JPH10111479A - 回折光学素子を含む光学系及びそれを用いた光学装置 - Google Patents

回折光学素子を含む光学系及びそれを用いた光学装置

Info

Publication number
JPH10111479A
JPH10111479A JP8281828A JP28182896A JPH10111479A JP H10111479 A JPH10111479 A JP H10111479A JP 8281828 A JP8281828 A JP 8281828A JP 28182896 A JP28182896 A JP 28182896A JP H10111479 A JPH10111479 A JP H10111479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffractive optical
optical element
optical system
phase distribution
system including
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8281828A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Mizouchi
聡 溝内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8281828A priority Critical patent/JPH10111479A/ja
Publication of JPH10111479A publication Critical patent/JPH10111479A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切に設定した回折光学素子を用いることに
より、製造が容易でその効果の有効利用を図ることがで
きる回折光学素子を含む光学系及びそれを用いた光学装
置を得ること。 【解決手段】 互いに同じ位相分布を有し正又は負の屈
折力を示す複数の回折光学素子を光軸方向に重ねて配置
すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回折光学素子を含
む光学系及びそれを用いた光学装置に関し、例えば、被
写体を感光体面上に形成する為のカメラに用いられる結
像光学系、感光ドラム面上を光走査してその面上に画像
情報を形成する為の画像形成用光学系、IC,LSI等
の半導体素子(デバイス)を製造する際に第1物体面と
してのマスク面上の電子回路パターンを投影光学系(投
影レンズ)により第2物体面としてのウエハ面上に投影
するとき、該マスク面を照明する為の照明光学系等に好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子等をフォトリソグ
ラフィー技術を用いて製造する際にフォトマスク(以下
「マスク」と記す)の転写パターンを投影光学系を介し
てフォトレジスト等が塗布されたウエハ又はガラスプレ
ート等の基板(以下「基板」と記す)上に露光転写する
ようにした投影露光装置が使用されている。
【0003】近年、この投影露光装置には半導体素子の
高集積化、微細化に応じ投影光学系の解像度の向上が求
められている。又半導体素子1個のチップパターンが大
型化する傾向にあり、より大きな面積の転写パターンを
基板上に露光することが求められている。
【0004】前者の要望に応えるため、エキシマレーザ
の様なパルスレーザが遠紫外領域の光源として投影露光
装置に使用されている。現在エキシマレーザの波長とし
ては主に248nmのKrFエキシマレーザが使用され
ているが、硝材の透過率の点から使用できる硝材はSi
2 (以下「石英」と記す)、CaF2 (以下「蛍石」
と記す)に限られている。
【0005】更なる解像度の向上の為に、より短波長1
93nmのArFエキシマレーザの使用が検討されてい
る。この波長193nmの光は、例えば石英であっても
透過率が低く、レンズの露光光の熱吸収による結像倍率
の変動やフォーカス位置の変動、露光量不足による低ス
ループット等の問題があった。
【0006】この問題に対処する為には徹底したレンズ
の総肉厚の削減が必須になってくる。その為非球面レン
ズや回折光学素子を投影光学系の一部に使用する試みが
特開平7−128590号等で開示されている。
【0007】又後者の要望に応えるためにも回折光学素
子を投影光学系に使用する試みが特開平6−33194
1号等で開示されている。
【0008】このように回折光学素子を用いると、従来
の非球面レンズよりも強い非球面効果を容易かつ自在に
得ることができ、又強い屈折効果を薄いレンズ肉厚で得
ることができるので、露光面積の拡大や硝材の薄肉化が
容易になってくる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】回折光学素子を含んだ
光学系を用いると、前述の如く種々な効果が得られる。
しかしながら回折光学素子を用い、その屈折効果を強く
得ようとすると有効径が小さくても、有効径最周辺での
位相分布が小さくなり、製作が非常に困難となってく
る。又回折光学素子の屈折効果が弱くても、有効径が大
きければ、やはり有効径最周辺での位相分布が小さくな
りやすい。
【0010】次に、この問題点について例を用いて説明
する。図9は焦点距離f=100mm,fno=1.0の
凸平レンズ8であり、非球面を使用することで球面収差
を除去している。図10は回折光学素子を使用して図9
のレンズと同じ仕様を満足させた光学素子9であり、そ
の像側の面を回折光学素子としている。図から分かるよ
うに回折光学素子を用いた光学素子は非球面を使用した
レンズに比べガラスの総肉厚は1/7程度になってお
り、有効径最周辺での位相分布は0.554μmと非常
に細かいピッチとなっている。
【0011】更に実際の回折光学素子はその回折光率を
向上させるため4レベルバイナリーレンズや、8レベル
バイナリーレンズとして製造するが、その場合の有効径
最周辺での輪帯の幅はそれぞれ0.139μm,0.0
69μmとなり、その製造が非常に困難になっている。
【0012】本発明は、回折光学素子を設けた光学素子
の構成を適切に設定することによって、回折光学素子の
製作を容易にし、又回折光学素子としての効果の有効利
用を図ることによって光学系全体の簡素化を図り、結像
光学系,画像形成用光学系,リソグラフィー用光学系等
の各種の光学系及び光学装置への適用を容易にした回折
光学素子を含んだ光学系及びそれを用いた光学装置の提
供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の回折光学素子を
含む光学系は、 (1-1)互いに同じ位相分布を有し正又は負の屈折力を示
す複数の回折光学素子を光軸方向に重ねて配置すること
を特徴としている。
【0014】特に、(1-1-1) 前記複数の回折光学素子
は、透明基板の一方の面に形成した第1の回折光学素子
と前記透明基板の他方の面に形成した第2の回折光学素
子を有すること、(1-1-2) 前記複数の回折光学素子は、
第1の透明基板の面に形成した第1の回折光学素子と前
記第1の透明基板に隣接する第2の透明基板の面に形成
した第2の回折光学素子を有すること、(1-1-3) 前記複
数の回折光学素子は階段状要素を規則的に並べた素子で
あること、(1-1-4) 前記階段状要素の段数は4段以上で
あること、(1-1-5) 前記階段状要素の段数は8段以上で
あること、(1-1-6) 前記複数の回折光学素子はキノフォ
ームであること等を特徴としている。
【0015】本発明の光学装置は、 (2-1) 構成要件(1-1) の回折光学素子を含む光学系を介
した光束を利用して所定面上に画像情報を形成している
ことを特徴としている。
【0016】本発明の照明装置は、 (3-1) 構成要件(1-1) の回折光学素子を含む光学系を介
した光束を利用して所定面上を照明していることを特徴
としている。
【0017】本発明の投影露光装置は、 (4-1) 構成要件(1-1) の回折光学素子を含む光学系を介
した光束を利用して第1物体面上のパターンを照明し、
該第1物体面上のパターンを投影光学系により基板面上
に投影露光していることを特徴としている。
【0018】本発明のデバイスの製造方法は、 (5-1) 構成要件(1-1) の回折光学素子を含む光学系を介
した光束を利用してマスク面上のパターンを照明し、該
パターンでウエハ面を露光した後に、該ウエハを現像処
理工程を介してデバイスを製造していることを特徴とし
ている。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の回折光学素子を含
む光学系の実施形態1の要部概略図である。同図におい
て、OLは回折光学素子を含む光学系である。光学系O
Lは基板1cの光入射側(物体側)1aと光出射側(像
面側)1bに各々等しい位相分布の回折光学素子DOE
a,DOEb(不図示)を設けた1つの光学素子1より
成っている。光学系OLに入射した光束は光入射側と光
出射側の回折光学素子で各々屈折作用、例えば集光作用
又は発散作用を受けて点Pに集光している。
【0020】本実施形態の光学系OLにおいてその有効
径最周辺での位相分布は1.101μmであり、回折光
学素子を一つの面に使用した例に比べて約倍広い位相分
布となっている。又連続した面(入射面と出射面)に等
しい位相分布の回折光学素子を配置することにより、一
つの回折光学素子と略等価な効果を得ている。
【0021】又、等しい位相分布の回折光学素子を複数
の面に配置しているので回折光学素子をフォトリソグラ
フィー等で製造する場合、同一のマスクを使用すること
ができる。従って異なった位相分布の回折光学素子を製
造するのに比べ製造が容易となり、又位相分布が大変広
い場合はレプリカ等で量産することも可能である。
【0022】本実施形態の光学系OLは各種の光学装
置、例えば照明光学系,結像光学系,測定用光学系等の
各種の光学装置に適用可能である。尚、以下に示す各実
施形態における光学系の適用分野も同様である。
【0023】図2,図3は本発明の回折光学素子を含む
光学系OLの実施形態2,3の要部概略図である。
【0024】図2においてOLは光学系であり、等しい
位相分布の回折光学素子を含む2つの光学素子2,3を
有している。光学素子2(3)は基板の光入射側と光出
射側の連続した面に各々等しい位相分布の回折光学素子
を設けた構成より成っている。
【0025】光学系OLに入射した光束は光学素子2,
3に設けた回折光学素子で各々屈折作用を受けて点Pに
集光している。光学素子2,3においてその有効径最周
辺での位相分布は2.189μmであり、回折光学素子
を一つの面に使用した例に比べて約4倍広いピッチとな
っている。
【0026】図3においてOLは光学系であり、等しい
位相分布の回折光学素子を含む4つの光学素子4,5,
6,7を有している。光学素子4,5,6,7は基板の
光入射側と光出射側の連続した面に各々等しい位相分布
の回折光学素子を設けた構成より成っている。
【0027】光学系OLに入射した光束は光学素子4,
5,6,7に設けた回折光学素子で屈折作用を受けて点
Pに集光している。光学素子4〜7においてその有効径
最周辺での位相分布は4.318μmであり、回折光学
素子を一つの面に使用した例に比べて約8倍広いピッチ
となっている。
【0028】本発明の回折光学素子を含む光学系は回折
光学素子を設けた光学素子をいくつ有していても良い。
又本発明の光学系において等しい位相分布の回折光学素
子を複数面に使用した場合、使用した面数に略比例して
位相分布は広くなっていく。その結果、例えば図3の実
施形態3の位相分布であれば、4レベルバイナリーレン
ズとして製造した場合、有効径最周辺での輪帯の幅は約
1.1μmであり、十分製造可能となっている。
【0029】又同様に8レベルバイナリーレンズとして
製造した場合、有効径最周辺での輪帯の幅は約0.5μ
mであり、これも製造容易になっている。一般に再現な
く回折光学素子の数を増やすと回折光学素子の製造は容
易となるが、反面、レンズの総肉厚が増加するので本発
明においては回折光学素子の製造の容易さと、レンズの
総肉厚、透過率を同時に考慮しながら等しい位相分布の
回折光学素子の面数を決定している。
【0030】図4は本発明の回折光学素子を含む光学系
を半導体デバイスを製造する為の投影露光装置の一部に
適用したときの実施形態1の要部概略図である。
【0031】同図において光源30を出た光束は、ビー
ム整形光学系31により所望の光束径に変換された後、
オプティカルインテグレータ32の入射面32aに入射
する。オプティカルインテグレータ32は複数の微小レ
ンズ(フライアイレンズ)を2次元的に配列した構成よ
り成っている。オプティカルインテグレータ32の入射
面32aに入射した光束はその射出面32bに配光特性
が均一な複数の2次光源を形成している。
【0032】オプティカルインテグレータ32の射出面
32bに形成した複数の2次光源からの光束は各々照度
分布可変レンズ33を経て絞り面(マスキングブレー
ド)34を照射している。
【0033】35(35a,35b)は絞り面結像レン
ズであり、図5に示す構成より成っており、その一部に
回折光学素子を利用している。36はミラー、37は被
照射面としてのマスク面である。マスク面37には回路
パターンが形成されている。
【0034】絞り面34はマスク面37の照明範囲を決
めるもので、絞り面結像レンズ35によりマスク面37
に絞り面34は結像されている。マスク面37における
照度分布を可変にする為、照明光学系33内の光学素子
を光軸に沿って動かして絞り面34での照度分布を変化
させ、これを絞り面結像レンズ35でマスク面37に転
写して、マスク面37の照度分布を調整している。
【0035】38は投影光学系であり、マスク面37の
パターンをウエハ39面上に投影している。ウエハ39
はXYステージ上に載置されており、ステップ移動する
ことによりウエハ39面上を順次露光している。露光さ
れたウエハ39は公知の現像処理工程を介して、これに
より半導体素子(デバイス)を製造している。
【0036】図5は本実施形態の絞り面結像レンズ35
(35a,35b)の要部断面図である。図5では図4
に示すミラー36は省略している。
【0037】本実施形態の絞り面結像レンズ35(35
a,35b)は結像倍率2.5倍、NA=0.1であ
り、レンズ部35aとレンズ部35bを有し、各々のレ
ンズ部に回折光学素子を含む光学素子81,82,83
を用いている。
【0038】光学素子81の光入射面と光出射面には各
々等しい位相分布(最小位相分布3.53μm)の回折
光学素子が設けられている。又光学素子82,83の光
入射面と光出射面には各々等しい位相分布(最小位相分
布2.94μmで光学素子81の位相分布とは異なって
いる。)の回折光学素子が設けられている。
【0039】図6は回折光学素子を用いないで本実施形
態の図5に示す絞り面結像レンズと同一仕様の絞り面結
像レンズを構成したときの要部断面図である。
【0040】図6の絞り面結像レンズのガラスの総肉厚
は254.4mmである。これに対して図5の本実施形
態の絞り面結像レンズのガラスの総肉厚は150mmで
あり、図6に比べて約100mm薄くなっている。
【0041】本実施形態では図5に示すようにレンズ系
の一部に回折光学素子を用いることによって、ガラスの
肉厚を効果的に薄くし、レンズ系全体の小型,軽量化を
図っている。
【0042】次に上記説明した投影露光装置を利用した
半導体デバイスの製造方法の実施例を説明する。
【0043】図7は半導体デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造のフ
ローチャートである。
【0044】本実施例においてステップ1(回路設計)
では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ2
(マスク製作)では設計した回路パターンを形成したマ
スクを製作する。
【0045】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
【0046】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
【0047】ステップ6(検査)ではステップ5で作製
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0048】図8は上記ステップ4のウエハプロセスの
詳細なフローチャートである。まずステップ11(酸
化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(C
VD)ではウエハ表面に絶縁膜を形成する。
【0049】ステップ13(電極形成)ではウエハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では前記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0050】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、回折光学
素子を設けた光学素子の構成を適切に設定することによ
って、回折光学素子の製作を容易にし、又回折光学素子
としての効果の有効利用を図ることによって光学系全体
の簡素化を図り、結像光学系,画像形成用光学系,リソ
グラフィー用光学系等の各種の光学系及び光学装置への
適用を容易にした回折光学素子を含んだ光学系及びそれ
を用いた光学装置を達成することができる。
【0052】この他本発明によれば、回折光学格子の優
れた特徴を損なわずに作成可能な位相分布にまでピッチ
を広くすることを可能としている。又等しい位相分布の
回折光学素子を複数面に使用するので、回折光学素子を
光リソグラフィーで作成する場合やレプリカ等で使用す
る場合、そのコストダウンを図ることができる等の効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回折光学素子を含んだ光学系の実施形
態1の要部概略図
【図2】本発明の回折光学素子を含んだ光学系の実施形
態2の要部概略図
【図3】本発明の回折光学素子を含んだ光学系の実施形
態3の要部概略図
【図4】本発明の回折光学素子を含んだ光学系を利用し
た投影露光装置の実施形態1の要部概略図
【図5】図4に示す絞り面結像レンズの要部概略図
【図6】従来の絞り面結像レンズの要部概略図
【図7】本発明のデバイスの製造方法のフローチャート
【図8】本発明のデバイスの製造方法のフローチャート
【図9】従来の非球面を用いたレンズ系の説明図
【図10】従来の回折光学素子を用いたレンズ系の説明
【符号の説明】
OL 回折光学素子を含んだ光学系 1〜7 光学素子 30 光源 31 ビーム整形光学系 32 オプティカルインテグレータ 33 照度分布可変レンズ 34 絞り面 35(35a,35b) 絞り面結像レンズ 37 マスク 38 投影光学系 39 ウエハ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに同じ位相分布を有し正又は負の屈
    折力を示す複数の回折光学素子を光軸方向に重ねて配置
    することを特徴とする回折光学素子を含む光学系。
  2. 【請求項2】 前記複数の回折光学素子は、透明基板の
    一方の面に形成した第1の回折光学素子と前記透明基板
    の他方の面に形成した第2の回折光学素子を有すること
    を特徴とする請求項1の回折光学素子を含む光学系。
  3. 【請求項3】 前記複数の回折光学素子は、第1の透明
    基板の面に形成した第1の回折光学素子と前記第1の透
    明基板に隣接する第2の透明基板の面に形成した第2の
    回折光学素子を有することを特徴とする請求項1の回折
    光学素子を含む光学系。
  4. 【請求項4】 前記複数の回折光学素子は階段状要素を
    規則的に並べた素子であることを特徴とする請求項1の
    回折光学素子を含む光学系。
  5. 【請求項5】 前記階段状要素の段数は4段以上である
    ことを特徴とする請求項1の回折光学素子を含む光学
    系。
  6. 【請求項6】 前記階段状要素の段数は8段以上である
    ことを特徴とする請求項1の回折光学素子を含む光学
    系。
  7. 【請求項7】 前記複数の回折光学素子はキノフォーム
    であることを特徴とする請求項1の回折光学素子を含む
    光学系。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項記載の回折
    光学素子を含む光学系を介した光束を利用して所定面上
    に画像情報を形成していることを特徴とする光学装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれか1項記載の回折
    光学素子を含む光学系を介した光束を利用して所定面上
    を照明していることを特徴とする照明装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜7のいずれか1項記載の回
    折光学素子を含む光学系を介した光束を利用して第1物
    体面上のパターンを照明し、該第1物体面上のパターン
    を投影光学系により基板面上に投影露光していることを
    特徴とする投影露光装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜7のいずれか1項記載の回
    折光学素子を含む光学系を介した光束を利用してマスク
    面上のパターンを照明し、該パターンでウエハ面を露光
    した後に、該ウエハを現像処理工程を介してデバイスを
    製造していることを特徴とするデバイスの製造方法。
JP8281828A 1996-10-03 1996-10-03 回折光学素子を含む光学系及びそれを用いた光学装置 Pending JPH10111479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8281828A JPH10111479A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 回折光学素子を含む光学系及びそれを用いた光学装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8281828A JPH10111479A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 回折光学素子を含む光学系及びそれを用いた光学装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10111479A true JPH10111479A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17644577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8281828A Pending JPH10111479A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 回折光学素子を含む光学系及びそれを用いた光学装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10111479A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7505112B2 (en) Multiple exposure method
JP5003382B2 (ja) 露光方法及び装置、並びにデバイス製造方法
US6903801B2 (en) Illumination optical system for use in projection exposure apparatus
JP3631094B2 (ja) 投影露光装置及びデバイス製造方法
US7079220B2 (en) Illumination optical system and method, and exposure apparatus
US20010055107A1 (en) Illumination optical system in exposure apparatus
KR100823405B1 (ko) 노광장치 및 디바이스 제조 방법
EP0811865B1 (en) Illumination system and exposure apparatus
JP2002158157A (ja) 照明光学装置および露光装置並びにマイクロデバイスの製造方法
JP2008160072A (ja) 露光装置及びデバイス製造方法
TW200809919A (en) Exposure apparatus
JP4535260B2 (ja) 照明光学装置、露光装置、および露光方法
US20010012099A1 (en) Projection exposure apparatus and method for manufacturing devices using the same
US20060197933A1 (en) Exposure apparatus
JPH10300914A (ja) 回折光学素子を有した光学部材及びそれを用いた光学系
JP2004363448A (ja) 露光装置
JP2005243953A (ja) 露光装置及び方法
JP3008744B2 (ja) 投影露光装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法
JP2004226661A (ja) 3次元構造形成方法
WO2002031870A1 (fr) Systeme optique de projection, aligneur comportant ledit systeme et procede de fabrication d'un appareil comportant ledit aligneur
JP4235410B2 (ja) 露光方法
JP2005310942A (ja) 露光装置、露光方法、及びそれを用いたデバイス製造方法
JP2005331651A (ja) 3次元構造形成方法および3次元構造形成方法を用いて製造された光学素子、光学系、装置、デバイスおよびデバイス製造方法
JPH10111479A (ja) 回折光学素子を含む光学系及びそれを用いた光学装置
JPH09213618A (ja) 投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法