JPH10120321A - 多目的リフト - Google Patents

多目的リフト

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JPH10120321A
JPH10120321A JP32070896A JP32070896A JPH10120321A JP H10120321 A JPH10120321 A JP H10120321A JP 32070896 A JP32070896 A JP 32070896A JP 32070896 A JP32070896 A JP 32070896A JP H10120321 A JPH10120321 A JP H10120321A
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JP
Japan
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rope
door
basket
sheave
cutting
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Application number
JP32070896A
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English (en)
Inventor
Toshio Konishi
敏夫 小西
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II S P KK
Original Assignee
ESP KK
II S P KK
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Publication date
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Publication of JPH10120321A publication Critical patent/JPH10120321A/ja
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロープ切断に伴う昇降停止缶詰事故の根絶
と、突発停電に於いては瞬時経済的なバッテリDC又は
ソーラ等代替え給電自動切換えによる低速昇降継続機能
と、災害時屋外ダイレクト安全脱出昇降ブリッジ形式
と、車いす利用者の早い安全乗降の容易化及びつるべ形
式泣き所の塔頂低下等を解決するユニークなリフトの開
発普及 【解決手段】 懸垂昇降は実働と予備ロープ2系列の同
期昇降方式とし、ロープ毎にメカニカル検知と検知回路
形成とバッテリーDC電源バックアップインバータ方式
とし、車いすの一方向直進乗降と前後貫通篭活用災害脱
出用昇降ブリッジ機能構成ユニークなリフトを開発す

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】工場の片隅活用の複数階多目
的事務所用及び各種構造形式4層前後事務所又は住居用
或は中小病院用多目的リフト
【0002】
【従来の技術】ロープ切断又は停電対策規制外エレベー
タに於ける缶詰発生懸念と乗り場扉前車椅子侵入端及び
篭内直進誘導溝なく特に独自後退に手間取るため同時乗
降全員の昇降タイムロスとなっている。つるべ方式昇降
塔頂は周辺違和感高になる。
【0003】
【発明が解決するための課題】ロープ切断時又は停電時
缶詰を防止する経済的リフト及び車椅子利用者が速やか
に直進乗降を可能にするリフト或は災害時屋外退避活用
エレベータ形式の開発
【0004】
【問題を解決するための手段】カウンターウエイトを2
個分割形式とすることにより、1本の切断検知で缶詰ト
ラブルを一掃すると共に、停電時用に小容量バッテリー
及びDCモータを電磁切換え可能に併設により低速運転
を断続する。
【0005】後部扉が開放不能時取外し容易な嵌め込み
戸構成前後貫通乗降篭を、至近外壁のスライド扉と連通
脱出用昇降ブリッジを開発する。
【0006】篭内歩行障害にならず車椅子の軽快、安全
にタイヤ面を直進誘導する浅い溝を1〜2本埋設と乗り
場にはタイヤ進入端を設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】ビルエレベータは今やメーカを問
わず構造機能と電子制御に至るまで優劣の判定困難な域
に達している。本発明は工場棟内の片隅を活用して構成
の高所複数階事務所又は3〜4階の軽構造各種ビジネス
ルームの昇降タイム短縮、年配者又は手荷物携行者の過
労防止と安全対策に加え、車椅子利用者の企業参加対
策、近未来の住居用、或は災害、又は停電発生時の缶詰
排除と、災害時の脱出退避用昇降ブリッジ活用等 本発
明は生産性向上第二軍対策を初め経済性重視と実用価値
を網羅している。又住居に於いては一階玄関乗降口に加
え、貫通面を乗降適性とする、地階、屋上、納戸、介護
室又は車椅子利用者の一方向直進乗降その他個性ルーム
の合理的機能発揮可能に前後扉同期又は個別選択開閉構
成と、災害又は停電発生時の缶詰トラブル排除は近未来
加速傾向の住居需要として、完璧を重視しなければリフ
ト装備価値を喪失する。高齢化が加速現状から近未来の
生活様式に於いて、住居の車椅子適応能力を含めエレペ
ータ機能が嘗ての生活三種の神器感も予測される。請求
項1のカウンターウエイトは乗降扉の両側面又は乗降口
の奥外面に同期昇降装架する2分割切断2次検知方式で
ある。連動基本機構について、図1〜2により先ず篭の
偏心吊りで発生駆動トルクを抑制するスパン短縮2点吊
り構造について説明する。本発明はカウンターウエイト
2個分割による篭の2点吊りロープ又はチエイン16ト
16′の個別切断では缶詰対象にはならぬが、1本切断
後のロープスパン偏心吊りで発生する駆動トルク削減
に、カウンターウエイトの幅方向重心転移に水平断面三
角又は梯形或は矩形2段重ね階段形成等により、篭中心
対称にスパン短縮装架している。尚図2の上部ウエイト
は水平断面矩形2段重ねであり同下部は均等形式を説明
のため対称図示したものである。つるべ類似昇降駆動用
吊り上げ複合構成シーブ18と18′は、左右そらせ車
17と17′を介して、篭吊り上げ用2本のロープ16
と16′により、分割カウンターウエイト33と34を
片側の昇降レール1の対称両側に同期昇降装架してい
る。通常エレベータのカウンターウエイトは篭自重に定
員重量の50%加算で計算されるが、本発明はロープ切
断発生トルクを通常エレベータの1/2以下に仰制する
ユニークな2分割発想に基き、ウエイトロープ夫々に切
断1次検知機構及び検知回路を形成し、片方のロープ切
断1次検知後、低速運転継続を可能にするものである。
次に分割ウエイト選定思考について、通常形式対比で説
明する。通常エレベータは 篭自重400kg+定員加
重350kg=750kgに対し、カウンターウエイト
は 400kg+350kg/2=575kgとなる。
等分2分割方式では (400+350)kg=375
+375=750kgとなる。尚等分割に於いても同時
切断回避にロープの安全率格差を設定している。以下作
動系統について説明すると、篭2の天井2点吊りロープ
16と16′を巻き上げ複合構成シーブ18と18′、
そらせ車17及び17′を介してウエイト33と34を
同期昇降装架し、ロープ夫々には1次切断検知機構と検
知回路作動シーブ61を構成している。図1はウエイト
33側の切断検知説明図である。1次検知レバー28右
端の検知シーブ29は引張りバネ10に抗して、ロープ
16めウエイト張力に水平降下を妨げられ、仰角の検知
点シーブ29に於いて楔26は非拘束又は弱い振れ止め
バネ併用垂下している。左右ウエイトの1個切断の1次
検知で引っ張りバネ10により、1次検知レバー28左
端が2次検知レバー36右の作動端を押し上げると、他
端の楔引上げホイール20はコーナシーブ49を介して
楔ロープ27左右下端の楔26を同期引き上げる。図1
はウエイト33の連結ロープ16の、1次切断点シーブ
30位置で2次検知レバー36右端を押し上げている
が、計画的に引張りバネ10の1.5倍の引張りバネ1
4に対し独力では図位置が限度である。更にウエイト3
4のロープ16切断により片方の引張りバネ10の加勢
を得て、2次検知レバー36の引っ張りバネ14を制し
て楔作動点ホイール20′に引き下げると、楔による篭
の安全中間停止と同期にモータも停止する機構である。
尚ロープ切断時夫々のウエイト落下防止にも、中間停止
機構を装備するが、基本構造に於いて篭と同類又は同構
想の作動端ブレーキローラ形式のため図面は省略してい
る。本発明はロープ一次切断では運転停止に至らず、且
復旧は休止時間帯又は休日に出来るが、通常エレベータ
は切断時の篭は宙吊り状態でメインテナンス待機中缶詰
を余儀無くされる。この予防に定期点検でロープ疲労確
認による更新が現状である。併し本発明の分割方式に於
いても通常の安全規制に基く定期検査は回避出来ない
が、ロープ自体の疲労とその他要因切断発生は物理的に
絶対否定出来ない限り、2分割形式検知方式の同時切断
を、安全率格差で回避を期すユニークな缶詰防止安全性
メリットは自ら鮮明になる。安全管理規制対象ビルエレ
ベータは停電安全対策に高価な自家発電切換え装備を義
務付けられる現状に対し、経済性重視の中、小形機種対
象合理化を目的とする本発明は、バックアップバッテリ
ー電源接点構成インバータ常用を前提に、1次検知と同
期バッテリー容量相応の短時間低速運転継続可能小容量
バッテリー電源と電磁切換えにより、短時間低速運転継
続又は搭乗荷重とウエイト特性に適応して至近上、下階
定位置停止させる。尚ウエイト特性とはカウンターウエ
イト重量対象とする変動搭載荷重と、篭自重加算発生ト
ルクにより篭が上向きか下降性かが最大要素である。
請求項2について図3〜6により説明する。車椅子利用
者が心労と手間の要る後退の必要もなく、軽快で乗降容
易な一方向直進を可能にすると共に優先乗降支援マナー
と共に、前後貫通階同時乗降独歩者は勿論、前部又は後
部扉乗降片面相乗りを含め結果的には同乗者全員の早い
昇降タイムを醸成することになる。前後貫通乗降形式篭
は図5と6形式の如く前後扉の同期と個別選択開閉が必
要充分形式となり、図3は乗り場正面図で、車椅子形式
によるタイヤスパン差に関係なく気軽に適応できる片側
タイヤ誘導形式で、右タイヤを進入ガイド8に預けて始
動すると、横断切欠き加工した篭前後の乗り場扉レール
5と同篭扉レール6と連通する篭2のタイヤ直進誘導溝
9により、軽快乗降を可能にするものである。次に前後
扉の同期と個別選択開閉簡単機構を図5と6により、又
制御構成基準例の各概要を図6により説明する。図5は
篭の内面から視た図である。モノレール左右同期開閉形
式篭扉21の外面で重り合う乗り場扉22の連動開閉
は、重なり面乗り場扉22の開閉ガイドレール3と篭扉
21のガイドローラ19の嵌合駆動で行い、篭が昇降中
の乗り場扉22の安全ロック開閉操作は、乗降面篭扉2
1毎に装備した一連の電動エンドレスチエイン23駆動
初期の遊びストローク活用、ロック開閉摺動カム24の
ストローク限定レールユニット25を左右篭扉21の外
端に構成し、レールユニット25内終端で摺動カム24
の下面突起15が、扉起動端を押出すチエインの実動ス
トロークで、開閉する機構を前後貫通両面に装備してい
る。図6は篭の前後貫通面夫々に一連の電動エンドレス
チエイン23形式扉の同期と個別選択開閉構成図であ
る。扉開閉には簡単確実な形式を採用し低コストと安全
を期している。図6は機能構成例の概要を示すものであ
り、前後扉の同期及び個別開閉機構45とインバータモ
ータ46及び停電時のバッテリ電源モータ切換えユニッ
ト47を構成したものである。篭内開閉操作は図6右上
部を前部扉に下部を後部扉電磁開閉用個別開閉とする
時、両電磁クラッチを同時開閉することが前後扉の同期
開閉になる。尚開閉形式は簡単な別形式構成することも
ある。請求項3について図7〜12により説明する。請
求項3形式は請求項2の後部乗り場扉を排除した基本構
造の後部扉に、非常脱出用嵌め込み戸53と裾部分にフ
ットドアー43を構成している。本形式は災害時外壁の
スライド扉38部分と、手動連通脱出退避を可能にする
後部篭扉21を至近環境に配設して、篭昇降コースの不
特定中間停止篭の乗降口該当外壁に脱出降下退避可能口
を副数段のスライド扉38を左右に手動スライドさせて
開設するもので、至近外壁と退避コースを手動開設する
前後貫通乗降篭である。後部扉の周辺構造について先ず
嵌め込み戸について説明する。 図12の右側はローラ
ハンガー51によりレール55に装架した篭扉21のフ
レーム部分を示し、左側は嵌め込み扉53の構成図であ
る。操作は住居の雨戸同様手掛54の上下操作で簡単に
右側の脱出口56を確保出来る。次に後部扉の脱出機能
構成フットドア43について図7と9により説明する。
昇降時は篭扉21床上約30cmまで扉外面と重なり合
う外方旋回形式で、高所停止開放瞬間の足許不安感を軽
減し、至近外壁の手前空間を安全通行用手動操作の片持
ブリッジ兼フットドアー43を設けて、篭の床面移動時
の安全を期している。次に外壁構成スライド扉38につ
いて説明する。スライド扉38は跨ぎ可能高さで篭扉2
1の閉止センター同心左右手動軽快開放には、固定壁装
備のガイドローラ39でスライド扉38に埋設のコの字
形ガイドレールの下向面を水平スライド支持し、ガイド
ローラ39の嵌合空隙が多い場合は、上向面支持用補助
ローラを図10の如く追加することになる。次に降下安
全柵絡み昇降全域脱出コースの随時設定について説明す
る。篭扉21側昇降塔フレーム形成階区間と外壁構成水
平梁は災害時の中間停止点脱出障害となるため、安全柵
と降下ステップ兼用に図9の如く湾形ビーム40形式と
し、安全柵兼ステップ41と等ピッチにし、2人同時退
避可能用安全降下スペース44を構成している。又大形
家具の搬入出活用には特定階の安全柵を蝶番開閉又は左
右スライド退避にして、篭床面とダイレクト移載を可能
に用途開発になる。尚図1と2の切断検知は本発明中最
も簡単確実なメカニカル形式である。本発明は昇降中の
停電対策には1次切断運転継続用バッテリーバックアッ
プの小容量化と経済性重視により短時間低速運転を前提
としている。請求項4について図13〜15により説明
する。昇降頂部に駆動装置構成を原則とするつるべ形式
篭吊り上げ方式は下位駆動形式の篭押し上げ方式対比
に、塔頂部の高位形成は本質的に避けられず、多くの利
点を持つ、つるべ方式唯一の泣き所になっている。本発
明はつるべ方式の利点開拓と近未来エレベータが独立住
居普及期に備えて、頂部接合屋根の形式構造等の選択障
害又は外観違和感の解消等に、駆動装置装備面と据付
け、点検の安全容易を重視したメインテナンスフロアー
を篭乗降方向最上階の天井裏相当面に設定して頂部低下
を図っている。2個分割ウエイトのロープ又はチエイン
16、16′装架吊り上げシーブ18、18′をシーブ
軸58に同軸固定し両端をシーブ軸受64で支持し、シ
ーブ軸の1端を篭の昇降干渉回避点に延長して設けた結
合端軸受60で支持し、駆動装置57の出力軸と直結又
はギアー或はチエイン伝動により、安全且点検容易なメ
インテナンスフロア63を篭乗降方向の最上階天井裏相
当面に形成する。メインテナンスフロア低位方式により
昇降塔頂高の低下を図るものである。尚本発明は前述の
実施例のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸
脱しない範囲に於いて、更に種々変更改善を加えること
は勿論である。
【0008】
【発明の効果】カウンターウエイトの2個分割方式によ
り、1本のロープ切断制御を介して缶詰トラブルを解消
出来ると共に、停電時自家発電対象外エレベータに於い
ても、経済的な小容量バッテリーバックアップによる低
速運転で缶詰トラブルを解消し、車椅子利用者の一方向
直進乗降により、全乗降者の昇降タイム短縮効果を醸成
出来た。又建屋外壁と至近エレベータと手動連動を介し
て脱出用昇降ブリッジを形成出来た。又つるべ吊り上げ
方式固有ウイークポイントの突出高昇降搭も解決出来
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】2分割カウンターウエイトのロープ毎に切断1
次検知と両方の切断2次検知楔停止形式連動機構説明用
正面図
【図2】図1の平面図
【図3】分割カウンターウエイト構成車椅子進入端付き
1方向直進乗降篭正面図
【図4】図3の平面図(均等断面ウエイト装備)
【図5】電動エンドレスチエイン駆動方式扉開閉機構説
明用正面図
【図6】図5の駆動方式系統説明用平面図
【図7】前後貫通篭の後部扉重なり面外方旋回形式フッ
トドアーと湾形ビーム構成による外壁近接脱出用昇降ブ
リッジ形成説明図
【図8】図7の側面図
【図9】図7の平面図
【図10】単一スライド扉正面図
【図11】図10の平面図
【図12】前後貫通乗降篭の災害脱出用嵌め込み戸構成
後部扉正面図
【図13】つるべ形式の泣き所を解決する定位置メイン
テナンスフロア形式説明正面図
【図14】図13の側面図
【図15】図13の平面図
【符号の説明】
1 昇降レール 2 篭 3 開閉ガイドレール 4 ハンガーレール構成梁 5 乗り場扉レール 6 篭 扉 レール 7 スプロケットホイール 8 進入ガイド(又は進入端) 9 タイヤ直進誘導溝 10 引張りバネ 11 カム連結桿 12 LMメタル 13 LMガイドレール 14 引張りバネ 15 下面突起 16、16′ロープ(又はチエイン) 17、17′そらせ車 18、18′上げ複合シーブ(又はシーブ) 19 ガイドローラ 20 楔引上げホイール 20′ 楔作動点ホイール 21 篭 扉 22 乗り場扉 23 エンドレスチエイン 24 摺動カム 25 レールユニット 26 楔 27 楔ロープ 28 1次検知レバー 29 検知点シーブ 30 1次切断点シーブ 31,31′チエイン駆動部 32、32′摺動カム起動部 33、34 ウエイト (矩形又は変形断面総称) 35 レールベース 36 2次検知レバー 37 レール側フレーム 38 スライド扉 39 ガイドローラ 40 湾形ビーム 41 安全柵兼ステップ 42 扉解放空間 43 フットドアー 44 降下スペース 45 同期及び個別開閉機構 46 インバータモータ 47 バッテリーモータ切換えユニット 48 2次検知連結悍 49 コーナシーブ 50 ハンガー 51 ローラハンガー 52 ガイドローラ 53 嵌め込み戸 54 手掛 55 レール 56 脱出口 57 駆動装置 58 シーブ軸 59 シーブ装備ビーム 60 結合端軸受 61 検知回路作動シーブ 62 駆動装置架台 63 メインテナンスフロア 64 シーブ軸受
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 多目的リフト
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】工場多目的及び中、低層ビ
ジネスビル又は住居用或は中小病院用並びに災害活用
目的リフト
【0002】
【従来の技術】ロープ切断又は自家発電或はバッデリー
電源等停電対策未整備或は発電機能ラブル発生エレベ
ータに於ける缶詰回避と、各階から屋外ダイレクト救出
用昇降ブリッジ兼用機能形式なく、乗り場扉前車いす
入端及び篭内軽快直進誘導溝なく特に災害時自力乗降
に手間取るため乗降全員の大幅昇降タイムロス要因とな
っている。又つるべ方式乗降塔頂は周辺と突出して違和
感になっている。
【0003】
【発明が解決するための課題】ロープ切断瞬時予備ロー
プとメカニカル自動肩替りを可能にする2系列ロープの
同期昇降形式と災害時各階乗り場と屋外非常階段間昇降
ブリッジ兼用機能エレベータの開発
【0004】
【問題を解決するための手段】災害に備え常時充電バッ
テリDC電源又はソーラ電源瞬時自動切替え供給インバ
ータ制御装備により常用AC又はDCモータ流用短時間
又は減速運転継続方式とする
【0005】前後貫通両面扉形式篭の奥扉と屋外非常階
段間安全渡行手動スイングステップを篭に装備し、実働
ロープ切断瞬時予備ロープ肩替り形式シーブ装備と、2
段切断メカニカル検知連動ストッパーと2系列ロープ緊
張格差設定ウエイトを構成しつるべ方式特有の突出高
解消に駆動装置を最高階停止篭の周辺に下方装備する
【0006】篭内歩行障害にならず車いすのタイヤ面を
軽快、安全に直進誘導する溝を1本〜2本埋設と乗り場
には躊躇なく乗降可能なタイヤ進入端とレール切欠きを
設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】ビルエレベータは今やメーカを問
わず構造機能と電子制御に至るまで優劣の判定困難な域
に達している。本発明は工場棟内構成の高所事務所又は
一般の中低層各種ビジネスエレベータの総合乗降ロス
イム短縮と、ユニークな予備ローププール方式により切
断トラブルを根絶し、車いす利用者の企業参加安全
策、近未来の住居用、或は災害、又は停電発生時の缶詰
トラブル排除と、災害時の避難屋外脱出川昇降ブリッジ
活用等、本発明は隠れた生産性向上対策として災害時の
実用価値を網羅している。又住居に於いては車いすの軽
快直進を可能にする一階玄関貫通乗降口に加え、ロープ
切断トラブルに強い予備ロープ並装方式で篭の前後貫通
両面を乗降適性とする、地階、屋上、納戸、介護室又は
いす利用者の一方向直進乗降その他個性ルーム機能発
揮可能に前後扉同期又は個別選択開閉制御構成と、特に
災害又は停電時発生の缶詰トラブル排除は近未来加速傾
向の住居需要としてもメインテナンス緊急呼出し以上
の、優れた安全機能を保証しなければリフト装備価値を
喪失する時代である。高齢化加速現状から近末来の生活
様式に於いて、住居の車いす適応能力を備えたエレペー
タ機能が嘗ての生活三種の神器の座も予測される。次に
請求各項について説明する請求項1はユニークな構成
により安全を最優先すロープ切断トラブルの根絶と
いす利用者を含む全乗降者相互が等閉視するロスタイム
を優しく無意識的に排除するものである。昇降実働及び
予備ロープ2系列の個別切断検知レバー引張りバネ10
に引張力を発生する検知点シーブ面圧検知可能を下限と
する張力格差をウエイトに構成したロープ巻き込みド
ラムを介して設定装架を容易にし、実働ロープ切断をメ
カニカル1次検知瞬時に予備ロープとメカニカル自動肩
替りと、2次切断メカニカル検知瞬時に選択構成した各
種形式ブレーキ作動により篭の駆動停止と位置固定して
安全を確保する。以下の説明には楔形式ブレーキを対象
とする。尚各切断検知電気回路も構成している。先ず予
備ロープシーブ並装駆動形式及び予備ローププール形式
そらせシーブについて図5〜8により説明する。図5は
セパレート形式による実働シーブ直上に予備ローププー
ル複合の並列形そらせ車で、複合シーブ右側の実働シー
ブ17に実働ロープ16を装架し、通常はロープ空白の
左側実働シーブ17直上に検知点シーブ29に懸垂ロー
プ張力検知可能下限張力設定で装架する予備ロープ1
6′は、左右の実働シーブ17に挾まれたセパレート形
式ベースシーブ64と圧縮バネ47で側圧を受けて、ロ
ープ装架溝を合成するスライドシーブ66により、実働
シーブと個別軽快回転に実働ロープ16と予備ロープ1
6′は夫々ボールベアリング封入回転フリーシーブで2
系列同期昇降を可能に、シーブ直径差無関係にシーブ軸
58を介して個別回転構造にしている。各シーブは位置
決めスペーサ65とスペーサ又はスラスドベアリング5
7及びバネ47により軸方向の関係位置を規制し、厄介
な予備ローププール形式実働及び予備シーブの個別回転
を確実にしている。次に切断による予備ロープ肩替り装
架について述べる。図5の右側実働シーブ17に装架の
実働ロープ16が切断すると、瞬時左側の実働シーブ1
7直上の予備ロープ16は張力格差逆転によりバネ47
に抗して、スライドシーブ66を外方押し出しの間に空
白の実働シーブ17にロープ圧により自力降下装架し、
実働荷重を肩替りするものである。実働ローブ切断瞬時
肩替り方式予備ロープは厄介な格差張力を前提とする同
期昇降が絶対条件となり、駆動シーブは図16の如く同
径シーブの並装又は2系列ロープ区分装架1体形シーブ
となる。異径シーブによる予備ローププール形式は同期
昇降駆動シーブとしては成立せず採用出来ない。図7と
8はロープ張力変動バネ連動によるシーブ軸昇降肩替り
形式そらせ車である。図5のセパレート形式予備ロープ
装架に対し、図18の右側実働シーブ17はロープ張力
(シーブ荷重)によりバネ60を圧縮して、張力連動昇
降軸59の下限停止を示し、左側は予備ロープ装架中の
ためバネ60の加圧を受けて上限停止中を示している。
右側シーブの実働ロープ16が切断するとバネ60によ
りシーブ軸59は上限停止し、逆に左側の予備ロープ1
6′は荷重逆転により下限停止で実働ロープを肩替りす
るものである。本発明の2系列方式は仮に予備ロープと
実働ロープの張力差接近においてもトラブル発生と同時
切断もなく安全である。次に実働ロープと同期昇降予備
ロープ装架2系列懸垂ウエイトについて図3と4により
説明する。予備ロープ16′の切断検知点シーブ29が
張力検知可能を下限とする厄介な張力調整装架も、実働
ロープ16と張力格差簡易設定ウエイト採用の本発明に
より初めて可能になる。ウエイト左右に図示省略の篭停
止楔形式に準じ、切断瞬時個別に、検知点シーブ29と
引張りバネ連動楔作動形式により、スイングローラ44
を、軽快昇降スパンの固定形式下部ローラ52並みにレ
ール方向張出しと、2系列切断瞬時左右の楔作動で篭同
様ウエイトを停止させる。張力格差設定ロープ装架は図
3に略記の調整ドラム40と41の、同心外周ウエイト
外面の昇降干渉回避面に詳細図示省略の折りたたみハン
ドル兼ドラム固定レバーを各分画点ネジ70で固定する
ものである。次に2系列個別1次切断メカニカル検知と
2系列切断メカニカル検知瞬時篭のブレーキ停止連動に
ついて図1と2及び図9と10により説明する。通常の
エレベータは1本の懸垂ロープ切断をメカニカル検知連
動で、篭を瞬時階中間にブレーキ楔又はローラ停止のた
め、必ず災害停電時或は装備発電機能停止時には缶詰
ラブル発生となるが現状のエレベータではこれが限界で
ある本発明の予備ローププール機構を追加装架する2
系列形式ではトラブル根絶に実働ロープ16一本の切断
には、メカニカル1次及び2次検知レバー連動1段切断
検知バネパワープール形式の2段検知作動ユニット4に
よりブレーキ作動せず又切断肩替り方式による実働と
予備シーブの不規則な転換作動に於いても2次切断検知
瞬時ブレーキ連動停止を確立しなければならない。その
ためには2系列切断まで一次切断検バネパワーを2段検
知作動ユニット4にメカニカル蓄積して、切断2次検知
瞬時作動の簡単構造が安全の絶対条件になる。それが本
発明構成請求項1の要素で作動について説明する。1次
検知レバー28はレバースイング軸受5のロープ側下方
の引張りバネ10に抗して、ロープ対象仰角装架の2系
列平行装備夫々先端の検知点シーブ29と嵌合昇降する
ロープ張力により、レバースイング軸受5を介してシー
ソ作動により他端の押えローラ34を介して2次検知レ
バー36を加圧している。又1系統の押えローラ34は
楔作動制御2次検知レバーの安全停止力を備えている。
2次検知レバー36は後端をブレーキ操作ホイール20
の作動用押し下げ桿と連結し、下方には2次レバー引き
下げバネ48を装着し、1次検知レバー同様レバースイ
ング軸受6に装架したシーソー形式である。2次検知レ
バー前端に2系列の1次検知レバー28が先端の検知点
シーブ29のロープ嵌合張力転換連動端押えローラ34
の受圧面を備えている。次に切断作動について説明す
る。図9は実働ロープ切断瞬時引張りバネ10により、
実働ロープ検知点シーブを1次切断点シーブ30に降下
し、切断瞬時実働肩替りの予備ロープ検知点シーブ29
は新実働ロープ用として、2次検知レバー36対象の2
次切断待機原点を示している。。実働肩替り後に2次切
断を検知すると、予備ロープ側の引張りバネ10に引き
下げられて、押えローラ34はレバースイング軸受5に
より右旋回退避し、予備、ロープ切断による2次検知レ
バー36は前端の2系列の押えローラ加圧を開放される
ので、2次レバー作動引張りバネ48に引下げられ、連
結捍に固定の楔ブレーキ操作ホイール20を引下げ、コ
ーナシーブ49とロープ27を介して、ブレーキ楔26
を引上げ篭とレールを制動停止する。以上説明の如く1
段メカニカル切断検知2段メカニカル検知ブレーキ楔又
はローラ作動機能は、2系列同時切断を始め凡ゆる切断
タイミングにも安全確実に、機能出来る簡単な構造であ
ることが必要充分形式である。2段検知作動ユニット4
は1次と2次検知レバー連動を介して、ロープ張力と引
張りバネによるシーソバランス機構である。従ってロー
プ切断後短期適正確実に予備ロープを追装する限り、切
断トラブルの根絶になる請求項2について図11〜1
6により説明する。図11と12は正常運転時の前後貫
通面扉形式の自動開閉と停電時は手動開閉切換え操作形
式である。前後扉の同期と個別選択開閉機構を図11に
より、又切換機構基準例の各概要を図12により説明す
る。図11は篭の内面から視た図である。モノレール左
右同期開閉形式篭扉21の外面で重り合う乗り場扉22
の連動開閉は、重なり面乗り場扉22のガイドレール3
と篭扉21のガイドローラ19による開閉操作は、乗降
面篭21に装備した一連の電動エンドレスチエイン23
駆動初期の遊びストローク活用でロック開閉摺動カム2
4のストローク限定レールユニット25を左右篭扉21
の外端に構成し、摺動カム24のレールユニット25内
終端で下面突起15が扉起動端を押出す、チエインの実
動ストロークで篭扉21を開閉する簡単な機構を前後貫
通両面に装備している。図12は篭の前後貫通面夫々に
一連の電動エンドレスチエイン23形式扉同期開閉と個
別選択開閉構成図である。 本発明扉開閉には簡単確実
な形式を採用し低コストと安全を期している。 従って
図12は機能構成例の概要を示すものであり前後扉の同
期及び個別開閉機構45とインバータモータ46及び停
電時のバッテリ電源自動切換えインバータ制御参考回路
図17を準用構成している。篭内開閉操作は図12右上
部を前部扉に下部を後部扉電磁開閉用個別開閉する時、
両電磁クラッチを同期同方向開閉することが前後扉の同
期開閉になる。尚開閉形式は参考例で各種別構成する。
勿論停電時は手動開閉形式である。次に救出昇降ブリッ
ジの機能構成について図13〜16により説明する。デ
ッキ扉38は避難デッキ56の上又は下方の階中間異常
落差停止中の脱出には、先ず後部扉を手動開閉に切換え
開放とスイングステップ43を展開し、避難デッキ56
渡行攀登り又は跨ぎ可能高さと、渡行中の地上転落防止
を図る複数段(図示3段)高さ分割個別軽快開閉と、手
掛けと乗越え容易な両面踏掛け付き片方又は両開き形式
としている。図は両開きである。スイングステップ43
は後部扉副い外方直立装備し、説明例では篭内からギア
ー連動のスイング固定ハンドル69を床方向に倒してロ
ックすると、渡行用展開し扉側に引き上げロックにより
スイング復帰する。避難階段は階高1/2単位の降下階
段(又はスロープ)62と、折返階段(又はスロープ)
63と踊り場68及び避難デッキ56により、リフト昇
降とコンパクトに連動構成されている。昇降ブリッジシ
ステムは、停電対策として常設発電機トラブルの不可抗
力的悲惨環境で発生する階中間停止篭の、搭乗者及び各
階乗り場待機者を安全速やかに屋外ダイレクト救出機能
究極の方式は、常時充電バッテリーDC又はソーラバッ
クアップ電源自動切換えによる、前後貫通篭活用低速継
続又は短時間限定昇降を可能にする本発明のブリッジシ
ステムである。又コンパクトバランス構成のためビル外
観形成も容易である。次に請求項3について図4により
説明する。図4は予備ロープ方式前後貫通篭の片側面ウ
エイト装架形式で、昇降干渉外方向駆動軸35の延長端
に駆動軸受42とギアー(図は傘歯車)37又はチエイ
ン伝導を介して、篭の上昇端天井外面以下に駆動装置と
制御盤を降下装備して、メインテナンス容易化と従来形
式の駆動装置以高の余高メンテナンスフロアの削減によ
り、1系列ロープ懸垂形式を含む全つるべ方式の塔頂突
出異常高を同時解決するものである。片扉形式篭では扉
反対面に装備する、又予備ロープ並装外の通常形式は各
種方向に装備簡単のため図面は省略している。次に請求
項4について図17により説明する。請求項4の軽量篭
用そらせ車は請求項1の駆動シーブ形式を回転フリー形
式に準用するものである。軽量篭では請求項1の2系列
ロープ方式の根幹をなす、予備ロープ切断検知点シーブ
の張力感知ロープ張力と実働ロープ張力差縮小のため、
同径シーブの同時切断による階中間缶詰停止懸念と、予
備ロープの検知点シーブ外れトラブル発生回避にウエイ
ト構成巻込みドラム40と41の依存により、張力接近
予備ローププールによる2系列装架するものである。以
下の機能は請求項1に準ずる。次に請求項5について説
明する。図18は常時充電機能形式バッテリにより停電
瞬時バッデリDC電源電磁切換えで、常用AC又はDC
モータによる、バックアップバッテリー電源相応の短時
間又は低速運転継続により、請求項2の救出用昇降ブリ
ッジを可能にし缶詰トラブルを解消するものである。
本発明は前述の実例のみに限定されるものではなく、発
明の趣旨を逸脱しない範囲に於いて、更に種々変更改善
を加えることは勿論である
【0008】
【発明の効果】厄介な予備ロープ構成もユニークなプー
ル方式そらせ車の採用により2系列ロープの切断制御
を介して、缶詰トラブル根絶と共に停電時自家発電対象
外エレベータに於いても、経済的な小容量バッデリーバ
ックアップによる低速運転で缶詰トラブル解消、車
利用者の一方向直進乗降により、全乗降者の昇降ロス
タイムを短縮出来る。又建屋外壁と至近エレベータと手
動連動を介して脱出用昇降ブリッジ形成つるべ吊り
上げ方式固有の突出高昇降塔ウイークポイントも解決出
【図面の簡単な説明】
【図1】メカニカル2段検知ユニット装備正面概要図
(図2のY−X−X′視図)
【図2】図1の平面図
【図3】ロープ張力格差設定ドラム付ウエイト正面図但
し上部ローラ楔作動部省略
【図4】2系列ロープ懸垂ウエイト配備及び駆動系統降
下装備説明平面図
【図5】セパレートスライド形予備ローププールシーブ
複列並装そらせ車正面図
【図6】予備ロープを同径シーブ並列同期昇降用駆動軸
キー固定による装架図
【図7】ロープ張力とバネ連動昇降上下限停止と切断瞬
時上下逆転複列実働そらせシーブ側面図
【図8】図7形式実働及び予備ロープシーブ複列並装そ
らせ車断面
【図9】2段切断メカニカル検知ユニット作動説明正面
【図10】図9の平面図
【図11】電動エンドレスチエイン駆動方式扉開閉機構
説明正面
【図12】図11の駆動方式系統説明平面図
【図13】前後貫通篭後部扉外側装備のスイングステッ
プを介して渡行避難デッキ階段(又はスロープ)構成側
面図
【図14】図13の平面図
【図15】高さ3分割デッキ扉正面図
【図16】図15の平面図
【図17】同径回転フリーシーブ同軸平装形式そらせ車
正面図
【図18】緊急停電時自動切換バッテリーDC電源によ
る自動バックアップ供電常用ACモータ駆動参考回路
【符号の説明】 1 昇降レール 2 篭 3 開閉ガイドレール 4 2段検知作動ユニットレバースイング軸受レバースイング軸受 7 スプロケットホイール 8 進入ガイド(又は進入端) 9 タイヤ直進誘導溝 10 引張りバネ 11 カム連結悍 12 LMメタル 13 LMガイドレール 14 支柱 15 下面突起 16 実働ロープ 16′予備ロープ 17 実働そらせ車 17′予備そらせ車 18 駆動シーブ(実働及び予備兼用) 19 ガイドローラ 20 ブレーキ操作ホイール 21 篭扉 22 乗り場扉 23 エンドレスチエイン 24 摺動カム 25 レールユニット 26 楔(又はブレーキローラ) 27 楔ロープ 28 1次検知レバー 29 検知点シーブ 30 1次切断点シーブ 31、31′ チエイン駆動部 32、32′ 摺動カム起動部 33 ウエイト 34 押えローラ 35 駆動延長軸 36 2次検知レバー 37 ギアー 38 デッキ扉 39 キー 40 懸垂調整ドラム 41 同上 42 軸受 43 スイングステップ 44 スイングローラ 45 同期及び個別開閉機構 46 インバータモータ 47 バネ 48 2次レバー引下げバネ 49 コーナシーブ 50 駆動軸 51 ベアリング 52 ウエイト下部ローラ 53 ウエイトレール 54 手掛 55 踏掛 56 避難デッキ 57 スペーサ(又はスラストベアリング) 58 シーブ軸 59 昇降軸受 60 バネ 61 安全柵 62 降下階段(又はスロープ) 63 折返し階段(又はスロープ) 64 ベースシーブ 65 位置決めスペーサ 65′位置決めスペーサ 66 スライドシーブ 67 シーブ本体 68 踊り場 69 スイング固定ハンドル 70 分画点ネジ 71 停電検出瞬時直流切換えスイッチ(DCSSW) 72 可変電圧可変周波数 (VVVFインバータ) 73 変流器(変成器)(CHG) 74 充電器 (MCCBB) 75 充電器入力ブレーカ(MCCBR) 76 ″ 出力ブレーカ(MCCBD) 77 蓄電池ブレーカ 78 交流入力ブレーカ 79 三相交流入力端 80 警報回路 81 鉛蓄電池 82 三相交流出力端(モータ) 83 故障(一括)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図10】
【図16】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図17】
【図15】
【図18】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 多目的リフト
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】工場用多目的及び中、低層ビ
ジネスビル又は住居用或は中小病院用並びに災害活用多
目的リフト
【0002】
【従来の技術】ロープ切断又は自家発電或はバッテリー
電源等停電対策未整備或は発電機能トラブル発生エレベ
ータに於ける缶詰回避と、各階から屋外ダイレクト救出
用昇降ブリッジ兼用機能形式なく、乗り場扉前車いす進
入端及び篭内軽快直進誘導溝もなく特に災害時自力乗降
に手間取るため乗降全員の大幅昇降タイムロス要因とな
っている。又つるべ方式乗降塔頂は周辺と突出して違和
感になっている
【0003】
【発明が解決するための課題】ロープ切断瞬時予備ロー
プとメカニカル自動肩替りを可能にする2系列ロープの
同期昇降形式と災害時各階乗り場と屋外非常階段間昇降
ブリッジ兼用機能エレベータの開発
【0004】
【問題を解決するための手段】災害に備え常時充電バッ
テリDC電源又はソーラ電源瞬時自動切替え供給インバ
ータ制御装備により常用AC又はDCモータ流用短時間
又は減速運転継続方式とする
【0005】前後貫通両面扉形式篭の奥扉と屋外非常階
段間安全渡行手動スイングステップを篭に装備し、実働
ロープ切断瞬時予備ロープ肩替り形式シーブ装備と、2
段切断メカニカル検知連動ストッパーと2系列ロープ緊
張格差設定ウエイトを構成しつるべ方式特有の突出高
解消に駆動装置を最高階停止篭の周辺に下方装備する
【0006】篭内歩行障害にならず車いすのタイヤ面を
軽快、安全に直進誘導する溝を1本〜2本埋設と乗り場
には躊躇なく乗降可能なタイヤ進入端とレール切欠きを
設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】ビルエレベータは今やメーカを間
わず構造機能と電子制御に至るまで優劣の判定困難な域
に達している。本発明は工場棟内構成の高所事務所又は
一般の中低層各種ビジネスエレベータの総合乗降ロス
イム短縮と、ユニークな予備ローププール方式により切
断トラブルを根絶し、車いす利用者の企業参加安全
策、近未来の住居用、或は災害、又は停電発生時の缶詰
トラブル排除と、災害時の避難屋外脱出用昇降ブリッジ
活用等、本発明は隠れた生産性向上対策として災害時の
実用価値を網羅している。又住居に於いては車いすの軽
快直進を可能にする一階玄関貫通乗降口に加え、ロープ
切断トラブルに強い予備ロープ並装方式で篭の前後貫通
両面を乗降適性とする、地階、屋上、納戸、介護室又は
いす利用者の一方向直進乗降その他個性ルーム機能発
揮可能に前後扉同期又は個別選択開閉制御構成と、特に
災害又は停電時発生の缶詰トラブル排除は近未来加速傾
向の住居需要としてもメインテナンス緊急呼出し以上
の、優れた安全機能を保証しなければリフト装備価値を
喪失する時代である。高齢化加速現状から近未来の生活
様式に於いて、住居の車いす適応能力を備えたエレペー
タ機能が嘗ての生活三種の神器の座も予測される。次に
請求各項について説明する。請求項1はユニークな構成
により安全を最優先すロープ切断トラブルの根絶と
いす利用者を含む全乗降者相互が等閉視するロスタイム
を優しく無意識的に排除するものである。昇降実働及び
予備ロープ2系列の個別切断検知レバー引張りバネ10
に引張力を発生する検知点シーブ面圧検知可能を下限と
する張力格差を、ウエイトに構成したロープ巻き込みド
ラムを介して設定装架を容易にし、実働ロープ切断をメ
カニカル1次検知瞬時に予備ロープとメカニカル自動肩
替りと、2次切断メカニカル検知瞬時に選択構成した各
種形式ブレーキ作動により篭の駆動停止と位置固定して
安全を確保する。以下の説明には楔形式ブレーキを対象
とする。尚各切断検知電気回路も構成している。先ず予
備ロープシーブ並装駆動形式及び予備ローププール形式
そらせシーブについて図5〜8により説明する。図5は
セパレート形式による実働シーブ直上に予備ローププー
ル複合の並列形そらせ車で、複合シーブ右側の実働シー
ブ17に実働ロープ16を装架し、通常はロープ空白の
左側実働シーブ17直上に検知点シーブ29に懸垂ロー
プ張力検知可能下限張力設定で装架する予備ロープ1
6′は、左右の実働シーブ17に挾まれたセパレート形
式ベースシーブ64と圧縮バネ47で側圧を受けて、ロ
ープ装架溝を合成するスライドシーブ66により、実働
シーブと個別軽快回転に実働ロープ16と予備ロープ1
6′は夫々ボールベアリング封入回転フリーシーブで2
系列同期昇降を可能に、シーブ直径差無関係にシーブ軸
58を介して個別回転構造にしている。各シーブは位置
決めスペーサ65とスペーサ又はスラスドベアリング5
7及びバネ47により軸方向の関係位置を規制し、厄介
な予備ローププール形式実働及び予備シーブの個別回転
を確実にしている。次に切断による予備ロープ肩替り装
架について述べる。図5の右側実働シーブ17に装架の
実働ロープ16が切断すると、瞬時左側の実働シーブ1
7直上の予備ロープ16′は張力格差逆転によりバネ4
7に抗して、スライドシーブ66を外方押し出しの間に
空白の実働シーブ17にロープ圧により自力降下装架
し、実働荷重を肩替りするものである。実働ロープ切断
瞬時肩替り方式予備ロープは厄介な格差張力を前提とす
る同期昇降が絶対条件となり、駆動シーブは図6の如く
同径シーブの並装又は2系列ロープ区分装架1体形シー
ブとなる。異径シーブによる予備ローププール形式は同
期昇降駆動シーブとしては成立せず採用出来ない図7
と8はロープ張力変動バネ連動によるシーブ軸昇降肩替
り形式そらせ車である。図5のセパレート形式予備ロー
プ装架に対し、図8の右側実働シーブ17はロープ張力
(シーブ荷重)によりバネ60を圧縮して、張力連動昇
降軸59の下限停止を示し、左側は予備ロープ装架中の
ためバネ60の加圧を受けて上限停止中を示している。
右側シーブの実働ロープ16が切断するとバネ60によ
りシーブ軸59は上限停止し、逆に左側の予備ロープ1
6′は荷重逆転により下限停止で実働ロープを肩替りす
るものである。本発明の2系列方式は仮に予備ロープと
実働ローブの張力差接近においてもトラブル発生と同時
切断もなく安全である。次に実働ロープと同期昇降予備
ロープ装架2系列懸垂ウエイトについて図3と4により
説明する。予備ロープ16′の切断検知点シーブ29が
張力検知可能を下限とする厄介な張力調整装架も、実働
ロープ16と張力格差簡易設定ウエイト採用の本発明に
より初めて可能になる。ウエイト左右に図示省略の篭停
止楔形式に準じ、切断瞬時個別に、検知点シーブ29と
引張りバネ連動楔作動形式によりスイングローラ44
を、軽快昇降スパンの固定形式下部ローラ52並みにレ
ール方向張出しと、2系列切断瞬時左右の楔作動で篭同
様ウエイトを停止させる。張力格差設定ロープ装架は図
3に略記の調整ドラム40と41の、同心外周ウエイト
外面の昇降干渉回避面に詳細図示省略の折りたたみハン
ドル兼ドラム固定レバーを各分画点ネジ70で固定する
ものである。次に2系列個別1次切断メカニカル検知と
2系列切断メカニカル検知瞬時篭のブレーキ停止連動に
ついて図1と2及び図9と10により説明する。通常の
エレベータは1本の懸垂ロープ切断をメカニカル検知連
動で、篭を瞬時階中間にブレーキ楔又はローラ停止のた
め、必ず災害停電時或は装備発電機能停止時には缶詰ト
ラブル発生となるが現状のエレベータではこれが限界で
ある本発明の予備ローププール機構を追加装架する2
系列形式ではトラブル根絶に実働ロープ16一本の切断
には、メカニカル1次及び2次検知レバー連動1段切断
検知バネパワープール形式の2段検知作動ユニット4に
よりブレーキ作動せず又切断肩替り方式による実働と
予備シーブの不規則な転換作動に於いても2次切断検知
瞬時ブレーキ連動停止を確立しなければならない。その
ためには2系列切断まで一次切断検バネパワーを2段検
知作動ユニット4にメカニカル蓄積して、切断2次検知
瞬時作動の簡単構造が安全の絶対条件になる。それが本
発明構成請求項1の要素で作動について説明する。1次
検知レバー28はレバースイング軸受5のロープ側下方
の引張りバネ10に抗して、ロープ対象仰角装架の2系
列平行装備夫々先端の検知点シーブ29と嵌合昇降する
ロープ張力により、レバースイング軸受5を介してシー
ソ作動により他端の押えローラ34を介して2次検知レ
バー36を加圧している。又1系統の押えローラ34は
楔作動制御2次検知レバーの安全停止力を備えている。
2次検知レバー36は後端をブレーキ操作ホイール20
の作動用押し下げ桿と連結し、下方には2次レバー引き
下げバネ48を装着し、1次検知レバー同様レバースイ
ング軸受6に装架したシーソー形式である。2次検知レ
バー前端に2系列の1次検知レバー28が先端の検知点
シーブ29のロープ嵌合張力転換連動端押えローラ34
の受圧面を備えている。次に切断作動について説明す
る。図9は実働ロープ切断瞬時引張りバネ10により、
実働ロープ検知点シーブを1次切断点シーブ30に降下
し、切断瞬時実働肩替りの予備ロープ検知点シーブ29
は新実働ロープ用として、2次検知レバー36対象の2
次切断待機原点を示している。。実働肩替り後に2次切
断を検知すると、予備ロープ側の引張りバネ10に引き
下げられて、押えローラ34はレバースイング軸受5に
より右旋回退避し、予備ロープ切断による2次検知レバ
ー36は前端の2系列の押えローラ加圧を開放されるの
で、2次レバー作動引張りバネ48に引下げられ、連結
桿に固定の楔ブレーキ操作ホイール20を引下げ、コー
ナシーブ49とロープ27を介して、ブレーキ楔26を
引上げ篭とレールを制動停止する。以上説明の如く1段
メカニカル切断検知2段メカニカル検知ブレーキ楔又は
ローラ作動機能は、2系列同時切断を始め凡ゆる切断タ
イミングにも安全確実に、機能出来る簡単な構造である
ことが必要充分形式である。2段検知作動ユニット4は
1次と2次検知レバー連動を介して、ロープ張力と引張
りバネによるシーソバランス機構である。従ってロープ
切断後短期適正確実に予備ロープを追装する限り、切断
トラブルの根絶になる請求項2について図11〜16
により説明する。図11と12は正常運転時の前後貫通
面扉形式の自動開閉と停電時は手動開閉切換え操作形式
である。前後扉の同期と個別選択開閉機構を図11によ
り、又切換機構基準例の各概要を図12により説明す
る。図11は篭の内面から視た図である。モノレール左
右同期開閉形式篭扉21の外面で重り合う乗り場扉22
の連動開閉は、重なり面乗り場扉2のガイドレール3
と篭扉21のガイドローラ19による開閉操作は、乗降
面篭21に装備した一連の電動エンドレスチエイン23
駆動初期の遊びストローク活用でロック開閉摺動カム2
4のストローク限定レールユニット25を左右篭扉21
の外端に構成し、摺動カム24のレールユニット25内
終端で下面突起15が扉起動端を押出す、チエインの実
動ストロークで篭扉21を開閉する簡単な機構を前後貫
通両面に装備している。図12は篭の前後貫通面夫々に
一連の電動エンドレスチエイン23形式扉同期開閉と個
別選択開閉構成図である。 本発明扉開閉には簡単確実
な形式を採用し低コストと安全を期している。 従って
図12は機能構成例の概要を示すものであり前後扉の同
期及び個別開閉機構45とインバータモータ46及び停
電時のバッテリ電源自動切換えインバータ制御参考回路
図17を準用構成している。篭内開閉操作は図12右上
部を前部扉に下部を後部扉電磁開閉用個別開閉する時、
両電磁クラッチを同期同方向開閉することが前後扉の同
期開閉になる。尚開閉形式は参考例で各種別構成する。
勿論停電時は手動開閉形式である次に救出昇降ブリッ
ジの機能構成について図13〜16により説明する。デ
ッキ扉38は避難デッキ56の上又は下方の階中間異常
落差停止中の脱出には、先ず後部扉を手動開閉に切換え
開放とスイングステップ43を展開し、避難デッキ56
渡行攀登り又は跨ぎ可能高さと、渡行中の地上転落防止
を図る複数段(図示3段)高さ分割個別軽快開閉と、手
掛けと乗越え容易な両面踏掛け付き片方又は両開き形式
としている。図は両開きである。スイングステップ43
は後部扉副い外方直立装備し、説明例では篭内からギア
ー連動のスイング固定ハンドル69を床方向に倒してロ
ックすると、渡行用展開し扉側に引き上げロックにより
スイング復帰する。避難階段は階高1/2単位の降下階
段(又はスロープ)62と、折返階段(又はスロープ)
63と踊り場68及び避難デッキ56により、リフト昇
降とコンパクトに連動構成されている。昇降ブリッジシ
ステムは、停電対策として常設発電機トラブルの不可抗
力的悲惨環境で発生する階中間停止篭の、搭乗者及び各
階乗り場待機者を安全速やかに屋外ダイレクト救出機能
究極の方式は、常時充電バッテリーDC又はソーラバッ
クアップ電源自動切換えによる、前後貫通篭活用低速継
続又は短時間限定昇降を可能にする本発明のブリッジシ
ステムである。又コンパクトバランス構成のためビル外
観形成も容易である。次に請求項3について図4により
説明する。 図4は予備ロープ方式前後貫通篭の片側面ウ
エイト装架形式で、昇降干渉外方向駆動軸35の延長端
に駆動軸受42とキアー(図は傘歯車)37又はチエイ
ン伝導を介して、篭の上昇端天井外面以下に駆動装置と
制御盤を降下装備して、メインテナンス容易化と従来形
式の駆動装置以高の余高メンテナンスフロアの削減によ
り、1系列ロープ懸垂形式を含む全つるべ方式の塔頂突
出異常高を同時解決するものである。片扉形式篭では扉
反対面に装備する、又予備ロープ並装外の通常形式は各
種方向に装備簡単のため図面は省略している次に請求
項4について図17により説明する。請求項4の軽量篭
用そらせ車は請求項1の駆動シーブ形式を回転フリー形
式に準用するものである。軽量篭では請求項1の2系列
ロープ方式の根幹をなす、予備ロープ切断検知点シーブ
の張力感知ロープ張力と実働ロープ張力差縮小のため、
同径シーブの同時切断による階中間缶詰停止懸念と、予
備ロープの検知点シーブ外れトラブル発生回避にウエイ
ト構成巻込みドラム40と41の依存により、張力接近
予備ローププールによる2系列装架するものである。以
下の機能は請求項1に準ずる。次に請求項5について説
明する。図18は常時充電機能形式バッテリにより停電
瞬時バッテリDC電源電磁切換えで、常用AC又はDC
モータによる、バックアップバッテリー電源相応の短時
間又は低速運転継続により、請求項2の救出用昇降ブリ
ッジを可能にし缶詰トラブルを解消するものである。
本発明は前述の実例のみに限定されるものではなく、発
明の趣旨を逸脱しない範囲に於いて、更に種々変更改善
を加えることは勿論である
【0008】
【発明の効果】厄介な予備ロープ構成もユニークなプー
ル方式そらせ車の採用により、2系列ロープの切断制御
を介して、缶詰トラブル根絶と共に停電時自家発電対象
外エレベータに於いても、経済的な小容量バッテリーバ
ックアップによる低速運転で缶詰トラブル解消、車
利用者の一方向直進乗降により、全乗降者の昇降ロス
タイムを短縮出来る。又建屋外壁と至近エレベータと手
動連動を介して脱出用昇降ブリッジ形成つるべ吊り
上げ方式固有の突出高昇降塔ウイークポイントも解決出
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つるべ類似吊り上げ形式の昇降篭自重と
    定員荷重に適応して、左右昇降レール側に分散装架又は
    扉反対面或は片側のレール左右対称に昇降装架する、2
    個分割カウンターウエイト懸垂ロープの個別切断時篭の
    偏心吊りで発生する駆動トルク削減に、幅方向重心転移
    用水平断面変形カウンターウエイトを篭中心対象にロー
    プスパン短縮形成装架又は均等断面偏心吊り駆動トルク
    ロス発生を前提とする、篭中心対象ロープスパン短縮装
    架で発生するレール昇降抵抗軽減用ガイドローラ構成ウ
    エイト等で装備する、2個分割同期昇降カウンターウエ
    イト連結ロープの同時切断回避に夫々の安全率に格差設
    定したロープ毎に、挺子連動切断1次検知と両方の切断
    を対象とする2次検知同期楔作動による篭の中間停止両
    メカニカル検知安全機構と、ロープ毎に切断1次検知回
    路を形成し、ウエイトの落下防止には楔又は作動端ブレ
    ーキローラ挺子形式宙吊り機構を構成し、1次検知と同
    期インバータによりトルク一定の減速運転継統を可能に
    し、停電対策にはバッテリ電源切換え供給接点構成イン
    バータの常用装備を前提に、1次検知適応短時間低速運
    転継続用小容量バッテリー電源切換えを介し、常用AC
    モータによる低速短時間運転継続又は至近上、下階定位
    置停止させる。本発明は2個分割カウンターウエイトの
    ロープスパン短縮により、1次検知後個別ロープに於い
    て篭の偏心吊り駆動トルクの軽減と2分割1次検知によ
    り低速継統運転を可能にし、停電発生時に於いても1次
    検知状態適応可能小容量バッテリ電磁切換え、短時間低
    速運転継続等による缶詰排除を特長とする多目的リフ
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1の基本構造を有する篭左右昇降
    レールの同一扉側又は片方のレール対称両側に同期昇降
    分割カウンターウエイト並装による後部開放スペースを
    前後貫通篭の後部昇降口とし、前後同形式モノレール左
    右開閉扉及び電動エンドレスチエイン駆動機構2系列の
    モータ共用同期又は個別選択開閉と、篭床面に車椅子の
    片側タイヤ又は両輪を軽快直進誘導用溝1〜2本の配設
    と、篭扉レール横断切り欠き及び篭床誘導溝と連通する
    進入端を乗り場扉レール外側に合成して、車椅子利用者
    が進入容易且安全に一方向直進の早い乗降により同乗全
    乗降者の昇降タイム短縮醸成効果を伴う、車椅子利用者
    の一方向タイヤ直進誘導乗降と2分割カウンターウエイ
    ト方式缶詰排除と車椅子利用者と同乗、全乗降者の早い
    昇降タイム醸成を特長とする前後貫通乗降方式多目的リ
    フト。
  3. 【請求項3】 請求項1と2の基本構造を有する篭の退
    避用昇降ブリッジ機能構成に於いて、脱出方向の後部乗
    り場扉を排除し、後部篭扉に開放不能時の脱出用嵌め込
    み戸構成と、後部篭扉裾部外側面と近接構成した、外方
    旋回形式の短スパン通行片持ちブリッジ兼安全フットド
    アを建屋外壁内面と至近環境に設置し、篭脱出用後部扉
    の昇降コース該当建屋外壁を跨ぎ退避可能高さの、複数
    段を左右手動スライド開閉により脱出扉口とし、又災
    害、停電その他異常時の中間停止点脱出障害になる昇降
    面と退避コースの外壁構成梁等を、水平断面湾形とする
    降下ステップ兼安全柵として退避安全コースを確立し
    て、災害時各階の屋外退避者昇降用ブリッジ機能併備の
    前後貫通昇降篭を特長とする多目的リフト
  4. 【請求項4】 請求項1の基本構造を有する昇降塔頂部
    が接合建屋上端に突出する違和感解消に於いて、2個分
    割カウンターウエイトのロープ又はチエインのスパン短
    縮シーブ外側の2個と、軸の1端を篭昇降干渉回避区間
    延長端軸受けを介して駆動出力軸と直結又はギアー或は
    チエイン伝導駆動装置ベース下方に、据付けと点検容易
    な落差を介して篭乗降方向次階天井裏相当面を、メイン
    テナンスフロア形成する事により、つるべ方式昇降塔頂
    部の低位形成を特長とする多目的リフト。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007210690A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Mitsubishi Electric Corp エレベータ用ガイドレール
CN103879852A (zh) * 2013-06-27 2014-06-25 洛阳威尔若普检测技术有限公司 基于形变原理的电梯钢丝绳断绳监测装置
CN110980471A (zh) * 2019-12-31 2020-04-10 界首市迅立达电梯有限公司 一种基于物联网的电梯曳引机钢丝绳状态预警系统
CN111483897A (zh) * 2019-01-29 2020-08-04 奥的斯电梯公司 吊绳监测装置

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