JPH10153165A - 電力供給システム - Google Patents

電力供給システム

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Publication number
JPH10153165A
JPH10153165A JP8326083A JP32608396A JPH10153165A JP H10153165 A JPH10153165 A JP H10153165A JP 8326083 A JP8326083 A JP 8326083A JP 32608396 A JP32608396 A JP 32608396A JP H10153165 A JPH10153165 A JP H10153165A
Authority
JP
Japan
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power
hydrogen
generator
generated
supply system
Prior art date
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Pending
Application number
JP8326083A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiyoshi Tatsuno
日吉 龍野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuno Corp
Original Assignee
Tatsuno Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH10153165A publication Critical patent/JPH10153165A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/36Hydrogen production from non-carbon containing sources, e.g. by water electrolysis

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過疎地の振興に役立ち、公害の発生が少な
く、過疎地に設けた発電所から電力消費地である都市へ
の送電線を不要とした電力供給システムを提供する。 【解決手段】 過疎地に設けられた第一の発電所1に自
然エネルギで発電する発電機2を設け、この発電機で発
電された電気を電気分解装置3へ送り、この電気分解装
置で水を電気分解して得られた水素を都市近郊に設けら
れた第二の発電所10へ運び、この発電所で水素を燃料
とする燃料電池14で発電し、発電された電力を商用電
力として配電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電所で発電され
た電力を各家庭や工場へ配電する電力供給システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】発電所で発電に利用される主なエネルギ
は、水力、火力、原子力であるが、水力は既に開発しつ
くされ、火力又は原子力の発電所が求められている。し
かし、火力は公害発生の問題から、原子力は放射能汚染
の問題から、建設反対運動により新たな発電所の建設が
難しくなっている。このようにして、発電所が建設され
る場合は電力消費地である都市から遠く離れた場所とな
り、送電線の配設費用が嵩み、長距離送電による電気の
送電ロスが多くなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、過疎
地の振興に役立ち、公害の発生が少なく、過疎地に設け
た発電所から電力消費地である都市への送電線を不要と
した電力供給システムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、過疎地に設けられた第一の発電所に自然
エネルギで発電する発電機を設け、該発電機で発電され
た電気を電気分解装置へ送り、該電気分解装置で水を電
気分解して得られた水素を都市近郊に設けられた第二の
発電所へ運び、該発電所で水素を燃料とする燃料電池で
発電し、発電された電力を商用電力として配電するよう
にしている。このように過疎地に第一の発電所を設ける
ので、過疎地の振興に役立ち、そして第一の発電所では
自然エネルギで発電するので、公害の発生が少ない。ま
た発電された電気エネルギは水素の形に変えて都市近郊
の第二の発電所へ運ばれ、この第二の発電所で商用電力
が発電されるので、送電線の必要がなく、長距離送電に
よる送電ロスは無い。また都市近郊の第二の発電所で
は、水素を燃料とする燃料電池で発電するので、公害の
発生が少なく、都市近郊に発電所を作っても反対運動の
目標となることはない。
【0005】そして、前記発電機は太陽電池、波動発電
機、風力発電機又は地熱発電機であるので、公害が発生
したり、自然環境を破壊することが少ない。
【0006】また、前記水素は、水素吸蔵合金に吸蔵さ
れた状態で運ばれるので、爆発する危険性の高い水素の
取扱いが簡単となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。第一の発電所1は無人島、離島、山
間地などの過疎地に設けられ、ここには自然エネルギに
よる発電機2が設けられている。
【0008】自然エネルギによる発電機2としては、そ
の地の状況に応じて色々選択されるが、例えば日照時間
が長い所では太陽電池、風の強いところでは風力発電
機、離島などで波が高いところでは波動発電機、火山地
帯では地熱発電機が使用できる。
【0009】発電機2で発電された電気は電気分解装置
3へ送られ、電気はここで水を水素と酸素に分解する。
分解された水素はコンプレッサ4で加圧されて吸蔵室5
へ送られ、吸蔵室5内の水素吸蔵合金6に吸蔵される。
【0010】水素吸蔵合金6としては、ランタン・ニッ
ケル合金、鉄・チタン合金などが使用できる。ランタン
・ニッケル合金は20度Cで3気圧の水素を接触させる
と、1モル当たり約3モルの水素を吸蔵し、80度Cに
加熱すると約17気圧の水素を放出するので特に有効で
ある。
【0011】なお、水素の吸蔵が促進されるように、吸
蔵室5は冷却器7により冷却されている。この吸蔵室5
の冷却温度は、水素吸蔵合金6がランタン・ニッケル合
金である場合は、20度C以下である。
【0012】このようにして水素を吸蔵した水素吸蔵合
金6は、都市近郊に設けられた第二の発電所10へ運ば
れて放出室11に入れられる。この放出室11は、水素
吸蔵合金6から水素の放出が促進されるように、加熱器
12により加熱されている。この放出室11の加熱温度
は、水素吸蔵合金6がランタン・ニッケル合金の場合
は、80度C以上である。
【0013】放出室11内に放出された水素は、ポンプ
13により燃料電池14へ送られる。そして、水素は酸
素と反応して水になり、このとき発電された電力はイン
バータ15で交流に変換され、商用電力として家庭や工
場へ配電されて、電気機器16で消費される。
【0014】燃料電池としては、水素を燃料にして発電
する燐酸形燃料電池が使用できる。この燃料電池は60
%以上の発電効率であり、小型で、騒音の発生が少な
く、大気を汚染することもないので、都市近郊の発電所
に設置しても反対運動の目標となることはない。
【0015】なお、第一の発電所1の電気分解装置3に
より作られた酸素は、コンプレッサ8で加圧されて酸素
ボンベ9に貯蔵され、都市へ運ばれて有効に利用され
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、過疎地に
設けられた第一の発電所に自然エネルギで発電する発電
機を設け、該発電機で発電された電気を電気分解装置へ
送り、該電気分解装置で水を電気分解して得られた水素
を都市近郊に設けられた第二の発電所へ運び、該発電所
で水素を燃料とする燃料電池で発電し、発電された電力
を商用電力として配電するようにしている。このように
過疎地に第一の発電所を設けるので、過疎地の振興に役
立ち、そして第一の発電所では自然エネルギで発電する
ので、公害の発生が少ない。また発電された電気エネル
ギは水素の形に変えて都市近郊の第二の発電所へ運ば
れ、この第二の発電所で商用電力が発電されるので、長
距離の送電線が不要となり、長距離送電による送電ロス
は無い。また都市近郊の第二の発電所では、水素を燃料
とする燃料電池で発電するので、公害の発生が少ないも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力供給システムを示す概念図であ
る。
【符号の説明】
1 第一の発電所 2 発電機 3 電気分解装置 4、8 コンプレッサ 5 吸蔵室 6 水素吸蔵合金 7 冷却器 9 酸素ボンベ 10 第二の発電所 11 放出室 12 加熱器 13 ポンプ 14 燃料電池 15 インバータ 16 電気機器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過疎地に設けられた第一の発電所に自然
    エネルギで発電する発電機を設け、該発電機で発電され
    た電気を電気分解装置へ送り、該電気分解装置で水を電
    気分解して得られた水素を都市近郊に設けられた第二の
    発電所へ運び、該発電所で水素を燃料とする燃料電池で
    発電し、発電された電力を商用電力として配電すること
    を特徴とした電力供給システム。
  2. 【請求項2】 前記発電機は太陽電池、波動発電機、風
    力発電機又は地熱発電機である請求項1記載の電力供給
    システム。
  3. 【請求項3】 前記水素は、水素吸蔵合金に吸蔵された
    状態で第一の発電所から第二の発電所へ運ばれる請求項
    1または2記載の電力供給システム。
JP8326083A 1996-11-21 1996-11-21 電力供給システム Pending JPH10153165A (ja)

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JP8326083A JPH10153165A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 電力供給システム

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JP8326083A JPH10153165A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 電力供給システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003032429A2 (en) * 2001-10-12 2003-04-17 Proton Energy Systems, Inc. Method and system for bridging short duration power interruptions
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US6902837B2 (en) 2002-09-13 2005-06-07 Proton Energy Systems, Inc. Method and system for balanced control of backup power

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US7244524B2 (en) 2002-09-13 2007-07-17 Proton Energy Systems, Inc. Method and system for balanced control of backup power

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