属缶・樹脂ボトル・ガラス瓶に対
し、チューブ類は、ポリエチレン・ポリプロピレン・塩
化ビニール等が多い。
製品は、非常に多岐に亘つているが、通常、容器とチュ
ーブの材質は、製品機能や液相との関連によつて選択さ
れる。容器類の、金属缶・樹脂ボトル・ガラス瓶に対
し、チューブ類は、ポリエチレン・ポリプロピレン・塩
化ビニール等が多い。
【０００８】チューブレングスは容器底の形状によつて
製品毎に決めなければならない。例えば、容器底が平面
か凹面のの場合には、チューブを容器底までの直線距離
より少し長くして、凸面の場合には、容器隅までのチュ
ーブの蛇行分を考慮して、一割程度は長くする必要があ
る。
製品毎に決めなければならない。例えば、容器底が平面
か凹面のの場合には、チューブを容器底までの直線距離
より少し長くして、凸面の場合には、容器隅までのチュ
ーブの蛇行分を考慮して、一割程度は長くする必要があ
る。
【０００９】デイップチューブの蛇行部の長さについて
は特に制約はないが、チューブ全体が蛇行する蛇腹、や
螺旋の筒であつても、チューブとしての機能は変わらな
い。
は特に制約はないが、チューブ全体が蛇行する蛇腹、や
螺旋の筒であつても、チューブとしての機能は変わらな
い。
【００１０】チューブの蛇行部は、余り長くせず、チュ
ーブの先端に設けると、容器口元へチューブを挿入する
際の作業性上から、作業中にチューブが途中で垂れ下が
る心配もなく作業がし易い。
ーブの先端に設けると、容器口元へチューブを挿入する
際の作業性上から、作業中にチューブが途中で垂れ下が
る心配もなく作業がし易い。
【００１１】〔発明の効果〕本発明は、以上のような構
成であるから、材料費のメリツトもあるが、製品の不良
率低減による生産性向上と、品質の安定化や検査工程の
簡略化などによるコストリダクシヨンの効果は大きい。
成であるから、材料費のメリツトもあるが、製品の不良
率低減による生産性向上と、品質の安定化や検査工程の
簡略化などによるコストリダクシヨンの効果は大きい。
【００１２】対象製品郡は、殺虫剤・ヘアスプレイ・防
臭剤などのエアゾール製品、塗装用・家庭用・風呂用な
どの加圧ポンプタイプ製品、芳香用・洗浄用・防黴用な
どのデイスペンサータイプ製品などと、莫大な数の製品
が対象となり、これらのすべてが恩恵を蒙ることにな
る。
臭剤などのエアゾール製品、塗装用・家庭用・風呂用な
どの加圧ポンプタイプ製品、芳香用・洗浄用・防黴用な
どのデイスペンサータイプ製品などと、莫大な数の製品
が対象となり、これらのすべてが恩恵を蒙ることにな
る。
【図１】 デイップチューブの横断面図である。
【図２】 デイップチューブの実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図３】 デイップチューブの実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図４】 デイップチューブの実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
１ デイップチューブ ２ 蛇行部 ３ チューブ先端部 ４ 容器 ５ 容器底部
Claims (2)
- 【請求項１】 蛇行自在の筒を設けたデイップチュー
ブ。 - 【請求項２】 先端を尖らした請求項１記載のデイップ
チューブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8356535A JPH10165853A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 蛇行性を有するデイップチューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8356535A JPH10165853A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 蛇行性を有するデイップチューブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10165853A true JPH10165853A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18449512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8356535A Pending JPH10165853A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 蛇行性を有するデイップチューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10165853A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6264073B1 (en) | 2000-05-02 | 2001-07-24 | Saint-Gobain Calmar Inc. | Flexible dip tube for liquid dispenser |
| US11351565B2 (en) | 2020-02-28 | 2022-06-07 | J2 Innovations LLC | Intake boot for household pump dispenser supply tube |
| US20230219735A1 (en) * | 2022-01-08 | 2023-07-13 | Krechona NGOMBA-WESTBROOK | Dispensing container |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP8356535A patent/JPH10165853A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6264073B1 (en) | 2000-05-02 | 2001-07-24 | Saint-Gobain Calmar Inc. | Flexible dip tube for liquid dispenser |
| US11351565B2 (en) | 2020-02-28 | 2022-06-07 | J2 Innovations LLC | Intake boot for household pump dispenser supply tube |
| US20230219735A1 (en) * | 2022-01-08 | 2023-07-13 | Krechona NGOMBA-WESTBROOK | Dispensing container |
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