JPH10158960A - メリヤス製品、特につま先が閉じた管状の編地を単シリンダ丸編機を使用して製造する方法及びこの方法に使用される装置 - Google Patents

メリヤス製品、特につま先が閉じた管状の編地を単シリンダ丸編機を使用して製造する方法及びこの方法に使用される装置

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JPH10158960A
JPH10158960A JP9291366A JP29136697A JPH10158960A JP H10158960 A JPH10158960 A JP H10158960A JP 9291366 A JP9291366 A JP 9291366A JP 29136697 A JP29136697 A JP 29136697A JP H10158960 A JPH10158960 A JP H10158960A
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needle
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Francesco Lonati
フランチェスコ、ロナーティ
Ettore Lonati
エットレー、ロナーティ
Tiberio Lonati
ティベリオ、ロナーティ
Fausto Lonati
ファウスト、ロナーティ
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Original Assignee
Macchine Tessili Circolari MATEC SpA
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 メリヤス製品、特に爪先が閉じた全体に管状
のニッテッド製品を単シリンダ丸編機を使用して製造す
るための方法を提供する。 【解決手段】 ニードルシリンダ１の一方の半部に配置
されたニードル３ａの組を使用して踵型又は爪先型ニッ
ティングを持つポケット２を形成する少なくとも一つの
第１工程と、製品の管状部分を形成するため、ニードル
シリンダを連続な移動で作動する第２工程とを有し、第
１工程の終了時に使用されたニードル３ａの組の二つの
端部ニードル３' ａ間を延びる弦に沿ってニードルシリ
ンダの内側に配置された第１工程で形成された初期ニッ
ティング列４のうちの少なくとも一つを係合し、二つの
端部ニードル３' ａのうちの一方から開始し、ニードル
シリンダの他方の半部に配置されたニードル３ｂの上方
に徐々に移動し、これらを第２工程の開始時に形成され
た第１ニッティング列４に編み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、メリヤス製品又は
つま先が閉じた管状の編地を単シリンダ丸編機を使用し
て製造するための方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】単シリンダ丸編機を使用してメリヤス製
品を製造するために現在使用されている方法は、先ず最
初に、メリヤス製品の脚部の上端に配置された先端又は
トリミングを形成する。これは、管状構造を持つダブル
トリミングを得るため、円形プレートを使用して行うこ
ともできる。次いで、ニードルシリンダをそれ自体の軸
線を中心として連続的に回転運動することによって、編
地の管状部分を製造する。次に、ニードルシリンダを作
動してその軸線を中心として交互に回転運動させる。こ
れは、メリヤス製品の踵を構成するポケットを形成する
ため、ニードルシリンダの一方の半部のニードルだけを
使用して行われ、作用ニードルの数を徐々に増加し、次
いで徐々に減少する。踵の形成後、ニードルシリンダを
再びその軸線を中心として連続的に回転運動させ、メリ
ヤス製品の足を形成する別の管状部分を形成する。そし
て、メリヤス製品のつま先を、踵について行われたのと
同様のニッティングによって形成することによって編成
を完了する。次いで、このようにして得られたメリヤス
製品をつま先が開いた状態で取り出し、つま先を閉じる
ために縫製又ははぎ合わせる。
【０００３】単シリンダ丸編機を使用してメリヤス製品
を製造する方法で、周知であるけれども上述の方法程使
用されていない別の方法は、メリヤス製品の製造を脚部
から始めるのでなく、そのつま先から開始する。
【０００４】実際にこの方法によれば、先ず最初に、機
械のニードルシリンダをその軸線を中心として交互に回
転運動させ、ニードルシリンダの一方の半部のニードル
だけを使用する。ここでは、最初は前記ニードルの数を
徐々に減らし、次いで作用ニードルの数を徐々に増やし
て行う。このようにして、踵を形成するのと同様のニテ
ィングによって靴下のつま先となるポケットを形成す
る。
【０００５】次いで、機械のニードルシリンダをその軸
線を中心とした連続的な回転移動によって作動し、ニー
ドルシリンダの他方の半部のニードルを更に使用し、メ
リヤス製品の足を構成する管状の部分を形成する。
【０００６】この管状部分の形成後、メリヤス製品の踵
を形成するため、機械のニードルシリンダを、メリヤス
製品のつま先の形成中に行われた作動と同様の方法で、
再びその軸線を中心として交互に回転運動させる。その
後、メリヤス製品の脚部を構成する追加の管状部分を形
成するため、その軸線を中心として連続的に回転運動さ
せる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】いずれの場合でも、こ
れらのメリヤス製品を製造する方法は両方とも、単シリ
ンダ丸編機でのニッティングの終了時につま先が開いた
状態になっている。従って、メリヤス製品の仕上げを行
うために追加の縫製作業又ははぎ合わせ作業を行わなけ
ればならず、これには費用がかかる。
【０００８】このため、ここ数年の間に、メリヤス製品
を製造する単シリンダ丸編機でメリヤス製品のつま先を
直接閉じるための様々な方法及び装置が提案されてき
た。
【０００９】しかしながら、これらの方法及び装置は、
完成したメリヤス製品、即ち、メリヤス製品を製造する
機械上でつま先が直接的に閉じられたメリヤス製品を製
造できるけれども、機械の製造速度がかなり低く、従っ
てメリヤス製品の製造費用に大きな影響を及ぼすという
欠点がある。
【００１０】更に、単シリンダ丸編機上でメリヤス製品
のつま先を直接閉じるのに必要な装置は、しばしば機械
の構造を過度に複雑にする。これらの装置を取り付ける
ためには、機械の購入者が必要とする特定の編成作業を
実施するのに必要な他の装置を取り外す必要があるた
め、多くの場合その製品の多様性を制限する。
【００１１】本発明の主な目的は、一般にメリヤス製品
又はつま先が閉じた管状の製品を、単シリンダ丸編機
で、機械の生産性を過度に損なうことなく製造できる方
法を提供することによって上述の問題点を解決すること
である。
【００１２】上記目的に含まれる本発明の目的は、美的
観点から見て受け入れることのできる程度の仕上げのメ
リヤス製品又はつま先が閉じた管状の製品を製造できる
方法を提供することである。
【００１３】本発明の別の目的は、単シリンダ丸編機に
通常設置されている他の装置の設置可能性を損なうこと
なく、これら従来の機械に設置できる構造的に簡単な装
置で実施できる方法を提供することである。
【００１４】本発明の別の目的は、本発明による方法を
実施するため、従来型単シリンダ丸編機に容易に設置で
きる装置を提供することである。
【００１５】
【課題を解決するための手段】これらの目的及び下文で
明らかになる他の目的は、メリヤス製品、又はつま先が
閉じた管状製品を単シリンダ丸編機を使用して製造する
ための方法であって、ニードルシリンダをその軸線を中
心とした交互の回転移動で作動し、ニードルシリンダの
一方の半部に配置されたニードルの組を使用して踵型又
は爪先型ニッティングを持つポケットを形成する少なく
とも一つの第１工程と、製品の管状部分を形成するた
め、ニードルシリンダを連続な回転移動で作動する第２
工程とを有する方法において、第１工程の終了時で且つ
第２工程の前に、第１工程の終了時に第１工程で使用さ
れたニードルの組の二つの端部ニードル間を延びる弦に
沿ってニードルシリンダの内側に配置された第１工程で
形成された初期ニッティング列のうちの少なくとも一つ
を係合し、二つの端部ニードルのうちの一方から開始
し、ニードルシリンダの他方の半部に配置されたニード
ルの上方に徐々に移動し、これらを第２工程の開始時に
形成された第１ニッティング列に編み込む、ことを特徴
とする方法によって達成される。
【００１６】本発明のこの他の特徴及び利点は、添付図
面に単なる非限定的例として示す本発明の方法の好まし
いけれども限定的でない時の説明から明らかになるであ
ろう。
【００１７】
【発明の実施の形態】添付図面を参照すると、本発明に
よる方法は、ニッティングをメリヤス製品のつま先部か
ら開始する単シリンダ丸編機でメリヤス製品を形成する
ための方法と同様の方法で実施される。本発明による方
法の少なくとも一つの第１工程では、参照番号１で一般
に示されたニードルシリンダの一方の半部に配置された
一組のニードル３ａ、３' ａを使用することによって、
踵状の又はつま先状のニッティングを奏するポケット２
を形成すべく、ニードルシリンダ１をその軸線１ａを中
心として交互に回転運動させる。
【００１８】方法は、それ自体周知の方法で、少なくと
も一つの第２工程を有する。この工程中、ニードルシリ
ンダ１は、製品の管状部分を形成するため、その軸線１
ａを中心として連続的な回転運動を行う。
【００１９】方法の第１工程の始めに形成されたニッテ
ィングの列のうちニッティング４の少なくとも一つの列
が、好ましくは、予め張力が加えられた弾性糸で形成さ
れる。
【００２０】好ましくは、ニッティング４の単一の列の
かわりに、ニッティングの３つ又は４つの列が、一つ又
はそれ以上の予め張力を加えられた弾性糸を使用した方
法の第１工程の開始時に形成される。
【００２１】このようにして、第１工程の終了時には、
一つ又はそれ以上の予め張力が加えられた弾性糸で形成
されたニッティング４の１つ又はそれ以上の列は、その
長さ方向端部で、ポケット２の形成に使用されていたニ
ードルシリンダの半部に配置されたニードルの組の端に
あるニードル３' ａと係合する。１つ又はそれ以上の予
め張力が加えられた弾性糸で形成された、ニッティング
４の１つ又はそれ以上の列は、方法の第１工程の終わり
に、弾性糸の予め加えられた張力によって或る程度ぴん
と張られた弦に沿ってニードルシリンダの内側に配置さ
れる。
【００２２】第２工程以前の第１工程の終わりに、ニッ
ティング４の一つ又はそれ以上の列を、その間に前記列
４が配置された二つの端部ニードル３' ａ，３’ａのう
ちの一方から始めて係合させ、ニードルシリンダの他方
の半部に配置されたニードル３ｂの上に持ち上げる。前
記ニードルをニッティングを形成するように連続的に作
動させることによって、ニッティング４のうちの少なく
とも一つがニードル３ｂと徐々に交差し、第２ニッティ
ング工程の開始時に形成されたニッティングの第１の列
に編み込まれる。
【００２３】ニッティング４の１つ又はそれ以上の列
は、ニードルの上端付近に配置されておりかつニードル
シリンダの軸線１ａ周りの回転運動に対して定置の係合
手段を使用することによって、場合によっては、ニッテ
ィング４の１つ又はそれ以上の列の位置決めのため、軸
線１ａ周りのニードルシリンダの回転運動それ自体を使
用することによって、ニードルシリンダの他方の半部の
ニードル３ｂの上方に位置決めされることができる。
【００２４】ニッティング４の１つ又はそれ以上の列を
係合させる手段は、特に図１乃至図７に示すように、ニ
ードルシリンダの軸線１ａに実質的に平行な方向１１に
沿って、及びニードルシリンダ１に対して半径方向に延
びる方向１２に沿って指令に従い移動できるフック１０
によって構成される。
【００２５】フック１０には、好ましくは、特に図４乃
至図７に示すように、方向１１及び１２に沿って作動さ
せることによってニッティング４の一つ又はそれ以上の
列を簡単且つ安全に係合するように、ニードルシリンダ
に向かって下方に向けられたチップ１３が設けられてい
る。
【００２６】実際には、この方法の第１工程の終了時
に、即ち踵状又はつま先状のポケット２の形成後に、フ
ック１０は、ニードルシリンダに関して半径方向に及び
ニードルシリンダの軸線１ａに平行に作動し、ニッティ
ング４の一つ又はそれ以上の列を係合し、前記一つ又は
それ以上の列４をニードルシリンダの他方の半部のニー
ドル３ｂの上方に徐々に移動する。この工程中、フック
１０の移動は、軸線１ａを中心としたニードルシリンダ
の回転と同期されており、そのため、一つ又はそれ以上
の列４は、ニードルシリンダの他方の半部のニードル３
ｂの上方に十分に正確かつ確実に位置決めすることがで
きる。
【００２７】一つ又はそれ以上の列をニードル３ｂ上に
移動するため、フック１０の１つ又はそれ以上の列４に
対する動作の数、即ち連続的に係合される列４の二つの
領域間の距離は、必要に応じて変化させることができる
ことに注意すべきである。
【００２８】ニードル３ｂは、１つ又はそれ以上の列４
がひとたびこれらのニードルの上方に移動すると持ち上
げられ、前記１つ又はそれ以上の列４を通過し、機械の
供給部のうちの一つが供給する糸と係合し、１つ又はそ
れ以上の列４を、第２ニッティング工程の開始時に前記
ニードルによって形成されたニッティングの第１列に編
み込む。
【００２９】更に、１つ又はそれ以上の列４を係合する
ための手段は、図８及び図９に示す変形例によって示さ
れているように、半径方向歯２０ａを備えたホイール２
０によっても簡単に構成できる。ホイール２０は、指令
に従ってその軸線２１を中心として回転できる。ホイー
ルの軸線は、好ましくは、ニードルシリンダに関して半
径方向に向けられている。前記ホイールは、ニードル作
業領域においてニードルシリンダの上端に配置されてい
る。
【００３０】軸線２１周りのホイール２０の回転と、軸
線１ａ周りのニードルシリンダ１の回転とを組み合わせ
ることによって、１つ又はそれ以上の列４が間にある端
部ニードル３' ａ，３’ａのうちの一つから始めて、ホ
イール２０の歯２０ａを１つ又はそれ以上の列４の連続
した部分と徐々に係合させ、１つ又はそれ以上の列４を
ニードルシリンダの他の半部のニードル３ｂの上方に移
動する。
【００３１】この場合にも、ニードル３ｂは、かくして
配置されたニッティング４の１つ又はそれ以上の列とと
もに持ち上げられ、１つ又はそれ以上の列４を通過し、
機械の供給部のところで供給された糸と係合し、第２ニ
ッティング工程の開始時に第１列を形成する。このよう
にして、前記第１列が１つ又はそれ以上の列４に編み込
まれる。
【００３２】説明を完了するため、図４（ａ）は、参照
番号３０を附した機械の円形プレートを示し、図４乃至
図８は、参照番号３１を附したキャスティングオフシン
カー（casting-off sinker）を示す、ということに着目
されたい。
【００３３】メリヤス製品のニッティングは、第２工程
後にニードルシリンダをその軸線を中心として交互に回
転させることによって、ニードルシリンダの一方の半部
のニードルを使用して踵を形成し、次いで、ニードルシ
リンダをその軸線１ａを中心として連続的に回転運動す
ることによってメリヤス製品の脚部を構成する追加の管
状部分を製造し、その後、選択によりメリヤス製品を取
り出す前にトリミングを施すことによって、それ自体周
知の方法で完了できる。このように、メリヤス製品は、
単シリンダ丸編機によってつま先が閉じた状態で直接的
に製造される。このようにして、メリヤス製品を仕上げ
るため、これに続いてメリヤス製品に処理を施す必要が
なくなる。
【００３４】実際には、本発明による方法は、製造中に
つま先が直接的に閉鎖されたメリヤス製品を、単シリン
ダ丸編機によって、機械の生産性を過度に損なうことな
く製造でき、かくして、仕上げ作業、即ち従来のメリヤ
ス製品製造方法で必要とされていたつま先を閉じるため
の作業に伴う追加の費用をなくすことによって、所期の
目的を完全に達成することがわかる。
【００３５】ニッティング４の１つ又はそれ以上の列
は、１つ又はそれ以上の予め張力を加えられた弾性糸で
形成される。これらの予め張力を加えられた弾性糸は、
糸ガイドＧによって周知の方法で施される。場合によっ
ては、方法の第２工程の開始前に、ニードルシリンダの
内側に或る程度ぴんと張られた弦に沿って配置された弾
性糸でできた列４の周りにニッティングの縁部が僅かに
巻き上がる傾向があることは着目されていた。
【００３６】これに関し、第２工程の開始時に形成され
た第１ニッティング列に編み込みを行う工程がうまく行
かない可能性がある。これは、フック１０が弾性糸でで
きた最後の列４でなく前の列と係合する可能性があるか
らである。
【００３７】この巻き上がり及びこれによる不正な編み
込みが起こらないようにするため、ニードルの組のうち
両端のニードル３’ａ，３’ａ間に弦のように配置され
た列４が延伸されるシリンダ角度を小さくするための方
策がとられる。これは、弾性糸を送出する糸ガイドを、
少なくとも一度弦に対する角度に対して中間位置に下げ
ることによって行われる。かくして列４の特定の部位を
その特定の部位に対応するニードル３' ｂによって係合
させる（図１０に示す非作動形体から図１１に示す作動
形体まで）。列４とニードル３' ｂとのこの係合は、方
法の第２工程の開始直前に起こる工程で行われる。
【００３８】本発明による方法は、特にくつ下、ストッ
キング等のメリヤス製品の製造に関して考え出された方
法であるが、更に一般的には、端部の少なくとも一方が
閉じた一般的に管状の製品の、単シリンダ丸編機での製
造に使用できるということに着目すべきである。
【００３９】かくして考え出された方法は、多くの変形
及び変更が可能であり、これらの全てが本発明の範疇に
入る。更に、全ての細部は、他の技術的に等価の機械に
代えることができる。実際、使用された材料並びに寸法
は、必要性及び技術の状態に従って変化する。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１工程の開始時にニードルシリンダの一方の
半部のニードルで形成された１つ又はそれ以上のニッテ
ィング列を、方法の第２工程の開始前にニードルシリン
ダの他方の半部のニードルの上方に徐々に位置決めする
状態を示す概略図。
【図２】第１工程の開始時にニードルシリンダの一方の
半部のニードルで形成された１つ又はそれ以上のニッテ
ィング列を、方法の第２工程の開始前にニードルシリン
ダの他方の半部のニードルの上方に徐々に位置決めする
状態を示す概略図。
【図３】第１工程の開始時にニードルシリンダの一方の
半部のニードルで形成された１つ又はそれ以上のニッテ
ィング列を、方法の第２工程の開始前にニードルシリン
ダの他方の半部のニードルの上方に徐々に位置決めする
状態を示す概略図。
【図４】第１工程の開始時にニードルシリンダの一方の
半部のニードルで形成された１つ又はそれ以上のニッテ
ィング列を、ニードルシリンダの他方の半部のニードル
の上方に位置決めするための作業手順を示す、ニードル
シリンダの軸を通る垂直面に沿う、装置の概略断面図、
（ａ）は、編み機の円形プレートの詳細を示す断面図、
（ｂ）は、編み機の本体を示す断面図。
【図５】第１工程の開始時にニードルシリンダの一方の
半部のニードルで形成された１つ又はそれ以上のニッテ
ィング列を、ニードルシリンダの他方の半部のニードル
の上方に位置決めするための作業手順を示す、ニードル
シリンダの軸を通る垂直面に沿う、装置の概略断面図。
【図６】第１工程の開始時にニードルシリンダの一方の
半部のニードルで形成された１つ又はそれ以上のニッテ
ィング列を、ニードルシリンダの他方の半部のニードル
の上方に位置決めするための作業手順を示す、ニードル
シリンダの軸を通る垂直面に沿う、装置の概略断面図。
【図７】第１工程の開始時にニードルシリンダの一方の
半部のニードルで形成された１つ又はそれ以上のニッテ
ィング列を、ニードルシリンダの他方の半部のニードル
の上方に位置決めするための作業手順を示す、ニードル
シリンダの軸を通る垂直面に沿う、装置の概略断面図。
【図８】第１工程の開始時にニードルシリンダの一方の
半部のニードルで形成された１又はそれ以上のニッティ
ング列を、ニードルシリンダの他の半部のニードル上に
位置決めする係合手段の他の実施態様を示す、図４ない
し７と同位置で切断した断面図。
【図９】ニードルシリンダの外側からニードルの配列を
平面上に投影した、図８に示す係合手段の概略正面図。
【図１０】方法の第１工程の開始直前の工程での１つ又
はそれ以上のニッティング列の位置決めを示す概略斜視
図。
【図１１】方法の第１工程の開始直前の工程での１つ又
はそれ以上のニッティング列の位置決めを示す概略斜視
図。
【符号の説明】
１ ニードルシリンダ １ａ 軸線 ２ ポケット ３ａ，３ｂ ニードル ３’ａ 端部ニードル ４ ニッティング列 １０ フック ２０ ホイール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティベリオ、ロナーティ イタリー国ブレシア、ビア、セラ、24 (72)発明者 ファウスト、ロナーティ イタリー国ブレシア、ビア、メディアー ナ、12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】メリヤス製品、特につま先が閉じた管状の
    ニッテッド製品を単シリンダ丸編機を使用して製造する
    方法であって、 ニードルシリンダ（１）をその軸線（１ａ）周りに交互
    に回転運動させ、ニードルシリンダ（１）の一方の半部
    に配置されたニードル（３ａ）の組を使用して、踵型又
    はつま先型ニッティングでポケット（２）を形成する、
    少なくとも一つの第１工程と、 製品の管状部分を形成するため、ニードルシリンダ
    （１）を連続的に回転運動させる第２工程とを有する方
    法において、 前記第２工程以前で前記第１工程の終わりに、前記第１
    工程で使用されたニードル（３ａ）の組のうちの二つの
    端部ニードル（３' ａ）間を延びる弦に沿って、ニード
    ルシリンダ（１）の内側に前記第１工程の終わりに配置
    された、前記第１工程で形成されたニッティングの初期
    列（４）のうちの少なくとも１つが係合され、前記二つ
    の端部ニードル（３' ａ）のうちの一方から開始し、ニ
    ードルシリンダ（１）の他方の半部に配置されたニード
    ル（３ｂ）の上方に徐々に移動され、前記第２工程の開
    始時に形成されたニッティングの第１列（４）に編み込
    まれる、ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項２】ニッティングの前記少なくとも一つの列
    は、予め張力を加えられた弾性糸で形成されていること
    を特徴とする請求項１に記載の方法。
  3. 【請求項３】ニッティング（４）の前記少なくとも一つ
    の列は、予め張力が加えられた弾性糸で製造された３つ
    又は４つの列を具備することを特徴とする請求項１に記
    載の方法。
  4. 【請求項４】前記少なくとも一つの列（４）は、自身の
    軸線周りのニードルシリンダの回転運動に対して定置で
    ある係合手段（１０、２０）によって係合されることを
    特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項５】第２工程の開始直前に行われる工程におい
    て、弦をなして延びる前記少なくとも一つのニッティン
    グ列（４）は、前記少なくとも一つのニッティング列周
    りの巻き上り及びその結果としての不適当な編み込みが
    起こらないようにするため、少なくとも一つの中間位置
    で前記位置に対応するニードルと係合することを特徴と
    する請求項１乃至４のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項６】請求項１乃至５のうちのいずれかに記載の
    方法を実施するための装置において、ニードルシリンダ
    （１）の一方の半部に配置されたニードル（３ａ）の組
    の二つの端部ニードル（３' ａ）間に弦をなして延びる
    前記少なくとも一つのニッティング列（４）のための係
    合手段（１０、２０）を有し、当該係合手段（１０、２
    ０）は、前記少なくとも一つのニッティング列（４）を
    前記二つの端部ニードル（３' ａ）のうちの一方から始
    まって徐々にニードルシリンダの他方の半部に配置され
    たニードル（３ｂ）の上方に移動するため、指令に従っ
    て作動できることを特徴とする装置。
  7. 【請求項７】前記係合手段（１０）は、機械のニードル
    シリンダ（１）に対して横方向にその上端付近に配置さ
    れ、前記係合手段は、ニードルシリンダ（１）のそれ自
    体の軸線（１ａ）を中心とした回転運動に対して定置で
    あることを特徴とする請求項６に記載の装置。
  8. 【請求項８】前記係合手段は、指令に応じてニードルシ
    リンダ（１）に対して半径方向（１２）及び軸線方向
    （１１）に沿って移動できるフック（１０）を含むこと
    を特徴とする請求項６又は７に記載の装置。
  9. 【請求項９】前記係合手段は、前記少なくとも一つのニ
    ッティング列（４）と係合できる半径方向歯（２０ａ）
    を有するホイール（２０）を備え、このホイールは、ニ
    ードルシリンダ（４）に対して実質的に半径方向に延び
    るそれ自体の軸線（２１）周りに回転でき、ニードル作
    業領域でニードルシリンダ（１）の上端に配置されてい
    ることを特徴とする請求項６、７、又は８に記載の装
    置。
JP9291366A 1996-10-23 1997-10-23 メリヤス製品、特につま先が閉じた管状の編地を単シリンダ丸編機を使用して製造する方法及びこの方法に使用される装置 Withdrawn JPH10158960A (ja)

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