JPH10113220A - 化粧用コンパクト - Google Patents
化粧用コンパクトInfo
- Publication number
- JPH10113220A JPH10113220A JP30344996A JP30344996A JPH10113220A JP H10113220 A JPH10113220 A JP H10113220A JP 30344996 A JP30344996 A JP 30344996A JP 30344996 A JP30344996 A JP 30344996A JP H10113220 A JPH10113220 A JP H10113220A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- storage
- mirror
- cover
- cover member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加工時に高価な成型用金型を必要とせず、さ
らに廃棄物として処理する際に処理しやすく、さらにデ
ザイン的に新鮮で他の製品と差別化することのできる化
粧用コンパクトを提供する。 【構成】 ケーキ皿を収納するケーキ皿収納部が形成さ
れた紙材による収納部材と、この収納部材の上部を覆う
ことができ内部に鏡を収納する鏡収納部が形成された紙
材による蓋部材と、前記収納部材及び蓋部材が開閉可能
となるように両部材に貼着された紙材による連結部材よ
り構成されている。
らに廃棄物として処理する際に処理しやすく、さらにデ
ザイン的に新鮮で他の製品と差別化することのできる化
粧用コンパクトを提供する。 【構成】 ケーキ皿を収納するケーキ皿収納部が形成さ
れた紙材による収納部材と、この収納部材の上部を覆う
ことができ内部に鏡を収納する鏡収納部が形成された紙
材による蓋部材と、前記収納部材及び蓋部材が開閉可能
となるように両部材に貼着された紙材による連結部材よ
り構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧用コンパクトに関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の化粧用コンパクトはケーキ皿を収
納するケーキ皿収納凹部が形成された収納部材と、この
収納部材の上部を覆うことができ内部に鏡を収納する鏡
収納凹部が形成された蓋部材と、この収納部材と蓋部材
を開閉可能に係止する蝶番と、蓋部材の閉状態を保つ開
閉用フックとから構成され、その材質として金属材、あ
るいはプラスチック材が使用されていた。
納するケーキ皿収納凹部が形成された収納部材と、この
収納部材の上部を覆うことができ内部に鏡を収納する鏡
収納凹部が形成された蓋部材と、この収納部材と蓋部材
を開閉可能に係止する蝶番と、蓋部材の閉状態を保つ開
閉用フックとから構成され、その材質として金属材、あ
るいはプラスチック材が使用されていた。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来の化粧用コンパ
クトはその材質として金属材、あるいはプラスチック材
が使用されているので、その加工には高価な成型用金型
が必要であり、それによって製品もコスト高となってい
た。
クトはその材質として金属材、あるいはプラスチック材
が使用されているので、その加工には高価な成型用金型
が必要であり、それによって製品もコスト高となってい
た。
【0004】さらに金属材あるいはプラチック材は廃棄
物として処理される際には再生処理に難を残すものであ
り、そのためコンパクトを各部材に分離した後、廃棄し
なければならず面倒であるという欠点があった。
物として処理される際には再生処理に難を残すものであ
り、そのためコンパクトを各部材に分離した後、廃棄し
なければならず面倒であるという欠点があった。
【0005】また製品がデザイン的に画一的なものとな
り、製品として新鮮味に欠けるものとなるという欠点が
あった。
り、製品として新鮮味に欠けるものとなるという欠点が
あった。
【0006】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
加工において高価な成型用金型を必要とせず、さらに廃
棄物として処理する際に処理しやすく、さらにデザイン
的に新鮮で他の製品と差別化することのできる化粧用コ
ンパクトを提供することを目的としている。
加工において高価な成型用金型を必要とせず、さらに廃
棄物として処理する際に処理しやすく、さらにデザイン
的に新鮮で他の製品と差別化することのできる化粧用コ
ンパクトを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は収納部材、蓋部材、連結部材をいずれも紙
で形成するという手段を用いている。
め、本発明は収納部材、蓋部材、連結部材をいずれも紙
で形成するという手段を用いている。
【0008】
【作用】収納部材、蓋部材、連結部材をいずれも紙で形
成することによって、製品を加工する際に高価な金型が
不要となるので製品の価格を下げることができるように
作用している。
成することによって、製品を加工する際に高価な金型が
不要となるので製品の価格を下げることができるように
作用している。
【0009】また廃棄物として処理する際にも各部材に
分解する必要もなく、紙として再生、あるいは焼却する
ことができるように作用している。
分解する必要もなく、紙として再生、あるいは焼却する
ことができるように作用している。
【0010】
【発明の実施例】以下、図面に示す実施例により本発明
を詳細に説明する。図1ないし図5に示す発明の第1の
実施例において、1は紙で成形された収納部材で、この
収納部材1には化粧品2を収納したケーキ皿3と筆など
の化粧用具4が収納できる凹部状、または穴状のケーキ
皿収納部5が形成されている。
を詳細に説明する。図1ないし図5に示す発明の第1の
実施例において、1は紙で成形された収納部材で、この
収納部材1には化粧品2を収納したケーキ皿3と筆など
の化粧用具4が収納できる凹部状、または穴状のケーキ
皿収納部5が形成されている。
【0011】6は紙で形成された蓋部材で、この蓋部材
6には鏡7を収納できるような凹部状または穴状の鏡収
納部8が形成されている。
6には鏡7を収納できるような凹部状または穴状の鏡収
納部8が形成されている。
【0012】9は紙で形成された連結部材で、この連結
部材9には前記収納部材1と蓋部材6がそれぞれ接着剤
などによって貼着されている。
部材9には前記収納部材1と蓋部材6がそれぞれ接着剤
などによって貼着されている。
【0013】さらにこの連結部材9は途中より折り曲げ
可能に形成され、蓋部材6で収納部材1の上面を覆うこ
とができるように構成されている。
可能に形成され、蓋部材6で収納部材1の上面を覆うこ
とができるように構成されている。
【0014】このように構成された化粧用コンパクト1
3は、収納部材1、蓋部材6、連結部材9はいずれも厚
紙が使用され、その加工方法はプレス機による打ち抜き
加工、あるいは切断加工によって所定の形状に加工され
ている。
3は、収納部材1、蓋部材6、連結部材9はいずれも厚
紙が使用され、その加工方法はプレス機による打ち抜き
加工、あるいは切断加工によって所定の形状に加工され
ている。
【0015】10は締結部材で、この締結部材10は収
納部材1あるいは収納部材側に貼着された連結部材に取
り付けられた紐あるいはゴムバンドで、化粧用コンパク
ト13の携帯時には蓋部材6あるいは蓋部材側に貼着さ
れた連結部材9に掛け渡されて蓋部材6の閉状態を保つ
ことのできるように形成されている。
納部材1あるいは収納部材側に貼着された連結部材に取
り付けられた紐あるいはゴムバンドで、化粧用コンパク
ト13の携帯時には蓋部材6あるいは蓋部材側に貼着さ
れた連結部材9に掛け渡されて蓋部材6の閉状態を保つ
ことのできるように形成されている。
【0016】さらにこれらの各部材は切断加工によって
所定形状に加工した際に、切断面に紙粉が発生して化粧
品2を汚してしまうことがあるが、加工された後、貼着
前あるいは貼着後にエアーガン12によるスプレー塗装
方法、あるいは塗料に浸すデッピング塗装方法によって
水溶性塗料11のコーティングを施すことによって、切
断面に発生する紙粉を効率よく防止することができる。
所定形状に加工した際に、切断面に紙粉が発生して化粧
品2を汚してしまうことがあるが、加工された後、貼着
前あるいは貼着後にエアーガン12によるスプレー塗装
方法、あるいは塗料に浸すデッピング塗装方法によって
水溶性塗料11のコーティングを施すことによって、切
断面に発生する紙粉を効率よく防止することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0018】1)収納部材、蓋部材、連結部材がいずれ
も紙で形成されているので、製品を加工する際に高価な
金型が不要となり製品の価格を下げることができる。
も紙で形成されているので、製品を加工する際に高価な
金型が不要となり製品の価格を下げることができる。
【0019】2)また廃棄物として処理する際にも各部
材に分解する必要もなく、紙として再生、あるいは焼却
することができるのでゴミの減少につながる。
材に分解する必要もなく、紙として再生、あるいは焼却
することができるのでゴミの減少につながる。
【0020】3)製品がデザイン的に新鮮なものとな
り、従来にない風合いの化粧用コンパクトとすることが
できる。
り、従来にない風合いの化粧用コンパクトとすることが
できる。
【図1】発明の蓋を閉じた状態の斜視図である。
【図2】発明の蓋を開けた状態の斜視図である。
【図3】発明の各部材に分解した状態の斜視図である。
【図4】発明の蓋を開けた状態の斜視図である。
【図5】発明の収納部材をコーティングする状態の説明
図である。
図である。
1 収納部材 2 化粧品 3 ケーキ皿 4 化粧用具 5 ケーキ皿収納部 6 蓋部材 7 鏡 8 鏡収納部 9 連結部材 10 締結部材 11 水溶性塗料 12 エアーガン
Claims (4)
- 【請求項1】 ケーキ皿を収納するケーキ皿収納部が形
成された紙材による収納部材と、この収納部材の上部を
覆うことができ内部に鏡を収納する鏡収納部が形成され
た紙材による蓋部材と、前記収納部材及び蓋部材が開閉
可能となるように両部材に貼着された紙材による連結部
材より構成されることを特徴とする化粧用コンパクト。 - 【請求項2】 収納部材あるいは収納部材側に貼着され
た連結部材には蓋部材あるいは蓋部材側に貼着された連
結部材に掛け渡されて蓋部材の閉状態を保つことのでき
る紐あるいはゴムバンド等の締結部材が取り付けられて
いることを特徴とする請求項1記載の化粧用コンパク
ト。 - 【請求項3】 各部材は厚紙を打ち抜き加工あるいは切
断加工することによって形成されていることを特徴とす
る請求項1あるいは請求項2記載の化粧用コンパクト。 - 【請求項4】 各部材は貼着前あるいは貼着後に水溶性
塗料によるコーティングが施されていることを特徴とす
る請求項3記載の化粧用コンパクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30344996A JPH10113220A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 化粧用コンパクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30344996A JPH10113220A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 化粧用コンパクト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10113220A true JPH10113220A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17921130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30344996A Pending JPH10113220A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 化粧用コンパクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10113220A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004074112A3 (en) * | 2002-04-08 | 2004-11-11 | Meadwestvaco Corp | Multi-functional compact with storage receptacles |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP30344996A patent/JPH10113220A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004074112A3 (en) * | 2002-04-08 | 2004-11-11 | Meadwestvaco Corp | Multi-functional compact with storage receptacles |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061107 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070105 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070313 |