JPH10157901A - 平坦な製品の差込装置 - Google Patents

平坦な製品の差込装置

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JPH10157901A
JPH10157901A JP31861196A JP31861196A JPH10157901A JP H10157901 A JPH10157901 A JP H10157901A JP 31861196 A JP31861196 A JP 31861196A JP 31861196 A JP31861196 A JP 31861196A JP H10157901 A JPH10157901 A JP H10157901A
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side wall
pocket
openable
downstream
edge
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JP31861196A
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English (en)
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R Seidel Randy
アール. サィデル ランディ
Bush Lawrence
ブッシュ ローレンス
B Cohen Neale
ビー. コーエン ニール
L Dabenport Gaely
エル. ダベンポート ゲーリー
M Silva Robert
エム. シルバ ロバート
Onegel Roger
オネゲル ロジャー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新聞紙のジャケットの間に平坦で可撓性の製品
を確実に差込む装置を提供すること。 【解決手段】閉通路を移動する開放可能ポケット11を
閉通路の下流側の固定した側壁13と、前記下流側の側
壁13にヒンジ19で枢着した上流側の移動できる側壁
14とから構成し、前記ポケット11の両側壁13、1
4の開放時に、新聞紙のジャケット7をポケット11内
に挿入し、ジャケット7の一方の面を下流側の側壁13
の内面に、ジャケットの他方の面を上流側の側壁14の
内面に真空を作用させて密着させ、その間に平坦で可撓
性の製品を差し込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は移動するポケット
に配した開くことのできる製品中に平坦な製品を差込む
装置、およびそのポケットの改良に関する。この発明を
新聞紙のジャケットの運搬と新聞紙のジャケットの中に
各種の資料を差込むことについて説明するが、勿論それ
自体に限定するものではない。この発明は、特に平坦な
製品、とりわけそれ自体の重さを支えることのできない
平坦な製品に関して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、新聞紙の間に付録等を挿入す
る装置は公知である。一般に、この種の装置は閉通路を
移動するチェーンに複数個のポケットを取付けて構成し
てある。
【0003】新聞の表表紙と裏表紙とからなるジャケッ
トを縁部がヒンジに隣接する位置で折り曲げてあるポケ
ットの中に挿入する。次いで、ポケットを閉じると、ヒ
ンジから遠方側の新聞紙の両縁部がポケットの内面に保
持される。そこでポケットを開く。すると、ポケットは
新聞紙のジャケットの間に挿入物を差込むことができる
開いた状態になる。閉通路の一部には新聞紙のジャケッ
トの間に挿入物を差し込む装置が設けてあり、ポケット
は閉通路を移動して、次の処理部へと送られる。
【0004】
【発明の概要】この発明は複数枚の平坦な製品(例え
ば、新聞紙および/または新聞紙に挿入する折込み)を
閉通路を下流方向に移動するエンドレスコンベヤに、そ
の通路に沿って間隔をとって取付けた複数個のポケット
に送り込む装置に関する。各ポケットは上端縁と、これ
に平行な下端縁とを有する下流側の側壁と、(下流側に
下端縁をヒンジで接続した)上流側の側壁とを備え;こ
れら両側壁は相互に離隔した開放位置と、相互に接近し
合った閉塞位置との間を移動することができるようにし
てある。各ポケットはその両側とその下端縁と上端縁と
の中間点においてコンベヤに取付けてある。ポケットは
コンベヤが1周りする間に、各下端縁がそれに該当する
上端縁の下になる。
【0005】便宜上、ポケットは下端において互いにヒ
ンジで回動できるように接続された2枚の側壁を有する
ものとして説明する。さらに、上流側の側壁は移動する
ことができ、下流側の側壁は固定されているものとして
説明する。しかし、この発明においては、以上のように
することに限定するものではなく、ポケットの両側壁を
相互にヒンジしなくても良く、また両側壁のいずれか一
方の側壁または両側壁を移動できるようにすることもで
きる。
【0006】コンベヤは通路の両端の回転可能部材の周
りを通過する。回転可能部材の直径はコンベヤの上下両
構成部材間の間隔よりも大きくしてあるので、コンベヤ
が回転可能部材を通過するときにコンベヤの下端縁が互
いに接触することがない。それゆえ、コンベヤは高くな
った端部と低くなった中央部とを有する。作業員は中央
部に沿って供給用ホッパーに挿入物を配置するから、中
央部が低くなっていることは作業員にとって好都合であ
る。
【0007】この発明のポケットとして好ましい形状の
ものにおいては、少なくとも一方の側壁にヒンジと平行
をなすように作動棒が支持してある。この作動棒はヒン
ジに対して直角の方向に移動できるように一方の側壁に
滑動可能に取付けてある。したがって、作動棒に圧力が
加わると、側壁は開放位置と閉塞位置との内の一方の位
置、好ましくは閉塞位置へと偏向する。この発明の好ま
しい実施態様においては、作動棒はブラケットに緩く取
付けてある。したがって、挿入物が不揃いに挿入されて
も、これに柔軟に対応する。
【0008】この発明の別の実施態様においては、各ポ
ケットはその両側に1個づつのブッシングを備えてい
る。ブッシングは隣のポケットのブッシングに接続する
ようにしてある。同様に、各ポケットの前方のポケット
も隣のポケットに接続されるブッシングを具備してい
て、コンベヤの通路に沿ってポケットが連結されてい
る。ブッシングにはポケットを支持するローラが設けて
あって、通路の両端に設けたスプロケットと協働してコ
ンベヤを駆動するようにしてある。特に、ローラはスプ
ロケットの切込みに嵌合するようにしてある。
【0009】スプロケットには、各切込み毎に1個の複
数個のポケット開放用カムが設けてある。各ポケットが
スプロケットと係合すると、ポケットとのカム従動子と
協働する開放用カムがポケットを開き、残るポケットは
スプロケットを通過するときに開放する。その結果、ポ
ケットが倒立した位置を取ったときに、ポケット内の新
聞紙または挿入物は重力によって落下する。また、ポケ
ットがスプロケットから離れるときに、ポケットが突然
閉塞することがないように、固定カム設けてある。それ
がため、ポケットは最初は開いており、次いでからにな
り、さらにゆっくりと閉塞して、支障を招かないように
してある。
【0010】開いた新聞紙のジャケットの中に挿入物を
差込む挿入部の、いずれかの部分が故障した場合を考慮
して、挿入復行装置(MIRS)が設けてある。この装
置が故障を検出すると、この挿入されなかったポケット
のために、残余の挿入部分の作動が中断される。そこ
で、この挿入物が挿入されなかったポケットは1周し
て、元の挿入物が挿入されなかった部位に戻り、この部
位における挿入部と、さらに後続の挿入部とが再び作動
を開始して挿入しようとする挿入物のすべてを新聞紙の
中に挿入する。しかしながら、以上のようにするために
は、このポケットがスプロケットに達した時に、ポケッ
トが閉じたままであって、ポケット内に入っている新聞
紙のジャケットと挿入物とが落下しないことが肝要であ
る。そのために、スプロケットのポケット開放用カム
が、スプロケットの平面に対して垂直方向に移動する。
ある部位において、この開放用カムはポケットを開放す
るためにカム従動子と接触する。しかし、挿入物が挿入
されなかったポケットがスプロケットに達すると、開放
用のカムはそのカム従動子と接触しない位置へ移動す
る。その結果、このポケットは開くことなく、ポケット
に入っている新聞紙はポケットの中に残り、適切に修復
することができる。
【0011】この発明の別の実施態様においては、新聞
紙のジャケットの両端縁に真空を作用させて、ポケット
の側面の内側にジャケットを密着させる。そのようにす
るために、開放可能ポケットの一方の側壁に隣接する部
分を一定のプレナムにしてある。各ポケットには真空導
管に接続した吸引カップが設けてある。この真空導管は
ポケットの一方の側壁、特に固定した下流側の側壁に達
するようにしてある。両端に設けた回転可能アイドラを
通過するようにしたエンドレスベルトが設けてあって、
コンベヤの一方の側面がプレナムとポケットとの間にあ
るようにしてある。ベルトにはポケットの真空コップの
間隔に相当する距離をとって真空孔が設けてある。ま
た、ベルトには切欠または歯状の突起が設けてあって、
ポケットがこれらの切欠または歯状の突起と係合してベ
ルトを駆動する。このようにして、プレナムの真空がポ
ケットに伝達される。ポケット自体がベルトを駆動する
ので、複雑で費用のかかる装置を用いることなくベルト
を駆動することができる。
【0012】以上に述べた構成に代わるものとして、ベ
ルトに真空伝達要素を取付けることもできる。この真空
伝達要素は該当するポケットの真空孔に真空を伝達する
ものである。
【0013】この発明の他の実施態様においては、一対
の可撓性のバネ(板バネが好ましい)を上流側の側壁に
設ける。これらのバネは、ポケット内において、新聞紙
を下流側の側壁の方に押しつけ、上流側の側壁から離
す。バネは折り目の近くに配設してあるので、新聞紙の
ジャケットを開くじゃまにはならない。また以上のよう
にする代わりに、バネを下流側の側壁に設けて、新聞紙
のジャケットを上流側の側壁の方に押しつけるようにす
ることもできる。
【0014】バネを設けることは、さらに次のような利
益がある。高速度運転時には、ジャケットが極めて高速
度でポケット内に挿入される。それゆえ、ジャケットの
底に新聞紙が当たって跳ね返ることがある。バネが底に
あることによって、そのクッションで新聞紙が挿入され
る速度によって乱雑になることを阻止する。
【0015】この発明の他の実施態様においては、下流
側の側壁の外面にバネ(圧縮バネとすることが好まし
い)の一端が固定してある。このバネはその固定端から
外面に対して平行にその下端縁の方向に伸長して可動端
で終わっている。下流側の側壁にレバーがピンで枢着し
てある。このピンの枢着点から動作腕が伸長している。
この動作腕の末端はバネの可動端に接触している。レバ
ーにはピンの枢着点から上流側の側壁の方向に伸長して
圧力端に終わる受け腕が設けてある。受け腕の圧力端は
上流側の側壁に接触している。それがために、圧縮バネ
がピンの枢着点を経て受け腕に圧力を加え、それにより
受け腕が上流側の側壁を閉塞位置の方に押圧する。
【0016】この受け腕は上流側の側壁に緩装してある
作動棒に接続してある。この作動棒はヒンジに対して平
行に伸長していて、ヒンジに対して直角方向に伸長する
ブラケットに保持されている。したがって、ポケットが
閉塞すると、作動棒は上流側の側壁に当たって、これを
下流側の側壁にしっかりと押しつける。しかし、ポケッ
トが開放すると、作動棒は上流側の側壁に対して平行な
ブラケットの下側を押圧する。作動棒はブラケットに緩
く嵌装してあるので、上流側の側壁をしっかりと固定す
るものではない。そのため、ポケットが開放位置にある
とき、平坦でない挿入物を入れるように上流側の側壁を
曲げることができる。以上に述べた変更態様では、圧縮
バネを上流側の側壁に装着することができる。また、両
側壁に圧縮バネを設けることもできる。
【0017】場合によっては、この発明に解決しなけれ
ばならない問題が起こる。ダブル・フィード・モードに
おいては、一対のジャケット・フィーダが設けてあり、
各フィーダは2分の1の速度で作動して交互にポケット
にジャケットを供給する。各ホッパーがポケットのコン
ベヤの速度に比べて低速度で作動するために、開放した
ポケットがフィーダの下方を通過するときに、差込もう
とするジャケットを完全にポケットに入れなければなら
ない。そのために、供給装置からポケット内に落下しよ
うとするジャケットが水平の方向に移動するポケットの
上流側の側壁に当たって、上流側の側壁の上端を越えて
それよりも上流側に落下する傾向がある。これによって
ジャケットがポケットに完全に挿入されず、また隣接す
るフィーダによって、次のポケットに挿入されるジャケ
ットの挿入を邪魔することになる。
【0018】この問題を解決するために、ポケットにジ
ャケットが上流方向に向けて凹面になるような装置が設
けてある。それによって、ジャケットがしっかりとし
て、上流側の側壁の上端を越えて落下することを阻止す
る。これはジャケットをポケットの底に達するように完
全に挿入するのに役立つものである。
【0019】この発明の他の実施態様においては、ポケ
ットが開放位置にあるときに、各ポケットの上流側の側
壁が、その直前の上流側のポケットの下流側の側壁に隣
接している。ジャケットを凹面に形成する装置は上流側
のポケットの下流側の側壁の下流側に設けてある。ジャ
ケットが凹面になることによって、ジャケットがしっか
りとして、上流側の側壁の上端縁を乗り越えて落下する
ことがない。これによってジャケットを確実にポケット
の底にまで滑り込ませることができる。
【0020】この発明の他の実施態様においては、ポケ
ットが開放状態にあるときに、各ポケットの上流側の側
壁は、その直前のポケットの下流側の側壁に隣接してい
る。ジャケットを前述のように凹面に形成する装置は、
上流側のポケットの下流側の側壁の下流側に設けてあ
る。ジャケットを前述のように凹面に形成する装置は、
例えば、下流側の側壁の両側の中間を内方に下方に向け
て角度をつけた面取り部とすることで達成できる。
【0021】また、面取り部を設ける代わりに、下流側
の側壁にV字型の切込みまたは所望の形状の突起を設け
る。また、同様の効果を上げるために、側壁を湾曲した
ものとすることもできる。この発明においては、これら
の形状について特に限定するものでなく、当業者は、こ
の発明の内容からこの点についての変形態様を実施する
ことができるものと思料する。さらに側壁を湾曲させる
形状は、下流側に向けた凹面(上流側に向けた凸面)に
するのが好ましいが、これと全く逆の下流側に向けた凸
面(上流側に向けた凹面)とすることもできる。
【0022】
【実施例】この発明の好ましい実施態様を図について詳
細に説明する。
【0023】移動装置1は供給装置2とコンベヤ3とを
具備する。コンベヤ3は一連の構成部材4から成ってい
る。このコンベヤには平坦な製品の積み重ね部6から製
品を受け取るポケット11が設けてある。重ねられた複
数の製品を一枚ずつにする区分装置47が1枚のジャケ
ット7を供給用車輪8の周りに取付けてあるグリッパー
48に送り込む。供給用車輪8は駆動用滑車10によっ
てベルト49で回転される。ジャケット7(図1の左側
のフィーダ2に示してある)は複数個のポケット11の
内の1つのポケットに落下する。
【0024】図2に示すように、コンベヤ3が通路の両
端部において対をなすスプロケットの周りを通過すると
きにヒンジ19は互い極めて接近する。それを可能にす
るために、これらの部分を拡大直径部12としてある。
これによって、ヒンジ19がこの部位を通過するときに
支障がなく、コンベヤ部分4と5とを相互に接近させる
ことができる。このようにしてあるために、コンベヤの
構成部分4を作業員にとって都合の良い高さに配置する
ことができるという利点も生まれるのである。
【0025】コンベヤ3のアイドラ端は、これを図2に
示すようなスプロケットからなるものとする。しかし、
図14に示すような構成にしても良い。図14に示すよ
うに、拡大直径部12がフレーム73内に示してある。
アイドラカム74が設けてあって、その上をローラ37
が回転する。このようにすることによって第二の対のス
プロケットを使用する必要が無くなる。
【0026】ポケット11の構造は図3に明瞭に示して
ある。ポケット11は上端縁17と下端縁18とを有す
る固定側壁13から成っている。可動側壁14は遠端縁
15と近端縁16とを備えている。固定側壁13と可動
側壁14とは近端縁16と下端縁18とに隣接するヒン
ジ19において接続されている。固定側壁13の上部2
1は固定側壁13の下部22に対して角度をとってい
る。固定側壁13の外面23には固定端24から可動端
26に伸長する圧縮バネ25が取付けてある。バネの可
動端26には作動腕27がピボット28で接続してあ
る。このピボット28の外端に受け腕29が伸長し、そ
の先端に作動棒30が設けてある。可動側壁14の外面
20にはブラケット31が設けてあって、ブラケット3
1内を作動棒30が滑動できるようにしてある。
【0027】図3と13とについて説明する。図3にお
いてはポケット11は開放位置を、図13においては閉
塞位置を示してある。作動棒30はブラケット31に緩
く装着するもので、それ故に両者間に間隙79が存在す
る。作動棒30がブラケット31に緩く装着してあるた
めに、可動側壁14が閉塞位置にあるときには、固定側
壁13と可動側壁14とは平行にならない。したがっ
て、挿入物がジャケット7に整列せずに差込まれると、
ジャケット7の厚くなっている端部56は可動側壁14
を損なうことなく滑り落ちる。作動中にバネの可動端2
6に加わるバネ25の圧力で作動腕27を、図3に示す
ように、下方に押圧する。この圧力はピボット28を経
て受け腕29に伝達され、ブラケット31内の作動棒3
0を上方に移動し、可動側壁14を閉塞位置にする。
【0028】図4と5とについて説明する。これらの図
にはポケット11の複数個を連絡したものを符号32と
して示してある。中央のポケット11は、次のポケット
36と係合するブッシング33を備えている。同様に、
その前方のブッシング34は前方のポケット35と係合
している。ローラ37と38とが複数個のポケット11
を支持している。ポケット11を真空と連絡するため
に、真空入口39がポケット11の上部21に設けてあ
る。
【0029】相互に連結した複数個のポケット11を図
15に斜視図に示してある。この発明の一実施態様にお
いては、固定側壁13に面取り80がしてある。ジャケ
ット7をポケット11に挿入するときに、特に面取り8
0の形状によって、ジャケット7を上流側に弓なりの湾
曲部76ができるようにする。このようにジャケット7
が湾曲すると、ジャケット7をしっかりとさせて、ポケ
ット11の上部21より上方に伸長するジャケットの上
端縁78がポケット11の上部21の外面に折れ曲がら
ないようにする。
【0030】ジャケット7に、必ずしも湾曲部76を形
成させなければならないと言うことはない。固定側壁1
3に面取り部80を設けることは、以上のようにする一
つの手段に過ぎない。そのかわりとして、下流側の側壁
14を矢印77と反対の方向に上流側に湾曲させること
もできる。このようにすると、新聞紙のジャケット7が
この湾曲面に沿って所望の形状になる。また、別の態様
では、面取り部80をV字形にする。そのようにしても
結果は同じである。固定側壁13の下流側の面から下流
側に伸長するように突起を設けても、新聞紙を湾曲させ
る効果がある。
【0031】図15は固定側壁13によって、ジャケッ
トに湾曲部76を形成させる構成を示すものであるが、
固定側壁に限るものではない。可動側壁14に類似の手
段を適用しても同一の効果がある。しかし、可動側壁1
4に適用する場合には、一方のポケット11の可動側壁
14と、その隣の下流側のポケット11の固定側壁13
との間にスペースがあると、ポケットがその開放位置に
あるときに一段と利益がある。
【0032】差込サイクルの最終時にポケット11内に
新聞紙または挿入物が入っていないことを確認するため
に、その確認用の機構がスプロケットに設けてある。図
10と図11とに示すように、スプロケット50に切込
み52が設けてあって、この切込み52にポケット11
のローラ40が支持される。スプロケット50は矢印方
向に回転するので、、カム従動子53が開放用カム51
を押圧する。
【0033】ロック支持ローラ81が切込み52に入
り、その後、付随する支持ローラ82が次の切込み52
に入る。それによって、カム従動子53が開放用カム5
1を押圧してポケットを開放し、スプロケット50の回
転で開放しているポケットを逆さまにする。それによっ
て、ポケット11は遠心力と重力との作用を受けて、そ
の内部をからにする。ポケット11が急激に閉塞して支
障を招くことがないようにするために、固定カム54が
カム従動子53を押圧して、ポケットをゆっくりと閉じ
るようにする。
【0034】以上のように構成することは、挿入復行装
置を使用するときに極めて有効である。この挿入復行装
置が、挿入物を差し込まなかったことを感知すると、グ
リッパー開放カムが駆動されないで、新聞紙は差し込ま
れなかった挿入物を拾い上げる第二のサイクルに移行さ
れる。この装置の最も好ましい形式のものでは、挿入物
を差し込まなかった挿入部位の次の挿入部のすべてを作
動しないようにする。それから後、新聞紙に挿入物が差
し込まれなかったもとの挿入部に戻されて、それから後
の挿入部がすべて作動状態になる。
【0035】これに関連して、挿入物が差し込まれなか
った特定のポケットがスプロケット50を移動するとき
に開かずに、ポケットをからにしたままで、リサイクル
させなければならない。そのために、開放用カム51が
スプロケット50の平面に対して直各方向に移動する。
開放用カム51は、図11に点線で示すように、作動カ
ム55とする。この位置において、開放用カム51はカ
ム従動子53と接触せず、そのポケットは開放しない。
【0036】図6、7、8、および9に真空装置が示し
てある。プレナム41が真空ベルト42の通路内に配設
してある。その上部には吸入孔43が設けてあって真空
入り口39と連絡してある。ベルト42に真空孔72が
形成してある。アイドラ46でベルト42をポケット1
1で駆動するようにしてある。作動時に、ポケット11
に設けた歯状部45がベルト42の切込み70と係合す
る。ポケット11が駆動されると、ベルト42がそれに
従って移動する。プレナム41の内部は真空になってい
るので、この真空が真空孔72、真空コップ44、吸入
孔43、真空導管71を経て真空入口39に通じてい
る。プレナム41はポケット11の作動サイクルに対応
しているので、必要なときに真空を送る。
【0037】この種の作動装置においては、作動時に新
聞紙のジャケットの間に挿入物を差込むためにジャケッ
トを二つに分けるポケットの側壁の間の位置を調節する
ことができることが望ましい。そのために、図12に示
すように、各ポケット11にブラケット59でサイド・
オープナー57を取付ける。棒58が矢印60で示すよ
う、ブラケット59内を両方向に活動できるように取付
けてある。ジャケットを二つに分ける装置61は矢印6
2で示す方向に移動するようにしてある。サイド・オー
プナー57を備えるポケットが作動カム67を通過する
と、作動カム従動子68がジャケットを二つに分ける装
置61を伴って、内方(左上方)に駆動される。棒58
は外方にバネで偏向され、作動カム従動子68はポケッ
トが通過するときに、作動カム67に作用する。これに
よって、新聞紙のジャケットが二つに分けられて、その
間に挿入物が差し込まれる。
【0038】ジャケットを二つに分ける位置を調節する
ために、調節カム66が設けてある。調節カム従動子6
5がピン63でリンク64に接続してある。調節カム従
動子65が内方に押圧されると、リンク64とジャケッ
トを二つに分ける装置61が右上の方に移動する。調節
カム従動子65は外方にバネで偏向されていて、調節カ
ム66は矢印69の方向に数多の部位を設定することが
できるので、ジャケットを二つに分ける装置61が新聞
紙の間に入り込む位置を容易に設定することができるの
で、装置の運転を停止することなくその設定ができる。
【0039】以上に、この発明の幾つかの実施態様だけ
を説明したけれども、この発明は、特許請求の範囲の欄
に記載の内容によって広義に解釈するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装置を明瞭にするために装置の一部
を省略して示す略立面図である。
【図2】この発明のコンベヤーの一端の一部を省略して
示す略立面図である。
【図3】この発明のポケットの拡大断面図である。
【図4】複数個のポケットを連結して連続するポケット
として示す略立面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】ポケットを真空にする装置の平面図である。
【図7】図6のベルトの一部分の拡大図である
【図8】図6を左端から見た略図である。
【図9】ポケットの真空コップの一部を示す図である。
【図10】スプロケットとポケットの一部を省略して示
す部分立面図である。
【図11】図10を右側から見た部分図である。
【図12】側部オープナーの略斜視図である。
【図13】図5のポケットを閉塞させた状態を示す平面
図である。
【図14】図2のコンベヤーに対して反対側のコンベヤ
ーの端部の略立面図である。
【図15】一部を切り欠いて示す図5にポケットの斜視
図である。
【符号の説明】
1 移動装置 2 供給装置 3 コンベヤ 4、5 コンベヤの構成部分 6 平坦な製品の積み重ね部 7 ジャケット 8 供給用車輪 10 駆動用滑車 11 ポケット 12 拡大直径部 13 固定側壁 14 可動側壁 15 可動側壁14の遠端縁 16 可動側壁14の近端縁 17 固定側壁13の上端縁 18 固定側壁13の下端縁 19 ヒンジ 20 可動側壁14の外面 21 固定側壁13の上部 22 固定側壁13の下部 23 固定側壁の外面 24 バネ25の固定端 25 圧縮バネ 26 バネの可動端 27 作動腕 28 ピボット 29 受け腕 30 作動棒 31 ブラケット 33、34 ブッシング 35、36 ポケット 37 ローラ 38 ローラ 39 真空入口 41 プレナム 42 真空ベルト 43 吸入孔 44 真空コップ 45 歯状部 46 アイドラ 47 区分装置 48 グリッパー 49 駆動ベルト 50 スプロケット 51 開放用カム 52 切込み 53 カム従動子 54 固定カム 55 作動カム 56 ジャケットの端部 58 棒 59 ブラケット 61 ジャケットを二つに分ける装置 63 ピン 64 リンク 65 調節カム従動子66 調節カム 67 作動カム 70 真空ベルトの切込み 71 真空導管 72 真空孔 73 フレーム 74 アイドラカム 76 弓なりの湾曲部 78 ジャケットの上端縁 79 間隙 80 面取り部 81、82 支持ローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローレンス ブッシュ アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 18064 ナザレス イースト ダグラスビ レ ロード 136番 (72)発明者 ニール ビー. コーエン アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 19031 フローアタウン ステントン ア ベニュー 605番 (72)発明者 ゲーリー エル. ダベンポート アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 18960 セラースビレ カレー ドライブ 408番 (72)発明者 ロバート エム. シルバ アメリカ合衆国 ニュージャージー州 08848 ミルフォード シャイア ロード 31番 (72)発明者 ロジャー オネゲル アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 19076 ヤードレィ ペルーエンステー 312番

Claims (87)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に平行な上端縁と下端縁とを具備す
    る下流側の側壁と、前記下端縁に隣接する近端縁を具備
    する上流側の側壁とを具備し、前記上流側の側壁の近端
    縁を前記下流側の側壁の下端縁にヒンジで取付けて、前
    記上流側の側壁と前記下流側の側壁とが離れる開放位置
    と、前記上流側の側壁と前記下流側の側壁とが相互に接
    近する閉塞位置との間を移動するようにしたことと、前
    記上流側の側壁と前記下流側の側壁との少なくとも一方
    の側壁に前記下端縁に平行に前記近端縁に対して直角に
    移動する作動棒を取付け、前記作動棒の圧力によって少
    なくとも一方の前記側壁を前記開放位置と前記閉塞位置
    との少なくとも一方の位置に押圧するようにして成る閉
    通路を下流側に移動するようにした開放可能ポケット。
  2. 【請求項2】 前記下流側の側壁を固定側壁とし、前記
    上流側の側壁を可動側壁とする前記請求項1に記載の開
    放可能ポケット。
  3. 【請求項3】 少なくとも一方の前記側壁に前記下端縁
    より遠方で前記下端縁と平行する遠端縁を備えるものと
    し、前記ポケットが閉塞位置にあるときに、前記作動棒
    を前記近端縁より前記遠端縁側に近接するようにした請
    求項1に記載の開放可能ポケット。
  4. 【請求項4】 前記作動棒の両端部を前記下流側の側壁
    と前記上流側の側壁よりも長く伸長させ、前記作動棒の
    両端部に作動用のローラを設けた請求項1に記載の開放
    可能ポケット。
  5. 【請求項5】 前記作動棒と一方の前記側壁とを前記閉
    塞位置の方向に偏向し、前記圧力で一方の前記側壁を前
    記開放位置に押圧させるようにした請求項1に記載の開
    放可能ポケット。
  6. 【請求項6】 少なくとも一方の前記側壁に複数個のブ
    ラケットを設け、前記ブラケットの各々に前記近縁端に
    対して平行に伸長する開口を設け、前記開口を前記近端
    縁に対して直角に伸長するものとした請求項1に記載の
    開放可能ポケット。
  7. 【請求項7】 前記下流側の側壁が前記上端縁に近接す
    る上部と前記下端縁に近接する下部とを有し、前記上部
    を前記下部について前記下流側の方向に整列させ、前記
    上部に真空を作用させるようにして成る請求項1に記載
    の開放可能ポケット。
  8. 【請求項8】 前記作動棒の両端部をそれぞれ前記下流
    側の側壁と前記上流側の側壁とよりも伸長するものと
    し、前記圧力を前記端部に作用するようにした請求項7
    に記載の開放可能ポケット。
  9. 【請求項9】 前記作動棒を前記外面に緩着し、前記ポ
    ケットが前記閉塞位置になっている時に、前記上流側の
    側壁を前記下流側の側壁と平行にならないようにする請
    求項1に記載の開放可能ポケット。
  10. 【請求項10】 前記開放可能ポケットが前記下端縁に
    直角をなす近接側と、前記近接側に対して平行で前記下
    流側に対して直角横方向に前記近接側から離れた遠方側
    を具備するものとし、前記開放可能ポケットの前記近接
    側に第一の一対をなすブッシングの一方を取付け、他方
    のブッシングを前記開放可能ポケットの遠方側に取付
    け、前記第一の一対のブッシングを前記開放可能ポケッ
    トの直前のポケットの下流側に接続するものとし、前記
    開放可能ポケットの前記近接側に第二の一対をなすブッ
    シングの一方を取付け、他方のブッシングを前記開放可
    能ポケットの遠方側に取付け、前記第二の一対のブッシ
    ングを前記開放可能ポケットの直後のポケットの上流側
    に接続するものとし、これによって前記ポケットを互い
    に結合した複数の連続するポケットを形成するものとし
    て成る請求項1に記載の開放可能ポケット。
  11. 【請求項11】 相互に平行な上端縁と下端縁とを具備
    する下流側の側壁と、上流側の側壁とから成り、前記上
    流側の側壁と前記下流側の側壁とを前記両側壁が離れる
    開放位置と、前記両側壁が相互に接近する閉塞位置との
    間を移動するようにし、前記開放可能ポケットに前記下
    端縁に直角をなす近接側と、前記近接側に対して平行で
    前記下流側に対して直角横方向に前記近接側から離れた
    遠方側を具備するものとしたことと、前記開放可能ポケ
    ットの前記近接側に第一の一対をなすブッシングの一方
    を取付け、他方のブッシングを前記開放可能ポケットの
    遠方側に取付け、前記第一の一対のブッシングを前記開
    放可能ポケットの直前のポケットの下流側に接続するも
    のとし、前記開放可能ポケットの前記近接側に第二の一
    対をなすブッシングの一方を取付け、他方のブッシング
    を前記開放可能ポケットの遠方側に取付け、前記第二の
    一対のブッシングを前記開放可能ポケットの直後のポケ
    ットの上流側に接続するものとし、これによって前記ポ
    ケットを互いに結合した複数の連続するポケットに形成
    する閉通路を下流方向に移動できるようにした開放可能
    ポケット。
  12. 【請求項12】 前記上流側の側壁を前記下端縁に近接
    する前記下流側の側壁にヒンジで接続して成る請求項1
    0に記載の開放可能ポケット。
  13. 【請求項13】 前記下流側の側壁を固定し前記上流側
    の側壁を可動するものとした請求項10に記載の開放可
    能ポケット。
  14. 【請求項14】 前記第一の一対のブッシングの各々に
    第一の対をなす支持ローラのそれぞれの支持ローラを設
    け、前記第二の対のブッシングの各々に第二の対を構成
    する第二の対の支持ローラの各々を設けた請求項11に
    記載の開放可能ポケット。
  15. 【請求項15】 前記下流側の側壁を前記上端縁に隣接
    する上部と前記下端縁に近接する下部を有するものと
    し、前記上部を前記下部について前記下流方向に湾曲
    し、前記上部に真空を作用させるようにした請求項11
    に記載の開放可能ポケット。
  16. 【請求項16】 閉通路を下流方向に移動できる複数個
    の開放可能ポケットの各ポケットを上端縁と前記上端縁
    に平行な下端縁とを有する下流側の側壁と、上流側の側
    壁とを有するものとし、前記上流側の側壁と前記下流側
    の側壁とを前記上流側の側壁と前記下流側の側壁とが離
    れる開放位置と、前記上流側の側壁と前記下流側の側壁
    とが接近する閉塞位置との間を移動するものとしたこと
    と、前記開放可能ポケットの各々が前記下端縁に直角を
    なす近接側と、前記近接側に対して平行で前記下流側に
    対して直角横方向に前記近接側から離れた遠方側を具備
    するものとし、前記開放可能ポケットの前記近接側に第
    一の一対をなすブッシングの一方を取付け、他方のブッ
    シングを前記開放可能ポケットの遠方側に取付け、前記
    第一の一対のブッシングを前記開放可能ポケットの直前
    のポケットの下流側に接続するものとし、前記開放可能
    ポケットの前記近接側に第二の一対をなすブッシングの
    一方を取付け、他方のブッシングを前記開放可能ポケッ
    トの遠方側に取付け、前記第二の一対のブッシングを前
    記開放可能ポケットの直後のポケットの上流側に接続す
    るものとし、これによって前記ポケットを互いに結合し
    た複数の連続するポケットを形成するものとして成る複
    数個の開放可能ポケットを具備する閉通路に複数の平坦
    な製品を移送するコンベヤ。
  17. 【請求項17】 前記上流側の側壁を前記下端縁に隣接
    するヒンジにより前記下流側の側壁に接続して成る請求
    項16に記載のコンベヤ。
  18. 【請求項18】 前記上流側の側壁を可動するものと
    し、前記下流側の側壁を固定するものとする請求項16
    に記載のコンベヤ。
  19. 【請求項19】 前記通路を一端とアイドラ端とに設け
    た少なくとも1個の第一の回転可能スプロケットと、前
    記一端と前記アイドラ端との間の中間スプロケットとか
    ら成るものとし、前記一端と前記アイドラ端とを前記中
    間スプロケットよりも高くして成る請求項16に記載の
    コンベヤ。
  20. 【請求項20】一対の前記スプロケットに相互に平行す
    る面を備え、前記ポケットの幅と等しい間隔をとって配
    設した請求項19に記載のコンベヤ。
  21. 【請求項21】 前記ポケットが通過する前記アイドラ
    端に少なくとも1個のアイドラカムを設けて成る請求項
    19に記載のコンベヤ。
  22. 【請求項22】 前記ポケットの幅と等しい距離を取っ
    て一対の前記アイドラカムを相互に離して成る請求項2
    1に記載のコンベヤ。
  23. 【請求項23】 前記アイドラ端に少なくとも1個の第
    二の回転可能スプロケットを設けて成る請求項19に記
    載のコンベヤ。
  24. 【請求項24】 前記下流側の側壁の前記近接側と前記
    遠方側との間に切取部分を設け、前記近接側と前記遠方
    側との間隔を前記切取部分の幅よりも広くした請求項1
    6に記載のコンベヤ。
  25. 【請求項25】 前記上流側の側壁と前記下流側の側壁
    の一方の側壁に案内要素を設け、前記製品が前記ポケッ
    トに挿入されるときに前記下流側の方向または前記下流
    側の方向とは逆方向に湾曲する弓形の凹面を形成するよ
    うにした請求項16に記載のコンベヤ。
  26. 【請求項26】 前記平坦な製品の供給源から複数枚の
    平坦な製品中の1枚を前記開放可能ポケットの1個中に
    1枚ずつ挿入するフィーダを具備する請求項16に記載
    のコンベヤ。
  27. 【請求項27】 前記平坦な製品の供給源を前記平坦な
    製品を積み重ねたものとする請求項26に記載のコンベ
    ヤ。
  28. 【請求項28】 前記フィーダを少なくとも2個設けて
    成る請求項26に記載のコンベヤ。
  29. 【請求項29】 前記第一の一対のブッシングの各々に
    1個を取付けた第一の一対の支持ローラと、前記第二の
    一対のブッシングの各々に1個を取付けた第二の一対の
    支持ローラとを具備する請求項16に記載のコンベヤ。
  30. 【請求項30】 前記下流側の側壁が前記上端縁に隣接
    する上部と前記下端縁に隣接する下部とを有し、前記上
    部を前記下部について前記下流側の方向に整列し、前記
    上部に真空を作用させるようにした請求項16に記載の
    コンベヤ。
  31. 【請求項31】 閉通路を移動する複数の開放可能ポケ
    ットに近接する固定プレナムを具備し、前記通路に前記
    ポケットに真空を作用させる部分を設け、前記開放可能
    ポケットが前記通路の真空を作用させる部分にあるとき
    に、前記ポケットの前記プレナムに近接する側に真空入
    口を有するものとしたことと、エンドレスベルトと、前
    記ベルトが通過する回転可能アイドラとによって前記回
    転可能アイドラ間に前記ベルトの近接側構成部分と遠方
    側構成部分とを構成させ、前記近接側構成部分を前記ポ
    ケットに近接させ、前記プレナムと前記ポケットの間に
    あるものとし、前記ベルトに前記真空入口と相補する複
    数の真空孔を設け、前記真空入口と接触または接触され
    るようにし、前記プレナムの真空を前記真空孔を介して
    前記真空入口に導くようにして成る真空システム。
  32. 【請求項32】 前記ポケットで前記エンドレスベルト
    を駆動するようにした請求項31に記載の真空システ
    ム。
  33. 【請求項33】 前記真空入口に少なくとも1個の突出
    部を設け、前記ベルトに前記突出部に該当する少なくと
    も1個の切込みを設け、前記ベルトの前記切込みが前記
    突出部に入るようにした請求項32に記載の真空システ
    ム。
  34. 【請求項34】 前記突出部を一対の歯状部とする請求
    項33に記載の真空システム。
  35. 【請求項35】 前記開放可能ポケットの少なくとも1
    個が、上端縁と前記上端縁と平行な下端縁と、前記下端
    縁に隣接する近端縁とを有する上流側の側壁を備え、前
    記上流側の側壁を下流側の側壁に前記近端縁においてヒ
    ンジして、前記上流側の側壁と前記下流側の側壁とが離
    れる開放位置と、前記上流側の側壁と前記下流側の側壁
    とが相互に近接する閉塞位置との間を移動するように
    し、前記上流側の側壁と前記下流側の側壁の少なくとも
    一方の側壁を滑動するように前記近端縁に直角に作動棒
    を取り付け、前記作動棒の圧力によって前記上流側の側
    壁および/または前記下流側の側壁を前記開放位置およ
    び前記閉塞位置の少なくとも一方の位置へ押圧するよう
    にした請求項31に記載の真空システム。
  36. 【請求項36】 前記上流側の側壁を移動できるものと
    し、前記下流側の側壁を固定するものとした請求項35
    に記載の真空システム。
  37. 【請求項37】 前記開放可能ポケットの少なくとも1
    個が、上端縁と前記上端縁と平行な下端縁とを有する下
    流側の側壁と、上流側の側壁とを有し、前記上流側の側
    壁と前記下流側の側壁とを前記下端縁に近接するヒンジ
    によって接続して、前記上流側の側壁と前記下流側の側
    壁とが離れる開放位置と、前記上流側の側壁と前記下流
    側の側壁とが相互に近接する閉塞位置との間を移動する
    ようにし、前記開放可能ポケットに前記ヒンジに直角な
    近接側と、前記近接側に平行で前記下流側の方向に直角
    をなす横方向に前記近接側から間隔をとった遠方側とを
    有するものとし、前記開放可能ポケットの前記近接側に
    第一の一対をなすブッシングの一方を取付け、他方のブ
    ッシングを前記開放可能ポケットの遠方側に取付け、前
    記第一の一対のブッシングを前記開放可能ポケットの直
    前のポケットの下流側に接続するものとし、前記開放可
    能ポケットの前記近接側に第二の一対をなすブッシング
    の一方を取付け、他方のブッシングを前記開放可能ポケ
    ットの遠方側に取付け、前記第二の一対のブッシングを
    前記開放可能ポケットの直後のポケットの上流側に接続
    するものとし、これによって前記ポケットを互いに結合
    した複数の連続するポケットを形成するものとして成る
    請求項31に記載の真空システム。
  38. 【請求項38】 閉通路を移動でき、可撓性で平坦な製
    品を受入れる開放可能ポケットであって、前記ポケット
    を上端縁と前記上端縁と平行な下端縁とを有する下流側
    の側壁と、上流側の側壁と、前記上流側の側壁を前記上
    流側の側壁と前記下流側の側壁とが離れる開放位置と、
    前記上流側の側壁と前記下流側の側壁が相互に近接する
    閉塞位置との間を移動できるものとし、前記上流側の側
    壁と前記下流側の側壁との一方に設けた少なくとも1個
    の可撓性バネで、前記上流側の側壁と前記下流側の側壁
    の一方に、前記開放可能ポケット内に前記平坦で可撓性
    の製品がある時に、その製品を押圧するようにして成る
    開放可能ポケット。
  39. 【請求項39】 前記上流側の側壁を前記下端縁に近接
    する前記下流側の側壁にヒンジして成る請求項38に記
    載の開放可能ポケット。
  40. 【請求項40】 前記上流側の側壁と前記下流側の側壁
    とを前記閉塞位置に偏向するようにした請求項38に記
    載の開放可能ポケット。
  41. 【請求項41】 前記上流側の側壁を移動できるものと
    し、前記下流側の側壁を固定したものとする請求項38
    に記載の開放可能ポケット。
  42. 【請求項42】 前記バネの一端を前記上流側の側壁ま
    たは前記下流側の側壁の外面に取り付けた板バネとし、
    前記側壁に前記バネが貫通する開口を設けて成る請求項
    38に記載の開放可能ポケット。
  43. 【請求項43】 前記下端縁に平行でバネの方向に間隔
    をとった2個のバネを設けて成る請求項42に記載の開
    放可能ポケット。
  44. 【請求項44】 前記下流側の側壁が前記上端縁に隣接
    する上部と、前記下端縁に隣接する下部とを備え、前記
    上部を前記下部に対して前記下流側の方向に湾曲させ、
    前記上部に真空を作用するようにした請求項38に記載
    の開放可能ポケット。
  45. 【請求項45】 閉通路を移動でき、可撓性で平坦な製
    品を受入れる開放可能ポケットであって、前記開放可能
    ポケットを上端縁と前記上端縁と平行な下端縁とを有す
    る下流側の側壁と、上流側の側壁とから成るものとし、
    前記下流側の側壁と前記下端縁に隣接する前記上流側の
    側壁とを前記上流側の側壁と前記下流側の側壁とが離れ
    る開放位置と、前記上流側の側壁と前記下流側の側壁と
    が相互に近接する閉塞位置との間を移動できるものと
    し、前記下流側の側壁と前記上流側の側壁との一方の側
    壁の外面の固定面に圧縮バネの固定端を取り付け、前記
    バネを前記固定面から前記外面に対して平行に前記下端
    縁の方向に伸長して可動端に終わるようにし、枢着部位
    においてその末端を前記下流側の側壁に枢着し、前記枢
    着部から伸長して前記圧縮バネの前記可動端と接触する
    ようにしたレバーを具備し、前記レバーに前記枢着部か
    ら前記上流側の側壁または前記下流側の側壁の方向に伸
    長して作動端に終わる受け腕を有するものとし、前記作
    動端を前記上流側の側壁または前記下流側の側壁と接触
    するようにし、前記バネが前記作動腕と前記受け腕とに
    バネの力を加えて前記作動端で少なくとも一方の前記側
    壁を前記閉塞位置の方に押圧するようにして成る開放可
    能ポケット。
  46. 【請求項46】 前記上流側の側壁を移動できるものと
    し、前記下流側の側壁を固定するものとした請求項45
    に記載の開放可能ポケット。
  47. 【請求項47】 前記作動端が前記上流側の側壁と前記
    下流側の側壁の一方に前記側壁より遠方側の外面に接触
    するようにした請求項45に記載の開放可能ポケット。
  48. 【請求項48】 前記バネを圧縮バネとする請求項45
    に記載の開放可能ポケット。
  49. 【請求項49】 前記上流側の側壁と前記下流側の側壁
    との一方に前記下端縁と近接し下端縁と平行する近端縁
    を有するものとし、前記外面のブラケットを前記外面と
    平行で前記近端縁に直角に伸長させ、前記作動端を前記
    側壁に滑動可能に取付けて成る請求項48に記載の開放
    可能ポケット。
  50. 【請求項50】 前記圧力端を作動棒と接触させ、前記
    作動棒を前記近端縁に平行で前記外面に滑動可能に取付
    け前記近端縁に直角に移動するようにした請求項45に
    記載の開放可能ポケット。
  51. 【請求項51】 前記外面に平行に伸長するブラケット
    を前記外面に設け、前記ブラケットを前記作動棒の直径
    よりも大きい距離を取って前記外面から直角方向に離
    し、前記作動棒を前記上流側の側壁に緩く装着し、前記
    上流側の側壁について制約された移動をするようにした
    請求項50に記載の開放可能ポケット。
  52. 【請求項52】 前記近接端に平行に間隔をとって2本
    のレバーを設け、前記各圧力端を前記作動棒と係合する
    ようにして成る請求項50に記載の開放可能ポケット。
  53. 【請求項53】 前記下流側の側壁が前記上端縁に近接
    する上部と前記下端縁に近接する下部とを備えるものと
    し、前記上部を前記下部について前記下流側の方向に角
    度を取るようにし、前記上部に真空を作用するようにし
    て成る請求項45に記載の開放可能ポケット。
  54. 【請求項54】 閉通路を下流側の方向に移動するエン
    ドレスコンベヤにとりつけてあって、前記コンベヤに沿
    って間隔をとった複数の開放可能ポケットと、前記開放
    可能ポケットの各々を上端縁と前記上端縁に平行な下端
    縁とを有する下流側の側壁と、上流側の側壁とから成る
    ものとし、前記下流側の側壁と前記上流側の側壁とを前
    記上流側の側壁と前記下流側の側壁とが離れる開放位置
    と、前記上流側の側壁と前記下流側の側壁とが相互に接
    近する閉塞位置との間を移動するようにしたことと、前
    記ポケットの各々が前記下端縁に直角な近接側と、前記
    近接側に平行で前記近接側から前記下流側の方向に直角
    横方向に間隔をとった遠方側とを備えるものとし、前記
    開放可能ポケットの各々を前記下端縁と前記上端縁との
    中間で前記近接側の第一の部位と、前記下端縁と前記上
    部端縁との中間で前記遠方側の第二の部位とにおいて前
    記コンベヤに取付けたことと、前記下端縁を前記閉通路
    内にあるものとすることと、前記コンベヤを前記閉通路
    の両端に一個ずつ設けた回転部材を通過するものとし、
    それによって前記回転部材の中間に第一のコンベヤ構成
    部分と第二のコンベヤ構成部分とを構成し、前記回転部
    材を前記距離よりも大直径のものとし、それによって前
    記開放可能ポケットに隣接する下端縁が前記回転部材と
    接触することがないようにして成る複数の平坦な製品を
    移送する装置。
  55. 【請求項55】 前記上流側の側壁と前記下流側の側壁
    とを前記下端縁に隣接するヒンジで接続して成る請求項
    52に記載の装置。
  56. 【請求項56】 前記第一の部位と前記第二の部位とを
    前記下端縁よりも前記上端縁に近接するものとした請求
    項54に記載の装置。
  57. 【請求項57】 前記コンベヤを互いに平行な第一のキ
    ャリヤと第二のキャリヤとから成るものとし、両者間キ
    ャリアの間に前記ポケットについて前記横方向に間隔を
    とって成る請求項54に記載の装置。
  58. 【請求項58】 前記下流側の側壁の前記近接側と前記
    遠方側との間に切欠部を設け、前記近接側と前記遠方側
    との距離を前記切欠の幅よりも広くして成る請求項54
    に記載の装置。
  59. 【請求項59】 複数の開放可能ポケットを閉回路に沿
    って下流側の方向に移送するコンベヤであって、前記コ
    ンベヤを第一の回転可能スプロケットと、前記第一の回
    転可能スプロケットより遠方にあるアイドラ端と、前記
    複数の開放可能ポケットの牽引装置とから成るものと
    し、前記閉通路を前記第一の回転可能スプロケットと前
    記アイドラ端とに伸長させ、前記開放可能ポケットに少
    なくとも一個の支持ローラを設けたことと、前記第一の
    回転可能スプロケットと前記第二の回転可能スプロケッ
    トの各々を平坦な周縁を有するものとし、前記周縁に複
    数の切込み設け、前記切込みを前記開放可能ポケットの
    スペースに相当する間隔を取って配し、前記切込みの各
    々を前記支持ローラを受け入れられるものとしたこと
    と、前記第一のスプロケットの前記面に複数の開放カム
    を設け、前記カムの各々を前記支持ローラが前記切込み
    の1つに嵌入したときに前記開放可能ポケットに設けた
    該当する開放カム従動子と接触するようにし、それによ
    って前記ポケットの各々を開放し、前記開放可能ポケッ
    トの各々が前記第一のスプロケットの回転により前記周
    縁を通過し、前記開放可能ポケットを倒立するようにし
    た複数の開放可能ポケットを移送するコンベヤ。
  60. 【請求項60】 前記アイドラ端に前記スプロケットが
    通過するターミナルカムを設けて成る請求項59に記載
    のコンベヤ。
  61. 【請求項61】 前記アイドラ端に第二の回転可能スプ
    ロケットを設けて成る請求項59に記載のコンベヤ。
  62. 【請求項62】 前記開放可能ポケットの各々を相互に
    平行な上端縁と下端縁とを具備する下流側の側壁と、前
    記下端縁に隣接する底縁を有する上流側の側壁と、前記
    下端縁と前記底縁との間に設けたヒンジと、前記ヒンジ
    に対して直角で前記ヒンジから前記上端縁に伸長する近
    接側と、前記ヒンジに対して直角で前記ヒンジから前記
    上端縁に伸長する遠方側と、前記近接側と前記遠方側と
    を間隔をとって離隔したことと、前記近接側に設けた第
    一の支持ローラと、前記遠方側に設けた第二の支持ロー
    ラと、前記第一のスプロケットを前記近接側と前記間隔
    だけ相互に同軸線上に間隔をとって配置した第一の一対
    の第一の車輪と、前記第二のスプロケットを前記近接側
    と前記間隔だけ相互に同軸線上に間隔をとって配置した
    第一の一対の第二の車輪とから成るものとし、前記第一
    の一対の車輪を相互に並列に、また前記第二の一対の車
    輪を相互に並列に配置して成る請求項59に記載のコン
    ベヤ。
  63. 【請求項63】 前記上流側の側壁を可動壁とし、前記
    下流側の側壁を固定壁とする請求項62に記載のコンベ
    ヤ。
  64. 【請求項64】 前記開放カムを前記第一のスプロケッ
    トホイールに設けた請求項62に記載のコンベヤ。
  65. 【請求項65】 前記複数のポケットが前記移送装置を
    構成するものとした請求項59に記載のコンベヤ。
  66. 【請求項66】 前記ポケットを前記移送装置に取付け
    た請求項59に記載のコンベヤ。
  67. 【請求項67】 固定カムを前記ポケットが存在する部
    位に設け、前記固定カムを前記ポケットの各々の固定カ
    ム従動子と接触させ前記ポケットが突然に閉塞すること
    のないようにした請求項59に記載のコンベヤ。
  68. 【請求項68】 前記固定カム従動子を前記開放カム従
    動子とする請求項67に記載のコンベヤ。
  69. 【請求項69】 前記開放カムの各々を、前記開放カム
    が前記開放カム従動子と接触する第一の位置と、前記開
    放カムが前記開放カム従動子と接触しない第二の位置と
    の間を移動できるものとし、それによって前記ポケット
    を選択的に閉塞したままとすることができるようにした
    請求項59に記載のコンベヤ。
  70. 【請求項70】 前記第一の位置を前記面に近接するも
    のとし、前記第二の位置を前記面から遠隔の位置とする
    請求項69に記載のコンベヤ。
  71. 【請求項71】 分けることができる平坦な製品を収容
    するようにした複数の開放可能ポケットを閉通路に沿っ
    て間隔をとって配置して下流側の方向に移動するコンベ
    ヤに使用するサイド・オープナーであって、前記サイド
    ・オープナーを前記開放可能ポケットの各々に取付けた
    ことと、前記平坦な製品の中の第一の位置と、前記平坦
    な製品の外方の第二の位置との間を移動することができ
    るディバィダを前記下流側の方向およびそれと反対の方
    向に移動することができるようにし、前記サイド・オー
    プナーに取付けてあって前記平坦な製品の方に、また前
    記平坦な製品から離れるようにした第一のカム従動子に
    よって、前記ディバィダを前記下流側の方向と前記反対
    の方向とに移動するようにし、前記第一のカム従動子を
    前記平坦な製品から離すように偏向し、前記サイド・オ
    ープナーの外部に取付けた調節カムを前記第一のカム従
    動子から間隔の異なる位置に設定することができるよう
    にして、前記下流方向および前記反対方向における前記
    ディバィダの位置を変えるようにし、前記コンベヤの移
    動時に前記ディバィダの位置を調節できるようにして成
    るサイド・オープナー。
  72. 【請求項72】 前記サイド・オープナーに前記平坦な
    製品の方向と前記平坦な製品から離れる方向に移動する
    第二のカム従動子を設け、それによって前記ディバィダ
    を前記第一の位置と前記第二の位置との間を移動するよ
    うにし、前記第二のカム従動子を前記平坦な製品から偏
    向させ、前記第二のカム従動子に接するように前記サイ
    ド・オープナーの先端に作動カムを設けて前記移動を行
    うようにして成る請求項71に記載のサイド・オープナ
    ー。
  73. 【請求項73】 閉通路に沿って相互に隣接する複数個
    の開放可能ポケットから成り、前記ポケットの各々を下
    流側の方向に移送し、少なくとも平坦な可撓性の製品を
    受け入れるものとし、しかも前記ポケットの各々を上端
    縁と前記上端縁に平行な下端縁とを有する下流側の側壁
    と、上流側の側壁とを有するものとし、前記上流側の側
    壁と前記下流側の側壁とを前記下流側の側壁が前記上流
    側の側壁から離れる開放位置と、前記下流側の側壁と前
    記上流側の側壁とが相互に接近する閉塞位置との間を移
    動するものとし、前記各ポケットに前記下端縁に直角を
    なす近接側縁と前記近接側縁に平行で前記近接側縁から
    前記下流側の方向に対して横方向に間隔をとった遠方側
    縁とを有するものとし、前記可撓性製品を弓形に湾曲し
    て前記ポケットに挿入する案内要素を設けて成る平坦な
    可撓性製品のコンベヤ。
  74. 【請求項74】 前記弓形の湾曲を前記下流側方向の凹
    面とする請求項73に記載のコンベヤ。
  75. 【請求項75】 前記弓形の湾曲を前記下流側方向の凸
    面とする請求項73に記載のコンベヤ。
  76. 【請求項76】 前記上流側の側壁と前記下流側の側壁
    とを前記下端縁に近接するヒンジによって接続して成る
    請求項73に記載のコンベヤ。
  77. 【請求項77】 前記下流側の側壁を固定したものと
    し、前記上流側の側壁を可動のものとする請求項73に
    記載のコンベヤ。
  78. 【請求項78】 前記案内要素を前記開放可能ポケット
    の各々に隣接するポケットの前記下流側の側壁に設けた
    請求項73に記載のコンベヤ。
  79. 【請求項79】 前記案内要素を前記開放可能ポケット
    の各々に隣接するポケットの前記上流側の側壁に設けた
    請求項73に記載のコンベヤ。
  80. 【請求項80】 前記案内要素を前記下流側の側壁に設
    けた面取り部とし、前記面取り部の各々を前記上端縁か
    ら前記下端縁に向かって内方に伸長し、前記下端縁に対
    して直角をなす近接側と、前記近接側に対して平行で、
    前記下流側の方向に対して直角をなす横方向に間隔をと
    った遠方側縁との間の1点に向けて角度を取り、前記下
    流側の方向に対して直角横方向に間隔をとるものとした
    請求項78に記載のコンベヤ。
  81. 【請求項81】 前記案内要素を前記下流側の側壁の弓
    形とし、前記形状を前記下流方向に対する凹面とする請
    求項78に記載のコンベヤ。
  82. 【請求項82】 前記案内要素を前記下流側の側壁の下
    流側の面上の少なくとも1個の突起とする請求項78に
    記載のコンベヤ。
  83. 【請求項83】 前記案内要素を前記下流側の側壁の前
    記上端縁から前記下端縁に向けて先細に傾斜するV字形
    の切欠とする請求項78に記載のコンベヤ。
  84. 【請求項84】 前記案内要素を前記上流側の側壁に設
    けた面取り部とし、前記面取り部の各々を前記上流側の
    側壁の上端から前記下流側の側壁の下端に向けて内方に
    伸長し、前記下端縁に対して直角をなす近接側縁と、前
    記近接側縁に平行する端縁で前記下流側の方向に対して
    直角横方に間隔をとった遠方側縁との間の1点に向かっ
    て角度を取るものとし、前記下流側の方向に対して直角
    横方向に間隔をとるものとする請求項79に記載のコン
    ベヤ。
  85. 【請求項85】 前記案内要素を前記下流側の側壁の弓
    形のものとし、その形状を前記下流側の方向に対する凹
    状形とした請求項79に記載のコンベヤ。
  86. 【請求項86】 前記案内要素を前記上流側の側壁の下
    流側の表面に設けた少なくとも1個の突起から成るもの
    とする請求項79に記載のコンベヤ。
  87. 【請求項87】 前記案内要素を前記下流側の側壁にお
    いて前記上端縁から前記下端縁に向けて先細に傾斜する
    V字形の切込みとする請求項79に記載のコンベヤ。
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