JPH10152401A - 接ぎ木苗の保存方法および保存剤 - Google Patents

接ぎ木苗の保存方法および保存剤

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JPH10152401A
JPH10152401A JP31248796A JP31248796A JPH10152401A JP H10152401 A JPH10152401 A JP H10152401A JP 31248796 A JP31248796 A JP 31248796A JP 31248796 A JP31248796 A JP 31248796A JP H10152401 A JPH10152401 A JP H10152401A
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JP
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seedlings
grafted
abscisic acid
preservative
solution containing
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JP31248796A
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Hiroshi Matsuno
宏 松野
Fumikatsu Makino
文勝 牧野
Masanari Yamada
勝成 山田
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接ぎ木苗を枯死させることなく長期間保存す
る。 【解決手段】接ぎ木苗を天然型アブシジン酸を含む溶液
で処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定植前の接ぎ木苗
の保存方法に関する。さらに詳しくは、接ぎ木されたセ
ル成型苗等を出荷の時期に達した後も長期間貯蔵するこ
とができ、苗を早くから生産でき、接ぎ木セル成型苗等
の生産施設の利用効率を向上させることができる接ぎ木
セル成型苗等の保存方法、流通段階の悪条件下において
保存された接ぎ木セル成型苗等が正常に成育できる保存
方法、および、その保存の目的のために用いる保存剤に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、農業従事者の著しい減少と、高齢
化による野菜・花き生産現場の構造的変化に伴い、苗の
購入を希望する農家が増加している。
【0003】なかでも、接ぎ木苗は昭和初期にスイカの
つる割れ病回避に使われたのが初めてであるが、ついで
施設栽培の普及と共に同一圃場での連作障害回避に、そ
して最近では暖房燃料節約のため低温伸長性を台木で付
与するために行われることが多くなっている。
【0004】その反面、接ぎ木、育苗に特別な施設、資
材を必要とするので、育苗経費が高くなる。また、接ぎ
木作業を短時間に大量の苗を処理する必要があること、
さらに育苗管理に特別な作業と注意力、観察力を要する
(鈴木、農業および園芸、第65巻、第1号、123〜
130ペ−ジ(1990))など問題点も多い。
【0005】このような状況のなか、苗生産を専門とす
るビジネスが成り立ち、各地に育苗センターが建設さ
れ、集中生産された大量の苗が栽培者のもとへ輸送され
ている。しかしながら、苗生産と苗の円滑な流通に欠く
ことの出来ない技術として、定植適期苗の保存技術の開
発が極めて重要であった。
【0006】苗の保存が可能となれば、短時間に大量の
苗を処理することなく計画的に苗生産ができ、生産規模
の縮小と労働力の分散化により、コストの低減ができ
る。さらに、苗の流通においても保存日数が延長されれ
ば、広範囲の流通が可能となりコストの低減ができる。
【0007】また、栽培者は天候その他による植え付け
時期の変更を余儀なくされても、簡便な保存技術があれ
ば苗を無駄にすることなく使用できる。
【0008】苗の保存に関する公知の方法としては、
(a)低温貯蔵の研究が最も進んでおり、その際に弱光
を照射すると貯蔵期間が延長することが明らかになって
いる(富士原、久保田、古在ら、農業および園芸、第7
1巻、第6号、61〜66ページ(1996))。
【0009】また、(b)アブシジン酸の蒸散抑制効果
を利用し、セル苗の8〜20℃条件で段ボ−ル箱で5〜
8日の保存で萎凋が抑制されたこと(山崎ら(植調、第
31巻、第1号、59〜66ペ−ジ(1996))が知
られている。
【0010】しかし、この方法は、種から生育し十分に
活着したセル苗の保存技術に関するものであり、保存後
の苗の定植における活着については開示されていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】富士原らの方法では、
大量の苗の貯蔵にはコントロールされた低温と500ル
クスの弱光が必要でありコスト的にみて難点がある。さ
らに、流通の際に低温貯蔵と弱光を照射することはさら
に困難である。また、低温貯蔵の設備のない農家で、天
候その他による植え付け時期の変更を余儀なくされたと
きなどその対応は困難であった。さらに、接ぎ木の簡便
で低コストな保存に関しては十分な知見がないことか
ら、広く農業技術として一般に行われている接ぎ木によ
るストレスを受けた苗の健苗性と十分な活着性が要求さ
れている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、接ぎ木の
ストレスで環境変化に弱くなっている接ぎ木苗を、貯蔵
のコストがかからず、流通の際にも特別な処置を必要と
せず、特別な設備のない農家でも簡単な手法で、接ぎ木
苗の保存が可能な方法を鋭意検討した結果、天然型アブ
シジン酸を含む溶液で処理された接ぎ木苗が、室温下の
長期保存後も生長点の活力を維持していることを見出
し、本発明を完成した。
【0013】すなわち、本発明は、天然型アブシジン酸
を含む溶液で処理することを特徴とする接ぎ木苗の保存
のための低コストで簡便な方法およびその目的に使用す
る保存剤を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の保存剤において使用する
天然型アブシジン酸は、すでに植物ホルモンとして既知
である(+)−2−cis −4−trans −アブシジン酸で
あり、天然型アブシジン酸は任意の方法で製造が可能で
あり、たとえば特開昭63−296697号公報、また
は特開昭63−296696号公報記載の方法により工
業的に製造することができる。
【0015】好ましい天然型アブシジン酸の使用濃度
は、散布の場合、通常1ppm〜200ppmであり、
好ましくは20〜100ppmである。
【0016】本発明の接ぎ木苗の保存方法においては、
天然型アブシジン酸を任意の製剤にして用いることがで
きる。有効成分である天然型アブシジン酸を含有する粉
末状または顆粒状の固型であってもよいし、液体であっ
てもよい。
【0017】本発明の接ぎ木苗の保存方法および保存剤
において、天然型アブシジン酸は、補助剤たとえば展着
剤、乳化剤、湿展剤、分散剤、固着剤、崩壊剤などと共
に用いてもよい。ここで用いられる補助剤としては以下
のものが挙げられる。液体担体としては、水、エタノー
ル、メタノールなどのアルコール類、アセトンなどのケ
トン類、酢酸エチルなどのエステル類などが挙げられ
る。また乳化剤または分散剤としては、通常、界面活性
剤が使用され、たとえば高級アルコール硫酸ナトリウ
ム、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ラウリル
ベタインなどの陰イオン系界面活性剤、陽イオン系界面
活性剤、両性イオン系界面活性剤が挙げられる。これら
の担体を使用するにあたっては天然型アブシジン酸の効
果を助長するのに最も適したものを吟味して用いること
が大切である。
【0018】本発明でいう接ぎ木苗とは、たとえばトマ
ト接ぎ木苗の様に、台木用品種の“影武者”を穂木用品
種“桃太郎T93”より2日早く、1セル当たり45m
lの培養土に播種し24±3℃で育苗し、台木および穂
木が約2葉に達した苗を斜め合わせ接ぎしたような苗を
いう。また、キュウリ接ぎ木苗のように、台木としてカ
ボチャ“金剛”を黒ポリ鉢(80ml)に播種し、穂木
としてキュウリ“南極2号”をセルトレイに播種し育苗
し、台木の子葉が展開したとき片葉切断接ぎしたような
苗をいい、広く一般において行われている露地栽培や施
設栽培の圃場に定植する前の接ぎ木した苗をいう。
【0019】ここでいう接ぎ木の方法としては、従来の
「呼び接ぎ」、「割り接ぎ」、更に幼苗の時代に行うの
幼苗の胚軸または茎を斜めに切断し、支持具を用いて接
ぐ「斜め接ぎ」でもよいし、接ぎ木ロボットによる「片
葉切断接ぎ」、「平面切断接ぎ」や「チューブ接ぎ」で
もよく、「1本仕立て接ぎ」、「2本仕立て接ぎ」など
とくに限定するものではない。
【0020】本発明の保存方法は接ぎ木苗全般に関する
ものであるが、特に定植する前の接ぎ木したセル成型苗
に対して処理を行うと効果が大きい。
【0021】ここでいう定植する前の接ぎ木したセル成
型苗とは、小型の鉢の容器に培養土を入れ育成された苗
をいい、鉢の形状も円形なものや角型のもの、独立した
ものや連結したもの、素材についても、ピート、軟質ポ
リエチレン、硬質ポリエチレン、紙などで、根鉢の形状
が一定である苗の一種でプラグ苗ともいう。
【0022】本発明における保存方法とは、例えば、接
ぎ木苗生産者が生産設備の削減、労働力の分散化による
コストの削減を目的に、出荷前から順次生産を開始し、
移植可能な生育ステ−ジに達した後、作物生産者に出荷
するまでの保存、あるいは作物生産者が同一の場合は、
移植時期を遅らせるための保存、さらに、接ぎ木苗の流
通において長期距離輸送の期間中の保存、輸送車両内の
保存方法に関し、保存する前に、本発明の保存剤を処理
することをいう。
【0023】本発明の保存方法は、特に、常温かつ暗所
での保存に効果が大きい。常温とは、たとえば、トマト
の最適温度である、夜温17℃、昼温26℃であり、ト
マトの穂木や台木苗の生産に適した温度24±3℃、接
ぎ木後の苗の順化温度28±2℃であり、一般の植物の
耐えうる35℃以下の自然環境下での気候による変動、
日変動を含む常温をいい、苗の保存を目的とした人工的
に作り出された低温ではないことをいう。
【0024】本発明でいう、暗所とは、明り取りの窓も
全くない倉庫、輸送中の貨車や輸送車両の庫内であって
もよいし、一般に使用されている流通作業のための照明
のある流通倉庫、苗生産者および作物生産者の保管倉庫
など、特に限定されるものではない。
【0025】本発明でいう接ぎ木苗の成長点とは主幹の
茎頂部をいい、枯死とは、接ぎ木苗を通常の成育条件、
たとえば、トマトの最適温度である、夜温17℃、昼温
26℃で成育させたとき主幹の茎頂部の生育が停止し、
主幹の伸長がみられない現象をいう。
【0026】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお、本発明は、以下実施例によって限定されるも
のではない。
【0027】実施例 1 1996年4月30日にトマトの台木用品種“影武者”
(タキイ種苗、京都)を、5月2日に穂木用品種“桃太
郎T93”(タキイ種苗、京都)を、1セル当たり45
mlの培養土(健苗君2号、大塚産業、長野)を詰めた
72穴セルトレイ(35角−72,ヤンマー、大阪)に
播種した。それらを24±3℃のガラス室で育苗し、台
木および穂木が約2葉に達した5月16日に斜め合わせ
接ぎした。接ぎ木苗の順化は、気温28±2℃、相対湿
度90%以上、80μmol ・m-2-1(光合成有効反
射)の連続光下で行った。順化を終了したセル苗は、5
月27日から24±1℃、相対湿度80±10%、暗黒
条件で貯蔵した。貯蔵中は、強制通気を行わなかった野
で、ほとんど無風であった。10日間の貯蔵後、慣行を
施肥した畑土壌の入った50×30×11Hcmの育苗
箱に定植した。
【0028】接ぎ木苗の保存剤(ボトリチス・シネレア
(Botrytis cinerea)に属する微生物の培養抽出物から得
られた天然型アブシジン酸)による処理は、貯蔵の前日
に行った。その濃度は、0,20,50から100pp
mとし、1固体当たり2.5mlを葉の両面に散布し
た。葉緑素含量は、処理後10日に葉緑素計(SPAD
−501,ミノルタ、東京)を使用して計測した。調査
個体数は7個体とした。
【0029】表1に常温暗黒貯蔵10日後の植物体の葉
緑素の葉色(SPAD値)を示した。表1から明らかな
様にいずれの区においても、天然型アブシジン酸を処理
した苗は、植物体の葉緑素(SPAD値)が高い。
【0030】表2に常温暗黒貯蔵10日後の生長点枯死
率(%)を示した。表2から明らかな様に天然型アブシ
ジン酸を処理した苗は、植物体の生長点枯死率が低く定
植後の成長が可能なことを示している。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】ここでいう、生長点とは主幹の茎頂部をい
い、枯死とは、接ぎ木苗を通常の生育条件、たとえば、
トマトの最適温度である夜温17℃、昼温26℃で生育
させたとき主幹の茎頂部の生育が停止し、主幹の伸長が
みられないことをいう。
【0034】表3に定植後の主茎長(主幹の茎)の変化
を示した。
【0035】
【表3】
【0036】表3から明らかな様に天然型アブシジン酸
を処理した苗は、枯死することなく定植後の生育も順調
であった。
【0037】実施例 2 穂木としてキュウリ“南極2号”(タキイ種苗、京
都)、台木としてカボチャ“金剛”(タキイ種苗、京
都)を5月10日に播種した。穂木は72穴セルトレイ
(35角−72,ヤンマー、大阪)、台木は黒ポリ鉢
(80ml)で育苗し、および台木の子葉が展開した5
月20日に片葉切断接ぎした。
【0038】接ぎ木苗の保存剤の葉面散布は、1固体当
たり5.5ml、調査個体数は6個体とした。その他の
条件は、実施例1と同じであった。
【0039】表4に常温暗黒貯蔵10日後の植物体の葉
緑素の葉色(SPAD値)を示した。表4から明らかな
様にいずれの区においても、天然型アブシジン酸を処理
した苗は、植物体の葉緑素(SPAD値)が高い。
【0040】表5に常温暗黒貯蔵10日後の生長点枯死
率(%)を示した。表5から明らかな様に天然型アブシ
ジン酸を処理した苗は、植物体の生長点枯死率が低く定
植後の成長が可能なことを示している。表6に定植後の
主茎長の変化を示した。表6から明らかな様に天然型ア
ブシジン酸を処理した苗は、枯死することなく定植後の
生育も順調であった。
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】
【発明の効果】本発明の接ぎ木苗の保存方法および保存
剤を用いることにより、接ぎ木苗が移植可能な生育ステ
ージに達した後でも、苗の出荷や移植を遅らせる場合
に、常温暗黒貯蔵が可能になり、定植後も実用上問題な
く生育する接ぎ木苗の提供が可能となり、接ぎ木苗の流
通コストを低下させることができる。
【0045】接ぎ木苗が移植可能な生育ステージに達し
た後、苗の発注者側の理由で、苗生産者が出荷を遅らせ
る、あるいは作物生産者が同一の場合は移植時期を遅ら
せる、などの必要に迫られる場合がある。このような場
合に、大量の苗を保存しようとすれば、温度調節、苗棚
用の照明、灌水設備などが整った専用の施設が必要にな
る。
【0046】しかしながら、本発明の保存剤を、移植可
能な生育ステ−ジに達した接ぎ木苗を、保存する前に処
理することにより、温度調節、苗棚用の照明、灌水設備
などの特別な施設が不要で、苗の保存用の雨避けや、苗
棚程度の施設があれば保存でき、保存前に処理すること
により、灌水の手間をも省くことができる。
【0047】定植する前の接ぎ木苗に対して処理する
と、常温でも、枯死することなく,接ぎ木苗の保存が可
能で、定植後も正常に成育できる能力を接ぎ木苗に付与
でき、苗を無駄にすることなく利用できる。
【0048】また、本発明の接ぎ木苗保存剤は、本来植
物には広く含有される天然のホルモンであるアブシジン
酸を含有しており、水に希釈すれば無色透明で無臭であ
り、多くの植物、人畜に無害である、したがって、一般
農家、苗販売業者、物流業者、苗栽培製造業者など大量
に取り扱う場所で安心して使用することができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然型アブシジン酸を含む溶液で接ぎ
    木苗を処理することを特徴とする接ぎ木苗の保存方法。
  2. 【請求項2】 天然型アブシジン酸を1〜200pp
    m含有する溶液を接ぎ木苗に散布することを特徴とする
    請求項1記載の接ぎ木苗の保存方法。
  3. 【請求項3】 天然型アブシジン酸を含む溶液で接ぎ
    木苗を処理した後、常温で保存することを特徴とする請
    求項1または2記載の接ぎ木苗の保存方法。
  4. 【請求項4】 接ぎ木苗がセル成型苗であることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の接ぎ木苗の
    保存方法。
  5. 【請求項5】 天然型アブシジン酸を含むことを特徴
    とする接ぎ木苗用保存剤。
  6. 【請求項6】 天然型アブシジン酸を1〜200pp
    m含む溶液であることを特徴とする請求項5記載の接ぎ
    木苗用保存剤。
JP31248796A 1996-11-22 1996-11-22 接ぎ木苗の保存方法および保存剤 Pending JPH10152401A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210012389A (ko) * 2019-07-25 2021-02-03 대한민국(농촌진흥청장) 과채류 접목묘의 저장 방법

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